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はてなキーワード: ヒーローとは

2020-08-09

女子子供の頃から男子恋愛対象、もしくはその他のモブとして見

女性って子供の頃から恋愛対象以外の男性は眼中にないのかもしれない。

https://togetter.com/li/1573232

このまとめを見て思っていたのだけど、戦隊ヒーローものには女性メンバーがいて、ドラえもんにはしずかちゃんがいて、クレヨンしんちゃんにはねねちゃんがいて、

男の子用のマンガアニメにはヒロインポジしろ、かなり幼年向けの作品にも女の子枠があるのだよね。

が、女の子向けの作品だと。

セーラームーンタキシード仮面とか、きらりんレボリューションだと男の子アイドル?とか、タキシード仮面男の子枠というよりは、イケメン枠なのではないかと。

そもそも女の子自分と同じくらいの歳よりもちょっと年上を主人公に据えたものが多いからかもだけど。

唯一思いついた例外はちびまるこちゃんだった。

まるちゃん男子嫌いそうだけど。

女子子供の頃から男子恋愛対象、もしくはその他のモブと分けて見ているのかもしれない。。。こええ。

2020-08-07

anond:20200807164742

日本は、事務所所属の人しか出ないから無理

カラオケのやつも全部事務所所属のみ

デビューさせる手段として使うくらいしかない

金に汚い、一攫千金や急にヒーローっていう人に嫉妬する人が多過ぎ

「きみたち日本人は腹が立たないのか」チェ・ゲバラは、広島原爆資料館で憤った。

そんなゴジラ映画ヒーローアニメ主人公みたいな男ばかりだったら、敗戦になるわけねえだろ

チェ・ゲバラ絶対日本人じゃないだろ

ひとりじめマイヒーロー

原作マイヒーローのみ既読。元作品ボーイフレンド未読。

BLなら何でも良い期が来たので、ヤンキー受けを求め原作を読んだとき特にさらスルーしていたアニメアマプラで視聴。現在3話

キャラデザ作画悪くないか原作の絵も特段上手いわけじゃないが…まあ好みの問題なのかな。受けが絶望的に可愛くない。超高校級。あとみんな肌と影の塗りが淀んでいる気がする。

そして思い出した。当時はBLアニメやそれっぽいのならとりあえず見てたのに完全スルーした一番大きな理由、攻め二人が個人的に受け派の声優だったからだ。特に立花

表題はマイヒーローだけどまだボーイフレンド組くっついてないとこからやるんだな。地味に知りたかったので良いんだけどあくまでメインはヒーロー組じゃないのか…クラスメイトとかこんなに出てきた記憶ない。そもそも読んだの4年とか前かも。

ボーイズがラブすることにあまり抵抗のない優しい世界いいね、見てて安心できますね。攻め受け両者が悩んでるの好きだけど軽く見たいときはこのくらい片方が積極的な方が楽。支倉ってこんなやつだったんだね。ボーイフレンドの二人ずっとイチャイチャしてるイメージだったから意外。かわいい系の受けが「攻めーー!💢」するBLの方がやっぱり人気なんだろうか。セカロマとかまさにだよねー。でも近年アニメ同級生ギヴン囀るとかで、可愛い系はラブステか純ロマ3期とかに遡る気がする。

主題歌攻めが歌うのびびった。でもまえぬの声好きだから嬉しい。これからマイヒーローの二人の話が増えると良いな。やっぱヤンキー受けのが好きだし。

2020-08-06

一番面白い戦隊ヒーロー教えて

キラメイジャーの評判がめっちゃいから見ようとしたんだが、ぶっちゃけ今後も面白い保証はないじゃん?

じゃあすでに終わってる戦隊モノで一番面白いの見れば完璧じゃん!ってことでちょっと聞いてみた

ちゃんと見たことある戦隊ヒーローは皆無だからなんでもオッケーだ

仮面ライダー平成以降は全部見てるのでライダー宣伝不要

ウルトラマンご当地ヒーロー地下アイドルヒーローもオッケー

アメコミデビルマンみたいのもありだぞ

剣客商売みたいな変身もクソもないのは流石に別の機会で頼む

理想化された女性の肉体には厳しいけど、男性の体はどうなのよ

ぽっちゃりした女性モデルになったりしてるけど、男は相変わらずヒーローマッチョじゃん?バナナマン日村みたいなデブヒーローいないじゃん。いやいるけど、コミカルお笑いコンテンツじゃん。渡辺直美ビヨンセダンス真似して笑いとってたのと同じじゃん。ジェームズ・ボンドメタボ体型なのはありえないわけじゃん。

2020-08-04

anond:20200804211929

スポーツに対する解説番組的なそういう側面が必要やね

漫画テーマになってみたり体験する番組があったりジャンルヒーローを産んだり

2020-08-03

anond:20200803092923

性的要求を達成するために助けるふり

そう思われたくないかサンダーバード号の時に男は誰も助けない

秋葉原事件格闘技先生がいらしたバスジャックもみんなスルー

ヒーロー気取って女にモテたいの?キモッw」で傷つくのが怖いか

??

消防士合コンしますか?」仕事で手に入れた情報女性に連絡、その法的問題とは?

https://www.bengo4.com/c_23/n_4309/

>>救急搬送者の家族20代女性に「合コンしますか?」などとLINEなどで連絡したとして、

>>兵庫県西宮市消防局2月1日消防士長の男性(44)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。

??

