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はてなキーワード: 情報量とは

2020-11-14

anond:20201030094942

ハルタ漫画コミックスで読んでるわ。

画面の情報量多くて雑誌みたいな質の悪い紙だと目が疲れる。

2020-11-13

anond:20201113191139

その2追記

自分は線少ない絵好き!少ない情報量で物を描くの難しいから!芸人面白がって描くみたいな動物も色塗ってあればまあわからんでもない、、けど白黒影のみとかだとガチで??ってなるじゃん 少ない手数で説得力ある絵かけんのいちばんかっこいーとおもう!

2020-11-10

時間が足りないので助けてください

人生を満たすために僕達は「面白い情報」を探してる訳じゃないですか

「探さないと満たしてくれる物に巡り会えない」なんてことは当たり前のことじゃないですか

でもですね、最近思ったんですよ

「あ、情報集めに時間奪われすぎだな」って

満たされる為の情報集めなのに「満たされる時間」よりも「情報集めてる時間」の方が多いなんて本末転倒ですよね

恐らく自分は「情報集めが下手」なんです

情報めしてる時に「必要情報(満たしてくれる情報)」と「不必要情報(意味のない雑音)」があるじゃないですか?

情報集めが上手い」人ってのは恐らく、必要情報だけにアクセスできる割合が高くて、不必要情報にはできるだけアクセスせずに済んでる人間だと思うんですね

一日24時間でその内に自由に使える時間は人それぞれですが限られた時間です

その時間の中から濃度の高い情報だけにアクセスできなきゃいけないんです。そうじゃないと情報集めだけで一日が終わってしまます

一日に生まれ情報量は膨大です

自分は色んなサイトを巡って新着情報や新発売情報などをチェックしています

それは生産された消費物から自分人生を楽しくしてくれそうな、どこかの誰かの思考まで、色んな情報をチェックしている訳です

なので、時間が足りない

こんな人生は満たされている訳じゃない

こんな人生は、情報自分操作できずに情報量に押しつぶされているだけだ

常に全ての新着情報を見るのは不可能なので、見るサイトを厳選しなくてはいけないです

かい方法はないでしょうか?

情報集めが上手くなる方法を知ってる人はいませんか?

2020-11-09

〇〇グラフは駄目、とか言ってる奴はそもそも何もわかっちゃいない

データグラフ化する技術統計一種と言える。

統計とは大量データを少量化する技術総称である

何十万とある生データを直接見せられても人間は正しく理解できない。

平均値中央値、最頻値、分散、最大値、最小値、四分点、ヒストグラム、そして各種グラフ・・・

何十万の生データをこれらの両手で収まるような数値群に集約することで、ようやく人間にもそのデータの形が見えるようになる。

当然、その過程情報は失われる。

何十万のデータがせいぜい十程度の数値に収まるのだから、そこには膨大な情報の欠落があるのを、当然と思えない人はおかしい。

勿論、単なる膨大な欠落とはならないよう、取捨選択された情報は極力、元データの特徴を抑えたものにする必要がある。

平均値をはじめとする各種統計量は、基本的にはその観点で優秀なものが使われている。

しかし、どうしても元の情報量は欠落してしまう。それは統計を用いる限りどうすることもできない。

最終的に見せる値が少ないほどそれは顕著で、どの統計量を見せるかによって、データの印象も変ってしまう。

からといってすぐ、じゃあ統計詐欺だ、という方向に走るのもおかしい。

そもそも大量の生データ人間には理解できないという前提を理解すべきなのだ

理解できない」を元の情報量を代償にしながら「ちょっと理解できる」にするのが統計だ。

グラフも、基本的にはこれと全く同じ。元データじゃ人間には何が書いてあるのかわからいから、せめて情報量を絞って、イラストレーションして大枠だけなんとか伝えようとした結果だ。

情報量を絞るのだから、当然その過程で欠落は起きるし、生データのうち一部だけの印象を見せることしかできない。

から様々なグラフ選択したり、工夫を用いてどうにかそれぞれの生データの特徴を最も優秀に表すことができそうな形を模索するのだ。

このデータ重要なのは平均値くらいだな・・・とか、このデータは散らばり具合も見せないと分からないな・・・とか言うのと基本的には同じだ。

それを、自衛意識が高すぎるのか、被害妄想か、「この種類のグラフはどんな状況でもとにかく駄目!」とか言うのは筋が悪すぎる。

まあ3D円グラフとかどう考えても絶対擁護できないものもあるが、そんなものはごくわずしかない悪例であって、大概は「何が何でも全く使うタイミングが無い」というグラフはない。

元のデータの特徴に合わせてなんとか人間理解しうるような様々な形態を取捨選択してできたグラフなのだということを、理解すべきだろう。

2020-11-04

[]87日目

なわとび:602回

ボクシング:109kcal/21歳

徒歩:110.4kcal/3590歩

体操ザムライ見てて、フィットボクシングやるときも一つ一つの動作を丁寧にやっていこうと思った

少し前から夜明け前」をちょっとずつ読んでて、この間ようやく1部が終わって折返し地点に来た

島崎藤村自分のお父さんをモデルにして書いた幕末から維新にかけての歴史小説

1部の前半は木曽街道馬籠宿の庄屋の平穏暮らしぶりが描かれるばかりなのだけれど、後半に入ると怒涛の勢いで日本の情勢が転変していく様が描かれる

まり情報量の多さに幕末素人自分めまいがするような心地がした

主人公の半蔵は幕末青年らしく、自分日本のためになにかしたいと焦りを募らせるのだけれども、彼が依って立つ平田篤胤国学思想というのがどうもちょっと曲者

本居宣長あたりから発するものらしいのだけれども、神の国である特別日本古来のものを大切にしてそれによって国を作っていこうというもので、中国由来の儒学などの排斥を主張し、神仏習合を廃して純粋神道を取り戻そうと言っている

