はてなキーワード: 尊敬とは
小学3年生くらいの頃、私は夜が怖かった。
お化けや暗闇に怯えていたのではない。
私の宿敵は、成長痛だった。
毎晩、眠ろうとしてベッドに入ると、自分の足から、膝から、骨が軋む音が聞こえた。
実際にはそんなもの聴こえていなかったのだと思うのだけれど、少なくとも当時の私は聴こえるなあと感じていた。
ぎゅ、ぎぎ、という音。私と、私の身体の痛みと、ふたりぼっちの夜は本当に怖かった。痛くて、心細くて、不安だった。
「お母さん、膝が痛い。眠れない。」
普段は甘え下手の子どもだったけれど、あまりの心許なさに痺れを切らし、藁にも縋る思いで母に痛みを訴えても、子どもの成長痛を目の前に母親ができることなどほとんどない。
困った顔で湿布を貼ったりマッサージをしてくれたが、結局、無理やり目を瞑り布団に潜り、なんとか眠りにつくまで、その痛みはずっと私から離れてくれなかった。
東京に出て、お酒やライブハウスの楽しみを覚え、夜が大好きになった。
1年半で、といっても、入社してから研修期間が8ヶ月ほどあったため、実務自体は10ヶ月程度しかしていない。
その後、3ヶ月ほどフラフラしたのち、現在は業務委託という形で働いている。フリーランスのWEB編集者だ。
何時に起きても誰にも怒られないし、満員電車に乗らなくていいし、今日みたいに2駅先の大好きなカフェで仕事をすることもできる。
企画書と名刺があれば、会いたい人に会い、尊敬する人と仕事ができる。
持ち前のフットワークの軽さ、衝動性、興味範囲の広さ、好きなものへの熱量、適度なミーハーさ。
自分の性格を鑑みれば、今のこの生活に飛び込んでみたのは正解でしかない、と思う。
それなのに、私は毎日暇さえあれば怯えて、泣いている。
不安なのだ。毎日、ああ、また朝に追いつかれた、という感覚が拭えない。
楽しさとか、ワクワクを食い殺してしまうほどの、強靭で凶暴な不安が、ずっと私の背中を睨んでいる。
仕事をしなければいけない。
仕事をしなければいけないのは、食っていかなければいけないからだ。自活しなければいけないからだ。
仕事をしなければいけないと、食っていかねばいけないと思えば思うほど、自分の心と身体が硬く閉じていくのを感じる。
しなければいけない仕事なんてないのに、自分で決めたこと、始めたことのはずなのに、だんだん食っていくための仕事になっていく。
なんで他の同級生たちができていることが自分にはできないんだ、親孝行もまともにできていないよ、だなんて、ステレオタイプなつまらない比較と自己否定を、気づけば繰り返してしまっている。
こんな己の貧弱さを、まあいっか、と許してあげるほどのゆとりもない。
朝が来るたびに、もうやめてしまいたい、痛い。人生を前に進めるための足取りが、いつまで経ってもおぼつかない。
家族もいて友達もいて恋人もいて、だけどこの痛みを誰かが軽くしてくれるわけではない。
何か悪いことをしているわけではないのに、無慈悲に襲いかかってくるこの痛みは、あの頃の成長痛と同じだ。
先日、とある仕事の打ち合わせで、フリーランスの先輩とも言えるライターの方にこの成長痛の話をした。
「日記を書いてみたら?」
彼女は、フリーランスになってから増田に日記を書き、それを自費出版したという経験を持つ。
「今、私からはあなたはとても可能性に満ちて眩く見えるし、大丈夫だといってあげることもできる。
だけれど、確かに、あなたの痛みを肩代わりすることは誰にもできないし、他人が何をいってもあなたはきっと不安なままだと思う。
でも、そんな気持ちすらいつかの食い扶持にしてやる、って、泣きながらでも歩けば、気づいたら思いがけない楽しいことに出会えるはずだから。」
もしかしたら同じことばかり書いてつまらない日記になってしまうかもしれない。
成長痛記録、闘病記録、ということにして、痛みとふたりぼっちの日々をここに残してみようと思う。
以下の文章を推敲・編集して読みやすく理解しやすい文章に改良してください
「子持ち様」キショすぎる
子持ち様とか妊婦様とか揶揄してる独身共、本当に情けない。あまりにも心のゆとりがない。生きてて楽しいんか?
俺の周りにもワーママワーパパ何人もいるし、子どもの病気とかで早退したりリモートに切り替えて対応してるところをしばしば見かけるけど「はいはい子持ち様は偉いご身分で」なんて思ったことただの一瞬もないよ。「ひえー毎度毎度大変だな」くらいは思うけどさ。
むしろこんな社会で子どもを産み育ててくれてありがとうございますの立場だよこっちは。俺は1人で生きていくのも精一杯なのにさ、人間を育ててるんだと。やったことないから分からんけど、すごいことだと思うよ本当に。
仕事の皺寄せがどうこう言ってる奴は、そもそも適切な対応をしていない会社と上司が悪いのをどう思ってんだろ。
現状を変えようともせず、不満あるブラック企業から転職もできず、「中小企業にそんな余裕ない」とか正当化してブツブツ不満と陰口を垂れ流してるのガチでダサい。それって自分が子無しかつ無能なうえに性格まで悪いだけだよ。何も持ってない。生きてて楽しいんか?俺は子無しで無能でも、せめて心だけは寛容でありたいね。
あと子持ち様関連で「ベビーカーが避けない」とか言ってるXのポストみかけたけど、それ自分の方は避けてんの?と思ったんだけどどうなの?
