はてなキーワード: 工業簿記とは
今日17:30-20:30で商業簿記の第三章問題を4問解いた。難しい箇所はいくらか間違えたが大体解けた。行ける気がする。半分は3級の復習だ。
21:30-12:00で工業簿記総合原価計算の学習をした。なんだこの簡単でくそ楽しい分野は。問題全部これならいいのに
明日は財務諸表の作成、本社工場会計(この2つは多分簡単)、標準原価計算、直接原価計算(この2つは多分難しい)を勉強して、明日中に工業簿記の講義を見終える。午前中に終わらせられれば理想。
午後は工業簿記の前半の基本問題のおさらいをして、商業簿記財務諸表の4問を解いて、工業簿記問題集をさらって、模擬試験を1回解くまでを日曜日に終わらせることが理想。
なんか気合も入ったことだし、この土日だけは気合を入れて勉強する所存。
ぴえぴえ
よく行く店で、二日後に買い物したらポイント2倍だなーとか考えて買い物を二日後に回すことはあるが
自分から能動的にクーポンを探して、それを頼りに外食をするのは基本的にやらない
たしかにクーポンを利用すれば割引価格で買えるので、お得といえばお得だが
それは利益計算をした時にお得なだけであって、現金(キャッシュ)自体は相応に減っているので節約になっているかどうかは微妙だと思ってる
何故ならば、外食しなければ現金300円で済む昼食代と、クーポン300円分+現金500円の昼食代を比較した時は
300-500=△200
つまり△200円の機会原価となるので、たしかに800円の昼食が500円で食べられるのはお得と言えるが
めんどくさいので、家で昼食を作る時のガス代光熱費等と、外食のための交通費は同額という条件を前提としている。いわゆる埋没原価
まあ工業簿記・原価計算の理屈をそのまま個人の生活に当てはめただけだから
働きながら勉強して日商簿記3級と2級とMOSと運転免許っていう
誰でも取れるけど、誰でも取れるが故に大して評価されない欲張りセットなら俺が持ってるよ
この中で一番評価されてるのってマジで運転免許(とマイカー)じゃねえかな。車社会な場所に住んでるからどこも運転免許必須でつれえわ
面接で「簿記の勉強って独学ですか?スクールですか?」ってたまに聞かれるから「独学です」って答えるとすごいですねって言われるけど、お世辞感すごいぞ
本当にすごいと思うなら採用しろやああああって何度思ったか分からんぞ
あと日商簿記3級でも評価してくれるところはありますよ!って言うやつ居るけど大抵はウソな
たまーに経理の求人で3級(or3級相当の知識)が要求されるけど、そういう求人って大体「経理の経験」が必須だから資格だけ持っててもダメ
2級持ってる人大歓迎!!とかいう求人に勇んで応募したこともあるけど、2級あっても書類選考の時点で落ちるとか当たり前にある。まあこれは俺のスペックの問題かもしらんが
「増田くんは若いからさぁ、2級ぐらいは欲しいよねw」って過去に何度か面接で言われることもあった。だから勉強して2級まで取ったのにこの様だよ!
まあ何が言いたいかって、ネトゲちょこちょこやる程度の時間で取れる資格なんて言うほど価値は無い
400時間ぐらいかけて日商簿記2級取ったけど、日常生活で使うかって聞かれたらべつに使わないし、商業簿記はいざ知らず工業簿記なんて工場の経理とか管理職でもなきゃ一生使わん
じゃあ日商簿記1級取れば?とか言うやつ居るけど、これはもっと分かってない。1級は1,000時間(+α)の時間が必要だから試しに勉強するかで気軽に取る資格じゃない。しかも実務経験ないと大して評価もされない
1級単体で評価される可能性があるのは税理士とか公認会計士が開いてる事務所でのみ。逆にこのレベルだと簿記論・財務諸表論が欲しいとか言い出す始末だけど
不動産関係で働きたいなら宅建とか、何に使うのか知らんけどFP2級がやたら知名度高かったり、社労士がまあ有名だけど
宅建は不動産界隈限定、FP2級は知らん、社労士は関係事務所で実務経験積めないと意味がない、っていう状況らしいぞ
つまり勉強したいなら、「目的を達成するため」の勉強をやっとけ
古の時代より1,000,000,000回言われてるけど、資格持ってるだけじゃマジで意味ないぞ。持ってるだけで評価されるクラスっていうのはそれこそ超難関資格クラスだけ
あとは全部条件付きで評価される。特定業界で働いてる、特定の経験がある、が主な例な
一応、未経験業種や職種に突っ込みたいなら、資格はあった方が便利ではある
便利ではあるが水戸黄門が出す印籠ばりに効果があるのかって聞かれたらそんなことはない
時間かけてまで取る価値があるのかって聞かれると、今のところは無かったとしか言えない。なので資格勉強が必要かどうかは自分で判断してくれ
あとあれだ。関連職種の資格があると、面接でやる気アピールできる。そもそも面接まで辿り着けないことの方が多いが、辿り着けた時は資格を絡めて話せるから未経験でも良いアピール材料にはなるぞ
ムリ
簿記2級程度なら大した範囲でもないから、工業やりながら商業の問題集回して復習~とか出来たけど
簿記1級はムリ。範囲広すぎ。範囲広い割に個別の単元が難しい。しかもそれぞれの単元が独立してるパターンが多い。
個別原価計算で1次集計があって、第2次集計で単一基準配賦法と複数基準配賦法を学んで、更に直接配賦法、相互配賦法(簡便)、相互配賦(連立方程式法)、階梯式配賦法じゃん
もうこの時点でだいぶ混乱するじゃん。単一はまあ単一だから、一つの基準を以てして配賦するのは分かるよ
複数基準配賦法だと、変動費は提供部門の用役消費量で配賦して、固定費は用役消費能力(キャパシティ)で配賦しろってさ、はあ?ってなるのよ
まず唐突に出てきた用役ってなんじゃいってなったよ。ググってもわかんねえの。要するに電力部門なら電力のことを用役と呼ぶらしい。つまり用役消費量なら電力を消費した量。最初からそう書けよ
それで今度は用役消費能力。消費能力ってなんじゃないってなるのよ。これもググっても分からねえの。要するに提供部門(組立とか切削)がどれだけ能力を消費できるかのキャパシティ(最大値)を表してるらしい。
んで何で固定費はキャパシティの割合で配賦してるのか。これは、電力部門で100時間分の電力を提供しても実際に80時間分の電力しか提供されてなかった場合、20時間分の差異(差額)は誰のせいかって話になった時に
電力部門の役割は提供部門に電力を供給することなので、「20時間分の差異は俺ら(電力部門)のせいじゃないよなぁ!?製造部門が働かねえのが悪いんだよなぁ?あぁ!?」って話らしい。
だから操業度差異は補助部門から発生せず、差異は製造部門に負担させるらしい
というわけで正確に原価を按分したいなら複数基準配賦法でやりましょうね、というのが第2次集計
最後に仕損がどこで発生したのか、誰が悪いのかっていうのを考慮したうえで仕損費を計上するのか、異常な仕損だから非原価項目として原価から省くのか決めるのが第3次集計
怖いのが、これでまだ全体の1割ぐらいなんだよ。全体って工業簿記・原価計算の1割な。商業簿記・会計学はまだ10割あるからな
これホントに勉強したらちゃんと過去問まで解けるようになるの?いや2級は合格したから大抵のことはなんとかなると思ってるけど、モチベ維持するの難しいんだけど?
