はてなキーワード: 狭き門とは
田舎と都会で私立高校の位置づけの差が激しくて今更ながらびっくりしている。
地元だと私立って各地で公立諦めた人とか、背伸び受験して落ちた人の滑り止めで1クラスから2,3人しか行かない感じだった。
住んでる地域から願書が出せる公立高校が10校くらいあって、大体その中から自分のレベルにあった高校を選ぶ。
上位の公立高校は毎年東大とか京大とかに何人か行ってるみたいだし、
下位の方は世紀末めいた学校生活らしいから、本当にピンからキリまで公立って感じ。
都会にいくと上位公立よりさらに上に上位私立みたいなのがあるとは聞いてたけど、
ニュース見てたら今住んでる地方都市はそもそも中学を卒業する人数より、
公立高校の定員が数千人単位で少なくて、人気のある公立校は結構な狭き門になっているらしい。
なんていうか、そのぐらい私立に行くという選択が当たり前だし、選択肢も多いんだなあ、というのをようやく実感した。
そらー、子供が私立に通うことになる可能性が田舎より格段に高いなら街の方で子供育てるのにお金かかるわなー。
これで塾に月数万とか模試代とか教材費とかクラブ活動とか……ってなったら、
今の400万いくかいかないかみたいな収入じゃとてもじゃないけど子供作る気にならない。まあ予定もないんだけど。
つかアメリカ住みの基準で見ると日本がバカ安いんですけどね。保育士にきちんと報酬を払うってことだけ考えても、保育士一人あたり園児n人をみてもらうなら、園児一人のコストは「まともな年収/n」を下回ることはありえないわけで。うちは3歳から入れて月$800-$900だったけどかかる費用としては妥当だと思いますよ。それを誰が負担すべきか、っていうのは別の議論になりますが、親がそれ以下しか払わないならその分どこかから金持ってこないと成り立たないのです。育児は社会で負担するものとして税金を投入すべし、と議論したっていい。ただ、日本の「保育所が足りない」「保育士が足りない」「非認可が」「いや労働条件が」ってやってる議論はなんか話を逸らしている感じがするんですよね。成立するためのコストがまず厳然と存在して、それを親と行政でどう分担するかっていう話でしょう。要するに金が足りないんであって、じゃあどこから金を持ってこようかって議論にしないと。
こっちだと、行政からのサポートはないんですが(一応、共働きなら一定限度まで保育料を課税収入から控除できますが…ないよりマシ程度)、費用援助をしてくれる団体が色々あるので、収入が低い家庭はそういうのを利用してますね。狭き門だと思いますが。
基本何も考えたくない人だけど、何かに躓いてると考えずにいられないから理屈っぽい人間になってしまった。本を読む時に意味がわからない語句を調べるように、おかしなシーンや思うところがあるシーンがあると読書を中断して考え事にふけるように…僕は生きてる。だから、自分から見てもめんどくさい
勝ち負けにこだわってるのではなく、勝たないと何かを考えないと行けなくて、勝つと何も考えず、あるがままでいられるだけなんだよ…。正直言って僕は自分のブログが変わってるとか唯一無二のものだなんて全く思ってない。思ってないから極端な趣味や病気の話で個性を出そうとしてしまったぐらいだ
ストイックなのでも、真面目なのでも卑屈なのでもなく、ただ、自分の快楽と正義感と好奇心がもっとも心地良いと感じた場所に行こうとするとそうなってしまうだけのことだ。そんな自分がめんどくさい。嫌いはないし、無価値だとも思わないが、損をしてるし最適解だともとても思えない
なんで文系やってるんだろう…美意識や好奇心を突き詰めていく人間であるということは理系か芸術系のほうが絶対向いてた。才能で突き抜けるのが狭き門になるから僕ごときが天才達に勝てたかと言われるとたぶん無理だったろうけど、今ほど生きづらくはならなかっただろうね
「僕は僕を貫いてるけど、僕を貫くほどめんどくさく、僕の立ち位置と存在と願望とエゴが矛盾に満ちて行く…」
あーわかった。J-popって自分が女の子と会った時にベストな自分を作れなかったこと、性欲としたい恋愛やイチャラブが噛み合わないこと、自己選択と合理的選択の間で生じる自己矛盾に対する自己嫌悪なんだ!!納得。納得したから寝よう。今日はツイッターすればするほど中ニポエム垂れ流すから
大抵の文系大学生と同じように、俺には将来やりたいことがなかった。
好きなことと言えばゲームくらい。
好きなことを仕事にしたいとはあまり思わなかったが、なんとなくゲーム業界を目指していた。
しかしゲーム業界に拘ってはいなかったので、とにかく色んな企業の話を聞こうと思い、たくさんの企業の説明会に参加しようと決意した。
その中にはもちろん任天堂も入っていた。
就活を始める前の認識としては、任天堂はキャラクターが強く、何か楽しそうだしよさそうな会社、くらいだった。
会場は東京ビッグサイトに併設されたタワーの中のとても大きいホールみたいなところだった。
岩田社長は、まず説明会の場に登場できず、スクリーン越しになってしまうことを詫びた。(この時は多忙のためと言っていたが、体調が優れなかったのだと後で気づくことになった。)
任天堂の歴史、任天堂の目標、当時発表したばかりのDeNAとの業務提携とのこと、次世代ゲーム機NXについての考え方、任天堂が求めている人物像。
岩田社長の話は全て筋が通っており、とても丁寧でわかりやすかった。
1時間半くらい話していたが、岩田社長の話に引き込まれ、あっという間だった。
そこで初めて任天堂という企業の凄さに気づいた。もちろん岩田社長の素晴らしさにも。
その日を堺に、任天堂についてたくさん調べた。
はてぶでブックマークを集めている任天堂のエントリを読みまくった。
それに付いているコメントも全て読んだ。
よくホットエントリーに任天堂の記事があがっているが、理由がハッキリわかった。
俺は任天堂で働きたいと強く思うようになった。
しばらく経ったある日、就活の鬱憤を晴らすために友達と飲みに行った。