これが犯罪かのように扱われる現代日本では誰も名乗りをあげなくなるさ

2020-08-02

サラリーマン化した八幡

最近始まった俺ガイルの第3期をみて思ったこ

第1期の八幡ぼっちにとってのヒーローだった

ぼっちということを逆手にとって、ぼっちしかからない価値を教えてくれた

でも第2期以降からだんだん八幡がただのサラリーマン化してきた

作品テーマも「ぼっちから学校行事運営」に変化し、主人公の「俺、仕事できるだろ」アピール露骨になってきた

八幡、お前はもうぼっちじゃない、ただの自称社内政治が得意なおっさん

よく言うけど原作第1巻あるいはアニメ第1期で完結すべきだったよな

第2期以降の八幡、お前は誰なんだ

2020-08-01

現行TV特撮作風が全部戦隊物になった理由

予算のかさむTV特撮は、毎年作り続けても

確実にペイできそうな人気シリーズのみが生き残ったんです。

で、実質生き残ったのは皆さんご存じの、

ウルトラマン仮面ライダー戦隊シリーズのみ。

これらは上記の順で登場して、いずれも作風がまるで違うんです。

ゴジラ東宝特撮の息吹が残る王道エンタメウルトラマン

親殺し・同族争い・自己否定の陰惨な石ノ森イズムが根底流れる仮面ライダー

仮面ライダーネガポジ反転として製作され、底抜けに明るい戦隊シリーズ

後発になるにつれ、当然マネタイズが上手い。

ウルトラマン怪獣ソフビ戦闘機プラモ等の小物、

仮面ライダーで単価の高い変身グッズに怪人カード

戦隊物では前述全てに加えて5人分カラバリ+超合金ロボ、

ってな具合になっていくわけですね。

でね、21世紀日本少子化ですよね。

TV特撮って実質グッズの販促番組なんですよ。

昔なら10の子供に玩具一個ずつ売れば儲かったけど、

今は1人の子供に10個売らなきゃ儲からないわけですね。

そうなってくると商売的には戦隊シリーズ

テイストを採り入れざるを得なくなるわけですよ。

原色寄りの派手なヒーローが何人も出てきて、

一人一人色んな形状のグッズを携帯してて、

それに加えてマシンロボットが出てくるわけです。

こんだけ要素山盛りにするとストーリー

練り込むのが難しくなるのは目に見えてますよね。

から明るくてギャグと勢いで突き進まざるを得ない。

から、どのシリーズもいろいろ模索した結果として

似たり寄ったりな戦隊チックな作風になったんです。

個人的には食傷気味ですが、時代の流れですね。

2020-07-30

anond:20200730010702

つづき

ずいぶんとある人(おそらく自分のこと)をまるでアンパンマンかのようにヒーローらしく扱ってる。悲劇ヒーロー症候群

実際には自分君がどうやって生きてるかというと、偶然の出会いとか、いつもの誰かの誘いとか、ステルスマーケティングとか、そういうのから始まる楽しみで生きてる。楽しみが受動的にもたらされていて、それを与えてくれるものを貶めているようなところもある。そしてそんなものしか付き合えない自分、という形で癒着してる(と思っている)。主体性が無いことは、ただ多数派であることと共通点が多けれど、全く同じでもない、ということを念頭に置きつつ自分君はマスである

日本の)多数派で、いか傲慢かいかに鈍感かに呆れかえられる側の立場として、まあその、傲慢にも、何かしてあげたかったんだよね。わかるわかる。「かわいそう」だもんねえ。

「………………。」

2020-07-29

仕事で誰かがしくるたびに全人格否定しにかかってんじゃねえよ何様なんだよアンタは!

幹部選抜のふるいにかけられてる頃アンタが些細なミスや遅れのたびに全人格否定されて、涙も枯らして残業休日出勤を繰り返すうちに人格がマルっと別人になった話はアンタ自身からも昔のアンタを知る大勢人間からも何十回も聞かされたよ。

で?

その可愛そうな過去があるからアンタが仕事で誰かが何か少しミスる度に鬼の首を取ったように全人格否定を始めるのを許してやれってのか?

はぁ?

子供ヒーロー番組ラスボスかなんかなのかアンタ?

アンタがその昔ボコボコにされた過去から立ち直るための賽の河原の石積みなのか、ぶっ壊れちまった人格が起こす条件反射なのか、それはともかくとしてアンタが好き放題やるのを許せと?

許せるわけ無いだろ。

皆アンタのことなんか許しちゃいないぜ?

単に一度は出世コースに乗りかける程度には仕事熱心で、実際その力で給料の割には多くの仕事を片付けてくる所に『利用価値がある』から一応は『この職場に籍を置くことを今は大目に見てやってる』以外の何物でもないからな。

もしアンタの仕事っぷりがアンタのばら蒔くゲボみてえな雰囲気釣り合いがとれなくなったら、私達は速攻でアンタをパワハラクソ人間として上に訴えるし、場合よっちゃアンタのせいで死にかけてる新人のために民事裁判だって起こしていく所存だ。

それを知ってか知らずかアンタは本当熱心に働くがな、その対価として当然だと言わんばかりにばら撒くイラつきオラつきイキりっぱなしは日に日に目も当てられなくなってるからな。

この際だから言わせてもらうが、あん自分が思うほど職人でも常識人でも全知全能でもなんでもないぜ?

歴史から学ぶのが苦手だから経験から学んでいくってスタイルたまたま若いウチはハマっててその貯金が効いてるだけで、今や自分経験が全てだと思ってる井の中の蛙しかいからな。

アンタが何でも知ってるってポーズで口にした言葉が実は全然間違ってたり、アンタが人を悪者にして回ってるときに実はアンタが一番間違ってるのだっていくらでも覚えてる。

でもその程度のことで私等はアンタの全人格までは否定しないよ。

必死に生きようとしてる1人の人間として実に立派だと思う。

でもアンタはそうやって生きようとしてる他の人間を平気で馬鹿にして回ってる。

そうすることが損になることに気づく想像力もないし、そうすることをしちゃいけないってわかるような心もない。

まるで野良犬のようなアンタだけど、周りの誰がそんなアンタをどうしようもないゴミクズで今すぐ消えてくれないかななんて面と向かって口にしたり、聞こえるように陰口叩いてきたんだ?

本当にアンタは、可愛そうだよ。

anond:20200729144717

本来ならテロリスト相手無双出来るような人間ってジョン・マクレーンとかセガールとかああい超人だけなんだろうな。

妄想の話だから自分だってヒーローみたいに悪役相手無双出来るって思っちゃうんだろう。

フルメタル・パニック! の相良宗助とか幾ら外人部隊出身からって17歳日本人外国人テロリスト相手にこんなに無双出来る訳ねえだろって思いながら読んでいた。

名乗っただけで爆発を起こせるのがヒーロー

俺はヒーローにはなれそうもない

面白いゲームがやりたい

感性が死んだのか、最近ゲーム全然魅力を感じない

最近のものファンタジー冒険王道!みたいなゲームやりたい

中の人が真面目に伝えたいテーマがはっきり伝わってくるようなの無いのかな…

アンテナも死んでいるので開拓も中々出来ない

王道展開はおちょくっていいって風潮が強い気がするので、あんまり無いのだろうか

ヒーロー達が生きる事に対して真剣に悩んで葛藤して成長しながら強敵と戦うようなゲーム最近のもので探してる

Netflixの13th観た

黒人差別だなんだかんだで流行ってたから観てみた。13thってタイトルアメリカ合衆国憲法修正第13条のことで、これに存在する例外のせいで現在アメリカでは黒人奴隷だよっていうのがメインのテーマになっている。クオリティ自体は高いしよくまとまっているから観る価値が無くはないが、色々な疑問は持った。

