はてなキーワード: 屋根とは
「地球温暖化防止には原子力発電を」--グリーンピースの創設者らが提言
有力ベンチャーキャピタル、Accel Partnersのゼネラルパートナーを務めるPeter Wagner氏は、原子力を動力とする自動車が10年後にはサンフランシスコの街を走っていると予測している。
原子力で動くといっても、Wagner氏が考えているのは間接的な利用形態だ。自動車に原子炉が設置されるわけではない--サンフランシスコで開催中の「Venture Capital Investing Conference」のパネルディスカッションでも、同氏はそう説明している。むしろ、石油の価格が高騰を続け、地球温暖化が日に日に悪化する現状を考えると、エネルギー源としての原子力について、米国民も容認に向かうはずだ、というのが同氏の見解だ。
Wagner氏が考えているのは、原子力発電により送電網に電力を供給し、この電力を使って各ドライバーが電気自動車を通常のコンセントから充電するというシナリオだ。また、ガレージの屋根にソーラーパネルを取り付け、これを使って充電することもおそらく可能だろうという。
「規模およびコストを考えたとき、(化石燃料消費の)上昇を押しとどめられる存在は原子力をおいてほかにない。原子力の復活は、当然の論理的帰結だ」(Wagner氏)
電気自動車は、実際に道路を走行しているものはまだほとんどないものの、少数ながら支持者を増やしつつある。なかには、ほぼ電気だけで走るプラグインハイブリッド車を趣味で造っている人たちもいる。また、新興企業のTesla Motorsは、オール電気のスポーツカーを7月に発売する計画だ。
とはいえ、原子力は政治の世界ではいまだに敬遠されている。また、一部の科学者は、地球温暖化対策として原子力を用いるべきではないとの考えだ。たとえば、憂慮する科学者同盟(Union of Concerned Scientists)は3つの問題点を指摘している。1つは核廃棄物の問題、2つ目は壊滅的な被害をもたらす大事故の危険性、そして3つ目は原子力発電所がテロリストの標的にされる危険性だ。それでも、最近になって原子力への注目はにわかに高まっている。環境保護団体Greenpeaceの創設メンバー、Patrick Moore氏も原子力に目を向ける1人だ。同氏はGreenpeaceを離れたのち、環境保護団体のGreenspiritを設立し、原子力発電を支持する姿勢を打ち出している。
その主張がさまざまな議論を呼んできたMoore氏は2005年4月、米国議会の小委員会で次のように証言している。「Greenpeaceも含めて、環境保護活動家の大多数は過激な方向に走り、周りが見えなくなっているように思う。その結果、米国の増え続けるエネルギー需要を満たし、エネルギー源を確保していく手段として原子力を利用すればそのメリットは非常に大きいことは明白なのに、この点を見落としてしまっている。米国が常に増大するエネルギー需要を満たそうとするなら、この国の原子力産業は活力を取り戻す必要があるし、成長の余地を与えられなくてはいけない」
※5年前の記事です。
自分は動かずに、口だけ出す。
相手が書いてもいないことを勝手に補足して罵るのは、君の説得力を著しく落とすだけだ。
元増田は自分が動かず口だけ出した、なんてことは書いてないぞ。
与えられた作業をちゃんとこなしていたと言ってるじゃん。
家来か何かのようにってなんだ?
「この方が効率的」と言ってるだけじゃん。
あのな、お前、そのボランティアの何を知っているんだ?
誰がどの作業に適しているか、わかってんのか?
元増田がそういう高度な適材適所の話をしてるようには読めないが。
誰でも・みんなが出来る作業について、効率を良くするノウハウがあると言ってるだけでしょ。
俺は子供のころの草刈ぐらいしかボランティアに参加したことないからその点は君にも元増田にも劣るが、
ボランティアってのはその作業によって誰かの助けになるのが目的なんじゃないのか?
もしそうではなく、目的がボランティア参加者の爽やかな筋肉痛とかフィットネス効果とか精神的満足などであれば
作業効率なんかそっちのけにせよ、は正しいが。
あと文法的には「金を貰って働く」か「金を払って働いてもらう」だね。
え
屋根から雪を落として住民の高齢者に喜んでもらう、が目的じゃないの?
(俺は純粋にボランティア無知なので、これは嫌味でも何でもない質問だ
サークル活動的な、参加者の心地よい疲労や充実感や出会いの為にするのがボランティアだということであれば
確かに俺や元増田の方法論はおかしくて、あんたの方法論が正しい)
一応、ボランティアの目的が「被災者支援、被災者の生活を実効的に楽にして喜んでもらう」だと仮定して話を進めるけど
その目的の為になるべく効率的な段取りや指揮があってこそ参加者のモチベーションが上がるもんではないのか?
俺が参加するなら、明かに非効率的なリーダーの下に、俺の流す汗に無駄が多いんじゃあモチベーションが下がるけど。
1日終わって、
おおっこんなに片付いた!っていうのと、
疲れただけであんまり作業の成果出てないな…っていうのと、
1日、ひょっこり来て、すぐ帰るようなやつは入らない
純粋な質問だけども
非効率的にめいめいデタラメな行動をさせておくとまた来てもらえるようになるものなのか?
だとすればそれはどんな理由なんだ?
何がプロだ お前は金もらって働いてもらうスタッフを使ったプロかもしれんが、ボランティアコーディネートはこっちがプロなんだよ
最後の質問だけど
電力会社に月3000円ぐらい売ってるらしいから、買取単価(1kWhあたり24円)から逆算すると125kWh/月ぐらいだと思う
1日平均で約4.17kWhってところか
東向きの屋根(傾斜15°ぐらい)にしか設置されてないようだから、パネルのピーク発電能力170W×8=1360Wから考えると、まあ妥当な値かな
全ての一戸建に家庭用太陽光発電システムを設置しても、2008年の総電力需要の10%程度しか補うことができない。
家庭用太陽光発電システム(3.29~4.3kW)の予測年間発電量の平均は4,234kWhに過ぎない。住宅・土地統計調査によると2008年の一戸建は27,450,000軒(共同住宅を含む住宅総数は57,586,000軒)。全ての一戸建住宅に家庭用太陽光発電システム(3.29~4.3kW)を設置すると、116,220GWhの発電量となる。
2008年の年間総需要は1,082,014GWhなので、家庭用太陽光発電の潜在資源量は総需要の10.7%に過ぎない。集合住宅を加えても一軒あたりの屋根面積が少ないため大きな変化は無いであろうし、むしろ日照条件が良好でない一戸建住宅もあるので、これより少ない発電量しか見込めないであろう。
まぁ簡単な話ではないとは思いますが,無理というのは何かしら根拠のある話なのでしょうか.私もよく知らないのですが,太陽光パネルの生産力ってどれくらいんなんでしょう.
下記を見ると60%くらいは輸出しているらしいので,それを国内出荷に回せばとりあえず通常の3倍くらいの生産はできそうですね.(まぁそれでも福島第一原発1~5号機の総出力は3.5GWらしいので,半分くらいですが.改めて原発パワーのすごさを思い知りますね.)
接地能力ってのは屋根に取り付ける工事側のキャパってことでしょうか.まぁそれは大変そうですが,太陽光パネル設置工事にすごい高い専門性が求められるというのでないかぎり,補助金つけてサイクル回りだせば業者は増えるのでは.
とはいえおっしゃる通り今夏までに全家庭に太陽光電池とかはありえないでしょうね.でもまぁやり始める価値はあるのでは.
パネルを作るにも電力がいる。
これは安易な案ですが,(残念ながら東日本には持ってこれない)西日本の電力使ってやればいいんじゃないでしょうか.まぁ別に海外で増産してもいいですが.下記は2011年のニュースですが,中国やチェコでも作っているらしいです.じゃぁあちらでじゃんじゃん電力消費して太陽光パネルを作ってもらいましょう.
難易度が高いからといって組み合わせない理由にはならないのでは.選択肢は多いほど多様なほど良いでしょう.高性能な蓄電池ができない限り太陽光発電がメインになることはありえないでしょうが,当分は電力量が足らなくて猫の手も借りたい状況なのだから,その理屈で太陽光発電を組み合わせにいれるのは無理な話ではないのでは.
