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はてなキーワード: スポ根とは

2015-12-17

ガンパレ大人気っすねー

そんで内容は完全にスポ根なんだよね。

お前ら普段は散々スポーツなんてDQNがやるもの部活DQN巣窟とか言ってやがんのにアニメ女の子がやってたら感情移入しまくりですか。

願望とトラウマと羨望と取り戻せない過去に挟まれてウジウジ考えてんだろうな。

哀れでならねえわ。

2015-12-13

NHK放送されてもいいんじゃないか?って深夜アニメ10

アニメEテレ再放送されるってんで話題ですが、まあ他にもこれいけるんじゃね?ってのはありますよね。

まああの局昔からいろいろアニメ放映してるんで、そもそもNHK向きってのが何なんだよって話ではありますけど。

んでまあ子供が見てもよさそう、健全そう、っていう作品をいくつかピックアップしてみました。(健全ってなんだ)

ちはやふる

これはもう有名すぎるほど有名な競技かるた漫画ですね。NHK的にはCCさくらで有名な浅香守生監督作品でもあります

いわゆる「スポ根ものであり、老若男女に自信を持って薦められる傑作です。

マンガアニメ化としては文句なしといえる出来で、素晴らしいです。

ていうかなんで日テレはこれを全日帯で再放送しないんですかね。金田一の枠にちはやふる放送してくださいよって前から思ってます

君に届け

これまた有名すぎるほど有名な少女漫画。そしてこの作品ものすごいピュアというか、めちゃくちゃ「健全なお付き合い」してる恋愛漫画です。

最近子供が見れる時間帯での少女漫画アニメが減りましたね。少女向けアニメ自体は元気なんですけどね。基本的玩具販促モノがメインです。

たぶん商売にならないんでしょうね。そういうときNHKには頑張ってほしいものです。

他にも「神様はじめました」「暁のヨナ」などの花とゆめ作品とか、少女漫画アニメ化最近深夜が多くて、なんだかもったいないなあと思うところ。

たまこまーけっと

一言で表しづらいなんとも難しい作品なんですけど、まあ「心温まる」系の作品といっていいんでしょうかね。

映画の「たまこラブストーリー」はわかりやすお話なんですけど、こちらはちょっと面白さを説明しづらいですね。

こういう独特の雰囲気を楽しむ感じの作品ってどうにも魅力を伝えづらいところがあるんですが、NHKにも「おじゃる丸」「カスミン」のような独特な雰囲気を持った作品というのがあって、

京アニ作品だったら「日常」よりもこっちの方がNHK向きかなあと思ったりはします。

よみがえる空 -RESCUE WINGS-

NHKというか学校の教材として使っても良いレベル作品です。ただ、重たい話なので、中高生以上向きですかね。

航空自衛隊小松基地舞台に、航空救難団小松救難隊の活躍を描いた作品で、航空自衛隊制作協力をしています

最近アニメやらなんやらでいろいろと言われがちな題材ではあるんですが、綿密な取材によるリアリティを追求した描写は本当に素晴らしいの一言

自衛隊アピールするんならこっちをもっと推した方がいいんじゃないかとも思うんですが、まあそれは置いておきまして。

月姫」「神様のメモ帳」などで悪評が目立つ桜美かつし監督作品なんですが、これを見ているか見ていないかで評価はかなり変わってくるのではないかと思っています

放課後のプレアデス

魔法少女もののようであり、ジュブナイルのようであり、SFのようであり、ガールミーツボーイな作品です。

視聴者の予想を裏切る展開が予測されがちになってしまった「魔法少女モノ」の中で、少女の成長をメインに最後まで真っ直ぐ綺麗に突っ切った作品です。

子供向けというか、子供に見てほしいって思えるような作品ですね。SF的な要素が少々小難しいですが感覚でなんとなく見れるようになっていますし。

ただまあ、大人が子供に見せたいって思うものほど、子供は見たがらないんですよね。

つり球

コミュニケーションが苦手な主人公真田ユキが宇宙人ハル釣りに誘われたのをきっかけに成長していく作品です。ボーイミーツボーイですね。

主人公のユキ君の成長の描写がとても良いです。釣りに楽しみを見出し、少しずつ仲間を見つけていく過程がとても丁寧。

夏休みとかに放送されたらとてもいいなあ、と思う次第であります

TARI TARI

P.A.WORKSが手掛ける、青春オリジナルものの第3作。少年少女青春を描いた気持ちの良い群像劇

まあ、同じく廃校阻止系青春ものですしね。いけるでしょう。

true tears」「花咲くいろは」と比べると爽やかさでは頭ひとつ抜けてます合唱が題材というのもNHK向きなところ。

有頂天家族

京都舞台に、下鴨家という狸の一家とそれを取り巻く人間やら天狗やらを描いた森見登美彦原作アニメ

なんとなくスタジオジブリを思い浮かべる人もいるかもしれませんけど、まあ当たらずも遠からずって感じではあります

家族もの」なのでアニメオタクというよりファミリー向けの作品なんですよね。

すごい面白いんですけど、深夜アニメビジネスには向かないよなあって作品こそNHKが取り上げるべきものなんじゃないのかとも思うところであります

大正野球娘。

これまたニッチなところのチョイスではあるんですが、面白いんですよ。

大正時代末期を舞台に、女生徒たちが野球に挑む作品

女性社会進出」という観点から見ても面白いんじゃないかと。NHKって朝ドラとかでそういうの好きですしね。

この作品、けっこう時代考証がしっかりしておりまして、大正時代描写が非常に丁寧です、NHK的にそれ重要

涼宮ハルヒの憂鬱

NHK向きとかそういうんじゃなくて、普通にいずれ放送しそうっていう話。Eテレとかは無理としてもBSとかでね。

とらドラ!とかもあり得そうな感じです。現在セーラームーンとかベルばらとか放送してるんでいつかは深夜アニメもそうなるんだろうなという希望的観測

2015-10-16

http://anond.hatelabo.jp/20151016135551

じゃあ、黄昏流星群に出てくるような人たちは皆毎日ディルド使って広げてるわけか。

まるでスポ根マンガじゃないか。

あの漫画を見る目が変わるな。

2015-10-14

深夜アニメ類型一覧

作品例は2015年アニメ

学園異能バトル(別名石鹸枠

魔法超能力を駆使した学園バトル。主人公はその中でも特殊能力の持ち主、特殊すぎて落ちこぼれ扱い。でも実は強い。俺Tueee。女性登場人物殆ど主人公好意を持っている。ハーレム、またはそれに近い。

