はてなキーワード: 凶器とは
注:増田は政府・自民党関係者ではなく、また、海洋法については全くの素人なので、以下の解釈が政府・自民党の見解か、また、正しい法解釈か否かについて、全く自信がありません。
報道によれば、中国海警局の船が尖閣諸島への接近・上陸を試みた場合に、警察官職務執行法7条を根拠として、危害射撃が可能であるとの見解を示したとのこと。
外国軍艦・政府公船に対する武器使用が、国際海洋法条約29〜32条および95,96条に反するのでは無いか、との指摘があります。
前提として、すべての国の船舶は領海において無害通行権を有する(条約17条)、逆に言えば、外国領海における通行以外の行為および有害な通行は主権侵害となります。
すべての国の船舶は、沿岸国であるか内陸国であるかを問わず、この条約に従うことを条件として、領海において無害通航権を有する。
(a)内水に入ることなく又は内水の外にある停泊地若しくは港湾施設に立ち寄ることなく領海を通過すること。
(b)内水に向かって若しくは内水から航行すること又は(a)の停泊地若しくは港湾施設に立ち寄ること。
2 通航は、継続的かつ迅速に行わなければならない。ただし、停船及び投びょうは、航行に通常付随するものである場合、不可抗力若しくは遭難により必要とされる場合又は危険若しくは遭難に陥った人、船舶若しくは航空機に援助を与えるために必要とされる場合に限り、通航に含まれる。
1 通航は、沿岸国の平和、秩序又は安全を害しない限り、無害とされる。無害通航は、この条約及び国際法の他の規則に従って行わなければならない。
2 外国船舶の通航は、当該外国船舶が領海において次の活動のいずれかに従事する場合には、沿岸国の平和、秩序又は安全を害するものとされる。
(a)武力による威嚇又は武力の行使であって、沿岸国の主権、領土保全若しくは政治的独立に対するもの又はその他の国際連合憲章に規定する国際法の諸原則に違反する方法によるもの
(c)沿岸国の防衛又は安全を害することとなるような情報の収集を目的とする行為
C 軍艦及び非商業的目的のために運航するその他の政府船舶に適用される規則
この条約の適用上、「軍艦」とは、一の国の軍隊に属する船舶であって、当該国の国籍を有するそのような船舶であることを示す外部標識を掲げ、当該国の政府によって正式に任命されてその氏名が軍務に従事する者の適当な名簿又はこれに相当するものに記載されている士官の指揮の下にあり、かつ、正規の軍隊の規律に服する乗組員が配置されているものをいう。
軍艦が領海の通航に係る沿岸国の法令を遵守せず、かつ、その軍艦に対して行われた当該法令の遵守の要請を無視した場合には、当該沿岸国は、その軍艦に対し当該領海から直ちに退去することを要求することができる。
第三十一条 軍艦又は非商業的目的のために運航するその他の政府船舶がもたらした損害についての旗国の責任
旗国は、軍艦又は非商業的目的のために運航するその他の政府船舶が領海の通航に係る沿岸国の法令、この条約又は国際法の他の規則を遵守しなかった結果として沿岸国に与えたいかなる損失又は損害についても国際的責任を負う。
第三十二条 軍艦及び非商業的目的のために運航するその他の政府船舶に与えられる免除
この節のA及び前二条の規定による例外を除くほか、この条約のいかなる規定も、軍艦及び非商業的目的のために運航するその他の政府船舶に与えられる免除に影響を及ぼすものではない。
公海上の軍艦は、旗国以外のいずれの国の管轄権からも完全に免除される。
第九十六条 政府の非商業的役務にのみ使用される船舶に与えられる免除
国が所有し又は運航する船舶で政府の非商業的役務にのみ使用されるものは、公海において旗国以外のいずれの国の管轄権からも完全に免除される。
条約95、96条によって外国軍艦・公船に与えられる管轄免除はあくまで公海上についてなので、上陸を試みるがごとき領海内の行為については適用がありません。
また、19条2項によれば沿岸国は、無害でない通航を防止するため、自国の領海内において必要な措置をとることができる
(25条1項)。
というか、そもそも上陸を試みるのは通行
の定義(18条)に当てはまらず、もともと無害通行権の適用外のように見えます。
そうすると、尖閣諸島周辺の領海への侵入・上陸は、軍艦・公船といえども国際海洋法条約で保護されている場面では無いので、これに対して主権を行使することは、国際海洋法条約に抵触しないと言えるように思います。
第七条 警察官は、犯人の逮捕若しくは逃走の防止、自己若しくは他人に対する防護又は公務執行に対する抵抗の抑止のため必要であると認める相当な理由のある場合においては、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度において、武器を使用することができる。但し、刑法(明治四十年法律第四十五号)第三十六条(正当防衛)若しくは同法第三十七条(緊急避難)に該当する場合又は左の各号の一に該当する場合を除いては、人に危害を与えてはならない。
一 死刑又は無期若しくは長期三年以上の懲役若しくは禁こにあたる兇悪な罪を現に犯し、若しくは既に犯したと疑うに足りる充分な理由のある者がその者に対する警察官の職務の執行に対して抵抗し、若しくは逃亡しようとするとき又は第三者がその者を逃がそうとして警察官に抵抗するとき、これを防ぎ、又は逮捕するために他に手段がないと警察官において信ずるに足りる相当な理由のある場合。