これって、詰まるところは日本SUGEEEのネトウヨ思想先祖なのではないか

半蔵くんは(ローカルな)ネットで真実に目覚めてしまった残念な子なのでは

ついでに日本各地で寺をぶっ壊しまくった犯人貴様らだったのか

なんというか半蔵くんの先行きに不安しかなくて、この先を読むのがちょっと怖い

鬼滅の刃は何故面白いのか=作品感想自分で考える時代は終わった→そして起きること

鬼滅の刃面白い!」

これは間違いないのだが、俺=新世代=SNS世代作品鑑賞方法発見したことがある。

というか別に鬼滅に限った話じゃないのだが、キャッチーから例としてタイトルを使わせてもらった。

俺がこの項目でしたいのは1つの事実確認と、1つの反論だ。

まず前提として、俺は20代後半。インターネット中毒タイプ人間だ。

小学校のころからネットに入り浸ってた。

具体的には2ch個人の感想サイト、それにまとめサイトだ。年齢を重ねてからTwitterなんかも始めた。

真面目に、親の顔よりおそらくPCの画面の方を長く見て生きてきた。

「アホが何か言ってる」と思っていただいて結構だが、一応偏差値はそこそこ高かったし、読書感想文では県で賞も取った程度の知力はある。

まず、結論を書こう。

「もう作品感想自分で考える時代は終わった」

まり

作品に感動したかどうかを決めるのは自分ではなくなった」のだ。

そういう時代が来た。ないしは来る。

要するに、鬼滅という作品を読む・観るなりして、泣く、キャラを好きになる、続きが気になる、技がカッコイイと思う。

これらの感情を、コンテンツを楽しんだ本人ではなく、最早他人が決めているということだ。

作品評価自分で決める能力が、「俺=新世代=SNS世代」にはもうないのだ。

「なるほど、水の呼吸というのはカッコいいんだな」「なるほど、煉獄さんの死のシーンは泣けるんだな」「義勇としのぶさんの関係エモいんだな」

作品を読む前、もしくは後にSNSサイト情報を取り入れて、上のような感想自分の中から「発掘」し「言語化」する。

そして、自分の中の感情というものを整理し、「俺はこう思ったのだ」と認識する。

これが、現代人が作品を鑑賞し、心中で行われている工程である

「いや流石に作品でよく描かれる、家族の愛とか……そういうのはわかるだろ?」とツッコまれるかもしれない。

それが残念ながら、わからないのだ。最早家族愛は、感情共感の最小単位ではないのだ。

今の世代なら、きっと俺の言葉を少なから理解してくれる。

俺は鬼滅の刃を見て泣いた。煉獄さんの母が出てくるシーンでそれはもう泣いた。

だが、その感情は俺以外の誰かが発露した感情を取り入れて、これは泣けるシーンだと認識たから泣いたのだ。

上の現象、俺だけのことかと思っていた。だが、どうやら違う。現職で小さな子供と触れることが多いのだが、同じことが起きている。

若年期からSNSなどに触れていると、みんなそうなっていくのだ。

(俺はまとめサイト2ch、俺より若い世代TwitterLINE、という違いはあるが)

何故こうなるのか、答えは簡単だ。

俺がどう思ったのかを考える前に、SNSネットにはわかりやす言語化された感想文章映像になって落ちているからだ。

自分でどう感じたか、考える必要が俺達の世代にはない。


まあ、俺達の世代だけの話ではない。

「へーこのシーンってこういう意味があったんだ!」とか、「へーこのシーンの演出ってこういう意図だったのか!」

と思ったことはないだろうか。それが極大化しただけの話だ。

監督インタビュー評論家テキストを見て、みんなやっていたことだ。

作品に対する解釈の補助というのは、評論家という人間に職がある時点で過去から必要とされていたのは確かだろう。

だが、おそらく今、俺達の上の世代が考えているよりも、ずっと事態は進行している。

以上が、1つの事実確認だ。

まり、俺にとって「鬼滅の刃」が面白い理由、それは「俺の視界内の人が面白いと言っているから」だ。

序盤の文章に戻る、1つの反論をこれから行う。

「俺はこの作品が好きだから好きな人意見だけを集める」「俺はこの作品が嫌いだから嫌いな人の意見だけ集める」

といったエコーチェーンバー現象というやつへの反論だ。

新世代は、このエコーチェンバー現象の影響を受けないのではないのか、というのが俺の考えだ。

まりこういうことだ。

「視界内の人間が好きだと言っているか作品を好きになる」のであり、「視界内の人間が嫌いだと言っているか作品を嫌いになる」

エコーチェーンバーの逆であるこちらが、正しい順序なのだ

では、今後何が起きるのか、これが一番重要なことだ。心して聞いてほしい。

おそらく、「作品に対してどう思うか」の感情を先導する人間が今後、より重要視される。

今、SNSでは作品感想を呟いている人間がいるだろう。

まとめサイトでは、匿名掲示板で行われた、作品への感想が打ち込まれているだろう。

おそらく、この流れがもっと明確に商業化され、工業化されていくのではないかと思う。

まり

感情の先導者」が職業的に生まれるのではないか、と俺は考えている。

現在存在する、評論家レビュワーといったものではない。もっとプリミティブな感情の先導者だ。

「○○が可愛かった」「○○がかっこよかった」「アレは面白い」「アレはつまらない」といった感情を、これから代表者綴り

俺達は彼らが思うように、思う。

そういう時代が来るのではないだろうかと考えている。

いや、もしかしたら、もうとっくにそういう時代なのかもしれない。

貴方のお子さんが「何か」に対して抱いている感想、それがYoutuberのものではないと思えるだろうか。

まり、「作品を見て単独で何かを想うこと」が出来る人間が、おそらくは特別存在になっていく。

これが俺の未来への予言だ。

追記

ここからは少し話がズレる。

上の話、最早漫画作品だの、アニメ作品だのに限られた話ではなくなってくんじゃないか

まり、親子の愛から政治、飯の味、天気……事象に対するあらゆる感情を「発露」し「言語化」するための専門職が設けられるのではないかと思う。

俺達は、おそらく他人を愛する、という感想を、他人を憎む、という感想を、他人に考えてもらう日が来るのだ。

いや、もしかしたらもう来ているのかもしれない。世界ITで繋がった。

情報量は爆発した。

もう、人間の脳が処理できる総量を超えているはずだ。

ならば、本当に人は、自分感情自分から発せられたものであると思えるだろうか。

我思う故に我あり。

なんて言葉事実だとするなら、

俺達は最早「我」を投げ捨てながら生きている。

まり存在を自ら捨てていくのだろう。

怖いとは思わない。来たのだ。自分を捨て、他人感情というスープと同質化する日が。

2020-11-02

anond:20201102122642

PRだろうがPV乞食だろうが「本当に良いものを紹介する」

という目的でなければ個人としては情報価値なんかないんよ。

お前毎週毎週コンビニで旨さが限界突破したり

カルディ悪魔的な何かを見つけたりしてるけど、

それは発信者のお前がただのもの知らずなだけで、

ある程度の情報量がある身からすれば低レベルすぎて信ぴょう性に欠けるって話なんよ。

2020-10-28

anond:20201028084038

ちょうど骨伝導イヤフォンが気になっていたので、増田エントリとても参考になった!たまたま開いたところに親切なエントリあって自分はすごくラッキー

 