傍に立ち止まっているところに突っ込んで来られるなら同情するけど、そんなの人生で何度も経験するか?少なくとも俺は今までベビーカーにぶつかられたことはない。交通事故に遭うくらいの確率じゃないか?それを子持ちで括って叩くのマジで頭おかしい。
なお俺はベビーカーに嫌な思いをさせられたことは記憶にある限りではただの一度もないが、ベビーカーがエレベーターに乗れずに困っている光景は何度も見たことがある。ま、陰キャのコミュ障なのでそういう親子に助け舟を出した経験はないんだけども。
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ChatGPT
周りにはワーキングマザーやワーキングパパがたくさんいて、彼らが子供の病気や急な事態に対応する姿を見ると、ただ大変だなと思います。
彼らに対して偉そうにするつもりはありません。
実際、子育ては私にとって未知の領域ですが、その大変さを理解していますし、尊敬もしています。
また、仕事や職場の問題に関して、適切な対応をしない会社や上司に対する批判もあります。
ただ、それを子持ちや独身であることと結びつける必要はないと思います。
そういうブラック企業からの転職が難しい状況や、中小企業での働き方に不満を持つこともあるでしょう。
それをただの不満として語ることはダサいとは思いません。自分の立場や経験に応じて感じることはありますから。
最後に、ベビーカーや子育てに対する否定的な意見には賛同できません。
交通事故のリスクを取り上げることもありますが、それは特定のグループを責めるために使うべきではありません。
個々の経験や見解は異なりますし、人それぞれの考え方があることを尊重すべきです。
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勝った、負けた
見下されてる、尊敬されてる
これを地域で考えてる人って居るの?
じゃあ東京が日本で一番偉くて、アメリカ人は世界で一番偉いの?
どういう物の見方してるのな気になるわ
私は25歳で彼と3年付き合っており、同棲しています。この場をお借りして子供がほしくない理由をつらつらを書き連ねていこうと思います。
医療が発達した今でも、出産で亡くなる方は大勢います。高校生のとき授業で出産した方のお話を聞きました。かなり危なかったらしく、お話の際は既に回復されていましたが、尊敬と同時に恐怖も感じました。
②彼が子供を望んでいない
たまに子供の話はしますが、一貫して「ほしくない」と返ってきます。元々私もぼんやり「ほしくない」と思っていましたが、完全に固まりました。偶然できても堕胎してほしいようです。私は偶然できたら堕胎できるかはその時にならないと分かりません。
平成10年生まれですが、程度の差はあれどずっと不景気と言われてきたように思います。少しずつ衰退していっている日本で、なんとなく不景気な中子供を産むことには不安があります。
めちゃくちゃ詳しいわけではありませんが、子供に対する政策はどんどん悪くなっているように思います。ただでさえ手取りが少ないのに、国のサポートも望めません。もし離婚したら?片親が亡くなったら?2人とも病気になったら?何かあれば、子供と共倒れになってしまいます。
⑤お金がない
手取りは自分が生きるので精一杯くらいしかもらえません。お金がかかる趣味をしているので子供のためにその趣味を手離すこともしたくありません。私は奨学金なしで大学まで出させてもらったので、子供にも同じようにしてあげたいですが、そこまでのお金が出せるとは思えません。
⑥余裕がない
今の時代、共働きで子育てをしないと子供を養うことは難しいです。ですが、今2人でフルタイムで働いていて子供を産む余裕があるとは思えません。趣味は、出産・育児をすれば2年くらいは再開できないようです。
⑦ 彼との関係を壊したくない
元々子供を望んでいない彼を説得して子供を産んだとしても、子育てに積極的に参加してくれるとは思えません。子供がいない今でもちょくちょく衝突するのに、子供が生まれたらと考えるのが恐ろしいです。夫を育てるとか、夫と何度も衝突して今では戦友に...という話もありますが、自分がそこまでできるかも分かりません。彼氏のことは大好きなので、子供を産むことによって関係が変わり、破綻してしまう可能性があるのが怖いです。
⑧親にはもう孫がいる
姉が既に結婚して子供もおり、親には初孫がいます。もし姉の子供がいなければ「親に孫の顔を...」というのも気にしていたと思いますが、その必要はありません。
私は大学まで出してもらいましたし、お金に関して文句を言われたことは全くありません。しかし小学生の頃は叱るとき暴力があったり宗教二世だったり、様々な要因から愛情をあまり感じませんでした。親から愛情を受け取れなかった私が、子供に愛情を与えられるでしょうか。
