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2020-03-16

anond:20200316183819

まずそもそも戦わないやつ。けいおんとか。

あとラブコメとか。

 

それ以外だと、生徒会(=権力者)が敵あるいは味方に設定されてないってことは、それ以外の権力のほうが強くてそれが敵になってるってことだなあ。

教師と戦うやつ。7日間戦争とか

ヤンキーものクローズとか

あと、学園間の抗争やガチ政府への抵抗主題のやつ……はそもそも学園ものじゃないか

2020-03-14

きららアニメって業が深くね?

富田林田舎という認識とその読み方=ステま

ねねっちADHD=ぞい

きららなのに終始空気だった=うらら

出演者が覚〇剤で逮捕=キルミー

ムファック事件けいおん

顔がお面=はるか

シャミ悪(原作では言ってない)=ドまぞ

ももリアル路線=球詠

グルメアニメなのに食欲不振になる=幸腹

特に富田林田舎ちゃうもん!とねねっちADHDは衝撃だった。リアル逮捕者が出たキルミーもヤバかったけど。

2020-02-17

anond:20200217012211

けいおんの時はギター背負ってる女子中学生女子高生が激増したで

割合で言えば似たようなものだと思うよ

2020-02-04

anond:20200203231351

「恋する小惑星」は、5chで評判が非常に悪い気がする。実際、まとめサイトは恋アス叩きの記事散見される。

これだと、円盤は売れないし、2月末頃に発売される単行本も売れないだろうな。

ぶっちゃけ、同じ日に発売される「ぼっち・ざ・ろっく」の方が圧倒的に売れる気がする。

主人公後藤ひとりには――美人巨乳陰キャポンコツ――ネット民が好きそうな要素をふんだんに詰め込まれている。

ネットで人気の高いキャラを振り返ってみると一目瞭然だ。けいおんの澪は美人巨乳陰キャごちうさチノ陰キャ、シャミ子は巨乳ポンコツ、みゃー姉は美人陰キャ

ぼっち・ざ・ろっく」が売れないわけがない。

2020-01-08

自分を愛さなきゃ、他人も愛せない

けいおんのあのEDは良かったなぁ。

2019-12-28

2010年代アニメ総括(個人の感想です

個人の感想です

アニヲタ歴は22年くらい?

 

魔法少女まどか☆マギカ

私はアニヲタとしては00年代世代で、攻殻機動隊ハルヒが印象的だったんだけど

その様相がガラッと変えたのがまどマギだった

とは言えあそこでどっぷりハマったのは当時学生だった子達だと思う

90年代00年代経験してきたアニヲタ的には多分「なんかバズったね」程度だったのではないか

 

まどマギは色んなものをもたらした

オリジナル深夜アニメでここまでいけるという前例

・3話で驚かせるとか、10話でひっくり返すという構成

・絵柄とストーリーギャップ

百合

映画資金回収

 

珍しく企画勝利した作品であり

それを当てにして上手くいかなかった作品も多く生み出した

個人的TV版は非常に熱狂したんだけど、映画版をまだ積んでると言う程度ではある。見なきゃ・・・

 

ただこういう衝撃系作品って類似作品を出しても上手くいかないイメージが有る

実はエヴァもそうなんだよね、20年に1個くらい爆発する感じ?

 

化物語シリーズ

調べたらアニメ化一発目が2009年夏らしいが、そのブーム2010年代を彩ったと言って良いと思う

実はこれも途中で止まってるので語る資格がないんだけど、ふれないわけにもいかない作品でもある

といってもこれは西尾維新新房昭之節が極まった作品であって、他のアニメへの影響はほとんどないかもしれない

オンリーワン

普通に世界が完結してて普通におもしろ

 

主人公がひたすら語る作品といえば、ハルヒ物語シリーズが思い浮かぶけど他にあるかな

 

そういえば、ネットでの話題性に比べて円盤の売上がかなり高かったのが特徴的だったね

 

進撃の巨人

これもオンリーワン系だと思う

大変面白いけどそんな売れると思わなかった系でもある

2010年代は「面白いけどそれマイナー系だよね(ジャンプでやるようなタイプじゃない)」というのが正当に売れた10年だと思う

私の趣味に近づいた感じなんだけど、私みたいな奴が買ってるのかもしれない

 

鬼滅の刃

面白い上にアニメクオリティが非常に高かった

2010年代はとにかくクオリティ向上が目についたと思うが、その集大成のように思えた

 

あと2010年代らしいと思ったのは主人公性格

とんでもなく善良なあたりが現代日本っぽい

昔はもっと「根はいいやつだけどヤンチャ」とか「根はいいやつだけどスケベ」とかそういうのが多かったと思う

 

プリパラアイドルアニメ

本当はアイドルアニメでまとめるべきなんだが私がちゃんと見ていないせいでまとめられない

 

アイカツ! 2012年(みてない)

ラブライブ 2013年(みてない)

ろこどる 2014年(見た)

プリパラ 2014年(見た)

デレマス 2015年(みてない)

SHOW BY ROCK!! 2015年(見た)

ゾンビランドサガ 2018年(見た)

バンドリ 2018年(みてない)

Re:ステージ! 2019年(見た)

まだまだある!

