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はてなキーワード: 成功事例とは

2016-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20160424163115

俺は元増田クズなんて思わないよ。非常によく書けていると感心する。

自らを筆者と称するあたり意識の高さを感じさせて大変よろしい。本にして出せばいいのに。


ただ、富士通さんほどの大企業チャレンジ精神求めるあたり、まだ若いなあという気はする。きっちりルーティンワークをこなしていれば満足な給料がもらえるのに、わざわざ「企業の将来のために」新しいことに挑戦するボランティア精神のある人、いる?


これは富士通に限らず、NTTデータNEC、どこの大企業でも似たようなもんだと思う。これは日本産業構造問題で、新参企業だって大手喧嘩売って追い越そうなんて気はさらさらなく、うまいことおこぼれもらうことしか考えていない。このままじゃ日本ダメになるといわれ続けてここまでもってんだからTPPやなんかで市場グローバル化でもしない限り、当分変わることは見込めないかな。誰かが成功事例を出さないと誰もやらないよね。それとも泥舟が沈むのが先か。

2016-03-21

3.20川崎事件動画を見て思うこと

差別主義者の暴力行為を黙認し現行犯逮捕しない警察。これはレイシスト特権ですか?」(3.20川崎駅暴力事件

http://togetter.com/li/952305

http://b.hatena.ne.jp/entry/togetter.com/li/952305 ←ブックマーク

とりあえず、怪我された方には本当に気の毒だったというほかない。でもって、怪我人が出たことについて、警察は、警備が不十分であったことを認めるべきと思う。原因はしっかり究明して、今後同様のことが起きないようにしてほしい。

ただ、この件について、「警察右翼に甘い」云々と陰謀論カマす人がブックマークにも多いけど、それはちょっとどうかと思う。動画で見ている限り、警察は「殴る側(右翼)」の暴力を防ごうとして「抗議する側(左翼?)」を守ってるし「抗議する側(左翼?)」に対しては『テイチョウにオヒキトネガッテ』いるように見えるわけで、特に対応がそれほど偏ってるとは思えない。人手少ない中で、可能な限りトラブル自体を避けようとしているように思う。トラブルを避けるのは何のためか? 後々面倒臭いから? そうじゃないでしょ。届け出のあった合法的スピーチ活動最後まで遂行させるため=「言論の自由を守るため」だよね。そこを踏み違えた安易警察批判は、百害あって一利無しだと思うんだ。

この動画個人的に興味深かったのは、デモ集会の警備というのは(自分の参加した記憶で言うと)基本的デモの『外』を向くんだけど、今やそれが通用しないってことなんだよね。言論の自由を守るって本来はそういうこと(警察デモを『外』の加害や暴力から守る構図)なんだが。だから警察マニュアル対応としてはそりゃあーなるんだよね。基本的に「デモ集会者」側が周囲に暴力を振るうって予測で「警備」はしないよ。つーかソレ警備じゃねーよ(笑)首相を警備するSPが、首相が誰かを殴りつけるとか予測して警備はしないでしょ普通。でもって、たとえ「声」による抗議でも自分が警護の対象として配備されてる人に向かってくる抗議なら、そりゃ基本的には「止めようとする」だろ。これは、警護対象右翼だろうが左翼だろうが関係ない。それは当然のことで、警護する対象政治思想について現場警察官判断しはじめたらそれこそおかしな話になってしまうよ。だから言論言論を超えて暴力と化し始めている昨今、警察集会警備人員ますます増員が必須で、そろそろマニュアル自体を大幅見直ししなきゃいけないんじゃないかなあとも思う。今回の事件も、怪我人が発生し事件化したということを踏まえると、マニュアル改訂のためのモデルケースにはなるのかもしれない。ただ、それでどういう方向に向かうかというと、ますますデモ側に対する管理がきつくなる方向にしかかわないんだよ。それって果たしてイイコトなの?

ついでに。「抗議する側(左翼?)」に「?」マークをつけたのは、動画最後で彼らが身内っぽい人らからも「もういいでしょ」みたいに止められていたから。おそらく想像だけど、あの「抗議に集まっていたふつーっぽい大多数の人ら」の中のごく一部の先鋭的な(元活動家とかそういう)人らであるか、あるいは極論だけど本当は仲間でもなく単に便乗なのかもしれない(そういうケースもゼロではない)。脅えてるようにも見える「大多数の人」と違って拡声器もって確信的にわーわーやってるとか、まあ明らかに挑発してるよね。反論目的ではなく、自分たちの目の前でああいうことを喋ってること自体が許せない、ということなんだろう。集会自体を止めさせよう、と。でもそういう主張をし行動する人が、もし権力握ったらどうなるのかな。言論弾圧とかするんじゃねーの? 発想としては同じでしょ。もし反論それ自体目的なら、翌日同じ場所で、同じように自分たちの主張をただ堂々と述べたらいい。その権利はみんなにあるんだよね。それがもし認められませんでした、つーなら、その経緯なりをもって「警察ヘイトスピーチ側に『のみ』甘い」と主張したらいいと思う。立派な証拠になるし、それならオレも陰謀論とか言わない。

結局、「暴力事件」が発生してしまったら、警備している警察としては集会を取りやめさせるくらいしかできなくなるけど、それを成功事例として残してしまうと、今後、左翼側の集会も同様なやり方(ムリヤリもめ事をおこして中止に追い込む)で中止させないと説明がつかなくなるよね。左翼暴力なんて振るわないって? 分からないでしょ。極論言えば、今回暴力振るった人らは多分向こう側の人なんだろうけど、「抗議してた人ら」がお金払って人やとってアレやってる可能性だってゼロじゃないんだから。そして、その逆のことだって当然カンタンにできるわけなんだぜ?

とりあえず、動画見てもまとめ見ても、申し訳ないけど「このやり方じゃなー」っと、あまり説得力を感じなかった。少なくとも、「明らかに不当な証拠」を揃えて言うのでもない限り、闇雲に警察叩いても一般人理解も協力も得られないということは、学んだ方がいいと思う。

2016-02-21

海外ガチャは本当に認められていないのか?

