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2019-05-10

文系学問において資料実在証明するものとは何か

久々にビッグ研究不正ニュースktkr

ということでキリスト教思想史研究やってた人が研究不正で懲戒解雇された件について、報告書に目を通した上でちょっと書きます

今回調査委員会被告発者に求めたのは、以下の項目でした。

この「写し」というのはどういうことでしょうか? 資料のもの調査委員会が求めなかったのはどういうわけでしょうか?

歴史学者にとっては常識なのですが、他の分野の人にとってはどうかわからないので、解説してみます

そもそも文系はどんな材料を使って研究してるのか

これは人というか研究分野によるので、安易なことは言えません。文学哲学社会学人類学歴史学言語学とでは使う資料がぜんぜん違います

で、この被告発者の研究手法は、近現代を扱う歴史家の多くが採用している手法だと思います近現代史を扱う人たちは、

を主に史料として使います(「史料」ってのは、歴史を記録したナマの資料のこと。「資料」と呼ぶと後世に書かれた二次文献なんかも含む)。あるいは、上に書いたようなものをまとめて出版した本とかを使います

これらの史料の特色とは何か……それは、

ことです。

公文書館というのは、「お役所の書いた書類を保管しておく施設」のことです。これはどのくらいかというと半永久的にです。普通文明国ならどんなに細かな書類でも公文書館に保管されていて、(民主国家場合は)数十年して機密解除されたり(独裁国家場合は)体制崩壊して民主化したりすることによって「申し込めば誰でも読める」状態に置かれます。これによって我々はソ連時代領収書なんかをロシア公文書館で読むことができるわけです。ソ連ですら公文書を保管して後世の我々に見せてくれているというのに……いや、これは余談でした。

当たり前ですが、それらはその国(あるいは地方)の公的な記録であって、自分のものにして持ち帰ったりすることはできません。ではどうするか。多くの歴史学者

などの手段史料を入手して研究しています(ちなみに写真撮影もカネを取る公文書館結構ありますね。日本だとどうなんでしょ)。

昔の人が書いたものも、本とかなら古本屋さんとかで流通しているのを買うことができるかもしれませんが、稀覯書でなかなか手に入らなかったり、古雑誌バックナンバーとか揃えるの無理ゲーだったりするので、図書館に所蔵されているのを使うことが多いです。近場の図書館に置いてない? 相互貸借もさせてくれない? そういう場合は当たり前ですが所蔵している図書館がある街まで行きます。その図書館がある街というのが新幹線必要距離だったりパスポート航空券がないと行けない距離だったりすることも稀によくある(歴史学者研究費は旅費と本代に消えていく運命なのです……)。そして、辿り着いた図書館カメラをパシャパシャやったりコピーを黙々と取ったりするわけです(最近スキャナーが普及してくれてマジ嬉しい)。

なので、調査委員会は「一次資料の写し」を求めたわけですね。たとえ彼が清廉潔白研究者であったとしても、一次史料原本なんてふつうは手元にないわけですから

しかし、本来、彼は「一次資料の写し」を提出する必要などありませんでした。自分論文を黙って調査委員会に提出すればよかったのです。なぜでしょうか?

ここで、もう1つの大事な話をします。

文系に「実験ノート」はない

もちろん分野によります心理学みたいに人を対象とした研究だとしっかり実験ノートつけるように言われるかもしれないし、考古学とかは発掘時の状況を克明に記録しておくことが重要だったりするかもしれない。でも、少なくとも近現代史みたいな分野では、実験ノートをつける、という習慣はありません。

私は一度も、理系で求められるような意味での実験ノートを書いたことはないし、書けと言われたこともないし、書いていないことを理由に責められたこともありません。もちろん史料ノートに筆写したりはしていますが、そのノートだって別に厳密なものではない。普通研究においてノートは使いますが、それは高校までのノートと一緒で、鉛筆で書いてもいいし、好き勝手なやり方で書いていいし、なんなら途中で破ったりしてもいいごく普通ノートです。最近ノートじゃなくてパソコンとかを使って研究上のノートを取ってる人も多いんじゃないかな(手書き疲れるもんね……)。

なぜか? と言われれば、

です。

まり、「もとになった資料」というのは、理系のように自分実験室の試験管の中にしかないものではなく、別の誰かが保管してくれているものなのです。

理系学問において標準化された改竄不可能な形で実験ノートをつけなければならないのは、自分実験室の試験管の中にしかオリジナル資料がないからですよね? しか文系場合は、少なくともここまで説明した近現代史場合は、オリジナル資料はどこかの政府管理している公文書館とかどこかの大学図書館かに保管してあるわけで、そこに辿り着くまでの情報さえ明記してあればそれで十分なのです。これはドイツ連邦共和国ベルリン連邦文書館の何々というファイルに保管してある何というタイトル史料だ、とわかれば、チェックのためにはそこに見に行けばよいし、これは19世紀に書かれたほにゃららという新聞に載っていた記事である、と書いてあれば、その新聞が所蔵されている図書館を探して読んでくればいいわけです。

なので、別にどんな方法ノートを取ろうが自由なわけですね。最終的に読者がその元になったデータを見つけられるようにしておけばいいわけから

ゆえに、歴史学論文や著書には膨大な注がつけられます引用した史料のそれぞれについて「どこに保管されている史料なのか」「なんという本の何ページに書いてあることなのか」ということを書かないといけません。

