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はてなキーワード: テストとは

2024-07-28

「男らしくない権利否定派は サイゼデート試練 をどう思うんだよ?

ちょっと前の弱者増田に向かって、「恋愛自由」って言ってた奴ら!

男らしさとかい時代錯誤性別ステレオタイプを強いるな、って主張に対して、「いや恋愛自由」って返してた奴ら!

……アンタらはサイゼデート試練をどう思うんだよ?

女性の器のデカさを測るために、あえて安いサイゼリアを最初デートに選ぶ、試し行為

めちゃめちゃ批判されたコレだって、言ってみれば恋愛自由なんじゃないのか。

相手テストするための試し行為は、男女平等にお互いをテストし合うんだったらアリ、っていう特殊世界観なのか???

自由恋愛は選別なのだから、試練を課す。

——パートナーとしての的確さを効率良く測るため、積極的ワナを張る!…そういうのアリなのか??

バイトを雇ってヤンキーに絡ませるとかもアリなのか?

演技で倒れてる女性AEDを使おうとするかを試すのもアリなのか??

答えろ、ブックマーカー

ただし注意しろよ? もし昔のコメントと比べてダブルスタンダードだったらダブルスタンダードブックマーカー、略して ダ ブ ル ブ ッ カ ー って呼ぶからな?

ITクソつまんなくなった。

流行話題が似たり寄ったりな生成AIなのホンマつまんねー。

AIが高品質の絵描けます楽曲作れます!って最初は「スゲー」って思ってたけど、使ってみると検索ワード入れて虹エロ絵ググって漁ってる感覚と同じなんだよ。いい加減飽きた。

それよかさっさとクラウドアーキテクチャ管理とかアプリケーションテスト管理とかできるようにして楽させてよ。Copilotにコード貼り付けてプロンプト生成すんのめんどくせーんだよ。

つまんなくなったなと決定的に感じたのは、今年の頭に行ったデブサミ

似たり寄ったりな生成AI活用話ばっかり。過去一つまんなかった。いつもは面白くて夢中で聞いてたんだけど、今年は途中で帰った。本当につまらなかった。

なんていうか、生成AIプロンプトエンジニアリングとかの話って、人材マネジメント的な話と根本はおんなじ感じがするんだよな。いかにて優秀な新人AI君を働かせるか?的な。

でも、ビジネス上のそういう対人コミュニケーションすら避けたくて避けたくてITに辿り着いたんだよなー。賃金待遇すら諦めてそっちに来たのにこの始末って酷くないかね。

なんていうか、求められる人材像が経営者一択になってきてる気がするんだよな。「プログラムを書きたい」じゃなくて「プログラムで○○がしたい」っていう、明確に目標ある奴。

アーキテクチャがー」とか「保守性がー」とかエンジニア心配しても、マークザッカーバーグの「動くからリリースしようぜ」の画像貼ってデスマ作り出すタイプの奴。でもそんな胡散臭い奴がビジネスモデルを引っ提げてさっさとAI活用で何とかしちゃう

googleとかAmazonMicrosoft、Alibaba製のAIさえそろえばあとはマッシュアップして需要に対してサービス作って終わり。

社会人総社長。社会需要について目を向けられる奴、そういうヒアリング等の営業活動が出来る奴。それ以外いらん。

例えアホでも、マネーの虎みたいな番組でアホみたいなビジネスプラン披露できるような奴以外いらん。

ビジネス出来ない奴はいらん。もうそういう時代なんじゃねーかな。

「粗悪乱造アカンよね。」っていうエンジニアリング思考にすごく共感してたし、そのためのDevSecOps、アーキテクチャ採用ミドルウェア選定だったりにすごく感銘を受けた。

k8sやらAWS初めて触ったときは感動した。TypeScriptでクソアプリ作るのが好きだった。IoTデバイスラズパイで自室が少しずつハイテクになるのが好きだった。Google colabでサンプルソースAIの作るのが好きだった。でもそういうのダサい時代なんだよな。

結局ビジネスサイドには目を向けられ無さそうなんでもうそろそろ引退かな。趣味プログラム書きながら適当派遣でもやって生きたいけど、33歳は他業種厳しいかなー。ていうかIT以外のどの仕事もアホらしくて就きたくねー。

追記

なんだなんだ、先月末書いた記事に今更ワラワラと。盆も終わったんだしさ、エンジニア()にクソみてーな誇り持つんなら帰りのNAS位てめーで設定してサッサとあの世に帰ってくれよな。

ビジネス出来ない奴はいらん」――当たり前やろ。

どうやって金もらってんだよ。

単に時間拘束で、タスクなすだけで金になるとでも思ってるのか、バカタレ。

お前の無駄な金(社会保障費な)会社がどうやって捻出してるんだよ。

知らねーよ馬鹿。だったらプログラムくらい自分で書けカス

テメーらが「びじねす思い付いたけどプログラム書けまちぇーん時間ありまちぇーん」とか情けねぇ事ほざいてっから手伝ってやってたんだろボケ

資本主義?知るか。おめーのアホみてーな妄言社会貢献(爆笑)に付き合ってやったんだから金よこせ。てめーがやりもしねーこと手伝ってやってんだよ、履き違えんな

AI仕事奪われる底辺の泣き言?ああそうだなw。じゃあ俺の何百倍の労力でアホの妄言実現する仕事してくれよスーパーエンジニアさんよ。出来んだろ?C言語出来るスーパーエンジニアさんならよ?