山本一郎氏と長田氏の対談の記事を見て気になるやりとりがあった。

長田氏:

 でも海外消費者団体の方とお話することがありまして,そこでですね,日本ではなぜ,ガチャが認められているんですか,不公平じゃないですか,って指摘されることがあるんです。

山本

 海外製のアプリでも,日本ソシャゲ成功事例をまねてガチャを導入している作品がありますが,基本的には賭博に該当する可能性があるのでNGだと判断するメーカーは多いようですね。

長田氏:

 ほかにも,「お金を出せば有利にゲームを進められる」とか「ほかの人に勝つためには課金必要だ」というゲームを出しているのなら,それは“無料で遊べる”と表記してはいけないのではないかとか,お金を出した人が有利なゲーム不公平のはずなのに,日本ではそれが認められているのはどうしてなのか,といったご指摘を頂戴します。

山本

 海外における「公平」の考え方と,日本のそれは異なりますよね。しかし,そういう話で言うならば,PCオンラインゲームでは2000年代からやっていた「ゲームプレイ基本無料」って表記がそもそもマズいと思っていたんですよね。

これを見て海外ではガチャ規制されているのか!と誤解をした人も多かったようで、こちらの記事のはてブで何人かその趣旨のコメントをしている

このやり取りの中で重要なのは基本無料という表記問題不公平感についての文化の違いについてなのだが、山本氏の途中に挟んだコメント趣旨が大きく変わって受け取られているように思われる。

ガチャについて、過度に射幸心を煽ったり誤解を招くような詐欺的な確率表記のような実態があるなら是正されるべきだとは思う。だけど、海外スマホゲーム実態について変な誤解をする人が増えるのは残念なので、海外スマホゲームガチャ実態について書くことにした。

参考になれば幸いである。

アメリカのAppStoreのトップセールスランキング

大きな市場、ということでアメリカをメインに話を書く。

AppStore、Google Playトップセールスランキングは、IPによってその国ごとのランキングが表示されてしまうが、以下のようにランキング情報をまとめてくれているサービスゴロゴロある。

http://applion.jp/market/us/iphone/rank/gross/

上記はアメリカのAppStoreのトップセールスランキングである。200位まで見ることができる。

100位以内で見ると8割がゲームである

傾向を見ると、アメリカで人気のジャンルは、戦争を題材にしたRTS、気軽にプレイできるパズル、そしてカジノ、となる。

アメリカにおけるガチャ

スマホアプリ市場において、F2Pの先駆けになったのはアメリカであるが、ゲームでの課金形態時間短縮や資源購入型の課金形態が主であった。

2012~2013年頃に日本製ゲームである神撃のバハムートローカライズ版が配信され、トップセールスランキングで1位を取るほどアメリカで人気が出た。それ以降にガチャ機能を持ったゲームが受け入れられ始めた、と考えている。

以前知り合いのアメリカ人に聞いたところ、アメリカにもコインを使っておもちゃ排出する機械はあるが、チープでそれほどメジャー存在ではないとのこと。

そうしたアメリカで、ランダム商品提供するガチャに相当する存在は何なのかというと、トレーディングカードゲーム(以下TCG)のパック販売である

TCGの始まりは、1993年アメリカウィザーズ・オブ・ザ・コーストから発売された「マジック:ザ・ギャザリング」とされていて、その後に世界中で大ヒットしている。

なじみの無い方向けに説明すると、マジック場合、1パック買うと350円で15枚のカードが封入されていている。その中は、レア1枚、アンコモン3枚、コモン11枚、という比率で入っていることが保証されている。

当然同じレアリティでも強いカードと弱いカードがあるが、オンラインゲームソーシャルゲームガチャのように同じレアリティ内で偏りは無く、排出量は保証されている(はず)。

これを踏襲して、アメリカ向けのスマホゲームガチャ相当の機能(ランダム性を持ったアイテム販売)が出てくる場合、"Pack"と呼ばれることが多い。

アメリカのAppStoreでガチャ機能を持ったタイトル

アメリカでは、スマホにおけるランダム性を持ったアイテム販売規制するような法律は現時点では無いので、ガチャを持ったゲーム普通に配信されている。

カジノ系のゲームも、ガチャと同じようにランダム性を持って景品を提供するゲームと言えなくもないが、今回はカウント対象外としている。

ガチャ的な要素があるタイトルは以下の通り。 (ちゃんとプレイしたことの無いゲームもあるので勘違いをしているタイトルもあるかも)

9位: Marvel: Contest of Champions

17位: Summoners War

18位: Star Wars: Galaxy of Heroes

34位: Walking Dead

52位: HearthStone

53位: Jurassic World: The Game

57位: Knights & Dragons!

62位: DRAGON BALL Z DOKKAN BATTLE(ドラゴンボールZドッカンバトルの英語版)

66位: Castle Heros

72位: Brave Frontier (ブレフロの英語版)

89位: Marvel Puzzle Quest

90位: Puzzle & Dragons(パズドラ英語版)

100位中12タイトルなので、日本に比べると少ないがまずまずの数がある。主流であるというほどではないが、ガチャ機能も十分受け入れられている、といっても良いかと思う。

ガチャ日本市場だけで受け入れられているって訳でもないし、またアメリカ場合だとカジノゲームのように文化によって形は違えど射幸性を持ったゲーム存在している、というのは覚えておきたい。

先ほどのサイトで他の国のランキングを見てみると、多少の順位前後はあれど、上記のタイトル達がほぼランクインしていることも追記しておく。

中国韓国の話

中国韓国ではランダム性のあるアイテム販売規制が入っていることで有名な話だと思う。

中国については以下の「ガチャについての規制」の項目を読めば良い。

https://www.jetro.go.jp/ext_images/jfile/report/07001588/china_mobile.pdf

日本と比べて中国ではRMT文化が根強く、多分国の規制が入っていなければ、ガチャの景品が現実マーケット取引されてよりひどい問題になっていたことが推測される。

余談になるが、トレード機能を持つ日本アメリカソーシャルゲーム中国人RMT対象なることが多い。昨今の日本スマホゲームトレード機能が無くなってきたのは、これに対する対策という側面もあったりする。((代わりにいいアイテムを持ったアカウントが売買されたりしてるけど))

ただ、規制されても両国ともグレーゾーンを走るメーカーは多く、法に触れない形を取った確定ガチャVIPシステムのような提供したりもしているのが現状である

結論

色々書いてきたけど、早い話が隣の芝はそんなに青くないって話。

2015-11-25

アプリ評価トリック

アプリ評価が★2→★4に改善されると、ダウンロード率が5.4倍に。アプリのレビューが与える影響と、レビュー改善2つの成功事例。 | アプリマーケティング研究所

世の中に溢れてるステマとかアプリブーストに比べれば可愛いものなのかもしれないけど、

これも思いっき消費者側を騙してるだけなんだけど

なんでこんな風に堂々と生きていられるんだろう?

良い評価だけの集め方、とか。

まあ、世の中マーケティングなんて基本がそういうものなんだろうけど、

そうやって人を騙して生きていくのって楽しいのかね?何を生み出してるのかね?

2015-06-22

市民運動権力に勝った例ってあるの?