友達もみな4年生であったため、就活で忙しく、会うのは久しぶりだった。
最初は他愛もない話をしていたが、酒が進むに連れ、誰がはじめるとなく流れは自然と就活の話になった。
B:「だと思った。手堅くて、お前っぽいな~」
A:「お前は?」
俺:「ずっと言ってたもんな~。」
俺:「どの出版社が一番いいの?」
B:「アパレル系の雑誌の編集者になりたいから、◯◯かな~。行けたらどこでもいいけどな!」
A:「お前はどの辺目指してんの?」
俺:「俺はゲーム系行けたらいいな~。」
A:「ゲーム?今厳しくない?」
俺:「いや、いい会社と悪い会社があるからなー。任天堂とかめっちゃいいよね。」
A:「でも任天堂の最近のゲーム微妙じゃね?Wii Uとか全然売れてねーじゃん。落ち目じゃないの?任天堂なんて。」
ここから任天堂の素晴らしさを友人に熱く、熱く語ってしまった。
任天堂のゲームがいかに他のゲームと違ってユニークで楽しいか。
それを作り出している岩田社長の聡明さ、親しみやすいキャラクター。
任天堂は全てのユーザーを大切にしている。子供からお年寄りまで。
そして任天堂の目的はお金儲けではない、ユーザーを笑顔にすることだ。
そしてその逸話はたくさん残っている。
任天堂はユーザーを笑顔にすることを本気で目指していて、だからこそスペック重視の昨今のゲームの波に逆らって世界中の皆から愛されている。
熱く語ってしまった。
イカに任天堂がすごいか、素晴らしい企業かということを長々語ってしまった。
つい恥ずかしくなって酒がどんどん進んだ。
ああなんでこんなに熱く語ってしまったんだ。
それ以降就活の話はしなくなった。
「俺が熱く語ってしまったせいだな…。」そう思いながらくだらない話を続けていた。
忘れようと酒をどんどん飲む。
友人も俺に合わせてどんどん飲む。
みないい感じに酔っていった。
楽しくなり更に酒が進むに連れ、どんなくだらない話でも笑えてくる。
3人とも明日の予定がなかったため、朝まで飲むことにした。
2軒目でもたくさん笑い、たくさん酒を飲んだ。
少々飲み過ぎかな、とも考えたが楽しかったからどうでもよかった。
眠くなってきたので、2軒目を後にして、歩いて20分くらいの俺の家で寝ることにした。
帰る最中、コンビニを見つけるたびにストロング缶(アルコール9%の缶酎ハイ。早く酔いたい時によく飲んでいた。)を買って飲もうとAが言い出した。
大学生らしく、とてもバカな遊びだと今になっては思うが、酔っていたためとても楽しそうだと思いやることになった。
いつもは20分くらいで家には着くのだが、この日は1時間くらいかけて帰った。
計3本くらいストロング缶を飲んだため、家につく頃には皆泥酔していた。
家に帰るや否や、皆ベッドに倒れ込むように眠りについた。
そして明日になった。
酒を飲み過ぎたせいで3人共見事に二日酔いになった。
トイレを奪い合うようにして吐いた。
男3人で。
目が覚め、iPhoneで時間を確認すると午後4時過ぎだった。
そう考え、俺は目を閉じた。次に起きた時は6時を過ぎていた。
俺の人生こんなもんで十分だ。
春から丸の内界隈に勤務になったんだけど、お昼を食べに行く人の波の中で思った。丸の内って背の高いサラリーマンが多い。
自分は173cmで日本人の平均身長よりは高いはずなのだが、丸の内を歩いているサラリーマンには自分より背の高い人が結構いる。
しかもあまり太ってなくて、脚が長いタイプ。いわゆるイケメンプロポーション。
ブサメンプロポーションの自分は非常に肩身がせまいのだが、なぜこういうことになっているのかちょっと考えてみた。
丸の内にあるような一流企業への就職や転職は狭き門>似たようなスペックの持ち主が集まる>同じようなスペックなら見栄えがいい方を選ぼう
ということで、結果的に背が高くスタイルがいい人が多く集まることになったよ説
②両親の組み合わせの結果
父親が頭がよく金持ち>美人でスタイルのいい女性と結婚>頭がよくスタイルもいい子供が出来、その子が丸の内の企業に就職したよ説
③スポーツ推薦の結果
大企業にはなぜかスポーツ推薦枠のようなものがあったりするので、その人たちが目立っているよ説
そんな物は当然だと思うよ。
表現の自由は「可能な限り」尊重されるべきであるが、当然ながら他の権利・利益と対立する場合は制約を受ける場合もある。
薬・医療関係の広告などは当然ながら人の命に係わることなので、一定の程度制約を受けるのはやむを得ない。
チャイコフスキーの『序曲1812年』を街中で原曲通りの指定で演奏するのも表現の自由の範囲ではあるが、流石にこの場合は静穏に暮らす権利のほうが優先されるのは当然である。(註:楽器の指定に『大砲』がある)
「○○を表現するのには物凄く強い光を出すことが必要なんだ!」と言い出すクリエーターが出てくる可能性はあるし、もちろんそれも『表現の自由の範囲ではある』。が、不特定多数の身体の安全を損なうような光量については『そちらの権利のほうが優先される』。
元増田が問題にしたいのがヘイトスピーチ児童ポルノか猥褻かそれ以外なのかは知らないけど、表現の自由にうるさい俺として世間に問いたいことはただ一つ。
「いかなる権利・利益に反するから規制するというのですか? それは本当に根拠のある物なのですか?」ということだけ。
(なお断わっておくけど、『見たくない権利』は著しく狭き門だよ。 参考。
KKK会員が「黒人を見たくない権利」、在特会の会員が「在日朝鮮人を見たくない権利」を主張したらどうなるかを考えてみるといい)
幸せだ。
無垢そうなヨークシャー・テリアである彼をただ愛でていればいい。
でも私達は覚えている。
狂犬のひきつった嘲笑を。
血に塗れた牙の鈍光を。
昔は誰もが知っていたのに、今となってはもう存在すら忘れ去られてしまったidたちの断末魔を。
人は彼ははてな村の村長だと言う、あるいは長老だと言う。誰もが畏敬する。
なぜだ? ただ古参だというだけで、ただ居座った、意地汚く居残ったというだけでそこまで?