二 逮捕状により逮捕する際又は勾引状若しくは勾留状を執行する際その本人がその者に対する警察官の職務の執行に対して抵抗し、若しくは逃亡しようとするとき又は第三者がその者を逃がそうとして警察官に抵抗するとき、これを防ぎ、又は逮捕するために他に手段がないと警察官において信ずるに足りる相当な理由のある場合。
警察官職務執行法7条は海上保安庁法20条1項で準用されているため、海上保安官及び海上保安官補も警職法7条に従って武器使用が可能です。
第二十条① 海上保安官及び海上保安官補の武器の使用については、警察官職務執行法(昭和二十三年法律第百三十六号)第七条の規定を準用する。
② 前項において準用する警察官職務執行法第七条の規定により武器を使用する場合のほか、第十七条第一項の規定に基づき船舶の進行の停止を繰り返し命じても乗組員等がこれに応ぜずなお海上保安官又は海上保安官補の職務の執行に対して抵抗し、又は逃亡しようとする場合において、海上保安庁長官が当該船舶の外観、航海の態様、乗組員等の異常な挙動その他周囲の事情及びこれらに関連する情報から合理的に判断して次の各号のすべてに該当する事態であると認めたときは、海上保安官又は海上保安官補は、当該船舶の進行を停止させるために他に手段がないと信ずるに足りる相当な理由のあるときには、その事態に応じ合理的に必要と判断される限度において、武器を使用することができる。
一 当該船舶が、外国船舶(軍艦及び各国政府が所有し又は運航する船舶であつて非商業的目的のみに使用されるものを除く。)と思料される船舶であつて、かつ、海洋法に関する国際連合条約第十九条に定めるところによる無害通航でない航行を我が国の内水又は領海において現に行つていると認められること(当該航行に正当な理由がある場合を除く。)。
海上保安官が武器を使用する場合、通常は、個別法である海上保安庁法20条2項を使ってるのではないかと思います。
海上保安庁法20条2項は括弧書きで軍艦および政府公船を適用対象外としているので、同項では、(たとえ無害通行では無い場合であっても)外国の軍艦および政府公船に対して武器を使用することはできません。
もっとも、海上保安庁法20条2項はあくまで前項において準用する警察官職務執行法第七条の規定により武器を使用する場合のほか
について定めるものなので、同項があるからといって警職法7条による武器使用は制限されないといえます。
警職法7条によっても、危害射撃が可能となるのは、法定刑が長期3年以上の自由刑以上にあたる兇悪な罪
の現行犯等か、または身体拘束令状の執行に関するときだけです。法定刑長期3年以上の単なる「犯罪」ではなく兇悪な
と付いており、警察官等けん銃使用取扱規範では次のように例示されています。
警察官等けん銃使用及び取扱い規範(昭和三十七年国家公安委員会規則第七号)
第二条
2 警察官職務執行法(昭和二十三年法律第百三十六号。以下「法」という。)第七条ただし書第一号に規定する「死刑又は無期若しくは長期三年以上の懲役若しくは禁こ、にあたる兇悪な罪」に当たる罪を例示すると、次のとおりである。
一 不特定若しくは多数の人の生命若しくは身体を害し、又は重要な施設若しくは設備を破壊するおそれがあり、社会に不安又は恐怖を生じさせる罪として次に掲げるもの
イ 刑法(明治四十年法律第四十五号)第七十七条(内乱)、第八十一条(外患誘致)、…(略)…の罪
チ イからトまでに掲げる罪のほか、死刑又は無期若しくは長期三年以上の懲役若しくは禁錮に当たる罪で、不特定若しくは多数の人の生命若しくは身体を害し、又は重要な施設若しくは設備を破壊するおそれがあり、社会に不安又は恐怖を生じさせるもの
ロ イに掲げる罪のほか、死刑又は無期若しくは長期三年以上の懲役若しくは禁錮に当たる罪で、人の生命又は身体に危害を与えるもの
三 前二号に掲げる罪のほか、人の生命又は身体に対して危害を及ぼすおそれがあり、かつ、凶器を携帯するなど著しく人を畏怖させるような方法によつて行われる罪として次に掲げるもの
ト イからヘまでに掲げる罪のほか、死刑又は無期若しくは長期三年以上の懲役若しくは禁錮に当たる罪で、人の生命又は身体に対して危害を及ぼすおそれがあり、かつ、凶器を携帯するなど著しく人を畏怖させるような方法によつて行われるもの
さて、上記の例時列挙を前提とした場合、尖閣諸島に対する侵略行為は、どのような兇悪な罪
に該当することになるでしょうか。
外国からの侵略ということで真っ先に連想されるのは外患誘致罪です。
(外患誘致)
第81条 外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者は、死刑に処する。
(外患援助)
第82条 日本国に対して外国から武力の行使があったときに、これに加担して、その軍務に服し、その他これに軍事上の利益を与えた者は、死刑又は無期若しくは二年以上の懲役に処する。
軍艦で上陸した時点で武力を行使
にあたると考えれば、その軍務に服し
ている者には外患援助罪(刑法82条)が成立するかもしれません。
ただし、外患援助罪は、警察官等けん銃使用取扱規範における兇悪な罪
の明示的な列挙からは除外されています。
とはいえ、同規範はあくまで例示列挙であり、同項3号トに人の生命又は身体に対して危害を及ぼすおそれがあり、かつ、凶器を携帯するなど著しく人を畏怖させるような方法によつて行われるもの