安保改正にはどちらかと言えば反対の立場

でも、どうせデモしたって家でうんこしてたって、いずれにせよ法律改正されてしまうんだと思ってしまうから、なにもする気がしない。

はるかから国会を包囲して安田講堂を占拠しても日米安保条約は未だ続いているし、原発だって動いたし、沖縄には基地がある。

デモをやって市民運動社会を変えた例なんてあるのか?名古屋藤前干潟は割りといい線いったのかな。

成功事例が思いつかない。

から結局何をしたって無駄なんだと思う。大いなる力には逆らえないんだ。

難しいコト考えずに今を楽しく生き、自分の頭で考えるなんて面倒くさいことせず流されて生きればいいや。戦争が起きればみんなで殺されればいい。

2015-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20150621184842

結婚は失敗時のリスクが高すぎるから問題なのであって、

成功事例でシアワセアピールされても、意味が無いのだなぁ

2015-05-17

職場労組(単組)のことは必ずしも嫌いにならないでほしい

先日以下の増田を書いた増田です。

わたし労組の委員ですが日本のサヨクには本当にうんざりする

たくさんのブクマコメントいただきありがとうございました。

頂いたコメントへのリプライとして、ちょっと補足したほうが良いかなと思ったのでまた書きます

(1) 「労組って政治色が強くていやだよね」系のコメントについて

全ての労組政治色が強いわけではありません! 特に職場労組(単組)レベルでは政治色がほとんどゼロのところも多いのではないでしょうか。

人気ブコメの中に

「主張内容を職場環境改善限定することで組織率が大幅アップした労組」の成功事例がそろそろ出てきてもいいと思う

というコメントがありましたが、私たち職場労組は実はかなりこれに近いです。

私たち労組政治色は殆どゼロであり、事実上職場環境改善のための研究所互助会」的な組織です。執行委員も各部署内での持ち回り任命(任期もだいたい2〜3年)なので政治色を前面に出す委員も居ないし、もし居たとしても周りの委員におそらくドン引きされるでしょう。

活動としては組合員・非組合員区別もそれほど強くせず、職場環境改善フォーカスすることに徹しています。近年は最重点の課題として「契約職員の処遇改善」を訴え続けており、交渉も続けています。そのことが評価されて、なのかどうかは分かりませんが、研究所系の労組としては珍しく近年も加入者数を増やしています。(大幅アップとまでは言えませんが)

なので、先日の話は「そんなノンポリ労組やりがいを持って活動してたんだけど、いざメーデーに動員されてみたらいきなり政治色が強くてドン引きした!」という話です。全ての労組政治色が強い、とかそういう話ではありません。

なので、もし「労組って政治色が強くていやだよね」と思っている方々におかれましては、政治色の強さは各単組によって大きく異なると思われますので、執行委員経験がある方に「うちの労組はどのくらい政治色が強いですか?」と聞いてみると良いかと思います

少なくとも私の場合、単組レベルでの活動に全く違和感はありません。違和感があるのは上部組織でのレベルの話しです。

(2) 「上部組織との関係は難しいよね」系のコメントについて

そういうことですよね。

殆ど活動は単組レベルで完結するのですが、研究所間で連携して対処しなければならない案件もあり(具体的に書くと秒速で地域特定されそうなので書きませんが)、上部組織とも一定の友好的な関係を保つ必要があります。また、各単組の身の丈を超えること(メーデー開催とか)については既存組織力のある団体に頼らざるをえない部分があるのかと思われます

そこでそのような「組織力の強い団体」に協力を仰ぐと、バーターとして政治色が不可避的に入れられてしまうようです。「うんざりだけど、しょうがないよね」というご意見もありますが、私の意見は「しょうがないけど、うんざりだよ!」というものです。

職場環境改善のための互助会」としての私たちの単組の観点からは、加入者数の増加はその単組の「戦闘力/正統性の増強」に直結するのでとても大事なのですが、あまりに強い政治色を見せつけられると加入者数が減りかねないので本当に止めてくれないかなあと思わざるを得ません。

まあ実は上部組織ってどういう人が牛耳ってるのか実は良く知りません。単組のいち執行レベルだと上のことはよく分からないのです。

実際のところはどうなのでしょうか。意外と若い人も多かったりするんでしょうか?

誰か詳しい人がいたら教えて下さい。

(3) 「釣りだろ」系のコメントについて

ありがとうございます

「今どきいくらなんでもメーデーでこんなこと言わないだろ」「全労連系だったら今はもう安保粉砕って言うはずないよね」などのコメントが実は一番ほくほくいたしました。一連のブコメを「良識派の市民の声」としてプリントアウトして上部組織会合回覧させていただけるよう動いてみたいと思います。あの現場を共有していた幹部の方々が何とおっしゃるのか楽しみです。

(4) 身バレについてはそっとしておいてください

「これ書いてるのぜったいあの人だな」と思ってもそっとしておいてください。もしこの話題がでても知らん顔しますのであらかじめご容赦ください。

2015-03-08

gumiという錬金術に群がった人々と、日本スタートアップ業界の暗部【2】

anond:20150308223851

危険すぎるgunosyIPO

これと同じパターンユーザーをかき集めているベンチャー企業が、ニュースアプリgunosyだ。gunosy東大生福島良典氏が創業し、後に、グリーネット広告会社を売却した連続起業家木村新司氏が共同代表に就任して経営を引き継いだ(2014年8月退任)。今年のIPO有力候補と目されており、その時価総額は数百円規模になるとも噂されている。

昨年に調達した24億円のほとんどを広告費に投じたとされていて、そのお陰かダウンロード数は800万に達しているようだが、そのうちの一体どれほどがアクティブなのかは甚だ疑問だ。

その証拠に、グーグルトレンドで「gunosy」「グノシー」「ブレフロ」「ブレイブフロンティア」と入れて調べてみると、その落ち込み方は上場ゴールを決めたgumiのゲームタイトルがかなりマシに見えてしまうほど深刻であることがわかる。

http://www.google.co.jp/trends/explore#q=gunosy%2C%20%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%82%B7%E3%83%BC%2C%20%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%AD%2C%20%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%A2&cmpt=q&tz=

足元の業績動向がどのようになっているかは外部からは知る由もないが、ゲームアプリと違って直接的な課金が出来ない分、業績数値を作るのは容易なことではないと推測できる。昨年投じた24億円もの広告費で「買った」ユーザー数の伸びを実績として空虚エクイティストーリーを描き、それを元にして言われているような大規模な上場を許してしまうことは、日本証券市場に大きな汚点を残す危険性を孕んでいるように思える。

調達した資金によってテレビCMという短期的には成果の上がりやす劇薬を飲む。その経営判断をするのは自由だが、ユーザーの離散という副作用が現れる半年や1年後の経過を待たずして、上場株として押しこんでしまうのは非常に危険であり、モラルを著しく欠いた行為だと言わざるをえない。良識ある市場関係者ならば、絶対にやってはならないことだ。