ビックカメラからくるいつもの宣伝メールに「世界初のフルワイヤレス骨伝導イヤフォンがすごいんだよ!」っていうのがあって興味を持ったんだけど、

で、骨伝導イヤフォンってどういう強みがあるの?ってググったらアフィリエイトだらけでよくわからん

タグだと情報量いまいち、もういらないかなって思ってた。

 

自分電車とかでの用途もあるから骨伝導イヤフォンはやめておいたほうがよさげだね。

2020-10-26

Twitter適応しつつあるオタクの進捗

はじめに

前回、Twitter適応できないオタクの行く末(anond:20191011160414)を投稿した者である。前回の増田では、トラバ/ブコメ共に様々な意見を頂き、自身を見つめる良い機会となった。とても感謝している。

前回の投稿からもう1年近く経っているが、その間に、というかつい最近オタク的消費活動が大きく変わってきたためここに記録しておきたいと思い書くことにした。これが改善であるかどうかはさておき、これから先にまた変化があったら比較できるため、その意味でも詳しく書いておきたい。

書き終えてみて、改めて見るととても長い文章になってしまった。一応内容は節ごとにまとまっているので、読み飛ばして気になる所だけ読んでくれても構わない。

本題に入るが、まず俺はTwitter垢を作成した。俺にとってこれは大きな一歩だった。この大きな一歩に繋がる積極的な変化があったのかというと、そんな事はなく、きっかけは極めて消極的ものであったと思っている。この消極的でありながら重い腰を動かすきっかけについて簡単説明するとするなら、それは定点観測型の消費に限界を感じたためであると言える。

定点観測限界

具体的には、過剰消費による虚無と、巡回サービスの変化がある。それぞれについて軽く書いていきたい。

過剰消費による虚無

前回述べたように、俺はtwitter検索エンジンとして活用し、気に入った作品二次創作を拾っては消化、拾っては消化して楽しんでいた。自分が発信側になれない一種の「諦め」を持ちながらもそれが一番快適で自身に合っていたからだ。これについて、ブコメで「尊大羞恥心と臆病な自尊心」と指摘されたが、まったくその通りだったと思っている。消費する側として一方的評価、消化しかしなかった事が自身完璧主義にしてしまい、いざ自分が発信しようとするとそれが頭を持ち上げて邪魔をしてくるのだった。

とはいえ、それでもいいと開き直っていればよかったのかもしれない。今までそうしてきたように、これからもそうしていくことは不可能ではなかった。しかし、ここで虚無感がドッと湧いてきて、とうとう音を上げてしまうことになった。

どれだけ色んな作品を見て、なにかを感じても何も言うことが出来ない。発信する媒体もない。仮に、何か言おうとした所でどうしようもない駄文が出来るだろうが、それを流す場所も無かった。ただただ感情は吐き出される事もなく喉の奥に押し込まれSNSタイムライン同じく次のまた次の情報の波に流されていくのだった。(もっとも、どのタイムラインにも俺は文字通り存在しなかったわけだが)

常に蚊帳の外である事を自覚させられ、これは「お前はずっと傍観者で、何にも関われないし、誰もお前を知らないだろう」といった気持ちを起こさせるのに十分すぎるものだった。

これを読んで考えすぎだろうと思う人も居るだろう。実際そうだと思う。おそらく、一人で消費するということ自体が、考えすぎてしまう原因なのだと思う。自問自答は、最終的には問題から目を背けさせてくれない。そしてこれはコロナ禍の状況によって更に悪化した。そういうわけで、最終的にこれと俺は向き合うことになる。

巡回サービスの変化

Twitterをメインにした定点観測はいくつかの方法があるが、俺は専らRSSリーダーSlackを用いて情報を集約していた。なぜTwitterクライアントを用いずにこれらを用いるかと言うと、Twitterタイムラインは9割以上ノイズからだ。要らない「いいね」が表示され、知らないユーザおすすめされ、加えて不安を煽ってくる広告ツイートも混入してくる。どうでもいいご飯写真が上がる。クソつまらない診断メーカー。とにかくノイズノイズノイズ。それがタイムラインだと思っていた。(過去形なのは、この認識が変化していった為だが、それは後述する。)

で、これの何が限界になったかといえば、観測に用いていたツールが軒並み使えなくなったことが大きい。特に影響が大きかったのがIFTTTとintegromatの一部有料化である。どちらも、ベビーユーザーとして利用していた。(あまり知られていないintegromatについて説明しておくと、IFTTTと同様の作業自動化サービスである。)

これらの主な利用方法としては、該当ツイート巡回検索だった。IFTTTツイート検索の定期巡回に優れており、integromatは特定ユーザいいねしたツイートの取得で便利だった。この二つのサービスがほぼ同タイミングで一部有料化を掲げたため、俺は快適な創作ツイート巡回を諦めることになる。

(IFTTT有料化について : https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1276755.html )

(integromatについては記事にされていないが、今年Twitter連携機能のみ有料化された。)

