はてなキーワード: 無用の長物とは
こういうことを言うときっと「事情通」とやらに叩かれてしまうのだろうが……。
戦車は所詮は100年前に考案された兵器であってマイナーチェンジを繰り返しててはいるが時代遅れ感は否めない。
航空兵器が登場したことによって戦車は主力兵器の座から引退した。
B-29のような高度10000mのからの爆撃に対して、戦車はただただ無力である。
現代ならヘリコプターを利用すれば戦車はほぼほぼ一方的に破壊できる。
ところで、ある映画ではロケットランチャーによってヘリコプターが破壊されるシーンが話題を呼んだ。
戦車を破壊できるヘリコプターをも破壊できるのがロケットランチャーという近代兵器だということだ。
「戦車の装甲は頑丈だ」などとメーカーの広報担当者は調子のいいことを言うだろう。
しかしヘリコプターをも破壊可能なロケットランチャーで攻撃されればどうか?
「戦車はヘリコプターに弱く、ヘリコプターは兵士に弱く、兵士は戦車に弱い。これは三すくみの関係なんだ」
実際の戦場はゲームとは違うのだから、そう都合よく三すくみの関係が成立するとは思えない。
確かに戦車1対兵士1ではたとえ兵士がロケットランチャーを装備していたとしても戦車に軍配が上がるだろう。
なぜなら最新鋭の戦車はチョバムアーマーによって一発だけならロケットランチャーにも耐えられるためだ。
だが実際の戦場では、常にタイマン・バトルが成立するとは限らない。
兵站やロジスティクスを考慮すれば50トンの戦車は100kgのフル装備兵士500人分にも匹敵する。
想像してもらいたい……、RPG7を装備した500人の兵士がRPG7を手にして一斉攻撃を仕掛ける姿を。
映画のように「アール・ピー・ジー!」などと叫ぶ間もなく戦車は一瞬にして破壊されるだろう。
しかも兵士は一箇所に集中せずに分散して配置することができる。
500人の兵士で以って包囲殲滅陣を仕掛ければいかな戦車といえどもひとたまりもない。
さらにRPG7は一度攻撃すればそれでおしまいではなく爆弾を再装填して再び攻撃することさえ可能なのだ。
数千発のロケットランチャーで攻撃されれば戦車が生き残れる可能性は万に一つもない。
以上により戦車よりロケットランチャーを持った兵士のほうが強いことは事情通といえど否定できまい。
また戦車には現代では見逃すことのできない致命的な欠陥がある。
このとき問題となってくるのがパイロット間での情報伝達の遅れだ。
音声による情報伝達にはどうしても伝達の遅れというものが出てくる。
なぜなら音声は音速のスピードである秒速340m以上のスピードでは伝達できないためだ。
ITテクノロジーの普及によって情報伝達のスピードは100年前とは比べ物にならないほど早くなった。
故に100年前の開発当初では無視されていた情報伝達の遅れが現代では致命的な欠陥となりうる。
100年前ののどかで牧歌的な戦場と違って、現代の戦場は一秒一刻を争うのだ。
さらに戦車長と呼ばれるチームの司令塔とも言うべきパイロットは車外に体をむき出しとするような運用が常態化している。
素人考えかもしれないがスナイパーライフルのような装備さえあれば戦車長を無力化することはそう難しいことではないだろう。
スナイパーライフルは秒速340mの音速を超えるスピードで飛行してヒットするよりあとに銃声が聞こえるのだという。
戦車長が銃声に気づいたときには時すでに遅し……、というわけだ。
戦車長を失った戦車など頭脳を失ったバッファローと同じことだ。
日本固有の問題以前に戦車という兵器が現代の戦場では無用の長物であると理解していただけただろう。
「戦車が配備されれば海外の敵対勢力は戦車に対抗するだけの武器を用意しなけばならない。そのため戦車は抑止力となりうる」
なるほど確かに島国である日本に海外から戦車を持ち込むのは困難だろう。
では敵対勢力の特殊部隊が極秘裏に潜入してきたとしたらどうだろう?
基地に潜入した特殊部隊が戦車を捕獲することができれば敵はまんまと戦車を手に入れることができるわけだ。
皮肉にも日本においては戦車が配備されていることで敵が戦車を調達できる可能性があるのだ。
ではテロリストが実際にそのような作戦を実行していないのはなぜだろう?