という一般規定があります。領域の侵略に際しては武器を携帯しているでしょうから、同号の要件は充足する場合が多いかと思います。
なお、出入国管理法による不法入国の罪の法定刑も長期3年以上なので、外患援助罪ではなくこちらを使う余地もあるかもしれません。ただし、不法入国の罪は一般論としては兇悪な罪
と言いにくい面があるので、外患援助罪の方が適切でないかと思います。
出入国管理及び難民認定法
第3条 ① 次の各号のいずれかに該当する外国人は、本邦に入つてはならない。
一 有効な旅券を所持しない者(有効な乗員手帳を所持する乗員を除く。)
二 入国審査官から上陸許可の証印若しくは第九条第四項の規定による記録又は上陸の許可(以下「上陸の許可等」という。)を受けないで本邦に上陸する目的を有する者(前号に掲げる者を除く。)
第70条 ① 次の各号のいずれかに該当する者は、三年以下の懲役若しくは禁錮若しくは三百万円以下の罰金に処し、又はその懲役若しくは禁錮及び罰金を併科する。
ヒプノシスマイク、ヒプマイの世界に本格的に魅せられて約1ヶ月が経過した。
まだまだ知らないこともたくさんあるけれど、折角だから今日までの過程を記してみようと思った。
初めてヒプノシスマイクのことを調べたのは2018年の夏、昼過ぎのマクドナルド店内だった。
そういうプロジェクトが始動したらしいというのはTLで流れてくる情報で得ていたが、私も友人もノーマークで、「名前だけ知っている最近話題のあのジャンル」という認識。友人とマックのグランバーガーを遅めの昼食として頬張りながら喋っている中で、どういう経緯かは忘れてしまったが、ヒプマイが話題に挙がった。
検索してサイトの情報を2人で眺める。しらいむのキャラ可愛いね…としみじみしたのを鮮明に覚えている。某地球を守る系のアニメでの印象が強かったため、こんな可愛い見た目のキャラクターに声をあてられるのか、ポテンシャル高いね、みたいな会話をした。
それから、神宮寺先生がかなりの高身長なのに体重がめちゃくちゃ軽くて、どういうこと?となった。
名前のことを話した記憶があまりないので、読むの難しいな、程度だったのだと思う。オタクと難読名字は切っても切り離せない関係なのだ。
でもサマトキ様という名前はしっかり頭に残っていた。多分ヒプマイのLINEスタンプいつ使うんだよ!というバズったツイートを以前目にしていたからだろう。新しいデカLINEスタンプもサマトキ様の脚が長くて注目を集めており、流石だなと思った。
盧笙先生の「予習復習しっかりせえよ!」スタンプは勢いがあって良いし、二郎くんの「…何のことだ??」から新たな火種が生まれないか心配になる程キレッキレでカッコいい。
それはともあれ、その後ヒプマイについて触れることはなく、ほとんど情報を得ることはなかった。
今せっせと供給を得ては少しずつ生産をしているコンテンツにおいて、好きな絵を描く人を見つけた。ホームに飛んで、遡っていて見かけたのがStellaヤバい、といった趣旨のツイート。
これがヒプマイとの再会だった。
StellaはヒプマイのFling Posseというチームの新曲であるとその前後の呟きやRTで理解した。ヒプマイ、去年の夏に調べたな〜、聞いてみようかな〜〜と軽率な気持ちでYouTubeで聞いてみた。
全く理解できなかった。
試しにオススメに出てきたYokohama Walkerを聞いてみた。
何も分からなかった。
ヒプマイ、難しいな、知識不足かと思い、諦めた。
振り返ってみると何も難しいことはないし、今となってはかなり好きな曲なのにどうしてこういう感想になったのか、それこそ全く理解できないのだが、当時の私はヒプマイの世界観に馴染めず縁を切ってしまった。
ただ、その神絵師はジャンルを両立している神だったため、私は自然とヒプマイの情報を断片的ではあるが神から得ていた。神はシブヤと、その後加入が発表されたオオサカがお好き。公開当時からものすごく話題になっていたオオサカのあゝオオサカdreamin' nightのトレーラーも、時流に乗って見てみた。ノリが良いし耳に残るしクセのある歌い方が心地よくてアホほどリピートした。コメント欄の広告付けろ金落とさせてくれという言葉が何だか良くてすごく覚えている。
その時知ったのが、渋い詐欺師のおじさんが誰かのお父さんということと、漫才師と教師が元お笑いコンビであったが解散してしまっていて、今回また同じチームになってテッペンを目指しているということ。全部すっ飛ばして良いとこどりである。その後もオオサカの曲を時折聞きつつ、神から氷山の一角も一角の情報を得つつ、というコンテンツの消費の仕方をしていた。
神はコンテンツに動きがある度に色んなことを仰っていたので、相変わらず私はいいとこ取りをし続けていた。乱数ちゃんはクローンであること、幻太郎さんの一人称が小生であること、帝統君は乙統女さんの息子であること、シブヤの3人とシンジュクの3人の相性がめちゃくちゃ悪いことが私の持っている主な知識。他のキャラクターのことは、職業と大まかな名前を把握している程度だったと思う。
ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-Ryme Animaの放送開始である。
音楽が原作のコンテンツで原作を理解できなかった女は、毎週金曜日24:00〜の放送を心待ちにしていた。毎週土曜日は固定シフトで朝6時出勤の5時前起床だったが、1回たりとも欠かさずにリアタイするくらい楽しみだった。放送終了後、布団の中で神や神のフォロワーたちの感想ツイートを見てニヤニヤした。