間違ってないんだけどさあ
日常生活における固定費って減価償却費に近い家賃とか水道光熱費とかなんだろうけど
なまじ工業簿記で使う単語だからグラフが頭の中に浮かんじゃってモヤモヤする
そもそも製品をいくら製造しても変動しない原価を固定費と呼ぶのであって
日常生活でお前らは何を製造してるんだよっていう気持ちが湧いて出てくるのでモヤモヤする
まあ料理だったらフライパンとか炊飯器とか、その辺が固定費に相当するんだろうが
調味料はどっちかっていうと変動費だよなあ。何にどれだけ使ったのかすぐに計算できないから間接材料費として製造間接費に集計されて何かしらの基準で按分されるよなぁ
ティッシュとかマスクもどちらかといえば間接材料費だよなぁ。間接経費として集計しても良さそうだが
って考えていくと、一概に出費の多い月=悪い月と決めつけるのは早計であるし
そもそも固定費とかなんとかって言うなら毎月の余剰分を繰越利益剰余金として次月に持ち越せよと思わなくもない
そしてそこまでやるなら、車検みたいな定期的な出費のための引当金も計上しておけよと思ってしまってモヤモヤ。いや家計簿にそこまで求めるのもおかしいんだが
先に書いておくがオチは一切ない
日商簿記2級の勉強を始めたのは一昨年の9月からだった。日商簿記3級の目途がついたので
前もって3級の勉強と並行して2級の学習も始めた。そして去年の2月に受験をする予定だった
が、簿記2級は思ってた以上にボリュームが多く、平均で4~5時間程度の勉強だと全く足りていなかった
1月になった時点で全体の6割しか終わらず過去問にすら手をつけてない状況だった
この状態では受験をしてもお金の無駄だろうと考えて、次の6月に受験をすることにした
目標は定まっていたので4月の時点で既に過去問は1周を終えて、後は苦手を潰していくだけだと思っていた
が、今度は試験そのものが中止になってしまった。そしてやるかどうか分からない11月に賭けることになった
10月になって、既に過去問は4周ほどやり終えたし、多少の苦手はあれど過去問ならどの回でも合格点が出る程度には学習を終えていた
これなら11月の試験も余裕だろう。ケアレスミスさえしなければ、そう思っていた
そして来るべき第156回日商簿記検定試験2級、余裕綽々とまではいかないが合格点は取れたと思っていた
まあ余裕だろうな、と思っていたが安心感が欲しかったので各予備校がいつもやっている速報を見た。そして凍り付いた
なんと、第4問の序盤で計算ミスをしていたのだ。これは非常にまずい
どれぐらいまずいのかというと、学校のテストで解答欄を1つズラして解答していた時ぐらいまずい
工業簿記の序盤で計算ミスをするということは、原価にズレが生じるため仕掛品(未完成の製品)と製品(完成品)の原価にもズレが出るということだ
そして製品の原価がズレているということは売上原価にもズレが生じている。分かりやすく言えば第4問はほとんど不正解(マイナス16点)だ
あれだけドヤ顔で余裕ぶっこいてたのにこの様である。しかし希望を捨ててはいけない
もしかしたら試験に臨んだ時の自分は、計算をミスをしていないかもしれない。そう、結果が出るまで事象は確定しないのだ。シュレディンガーの自分だ
結果は言うまでもなく間違えていた。第1問は16点だったし、第5問は18点、第2、第3はそれぞれ8点と10点ぐらいだっただろうか。そして第4問は4点
第4問をミスしても合格できるぐらいの実力は残念ながら自分にはなかった
合格点は70点なので、第156回は56点で不合格という結果に終わった。
次のチャンスは、1月5日だった
そう。簿記2級と3級受験生の希望の星、CBT試験である。平たく言えば指定された会場のパソコンですぐ受けられるネット試験
これを落とすわけにはいかなかった。主に受験料(1回5,000円+電車賃1,280円)がやべーから
しかし156回のミスを引きずっていた自分は、思った以上にモチベーションが落ちていた
過去問を1周してみたが、すぐに終わってしまうのだ。問題をある程度覚えてしまったし、そもそも落ち着いて解いたらそんなに難しくないからだ
モチベーションを上げるために新しい問題集を買ってみたがやる気は出なかった。言い回しは過去問より小難しいが、やってることはほとんど一緒で新鮮さが薄すぎるのだ。味のないガムぐらい無味なのだ
そして新しい問題集を8割ぐらい解いた時点で、2021年になった。あけおめである。勉強の進捗は全然あけおめではないのだ
明日になったら本気出す、と思いながらも日付はドンドン変わっていった
そして本日1月5日、試験日になった。なお問題集は9割しか終わっていない
そして試験が始まった。時間は従来の試験から30分短縮された、90分間である
ぶっちゃけた話、問題自体は普通に解けた。腐っても500時間ぐらいはかけたのでそれなりに知識はあるのだ。ケアレスミスは治らなかったが
軽く解答を見直してみると、ケアレスミスが出るわ出るわ。なんでお前こんなにミスしてるの?ってぐらいミスが見つかった
ハーレムを作りたい願望でもあるのかと思うぐらいミスが多かったが、見直したことによってほとんどは潰せた。純愛モノが勝利した瞬間である
真面目な話、この段階でケアレスミスを潰さなかったら恐らく12~16点は引かれていた
CBT試験の利点の一つとして、試験が終わった直後に自動で採点をして合否の判定を出してくれるのだ
結果は
合格だった
理解不足が未だに残ってたのと、恐らく潰しきれなかったミスがいくつかあったが合格は合格である
その場でキタキタ踊りを踊りたい衝動に駆られたが、他にもまだ試験中の方が居たのでやめておいた
こうして、長きに渡る簿記2級との戦いは多大な犠牲(主にお金)を払いながらも自分の勝利で幕を閉じた。
あわよくば1級も取れねーかなと、半年ほど前から1級の勉強も始めていて既に地獄を見ているが
あれは機会があればまた語りたい。おわり
講師の解説とか見ると答案用紙or問題用紙の横に補足みたいな感じで書いてるけどあれなら忘れないのだろうか
B/SとかP/L作成問題で、決算整理前T/Bが与えられてるのに未処理事項と決算整理事項だけで見て、決算整理前T/Bの数字から足し引き忘るのをなんとか無くしたいのだが一箇所は足し引き忘れて回答が違う
商業簿記は1箇所違う程度なら最大でも4点引かれるぐらいだからいいけど、工業簿記でやらかすと芋づる式に引かれるから絶対やっちゃダメって分かってるけど
間違える度に溜息出るし、間違えた部分の要点だけまとめたノート作ってるんだがケアレスミスが圧倒的に目立つ
問題解いてる時に気づくならいいけど大抵は採点してる時に気づくんだよなぁ…。見直ししても見逃す
解き方は分かるし工業簿記なら勘定連絡図とか直材、直労、製間の区別は頭に入ってるから大丈夫なのに
肝心の製造間接費を集計する時に集計漏れとか起こるんだよなぁ。なんかいい対策ないかな
過去問解いてる分には1時間ちょっとで解き終わる回もあるから見直す時間あるんだけど、この前の本番は見直してる時間なかったんだよなぁ…
簿記2級なんだけど普通に落ちた。予想通り問1と問4でうっかりミスしたのが一番痛かった
問4は製造間接費を予定配賦するだけでいいのに、何を思ったのかご丁寧に下書きに全部集計して実際発生額を書いたこと。何してんだろうね
帰り道で思い出したよ。問題に「製造間接費は直接作業時間を配賦基準として予定配賦している」って書いてあるって
そもそも仕掛品勘定に実際発生額書いたら配賦差異出ねえじゃん。シングルプランを採用してるなんて一言も書いてねえよ、この問題。過去に戻れたら助走つけてグーパンチで殴りたい
問4の問題は仕掛品勘定の作成と、仕掛品勘定を使ってP/Lの製品原価を埋める虫食い問題だから、仕掛品勘定を間違えた時点で製品原価が違うから後半全部アウト
20点取れるところが配点予想によれば14点~16点は引かれてる。つまり20点中4点か6点しか取れてない
問5は20点中18点だったから微妙だけど、合否には影響しないレベルだった
簡単な部分でこれだけ落とせばそら不合格にもなるよ。問1と問4と問5が得点源なのに、その得点源でのミスだもん。はぁ
500時間ぐらい勉強した結果がこれ。挙句にお前は理解不足だから工業簿記のテキスト最初からやれって言われちゃった。点数が点数だから何も言い返せねえよ
問1はうっかりミスで16点だった(確定)
問2はやってたら時間足りなくなってパニック起こして10点ぐらい
問3は更に時間足りなくて連結関係ない部分だけ埋めたから10点取れてるぐらい
問4は普通に解けたけど、下書き用紙に製間の実際発生額を走り書きしちゃって、問題文に予定配賦してるって記述があったのに実際発生額を解答用紙に書いた可能性があって震えてる
問5は余裕ぶっこいてたら時間使い過ぎた。これも下書きに色々書きすぎて、パニック起こして最後の二つは間違えたので18点(確定)
試験受けた時の自分が問4でうっかり実際発生額を書いてたらその後のP/Lも全て間違えてるので恐らく64点で不合格
ちゃんと予定配賦額を書いてたらその後のP/Lも全問正解なので74点でたぶん合格
6月に受ける予定で勉強してたから1年ぐらい(勉強時間500時間ぐらい)たっぷり使ってやったのに結果がお粗末すぎた。工業簿記は予想通りだったけど予定配賦と実際発生額のどっちを書いたか忘れた時点でダメ
商業簿記は問2の有価証券の単価に惑わされた。あれ、ホントにこの額でいいのか…?って悩んでる時間なんてなかった
問3はそもそも問1、問2、問4、問5で時間かけ過ぎてじっくり解いてる暇がなかった。繰越利益剰余金の推定すら出来なかったから、非株(と非株に帰属する当期純利益)の推定もできなかったのが痛い
こうやって書き出してみると時間配分ヘタクソすぎてダメダメだった。2級の勉強が最後まで出来る奴は簿記の適正あるとか言うけどホントかー?
不合格でもここまで来たから合格するまで受験するけど、もう何の問題集使ったらいいのか分からない。過去問は問題覚えるぐらいには回しちゃったから、過去問の間違えた部分+予想問題集でいいのか?