学戦都市アスタリスク落第騎士の英雄譚新妹魔王の契約者対魔導学園35試験小隊

ラノベ

上記の石鹸枠日常部活枠以外のラノベ原作アニメ

終物語ヘヴィーオブジェクト

難民

地方都市田舎少女たちが遊んだ学校に通ったりバイトしたりする。事件らしい事件も起こらないし、悪役も登場しない。男性も登場しない。背景が異様にきれいに描かれている。作画演出が命。

ご注文はうさぎですか?ゆるゆり

巨大ロボット

伝統的な巨大ロボット枠。遡れば鉄人28号までご先祖はいるが、大体ガンダムマクロスパトレイバーエヴァンゲリオンチルドレン。

蒼穹のファフナー EXODUSコメット・ルシファー

腐向け乙女

文字通り腐女子向け。完全に腐女子向けの場合もあれば、普通少年マンガ原作をここに含める場合もあり、定義はひとによって変わる。イケメンがたくさん登場する。ある意味石鹸枠の逆バージョン。ただ主人公少女も美形。

スタミュDance with DevilsDIABOLIK LOVERS

王道スポ根

文字通り王道スポ根もの。ただし、最近腐向け扱いされる場合あり。原作週刊少年ジャンプ

ハイキュー!!

オリジナル

原作なしの描きおろしオリジナルシナリオアニメ。しばしば質アニメになりやすい。

コンクリート・レボルティオ~超人幻想

紳士

紳士とあるが実質エロアニメAT-Xでは乳首まで見れる。おっぱいが揺れることだけが重要で、ストーリーはどうでもよい。石鹸枠と違い主人公女性

VALKYRIE DRIVE -MERMAID-

邪気眼

邪気眼的な世界観アニメ石鹸枠オリジナル枠とも重なるが、ラッキースケベギャグは少ない。

※K、終わりのセラフ

一般文芸

ラノベマンガではなく一般文芸原作アニメミステリが多い。場合によってはメディアワークス文庫など半ライトノベルも含む。実写化よりはマシ?ノイタミナお家芸

櫻子さんの足下には死体が埋まっているすべてがFになる

ギャグ

ギャグ漫画原作

ワンパンマン

ギャルゲー

ギャルゲー原作アニメ最近は減少傾向。

うたわれるもの 偽りの仮面

リメイク・プレエピソード

過去の名作のリメイク。または、エピソード0的な前日譚。

ルパン三世ヤングブラックジャックおそ松さん

短編

3〜5分のショートアニメ

てーきゅう雨色ココア小森さんは断れない!

どうしてこうなった!枠

まさに「どうしてこうなった!」。誰得アニメギャグ枠とは別に考えるべきである

北斗の拳 イチゴ味進撃!巨人中学校

以下は今季にはなさそうなもの

ハートフルボッコ

一見すると日常もの、単なる萌アニメに見せかけて見ているもの精神的に追い込むアニメ

魔法少女まどか☆マギカ結城友奈は勇者であるがっこうぐらし!

日常

難民枠と違い男性登場人物もいる日常もの。これも作画演出が命。

WORKING!!ARIA日常

アイドル枠

文字通りアイドルアニメ

ラブライブ!アイドルマスターシリーズ、Wake Up Girls、うたの☆プリンスさまっ♪

学園日常部活

魔法超能力は登場しない。一般的高校部活動。但し部活動自体実在しない、よくわからない部活主人公ヒロイン担任によって強制的に入部させられる。タイトルに「俺」「僕」が入る場合が多い。主人公は平凡、下手をすれば平凡以下。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない僕は友達が少ないやはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

腐向け

文字通り腐女子向け。完全に腐女子向けの場合もあれば、普通少年マンガ原作をここに含める場合もあり、定義はひとによって変わる。

LOVE STAGE、純情ロマンチカ

ハード

文字通りハード。または背景思想ハードエヴァンゲリオンなんかもここ。

攻殻機動隊シリーズPSYCHO-PASSFate/Zero

少々書き直した。今期って狭義の腐向けって無いのね。

2015-10-11

ぼくがKADOKAWA×はてな小説投稿サイトに一番求めること

http://kaku-yomu.kadokawa.jp/

アイディアとか意見かいろいろ募集してるみたいなので増田ちょっと書いてみる。

縦書きがどうのとかルビがどうのとかそんな瑣末なUIの差ぶっちゃけどうでもいい。

自分が一番この企画に求めることは「『小説家になろう』とかい小説投稿サイトを潰す」ということだ。

Web漫画って面白いよね。

ワンパンマンのバトルは熱いし、オナマスも捻くれてて面白い

商業物に限定してもバトルラブコメギャグスポ根といろんなジャンルがあって、いろんな作品評価されてて、

自分Web漫画という存在を知った際は本当にいろんな作品を読んだ。

勿論画力作品全体のクオリティに差はあったけれど、普通の商用誌に載ってる作品と遜色ない

クオリティ作品無料で読めるWeb漫画を読めば読むほど好きになっていった。

そして自分Web小説という存在を知った。

Web漫画がこれだけ面白いのだからWeb小説はどれだけ面白いんだろう」自分は期待した。

どうやらWeb小説というのは『小説家になろう』という小説投稿サイト投稿するのが最もスタンダードらしい。

ということで無難にそのサイトランキングを少し見てみた。

ニートが異世界転生してチート能力で云々~」

おう、いきなりパンチの効いた作品があるな。

でもこういう作品需要あるのかな。別の作品にも目を向けてみよう。

ネトゲ廃人RPG世界に転生して美少女ハーレムをかんぬん~」

なんだこれは、よく見たらこんなのばっかじゃないか。

もしかして変なカテゴリランキングを見てるのか?

とりあえず安全そうな文学カテゴリを見てみよう。

魔王に異世界転生して美少女勇者が~」

「異世界転生してツンデレお嬢様と~」

いやいや、おかしいだろ、なんで文学カテゴリがこんなエロ漫画みたいな作品で溢れてるんだ。

運営は何も言わないのか?

