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はてなキーワード: 責任とは

2024-08-28

単著を書いたはいいけど、理不尽レビューをつけられ、増田犯人を見つけた話

電子書籍単著を書く

アマゾンに、本編とは全く関係ない理不尽レビューをつけられてる

いくつかの媒体で、その人が悪口や自慢話をする時に、「責任」という言葉を使いたがる。

誰に聞かれたわけでもなく、関係あるはなしでもないのに、やたらと「責任」という言葉を多用することに気づく。

(著書のアマゾンレビューにも「責任」という言葉が入っていた。)

増田で、その人の名前を出したネタを書いてみる

見事に本人を名乗る人物が登場。本当に「責任」という言葉を使う。(他にもその投稿の中でボロを出して、口調そっくりな書き方で悪口を書いてるところが見つかる)

アマゾンレビュー理不尽レビューをつける状況証拠がすべて揃う

動機あり・口癖一致・性格的にやったという前科もある)

これで、アマゾン理不尽レビューをつけた犯人実質的に判明。

いやぁ〜たまには増田も役に立つ

anond:20240828221738

増田ダメなところを教えてやる。

まず、無職増田に白羽の矢が立ったというのは、責任感の欠如から来ている。お姉ちゃんが困っているから助けるのは素晴らしいことだが、なぜそもそも無職でいたのかを深く考えるべきだ。無職であった期間に、将来の計画を考えたり、自己成長を意識するべきだった。

次に、自分独身のくせに赤ん坊を2人も育てて、大変だったと書いているが、それは当たり前のことだ。育児の大変さを体感して初めて気づいたのは良いが、それまでの自分省みるチャンスだと思う。なぜもっと早くにこうした経験を積んでおかなかったのか。世間常識他人の苦労に鈍感だったのかもしれない。

哺乳瓶を洗う、一日中抱っこする、オムツ替えをするという「大変さ」に気づけただけましだ。だが、それを「全く寝られないしで意味わからんくらい大変」としているけれど、これは実際に育児をしている全ての親が経験していることだ。言い訳愚痴を吐く前に、もっとその現実をしっかりと受け止める必要がある。

さらに、「みんな知ってた??なあ?知ってたならなんで教えてくれなかったんだよ!」と書いているが、これは他人への依存責任転嫁だ。子どもの可愛さについては、他人に教えてもらうものではなく、自分で見つけるものである。自らの無知他人のせいにするのは大きな間違いだ。

それから無職子どもを欲しがることについても触れているが、そこに少しの自覚はある。しかし、「バイトくらいはするようになったけど、ニートフリーター世間的には同じような扱いだよな」とどこか他人事のように書いている部分が問題だ。責任感を持ってコツコツと将来に向けた努力をするべきだ。それは単に仕事を見つけることだけではなく、自分自身の成長と向き合うことだ。

最後に、家庭を築きたいと言っているが、それ以前に自己改革と自立が求められる。家庭は全ての基盤が整って初めて築けるものだ。今のままではその基盤が不足していることを自覚し、行動に移すことが必要だ。

どうだ増田。返信は不要。礼も不要だぞ。

なんで男だけ女に尽くさないといけないの?

産後女性が辛いのなんてまあ容易に想像できるわけよ

肉体的にももちろんつらいしそれが初めての出産であれば精神的によりつらいのは想像に難くない

でもそれって悪いけど男も同じでよく話題なる子供ができたって話をしたときに男が喜んでくれなくて最悪的な話あるけどさ

自分もそうだったからよく分かるんだけど嬉しくないわけじゃないんだよ

ただそれと同時に妻と子と家庭を背負って生きて、生かしていかなければならないっていうプレッシャーを感じて覚悟を決める時なのよ

から手放しで喜べるものじゃないんだよ

子供が生まれたあとも仕事と両立しながら子供の面倒をできる限り見るだけじゃなくて妻のケアもしていかなきゃいけない

初めてづくしのなかで神経すり減らしながら仕事と家を両立していくことが求められ自分としても鬱憤を溜めまくってるのに

表面的には妻に優しく子育て理解がある夫を演じて朝の3時とかに寝ない子供にブチギレる妻を尻目に

ベビーヨルンの抱っこ紐に子供を抱えて近所を散歩しながら6時になれば出社するみたいなことをしているわけよ

ちゃんと煮沸消毒してミルク作った哺乳瓶も持ちながらね

で周りに頭下げながら18時には仕事切り上げて妻の実家近くに引っ越して長い通勤時間を死んだ顔して吊り革掴んで帰って

あなたは外で気分転換できていいよね」みたいな愚痴を浴びながら子供を遅めのお風呂に入れて

寝かしつけの時間が遅いっていう文句を何故か仕事して帰った自分が受けるわけよ

そんでなんでかわからんけど「主婦休日はない」って謎理論で土日はこっちがずーーーーっと子供の面倒見るわけよ

あれ?おれには休日って必要ないんだっけ?

産後の恨みは一生ってのを女の専売特許だと思ってんじゃねーぞ

体のダメージとかホルモンバランス言い訳に横暴した恨みをこっちは忘れねーんだよ

子供14歳、15歳になって法的にも自身判断で親を選べるようになったら即離婚するから

まだまだ10年近く先の話だからからないけどそれで子供母親と暮らすことを選ぶなら好きにしろ

追記

産後っていう言い方したのがよくなかったんだろうし

書きなぐったから赤子の頃と幼児の話も混じってるけどもう子供2歳半だよ

でもずっとこの調子なんだよ産後っていつ終わるんだよ

こっちはずっと体も削ってんだよ「体がつらい奥さんに対して心理的な負荷だけで文句言うな」みたなこと言ってるクソブクマカふざけんなよ

追記

これは主語が大きい案件で,男を俺,女を俺の妻子にすればスッキリする

その他主語でか指摘ブコメさんたち申し訳ないこれは全くその通り

別に男性全女性に尽くしているわけでは全く無いその逆も大量にあるというかそっちのほうが多いだろう

頑張っている女性たちに申し訳ない

尽くしてるのは子供にであって妻にではないだろ系ブコメ

はああああああ???

だったら!それを!!!夫への不満言う女にも言えよ!!!!!

ダブスタクソブクマ共が汚ねぇ口からクソたれんじゃねーよ

いっそのこと一人で育てるならそれはそれでいいんだよ

二人で分担しながらともに生きるはずがその負荷がこっちに寄ってる上に相手文句たらたらなのをぐっと飲み込んで

毎日毎日生きてるから不満が爆発しそうなんだよ

男も女もつらいよね系ブコメ

はああああああ???

だったら!それを!!!夫への不満言う女にも言えよ!!!!!