私は小学生のとき叱るときはよく叩かれ、頭上に手があれば反射的に縮こまってしまう子供でした。そんな私が親と同じことをしないと言えるでしょうか。
アダルトチルドレンとは、子供のとき機能不全家族で育ったことにより大人になっても不自由を抱えている人です。またインナーチャイルドは、アダルトチルドレンが大人になっても抱えている、苦しんでいるときの子供の自分です。説明間違ってたらごめんなさい。
私は時々過去のことを思い出し、インナーチャイルドの自分がひょっこり出てきて号泣してしまいます。25歳になってもです。子供を育てていて救われる部分もあるでしょうが、「自分はなぜ子供のときこうしてもらえなかったんだろう」と思って傷つくのが怖いです。また救われたとしても、子供に「私が子供時代にしてほしかったこと」を押し付ける可能性があります。子供はあくまで違う人格であり、私の子供時代のやり直しの道具ではありません。
⑫障害児を一生育てられるだろうか
と考えてみて、答えはNOでした。社会福祉は色々ありますが、全て親が主導で行う必要があります。重度の障害児を産んだとして、自分が死んだあとのことまで考えるのは大変だと思います。
どんな子でもふとしたきっかけで不登校になる可能性があります。私は親が絶対休ませてくれなかったので通っていましたが、本当は休みたい日もたくさんありました。自分の子供には本当にしんどいとき休んでほしいし、不登校になっても選択肢を提示できる親でありたいです。と同時に、不登校になっても自分の感情を抑えてそこまでしてあげられるか分かりません。
今つながっている友達は大学の同級生ばかりですが、皆まだ結婚もしていません。また、趣味が充実していたりそもそも結婚の必要性を感じない人ばかりで、将来的に結婚する人は少なそうです。友達がみんな結婚・出産していたら自分も子供を産むのかと言われると分かりませんが、現時点ではあまり現実感がありません。
⑮産後うつになりそう
元々希死念慮があったりPMSで号泣したりするので、出産・育児で不安定になったホルモンに負けて最悪の事態になる可能性があります。大好きな彼に悲しい思いをさせたくありません。
⑯出産によって体が変化するのが怖い
出産によって母体は消耗します。骨密度も下がるし、授乳が終われば胸はしぼむし、虫歯になりやすくなったりもするそうです。私は綺麗ではありませんが、出産によって自分の体が消耗するのが怖いです。
⑰ピルを飲めなくなる
今は避妊目的でピルを飲んでいます。マーベロンを飲んでいますが、避妊以外にも皮脂やPMSや生理の出血を抑える効果があります。副作用としては性欲の減退や血圧が高くなりやすいことがあります。
私はかなり脂性肌で、昔からニキビができやすく苦労してきました。電話に出ると画面に耳の跡の皮脂がくっきりついたり、イヤホンが滑り落ちやすかったりしました。今でも脂性肌ですが、かなり改善してニキビはそんなにできないしイヤホンは滑り落ちないし楽になりました。
PMSは生理前になると毎回号泣して彼を困らせていましたが、ピルを飲んでから毎回ではなくなりました。時々ありますが、前ほどの不安感は襲ってこなくなりました。
生理の出血は元々多い方ではありませんでしたが、量や日数はかなり少なくなりました。また休薬期間の何日目くらいに来るか予想できるので、生理用品を無駄に使うことも少なくなりました。
ピルのおかげで快適に過ごせている今、やめたら前の状態に戻ってしまうのがつらいです。
つわりは大変だと聞きます。一口につわりといっても様々な種類があり、複数発現することもあり、まだ人にも言えない初期につわりは大変だと思います。食べ物の制限も多く、食いしん坊な自分が1年も耐えられません。
⑲「産んだらなんとかなる」って、なんとかしてるの子供だよね
お金がなくて子供を産んでも、今は高校卒業までしないと職業選択の幅はかなり狭くなります。子供に関する制度がなくなったり悪くなる中で、高校無償化もいつまで続くか分かりません。奨学金で高校や大学に行けても就職したら何年も借金を返さなければいけません。子供にお金をかけた分だけ優秀になるわけではありませんが、子供がほしいものやしたいことは、なるべくお金を気にしないで言える環境があってほしいのです。「うちは貧乏だから我慢しなさい」とは言いたくありません。
私は結局、趣味や自分や彼が大事で、まだ見ぬ子供のことまで面倒を見きれないのだと思います。恐らく数十年前に生まれていたら子供を産んでいたし、ここまで深く考えていたなかったかもしれません。それが許されていた時代でもあったのではないでしょうか。今はどんな人でも色々な選択肢から「選択」が必要であるし、自分が選んだ「選択」について考えなければいけません。そこで子供には、なるべく良い選択肢をたくさん与えたいですよね。