結局は無料サービスフリーライドしていただけなので文句は言わないが、IFTTT依存しない情報収集を考える事はいきっかけだったのかもしれない。

Twitterで某界隈に入るまで

こうして心理的、仕組み的に方向転換を強いられてTwitter垢を作成してみることになった。どうせ作るなら少数の人でいいか交流してみたいな…くらいのお気持ち。ちょうど追っていたコンテンツの専用垢としてそれっぽい推しアイコンを用意し、無難プロフィールを何度も書き直しながら書いた。恥を忍んで #○○と繋がりたい タグを付け、初心者のフリをしたツイートをした。勢いがあるそのコンテンツは凄まじくて、数時間ツイートは数百のいいねが付いていて、少し怖くなった。恐る恐るフォローすると、フォローを返してくれて、なぜかそれだけで安心した。大げさかもしれないが、久々に新しいアカウントを作って界隈に入るのは、そういうことである

ツイートいいねした人をフォローしていくうちに、俺は巨大な相互フォロー網(以下、巨大FF網と書く)に取り込まれている事が理解できた。プロフィールを開く度に見る「○○さん、他○人がフォローしています」みたいな数字フォローするたびに雪だるま式に大きくなっていく。タイムライン自分が思った通り煩雑になっていき、一度の更新シークバーが小さくなった。更新の度に米粒のような大きさになるそれは、俺の心のようだった。

あたふたした俺はくそまらない無難ツイートしか出来なかったが、それでも反応してくれる人が居てくれたため、徐々に萎縮が和らいでいった。推しについて拙い言葉を書くと、誰かがいいねを送ってくれた。恥を忍んでアホらしいタグを付けたツイートをすると、誰かが返信してくれた。界隈の巨大FF網、その集団意識はそのようにして俺を取り込んでいった。そしていつしか、俺も誰かのどうでもいいツイートいいねリプライを送るようになる。しかし、ふとした瞬間に定点観測時代の俺がこう囁いてきた。「それって互助会と何が違うの?」と。

快適なTLは互助会のものである

定点観測時代推し関連のタグツイート巡回してる時によくこう思ったものだった。「なんでこのツイートいいねが沢山付くの?」「この人のイラスト、毎回同じ人が持ち上げてるな」「定型文のような褒め文句互助会みたい」

はてブにおいては互助会は悪とされている。互助会の人たちで持ち上げられた記事は大体つまらないし、並ぶコメントも「参考になりました!」ばかり。これと同じ感情定点観測時にTwitterでも感じていた。いいねの数でツイート巡回していたので、価値のあるツイートだけ伸びてほしかった。どうでもいいツイートが伸びて、それを拾うと、ゴミを拾った気がして、イライラしていた。

しかし、後に巨大FF網に取り込まれた俺はそれを体現するように振る舞っていた。フォロワーのどうでもいいツイートに気軽にいいねRTを送り、また自身ツイートも同じように扱われていた。気軽な反応は心理的障壁を無くし、より安心感を強化していく。もはや「価値のあるツイートこそ伸びるべき」といったグツグツと煮詰まった思想は、火が消された鍋のように静かになった。会話をする当事者たちからすれば、そんな事はどうでもよかったのである

互助会が嫌われる訳-当事者観測

俺ははてブ互助会擁護したいとは思ってはいない。ただ、互助会がなぜ生まれるのか、その一端は理解出来たように思っている。

評価指標となるいいねブクマといったものは、当事者間ではカジュアル肯定に使われるが、観測者側からは質の良さでソートする時の指標として重く受け止められている。そのため価値に見合わない評価を付ける事を当事者間では歓迎され、観測者側は嫌うのではないだろうか。これが正しいかは分からないが、この価値観の違いが互助会の生まれる原因であり、またそれが害悪である糾弾される理由ではないか、と俺は薄々感じるようになった。

それでも、どこか脳裏には「質の良いツイートが伸びるべき」という意思存在したようだが、属する巨大FF網が持つ互助会文化に、それも破壊されることになる。

互助会文化との遭遇-おはツイの洗礼

ここで述べる"互助会文化"はあくまで俺の属したFF網で存在しただけで、Twitter全般で起きている事ではない事を先に明記しておく。

それは決まって形式的挨拶ツイートだった。(以下"おはツイ"と称する)夜明けと共にタイムラインが動き出す時、皆揃って、おはツイをする。これを初めて見たとき、なんだかむず痒い思いをした。形式的挨拶ツイートと、それにつくいいねインフレツイートに付けられるタグ画像から得られる情報はほぼ無だった。属する界隈は、某ソシャゲコンテンツだったため、おはツイにはそのソシャゲ推しスクショがよく貼られているのだが、これも理解出来なかった。単なるゲーム画面だ。#○○が今日も□□ みたいなタグがだいたい付いている。なんだそれは?

とにかくおはツイの絶対的特徴として挙げられるのがその情報量の無さと明らかに釣り合わない評価(いいね/リプライ)だった。これが午前中、FF網全体で再生産され続ける。インフレするいいね欄を見ていると、次第に俺は「質の良いツイート」の定義がわからなくなった。

そして、このツイート群がもたらす特異性は、その連帯感にある。すなわち、同じFF網に居たとしても、おはツイをする/しない でうっすらと交流関係に壁が出来上がっていくのだ。それもそのはず。形式的とはいえ、毎朝話すフォロワーと話さなフォロワーが居たら、自然とそうなるのだ。現実社会でそうであるように、Twitter上でも変わらなかった。どんな環境であろうと、挨拶は変わらず有効で、逃げられない

俺はこのFF網に取り込まれた時点で界隈に受け入れられた、一員だと勘違いしていたがそれは違った。毎朝行われるこの儀式じみた挨拶ツイートをこなしてこそ、この集団意識の一員となれるのである

先頭で"洗礼"と書いた意味が、ようやく理解出来たと思う。この儀式内包者のツイートへの価値観を塗り替え、統一しているのだ。誰かがこれを強制したりはしない。だが、いうならば集団意識がそれを催促しているのかもしれなかった。そしてこれを通過した頃には、俺の価値観は一新された。

自分はつまらない」を許容するために

ここまで聞くと、「おいおいそんな所、面白いのか?」も疑問が湧くだろう。先に結論を言うと、面白い

しかに、そのタイムラインは常に情報量の無いツイートで溢れていた。冗長挨拶周りが毎朝再生産されていた。しかし、これらは俺自身が発信する時の障壁を限りなく低くすることにも作用したのだ。