間違えるな。彼は居座ったのでも居残ったのでもない。
「生き残った」のだ。
かつて、はてなは戦場だった。今となってはもう語るものすらいないほどの昔の話だ。だが事実だ。
そこは天上の地獄だった。毎日がだんじり祭だった。憎しみが連鎖し、血が血であらわれ、idコールは果し状がわりの白い手袋、マッチョがウィンプのケツを掘り、非モテどもには要は勇気がなかった。そんなキリング・フィールドで「ただ生き残る」ことがいかに至難であったか。あの時代を体験した人間で、自らの手を汚さずにいられたものなどいなかった。
そうして、上から目線ゲームがバベルの塔ばりの高さに達したとき、かつてはてなでバトルを繰り広げたバトラーやウォッチャーたちは神の怒りに触れ、そんじゃーねとばかりに現実へとディアスポラし、転職したり共著を出したり単著を出したり映画化されてみたりTBSラジオでメインパーソナリティを務めたりインターネットをバカと暇人のものにしてみたりモテないやつは脳に問題があると言ってみたり秋ごとに翻訳小説をハゲラッパーに紹介したりメンヘラとヤったり自分が死んだあとの世界を計劃してみたり女子高生野球部マネージャーにピケティを読ませてr>g野球に目覚めさせたりした。
名も無き弱者たちは地下へと潜り、今は増田と呼ばれる非ブログアクターとして現代はてな社会を新しい暗黒に追いやっている。
だが、彼だけは違った。
彼だけは、はてなを離れなかった。離れられなかった。なぜか。神がその存在を許したからだ。ここに在るように命じたからだ。
疑うなら最寄りの神社へ行ってもらいたい。
門の両脇に据えられた、二匹の犬の像を認めるはずだ。
彼らは地上につかわされた神使であり、エジプトのスフィンクスなどとも起源を一にするという。
向かって左の犬の像は、阿形、すなわちサンスクリット語における「しなもん」を表し、
向かって右の犬の像は、吽形、すなわちサンスクリット語における「ケンケン」を表す。
はてなには狭き門も広き門もなく、ただ遺物(ARTIFACT)を護る番犬がいるだけだ。
私達はその犬を、犬たちを畏れる。彼らは古参だから。彼らは生存者だから。彼らは勝者だから。
私達は犬たちを忘れることができない。
犬たちは不滅だ。たとえ肉体的な死を迎えたとしても、その眼は常に生き残る。左の犬の眼は私達を愛し、慈しむ。右の犬の眼は私達を監視し、専制する。
「カノセ」は「カオス」がなまった言葉だという。私達はそれを信じる。
はて「な」を「支」配する「者」、秩序(コスモス)を司るしなもんに対置される混沌。陰と陽。ふたつでひとつの世界。
しなもんとはkanoseであり、kanoseはシナモンである、というのは単に「神とは神のことである」とトートロジックに言明しているにすぎないだろうか?
そう、彼らは神である。自らに命令し、自らに従う最上位の権力だ。
今なら私達はローマの偉大なる詩人、ユウェナリスの疑問に応えることができる。
"しかし、誰が見張りを見張るのか?"
家から出られないとかで会社を休みがちになって、前々からあった発達障害の疑いなんかも考えて精神科・心療内科の受診を決心したら、
今度は精神科・心療内科のクリニックの初診受付が狭き門すぎてどーすんだこれ困ったな……ってなってた者です。
お伝えしてました通りこれこれこーでまだ受診出来とらんのですと言うと、何日にこの病院に行って来いという(業務?)命令をいただきました。
大きい総合病院って待つし高いけど待てば診てくれる場所だったんですね、てっきり紹介状なし初診外来お断りだぎゃーって感じなのかと思って候補から外していました。
初診で5000円自己負担増えますけどまあ仕方ないのでしょう。
上司は精神科系クリニックが激混みだということ自体に懐疑的だったようで(そりゃそうか、私も行こうとして初めて知ったし)、
その場で私が今後の候補にあげていたクリニックに試しに電話を掛けてみましたが案の定撃沈してました。
「そんなの気持ちだけの問題なんじゃないの」とか「自分の気の持ちようで変わるんじゃないの」といったことを
いろいろと言われましたが、正直途中から聞くのをやめました。ごめんなさい。
発達障害に関しては自己診断の段階で言いたくないというのもあって一切会社には伝えてないので、
単純に「電車とかが極端にダメ、ちょいちょい外出れない」っていうそれだけでも社会生活送る上で十分アウトな部分についての受診になりそうです。
一応、病院で話には出してみますが、成人の発達障害を診れるのは系列の別の病院のようなので、
疑いありとされて本格的に診断となるとそっちに移されそうな気がしますがどうなんでしょう……。
こうして大きな病院は混むのか、申し訳ないなあ、と思いつつ確実に診てもらえそうな目途が立って少しホッとしています。
そして、めちゃくちゃ苦手なかたっぱしから電話を掛ける的な作業がなくなったので、それにも安堵している自分がいます。
家で原稿を用意してシミュレーションをして気持ちと呼吸を整えてからでないと初めての場所に電話がかけられないんですよねえ……。
2浪する気か?