なかには、史料自分の手元にある場合もあります。多くの場合それは「昔の人が出版した商業出版物」なので(たとえば、極端な例ですが『わが闘争』)、他の誰かも持っていることが多いです。もしそういう史料捏造とかしちゃうと「俺もこの本持ってるんだけど、お前が引用してる箇所見つからなかったよ?」という怒られが発生します(なお、捏造ではないですが誤訳指摘は受けたことがあります。コワイ! でも覆面査読なのにこの文献の誤訳を指摘できるってことはあの人しかいないじゃん……ってわかっちゃう! 文系世界基本的に狭い!)。「むっちゃ少数しか発行されなかった自費出版の本」とかが典拠になっている場合もあります。こういう史料典拠にするのも仕方ない場合があるんですよ……典型的には、そこまで有力ではなかった政治家とか在野の知識人とかを研究したい場合、彼らが出してる本は全部自費出版というのがありえます(あと、言語学とかだと、たとえば与那国島方言研究したい場合に一番の参考資料になるのは与那国島のお年寄り自費出版した方言辞典だ、みたいな例がありまして……与那国町が進めてる辞書出版プロジェクトむっちゃ楽しみ)。ごくごく稀に、古本屋歴史上の人物が書いた手紙の山をまるごと購入できた、みたいな奇跡があって、モノホンの一次史料研究個人の所蔵になっている場合があります。これはねえ……もう本当に個々の研究者の良心を信じるほかないよね……若手研究者だと色んな大学を移り歩くこともあるだろうから所属してる大学図書館寄付しろとも言えないしね……原史料出せって言われたときにすぐに見せられるようにしておいてね、定年退職するときは勤務校の図書館に置いていってよ、とお願いするくらいしかできない感じはあるよな……

さて、長々と書いてきましたが、要するに、捏造を疑われた研究者がきちんと注で出典を書いていれば、彼は論文調査委員会の人たちの前に突きつけて「ここに出典書いといたから、見に行って確かめてこい」と言えばそれで済んでいたのです(それが生データにあたるものなので。実際、今回の調査委員会ドイツに問い合わせたりしていますね)。もっと言えば、彼本人から話を聞く前に、調査委員たちはまず典拠との照合作業を行って、彼が誠実に引用したこと、つまり彼が研究不正に手を染めてはいないことを確認してくれていたでしょう――もしも彼が潔白であったならば。

しかし今回の件では、注に不備があったので調査委員たちは注から出典を辿ることができませんでした。そこで被告発者に「写し」を求めた結果、元となる史料そもそも存在しない、捏造されたものであることが判明したわけです。

注をしっかりつけろよ! まことにごもっとも。特に今回のケースは注の多い学術書であり、注の不備は申し開きができません。しかし、しかしです、この背景には、日本出版事情が絡んでいるのです。

「注がない本」問題

今回の被告発者は、学術書のほかに新書も書いていました。多くの新書には、参考文献リストはありますが注はありません。そして日本には、「研究者が書いた真面目な学問に関する本だが、注がない」というのが一定数あります(一応言っておくと、ここではauthor-date方式みたいな「厳密な意味での注じゃないけど、ともかくも出典を示す機能を担っているもの」も含めて注と呼んでいます)。実はこれ、文系あいだでも問題視されていることなのです。

文系学者が書いた学問に関する著書には、明白に書誌情報として区分されているわけではないですが、いくつかの区分があります第一にいわゆる狭義の「学術書」。むっちゃ小難しい語彙で書かれてて、先行研究とか新規性かに一言及して、参考文献を何十ページも載せてたりするやつです。読者は同じ学者、あるいはその卵。これで注を省くのは論外です。第二に「教科書」。これは学生さんとか初学者向けに易しく書き、内容には特に新規性を求められておらず、包括的な参考文献はなくとも読書案内がついていればそれでよし、という感じでしょう。注は別になくたっていい。

そしてこの2つのあいだには、「一般向け」という広大なグレーゾーンが広がっています

あなた読書好きで、少々お硬い本にも興味があるのなら、中公新書とか講談社選書メチエとかそういったレーベルを聞いたことがあるでしょう。岩波書店青弓社社会評論社といった出版社の名前を聞いたことがあるでしょう。実はこの辺、色々な種類の本が入り交じるグレーゾーンなのです。

これらのレーベルで真面目な学術書出版する人もいます講談社選書メチエでも、末尾にビッチリ注がついてたり参考文献リストがあったりするやつあるでしょ? ああいうやつ。一方で、こういうレーベル一般向けの概説書・入門書を書くことに使う人もいます。よく中公新書で、包括的タイトルで薄めの本を見ることがあるでしょ? 今回の『プロテスタンティズム』もそれですね。そして、一般向けの解説を書きながら、さり気なくその中で新しい見方提唱したりする人もいます学術的な新規性のある内容を、一般受けしそうだという理由で限りなく一般向けの本の体裁で書く人もいます最近のやつだと『姦通裁判』マジお勧め)。