まぁ分かるよwどうせ大したことないんだろ?匿名でくらいイキりたいよな?すげーエンジニアさんよ。

この程度でエンジニア名乗るな?やだよーんw

俺みたいな底辺でお前ら誇り高きエンジニアの積み重ねたものをぶっ壊してやる。お前の会社も、プロダクトも、SNSも、検索結果も、底辺ITワナビの💩まみれにしてやる。モラルのかけらもないユーザーで埋め尽くしてやる。ポリコレとかツイフェミみたいな話通じないクソカスで埋め尽くしてやる。

嫌なら文句言ってないで自分で片付けろよな。俺は知らんよ?

IT後進国バーカ共が。お盆終わったんだからさっさとあの世でくたばってろ。

2024-07-27

anond:20240727132612

ははあ、テストのつもりで脈絡を欠いた構成にしてると…恐れ入りますね、先生

それはね、駄目だと思いますよ、私はね。

ここに私の論文リストがありまーす読んどいてくださーいつう態度が知のオープン化とやらに資するものなのかな…。

自衛隊絶対ハラスメントを再発させる

夏休み前の教育ラッシュの中にハラスメント防止テストってのがあってですよ。

その中にこんな問題がありました。

Q.

女性スカートを履いたほうが良いんじゃないか?」と部下に言った。

これはセクハラに該当しうるか

A.

該当しえない。なぜなら女性スカートを履いたほうがいいのは事実であり、事実を指摘しただけだから



わ~~~~~お。

馬鹿なんじゃないの?

わざわざ防止教育と題してまでアレコレ基準を示す中に「女性女性らしい服装をすべきなのは白だし、それを指摘するのは社会通念上何もおかしくない」だってさ。

いね

もしこれが逆に「男がスカートを履くのは流石に悪目立ちするのではないか?」だったら、俺もセーフ判定するとは思うよ。

だって男がスカートを履いてたら悪目立ちしちゃうのは事実で、それに対して誰かが早目に指摘しておかなかったせいで表彰式にスカート男子が参列とかになったら「おっ、おう・・・この部隊は進んでるな・・・」って感じで空気が違う方向に塗り替えられて厳粛さみたいのが損なわれる可能性とかもあるしさ。

でも女がズボン履くのは別によくねえかな?

街行く女性100人いて全員がスカートってことはまずないだろ?(逆にスカート履いてる男は不特定多数で1万人集めても1人も出てこない可能性があるぐらいに少ないよね)

まりさ、女性ズボンを履くのって別におかしくないことのはずなんだよ。

あえてこの時代に「女はスカートを履いたほうが良いぞ」って指摘するのは、ギリセーフ判定になるとしても、それは本当にギリギリのセーフ51:49ぐらいでしかなくない?

今日まではセーフでも、明日になったらどこかのファッションリーダー発言がバズった影響によって突然世論がアウト判定を出すようになるかも知れないぐらいのギリギリさでしょ。

それを公式見解として「女性へのスカート強要はセーフ。なぜなら女はスカートを履くべきだから」はだいぶ頭がおかしいよね。

たとえばこれが、「この期間は警備訓練してるから男女を問わずズボンを履きなさい。スカートよりもズボンの方がいい意味威圧感を与えられる気がするので」とかだったら、まあ微妙っちゃ微妙だけど目的意識が『特定性別に対してのロールの強制』じゃない以上はセーフ何じゃないかと思うし、それに対して「女にスカートを履く自由を!男の服装はダサイから着られねえ!」と言い出す人がいたらそれはまあソイツの意識のほうが駄目なんだろうなって感じるよ俺は。

自衛隊マジで終わってますね。

成長してない。

マジでおかしい。

パワハラ防止教育の中に「昭和脳?」とか「平成生まれは怒られた経験が少ないから」とか「意識高い系はダサイですよ」みたいな言葉も出てきてマジで終わってる。

昭和生まれだったらハラスメントするみたいな考えはエイハラスメントですよね?

平成生まれは~~も普通にエイハラスメント

意識高い系」って表現として「チー牛」や「アスペ」と同じレベルなんだからそもそも使うのを控えるべき表現では?

まずはご自分思考が以下にもハラスメントやりそうな差別意識バリバリモラハラ野郎だって気づきになられてから人に教育を施したら?

Q.ハラスメント教育で一番勉強になったことは?

A.自衛隊倫理観は相変わらず終わっている。

2024-07-25

anond:20240725091217

わいはFXに興味あるだけで2年間バックテストしかしてないんやけど、ファンダメンタル分析できないやつは100%退場すると思うね。

短期・長期でバックテストしてるけど「その時の相場にあった取引方法を使う」以外に答えがない。ストップロス相場に合ってなきゃ損失に繋がるから、これという正解はない印象。勝ち続けてる人は、その相場の見極めが神がかってるんやと思うわ。

例えば、今のドル円ならMA50とMA100のクロスみたいな雑なエントリーしてりゃ誰でも利益になってたんとちゃうか。それだけトレンドが強かった。

あおやまです なんでストーカーちゃんたちは

自分たちより劣ってるはずの私にストーカーして週末にイベントまで行かなきゃいけないのかな?

何で私より頭が良いはずなのにテストで8割も取れなかったのかな?

どーゆーことなのかな?