直接標準P/Lの営業利益を固定費調整して全部標準P/Lの営業利益に合わせろって問題なんだけどさ
何も書いてない白紙渡されてP/L書けっていうのはいいよ?覚えたから書けるし
問題は付属してる資料から今月の生産データと販管費を抜き出して、自分で推定して、全部書けって部分
もうね、すごいの。〇〇差異が借方にいくらありました、って文面から標準原価求めるパターン多すぎて6割ぐらい解いた時点でギブアップ
直前の講義の内容はP/Lに標準が付くから標準貢献利益から差異引いたりして実際貢献利益求めてねー程度だったのに
問題集は数字の推定がメインでP/L作成はオマケみたいな問題しか載ってない
頭の良い奴らすげえよ…マジで…
会社員、簿記知識ゼロから3ヶ月ほどで独学で2級に合格。76点という点数の通り、最低限のことをして最低限で合格した記録。
(別件でやっとはてな匿名ダイアリーの書き方を修得したので今さら。簿記ナビさんの合格体験記に応募して残念ながら採用されなかったもの。)
簿記2級はTACのテキスト5冊読めば2ヶ月で合格できる。もちろん独学で。を参考にしたが、最後の予想問題集は削った(試験範囲が変わっている最中ではあったけど)。
下書き用紙が足りない、という声も聞かれる中、自分はほとんど下書き用紙は使わなかった(下書き用紙に自己採点用に答えを書き写すほどの余裕はなく)。下書きをほとんど使わない自分はおかしいのか、だから点数が伸びないのか?と迷ったこともあった。
問題もチェックテストもコンプリートで実施。チェックテストの解答時間は計っていない
問題は38までは解いたがあとは解かず
第1部は全て。第2部は145回~149回で、時間を計って解いたのは149回のみ(66点)。他は電車の中で立ちながら解いたり。
やりながらスッキリの該当箇所を見返したり、それでも足りなかったらインターネットで検索して種々のページを見た。
一通り終えた後最初に戻って、間違えた箇所覚えていない箇所を見返す作業を実施。
時間を計ってない他の回の点数は、145回: 54点、146回: 70点、147回: 70点、148回: 69点。
過去問5回分のみはさすがに少ないかと思い、試験1週間前にもう少し前の回の過去問もやるか、予想問題集を買うか迷ったが、手を広げるのはやめて、今までやった内容を固めることにした。
80点→76点 (第1問: 12点、第2問: 18点→16点、第3問: 14点→12点、第4問: 16点、第5問: 20点)
私は、一年半後の4月には就職を目指して、大学で商学の分野でマーケティングと呼ばれる、購買に対する消費者心理を深く学ぶ学生だ。
簿記も商工会議所での検定はまだ受けてはいないが、工業簿記の成績は商業簿記の授業の成績よりも良かった。
私は中学生の頃に自閉児向けの支援を受けれる学級へ、通級による指導を受けていた。
知能指数は中学生の頃に測ったら、116あったので、大学進学を目指し、全日制普通科の高校に進学をした。
自閉の傾向は、小学校の低学年の頃から、かなりはっきりとあったのだが、高校ではその自閉の傾向が主な原因で人間関係がうまく築けなかった。
人間関係のストレスからくるものと思われる、急性の身体症状が出て、内科にかかった。
知能に遅れは無くとも、意思疎通が難しいものは、アスペルガー症候群という診断名がつくこともあるときいていたが、アスペルガー症候群や、アスペルガー症候群を含む自閉の傾向を先天で持つものを分類する「発達障がい」は、国や自治体から受けられる福祉の支援が、統合失調症よりも手薄い。
統合失調症とアスペルガー症候群は、互いによく誤診され、同じ人物でも前者に詳しい医師が診れば前者の診断名をつけ、後者に詳しい医師が診れば後者の診断名をつけてしまう場合もあるときいた。
私は統合失調症の診断名をつけてもらったが、統合失調症患者によくあるという特徴を、調べて聞けば聞くほど、受けられる福祉が恵まれているから統合失調症の診断を受けたのではないかと思ってしまう。
自立支援という制度を利用しているが、これは私の場合は統合失調症に関する受診と投薬に関しては自己負担が一割となるものだ。
保健福祉手帳も発行してもらい、住んでいる自治体の公営地下鉄と公営バスに無料で乗車させてもらえることも、非常に助かっている。
だが、私は統合失調症ではなく、似た症状を持つアスペルガー症候群のような発達障がいが本当の自分の状態をあらわす適切な診断名なのではないかと、日頃から疑問を持っている。
そして、診断名が統合失調症になっているのは、統合失調症の方が、福祉が手厚いからだと推測している。
手厚い福祉を、充実した生活を送ってもらえるようにと、医師が統合失調症の診断書を書いたのだと推測している。
まず、私には、一度も幻聴という症状が発生したことがない。
誰かが悪口を言っている! と、思ったことも言ったこともない。
誰かが、あるいは近くにいない知ってる特定の人物が、呼んでいる……。というような幻聴がある患者がよく感じるそのような特徴がない。
盗聴器が仕掛けられている!! と、パニックになったこともない。
飲食店や駅のエレベーターやエスカレーターを利用した時に、防犯のためにカメラが設置されているかもしれないから、近くに人が居なくても遠くから誰かに見られているかもしれないから、見られて困ることはしないようにしなければ……。 と、思うことはある。
統合失調症の人は、病識がないと聞く。自分におかしいところがあるとは思ってないという状態を病識がないという。
私は自分は偏りのある人間で、病的なおかしさがあると思っている。
統合失調症の人は、九割くらいが喫煙者だときいた。私はタバコを吸わない。
いくつも統合失調症の特徴で、私に当てはまらないものがあるが、一番大きな理由は、幻聴がないことだ。
同じ病名である統合失調症の知り合いは複数人いるが、みな幻聴があり、幻聴に苦しんでいる。
統合失調症の診断を受けている人で、幻聴のある人を羨むほどだ。
似ている症状があり、誤診されやすい病名同士だとわかってはいる。
正しい診断を受けたいと、何度も、何年も思ったことはある。
セカンドオピニオンをしたうえで、本当に私の診断名は統合失調症が最適なのか、調べてみたいとも、何度も何度も思ったが、家族も主治医も反対する。
家族は主治医に失礼な行為であるといい、また、今の主治医よりも腕のいい医師がいるはずがないと言っている。
セカンドオピニオンを受けるには、主治医に紹介状を書いてもらい、出来ればカルテのコピーも持参していく方がいいのだが、主治医は「転院するなら止めないが、紹介状書いてよそを受診するなら、もううちでは絶対に受け付けない。セカンドオピニオンというのは、私のことを信じていないということなのだから」と、否定的である。
私は女子なのだが、主治医にことわりなく婦人科を受診してその時に婦人科医に言われたことを精神科の主治医(男性)に話しただけでも、非常に厳しく怒られた。
精神科で一度下された診断は、盲信して、疑わず、内科も眼科も歯科も婦人科もいくなら主治医に必ず承諾を得るべきなのだろうか。
婦人科にかかるべき症状があったなら、主治医に言わずに婦人科に私はかかりたい。主治医に承諾を得るまでなにもアクションを起こさなかったら、手遅れになる病気かもしれないからだ。
主治医が信じられないなか、かかる今は、毎月の予約している日がくる度に、気が滅入る。
精神科に、精神病をひどくさせるために通っているようなきがするくらいだ。
いや、精神科は、一度患者を捕まえたら、定期的に診察として病気を悪くさせ、ずっと通わせてお金を儲ける場所という状態の面もある。
これは、らくからちゃさんが書いた http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 への返信です。(いままで「らくかちゃ」さんだと思っていましたが、「らくからちゃ」さんですね。お名前を間違ってしまってすみませんでした。このエントリの時点で気がついたので、過去のものはログの保管の観点から修正してません。そちらについてはご寛恕を請う次第)
http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 にて、らくからちゃさんは
と、いう話を書こうと思ったのですが、もしかして消されちゃいました?(更新ボタン押したら原文が見えなくなっちゃったのですが)
と反応されていますが、この話は、 http://anond.hatelabo.jp/20160518115232 で私と、もともとは、http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 で私では無い方が指摘した点に対する返信ですね。(らくからちゃさんは勘違いで消えてしまったと思ったようだけど、消してません。ずっとそのままの状態で在ります)
http://anond.hatelabo.jp/20160518011455 で、らくからちゃさんは、
それぞれの生産形態・管理方法に合わせた計算方法を選択すべきである。では、総合原価計算と個別原価計算をどのように選択するべきであるのか
という点を踏まえつつ、
こういった生産体系にて『ある生産要素の投入と生成物との関連性』が明確である場合、個別原価計算法は原価管理の観点からも有益な情報を得ることが出来る。
一方、個別原価計算が不向きなのは『ある生産要素の投入と成果物との関連性』が不明確である場合、例えば中間品にストックポイントが置かれる場合だ。
(略)
という説明をしてますが、らくからちゃさんのおっしゃる『ある生産要素の投入と生成物との関連性』というのは、具体的に何を意味していますか? 現時点でググったけれど、ちょっとわかりません。(ウェブ魚拓を取ろうとしましたが、robots.txtがあるという理由で取得できませんでした。それゆえ結果が固定できませんが、その点が問題にはならないと思います)
自分は『ある生産要素の投入と生成物との関連性』とは「『製品との関連における分類』を意味する」と読んで、「直接費/間接費の違いに応じて、個別/総合原価計算を分けるのか?、そんなことないでしょ・・・」、と理解した結果、
受注生産品でも間接費の配賦はあるよね
と、前提知識の確認をしました。で、この点については私とらくからちゃさんの間で誤解が生じていないようです。
その説明の後で、 http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 で、らくからちゃさんは、
ここで『総合』『個別』というのは、明示的な基準があるというよりも、あくまで程度の問題と考えることが出来ます。工程の単位を限りなく小さくすれば個別原価計算に近づきますし、逆に指図の単位を限りなく大きくすれば総合原価計算に近づきます。
と説明していますが、個別/総合原価計算は、工程の単位の程度問題(?)ではなくて、製品を生産するときに、
とするべきものあるはずですよね? つまり、製造の単位が1か、それ以外か。(私としては、工程の製造単位が1に近づいたとしても、2単位であれば、それは総合原価計算だよね、という点を確認したい。それゆえ、工程に応じて前の工程では総合原価計算で計算していたが、次工程では個別原価計算で計算する、といったようなことがあると思いますが、その区別は、各工程において製造する仕掛品(第一工程の仕掛品であれば、第二工程に振り替えられたときにはそれが前工程費となりますが)を「一単位としてみるか/(そうではなく)2以上の単位とみて、製造しているか」で分けるということです)
個別/総合原価計算の説明はそういった「製品の製造単位が1か、そうでないか」という点から説明でするべきではないのかな。
この点については、http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 で、(←は自分ではない方が書いた増田です)