恐らく戦車が盗まれないのは戦車を入手したところで大して役に立たないからではあるまいか?
まともな判断能力を持った人間であれば現代戦では無用の長物である戦車を盗もうなどとは思わないだろう。
仮に戦車泥棒に成功したところで戦車よりずっと強いヘリコプターに破壊されるのが関の山だ。
ただし薬物などで判断能力の低下した人間が戦車を盗もうと考える可能性は十分あり得る。
そのときは戦車愛好家の主張する強さや恐ろしさがすべて跳ね返って帰ってくるのだ。
もっとも前述の通り数千発のRPG7で攻撃すれば最新鋭の戦車といえどひとたまりもあるまい。
チョバムアーマーによってロケットランチャーの攻撃を防ぐことができるのは一度きりなのだから。
しかも生身の兵士がわざわざRPG7を手で持って突撃する必要も実はないのだ。
どういうことかというと、第二次世界大戦時代のゴリアテのような装備を現代の最新技術で作り直した上で、それにPRG7を装備して突撃させれば兵士が身を危険に晒す必要さえないというわけだ。
朝晩の洗顔後、保湿していない状態のまぶたにアイプチ用の押さえる棒みたいなやつとかで線を引く。ふたえになったらまぶた以外を保湿。まぶた以外保湿後に線引きでも。
とにかく乾燥させたまぶたに線をつける。
線の位置は理想のラインでなくひだがある(付く)ラインに。擦ったり下まぶた押さえて白目剥いたりしたときにふたえっぽラインできることあるでしょ?そこらへんに。
わたしほぼひとえの辛うじて奥ぶたえ!蒙古ひだがとっても強いの!おかげでまつげはまぶたに押し下げられて軽くだけど逆さまつげ!ビューラーもマスカラも糠に釘、無用の長物なのくすん…☆
わたし思ってたの…幅広の奥ぶたえが末広ふたえならそれってわたしの奥ぶたえも拡張すればちゃんとふたえに見えるようになる可能性が無きにしもあらずなのでは?って!
ひだの位置をずらしていって幅広末広になったらいいなが動機なので平行ふたえを目標にはしていない。そもそもこのやり方で蒙古ひだがあるタイプを平行ふたえにというのは無理なことと思う。
わたしは蒙古ひだが張り過ぎていて平行ふたえに寄せると恐竜みたいな目になるし顔の大きさと目の小ささが強調されて精神によくないのでそこは諦めている。
自分でちょっとやってみて、継続することでふたえの線ができるのではと思ったのでリスクを恐れない好奇心旺盛増田一蓮托生しよ。
明らかなリスクは乾燥。ようは皺リスク。言ってみれば故意に(任意の位置に)皺を作成することは可能か、という作業。
それとまぶたを引っ掻くことで眼球へも負担かかってそう。
https://asagei.biz/excerpt/17942
そんな天下の愚策をこのコロナの時期にやってしまうのが今の日本の政府及び官庁なんだけどね(笑)
しかしコロナ問題抜きにしてもエコバッグやらマイバッグやら呼ばれるものって衛生面の観点で問題点も多いよねと思う。
そもそもエコバッグ自体何枚も持ち歩く人なんて少ないだろうし、そうなると食品と薬品その他の等が同居する状況になってしまい、その点からも非常に非衛生的。
もし何かあった場合には袋内が大惨事になるのも判り切っているよね。
それとマイバッグとやらが今や店舗内に持ち込みやすく動きやすい状況を見ても海外で万引きが増えたのも何となく判るし、予想通りクレーム対処等で店員の手間ばかり増えているのも笑えないけど草。
どう見てもこれを強行した人達って普段自分で買い物をしない人達だろうね。
マイバッグやらを持ち上げる提灯記事が多いけど、問題や反発も多いのはそれこそニュース記事を見ていれば判る事だし、そもそもレジ袋貰わない人が増えたのは要は金をとられる様になったからだよ。
皆その辺シビアだし、それは回り回って店舗の売り上げにもそのうち影響し始めるよ。
しかし色々見たり、レジ袋有料化以降を体感していて、(消費者に対して)負担を増大させ、(衛生面に関しては)不潔で、(ただでさえ消費増税やコロナ禍で冷え込んでいる所を更にこの一件で消費動向が冷え込むと言う意味では)不景気すら招きかねないから、3密ならぬ3ふを招く事だろうなと思ったりしているよ。
ただ世間の反応やニュースを見ていても不満も多いからそれこそ4ふにも5ふにもなりそうだけどw
https://www.j-cast.com/2020/07/04389468.html