なんでたった2週間3週間だけでも集中してやれないんだ?
よっぽど実力あり余らせてない限りそんなことしてる暇ないよな?
まじ志望校のレベル大幅に下げてくれ、お前みたいな奴が後輩なの嫌だから
国公立一本の奴もなんで今ポケモン毎日やってツイッターに下手な落書きあげてんの?
お前何浪する気だよ?
本当に晴れやかな気持ちでポケモン出来る日を自分で遠ざけてるだけだよ?
ポケモン好き好き大好きって言っておきながらお前のやっていることは親の金をドブに捨てて予備校モラトリアムやってるだけであって、ポケモンたちはそんなの望んでねえよ?
ずっと真面目にやってきても2浪3浪した人がゴロゴロいるってのにお前はなんで直前になっても1年中そうなんだ?
お前に余裕なんかまったくないはずだよ?センターも現役のときより点数悪かったのにこれからどうしようとも思わないわけ?
親に「お前は才能のないやつだ」ってサックリ言われちゃってもしょうがない状況を自分で作ってるんだよ?
お前なんかが受かるわけねーよ。
他は受かるために、この浪人生活で最後にするために日々頑張ってるというのに、現役でキメようと物凄く頑張ってる人もたくさんいるのに
なめてんの?
実のない奴がだらけてるところ、見てられない。
お前なんかがあんな狭き門を超えてエリートの仲間入り、運が良くて二次試験受けられるくらいだろ。甘いんだよ色々と。
楽しみにしてるよ
このたび何が言いたいのかというと、ここ近年におけるラノベ新人賞下読みの質の低下についてです。
ご存じの方も多いでしょうが、一時期のラノベブームの影響で新人賞に応募されてくる作品の総数は未だなお増加傾向にあり、併せて選考にかかるコストも増加の一途を辿っております。
選考においてもっとも頭数を必要とするのが、私のような下読みと呼ばれる一次選考に携わる人員です。
送られてきた大量の作品をある程度ふるいにかける役割ですね。この辺は今さら説明せずとも巷に情報が溢れているでしょう。
この下読みというやつは、出版社や作家や編集者との個人的なツテだったり、専門に業務を請け負う会社だったり、あるいは下読みを行っている者からの紹介だったりと、様々なルートで集められるのですが、応募数増加の影響でどうしても人手が足りなくなり、本来であればラノベ新人賞の選考に関わるべきではない資質の持ち主までもが下読みとして選考に加わっているのが現状です。
つい最近下読み作業に関わるようになったばかりの方々と直接に交流してみて、そう実感せざるをえませんでした。
下読みたる者、古今のライトノベルに精通していなければダメだとか、特別の目利きでなければダメだなどとは考えておりません。
ライトノベルすらよく知らない一般の方の視点などは、素直で好ましいとすら思います。
だったら、何をもってしてラノベ新人賞の選考に関わるべきではない資質の持ち主と感じたのかというと、つい最近下読み作業に関わるようになったばかりの彼らが、極めて個人的な尺度で、それも読者ではなく創作者としての視点で作品の選考を行っていたからでした。
この、ラノベ新人賞の選考に関わるべきではない資質の持ち主というのは、つまるところ自らもまたラノベ作家志望者であるにも関わらず、下読み作業に関係している方々のことです。
ここ最近下読みをやってみたいと手を挙げる者の大半が、この作家志望者の方々だったりします。
もちろんその中には公平な選考を行っている者もいるのでしょうが、私が実際に交流を持った彼らの選考基準は、それはもうひどいものでした。
面白さというものを計るに当たって、読む人間の趣味嗜好が反映されることは少なからずあります。
ですが、作家志望の彼らが選考で基準にしていたのは、なんら客観性もなければ、直感というには理屈に凝り固まった独自の創作ルールでした。
少し前に“……”の使い方を巡って持論を展開し非難を浴びた下読みの方がいらっしゃいましたが、彼などまだ生やさしいほうです。
・自分なりの描写へのこだわりを他人の作品にも押しつけようとする。
文章力とはすなわち比喩の上手さであると語ってみせた彼は、綺麗な比喩を用いていない文章は幼稚な文章だと断じ、平易な文体で書かれていた作品をまったく評価しようとしませんでした。装飾過多でギトギトになっている文を「描写が実に細かな文章だ」と満足げに評価したときは呆れたものです。
なお、ストーリー自体の良し悪しを判断する物差しは持ってないようで、そこを踏み込んで聞いてもぼんやりした答えしか返ってきませんでした。
この彼も自分なりの面白さを計る物差しを持っていません。彼にとって作品の良し悪しとは、創作指南書だったかハリウッド脚本術だったかの教えであるところのエンタメ作品のセオリーに則っているかどうかなのです。
主人公の成長、変化がないからダメ。冒頭で盛り上がらないからダメ。構成の黄金パターンは決まっているのだからはみ出ているのはダメ。
偉い人の言ったことを盲信するにもほどがあります。
ラノベとは萌えであると思い込み。女の子を活躍させているいるかどうかで作品の良さを判断する。