 

2010年代は確実にアイドルアニメブームになっていた

もちろんAKBという文脈があったからではあるんだけど

アニメフォーマットが作りやす

3DCGの強みを最高に活かせる

スポ根文脈があるから、いい話にもできるし女子ウケも狙える

声優アイドル化、産業構造の変化

 

みたいないろんな絡みで猫も杓子もアイドルアニメだったと思う

私はドルオタではないしライブには興味がなかったが、最先端3DCGで踊るアイドルには目を奪われたし

それに負けじと手描きで挑むのも面白かったし

スポ根要素が強いストーリー結構楽しめた

というかプリパラで何度か泣いた

 

探偵オペラ ミルキィホームズ

調べたら放送2010年だった

何気にこれもいろんな影響を撒き散らしてる気がしてならない

2010年のシュールギャグと言う感じのアニメでした

 

このアニメ声優アイドルの方で影響が強い気がするが、私はそこら辺疎いので語れない

個人的には「森脇監督ふでやすかずゆき」という最狂タッグがプリパラという女児アニメミルキィホームズ再現したのが衝撃だった

ちなみにふでやすかずゆきはゴチうさもやってたりする

10年代で崇拝するスタッフの一人になったのは間違いなく

ふでやす脚本回ではコメントで「ふでやすwww」と草をはやしている(これは私だけではない)

 

シドニアの騎士宝石の国BEASTARSなど

2010年代3DCGアニメーションが普通に放送される時代となった

ようやくと言う感じ

3DCGを省力化のためにつかうというよりは、表現の幅を増やすために使っていたのが印象的だった

場合によっては一部を作画にするというのもあったらしい

楽をすることなど考えておらず、クオリティをがるために戦略的に省力をしているようで、頭が下がる

 

そもそもアニメ業界全体で、気づかないうちに3DCGが使われているらしい

3DCGは旧来の方法と融合したようだ

 

gdgd妖精sてさぐれ!部活ものけものフレンズケムリクサ

「誰が」と言う部分を語るとわけわからなくなるので、手法について語ると

一見すると品質の高くないように見える(MMDのような)3Dモデル使用してアニメを作る手法

2010年代はこれがかなり伸びた(広まったわけではない)

この手法の強みは何より制作期間の短さにあって、できるだけ少人数でアニメを成立させるならどうするかの局所最適解のように見える

素早く作れることで何度も内部でバージョンアップを重ねることができ、面白さ向上に繋がってると言う話はなるほどと思った

アジャイル開発だ

 

こういう少人数制作の流れはあまり無いんだけど

異世界かるてっとの制作所も最近注目している

あれはソシャゲアプリキャラを動かす手法と同じだよね?

 

けものフレンズ

上のラインからやはりけものフレンズは浮いてる

SNS考察し合う前提で色々仕掛けておくたつき監督流には唸った

 

ちなみにけものフレンズは私が2010年代にハマったアニメ5指の中に入ると思う

初動で増田に5つくらい日記を書いて伸びたのが懐かしい

 

ゆるい百合アニメきらら

けいおん2009年初出、ひだまりスケッチ2007年初出、ゆるゆり2011年初出らしい

その流れを組んだゆるい百合アニメは明らかに2010年代全盛期だったと思う

もはや一つのジャンル文化形成してしまった

 

2014年にご注文はうさぎですか?が出た前後あたりから、明確にきらら系を意識されるようになったと思う

おおよその雰囲気として

ほとんど女キャラしか出ない

・故に男女間の恋愛話に発展しない

友情や行き過ぎた愛情はある

・緩めのギャグ

・落ち着いた雰囲気

 

みたいなものがあると思う

見ているのは9割くらいが男性で、どうやら癒やしを求めているらしい

かくいう私も難民だけど

 

2010年代特に流行ったのはここあたりか

ゆるゆり2011年)

きんいろモザイク2013年)

のんのんびより2013年)

ご注文はうさぎですか?2014年)

NEW GAME!2016年)

ゆるキャン△2018年)

 

実際にはこの3倍位の数にはなる

 

桜Trickcitrus

ゆるくないガチ百合アニメもちらほら出てきた

緩いほうが人気らしいが、私はガチ大好物

 

ゆるキャン△ふらいんぐうぃっち三ツ星カラーズ

女だらけのアニメと聞くと、普通はお色気路線だと思うだろうが、それだけじゃ説明がつかないアニメがちらほら出ている

重要なのはもっと別のところにあるのかもしれない

こういうのを並べてみて気づくのは、大抵何か趣味地域の紹介アニメであることが多いと思う

たまたまかもしれないけど

 

テコ入れ回って果たして本当にテコ入れ回なのか?

 

侵略!イカ娘

イカ娘2010

面白くないけど可愛い」などと揶揄されて結局成功したので

かわいいは正義だということが証明された

 

私に天使が舞い降りた、うちのメイドがウザすぎる!

これだけポリコレが極まった2010年代において、真正からロリコンアニメをやる流れがあってちょっと笑った

ただ昔と違って、一個メタ構造になっていて、1人大人がいることが多い

ロリアニメではなく正しく「ロリコン(でギャグやる)アニメである

ただ可愛いとかじゃなくて構造的に成立してるのがなるほどと思った

示し合わせたわけでもないのに、この2作品構造がかなり似ているのも面白い

 

ここにロウきゅーぶ!天使3Pを入れるかどうかは迷う所

 

ヤマノススメゆるキャン△ダンベル何キロ持てる?といった趣味アニメ

話を作るに当たって下地にするものというのがある程度戦略的パターン化されて行った

その中で趣味フォーカスをあてた作品が目立ったと思う

10年以上前ならアニメの主役は「世界を救う」みたいな話で、趣味雑学アニメでは脇役だったと思うが

2010年代は明らかに主役のポジションにそういう趣味雑学作品があったと思う

おっさんがやってそうな趣味女の子がやるだけでおっさんは喜ぶようだ

(ちなみに「世界を救う」から趣味アニメ」の間に「部活アニメ」が挟まると思う)

 

そしてこういうのが流行るとどうやら世間でもプチブームが来るらしい

これはアニメ火付け役なのか、火がついたかアニメをやったのかどっちなんだろうか?