今までもやもや考えていた「子供がほしくない」ことについて具体的に文章にしてみて、1つ気付いたことがあります。それは、産まれる予定がない自分の子供に愛情を持っているし、幸せになってほしいし、違う意思を持った他人として気を使っているということです。私の「子供がほしくない」理由は、自分都合の理由もありますが、「子供にこうしてあげたい」という気持ちの裏返しなのかもしれません。
あと、私は「子供がどう思うか」については言及していませんが、子供は私とは別人格であるため、産まれていない時点で子供の意見は分かりません。産まれたとしても自分の本当の気持ちを話してくれるとも限りません。私自身は、最近ようやく「産まれてきてよかった…かな?」と思うくらいになってきました。長い人生のうち、考えはどんどん移ろっていきます。
子供は親だけに影響を受けるわけではないし、人生で親が関わる年数はほんのわずかです。その中で子供にどんなことをしてあげられるか、自分の人生をどれだけ充実させられるか、親になれば考えることはもりだくさんです。でも子供を産まなければそこは考えなくても問題ありません。人間的に成長するかもしれないし、経験したこともない素晴らしい喜びを感じるかもしれません。ただそこまで期待しても、子供が気の毒というものです。
とりあえず、猫を飼いたいですね。家で飼える猫種最大といわれるメインクーンに憧れています。もふもふ。猫のために貯金をするのが今の目標です。
ここまで読んでくださった方、もしいらっしゃれば大変ありがとうございます。
アンジェリーナ・ジョリーのパターンかな?合理的なのは尊敬するけど、卵巣摘出前に子作りすることをお勧め。そこそこ稼いでいそうなので、えり好みしなければ相手は見つかる。すでに子ありだったら申し訳ない。
https://tree-novel.com/works/episode/07464104c8c86babd54079b4a15575d7.html
ペンネームが真面目につけたと思えない、という理由で減点対象になっているからだ。
ということで真面目につけていないだろうペンネームでぱっと思い付いたのを挙げていく。
→エドガー・アラン・ポーのもじり
→博多の方言で「人の考えないようなことを言う人」のことで、作品を読んだ父親にそう言われたから
→編集会議が行われていた修善寺へ行くのに三島駅を通り、そこから見えた富士山の白雪が印象的だったから
→年齢で数字を増やしていたがさすがに止められたため
→幼名の「「升」と野球をかけて
他にもあるだろうが、いったんはこれくらいで。
何より江戸川乱歩賞でこの講評を出したのがすごいと思う。
先日ラニーノーズのファンのnote読んでこういう話で好きなものがあったなと思っていたが、ノーラエフロンの「ジュリー&ジュリア」だった。今日思い出した。
三遊亭圓丈の「師匠、御乱心!」は実話をベースにした話だが圓丈だけでなく最後まで苦しみ抜いた春風亭一柳のエピソードが大変胸を打った。
憧れの人、尊敬する師匠、心酔するアーティスト、また模範にしていた自分の上位互換の誰かに嫌われたり軽んじられることで生まれる苦悩や愛憎の話が好きなようだ。
2024年始まってから散々なんだが!!!!!!世界のこと許さないからなこのカス!!!!!
4月も終わるのでもういい加減立ち直りたいが、時間が経つと怒り以外にも寂しさ、悲しさ、いい思い出、憎めないことがぐちゃぐちゃに混ざりさらにカオスな心境になってきた。
渦中にいるときは全体像が把握できないし、何より感情も時間差で処理されるので後になっていろいろと噴出してくるのだ。
そして、ぽつぽつと人に話すと高確率で、文章に感情をまとめると整理されるという助言をもらうので散文を匿名ダイアリーに投げることで成仏を試みる。フィクションです。
知り合って3年、付き合って2年ちょい、1年半同棲していた彼氏から1月に別れを切り出されたことからすべては始まった。
その時になんて言われたのかを思い返してみよう。
「なんか、求めてるエネルギーと違うんだよね。違和感があるというか。。。。会話も出会った頃から弾まないんだよね。」
今まで、ちょいちょい「増田はおばあちゃんみたいだよね。本当におばあちゃんになったときどうなるの?木になるの?」
などと言われたことを思い出し、カスの元カレ(以下春日)が私の陰キャすぎるエネルギーに疑問を持っていたことを知る。
実際に私は友人付き合いが超限られていて、SNSも苦手でインドアなので図星ではあった。
ただ、私の陰キャ化が加速したのはこの1年のことである。特に2023年は諸々のストレスが重なり、精神的にセーフモードで超低空飛行していたのである。
元々、付き合った頃は逆だったのだ。私が春日と出会った頃、彼はまあまあ重めの鬱を患っていた。
コロナ禍を機に、不眠と身体の不調からずぶずぶと鬱に沈んでいき、大学も中退して家から出ることが怖くなりニートになっていた。