ダブスタクソブクマ共が汚ねぇ口からクソたれんじゃねーよ

いまはn=1で男の俺が辛いって話してんだよ

それを世間の女の辛さで上書きしようとすんじゃねーよ

それやるなら辛いって悩んでる女にも同じことやれよ

互いに労り合うのが夫婦だろ系ブコメ

はああああああ???

だったら!それを!!!夫への不満言う女にも言えよ!!!!!

ダブスタクソブクマ共が汚ねぇ口からクソたれんじゃねーよ

女が悩み話せば勝手肯定的な背景を推測して寄り添うくせに

男が悩みを話せば「お互いに労われ」だぁ?????

こっちが労り続けてんだよ

それがもう限界からこんなゴミ溜めでぶちまけんてんだよ

会話が通じる相手ならこんなことになってねーんだよ

こっちの気持ちとか状況なんてとっっっっっっくに話してんだよ

その女を選んだのはお前だろ系ブコメ

返す言葉がございません

追追追記

いやーしんどいのはわかるけどやっぱり責任感が無くやらされてる感だけあるから辛さが増すんだと思うよ。自分が産み出したプロダクトを共同経営者が手伝い感覚メンテして常に指示待ちだったら腹立つでしょっていう

はああああ?????

責任感が無い?指示待ち?

俺が家にいる時間相手がほぼ何もしないし当然指示なんかもねーんだよ

俺がやんなきゃ子育ても家の中も悲惨なことになるんだよ

帰ったら子供風呂に入れて寝る準備しながらちょっと一緒に遊んで寝かしつけて

それが終わったら添い寝相手チェンジして片付けて掃除機使えないかクイックルかけて洗いもんして洗濯物畳んでんだよ

流石に不眠不休仕事は続けられないから頼むから夜中泣いたらできるだけ見てくれってお願いだけかろうじてしてて

それすらブチギレ放棄するけど昔よりは夜寝てくれるようになったからまあなんとかだよ

だってこっちのほうがずっと早いか自分の準備は全部自分でやってるわ

弁当なんて作ってもらったこともねーよ都市伝説だろあれ

で平日は相手やらないからこっちがやってることだって土日は全部、全部、全部ちゃんとこっちでやってんだよ

何も知らずに責任感無いとか指示待ちとか言うてめーに腹が立ってしかたねーよふざけんなよボケ

子供が可愛くて面倒みるのも楽しい、だとよかったのに…。

あ、誤解無いように言っておくと子供は本当にかわいいです

自分なんかに育てさせてもらっていいんですか?ってくらいかわいいです

ただ疲れもあって面倒を見てる時間を楽しめてるかと言うと正直微妙です

でも子供にはなんの負の感情はなにもなくて本当に自分の子供として生まれてくれてありがとうしかない

の子供をがんばって産んでくれたという点に関しては妻にもとても感謝しています

仕事終わっていま家に通勤中だからこれで追記も終わり!

anond:20240828204058

でもそれでクズ男に股開いて腰へこへこさせて中出し射精を許して逃亡、中絶できなくなって遺体遺棄して逮捕されるのが女性ですよね

女性の権利とは?男性責任とは?

anond:20240828203924

でもそれでクズ男に孕まされて逃亡、中絶できなくなって遺体遺棄して逮捕されるのが女性ですよね

女性の権利とは?男性責任とは?

よく、中絶母親だけの意思で決めるべきだって主張がなされているけれど

それって父親子育て責任を負わせるべきだという主張と矛盾してない…?

父親子供責任を持つべきならば、中絶の決定権の半分はあってしかるべきなのでは?

嬰児殺しの際に父親はどうしたの大合唱になるにも意味が分からない

胎児母親付属物だというのなら、父親は一切関係ない筈なんだが。

anond:20240807210906

夫が、娘を、腐女子と言い出した

私と家族の詳しいスペック(例えば身長体重美人美人友達の数や成績)は書かない。それは本題ではない。(先に書くと、むしろそういう関連付けを拒むべきというのが私の意見結論だ。)

娘は中学生、一人娘。夫は三十代後半。私は四十代。


お盆に先立ち、中学生の娘は先に、比較的近所の私の実家に帰っている。

娘が出かけた夜、私の夫が、こんなことをいってきた。

「娘は腐女子なのではないか?どうにか腐女子にならない人生を歩ませることはできないのか?」と。

私は耳を疑ったし、そういうことをいう夫に悲しくなった。

実の娘に対してそういう感情を抱くのか、とか、本人のいない前で悪口のようなネットミームを擦り付けるのか、とか、色々な感情がよぎった。


腐女子という言葉ネットミームは、私も一応知っている。知っているといっても、BLボーイズラブ)を好んでいる女性、という、何か表面的なことだけだが。

私は夫に、「ネットミームで人を呼称するようなことはしないでほしい」ということを伝えたうえで、なぜ娘を「腐女子」だと思うのか、夫の考える「腐女子」とはそもそもどんな存在なのか、など尋ねてみた。


夫曰く、(いくつかの会話を私がまとめたものだが)

・まず「腐女子」とは、社会生活を営む上でリーダーシップ創造性などが見受けられず頼りなく、特に異性関係においても劣位ないし全く展望が望めず、またそれによって勝手逆恨みや卑屈さを増幅させ悪循環に陥るであろう女性総称

・この「腐女子」という言葉は、夫の友人たちのLINEグループなどでまず概念を知り、そのあと個人的に調べて、腑に落ちたので使うことにした。六月ごろからこの言葉をもとにした娘への疑念が生じた。

・娘を「腐女子」と思った理由は、娘の(公表しない個人的スペック)や交友関係部活動での立ち位置などを広く見たうえで、前述の素質が多くみられるから


私は、仮に娘が「腐女子」だとして、一体何の問題があるのか、いくつか思いつく例を挙げて聞いてみた。ただ、私もショックというか悲しい気持ちがあり、うまくまとまった受け答えができていたかは分からない。

(私)出自とか社会的階層による差別が許されない社会において、どうして「腐女子」という概念を娘に当てはめようとするのか? 我々も例えば「ゆとり」とか「新人類」とか「さとり世代」とかただ生まれ年代レッテルを張られる辛さを経験しているはずであり、それをネットミームで何故繰り返すのか?