火力はご指摘の通り燃料確保に不安要素があるので将来的には依存しないようにするべきでしょうが(メタンハイドレードとか出てきたら変わるかもしれませんが),当分は活躍してもらうしかないんでしょうね.
「現実的な効果」というのは何を指しているのでしょうか.現在出回っている出力レベルのソーラーパネルが戸建やマンション,病院,学校,などなどの施設に普及したとしても,
それはなんら効果をもたらさない=電力会社が作らないといけない電力量は変わらない,ということですか?
やっているのをもっと押せという案です.ETCとかエコポイントとかくらい派手にやってくれと.今夏にも計画停電をするという話が出ているのだから,ここで「政府としては太陽光発電の設置を推奨します.補助金をつけます.売電の仕組みも整備します.」とすれば,かなりの人が動きそうな気がしますが,いかがでしょう.「助成金付けて必死にやってるよ今」というならば,それをもっと大がかりに仕掛けるチャンスなのでは?という話です.
固定価格買取制度(フィードインタリフ制度)入門@産総研・櫻井啓一郎
http://ksakurai.nwr.jp/R/slides/WhyFIT/
「固定価格買取制度」とは、再生可能エネルギー(いわゆる自然エネルギー)の普及と技術開発を促進する、助成政策の一種です。英語では「フィードインタリフ制度(feed-in tariff law)」などと呼ばれ、FITと略記されます。 透明性が高く効果にも優れることから、ドイツやスペインなどを含む世界中の40以上の国や地域で広く用いられています。これまでの実績の違いから、今では再生可能エネルギーの普及を促進する方法の中で最も有効な手法とされています。
こうなる前から、各社頑張ってるんだよ。でも、買わなかったのは誰だよ。
興味示さなかったのは、誰だよ。
それこそ原発推進派の方々が言うようにコストパフォーマンスの問題で,太陽光発電の(個人レベルでの)損益分岐点が多くの人々の納得できる数値じゃなかったということでしょう.売電しても初期投資回収できるのには数年かかり,(成長が見込まれるだけに)数年内にもっと安価で高性能なパネルが出てくる可能性があるため,個人レベルでの損益分岐点はかなり高めに設定されていたと思われます.
今回,原発事故および計画停電の問題回避のためなら政府はある程度コストを払う価値があり,その費用の投入先として太陽光発電を選べば,太陽光発電の損益分岐点が多くの人々が納得できるところに達する可能性があるのでは,という話です.
日本が脱原発をすると、世界中に動きが広がると思うが、世界中が脱原発したら、燃料はどうなるのか?CO2はどうなるのか?
という問題は非常に興味深い。
風吹けば桶屋が儲かるという話ではないが、脱原発を叫べば安全になるということでもない。
今、リビアで何が起きているか?そして、それは何のためか?理由はいろいろあるが、産油国であるという事実が関係しないわけはないだろう。
ガスだろうと、メタンハイドレードだろうと同じことだ。究極は戦争になる。
ソーラーへの以降は急務ではあるが、まだ、ソーラーの発電力は足りないし問題を抱えている。
モノづくりをやめれば、為替が悪化して、結果、燃料費が高くなる。あとはジリ貧。
なんども言うけど、今やってるじゃんソーラー。助成金とかでるんだから、みんな、屋根に付けてよパネル。という話かと。
みんなが、ソーラー付けると助成金足りなくなって、増税になるけど仕方が無いよね?
とはいえ、こういう状況じゃなかったら、ソーラー増税できたかどうか・・・。
結局、問題なのは、今まで電気代が安すぎたということ。原発を使うなら、もっと電気代を上げて、問題があったときに皆が避難できるように、費用を貯蓄しなければいけなかったこと。
正直、電気代と2倍に引き上げれば、年間4兆円の貯蓄ができる。あれは約40年前の原発だから、
40年間の積立で160兆円 これだけの積立があれば、かなり大規模な避難ができた。
水や食料も、今の何倍も、備蓄できただろう。
ようするに、私たちの払っていた電気代が、安すぎた。という事が一番の原因だろう。
私たちは、私たちの安全のために、電気系の増税を受けいて、電気代の上昇を受け入れなければいけないということだ。
安全はタダじゃない。
直接想いを告げることはできませんでしたが、いつも一緒に遊んでいました。
時を経て、高校生となり、一丁前に恋人ができ、すっかり忘れていたつもりでした。
ところがどっこい、ある日突然私の前に現れて、楽しかったこと、
私が楽しくなれるようなことを次々としては去っていきました。
そう、夢の中で。
あれ?なんでこの人の夢を見るのだろう?
とっくに忘れていたつもりだったのに。
その後も何度か、突然夢の中に顔をだしては
心がポワンと温かくなるようなことを次々としでかして去っていきます。
学生から社会人となり、大人の階段を徐々にのぼり始めていました。
その後私は
いろんな人と出会い、いろんな人に恋をし、
その時その時を全力で
楽しんだり苦しんだり泣いたり笑ったりしながら過ごしてきました。
そしてある日、
その代わり、今後は別の人が現れるようになりました。
その頃私は、ブログを立ち上げ始めた時期でネットという世界に興味津々。
その日は普通に会話をし、
気にせず帰ってきました。
その後、メッセンジャーを通して文字で会話をするようになり、
この時も私には、付き合い始めたばかりの彼氏もいて、
ただただ、会話するのが楽しくて
それどころかいつも怒られてばかりで
というか怒らせるようなことをしでかしている私が悪いのですが
その人が突然夢の中にでてくるようになったことは
本人には口が裂けても言えません。
言ったら「きめえよ、ふざけんな」と怒られること確定だし。
また、言ってしまうことで大事な何かが壊れてしまうような気がして
ところがそんなことに気を遣うなら、もっと別のことに気を遣えよ
と、自分で自分を責めてあげたいことをやらかしてしまったのです。
平身低頭で謝ったのですが、許してくれる気配がまったく感じられず
なのに夢の中には相変わらずちゃっかり現れてくれちゃって
目頭が熱くなるようなうれしいことをジャンジャンやらかしていくのです。
夢から目覚めると、指先までほわっと温かくなっていて
定期的に夢の中にはでてきてくれますが、
実際には二度と話すことができなくなってから2.3年の月日が流れていました。
ベッドに横になり漫画を読み始めた時にそれはやってきたのです。
ひとりぼっちだった寂しさと、6階という高所にいた為、
「私、淘汰されるかも・・・今度は私の番だったんだ」
という諦めと恐怖が入り混じった感情がドクドクと体中を駆け巡りました。
棚という棚から物が飛び出し、食器や鏡が割れる音が響き渡ります。
ニュージーランドで起きた震災の家屋倒壊をニュース映像で見ていたので
あの映像が頭の中でシンクロしていきます。このマンションは突貫工事で建てたっぽく
新築なのにあちこちに不具合がでていて、やばそうな気配を醸し出していたからです。
揺れが若干収まったあたりで、外の様子を見てみることにしました。
そして子どもの泣き声が。
2つ先の部屋に住んでいる子でした。
ドアが開いていたので様子を見に行くと、お母さんが放心状態で立っています。
小学生の女の子がワンワン泣いている2.3歳くらいの妹を抱きかかえるようにして立っています。
とりあえず避難だ!