ちなみに補足情報として春日は外国人で、私は現在海外の修士課程に留学中の在外邦人である。紆余曲折あって音楽の趣味が合い意気投合したのが出会いだ。
慣れない異国のコロナ禍で不安な中、曲とも呼べない小さな音楽の断片を作って交換したり、好きなことを共有できる相手は私にとって貴重だった。お互いにまあまあ離れた別都市に住んでいたが、友人として気分転換によく春日の街に遊びに行くようになった。
春日の母と一緒に3人で初めてご飯を食べたとき、春日がいきなり号泣し始めて落ち着かせるために必死に彼の手を握っていたことを思い出す。突然号泣したり沈黙し、動けなくなることが多い状況だった。
春日はとても純粋で、鬱でも前向きに生きようと頑張っている姿を見て次第に応援したくなった。春日はとても美しい声を持っていて、時々歌ってくれることが私の心の浄化にもなっていた。ただ、それも不調により以前のようには歌えない状況だったので本人はとても落ち込んでいた。
私自身、現地語のみの授業を理解し、口頭試験を乗り越えていくことに心身を消耗していたが、なるべく春日が外に出るように引っ張り出したり、心に寄り添えるように丁寧なコミュニケーションを心掛けていた。春日は日本語が上手かったが、言語の壁も高かったので尚更慎重に進めた。Rei harakamiの命日に二人で登山して、山頂で終わりの季節を聴いて黙祷したりとか、今思えば二人とも変な奴だった。
そして、プロのカウンセラーの手を借りて春日は鬱を治療することになり、友人になって一年弱が経つころ、恋人として付き合うようになった。
付き合った当初もまだ鬱は強く残っており、春日に関しては特に自己防衛の機能が強く、何か一つ難しいことがあるとできない理由を無理やり探して諦めたり、衝動で物事を瞬時に決めて深く考えずに逃げるという癖が相まって、物事を継続したり、安定して物事を考えることが難しい様子だった。その中で、私が住んでる家から引っ越しを予定してると伝えると私の住んでる周辺の街に春日も住みたいと言い始めた。それもあって一緒に住もうということになったのである。その後も、具体的な計画が進むにつれ、「やっぱり僕には無理!」とか「やっぱり一緒に住もう!」と、決断が二転三転する春日に精神的に振り回されて疲弊したので、その癖を人と共同で何かを決めるときに持ち出すのはやめてくれとお願いした。
ただ、我々の家探しは困難を極めた。そもそも貸し手市場なのに加えて、正式な賃貸契約の場合はニート(実家が細い)&外国人留学生というコンビでは賃貸の審査を受けるという土俵にすら立つことが難しかった。とはいえ私の家の退去期限もあったので謎のモルドヴァ人のおばさんちの小さな一室をとりあえず借りて、極限の生活が始まった。
状況に反して春日はなぜかこの頃精神が強くなっており、審査に通るために黙々と職を探していた。私は定期試験を乗り越えることと賃貸の審査が通りやすくするための準備でいっぱいいっぱいだった。このモルドヴァのおばさんは一ミリも信用できず、家賃交渉で一悶着あったり大変だったが今では笑い話である。そして、春日は不動産の営業という職を見つけたことにより保証に通るようになり、四か月後、アクセスはあんまりよくないがこじんまりした1LDKに住むことに成功した。
その頃、湖畔に弾丸でキャンプに行ったのも良い思い出。4000円ほどの砂浜で使う用のテントとエアーマットレスだけ持って行ってのだが、初日の夜に土砂降りになってしまい、気が付いたらテントの中が湖みたいになっていた。水にマットレスだけプカプカと浮いてて二人で「ノアの箱舟じゃんwwwwww」とか言って馬鹿すぎて爆笑してたよな。そんな状態で7泊もした。
引っ越し後は、私は円安による金欠と奨学金が終了することに焦りを感じ、なにかWeb制作系で働けないか試行錯誤した。春日はニート生活から一転して、スーツを着て一日11時間勤務の社畜へと変化した。ただ、営業職は出来高制で精神的ダメージも大きく、彼は四カ月後に仕事を辞めた。
そうやって2022年は過ぎ、2023年には無職の春日と留年して金欠の外国人という最強の布陣が出来上がった。
一月頃、金欠、将来の不安、引っ越し一連の疲れがどっと出て私は精神を病み始めるが、打破するため近所のカフェでバイトを始めて安定した。一方春日は、営業職で受けた数々の否定の言葉に傷つき、癒しとして貯金を食いつぶしながらやってみたかったドラムを習い始める。
私のバイトは夜勤と早番が不規則に組まれるような状態で、現地語で早朝のラッシュを捌くことに必死だったのであんまり記憶がない。ただしばらくして、伝手でリモートでできる仕事を依頼されるようになり、そっちの方が興味のあるジャンルだったしガタガタな生活リズムを戻したくてバイトを辞めた。そして、春日は相変わらず週一の習い事以外は日本語の本を公園で読む生活をしていた。