(夫)そう感じてしまったものは仕方がない。父親であっても異性としての視点があり、娘がこのままでは対人関係面で悪化するのを予想できる。腐女子という分かりやす言葉がある以上それを使うのは当然だと思う。

(私)私も夫も娘の人間関係をすべて知っているわけではないし、まずそもそも、仮にその「腐女子」で何が悪いのかわからない。娘は何の非行もしていないし、いや、逆にしていたら「腐女子」じゃなくなるのか?(何だか屁理屈っぽいが私も混乱していた)

(夫)娘にスクールカースト上位になってほしいとかそういうのではなくて、ただ普通人間社会生活を営む上で常識的な身のこなしとか、総体的なことを重視できる人間になるべき。

(私)娘は、まだと言おうが、もうと言おうが、中学生であり、親に関与できる部分もあれば、娘個人未来もある。私も夫も、自分のやってきたことを娘に強制できる人間ではないし、まずそういう人生観を伝える上で「腐女子」ということばを使うのが間違っているのではないか

(夫)だから、今までそれを言い表しづらかったのが、新しい言葉ができた以上、「腐女子」という言葉を使うのは当然だという話。話さなければよかった。

(私)娘には、まさか、面と向かって「腐女子」などと言う言葉を使ったのか?

(夫)使っていない。(これは本当だと思う。娘が何かショックを受けたり夫を避けてる様子はないので。そう信じたい)


夫が、私にこのことを話さなければ(相談しなければ)よかった、と言っている通り、この数日間、私と夫は少し(というか私の側からはかなり)ぎくしゃくしてしまっている。

個人的スペックについて話さないとは書いたが、少なくとも夫がこれまで、このようなネットミームを使ったり、なんというか、「生理的に無理」「キモイ」みたいな即物的なことばを頻繁に使う人間ではなく、娘に対してもちゃんと親としての見守りを並んでしてきてくれたと思っていた。故にショックが大きかった。

しかし夫にとっては、娘が「腐女子かもしれない。腐女子だ」ということが、「親としての責任、見守り」という認識なのだということにも思い至っている。何か、本当に根本から食い違っていることだけはわかる。

ただ、私は腐女子という言葉概念自体否定したい立場だ。特にまとめサイトでやいのやいのいう次元ではなく、親が子供を指して使う言葉ではないというまず常識レベルで。


だが、なんというか、これ以上どうしたらいいのかわからない。一度腐女子という言葉を知り、娘に当てはめてしまった以上、夫は娘に対し、何をするのか。さっきも書いたが、「腐女子」という概念自体が良く分からないので、どうなるのか分からない。

単に「シャキッとせえ」「ええかっこしい」みたいな次元ではなさそうだ。私に「娘が腐女子だ」という以上、子育てとしての問題意識があるのだろう。母としての自分は、では「腐女子」に対する何かを打ち出せたのか。

からない。娘が今は実家で楽しくしてくれていることを願うだけだ。

anond:20240828194150

育児に比べたら労働簡単って言う女性多いけど、あれほんとやめてほしい

「子持ち様」は楽な仕事したり専業主婦したりして簡単だろうけど、そのぶん社会で肩代わりしてるの誰だと思ってるんだろう

もちろん他人責任押しつけずに共働きしてる女性尊敬するけどね

結婚幸福

1年前に結婚した。妻はマッチングアプリ出会った3個下、バツイチ子無し。

自分は婚歴ないし、ついでに言えば彼女はいたことあるけど手を出すタイミングを伺ってたら振られて童貞だった。

妻がバツイチなことはプロフィールに書いてあったので出会った時点で織り込み済み。とはいえバツイチになった理由が気になっていたのだが、実際に会った彼女写真よりも可愛くて、話していてくるくる変わる表情とか、意外と仕事に対して強い責任感を持っていてキャリア堅牢に築いているところとか、いろいろ尊敬できる人で、気づいたら惹かれていた。

なんやかんやあったけど無事交際できて入籍し、1年が経つ。

この一年を振り返ると、結婚は良いものだなと思っている。

俺の両親は教育熱心な人たちだったので、中学受験をしていわゆる御三家入学した。高校生になる頃には成績で伸び悩んでしまい、通知表を見せることが何より苦しかった。親に言われた「先が見えない」という言葉は、今でも思い出すだけで心臓が潰されるような感覚になり、背筋から鳥肌が経つほどの緊張と不快感を覚える。

とはいえどうにかこうにか大学まで進んで某企業就職して、10年近く働いていた。会社がすべてで、働きすぎて、一度は精神バランスを崩した。

生きる意味を見失い、積極的に死に向かうことはしなかったがいつ死んでもいいと思っていた。

ただ、ある日、姉がマッチングアプリ結婚したこときっかけに、自分も興味が出てマッチングアプリ登録してみた。1年くらいは空振りしていたが、ある日新規会員としてあがってきた妻のプロフィールを見てアプローチメッセージのやりとりが始まってデートを重ね、交際をはじめた。

流石と言っていいのか分からないが、経験豊富な妻は誘導が上手かった。気づけば結婚まで話が進んでいたし、段取りもすべて妻が用意してくれていたので、そのまま入籍した。

前に酔っていた妻に聞いてみたが、俺の評価は「不器用だけど誠実で優しい人」らしい。自慢じゃないが妻は客観的にも可愛い人だから、そこそこの恋愛経験がある。

何と言うか、男は結婚に対してセックスを求める比重が多いように思うけど、結婚して一番良かったと思うのは、セックスよりもメンタルの部分だ。

朝起きて妻が横にいて、朝ご飯を食べて送り出してくれる。辛かった日には夕飯を食べながら俺の話を否定せずに聞いてくれて、俺の味方だと言ってくれる。俺がポンコツなことを吐露しても、俺を尊敬していると言って俺の長所を伝えてくれる。俺の仕事が辛いと愚痴ったら、いざとなれば私が大黒柱になって家計を支えるから無理しないでと笑ってくれる。

そうやって、俺を肯定してくれる誰かがいることこそが、俺にとっては救いになった。重ねていうと、体の関係を越えて、精神の繋がりなのか、自分肯定してくれる誰かがいることの安心感が、生まれて始めてのことで、メンタルの安定に繋がっている。

結婚セックスする権利 と思っている奴が多そうだが、それ以外にも結婚っていいものだと知らせたくて書いてみた。

まあセックスもしてるよ実際。俺は嫁さんがリードしてくれるし、無事に乳首を開発されました。

anond:20240828153244

「かも知れない」をとっかかりにどんだけ持論語るんだよ。

いや持論はいくらでも語ればいい。

他人をとっ捕まえて人形劇すんな。

伸びてる他人の話に憑依するな。

自分責任ゼロベースで論を構築しろ



党派性」や「言葉遣いの悪さ」なんかよりよっぽど問題な、醜悪ものがここにある。

「そこにあるのはコンテンツでなく他人人生」という最低限の礼節がないんだよ。

お前らが字面だけ覚えて振り回す「自他境界」がウンタラってつまりそういうことやぞ。


こういうおぞましい傾向はしか

増田はてなシステムに起因してるからな。

ヤフコメみたいに試行錯誤する気もないわけだし未来はないね

anond:20240828191918

🐊「おおっ・・増田・・!!」

🐊「・・まったくいつもいつも無理ばかりしおってっ!!!