さて、こういう本を出す上では、内容は著者の完全な自由にはなりません。編集者は、もちろん学術的に正しい内容を求めているのでしょうが、彼らにとって重要なのは「売れること」です。そのために「一般向けにもうちょっと柔らかい言葉遣いで書いてください」とか色々と内容に介入してくるわけです。文体くらいなら別に構わないかもしれませんが、彼らの中にはこんな要求をしてくる人もいます「注なんてつけたら一般読者に嫌がられます、注は省きましょう」

こうして生まれるのが、「学術的に新規性が高く面白い内容を扱っているのだが、注がない」という一般書の群れです。

もちろんこういった本にも参考文献はあり、「注はないけど、典拠を探しながら読めば典拠がわかるような書き方になっている」本もそれなりにあります(たとえば、はてな太郎の説によれば、と本文中に書いてあれば、注がなくても参考文献リストはてな太郎が書いた『増田研究』という本を探し出せる)。ただ、やっぱりそれは注がある文献の出典表示の厳密さに比べれば一段劣るわけです。

これに関しては、研究者も出版社もそれぞれに問題があります研究者サイドは簡単に「注を省け」なんて要求妥協すべきじゃないし、そもそも「著書を出版する」ことが、博士論文を見るためにはわざわざ学位を授与した大学国会図書館に行くほかなく出版して書店流通させることが最も良い研究成果の流通のさせ方だった時代であればともかく、各大学リポジトリを持っていていくらでもディジタル研究成果を公表できる時代にあって本当に重視されるべきか考え直す必要があるでしょう(でも、欧米出版社でも学術出版は盛んなので、これは日本だけの問題じゃないんですよねぇ。今でもオックスフォードケンブリッジハーバードコーネルといった有名どころのUniversity Press学術書出版しまくってます学術書研究業績として重視されるのは人文系では割と世界標準なので……)。

一方で、出版社は注をもっと重視するべきです。というよりも、日本出版社やジャーナリストノンフィクション作家は注をつけなさすぎます。先日、ボブ・ウッドワードトランプ大統領についてのルポルタージュ出版しましたが、体裁も内容もおおよそ学術的とは呼べない一般書そのものの本なのに、きちんと出典を示す注がついていました。出版社は、学者に注を削れと言うべきではなく、ノンフィクションを書く作家記者たちに注をつけろと言うべきでしょう。

とはいえこれは一朝一夕はいきません。そもそも知の折り詰めである新書」という形態が割と日本独自のもので、そういう一般学術を橋渡しするレーベルが広く一般読者に読まれていることの重要性というもの鑑みると、簡単になくせとか言えません。私も色々お世話になってるし。人口1億人ちょいの書籍市場ではどうしたって限界があり、色々な本を出すのではなく折衷的な本を1冊出すのが経済学的には最も合理的という考え方だってあるでしょう。ただ、やっぱり一般書にも(それこそ講談社ブルーバックス岩波新書レベルにも)注を入れるようにする、というのは必要だと思うのですよね。

さてここまで「注がない本」問題について解説してきました。でも何が一番言いたいかというと、

注はあなたの身を守るためにある

これ。これに尽きます。注はちゃんとつけよう。もしもあなた捏造者でなくとも、研究不正をしていなくとも、実験ノートをつけない我々の業界において潔白を証明してくれるのは注だけなのだから。注だけが資料実在証明してくれるのだから。本の売上よりも、あなたの保身のことを考えよう。あなたが、部屋が汚いとかハードディスクがお亡くなりになったとかパソコンの買い替え時に行方不明になったとかの色々な理由で、史料の「写し」を紛失する日はきっと訪れる。そのときに、これまでのあなた研究の誠実性を証明できるのは、人文系学問においては、注だけなのだ