じゃあもっと安全にこのサイト経由で出版した作品というのを見てみよう。

オタクゲーム世界に閉じ込められて~」

「気づいたらネトゲ世界に転生していて~」

自称劣等生が魔法で~」

なんだこれは、もはやこれは小説家になろうじゃなくて異世界転生小説家になろうじゃないか。

なんでこんなただでさえクラスヒエラルキー最下層のオタク向け非難されやすラノベの中の更に気持ち悪いところを凝縮したような作品ばかりなんだ。

いや、勿論食わず嫌いはよくないと思いその手のジャンル作品を読んでみて面白い作品存在するということは知ってるし、

ランキングの外を探せば異世界生物以外の普通ミステリーとかもいっぱい存在することは知っている。

しかし、ランキング出版されてる作品がこの手のジャンルに埋め尽くされてるということはそれ以外の作品が正当に評価される機会がどんどん奪われているということで、

Web漫画場合個人的感覚として、一定以上のクオリティ作品投稿している作者は大体出版社に声をかけられて近いうちにプロになるか、自分がその作者の存在を知ったときにはもう既にプロになっている印象なのだが、

Web小説でこの流れをやるには

「一旦小説家になろうで異世界転生小説を書いて注目を浴びる」

「なろうの運営元?の出版社からお声がかかる」

「異世界転生作品出版した後に普通ラノベを書く」


という流れになっているようで、Web小説家として注目されてプロになるには

一旦なろうで異世界転生小説を書くというクッションが必要になっているらしい。

これはもう狂気の沙汰じゃないか。

小説家になろうという小説投稿サイトスタンダードになって、

そしてその中で異世界一辺倒に歯止めがなくなってからWeb小説という括り

自体クラスヒエラルキー最下層の人間向けになってしまっているようだ。

KADOKAWAはてなには是非この風潮をぶっ潰してほしい。

小説家になろうかいWebサービスを、「あーあの昔流行ってた異世界転生好きのキモヲタ共の隔離場所ねw」

くらいの扱いになるまで叩き潰してほしい。

面白い作品投稿する作者がいたらジャンルを問わず正当に評価されて、出版という形でもご褒美を与えられて、

Web小説というジャンル自体を一部のキモヲタしか楽しめない腐ったコンテンツから

小説好きなら誰でも楽しめるコンテンツ昇華する、そんな小説投稿サイトを作ってほしい。

まあ、第二のなろうになる可能性も少なからずあるとは思うけども・・・

2015-10-05

本当は恐い「ここさけ」

「心が叫びたがっているんだ」を観てきた。てっきり平凡な青春もの作品だと思っていたら大間違い。一筋縄でいかない緻密な描写裏付けられたとんでもない傑作だった。

この作品の凄みについて説明するには、素直な鑑賞方法の「青春ラブストーリー」としての軸と、「核家族ホラー」としての軸の二つのから読み解いていく必要がある。

核心はもちろん「核家族ホラー」にあるのだけれど、まずは「青春ラブストーリー」としての軸から順を追って解説したいと思う。当然ながら以下の文章物語の核心に触れるものなので、未視聴の方は注意していただきたい。

個人的にはネタバレのために面白くなくなる類いの作品ではないと思っているものの、まっさら気持ち作品と向き合うチャンスはとても貴重なものだと思う。

青春ラブストーリー」としての「ここさけ」

まずこの物語は、地元神様存在から呪いを受け、声を失った主人公成瀬 順)というちょっとしたファンタジーから始まる。

最終的にはこれは本人の妄想に過ぎないということが解き明かされるのだけれど、どちらにせよほぼ全くしゃべることができないという現実には少し考えにくい境遇の人物を軸に物語が回る。

ある日学校交流会、有り体に言えば文化祭的なイベント実行委員担当教官から強引に主人公が抜擢される。

抜擢されたのは合計4人で、実行委員になったのは主人公に加え坂上 拓実、仁藤 菜月、田崎 大樹の3名だ。

いろいろあって主人公たっての希望により、交流会の出し物をミュージカルとし、紆余曲折ありながらも4人力を合わせて交流会を成功に導く。というのが大まかなあらすじになる。

ラブストーリーとしては、成瀬は坂上に思いをよせるものの、中学の頃から相思相愛の仁藤という存在があったため、成瀬の恋は片思いに終わり、最終的には実は成瀬に思いを寄せていたダークホースの田崎が彼女告白する。というところで終演した。

田崎×成瀬

ここでひとつ初見で思いがちなのは、「田崎の告白がとってつけたもののように感じる」ということ。片方がくっついた一方で余りの二人がくっつくという、平和ラブストーリーを決着させるありきたりな手法に思えるし、実際そうなのだけれど、田崎の告白自体はしっかりと序盤から布石がちりばめられていた。

田崎はかつて平凡なチームの一つに過ぎなかった野球部に「甲子園を狙えるかも知れない」と夢を抱かせるほどのスーパーエースだったが、腕の負傷により選手生命を絶たれた男だ。性格運動部らしくまっすぐ筋を通すことをよしとするスポ根思想を持っている。

その田崎と引きこもり一歩手前の成瀬というカップリングは奇妙ではある。しか物語でのファーストコンタクトの時点から彼女は彼の心を動かし続けていた。

まず田崎が実行委員参加に消極的な当時、交流会の出し物を決める学級会議成瀬をひどく侮辱するシーン。

このとき田崎は完全に成瀬を見下しており、くだらない存在と思っていた。しかし、そこで突然成瀬は歌い出し、彼女ミュージカルをやる実力があることを証明してしまったのだ。

このあと、田崎は珍しく部活動の参加をせず帰路につく。

彼女侮辱したとき、同時に田崎は坂上から侮辱をうけており、それが原因にも思えるが、結末から逆算すればここはそうではなく、成瀬の行動に胸を打たれてのことであったのだと考える。

ひどい侮辱を受けても胸を張り、自分の実力でそれをはねのけてみせる。

前述の通り、スポ根の田崎にとって、これほど評価に値する行動はないのではないだろうか。自分が見下していて、それも真っ向から侮辱した相手にそれを見せつけられたとき、田崎は今の自分自身の姿と初めて直面したのだ。「あんな立派な彼女に対して、今の自分の情けなさはなんだ?」といったところだろう。

この後の下校シーンで田崎が仁藤を誘うというシーンが挿入されるため少し混乱するが、これはおそらく「チア部部長野球部エースがつきあうという伝統」と、仁藤が女性的に魅力があったからという単純な理由による、破れかぶれの軽口だったと考えている。田崎は最初から仁藤については恋愛感情は抱いていない。演技や描写的にも、私には一番腑に落ちる解釈だ。

次にファミリーレストラン会合中、田崎が野球部の後輩と居合わせ喧嘩になるシーン。

ここまで説明すれば明白だが、このとき田崎は成瀬に助けられてしまう。成瀬は「いなくなれ」と侮辱された田崎を必死で庇う。言葉を発するとひどい腹痛にみまわれるというハンデキャップを負っているにもかかわらずである。(実際成瀬はこのために病院に運び込まれることになった)