🐊「縮んだオレの寿命責任・・どうするつもりだっ!!」

anond:20240825030009

自分の方が辛いか相手の方が辛いか比較してどっちかの責任!ってしない方がいいよ

どっちも辛くてどっちも悪くないって状況は当然あるんだから

もちろんその上でどちらか片方に負担が偏るということはあるだろうけど、でも一旦どっちも悪くないとしないと家族が敵になるだけだよ

はてな人達は異性を攻撃することに執着してる人ばかりだけど、あまり流されない方がいい

彼ら彼女らは何の責任もなく放言してるだけだから

anond:20240828110037

「わかったわかった、妻のケアは俺がしないといけないのね

しんどいけどヨシヨシしますよ

これも男女逆ならなんて言われてたのか気になるけどなぁ」


うるせーなぁ。できねぇんだったらとっとと離婚するか死ねよ。

男性から降りてんじゃねぇよ。

フェミバカに殺されそうになっても、男として男を演じて、死ね

だらしねぇゴミカスが。


追記:俺は男性から降りてる奴全員に平等に「だったらいらねぇ。死ね」って言ってます安心して下さい。

昭和とか関係ねぇ。人について行くっていうのはそういう責任があるもんだ。

いいんだよ、男性性に関しては。社会を変えるな。オマエが勝手に助かれ。

役所にでも病院にでも何も言わず宣言せず、変えず、とっとと行って救われろ。

オメーの命、オメーの人生だろうが。社会が悪いんじゃねぇ。オマエが悪い。

キモいおっさん・おばさん、どんどん増えろ。

俺は発達障害者権利活動家だ。もう、そう自称している。

発達障害者が、自称健常者らに勝手レッテルを貼られてそれによって「救済」されたことにされたり、その独自に育んできたコミュニケーションを「矯正」されたりしてきたことに対して怒りを感じている。

だが、発達障害者に行われてきたことは、自称健常者・日本国民の下層の人々にも降りかかるだろうということも常々言ってきた。

過去これまでの氷河期叩きもそうだし、子ども部屋おじさんおばさんもそうだし、「ケーキの切れない~」もそうだ。何か曖昧社会不安が起きるたびに、この社会は生贄を生み出してきた。

間違ってはいけないのは、「明確な原因→解決しよう」ではなく「曖昧不安あいつらがキモイあいつらが原因」ということだ。

俺は発達障害者アスペルガーと指さされた人々に対して、「キモくて何が悪い。怒れ」と度々言い続けてきた。

https://anond.hatelabo.jp/20230318052208

キモい」おっさん、おばさん。あんたらも怒れ。

「加齢の現実理解していない」とか「おじさんおばさんは自分の年齢の責任理解して」とか、そんなことばに従う必要はない。

ネット上では薄っぺらルッキズムエイジズムの批判が行われ、そして同じ口でおっさんやおばさんという言葉悪口として使われる。

俺は堂々とエイジズムを批判する。55歳のおっさんが22歳のように振舞って何が悪いんだ?47歳のおばさんが16歳のように振舞って何が悪いんだ?

だが、それを具体的にどう擁護すればいいだろうか。発達障害者のそれと同様に身近にやっていくしかない。

俺も、飲み会で、まるで大学生みたいにはしゃぐおっさん(物書き)と、それに対する周囲の視線を見た事がある。そして俺はおっさん孤立しない様に、同様にはしゃいだ。気持ちが良かった。

そもそも「成長」だとか「(曖昧な・出自や年齢にしか紐づけられない)責任」という概念自体を徹底的に疑え。少なくとも障害者運動はそれをやってきた。

しかしたら「キモい」おっさん・おばさんと、発達障害者権利はいかぶつかるかもしれないが、そんなことは関係ない。それはその時だ。

黒人奴隷解放するときに「いつか黒人白人と衝突するかもしれない」なんて考えるバカ大勢いただろうが、解放は進んだだろ)

キモイキモイ意識し続けて、それで最後に誰が生き残るんだ?キモイキモイと言い続けてきた結果が今の閉塞感だろ?じゃあどうすればいい?

キモくて何が悪い。みんなキモいんだよ。上の記事の繰り返しになるけど、キモくていいんだよ。むしろ、「自分コミュニケーション生活キモくありません」と思い込んでる方がキモいんだって言ったれよ。俺もお前もキモいんだって

空気読んで人をいじめ本末転倒社会構成してる空気読みのお前らも病気だって

そう言い切って、はじめて、エイジズムやルッキズムはぶち壊せる。

みんなも、「年齢にふさわしくない、キモおっさん、おばさん」を見た時、自由を感じろ。これでいいんだって。それが過去と将来のお前を救う。それを広げていく。頑張ろうぜ。

産後の恨みは一生おじさん」の、あんまよくないところ

しっかり稼いでいる、そしてそれに自負もある責任感の強いおじさんなんだろうな、ということは割と容易に想像ができる。それなりに家族サービスもしている。

そういうタイプのおじさんの中には、「社会的地位に基づく自負」を、サラリーマン人格以外の全方位において適用できるかのようにこじらせている人が一定数いて、恨みおじは、そのタイプなのかもしれない。

産後の恨みは一生おじは、「育て上げたって感じがするなぁ」の一言で、恨みおじ家の家庭のパンドラの箱を開けてしまった状態なのかと思う。

少なくともこの件より前は、恨みおじ自身も妻に対して『妻はあまり自己主張をしないタイプで、だけれども器用に誤魔化すタイプでもない』という古い専業主婦型の性格類型ではあるもの比較フラットポジティブな印象を妻に対して持っていたわけで、それまでは、恨みおじが抱いていた「分業だが協力した家庭運営」を夫婦お互いの努力により大きな破綻なく作り上げていたのだろうと思う。恨みおじが問いただしたりしなければ、妻はこれまで通り、努力と諦めと愛情をもって家事子育てをし、夫である恨みおじも色々なことを我慢したりして、お互い協力して家庭を円満運営し続けていたんじゃないだろうか。分からんけど。