以上です。駄文に長々と付き合ってくださりありがとうございました。続きはanond:20190511125053で。

2019-05-02

anond:20190501152353

バックアップを取る目的を明確にして媒体ではなく手段を選びましょう

最近はなにかと目的を持たず手段ばかりを重んじてそれ自体目的となっている昨今

バックアップは何のためにとってどういう時使うのか考えましょう

まずバックアップ使用する媒体電気で動くものではないものまりHDDなどではないものがあげられます

理由故障の原因が物理機能の損失のほかに回路の不具合などでも発生することです

次にデータが揮発性でないものまりSDカードなど電磁気一時的に書き込んだデータ劣化するものはさけます

そして媒体自体劣化しにくいものDVDなどもよいですがデータの量によってテープなど使われます

テープ物理的な接触があるので劣化は免れませんがメディアの容量と単価で優位です

そこでメディアを選ぶにあたって目的ですがデータの利用方法はどういったものでしょうか

一般的サーバーなどで行われるものは正常であったときのものが利用できればということで

確認するタイミングをつくってそこに戻せるように定期的にとります

なのでメディア寿命必要ありませんのでHDDなどでコピーしていって最新のもの

保持しておくことで十分ですし全体の代替機能をもった設備を準備しておくのも有効です

日常であれば写真などをためておくといった使用になるかと思います物理的に保管していても

放置していれば劣化して見れなくなるものもあると思います

バックアップも同じで定期的に保存状態確認し新しい媒体に移すなど作業をしなくては

保存しているだけではやはり劣化破損する可能性があります

データセンターのバックアップもそうしているように物理的に離れた場所にそれぞれデータ

保存しておくことが全滅を防ぐ手段ですがそれを更新する作業大事バックアップです

そうなるとDVDに焼いてそのままでいいわけではない場合移し替えをすると廃棄DVDが毎回

でることになるので再利用できる媒体がいいかもしれません

結局HDD複数コピーして確認するのがお手頃かと思います個人でするとなると

保存について予備をもつ程度にしかならないのではないでしょうか

クラウドなどでバックアップするという今どきの候補をあげておられる方もいます

これはとても便利なのではないでしょうか

ハードディスクなど何においても単体のメディア市販品であれば不良品も免れず

一度のバックアップで失敗して失うこともあると思います

複数媒体データ保護を最優先した機能を大きく持っているクラウドサービス

確実にデータを保存でき媒体不具合管理側で作業をしてくれるのであれば

価格的にバックアップ必要年月とくらべて適切なものが選べるかと思います

必要データがいつまで必要でいつ必要になるかという事を考えて

必要ときまで保存できて必要になったとき取り出せる方法があるかどうか

そして必要ときにそれが使用できる状態であることをどこで確認するか

そういった作業のひとまとめがバックアップだと思います

できるだけたくさんのデータ比較的長期に保存できる媒体えらびのことを

バックアップといってしまわないように

その言葉安心してひとまとめにしたデータが失われないように気を付けてください

2019-02-25

anond:20190223234827

水玉 蛍之丞「こんなもんいかがっすかぁ まるごと! 」

雑誌ネットワーカー」「EYE-COM」に掲載されたイラストを多数新規収録します。

▼収録内容

1990年代パソコン情報誌アイコン」に連載したイラストエッセイ1990年代、各会社ごとにOS全然別だったり、ハードディスク外付けが贅沢品だったり、MSXX68KやTOWNSやAmigaレイトレなどなど、今から見れば「夢のような?」パソコンあるあるネタパロディ交えて描く、当時の文化を知る上でも重要資料。全256ページ、そのうちカラー28ページの豪華仕様

※本作品は、1992年アスキーから刊行された『こんなもんいかがっすかぁ』と、1994年アスペクトから刊行された上・下巻を底本に、新規イラストを加え、新編纂した新装版です。

雑誌ネットワーカーじゃなく「Networks」だったような💦

2019-02-18

たまに誤ってハードディスクフォーマットしてしまったという話を聞くけど

やるか?

2019-02-16

プログラミングコンテストハードウェアシミュレーションする系ってありませんか

ハードウェアシミュレーションするの技術を身に着けたいんですけど、

そういうプログラミングコンテストってありませんか。

習得したいことは

C++で、

メモリメモリロケーションとかガーベジコレクションとか

CPUアセンブラ命令を与えてCPU挙動シミュレートしてみるとか

ハードディスク→保存・削除を何万回実行する、とかディスクフラグメンテーションとか

このあたりを実装してシミュレーションしたいのです。

自分作ってみたりはしてるんですが、どうも抜けや漏れがあるだろうし、

コンテスト形式動作確認ができるのであれば利用したいのですが・・・

AtcoderとかTopCoderとかって数学とか計算機科学とかで

Kaggleは機械学習だし、AI系のコンテストはわりとあるんですが・・・

どうもハードウェアシミュレーションする系がないので。

誰かご存知ありませんか?

2019-01-31

9ヶ月勤めたNTTグループ退職しました

タイトルの通り2018年入社したNTTグループの某社を退職しました。

2019年1月中旬正式退職したので、約9ヶ月間働いたことになります

記事では非常に主観的かつ局所的な話を書くつもりであり、一般性には欠けますのでご承知ください。

自己紹介

NTTグループの某SIer企業2018年度の新入社員として入社しました。

前年度までは大学院に在籍しており、情報系の研究を行っていました。

入社してから立ち位置としては一応システムエンジニアに分類されるはずですが、あまりシステムエンジニアらしい仕事は行いませんでした(これについては後述しています)。

退職までの流れ

2018年4月入社し、最初の2ヶ月間は新入社員研修を行っていました。

研修内容は大手企業あるあると言った感じで、挨拶練習名刺渡し練習ビジネス文章の書き方等を行いました。

周りは「研修が手厚くて良い」と言っていましたが、個人的には退屈なだけでした。

今振り返ってみると、この研修間中が最もつらかった様に思います

しかしながら研修自体は退屈であったものの流石に大手企業と言うべきか入社同期には優秀な方が多く、変な人間も少なかったため人間関係の面ではこれといった苦労はありませんでした。

6月になって研修期間が終わると正式部署配属が行われました。

この時配属された部署退職するまで在籍していたことになります

部署自体の詳細についてはこのエントリでは伏せますが、元々配属を希望していた部署であったため、配属当初は安心した記憶があります

退職理由

何か1つこれが決め手になってといった明確な退職理由はありません。

インターネットで言われるようなSIer業界の悪評についても内定から知っていて、実際に入ってみての感想としても「噂は真実だったんだな」くらいのものだったので特に入社したことに対する後悔もありません。

入社して詰まらない・つらい仕事であったら適当なところで辞めようと思っていましたし、その結果として詰まらない・つらい事象がいくつか重なったため退職するに至りました。