とりあえず観てない人のために簡単説明をしてみる。アメリカ合衆国憲法修正第13条第1節は奴隷制を廃止しているが、例外存在する。

第1節 奴隷制もしくは自発的でない隷属は、アメリカ合衆国内およびその法が及ぶ如何なる場所でも、存在してはならない。ただし犯罪者であって関連する者が正当と認めた場合の罰とするときを除く。

この「ただし犯罪者であって」という例外だ。要するに犯罪者だったら奴隷なってもしゃーないということらしい。この例外規定を悪用して黒人犯罪者にすることで現代にも奴隷制は存在する、というのが13thの主題だ。

大まかな流れを説明する。公民権運動前のアメリカには人種差別正当化する法律があった。黒人たちは平等を手に入れるために公民権運動では差別的法律をあえて破り、あえて白人逮捕されることが運動キーになっていた。不当な法律の不当さを訴えるため、あえて逮捕されるということがヒーローのように扱われているという文脈があった。彼らの努力は功をなし差別的法律は表面上は消え去った。しかしその後ニクソン犯罪の取締を強化し大麻などのドラッグ科学的根拠なくどんどん違法化することで黒人犯罪者がどんどん増えた。レーガン麻薬との戦争を更に強化し、クラックの刑を必要以上に重くした。重罪として裁かれた黒人収監者はさらに増えた。ブッシュパパは犯罪との戦いを強調することで大統領選を逆転勝利した。共和党犯罪に対して強硬姿勢民主党は優しい感じだったのだが、これらを受けてクリントン民主党候補にも関わらず犯罪への強硬姿勢を示した。クリントンの様々な施策により刑務所収監者は爆発的に増えた。そしてその頃民間刑務所ビジネスは成長市場であり刑務所はどんどん増えた。またビクトリアシークレット等のメーカー囚人たちを労働力として安く利用して莫大な利益を上げていっていた。つまり経済的犯罪者を増やすインセンティブ社会にあり、世界中犯罪者の実に四分の一が、世界人口の5%に満たないアメリカにいる。

とまあこんな感じだ。詳しいことは実際に視聴するとよく分かると思う。

これを観ていて黒人さん達可哀想にと少しは思ったが、疑問点もいくつか持った。

この13thの中で一番時間を割いて主張されていた「犯罪取締強化は黒人犯罪者に仕立て上げるための差別的陰謀である」に関しては少し展開が強引すぎるし、インタビューを受けていた人達もそのような前提で色々と訴えていたことに関しては少し引っかかるところがあった。もちろん不当逮捕や不当裁判があったことは事実だろう。人種によって逮捕されやす有罪になりやすさが違ったこともあっただろう。しかしだからといって、まるで完全にシロな人達冤罪でどんどん刑務所で突っ込まれていったかのように犯罪取締強化、ドラッグ規制強化を語るのは少し違うと思う。もう少し客観的ドキュメンタリーが観たいなと思った。

2020-07-28

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1566318

米欄勇者じゃなくて聖女流行ってるって話が出てるけど、流行じゃなくて昔からそうだと思う

「(自分の身を削って)世界を救う宿命を負わされててそこから逃げたがってるけど逃げられない」ってヒロインの一つの型だよね

まあ大抵はヒーローたる主人公彼女をそこから救い出すわけだが

世界を救うか、彼女を救うか」って中二設定だけどみんな好きだよね

勿論「どちらも救う」が正解、たまーにどっちか犠牲にするのもあるけど

少年の話で「嘘」をついているのは、狼少年ではない

少年の嘘は「無邪気に」ついたことだけが悪いと思うんです。

それだけなのに、本当にそれだけなのに、なぜ狼少年は最終的に死ななくてはいけなかったんですか?

少年の話は、以下のような教訓話として知られています

少年は「狼が来たぞ~」と何度も嘘をつきます

そのたびに、村人たちは大勢で駆けつけてきました。

しかし、村人たちは少年だんだんと信用しなくなり、誰もその嘘に騙されなくなりました。

そしてある日、とうとう本当に狼がやって来てしまます

それを知った少年は「狼が来たぞ~」と必死叫びますが、誰も助けには来てくれません。

そのまま少年は狼に食い殺されてしまいました。

しかし、この話は道徳話としては不完全であり、そもそも合理性に欠けています

まり、嘘を諌めるこの話自体がひそかに「嘘」をついているわけです。

この増田では、狼少年の話の不完全な点と「嘘」を指摘し、より正しい「狼少年の話」の構成を試みます

あと、見かけ上の問題ですが、狼少年の話が持つ嘘はカギ括弧付き(「嘘」)、本増田構成する正しい狼少年の話もカギ括弧付き(「狼少年の話」)で標記します。

まず、指摘事項は以下の3点です。

少年は、村人を無視すれば、一人だけ助かることができた。

災害は早く情報を得て、早く避難した者が助かります

少年には叫ぶ余裕があり、不意をつかれたわけではないので、木に登るなり池に飛び込むなりの逃げ方があったはずです。

一方で、その「災害情報」を無視した村人が助かっているのは合理的に欠け、その点が嘘つきを悪者にするための苦しい「嘘」だと言えます

その時間、外に出ていた村人も居るはずで、村人が誰一人として被害を受けていないということはあり得ないはずです。

少年死ぬことで、狼少年反省行動を表現できていない。

先にも書きましたが、無邪気な嘘の代償が本人の死というのは現実比喩として正しいのでしょうか?

詐欺罪を考えてみれば、それは罪状的にも「嘘」であり、死という重すぎる罪状合理性に欠けてますよね。

そして、狼少年はそれを機に改心できたとしても、死んでしまってはその気持ちを行動として表現することができません。

そこに教訓話としての瑕疵があります

ヒーロー物の悪人死ぬのを見て視聴者自身反省を抱かないように、狼少年が死んでしまっては聞く側の反省は促されません。

村人の過失に触れておらず、村人はその罪を負っていない。

村人は嘘が悪いことだと忠告し、狼少年の嘘を辞めさせなかったという過失を犯しています

訓話としては、これに対しても反省を促すために、村人にも狼少年同様の罪を背負わせるのが正しいはずです。

ならば、なぜ村人の罪が描かれないのか?