 

ガールズ&パンツァー咲-Saki-

咲は初出が2009年だった

 

両方とも大ヒットしたために単体で文化っぽくなっているが

これらも「主に男がやってる趣味女の子やらせよう」の系譜

  

いろんなマニアック知識スポ根に落とし込んでいったのは非常にうまかった

 

ソードアート・オンラインアクセル・ワールド

xRを題材にしてるあたり2010年代らしい

類似品がかなりあったなかで一番成功したのでは?

私は2期までしかみてないんだけど

00年代ラノベ系譜を受けているので、今見ると少し懐かしい感じがする

2012年頃の中二病の受け皿になったのは間違いない

 

なろう系、Web小説系、Web漫画

触れるには荷が重い、そして私に語れる気がしない

特になろう系

 

ジャンル内で色々なアイディア蠱毒をやった結果、驚くほど面白い作品が出てくることもある

 

魔法科高校の劣等生最初楽しみ方が全くわからないまま見ていたが、ニコ動で見ていたら最終的になんか楽しくなっていた

 

この素晴らしい世界に祝福を

腹抱えて笑った

確かこれでなろう系の印象が変わった

色々な出来事イレギュラーに思えるんだけど、コメディとしてみれば割と基本を踏襲してたりするので異世界転生に先入観を持っていたのは自分のほうだと気づいた

 

オーバーロード転生したらスライムだった件

これだけじゃないんだけど

主人公魔王サイドとか、悪役というのが目立っていたと思う

そんなの昔からあると言われそうだけど、精神レベルで悪役というのは昔はそんなに無かった気がする

 

(ここにはたらく魔王さま!や、まちカドまぞくを入れるとよくわかんなくなりそうだけど)

 

シュタインズゲートゾンビランドサガ

宮野真守が演じるだけで面白い

2010年代声優の影響力も強く感じた

 

キルラキル

TRIGGERすげーってなった作品

すごい爽快感だった

 

ピンポンモブサイコ100ワンパンマン

これ一緒に語ると怒られそう

漫画だとこういう描き方あるけど、アニメのようなチーム制作ではきついでしょっていう作品結構すごいクオリティで仕上げてきた年代だと思う

愛と執念と労力を感じた

 

メイドインアビス、ゾンビランドサガ

2010年代死生観まで考えさせるアニメが目についた

そしてここらへん、題材としてはマイナーになりそうだったのに一個突き抜けて人気作になったのが意外だった

視聴者の年齢が上がってるのかも?

 

死生観の流れで行くと少女終末旅行なんてのもある

 

ジョジョの奇妙な冒険魔法陣グルグルおそ松さんセーラームーン

2010年代は、リメイクアニメ成功した10年だったと思う

昔はリメイク作品がそこまで成功するイメージがなかったんだけど、2010年代はかなり安定していた

おそらくスタッフの中に純粋に少な人がいたから?

といっても上手くいかなかった作品もチラホラあるんだけど

 

その他、触れていないもの

SSSS.GRIDMAN

非常に面白かったけど、特撮が一ミリもわからないので何も言えん

 

プリキュアアイカツなど 見ていない

ロボ・メカガンダム系 ほぼ見ていない

映画系 ほぼ見てない

BL ほぼ見てない

ソシャゲ系 見てない

 

他にも触れていないものが多いな、触れたいけどどう捉えるか難しいもの

ゴールデンカムイ

Dr.STONE

いぬやしき

悪の華

魔法陣グルグル

ワンパンマン

監獄学園

本好きの下剋上

てーきゅう

弱虫ペダル

銀魂

・斉木楠雄

約束のネバーランド

神のみ

・僕ベン

 

2010年代の特徴まとめ

クオリティの向上

3DCG実用

アイドルアニメブーム

百合アニメブーム

SNSオンデマンドという時代背景

 

こんな感じかな?

クオリティの向上により「背景が主役」みたいな落ち着いた雰囲気アニメも作れるようになったと思う

女性向け・BLアニメも台頭したはずなんだけど追ってないかわからん

あと個人的にはニコニコ動画アニメが見れるようになったのが大きな変化だ

コメントを見ると伏線の取りこぼしや背景の遊びなどに全部気づくことができるので楽しい(代わりにネタバレを踏むが)

 

2010年代に縮小したもの

ラノベ

ギャルゲ

 

2020年代の予想

なろう系、百合系、部活系は結構食いつぶしていると思うのでそろそろ縮小しそう

アイドル系はもう少しで食いつぶしそうな感じがする

流行り廃れはあっても全体的にボリュームが全体の変化は感じないかもしれない

  

3DCGが使える会社が増えてきたので、そっちはまだ伸びそう

というか半分くらい置き換わるかもしれないね

 

中国から何か予想外の動きが来そう

2019-12-27

うろ覚えで語る2010年代アニメ

ルール

1 ググることは禁じる

2 ダラダラやっても仕方ないから30分以内にケリをつける

3 頑張って思い出そうとせず思いつきで書く

4 感覚だけで書く

まずハルヒとかあった気がする

ハルヒが何年前のアニメだったのかはもう覚えていないが、多分2010年代アニメではなかっただろう。

だが2010年代アニメが始まる前の世界の土壌にはハルヒがたしかにあった。

ハルヒみたいなすげー流行アニメとかねーかなーと皆が思っている間に電撃文庫が廃れていって、とある科学の超電磁砲も段々飽きられていた。

そんな時代超新星としてけいおんがあった。

けいおんに夢中になっていたし、けいおんからアニメに入りましたと言っていた。

それが映画があったり大学生編が微妙だったりしているうちに2010年代が始まった。

とりあえずまどかマギカ流行った。

パチンコめっちゃ流行った。

パチンコから興味持ってまどマギみてめっちゃハマりました感動しましたとニワカアニオタめっちゃ増えた。

叛逆の映画が続編あるふうに終わったのにいつまでも続編が作られず、虚淵おっぱいがプルプルしてる映画メカゴジラが出てきたり出なかったりする映画を作るのに必死でこの作品は忘れられた。