今度は風呂敷か。
風呂敷って地味にお値段がお高いんだよね。
それに使いこなすにも結び方を知らなければ無用の長物になってしまうのも事実。
しかし古新聞をゴミ袋にするだの風呂敷だの少し前の消費増税に関した日経の人参の皮まで食べろと言い、いよいよこの国は戦中か何かなのかなと思えるような所まで来ているよね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASN5V44WFN5TUTIL02Y.html
白い象とか言っていいこと言った気になってんじゃねぇ。お前らのほうがよっぽど厄介だよ
現場は物が足りてねぇんだよ
マスクはまだましになってきたが、ガウンも不足・不織布ガーゼも不足。いろんなものが欠品・発送遅れになってんだよ
https://mainichi.jp/articles/20200526/k00/00m/040/114000c
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20200522/7000021366.html
https://www.fnn.jp/articles/-/44815
https://www.askul.co.jp/m/09-0917-0901003/
https://www.monotaro.com/s/c-121297/
他人が作ったものを暗に「現場の役に立たない無用の長物」というなら
てめぇらがプロフェッショナルなつくりのものを作れ。そして現場に届けろ
コロナがもう終息したような気になってるだろうが外国じゃまだまだ続いてるんだよ。防護具を大量消費してんだよ
皆そういう言うことを知って使えないもの扱いしてんだよな?
4KモニタはフルHD(2K)よりも高画質だと言うので購入を検討しているがわからないことがある。4Kモニタをそのまま使うとアプリのメニューが小さくなり使いづらくなる。そのため解像度を2Kにしなければならない。しかしそれだと最初から安い2Kモニタを買ったほうが良い。
問題は4Kモニタを擬似的に2Kにしたときに、2Kモニタを使うよりも文字や画像が美しくなるかどうかということだ。4Kモニタの画素数は2Kモニタの画素数の4倍だから同じサイズのモニタを買えば表示領域は同じでも文字が画像が美しく(細かく)表示されるはずである。ところがその情報がメーカーのサイトにも載っていない。重要なことなのになぜ説明しないのか。
ICEは効率の点ではEVに遥かに及ばないよ。印象だけでは語るとデマになるので、少し計算した方が良い。
原油⇒精製(90%)⇒輸送(98%)⇒エンジン(30-40%)⇒変速機(80-90%)
=20%-35%程度
一番の問題は、熱機関は最良でもカルノーサイクルの壁を超えられないこと。つまり入力と出力の温度差による限界が来るわけ。
エンジンの素材は金属なので、良くても数百度とかにしかできないわけで、予算度外視でどんなに効率をよくしても量産車で60%に至ることはありえない。
エンジンはアルミか鉄なわけで、そこまで高温にできない。それで30-40%止まりと言うわけ。最近50%近いエンジンができたーとか言うニュースもあるが、もう熱力学上、天井は見え始めている。これは物理学なので、どうしようもならない。
(ちなみに、燃焼温度を上げると今度はNOxなどの問題が顕在化してくる。そのため、むしろEGRなどにより温度を下げるのがトレンド。エンジン開発はいろいろなトレードオフなのだ。)
ディーゼルエンジンは効率が比較的高く、CO2の排出もガソリンエンジンよりも少ないとされるが、NOx/PMなどの排出が多い問題がある。NOxについてはマツダが頑張って尿素SCRなしのエンジン作ったけど、結局、PMについては、DPFを用いて微粒子を捕獲している。そのDPFの煤焼き運転必要だったりするので、その分の燃料は無駄になるわけだよね。
で、エンジン車の問題として、トルクバンドが上のほうにあるので、クラッチ、トルクコンバーター等と変速機が必ず必要となる。その際にロスが出てしまう。AT/MT/DCTは段数が少ないとパワーバンドを生かしきれない。段数が多いと重い。CVTは滑るし、CVTフルードは温まるまで粘度が高くてロスになる(ダイハツはCVTサーモコントローラーとかで頑張ってるけど)。