幸いにもここは避難所である学校の近くです。その親子と一緒に避難所に向かいました。
一人じゃないっていうことで、私自身がすごく救われた気分になりました。
避難解除がなされ、深夜頃、自宅に戻ることができました。
「私まだ、生かされてる」
再びベッドにごろんと横になり、ここで私の走馬灯はまわりはじめました。
私がかかわってきたいろいろな人が頭の中をめぐりはじめました。
真っ先にあの人のことが浮かんできました。
今更連絡なんてできないしなー
なんて思いながら、幸い停電することもなかったので
なんと、あの人からのメッセージが地震直後に入っていたのです。
「だいじょうぶだったか?」
たった一言、
たったその一言だけなのに
まだオンラインっぽかったので、
なんと返事が返ってきました。
2.3年ぶりの会話です。
お互いに地震直後の状況を軽く報告しつつ
最後に
「生き残れたら、また一緒に遊ぼうね」
「絶対やだ」
と帰ってきました。
うんそう、いつも通り。昔と変わらない反応です。
夢の中でいつも助けてもらっていること、
すごくごめんなさいってずっと思っていたこと
言いたいことはたくさんあったけど、
あえて言う必要はありません。
あの人にとっては、ほんの軽い気持ちで声をかけてくれたのでしょう。
全てを伝えてしまうにはあまりにも重過ぎて、
というか
ほどけかけていた紐が、またかろうじて繋がったのに
でもだけど
心って結構通じるんじゃね?
って思えたことは事実だし、
「災い転じて福となす」って結構本当のことなのかもしれません。
知らず知らずのうちに、誰かを救っているかもしれない。
人は誰もがどこかで誰かの救世主になっているのかもしれません。
今日もどこかでまた別の人を救っていることでしょう。
やはり潜在的に想いがあるのかもしれない。
ということで、このお話は一生自分の中にしまっておくつもりでしたが、
今回の大震災で心を病み
あれこれ考えすぎて思い悩んでしまっている人に送りたいと思います。
人と人は繋がっていて
自分の意思とは裏腹に、人を救ったり、時に人を傷つけている。
ということを。
で、結局、私はその救世主にいつかその話をするのかって?
これ以上嫌われると本当に口も聞いてくれなくなりそうなので
親に聞いたら、月々7000円ぐらい電気代払いつつ、3000円ぐらい売ってるらしいよ(毎月125kwhぐらい発電してる計算)
あと夏場に地下の冷気で部屋冷やすやつとか、太陽熱温水器とかも付いてる
築10年ちょい
http://anond.hatelabo.jp/20110321022237
# 太陽光発電
* あのパネルの単位面積当たりの発電能力がどれくらいか知ってる?
* あのパネルを何平方メートル展開したら、日本の原子力発電の総出力と同等になると思う?
* ソーラーパネルやそれに繋ぐ蓄電池の原料とかどうすんの?ソーラーパネルの主な材料であるケイ素自体、精製するのにものすごく電力食うんだけど。
条件に合う、一般家庭の屋根全部に載せさせてもらって、使用料を払う。その代わり設備自体は東京電力の物だから、電気料金は普通に払う。太陽光パネルを自分の物にしたくなったら、償却分を差し引いて対価を払えば、その家の物になることにする。ってんじゃダメ? どの道、クリーンエネルギーとして太陽光発電を進めるつもりがあったでしょ? ソーラーパネルは外国で作ってもらえばいいじゃん。それこそ、切実に必要な支援でしょ?
政治家やメディアは激怒している、ハリケーンカトリーナに便乗した物価の上昇に。彼らは、ガソリンスタンドや水の売人を懲らしめようとしている。
もしもあなたが卑しく貪欲な金の亡者を懲らしめ得点を稼ごうと思ったら、大変良いのは「便乗商法」禁止の法律を作る事だ。
しかし、もしもあなたがその法律で「便乗商人」から「守られる」側だとしたら、そんなに上手くいかないだろう。
次のシナリオを考えてみよう:あなたはのどが渇いている - あなたの赤ちゃんが脱水症状を起こさないか心配だ。あなたは空いている店を見つける。店主はあなたの苦境につけ込むのは不道徳だと思い、先週より一銭も高く請求しないとしよう。しかしそれでも水は買えない。売り切れだから。
あなたはさらに探求を続け、ようやくあの恐ろしい怪物、便乗商人を見つける。彼は先週1ドルだった一本の水を「法外な」値段で売りつけようとする。その額20ドル。それでもあなたは災害から生き残るため言い値を支払う。
あなたは便乗商人に憤りを感じる。しかし、もし彼が20ドルを要求していなかったら、水は売り切れだっただろう。あなたの子供を救ったのは、便乗商人による「搾取」だったのだ。
人々が自らの利益を追い求める事によって子供は救われた。あなたが店に着く前に、他の人がやって来た。ボトルが1ドルだったので、彼らは買い占めて行った。ボトルが20ドルだったら、より慎重に買うだろう。20ドルを請求する事で、便乗商人は水が本当に必要とする人に届くように出来る。
甘ちゃん政治家達が極悪人とみなす人々が最も役にたっている。ボトル入り飲料水の需要が上がって行くと考え、彼らは大量に仕入れ法外な利益で転売しようと目論んだ。もしも彼らがそうしなければ、水は最も必要としていた人々の所に届かなかっただろう。
ボランティアが水を提供していたかもしれないって?たしかに慈悲の気持ちから他人を助ける人もいる。しかし私達は慈悲に頼る事は出来ない。かつてアダムスミスはこう書いた。「私達が夕食にありつけるのは肉屋や酒屋やパン屋の慈悲のおかげでは無く、彼ら自身の私利私欲の追求からである。」
店主の視点で考えてみよう。もしも彼が大きく儲けようとしていなければ、そもそもなぜ店を開けたのだろう。被災地にとどまる事は危険であり、家族と過ごす機会を捨て見ず知らずの他人の世話をするという事だ。 なぜそこまでリスクをとるのか?
例えば屋根張り、大工、倒木の除去など、災害の後はどんなサービスにも圧倒的な需要がある。ニューオリンズが復興された時、地元の大工が不足する事は十分に予測出来た。街にいる大工の数では足りない。
もしもここが全体主義の国だったら、国は職人をひとかたまりニューオリンズに行けとただ命令するかもしれない。しかし、自由な社会では、職人たちは家や家族、従業員や客を残し、ウィスコンシンあたりからニューオリンズまで車を運転しないと行けない。もしウィスコンシンよりルイジアナの方で稼ぐ事が出来なければ、わざわざ旅に出るでしょうか?