前回の増田までは、俺は自分の思いを発信するにあたり、「完成された感想文」が必要であると、そう信じていた。自身が求める質と同等のものを発信するべきと考えていたためである。誰が見ても分かるが、明らかにこれは長続きしない。自分理想と実際の質の乖離に耐えられないからだ。

だが自分がその"レベルの低さ"を許容すると、話は変わる。煩雑タイムラインを受け入れた時、自分煩雑な発信が出来るようになるのだ。そしてこれは、"発信したいけど出来ない"を大きく上回る。俺に必要だったのは高等な「完成された感想文」などではなく、低俗な「エモいメモ書き」で十分だったのだ。

定点観測だと分からないこと

ここまで書いてみて、改めて以前の考えが独りよがりであるかと痛感した。消費専門で二次創作を漁っては、一方的評価したり、ノイズイライラしたりする。これはこれで楽しかったが、視野が狭くなりすぎていた。

本当に好きなコンテンツ摂取して、発信も含めた消費を楽しむには定点観測では全然足りない。自分がつまらない事しか書けない事を自覚したうえで、色々な人の発信、二次創作を許容して楽しむ。こうした先に、もっと良い発信が出来るヒントがあるのではないかと、今はそう思っている。

先述したとおり、これが改善であるかどうかは分からない。またこの先に、「あの発想はどうかしてた」と目が覚めるかもしれない。もしそうなったらそれはそれでまた書いてみようと思う。

ここまで長い文になってしまった。読んでくれてありがとう

2020-10-24

[] TENET (テネット) とか言う ドラゴンボールエボリューション を超えた名状しがたき映画について

タイトル通り。

『2億ドルもブチ込む映画でよくこの脚本OKが通ったな』って言うドラゴンボールエボリューション級の驚き。

この映画投資した人・制作進行管理する人らは、この脚本をチェックした時に絶句しなかったんでしょうか?

配給会社はこの仕上がりに試写会で気絶しなかったんでしょうか?

 

『もうどうにもならない・・・知名度ある監督だしアクションシーンあるし赤字にはならんだろ(ならんよね?)』と言う、ドラゴンボールエボリューション みたいな諦観???

『イッツアメェェェジィン!!!我々がハリウッド映画新ジャンルを切り開く!!!』と言う、フロンティアスピリッツ???

 

どういった経緯で TENET がお偉いさんたちの Go を取り付けることが出来たのか?

そちらの方が TENET の明かされていない謎よりも遥かに興味をそそられます

 

 

まず最初にこの映画が誰向けの映画なのかを書いておきたいと思います

 

TENET はミステリー小説好きの人向けのための映画です。SF好きの人も本作を見るべきですがSFフレイバーです。

ミステリーは好きだけどSFは好みじゃ無いんだよなぁと思っていた人は是非とも映画館へ足を運んでみてください。

逆にSF好きの人はSFフレイバーなので過大な期待はしないでください。でも映画館へ足は運んでみてください。

 

念のためもう一度書いておきますが、TENET はミステリー小説好きの人向けの映画です。

根幹といえるべき事柄なのでもう一度更に書きますが、TENETはミステリー小説好きの人向けの映画です。

 

ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。

ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。

ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。ミステリー小説好きの人向け映画です。 

 

おわかりいただけましたか

おわかりいただけましたよね?

 

おわかりいただけたところで、TENET の楽しみ方について記載したいと思います

 

 

ミステリー小説好きの人向け。

観客も作中の主人公も、同じ目線・同じ情報量のまま進行する本作ですが、『黒幕が誰なのか』予測してください。

ぶっちゃけスタート30分くらいで映画オチ予測がつき、とあるシーンで確信に変わるのですが、それは根拠なき直観ってヤツです。

ミステリー小説好きのあなたは、TENET 作中に散りばめられているヒントを元に『 “根拠” を持って黒幕予測してください。』

どうせXXXだろ?っていう過去みた映画マンガアニメゲームからの無根拠予測ダメです。ちゃんと TENET 作中のヒントを使って予測してください。

どの時点で “根拠” を持って結末を予測出来たか、友人・家族と競い合ってみると楽しいと思います

 

 

SF好きの人向け。

フレイバーSF要素が『はてな???』となるような事ばかりです。

たとえば、本作のテーマ時間逆行なのですが、時間逆行すると肺呼吸が出来なくなります

でも目は大気から酸素を取り込む事が出来ますし、光を取り込む事もできますし、視覚情報処理も正常ですし、

おそらく臓器・神経の働きも正常、自意識も正常、自立した活動可能です。

そして (作中の描写では) 特定の “炎” に限定して熱エネルギーが反転され凍りつきます

未来道具では無いノーマル現代の車は普通に運転出来る(動く)んですけどね。

うーん・・・これはいったいどう言う事なんでしょうかね???

作中で描写されていないところを補完しながら、勝手にいろいろ考えてみてください。

 

 

あなたが、上記に当てはまらない場合映画館へ足を運ぶ必要はないのでしょうか? 

いいえ、下記のどれかに当てはまるようでしたら、是非足を運んでみてください。

 

 

  1. 映画文化もしくは劇場スタッフ応援したいが今観たい映画が無い人。
    ドラゴンボールエボリューション以来の衝撃を得ることが出来る TENET が最適です。この衝撃は映画館で体験すべきです。

  2. クリストファー・ノーラン監督作品(メメントなど)を褒め称えて来た人。クリストファー・ノーラン監督ファン
    → 彼がこれからも尖った作品が作れるよう TENET を応援してあげて下さい。

  3. ハリウッド映画は “ながら見” でも理解出来る分かり易すぎる映画ばっかだよな説明し過ぎ・・・と、一度でも口にした人。
    映画独自の設定をてんこ盛りにしてロクに説明せずに突き進む構成にしてみました。分かり易すぎる映画に飽き飽きしている貴方に TENET が最適です。

  4. ハリウッド映画のわざとらしい展開が好きじゃ無い。なんでも“恋愛”や“感動”ってさ・・・と、一度でも口にした人。
    → 心情描写社会風刺友情恋愛エロ・笑い・泣き・ドキドキ・ワクワク、これらの要素がゼロか極端に薄味です。
     大袈裟なやり取りに辟易することな純粋ギミックを楽しんだり、想像力の翼を広げたりして、 TENET を楽しんでください。