エンジンの熱効率が50%に達したという記事(JSTの「革新的燃焼技術」)で反論する方がいらっしゃるが、そのエンジンは実験室の563cc単気筒エンジンだ。もちろん単気筒なんて自動車では振動などで使い物にならないから、最低でも3気筒からとなる。そうしたときに、気筒が増えて動弁系などのフリクションの発生によって効率は下がるはずなので、そのまま量産車に適用することは難しい。実用車では気筒数増加による動弁系の負荷、オルタネーターなど補機系の負荷などもかかってくることも頭に入れておきたい。
日産が45%のエンジンを開発しているとの記事もあるが、これはe-Powerの「発電専用」エンジンだ。ハイブリッドなので、こういう芸当が可能だ。
45%からは数%上げるだけでも相当血のにじみ出るような開発の労力がいるだろう。
燃焼温度はアルミや鋳鉄の融点よりも遥かに高いと言う指摘があった。その通りです。
しかし、熱力学を説明したかっただけで、例えば入口・出口の温度差を数万度にしたならば、熱効率はかなりのものとなるが、そんなものは物性的に不可能ということを示したかった。
原油⇒火力発電(超臨界発電) 50-60%⇒送電 (95%) ⇒バッテリへ充電(90%)⇒変換(96%)⇒モーター(95%)
=39-45%
PHEV, BEVの場合、上に示したうちで一番効率の悪い「火力発電」の部分を再生エネルギーや水力に転嫁することで、CO2削減を目指せる。もちろん、原発にしてもCO2は減らせる。
なお日本の火力発電所のSOx/NOx排出は海外に比べてもとても少なく、優秀である。
発電所の部分では、現状でも50-60%の効率は稼げる。なぜ熱機関なのにここまで効率が出せるかと言うと、巨大なプラントで高温に耐えるコストの高いタービンを回してるから。
それによって熱機関の効率が高められるから。車のエンジンは小さくてスケールメリットが働かないよね。でも発電所レベルなら巨大で、コストも充分かけられるのでこう言う芸当ができる。
で、電気の輸送に関しては送電線なので一度つなげたらしばらくはCO2を出さない。送電の効率も超高圧送電(100万ボルト以上)によって高まっている。
また、インバーターとかモーターに電気を流す部分はパワーデバイス(GaN等)の発展によってどんどん効率が上がっている。
なお、モーターのトルク特性としてエンジン車のように変速は不要のため、クラッチ・トルコン・変速機などによるロスはない。将来、インホイールモーターが実用化されれば、モーター→タイヤへの伝達効率はさらに上昇する。
ちなみに、xEVは回生充電もできるために、ブレーキ時に運動エネルギーがICEほど熱に変わらない。
(一方ICEはエンジンブレーキを使ったとしてもエネルギーに変えているわけではないので(多少オルタネータの充電制御は入るが)、ブレーキ時には運動エネルギーを熱にしてしまう。せっかく石油を燃やして運動エネルギーを得たのに、そのエネルギーを回収しないで熱に変えるわけ。)
まあxEVが回生できるとはいえ回生時にパワーデバイスとかの充電ロスがあるから、実はコースティング(回生も何もしない)で空走した方が距離を稼げる。なので、前の信号が赤にかわったとき、EVに関していえば、ブレーキも何も踏まないで空走状態を維持し、空気抵抗だけで0kmにするのが一番効率が高い。まあ、そんなことしていたらノロノロすぎてウザがられるので、妥協点として回生ブレーキを使ってちょっとはロスするけど、エネルギーを回収しながら止まるってことだね。
(ICEだと、エンジンブレーキを積極的に使って、ブレーキを踏まない運転を心がければ良い。やってはいけないのは、Nに入れて空走すること。Nに入れるとエンジンはアイドリングを維持するために燃料を消費する。ギアを入れたままエンジンブレーキをかけると、その間は燃料噴射をやめても回転が維持できるので、エンジンは燃料噴射をやめて、実質消費はゼロとなる。)
バッテリーの製造時の負荷は確かに高い。しかし、製造には電気を使っているので、電力構成によりCO2の排出は変わる。つまりグリーンなエネルギーを使えば問題なくCO2を減らせると言うこと。