中にはヒーローになりたいという動機の者もいるかもしれない。しかし需要を満たすほど毎週毎週十分な数のヒーローを期待する事は出来ない。多くの者はほとんどのアメリカ人と同じ理由で行くのだ。つまり、金のために。被災地に分け入る職人には彼の故郷よりも高い収入が必要だ。さもなければ行かないだろう。嵐が来る前のニューオリンズの同業者と同じだけしか彼に払わないとしたら、どんなヒーローでも「馬鹿言え」と言うだろう。
もし彼がその危険に見合った額を請求すれば、まさに助けようとしていた人々に道徳的法的に非難されてしまうかも知れない。しかしそう言う人々は経済の基本を理解していないのだ。価格を押さえつけると供給が途絶える。市場に任せて供給を増やそう、すると競争によって災害の条件が許す限り価格は下がって行く。不足していた商品が、貧しい人々でさえ手に入るようになるだろう。
水をもたらし、ガソリンを運び、屋根を直し、街を再建するのは「便乗商人」だ。「便乗商人」こそ命を救うのだ。
In praise of price gouging - John Stossel
http://townhall.com/columnists/johnstossel/2005/09/07/in_praise_of_price_gouging/page/full/
業務の前に書店に寄ることが、半ば習慣化していた。
人の声の重なりのような、妙なざわつきを感じる。
地面が揺れていることに気づいたのは、その後だった。
一昨日の余震だろうか?それならばすぐに収まるだろう。
生まれて初めて体験する激震が、我が身を、そして店全体を揺らしたのは、そんな甘い考えが脳裏をよぎった瞬間のことだった。
本を買うより、身の安全の確保が第一だ。
店を出る瞬間に、視界の片隅だけに見えていたものだけど、その光景は良く覚えている。
激しく揺れ動く地面と同様に、あまりにも落ち着きのない思考が私を動かしていた。
だけど私は運が良かった。ガラスが割れる軽やかな音に気づけたから。
目の前で、ガラス造りの街灯が落ちて地面に砕け散った。
あと数秒、私の走りが早かったら、危なかったかもしれない。
まずは身の安全の確保だ。最優先事項にやっと気づいた私は、元々いた書店の入り口近くにある金属の柱にしがみつく。
建物の近くにいては倒壊に巻き込まれるのではないか、という考えもあったが、倒れそうには見えない外見のビルであったし、何よりも、屋根があった。
何かが落ちてきても、屋根があれば最悪の事態を免れることが出来るだろう。
一息ついて油断した、その瞬間を見逃さずに追撃するかのように、それはやってきた。
もっとも、どんな覚悟も、あれの前には無意味だったと思う。
視界に入るもの全てが揺れ動いていた。地面が左右に揺れる、というのを視認したのは初めてだったと思う。
地鳴りと悲鳴が重なる。震度表には「立っていられないほどの揺れ」という表現があるが、まさにそれであった。
銀色の柱にしがみつき、身体を支えること以外、何も出来なかった。
勇気ある人は、危険な位置にいた女の子たちを比較的安全な場所へと誘導していた。
その後、ガラスの街灯がまたひとつ落ちた。ガラスの破片が散らばったけれど、気にしている余裕はない。
私は死ぬのか、この世は終わるのか。本当にそう思った。
長い、長い、私の体感では3分ほど、実際はもっと短いだろう(これを書いている時点では正確なデータがないのです)、
だけど長い地震が終わって、私の思考はまた落ち着きのないものへ切り替わっていた。
そうだ、職場に行かなければならない。
揺れが収まり、身動きが取れることを確認すると、私は職場のビルへと向かった。
エレベーターは動かない。12階立建てのビルの3階に職場はある。
階段の壁は一部が崩れ、破片がそこらに落ちていた。非常灯がなかったので、昼と言えど薄暗かった。
それは階段だけではく、各階でも同様のようであった。日の光が差し込むだけ、階段よりは明るかった。
ドアを押しあけ、オフィスへ入るとほぼ同時に、余震が襲いかかった。あの本震の直後の余震である。実際にどれほどの震度の余震だったのか、これも現時点ではわからないけれど、本震と同じくらい強いものに感じた。
「危ないから入ってきちゃ駄目!」と悲鳴に近い声が私に掛けられたけれど、入ってきてしまったものは仕方ない。
オフィスの中にいた他の方々とともに、私は机の下に身を隠した。
自ら飛び込んできた私はともかく、朝から働いていたオフィス内の人々は、突然の、しかも未曾有の大きさの地震を受け、憔悴しているようだった。
それから、階段を降ってビルを出て、一度は近くの小学校へ避難した。しかし、地域の方々の避難が最優先であるため、解散の命令が出るまで、私たちは歩道で待機していた。
その間も余震はまるで容赦しない。地面が揺れる、街灯や電線が揺れる。大きな看板が地震で壊れていて、たくさんの人が携帯電話で写真を撮っていた。
本震の最大震度が7と聞き、やっぱりね、とか、宮城県沖地震かな、などという話題が上がった。少量ながら雪が降り始めて、とても寒かった。
地震保険の話があった。我が家には適用されるのだろうか。いや、それよりも我が家は無事か。
携帯電話を操作して、自宅に電話をかけるも、繋がらない。当たり前のことだった。
それからしばらくして、今日のところは解散、ということが上司から伝えられた。私は家まで歩いて帰ろうとしていたけれど、同じ方向に住まいがある同僚がいたので、家の近くまで送っていただくことになった。
車道は当然のように渋滞していた。加えて、一部を除いて、信号も動いていない。
仙台市中心部から郊外へ移動しようというのだから、渋滞に巻き込まれるのは致し方ないことだ。30分で100メートル移動出来たかどうか、ということもあった。
正直に言えば、自宅まで徒歩で戻った方が、早く家についたかもしれない。しかし、車で送って頂いて本当に良かったと思う。
そう思う理由はいくつかある。ひとつは、複数の人とともに移動することによって、不安や恐怖と言ったものを少しは紛らわせたということ。また、車にはラジオが搭載されているから、最新情報を確認することが出来たのも大きい。外気を遮断し、暖をとりつつ移動出来たというのもある。被災直後から、仙台市内には断続的に雪が降り、吹雪くことさえあったから。
最終的なマグニチュードが8.8であるという報道を聞き、私たちは笑うしかなかった。この地震で亡くなった方が出るかもしれない、という話題にもなった。これを書いている今現在、確認されている死者は1000人以上であると聞いている。ここまで多くの方が亡くなってしまうとは、あの時、思いもしなかった。
移動中、私は家族が心配でならなかった。特に、自宅にいるであろう、母。我が家は築25年の木造住宅である。自宅が倒壊してしまったのではなかろうか、それに母が巻き込まれてしまったのではないか、心配で心配で溜まらなかった。
同乗している同僚は、2歳のお嬢さんを心配していた。夫の実家に預けているのだが、連絡が取れないのだという。
私も母との連絡は取れない。「頼りがないのは良い証拠」であるという、この場にはまるでふさわしくない故事を信じるしかなかった。
被災直後であるから、携帯電話は全く役に立たない。それはとうに承知していても、家族の安否を確かめたいというのは当然のことだ。電話はとても繋がりにくかったが、幸い兄との連絡はついた。それから、機械に疎い家族が見るかどうか分からないが、災害伝言板に書き込みをしておいた。
車に乗っていても、余震は我が身に伝わる。窓から見える外では、多くの人が歩いていた。結婚式の最中だったのか、よそ行きの格好のまま避難する人、スーパーのビニール袋を被る人、クリーム色のカーテンを纏う人、様々いた。
1、2時間も経つと、日が傾き、徐々に日の光が失われていった。明かりがあるのは車ばかりで、どの店、どのビル、どの建物も真っ暗なままだった。唯一、警察署だけは明るかったけれど、自家発電装置はいつまで持つのだろうか。
これだけの巨大な地震であるにも関わらず、高層ビルの倒壊がなかった、このことはすごいことだと思う。
しかし、それは外見の話だ。どこも大なり小なりの被害を受けていて、壁が崩れたり、窓ガラスが割れたりするのは当たり前、水道管が壊れて、水が溢れだしている家もあった。
3時間半ほどの時間を掛けて、自宅の近くまで送って頂いた。ここからは、歩いて帰ることになる。
外はやはり寒かった。実際の気温だけではない。街のどこにも光がない。駅の近くにある大きな交差点、そこの信号は機能していたけれど、他の信号は依然光を失ったまま。これまで車で通り過ぎてきた光景と同じく、街のどこにも灯りはなかった。
この夜の空は、山中で見るもののようだった。星座が確認出来るくらい、綺麗な星空。あまたの星がいつもと同じように、黒のキャンパスの上で煌めき、瞬く。暗い街並みといつにも増して美しい夜空を、私は生涯、忘れないと思う。
さて、この地震では、かなり多くの方が避難所での生活を余儀なくされている。
我が家はかなりましな状況であるということを、ここで記しておく(こうやって被災最中に手記らしきものを書いている時点でお察しの方も多いだろう)。