  5. フィクション矛盾をどうこういうのは良く無い。単純に楽しいかどうかだ・・・と、一度でも口にした人。
    → 同感です。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』って本当に名作ですよね。マトリックス無印も良かった。そんな貴方に TENET がお勧めです。

  6. 世界的に活躍する俳優の本気を感じたい人。
    → 話を散らかった印象にさせないため、悪役の動機は極端に単純化されがちです。本作でも例に漏れず極端に単純化されています
     また、これも散らかった印象にさせないためなのか、悪役の人物描写が薄い事があります
     イギリスの名優ケネス・ブラナーは限られた情報描写の中で可能な限り、悪役セイターと言う人物説得力を持たせました。
     やっぱ俳優ってスゲーよなって言いたい貴方に TENET がお勧めです。

  7. 007風味のスパイアクションが観たいがスパイ映画は観たくない人。
    → そんな貴方わがままに応える映画が TENET です。

  8. なんでもどうでもいいからとにかくこれからSFを作って欲しい人。SF少な過ぎる!!!!(血涙)
    → だよな?じゃあ観に行こうか? TENET をね?

 

ちなみに、本国アメリカでの興行収入は伸び悩んでおり、2020年10月現在のところほぼ赤字確定のようです。

その原因が気になる貴方も是非とも映画館へ足を運んで確認してみて下さい。

2020-10-22

医療において女性の痛みの訴えは軽視されている

のではなくて、共感先行でただ痛いことだけを訴え過ぎて

診断の補助材料としては情報量ゼロに近いだけなのではないか

2020-10-19

anond:20201019021425

鬼滅が傑作だと評されることへの個人的違和感言語化すると「面白いのに凄い傑作と言われると首を捻ってしまう」であり、その理由は「巨悪と戦う漫画の割に世界観が壮大でない」からだと思う。

ナルトしろブリーチしろワンピースしろ、個々のエピソード面白いのとキャラがいいのは勿論、世界観情報量が膨大(露骨な言い方をすればWikipedia読み込まんといかん位用語が多い)で、これの真似は確かにできんわって思うのが大きいと思うんだ。二次創作するには楽しいけど、これ1から自分で作れって言われたら時間いくらあっても無理だと思ってしまう。キャラとかエピソードは思い付くけど、世界構築はできない。

でも鬼滅の世界観は割と狭めなのだ。鬼がいる以外は現実に近く、チャクラだの念だのといった説明必要特殊設定はなしで技のエフェクトは※あくまイメージである

組織については敵味方双方、あまり複雑ではない。階級はあるが、主に「柱とそれ以外」でありたとえばワールドトリガーのような部隊ごとの特色や上司下関係といった要素は少なめである。敵も強さはヤバイが、無惨というトップの他は序列はあるものの複雑な組織体型はなく派閥上司部下の無惨を介さな関係性も(元からセットの鬼以外では)あまりない。例外である蜘蛛山も、独裁者奴隷という割と単純な図式である

武器や戦法や技についても、呼吸とか型とか確かにかっこいいんだけど、斬魄刀や血継限界スタンドに比べると設定的に語れるところは少なめである

敵の目的に関しても、ただの長生きしたい性格の悪いやつのわがままでありぶっちゃけ無惨の言うとおり小規模な災害なので、考察余地も少ない。似た悪役にからくりサーカスのフェイスレスがいるが、あれの場合「滅茶苦茶壮大な悪事からさぞ遠大な計画がと思ったのに女にふられたからとかふざけんな」というオチなので、最初から小物の私欲というのとはまた別である

勿論、設定が複雑であればあるほど素晴らしいと思っているわけではない。設定を扱いきれない位ならない方がよいとさえ思う。規模だって世界を救わなくても町一個をサイコ殺人鬼(たまに殺す以外は小市民)から救う話だって全然面白いのだから。ただ、ガワが王道少年漫画で千年の巨悪に立ち向かう話なのでどこかに壮大さを求めて読んだら肩透かしを食らった、というだけの話である

まり、鬼滅とは「いろんな意味で設定が壮大で(かつ細かく)ない傑作」なのだと思う。逆説的にいえば「巨悪と戦うバトルもので設定が異様に凝っていて壮大なうえでそれがおおむね生かされていて面白い」という、これまでのバトルもの傑作の特徴を持たずに売れたという点ですごい漫画なのだと思う。

2020-10-18

オタクコンテンツのつまらなさにはインターネットの普及によって作者との距離が近くなった(例・インタビューSNSなどの情報量の飛躍的増大)ことで以前のように「フィクション世界」に入れ込めなくなったという側面もあるだろう。