実は、個別原価計算は、通常、個別に把握しやすい『個別的製品』の原価管理に使うんです。よく出てくる例えは受注生産の建物や船舶ね。
一方で総合原価計算は、単一製品を『大量』に『反復継続して製造』する場合に有効な原価管理で、例えはまぁカレーでオッケイ。もっとイメージしやすくいうと製鉄工場とか石油プラントね。
と説明していますが、これもおそらく私と同じ理解だと思います。
私と http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 (←は自分ではない方が書いた増田です) の指摘をまとめると、
とでもなるかと思います。
これは、私が http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で指摘した部分です。これはらくからちゃさんが誤解されたようなので、ここで再び説明させてください。
http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で私が指摘したかったのは、 http://www.yutorism.jp/entry/costing の、 http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/l/lacucaracha/20160515/20160515165334.png という画像が間違いであるという点です。
現時点では、↑の画像は、
┌─────────────┐ 費目別計算 │材料費 労務費 経費 │ └─┬────┬────┬─┘ 賦課(直課)│ │ │ │ ┌─┼────↓─┐ 部門別計算 │ │ │ 補助部門費│ │ │ ↓ ↓ │ │ │ 製造部門費 │ │ └───┬────┘ ↓ ↓ 配賦 製品別計算 ┌──────────────┐ │ 総合原価計算/個別原価計算│ │ 標準原価計算/実際原価計算│ │ 全部原価計算/直接原価計算│ └──────────────┘
という関係図になっていますが、製品別原価計算の分類は、本来は、以下のように、
┌─────────────┐ 費目別計算 │材料費 労務費 経費 │ └─┬────┬────┬─┘ 賦課(直課)│ │ │ │ ┌─┼────↓─┐ 部門別計算 │ │ │ 補助部門費│ │ │ ↓ ↓ │ │ │ 製造部門費 │ │ └───┬────┘ ↓ ↓ 配賦 製品別計算 ┌──────────────┐ │ 単純総合原価計算 │ │ 等級別総合原価計算 │ │ 組別総合原価計算 │ │ 個別原価計算 │ └──────────────┘
製品別計算の区分においては、生産形態の種類別によって分けるべきではないか?という点の指摘でした。
実際に原価計算基準上でもそのように分類しています。(原価計算基準の区分は 『原価の製品別計算、原価単位、計算の形態【原価計算基準19、20】|会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】』 http://ameblo.jp/studyja/entry-11483327103.html などで確認してください)
┌───────────────┐ │ 総合原価計算/個別原価計算 │ ┌─┤ 標準原価計算/実際原価計算 ├──────┐ │ │ 全部原価計算/直接原価計算 │ │ │ └───────────────┘ │ │ │ │ ┌─────────────┐│ │ 費目別計算 │材料費 労務費 経費 ││ │ └─┬────┬────┬─┘│ │ 賦課(直課)│ │ │ │ │ │ ┌─┼────↓─┐│ │ 部門別計算 │ │ │ 補助部門費││ │ │ │ ↓ ↓ ││ │ │ │ 製造部門費 ││ │ │ └───┬────┘│ │ ↓ ↓ 配賦 │ │ 製品別計算 ┌──────────────┐│ │ │ 単純総合原価計算 ││ │ │ 等級別総合原価計算 ││ │ │ 組別総合原価計算 ││ │ │ 個別原価計算 ││ │ └──────────────┘│ └────────────────────────┘
がより適切でしょう。(外枠に各種原価計算を移動させました)
これは例えていうならば、人間を何かに着目して分類したとします。仮に以下のように、
┌─────────人間────────┐ │ │ │ 国籍 日本/アメリカ/他もろもろ│ │ │ │ │ │ 肌の色 白/黄褐色/ 他もろもろ│ │ │ │ │ │ 話す言葉 日本語/英語/ 他もろもろ│ └───────────────────┘
国籍、肌の色、話す言葉で分類したとして、話す言葉の分類の中が、以下のような分けかただと変でしょ?という指摘です。(話す言葉の右側の枠が、話す言葉の分類だとします)
┌─────────人間──────────┐ │ │ │ 国籍 日本/アメリカ/ 他もろもろ│ │ │ │ │ │ 肌の色 白/黄褐色/ 他もろもろ│ │ │ │ │ │ 話す言葉 ┌─────────────┐│ │ │性別 男/女/他 ││ │ │身長 170cm以上/未満││ │ │視力 1.0以上/未満 ││ │ └─────────────┘│ └─────────────────────┘
話す言葉の区分の中で、性別の区分や身長の区分があると、話す言葉として「性別」という言語や、「身長」といった言語があることになりますが、そんなことはないですよね。
らくからちゃさんが http://anond.hatelabo.jp/20160519220812 で使用した言葉を使って、最も正確に表現するとすれば、
┌───────────────────┐ │ 総合原価計算制度/個別原価計算制度 │※←の枠の中は、必ずそれぞれどちらか一方を選択する ┌─┤ 標準原価計算制度/実際原価計算制度 ├──┐ │ │ 全部原価計算制度/直接原価計算制度 │ │ │ └───────────────────┘ │ │ │ │ ┌─────────────┐│ │ 費目別計算 │材料費 労務費 経費 ││ │ └─┬────┬────┬─┘│ │ 賦課(直課)│ │ │ │ │ │ ┌─┼────↓─┐│ │ 部門別計算 │ │ │ 補助部門費││ │ │ │ ↓ ↓ ││ │ │ │ 製造部門費 ││ │ │ └───┬────┘│ │ ↓ ↓ 配賦 │ │ 製品別計算 ┌──────────────┐│ │ │ 単純総合原価計算 ││ │ │ 等級別総合原価計算 ││ │ │ 組別総合原価計算 ││※←製品別計算の枠の中は、 │ │ 個別原価計算 ││ ↑の総合/個別と整合するものとする │ └──────────────┘│(あるいは、↑の総合/個別を消して、こちらでそれらを選択するだけの方がわかりやすいか) └────────────────────────┘
というように、一番上の枠の中の各原価計算の末尾に「制度」と付け加えて、適切な補足を加えるのが最も良いでしょうね。
(ちなみに、今回の例だと問題にならないかもしれませんが、この図だけを見ると、材料費、労務費、経費の矢印がそれぞれ、製品別計算、製造部門費、補助部門費にそれぞれ移動しているだけのように思われるような気もします。 今回のカレーとシチューなどの例であれば、工程別ではなく、組別であっても良い気もします。)
さらに指摘しますが、http://www.yutorism.jp/entry/costing の最後の方にある勘定連絡図は、工程や部門別の勘定が全く存在しないですね。その勘定連絡図の下で、青の太字で「『部門』の名前を明記しておくこ」ととあるので、勘定連絡図の中にそれらが無いのは、デカいミスに思えます。
http://www.yutorism.jp/entry/costing を眺めていて思ったのですが、いらすとやさんの画像は最初で使用する程度に留めて、それ以降は勘定連絡図や、標準原価計算の例ならばシュラッター図や差異分析のためのボックスを直接書いたほうが、遥かにわかりやすくなると思います。
らくからちゃさんは、 http://anond.hatelabo.jp/20160518011455 で、
想定読者は
一通り工業簿記について学習し、問題は解けるようになったが体系的な理解ができていない者
という想定を置いたのだということでしたよね? だとすれば、わざわざ曖昧なイメージ図を最初から最後まで使用する必要性は、皆無でしょう。イメージ図がむしろ理解の妨げになっている点もあると思いますよ。そのレベルの読者を想定したとき、想定読者の理解の最低レベルは、「簿記二級の範囲の工業簿記の計算面」を理解したレベルですよね。ならば、一通り理解できているはずなので、イメージ図はさほど要らないと思います。
例えば個別原価計算や総合原価計算の説明として、蛇口とバケツで説明していますが、上の想定読者はイメージ図から何かが新たに「わかる」ようになるのでしょうか? ここでは、主に仕掛品勘定を中心にすえて、
などといった点を踏まえて説明しなおすべきではないでしょうか。
これは、私が http://anond.hatelabo.jp/20160519113148 で指摘した部分です。この点については特に返信したいことはありません。(「原価計算基準は、今もファイリングしてデスクの上においております。」ということなので、読んでないのかなあ、と思ったくらいです)
増田のらくかちゃさんと名乗る人物(たぶん本物だと思う)が自分の増田へ返信 http://anond.hatelabo.jp/20160518011455 してくれたので、その返信のためのエントリです。
以降は「らくかちゃさんと名乗る人物」を「らくかちゃさん」と表記する。
これは自分が指摘したものではないが、『ある生産要素の投入と生成物との関連性』で総合/個別原価計算を説明するのは変じゃないかな。
工場で同じ規格で大量生産するような製品か(大量生産品で、個々の製品に区別の必要がない)/そうではなく受注生産的な製品か、で分けるのが通常だと思うけれどね。
らくかちゃさんは、『ある生産要素の投入と成果物との関連性』が不明確である場合には、個別原価計算が不向きと言っているけれど、受注生産品でも間接費の配賦はあるよね。「不向きだから」出来ないわけではない、と言われるとそうだけど。
自分の知識はずいぶん前のものでいろいろあやしいので本を見ました。とりあえず、岡本清教授の「原価計算 六訂版 28ページ」をみたところ、そういった記述でした。(大量生産品か否かという視点を含みつつ、解説を始めている)
これは自分が指摘した箇所。「一般的」という点については、調査結果があるということなので、それを待つことにします。
これは自分が指摘した箇所。
らくかちゃさんは、「分類は管理可能/管理不能で分けられるものであり、その視点は評価者である」という旨の回答なのだけど、 元の http://www.yutorism.jp/entry/costing を見ると、「分類は『誰が、どの時間軸で見るのか?』によって変わる」という語句が青のボールドで強調してあるでしょ。で、分類の話なので、その前の1から5まで挙げてある分類を補足事項なのだと思うんだけど、「機能別分類」や、「製品との関連における分類」や「操業度との関連における分類」は、評価者によって変わるものなのかな。操業度は確かに一つの論点になる(見積もりの妥当性が)けれど、「機能別分類」や、「製品との関連における分類」が「『人』によって変わる」というのが、自分にはピンとくる例がわからない。
操業度の指摘にうつる。
操業度の説明はらくかちゃさんは「『操業度』と書いてピンとこない人向けの説明である」ゆえに「生産量で置き換え」たと言うけれど、操業度は簿記二級の総合原価計算で出てくる重要な概念で、「生産量で置き換える」概念なのかな?