そうはならんだろ〜!みたいな展開も、それで変装!?って格好も、絆ァ!!!も、全部全部見てて楽しくて最高で、最終回EDテーマが大好きで、ヒプアニ面白かったな、と思った。ずっと声と歌だけを聞いてきたファンの皆さんは、歩いて食べて笑って戦う推しの姿を見て、どんなに嬉しかっただろうと思った。
放送中、既存の楽曲に興味が湧き、加入していたAmazon musicでいくつか聞いてみたりもした。パーティーを止めないでを聞こうとしたら制限がかかっていて聞けなかったのでUnlimitedに加入した。これもまた良い曲、キャラクタープロデュース力がすごい。
ヒプアニが終わった後の金曜日の喪失感が年明け数週間後も続いたので、何だかおかしいなと感じた。
2月の初頭、知らない人に食事に誘われて行くと答えたら、毒島メイソン理鶯さんに2人で行くのか?と問いただされ、みんなで行くんだよ〜!となぜか焦りながら答えた夢から覚めた時、疑惑は確信に変わった。
Amazon musicで片っ端から楽曲に触れ、ドラパに耳を傾け、約1週間で配信されているものをほぼ網羅した。YouTubeでも動画を見た。Anthem+、タマンね〜〜〜
声優さんの収録の様子を見られるだけで感動したのに、キャラに寄せたフリまで付いていて、本当にこれは無料で見ていいのかと本気でビックリした。
1年以上前、全く理解できなかったStellaは本当に幻想的で儚いけれど、Posseの固い意志を詰め込んだ曲だった。今、やっとStellaのヤバさが分かった。2020年2月に出たPosseのアルバムのドラパを聞いてから聞いたら、もっとヤバかった。この曲の示す意味がより鮮明に見えてきたような気がして、幻太郎のことも早く知りたい。
Yokohama Walkerもちゃんと理解できた。MTCの3人はアニメでは一番物騒でクールな日常を送っていたが、心底ヨコハマでの人生を楽しんでいるんだと、矜持を持って生きているんだと伝わってきた。お互いへのリスペクトがすごい3人だとずっと思っているんですが合っていますか?
情報量が半端じゃなかったけれど、アニメを見ていたおかげか、すんなり入り込み楽しむことができた。18人のキャラクターへの理解もかなり深まった。
何故ポッセと麻天狼の仲が悪いのか、アニメでは描かれていなかった点も把握できた。B.B. vs MTCの二番手三番手の争い、あれは銃兎さんが悪いんじゃないかなと思ったりもする。
みんなの1回目のディビジョンラップバトルの結果を経て、2回目のバトルへの意気込みも感じた。名実ともに命がけなんだ。
The Champion、ドラパは時系列順に聞いたけれど曲はなかなか手が出なかった。アニメを見て結果を知って、ドラパを聞いて、何だか敬遠してしまっていた。全部聞き終わった後にちゃんと聞いたらかっこよかった。
新参のクセに、と思われて当然のことを言うけれど、このCDが出たとき、他のディビジョンを応援していたファンの人はどんなに悔しかったろう、麻天狼を応援していたファンの人はどんなに嬉しかったろうと思わずにいられなかった。
これが大体2週間前のこと。ヒプマイに少しずつハマりながら、私はヒプステ観劇の計画を立てていた。
正直ヒプステの存在をちゃんと認識したのも2月に入ってからだった。ヒプマイのHPを見て、ヒプステが公演開始直前だと気付いた時にはもう観に行きたいと思っていて、いつなら行けるかと考え出す自分がいたのだ。普段から.5の舞台に定期的に足を運んでいる身故に決断も早かったと思う。平日の昼間の公演チケットを取り、物販で買ったリングライトを身につけて着席した。
ちょ〜〜楽し〜〜〜〜くて最高だった
重低音が身体に響いて、ハンドサインしながら曲に合わせて手を振って、”現場”って感じでビリビリした。迫真の演技も歌もダンスも所作の1つ1つも胸を鷲掴みした。終演後にリングライトを外す手が少し震えていて、帰りたくないなと思った。
リングライトのリング部分がプラスチックじゃなくてゴム製だったところにすごく感動した
お土産、オーディエンスキットと熱いときめきを抱えて、オフィシャルファンブックを買うべくそのまま池袋に向かった。街中にちらほらとオーディエンスキットのビニールを持っている人が見えて、あ、と思ったりした。オフィシャルファンブックを買って、Enter the Hypnosis microphoneも手に取りレジに直行した。HoodstarのMVを狂ったように見ているので円盤で手元に置いておきたいし、ライブも見たいな、という軽率な行動である。
それにしてもHoodstar、Cメロ(あっていますか?伝わるかな)の三拍子でいつも狂ってしまいますね。すごい曲だなとつくづく思っています。哀歓悲喜全てが凶器のメロディが好きすぎる。この街で1番のbad boys ←大好き
それからファンブックのドラパを聞いて言の葉党大好きマンになったり、Summit of DivisionのMVに出てくる可愛いラクガキつきのイラストが収録されていないことにガッカリしたりした。どこか収録されている場所ありますか?もしあったら情報ください(切実)
アルバムのライブ映像、2ndも3rdもガッツリ見た。キャストさんもお客さんもすっごく楽しそうで私も見ていてすっごく楽しかった。シャンパンゴールドのコーレス、プリンセスってお客さんのことだと思うんですけど、お客さんがプリンセス!!って叫ぶから面白くて、死ぬまでに絶対コーレスしたいと思った。さいこ〜〜〜!!!!!