それらの事象を細かく挙げていくと切りがありませんが、そのうち幾つか分かりやすもの(且つ社内機密や違法行為に当たらないもの)を以下に挙げます

仕事の内容がほとんど雑務に分類されるようなものばかりだった

少なくとも自分想像していたシステムエンジニアとしての業務殆どありませんでした。

いわゆるSIerへの批判的な記事に挙げられるようなこと(Excelスクリーンショットを貼り付ける作業、何に使われるのか分からない謎の資料作成etc.)や、電話番等が主な業務でした。

新入社員に対して雑務を割り当てるというのはある種合理的な部分もあるとは思うので批判は控えますが、個人的には特に学ぶべきこともなく時間無駄に感じました。

一方でExcelスクリーンショットに関しては批判するべき部分があります

Excelスクショは「エビデンスを残す」という名目で行われることが多いと思いますが、システムが正しく動作たか顧客証明する目的であれば、結果ではなく検証をする方法提供するべきではないかというのが私の意見です。

スクリーンショットなんてものはいくらでも改竄可能もの(WebページなどであればDeveloper ConsoleHTMLを書き換えれば良い)であり、普通に考えればエビデンスとしての効力はないと考えられます

特に学べることがなかった

これは主にシステム開発・運用まわりについてです。

周りにはそれなりの年齢の方も多く、また社会インフラの構築を担うことの多い会社であるため、技術的な知識に造詣の深い方が多いと考えていたのですが、そのようなことはありませんでした。

大きな会社なのでそういった人も社内のどこかにはいるのかもしれませんが、少なくとも自分の周りでは観測できませんでした。

詳細は避けますが、技術的な知識に関してはその辺の情報学部生の方が理解していると思います

Linuxコマンドが分からない方向けにコマンドの打ち方をまとめた手順書(ターミナルエミュレータを立ち上げて、どこにユーザ名・パスワードを打ち込んで、どのボタンを押して...をスクリーンショット付きでExcelにまとめる)や殆ど問題を丸投げしている様な質問表等を作っていた時の心中は決して穏やかなものではありませんでした。

ファイル名の末尾に日付を付けるようなバージョン管理方法も噂では聞いていたものの本当に実在しているとは思っていませんでした。

また部署としては今後コンサルタントとなるような人材を増やしていきたいような雰囲気がありましたが、システム殆ど理解していない人にコンサルが務まるのかはよく分かりません。

個人的コンサルタントという肩書懐疑的なのもあります

環境に満足できなかった

主に常用していた端末周りの環境についてです。

使用しているコンピュータスペックがあまりにも低く(メモリ2Gハードディスク50GB、32bitOS)、まともに作業ができるような環境ではありませんでした。

Excelを開いたり、酷い時はIMEの変換機能使用した時にもコンピュータが固まっていました。

上で雑務殆どと書きましたが稀に開発をすることもあり、そういった場合特にスペックの低さによるストレスを感じていました。

私自身そこまで気合を入れて仕事をするような人間ではなく、むしろできることな仕事せず遊んでいたい人間ですが、やるべき仕事がくだらない原因で阻害されるというのはそれはそれでストレスが溜まるものだなと思いました。

自分だけでなく周りの人達環境でもそういったことは起こっていましたが、周りの人達はこの現象について好意的に感じている(コンピュータが固まるのを理由仕事をしなくても済むため)ようでしたので、その辺りの温度差も退職理由になっています

計算すれば高スペックコンピュータを導入するコストよりも、低スペックコンピュータを使うことにより生じる人件費無駄の方が大きいと分かるような気がしますが、あまり計算が得意な人がいないのだと思います

全体的な会社方向性に疑問を感じた

これは主にセキュリティ施策についてです。

昨今セキュリティ重要視され、セキュリティに関する施策予算が付くようになったのは良い点だと思っています

しかしながら、実施される施策的外れものと言わざるを得ないものばかりでした。

的外れならまだ良いですが、それはセキュリティリスクを高めるだけなのでは?と言った理解のない上の人間が思いつきで実施したとしか思えないものもあり大変疑問を感じました。

意味のない施策業務環境が不便になるのも見てる分には面白いですが、その中で仕事がしていきたいとは思えませんでした。

パスワードの定期変更や、暗号化zipファイルメールで送り続いてパスワードメールで送る等のバッドノウハウが未だに存在していることも知りました。

たこれはSI業界全体に言えることだとも思いますが、RPAとかDX(Digital Transformation)とか10,20年前に言うならともかく、今更言っても時代錯誤感が強いです。