人々には喪失感が残り、その後とにかく女の子を不幸にさせるアニメがたくさん作られた。

代表的なのは結城友奈は勇者であるシリーズで、これは色々パワーアップしたり過去編をやったりあーだこーだしてソシャゲが出たりしてなんかいつの間にか終わった。

このアニメ流行りはしたけど、女の子を酷い目に合わせれば売れるの限界を感じさせる作品でもあった。

でも刀使ノ巫女とかのアニメは引き続き出てきたし、とりあえず女の子を何度か酷い目に合わせておけばいいというコンセプトはアニメ業界に深く残ることになり、今後もずっと続くだろう。

ただこれが1990年代深夜アニメにおける悪趣味展開と違って、最終的にハッピーエンドで終わらせようというのが定番になっている。

最近やっていた神無月の巫女SDゼオライマーことグランベルムも、ベースとなっている作品の通りに陰湿でありながらも最後ちょっと傷跡の残った平和世界の中で終わっている。

徹底的にボコるけどやや砂糖シマシのヴィタースイートゥで終わらせる流れはもう10年続きそうだ。

ガルパンとかも流行った

ガルパンめっちゃ流行った。

そして今でも流行っている。

いやどうなんだろう。

これも続編が作られると言われ続けまだ製作中のエヴァンゲリオンアニメだ。

エヴァみたいに続編をダラダラ作り続けるのが最近アニメ流行りらしい。

無茶苦茶だ。

ガルパンの大きな特徴として、特殊カーボンという概念がある。

スピルバーグ監督の俺の宇宙では音は聞こえると同じようなもの日本深夜アニメ積極的に取り入れた瞬間だ。

リアルっぽく描くけどフィクションになる部分は徹底的にフィクションになる。

リアリティラインを明確に視聴者提示するということが今のアニメコンプライアンスである

ちゃんと完結させるのはコンプラには含まれていないが。

SAOヴァーチャル物第2世代の台頭

これを語らないわけには行かないだろう。

SAOの登場以降、オタク文化においてゲーム的な世界観の中に人間が入り込む作品の数は急激に増えた。

基本骨子は.hackが2000年代に作っていたので真新しさがあるわけではない。

というかSAOが走りというわけでもない。

だが、始まりだした大きな流れのトップランナーであったのは間違いない。

その後次々に誕生したなろう系MMO転生の原点とも言えるが、それらとは違って現実と行き来するというのが時代境界線を残していて面白い

なろう系MMOだと作者が副業をしているのを隠しているオーバーロードや、脱税で捕まったNHKでやってたMMOの奴あーもう名前出てこないやとりあえずアレとか、造り手側が半アマチュアで謎の個性を発揮しているものがあ多いように思う。

まあ香ばしさだとお兄様こと魔法科高校の劣等生の作者のネトウヨ中二臭の方が凄いが。

そして様々なヴァーチャル世界が登場する中で一度は、バーチャル魔法じゃなくてロジックなんだと思わせてからグリッドマンである

ヴァーチャル魔法リアルかは、造り手が決める。

それが2010年代ルールだ。

大朗系という概念

最後にこれを話したい。

大朗系とは、スマホ大朗を始めとした作品群のことだ。

石鹸枠のなろう版と言えばいいのだろうか。

元は、異世界はスマートフォンとともにという作品があまりに低レベルかつ俺TUEEEEすぎて桃太郎スマホ版かの如き幼児レベルだったので付けられた蔑称だ。

だが、異世界チート能力を持っていき俺TUEEEEするという作品群のどうしようもなさを表現するのにとても素晴らしいので今では何にでも多用されている。

現代石鹸枠異世界に行く。

これはテストに出るポイントだ。

そして、タイトルに一文字も入ってない単語であっても作品象徴として言われるほどに、ネットミームのちからが強い時代でもある。

鉄血のオルフェンズなんて作品のもの以上に止まるんじゃねえぞ💃が有名だし、大昔のアニメであるはずのブレンパワードクリスマスプレゼントだろ!はシーズンになると動画ツイッター等に貼られまくるので本編を知らないのに諳んじれる人までいる。

深夜アニメ黎明期アニメネットミームなんてほとんど生まれなかったし、2000年代でもニコニコで特徴的なアニメミームが生まれることはあってもそれが作品イメージを完全に固定するほどではなかった。