「これ余談なんですけど」最新回を見ているのだが

東大生が「親にして貰って良かったこと」のランキングを発表していて

1位が「勉強しろと言われなかったこと」だった

えー。ふつう

というか、世間の親はそんなにも子供に「勉強しろ」と言うのだろうか

自分は言われなかった

自発的にやっていたからだ

やってても頭は悪いので東大などには入れず地方公立大止まり

頭は悪いが勉強は好きな方だ

というか「人生で唯一手応えのあること」が「勉強」だった

運動は不得意だし、習い事などもしていないので何かしらの特技も持たない

そんな人間テストで結果が出る「勉強」というものが好きであり

それ以前に「知識」が蓄積されていくことに喜びを感じるのだ

勉強」は純粋に「楽しい」と思う(不得意な教科はその限りではない)

東大生は「勉強しろと言われなかった」のが良かったことと言うが

結局「子ども自身勉強好きでやるかやらないか」だけの話であり

やってる子に対して「勉強しろ」というのは頭オカシイ

(そして「勉強が嫌いでやらない子」に対して「勉強しろ」と言っても意味がない

遊ぶ方が楽しい様な子はだいたい地頭は良いか勉強せずともマトモな大人になれる。ちゃんと働いて食っていけるのだ

勉強だけ出来る奴よりよっぽど「使える」大人になるもの

から問題無い

結局「長じてマトモに生きていけるか」ってのが親の懸念点なわけで。勉強たからといってそういう大人になれるとは限らない。というか勉強なんて全然関係ない

普通に働けるか否か」それだけが問題だ。欲をかかなければ普通に生きる糧を得られる。ちなみに「普通」=「難易度の高いこと」だ。「それは決して普通ではない」と言われる例のやつだ)

まあ、東大まで行く奴っていうのは「勉強だけ得意」なわけじゃないにも関わらず

(他に楽しいこともあるから目移りもするだろうけど)結局勉強が好きだからから言われるまでもなくやる

という感じだろうか

格が違う

2024-07-23

anond:20240723173958

テストデータ大量生成してた経験から言うと

英数+数字自動生成でサクッと作れるけど

人名っぽい日本語名を生成するのは地味に面倒なので、

ストックなくなって同じ名前になってるだけだとおもうぞ

anond:20240723165853

開発・テスト環境では、名前付きパイプ1を利用した攻撃が行われている前提なので、名前付きパイプ1が存在するんやないかね。

だけど、一般環境では、名前付きパイプ1が存在しないので、存在しない名前付きパイプ1にアクセスしようとして、ぬるぽになってクラッシュした。

のかなぁとは思った。

で、おそらく、名前付きパイプ1は、普通名前なら、存在確認できるけど、特殊ユニコードとかが入っていて、

本来機能すべき存在確認チェックをすり抜けてしまったみたいな。

bioでエンジニア名乗ってる奴がこれをRPしてるとうわーって感じになるw

テスト

どんなふうに見えるのか試しにテスト

テスト

どんなふうに見えるのか試しにテスト

2024-07-22

ゲームジャンル名って半分ぐらいおかしくねえか?

アクションアクション要素があったらなんでもアクションにする。ノベルゲームに少しQTEがあるレベルでもアクションを気取ってたりする

RPG→ロールをプレイングしてるゲームなんて絶滅危惧種比較的マシなのでバルダーズゲートぐらい。そういったコンセプトの作品ですらおおむねメインストリーという名の「多少枝分かれした一本道」が存在していて、その上を歩むのみ。

パズル→じっくりと考えるゲームから実質反射神経テストまで全部パズル。まともに分類する気がない。ゆーて嘘はついてないからまだマシな部類。

ADVアドベンチャーしてるゲーム何割あるの?ミステリー恋愛侵食された悲しきジャンル。せめて純粋ノベルゲームノベルゲーム名乗れよ。

シミュレーション→なんでもありのレベルパズルを超える。そもそもゲーム自体が全部ある種のシミュレーターなのでマジでなんでもあり。

ローグライク→もう諦めて不思議のダンジョンとか名乗ったほうが良いと思う。持ち込み可能ゲーばっかになった時点でどこがローグだよという気はする。バンドライクとかモリアライクとかのがまだよくねえすか?

ローグライトランダムドロップハックスラッシュかに改名するべきじゃないっすか~~~マジで~~~。

FPS→近接:超能力:銃で1:1:1みたいになってるゲームはもはや「シューティング」じゃないだろ。

TPSTPS視点という謎ワード表現されるカメラ意味するためにシューティングせんのに名乗る奴らが出てきた謎のジャンル。TPAとかにしたほうがいいだろ。

音ゲーリズムゲーの間違いでは?音にちゃんと興味持ってる音ゲーマーおる?ドラムマニア叩く時に実際のドラム意識できてる奴おる?