卒業に必要な単位も取り終わったころ日本に3週間ほど二人で遊びに行った。春日は牛丼を大層気に入り、吉野家、すき屋、松屋を食べ比べたのちにすき屋の牛丼以外は認めない頑固さを持ち、片っ端からブックオフと古本市場をはしごし、コンビニはローソン以外には入らない外国人となった。日本にずっと行きたかった春日は終始目をキラキラさせていた。
日本から帰ってきたころ、私はリモートの仕事をしながら本業である芸術に関する活動に勤しんだ。おかげで賞を取りちょっとした催しに参加するなどのイベントが発生した。卒業論文にも取り掛かり始めたがその壁が高く、先行研究の論文と本を現地語で読むことで時間が過ぎていった。卒業後の進路や家族の問題、論文のプレッシャー、円安、制作意欲が低下していることなどのストレスが一気に重なり私の精神は下降し続けていた。
一方春日は、貯金が尽きて彼の母からの仕送りで生活するようになった。とはいえ、日本語能力試験一級に挑戦する目標を立て、ひたすらカフェで日本語の本を読んでいた。なにかバイトしたら?と聞くと、「うん、来月から探す~」と言い続けて2023年は終わった。やるやる詐欺を繰り返す春日にムカついていたが、本当に一級に合格したからえらいよね。
年末年始を彼の地元で過ごし、春日は自分の喉の調子がだいぶ改善したことに気付く。コロナ禍以前は弟の彼女とコンビを組んで路上パフォーマンスをしていたこともあり、再度コンビを組んで地下鉄で歌うと、これがまた投げ銭で儲かった。彼が好きなことでお金を稼げることを発見し私も大層喜んだ。しばらくは家を離れて実家で活動したら?と提案したのだ。
そうして二人で家に帰ってきた2024年一月、冒頭にあるようなことを切り出されたのである。
出会った頃元気がなかった春日の精神はだいぶ安定してきていたのに反して、私は在外年数が増えるにつれ外国人としての立場の弱さやストレス、現地人と対等な土俵に上るための終わりのない努力に疲れ果てていた。きっと、私が春日を家の外に引っ張り出したように、春日が今度は私の人生でつらい時期を支えてくれると期待していたのだ。
しかし現実は違った。もともとは陽キャの素質を持つ春日が好きなことを見つけて元気になったところで、陰キャで元気のない私はただの言葉の通じにくい異邦人のメンタルおばあちゃんでしかなかった。
春日は冒頭の言葉とともに特に話し合わずに足早に地元へ帰り、日銭を稼ぐことに集中した。私は論文に追われてしんどい時期に別れを切り出されたことが悲しくて、その理由も悲しくて、毎日を泣いて過ごした。日が経つにつれて春日がなんの相談もなく結論だけを私に話してすべてを放って逃げたことに怒りがこみ上げ、太宰治崩れのポエムみたいな謝罪文だけ投げてくることも火に油を注ぎ、一日でいいからこっちに帰ってきて話し合え!と伝えると、月末に一日だけこちらに帰ってきた。春日は二時間ほど私に謝り続け、どうしてもやり直したいと言い始めた。
私は春日に対して信頼を失っていたが、それらをゼロからまた積み上げるような努力を一緒にしてくれるならいいよ、と許してしまった。育ってきた背景も母国語、文化も違う二人が関係を健康に維持するにはお互いの努力が必要だ。自分ができることを相手ができないのは当たり前で、自分と違う文化を受け入えてその違いに尊敬を持つことが、同郷人同士以上に必要になる。
もちろん私にも落ち度はあった。私が学業と資金繰り、外国人としての滞在許可証の条件などに四苦八苦してるなか、二十代も半ばになって、苦労して一人で家計を支えている母の仕送りで日本語の本を読んで夜はボードゲームの集まりに参加する貴族のような毎日を送る春日にイライラしており、尊敬を持つことが難しく心の距離を置いていたのも事実である。相変わらずコロコロと判断を変えて振り回されるのも日常茶飯事で、この軽蔑的な感情を外に出さないようにしていたが、確実に伝わっていたに違いない。
そして再び春日は地元に二週間ほど帰り、その間我々はどうやって不安定な時期を乗り越えるのか取り決めを作ったりしていた。その後一週間ほどこちらに春日が帰ってきて、束の間の平和なひと時を過ごした。春日が地元に帰るタイミングで私も着いていって二週間ほど彼の実家で一緒に論文の現地語校正を進めることを決めていた。
そして一緒に帰った翌日、春日に再び「やっぱり波長が合わない。。。。僕はもっと明るくて、引っ張ってくれる人をパートナーにしたい」 「増田とはもう一緒に成長できないし、もう考えてることを伝える気が起きない」 「現地語のスラングを言い合って言語の差なく話したり、もっと協力し合えて一緒に音楽をしてくれる人と付き合いたい」などと散々なことを言われた。
そもそも私だって明るく居たいが、元気ないのは過去のてめえみたいな状況だからだよ。そもそも、外国人にネイティブと同じことを求めるな。私も毎回なんでお前の母国語で話し合いをしなきゃいけないんだって思ってるよ。それでも好きだからやり直したいって懇願してきた二週間前のお前何?蜃気楼?