だが、2010年代アニメミームによってその姿を決められる。

ミーム作品主従関係は変わったのだ。

それも全部シャミ子が悪いんだよ。

あっ29分。

終わり。

2019-12-21

anond:20191221005318

フランス人だかドイツ人だかのゼルダコスプレを見た時は本物すぎてビビったよ…。

同様に、日本人美少女コスするけいおんキャラとかもあちらさんから見たら本物にしか見えないって思われてるんじゃないかね。

けいおんってちょっと例えが古いけど。

2019-12-12

漫画アニメ修学旅行回が好き

漫画アニメ修学旅行エピソードが大好き

SFミステリーやバトルもの恋愛ものもっとゆったりした日常ものとか

コメディかいろんな漫画があるけどどんな漫画でも修学旅行エピソードはすごく楽しい

サスペンスフルだったりなにか緊迫したテーマを描いてるものの中では久々に取り戻された日常という描写になるし

とりとめもないささやか日常を描いてる漫画の中ではそんな日々の中にちょっと特別な事が訪れた、みたいな描写になってそのどっちも楽しい

たいてい何話か連続した回になるのでその「いつまでも楽しいものを読んでいられる感じ」もすごく好もしいって気がする

80~90年代漫画が大好きでもう10数年くらいあれこれ掘り返したり紹介してもらったりして読んでるんだけど、とりわけこの年代修学旅行回は楽しい

自分たちの頃とずいぶん違うなあって感想もあるけれどそれよりもなんだか描かれ方に現代よりよけいに特別感があってがちゃがちゃ賑やかな感じなのがいい

松苗あけみ「純情クレイジーフルーツ九州)」はそのがちゃがちゃした感じの代表格みたいな感じで

修学旅行の準備段階から念入りに微細に描かれている 当時の女子高は荷物検査なんて事前にあったんだ!?みたいなところとか

その持ち物にキャラクター性格如実に出るような描写とか飛行機に乗るのが初めての子時代的に多いとか見どころが多すぎて楽しすぎる

90年代ではないが津田雅美彼氏彼女の事情京都)」でも事前の準備段階にかなり紙幅が割かれていて

その細かさとやっぱり買い物の仕方とかにキャラクター性格が出るところがすごく楽しい

目的地に着いてからもそれぞれに見たいところが違っていてその行動の様子を画面を分割してそれぞれ描いて最後に合流する、

その際の人物の組み合わせが好みや突発的な事情から普段学校でのシーンと違ってシャッフルされている、など遊び心とか工夫があって非日常のわくわく感がよく描かれてる

またそのシーンが以降の展開へのフックになってたり伏線にもなってたりしてサービス精神長編漫画を読む楽しみの両方に溢れてる

お定まりナンパシーンだの喧嘩シーンだのもちょっとあってこのお約束感も修学旅行回ならではだなと思って楽しい(「今日から俺は!」もこんな感じでよかった)

少女漫画というか女性作家さんの場合では、この「旅行前のわくわく」を想起させるあれこれについてとても細かく描かれていることが多いと感じる

究極超人あ~る大和路)」の修学旅行エピソードもがちゃがちゃしてて楽しくてすごくいい 

普段と同じ色んなキャラクターが入り乱れて普段と違う場所であれこれするのを見るのはなんて楽しいんだ!って何度読んでも思う

バスガイドさんがとても幅を利かせているのもすごくよくて、というか80~90年代修学旅行回のバスガイドさんの存在特別さというのはすごい

あ~るはまたちょっと違う特別さだけど)

ぼくの地球を守って京都)」ではキャラクター達にとってものすごく重要なことが起こることの特別感もあって絵もめちゃくちゃ丁寧でいい

お土産屋さんのシーンや桜を使った演出が美しくて透明感があってぐっとくる このあたりの絵が一番好きだから余計にいいなと思う

修学旅行エピソードのよさは長編だけに限らなくて1巻・二巻完結のような短編オムニバス漫画でも印象に残る

星野架名「妖の教室北九州)」は怪談風のちょっと不思議な話でおかしな事怖い事が出発前、行く先々のスポット、帰りの新幹線の中に至るまで

それぞれの場所らしい演出の中で次々と起こり続けてラストにはちょっとどんでん返しもありかつ主人公たちの淡い恋愛模様についても触れるミステリアスな一編

同作者の「カンパネルラはふりむかない」は架空修学旅行先「歌国(おそらく山口県岩国)」から

東京への帰りの新幹線の中に閉じ込められたままこの世ならぬ予期せぬ旅をさせられる修学旅行生と教師たちに起こる怪異青春の一編

吉野朔実記憶技法」は実際には主人公修学旅行に行かないのだけれど、主人公にとって大事ものを守るためのものを獲得するためだけの大切な旅として描かれる

(この物語そもそも「旅」がかなり重要な芯として他にも旅のシーンが出てくるのだが、それを成立させるためのディテールに舌を巻く)

彼氏彼女の~」は違うけれど、携帯が普及してない当時ならではの描写もありそういうものを読むのもとても楽しい 移動手段の変遷も同じく


アニメではやっぱり「けいおん!!」の修学旅行回(京都)が最高の最高の最高によくて寝る前とかよく流しながら寝落ちする

いつどのシーンを見てもにこにこしてしまおかしみとか楽しみとかに溢れててもう移動のシーンから楽しいっていうか

行きと帰りのあのシーンの呼応がもうあ~~好き~~ってなっちゃうしお菓子食べすぎてごはん入らないとか

ちょっとした言葉で笑いに火がついて何してももおかしくて暗い中でクスクス声がずっと聞こえてていつまでも眠らない感じとか

めちゃくちゃはしゃぐ人とそれに苦労する人とかお土産選びとかとにかく描写のこまかいことこまかいこと人物の動きからなにから

全部がそのまんまの日常なんだけどこの子たちにとってやっぱり特別なんだよね~ってなるあの感じがもう好きで好きで…かわいくて大好き

けいおん劇場版もだからものすごく大好きであれは卒業旅行なんだけど全編が旅行っていう特別ものエピソード

出かける前からの描き方ももう本当に細かくてあるあるですっごいかわいくて飛行機のシーンも大好きアフタヌーンティー断られるとことか

有名人ごっことか靴擦れのエピソードとか(おろしたての靴ってわくわく感こもってる!)お部屋の扉コントとか

みんな楽器持ってくるよね~むぎちゃんはむぎちゃんらしい方法でそれ解決するよね~のとことかも大好きっていうかもう全部好きで全く書ききれない

「旅の中にいるいつものの子たち」がたくさん見られるの丸ごと最高の映画だな~って思って何度見てもたまらない

そんな感じでだから本当は修学旅行だけじゃなくて広義の旅のシーンがすごく好きなんだろうなって思う

最近漫画でも「きのう何食べた?」の京都旅行回とか「聖☆おにいさん」の近所への短い旅行回とかも楽しくてよかった

古い漫画だと坂田靖子マーガレットとご主人の底抜け珍道中」、正確には旅ではないが佐々木倫子「ぺパミントスパイ」の

架空都市ヨーロッパ人日本的生活をしている佐々木倫子独特の世界)への移動を伴うエピソードはとても楽しい

学校舞台にしていれば描かれてもいいのに学年等の問題で描かれなかった修学旅行想像することもある

漫画あたしンち」では父母はよく旅行するがみかんユズ学校での旅行エピソードはなかったので、あったらどうだっただろう、とよく思う

(なおアニメ映画版ではみかん修学旅行がメインの作品がある)