何せ、不自由なことは多いものの、自宅で生活が出来ているのだ。現在、これを書いている3日目の朝も、白いご飯を食べ、暖かな野菜のスープを飲み、ゆで卵まで頂くことが出来ているのだから。
4時間かけて自宅まで戻ってきたが、電気はついているはずもない。もしかしたらみんな、避難所にいるのかもしれない。あるいは……。
最悪の事態を思い浮かべながら、玄関を開ける。ただいまと誰もいないかもしれない家に声をかける。返事はすぐに戻ってきた。
家族は全員、茶の間にいた。みんな、無事だった。そのことに安堵の息を漏らしつつ、私は茶の間に入った。
意外なことに、茶の間は暖かだった。捨てるつもりでいた石油ストーブを物置から持ってきて動かしていたのだ。停電していても暖が取れるのはありがたかった。さらに、ストーブの上にやかんを置けば、時間はかがるがお湯が湧く。パンを置けばカリカリに焼ける。外は氷点下にまで冷え込む中、石油ストーブで外から身体を暖め、お茶で内からも暖める。とても幸せなことだった。これを呼んでいらっしゃる皆様には、是非一家に一台、石油ストーブの購入をお勧めする。
家の中には、父、母、兄、それに近くに住む親戚の小母さんがいた。小母さんは、この地震で誰とも連絡が取れず、また誰も帰ってこないという。家の中は地震で家具が散乱しており、中にはとても入れない。一人でいるのも不安である。そのため我が家に来たのだという。
自宅へ帰って来た頃、時刻はもうすぐで8時を迎えようとしているところだった。こたつの上には大きな蝋燭が立てられていて、その脇にラジオが置かれていた。懐中電灯もあるにはあるが、あまり明るくないので、部屋全体は照らせない。そのため、トイレに行く時等、移動する際に使われていた。
そういえば、自室に小さなライトがあるのを私は思いだした。いつだかに、ゲームセンターのUFOキャッチャーで取ったものだ。おもちゃに近いが、電球ではなくLEDなので、大きさの割には強い光を出す。
本棚が倒れたため、本で埋め尽くされ、足の踏み場がない部屋へ行く(自室の荒れ方がまた素晴らしかったので、出来ればお見せしたいところであるが、この時既に携帯電話の電池が切れていた。残念である)。机の引き出しの中にライトはあった。スイッチを入れると、白い光が散乱した部屋を照らした。
また、その時の私は、黒いタイツにストッキングと随分冷える格好をしていた。荒れ果てた部屋からジーンズを引っ張りだして着替えた。ついでに、タオルケットと毛布を茶の間へ持ち出した。
茶の間に戻り、ライトで辺りを照らしてみせると、蝋燭や懐中電灯よりも広い範囲をより明るく照らせたので、当座はこのライトで部屋を照らすことになった。裸火がなくなり、火事の可能性が低くなったのでひとまず安心した。
余震は断続的に続いていた。これを書いている今もそうだが、大小の関係なしに、何度も何度も地震に遭っていると、いつも地面が揺れているような感覚に襲われる。恐怖が完全に拭われることはなく、むしろ大きい余震があるたびに増大していった。
母は、少し昼寝をしようとしていた時に地震に見舞われたそうだ。これほど大きな地震であれば、逃げることをまず第一に考えそうなものだが、母は42型の液晶テレビが倒れないか心配だったらしい。テレビを支えつつ、近くの柱にしがみついて、本震を耐えきったそうだ。
兄は仕事をしていた。オフィスの中にあったパソコンは全て倒れて使えなくなったそうで、しばらくは仕事にならないだろう、それどころか解雇されるのではないか、と心配していた。
父もまた、仕事をしていた。スーパーでカゴ集めのパートをしている父は、地震の瞬間に店内にいた。これは危ない、と思い、しかし出口からは遠い場所にいた父は、普段は閉じられたままのガラス張りのドアをこじ開けて外に出たという。後から聞いた話によると、父の勤務地のスーパーは、天井が落ちてしまったそうだ。
ラジオから聞こえてくる男性の声が、この地震による被害の状況を伝える。泉区で家がひとつ倒壊した、壁に挟まれて死んだ人がいる、火災が発生した、津波で何もかも飲み込まれた……。いつもの夜のラジオなら、軽やかな音楽や楽しげに話すDJの声が漏れてくるのに、今宵は厳しい現実と、それを乗り越える手段が、無機質に流れ出ているだけだった。
私が自宅に帰宅して、1時間ほどして、親戚の小母さんの娘さんが帰ってきた。
この時、電話はまともに使えなかったが、メールやインターネットならば使用可能な状態にあった。
機械音痴らしい小母さんは、メールを打てない。私が代わって、娘さんに「小母さんは我が家にいる」との内容を打ち、送信したところ、娘さんはすぐに我が家に駆けつけた。それまでは近くの避難所を当たっていたらしい。
娘さんの勤め先は、長町にある。我が家は仙台市泉区に位置しており、長町とはかなりの距離がある。娘さんは同僚の方から自転車を借り、ここまで帰ってきたのだった。それまでに1時間半の時間を要したそうだ。
午後の10時頃に、小母さんの旦那さん、つまり小父さんが帰ってきた。小父さんは地震発生直後に車に乗ったのだけど、ひどい渋滞に巻き込まれて、この時間に帰ってきたのだという。実に7時間もの時間をかけての帰宅だった。
先にも述べたが、被災はしたものの、我が家はかなりましな方だった。屋根瓦が吹っ飛んだり、壁に多少のひびがはいったりはしたけれど、とりあえず住める状態にはあったのだから。停電していて茶の間以外は真っ暗だし、ガスも当然止まってはいるけれど、この時点で水道は使用できた。トイレも流せる。これだけで、精神に随分と余裕ができた。とは言っても、時間が経つにつれて水圧は低下していき、2日目の昼には断水になってしまうのだけど。
しかし、断水前に風呂に水を貯めておけたのは良かったと思う。おかげで、今のところ、トイレの水には困っていない。流石に大しか流せないので、そこらへんの節約は必要だ。
とにかく、電気とガスが使えないのが痛い。そうは言っても、ライフラインが回復するまでは今ある環境で耐えるしかない。母に菓子パンを食べるように勧められたが、遠慮して、お茶だけ飲んでいた。……皮下脂肪が厚いので、少しの間飲まず食わずでも耐えられる。
夜の11時を迎えたところで、両親に就寝するように言われた。どうせ、余震が続いて眠れないので、次の日の夜明け、6時50分頃まで起きているつもりだったが、せめて横になるように、と言われたので、茶の間の畳の上に体を横たえた。今夜は座布団が枕の代わりだ。寝転がり、目をつぶるだけで、少しは休むことができる。
形だけの就寝をし始めて1時間。日付が変わった後、ふと母の携帯電話を見てみると、2、3時間前まであった電波がなくなっていた。メールやネットならば使えたのに、それすら出来ない。ラジオ以外の情報獲得手段がない。ニコニコ動画やユーストリームでNHKの放送をしている、とラジオは伝えていたけれど、そんなもの役に立たない、と思った(もちろん、まだ電池のある携帯電話等を持っている人には重要なのだと思うけど)。ちなみに、家に帰ってきた時点で、私の電話の電池は切れてしまった。
日の出まであと6時間。ラジオは伝える。どうか日の出まで、希望を持ってと。ラジオは伝える。現実を。荒浜に、200から300の遺体が流れ着いたとの報を聞き、涙が頬を伝った。
3時か4時になった頃、NHKのラジオが音楽を流した。2曲流れて、1曲は確か「カノン」だったと思う。そのおかげがどうかは分からないが、私は少し、眠ることが出来た。余震がある度に起こされはしたものの……。
長い、長い夜を過ごしているうち、私はひとつ思いついた。
被災している最中から、忘れないうちに、体験談を記しておこうと。
携帯電話は使えない。iPadは不向きだ。だから今、pomeraを使って書いている。我が家にて、単4電池を使う懐中電灯等もなかったから、こうやって書いている。
これは被災してから2日目に書き始めた。現在荒削りながら、被災当日のことを書き終えて、5日目である。出来れば電気が繋がった3日目のことまで書いて、増田に上げられれば、と思う。私なんか、とてもとてもましな方だったけれど、千年に一度とも言われる天災の体験談は書いておかなければならないと思った。……エゴイストで申し訳ない。
また、普段は趣味で小説のようなものを書いているので、そのような表現があり、読みにくい箇所も多々あったかと思う。このことについてもここでお詫びする。
私が住んでいる仙台市泉区のとあるところでは、3日目で電気が繋がり、4日目で携帯電話の通話及びメールが使用可能に、そして現在、5日目の朝にネットが復旧した。
少しでも役に立てばと思います
その後、停電になったみたいで14日夜現在で IRC には来てません
21:52 jour: 名取、女川、陸前高田、気仙沼、宮古ともの凄い被害なのに、
21:52 jour: 間の石巻でネットしてる人が信じられないw
21:54 ***: ぶっちゃけ今日の2時くらいまで携帯はつながらんし、道路はやばいことになってるし
21:56 ***: 仕事場です
21:57 jour: 水は来た?
21:57 ***: 来ましたよ
21:57 ***: でも膝下くらい
21:57 jour: こわい...