良かった点

退職理由として不満点を挙げることになってしまいましたが、良い点もありました。

残業ほとんどなく休みが取りやすかった

これは部署プロジェクトに依る部分もあるみたいですが、少なくとも私の所属部署では早く帰ったからと言って咎められるようなことは殆どありませんでした。

最近労働時間に関する制限がかなり厳しくなっているようで、残業が多い部署は上から注意されているようでした。

有給休暇についても申請して拒否されるようなことはなく、むしろ消化が推奨されていました。

休んだことにより後から文句を言われることもありませんでした。

周りの人が良い人ばかりだった

上司や同僚から理不尽な扱いを受けるようなことは殆どありませんでした。

入社前のイメージパワハラモラハラは当たり前といったものであったため、非常に驚かされた部分です。

また少なくとも自分観測範囲では人種国籍性別による差別は行われていないように見えました。

福利厚生が充実していた

流石にNTT系列と言うべきか、福利厚生は充実していました。

色々ありすぎて私も全てを把握できていませんが、恐らく福利厚生に関しては国内企業ではトップクラスに充実していると思います

年収が高かった

少なくとも1年目の年収としては比較的高い方であったと思います

業務内容の割に高いとも思いました。

日本人の平均年収程度は貰えていたはずです。

私の場合残業殆どありませんでしたが、役職のない若手が残業をした場合残業手当が付くため(役職がつくと裁量労働制になる)、残業をした場合は更に貰えると思います

もちろん残業手当は働いた分だけしっかり付くようでした。

ただどうやら年収の伸びはそこまで良くはなく、聞いた話では20~30年勤続し管理職になってやっと1000万程度らしいです。

また国内大企業らしく厳格な年功序列制があるようでした。

まとめ

入社してから退職までの約9ヶ月間を振り返りました。

ただ勤務中はかなりささくれ立った心境であったため、こうして比較的穏やかに振り返ることができて良かったなと思う次第です。

巷ではSIer崩壊説みたいなものもありますが、個人的にはSIerは今後も続いていくと考えています

環境改善していって数十年後に「あの時辞めなければ...」と後悔することになると面白いですね。

今後の身の振り方については決まっていて、ソフトウェアエンジニアとして転職をすることにしました。

具体的な企業名や待遇等について詳細を書くことができませんが、年収については前職であれば20~30年勤続し管理職になった場合と同程度になります

最後になりましたが、読んでいただきありがとうございました。

2019-01-15

親父と正月喧嘩した件について

gdgdだが、吐き出す。どうにも許す気になれん。

親父は昔からパワハラ気味&上から目線なところがあって、辟易していたんだが、マンションも買い与えてくれたし、5年くらいまえから生前贈与だ、といって税金がかからない範囲で少しずつ金を振り込んでくれてる。

世間一般には良いほうの部類に入るのかもしれん。

俺はSEをしていて、実家パソコン3台を数年前に買い替えた時も、無線LANとか、プリンタとか、OS認証とか、一通り半日かけて設定してやった。

今年の正月元旦に顔をだして、相変わらずパワハラ気味な所とか、俺のほうがまだ年収は上だしなとか(子供相手に何言ってんだ、という話)、そういう親父に愛想笑いして帰ってきたのだが、3日の朝に電話があって、

親父が年賀状を作っているパソコンが動かないから直しにこい、と喚いていた。片道大体1時間位なんだが、正月休みの朝の9時に叩き起こされたので、午後から行ってやる、と言って、午前中は2度寝していた。

14時位に実家に行くと、早く直せ、宛先の印刷が出来ないだろ、と喚いていたので、ググって出てきた郵便局年賀状作成フリーソフトを動いているPCに入れてやって、それで印刷しとけ、と黙らせてから動かなくなっていた

VAIOを見た。純正の診断ツールを走らせて、ハードディスクを修復して、何回やっても、「windowsが正しくシャットダウンされませんでした」という例のエラー回復画面から起動しない。セーフモードでも起動しない。

診断ツールの走りが遅かったのでここまで3時間タバコを吸っていると、タバコ吸う暇あるならさっさと直せ、と親父が喚いてくる。ツール走らせてんだよ、ボケが。素人は黙ってろ、と思ったがそこまではその時は

言わなかった。

もうめんどくせーから初期化するか、と決断して、親父にデータ全部消していいか、と聞いたら、過去何年分かの年賀状データと宛先のデータ写真は救いだせ、と喚く。後出しだが、親父は昔、役人をしていて、

俺がガキの頃から12月1月初めは年賀状作成バカになる。宛先をきっちり管理し、毎年律儀に数百枚出す。そんなに大事ならバックアップとっとけよ、と思ったが、VAIO純正ツールデータ救出みたいな項目があったので、

それを走らせてみた。救出するフォルダを選べ、と画面が出てきたので、年賀状作成ソフトフォルダまるごとと、住所録の簡易データベースみたいなものがあるらしき場所と、ピクチャフォルダを丸ごと指定して、

外付けのHDDコピーを開始したら、「終了まで8時間」とか出た。まあ、古い外付けHDDだし、コピーしていくうちに画面の時間表示も減るだろう、と思って、お袋が用意してくれた晩飯を食った。

すると、先に飯を食い終わった親父が画面表示に気がついて、「8時間とはどういうことだ」「お前はここで徹夜すんのか」「いや、むしろ終わるまで帰るなよ」と喚き出した。丁寧に説明してやっても良かったんだが

さすがにキレてしまった。喧嘩口調に切り替え、5分位罵りあったのだが、「だったら、修理にだすわ」と親父がほざいたので、「ああ、そうかい」と言って、お袋に帰るね、と言って帰り支度を始めた。青ざめた顔を

して見ていたお袋もなんとなく頷いてくれたので、帰ろうとしたら、親父が「仕事を投げ出して帰るのか」とか色々ほざきだしたので、「修理屋さんが直して下さいますよ」と嫌味たっぷりに言ってその日は帰ってきた。