エッセイ漫画旅行回とかもいいけど現実をそのまま作品の中に描写するよりも創作の中の世界キャラに起こる出来事として

もう一段落とし込む感じで描写されたときその旅にまつわるエッセンスもっと濃く抽出されるような気がする

どれもに共通するのは作者の方がしっかり綿密な取材を現地でしているんだろうということがわかるとこで

その細かさとか作者が現地で見たり聞いたり食べたりしていいな~って思ったところが

なんとなく画面やエピソードに出ていてそれがしっかり伝わるのもまたなんだか特別感があっていいのだなあ、としみじみ思う

好みでやっぱり少女漫画方面に偏っちゃうけどもっといろんな方面作品修学旅行回が見たい

人のおすすめ修学旅行回がめちゃくちゃ知りたいしたくさん読みたい 修学旅行回は本当に楽しい

2019-12-09

グレタを見てるとネット発狂していくアルファを思う。

グレタ・トンベリ話題である

好きとか嫌いとか、どうのこうの。

でも罪深いのは彼女ではなく、彼女を持ち上げてジャンヌダルク扱いしてる世界中大人だよね。

彼女の言ってることは、思慮が足りない、独善的で、軽薄な、年相応の子供の夢物語だ。

世界を二分論で語り、欧米リベラル環境カルトの喜びそうなことをそのまましゃべっているだけだ。

ネットでよくある「子供が言った言葉にハッとされられた」ってあるでしょ。あの子供の役回り世界中大人に向けてやってる。

そういう子供心理は「こういえば大人が喜んでくれる。私を褒めてくれる」というある種の悲しいロールプレイを演じることにある。

ところが、大人は全くその子供の悲しい習性理解せず、「子供が曇りない眼で真理を突いたぞ」と持ち上げてしまう。

けいおんを、「子供が『なんで金髪碧眼の人しかロンドンにいないの?』と言ってた。鋭い」という親がいた。実際にはけいおん劇場版には多種多様人種が描かれていた。親は子供の演技に気づかずに、SNSに鋭い子供として紹介してしまう。結果、作品ファンからツッコミが入る。

子供純粋ではない。聡明子供は、親に褒められるために、親の喜ぶことを言う。

彼女のいうことにも、振る舞いにも、「周囲の大人を喜ばせるため」の物が多い。

から彼女は周囲の大人が喜ばないことは絶対にしない。中国批判などは絶対に避ける。

いまや世界最大の温暖化排出である中国批判彼女はかたくなに拒む。

それが周囲の大人イデオロギーであり、彼女中国のような国を公然批判するのことができないのは「ハリウッドやそっちの大人に対してうけが悪い」からだ。

彼女立場は、彼女能力や才覚によって作られたかのように見えるかもしれない。

だが実際には周囲の大人たち(世界中のあるイデオロギー層の大人たちともいえる)を喜ばせるために作られたものだ。

完全に一種偶像である

これは、なにも子供に限ったことではない。大人でもよくあることだ。

一つ鋭いことを言ったらバズった。そのあと同じ傾向のことを言い続けてだんだん過激化していくネットアルファなどその典型だ。

本人が自分意志でやっているかのように見えて、実際には周囲の要求無限に応える偶像化しているだけである

過去捏造問題で、ある人物炎上している。あれも、周囲の期待に応え続けた結果、うそをついて過去の恥を作り出さなければならなくなったんだろうと考えている。恥ずかしい過去言動晒すことで人気を得た結果だと思う。

大人ならば、それは自己責任が成り立つだろう。しかし15歳の少女政治的偶像立場は、はっきり言って残酷である彼女言動は、極端で感情的で、何より周囲を喜ばせるために過激化しているとしか思えない。飛行機に乗らないなどはまさにその典型だろう。

彼女ジャンヌダルク扱いしている大人たちは、ジャンヌダルクがどうなったか、その末路を知っているのだろうか?

同時にネットでバズって人気を得たアルファたちも、だいたいおかしくなった。

まるで使い捨ておもちゃが、ぶっ壊れてポイっと捨てられるかのように、人生を棒に振って消えていくのだ。

一人の少女の行く末を案じずにはいられない。

そもそもけいおんって7歳児に見せるようなアニメなの?