それは、この話を作り、語るであろう大人の罪を描かないための「嘘」なのです。

まり反省するのは狼少年表象される子供たちだけでよいという「嘘」が含まれているわけです。

(狼少年の話には、少年でなく羊が殺されるバージョンの話もあるわけですが、どちらにしろ大人の罪を描かない点において「嘘」であるわけです。)

こんなに不完全で「嘘」つきのストーリーが、嘘に対する正しい教訓話になるはずがありません。

上記の3つの縛りを守るには、

  • 少年ちゃんと助かった上で、
  • 村人が被った罪を見て、
  • 何らかの反省行動を取ろうとする

というストーリーであるべきです。

よって、正しい「狼少年の話」は例えば、以下のように表現することができます

少年は「狼が来たぞ~」と何度も嘘をつきます

そのたびに、村人たちは大勢で駆けつけてきました。

しかし、村人たちは少年だんだんと信用しなくなり、誰もその嘘に騙されなくなりました。

そしてある日、とうとう本当に狼がやって来てしまます

それを知った少年は一人だけ逃げることもできましたが、今までの嘘を反省する思いから「狼が来たぞ~」と必死叫びます

しかし、村人たちは誰も聞く耳を持とうとしません。

仕方なく、少年は村人たちを見捨て、狼が来たのと反対方向の高台へと命からがら逃げだしました。

そこからは、聞く耳を待たなかった村人たちの何人かが狼に食い殺されてしまう様子が見えました。

狼の去った後、少年は村人たちに自分の嘘を謝ろうと思いました。

いかがでしょうか。

訓話として、だいぶ合理的になったのではないでしょうか。

そして、この改良版のストーリーを見ると、既存の狼少年の話に含まれる最大の欠陥が見えてきます

改良版では話の構成を変えたので理解してもらえると思いますが、狼少年が狼をみつけて叫ぶ最後の「狼が来たぞ~」は、自分が助かるためでなく、村人を助けるための叫びだったのです。

だって、狼少年は村人を無視すれば、一人だけ助かることができたわけでしょう?

それでなお、村人に向かって叫んでいるのは、自分の命を危険さらしてでも、村人を助けようとした意志があった以外に理由が考えられません。

そして、この真実は私が改良した「狼少年の話」だけに限った話ではありません。前提は全く同じですから既存の狼少年の話でも狼少年は同じ感情で「狼が来たぞ~」と叫んだはずです。

ただ、既存の狼少年の話ではその感情をはっきりと描いていない。そのことこそ、教訓話としての最大の欠陥です。一番大事な狼少年自身の改心をわざと無視させる構造になっているのです。

もっと強めに言うなら、最後の「狼が来たぞ~」という必死叫びは、一人だけなら安全に助かることができた狼少年の、自分の命を危険さらした改心のための叫びだったんです。

少年は既に改心を示していたんですよ!

村人に助けを求めていたわけではなく、村人を必死に助けようとしていたんですよ!

なのになんで村人はその改心を無視するんですか!

こう考えれば、無邪気なだけの狼少年を死という釣り合わない運命から救ってあげたくなる私の気持ちもわかるでしょう?

まとめ

まとめると、狼少年の話における最大の欠陥は、既に「叫び」として現れている狼少年の改心をはっきりと読み取らせることができない構成の悪さにあります

そしてそれは、僕のような嘘つきが改心を目指す上では耐えられないことなんです。

少年の改心への悲しみを、村人も語り手も聞き手無視して踏みにじっているという点で、「既存の狼少年の話は絶対に間違っている!」と、狼少年気持ちがわかる僕も呼応して「叫ば」ざるを得ないのです。

そうです。これこそが、この話を書きたい本当のモチベーションでした。

ひそかな「嘘」に覆われた既存の狼少年の話の落ち方では、この話を身近に感じる僕にとって「改心しても死ぬんなら、死ぬまで『村人』に嘘をつき続けてやる!」と、全く救いがないのです。

僕のような嘘つきに改心の余地を与えるには、どうしても狼少年の話の「嘘」を暴き、真実を「叫ぶ」必要があったのです。

 

では、「狼少年の話」が示す本当の教訓は何かを書いて、話を締めましょう。

それはよく知られたように、嘘をついてはダメということではないのです。

しろそれは逆に、嘘をつく責任自覚するといったことになるでしょう。

なぜなら、狼少年が責めを受けるべきなのは、嘘をついたこ自体ではなく、正しい嘘をつけなかったことだからです。

もし「狼が来たぞ~」の嘘が村人から信用されていないと知っていれば、もっと大きな嘘をついて気を引くという手段があったはずです。

例えば、「王さまが来たぞ~」という嘘をついたのなら、それを無視することによるリスクに耐えられず、村人の誰かが顔を出してくれたはずです。

そうしたら、今度こそ狼の存在を目の前に提示することができ、村人の被害は防げたはずでしょう?

まり、狼少年の嘘は初めてみんなを救えたはずでしょう?

いささかロマンチックな話ですが。

から、狼少年が本当に反省するべき点は、いち早く危険を知ったのに、肝心なときに正しい嘘がつけず、犠牲者を出してしまたこなんです。

それはさらに言うなら、無邪気な嘘(狼が来たぞ~)で満足して、人を納得させる嘘をつくための練習を怠ってきたことこそ反省するべきなんです。

世の中においても、それこそ嘘を交えてでも、とっさに説明する能力はとても大事ものなんですから

その証拠が、既存の狼少年の話というよく知られた「嘘」だというのは本当に皮肉な話ですけどね。

このように、上の3つの縛りから考えていけば、既存の狼少年の話とは全く正反対の教訓が「嘘」なしに得られるはずなんです。

いや、既存の狼少年の話が、嘘を責めるようなストーリーを持ちながらも自身が隠れた「嘘」で覆われているという矛盾を責めてるわけじゃありません。

そんなことは、狼少年らしく嘘つきである僕に許されたことではありませんし、もう一度繰り返しますが、嘘をつくこと自体は決して悪いことではないんです。

ただ、既存の狼少年の話が、狼少年自身と同じく「無邪気に」嘘をついていることがいけないと気づいたわけです。

まり、嘘は悪だと認識させてしまう無邪気な「嘘」で、その聞き手に嘘をつく責任生産者責任)を自覚させないことこそ本当に悪いことなんです。

それは、むしろ村人を助けるような正しい嘘を妨げる行為なのです。

そして、嘘をつく責任自覚させないと、世の中の人に「無邪気に」しか嘘をつけず、肝心なときに嘘をつけない狼少年の僕がまた一人育ってしまうんです。

そう、以上のように合理的に考えれば、村人を犠牲にして助かってしまった狼少年の僕にも、正しい嘘のつき方を予め教えておけば、村人はみんな助かったわけです。

そして、生きて正しい嘘をついてこそ、かつて狼少年であった僕にも、責任のない「無邪気な」嘘から反省し、改心するチャンスは必ず巡って来るはずなんです。僕は無邪気であったことを反省するのです。

洋ゲーオタク日本漫画アメリカ文化雑語りをどう思っているのか?