ここで田崎の恋心は確定したといっていい。

またも彼女は田崎の最も評価する行動を取り、かつそれは自分を庇うための行動であったということ。尊敬に値し、同時に自分を気遣ってくれる存在。もはや恋に落ちるには十分すぎる条件ではないだろうか。

もう一つの

その後田崎は実行委員積極的に参加するようになった。そこで野球部外の生徒との交流を通して、野球以外の世界自分のかつて見えていなかった部外の生徒の特技や良いところにふれることで、次第に心を開いていくことになる。

ある日、実行委員活動から帰路につくとき成瀬と田崎が二人きりになることがあった。そこで田崎は彼女に今までの無礼を詫び、野球以外の世界を教えてくれた成瀬に礼を言う。ここでついに告白でもするのではないかとハラハラしていたが、それはラストシーンまでお預けとなる。

ところで、「ここさけ」のメインストーリーとして、片思いに終わるもの成瀬の坂上に対する片思い結果的彼女世界を隔てる卵の殻を破り、彼を失う代わりに新しい世界へ足を踏み出すというものがある。

その第一歩が田崎の告白に他ならないのだが、その田崎自身も、野球という卵の殻に閉じこもっていたと考えることができないだろうか。

坂上は終盤直前まで主人公同然の露出率で、意図的に組まれミスリード存在であったが、実は恋愛ものとしては同じテーマを抱えた田崎×成瀬こそ主軸のカップリングであったと言えると思う。

その証左として、終盤の「あこがれのお城」での坂上と成瀬のシーン。

成瀬がため込んだ思いを自分の声ですべて坂上にぶつけるあのシーンで、坂上は誠実に聞きに徹する。とても凝った演出純粋に感動的なシーンではあるのだけれど、私は別の意味でもひどく感動を覚えた。

成瀬言葉を一つ一つ受け取っていくたび、坂上の存在だんだんと小さくなっていくように感じたのだ。それまではまるで主人公のように振る舞っていた彼だが、すべてのやりとりを追えた後にはその影はまったく消え失せている。ミスリード主人公として、成瀬の思い人としての役目を終える瞬間だった。最後に残ったのはただのモブ同然の男子生徒。その後のミュージカルのシーンでは王子という準主役の役目を演じるにもかかわらず、抜きで映し出されているのは成瀬で坂上は声しか聞こえない始末だった。これではDTM研のふとっちょ以下ともいえるだろう。

女性は終わった恋に対して淡泊と言うが、その心理を如実に表しているようにも感じる。ニセの主人公だったのにもかかわらず、ここまで主役のように劇中でふるまってきたのは、恋をしている成瀬フィルター越しの演出だったのではないかとも解釈できる。

坂上の涙の謎

さて、青春ラブストーリーとしての他のカップリングについては、劇中で直接的描写がされているため省く。

次に「核家族ホラー」としての「ここさけ」を解説したいと思うが、その前に一つ念頭に置いておいてほしいシーンがある。それは先述にもあったが、「あこがれのお城」でのシーンだ。

成瀬は坂上に泣きながら言葉をぶつけていた。失恋の結果だし、この感情表現に対してまったく違和感はない。

しかしそれを受けての坂上の涙。これはどうだろうか。

「思ったことを言葉にする成瀬の姿に感動した」というような事を言っていたし、その言葉に偽りはないとは思う。しかし、その説明ではあの涙の十分な説明にはなっていないのではないか?と疑問に思った。ある意味事実に沿ってはいるだろうものの、本質をかすめてはぐらかされたような気持ちになった。

しかしこの疑問は、成瀬と坂上、二人の家庭環境について読み解いていくことで明らかになる。

以下につづく

http://anond.hatelabo.jp/20151005180500

2015-09-12

Web小説ってまともなのないのか?

Web漫画出版されていない純粋素人が描いたもの限定しても

ファンタジーSFスポ根バトル物ラブコメエロコメホラー4コマ捻くれた青春

いろんなジャンルでそこそこ以上のクオリティのものがあって、

どれもそれなりにいろんなところで評価されてるイメージなんだけど、

Web小説世界って出版されたものされてないもの含めて

2chまとめみたいなくっさい長文タイトルの奴とか

ニートが異世界転生してチート能力得てハーレム作る話とか、

勇者魔王が云々っていう何億番煎じやねんって物ばっかじゃん

大抵タイトル見ただけで見る気起きなくなる

そもそもラノベではなく一般小説クオリティの高いWeb小説とか絶対あると思うんだけど、

そういうのはどこから出版されてんの?どこで評価されてんの?

ラノベ中心だからある程度は仕方がないにしてもせめてハルヒとかとらドラくらいの

レベルの臭さの物ってないのかねー・・・

2015-07-13

二村ヒトシ藤沢数希の対談が全く噛み合ってなくて面白かった

https://cakes.mu/series/3437

藤沢数希は「出来るだけ沢山のいい女の膣に射精することがオスとしての勝利」

二村ヒトシは「性的な相性のいい相手と最高のセックスをすることが人間の喜び」

と主張しているように見えて、最終目的地が余りにも違うから話が噛み合わないんだと思う。

これはもう、どっちが正しい間違ってるという話じゃなくて、セックス趣味の話なんじゃないか?

承認欲求と性欲を絡めない藤沢

二村

僕がいちばん訊きたかったのが「藤沢さんはモテるようになって、救われましたか?」ということなんです。

藤沢

救われるかどうか、とか特に考えたことがないんですよね(笑)

コンプレックスというか、もっと切実な問題ですよね。とにかく目の前に、セックスできないという切実な問題があって、それをどう解決するか、みたいな。

二村さんは恋愛を語るにあたって、「自分とはなにか」「愛とはなにか」といった部分で悩まれていますよね。それが僕にはよくわからないんです。だってお腹が空いたら食べ物を探しに行くじゃないですか。それと同じで、恋愛って、性欲が満たされなかったから、満たされるように活動する、というだけの話ではないでしょうか?