21:58 jour: 家にいたら、もっと大変だったってわけか
21:58 jour: 歩き?
21:59 ***: ちなみに仕事場はたぶん帰宅後屋根まで浸水したお
22:00 jour: まじか... 残ってたらやばかった?
22:01 ***: 残ってたら
22:01 ***: 残ってたら
22:01 ***: 残ってたら
22:01 ***: 下手すれば寒中水泳してましたな
22:02 jour: 寒中水泳で住めばいいけど...
22:05 jour: 今住んでるのは海沿いだったっけ?
22:05 ***: うん
22:05 jour: 海沿いに堤防とかあるの?
22:06 ***: チリ地震津波の時に痛い目に遭ったんで
22:07 ***: 大規模な改修工事何回もやって10m超える堤防をがっちり作りました
22:08 ***: 沖合にテトラポットラインを何重にも作って
22:08 ***: 津波ぐらいではびくともしない防波ラインを作りました
22:09 ***: 地元では「壮大な税金の無駄遣い」と言われて叩かれまくりましたが
22:10 jour: 無かったら死んでたね...
22:13 ***: 渡波海岸を見るたびに「ノルマンディー上陸作戦を阻止でもする気なのか、市役所の馬鹿どもは・・・」と馬鹿にしてました
22:14 ***: すいませんすいません
22:14 jour: 会社はどの辺?
22:15 ***: 門脇の方です
22:17 jour: こっちのが内陸なのに、屋根まで...
22:18 ***: まあ「運」ですな
22:18 jour: 停電情報、宮城ほぼ全域とかなってるけど、石巻どうなってるのwww
22:19 ***: 石巻街中はたぶん電気ついてると思います
00:15 ***: 空襲警報みたいなサイレンが鳴り響いてる
00:15 ***: イヤな音や・・・
00:15 jour: しょうがない
00:15 jour: 被災地だ
00:16 jour: テレビで石巻の様子をやってたが、とてもネットとか出来るような状況じゃなかったぞ
00:18 ***: これ橋浦とか市役所近辺しか被害のひどいとこしかやってないでしょ
00:18 jour: まぁ酷い場所しかニュースにはならんね
00:19 ***: うんだ
00:22 ***: 女川も壊滅って言う割に女川の友人と電話は繋がるのよね
00:23 ***: これ、昼間で良かったね
00:23 jour: うんだ
00:46 jour: 一番の被災地かな?
00:46 ***: うん
02:19 ***: 渡波が4,50cmなのに、隣町の湊が学校の3階まで浸水ってどういうこと?
02:21 ***: 湊は堤防皆無です
02:22 ***: 堤防の差でそこまで変わるんでしょうか・・・
02:22 jour: 消波しないとそんなに差が出るのか
02:23 ***: 渡波海岸はこのままじゃ砂浜が消えるって言うんで
02:24 ***: テトラポットを埋めまくって、徹底的に消波にこだわったから・・・
02:26 jour: 命拾いですな
02:38 ***: jourさんが行った漫画館に行く時に通った内海橋は全壊らしい
02:40 jour: しかしテトラポットだけで、こんなに被害が変わるとは...
02:42 ***: あと強固な堤防
02:42 ***: 堤防の上から落ちたら死ねそうな高さの堤防
02:42 jour: そんな高いんだ
02:48 ***: しかしニコ動で昨日今日の津波特集見てるが
02:48 ***: ホントにすげえええ
02:49 ***: 災害地は大変そうだ夫
02:50 jour: で、実際何mの津波が来たんだ?w
02:51 ***: よく分からんwwww
02:51 jour: wwwww
02:51 jour: 家にいるときに津波に合ってるんでしょ?
02:51 jour: そうなのか
02:52 ***: わけわかんねーお
02:52 jour: 目の前から来るのは消波して堤防が防いで、脇から流れてくるのだけって感じだったのかな
02:52 ***: あ、たぶんそれ
02:52 ***: だって海に近いここより
02:53 ***: 内陸の方の小学校の方が波高かったみたいだもん
02:53 jour: 湊小学校?
02:54 jour: 家の裏のほうじゃん...
02:54 jour: 後ろから巻いてきた...
02:54 ***: たぶん川から横に入ってきた
02:55 jour: この場合は正面食い止めて周りから来た感じだな
02:55 ***: ですn
02:57 ***: 行った人の話だと腰の高さぐらいって聞きました
02:58 jour: 渡波辺りは最大で1m未満、湊の方は3m
02:58 ***: 住んでるとこ間違えば危なくjourさんに「食物も飲料水も無い・・・津波がもう目の前に・・・助けて」と断末魔のメール出すとこだったお
02:59 jour: だが回線が不通で届かない罠
03:03 jour: 震源地に対していくらかの障壁があったのが良かったのかな
03:03 ***: 気仙沼は道路と海面がほぼ同じ&障壁無し
03:03 ***: 名取も同じ
03:16 ***: 明日はもう一回お年寄りだけの家とか様子見に行ってくるか・・・
03:29 jour: オレも横浜から歩いて帰ってくる途中、何回か道を聞かれたけど、
3/15 21:30 追記
http://www.nytimes.com/2011/03/14/world/asia/japan-fukushima-nuclear-reactor.html?_r=1&hp
日本における原子力事故の規模が明らかになりつつある。日米の専門家が語るところによると、現状は様々な問題が連鎖していく状況にあり、損傷した原発からの放射性蒸気の放出は数週間あるいは数ヶ月続く可能性がある。
福島第一原発における損傷した二つの原子炉への海水の緊急注入と、その結果起こされる蒸気放出は、より大きな問題である完全なメルトダウンを避けるための必死の試みである。14日、爆発が二つ目の原子炉建屋の屋根を吹き飛ばした。政府関係者によれば燃料は損傷していないとのことであるが、放射性物質がさらに漏出した可能性がある。
これまで、日本政府関係者は二つの原子炉における燃料の損傷は「部分的」であると考えられるとしており、また発電所外部で計測された放射線の量は政府が定める安全基準の二倍であるものの、比較的穏当な範囲であるとしている。
しかし米軍関係者が13日報告したところによると、発電所から96キロメートル離れた所を飛行していたヘリコプターが少量の放射性物質粒子を観測したとのことである。粒子は現在分析中であるが、セシウム137とヨウ素121を含むと考えられ、環境汚染がさらに広がっていることを示している。
日本においては、第二次世界大戦末期における今回のものとはまた別種の原子力の恐怖が、人々の感情と政治に重い影響を及ぼしている。原発からの長期残留する放射性物質の放出が継続することの影響にはきわめて重大なものがある。
発電所の作業員にとって、もはや定期的に放射性の蒸気を放出させる以外に方法がなくなっている。これは被災した原子炉を緊急冷却する過程の一部であり、核分裂反応が停止したのちも一年かそれ以上にわたり続く可能性がある。福島第一原発の設計に詳しい複数の専門家によると、原子炉に絶え間なく海水を注ぎこみ、その結果発生する放射性蒸気を大気中に放出しなければならないとのことだ。
このことが意味するのは、避難した数万人の人々は長期にわたり帰宅できない可能性があるということだ。また、風向きによっては放射性物質が海ではなく都市に向かうおそれがある。
蒸気のさらなる放出によって、太平洋に向かっている噴煙が拡大しつづけることも考えられる。13日夕、米政府は懸念にこたえるため、原子力規制委員会が作成したモデルによると「ハワイ、アラスカ、米国領内および米国西海岸が危険なレベルの放射能にさらされることはない」と発表した。
しかし政府関係者によると、この週末に日米政府間で行われた緊密な情報連絡と、米国の原子力専門家の第一陣の訪日を受け、この三日間に起こった事態の全貌をようやくつかめてきたところであるとのことだ。ある政府高官によると、「最良のシナリオ通りにいくとしても、今回の事態は早期に終わることはない」とのことだ。