2ndの最後に無花果様が来て、1回目の結果を公表したから頭がおかしくなった。投票って、勝敗をつけるってこういう感じなんだって思って勝手に疲弊した。優勝したディビジョンは当然知っていたけれど、こうして目の当たりにして、すごいな、ディビジョンラップバトルは、と痛感した。
今週の内にアベマのシブヤ vs ハマの観覧チケットをとり、HIPSTERにも入った。
これを打っているのは2nd ディビジョンラップバトルの3回戦目の前夜である。
正直、ここまでずっぷり入り込んでしまっていて、やばいなと思っている。比較的慎重な方で、なかなか新しいコンテンツに手を出さずに生きてきた私だったが、こんなにも強欲に手を出してしまうとは。
2年半前の私には考えられない行動力、抗えないヒプマイの魅力。おそるべし。
こうして今までヒプノシスマイクというコンテンツとそのファンが築き上げてきたものにあやかって楽しませてもらっていて、明日のライブを見て投票することで、私もそのコンテンツに加担する1人になるんだなと大袈裟だけれど考えて、少し緊張している。
ヒプマイって楽しいなと思うきっかけになってくださった神に感謝してもしきれない気持ちでいっぱいです、ありがとうございます。
長々と特に面白みのない独白にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
これを読んでハマった当時のことだとか、今どう感じているかだとか、コメントとして残していただけると嬉しいです。ヒプマイファンのお話、よければ聞かせてください。
これから、末永くお世話になると思います、微力ながら応援させていただきます。
Do or Die ぶっこんだもん勝ち!!
う意味で画鋲が入れられていた、と考えている。それを見つけたのは朝の慌ただしい時間だったので、一度何も見なかったことにした。その日の授業中は、どうやって自然に片付けようかとか、もし底板に目をやらずに手をついていたらとか、気分の悪くなるようなことをとにかく考えさせられ、いつもより数段余計に疲れてしまった。
結局、画鋲を片付けたのは放課後になってからだった。人目を気にしてこそこそしている自分を思うとすこし笑えたが、明確な害意を持っているモノを片付けるのはそうもいかなかった。数えることはしなかったが、10個よりは多く入っていたので(しかもご丁寧にすべて針が上を向いていた)、間違って入ってしまったということは、やはりないだろう。針をつまんでケースに入れていく間に、指と爪の間にそれが食い込んでくる想像をしてしまって、思わず身がすくんだ。
いや、画鋲に怯えている訳ではなかった。面と向かってではないが、強い敵意がそこにあるように見えた。知らないところで、私の手のひらが穴だらけの血塗れになってしまえばいいという無責任さ。恐らくこの画鋲は、結果まで考えられていないだろう。どのような結果になろうが、私に嫌がらせができればそれでよい、そんな敵意が向けられていたとしたら……。
考えが悪い方へ流れてしまっているのは自分でもわかるが、今は止められない。もっと早く片付けておくべきだっただろうか?いや、過ぎたことだと、必要のない葛藤をしながら、慎重に画鋲を片付けた。
https://xkxaxkx.hatenablog.com/entry/2021/01/27/155301
この記事でちらっと触れられた「対案を出せ」という言葉、小泉元首相がめちゃくちゃに高い支持率の中でイケイケで言った言葉だった。なにか法案を出す、野党が質問をする、という中で「だったら対案を出せ」というふうに応戦し、これがどういうわけかすごい勢いで広まったのは、異論を力づくで排除するための最高の方法論を首相が示したからかもしれない。
そしてこの「対案を出せ」にみんなで正当性を認めてしまったがゆえに、どんなにでたらめな理屈でも「対案出せない?じゃぁこれで決まりね」というような乱暴な議論がまかり通るようになった。
ちなみに野党がいくら対案を出そうが、与党のほうがパワーがあるので負けるに決まっているのだが、当時の国民はこの辺に対して全く冷静ではなかったし、マスコミのヨイショ報道もすごかった。
ちなみに、冷静な人々は「対案を出せというのは政治家として失格」という立場だったと思うし「これが万能な答えとは絶対に認めない」という人々もいたが、なんともマイナーな雑誌の隅っこにしかいない人々で、結局「対案を出せ」というのは「俺のアイデアに文句をつけるくらいならお前がもっと優れたアイデアを出せ、今出せ、すぐ出せ、さぁさぁ、出せない?じゃぁお前は黙っている」という意味合いを持つようになった。