は~~~まだ代表的な半分ぐらいしかツッコンでねえけど穴だらけすぎるだろ~~~

[] A/Bテストすること

レコメンダシステム理解が進んだ段階では、その仕組みを汎用化して、入力パラメータ挙動を変えられるようにできていると仮定する

A/Bテストを行うために必要なのは、まず入力パラメータユーザーアクションの組を保存することである

目標の設定から始める必要があるが、ここではクリック率を追うと仮定する

これだけでは比較が出来ないため、検証対象パラメータAとBを同頻度でユーザー適用する

この適用方法は色々ある。ランダムに切り替える方法もあるし、ユーザーを2つのグループに分ける方法もある。この適用時に、サンプルサイズを決めておく

それで、ある程度の期間データ収集するが、期間をちゃんと決めておく。大体1〜2週間ぐらいになることがおおい

期間が過ぎたら、まずAとBのアクション統計的推移をEDAとしてプロットするとはっきりと傾向を見て取れる

また数値的な比較として統計的検定を実施するのも方法の一つである

結果的に、どういうパラメータ設定であればよりクリック率が増えるのかを明確にする

テスト結果をどのようにフィードバックし、次に進むのかを計画する。得られたデータを基に仮説を再構築し、継続的改善を行うサイクルを確立する

2024-07-21

ウォーク左派ジジェクファンによる、ジジェクへの反論

https://anond.hatelabo.jp/20240721230541

上記ジジェク記事への反論記事

ジジェクは道を誤った / メラニー・ゼルMelanie Zelle [スワースモア大学学内新聞『スワースモア・フェニックス』の編集者] ※削除済

2023年3月2日

ttps://web.archive.org/web/20230303073524/https://swarthmorephoenix.com/2023/03/02/zizek-has-lost-the-plot/

 

私が哲学に興味を持つようになったのはスラヴォイ・ジジェクのおかげである

彼の著書『終焉時代に生きる』と『パララックス・ヴュー』に偶然出会い中学2年生の私が苦労して読み進めたこの本が、

彼の他の著作に興味を抱かせるきっかけとなった。

ジジェク文章は、彼が即興でする賛美のすべてにおいて、素晴らしく説得力があると私は感じた。

 

本棚に積まれ1000ページにも及ぶ矛盾の山に憤慨しながら『Less Than Nothing』を読み通したのは、高校時代に果たした偉業だった。

私は、ジジェク長編作品の論旨を理解できるかどうかで、自分知的価値を測るようになった(現在ほとんど理解できないが、以前はまったく理解できなかった)。

 

それだけに、現代政治文化に関する最近記事で、ジジェク非難するのは心苦しい。

しかある意味で、ジジェクと私の関係は、彼が何について間違っているのかだけでなく、

なぜこのような著名人が、あのように明らかな知的陥落にはまることができたのかを理解しようとする上で、

有利なポジションに私を置いていると感じている。

 

私の怒りの主な対象は、先週発表されたばかりのジジェクエッセイである

そのタイトル「Wokeness Is Here To Stay」は、たぶん私がそれほど警戒するものではなかったと思う。

 

ジジェク哲学は、ヘーゲルラカン(そしてフロイトも)、そしてもちろんマルクスへの愛着からオーソドックスな、ほとんど伝統主義的なものと特徴づけうる。

他方で世間一般におけるジジェクペルソナは、意図的に培われたものだと私は主張したいが、ディオゲネス挑発者であり、象徴破壊であるが、自分勝手ものではない。

ジジェクのこうした面が、彼の論文や公開講演会、そして彼の知的活動への、より親しみやすい影響を及ぼしているようだ。

 

したがってジジェクが、クリックした人々が眉をひそめるようなタイトルを選んだことを読んでも、私は驚かなかった。

 

私は、ジジェクお気に入りトリックひとつである正式哲学分析範囲外と考えられている文化の側面を選び出し、

喜びを感じながらそれを切り裂くことに慣れてしまっていた。

(ある講義では、カンフー・パンダについて論じており、また別の講義では、ヨーロッパ各地のトイレ特殊構造が、

ポストイデオロギー的なポストモダニズム世界概念に対する究極の反論となっている)。

 

ほとんどの場合ジジェクの指摘は最終的に重要であり、さら重要なのは、彼の広範な哲学のいくつかの要素について、面白おかしく、

しかし(おそらく結果的に)効果的に紹介者の役割を果たすことである

 

そして一見したところ、"Wokeness Is Here To Stay は同じ公式に従っている。

トランスジェンダー権利をめぐるスコットランド政治的混乱からまり、他の現代政治問題にも触れ、最終的にはフロイトラカンへの言及で締めくくる。

しかし、このざっくりとした読み方は根本的に間違っている。

 

表面下に潜む構造的な違いを無視しても(これについてはまた述べる)、この作品には、ジジェクのいつものトーンとは正比例しがたい苦渋が感じられる。

これは、私の最大の関心事である彼の議論の内容については言うまでもない;

 

ジジェクは、スコットランドにおけるトランスジェンダー権利をめぐる、最近政治論争をめぐる議論について、記号論的な分析を行っているわけでもなければ、

正確に他の多くのことと結びつけているわけでもない。

 

結局のところ、ジジェクは皮相な哲学手法とともにただ単に政策論争に参加しているだけであり、遺憾ながら完全に間違っている。

ジジェクは、過去10年間にリベラル知識人全体に伝染した観を呈するトランス医療をめぐるパニックに陥っている。

 

ジジェクのいつもの懐疑論は、ここではいもの懸念荒らしconcern trollingの再現に留まる。 ジジェクはこう書いている:

 

  「思春期ブロッカーは、タヴィストックでの診察に送られたほぼすべての子供に投与された。

 その中には、性的指向がはっきりしないという誤診を受けた可能性のある自閉症若者や、問題を抱えた若者も含まれていた。

 言い換えれば、医学的な性別移行を望むかどうか判断できる年齢に達していない脆弱子供たちに、人生を変えるような治療が行われていたのだ。

 批評家の一人が言ったように、『性別の悩みを抱える子供には時間サポート必要である。あとになって後悔するかもしれない医療措置に進むよう仕向けられるべきではない』 」。

 

この一節は疑問を投げかける。ジジェクは、その知的能力において、思春期ブロッカーが何であるかさえ知っているのだろうか?

