そもそも「円を刷れば返せる」って言える時点で凄く恵まれてるんですね。
多くの国は、とっくに自国金融機関が買ってくれなくなってて
(アメリカは日本に米国債を買うように求めますが、円建てでと言うと渋りますよね。
未だしも「刷る」という選択肢が残っているのに、
座して「刷れない人々」と同じ運命を受け入れ、
伸ばせる寿命を縮める愚はありません。
勿論、「刷らずに済ませる」妙手が有るなら話は別ですが
「円を刷る事も手としてある」ことを認識し、
内外に対して「少なくとも次回の償還は絶対に大丈夫」とアピールするのは大事です。
できうれば、将来の国庫の不安(円に価値が少なくなるかも!)よりも、
今のお客さんの不安(あたしの国債が償還されないかも!)に主語を置いたアピールが大事です。
予想済みの出来事をパニックを起こさずに迎えれば、対応可能なのも事実です。
(国債償還と言えば2008年問題ですが、あれも当初恐れられていたような事にはなりませんでした。
現実問題としてデフレが深刻なので、インフレはいずれやるべきですしね。
後は個人的な考えになりますが、
「円が弱ってから外貨建て預金をやる」くらいなら、むしろ「今」やるでしょう。
普通のインフレなら金利も良くなるので、必ずしも預貯金者に不利にはならない。
(これも極端な例ですが、バブル期にコツコツ貯金したせいで今大損こいてる人っていますか?)
さらに、貯金に限定せず「金融機関にお金を預ける人」と考えるとこれは間違いなく増えるでしょう。
ありきたりですが、預金口座の代わりに有価証券の形で持つ事にした方がインフレ時は有利です。
さて、有価証券を持つ場合、多くはMRF/MMFを通すわけですが、MMFは御存じの通り公社債の信託商品ですので
国債を全部 お金を刷って返せばいい それはそのとおりだけど、 そんな事して 混乱して そこまではいいとして 混乱が収まったあと だれが、円に投資する? しばらく投資されな...
誰が買うか?の問いに対して考える前に、 今は誰が買っているか?を考えます。 日本の国債は95%が自国内で買われているとも言われ、 その自給率の高さは特徴的です。 しかも主な買...
そもそも、その貯金が無くなって、銀行が買えなくなってというシナリオだから、崩壊後の金融機関買取はムリ。 インフレ起きて、円の価値が無くなって 基本通貨がドルになっている...
そもそも「円を刷れば返せる」って言える時点で凄く恵まれてるんですね。 多くの国は、とっくに自国金融機関が買ってくれなくなってて 外貨建て国債を外国に買ってもらっています。...
インフレだと金利も上がるっていうけど、インフレ率より金利が上になんてそうそうなんないよ 現実に今の中国では元で貯金すればするほど損する仕組みが出来上がってるし