文句をつけているのではなく、単なる質問や不備の指摘についても対案を出せがまかり通るようになった。
そして最後に「みんながこれいいんじゃない?っていう雰囲気を作り上げた人の勝ち」という状況が出来上がった。
いや、もともとそういう雰囲気を日本人は持っていたが、「雰囲気で決めちゃだめでしょ」というとこをの最後の防衛戦が「対案を出せ」によって崩壊した。そして政治家は口をつぐむしかなくなった。
対案を出せ、という言葉の招待は、結局力を持った人が力ずくで少数派を押さえつけるための理屈でしかなかったことを当時の国民は見抜けなかった。そのまま20年近いときがたち、対案を出せ、がすっかり国の中に定着してしまった。
ちなみに、私は当時社会人になりたてくらいだった。小泉首相がとにかく嫌いだった。いいことしか言わない政治家が気持ち悪かったのは、ゴーマニズム宣言の影響だったかもしれないが、とにかく嫌いだった。だが、あらゆる方向からもたらされる小泉政権よいしょ報道によって「大嫌いだけどこういうところは評価できる」になり、「なんだかんだで日本をよく導いたと思う」と気持ちが傾いていったのを何故か客観的に感じていたのは今でもよく覚えている。今では「日本を単にぶち壊していなくなっただけの人」になっている。
本来、マスコミは小泉首相が対案を出せとか騒いだ時点で「お前何いってんだよ、与党としてその法案に対して説明仕切るのがお前の仕事だろ」という反応を示さなかった時点で異常だったと今では思う。
対案を出せ、というのは「発案者が自分のアイデアを説明することに全く無責任でいい」ことを認める時点で本当に同しようもないし、パワーバランスで押し切れてしまうという時点で単に強者の凶器でしか無い。だからこの記事を書いた人が感じる嫌悪感は全く正しい。
俺もその界隈で元増田の大嫌いなシステム担当事務職員だったので、思ったことを書く。
事務職員は普段医療職にぞんざいに扱われてるから、病院内で唯一下の立場にある委託業者に偉そうにする。
痛みを知れば優しくなるなんて大嘘。
前いた病院では、患者が凶器を持って暴れたら医療職は後ろに退がり、事務が前で盾になるように書かれてた。
当然だよね、俺ら人が刺されても治療できないから。刺されるなら事務だよね。
病院採用は、わざわざ病院事務を選ぶくらいなのでモチベーションは高い。
ただ、わざわざ病院事務を選ぶような人は少ないので、普通の公務員と比べると競争が機能していない。
ただ、病院で働く気なんてさらさらなかった人が人事異動で送り込まれてくるので、モチベーションが絶望的に低い。
まあ、どっちにしろ、大した仕事ができないってのには変わりないよね。
当然だが、そんな端金でまともなエンジニアは雇えない。
某企業立の大きな民間病院では、30代の敏腕エンジニアを医事課長として高待遇で雇ってたが、公立ではあんなことできない。
50過ぎたパソコンもろくに使えないハゲしか課長にはならない。
当然、システムの価値も分からんので委託にも金はろくに払わず、元増田みたいな低待遇でこき使われてくれる人しか来ない。
開発もテストも、まともな手順を踏んでないので、担当SEとは何度も喧嘩になった。
本番切り替え30分前なのに電子カルテ起動しなかった時は心底焦った。もうすぐ救急患者来るんですけど?
これには色々理由があるんだろうが、医療システムはパイが小さいうえに実績が高く評価されるので、大手ベンダー独占になってる。新規参入もほぼなく、競争が働かない。
その上、顧客からの要求は異常に厳しく、元増田みたいに「先生、それシステムの仕事じゃないです」ってレベルの医療知識を要求されるし、医者のワガママに振り回されることもしばしば。
当然、ベンダーの中でも不人気部署だし、医者に気に入られてしまうと動けないので、優秀な人は寄り付かない。
制度的にも問題があって、2年に一度の診療報酬改定で大きなシステム改編を繰り返さなければならないので、大幅なバージョンアップが難しい。
しかもその改定内容は3月半ばに確定して、4月から適用されるという狂ったスケジュール。
概要はまあ1月にはわかるから仮のパラメーター入れて開発自体はできるんだけど、それでも避けられないデスマーチ。
そもそも制度のスケジュールがまともなシステム開発ができるようなものじゃない。
これじゃまともな人材は寄り付かない。
話が大きく逸れて本当に言いたいこと言うだけになってしまった。
色々書いたが、解決する術は全く思いつかない。
なので、俺は逃げ出した。
元増田も諦めて早く逃げたらどうだろうか?