「サブヒロインの印象が薄いから、これは駄目な作品」とは彼の言。
ざっと一例ですし、皆が皆ではありませんけれど、今の下読みにはこのレベルの文盲が本当に紛れ込んでいます。
間違った理屈を信じ、素直な感性で良し悪しを判断できなくなった彼らの読書スキルはその辺の中高生以下でしょう。
私が実際に接した彼らはラノベ作家志望なのにも関わらず、進んでラノベを読んだりはしないというのだから考えものです。そのくせ文章力やら構成やらに関してばかり口うるさい。
そうでなくったって、作家志望者が選考する側に回るのはどうなのかとの懸念もあります。
モラルもまたひどいもので、下読みした投稿作の内容をSNS上で仲間に漏らすなどのことも平気で行っているようです。
私は高次の選考を行う方々の話も聞きますが、近年、本来であれば一次で落ちてしかるべき作品が下読みから上がってくることが目立つと言われていました。
その原因には間違いなく下読みの質の低下があると思っています。
・追記
他でも散々言ってきたのでここでも念を押しておきますが、日本語さえ出来ていれば一次は通ると言われてたのは今や昔です。
応募総数の増加を見ればわかりますが、真っ当な下読みに当たったとして、一次選考の突破が以前とは比べものにならないほど狭き門になっているのは事実です。
シリコンバレーで新卒採用でソフトウェアエンジニアとして働く先輩として,君たちにN○Tよりシリコンバレーで働くことを勧告したい.理由は大きく3つある.
一言でいうと,シリコンバレーでエンジニアとして働くことはとても幸せで充実しているからおすすめしたいということなのだが,何に幸せを見出すかは人それぞれ違うので,特に思いつく以上の3つのメリットをもう少し詳しく説明するので,一つでも興味が当てはまるのならいいから黙って話を最後まで聞いて欲しい.
大まかにいって,20万ドルから30万ドルの年収が期待できる.これは日本でサラリーマンとして働くことに比べると大変高給だと思う.
別に高給だから偉いというわけではないが,一日の多くの時間を費やして労働という形で給与を得る立場である以上,給料は最も大切な要因の一つであると思う.
それに,高給だと生活に余裕がでるし,贅沢も多くできるし,何より気持ちに余裕ができる.
それほど重要な要因である以上,誤魔化さず明確に数字を示すことが大切だと思うので包み隠さずいうと,僕の場合だいたい5年目までは以下のような給与カーブをとった.
1年目:15万ドル
3年目:21万ドル
5年目:26万ドル
6年目〜:僕も未知の領域なので詳しくはわからないが,30万ドル付近に一つの壁はあるように感じる.そこをいつ超えられるかどうかは完全に実力と出世次第.早い人なら5年目の時点で既に超えていると思う.
もちろんパフォーマンスによって変動する部分もあるし,昇進のタイミングによっても変わってくるが,君の給料もプラマイ10%から大きく見てプラマイ20%以内には収まるだろう.一時,某ゲーム会社で新卒年収最大1500万円というのが話題になったが,シリコンバレーでは皆が新卒で普通に貰える給料なのである.
僕のケースは大企業なので,ベンチャーとなるとまた話が変わってきて,僕の友人を見る限りでは,現金で貰える基本給・ボーナスが低い分,ストックオプションが貰えるようである.もし上場でもしようものなら,ストックオプションは大変な価値になるだろうから,より変動のある給料といえる.ただ基本給が低いとはいっても,新卒で10万ドル程度もらっていた.
税金は日本でフルタイムで働いたことがないので,詳しい比較はできないが,調べる限りではそう大きく差はないように思う.
よくシリコンバレーは家賃が高いという指摘があるが,実際その通りで,だいたい月の家賃は2000ドルから3000ドルのレンジである.独身でルームシェアを厭わないのであれば,もちろんもっと節約することは可能だし,ルームシェアも日本よりずっと多いが,20万ドルを超える給料を貰うと,正直なところ月2000ドル3000ドル程度の出費たいして痛くはなくなる.なぜなら平均した月の手取りが例えば11000ドルだとして,家賃に2500ドル払って,残りまだ8500ドル残る計算であるからだ.
なお,それ以外の生活費,例えば食費などは別段日本と変わらないか誤差の範囲内である.
日本人的感覚だと高給取り=過労 and/or 首切りというイメージがあるが,こちらでは全くそんなことはない.そもそもプログラミングのような集中力がいって頭も使う仕事そうそう何時間もぶっつづけでできるようなものじゃない.また仕事は極めて合理化されているので,この時間無駄だなと思う時間が全くない.実際僕の一日の実働時間は4〜5時間位だと思う.実働時間といったのは,リフレッシュのためにチームでテーブルサッカーをしたり,会社で用意される軽食やらお酒やらを楽しんだりする時間もあるからだ.それでもだいたい平均で一日会社にいる時間は7時間もないと思う.