なお id:poko_pen がマツダのWell-to-Wheel理論を持ち出しているが、あれば古い時代のバッテリー製造時のCO2データを使っていて、CO2排出を過大評価している。最近のテスラのLi-ion電池工場では、再エネを利用して製造しているのでCO2は少なくできる。こうした、製造時のCO2排出の問題は工場や電源構成をアップデートしていけば減らせる問題だ。
(マツダはBEVよりもICE派で、SPCCI(圧縮着火)とかで頑張ってるから、バイアスがかかってるのは仕方ないと思うね。私は内燃機関とデザイン周りで頑張るマツダは大好きだけど、SKYACTIV-Xが思ったよりも微妙だったから株売っちゃったわ。)
Li-ion電池に10%含まれるリチウムは、採掘時に水を大量に使ったりする問題はある。ただ、これは「製造時」に限った話であり、内燃機関を使うたび、原油のために油田をあちこち掘り返したり、オイルタンカーが座礁して原油を撒き散らしたりするのに比べれば遥かにマシというものだろう。
xEVには必要となる貴金属類には依然として供給リスクとか採掘時の「児童労働」とかの問題を孕んでいる。ここら辺は全世界的に解決するしかなさそう。需要が増えれば、世界の目がこう言う問題に向くはずなので、我々技術者はそれを期待するしかない。
例えば沖縄は石炭火力の比率が高いため、EVの効率を持ってしてもCO2の排出がHVとかより高くなる。しかし、それ以外の都道府県ではICEよりBEVの方がCO2が低い。原発が動いていない現時点でもね。
PHEVはもちろんICEより遥かにCO2を出さないが、BEVには勝てない。ただ、電力構成によっては逆転もありうるが、ほとんどの都道府県ではBEVの方がCO2を出さない。
(追記: anond:20200211034316 に FCEV vs BEV の効率比較を書いた)
燃料電池車に関していえば、無用の長物と言える。水素を製造する場合にも電力が必要だが、まあこれを再エネで行ったとしても、水素の輸送とタンクに注入する際の水素の圧縮時のロスは非常に大きい。その圧縮の際に再エネを使ったとしても、結局そのエネルギーでBEVを充電した方が効率がいいのだ。
そもそもBEVならば、送電線さえあればいいわけで、わざわざ水素のように輸送する必要がない。
また燃料電池は化学反応なので、アクセルレスポンスが遅いと言う欠点があり、反応のラグを補うために燃料電池車には結局バッテリーが積まれている。
ただ、航続距離は長いために、俺は現代におけるタクシーとかのLPG車みたいに細々と残るとは思う。航続距離が重要なトラックやバス、タクシーなどには燃料電池が使われるかもしれない。
効率以外にも、めんどくさい高圧タンクの法定点検とか、割と問題は多い。水素ステーションは可燃性の水素を貯蔵するわけだから、EVの充電スタンドよりも法的なめんどくささがあるのも確か。
これは燃料電池車より論外。カルノーサイクルに縛られてしまうので、電気分解よりも効率が悪くなる。水素の使い方としては燃料電池よりも悪い。
再エネは不安定と言われる。確かに自然相手なので、予測も難しい。しかし将来的にEVが普及すれば、EVをバッファとして利用することで、不安定さを吸収しグリッドを安定させられる。
これは再エネを導入する動機にもなる。職場に着いたらEVにCHAdeMOを挿しておいて、電力の需給バランスに応じて充電開始、とかが普通になるかもね。
BEVは寒さに弱い。リチウムイオン電池の特性上、寒くなると容量が可逆的ではあるが減る。そのためテスラにはバッテリーヒーターが搭載されている。(ちなみに、寒いノルウェーでもテスラが爆売れしているし、なんと新車の半分くらいの売り上げがBEVという。もはや寒さは問題ではないのかも?(まぁ優遇政策があるからだけどね))
FCEVも寒いと反応が弱まって出力が減るので、そこらへんは考慮されている。
一方ICEも、冬になると燃費が悪化するとされる。US DoEによると、理由は、オイルの粘度低下、温度上昇までの暖機、ガソリンの配合が夏と違う(日本でも同じかは謎)など。他には空気密度によるエアロダイナミクスの悪化とかがあるがこれはEVでも同じだ。オイルなどが原因となって燃費が悪化するのはICE特有だろう。
BEVはまた暑さにも弱い。Li-ionは熱によって不可逆的なダメージを受けて、寿命が縮む。そのためテスラにはエアコンを利用する水冷バッテリークーラーが搭載されている。リーフは空冷で、これが問題だったのか、劣化の問題でざわついていたリーフオーナーも多かった。今は改善されているらしい。