矢継ぎ早に傷つく言葉を言われて、春日からきっと「こいつはいくら殴っても倒れないから大丈夫」と思われてるのかなとも思った。あのな、自国で家族に囲まれてぬくぬくしてるお前と違って、一度完全に倒れたら誰も私を助けてくれないの。この国に実家もないし親族もいない。ただの病んだアジア人としてさらに劣等感に埋もれて取り返しのつかないレベルに粉々になって、廃人になるだけ。
だから最後の気力だけで完全に折れないようにだけ耐えてんだよカスふざけんな。
というか、鬱を患ったならもうちょっと元気がない人の気持ちがわかって優しくなれるもんじゃないの?と疑問にも思った。しかし、春日の様子を見るに鬱の事実は元気になった今ではもう消し去りたい過去で、鬱の匂いがするものからは遠ざかりたいという心理なのかなと思った。腐ったりんごの隣に置くと、普通のりんごも腐るし困っちゃうよね、みたいな。
「友達としてならうまくやっていけるはず!」とも言われたが、私は春日にとって都合のいい存在で、不都合があると「物足りないなあ...」と切り捨てる程度の存在だったことに絶望した。
私は彼の調子が悪い時に自己肯定感を埋めるだけの存在だったのだ。そもそも、一月から振り回されて論文の進捗もギリギリで、ここでまた振り回されてボロボロになったことにより、私の三カ月間を返せ!!という怒りがこみ上げてきた。一日前に言ってくれたら、あんたの地元行きの電車に乗ってねえよボケナス。
あと、恐らく文化が違うからかもしれないが、彼は愛情表現が強いのだ。「愛してる」という言葉を挨拶のように言う。別れを切り出される数時間前まで「愛してる」と目を見て言われていたその温度差も日本人の私には理解不能で、サイコパスにしか思えなかった。
そこからは、今まで我慢していたいろんな感情が噴出。さらには希死念慮までが唐突に襲ってきて、居場所のない彼の実家で必死に感情を爆弾のように抱えた。
急いで変更した帰りの電車の日まで、知り合いの居ない彼の地元でひたすら論文を書くだけの時間の虚しさ。楽しそうに彼の弟の彼女と爆笑しながら帰宅して、何事もなかったように振る舞ってくる春日から逃げる場のない状況とその惨めさ。さらにムカつくのは私がなぜ傷ついているのか勘違いしているところ。
「ごめんね。。。もう別れることは変えられないから。。。」と言ってくるがオイコラ、全人類のクソ男に告ぐ。そこちゃうねんクソ。お前と別れることに悲しんでるんとちゃうねん。今までそれなりにお互いが人として大切な存在だったはずなのに相手の状況も顧みずに振り回してなんの責任もない別れの仕方をされたことで過去のあんたとの思い出も、私の存在もくそ薄っぺらいものになったことに悲しんでるんじゃボケ。ままごとしてたんとちゃうぞカス。この心境に共感するひとはSHISHAMOの「忘れてやるもんか」を聴くと少しすっきりすると思う。
家に帰ったあと、春日のSNSをすべてブロックした。それでも気になって覗いてしまうSNSでは初ライブもして音楽家としてどんどんバズって有名になっていく春日と弟の彼女が目に突き刺さってきた。それはそれは楽しそうに歌っていて、出会った当時の姿から比べると本当に幸せになってよかったね~と思う気持ちがまだ存在していることにホッとしたが、元カレのSNSを見るのは一種の自傷行為である。
一カ月間、必死に自分のやるべきことをして、フラッシュバックが来るときや寝るときには号泣するということを繰り返してきた。同棲していたので、家の契約とか置いていったものが山ほどあるのでどうしてもいつか顔を合わせなければいけない。あの、世の中の女性はこのような場合どのような顔をして会ってるんですか?
異国の地で一人で生きていくには私は弱く、二人で生きていくにも力及ばなかった。そしてつらい時期に、一番大切な人から浴びせられた性格を否定される言葉に一生懸命保っていた自尊心をもぎ取られ、それをまた家族も親友もいない異国で一人で泣きながら拾いなおしていくこの惨めさ。鬱の時期も愛してもらったお前には分らんよな。私だってつらい時期を耐えて、また心から笑って一緒に楽しく過ごしたかった。
私は無償の愛を持っていなかった。助けたから私も助けてほしかった。でも相手はそう思わなかったというただそれだけのことなのだ。フロムの「愛するということ」にもあるように愛することは技術であり、その修練が必要というのは本当で、意識と覚悟をもって愛すことは、感情とは違う部分も大幅に使う。ただ、お互いに技術がなかっただけなのだ。
この一連の出来事のおかげで今まで出会ったことのない感情たちに出会えたことはよかったと言えるだろう。希死念慮も今では優しい死神のようにぴったりと背後で見守っている。自己が消えそうなときは自己の存在を強烈にこの世に残そうとするのか、創作意欲が見事に回復したことも皮肉である。
また、時間が経つと不思議なことに、カオスな感情の中に謎のメタ認知的な視点が表れて、こうやって惨めに醜く足掻いてる自分も、中途半端な執着をもって繰り返し傷付く自分も、なんだか本当に子供すぎていじらしくて愛らしく思えてくる。感情爆発させてて最高に人間らしくていいじゃんって思えるのも、なんだか傷が少しずつ癒えてる気がする。
人に期待しすぎること自体、ただの我儘になってしまうこともある。どれだけ自分が惨めでかっこ悪くてしんどくても、まだ泣き喚けてるだけ健康で、とりあえず自分を裏切らないものを信じる訓練から始めるしかない。ペットや植物、筋トレ、美容、創作活動はいいぞ。
その友人は制度だから、と辛いときは使っていたらしい。私も年に数回キッツイ日があるが、上司が女性とはいえ生理であることを伝えるのには羞恥と抵抗があり、薬を飲みやり過ごすか体調不良で休むとしか言えない。友人の職場は男性ばかりらしく、その勇気は素直に尊敬に値したし、一種の憧れのようなものも覚えていた。
が、今はその友人に確かな嫌悪を覚える。このままだったら軽蔑に至るのもそう遠くなさそうな気がする。
先日その友人とお茶をし、仕事の愚痴を言う流れになったのだが、その時彼女は「男は生理休暇がなぜ必要なのか分かっていない。どうして必要なのか事細かに説明してやろうか?下半身血濡れになってみろよ」と憤慨していた。話ぶりからして異動で生理激軽女性が上司になったという訳でもなさそうで、ならば無理解な男が休暇を認めないとかイヤミを言うとか、気遣いの形をとったセクハラ親父が上司になったとか、そんなものかと予測した。
だが彼女は「はじめは『大丈夫??お大事にね』と言ってくれていたのに、最近は慣れてきたのか『あっはい』とか『そうですか』ってだけなんだよ。最低じゃない?どんだけ無理解なわけ?」だそうだ。
……。
…………。
………………ハアァ?!