翌日。朝の9時半、10時に親父の携帯から着信があったが、また叩き起こされたので無視して寝た。ちなみにその日はそれ以降親父から着信はなかった。

その翌日。また朝の9時半、10時に親父の携帯から着信があったが、無視した。用事があったんで、起きてはいたんだが。その日もそれ以降親父から着信はなかった。

その翌日。また朝の9時半に親父から着信があったが無視した。友達と昼に待ち合わせだったので、そのまま出かけると、電車の中で親父から入ったショートメールを見た。

曰く、

こちから呼びつけておいてひどいことを言いました。反省しています。すいませんでした。」

「宛先印刷ソフトを入れて頂いてありがとうございました」(ほぼ原文)

その日の夜に「メッセージは見た。これ以上は罵る言葉しか出てこないので返信しない」とだけ返しておいたら、翌日に「わかりました。落ち着いたら連絡をください。」と返ってきた。

あれから1週間以上になるんだが、未だに親父を許す気になれん。親父もお袋も70歳までカウントダウンだし、寛容になってみるべきなんだろうか。

しろ、死に目にあえなくてもいいかな、くらいにも考えてる。色々積もり積もったものがあるからね。

吐き出しですまん。

2019-01-13

自己責任とか最初に言い出したのは誰なのかしら駆け抜けてゆく(略)

http://bunshun.jp/articles/-/10229

14年前、誰が「自己責任論」を言い始めたのか?――「イラク3邦人人質記事を読み直す

文春に載ったのは少し前のようだけれど、この記事を見て少し記憶がよみがえったので自分なりの見方を書いておく。

このあたりのログは古いハードディスクに残っているとは思うが、しばらく家に帰れないのでとりあえず私の記憶メモリアルから

イラク人質事件メディア最初に「自己責任」の語を取り上げたのは筑紫哲也だったと思う。

ニュース23で、ネットでは三人が捕まったのは自己責任からほっとけという心ない声が起きていると批判した。

ちょうどそのとき歴史的事件になるだろうからと関連スレホットぞぬで取得しまくっていたのだが、

いわゆる本スレでは人質三人の家族に多くの批判レスが書き込まれていた。

当時は北朝鮮拉致問題で連日のように拉致被害者家族がTVに出て、彼らへの同情が高く

社民党他の左派北朝鮮の肩を持ったと世間から逆風を浴びていた時期の直後だった。

なので人質家族が(すぐ現れた支援団体に囲まれて)テレビ政府批判をするのを見て

2chでは「左派が“反政府拉致被害家族”を作ろうとしている」と大きな反発が起きていた。

実際、拉致被害者家族をかなり意識してトレースしようとしていると自分も感じたし。

そうした反発の中で自己責任という言葉が使われていた。ただ、筑紫用法とは異なり

「(三人は拉致被害者と違って)自己責任なのだから一緒に出来ない、家族政府批判するのも筋違い、という使われ方だった。

小池発言筑紫説明とは違って、家族会や支援団体批判文脈だったわけだ。

それを筑紫が「三人は自己責任(だからどうなってもいい)」とネットで言われていると報道した直後から

三人に対して直接自己責任だと言う書き込みが一気に増えた。

元々の文脈と混在して、一時スレが混乱したのを覚えている。その時に、意味がズレたとどこかに書き込んだように思う。

後はもう、他のメディア筑紫の後追いでネット世論の批判ネット用法もそれに同化って流れが出来て、政治家までそれに乗り出す。

そんな流れと記憶している。

あくまで私の視点から記憶から、これと違う当時の記録や記憶があるなら指摘よろ。

2019-01-06

今後のために貯めておけという正論は敢えて無視

いろいろあって向こう数日内に完全に自由に出来る金が3~4万円ほど入りそうなんだが、

  1. Switchを買い直す
  2. PS4ハードディスクを1TBか2TBに増強する
  3. PSVRを買う(なおANUBIS M∀RSとネプVIIRくらいしか興味のあるタイトルはない、3D酔いも酷い)
  4. XboxOneを買う(なお360は持っててOneソフトで興味があるのはエクスペリエンス黄泉裂クくらい)

どれが一番シアワセになれそうだろうか。

2019-01-03

Webサービスエンディングノートがほしい

人に自慢できるような金額ではないが、私も人並みにオンラインバンキングとかネット投資とかをやっている。しかし、私が当然死んだ時、残された人はこのお金を引き出せるだろうか。ログインネームパスワードだけでなく、どこの口座に開設しているかもわからないこのお金を。

死んだ後に、ハードディスクの見られたくないファイルを消してくれるサービスが度々話題に上るが、私はそのオンラインバンキング版が欲しい。

サイトログインして規定の起爆コードを入れると、証券会社銀行アクセスして、全ての株、投信外貨預金等を換金し、ひとつの口座に送金してくれる。という。

私のアカウント情報を全て収集している家計簿アプリさんとかいかがだろうか。でもあれは取引パスワードは集めていないんだったか

2018-12-13

俺の外付けハードディスクが逝った

理由分からん

長年時間をかけて集めてきたエロファイルとお別れしなきゃいかんのか?