 

ジジェク引用の使い方は、この作品の中で頻繁に行われていることから特に明らかであり、すでに示唆されていることを裏付けている。

実際、彼が引用したガーディアン記事を読んでいれば、上で引用した段落修正できたかもしれない。

 

ジジェク引用した記事の上の行には、"異性間ホルモンは16歳からしか処方されず、専門家によれば思春期ブロッカー不妊の原因にはならない "と書かれている。

したがって、このスロベニア人知的怠惰恩赦を与えることもできない。 これは純粋で単純な不誠実さであり、危険形態である

 

さらにひどいのは、ジジェク記事の冒頭で取り上げた最初文化分析対象である

コンパクト編集部がありがたいことに、ページをスクロールすると引用文が表示されるようになっているのだ(まだ彼の論調を十分に理解していない人のために)。

 

それはこうだ: "女性だと自認する人物が、ペニスを使って2人の女性レイプしたことを我々は知っている"

 “We have a person who identifies itself as a woman using its penis to rape two women.”

 

ジジェク言及しているのは、アイラブライソンの事件である

 

この有罪判決は、スコットランドにおいてレイプ有罪判決を受けた史上初のトランス女性となり、

トランスの人々に対する「懸念」を持つすべての人々にとってのロールシャッハテストとなった。

 

ここでジジェクは、基本的事実認識が間違っている。ブライソンの性別移行の時系列を誤って伝えているからだ。

 

さら問題なのは、読者を煽動するために、本質化するような言葉を使い、さらに誇張していることである

(「ペニスを持ったレイプ犯が、囚われの女性たちと刑務所にいる」という表現が思い浮かぶ)。

 

ブライソンを「彼he」、そしてさらに厄介なことに「それit」と、ジジェク性別を間違えて表現することに固執するのは、

ジジェクトランスアイデンティティ尊重することを、裁量に任された、善行次第のものだと考えていることを示唆している。

 

ジジェクはこの論文で、控えめに言ってもトランスフォビックtransphobicだ。

 

しかしそれ以上に、ジジェクは退屈で、独創性がなく、不誠実で、怠惰である

彼はトランスの人々について、『ガーディアン』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙の同様の記事からは得られないようなことを何も書いていない;

 

この時点でようやくジジェク哲学について語るかもしれないと思うのも無理はないが、残念ながらそれは間違いである。

 

記事の次の部分はさらに長く、さら面白くない。『コンパクト』誌に掲載された別の記事宣伝である

(中略)

 

で、どういうこと? なぜジジェクはこんなことを書くようになったのか?

 

その答えは、対立的でありたいという彼の誤った願望にある。

彼は、この作品の中で他者が陥っていると彼が非難する事柄に陥っている。すなわち、自分を悩ませる他者を、自分自身の中で勝手に思い描く罪を犯しているのだ。

The answer lies in his misplaced desire to be oppositional. Ironically, he is guilty of the thing he accuses others of falling prey to within the piece, that of envisioning for himself an Other that haunts him.

 

 [ジジェク]「要するに、ここにあるのは、政治的に正しい突き上げと、金銭利益残酷計算との最悪のコンビネーションなのだ。 」

 

思春期ブロッカー使用は、[ジジェクによると]"目覚めた資本主義 "のもうひとつの事例であるとされる。

 

ここでジジェクは、ジャニスレイモンドの1979年の『トランスセクシュアルの帝国』に端を発する、トランスジェンダーの人々が選択する様々な処置や療法は、

製薬企業にとって重要経済的利益をもたらすものであるという、一見したところ長年にわたる議論に訴えかけている。

 

そうすることで、救命医療へのアクセスを容易にするべきだと主張する人々を、自分たちの身体をめぐる現実物質的な対立のために戦うのではなく、

資本の側、つまり極悪非道個人の側にいる人々として捉え直すことができる。

 

バトラーフーコーを読んだことのある人物が、このように書くことができるのは、こうした運動が誰のためになるのかという、権力についての混乱がジジェク盲目にさせているのだ:

 [ジジェク] 「性的混乱に「異常」なことは何もない。「性的成熟」と呼ばれるものは、長く複雑で、ほとんど無意識プロセスである

 それは激しい緊張と逆転に満ちている。自分の心の奥底にある「本当の自分」を発見するプロセスではない」。

 

作品全体と同様、これはジジェク特有哲学プロセスといううわべに包まれたいつもの本質主義と、トランスフォビアtransphobiaである

この最終的な帰結は、英米トランスジェンダー物質的な生活にすでにダメージを与えているヒステリーhysteriaの波に、ジジェクお墨付きスタンプを押したということだ。

 

ジジェクは、社会の変化に懐疑的ジャーナリスト知識人瘴気miasmaの中に紛れ込んでしまたかのようだ。

これはポストモダンの懐疑主義に非常に批判的な人物から出た究極の皮肉である

 

過去思想家からの豊かな引用を悪しき議論隠れ蓑に変え、気まぐれさを苦味に変えてしまう。

 

私たちにとって悲しい日であり、多くの意味ジジェクにとっても悲しい日である

 

ジジェク豊富理論的な著作の中で最高のパフォーマンスを発揮し、ここでは最悪のパフォーマンスを発揮している。

このエッセイを読むと、あなたは感じ取るだろう。少なくとも少しは彼がそれを自覚していることを。

[終]

anond:20240721075339

テストが解けなくって「こんな問題を出すほうが間違ってる!!」ってキレてるタイプだぁー😔

2024-07-20

システムドライバー」なんて書いてる時点でこの人書いたことないどころか知らないんだな感がすごい

2024-07-19

学校社会の中で達成すべき事って実は仲良しごっことか部活で結果出すとかテストでいい点取るとかじゃなくて、自ら孤高を選択できる事だったのかなと振り返る

anond:20240719172228

anond:20240719132601 編集言及エントリを開く

冷蔵庫に入れてあるから、チンして食べてね~」

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anond:20240719131950 編集言及エントリを開く

カリオストロ

カリ・雄・トロ

てな!