そうはいっても、現代夫婦家族言葉によるコミュニケーションにより円滑な関係を続ける方が良いわけで、恨みおじが問いただしたこと自体は責められるべきことじゃない。ただ、聞き出した結果がおじの思ってたのと違っていたとしても、それを否認してしまったらせっかくのコミュニケーションが何の意味もなさなくなり、むしろ恨みおじの家父長的ハラスメントポイントがアップする。そして妻も「愚かなる専業主婦ポイント」がアップする。これは家庭にとっては小さい不幸の種ではある。まぁ多少の不幸なんてどんな家庭にもあるけれど、放置してこの小さい不幸の種から芽が出て葉が茂ってしまうと、よくあるタイプの「冷え切った熟年夫婦」になる種ではある。

恨みおじの一番の傷ついたポイントは、「自分の考えていた温かみのある分業家族」が、自分だけじゃなく妻の我慢や諦めもあって成り立っていたことを突きつけられたからではないか

恨みおじも我慢や諦めがたくさんあって、妻も同様にあった。それは聞きださなければ表出しなかったのだから相殺して許しあう方が適切だろうと思う。

おじは

文字にすると端的だが、もっと長々と具体的に話された。その割に、振り返ってみると上記の3~4行でまとまるような内容しかなかったな

と余談のように書いているが、愚痴冗長になってしまう程度には「やらかし」の回数が多かった可能性も推測できる。それに関して、まるで妻を「話を要約する能力がない奴」みたいな印象操作をするような余談はあまり上品言葉ではないと思うし、そういう話ぶりからは、こいつ普段からこんなイヤミったらしい当てこすりしてんじゃねという印象も生まれる。

産後1年弱のたった数回のやらかしのことを何十分も話していたのだとしたら、①相当ひどい(死ぬ可能性のあるレベル)やらかしだった、②問い詰めておいていざ話し出したら批判だったのでろくに話を聞いてらんないなって態度をしていた、とか、そんな可能性もある。③単に妻が話が長くて恨みがましい、という可能ももちろん十分あるが、だとするとそれまで20年以上の夫婦関係の中で妻の、家庭の何を見てたんだ?お前の目は節穴ですか?という話だ。自己主張は少ないがごまかせないタイプなんだろ?妻は。

恨みおじが、根本的に勘違いしているところは、会社員として結果を出すという仕事と、子育てを同じ尺度査定評価しようとしているところだ。

総量では圧倒的に貢献してきたプラスの方が大きいと思っていた(し、冷静になって考えてもここは揺らがないと思う)

総量って何だろう。

家庭の運営必要リソースは、①金、②割いた時間労務、③精神的なコミット、④緊急時対応力、ぐらいがぱっと並ぶところだと思うが、特に①とそれ以外は比較するための尺度が全く異なるので「圧倒的に貢献してきた」と簡単に言うこと自体が愚かである。要するに、恨みおじはちょっと自分に対する査定が甘くないだろうかと思うのだ。

お金がないと家族は路頭に迷うのは当然で優先順位は高いが、そもそも家族内分業で夫が金を稼ぐことにリソースの多くを集中できる環境は妻が作っているということを忘れている。冒頭に述べた「稼いでいる自負があるおじさん」が一般的に忘れやすいところで、まぁ色々異論はあっても妻の扶養控除を適用しているのなら少なくとも扶養控除以外の部分については「妻が夫が稼ぐためにしている労働」として堂々と数えられる部分ではある。外に出て稼いでいるんだぞ!というなら「生んだんだぞ」になるので水掛け論にすらならない。今二十歳になる長女がいる年齢の女性だったら、3人産んで育て上げられる社会環境は実質無かったのだから妻に給与所得などがないことを妻の責任できるものでもないし、もっと言えば2024年だって金を稼ぎながら子供を3人育てられる女はごく少数の恵まれ環境にいるものだけだ。そういう現実をまるっと無視して「冷静になっても揺らがねえ俺のジャスティス」と思ってるのだとしたら、割と滑稽である

会社では、営業生産企画、人事総務、管理など様々なセクションがあるが、恨みおじは「営業が、新商品成功自分の手柄のように喜んでいる」みたいな構図にも見える。営業は当然顧客開拓などに血道をあげて努力をしただろうしマーケティングの手伝いなども責任感を持って従事しただろう。だが、それを生み出した生産企画マーケティングの力も大きいし、支える人事総務や管理などのセクションがなければ会社という機構自体が動かない。出来る営業担当者なら「各部門のみなさんおかげで最大売上になりました」と言うところだろうと思う。それが「育て上げたって感じだよなぁ!」と肩を組まれても、工場生産管理担当者も「あっ、はぁ」となるだろう。恨みおじの言いぐさはこの間抜け営業マンみたいな感じなのだ

別の見方提示する。

家族満足度子供の成長ぶりが、家庭運営成功を図る尺度の一つだと思うが(もちろんone ofでしかない)、恨みおじは、実はこの「家族満足度」において「バツ1つ」付いた、そしてそれに傷ついた、というのが今回の件の別の角度から見方として筆者が提示したいことである

少なくとも家族の1人はそれほど(自分ほど)は高い満足度がなかったという「結果」に落ち込んでいるのではないだろうか。頑張ってきたという自負がある人ほどショックだろうと思うので気の毒だとは思う。

もしも、妻から査定について、自分我慢強くて家庭に責任感があるから言わなかっただけで自分が稼いだ金で生きているくせに妻は我慢強くない愚かな女で満足してないのは不遜である、と思うなら、仕方がないが、その場合熟年離婚コースの方に3コマ進む、である

一方で、もし恨みおじが、本当にもう少し冷静なら、他の家族構成員であり主に家庭の受益者となってきた子供たちに(受益者と言うとなんか変だが子供なので当然だな)話してみたらいいと思うのだ。妻一人の感想ではなく子供たちにもリサーチをすればいい。「娘が成人してパパも肩の荷が下りた、ここまで無事に育て上げられたなぁと思うよ」と聞いてみたらいいと思う。娘はにっこり笑って、そうだね!社会人になるまであと数年お願いします!とか言ってくれるかもしれないし、はぁ?何言ってんの?という顔になるかもしれない。

子供馬鹿ではないので親の背中を見ている。恨みおじが本当に「俺だって仕事も頑張ってきた、自分なりに家庭も大事にしてきた」のなら、子供父親尊敬尊重するだろう。

そうじゃないなら育て方が悪かったので、母親はもちろん、自分が「育て上げた領有権」を主張する程度には父親にも当然責任がある。「育て上げた」のだから、育ちあがった状態に一部分の責任があるのは当然。

まぁそもそも子供は3人いるらしいし娘さんも大学生ということはまだまだ社会には出てない。成人の年齢は18なわけで何で今「育て上げた」って突然?と思われそうな気はしないでもない。妻もそんな風に感じたのかもしれない。