具体的にはイキリオタク漫画代表となった『テロール教授』や『有害都市』。

これらの作品で書かれているハリウッド映画アメコミについて大嘘喧伝している。

「年端もいかない若僧が勉強せずに世界を救えるのはハリウッド映画の中だけ」

ハリウッド映画に若年のヒーローほとんどいないのは少し見ればすぐにわかりそうなものだが。

しろ作者もその一員である日本のなろう作品にこそ当てはまる評だ。

オタクたちは映画を見たことがないのだろうか?アメコミ読んだことないのは仕方がないとしてもだ(高いし)。

しか日本オタクたちにこれらの作品が受けているところを見ると、アメリカ文化への怨嗟は強いようだ。

一方洋ゲーオタクたちは洋ゲーの優位性(和ゲーの劣等性)を深く自覚している。

洋ゲーオタクはこれらの他ジャンルオタク醜態についてどう見ているのだろうか?

2020-07-27

なんで右翼少年漫画に出てくる雑魚キャラみたいなのがいるの

アメリカの有名な左翼女性議員アレクサンドリア・オカシオコルテ議員ヒーローになってる動画話題だ。なんでも保守派共和党の人がアバズレと呼んだのに対し、正論反論するという内容。

いや少年漫画雑魚ヒーローかよと。トス上げてんじゃねえよと。麻生とか稲田排除した保守系の集まりとかもだけどさ、左派が嫌いなら左派トス上げるの辞めろと言いたい。なんでそんな雑魚キャラムーブするんやと。

2020-07-25

流星隊のダンスが受け入れられない流星隊Pの愚痴

オタク激怒した。必ず、かのハピエレの意識を変えねばならぬと決意した。

オタクには3Dモデルがわからぬ。オタクはただのオタクであるイベントを走り、推しを愛でて暮らしてきた。けれどもアイドルダンスに関しては、人一倍敏感であった…

仰々しく書いたが、要するに私はただのオタクである二次元三次元を行ったり来たりするタイプオタクで、二次元で他のソシャゲではFGOとかツイステとかをやりつつ、三次元では地上も地下もk-popもいろいろと見ながらオタクをしている。あんスタのユニットにこの曲歌ってほしい!とかこの曲このキャラに踊ってほしい!とか言いながら妄想するのがめちゃくちゃ楽しい。そんな感じのオタクである

なのであんスタのMVが公開されたときは正直とても嬉しかった。ストーリーだけでは描写しきれないライブパフォーマンスが見れる!これでもっとステージ妄想が膨らむ!そう思ってワクワクした。

補足だが、私は二次元ライブには一度も行ったことがない。スタライなどあんスタのアイドルたちのライブパフォーマンスが見れるものもあるが、なんとなく映像を見た時に違うな…と思ってしまった。横一列だし移動とかもしないしそこまで踊らないし…もっと踊ると思うじゃん普通…まあ技術的な問題なのかなと思うことにしてたけど。

でも新しく始まるゲームでのMVから、もう少し良いものになってるかもしれない。私もスタライの映像見たのだいぶ前だし、もしかしたらよくなってるのかもしれない。

とにかく期待していた。で、出たのがこれである

あんさんぶるスターズ!! Music MV vol.1 「ONLY YOUR STARS!」 https://youtu.be/PdH0BHKK0g8

え、いけるやん?!

正直もう少し踊ってほしいとは思うけど、予想よりは踊ってる。初っ端からこのクオリティはだいぶいい。これはいけるかもしれない。

私はあんスタでは流星隊Pである流星隊は確かに初心者一年生が3人いるが、みんなやればできる子だし、千秋も奏汰くんもダンス歌共にレベルは高い方だと思っている(声優さん歌唱力とかはともかく、特に奏汰くんは五奇人に数えられるほどなので、相当上手いイメージ)。ヒーローショウなどに呼ばれるくらいには運動能力が高い子たちだからアクロバットなども絡めながら、トンチキ曲を上手くこなしていくようなグループだとイメージしていた。

しかアルカロイド、クレビEdenなど、クオリティの高いMVが次々に配信され、私の期待は最高潮に達していた。そんなに踊らせる気ないのかもしれないという考えを打ち壊すくらい良い。Edenめっちゃ踊るな…さすが……紅月は思ったより踊ってくれなかったけど殺陣頑張ってたし及第点

そしてついにきたメテオレンジャーMV!!

あんさんぶるスターズ!! Music ゲームサイズMV「天下無敵☆メテオレンジャー!」 https://youtu.be/jI-ooGSKNQQ

…………え??

びっくりした、全然踊ってない………

い、いや、顔はいい、顔は良いよ。そんなのズ!の頃から知ってたよ…え……??こんな踊れないの???

流星隊のターゲット年齢層が子供寄りだというのがあるのかもしれないが、でも音楽番組とかでもやるんでしょ?これ。ライブでもやるんでしょ?え…???

ていうかfive☆sters のところで5人で星つくるんじゃないんか…(幻覚)

い、いや、まだ一曲目だし、これが特別なだけかもしれない。別の曲を待ってみよう。

あんさんぶるスターズ!! Music ゲームサイズMVアンリミテッド☆パワー!!!!!」 https://youtu.be/EebaqB7tse0

あんさんぶるスターズ!! Music ゲームサイズMV「SUPER NOVA REVOLU5TAR」 https://youtu.be/4SOK8YoAmv0

マジかーー!!!!!