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anond:20240719131645 編集言及エントリを開く

でもオナニー開始時刻が遅れるので、

まりますよね?

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anond:20240719130546 編集言及エントリを開く

「本当に胸が揺れるなんて思っていたら、いつの日か本当にがっかりする日が来ます

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anond:20240719103259 編集言及エントリを開く

渚にまつわるエトセトラが圧倒的に上

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anond:20240719104140 編集言及エントリを開く

思い付きで週末に沖縄札幌に行ける

福岡の良さがわからない年収2000万は負け組

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anond:20240719102146 編集言及エントリを開く

女性ライブezweb

男の人生 哀モード

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anond:20240719101805 編集言及エントリを開く

エッヂなのは良くないと思います

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anond:20240719101849 編集言及エントリを開く

乳に人格権はありません。

主張する乳が悪いのです。

Permalink | 記事への反応(0) | 言及する | 10:20

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■[社会人テスト]イヤフォンギャル横乳を側方から撮影する場合肖像権侵害は発生しない 編集

○か×か?

Permalink | 記事への反応(1) | 言及する | 10:18

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anond:20240719083158 編集言及エントリを開く

ワイちゃんも、普段そんなことしか考えてない。

アルコール入ったら下ネタ連発しそうで怖いので

社内の飲み会も長いこと行っていない。

Permalink | 記事への反応(0) | 言及する | 08:47

anond:20240719085517

ワイはすき家の夜間に応募しようと夜と昼の計2回も希望店舗で食べたけど本部面接と適性検査テストで落とされたやで😢

…ちな味は吉野家のほうが甘辛で好み😋(すき家醤油しかしねーよ🤤)

https://x.com/REV_TUNE/status/1813370633662988481

に対しての

https://x.com/pprnQ/status/1813460008006529530

というこの方の反応なのですが、他の「元々の文章を崩さずに文章を整えようとする方」と比較して「元の文章にないエッセンスを加える」ことで元々の文章からニュアンスの違うものになっていることが非常に気になります

改善案とされる1番は元の文章とは別の意味になっている(元々の文章では「鈴木中村の死んだ現場にいた」という主張を小林がしている、という流れだったはずなのに、1番の文章鈴木が「(自身鈴木が)中村の死んだ現場にいた」という主張を中村にした、という話になってしまます)ように読み取るのが素直な読み方だと思います

対してという言葉はこの文章には合っていないのではないでしょうか

2番には元の文章からは読み取れない「疑う」という要素が出てきます

同じく3番には「信じる」「迷う」という元の文章にない要素が出てきており、4番では再び存在しなかった「疑う」という要素が出てきます

5番はこの中であれば元の文章ニュアンスに1番近いように見えますが、それでも証言について「考えて」いるのは元の「思った」とは違うニュアンスであると感じます

元々この帯の内容から元の文章改善というのは予め答え(本の中で解説されているもの)があることが前提で、それを当てるクイズ的な問いかであると考えた方が良いと思います

そのようなクイズ的な問いかけに、クライアント対話することでより良い表現に結びつけるような編集者のような答えは求められておらず、また、対話すべき人間(この悪文を書いた本人)はツイートの向こうには存在しないので、問いかけたところで返答があるはずもないでしょう

そのため、編集者のような視点でこのクイズに「回答」されることに違和感を覚えます

この方がミステリ作家編集者で、問題の悪文を書いたのが作家であり、作品ブラッシュアップをしていると言うのであればこの返答はアリなのでしょうが、そうではないので

このようなクイズ的な問いかけは、国語テストのように、出題文から不要な足し引きをせずに元々の文章に書かれていることだけを抽出して考えるべきではないのかと感じました


なお、この文章がどうすれば分かりやすくなるかについてですが、鉤括弧などをつけて区切りの部分を分かりやすくするのが視覚的にも楽で、元の文章を崩さずにすむやり方だと思います

しかしながら音で聴く分には元の文章とあまり差が出ない(鉤括弧の部分で音を切ることが予想されるので改善はするはずですが)ので、個人的には「連続して同じ【が】という接続詞が出てきているところを、登場人物の順番と接続詞を変えることでどの主語とどの述語が繋がっているのか分かりやすくする」案を併用することを提案しま

『私は、小林が「鈴木の死んだ現場中村がいた」と証言したのかと思った』でどうでしょうか?