産後の恨みは一生」は嘘だから言葉通りに受け取ってはいけない

産後の恨みは一生」

よく聞く言葉だけど、これは女性たち自身が「こう思っていい」と自分たちに言い聞かせてる節がある

みんなが「産後の恨みは一生」って言ってるからワタシも言っていいのだみたいな感じだ

実際にそんなエントリも出てきた

なぜこのようなことが起こるのかというと、出産後に女性愛情対象旦那から子供へと大きくシフトするから

これは男性からすると(女性からしても)認めたくないが実際にエビデンスのある事実である

ただ現代ではその際に女性側に起こる内的不協和を解消するため(愛していたはずの夫を愛せない自分正当化するため)

愛せない自分を受け入れるのではなく、そういった夫を選んだ自分責任を認めるわけではなく

夫の些細なミス理由愛情が冷めたというていにするのだ

それを正当化し端的に表した言葉が「産後の恨みは一生」である

産後の恨みは一生」だからワタシは夫に冷たく扱ってもいいのだという論理構成である

本人たちも無自覚にやっていると思う

冷静に考えてみてほしい。いくら自分が大変なときだったと言っても、相手は異性だし

そのことで一生恨むというようなことを自分に許している方が認知が歪んでいる

もし男がやりたい時にやれなくて「チンポの恨みは一生」とか言い出したらどう思うだろうか

ただの頭がおかしいやつである

本当に女性というのはそういう「自分は悪くないと思いたい」ところがあるから言葉額面通りに受け取ってはいけない

いただき女子たちが、相手を騙してただの詐欺をしているという後ろめたい事実

若くて可愛い自分と付き合えている報酬としていただいているだけなのだ

という論理すり替え正当化しているのと大して変わらない

モラルの違いだけだ

性別関係なく、成熟した大人として自分が選んだ人生の伴侶を恨みつづけるのはなんと惨めで悲しい人生だろう

自ら自分人生否定している

そういったことを口にする人はそんなことにも気づかないのだろうか?

だがしかしそういった人にとっては、自分を恨むよりは、誰かを恨み続けた方がまだマシなのかもしれない

産後の恨みを一生とかい言葉を口にしてしまう人を伴侶としてしまった自分の浅はかさを恨むしかない

自分意見を、感情を交えないで相手に伝達し、コミュニケーションをとるという訓練を日本教育段階で入れるべきだと思う

anond:20240828002410

anond:20240828002410

育児は実働がえらく大変だから資金調達が軽んじられるのはしゃーない。

一般企業資金調達部隊と実働部隊アナロジーで考えない方がいいよ。

子育てお金が欠かせないのは確かだけど、元々働いてる人が追加で生活費学費支出するのと、元々存在していなかった子供の命を一人で責任持って預かるのとでは次元が違う。

anond:20240828002410

機械

夫との関係に「離婚」という選択肢が浮かび始めたのは2年前、長女が18歳になった頃からだ。

大学生になってから、気の強いはずの長女が泣いて帰ってくることが度々あった。学校アルバイト先で、人の輪にうまく溶け込めず悩み続けていた。彼女は傷つきやす子供の心を抱えたまま、大人になろうともがく渦の中にいた。

娘はぼろぼろと泣きながら、何時間もかけて胸の内を私に語り続けてくれた。私はひたすらうなずき、一緒に涙しながらその話を聞いていることしかできなかった。

「……もし、どうしても解決しないようだったら、私からお父さんに相談してみようか?」と、私は尋ねる。

「ううん。それはいい」と娘は、生理的嫌悪感をふくんだ表情で、はっきりと言う。

「……お父さんはどうせ、何もわかってくれないから。絶対に、言わないで」

私はその返事に戸惑ったような表情をしながら、どこかで娘の言葉に、正鵠を得たような爽快感を感じてもいた。

夫への、積み重なり続けた違和感に耐えられなくなってきたのは、いつからだろう?

20年前、長女を身籠ったタイミングで私は退職し、それから専業主婦として家庭のことだけに集中させてもらっていた。

夫は必死に、私と3人の子供を抱えても不自由がないほどに稼いできてくれた。会社までかなり遠いこの場所にも引っ越してきたのも、子供たちのことを考えての決断だった。毎日通勤都心暮らしていた時と比にならないほどの負担だったろうけれど、彼はいちども愚痴を吐かなかった。

毎週ではないけれど、彼に余裕があるとき子供たちを連れて遊びに行っていってもくれた。私に負担がかかりすぎないようにと、積極的家事も手伝ってくれていた。

体力的にしんどい日々が続いていたけれど、彼は父であるということに真剣に向き合ってくれていた。客観的に見ても彼は、完璧な夫だった。

それなのに。私は、子どもたちが巣立った老後を、夫と一緒に暮らしていくイメージが全く持てなかった。

いつからだろう。「本当は夫は、私なんて見ていないのではないか」と思うようになったのは。

彼の何気ない言葉に、ATM流れる自動音声のような、わずかな不気味さを覚えるようになったのは。

彼は、決して弱音を吐かなかった。どんな逆境でも、家族のために感情を排し、立ちはだかる問題解決し続けてきてくれた。

まだ籍を入れる前の、学生時代のこと。私の親族金銭トラブルが発覚し、その影響が私にまで降りかかりそうな事件が起こったことがあった。

私はあまりに複雑な状況にパニックになり、すすり泣くことしかできなかった。そんなときでも彼は、私をまっすぐに見つめながら、力強く励ましてくれた。

大丈夫。僕が君を、絶対に守るから

彼はそう言って、学生カバンからルーズリーフボールペンを取り出して、私に示した。

「ここに、関係する人たちを図にして書いてほしいんだ。分かる範囲で、大丈夫から

私は震える手で彼に言われるまま状況の相関図と経緯を書いた。彼はその紙を手に、役所法律専門家を探すために奔走してくれ、数週間後にはすっかり問題解決する筋道を示してくれたのだった。

私はその時、「この人となら、家庭を持てる」と確信を覚えた。私がどうやっても手に入れられない「強さ」を、彼は持っている。

その直感は正しかった。この20年、子どもたちを生み育てるパートナーとして、彼以上に私にふさわしい人はいないと断言できる。

──それなのに、私の心は、彼に対する冷酷な感情を押さえつけることができなくなっていた。

籍を入れてから月日が立ち、夫の役職が上がるにつれ、彼の仕事責任は増えていった。理不尽理不尽狭間に立たされ、膿んだ傷口を埋める脱脂綿のような仕事ばかりが増えていった。