いや、マジか、これマジか……

思ってたよりとかじゃなくて、これ、踊ってなくない??ほんとに。ダンスではない。小節に合わせてポーズ決めてるだけみたいになってる。踊れないなら踊れないなりにフォーメーションとかを工夫するとか、なんかこう、いろいろあるじゃん

しかしたら振付師さんがめちゃくちゃ初心者なのかもしれないとかも思ったが、めちゃくちゃ良かったEdenやクレビと同じ人だという。なんだそれ七不思議???それはつまり流星隊に踊らせる気がないってことなんじゃないか???ハピエレ????てめーは俺を怒らせた。

ここまでただの解釈違いで駄々こねてるオタクみたいな感じ(実際そう)だが、私のイメージしてたパフォーマンスを貼っておく。ダンスMVではないものもあるが、ダンス自体は映っているので許してほしい。

超特急ikki!!!!!i!!」MUSIC VIDEO https://youtu.be/m9aq-dJggMQ

BOYS AND MEN - 「YAMATO☆Dancing (Dance ver.)」ミュージックビデオ https://youtu.be/Ihq66ZZ8UPk

これを求めてた私が悪いのか…?そうなのかもしれない。そもそも3Dモデルだと無理があるのかもしれないし…その方面は詳しくないから…

というか、その方面の人に聞いてみたいんだが、このレベルダンス3Dモデルでやるのは無理なのだろうか?技術的に無理なら仕方ないけど、月数千万〜一億ほど(ズ!!に関しては月数億)稼いでるソシャゲなんだからもう少しクオリティ高いものを求めてもいいと思っている。まあでも、ソシャゲ配信するにあたって搭載できる容量とかも考えなくちゃいけないんだろうし…な…。

いや、だとしてもEdenやクレビくんがあんなにいいパフォーマンスをしてるのに、推しグループがあれなの、やっぱり納得いかない。あれをできるんだったら流星隊にこれ以上を求めてもいいはず。

そもそもあんスタ世界ストーリーを読む限り相当厳しい世界のはずなのに、あんパフォーマンスで生き残れるのか…?みんな相当な覚悟とそれに相応するレベルパフォーマンスで頑張っているのだと解釈していたのに、それにMVパフォーマンスが追い付いていない。これに関しては流星隊だけの話ではないし、それが一番不満かもしれない。

あと単純に長年の疑問なのだが、ヘッドセットマイクしながらハンドマイク持ってるのは何故なのだろう?ヘッドセットがあるなら片手をわざわざ封じなくてもいいのでは…?あとわざわざ持たせたハンドマイクマイクホールドが甘すぎるし、マイク位置がやけに遠い。あれでは声は届かないし、そんな事するならヘッドセットだけでいい気がする。

ズ!!になると話は違ってくるが、ズ!の世界観に一番近いのは日プだと思うので、ハピエレ公式は日プを見て勉強してきてくれ。今の日本デビューしようと思うと、初心者だろうと経験者だろうとみんなあれくらいやらなくちゃいけない。というかほとんど初心者だったけど特定の上手い人以外ほとんどボロクソに叩かれてたからな…

ま、正直言って資金技術力の問題が一番なんだろうな〜!課金してこよ!先行投資先行投資

劇場版ヒロアカで切島が悲しかった話

ヒロアカ劇場版第2弾公開当時に書いたものです。

いい映画でした。面白かったしゲストキャラもよかった。全体としては満足です。

でも切島鋭児郎を(そんなつもりはまるでなかったのだが)思ったより愛してしまっていたので言わねばならないことがある。

 

 

***

 

 

まず、爆豪勝己のことは好きです。まあだいたい少年漫画ライバルキャラって人気ですよね。人気投票でもよく1位取るしね。で、人気あるからグッズもいっぱい出るしアニメ雑誌には謎衣装の謎描き下ろしイラストがいっぱい載るしなんかやたらカワイイ感じのアニメオリジナルエピソードを作られたりするんですよ。知らんけど。

とにかく、今回の映画スタッフ一丸となって爆豪激推しダブル主人公の勢いで緑谷と一緒に大活躍。かっこよかったし熱かったっすね。コンビで(というかCPで)推してる人は呼吸が大変だったんじゃないでしょうか。生きてる?

 

 

でもね。

悲しいんですよ。

爆豪すごい!爆豪やっぱつえー!かっけー!という場面作りのために切島が犠牲になったことが。

 

スタッフ需要わかってるから事務所シーンでやたら2人一緒に映したりとか、最初の襲撃のときに同じチームで動かしたりとかしてましたけど、かえってそのせいで残念なことになってしまった。切爆庇い合ってた❤️とか言ってる場合じゃないぞ!

 

だいたいね、なんですかあの敵の個性は?包帯的なもので包んだ物体自在に操れるんでしょ?包帯的なものでしょ?まあ普通の包帯よりゃ強いかもしれないけどしょせん布よ?

はい、切島の個性はなんですか?硬化!硬いの!銃弾程度なら軽く跳ね返す硬さよ。かつ鋭いの。実際断ち切ってたじゃないですか包帯を。それなのに巻かれただけで手も足も出ねえって何?国内トップの雄英高校ヒーロー科に入ってくる男はそんなにアホか?違うと思うよ。硬化させろよ!そこで硬化して脱出を図るくらいの頭脳はあると思うよ。ある程度弾性がある?転がれ!地面を!擦り切れ!

 

 

(以下蛇足

 

というかね、考えてみてください。「切島鋭児郎」なんですよ。この漫画の名付けの法則から言って彼の個性本質は硬さよりもむしろ「鋭さ」にあるはずなんですよ。

切島自身がまだそれに気付いていない設定なのか、それとも対人戦闘では硬化より断然グロいことになってしまうからそれは少年漫画主人公キャラとしてマズいと作者が能力方向性を変えた(=硬化に重きを置いた)のか、それはわからない。

でも目蓋の傷のエピソードやアームカバー導入があることから、人を容易に傷つける、場合によっては簡単に命を奪える個性だというのは時折描写されている。

 

蛇足おわり)

 

 

そうやって何かしらできることはあっただろうに切島と上鳴は文字通り手も足も出ず、結局誰よりもピンチの爆豪が自力解決

爆豪すごいね!さすが入試&体育祭1位!とか言ってる場合か!入試2位もいるんだよそこに!インターンクラスの誰より先に名が売れた、そして本物の現場で死に目を見た男もいるじゃんよ!

 

という、本当なら何かしら使えたはずの人間を、爆豪アゲのためにほったらかして木偶の坊に見せてしまった、これはちょっとスタッフミスだったと思う。細かいところあんま考えてません、というのが透けて見えちゃった。他のシーン、他のキャラでもチラホラあったけども。

 

しかしよりによって切島、かつて自分の弱さ無力さを思い知った経験のある切島が、よりによって彼の最大の強みを思い出させてくれた存在である爆豪(こうやって書くとすげーな)の目前で何もさせてもらえず、爆豪の優秀さに頼りきりにされてしまったのは無念でしかない。切島がまた落ち込んじゃうよ…ああ見えてネガティブなんだから

 

 

 

このシーンだけに限らず、切島はこの映画において全体的にあまり活躍していない。

(上鳴もミイラ戦では特に何もしてなかったけど、彼は使い勝手のいい個性日常でも非常事態でもできることをしている描写がきちんとあった。ほんとあいつ鍛えればめちゃめちゃ強いというか、使えるヒーローになると思うよ)

 

迷子探しにお前が何の役に立つかと爆豪に突っ込まれていたように、日常の困りごとでは肉体労働くらいしかしてないし、ミイラ戦ではあの有様だったし、個性「硬化」をいかんなく発揮したのがキメラとの最終戦のみだった。

あそこはまあ、あら文化祭カキ氷コンビねってホンワカしたっちゃしたけども、「神野を思い出すな」ってなんで言わせた?そんなカジュアルに語っていい思い出か?無理を承知、掟破りを承知危険に飛び込んでいって苦い結果の多く残る神野戦のことをそんなふうに?