最近ではメタップスやラクスルの例があるように、非上場でも数十億円単位調達が可能なご時世であるし、もしgunosyが本当に優れたビジネスであれば、ここでIPOを急がずとも、もっとしっかりと業績がついてきた段階で改めて上場しても何も問題はないはずだ。テレビCMというブーストをかけて作った成長イメージ上場株の投資家に売りつけるのが目的なら関係者は困るかもしれないが、そういう人たちの投資資金や労力が泡となって消えたとしても自己責任であり、単なる投資の失敗なのでやはり問題はない。

今や時価総額3600億円にまで成長し、ゲーム市場で確たる地位を固めたコロプラも、2012年末のIPO時の公開価格売上高100億円、営業利益23億円という業績予想に対して時価総額234億円、PER18.7倍という水準で生まれてきている。関係者がその企業の将来性を信じているのなら、IPO時の価格必要以上に高くする必要は全くない。その後の結果によって、自らが信じる本来あるべき企業価値へと投資家を導けば良いのだ。

・取引所がやるべきはIPOの数を「減らす」こと

市場活性化を目指す取引所や大手証券会社は、とにかくIPOの社数が増えればいいと思っているフシがあるようだが、私が思うに現実はその逆で、IPO粗製濫造を今すぐにやめるべきだと考えている。

そもそもリスクを取りたがらない気質に加え、人口減に陥り、経済全体の成長が大きく見込めない日本において、有望なベンチャーがポコポコ湧いて出てくると考えるのは誤りである。にも関わらず、「シリコンバレー」や「エコシステム」などの言葉ありきで物事を進めようとするから、後に残るのは上場後数ヶ月もすれば誰にも見向きもされなくなった「かつてIPOだった」ゴミの山なのだ

そうではなく、もっと少数精鋭の有力ベンチャー市場に呼び込み、成長性の高いIPO銘柄投資することは投資家にとっても有益であるという成功事例を積み上げることこそが、唯一の解なのではないだろうか。私などからすれば、市場関係者が今やっていることは、IPOを単なる期間限定マネーゲームの道具として扱うことを促進、推奨しているようにしか思えない。

取引所が昨今のスタートアップブーム迎合しなければならない必要はまるでない。いたずらに上場基準を緩くしたりせず、市場規律を守る番人として毅然とした態度を取り続けて欲しいと願う。

お金に対する現実感覚を失っているスタートアップ業界の人々

この際だから、私が昔から違和感を覚える現象についても触れさせていただきたい。それは、ベンチャー企業が大きな調達をした時に、手放しで起業家側だけを賞賛する一部のネットの人々の存在だ。私のような投資家側の人間からすると、そのリスクを取りに行った投資家も同じだけ賞賛されるべきだと思うのだが、どうも資金を受ける側もそれを応援する側にも、投資マネーはどこかから湧いてくるようなものだというおかし感覚があるのではないかと感じてしまう。

その際たる例が、gumiのCFOとして大型の調達を実現し、数々のスタートアップイベントにて武勇伝を語ってくれた川本寛之氏の存在であろう。

メルカリ18億円、gumi50億円… 注目スタートアップ資金調達ウラ側、全部見せます

http://logmi.jp/18485

gumi川本氏「入社時の給料は國光社長より高かった」 上場立役者が語った舞台裏

http://logmi.jp/26633

川本氏の発言の数々を見ていると、この人は他人リスク博打を打って、その成功自分の手柄にしてきた人という印象しか受けない。人から預かった何千万円、時には何億円という大金を、以下の発言のような感覚で使ってしま人間ベンチャー業界有名人なのだと言う事実に私は恐怖と戦慄を覚える。

私、キャピタリスト時代に5社か6社か、ちょっといろいろあって少ないんですけど、投資をしたんですけども、一番自信がなかった案件がgumiでした。「多分、潰れんだろうな」みたいな(笑)、そんな感じで思いながら、49:51でいうと「まぁ51で投資してみるか、こいつちょっとおもしろそうやし」っていうのが國光さんだったって感じでして。

その後2011年11月に、わりと当時のベンチャー企業としては大型のファイナンス20億円の増資を担当しまして、挨拶代わりに20億円調達たからっていうのもあったのか、現任で取締役やらせてもらってます

特技として資金調達って書いてますけど、一応今まで50億円くらい調達してまして、非上場の間に私は100億円調達するというのが一応目標です。そんな感じです。

まさに調達屋を自認している様子だが、こうした人々が集まってそれぞれの調達自慢を行う場のモデレーターを、UBS証券マネージンディレクターがつとめていることには驚くしか無い。外資系証券だけあって、他人のサイフで博打を打つことにかけては共感する部分があるのだろうか。

極めつけはこの発言だ。

FIFAショック」って社内で呼んでいるんですけれど。私銀行にいたから、晴れているときに傘を借りまくろうと思って。このとき、3.5億円と10億円の融資をいただいたとき、実は裏側で「FIFAショック」が起きるって情報インサイダーでもってたわけですね。

8月10日ぐらいに「やべえFIFA契約11月で切れるかもしれん」という話しが国光さんから来て、どうしようかなと思って「明日からちょっと資金調達に走ります」とか言って、9月末に融資10億円引っ張ったという。かなりタイトスケジュールお金を引っ張った途端、売上がドンと下がっていって、赤字が最大3億円に。

そのあと、ぎりぎりのところで、『ブレイブフロンティア』がリリースされるという。これはgumiに金がなかったので、gumiベンチャーズを使って、変則スキームで買収したっていう、ありえない形で。人のゲームで何とか救ってもらったという状態です(笑)

このような信義にもとる行為を自慢気に語る人間がいる会社に私は絶対投資をしたくない。

この手の風景賞賛する人々には、ではもし自分がその資金の出し手だったらどう考えるか?という発想が全く抜け落ちているように思える。時には他人踏み台にしていく図太さも成功には必要なのだろうが、公の場でこうした発言の数々を臆面もなくしてしまうような人たちが主役として持ち上げられる限り、日本ベンチャー業界健全さを保つことはないし、gumiのような上場ゴールは何度でも起きるのだろうと思ってしまう。

スタートアップ業界には自浄作用があるのか?