ある時、いちばん仲の良かった同期が社内である問題を起こし、夫が同僚に解雇勧告をしなければならないことがあった。

彼は悩みながらも、それをやり遂げた。その日の夜、彼は珍しく強いお酒を飲みながら「あいつには、障害を持った子供がいたんだ」と私に言った。

馬鹿なこと、させやがって」と、夫は言った。それは誰に向けられた言葉なのか私には──たぶん夫にも、わからなかったと思う。

そうして徐々に、彼は学生時代よりはるかに「強く」なっていった。夫の決断によって何十人、何百人もの人生が大きく変わり、その規模は日を追うごとに、どんどん大きくなっていった。

実際には、夫はなにひとつ決断しておらず、ただ上から降りてきた決定を実行していただけに過ぎなかった。けれど夫は職務上、それが自分意思決定であるように振る舞う必要があった。彼自身も、そう思い込むように意識的に努めていた。

それはきっと、彼の心を守るための自己洗脳でもあったのだ。ひとりひとりの人生に誠実に心を痛めていたら、数日で精神が砕けていただろうから

夫は出勤前にいつも、鏡の前で目を閉じ、ぐっと唇を噛んで何かを考えていた。鏡越しにみえるその表情は、映画西部劇に出てくる、灼けたフォークで傷口を塞いで止血するガンマンを思い起こさせた。

彼はそうして、あらゆることを数字に置き換え、複雑な世界解決可能課題に分解し、それ以外のものは一切、存在すべきでないものだと考えるようになっていった。次第に、私達に対しても社員に対してと同じように振る舞うことが増えていった。私たちとの会話の枝葉を嫌って、最小の言葉で端的な結論だけを話すように求めた。迷いや矛盾を指摘し、論理的かつ客観的物言いをするよう子どもたちに強い言葉指導し続けた。

「彼は、こんな人だったのだろうか?」と、考える夜が、どんどんと増えていった。

言葉にならない違和感自分の中で膨らんでいき──「離婚」の二文字に、救いを感じるようになっていった。

──そんな、ある夜。娘が20歳になり、私と夫はこれまでの日々を振り返るような会話をしていた。

夫は満足そうな表情で、「ようやく、『育て上げた』って感じがするなあ」と、しみじみと呟いた。

その言葉に私は、歯の神経に氷を当てられたような嫌悪感を覚えた。

育て上げた?

気づけば私は、数十年の積もり積もった違和感に耐えられなくなり、ダム崩壊したように彼に反論をしていた。

「……正直、あなたと『子供を育てた』という感覚はないの。まるで自分が育てたような気持ちになられるのさえ、不愉快

私は、私の中にある違和感必死言葉にしようとした。私は言葉が下手だけれど、夫と対話するなら、一日でも早いほうがいい。衝突を先送りにしていくうち私の心が限界を迎え、「離婚」の選択肢を選ばざるを得なくなるより、ずっとましだと思えた。

私は必死に、思いつくまま言葉感情を彼にぶつけた。

妊娠中に体調が優れなかったのに彼が飲み会に行ったとき、私は井戸の底に放り込まれたみたいに寂しかった。

夜鳴きがひどかったのにあなたは、いつものように眠り続け、起こしてはいけないという気持ちと、押し付けられているという理不尽さの中で、湧き上がる自己矛盾葛藤で心が壊れそうだった。
3人の子供がそれぞれ別のことで泣き喚いていた時にテレビを見ているあなたに、くだらない育児はお前の仕事であって俺の仕事ではない、という無言の圧力を感じ、絶望を覚えた。

私は彼に謝ってほしかったわけでは無い。ただ、ほんの少しでいいから彼に、私の感情想像してほしかった。彼が仕事で、どれだけ過酷世界を生き延びてきたのか、私には本当にはわからない。だけど私は、彼の心の痛みを想像することは決して手放さなかった。だからこそ、何があっても彼と生きていこうと思えた。ただ私は、私が子どもたちに対して20年間そうし続けてきたように、「大変だったんだね」と、私の感情に触れてほしかった。

これまでの私達は間違いなく、背中合わせで敵と戦いつづけてくる最高のパートナーだった。

けれど、これから人生に、大きな敵はもういない。それなのに彼は、私に背中を向け続けたまま、私でなく敵を探し続けている。彼と一緒に次の人生を生きていきたいからこそ、そんな彼に、本気で変わってほしいと思った。

夫は取り乱すように話す私に、かなり強く動揺しているようだった。

リビングは気まずい沈黙でいっぱいだったけれど、私は、彼の心がすこしでも動いたことに、僅かな希望の光を感じながら、眠りについた。

──数日後。

夫が、「この前の、ことだけど」と私に話しかけてくれた。

「実はあの日のことが、すごく衝撃で。それで──ある人たちに、相談してみたんだ。君への賛同意見、僕への批判意見。いろいろと本音で言って貰って、考えさせられたよ」

「そう……だったの……」

「僕のあの日言葉は、君に誤解を与えてしま表現だった。ごめんよ。……これからもっと君と、本音で話し合っていきたいと、そう思ったんだ」

「!……そんな……」


私は夫のその言葉にとても驚き、喜びの感情が溢れてきた。彼はこれまで、他人相談なんて絶対にしなかった。きっと彼は、私とのこれから人生真剣に向き合って、変わってくれようとしているのだ。そう感じ、涙が出そうなくらいに嬉しかった。

次の言葉を待つ私に、彼は言った。

そもそも、君の中では育児の実働だけが育児範囲であり、その裏の予算調達プロジェクトとは独立した業務だと捉えていたんだね」

「……え?」

私は、彼が何を言っているのか、全く理解できなかった。

「その点ついては、僕の言葉が正確ではなかったかもしれない。とはいえ育児の成果を君だけのものだと捉えるのは、違うと感じもしたよ」

彼は、そう言って立ち上がり、冷蔵庫麦茶を取りに私に背を向けた。


「率直に行って、君の発言支離滅裂で、意味を成していないかった。それでも多くの同意が集まるのに、素直に驚いた。──多分もう二度と相談することはないけど、いい体験だったよ」