まあ「俺たちまた無謀な賭けに出てるな」とかそんな自嘲込みかもしれないしあんまり突っ込まないでおくけど。「切島」「神野」と来たらホップステップで爆豪を連想させるスタッフからの(余計っちゃ余計な)目配せもあるだろうし。

 

えーとなんだっけ。そう、対キメラ終戦ね。

いやそのビーム(?)耐えられるなら相手にそこまで変身させちゃう前にもうちょいなんかできたのではと思わなくもないが、ここは「このメンバーなら確かにこれが最適解」と思える作戦だったからいいと思います

私のツッコミはそれ以前に遡る。

 

 

そこ、障子だろ。

障子、そこにいるべきだろ。

 

 

えっここに来て急に障子の話する?する。

思い出そう対キメラ初戦。うろ覚え申し訳ないけど障子に向けられたキメラセリフ。その外見は相当イジメられたろう、という。

私もそう思う。障子は何かしら外見に関して苦い体験がある(キャラブックの記述示唆されている)。キメラもそう考えたから、異形型個性持ちとして自分と障子は似たような過去があると直感たから言ったんだろう。

 

てな具合に敵と共感するところのありそうなキャラがいたら普通再戦させねえ!?させるでしょ!!似たところのある2人がなぜ片や社会に仇なす存在になり片やヒーローを志しているのか?お前は俺と同じ思いをしたはずだ、というキメラの問いかけが宙に浮いちゃってるんだよ。再戦で障子が答えを返すのがセオリーでしょ!

いやもちろん今後原作で描かれる可能性が高いしアニメスタッフ勝手に触っていい領分ではない。

でも「たとえそうだとしてもお前のようにはならない、俺はヒーローになる」くらいのことは言わせていいんじゃない?障子めっちゃかっこよくない?してよ!かっこよくしてよ!

 

いや障子はメチャメチャかっこよかった。身を挺してまほろちゃんとかつまくんをメチャメチャ守ってた。ほんとにかっこよかった。それは間違いない。

 

しかちょっと思ってしまう。

 

そこ、切島じゃね?

切島、そこにいるべきじゃね?

切島、お前の個性…「硬化」じゃね?

 

 

はいここに来て話が切島に戻った。

1Aメンバーは色々と周到に準備を整えて襲撃に備えた。しかし万が一それでも敵わなかった場合最後最後文字通り盾となって幼いきょうだいを守らなければいけない状況になった場合クラス内で適任者は誰か?

答えは切島だ。彼に基本的物理攻撃は効かない。他方、機動力や索敵能力には欠ける。守らなければいけない誰かがいる場合、動かず護衛役に徹するのが、最も合理的かつ個性を生かすオペレーションではないだろうか。

 

いや分かってます、障子が残ったのはキメラとの初戦によるダメージが大きかったから、切島が前線に出たのはダメージが少なかったから。

分かってるけど入れ替えた方がもっと2人ともかっこよく見せられたのでは??と思わずにいられないんすよねえ…

 

たとえば初戦のキメラあんなに頑張らせんでもよかった。いや徹底的に絶望感与えた方がいいのはわかるけど、彼の強さを見せるほどに対比でミイラがメチャメチャ弱く見えるんですよねえ…何しろほとんど爆豪一人で片付けたようなもんだし…

もうちょっとミイラ戦に尺使って、爆豪が捕まってる間に切島上鳴をはじめ他のメンバー活躍させとけば、最初の方で触れた爆豪アゲ他サゲ問題解決、爆豪も体力温存できて、かつ自分は捕まってクラスメイトに助けられた苛立ちで敵の親玉ナインさんに向かわせる原動力にもなる。

そしてキメラ戦をもう少し抑えめにしていたら、障子も再対面が叶ってさっき触れた激アツ展開になってたかもしれない。

(最終形態にどう立ち向かうかが新たな問題として浮上はするが…轟焦凍頑張ってくれ)

 

 

あと、キャラというか個性の生かし方問題でもうひとつ葉隠ちゃんマジで何もしてねえんだよ今回!切島以上に何も!なんかなかったのかよ!

避難所守るのも当然大事ですけど彼女個性は全く防衛向きではないから万一あそこで何かあっても役に立てない、なら見えないことを利用して前線で罠張っとくとかさせた方がよかったんじゃないかスタッフさんよぉ…

 

 

 

 

さて、ここまでおおむね「切島を使いこなして欲しかった」というモンスターペアレントかな?みたいなことを言ってきたわけだけど、わかってんだよ本当は。

切島を使いこなすのってすごく難しいんだよ。

防御力も攻撃力も高いけど、言ってみればただそれだけ。正面戦闘に持ち込めなければ個性の使いどころはそれこそ誰かの盾になるくらいしかない。機動力情報収集力には欠けるし、緑谷や八百万のような頭脳派でもない。

 

思い返してみれば前回の映画でも、爆豪関係で目立ちまくった一方、戦闘シーンに入るとこれといった活躍がなかった。魅せ方の豊富な爆豪や轟と比べると単純なことしかできない切島に尺使ってらんないよね、忙しいもんね。わかる。

あの神野でも、塀をブチ破った以外に個性のものは役に立ってない。そんなふうに切島の「硬化」はなかなか応用が効かない。言ってしまえば不器用

 

そしてそれを一番よく分かっているのは切島本人。

 

か…かわいそう…プロとしてやってくには今のままじゃダメだってすごいよく分かってて…それに追い討ちをかけるかのような今回の「バクゴーやっぱスゲー」係扱い…

作者もわかってると思うよ、あのメチャメチャかっこいいインターン中の切島回を経た上でなお、クラス対抗戦でやっぱり接近戦させてもらえないと詰むぞ〜ってわざわざ描いてるあたり…何か巻き返す手はあるのか、そもそも主人公でもなんでもない切島にそこまでページ割いてらんないだろうし、何か…何か希望をくれ プロヒーロー烈怒頼雄斗としてやっていくための希望を…

 

 

と、挫けそうになったそんなときこそ例のアレを思い出せ!