今回の件を受けて、これまで英雄視され、そのビッグマウスぶりが許容されてきた國光氏の存在スタートアップ業界内でどのような扱いを受けるのかについて注視していきたい。ああいう人だから、という声も一部では未だにあるようだが、一旦上場して公開企業となった以上は、これまでのようなベンチャーごっこの感覚では済まされない。今後、時間をかけて経営責任を全うし、結果で株主に報いていくことが必要になる。

それを待たずして、彼を「上場成功」した人間として周囲が持ち上げ続けるようではいけないし、日頃から日本シリコンバレーを、もっと起業家の数をと叫んでいる業界の人々も、こうした内側の腐敗に対してもきちんと向き合わない限り、日本スタートアップ業界に本当の夜明けがやってくることはないだろう。

また、本筋とは違うとばっちり申し訳ないが、本件で物議をかもし、様々な業界から注目を浴びることになってしまった梅木氏も、主だった実績としてはサイバーエージェント子会社における短期間の投資補佐業務しかないようであり、彼のような人が業界人としてそれなりに幅を利かせているようでは、外部から業界全体を見た時にその程度の集団かと思われてしまリスクはあるように思う。

そんな彼が主催する月額4000円の有料サロンには387名もの加入者がおり、その中には上場非上場わず著名な起業家名前も見られる。

http://synapse.am/contents/monthly/yuhei.umeki

この方々はせっかく素晴らしい実績を打ち立てたのに、梅木氏とつるんでいると思われることで失う何かがあることについてはどうお考えなのか、機会があればぜひ伺ってみたいと思っている。とは言え、毎月157万円の固定的な売上があり、手数料が3割としても年間にして1300万円ほどの粗利を確保している梅木氏は立派な成功者であると言えよう。昔からゴールドラッシュでは金を掘るよりツルハシを売れと言われるが、それを実践している点だけは見習うべきところかもしれない。

上場株の投資家もっと思慮深くなるべき

長くなったが最後自戒の念も込めて、我々個人投資家の側にも多少の責任はあることは記しておきたい。日本個人投資家が毎年のように出てくるIPOにとてつもない高値をつけ、マネーゲームの道具として次々に使い潰している現状があることは事実で、それを使って一儲けしてやろうと考える人が現れても仕方のないことではある。

起業家ベンチャーキャピタルを含めた市場関係者には、業界を長期的に、健全に発展させていくために良識を発揮してもらいたいと願う一方で、我々個人投資家の側も、優良なベンチャーを見極め、そこに投機ではなく投資マネー供給して共に成長していく姿勢が求められる。

特定の誰かの利得のためではなく、全てのステークホルダーが同じ方向を向き、一丸となって行動して行かない限り、今回のスタートアップブームもまた一過性のものに終わり、バブル歴史に新たな1ページが書き加えられることになるだけだろう。そのような未来は、誰一人として望んではいないはずだ。

2015-02-05

炎上しか注目を浴びることのできないメンヘラブロガーの末路

ホッテントリに帰ってきましたな例の女が。

まさか年を越してまで同じネタを引っ張って注目を浴びるとは思いませんでしたわ。

真面目に勉強すると言っていくつか非炎上系の記事を書くも全く注目されず

しびれを切らして沖縄狛犬の方でプチ炎上を果たすもまだまだ承認欲求は満たされなかったようで。

賞味期限切れの女が消費期限の過ぎたネタで注目を浴びようと頑張ってるのってものすごく残念な気持ちになるんです。

どんなに言葉を尽くそうが、言いたいことはいつも同じ。

もっと私に注目して、かまって、ちやほやして」

たった一回の成功事例にしがみついて、同じことを何とかの一つ覚えで繰り返す彼女はもう落ち目落ち目

トレンドの移り変わりが早いネット世界で注目を浴びるには、濃くなっていくトレンドと薄まっていくトレンドを見抜いて乗らないといけないんですよ。

ネット馬鹿暇人のものらしいですが、そんな世界でも注目を浴びつづけるには頭を使わないと駄目なんですよ。

もう一度言うけど、貴方もそのネタもとっくに鮮度が落ちてるんですよ。腐りかけですよ。半額シールの上に更に割引シール貼られてる状態ですからね。

無い知恵絞って次のネタを考えたほうがいいですよ。

2015-02-02

ラノベラッスンゴレライ共通点

みなまで言わんけど、はたから見てるとこの2つに対する議論ってほぼ同じなのな。

一部の才能ない人間が、一見同じように能力がなく見えるのに成功した人間を妬んでるだけにしか見えないからな。

やれあそこがダメだ、ほかにもっと売れるべき人がいる、ほかが認めても俺が認めないとか、そんなことばっかり言ってるからキミタチはいつまでたってもうだつが上がらないの。そんな必死になって相手のできてない所並べる前に、どうしてそれが世間に認められたのかを考えようよ。もし自分に基礎なり別のしっかりとした能力が身についているというなら、そういうところも取り入れてでももっと自分の可能性をのばそうよ。出来る人が集まる世界って何を言ったかじゃなくて何が出来るかで判断されるからな。

彼らを批判している人間って、要するに教科書に載ってないってことを声高に叫んでるようにしか思えないんだよね。教科書とか過去成功事例を引っ張り出してきて、そこには書いてないので評価できません、みたいな感じ。そんなとこいくら調べたって誰も知らない未来のことが書いてあるわけないからな。

俺もこの年になってやっと気付いたけど、教科書大事だけど世の中で何が生み出されてそれがどうやってこれから広がっていくのかを考えるのも面白いぞ。世界は昔よりも刺激的で面白くなってるはずだからな。それをつまらないと感じるのは、それを見ようとする自分に原因があるだけだからな。下手な評論家を気取ってないで、何事にもキラキラ目を輝かせていた好奇心を思い出せよ。

そんな気持ちでもう一回作品なりコントを見てみなさい。それでもしつまらないと感じたのなら、それは作品の良し悪しではなくて単なるキミの好き嫌いだ。チラシの裏にでも一人で書いてろ。

2015-01-06

B級グルメやらゆるキャラやらが粗製乱造される理由

B級グルメやらゆるキャラやらが粗製乱造される理由

http://www.huffingtonpost.jp/2014/12/31/chihososei_n_6400928.html

重要なのは結果の模倣ではなく、プロセス模倣なのです。けど、地域活性化分野はずっと「事例集」になれていて「ブロセス集」とかを見たことがなかったりします。

という部分から何となく想像してみる。

おそらく、地域活性化施策としてB級グルメやらゆるキャラやら、他の地域成功した施策を、なぜ成功しているのかの分析すらしないで、そのまま持ってきて、そのまま実行してるんじゃないだろうか?

地域ごとに地域活性化のために必要施策はそれぞれ違うはずで、ある地域でところでうまくいった事例を他の地域にそのまま持って行っても失敗する。結果だけ真似ても絶対成功するはずがないのだ。

なんでそんなことをするかというと、成功している事例に乗っかれば失敗しないだろうという浅はかな考え、あるいは、役所なので絶対に失敗してはいけないというプレッシャーがあるのではないか?