対象読者は「一通り工業簿記について学習し、問題は解けるようになったが体系的な理解ができていない者」ということだから、その仮定にもとづけば操業度という言葉については知っているだろうし、すくなくとも「工場の稼働時間」くらいの説明に置き換えるべきだと思う。
これは自分が指摘した箇所。(ただしこの後に、自分ではない方が書いた増田でも指摘されている。 → http://anond.hatelabo.jp/20160518022308 )
費用を「ある特定期間に計上されたコスト」と説明するのは、コストという言葉自体が今辞書をひいたら、「費用」と説明されているので、この説明だと同語反復というか、循環論法的ではないかなあ。腑に落ちない。
原価の説明も「費用を今期分に調整したもの」と説明されているけれど、「製品やサービスと対応付けたときに見た経済的資源の減少額」等という方が良い気がするなあ。(らくかちゃさんは何の教科書や資料を参照しているのか知らないので想像だけど、原価計算の教科書を読むと最初のほうで「原価とは○○という意味です」みたいに説明があるんじゃないの?)
カレーパンは等級別原価計算の説明であり、それが出来なかった時の名残りらしいので、納得した。
これは自分が指摘した箇所。ここもそういう判断ということなので、これ以上自分は言うことがないかな。想定する対象読者にもとづけば、基本に部門別を含めても良いだろうね。
これは自分が指摘した箇所。おそらくらくかちゃさんは、
- 『総合原価計算の種類~原価管理の知識』 http://www.sk-genka.com/keisan/kei03_sougou.html
のをコピペしたのだと思うけれど、連産品は、簿記1級や会計士試験に出てくるようなテクニカルタームなので、原価計算を学んだ人間からすると、本当?と聞き返してくなるくらいに、連番品という言い方は聞いたことがない。
上でもちょっと出た岡本清教授の「原価計算 六訂版」でも特に言及がないし。(P.359 P.360。 この本の原価計算基準での連産品の説明はP.962 にそれぞれ載っている)
- 『"連番品" "原価計算" - Google 検索』 https://www.google.co.jp/search?q=%22%E9%80%A3%E7%95%AA%E5%93%81%22+%22%E5%8E%9F%E4%BE%A1%E8%A8%88%E7%AE%97%22&ie=utf-8&oe=utf-8&hl=ja
は、上に挙げたサイトとか、らくかちゃさんのとか、typoらしいものしかヒットしないよ。権威性のありそうなサイトでは使われていないようだけど。
これはらくかちゃさんの話ではなくて、 http://anond.hatelabo.jp/20160517150742 の最後の方に言及があったもの。「過去にも簿記の最強の副読本とかいってネタ本お勧めしといてnaoyaitoにこれ使えねーナってツイート」ってどれだろうと調べてみた。たぶん以下がそれだと思われる。
- 『Naoya Itoさんのツイート: "女騎士が経理になる漫画読んでみたけど漫画としてはともかく簿記や会計の副読本としてはぜんぜんだめだった"』 https://twitter.com/naoya_ito/status/707807395188228096
先日書いた下記の記事に対して、増田にて大変丁寧な補足と指摘を頂いた。以前はブログに思ったことを書いても、なんの反応もなく随分と寂しい想いもしたが、個人的に最大の関心事である『原価』について、ここまで多くの人が関心を持っている状況に感無量である。
御礼も兼ねて、記載された内容について、本稿に関係する箇所につきコメントさせて頂きたい。
まず本記事は、
と私が勝手に理解している点を対象とし、詳細な計算プロセスは除外した。本稿は、今後投稿予定の記事の前提となるものとして記載したが、想定読者は
を対象としたものであって、『工業簿記初学者』を対象とした、『ゼロから学ぶ』ではない。やや不十分に思われる箇所や、過剰に思われる箇所も多いかと思うが、記載の狙いとしてはそういった点にある。
私の書き方が不味く、上手く伝わらなかったのかもしれないが、私の意見としては『この例において、カレーの原価は工程別総合原価計算にて算出されるべき』である。記載の趣旨としては、
たまに、『総合原価計算はどんぶり勘定、個別原価計算こそ正しい原価計算』なんて言っているコンサルが居ます。確かに、製品ごとに費用を集計する個別原価計算のほうが、より正確性が高い気もします。しかしそれは、最終的な完成品に対し、投入した原価が紐付けることが『妥当』であると言える環境での話になります。
であり、それぞれの生産形態・管理方法に合わせた計算方法を選択すべきである。では、総合原価計算と個別原価計算をどのように選択するべきであるのか?は、指図書単位で集計することが妥当か工程単位で集計することが妥当か、ちょっと別の例を挙げる。カレーでは無いが、カレーっぽい液モノ系のお客様でこういった事例があった。
こういった生産体系にて『ある生産要素の投入と生成物との関連性』が明確である場合、個別原価計算法は原価管理の観点からも有益な情報を得ることが出来る。
一方、個別原価計算が不向きなのは『ある生産要素の投入と成果物との関連性』が不明確である場合、例えば中間品にストックポイントが置かれる場合だ。今回のカレーの例のように、共通の中間生成物(カット済み野菜って言えばいいのかな)が存在する場合、中間生成物への生産要素を投入する段階では、最終製品が不明確である場合も多い。その場合、投入時点ではどの指図に対して実績を計上すればよいかわからなくなる。
もっとも、製品だけではなく(工業簿記の教科書には何故か最終製品の指図書のみ記載されている例が多いような気がするが)中間生成物に対しても指図書は発行される。その場合、投入時点での費用計上対象は当該指図でよいが、今度は製品に中間生成物を投入する際、どの指図書での生成物であるのかを一々記録していく必要がある。その為には、在庫は指図書に紐づく形で管理しなければならないようになる。トレーサビリティの観点から厳密なロット管理を行っている場合、インプットとアウトプットの関係が明確になり、実現不可能ではない。ただ、細かく計算を行ったところで、最終的な管理の単位が工程に置かれる場合、苦労したところ特に意味は無い。
これが、
例えば、いっぱいのカレーを作るのに、『今回はnグラムの人参を使いました』ということをいちいち記録するでしょうか?記録を取ったとして、それは正確と言えるのでしょうか?
の意図だ。記録を残すことは重要であるが、それは指図に紐づく形で残す必要はない。工程での消費数量として正しく捉えられていればそれでよい。無理な数値を計算して『個別原価計算をしたら、このカレーとあのカレーの原価の違いが、指図書別に正しく計算できます!!!』なんて言っても、信ぴょう性は無いし、そもそもその情報は必要なのだろうか?結局は、どういった単位で管理を行いたいかによる。勿論、原価標準を策定するにおいては、原単位は最重要事項であることは言うまでもない。
こうやって書いてみると、概ね元増田氏と同意見に達したように思わるるので、全ては誤読を招きやすい文章を書いた私の落ち度である。
原価計算基準は『ガイドブック』(という言い方も変だな。ガイドラインだな)であり、『ルールブック』ではない。改めて思えば、記事の性質から入ってもその点は記載すべき内容であった。生産手法は、各企業の鋭意に常に新しいものが生まれるため、例えば『セル生産方式下での原価計算』なんて考えてみるとワクワクするね。
『一般的かどうか』については、普段担当する企業をベースに考えて書いたが、原価計算の計算手法については、各大学がかなりしっかりとしたアンケートを行っているので、その結果も参照した上で記載している。面倒臭がって省略したが、そのあたりの調査結果もおいおい記載していきたい。
評価者である。パートの人件費はライン長にとっては管理可能だが、ラインの償却費は管理不可能。しかし、工場長にとっては管理可能。本来原価情報は、工場内で広く活用されるべきものであるが、費用の分類によっては評価する者によって異なる可能性がある、ということが書きたかっただけである。操業度は生産量と常に一致するものではないが、『操業度』と書いてピンとこない人向けの説明であるので、生産量と置き換えて理解を促す目的で記載した。
正直、こんな会計のテクニカルタームの違いについて特にあれこれ言うつもりはなかったのだが、ステップとして
という文章の組み立てにするため、このタイミングで入れた。『今期分に調整』という視点は、財務会計寄り過ぎて良くないような気もするし、既に前段で取り上げているため、やや冗長だったかもしれない。
という3製品を製造する工場を想定していた。が、いらすとやに辛口と甘口が無かったため、2品目も寂しかろうと、とりあえずみつけたカレーパンにしてみたんだが、指摘の通り『パンはどこから出てきたんだろう?』という感想は生まれるだろうから、辛口・甘口に戻そうかな・・・。
説明のため必須と判断したので記載した。本稿は、最小量で説明することが目的ではない。一般的な会計システムとの連動・整合の観点から書いておいた。
総合原価計算の小分類一々かくの面倒だなあと想い、どこかのサイトからコピーしたときに混入したものだが、検索してみると『連番品原価計算』という用語を使っている人は存在するらしい。改めて『基準』の当該箇所を眺めて見ると、『連産品原価計算』(ガソリンとかの計算するあれ)は書いていないし、何者なのか俺も分からん。(最初は、『バッチ原価かなんかのことを言うのかしら』と思っていたが)
色々と好き勝手書いてみた。別に回答を記載する義務はないと思うので、アンサーになっていない箇所もあるかもしれない。なんにせよ、原価計算というテーマが話題になって大変満足。その話がたくさんかけてすごく嬉しい。記事本文はおいおい修正していく。また今後も、ごちゃごちゃ書いていくので、その節はよろしく。
http://lacucaracha.hatenablog.com/entry/2015/11/11/100336 の説明を見て、簿記や会計を初めて知る人が誤解されかねない箇所が多々あり、さすがにどうかと思ったので、自分で簿記のエッセンスをまとめました。