アメリカや西側諸国を皮肉る愛国中国人風刺絵師が描いたトランプ支持者による米議会襲撃事件の風刺絵
オーストラリア軍のアフガン人虐殺事件の風刺絵を発表して中豪間で国際問題となった例の烏合麒麟さん
新图三权分立 记录一下荒诞但真实的历... 来自乌合麒麟 - 微博
https://weibo.com/1566936885/JCugXts0m?from=page_1005051566936885
絵には「Thief(泥棒) Mob(暴徒) Murder(殺人者)」と書かれてる
泥棒は政治家を表し、男性は憲法で顔をガードしながら暴徒(トランプ支持者)から、後ろの女性は死者から票を盗もうとする様子が描かれ、
暴徒はそのままトランプ支持者の侵入者のことで、プラウドボーイズの旗を持った男らが米下院議会の儀仗を凶器にし政治家に襲いかかり、
殺人者はピストルを構える警察で、すでに一人撃ち殺した死体が星条旗で隠されている(死体はトランプを表し、かたわらにはTwitterの凍結画面が表示されたスマホが落ちている)
壁に空いた4つの銃痕は、当初報じられていた事件による4人の死者を表す(後に5人目の死者が発表される)
また作者は意図的に票を盗む政治家に赤いネクタイをさせ、トランプ支持者に青い衣服を着させて、共和党と民主党のシンボルカラーを逆転させている
年末にそんな事しに行くのは本当に嫌だが、あまりにも煽り運転が酷い為にもう勘弁ならぬ。
煽り運転をする奴らってのは、基本的に自分が運転しているものが『凶器』で有ることを認識していない。もしくは認識できない。
そういうものを運転していたら、何が危険で何が大切か理解できるはずなのに理解できない奴らが昨今はどんどんひどくなってきたね。
なんですっげえ怒っているかっていうと今日、トラックがこちらのバイクの車体スレスレまで近づいて煽り運転してきたからだ。
普段からハイビームで至近距離に近づいた上に追い詰めてくるような運転をする車はいたんだけど、車体スレスレってのは居なかった。
あまりにも危険で、こちらが左折でもしようものなら間違いなく反応出来なくてあたってくるレベルの危険運転だった。
こちらはドラレコも付けているので、すべての状況がわかるように録画してある。
煽り運転をする奴らっていうのは、現行犯じゃないと捕まらないと勘違いしてるんだろうかね。
4℃のオルゴール贈ったらSNSに晒された諸君!じゃあ何贈れば良い!?って逆ギレしてることだろう。
まず大前提、
ヒット率はほぼ0。上手くいくのはイケメンだけ。要はプレゼント<貴方じゃない限りは失敗だ。鏡見ろ。芸能界でやっていけるか?どうせムロツヨシくらいの作品に欠かせない次世代バイプレーヤーな顔立ちだろ。諦めろ。
マジで止めろ。相手の素肌に使うものは全て止めろ。バスソルトとかも危険。入浴剤も。化粧品なんて推しあるから失敗しか無い。事前調査で好みのブランド調べていても色が気に入らないかもしれない。もう面倒だろ?止めちゃえ。天然オーガニックなタオルやハンカチくらいならギリOKだけど、プレゼントというより引越しの挨拶間出るので盛り上がらない。
サイズ分かるんか?好みもある。素肌に使うものは止めろ言っただろ。下着の上だからノーカンじゃない!付き合ってから買ってやれ。付き合う前は100%キモい言われる。
消え物だし無難言うよね。でも甘いもの嫌い。珈琲・紅茶は好みが激しい。以前話した時に食べたい言ってた店でもNGだ。それは『その時食べたかった』だけでクリスマスに食べたいかは別だ。付き合ってから一緒に食べろ。
お前のセンスで相手のセンスの塊である部屋を汚すな。そんな闖入者を喜ぶ家主は居ない。そもそも部屋入ったことあるのか?