彼の背中が私には、人間を真似る機械のように見えた。

anond:20240828094559

育児しねえのに偉そうな産廃ってのは本人にしか責任ねえだろ

子供放置してる奴はどっち性でもただのゴミ

明らかにしなさそうな奴と分かって結婚してるなら別だが、見極める必要とか関係ないよね

お前も知能がゴミ

anond:20240828071050

でも元増田自身養育費だけ払ってるようなやつとは違う、ライフイベントを一緒に過ごしてきたって主張してるじゃん

金を出しただけじゃ子育てにならないってよくわかってんでしょ

特に全ての時間子供に奪われ、命と成長の責任を負う幼児期に雑な事されたんじゃ恨まれて当然

anond:20240828005126 産後の恨みは一生おじさんと、未来のお父さん達に伝え

あなたの悲しみはもっともだ。まずは美味しいものを食べて、よく寝て、好きなことをして、自分をいやしてください

・ でもやはりあなた産後奥さん絶望をまだ理解できていないのではないかと思う。産後子どもが3歳くらい(子ども特性によっては5-6歳くらいまで)というのは、寝られない日々が数週間から数か月続き、かつ育てたこともないのに子どもの命の責任を一手に引き受けているという、心身ともに人生最大といっていいほど超高ストレス状態なのです。その時に、夫が全く頼りにならないどころか、裏切りともいえる言動をしてしまうとどうなるか。比喩でなく鬱病になる人も自殺する人もいます。その中で、奥さん省エネモードに入って、あなたとのコミュニケーション信頼関係構築)をあきらめて、子どもを育てることに専念してきたということです。苦しすぎるその時に、子どももいるし、コミュニケーションできないんですよね。

・ そして裏切りをうけた当事者にとっては、いつまでたってもそれは過去の話にはならない。人生で一番つらいときに助けてもらえなかった記憶は鮮明に残るわけです。で、結果、産後の恨みを50歳になっても60歳になっても繰り返し呪詛のように吐き続けるという人をたくさん見てきました(たまたま、周りの親せきや年の離れた知人にそういう人が多かった)。もちろん、彼女たち(多くは専業主婦)の多くは、他方で稼ぐ夫の苦労や苦しみには鈍感なわけで、なんだかなぁと思わないわけでもないですし、そもそも夫婦間のコミュニケーション不全が原因ですよねと言ってしまえばすべてなわけですが、でも今本当に苦しいときに助けてもらえなかったり、裏切られた経験というのは深い深い傷になるわけです。奥さんの今回の発言はその深い傷がまだ全然癒えていないために出てきているわけです

・なので、もしあなた奥さんとの人間関係を今後も続けていこうと思うのであれば、①様々な子育て経験者(できれば妻の立場)の人たちから話を聞き、過去の行いを深く理解し、反省し、謝罪する ②そのうえで、あなたの悲しみ・苦しみを丁寧に伝える ということが必要だと思います。ダラダラ書いてしまいましたが、私が一番言いたかったのはここです。

・次に、これから子どもを持つお父さんに伝えたいことです。上記を参考に、子育て中のお母さんたちはその元々の性格にかかわらず「言いたいことが言えない」(なぜなら命の危険を感じるレベル疲弊しているから)という状態になることをよく理解し、そのサポートに全力を注いでください。産後の1年を本気でやれば、あとの5年のやり方がだいたい掴めるでしょう。ここでしくじると、50、80年の禍根を残すということを肝に銘じてください。最初の1年をうまくやるためには、可能な限り3か月以上、なるべく半年以上の育児休暇をお父さんも取ることをおすすめします。近年の制度はかなり手厚く、そんなに高所得者でなければ税の減免などもふくめキャッシュフロー上のインパクトはだいぶ抑えられると思います。(どうしても育児休暇が無理だったら、2歳になるまでのどこかで、1週間だけでいいので朝から晩まですべて一人で面倒を見てみるとよいです)散々脅かしてしまいましたが、赤ちゃん子どもも、可愛いしとても良いものです。




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追記 8/28

”>もちろん、彼女たち(多くは専業主婦)の多くは、他方で稼ぐ夫の苦労や苦しみには鈍感なわけで”と書いたのは、専業主婦の人たちが他責であるとか主観的であるとか言いたいわけでは全くなく、彼女達は元増田が当時は産後の恨みに想像が至らなかったのと同じように、会社勤めのダークサイド経験したことがないので、そこへの想像力が働きにくいというだけなのです。同じ専業主婦でも、ブラック企業で過労休職経験したことがあったり、管理職まで経験のある人だとまた違ったりすると思いますとはいえ書き方悪かったかな。反省。このエントリで書きたかったのはどっちが良いとか悪いとかでは全然ないのです。産後仕事もどっちもきつい。そして産後の恨みはきつ過ぎることが多く、禍根を残す。以上です (コメにあった、「結婚アフロ田中」「子育てアフロ田中」も私も超おすすめです)

追記 8/29

コメントを一通り眺めて思うのが、みんな、頑張ってるなぁということ。子育て世帯も、独身世帯も、Dinksも、妻も、夫も、きついのに頑張ってるから、怒っちゃうよね。そりゃ、稼ぐのだってきついよ。評価され比べられ圧力かけられ裏切られてね。子育て、ほんとはすごく楽しいことなのに、今は無理ゲー感あるよね。まぁ、人類という生き物の歴史500万年(?)に対して、資本主義工業化都市化核家族化、このへんって始まってまだ300年くらいだから人間が生きて子どもを生み、育てる営みと全然マッチしてない。このミスマッチの解消が、子育て中の夫婦に凝縮されて押し付けられていることからは目をそらしてはいかんと思う。特に出産後の女性赤ちゃんなんて、ほとんど原始人か動物すみません)なのに、資本主義工業化都市化核家族化と絶対的に合わない。人類危機ですよこれは。7万年にはトバ・カタストロフという天変地異が起きて、現生人類は1000~1万組の夫婦まで減ったことが分かっているそうです。今だって、このまま分断を放っておいたらそのくらいやばいよ。生きるのが大変なんだよ。みんなで助け合ってなんとかしていこうよ。

anond:20240828090934

決断力とか責任取る胆力の無いやつの特徴だから

一生やめないし、なんなら背中押されても行動しないよ

anond:20240828002410

知能の低いバカって企業労働契約婚姻契約の違いを理解できないんだよね

昭和馬鹿どもは大体これ

組織契約や内容が全く違うから全く異なる基準適応されてるんだが、バカから唯一知ってる会社組織のクソ狭い知識適当に家庭に適用するんだろう

バカ低脳物語に付き合わされた嫁が可哀想


育児に実働部隊としての責任自覚もてない奴を普通は「parent」とは呼ばないよ

日本語の親は血筋という意味しかないんかな?



日本ジェンダーギャップ指数から数えた方が早い男尊女卑を維持するためにGDPを下げて経済低迷後進国に成り下がるくらいの低民度ゴミ国家で、しかも住んでる人間自然科学しか勉強していない

技術だけあっても他がクソダメなら貧乏になるという誰もが予想できた当たり前のアホ自滅

本当に国民総出で知能が低い

anond:20240828002410

金だけ出して責任は負わない単なる顧客だったってことだろ

そんなんプロダクトオーナーではない依頼主でワンチームじゃないじゃん

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