2020-10-17

anond:20201017020524

俺も前に同じようなのを見た。

これが同じやつかは調べてないけど、前のやつは投票(検索順位を上げる行為)が有料で

結局登録サイトSEOいか上前をハネたいだけのシステムだった。

まり検索エンジンが流行れば結局業者汚染されるし、流行らなければ情報量がないしで

一般ユーザーにとってはなんの利用価値もない

2020-10-16

人に説明する、納得してもらう技術進歩していないのでは

通信が発達して情報量は増えたが、他人説明するための技術だったり、

納得してもらう技術が発達していないのではないだろうか。


2020-10-14

仕事で頭いっぱいなのに嫁が情報量の多い話をする

必死こいて働いてヘロヘロになって家帰って、夜飯食べて風呂入って一息付くか付かないかくらいのタイミングで嫁が無限に話しかけてくるから疲れが取れへん

そのこと伝えるといじけるし、伝えないとマジでしんどいし助けて欲しいもしくは解決策を教えて欲しい

2020-10-13

anond:20201013122234

てか元増田の主張って情報量ゼロなんだよね。

話題は多くの女性痴漢にあっているのか?なのに元増田は前提に「多くの女性痴漢にあっている」を置いちゃってる。

1+1を3と定義すれば1+1は3である、というのと同じ。

2020-10-11

情報過多動画教育

エンタメだと情報過多になるほど入れ込まないと面白いと思われない。

問題は授業などの動画だ。

普通に授業をするとテンポが悪い動画に感じてしまうわけだが、

テンポ良くすると情報量は多くなっていいんだが、見て理解したつもりの動画が出来上がる。

情報量も多い方が、見てる方としては退屈しない。

ただ自力演習問題が解けないという事態になるのだ。

2020-10-05

物事マウント取らないと受け取れなくなるのが老化の始まり

なのではないか最近思う。

そしてそれは30代から始まるのではと。

親は私が子どもの頃(つまり親が30代の頃)、好きな漫画を教えたり読ませたりすると、「AKIRAの影響受けてるから」とAKIRA差し出して読ませて来たりした。

妖怪漫画を見せれば水木しげるを、少女漫画を見せれば美内すずえを納戸から取り出してくる。

肝心の漫画感想は「まぁ、面白いんじゃない?」で、子ども心にちょっと小馬鹿にされてるのがヒシヒシ伝わってきた。

好きなアニメを見てても、横で父親と「○○の系譜だ」「今時の子はこういうのが好きなのか」とぺちゃくちゃ。

そして「今、私が新しいと思っていて、大切な人と共有したいこと」を「二番煎じだ」と遠回しに指摘して、一緒に楽しんでくれない。

そのくせ、勧められた漫画を「面白かった」と言った時だけ機嫌が良くなり、自分子どもの頃、それがいかに新しかたか語った。

子ども心に「こいつら懐古厨のクソだな」と思った。

そして現在

30代になった私の友人が最近、なろう小説でパクりを見つけたと、

十年くらい前のアニメから引っ張ったネタパク(曰く、モノローグが作中モノローグ改変コピペに見えるらしい)を指摘してきた。

「こんなのがランキング上位なんだけどww 今時の子は○○も知らんのか」

そりゃ知らんやろ。なろう現役世代10年前に深夜アニメとか見てる訳ないやろ。

せいぜい親の録画を横で見てたくらいのものだろう。

因みに友人も息が長い…というか、10年以上前にハマったジャンルに未だしがみついて、「○○が劣化した」「ファンに媚びるようになった」とか言ってしまタイプで。

私は今、twstにハマってるのだが、布教する度に外側の騒動を拾って来て「厨ジャンルなんでしょ? やだよw」とマウントを取ってくる。

キャラ大事にしてるゲームなのに、布教した際に「推し声優キャラ実装されたらやる」と言われた時は殺意も芽生えた。

多分だけど、彼女、興味はあるのだ。

興味はあるのだけど、決定打がないので、外側の浅いところを突き回してマウントを取っている。

そのくせ、その外側の浅いところが全てなので、私の話とか聞きやしないのだ。

多分、始めたは始めたで、「顔のいい○○じゃん」と暫くネタ弄りで来るだろう。

彼女は5chとニコニコ全盛期が受け止められるMAX情報量なので、あの頃のような弄りから入らないと新しいことが理解できない。

今のところ、私はまだ『余白』を持っているつもりでいるが、私と彼女同級生

もう少ししたら私も、男性アイドルものゲームをみんなドルマスうたプリのパクり、ループものをみんなまどマギのパクり、SFをみんなAKIRA系譜と言うようになるのだろう。

そうしないと、新しいものは刺激が強すぎて老化で神経が保たなくなるのだ、多分。

あーあー、80になっても羽生くんの良さが分かるうちの祖母みてぇになりてぇなぁ。

2020-10-04

若者が来てくれない、何考えているかわからん、やる気も無い」

比較的上の世代経営者層の方と話をしていると、よくタイトルのような話題が出る。「来てくれない」ということについては、自分たまたま周囲に若者が多い環境なのであまり実感は無いのだが、まあ実際若者人口絶対的に減少しているというのもあるし、「やる気がない」とか「考えていることがわからない」ということについては、多分いつの時代も言われていたことだろうなーというくらいに思っていた。

ただ、最近もうひとつ可能性を深く考えている。それは、時代の急激な変化にあわせて、近現代においては稀なレベル世代間の価値観に大きな分断が生まれているのでは無いか、ということ。

例えば2008年リーマンショック。そして2011年東日本大震災。それらでこれまで積み上げていたものがあっさりと崩れ落ちる体験。そして、少子高齢化がもはや打つ手なくなって日本は衰退の一途をたどるしかないということが共通認識になってきたのも、震災前後記憶している。

多感な時期にこれらを経験した層が、今「若者」と呼ばれている。その結果、例えば、以下のようなことをぼんやりと考えている人が多いのではないか(仮説1)。

●がむしゃらに働いてもどうせ報われない

経済優先で男性優位な社会構造によって生じる歪みに問題意識

リスクを避け無難選択を優先する

●今が一番幸せ。将来は、暗い

逆に言えば、以下のようなことも考えているとも言える(仮説2)。

お金重要ではあるが、もっと幸せになれる働き方がしたい。

経済優先にこだわりすぎず、もっと多様な価値観を大切にしたい。

大企業倒産する世の中で、本当に安心できる生き方を探したい。

●暗い未来を、なんとか変えたい。

この感覚は、旧来の価値観を捨てられないと、なかなかに理解しにくいのでは無いか

そこで最初の話に戻ると、「いくらがんばっても若者が来てくれない」「今の若者はやる気が無い」「今の若者は何を考えているのかわからない」という悩みは、上記理解し彼らの考えに深く寄り添うことで多くの場合解決できる。つまり、「やる気が無い」のではなく、「努力方向性がこれまでの世代と全く違う」(仮説3)ことを受け入れる必要がある。具体的には、以下。

お金や昇進だけでなく、別の希望も併せて叶えてあげたらいい。

●多様な価値観を認めて、受け入れたらいい。

安心できる生き方を、一緒に作っていったらいい。

●それらが実現できたら、未来は明るくなると提示したらいい。

そんなこと簡単にできっこない・・・と思うかもしれない。しかし、いずれはそういうことをナチュラルに求める今の若者層以降が多数派となって社会を創っていくようになる。厳しい言い方をすれば、そのとき世界から拒絶されるのは今の大人たちの方ということになる。(仮説4)

