主人公はスポーツ用品店経営、2店舗オープンで少し忙しいが、逆にいえばそこそこに経済的には成功してる黒人。
Tシャツとジーンズとかじゃなくて、ちゃんとスーツネクタイ、調度品も品よく、息子にもワイシャツとスラックス着せたりする、典型的な中産階級として登場。
チームはバラバラ、ルーキーズ状態。
報酬的にはボランティアというほど安くないけど、経営者の時間を割いてまでしたいほどの高給ではない。
でも、ちょっと悩んだが結局引き受けることに。
契約内容は次の通り。
・Sirをつけて話す。
・高校の授業は最前列で受講すること。
「アホか」
と言って数人は退部。
で、ここからは鬼コーチ。イメージは星一徹か宗方コーチかって感じだ。
「はーい、今からおまえ腕立て。え、いや?口応えしたから腕立て追加とダッシュ追加。はやくやれよ。え?もっと追加して欲しいの?じゃさっさと。」
「はい。」
「はい、じゃねーよ、わかりました(Yes,Sir)だろ」
みたいな感じでしばしスポ根。
で、チーム絶好調。派手な試合シーンが続く。スラムダンクの実写みたいな感じ。地区大会優勝。
そこで、コーチが選手の学業成績の開示要求。学校は拒否するけどゴリ押し。
コーチ「成績がC以上ならスポーツ特待で奨学金が出る。だから休部!」
コーチ「それは違う。今が一番じゃなくて、これからもずっと輝き続けないといけない!流されて生きて貧困にあえいで犯罪者になってクスリに手を出して撃たれて死ぬ、そんな人生じゃダメだ!」
選手たちは自主休部。
作中でコーチが「おまえたちはなにに怯えている?」と何度も聞くんだ。
「俺たちは、自分が輝くことを恐れていた。うんぬん」
ワルぶっていた人間が突然路線変更して大学目指すというのは、アメリカ人だって勇気がいるらしい。でも、いつか変らないと貧困から抜け出せず、ゴールは1つ(そして日本よりもずっと悲惨だ)だってことを普通に考えればわかる。
アメリカの大学の学費は安いというのはサヨクの流したデマで、州立だってかなり高くて奨学金制度を利用しないことにはって背景があるらしい。学生ローンで破産がうじゃうじゃでも、進学率は高い。
高校卒業したら働くっていう選択のほうがずっと易しい。
結局、半数以上が大学に行った。
痛いニュース(ノ∀`) : 生活保護で暮らす高校生「市役所に、生活が苦しいなら野球部の部活を辞めればいいと言われた」 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1512163.html この記事のレスがひどく...
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そういう考えも幾分か偏見だと思う。 俺は http://anond.hatelabo.jp/20100726071324 を書いた増田だけど。 貧乏な家庭に生まれた子供にとって現実的な幸せになる方法は できるだけ早いうちに自...
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君の価値観は君の価値観で、君の幸せ論を押し付けてるだけに過ぎないってことがよく分かるなぁ 問題なのはさ、 1・税金で趣味である部活に行かせるなんてとんでもない!俺たちの血...
学生時代バイトして小金持った元貧乏人だったが、それが果たしていいことだったのかどうか。 バイトなどせず死ぬほど勉強し、先生や有名校や有名大学に行ったOBOGとの連絡先を聞く...
一番多く書き込んでる(=一番声が大きい)のって、特に勉強もしてない、感情論だけで喋ってる層。 だからある程度モノを考えてる人の意見とは異なっていることが多い。 一番この光...
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