から成功している事例をそのまま持ってきてしまう。

成功事例コピーするだけなら考えなくてもいいし、失敗しても有耶無耶で済まされる(だから失敗例として上がってこない)けど、その土地その土地にあった施策を実行するとなると、施策自分で考え出す力と、他にだれもやったことがない施策へのチャレンジ必要になる。施策が失敗した時は、その施策を考えた人の責任になる。

役所主導だと失敗を忌避するあまり、必ず失敗する方法を選択してしまっているのかもしれない。

2014-03-13

IT断食で増益の企業、なぜ増加?スマホPC導入がもたらす“甚大な”経営的損失

http://biz-journal.jp/2014/03/post_4356.html

非常にバカらしくてよろしい。

例えば岩田製作所では、かつては休憩時間工場脇のベンチはくつろぎの場所であるとともに、製品開発のアイデアの源というべき場所だった。ところがスマホ時代を迎え、ベンチはゲームメールというスマホのための場所になってしまった。営業マンの成功事例の共有も減少、コミュニケーション力も思考力も低下し、このままではスマホ会社が潰されてしまうと考えた社長は反スマホ経営を打ち出したのだ。

職場スマホを持っていたからって、休憩時間ゲームをしだす。

そんな馬鹿しかいないなら別にそこでコミュニケーションを取ろうが何も変わらんだろ。

2013-12-18

http://anond.hatelabo.jp/20131218121908

まったく横であれだけど、成功事例だけを取り上げれば成功率は常に100パーセントだよね。

国の機関がよくやる手法だ。

つうか、妊娠率の成功率とか避妊の失敗率とかスゲ-むずいよね。

千人が千回、避妊無しでやったときに(当然中でだす)妊娠した回数と、それぞれの避妊法を対照しながら、とか実際ムリだしね。

2013-09-21

インタレストグラフサービスは、なぜ成功しないのか

また、新しいインタレストグラフ系のサービスが登場したらしい。

グラフィー(Graphy)マイベストでつながる、趣味が同じひと限定SNS http://graphy.me/

しかし、趣味や興味のカテゴリでつながるSNSでは、国内外での大成功事例はひとつもない。

 

国内で、ギリギリ成功事例なら、かつてのmixiコミュか、2ちゃんねるか、今ならLINE cafeとかになるのかね。

どれも、パソコン通信時代フォーラムとかの延長線で、まったく進化してない。

はてなハイクはてなモノリスはてなスペースなんかは、頑張って色々作ってみたけど見るも無残だ。

海外では、Get Glueとかなのかな。とてもじゃないが大きく成功しているようには見えない。

Facebookインタレストグラフ系の機能を拡充しようとしてるけど、使いこなしてる人を見たことがない。

 

インタレストグラフ系の総合プラットフォームは、なぜ成立しないんだろうか。

ブクログとか読書メーターみたいに、個々の趣味ごとにサービスがあればいいから?

最初に紹介したグラフィーは、まだβテスト開始前らしいけど、カテゴリを4つに絞ってスタートするというのは良さげ。

ユーザーがまだ少ないのにカテゴリが多すぎて分散してるのは最悪で、ピエリ守山みたいな廃墟SNSになるから

レコメンドじゃなくて、強制的相互フォローする仕組みというのも、わりと面白い

カテゴリ別のフォローは、ピンタレストTABSumallyに似た機能があったけど、どうなんだろうか。

結局のところ、趣味別のTwitterって、だったらTwitterでいいや、ってことになるんじゃないのかね。

2013-04-23

ノマド理想としてのコンビニ店長MK2氏と、醜い「妬み」の中傷

誹謗中傷というのはどのように行われるのかという事に興味があり調べながら、ついでに特定の個人を示して誹謗中傷しているコメント抽出してそのアドレスはてなの問合せ窓口に投げた。そんな作業の中で一つ気付いたことがあるので匿名ダイアリーを借りて記しておく。

はてなコミュニティに属している人は、人気ブロガーであったコンビニ店長こと、MK2氏と、彼を執拗に批判する匿名ダイアリーのあるユーザ存在している事をご存じだと想う。それを追っていくと、MK2氏のエントリーを擁護する、あるいはMK2氏を中傷する匿名ダイアリーエントリーについて批判的なブックマークコメントを残した人物に対して個別にIDを示して「ゴミクズ」という非常に特徴的な語を用いて中傷している人物がいることが観測できる。文体も非常に似ていて、文体を統一するマニュアルでもなければ同一人物である可能性が高いと思われる。さら文体以外にも特徴があり

ここではっきりと書いておくが、イケダハヤト氏がこれをやっていると言う陰謀論を唱えるわけではない。何故ならばイケダハヤト氏は文筆業であり、有料でその考え方を文章にして販売している人物である。そう言う人物がこのような行動をとることはまず無いと考えている。漫画家がタダでマンガを書かないのと同じだ。プロはそれが商品である事を承知しており、商品の価値を下げるような真似はしないのだから。(私は彼が人格者であるから行うわけがないと言うほど彼の事を存じ上げないし、著作も読んだ事が無いのでこう言う言い方になる。彼の人柄をよく知る人が人格からそんな事をするわけが無いと主張する事を否定するものではない)

では何かと言うと、これらの批判を繰り広げているのは

なのではないかと推測したと言うことであるさらに言えば、イケダハヤト氏に憧れて彼のようにネットで話題になりたいと文章をしたためているが、おそらくはてなブックマークでも、Twitterでもほとんど話題になることが無く、少なくともMK2氏の執筆したエントリーほどは注目を集めないことに不満を持っているのでは無いだろうか。

そして、そこでコンビニ店長たるMK2氏である。これらの事から、以下の様な妄想をここで披露する。

3行でまとめると

ノマドワーカー成功を考えてみる。

ノマド立場というのは自由であるが、しかし無保証である。私はノマドワーカーを選ぶ人々は不安定な経済状態になって無保証になることそのもの目的にしている人はいないように思っている。自由をまずは目的にしているはずだ。だから最終的には、ある程度の自由を得ながら・・・自分の好きなことをしながら、経済的・生活的には安定することを目的としているのでは無いかと考える。

ここでは2つのケースを成功事例として考える。

まず一つ目が職人としての成功である。腕一本で多数の所から仕事オファー連続して受けるケースだ。職人における安定とは、仕事連続してくることであろう。しかしそのままでは仕事に縛られる事になるので、多数の仕事の中から自分がやりたい仕事を選ぶことができなければノマドという働き方を選んだ意味が無い。さら価格交渉をしてより高い報酬を得る、そしてその報酬の分以上の利益を相手にもたらすことでさらに次の仕事に繋げる。こういったポジティブなサイクルを繰り返えして安定して収入を得るのが一つのゴールであろう。

もう一つの成功としては、自らの仕事資本にして、自らの自由になる組織を作るという事だと考えられる。

職人のケースでは、多く受けた仕事のうち、やりたくない仕事はただ断っただけであった。しかしこれを自らが抱える別の人物に出せば、その分の仕事を受ける事ができるようになる。このようにして仕事をできるだけ断らずに、しか自分でこなすのでは無く他者の手をかりて実行していくという形である。これは最終的には会社組織という事になるのだろう。こちらの特徴は組織化することでいくら組織の長であるとしても組織のしがらみを持つ事にはなる。しかし個人で行うよりは圧倒的に大きな事ができるようになる。大きな力を手に入れるというのは即ち出来る事が増え、出来る事が増えると言う事は自由になるという事である