URLを多く貼るとスパム認定されるから貼れないけど、US DoEとかCARB、日本だと日本自動車研究所あたりの公開資料を見ればソースに当たれる。
一つだけ、EV vs ICEの効率について、13分程度で詳説してある動画のURLを貼っておく。英語で字幕もないが、割と平易なので、見てみてほしい。論文ソースは動画の中でよく書かれている。
「製造時の負荷」「化石燃料の発電でEVを使うのは利点あるのか?」「リチウム採掘の負荷」の3つで説明されている。簡単に箇条書きにすると:
https://www.youtube.com/watch?v=6RhtiPefVzM
前述のようにマツダはEVと自社のICEについて、Well-to-Wheelでライフサイクルアセスメントで比較している。その比較におけるLi-ion製造時のCO2排出量のデータだが、2010年〜2013年のデータとなっており古い。しかも、Li-ion製造時のCO2の排出量は研究によってばらつきが大きく、いろいろな見方があり正確性があまりないのが現状。また現状を反映していないと考えられる。例えばテスラ「ギガファクトリー」のように太陽電池をのせた自社工場の場合などについては考慮されていないのが問題だ(写真を見ると良い、広大な敷地がほとんど太陽光で埋まっている)。
また、マツダの研究はバッテリー寿命を短く見積りすぎている点で、EVのライフサイクルコストが大きく見える原因となっている。テスラのようにバッテリーマネジメントシステム(BMS)がしっかりとしたEVは寿命が長く、またLi-ionの発展によって将来は寿命を伸ばすことは可能だろう。事実、今まで電極や電解質の改善によってサイクル寿命は伸びてきた。
テスラは現時点で最も売れているわけだし、このことを考慮しないのは少々ズルいと言える。
"Why Hydrogen Engines Are A Bad Idea" でYouTube検索したらわかりやすいが、噛み砕くと
あと補足すると「エンジン」は爆発によるエネルギーを使っているが、全てを使い切れていないこと。十分に長いシリンダーを使って、大気圧まで膨張させるならエネルギーをかなり取り出せるが、そんなものは実用上存在できないので、爆発の「圧力」を内包したまま、排気バルブを開けることになる。この圧力をターボチャージャーで利用することも可能ではあるが、全て使い切れるわけではない。
あーでも、水素エンジンのメリットが1つあった。燃料電池(PEFC)は白金を必要とするため Permalink | 記事への反応(16) | 01:34
さて、今回の総選挙では、これまでにない形での広報活動が多く見られたと思っております。
特に、ボイスが未実装のアイドルに関しては、担当Pが様々な手段を講じていました。
そのため、今回の印象的な広報戦術を次回(があるのかどうかわかりませんが)に伝えることができればと思い、僭越ながらまとめさせていただきます。
特にナターリアP・こずえP・七海P・梨沙Pが多く使っていた戦術です。
具体的には、ダイマを募集しているツイートに同一アイドルを複数人がアピールする、というもの。
ダイマの数が多いと、それだけで陣営の活発度を計ることができますし、ダイマ募集のツイートは期間中多くの人が目にします。
沙理奈P(ブルナポP?)・ナターリアP・七海Pが多く用いていた印象です。
沙理奈Pは豆乳、ナターリアPはスネーク、七海Pはアーロン(ワンピース)と、一見何のことかわからなくなるメンツですね。
(沙理奈Pはアイドルが飲んでいるから、ナターリアPは後述、七海Pは魚つながり)
しかし、この真価は、Twitterでいいね をされたときにあります。
いわば、「囲まれた」ことが一目でわかる、視認性の良さ、さらには、一見すると、アイドルとどのようなつながりがあるのかわからない、といった点において、相手の興味を引くことができます。
なお、アイドルと関係がなさそうである、といったものとの勝手コラボや謎行動は他の陣営でも見られましたが、その中でもTwitterのアイコンまでに影響があったのは、この3陣営と判断しました。
・予想外のところからの協力