2024-07-18

カンニングした理由からカンニングをやめるまで2

前半→https://anond.hatelabo.jp/20240718232635

勉強なんてますますしてやるかボケとなり、母が理想としていた聡明で清楚な娘なんてぶち壊してやった。制服スカートを短くして、私服も男っぽくして、寄り道買い食い、刈り上げにして、運動部日焼けしまくって、口も悪くなった。母が嫌いなゲーセンにも内緒で行ってた。さすがに身売りとか夜の街とか借金とか法律に反するとかのやばいことはしなかったが、できる限りで親の理想と反対を行った。

学校の授業は楽しかった。一部の先生は母みたいな上から目線で嫌だったが、大体はみんな優しかった。上から目線バカにする人はほぼいなかった。私立だったからだろうか。勉強以外で得意なことがあるならそれを伸ばそうという校風だったからだろうか。

そうなってからカンニングなんて頭になかった。気が付けば追試の数が減っていた。追試になったときも同じ追試仲間と一緒に勉強するのは苦じゃなかった。学校で受けた全国模試では下から数えた方が早かったけど、得意科目は上から数えた方が早かったからそれでいいやと思ってた。小学生の頃は得意科目がよくてもメインの科目ができないといけないと思っていたがそんなんど〜〜〜〜〜でもよくなった。父と夜遅くまで遊び、兄弟旅行遊園地に行き、母に強烈に怒られた時は友人が「じゃお泊まりしよっか!」と友人宅に何度もお泊まりした。友人の母も「子供がいっぱい楽し〜!ふぅ〜!」なノリでよく花火をして、焼き肉に連れて行ってもらった。この友人の母は「留年しない程度に勉強すればいいじゃ〜ん。あそぼーぜ!」な考えで、影響されたと思う。

一度高校の頃、地学で満点近いテストを母に見せたが「学校勉強なんだし当たり前じゃん。しか地学って笑」と笑われた。それ以外覚えていない。くそな思い出。勉強しろ!とお小遣いで集めていた漫画アイドルグッズを全部捨てられたときもあったが、それでも勉強なんかしてやるか!となった。

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大学受験期に差し掛かり、母がまた中学受験の時のようにテストの点数点数点数となった時期。入りたくもない塾にいれられ、難しすぎる授業を受けた。宿題・予習の量が尋常じゃなく、難しさも相まって何もわからない。学校の点数も口うるさく聞いてくる。親が金を払っているからさぼる事はしなかった。塾の授業も遅刻せずに真剣に聞くが授業スピードはかっとんでいくのでわからない。

その時の塾の先生は優しかった。すっごく初歩的なことを聞いても「わからないの?」と責めて来ない。しかし優しすぎてずっと何度も質問するのがなんだか申し訳なくなってしまった。

せっかく中学で治ったと思った小学生の頃に身に染みてしまった質問は恥が邪魔して何度も質問に行けず悩んでしまう。

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母は教えてくれない。教えないくせに「こんなの聞いていればわかる」「私はできた」と責めてくる。「あんたはやる気がない」「大金を払っているのに」「私は自力大学に入った」と武勇伝も出てきて家では口を開けば喧嘩だった。点数点数偏差値偏差値検定検定順位順位ばっかりだった。当時の私の偏差値は34で高校3年でようやくギリギリ英検3級が取れた(一敗している)。バカなのはわかってた。学校テスト大丈夫だが、受験となるとレベルが違う。全くわからない。

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そんな中、塾で模試を受けたとき、ふと横の人をカンニングしてしまいそうになった。目が横に動いたと意識した瞬間に前に戻した。カンニングという選択肢が常に頭にあることに気が付いた。小学生の頃に常態化していたカンニング邪魔をしてくる。

それから模試最中は目の前の答案用紙ではなく、自分との戦いだった。駄目だ駄目だとペンを握る。時間を見ようと顔を上げたときに他の人に目がいってしまう。そして自分を責める。カンニング文字が頭に浮かんでしまう。結局集中できずに模試が終わる。

自分はこんなにもカンニングがすぐ思い浮かぶ人間だったのか。最低だ。でも点数が悪いと怒られる。否定される。もう親は自分関係ない!と言い聞かせても思い出すのはあの冷ややかな目。「あ、今から怒るな」とわかる表情。思い出すだけで耳が痛くなる甲高い声。早くこの受験戦争から脱しないとカンニングをしてしまう。絶対にしてしまう。早く脱したい。でもどうやって脱するんだ。だめだ、だめだ、だめだ、と模試を受けるのが怖くなった。その後も模試を受けたがカンニングしては駄目だという戦いをしていたこしか思い出せない。いつも終わった後はお腹が痛かった。

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勉強してカンニングしないようにすればいいと勉強しても「カンニングしちゃえば楽なのに」と悪魔のささやきが頭にこだまする。勉強しても頭に入らない。覚えられない。勉強していると何故か頭が痛い。喉が苦しい。お腹に激痛が走る。自習室にいるのに母に怒られてしまうと怯える。母の視線が怖い。怒っていない時でも怒っているんだと毎日思う。あの耳が裂ける金切り声でキレてくる。突然来る。負けないぞと立ち向かおうとする。でも朝「おはよう」とあいさつするのも精いっぱいだった。「おはようから何に転じて怒られるかわからない。同じ屋根の下というだけで朝から晩まで、いや寝て意識が飛ぶまで怯えていた。「おはよう、そういえば模試の結果まだ届いていないの?」と言われるのではないか?「おかえり、今度テストだよね?」と言われるのではないか?眠くなって自室に戻ろうとすると「受験生なのにこんな早く寝るの?!」と怒鳴られることがある。母の気分次第だ。