本質的な問題は、原子炉を「止める」ということの定義である。核反応が止まり、原子炉が停止されたとしても、燃料は運転時の6パーセントにものぼる熱を発生しつづける。これは放射能によるものであり、原子を構成する粒子の放出やガンマ線の放出によって引き起こされる。
通常、原子炉が停止した場合、電動ポンプが加熱された水を容器から吸い出し、熱交換器に導く。そこで河川あるいは海から導入された冷水によって熱が吸収される。
しかし福島原発においては、電力が失われたことによりこのシステムを使用することができなくなった。その代替として、作業員は海水を容器に注入し、燃料を気化熱で冷却させている。しかし水が沸騰することにより、圧力が上昇してポンプで海水を注入することができなくなる。そのため、容器から大気中に排気し、さらに水を注入するのである。これはフィード・アンド・ブリードと呼ばれる方法である。
燃料が損傷を受けていないのであれば、放出される蒸気はごく少量かつそれほど有害ではない形態の放射性物質を含むのみである。しかしが損傷している場合、蒸気は有害なものとなってくる。
もうひとつ別の懸念がある。日本(およびフランスとドイツ)の原子炉の一部では、MOXとして知られる、回収したプルトニウムを混入した燃料を使用している。損傷した原子炉がこれらに該当するのか定かではないが、もしそうであるとしたら、放出される蒸気はより高い毒性を帯びることになる(訳注:福島第一原発3号機はMOX燃料を使用)。
ニュージャージー州トムズ川近くに位置するエクセロン社のオイスタークリーク原子力発電所の運転技師を経て責任者となったクリストファー・D・ウィルソン氏によると、「通常では、現地に設置されたディーゼル発電機、あるいは移動型の発電機によって、電力供給を確保すればよい」とのことである。彼によれば、移動型発電機は福島原発にすでに搬入されているとのことである。
福島原発はゼネラル・エレクトリック社が設計した。オイスタークリーク原発もほぼ同時期に同社が設計しており、二つの発電所は似ている。ウィルソン氏によると、問題は津波で浸水した地下室にある切り替え設備で電気系統の接続を行わなければならないことにある。「現地に発電機があっても、まず地下から水を汲みださなければならない」とのことだ。
同型の原子炉に関して長い経験を有している別の原子力技術者は「排気を完全に止めるためには、ある程度の設備を復旧させなければならない」と強い口調で語った。彼は現在は政府機関に勤務しているが、勤務先から許可を得ていないとの理由で匿名を希望した。
津波のあとに引き続いて起きた失敗により、この問題の核心が引き起こされた。津波は発電所を囲む堤防をたやすく乗り越えた。そして、堤防で防げるだろうという誤った見積もりから低い位置に設置されていたディーゼル発電機を浸水させた。地震の約一時間後であり、巨大な波が襲ってきたのとほぼ同時である11日15時41分、原子炉は停止された。東京電力によると、発電所は緊急冷却システムをバッテリー動作に切り替えたが、すぐに消耗してしまったとのことだ。
週末に報告を受けた業界幹部と米国の専門家によれば、発電所の内部では冷却プールに保存されている使用済み核燃料が露出し、非常に危険なおそれのあるガンマ線を放出しているのではないかという懸念があるとのことだ。さらに、原子炉内部の水位が低下している。推定値にはばらつきがあるものの、政府関係者と専門家が13日に語ったところによると、燃料と制御棒の上部120センチメートルから270センチメートルが気体中に露出しているとのことだ。これは、燃料の溶融を速やかに引き起こす可能性があり、最終的には完全なメルトダウンに至りうる状況である。
地震当日の11日午後8時、起きだした米国の人々が地震の一報に接した頃、日本政府はそれまでの重大な問題はないとの立場を覆し、緊急事態を宣言した。しかし枝野幸男官房長官は放射能漏れはないと強調した。
だが、放射能漏れは迫っていた。発電所内の作業員は冷却水の水位が低下するのを目撃していたが、それがいかに深刻かはわからなかった。「水位を測る計器が正確な数値を示していないようだった」と、ある米国政府関係者は語った。
12日朝に作業員が知っていたのは、近接する福島第二原発の冷却システムが同様の原因で故障しつつあるということだった。そして、福島第一原発の1号機原子炉の圧力が急激に上昇し、蒸気を逃がすことで容器を守らねばならなくなった。
午後4時前、福島第一原発の近くにいた報道カメラが1号機の爆発のように見えるものをとらえた。おそらく水素の蓄積によって引き起こされたものである。劇的な映像であったが、爆発によって負傷した作業員を除いて、特別に危険というわけではない。
東京電力の国際原子力機関に対する報告によれば、爆発は外部の建屋で起こり、原子炉容器は無傷だったという。建屋の外壁は設計通りに吹き飛ばされたのである。これは原子炉容器に損傷を与えうる圧力の上昇を防ぐためである。
しかし、劇的な爆発が示したのは、原子炉が冷却されなければ原子炉容器内部でなにが起こりうるかということに対する警告でもある。国際原子力機関は「原子炉に対する損傷を限定するための対抗措置」について述べ、東京電力は海水にホウ素を混合して注入することを提案し、12日午後10時20分から開始した。
これは最終手段である。腐食性の海水により、築40年の原子炉は実質的に廃炉となるだろう。原子炉に海水を満たすという決断は、設備を放棄するという決断と同義である。それにもかかわらず、海水注入作業も容易なものではない。
水を注入するため、消火設備が使用されていると思われる。これは通常の方法とはかけはなれている。格納容器内の圧力は高く、海水を注入するのは難しい。
ある米国の関係者が例えるところでは、「膨らませた風船に水を注ごうとするようなもの」であり、13日の時点では「どれだけの水が入ったのか明らかではないし、中心部を水で浸せたかどうかについても不明だ」とのことだ。
原子炉内の計器は地震あるいは津波によって損傷している可能性があり、どれだけの水が内部に入ったのかを知ることが不可能になっていることが問題に輪をかけている。
そして、注入作業を行っている作業員たちは放射線にさらされていると思われる。日本からの報告によれば、複数の作業員が放射線障害により治療を受けているという。被曝がどれだけ重症であるかについてはまだわかっていない。
もう嫌だ。
何考えてんのかさっぱり分からん。
これをどう対処するかが「大人」かどうかなんだろうけど、
ごめんなさい。
最悪だねまったく。
上手く行かないよ。
どうしたもんかね、まったく。
仕事向いていないってことなのかもね。かもではなく、そうなのだろうね。
まったく。
嫌になっちゃうね。
こうも周りの状況に左右されていては、ぐだぐだにな人生になってしまうね。
もうなってるか。
guhe・・・・・。
帰りたいけど帰れない〜♪
あれを見ていた時はこんなふうになってるなんて思いもしなかったね。まったく。
なんか上手くいかないなぁ。
一生こんな感じで上手くいかないのかなぁ。
人生ってなんだろう。
どうせ死ぬよね、最期には。
それなら頑張るのに。
けどきっと天国にはそれを知らなくても、頑張った人がいくんだろうね。
困った。
分け分からなくなって来た。
ぼーーーーん。
なんだか、やたら手に汗をかく。
不思議。
生きるって不思議。
聖徳太子もヒットラーもチェも坂本龍馬も曹操もガンジーもケネディーもガガーリンもアインシュタインも犬もじいちゃんもばあちゃんもみんな生まれて死んだ。
シャボン玉もストローから押し出されて、屋根にあたって割れた。
どんどん生まれて。どんどん死ぬ。
50年くらい早く死んでも誰も困らない。と思う。
誰かが悲しむかもしれない。けど困らない。
その人が有用でなかればないほど困らない。
ストローから出てすぐに割れたシャボン玉は存在すら気が付かない。
そっと。自分でも気が付かないくらいにそっと割れてしまいたい。
それって
我が儘ですか。
情けないですか。
恥ですか。
はぁ・・・・。
シャボン玉って割れる時
「ぱっ」
って音がする。
聞いた事ある?