二村は昔から女性主体性に固執していたが、藤沢にとって女は食品に近い。

食品承認欲求ではなく食欲を充たすものであるように、女も承認欲求ではなく性欲を充たすものなのだろう。

 

普通未満のスペックの男」が視界に入ってない藤沢

藤沢

『ぼく愛』を書くうえで、似たようなジャンルの本を調べていて、男性向けの恋愛マニュアル本もかなり読みました。すると、ほとんどが、女性と喋ることもできないし彼女なんて夢のまた夢みたいな人を想定読者とか、物語主人公にしていて、この本に書いてあるテクを使えば、童貞が爆発的にモテるようになるという書き方をしているんですよね。

ヒットしたスポ根作品主人公って、地力があるし才能もある、というキャラクターばかりなんですよ。『スラムダンク』でもなんでもそう。野球漫画だったら、主人公は、最初は粗削りで下手くそだけど、キャッチボールはできるし、もちろん野球ルールも知っている。それなのに男性向け恋愛マニュアルだと、「コミュニケーション能力普通にある人のためのモテ本」というのが少ない。まあ、そういう経緯があって、『ぼく愛』の主人公であるわたなべも、設定が、童貞ではなかったわけなんです(笑)恋愛マニュアルは完全に非モテのためのもの、という思い込みが世の中にはあるのかもしれませんが、「普通の人がモテるようになる」作品があったっていいはずです。

しか所得が高く異性にも不自由せず生きてきた男性にとって、コミュ力破綻した貧乏ブサイク男性との接触頻度は低い。

学生時代の友人も、同僚たちも、そこそこの容姿収入コミュ力を持つ。だから彼女持ちの弁理士を「普通」としたのだろうが。

恋愛工学は、要領が悪くてスペックの割に損している男性を持ち上げるノウハウであって、スペックが死んでいる人には使えない。

二村はスペックが死んでいる人にも何かしらの希望提示したいのかもしれないが、藤沢は無関心なのではないかと思う。

ゼロに何を掛けてもゼロである

 

二村には「エロ観」があるが、藤沢には無い

二村

より上を目指す、より「いい女」を得るっていうだけではない、横道にそれた「いい恋愛」「いいセックス」の探し方も人それぞれあると僕は思うんですよ。ていうか僕はそっちのほうが人を幸せにすると思う。これは女性に関しても言えることなんですけど。女性向けの成人コンテンツも増加しているし、女性世界にも男性世界と同じことが起きてきていますよね。僕はもっと女性の性欲についても考えたいですね。

藤沢

女性場合男性の視界に入らないのは下位のせいぜい2〜3割だと思うんですが、確かに、性欲を持て余している女性も多いかもしれませんね。

二村

いや、そういう“階級”の話じゃないし、モテる男になって抱いてやればすむという問題でもない。僕が「人妻との五反田でのセックス関係が対等だから藤沢さんの小説の中で唯一エロい」、つまり、それ以外の場面はセクシーじゃないと言ったのは、セクシーさというのはコントロールが不能で、おたがい支配できないのに波長が合ったときだけ匂う空気からです。

藤沢は、階級と勝ち負けにしか関心が無いのではないかと思う。ビジネスには向いた性質だ。

女の価値を、「自分にとっての良さ」ではなく、容姿ランクにして定量化するのもビジネス的だ。そこでは「誰もが理解できる価値」が重要になる。

もちろん藤沢は、男もランク付けされるものと思っていて、ランクが上がるよう努力しろという人間だ。そこが負け組ミソジニストと違う点。

負け組ミソジニスト自分未来より女に関心があり女を傷つけようとするが、藤沢は女に関心が無く自分未来に関心があるため、

筋トレやら掃除やら勉強やら、常に自己向上的だ。

 

二村は「自分にとっての幸せ」を重視しており、マゾヒスト男性などのマイノリティに関心があるからそそうなるのだろう。

趣味マジョリティであればあるほどスペック重視になり、マイノリティであればスペックよりも性的な相性がピッタリであることが重要になる。

藤沢変態真逆なのではないか。セックスの内容に微塵も興味が無いのではないか。

『ぼく愛』をパラ見したが、セックスシーンは朝チュンだった。

藤沢にとっては「やれた」という達成感が重要で、それは仕事における達成感と同じものであり、

次はもっと良い仕事をするぞ!のノリで、もっと良い女を抱くぞ!となっている、あまりにも天然で無邪気な男なのではないか。

とにかく二人のエロ観が全く違うのだ。

ここまで違われると同じ「男」と括って、「男とは~」と語るのもバカらしい。

2015-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20150701124150

青春群像劇とすれば良い作品なんだけど、アニメとしては売りが弱い感じがする。

スポ根物と違って、ライバルとの勝負が描かれない作品だし。難しいね

2015-02-19

http://anond.hatelabo.jp/20150219112856

うそう。アクマがスマイルにボロ負けして落ち込んだ時のシーンだよね。


おれはアクマの努力が報われないことに残酷ものを感じたよ。

原作ではどうなってるのか知らないけれど、アクマは努力家で

ペコに勝つためにかなり努力しているんだよな。

でも実らない。


凡人が努力して天才凌駕する、っていうスポ根ものの定石をひっくり返してるって

いうか、やっぱり「才能」が全てなんじゃないかと思ったんだよ。

2014-10-02

昔読んだマンガの話

20年ぐらい前のこと、読みきりしか載っていない少女マンガ誌があった(今もあるのかな?)

ものすごい分厚くて、結構な数の読みきりマンガが載っていた

恋愛モノや友情モノが大半を占める中、茶揉みを題材にしたマンガがあった

そう、茶揉み

蒸したお茶っ葉を手で揉んで針状にするあれ

主人公はいちおう少女だった記憶があるが、話のフォーマットとしてはミスター味っ子とかスポ根に近いものだった

ドジっ子女子高生(?)が、すたれつつあった伝統の茶揉みと出会い、苦労の末に技術を身に付けて、茶揉みコンテストで優勝する、とかそんな感じ

コンテストで、ギャラリーが「なんだ、この甘い香りは!?」「うわあ、こんなに美味しいお茶、初めて!」とか言っちゃうような…

恋愛マンガをドキドキしながら読んでいた私にとって、唐突にあらわれた茶揉みマンガインパクトはあまりにも強烈だった

少女マンガを読まなくなって久しいが、よっぽど印象に残っていたのだろう

新聞書評で『茶柱倶楽部』なるマンガが紹介されていたのを見て記憶が蘇った

なぜ少女マンガ誌に茶揉みの話が…?