そして、以下も考慮する必要がある。

●処理すべき情報量の圧倒的増加

今の時代は変化が凄まじく早く、行き交う情報量が、20年前とは比べ物にならない。ビジネス最前線で圧倒的な情報量を処理し続けるには、自ずとデジタルネイティブのほうが有利だと言える。スマホ中毒なんて否定的言葉もあるが、これから時代は水を飲んでご飯を食べると同レベル情報を処理することはプライオリティが高い。

●新たな価値に基づくブルーオーシャン開拓

旧来の価値観に基づくニーズはあらゆる分野がすでにレッドオーシャンになっている。一方、上記のような新しい価値観に基づく分野は、ブルーオーシャンである可能性が高い。それらのニーズを実感として理解できている若者層のアンテナ感覚は、より価値がある。

●高速に混沌化する世界

世界に目を向ければ、コロナを前提とした経済の再構築やらDXやら米中の覇権争いや北極海シーレーンやら、混沌が加速することは明らか。

自分はまだ40代になったばかりの新米経営者だけど、もう引退準備を少しずつ進めようと思っている。その代わり、若手の育成に注力する。ノウハウを若手にどんどん移転することで、それらが加速し、より大きな価値が生み出せるのではないか、と思うから。(仮説5)

まずは自分の手の届く範囲で、これらの仮説を検証してみたい。

2020-10-03

anond:20201003183307

5000億文字で1テラだけど

情報量文字コード保存方式混同してそう

しかメジャー文字コードUTF8ならそうとも限らないしな

2020-09-30

ポケモン剣盾のDLC情報発表会すごかったねー!

BUMP OF CHICKENのあのMVめちゃくちゃ感動した!細かい所までめっちゃちゃんとしてて往年のポケモンファンにはタマランものだった...




....


....

あの...それ全然DLC関係なくない...??

かにめちゃくちゃmvは凄かった。凄かったんだけど、自分が期待してたのは『ポケモン剣盾の冠の雪原の情報発表』であって、BUMP OF CHICKENコラボmvではなかった。

しかし、まだ冠の雪原についての情報が沢山出てれば別にmv文句などつけなくても良かったのだ。

少ない。

圧倒的に少ない。

最初動画分数を見たとき10分も情報くれるの!?と思ってワクワクしてたのだが、10分の内3分くらいがmvに取られ、肝心の冠の雪原の新情報は、

・ガラルスタートーナメントの詳細

・ガラルヤドキング情報

・いくつかのポケモン内定

ダイマックスアドベンチャーについて

ポケモンGOとの連動

・キョダイマックスメルメタル登場

・サトピカ配布

である

その内元々判明していて続報が出されたというのはダイマックスアドベンチャーポケモン内定とサトピカ配布以外の4つである。(キョダイメルメタルはお漏らしだったので元々判明してたとは言い難いが...)

う、うーん...

なんか...もっと情報が来ると思ってたよ...例えば...バドレックスについてとか...

そしてその情報量の少なさをカバーするかのようにあのBUMP OF CHICKENmv

凄かった。凄かったんだけど、凄すぎてみんなそれについてしか言及しなくなった。

ほぼみんな冠の雪原について触れることがなかった。

とあるフォロワーは、「明日ポケモンやらなきゃ...!!」と呟いていた

...どうせやらないだろう。そもそも、あのmv20年超のポケモン集大成であり、過去作のキャラが一切登場しないポケモン剣盾で全て補える訳ないのだ。あのmvジムリーダーチャンピオンなどの人間中心で作られていたから尚更だ。過去作をやると解釈しても、あの放送は「ポケモン剣盾のDLCについての情報発表放送」だったわけで、冠の雪原すげー!買うわ!とかならなければ全くそ情報発表会の意味が無い訳である。言い過ぎかもしれないが、もはや情報発表会は失敗している。誰もそちらに興味を示してないからだ。

というか、ポケモントレーナーを中心としたmvなら、ポケマスの1周年の時に合わせて出せばよかったんじゃない?と言わざるを得ない。結構最近だし。

更に悲しいのが、さっき情報発表会で発表されたのはこれらである。みたいな感じで言ったが、その後ポケモン情報局のTwitterで、

夢特性に変更できるアイテムますよ!」

と発表していたのである

??????????なんでそれ情報発表会で言わなかった???

????????????????????????

 

完全に新規情報である。(一応どっかでは噂されてたらしいが)何故かその情報は一切情報発表会では言われなかった。

邪推かもしれないが、もしかしてBUMP OF CHICKENmvを入れるために...省かれた...?

メインはそのmvではないのに...??

別に大々的に出るよ!!!放送内で言えという訳じゃないけど、放送内でサラッと鎧の孤島の情報発表会の時みたいにぼんぐり出るよみたいな感じに言えば良かったと思う。何故言わなかったのか本当に謎of謎。いやホント.......

あとこれめっちゃ関係ないけどサトシキャップピカチュウ配布しすぎじゃない?キミきめで配布し、海外あいことば配布でももらえ、更にまたもらえるとかどんだけ出すの????よく分からない大盤振る舞いしてる、別にいいけど...もらえるものならもらうけど...

以上

推しポケモンが冠で内定することを切に願ってます

2020-09-29

anond:20200929120208

問題解決法みたいな話で

そもそも問題起こす人が悪いと思いまーす」なんて情報量ゼロなの

2020-09-27

anond:20200927113002

行動や言動生き方に惚れるんで、見かけとか年齢にそこまでウェイトかかってるの凄い。

自分場合、まぁ歴史上の人物に惚れたり(とっくに鬼籍)できるのは才能かもしれない。

別に映画小説登場人物でもいいの。

昨今素敵な人なんてたくさんいらっしゃるけれど、

そのぶん、情報量がすごいので、何かと。がっかりしたくないんだな。

リアルよりフィクション世界のほうがクリーンだし裏切らない。

anond:20200927193744

UI改悪といえばファミペイの画面はかなりクソになった

使いにくいわけじゃないけど情報量が以前の五倍くらいになって最初店員さんもどうしていいのかわからない状況だった

バーコードとメインメニューボタンが目につくだけのファースト画面でよかったのに詰め込みすぎてひたすらウザいわ

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