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そんな時、行きたいなと思った大学AO入試を知った。自分勉強指定校推薦は無理だったので早急にAO入試シフトした。論文面接は楽しかった。自分の考えを丁寧に文と言葉として落とせばいいので、公式を覚えなくていい。面接自分の会話ペースに引き込んで、延長するくらいには自信があった。

大学は有名どころに受かったので母は喜んでいた。「あんたはしゃべりがうまいからね!」とドやっていた。「何自分手柄にしてんだよくそが」と反抗期真っ只中の私はキレていた。今までさんざん「勉強できないあんたは大学なんか行けない。受験を舐めている」と言っていたくせに都合のいいやつと思っていた。私が成人した現在は「あの中学に行かせてよかった」とほざいている。お前のせいでカンニングしたという過去存在しているのになと時たま思い出してしまう。

受かった後に、とある大学入試を本気で真面目に解いて、マーク試験なのに200満点中18点だった時は父は大爆笑、母は呆れていた。「択一式なのにwwwwwま、真面目にといて?wwwある意味天才だwwww」といった父の言葉。なんだかその時に呪縛が解かれた気がした。

母は既に大学に受かっているという体があったから呆れで済んでいたと思う。それか父と兄弟がその点数で大爆笑していたからか。怒られなかった。

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AO入試を受けさせてくれた母には感謝している。大人になってから聞くと「AO入試なら受かると思った」と。「お前にとりえなんてない。おしゃべりがうるさい子。反抗期長すぎて親を何だと思っている」とキレていたくせに。母には感謝している部分とぶん殴りたくなる部分がある。

中学受験についても感謝している。受験させてくれたことには。小学生の終わりかけのころはいじめられていて、近所の公立に行ったらそのままいじめられ続けていたと思う。受験で救われることもあったから、受験を完全なる悪だとは思わない。むしろ受験をして出会えた素敵な人たちがたくさんいる。

当時、いじめられていると母に言ったら「あんたが弱弱しくするからだよ。勉強で見返せば?」と助けてくれなかったので、ま、いじめ受験させたのではなく、母の自己満だろう。それでも私は良かった。複雑な感情だ。

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大学時代の時は授業と勉強が楽しすぎて単位上限を超えたので聴講もしてずっと大学にいた。

そして検定を好んで受けた時、カンニング意識することはなかった。自分のペースで勉強するのは楽しい。誰にも怒られず、自由勉強して好きに試験を受けるのは楽しいので、カンニングなんて微塵も思わない。試験が楽しくて試験中は解くのに夢中になっている。落ちたって「あちゃー」と自己責任で終わるからプレッシャーもない。

検定で〇級受かったと母にいうと「まだその級なの」とバカにしてくる。そんなもんだ。

勉強以外では仲良くしている。受験就活も終わったからか母は丸くなった。怒らなくなったが、勉強の話になるとこんな感じだ。

社会人の今は帰りに図書館に寄って気象勉強をしている。今度は地震勉強でもしようと思う。

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カンニングしたというニュースを見るとカンニングをした子が心配になる。ニュースから家庭環境は知る由もないけど、気になってしまう。カンニングをしてバレてしまい、退学、そして親から怒られるのだろう。思春期に親から怒られるあの形容しがたい恐怖と不安自死すら考えてしまうだろう。詳細は分からないが、「この子カンニングした理由が私と同じならかわいそうだな」と思う。カンニングは悪いことだ。悪いことだという大前提での話だ。金銭取引をしているようなカンニングは知らん。

ましてやカンニングで責められて自殺、親が学校を訴えるなんて察するものがある。なんで子供カンニングしたのか親はわかっているのだろうか。(処分の内容は一旦置いといて)

出来心だったとしても何でカンニングという行為をしてしまったのか。いじめとか、学校側がカンニングを仕向けて嵌めたのなら訴えるのはわかるが、そうでないのなら親がどんな思想で訴えたのか、何となくわかってしまう。子供の心情を察する。

定期的に話題に上がる教育虐待を受けて親を殺してしまった女性までは酷くないとはして、テストの点数によって怒鳴られ・責められる子はたくさんいるのだろう。バレていないだけでカンニングをしている子もいるだろう。

それを思うだけで辛くなる。私も反抗期がこなかったらカンニングを続けていたかもしれない。親に逆らえない性格だったらと思う事がある。勉強以外を認めてくれる人に出会わなかったらどうなっていたか。父、祖母兄弟も私を勉強いじめはしなかったという家庭環境も助かったと思う。

カンニングをする子は本人の意識問題もあるかもしれないが、環境も強い気がする。カンニングが悪だとはわかっているが、少しでも点数を良くしないといけない事情がどこかにあるのではないかと思ってしまう。私はモラル<親の優先順位になっていた。悪だと思ってもやらなければいけない。そんな環境があるのだろう。

点数を気にしない人と出会しかない。そんな環境にしないと抜け出せない。どうにかしてその環境から逃げ道を見つけてほしいと思う。カンニングをしてしまった事実を消すことはできないが、その子カンニングを続けないという選択肢を選べる環境になってくれ。そう願うばかりだ。

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カンニングした人、ごめんなさい。カンニングした私は最低です。カンニングだと気が付かずに点数を付けてくれた先生たち、ごめんなさい。

今は勉強をすることが苦ではないです。大学に入ってから勉強が楽しくて仕方が無いです。だから昔の分、大学から今まで勉強していますカンニングなんて、ニュースを見なかったら思い出さないくらいには存在を忘れています。今は勉強楽しいです。自由に、好きに、勉強できるのが楽しいです。

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