7歳って小2だよね。

はてブってやっぱオタクが多いのか

オタコンテンツが槍玉に上がった時の反発はものすごいのに、オタクやらかした時の反発ってあんま大したことない気がする。

けいおん映画のやつを見てそう思った。

クリエイター側がやらかせばまぁそれなりに燃えるんだけど、ただの消費者オタクあんまり燃えないよね

2019-11-25

anond:20191125032251

ハルヒ気持ち悪い奴からは最新式のパソコンを奪っていい。レイプ魔の濡れ衣を着せると脅せばキモオタPC差し出す

こなた「話しかける男は不審者から暴力をふるってよい

けいおん「ブス女は入部禁止

後のアニメは断片も知らない

2019-11-05

anond:20191105155606

萌え絵エロ と考える人間ほど、「けいおん萌え絵じゃない」と言い張るんですよね。

逆に、萌え絵エロ区別がつくと、「けいおん萌え絵である」と言える。

2019-10-25

最近」の定義がわからなくなってきた

オタを続けて30年以上になるが

最近作品」の定義がよくわからなくなってきた

***

10年ぐらい前(2008年ごろか)ニコニコ動画

レイアース1994年作品)に『おっさんホイホイ』のタグ

つけるべきか否かで論議があったらしい

現在けいおんがすでに10年前の2009年ハルヒの2度目のアニメ化も同年

まどか☆マギカがすでに8年前の2011年

さすがにその辺を「最近」と思うようでは

ボケていると言われても仕方あるまい

それは最低限自覚ある

1020代にとって7、8年といえば相当に長い年月なのは体験上わかる

オタにとっての「最近作品」の最短の定義なら

「本年度の前の4半期のアニメ」なんだろうけど

ゲームとかの場合はどうなる?

コンシューマ作品なら発売日から1年以内?

放送期間が1クールとか決まっているアニメはともかくゲーム場合

渋や同人誌で見る二次創作は、発売から2、3年は引っ張る場合が少なくない

スマホ配信物ならスタートから何年か過ぎてもサービス継続する

***

昨今は作品数が増えすぎてオタも最新を追いかけるのに疲れてきたためか

コンテンツ長生きさせる傾向がある

シンフォギア2012年スタートして今年で5期まで来た

シリーズ全体を「最近作品」と呼ぶことはできるのか?

ラブライブはすでに9周年、艦これスタート2013年ですでに6年

FGOスタート2015年から、ぎりぎり20代にも「最近」かも知れない

ではFateシリーズ全体はどうか?

最初Fate/stay nightの発売が2004年(15年前だ)

もはやFGOの客の大部分は最初Fate/snなんか知らないとも言われる

ウルトラマン80を見ていた世代にとっての初代マンみたいなものだ)

ところが、最新のヘブンズフィールの映画に大量に客が入ってるという

(その観客の大部分は30代以上のFate/snプレイ世代なのか?)

はたまた東方も細く長く廃れずに続いているように見える

一時期は艦これに客を取られてさんざんオワコン呼ばわりされたが

現在秋葉原同人扱い店に行けば大きなコーナーが存続している

最盛期はニコ動で盛んに取りあげられた2007~09年ごろだったのではないか

今の20代以下には、東方の新作も「懐古厨おっさん向けのコンテンツ」なのか?

2000年ごろまでなら、たとえばファーストガンダムを観たことない世代でも

「基礎教養」だと思って遡って観るような空気があったと思うのだが…)

***

このようなことで悩む時点でもう致命的に感覚オサーンなのだろうが

実際に今の20代以下オタの感覚で「最近作品」の定義はどうなるのか気になる

20代以下のオタの中でも、「最近作品」の定義を1年未満と考える者もいれば

2、3年と考える者、5、6年ぐらいと考える者などバラバラなのかも知れないが

追記

これ、ブコメで多くの人が指摘しているように、40代50代ぐらいになると

10年前がついこの前みたいに錯覚するようになる問題もさることながら

ことオタ分野に関しては、1クール3か月そこいらで消費されるコンテンツ

2期3期と続くアニメや、店頭で売り切りではなく配信サービスゲームなど

何年も引っ張るコンテンツが混在しているという問題があると思うのだが

2019-08-28

はてブひらがな文字検索できないときがある

いだてん

けいおん

よりもい

見つけたのはこれだけだけど、規則性がわかんない

2019-08-07

もしもキョンハルヒキスしなかったら→なろう系

結論→なろう系が流行してしまったのでハルヒ時代は完全に終わった。

「非日常より日常大事」と言ってしまったハルヒはもう世の中の空気と合わないので続編は出ない。

そもそもオタクフィクションに求めてるのは「面白い嘘」であって、

「刺激的な非日常より退屈でも日常のほうが大事」なんていう

「楽しくない正論」が聞きたくてアニメラノベに触れてるわけじゃないので、

憂鬱(もしくはアニメ1期)のラスト個人的がっかりだったんだが、

その後のらきすたけいおんの流れで日常系が覇権を取ったこともあって

ゼロ年代はあれが最適解っていう空気ではあった。おれとは考えが違うけど。

だけど平成の終盤でなろう系が大流行するということは、

本当はみんなやっぱり「楽しくてご都合主義な非日常」を求めてたわけで、

ゼロ年代オタク達は自分に嘘ついてハルヒ正論を受け入れて、

日常四コマ精神安定剤として摂取することでやり過ごしてたのが、

だんだんクスリが効かなくなってきた結果、欲望我慢しなくなったのでなろう系の時代になった。

であるなら、はじめからキョンハルヒキスなんかしないで、

ハルヒ世界面白おかしく改変して非日常満喫する内容にでもしてれば、

今でも続編が作られ続けてオタクコンテンツトップランナーでいられたんじゃなかろうか。

とにもかくにもハルヒ時代は終わった。あの頃ハルヒ熱狂してた俺以外のオタク達は今何を思うのか。

京アニとかKenkenとか

7月に起きた京アニテロからずっと私にとって悲しい出来事が続いていて、

そのどれもに私は無関係なはずなのにものすごく落ち込んでしまってどうしようもなくて、

泣いてしまうから友達にも吐き出せなくて、文字にしてまとめたら落ち着くかもしれないと思った。


京アニ事件は本当に本当に悲しいとしか言えない。

めっちゃつらい。

2年前からアニメを見始めるようになって、毎クールどのアニメを見るのか悩むのが楽しかった。

アニメ歴がまだ短いから、はたして自分がどんな作品が好きなのかわからなくて、でも京アニ作品なら大体おもしろいし、絵も動きもきれいでそれだけで見ごたえがあるなーって無条件で「今季見るリスト」に入れてた。