前半のナターリアP、後半の沙理奈Pと言ったところでしょうか(ただし本質は180°異なります)
ナターリアPは海外版メタルギアでソリッド・スネーク役の声優、及び大佐役の声優に依頼して、応援メッセージを送ってもらう、という方法でした。
メタルギアという知名度の高いゲーム、海外Pと海外声優という完全に予想外の範囲からの援護、そして声優に仕事を依頼できるアプリの存在。
結果は言わずもがな、中間発表で全体9位、パッション3位と、ボイス園内にランクインしました。
沙理奈Pは、中間発表直前の「セクシーデリバリー松本」がセクシーゾーンのファンの目にとまり、そこから完全新規の票田を開拓する、という、二次元と三次元がつながるというこの手の投票企画では前例を見ないパターンで協力関係が築かれました
これが最終結果にどのようにつながるのかは未知数ですが、これまでキャラ立ちがやや薄い(というよりも運営があまり積極的でなかった?)松本沙理奈というアイドルが、確固たる立ち位置を得た、というだけでも大きな出来事であります。
・一斉投票
ミリオンTBから始まったとされる、「短時間に特定アイドルへの投票を集中させて行う」一斉投票。
これは上位のアイドル陣営ならほとんどどこでも行っていた戦略です。
目的が明快(ツイッターなどのトレンド入り、他Pの目に留まりやすくする)で効果もわかりやすく、参加も簡単。
さてこれまで、中間発表で上位にランクインしたボイスなしアイドルで名前を挙げていないキャラが2名います。
この2名に関しては、項目外として扱うことが適当と思いました
まずは、佐城雪美。彼女に関してはボイスなしアイドルと言うよりは、安定した支持基盤のもとに選挙戦を戦っている、という印象でした。
ダイマも各所でみましたし、そもそものアイドル人気も高く、今年は上位に食い込むか、と思っているとなんと中間発表では全体4位、クール2位。
これはもう志希・智絵里・文香・楓と同じような安定した支持基盤があるといえるでしょう。
次に夢見りあむ。
これもうわけがわからないよ!
…失礼、取り乱しました。
ただ、今後の参考には「全く」ならないパターンです。
りあむを押し上げたのは、本人の個性ともいえる炎上キャラ、新規アイドルに対する運営の扱いの差などからなる、
「こいつがシンデレラガールになったら、ならなくてもボイス圏内に入ったら面白そう」という、愉快犯にも思える浮動票の大量流入です。
また、「お気持ち表明」に代表されるアンチの存在も、却って票を伸ばす要因になった、とも見ることができます。
何度も言いますが、今後の参考には全くなりません。(というか炎上で票を伸ばすという芸当ができるキャラが他にいない)
以上ですね。明日になればすべての結果が出ます。また、その結果によってはここに書いてあることが無用の長物と帰すことも考えられます。
それでも、次回以降の参考の一助になれば幸いです。
「一眼レフは時代遅れ」だと言うならせめて理由くらい説明すべきでは?
「時代遅れ」だとか「周回遅れ」だとか曖昧な言葉で書かれた文章はさすがに信用できないですね。
ひょっとして怪しいスローガンを流行らせようとしている人ですか?
あとFOVEONを選ばないどころか触れてすらいないので中途半端な情報ですね。
FOVEONとはシグマの発売するカメラに搭載されているセンサーのことです。
FOVEONはそうじゃないセンサー(ベイヤー)と比べて主に「発色」に優れているとされます。
ほかにはISO感度(FOVEONの弱点)やモアレの差などもありますが、まぁ「FAVEON 作例」などで検索してみてください。
(カメラを買うときは「作例」で検索するのが王道でしょうが、それを説明しないとは……)
FOVEONの良さは見ればわかりますし、逆に言えば見てわからない人には無用の長物でしょう。
色彩感覚は個人によって異なりますし眼鏡のような矯正器具もありません。
もしかすると色彩感覚の皆無な人にFOVEONの良さを説明してもいまいちピンと来ないのかもしれませんね。
カメラマンの中には写真を白黒にして喜んでいるような人たちもいます。
そんな人たちにとってFOVEONセンサーは必要ではないのかもしれません。
もし「色彩」に拘るのであればFOVEONセンサーを選ぶべきでしょう。
充分過ぎるほど生きて、もう満足だから死のうと思った。