お前が作ったものは誰も欲しくない。以上。
あとプレゼントの鉄則を2つ書く。
いつまでも残ると付き合ってもない貴方の事が頭を過るので、使い終わったら消えるものや外食くらいが一番です。思い出だったら勝手に風化されます。アロマキャンドルじゃなくアロマスプレー。でも匂いも好みあるので避けるのが無難。
いつも使ってるもの。消えるもの。亡くしても良いもの。それの数段上の物をあげるのが一番の無難。亀の子束子を使っているなら亀の子束子極をあげる。そんな感じ。文房具やメモ帳でも少し高くて自分じゃ買わない。でも使い切ったら捨てれるもの。それくらいならSNSで「大学生か!」とか30代に吠えられない。もちろん「クリスマスに文房具w」とか晒されるかもしれないが、それはそれまで彼女になってあげても良いかもな~アピールしてこなかった相手の問題。いいプレゼント貰えるのはそれなりにちゃんとアピールした人だけです。
最後に花束について。ゴミ箱に差し込まれた花束が話題になったが、花束は決して悪くない。嫌な人は居ないはず。じゃあ何で世間で嫌がられるか?それは2点守って無いからだ。
当たり前だがデカい花束は邪魔だ。家にデカい花瓶ある家は無い。水差しに入れるだろう。そしてそれは凶器に使われる。相手のことを考えるならプレゼントの入った袋に入れられるサイズのミニブーケが良い。ミニブーケ自身も袋入りが良い。袋の中に袋入りのミニブーケ。環境に配慮してない過剰包装だけど、トラウデン直美もこれにはニッコリ。
あと青山フラワーマーケットは決して悪くない。むしろ困ったら店頭のミニブーケが一番。でもどうせならそのまま頼んでミニブーケ作ってもらおう。意外と金かかるけど先に予算言えばそれなりのを作ってくれるしリボンも付けてくれる。サイズだって言えば合わせてくれる。向こうはプロだ、少ない花で見栄えの良いブーケ作ってくれる。季節ハズレも無い。
もちろん世間には花でアレルギーを起こす人も居るとは思うが、クリスマスにプレゼントあげる間柄でそのアレルギーを知らないのは少ないと思うので心配は少ない。
ミニだろうとブーケなんて要らない!って人はゴミ箱へどうぞ。プレゼントだって捨てちゃって構わない。ぶっちゃけあげた方はプレゼントのその後とか全く興味ないので見えないところでどうなろうが言われない限りは傷つきません。
良いクリスマスを。
朝の通勤途中、ランドセルを背負った女子がももが丸見えになるくらいのミニスカートを履いて登校していた。
今年小学生になったばかりの娘をもつ父親としてみれば、そんな姿は色々なことに不安になるだけだ。
果たしてこの小学生は、男ウケがよいと思ってこのミニスカートを履いているのだろうか。
まさか学校の人気者になれるからと親に無理やり履かされているわけでもないだろう。
この小学生は、自分の意思で、これがかわいいと思って履いているに違いない。
ミニスカートブームのときだって、女子高生が制服がかわいいという理由で学校を選ぶときだって、彼女たちは男性ウケするコンテンツに自らなりたがったわけではなく、まず先にかわいいといい出したのは彼女たち本人のはずだ。
それが一人歩きして、男性の性的消費コンテンツに成り下がってしまった点は否定しない。
でも、それだからといって、ミニスカートやかわいらしい制服をそもそも性的なコンテンツだとして置き換えることは間違っている。
性的に消費したいからとそれらを全ての女性に強要することもない。
むしもそれらを強要しているのは、かわいいと認定することで、逆に身に着けないことをかわいくないと同調圧力を押し付けようとする女性自身にある。
それに、男性ウケがよいからと意図的に身につける女性の存在だって否定はできない。
タイツの話にしてみても、あれを男性と女性の対立に置き換えてしまっても何も解決しない。
あの企画に対して、性的な興奮を包み隠さずSNS上に露呈した男性たち(もちろん女性もいる)が気持ち悪いのであって、あの企画自体が悪いわけではない。
同じ様に、あの企画に対して、タイツを性的消費していると騒ぎ立てる女性たち(もちろん男性もいる)が気持ち悪いのであって、当然あの企画自体が悪いわけではない。
それなのに、企画を叩いて、一緒に性的興奮を露呈した男性たちを叩いて勝利したと思っているのは大きな間違いだ。
なぜなら、そもそもにして、タイツが本来の機能異常に持っている魅力の部分との折り合いがつかなくなってしまうではないか。
タイツをただの防寒具としての目的だけで身につけている人がどれほどいるのか。
タイツがファッションアイテムになってしまうことで、楽しむことより苦しむことのほうが多いと感じている人がどれほどいるのか。
そういった点を丁寧に紐解かず、ただ気持ち悪い男が嫌いという理由だけで企画者まで巻き込んで袋叩きにしても、待っているのは自分たちが窮屈になる未来だけだよ。
かわいいという概念は、もっと自分たちを自由にさせてくれる考え方なはずだ。
それを男性の性的消費を行動するための凶器に変えてしまえば、刀身を素手で握ったままその刀で殴りかかるようなものだということに早く気がついてほしい。
学生数の多い小学校もある。どうしてもその割合は均一とは行かなかった。
結果、私はマイナー小学校の卒業生として中学に入学する事になった。
医学を志した私は保健委員になりたかった。しかし、同時に手を挙げた者がおり、メジャー小学校の出身者である彼女は元メジャー小学生の推薦を得て保健委員となった。
ここで私の自信は打ち砕かれた。小学生時代学級委員を努めた功績は、全く何の役にも立たなかった。
仕方無く空いた枠に入る。良い人を演じる為に。その空いた枠に収まった委員を何だかんだで三年続ける事になった。
そこには選択の自由なんてなかった。
文化系部活は根暗、オタクと揶揄され居場所を奪われる。皆こぞって運動部へ入部届を提出した。
グラウンドを広く使えたのはサッカー部。人気だったのは剣道部。
専用の部室があったからだ。
ノーコンのシュートに加えやる気のないGKのお陰で、球があちこちへ飛んで行く。
顔面で受けた事もある。また、ある生徒は一階から飛び降り足を怪我したという。
「強くなりてえ」と両腕、両足に重りを付けていた生徒もいた。
彼は通常の学生鞄でなく、白い斜め掛けバッグで登校していた。田舎の私達の学校にとって、余所から来たそういう出で立ちは珍しくかなり印象に残っている。
いずれにせよ、成績は優秀だったかも知れないが私が夢を諦めたのはあの時だ。なりたい仕事は皆席が埋まっている。数と言う名の暴力に屈服させられて、その自由は奪われるのだとあの時知った。