また,働く時間と場所についても相当に柔軟である.いつ会社に来ても,いつ会社から帰っても,また家から働いても,カフェから働いても,最終的に仕事さえやっていれば基本的には誰にも文句は言われない.もちろん,何の申請もいらない.例えば,最近では,ワールドカップがあると,ワールドカップの時間だけ家に戻って家族で楽しんでまた会社に戻ってくるなんてのが普通に気兼ねなくできる.
この辺の正確な塩梅は会社やチームによって変わってくるが,ワールドカップ見に家に帰る,毎週金曜日はWFH (Work From Home) するという程度のことが許されないのはあまりない.さすがに,毎日WFHするのでそもそもアメリカにもいませんなんてのが許されるレベルになるとだいぶ少数派になると思うが.
有給も言うまでもなく自由に取れる.僕は今のこの就労環境を正直天国だと思っている.それくらいストレスを感じることなく自由に仕事ができる.
ちなみに念の為に言っておくと,リストラもない.数として0ではないが,よほど仕事しない限りない.
これもその通りである.日本で日本語で日本人と働いているだけでは,よほど君に突飛な才能がない限りグローバルな人材にはなれない.嘘だと思うなら,日本の会社で働いている数年上の先輩に,世界中どこへでも転職できると思うか聞いてみるといい.殆どの人がNoと答えるだろう.別にそれは彼らに世界中で働ける資格や能力がないというわけではない.単に世界で働けるか知らないし知らないから自信がないだけだ.シリコンバレーは世界中から有能なエンジニアが集まっており,当然英語で仕事をする.そこで実際に仕事をして身につくもっとも大切なことは,自分は世界で見ても一人前のエンジニアであるということを知れることである.別に僕は何も特別な存在ではない.心配しなくてもこれだけ高度な教育を受けられる日本で優秀な君たちは世界的に見ても優秀だ.しかし実際に身をもって体験しているかどうかという差は極めて大きい.実際に,僕はシリコンバレーで働いて世界のエンジニアのレベルは平均では思っているより低いと感じた.でも,それをいかに僕が説明しても恐らく君の自信には繋がらないだろう.なぜなら僕と君は当然違う人間だし,そもそも君はそれを実際に体験・体感していないからだ.シリコンバレーで実際に世界のエンジニアと働き,自分と比べ,その中で世界での自分のレベルを知れることは本当に有意義である.僕は,数年シリコンバレーで働いて,決して特別優秀ではないものの,一人前のエンジニアであると自信をもって言える.当然,英語も話せるようになった.もし,僕がアメリカでの生活に飽きたとしても,世界中ソフトウェアエンジニアの募集がある所なら,ロンドンでもチューリッヒでもドバイでもブラジルでも,どこででも働ける.
(一応,誤解なきよう言っておくと,あくまで平均の話であって,世界で超トップレベルのエンジニアは想像以上に凄い.本当に凄い.今でも空想上の生き物にしか見えない.)
以上を踏まえて,ここまで興味を持って読んでくれた人は是が非でもシリコンバレーで働くべきである.タイトルは学生だけに限っているが,当然既に日本で社会人としてプログラマとして働いている人も対象である.日本の学生や社会人として会って話してよく聞くのは,もう少し日本で鍛えてから来たいとか,英語ができないからまず英語を勉強してから来たいとかだが,はっきり言って両方とも馬鹿げている.日本で働けば働くほど,世界で働くエンジニアとは差が付くし,当然英語の成長も遅い.自分が働きたい環境にそえるようになってから働くのではまったくもって遅いし効率も悪い.働きたい環境に自分を投げ込んで,自分を成長させるほうが遥かに効率がいいし正しい方法である.目標が人を成長させるのではなく,環境が人を成長させるのだ.折角,大学を出たばっかりの君はまだ優秀なんだから,無為に時間を過ごすのではなく,黙ってシリコンバレーに身を投げ込めば,嫌でも仕事して生きていかないといけないのだから,何でもできるようになる.
僕自身,英語の勉強が大嫌いでアメリカで働きでもしない限り英語を話せるようにならないだろうというふざけた理由でアメリカに来た.当然,最初はろくに意思疎通すらできず,苦労したが,所詮僕らの仕事はプログラミング.何も外に物を売りに行くわけでもない.自分がやらないといけないことさえ分かれば後は黙ってコードを書いておけば最初はなんとかなる.半年も経てば意思疎通はできるようになる.一年も経てば業務上問題無い程度に話せるようになる.
アメリカのCSの学生は普通に卒業してシリコンバレーで働いているのである.シリコンバレーには星の数ほどIT企業が存在して,全くソフトウェアエンジニアは足りていない.そうすると良くも悪くも必要とされるレベルも下がる.率直に言って,こんなレベルでよく採用されたななんて学生がアメリカの大学を出ているというだけで山ほどいるのである.日本でプログラマで待遇のいいところなんて,某検索エンジンの会社とか一部の外資系に限られていて,採用も限られているので,ほとんどの人はああいうソフトウェアエンジニアとしての生き方は優秀なひとにぎりの学生のためにだけ存在すると考えているかも知れないが,それは大きな間違いである.某検索エンジン社は日本では指折りの待遇だと思うが,それでもなおシリコンバレーの給与水準から見ると低いし,何もそんな狭き門をくぐらなくても,十分シリコンバレーでは働いていけるのである.凄く大雑把で主観的な意見だが,君が東大や京大の情報系で上位半分にいるなら,まあ問題なく働けるだろう.プログラミングができない?アメリカのCSの学生も日本と結局は似たようなカリキュラムで勉強しているのだから,心配しなくても彼らも同程度にできない.だいたいプログラミングなんて働いてから勉強しても遅くない.CSの基礎ができているなら,すぐ書けるようになる.むしろ大切な能力は未知のことを学び,物にし,アウトプットするというサイクルがどれだけ速く多くできるかということなのだが,本題から外れるのでここでは話さない.とにかく,敬遠せずにどんどん挑戦して欲しい.ただ,人手不足ではあるものの,基本的にこちらの面接は保守的であるように思え,つまり,この人は確実に役に立つ,やっていけると思った人しかとらないように見える.また,会社によって積極的に採用している時期もあればそうでない時期もある.だから,仮に面接に落ちてもそれは全くもってそこでやっていけないことを意味しないし,実際面接も一定の期間をおいて何度でも挑戦可能であるし,知り合いにも3回目の挑戦で受かった人がいるので,仮に落ちたとしても何度も見なおして挑戦して欲しい.