まず辞書をひいてみよう。国語辞典が手元にあればそれでひいてほしい。残念ながら手元にない人は、Web上の辞書をひいてみよう。
できれば複数の辞書をひいてみよう。複数の辞書の意味を見較べてみよう。
ぜひ本当に引いてみて欲しいのだが、今私が引いた結果を記しておく。
Wikipediaでは、 ( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B0%BF%E8%A8%98 )
簿記(ぼき、英語: bookkeeping)とは、ある経済主体が経済取引によりもたらされる資産・負債・純資産の増減を管理し、併せて一定期間内の収益及び費用を記録することである。より平易な言い方をすると「お金やものの出入りを記録するための方法」が簿記である[1]。
大辞林 第三版の解説 では ( https://kotobank.jp/word/%E7%B0%BF%E8%A8%98-132641#E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.9E.97.20.E7.AC.AC.E4.B8.89.E7.89.88 )
ぼき【簿記】
一定期間における経済活動を,一定の記録方法で帳簿に記録・計算・整理し,財産・資本・負債の増減を明らかにする計算制度。記入方法により単式簿記と複式簿記に分けられ,業種により商業簿記・工業簿記・銀行簿記・農業簿記などに分けられる。 〔「帳面に書きつけること」の意。英語 bookkeeping の訳語。福沢諭吉「福翁自伝」(1899年)にある〕
デジタル大辞泉では ( https://kotobank.jp/word/%E7%B0%BF%E8%A8%98-132641#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89 )
会社・官庁・組合など経済主体の活動を一定の方法で帳簿に記録・計算し、一定の時点で総括して損益の発生や財産の増減を明らかにする技法。記帳方法によって単式簿記と複式簿記に分けられる。
日本大百科全書(ニッポニカ)では ( https://kotobank.jp/word/%E7%B0%BF%E8%A8%98-132641#E6.97.A5.E6.9C.AC.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E5.85.A8.E6.9B.B8.28.E3.83.8B.E3.83.83.E3.83.9D.E3.83.8B.E3.82.AB.29 )
世界大百科事典 第2版では ( https://kotobank.jp/word/%E7%B0%BF%E8%A8%98-132641#E4.B8.96.E7.95.8C.E5.A4.A7.E7.99.BE.E7.A7.91.E4.BA.8B.E5.85.B8.20.E7.AC.AC.EF.BC.92.E7.89.88 )
企業や政府のような特定の経済組織体が管理する資本や財産の価値変動を一定の表現技法にのっとり記録・計算し,その結果を伝達する行為,またはその表現技法をいう。〈帳簿記録〉という用語に由来するとされ,日本では1873年(明治6)大蔵省公刊のアラン・シャンドAlexander Allan Shand(1844?‐1930,イギリス)《銀行簿記精法》で簿記という訳語が使われて以来,一般化した。この技法は現在あらゆる経済体制を問わず,さまざまな組織で用いられている。
とそれぞれ説明されている。
どの辞書や辞典を見ても、共通する言葉がある。例えば「経済主体」や「経済組織体」といった言葉。「帳簿」、「記録」、「計算」、「一定」も共通している。「技法」という言葉や、「増減」といった言葉も目につくだろう。
どの辞典でも使用されている同じ単語を、うまく抜き出して意味をまとめてみよう。こんな感じになるだろうか。
経済主体が行う経済活動(これを取引といったり、財産などの価値の変動ともいうようだ)を、一定の方法で記録したり、計算する。その結果を帳簿に書いておく。場合によってはそれを伝達する。これを簿記という。
さらに簡単にまとめてしまえば、「お金やものの出入りを記録するための方法」を簿記という。
1.ある個人や集団がいて、
3.増加したり、減少したりしたときに、
4.それを帳簿に書いておく。場合によっては誰かに伝える。
ということが簿記のエッセンスである。簿記が行っていることはこれだけだ。とても簡単なことに見えるだろう。
よくある間違いは、簿記=財務諸表をつくるもの、といった短絡的な勘違い。財務諸表がまず何かわからない人も多いと思うが、主に会社が、ある期間の業績などをアピールするために作成している書類で、決算書と呼ばれることもあったりする、くらいの意味合いを抑えておけば十分だ。
いままで見てきたように、簿記そのものは、財務諸表ではない。財務諸表を作る上で役に立つが、簿記自体は財産の変動を記録して帳簿に書いておく、といった意味合いしか無い。したがって、簿記の説明で「財務諸表の説明だけしかしない」のであれば、それは間違いだ。簿記から財務諸表を作ることができるよ、といった説明ならば、もちろん間違いではない。簿記と財務諸表は別の言葉であり、意味は等しくはならない。
例えて言うならば、プログラミングをする上で様々なプログラミング言語があるわけだが、では、ある言語を持って、「それだけ」をプログラミングと呼ぶか?というようなものだ。「Java言語でプログラミングをする」という文は間違っていないが、「プログラミングをすること=Javaである」というようなことを言われると、それは誤解である。C言語やPythonや他にもいろいろプログラミングをする上で利用されるプログラミング言語はあるのだから。「USBメモリー=USB」みたいな、誤解されかねない意味の略し方になりかねない。
財産という言葉を聞くと、簿記や会計を全く知らない人は、現金(硬貨とか紙幣)だったり、あるいは、金の延べ棒みたいなものとか、袋にドルマーク($)が描かれたものをイメージとして浮かべがちだ。実際に簿記でもそれらは対象になるのだが、「お金自身の動きだけをもって、簿記である」と勘違いしてほしくない。あくまでも、「財産」の変動を対象にしている。この財産とは「経済的な価値を持つもの」全部を指すのだ。だから現金以外もいろいろ入ってくる。
例として、火災や天災などが挙げられる。(他にも会計的なものはいくらでもあるが、知らない人がわかりやすいのはこれ以外には少なかろう)
火災や天災によって、ある会社の工場や営業で使っている自動車が焼失したり、破損することがある。このとき、会社からお金は減っていないが自動車が使えなくなってしまうために、財産として計上している「自動車の価値」を減少させる。複式簿記の仕訳で書けば、
○月☓日 (借方) 火災損失(天災損失などもあるだろう) □□□万円 / (貸方) 自動車(車両運搬具だったりもするが) □□□万円
といったようになる。よくわからないところが多いと思うが、「お金そのもの」がどちらの側にも無いということを確認してほしい。
「簿記=お金」のイメージが学び始めのころはついてまわると思うが、だんだん学習が進むにつれて、お金そのものを扱っているといった見方では説明できないものがたくさん出てくる。むしろそういうものばかりになる。
それゆえに簿記の言葉を説明するときには、「財産」とか、「経済的な価値変動」といったような、お金よりも抽象的な言葉で説明せざるを得なくなる。わざわざ難しそうな言葉を選んでいじわるをしているわけではなくて、正確な言葉を使わないとあとあと矛盾がたくさん出てくるゆえだ。定義がピンとこない人の方が多いと思うが、誤解しないでほしい。
記録する対象が商業であれば、商業簿記になる。ここでいう商業とは、ものを仕入れて、仕入れた商品をそのまま販売することをいう。スーパーマーケットの(惣菜みたいなそのお店で調理していないで、)袋詰されて並んでいるものは対象に含まれる。加工している場合にはその加工にかかった費用を計算する必要があるので、商業簿記では取り扱われない。
工業簿記は、商業簿記とは異なり、仕入れたものを加工して販売する。典型的なのは自動車産業のようなものだ。鉄やガラスなどを加工して、自動車を作り、それを売る。加工する途中で、工員が作業を行う必要があるし、加工のために工具や電気代、燃料代などがかかるだろう。そういった加工を伴う簿記が工業簿記の範囲である。(工業とついているので、工業だけと思われるかもしれないが、加工を伴うものであれば工業以外でもよい。例えば洋服をオーダーメイドで作製する個人商店なども、布地を加工して服に仕立てるので、工業簿記の範囲だ。生の牛や豚をさばいて、畜肉にする作業も加工を伴っているので工業簿記である。テクニカルタームだが、そういうときは副産物や連産品として処理したりする。金額的な重要性によって会計処理が変化することがあるが)
他にも農業簿記や銀行簿記といった言葉もある。それぞれ農業で使用される簿記、銀行業務で使用される簿記である。(私も詳しくは知らない)
ここまでは、業種に応じた簿記の違いであった。複式簿記と単式簿記の違いは、記録のとり方(これを記帳方法と呼ぶ)の違いである。
単式簿記は、記録を取るときに、科目を一つだけにしぼって記帳する方法である。家計簿や子供のおこづかい帳のようなものだ。(と書くと、ほとんど使われていないと思われるかもしれないが、少し前までは東京都は単式簿記で記帳していたし、他の自治体は、今でも単式簿記によるところもあると思われる)
○月☓日 おこづかい 500円
などと、お小遣い帳に記帳する。もしおこづかいから、おやつを買ったときには、
○月△日 おやつを買った -300円 (あるいは支出欄があれば、そこに300円と書く)
などと書いていけば良い。この「○月☓日 おこづかい 500円」といった部分を仕訳と呼ぶ。
複式簿記は、記録を取るときに、科目を左側と右側の両方を立てて記帳する方法である。
○月☓日 (借方) おこづかい 500円 / (貸方) おこづかい受贈益 500円
などと、帳簿に記入することになる。この、「○月☓日 (借方) おこづかい 500円 / (貸方) おこづかい受贈益 500円」の部分を、単式簿記の時と同じく、仕訳と呼ぶ。(受贈益という言葉が気になるかもしれないが、今回は説明しない。正確に書くための前提知識がそれなりに必要なので。今回は例に挙げただけなので、もらって得した、というくらいの浅い理解で十分だ)