その音が聞けると、長く飛んだシャボン玉でも悲しくなかった気がする。
不思議だね。
著作権法に関する裁判や行政の判断は、珍説・珍解釈が出てきやすい鬼門であるが、最高裁がやらかした。
曰く、"契約は業者との関係を問わず結ばれており、利用者は不特定の『公衆』に当たる"らしい。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20110118164443.pdf
個人情報を明らかにし、課金が行われる契約をしていて、ペアになっている機械同士の間にしか有意の通信が行われない機械のペア相手を保有している相手であっても、特定可能な個人ではなく、著作権法上の不特定の公衆にされてしまうという事である。著作権法における"公開"の定義を捻じ曲げた影響が、こんな所にまで及んでいるのである。
現行著作権法は、公衆への公開をもって公表とするという定義における"公開"を、物理媒体や規制媒体や劇場のような、観衆数に限界のある媒体しかなかった時代背景に適合させる為に、特定少数向けの期間が限定された興行等であっても公開されたと見なすと捻じ曲げている。この為に、特定少数にしか見せていなくても公開したと言い張る事が可能になっていた。
著作権の権利を成立させる為に、物理的な限界があるメディアしかなかったので、やむを得ないとされていた擬制であるが、今回、この擬制の再拡張版として、特定少数であってもそれを見た人々を公衆とするという、公衆の再定義が出てきたのであった。
公開の定義を捻じ曲げた時点で、公衆の定義に感染する可能性はあったが、本当に公衆の定義を捻じ曲げるとは思っていなかった。それも、よりによって最高裁がである。
特定少数にしか見せていないのに公表したとする擬制は、立法の段階で是正すべき問題である。公表によって権利侵害に対抗できる要件が発生するのであれば、公表した範囲でなければ権利主張の要件は成立しない。無制限無条件の公表であって、はじめて、無制限無条件に権利を主張できるようになるのである。出荷制限や品切れや電波未到達といった理由で未公表の地域や対象があるのであれば、そこに対して権利を主張するのは、義務を果たしていないのに権利を主張する増上慢であり、国家権力を私する法匪である。無制限無条件の公表から製作コストを回収できるように知恵を働かせず、増上慢を正当化する為に圧力団体と化しているのでは、努力の方向性が間違っている。
これは、著作権法の改正の根本なのだが、物理媒体や規制媒体の業界から自称識者を集めて審議会を作っている限り、この根本問題には触れられないであろう。公衆への公開を以って公表とするというのは、典型的な霞ヶ関文学であり、単に公表によってとだけ書けばよいのに、わざわざ公衆や公開といった厳密そうに見えながら解釈可能な文言を連ねる事で、そこに解釈の幅を持たせているのであるが、理想と現実の間を埋める為の方便としてではなく、このように法匪の道具とされるのであれば、解釈不能な文言へと修正せざるをえないであろう。
雨漏りをしている場所は下から見ればすぐにわかるが、屋根の上からいくら見てもわからないのである。雨漏り個所を探すのに屋根の上から見ているだけという無能な大工は解雇するしかない。自民党を政権から解雇したように、近々、民主党も政権から解雇しなければならないであろう。
マスコミに民主党政権を好意的に報道させる為に、法務大臣が最高裁に圧力を加えたという噂もある。
最近の著作権法の改正によると、公衆に提示された場合において公表されたものとみなすとあり、公衆には、特定かつ多数の者を含むものとするとある。不特定多数だけでなく特定可能であっても多数であれば公衆と見なすという定義であり、この定義に従えば、多数であれば公衆とみなせる。問題は、多数の定義であるが、1よりも大きければ多数であるという解釈も不可能ではないが、たった二人の意見でも多数意見ですと、法廷で裁判員の主張を取り上げるわけが無い以上、この解釈はしないであろう。
つまり、原判決では、契約者が国民の大部分や大半ではない以上、それは、多数の定義を満たしていない、つまり、公衆ではないとなる。
公衆の要求を満たすことができる相当程度の部数という表現もあるが、海賊版が出てくるのは、公衆の要求を満たせていないからである以上、公表の条件を満たしていない事業者の権利を国家や社会が擁護しなければならない理由は、どこにも無いとなるのであった。
母親がアンテナ工事を業者に見積もってもらったら8万したというので、私にパス来た。
という訳でアンテナを自力設置してみた。首都圏在住、総計予算二万程度で地デジカとBS化完了。
以下参考までにメモ。
かなりアバウトなので、自力でも出来るんだな~程度で。
電波の中継地と、中継地がカバーする範囲を調べるには以下のサイトでチェック。
おおよそ関東首都圏だと、区内が強電界、~60km以内が中電界、60km~弱電界と言われる模様。
字の通り、簡単に言えば遠くなるほど映りづらくなるという事。
区内だから大丈夫!とっても遠いから無理・・・と決め付ける前に、本当に視聴できるか確認する方法が有。
電磁波測定器を使うとそれを買うだけで万を超えるので、
簡単タダで調べるには、総務省の無料アンテナ貸し出しキットを借りればおk
アンテナ4種類の内1種類を選んでファックス送信か申込書を送るかして申し込み、
1週間無料レンタル(B-casカード及びチューナー、配線コード送られてくるのでテレビだけあればおk)
ただし無料で借りられる代わりに、添付の地デジアンケートに必ず答える必要有。
アンケート内容は「アンテナを室内・野外どこ設置して映ったか」「地デジアンテナを買いたいと思うか」という10項目程度で
同ホームページの【地デジ専用アンテナ受信マップ】http://digisuppo.jp/index.php/antmap/のマッピングに反映されます。
アンテナをテレビと接続し、アンテナを一階二階ベランダ等に設置テストしてテレビが映ればおK
その際必ず受信強度の数値をメモっておく事!
周りは一戸建ての居住区で、電波障害になるような建物(工場、ビルは無し)
中電界と思っていたのに強電界用の貸し出しキットでどこの局も受信強度85(100中)を出し
出来なかった方は総務省に相談、もしくは月額払ってケーブルテレビで地デジを見る手有。これはアンテナいりません。
以下視聴出来たことを前提で次へ。
どういった形にしろ映った方は、強電界・中電界・弱電界の内、自宅の該当エリア用のアンテナを電気屋orホームセンター等で買うことに。
60以上安定して出ていれば強電界用、60前後でノイズがたまに走るなら中電界用、それ以下ならば強電界用をチョイス。
簡単に言うと、一般的にイメージする細い線を沢山くっつけたようなアンテナ、
最近増えてきた所謂長方形平面状のアンテナ、最後は総務省無料貸し出しで届くような小さい形状のアンテナです。
テレビは地デジ対応である事を前提で。そうでない人はチューナーを別途購入するなり対応テレビ買うなりで。
アンテナからテレビまでどうやって繋ぐか図にすると分かりやすい。
以下簡易例数パターン。
※ブースターをかませる必要も有
中強電界ならば、一々屋根に登って串みたいな形の八木アンテナをポールに立ててワイヤーで固定して・・・という方法よりも
アンテナ本体としては串型のアンテナの方がベランダ設置型より1000円ほど安いが、設置金具等トータルや屋根に登るリスク考えたら前者をワシは選んだ。
アンテナ本体及びアンテナ取付金具は近くの電気屋・ホームセンターという手も有だが、実はヤフオクで買う方が送料入れても安い。これ豆な。
取付金具なんて市販を3、4千円するのにヤフオクだったら100円~でいくつも出てるってばよ。
とはいえ市販価格の目安としてアンテナが3000円~、設置金具が2000円~、後はケーブル線買って繋げればおK
複数のテレビに付ける場合はアンテナとテレビの間に分配器200円~をいれればおK
ケーブル線入れて総計1万前後でいける筈
最後に全部繋げて適当に東京タワーの方角へアンテナ向けるとテレビが映るので、受信強度強い方向に固定してオワタ\(^o^)/
BSを入れると通常は以下のように混合器(4000円~)が必要
更に配線が多い為ブースター(4000円~)も必要
二つも買うとタケーよと思ったので、混合器とブースター両方内蔵のUDA-200Aを5000円弱でアマゾンぽちる。
地デジアンテナ取付金具はヤフオクで200円前後、BSアンテナ&BSアンテナ取付金具はセットで5000円弱を。
分配器は3台全てのテレビでBSを見れるようにする為、屋外用全端子通電型(4000円相当)をチョイス。
分波器は900円前後で購入。計2万5千円未満。