繰り返しになるが,こんなに楽しく自由な環境で,こんなに高い給料がもらえて,こんなに成長できる環境は世の中のあらゆる仕事を探してもそうはないと思う.せっかく情報系に入ってソフトウェアエンジニアになれるチャンスと資格があるのだから,ぜひそれを活かしてほしい.健闘を祈る.
P.S. 匿名にて投稿してありますが,本文書は僕個人の意見を表明したものであり,所属する或いは所属した組織や団体の意見を表すものではありません.
似たようなキャリアだけど
早稲田の政経から外銀に入るにはそれなりの苦労があったと思うんだけど
その辺の詳細が何一つ書かれて無いから全くリアリティがねえな。
この世代だったら既にかなり狭き門だったよ。俺も受けたからよく覚えてる。学歴も一緒だしな。
早稲田の政経なんてあの辺りだと「ギリギリ人間と看做してもらえる」くらいの学歴だよな。
入る前の苦労もそうだが、入った後数年で億稼ぐには相当な戦いが必須な筈だが。
この程度の学歴で、俺と同じ時期に金融トップに飛び込んでるなら
「そうか、東大は最低限必要な学歴なのか」とか「同期の能力高すぎて死ねる」とか
「何故留学しとかなかった」とか色々あるだろ。そもそも国内から受けるの自体ナンセンスなわけで、「せめてボスキャリ…」くらい思っただろ。
外銀って外から見るほど華やかな世界じゃないしな。どこの部署に居たって設定なのか知らんけど。
まぁ、バックじゃその額は稼げないだろうし地獄だった筈なんだよ本当は。
しかも入社直後にリーマンショック炸裂してるはずだろ。あの時のレイオフの恐怖が一切文面に出て来ないってのは流石に…。
全部がネタじゃないのかもしれんけど、終盤雑に盛り過ぎでこれはいかんでしょ。
詳しく私の立場を言えば、自衛隊に就職する可能性のある子を持つ親である。
現在高校二年生、とある理由で将来の進路の一つに自衛隊が入っている。
息子は中学からずっとその為に頑張ってきていて、将来その方向で就職できることを望んでいる。
理由って何だよ!と言われるだろうから、申し訳ないがフェイクを入れさせて欲しい。
全く違うが方向性としては一緒だと思うのでそれでイメージして欲しい。
息子は船に乗りたいと、この四年と少しの間、土日も休まずその為の訓練を積み重ねてきた。
高校受験もその為に少し遠い学校を選び、毎朝六時に家を出て頑張っている。
だがいざ二年になり、この先どうするかと将来を見た場合、船に乗ることはそう簡単ではない事を知る。
まず専門学校も狭き門な上、入っても乗れる保証はない。大学はそもそもレベルも倍率も高い。
残念ながら頭の良い方ではないので大学はあまり視野に入れていない。
それでも息子は船に乗りたいと言う。
客船で船員として働くのでもいいじゃないかと思うが、どうしても機関が弄りたいのだそうだ。
進路指導の度に堂々巡りを続け、だが「それなら海自しか…」という一言を呑み込んでいる。
海自に入れば多分船には確実に乗れる。
なら現状、一番近いのが自衛隊だ。
(フェイクが入っているので、いや、船に乗りたいならこんな仕事が!とは言わないでほしい。)
今、憲法解釈で毎日揉めているような世の中で、たかが船に乗る為に命を危険に晒すのかと言われることは承知しているし、
私達の世代は日教組のガチガチの反戦教育を受けて育っているので夫婦共に戦争は絶対悪だと思っている。
解釈の汲み間違い一つで最悪の事態を招くだろうと懸念もしているし、自衛隊に入る以上NPOだろうと戦地に行く事に
なるかもしれない。海であっても弾を積んでいれば狙われる恐れも十分あるだろう。
そしてそれが妄想では終わらない可能性があることもわかっている。
我が子が死ぬかもしれない。
だがバカ息子は「船に乗りたい」と言う。
バカだ、本当に、どうしようもなく。
できるだけ止めようと思っている。現実に私の子供の命が懸かっている。
だがそれでも、どうしても船に乗りたいから海自に入るという選択肢を、
「現実に死ぬ可能性があり、それは自分の為でも家族の為でもなく、日本の為の、もっと言えば他人の為の死であり、
会った事も会う事もない上の人の命令一つで決められるようなことであり、しかも戦争において人間の尊厳は無いに等しい」
「だが厳密には自衛行為であり戦争ではなく、勝てば官軍であるように最悪の場合無意味に死ぬ事もある」
「それでもその夢は、諦めた場合その先の人生が無価値になるような夢なのか」
それら全てを知った上で、彼が選んだ場合。
それほど強い夢なら折れよう。
誇りに思う。
私のようなブラック企業務めよりはよほどいいさ。
だが。
だが私は、自らを護る権利も無く、むざむざと殺されるのだけはどうしても、勘弁して欲しいのだ。
具体的な話をしてくれ。
そのご大層な自衛権とやらは、この子や他の隊員の命は守れるのか。
東京限定で年収の分布を見ると、1,000万円以上の給与所得を得ている層の出現率は20代で1%、30代で3%、40代で17%だそうだ。80sの感覚としてはクラスに2-3人いる感じだ。