この、仕訳を書く帳簿を仕訳帳と呼ぶ。(たまに普通仕訳帳と読んだりもするが、その場合特殊仕訳帳があるケースがほとんどだ)
単式簿記は科目が1つで、複式簿記では科目が2つになることがわかるだろう。これは正確に言うと、複式簿記は科目を書く欄が「左側と右側と2つある」という理解をしてほしい。したがって、もし、お母さんだけでなく、その日にお父さんからもおこづかいをもらったとしたら、複式簿記で仕訳を作ると以下のようになる。
○月☓日 (借方) おこづかい 1200円 / (貸方) お母さんからのおこづかい受贈益 500円 / お父さんからのおこづかい受贈益 700円
右側が2行になったことがわかる。左側は1行のままだ。そして、右側の金額を合計すると、左側の金額の合計と一致していることもわかるだろう。これも複式簿記の仕訳である。このように、右側が2行になったりすることもあるし、反対の左側が2行になったりすることもある。もっと行数が増えることもある。仮におじいさんやおばあさんからももらったとしたら、3行、4行と増えることになるだろう。(狭義の簿記の範囲外だが、連結財務諸表の合算の仕訳などが典型例だ)
このように、複式簿記は「左側と右側」にそれぞれ科目を立てるゆえに「複式」簿記と呼ばれる。
(余談だが、行列簿記など、他の記帳方法も存在する。自分も詳細は知らないが)
複式簿記の場合、仕訳帳に仕訳を書いたあと、勘定科目ごとに総勘定元帳と呼ぶ別の帳簿に転載する。この転載する作業を「転記」と呼ぶ。(この後もいろいろ話はあるが、まあこれくらいのことがわかれば複式簿記のイメージが持ってもらえるはずだ。)
いろいろ例を挙げて説明してきたが、今までの内容をまとめる。
1.簿記とは「経済価値の増加や減少を記録して、帳簿につけること」を意味する言葉である。
2.簿記の頭に○○簿記と言ったように、修飾語がつくときには、その修飾語は業種や記帳法(帳簿の記入形式)を詳しく説明している。前者は商業簿記や工業簿記など。後者は単式簿記や複式簿記といった言葉がよく使われる。
3.複式簿記という簿記は、仕訳が左側と右側の2つに分かれている。左側の合計と右側の合計は同じ金額になる。単式簿記は1つである。
といったことを説明してきた。おそらくこれだけ知っていれば、簿記という言葉がおおよそ何を意味するかわかるはずだ。(会計という言葉はまた別の意味になる。単語が違うということは、当然その意味は違うのだから)
もしこれを読んだ人に子供さんがいたりして、その子供に「簿記って何?」と聞かれたとしても、今までの内容を漏れ無く、内容を興味を持てるようにある程度やさしいものに組み立てなおして説明してもらえれば十分わかるはずだ。
簿記という言葉の意味については、会計方面に接点がない人は、今までの内容を理解してもらえれば、十分である。もちろんこれから会計を学ぼうとしている人も、今までの説明で、これから学ぶ内容と矛盾が起こらないように配慮して説明してきたので、そこそこ役に立つはずだ。
少し時間が経ってしまいましたが、個人的にはなかなか効率よく勉強できたのではないかと思うので、備忘録も兼ねて勉強方法について書いてみたいと思います。
簿記2級を理解していること。
公認会計士 短答式対策シリーズ ベーシック問題集 財務会計論 計算問題編
公認会計士 短答式対策シリーズ ベーシック問題集 財務会計論 理論問題編
公認会計士 短答式対策シリーズ ベーシック問題集 管理会計論
計16冊30660円也
TACのサイトで買うと割引されるので僕は全てTACで揃えましたが、
ネットスクールのとおるシリーズでもいいと思いますし、大原の短答式シリーズでもいいと思います。
基本的な流れとして、テキスト→問題集→過去問→過去問→過去問という流れはよくある簿記2級に○週間で受かる!みたいなのと同じです。
まずはテキストを読んで練習問題を解きます。1冊10hくらいで読みたいところですが、連結や意思決定のあたりは時間がかかるかもしれません。
連結や税効果はなんとなく難しい感じがしますが、個々の仕訳はそこまで難しくないので、意味と出所を理解できるといいと思います。
トレーニングの問題には重要度に応じて星が1~3つ付けられています。
時間があまりないので、星1つは無視して2つと3つの問題を解きます。
わからないところがあれば、都度テキストに戻りつつ、どうしてもわからなければ先に進みましょう。
後からわかることもあるし、最後まで理解できなければ計算テクニックとしてこういうもんだと覚えてしまってもいいと思います。
160hあれば2周くらいは解けると思います。
各回に商簿・会計・工簿・原計で大問が4つずつあるので、それぞれ1時間くらいで解きます。
たぶん全然できないので、解説を読んでテキストを読んで、わからないなりにどんどん進みます。各回8hくらいはかかると思います。
今度は本番通りに商簿・会計で1.5h、工簿・原計で1.5hで解きます。
合格点は取れなくても、前回は手も足も出なかったところが、今回は戦えたくらいでもいいと思います。
各回4hくらいで進めるといいと思います。
・一つ一つの仕訳をきらず、ダイレクトに答えの数字を出す練習になる。
などがあります。連結なんかはこっちの問題をやった後だと1級は基本的過ぎてつまらないくらいです。
3回目ともなると見覚えのある問題も多く、スピードはずいぶん上がっているのではないかと思います。
わかっている問題は考えずに一直線に解ける分、各回2~2.5hくらいで解きたいです。
ここにきてまだ「何でそういう処理になるか分からない」というところがあったとしたら、
「この数字とこの数字を使うと答えの数字が出る」という方法を見つけてそのまま覚えてしまいましょう。
ここまでで500hです。きちんと測っていたわけではありませんが、勉強期間と1日の勉強時間から逆算して丸めると大体こんなところだと思います。
500hというと、勉強期間としては学生なら3ヶ月~半年、社会人なら1年~1年半といったところでしょうか。
簿記の試験勉強は1にも2にも問題演習だと思いますが、問題集と過去問だけでなく、会計士の教材を使ってみるのもおすすめです。
いわば資本主義社会の「産業廃棄物」「スクラップ」「規格外部品」
進学校の勉強にはついていけないので商業高校を受験し文系科目に絞って3年間
通信教育に励むものの英語の成績が低すぎて、Fランク大学に推薦で合格。
Aランク大学の学生との研究会のディスカッションで人間と猫くらいの知能の差を実感。
バイクに乗る→アクセルとブレーキを同時に作動させ身体ごと宙に舞って受身で落ちる位運転下手の上方向音痴。
コンビニのバイトはレジ・品だし・接客・他のバイトとのコミュニケーションがからっきし駄目で1ヶ月でクビ
駄目なところを直そうと卒業後は周囲の反対を押し切り使い捨てソルジャーになるが1年でクビ。
懲りずに接客のバイトで欠点を是正しようとするが結局直らず2年でクビ。
無能が酷いから周りから蔑まれ疎まれても「自分の無能が周囲の空気を悪くしているから何を言われても仕方ない」と思い込んで
奥歯が半分に磨り減るほど耐えてきたが限界が来たみたい。酷いこと言われる度に自分の無能を棚に上げてキレそうになってた。
(当時「自己啓発ブーム」を真に受けてた。)
数年後、フリマや日雇いの仕事を重ねることで外に出れるようになってきた。閉じこもっている間に勉強した語学を生かして
なんとか毎月飢え死にしないで生きていけるだけのお金を誰にも雇われずに稼ぐ事ができるようになった。
最近、周囲の就職に対する期待が重たい。「あなたは正社員で就職できるはず」と思われてる。
空白期間が数年あってこれだけクビになり他人への気配りができず運転も下手でレジも苦手でしょっちゅうどもる30超えた人間など
資本主義社会の規格外部品。バイトですら雇いたがる会社はないだろう。
「来世にご期待ください」と言ってI can flyしたくなる時もあるけれども死にたくない。
なぜなら二度も川の深みに嵌って死に掛けたから(自殺ではなく川遊びで)息ができなくて喉に水が入り身体は浮かばず沈んでいくあの時の絶望感は言い尽くせない。
寿命が来ても死にたくない。周囲を不幸にしようが私を必要としてくれる人が皆息絶えるまでは生きていたい。
そんなわけで
増田はずうずうしくも自分で頭を使わず人が作ったマニュアル通りに仕事すると毎月給料が貰え周囲の人達から蔑まれず認めてくれる安心感が欲しい。
増田の知能の程度では難しいから「来世にご期待ください」という答えは分かっているのだけれども今日も届かない2次面接の結果のメールを待つ。
3年間くらい無能を蔑まれる生活を続けてた間に増田は悪い方向に根性がひねくれました。
「他に向いた職場が・・」 →増田脳自動翻訳「お前に勤まる仕事なんかねーよ」
無能で迷惑を掛けつつ自分より頭が良くて高慢な人々に軽蔑されながら一生を生きてくつもりでございます。はい。
皆様これからもよろしくおねがいします。
そして自分よりも若く頭の悪い人を見下すような言い方はしないように気をつけながら生きて生きたい。
増田はこの世に自分が産まれてきた事すら迷惑で軽蔑されても蹴られても仕事場では無能は耐えるのが当然と思い込んだ時期があった位には辛かった。
どんなにイライラしてもああいう事はしたくない。
普通だ!!!!!!!!!!
http://anond.hatelabo.jp/20081220025833
上記のエントリが人気だったのが数日前。
話題がクリスマスとかM-1グランプリとかに移り変わってしまっているが、今タイミングで自身の体験談を書き記していきたい。
テクニックとかライフハックとかは私にはよく分からねえですが、誰かの役に立てればこれ幸い也だ。
会社で取らされることはほぼ無いんじゃないかと思います。
合格でいくらか一時金は出るかも分かりませんが、簿記一級が必須になるようなシーンは想像できない。
また、合格と同時に税理士挑戦権が獲得できるので、挑戦権を持ってない人がこのために勉強するパターンはあると思います。
ただやはり、なんと言っても「1級」という甘美な響きが全ての意味だと言って過言ではないでしょう。
それはもう、ええ、それはそうでございます。
あとは日経がよく読めるようになるような気がします、それは気持ちの問題です。
1級取って決算書読んで投資に生かそう!とか思わないでください?あんなんプロの殴り合いですよ?