 

「倒れねーってのはクソつえーだろ」

 

あ……あざす……バクゴーさん……(なんの茶番だろうこれは)

 

そう、やっぱりこれに尽きるんだよ、切島の個性の真の強みは爆豪の指摘通り、倒れない、負けない、ってとこなんですよね。たとえ勝てなくても負けはしない、ということが可能なんですよ彼の個性は…不器用でも華がなくてもいい、他に何もできなくてもいい、絶対倒れないヒーローに…なってくれるといいっすね…がんばって…

 

 

 

【まとめ 】

・爆豪のために他が疎かになってしまった脚本が無念

・障子と切島チェンジ

・切島の使い方難しい

・切島がんばれ

以上です。

昔好きだったライトノベル作家さんが気持ち悪くて切った話

他に愚痴るとこないか愚痴らせてください。

私には、その昔大ハマりしていた小説シリーズがありました。それこそ十代の頃に。

それはいわゆる少女向けライトノベルと呼ばれるジャンルで、ヒロインヒーローの恋心ももちろん素敵だったけど、何よりも冒険世界設定がとっても魅力的で。身の回りの人に勧めたり、発売日に買ったりしてました。

そのシリーズが完結した後、別の出版社で作者さんが新しく始めたシリーズ過去作を読んでみたけど、あまりピンとこず。また合うのがあったらいいなと思って、しばらく手に取らない日々が続きました。

それからちょっとして、その作家さんの某呟きSNSを見つけました。n*teもあわせて始められたようです。

頻繁に色々呟いているみたいで、新作も出していらっしゃる模様。嬉しくなってフォローしましたが、最近フォローを外してしまいました。

別に生きている人間なのだから色々あるでしょうと言えばそれまでですが…

正直、私にはものすごく気持ち悪いものだったんです。

直近で読んだnot*には吐き気しました。

以下はその作家さんについての一方的愚痴です。正直、これはやめてほしかった。という話。あまり気持ちいいものじゃないから嫌な人はリターン推奨。

① 昔自分が書いていた出版社編集者悪口を言う(婉曲的にそこで出された他出版物悪口も)

それも、「最近出版社にこんなことされました」系のバズツイートにすかさず乗っかって、自分お気持ち語りをする。

内容は決まって

「売れなきゃダメだと言われた」

「私はとおりいっぺんのライトノベルから一線を画するものを書きたかったのに否定され続けてきた」

「私なりに他のその他一般とは違うものを書こうと足掻いてきたのに、編集からもっと軽くて内容が薄いものをと言われた」

いや、、、

自分の好きなものを書き続けたかった」

ならそう書けばいいのに。

なんでわざわざ、自分過去に関わったところを否定するの?

なんでその他と私は違うし〜みたいな不特定多数呪いを振り撒くの。

そして何より

なんで自分が書くものけがそんなに崇高で素晴らしいものになってるんだよと。。。

その人が「軽くて内容が薄いから売れている」と婉曲的に評していた他の作品、私ずっと読んでたけどそんなことなかったよ。

ネット作品もみんなちゃん面白かったよ。それぞれキャッチーに書きたいものを楽しく描く努力してるもののように私は思うよ。別に迎合たから売れたわけじゃないと思う。と言うか好きな作品たくさんあるから、それを読んで楽しいと思った私の感性までバカにされたみたいな気持ちになった。

あと正直、あなた作品そんなに言うほど中身練られてない。物語を届けてくれるのは嬉しいけど、私の好きなもの呪いをかけないで。

政治ツイートにどんどん乗っかるし、無意識に見知らぬ相手disる

芸能人とかアーティスト政治発言するなと言ってるんじゃない。

するなら、相応の覚悟を持ってと言うか、それに対立する意見の人もあなたフォロワーなり読者なりにいると理解した上でやってるのかなと。ツイデモとかも高頻度で参加してた。

他に嫌だなと思ったのが、「こう言う人を見かけたけど正直どうかと思う」と、街とかですれ違っただけの人を(たぶん無意識に)(無意識であって欲しい)馬鹿にしたような発言をすること。子供さんができたみたいでそれは喜ばしいんだけど、以降はそうゆう子育てマウンティングみたいなのや、「子育てしてて忙しいか小説に本気出せてない」と婉曲的に読めるような言い訳が増えた。

具体例を挙げると誰のことかバレちゃうからいわないけど。

ついでにこれは

③見苦しい

にも繋がるんだけど。

自分意見を貫いてるアタシ!な割に、その人は、コロナ禍で自分の立ち上げた新刊の売り上げが絶望的とわかるとものすごく騒ぎ始めた。そして、

「アタシって商業作家むいてないのかしら」

的なことを呟いては周りから吉牛されて喜ぶみたいなことを繰り返していた。

もう正直それだけでだいぶ無理無理だったけど、極め付けが刊行から三ヶ月ほど経ってから新刊重版かかったときのnot*。

散々今までの編集者などの悪口をいってザマみろ的な話から

「この世界物語を生み出すためにアタシが生きることを許された・・・

とスピ満載、自己陶酔ばっかりな長文語り。

あ、やば。

と決定的に思ったのはこのnot*だった。

正直、どうしてこの人の作品が合わなくなったのか、それで理解した気がした。

最近はなろうを書き始めたらしいけど、

「なろう系を正直ばかにしてたけど、昔ながらの少女ラノベみたいな良さに気付いて始めることにした」

みたいなことも言ってて。

いや別に言い訳いらなくね。。。。。。書きたいから書いた!載せたいから載せた!読んで欲しいから読んで!でなんでダメなの??と言うか黙って載せたらどうなの。

それ以前に、前は十把一絡げにバカにして見てました報告いらんよな。

って思った。

そうだよなろう作品大好きだよ。ベタだけどは●ふらはいいぞ。




私がどのタイミング作家さんのフォローをやめたかは、明言しません。身バレ怖いし。フォロワー4桁いる人だし。

でも、気持ち悪さをどうにも吐き出したくなって吐きました。

読んでくれてありがと。

2020-07-24

こういう路線仮面ライダーゲーが見たかった

新作の「KAMEN RIDER memory of heroez」見てきた。

ちゃごちゃとヒーローが出るのもいいけど、

特定ライダースポットを当てて掘り下げた作品でいいんだよ。

https://www.youtube.com/watch?v=fo9fmfi0HrU

WとOOOと01のみ。

好みの組み合わせ。

声優バージョンの翔太郎細谷さんか。

いろんな作品聴き慣れてきたせいか安心感があってしっくりくる。

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