sourceは転職サイトのDodaで、サンプル数はホワイトカラー約10万人とのこと。同世代に絞ってみると、総人口は80年代なら大体150万人で、学力が平均以上の人がホワイトカラーとして労働しているとすると75万人。国税局の調査によると納税者のうち約30%が東京都に納税しているということなので、東京勤務の同世代は23万人。その1-3%とすると約5,000人の1,000万円を超える給与所得者がいることになる。
こうやって具体的な数に落として行くとかなり少ない印象だ。
一流大学を旧帝大一工+早慶上と定義すると年間の卒業生の数は大体4万。ゴロゴロいるように感じてしまうが、給与レベルの高いと言われる東京で拡大推計してもいわゆる一流校を卒業しても上位10%くらいしかたどり着く事の出来ない水準。所謂一流大学の卒業生なら、仲良しグループに数人いる感じかもしれない。
まじすか。めちゃめちゃ狭き門じゃん。
コツコツコツコツ一生懸命21年間勉強して競争して一流大学入って就活までやりきっても、そこから上位10%しかたどり着けないのかよ。
確かに生活に必要な情報ってネットで事足りるからなきゃないで困らないね。
ただ、記事を元に興味を持ってそれがライフワークや天職になったり、社会構造の歪みを知って志を抱くきっかけになったり、人と人との繋がりが出来たりっていう、思いがけない情報が引き起こす社会の化学反応(?)ってのが無くなると長期的には社会にとって良くないと思う。
ってことでせっかく狭き門を潜りぬけて入社出来たこともあるし、誰も見も聞きもしなくても、マスゴミと呼ばれ続けても、衰退産業で徐々に待遇が悪くなっていっても、誇りを持って今の仕事を続けてくれたまえ。
読まないけど応援してるよ!
私は元増田が言及している本を読んだことはない(いずれ読みたいと思っている)が、精神病関連の自伝風漫画はそれなりに読んできた自負がある。ほとんどの漫画の内容は、いろいろあって大変だけれども幸せそうな感じになっている。元増田が読んだ本もきっとそんな感じなのだろう。ただ、それらの漫画に登場する障害者は無職なり、不安定な職に就いていたりして
彼らの生活基盤は決して安定しているようには見えない。きっと難しい現実がそこにはあるはずなのだ。
ハッピーエンドの漫画が多い中、『旦那(アキラ)さんはアスペルガー』はまんまバッドエンドでなかなか面白い(身に覚えのある人は笑えないだろうが…)。こういう漫画に一石を投じるものとして、一読をお勧めしたい。
いろいろ読んでいて思うのは、発達障害者を彼氏・彼女にするような人はその人自身も何かしらかの問題がかかえているってこと。個性的な人だと思って付き合い始めたんだから、良いところもだけでなく、悪いところも当然ある。恋をしているときは、悪いところが見えなくて、冷めてきたら、見えてきただけの話な気がするのだ。
また、天才には発達障害者が多い、って話がよくあるが、そんなのはレアケースだと思う。発達障害というのは定型発達者がバランスよく備えている能力のバランスが悪いことと理解しているが、定型発達者に能力の総和が高い人と低い人がいるように、発達障害者にも同じことが言えると思う。
発達障害者の能力の総和が高い人に天才がいて、低い人が自閉症ではないかと思う(詳しい人がいたら教えてほしい)。大部分の人は高くも低くもない中ぐらいの人だろう。そして、彼らはその特性ゆえに世渡りが下手だから、予想どおりの人生を歩むことになる。
なので、発達障害者について特性に応じて職業選択すべし的な意見はナイーブすぎる。そういう専門的な職業は世間的に狭き門で、誰もがなれるものでない。成人した人間に対してはなおさらだ。目指すなら、小さいころから、特性を理解して、リスクを承知でそのための努力をすべきだと思う。
そして、そういう意見って、要は、「馬鹿とハサミは使いよう」をやりたいだけだ。難しく考えるから難しくなる。シンプルに考えればいい。障害者に対するイメージって、偏見と言われるけれど、正しいイメージなのではないか。世間では、ナイーブな意見が多いけど、普通に考えて、普通に選択して、普通に行動すればいい。
でも大抵の場合この役に立たない論は文系の一部から発せられてるんだよな。
フランス文学を学んで、翻訳家になれればいいけど狭き門だし、それが活かせるわずかなフィールドから漏れちゃったら
ほとんどの仕事には役立てられないじゃん。趣味としてはいいけど。文系ってそういう専攻いっぱいあるんだよ。
でこの話を理系にすると「そんな進路を選んだお前が悪い」って議論があらぬ方へ行っちゃうけど、
もうその進路で進んじゃってる学生としては、とりあえず単位が取れて、自分の興味を満たす程度に勉強したら、
あとは部活やサークルしたり遊んだりバイトしたり就活したりするぐらいしかやることないじゃん。
必要単位とればいつでも卒業できるってなら必死になるのもいいけど、最低4年通わなきゃいけないんだから勉強だけに必死になれないのも仕方ない面はあるよ。