MK2氏の立場について。MK2氏はノマドワーカー組織型の成功の形の一つ。「勝ち組である

コンビニというのはフランチャイズ展開している自営業の集まりである。古い人間であるならば近所の酒屋が次々とコンビニに変わって行った時代を知っているだろうし、もう少し下ってくれば、独立スーパーが店じまいをした後、アパート建設され、その1階にできあがっていくコンビニという風景を見たことがあるだろう。今では大手コンビニチェーンがドミナント出店を行う際に、大々的にオーナーを募集するTVCMも流れている事も目にするはずだ。

このように、CVSは基本的にはオーナー制のフランチャイズ経営をとっている。このフランチャイズ制というのが何か、あるいはコンビニにおける商売の仕方は何かと言う事はネット上に無料で見ることのできる優良な文章がいくつもあるのでそれらを参照していただきたいと思うが、要するにコンビニオーナー店長というのは、ブランドを借りて自主独立した店主であり、古い言い方をすれば一国一城の主なのである

コンビニ経営は言うほど簡単では無い。全国的に統一されたマニュアルが有り、商品供給などのバックエンドはしっかりしている。しかし、それだけである経営者コンビニ本部への上納金を稼がなければならないという話はもちろんのこと、バイト管理重要で生半可なコミュ力ではできない。さら地域との溶け込みも実は大切で、悪い評判が出るとまず固定客からいなくなると言う性質がある。

そんな中で、MK2氏のエントリーを見る限り(つまり実態はともかくMK2氏のエントリーから読み取れる店の雰囲気としては)非常によく成功しているように見えるのである。有り体に言えば勝ち組だ。優秀な奥さんがいて、信頼できる部下もおり、業務の工夫が功を奏して経営も安定しているように見える。これを勝ち組と言わずなんと言おうか。にも関わらず彼は会社員では無い。自ら決定権があるある程度自由にできる組織を持つ人である

人間が他人を攻撃する原動力になり得る力「妬み」について

本来であれば、MK2氏のような人物は、ネットでは可視化されない。ましてや「はてな村」と揶揄されるような黎明期から続く雰囲気を色濃く残す部分に現れてくることはまず無い。彼らは現実世界成功しており、地元の付き合いなどもそつなくこなし、それらについて忙しいのだから、このような趣味を持つ必要も無いはずだ。IT技術者のように、ネット技術が自らの業務に密接に繋がっているわけでも無い。だからこのような成功者は、目に見えないはずだった。

しかし、MK2氏は、いわゆるオタ趣味を持ち、その方面からネットに進出してきたのであるさらに当初はサブカルチャーを中心にしていたが、だんだんコンビニ経営者であると言うバッググラウンドから、それらに留まらず独自の視点を持った考察を行ってきた。また一般に長文が嫌われる傾向のあるインターネットにおいて、長文であっても読ませる文章であると言う評価を得るに至った。

自らの成功したいという欲望と、認められたい自己顕示欲。この二つが強すぎながらもどちらも持たざる人物にとっては、その両方を持ちながらさらに注目を集めるMK2氏の存在は非常に苛立たしいものだったのではないだろうか。

コンビニを潰すことはできない。であるならば、執拗に個人攻撃を繰り返すことで自分が唯一存在できる場所からMK2氏を排除したいと言う動機があったのでは無いか。あるいは個人攻撃をしていると言う自覚も無いのかも知れない。自らを高められないものが陥りやすい心理として、相手を批判する事で、相対的に自分の地位を上げようとする行動がある。

自らは特にすごくも無いのに、よりすごい能力を持った人物を批判する事で「偉い人を批判できる俺は彼より偉い」と言う錯覚を得たいがための行動である。あるいは格上の人物であっても批判する事によって注目を集める事ができるのでそれに酔ってしまった行動では無いか

ネットで見られる多くの誹謗中傷と言った類いではこのように「妬み」としか言いようが無い感情に基づいているものが多く見受けられる。今回もこのケースなのでは無いだろうか。

対処法としては無視するのが一番なのだが、なかなか対処が難しいのは事実である。またこのような妬みを原動力とするものについては、単なる愉快犯と異なり、反応するしないに関わらずどんどん一方的にこじらせていく事も多い。もちろんその過程で反応したりすれば、一気に吹き出すことになるだろう。

このようなケースについて、何か良い対処法はないだろうか。一番に考えつくのは、頭を冷やす時間をとることなのだろう。妬み批判したところで自分は何も変わらない、むしろどんどん墜ちているということを自覚させるだけの時間を与えることだ。しかしそれを与える方法が難しい。どのようにしたらよいのだろうか。

2012-05-22

「[成功事例] 『急成長』する会社ソリューション導入事例」 → うちには必要ねえな

「『成長』している会社のうちのどこかの会社」がそのソリューションを導入したという宣伝

成長・成長って、しょっちゅう見せられてくたびれてくる。

「そのソリューションを導入すると『成長』する」ということではないのですぞ社長様諸氏。

2012-03-10

そんなに大麻を推したいなら、服用し続けてウン十年!って人で、大金持ちとかスターダムを駆け上がった人とか、そういう人を紹介するのが一番いいと思うんだが、どうなんだ。

もしくは自分自身で大麻を常用して、自ら「成功事例」になるか。

というかそれ以外に証明しようが無い気がする。大麻が本当に安全な物なら毎日服用するのも抵抗ないはずだしさ。

あとは、毎日酒を飲んでる人、煙草すってる人、大麻をやってる人とで、学習能力とか運動能力なんかを比較してみるとか。

2012-01-16

障害者の星

乙武さんは重い障害者でも健常者より活躍成功できることを社会に示し、一部の障害者には希望を与えただろうが、

今まさに障害によって苦しんでいる人に対して「乙武さんは頑張ってるのに」という言葉がかけられる機会を作り、叩きのめしたのではないか

橋下さんも被差別部落出身でも差別を受けていない人よりよっぽど成功できる例を社会に示したが、

差別によって潰れた人間のことは叩きのめしたのではないか

性的虐待被害者水商売風俗に堕ちていくことが多いと聞くが、

性的虐待を受けていましたが、その悔しさをバネに勉強を頑張り、難関資格を取って成功しました」という例が次々出来たら、

堕ちていった性的虐待被害者に追い討ちをかけることになるのではないか

過干渉などの「毒になる親」からモラル・ハラスメントを受け続け無力感に苛まれてニートになる人は多いと聞くが、

「そんな親から仕打ちをバネに、勉強してエリート会社員エリート研究者になりました」という例が次々出来たら、

今まさに無力感に苦しんでいる人々を突き落とすのではないか

成功者が一人も居ない場合は「障害者部落虐待被害者ゴミカス人間ばかり」という偏見が生まれて問題ではあるが、

一部の成功事例を取り上げて「なんであんたもこういう風になれないの?」と言うのもまた人を苦しめることになる。

結論:人をひとまとめにして語ってはいけない。

2011-12-31

2011年聴いたアイドルソング

今年もたくさんアイドルみましたので整理.

http://blog.livedoor.jp/r_simura/archives/52171383.html

これを読む限りTGSエビ中らしい,

最近よく出る成功事例であるAKBperfume,ももクロまでいけるのかしら.