それなりに人生経験を積んだはずの今でもまったくわからない

あれはなんだったんだろう…

ひょっとしたら幻だったのかもしれない…

2014-02-09

世代間における努力意味の違い

熱血スポ根がウケなくなって久しい今日世代間における努力意味に大きな溝が生まれているような気がする。

古い世代理不尽だろうがなんだろうが、自分の欲を殺して苦労することを努力と呼んでいる。

若いうちの苦労は買ってでもしろ、ということだ。

しかし、この構造まやかし若い世代は気づいている。

苦労とは、苦労しないで目的を達成できる良い環境にいる人に、一方的に差を付けられるということでしかない。

必要なのは目標達成まで最短で効率よくたどり着ける方法であって、スタート地点付近右往左往することではない。

そうやって苦労しているわずかな時間に、あっという間にライバル達は先に行く。

そして自分の苦労は全く報われること無く、苦労していない奴が世間でもてはやされる。

それを若い世代は見ている。

思うに、古い世代戦後焼け野原から復興するのを原体験としている。

焼け野原では右も左も分からずに、ただ突撃するのが良かったのだろう。

しかし今では文明は再構築され成功ノウハウは蓄積された。

必要のない苦労は取り除かれるべきだし、次の世代に良い環境を残せない先人は、老害と呼ばれてしかるべきである

2013-04-24

http://anond.hatelabo.jp/20130423062425

「基本的にどちらも正しいです」じゃねーわw

これまで散々、同性愛回避だけで話を進めておいてwww

社会の影響により恋愛観が変わるのが社会学です

意味がわからない。社会現象から関係物理的に分析するなら話はわかります。男女の関係性の変化や在り方を語るならわかります

あなたホモソーシャルを「同性愛回避」以外に説明していないし、原型と言わんばかりに「同性愛回避一択恋愛観を説明しています

社会学人間を見るのは、人生ゲームを上から眺めてあーだこーだ言うようなもので、プレーヤー視点で何を考えているかを断言できません。

恋愛に限らず「◯◯観」というのはもの見方で、幼少期に教育を通じて刷り込まれ経験によって培われるものです。

そのホモソーシャルがどのように刷り込まれたか全然説明していない。原型のごとく「ホモソーシャルがあった」という話しかしていませんよ。

ひとつずつ取り上げると埒が明かないのでスルーしてたんですが、話が通じないのでおかしなところをあげていきますね。

具体的にはギャルになったりして自分が体目的であることをアピールしたり、男性におごってもらったりして、男性モテようとしま

生物学的には、原始時代には男性は狩りをして、女性は家庭を守っていました

そのため、男性は狩りをした食料(お金)を女性に渡したがる傾向があります

なので、ギャルになると女性モテるのです

特にここが支離滅裂だった。ホモソーシャルミソジニーの解説から狩猟と採集の話が出てきて、突然ギャルモテる話になるってイミフ

ホモソーシャルからミソジニーの話へ移行して「体アピールでおごり目的ギャル」を説明するならば、女性社会化に伴う説明が必要で、

これまで男権の元で行われていた性の商品化を、女性が自主的に商品化し始めたのか云々…という話を書かなければ意味不明です。

文献までは覚えていませんが、その手の話は援助交際が盛んだった頃に出ていましたよ。

あと、

男性は狩りをした食料(お金)を女性に渡したがる傾向があります

とかさ、どういう理屈で「渡したがる」と言えるのか、意味がわからないし説明もされていない。

しろこの一文からは、ホモソーシャルの最小単位である家の正妻、もしくは従属するパートナーに渡すと考えるのが自然でしょ。

肉体だけが目的お金を渡す、おごられたくてギャルが媚びると言うなら、それは性売買の話になりませんか?

女性恋愛依存症であるとされています

どうして恋愛依存症なのよ?

女性恋愛をする理由は、女性恋愛をしたいからです

ってさ、まったく説明になってないじゃん。

何度も「恋愛近代化産物です」とヒントを書きましたが、現在に通じる恋愛観は、近代化により啓蒙され広まったものです。

この恋愛観は幼い頃から絵本児童書アニメなどで「男らしさ」「女らしさ」とともに刷り込まれています

女子赤ずきん貞操観念を、シンデレラ白雪姫で、愛されて幸せになる女性恋愛観を刷り込まれています

セーラームーンプリキュア等の戦う女子集団は、女子ホモソーシャル化と言える)

一方の男子は、冒険物語スポ根漫画などで支配構造や仲間達との友情を刷り込まれています。そして、ヒロイン存在はいつも戦利品として描かれています

姫を助けだすのも、彼女のために戦いに勝利するなどと意気込むのも、社会維持のためにホモソーシャル刷り込みがなされているんですよ。

どのように恋愛観が培われるのか、そのメカニズムを書かないで「ホモソーシャルから同性愛を避けるために体目的です」とは言い切れません。

恋愛したがる」について答えると、昔は恋愛しなくても結婚出来ました。

女性には選択の余地がないし「恋愛できる」という発想もなかった。そこで一般市民恋愛する小説や芝居を作って啓蒙しました。

そうして「恋愛結婚」が刷り込まれ、婚姻関係を結ぶには恋愛せざるを得ない状況が出来上がりました。

従来通り、家に入りたい女性にとっては恋愛死活問題に直結するので必死にならざるを得ない。だから恋愛するんです。そう刷り込まれているから。

社会適応した女性にとっては、結婚人生を左右するものではなくなってきました。

しかし「モテ」の社会評価には依存しています。「愛される」じゃなくなったのはホモソーシャル化です。

社会的自己性的自己矛盾を感じて、どちらにも上手く適応できていない→こじらせ女子

男性が体だけの関係を求める理由は、男性社会の中で優位に立つためですが、その方法の1つに同性愛にならないというのがあります

どうして同性愛なっちゃいけないんですか?アッー!を避けるためですか?

ホモソーシャルは「同性愛的」であって、アッー!のものじゃないでしょう。

あなたは「体目的男性モテようとする女性」をとても気にしていますが、女性の肉食化の話ですよね?