いつも歩いている歩道橋に背を向ける。手摺に手をかけ空を見上げながらゆっくりと重心を後ろへ持っていくのだ。流れるように死ねる気がした。
けれど、問題はその高さでは恐らく死ねなさそうということだ。痛いだけだ。
場所は最手入れしていた祖母がいなくなり荒れ放題の縁側。そこの物干し竿に何かをぶら下げれば良い。
最初はマフラーでやろうと思ったが、うまく結べない。試しに落ちてたビニール紐で結んでみたらうまく言った。どうやら長さが足りないらしい。
しかし、紐を買いに行く気力なんてなかった。何か無いか、薄暗く様々な荷物が積まれた部屋を見渡す。
祖母がいなくなり、上に住んでいる家族が沢山使わない荷物を置いている。何かしらあるだろう、長いこと鎮座しているマッサージチェアの隣をすり抜け、無数の段ボールを適当に眺める。
すると、すぐに有線ケーブルが見つかった。私が二階と一階でネット回線を繋げる必要があった際とりあえず買ったものの、結局使わなかった無用の長物だ。長さは100Mくらい。
紐をハサミで適当に切り、結び直す。今度は輪っかが出来た。
早速物干し竿にぶら下げてみようと思ったがーーふと上を見てブラインドが降りた窓があることに気がついた。
そうだ、ここは二階から見えるんだ。
存在を忘れていたくらいだから恐らく他の人も覗きはしないだろうが……居心地が途端に悪くなって慌てて窓を閉め引っ込んだ。
どうしようか、せっかく結べたのに。
疲れてその場に座り込んで短く切られたコードを見る。いびつな円形。試しに頭を通してみる。どこにも結ばれてないので、ネックレスのように首からぶら下がる。慣れないゴムの感覚、実際つけてみると不思議な感じだ。引っ張ってみるとマフラーより硬く、なんだか容赦が無いように思えた。
隣には使い所がなくなって放置された介護用のおむつがあった。誰も片付けていないのだ。狭くて邪魔なような、逆に狭くて落ち着くような。
そう思っていると、さらに奥にドアノブがあることに気がついた。
そういえば、ドアノブでも死ねるのだ。介護用おむつの山を踏み越えドアノブの横に座り込む。
ドアノブに結んで手を離してみる。
あとはこれに頭を通せば、死ねるかもしれない。
これさえあれは、死ぬことができる。
そう考えたら、急にすうっと頭が明快になってきた。
ぼんやりと、眠る直前のように朦朧とした感覚でうっすらと浮かび上がっていた死にたいという感情が、徐々に消えていく。
残ったのは、これさえあればいつでも死を選択できると言う、えもいわれぬ安心感だった。
今まで億劫でぼんやりとしか描けていなかった死のイメージ。けれど、今は道具を手にした。あとは手に取るだけで良い。
ドアノブから外して掌に乗せた小さなそれは、力強く無感情な感触をしていた。
そんなふうに思えた。
一般に経済力は加齢とともに大きくなる。だからピュアオーディオのように金のかかる趣味を楽しむのはたいてい、いい歳したオヤジだ。
だがよく考えてみてほしい。
経済力とは逆に、聴力は加齢とともに衰えていく。可聴範囲が狭まっていくのだ。すると、つぎ込んだ金額に対して得られる効果(音質の向上がもたらす満足感や感動)も、年々小さくなっていくはずだ。
つまりピュアオーディオ趣味とは、加齢とともに主観的コストパフォーマンスが悪化していく趣味と言える。
今般、ハイレゾなどというオーバーサンプリングな録音規格も一部で注目され始めているが、周波数特性に限って言えばあんなもの人類にとってほぼ無用の長物である。いわんやおっさんにおいてをや。
だが、良い音で大きな音量で聞く音楽から受ける感動それ自体は格別のものである。文化の極みである。
だから若者よ、君の耳がフレッシュなうちに、スマホに付属してくるちゃちなイヤホンなどではなく、まともなスピーカーで、空間を通して音楽を楽しんでみてほしい。
投資した金額でしか満足できないオヤジたちと同じ楽しみ方をする必要はない。50万のアンプを100万のアンプに取り替えて「中高域に潤いが増した」みたいなたわごとをさえずるのも、電源を替えケーブルを替え分離ガー定位ガーとわめくのも、君たちがすべき楽しみ方ではない。
1~2万円くらいのパワードスピーカーを買って、そこからspotifyの音を流すだけでいい。
スピーカーをテーブルの上じゃなくて部屋のちょっと離れた場所に置けば、聴くという体験の質ががらりと変わる。それを知ってほしい。