日商簿記2級に受かったけど、1級どうするかなあって思ってる人
最初にぶつかるのは「独学」か?「スクール」か?という選択になると思う。
もっと上位資格だとノータイムでスクールに決められるのだが、さて1級だと微妙、どうするか。
費用面から言えば
独学→テキスト2,000×6冊 / 問題集2,000×6冊 / 応用問題集2,000×2 / 過去問2,000 合計30,000円
といった感じ。最終的には人によりけりっていうか塾とか予備校とかが性に合う人はスクール行ったらいいんじゃないですかしら。
独学にしても教材は必ず最新版を使用するようにしてください。
古いのを使ってしまうと、当時の会計基準と今のとで思いっきり変わっていて痛い目を見る可能性が。
私の場合は3級、2級と独学で取れてしまったので「えへー、やっぱりトレンドは1級だよね」ってことでカジュアルな気持ちで半年間独学で勉強したのですが、
いざ本試験になったら全く全然手も足も出なかったので「あかん、あかんて、こんなんちゃうねん、こんなんちゃうねんて!」と松本人志名文句を呟きながらスクールに通うことにしました。
3ヶ月で受かる!とかそういうのは頭の良い人に任せておいてですね、
社会人の人は土日使って内容を一巡するだけで5ヶ月くらいは見といた方がいいんじゃないでしょうか。
その状態で過去問を解くとサッパリ点が取れないと思うので、そこから基本問題をもう1周するなり、応用問題を解くなりで更に3ヶ月。
最後の2ヶ月は答練に通うなり過去問を解くなりで過ごしてください。
というかスクールのスケジューリングをそのまま書いてみました。
ペースメーカーとしての使い方と「周りはもう、こんなに解いている!激ヤバ!」と自身にプレッシャーを与える使い方がスクールの正しい使い方なのではないかと個人的には思います。
大体450から500時間くらいで受かったので、土日5時間ずつで1年という感じでしょうか。
日商簿記1級は「商業簿記」「会計学」「工業簿記」「原価計算」の4科目に分かれており、
それぞれの科目で10点以上、且つ、総合点で70点以上取ると合格、という試験方式になっています。
さて、点数を取るためにはどの科目に力を入れた方が良いでしょうか?
はい、もちろん苦手科目の方が点数の伸びが良いのでそれに力を入れるのが正着です。
ただ原価計算は回によって難度のばらつきが激しく、崩れるときは1問目から総崩れもあり得る恐怖の科目なので、足切りを絶対に回避しましょう。
「商業簿記」は過去問レベルの問題をいくらか解いて掴める科目。一番出題パターンが少ないので。
とりあえず連結税効果会計を後回しにせずにやっておくと自信に繋がるのでは。
「会計学」は「この単元はボリュームは少ないけど何だか面倒なことになってるし、後で覚えることにしよう」ってなところを狙って出してくるので酷いと思う。
流行の論点が出る傾向にあるとかいう話なので、工事進行基準とか狙われるんでしょうかね。
なんだかんだで満遍なくやることになる科目で、一番最後に仕上がるのはここじゃないかと。
「工業簿記」はパターンはパターンなんですが、そのパターンの分岐が多いので結局、根本的な理解が必要になってくる。仕方がないと思ってやるしかない。
「原価計算」はとにかく頑張れ。球が来るからそれを打て。
ボタンが大きくて、戻る機能が有ればいいです。
この試験は2級までと違い得点調整が行われるため、合格率は大体8から15%内で推移しています。(調整してそれかよ、という話もありますが)
合格率10%前後ということで身構える方も多いと思いますが、そんなに皆が皆真面目にやってやしませんて。
試験終了後、集められていた答案は割と白かったですよ?
ちゃんと勉強すれば、割と短期できちんと返ってくるタイプの資格だと思います。
1年半は短期ではないという向きもありますが、それはそれとして。
1級程度で調子に乗って周りに吹聴していると、税理士や○○○○士が出てきてこてんぱんにされますよ!!!!
(丸の中には勝間和代が入ります)
http://d.hatena.ne.jp/Hash/20081219/1229690768
というエントリが盛況らしく、実際に非常に分かりやすく書かれていており、すばらしいと思う。
ただ、分析をしっかりしすぎた結果、簿記ちょっと難しくね?という印象を持たれかねないと思ったので、
シンプルにこれだけやれば受かりますよという間口として分かりやすさが必要と思い、別のものを書かせてもらった。
これをみて難しいと思うかそうと思わないかは個人次第。基本は時間かければ誰でも受かる(受かっている)。
2級を取ったから財務諸表を読みこなせるとかないから(笑)あくまで入り口。そして、その入り口が大事。
たとえば、新聞読もうにも、日本銀行って何?赤字国債と建設国債の違いって何?だったら話にならないでしょってこと
多くの人間にとって、概念を知ることとそれを使いこなせることは違う。一部の人間を除き、方程式の解き方を知ることと実際に試験で
制限時間に自分の頭だけで方程式の問題を解くこととは違う。その例に漏れず、簿記も実践に時間を割きたい。
まず、3週間で受かる方法としては、2級は3級を内包すると割り切ることである。
(実際は95%位かもしれない。2級受かって3級落ちるというのはありうる)
3級 概念 3日間 実践 3日間
2級 概念 4日間 実践 11日間
という3週間の割り振りである。正直、概念掴みに時間をかけすぎな日程だと思う(特に3級は一日で済む)早めに実践に移ってもらいたい。
この日程は簿記を受けた方も受ける方も無茶だと思う人がいるだろう。
(受けて合格した方の多くはこの日程でも大丈夫と分かってもらえると信じる)
しかし、近道というものはあるもので、概念掴みにお勧めできる参考書というのがあるからこの日程に自信を持っている。
これは一冊7daysと書いてあるが、目を通す、ざっくりとした理解をするだけならば、
3級は1冊3時間かかるかどうか、2級は商業、工業含めて8時間かかるかどうかというところだろう
(各項1題の練習問題があるがこれは30秒考えた後、答えを見て理解してほしい)
重要なのは、あとで手で書けば分かりそうなものというのは概念だけ理解してとっととやめるべきである。
2級までの簿記は難しいことなどなにもやっていない。ただ問題を解くのに時間はかかる。
テキストは単なる字引で、そのアクセス方法を知るためにテキストに触れるってだけ。
まず、イチローのスイングとは何かを知りたい。これはイチローの打席の映像を30秒見ればそれで済む。
問題なのは、その映像を見た後、本当に自分がイチローと同じスイングが出来るかということである。
そのためにはイチローと自分のスイングをカメラで比較したり、イチローと同じ筋肉のつけ方をしたり、同じ経験が必要かもしれない。
かなり似たような、そして大リーグで活躍できるようなスイングの体得でも数年以上は必要だろう。
長くなったが、概念をつかむことと実践はあまりに違う。なので早く実践に移るべきである。
そして、簿記の過去問を10回ほどやれば分かるが、簿記にはパターンがあり、それさえ抑えればほぼ確実に合格できるのだ。
これを体で分かってほしい。
合格するための過去問題集 日商簿記3級―’09年2月・6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)
合格するための過去問題集 日商簿記2級―’09年2月・6月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)
すこし値は張るが、使いやすい過去問集だと思う。
ここで、重要なのが、3級の扱いである。2級で合格点を出せるようになれば(商業簿記、工業簿記比率よく)、3級で合格点を取ることは
容易である(そもそも2級受かれば3級落ちてもプライド以外何も傷つかないが)。
目安としては次3級の問題を解けば60,70点くらい取れそうだ。となれば速攻、2級の勉強へというのを参考にしてもらいたい。
2,3級ともにだが、はじめは20点取れれば御の字だと思っていい。
というよりそもそも、1回分通しでやれる強靭さは多くの人は持ち合わせていないため、大問1で解答を見る誘惑にさらされ、見るはずだ。
見ていい。
1回分やれる気になった時点で50点以上は取れるだろう。
一つだけ言うと、工業簿記は慣れと6パターンくらいしかない問題のとき方の暗記であり、過去問を6,7回やれば仕方なく身につく。
工業簿記を苦手に感じるというのは単なる練習不足で、それはテキストを見ることではなく、問題にあたって解決できる。
ペースとしては、1日、躓いて即解答を見ながら1回分やれれば望ましい。
3週間というのは含みを持たせた期間設定であって、
3級 概念 1日 実践 3日
位が可能な理論値だろう。しかし、こんなことは1,2割の人しか出来ないので1週間含みを持たせた。
一番重要なことを後ろに書くのもなんだが、簿記2,3級を独学で同時に3週間受かる方法は一日2、3時間
(3時間は多すぎ?また、理論値ほどではなくても順調に行けば最後の4,5日は調整期間でほぼ無勉)の支出が必要。
なので40から50時間くらいは勉強が必要と思う。これを多いと見るか少ないと見るかは人次第だが、
タイトルの割には時間かけてるなという感想を持つ方は多い気はする。
最後に。使うテキストでは対応不可能な異常に難しい試験のときがある確率は否定し切れません。それはもう仕方ないということで。
あと、落ちても次に受かればいいだけの話ですから次の申し込み日を忘れずに。受かったところで自慢できる資格では絶対ない割には、