結果論しかないけど,AKBって本流に戦うには

×テクノ(笑),×サブカル(笑)みたいな要素が必要だと思うんだけど

TGSエビ中にはそれがまだ見えません.

という前置きで,今年のベスト10(って言いつつ最近聴いてる曲が中心)

★10位

でんぱ組.inc「くちづけキボンヌ

★9位

Not yet波乗りかき氷

★8位

no3bペディキュアday

★7位

BiS「My Ixxx」

★6位

Berryz工房×℃-ute甘酸っぱい春にサクラサク

★5位

私立恵比寿中学もっと走れっ!!」

★4位

スマイレージ有頂天LOVE

★3位

モベキマス「ブスにならない哲学」

★2位

東京女子流「鼓動の秘密

★1位

ももいろクローバーZサンタさん


整理すると雑食っぷりがみえる.

また来年も書くつもり.

2011-09-15

http://anond.hatelabo.jp/20110915001435

単純に「接客時に要注意すべき客」と見做されただけでしょ?

いなされ方が変わっただけ。

ある意味成功事例か。

2011-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20110207105031

世界の流れは確実に同人的なエコシステムになりつつあるんだから

ああ、ここにもまた、ニッポンの非効率な企業気質を良い感じに見限った成功事例があった。

2010-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20101208002113

そもそも「円を刷れば返せる」って言える時点で凄く恵まれてるんですね。

多くの国は、とっくに自国金融機関が買ってくれなくなってて

外貨建て国債外国に買ってもらっています。

そうすると自国通貨を刷ったんじゃ償還できないわけです

(アメリカ日本米国債を買うように求めますが、円建てでと言うと渋りますよね。

やっぱり自国通貨建てとは全然別なんですね。)

未だしも「刷る」という選択肢が残っているのに、

座して「刷れない人々」と同じ運命を受け入れ、

伸ばせる寿命を縮める愚はありません。

勿論、「刷らずに済ませる」妙手が有るなら話は別です

「円を刷る事も手としてある」ことを認識し、

内外に対して「少なくとも次回の償還は絶対に大丈夫」とアピールするのは大事です

できうれば、将来の国庫不安(円に価値が少なくなるかも!)よりも、

今のお客さんの不安(あたしの国債が償還されないかも!)に主語を置いたアピールが大事です

なお、ハイパーインフレになるのか並みのインフレになるのかは

「その時が来ないと解らない」という経済学の常ですが、

予想済みの出来事をパニックを起こさずに迎えれば、対応可能なのも事実です

(国債償還と言えば2008年問題ですが、あれも当初恐れられていたような事にはなりませんでした

まぁ、こういう成功事例は気やすめですが)

現実問題としてデフレが深刻なので、インフレはいずれやるべきですしね。 

後は個人的な考えになりますが、

インフレ下で誰が円建て貯金するの?って件は微妙ですね。

「円が弱ってから外貨建て預金をやる」くらいなら、むしろ「今」やるでしょう。

極端にジンバブエたいになれば話は別ですが、

普通インフレなら金利も良くなるので、必ずしも預貯金者に不利にはならない。

(これも極端な例ですが、バブル期にコツコツ貯金したいで今大損こいてる人っていますか?)

さらに、貯金に限定せず「金融機関お金を預ける人」と考えるとこれは間違いなく増えるでしょう。

ありきたりですが、預金口座の代わりに有価証券の形で持つ事にした方がインフレ時は有利です

さて、有価証券を持つ場合、多くはMRF/MMFを通すわけですが、MMFは御存じの通り公社債の信託商品ですので

結果として国債にもお金は流れるのです

 

勿論、貴方の言う事も正しいです。私の言う事も間違っています。経済は何が起こるか解りません。

ただ、元増田問題提起された「刷れば良いじゃん」にも、

それなりに勝ち筋があるということは申し上げておきたいです

2010-09-24

電話するならまず先にメールアポを取るべき

http://togetter.com/li/52775

@Hamachiya2がぶちまけて大荒れしている電話問題。

個人的には電話大嫌いなので、支持したい。

ただ気になるのが、この人の話を聞かない態度。

なぜここまで傲慢なのか。

反対意見に対してことごとく「頭大丈夫?」の人格攻撃

「ぼくは電話が「突然時間を奪われること」を問題にしてるのであって「時間を奪われること」を問題にしてるのではないよ。メールも突然だよ、時間奪われるよとか言ってるひとってあたま大丈夫なのかなー」

情報弱者の方をそのまま情弱などと呼んでしまうと差別にあたるので、ちゃんと「ITに不自由な人」と呼ばなきゃだめだよ」

自分意見を公に晒されて反論される度胸がないのなら、@もニックネームも使わずに仲間内だけで思わせぶりに不満をつぶやいておけば良いのに。賢明一部の人はだいたいそうしているからそれで大丈夫だよ」

自分の都合を押し付ける理由に「相手の度量」とか持ち出すとかってアホか」

そしてこの発言。

「相手の立場に立って考えてみることって大事だよ」

どの口が言ってるのかと。

この際だから書くけど、プログラマって選民思想強すぎじゃない?

なんで自分たちが頭がよくて特別だと思ってるんだろ。

ちなみに俺もプログラマね。

「なんで営業畑っぽい人って「思いついたら今すぐ電話」があんなに好きなんだろう。素直にメール打てばいいのに…」

こんなの職種によって時間軸が違うからに決まっている。

そこでなぜ技術職が優先されるのが当然だと思うのか。

それこそ1人会社社長になって威張りだすバカと同じ。

社長が偉いんじゃなくて利益を出している経営者が偉いのだ。

確かにネット上には優秀なプログラマ成功事例が溢れている。

でもさ、君達はただの兵隊プログラマじゃん。

君達の理想の為に営業職の時間犠牲になったり、仕事の仕組みが変わったりはしないんだよ。

それは会社にとって君達のリソースがそこまで大切じゃないから。

ホントに大切なら、プログラマには社内電話は掛けないとか取りつがないっていうルール会社側が作るよ。

それをしないのは会社「バカ」なんじゃなくて、君たちの時間価値がそこまでではないから。

いい加減プログラマだけが特別な職業で高度な仕事をしているという選民思想は捨てたほうがいい。

代わりなんてたくさんいるんだから。

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