ヴァイオレットエヴァーガーデン」も「ツルネ」も「Free!」も大好きな作品になった。dアニとネトフリで京アニ作品をたくさんみた。

けいおんハルヒ京アニだって知って驚いた。

ユーフォの新作もヴァイオレットの映画Free!の映画めっちゃ楽しみにしてる。

なんとかクリエーターさんにお金貢ぎたいねーって、健康に楽しくいい作品をずっと作ってほしいねーってオタク友達と話すこともあった。

それがさ、なんか変な人のせいで京アニクリエーターさんの命が奪われて、あるいは心にも体にも傷を受けてしまって本当につらい。

ヤフーのページ更新するたびに亡くなった方の数が増えていく恐怖と、楽しみにしていた作品未来が奪われてしまったって思った。

テレビニュースでこんなにも強くなんとか助かってほしいとか思ったの初めてだと思う。

自然災害ニュースでも同じような感情は持つけど、今回の気持ちが一番強かったのは、私が京アニ作品に親しみを持ち、クリエーターさんに感謝気持ちをもっていたからだと思う。

見ず知らずの人が亡くなるのと、一方的にでも親しみを持っていた人の命の危機に際したときとこんなにも気分がちがうものなんだと痛感した。

母親京アニ事件のことを話した。すごい作品を作る会社で、来年の夏のオリンピックに合わせて競泳作品を発表するために尽力していた会社で~とかなんとか。

しゃべりながら涙が出てきた。ただただ悲しかった。

作品の先に人の命や人生があることを重く重く感じた。

京アニクリエーターさんの命や人生作品だった。悔しい。

事件当日はまだ混乱状態募金も何もできなくて、でもなんとか京アニの為になることがしたいって思って「Free!」の劇場版を見に行った。

3期のまとめみたいなものから見にいくつもりもなかったものだった。

でもなんとかこの1800円のうちのわずかでも京アニに送れるならばって思った。

やっぱりすごいな~って、どういう風にしたら紙芝居みたいなアニメにならないんだろう、水も音も人の動きもすごくなめらかで美しい作品だった。

色んな角度から人物を映して、人物の動きも表情も豊かで。

こんなすごい作品を作る場所破壊されたのが悲しくて、冒頭からずっと泣いてしまった。冒頭のスタッフ名前が出てくるところはもう見てられなかった。みんな無事でいてほしいと願うことしかできなかった。

見るつもりのなかった作品だけど、見て良かったなって思う。と同時にこんな悲しいモチベーションでこんな素敵な作品を見たくなかったとも思っている。

劇場版Free!見た後に、どうしたって私は無関係者だからそこはすごくもどかしいけど、京アニが復活したときに備えて私はちゃんと明るく生きて、募金して、アニメもたくさん見ようって、

なんとか元気になるべきだって頑張ってた。だって私が落ち込んでても何の意味もないしって。

SNSFree!良かったー!!とか明るく書いたりして。



本当にとても悲しく落ち込んでいた。でも空元気がいつか本当の元気になるって思ってなんとかいつも通りアニメ見て、映画「天気の子」も見に行って、音楽も聴いて、普通に笑って生きた。

気力出すために頑張ってたときにKenKenとジェシー逮捕された。

もう本当にダサくて嫌だ。心がポキっていった。

2015年レディオクレイジーRIZEDragon Ash見て、KenKenのベースの音を聴いて、

ベースってこんなに色んな音がして殴りつけるように聞こえたり、こんなにメロディアスだったりするんだって感動して以来ずっとKenKenベースを聴きまくった。

RIZEライブもDAのライブもLIGのライブも行った、遠征だってした。

私の誕生日にある地方フェスにDAとRIZEが出るからってはるばる飛行機で出かけた。

本当に大好きだった。

今年のDAのライブチケットだって買った。



KenKenに付随する思い出は楽しいものがたくさんあるのに、思い出すと苦しくなるものに変わってしまった。

今回のことでKenKenの作ってきた作品や功績は否定されるものじゃないし、変わらずかっこいいベースの音がCDから聞こえると思うけど。

音楽聞くのもう怖いわ。



大麻がどうこうっていうか、やってても不思議ではない印象というか、でもやっててほしくなかった。

それはKenKenがDAのベーシストからだ。

「The Live」で「この音を止めてはいけない いなくなったあなたのために」って歌ってたじゃん

馬場さんに向けて歌ってたのKenKenじゃん

どうしてDAの音楽が止まってしまう恐れのある行為をしたのか、ピエール滝が最近つかまって電気グルーヴライブが中止になったの知ってるはずやん


KenKenがださい。KenKenを好きだった私もダサい

「拾った」っていう言い訳もださい。そもそも健全に生きてたら道に何か落ちてても「大麻かな?」って思わない。

週刊誌の嘘か誠かわからないような記事でさえも、好きだったから信じてしまいそうになる。

ブリーチして赤・青に染めたの馬場さんリスペクトじゃなかったの?

大麻隠す言い訳馬場さんを利用したの?ダサいまじで。無理。

宮迫さんの会見で露呈した芸能界の闇もマキシマムザホルモン炎上もみんなダサい

私の好きだったもの、かっこいいと思っていたものが一方は理不尽にもう一方は自業自得で損なわれていった。

たった一週間のうちに。



何かを好きになるのがもう怖い。

テロ行為理不尽にぶっ壊されるかもしれない。

自業自得ものすごくダサくなってしまうかもしれない。

私はどうしようもなく無関係者でどうすることもできない。祈るしかない。

でも人の清廉潔白さを願うって私は何様なんだろう。

もう本当に無理だ。

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