理解したが故の反応じゃね??
個人差があって本人でもどうしようもなく、耐えることしかできないから休むわけじゃん?
生理の具合とか聞いたら、心配100%でもセクハラと捉えられるリスクがあるわけじゃん?
「生理のことを男性にも知っていて欲しいか」と「生理であることを男性にも知っていて欲しいか」は別じゃん?前者は大多数の女性はYESと答えるだろうが、後者は大多数の女性はNOだと思うぞ?
セクハラリスクと生理期間開示忌避の両方の解決じゃないの?「あっはい」「そうですか」って。普通の有給っぽく取れて、余計な説明はせずに休める。
最高じゃないか。
下手に「お大事に」とか声かけてたら、「Aさん体調悪いのか? そういえば先月のちょうど今くらいの時期も休んで…あ……」ってならないか?そうなったら尋常じゃなくいたたまれないが?少なくとも私はそうだが??
めちゃくちゃいい男上司じゃないか、としか思えない私は異端なんだろうか。少なくとも無理解だと蔑まれ、下半身を血濡れにしろと呪われるような男性ではないと私は思う。
なんだろうな、この嫌悪感。
天皇家をはじめ世界中の王家もながければ長いほど尊敬されてきたし、
伝統芸能も伝統工芸も、やっぱり長い伝統があるから守るべきだって話だよな
商業の世界でも「〇〇年創業」「熟練の職人が伝統の製法で……」ってやってるし
なんか空っぽじゃない?
恋愛感情って、性欲と執着のことだと思ってたんだけど、どうやら違うっぽい?
なんだかすごく不誠実で薄情な感じがする。
相手を尊ぶ事のほうが、私にはしっくりくる。
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・相手のことを逐一知りたい
→ない。その日何食べたとか自撮りとか、好きだよとか会いたいとか言われると、「この人恋愛している自分に酔っているようで気持ち悪いな」と感じる。
できれば放っておいて欲しい。
・独占欲
→他の人と二人きりで会わないでほしい≒
舐められている、軽んじられている気がするから。
私以外の人を好きにならないでね、はあまり思わない。
人の気持ちは変わるものだし、もしそうなったらお別れしようねという気持ち。
仕方ない。さようなら。
・もっと一緒にいたい
→盛り上がった飲み会や打ち合わせの後のような
「話し足りないからもう一件いこ!」はある。
あとは性欲に基づく「この後ホテルに行きたい」もある。
何も話さないし何もしないのにもっと一緒にいたい、はない。時間の無駄。
→ない。会ってる時は楽しい。友達や家族のことを考える頻度に同じ。
でもなるべく、価値観の違いで不必要に相手を傷つけたくはないので、伝え方には気をつけようと思う。無駄な争いは避けたい。
→できればなりたい…かも?
別れたら一生会わないし。
→したい。しかしこれはトキメキというより性欲に基づいたものでは。
・相手の事を深く知りたい
知らなくてもいいことの方が多いと思うから。
知りすぎても知られすぎても、なんか冷めちゃう。
性的魅力が半減する。
〈補足〉
①定期的にセックスができる。
②一応マナーとして見た目を気にするようになる。身綺麗にしていない自分では恋愛市場で勝負にならないから。
③誰かの「その時の一番」になった充実感がある。
「セフレがいるオタク女」になるのが嫌。(見た目がよければ様になるだろうが、私はそうではない)
「長く付き合った恋人がいる女」、の方が客観的に見て愛嬌があって可愛い気がする。
ワンナイトは毎回初対面というのが面倒。
社会規範の内側にいるのが好き。
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これって恋をわかってない?
分類されるのだろうか。
違ったら教えてください。
ただ薄情なだけだろうか。
皆どんなふうに恋してるの?
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【2024/4/25/00:16追記】
何気ない呟きにたくさんのコメントをありがとうございます。
皆ひとりひとり違うのだから、むやみにカテゴライズしなくてもいいのかもしれませんね。
現状それで困っていないのなら/他の人を困らせていないのだとしたら、
このままで良いのかもな。
(ASD特性の方は、何か支障が出てきたら病院に行ってみるけど
今は楽しく生きているので様子を見てみます!
お付き合いをさせていただいているので
ありがたいことですね。大切にします。
傷つけているかもしれないと思い至るいい機会でした!🙇
悲しい目に遭わないでほしい、
この世が辛いものだと感じないでほしい、
自分にはどうにもならない所に私が干渉しようとするのはちょっと怖いです。
コメントにあった、【何かをしてあげたいというのが愛】というのは確かに!
「友達が好きな香りや色のコスメがあったら、その子にプレゼントしたい」はあります。
「あげたいけど、私が勝手にそう思っているだけであの子は貰ってもうれしくないかな」
と一瞬思い、結局あげることが多いです。
これは、エゴであり愛なのですね。
(という定義すら、決め切らなくてもいいのかもですね)
肯定してくれた方々もありがとうございます。
似たような方がいて嬉しいです。