死にたい

2018-11-18

女子社員SNS画像ダウンロードしている

女子社員沖縄行ったとか、海外行ったとかで水着姿をフェイスブック画像をアップしている

俺はその画像ハードディスクに保存している

その画像を極限まで拡大して見て楽しんでいる

もうすぐクリスマス

2018-11-12

anond:20181112104939

http://www.atmarkit.co.jp/news/200105/02/google.html

Googleは、ペタバイト級のストレージ1台にWebページ13億分のインデックスを持つ。「インデックスペタバイト必要としているからではない。1インデックスにつき数百のコピーを持つからだ」とGoogleマネージャMarc Felton氏は語る。

(中略)

大規模なWebサイトが、データ保存ストレージシステムとしてRAIDシステムSANを用いているが、Googleでは典型的ディスク型のストレージシステムを用いている。その理由を「その方が速いから」とFelton氏は言う。

Googleストレージデバイスの多くはMaxtorの80GBハードディスクドライブだ。Maxtor製品は、ハードディスクドライブ1台につきコントローラを1台、PC1台につきハードディスクドライブ2台を持つ。

https://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/11/16/5430.html

Googleでは検索対象ページをこれまでの約40数億ページから、約2倍となる約80億ページに拡充したばかり。容量は1ページあたり平均10KB、合計で10TBにも達するという。

https://japan.cnet.com/article/20081099/

Googleは、比較低価格マシンを大量に購入することで、通常なら数千万ドルもかかるようなコンピュータインフラを、わずか数百万ドルで構築してしまった。

2018-11-08

サムスンWDシーゲイトHDDNSAバックドアが仕掛けられていることが判明

anond:20181108161238

ハードディスクコントロールするためには、その製品独自ソースコードへのアクセス必要とされるため、一般的に手に入る情報だけではこのレベルマルウェア製作できないそうです。さてはて、製品独自ソースコードNSAがどのように手に入れていたのかは、明らかになっていませんが、元職員ロイターに語ったところによると、NSAときどき、ソフトウェアをチェックできる米国防総省のふりをして、コードを手に入れることもあったそう。

anond:20181108152651

楽しく妄想に耽るまえに調べよう?

25年前の民生用コンピューターはメインハードディスクが25MBしかないんだ。解析どころか録音さえできねええええ

噂によればギガバイト級のスパコンがあるらしいぜ!?えっ1ギガバイト?みたいな。並列化もまだまだだったころだ。

部屋いっぱいの紙テープキロバイトだぞ。

2018-10-15

ワードとかエクセルの保存マークってなんなの?

普通、保存だったらハードディスクとかCDとかそういうマークにしないか

ろくでもないような、電荷プラスマイナス逆に定義しちゃったのを引きずってるみたいな話なのかもしれないが。

使う側からしたら気持ち悪くてしょうがない。なんのマークなんだ?

ピンとくるようなわかりやすデザインにしてくれればいいのに、あのよくわからない四角いマークのせいで探すときいちいち迷うわ。

意味不明だわ。なにがモデルになってるの?

2018-10-07

最適な永続化方法

サブスクリプション 数年?

携帯 5年程度

ハードディスク 10年程度

クラウド 10年程度

円盤磁気メディア 15年程度

紙 15年程度

本 30年程度

巻物 50年程度

石 100年程度

脳 70年程度

 

やはりデータは壊れるので

データ移行を前提にしたいところ

それが何処にあるかというインデックスが欲しいが、インデックス永続化は結局同じ問題に直面する

あと、著作権後絡んでると勝手に移行できない問題もある

移行、つまり複製サービスは作れない

あるいは、データ10年程度でアクセスできなくなる前提の元行動するか

2018-09-30

IT業界

たまにIT業界話題で改修にどれだけかかると他人コード保守するのが難しいとかに対して他業界に対して遅れてるみたいなことを言ってるのを見る


考えてみたらIT業界システムを作るのって全部オーダーメイドなわけだ

服だと基本ショップで売ってるのからいいのを探すし、レストランでもメニューから選ぶ

電化製品でもテレビとかは既存製品から選ぶ

オーダーメイドで作らせるなんてほとんどない


システムというかソフトウェアだってすでにあるものはいっぱいある

ハードディスクフォーマットとかテキストエディタとか画像ビュワーとか

フリーソフトで探せばいっぱいある

システムとして発注しそうなものでも word press とか excel とかそのへんをうまく使えば十分なものだってある

その辺を使ってればいいのに当たり前のようにSIer会社に○○作ってと頼むことが多いと思う

そりゃオーダーメイドとして一つ一つ作ってるんなら作り方も違うし、他の人が扱いづらいし時間のかかる調査必要なのは当たり前だと思う

それでIT業界ダメかいうのは比べ方が悪いと思う


日本に多いと思うがシステム側に合わせることを嫌がってコレまでと同じようにできるものを作れっていうのがダメなんだと思う

基本は汎用的なものをつかって業務のやり方をそれに合わせればいい

どうしても無理なところだけちょっとしたシステムを作ってもらうくらいにすれば無駄お金もかからないと思う

あと10年くらいもしたら機会苦手な世代ほとんどいなくなりそうだし、そういう感じに変わっていったりするのかな

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