これは女性社会進出し、男権社会押し付けられた「女性らしさ」から脱却した結果だと考えられています

ビッチと言われてもおかしくない男の数自慢(権化)したり、女子会を開き情報交換(相互評価)を行うのは、

ホモソーシャルの真似事をしていると見ることができます。なお、女性ホモソーシャル化=レズビアンではありません。

女性社会進出がホモソーシャルにどんな影響を及ぼしたのか、その結果、従来の「男性らしさ」がどう変化したのか、

そしてギャル男草食系男の娘が現れたのかとか、また、それには女性がどのように対応しているかなど書かなきゃ、

ホモソーシャルという言葉を盾に、持論にこじつけているだけです。

2013-03-02

数字で語らない「気合論」は昭和産物

さっき帰ってきた。

年度末なのでやること大杉ワロタ

それなのに空気読まない上司に呼び出された。

話は簡単だ。

半年前に出した移動願いへ対する回答だ。

会社からの答えは「NO」だった。

そんなのこの半年でわかっていた。

から目の前の業務に徹するしかなかった。

これはタイミングをみて転活するしかないと、転職サイトに登録した。

今の会社は悪いところではないし、きっとどこに行っても同じような問題に直面する。

から騙し騙しやってきた。

入社から6年が経過しているんだが、そのうち半分は修行だと思ってこらえてきた。

だがそろそろ諦めたい気持ちが強まってきてしまった。

理由は簡単だ。

スポ根理論」「気合論」でしか指令が下らないからだ。

このご時世、数字ものを語らないと勝ち目はない。

なのにも関わらず「ハイ!頑張ります!」という声がどこでもかしこでも聞こえる。

頑張って数字が出るならそれでいいが、頑張りどころがどこなのか、この会社にいてもわからなくなってしまった。

一般的な話をしても「それは違う。これが正解だ」と、上司の閃きにつきあわされる。

いくら頑張っても穴埋めなどできないほどの大損なので、何やっても無駄

本当にしらけてくる。

だって自分の判断がおかしいことを反省せず、また大きな判断ミスを重ねるだけだから

何故数字ものごとを判断しないのだろう。

きっと私利私欲が絡んでいる。

代理店からバックマージンなどの噂が耐えないが、火の無いところに煙は立たない。

からきっと本当の話なんだろうな、と思う。

不倫も、バックマージンも、嫌みったらしい会話も、大嫌いだ。

学ぶ事はこの人からは1つもない。

2013-01-31

桜宮いじめ自殺ロンドン五輪柔道女子も同じだったという事

これで立証されたな。

体罰では勝てない』

桜宮はともかく最近柔道って元気なかったんだよな。アテネぐらいまでは男女とも(ルール変更もあったが)金取れてたのに北京辺りから全然取れなくなったのって

最初ルールのせいかなと思ったけど、背景には体罰(という名の職権乱用による暴行隠蔽)が絡んでたんだ。

その点で桜宮では自殺者まで出てしまった。

体罰が何も生み出さない事をこういった事件をきっかけに明るみになるなんて皮肉な話よね。

もうスポ根なんてやっちゃいけないよ

2013-01-17

番組内容

スポ根アニメの名作「巨人の星」から筋トレに注目する!主人公星飛雄馬は、父・一徹から野球英才教育を受ける。飛雄馬は「大リーグボール養成ギプス」を着用。過酷筋トレが始まる。筋肉は体を支えるために重要特に体を支えるのに大事なのは、おなかや胸、背中、おしり筋肉だ。

https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20121027-33-34166

2012-12-24

僕の考えたスポ根漫画

タイトルイエス・アイ・キャン

 主人公蒲生大海フリーダイバーでCWTの元日本記録保持者蒲生洋海の息子。

 彼自身も将来の活躍を期待されていたが、5歳の時に海難事故に遭い、父親を喪う。

 そして10年後。事故きっかけに水恐怖症となった大海は、父から受け継いだ強靱な肺活量と体力をもてあましながら腐れていた。

 いろいろなスポーツに挑戦してみるが、ダイビングほどの充実感はない。

 高校に進学した大海は、ひょんなことから不良に絡まれている少女を救う。


 「何をしてるんだ」の一括に怯み、退散する不良達。大海は声が無駄にでかかった。

あなた、良い声しているわね。よし、君に決めた! うちの部に入らない?」どうせ自分を満足させる部活などない、と判断しついて行く大海

「良い声? ただのでかい声だろ。俺音痴だし」

 声が大事部活って何だ? 合唱部? 放送部? 演劇部? はたまた落研

 連れて行かれた先は校舎の隅にある数学準備室。内部には怪しげなカーペット曼荼羅、謎の像などが並べられていて……

「いや、宗教とかはちょっと」と言いかけた大海少女は言う。

「ようこそ、自由が丘高校カバディ部へ!」



登場人物

蒲生大海(がもうたいかい)

主人公。強靱な肺活量で無限キャント(カバディ連呼)を行える。

激しく動きながらの無酸素運動という、フリーダイビングとの大きな違いに戸惑いながらも、レイダーとしての実力を伸ばしていく。

千代鳥まゆり(まゆり・ちょーどりー)

自由が丘高校の褐色ロリ数学教師ヒロイン。父親が帰化インド人、母親日本人の日印ハーフ

カバディ情熱をかけ、カバディ部をつくるも部員不足で試合に出られない、という状況に陥っていた時に大海出会う。



ちなみに同じ主人公設定、前振りで考えた吹奏楽漫画(なげやり)

 ①タイトル:ロングトーーーーーーーーーーーーーン!!!

 吹奏楽部の2年生だという彼女一目惚れした大海は、楽譜どころかガの字も読めない状態で吹奏楽部に入部。

はじめのうちは「音が出ない」ことに驚いたり悔しがったりしていたが、次第に吹奏楽の魅力に気付いていく。

音を合わせる楽しさは、過去に自身が感じていた海との一体感と同様の充実感を大海に与えてくれたのだった。

2011-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20111221154857

スポ根ものじゃないけど田村由美さんの「BASARA」はどうだろう?

近未来日本舞台にした架空戦記物で、スケール感や努力根性でいろんな障害を乗り越えて行くところが似ていると思う。

スポ根ものなら、アニメだけど「カレイドスター」はどうかな?

サーカス舞台にしたスポ根もの

演技の話もあるし、ありえない特訓風景ガラかめっぽい。

2011-07-27

http://anond.hatelabo.jp/20110726234401

おもしろく読んだ。

結局は、増田環境増田にあわなかったんじゃね?と思う。

一応フォローもしておくと、コンクール至上主義の人&団体もぜんぜん少なくないし、

そういうとこは下手なスポ根物よりも暑苦しいのは確か。

甲子園出場に命をかける球児がいるように、全国大会出場に命をかける奏者もいる。実力はおいといて(笑)

自分は手のケガで数日休んだら、同じパートの子に「たるんでるからだ」と説教されたことがあるよ(笑)

あ、自分は中高で吹奏楽のクラやってました。大学ではたまにオケでトラしてました。

吹奏楽が閉鎖的という増田の主張はわかったけど、

じゃあオケ部は閉鎖的じゃないのか?合唱部は?サッカー部は?剣道部は?バスケ部は?

経験者や優秀者がでかい顔をするのも、伝統からと妙なしきたりを固持するのも、

別に吹奏楽に限ったわけじゃないです

結局どこも閉鎖的なところはある。増田吹奏楽部にいたか吹奏楽部の実態がよく見えただけ。

もうちょっと増田視野が広がると、違う世界が見えるかもね。

2010-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20101214125050

そんな簡単なもんじゃないよ、レイプから立ち直る漫画の例を出してみるけど

ハッスル 一色まこと

中学2年生のプロレスラーを夢見る女の子が、母親にふられた男にレイプされ、それがきっかけで舞妓になる。

レイプが切っ掛けで入った祇園世界は肯定的に書かれている、そこで16歳の主人公が祖父ほど年の離れた客とセックスする描写あり、締め付けながら腰をうねらせて喜ばせるなど直接的な描写、お金のやり取りはないが恋愛関係にない客と舞妓セックス売春とも受け取れる。

その後舞妓からプロレス世界に、特訓で男プロレス団体に放りこまれ、訪問して即集団レイプをされそうになる、主人公は戦ってレイプされずに済むが、このレイプ未遂をした男達は女に飢えてるけど気のいい男達として肯定的に書かれている。

全体的なノリは青春熱血スポ根漫画で、エロ描写は全くエロくない。人情漫画としても秀逸な青年漫画

でも規制には引っかかる可能性が高い、18禁エロ漫画コーナーで売るような漫画はないのに。

漫画家規制で実際社会に起こっている事を描けなくなるって嘆いてたけど、売春近親相姦レイプ高校生の性などのテーマを扱えなくなるのはきつい。

エロけが目的はな青年誌まで18禁にして、駅のホームなどで売れないとなったら売り上げに大打撃、それを避けたいなら実質全年齢漫画ではこれらのテーマは取り扱えなくなってしまう。

近親のセックスなんて古典名作でも扱われてる題材を漫画で扱ったら何で18禁エロ漫画にされてしまうのか。

レイプから始まる恋がだめなら、平安時代古典は大半有害になって漫画化できないよ。

十歳くらいで誘拐され数年後にレイプされ妻になった紫の上源氏の恋は作中肯定的に書かれている。

2010-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20101122222849

元々そーゆー対象でマンガ見てたのかよ、キメェ。もっといいマンガいっぱいあるぞ

歴史物が好きなら ヴィンランド・サガ とか チェーザレ

もうちょっとネタに走って テルマエ・ロマエ

スポ根なら今ならスピリッツでやってる自転車の奴(タイトル忘れた)

スピリッツだとLOST MANとかSPとかも良いな

テツ学したいのなら柳沢教授、あるいは同作者の「不思議な少年」も良い

オリジナルで連載中の「岳」もすばらしい

あとはback to the basicsで手塚治虫

マンガ司書って欲しいよな。俺はどんなマンガが読みたいのか、という話をするとおすすめをいくつか挙げてくれるの。

個人的には、papa told me有閑倶楽部banana fishに出会えなかったら、女の作者に偏見持ったままだったと思う。

2010-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20100726091711

コーチカーターという映画を紹介したい。実話が元ネタ

主人公はスポーツ用品店経営、2店舗オープンで少し忙しいが、逆にいえばそこそこに経済的には成功してる黒人

Tシャツジーンズとかじゃなくて、ちゃんとスーツネクタイ、調度品も品よく、息子にもワイシャツスラックス着せたりする、典型的中産階級として登場。

で、母校からバスケコーチの依頼が飛び込む。

チームはバラバラ、ルーキーズ状態。

報酬的にはボランティアというほど安くないけど、経営者時間を割いてまでしたいほどの高給ではない。

でも、ちょっと悩んだが結局引き受けることに。

で、ヤンキーだらけのチームのコーチ就任だわ。

コーチ就任当日、いきなり契約書を選手に突きつける。

契約内容は次の通り。

・Sirをつけて話す。

試合当日はネクタイ着用。

・高校の授業は最前列で受講すること。

学業成績も平均以上(数字は失念)

「アホか」

と言って数人は退部。

で、ここからは鬼コーチイメージ星一徹か宗方コーチかって感じだ。

「はーい、今からおまえ腕立て。え、いや?口応えしたから腕立て追加とダッシュ追加。はやくやれよ。え?もっと追加して欲しいの?じゃさっさと。」

「はい。」

「はい、じゃねーよ、わかりました(Yes,Sir)だろ」

みたいな感じでしばしスポ根

で、チーム絶好調。派手な試合シーンが続く。スラムダンクの実写みたいな感じ。地区大会優勝。

そこで、コーチ選手学業成績の開示要求。学校は拒否するけどゴリ押し

問答無用で休部。体育館閉鎖。

コーチ「成績がC以上ならスポーツ特待で奨学金が出る。だから休部!」

PTA激怒。「あの子たちには今が人生で一番輝いてるの!」

コーチ「それは違う。今が一番じゃなくて、これからもずっと輝き続けないといけない!流されて生きて貧困にあえいで犯罪者になってクスリに手を出して撃たれて死ぬ、そんな人生じゃダメだ!」

結局、学校サイドが勝利して裁判所強制執行体育館開放。

選手たちは自主休部。

続きはお約束、活動再開→快進撃。ハッピーエンド

作中でコーチが「おまえたちはなにに怯えている?」と何度も聞くんだ。

ラスト選手の1人がその問いに答える。

「俺たちは、自分が輝くことを恐れていた。うんぬん」

ワルぶっていた人間が突然路線変更して大学目指すというのは、アメリカ人だって勇気がいるらしい。でも、いつか変らないと貧困から抜け出せず、ゴールは1つ(そして日本よりもずっと悲惨だ)だってことを普通に考えればわかる。

アメリカ大学の学費は安いというのはサヨクの流したデマで、州立だってかなり高くて奨学金制度を利用しないことにはって背景があるらしい。学生ローンで破産がうじゃうじゃでも、進学率は高い。

高校卒業したら働くっていう選択のほうがずっと易しい。

結局、半数以上が大学に行った。

医者とか弁護士になろうとしてる人もいる。

選手の1人は、産む気満々の妊娠した恋人子供をおろさせた。

それが美談になる、そういう社会

さて、生活保護家庭の野球が、コーチカーターのなかのバスケとどの点で同じでどの点で違うか考えると、深い。

2010-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20100704201213

っていうか海外じゃ無痛分娩が主流なのに極東アジアの腐れスポ根精神論国家は何なのですか?

オレ無痛分娩って、「ママレードボーイ」読んで初めて知りましたよ。

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