はてなキーワード: 極東アジアとは
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64717420X01C20A0000000/
石破「米国第一、損得がすべて、ということですね。同盟国に対してもケンカを売るような言動は大統領としては初めてでしょう。ルールを壊し、秩序を乱し、自画自賛はするが、それが本当に米国の国益にかなっているのか。北朝鮮問題を含め、極東アジアの安全保障バランスについても、どこまで真剣に考えているのかは分かりません」
石破「私が総理になったら。すぐに訪米して挨拶して、トランプタワーで歓待を受けたり、ゴルフを共にしたり……というスタイルにはならないでしょう」
石破「日米同盟のサスティナビリティーをどう維持していくか。中国の人民解放軍とのバランスをどう保つか。この話の先には当然、台湾の位置づけも含まれます」
※本読んでないしニュースについては聞き齧り
日本で奴隷扱いだったのか侍だったのか一体黒人をどうしたいんだ 主張をはっきりして欲しい
主張されたところで間違ってるんだけどさ
設定が適当すぎるんだよ
せっせと奴隷を輸入したけどたくさんの尊敬されるサムライになりました!って慈善事業じゃねぇかよ!
んなわけねーだろ!
アジア人(見下している)から奪った美味しい文化を黒人(見下している)に与えた上で
自分たちの負の歴史はアジア人に押し付けて責任から逃れようとするというパーフェクトなカスムーブで白人からめっちゃバカにされてるけど?
アジア人差別するなら自分たちより下の民族の称号なんか要らないだろ!
未開の極東アジア人の癖にこんないい感じの文化持ちやがって、それ(侍)貰っていくぜ!これと交換だ!(黒人奴隷貿易の歴史)ってこと?おいおいコロンブスじゃねぇかよ!やってらんねー!!!!
「生成AIによる民主化」を叫ぶパブコメが公開されて話題を呼び、「それは民主化ではなく共産化」という理解が急速に形成されている。この「民主化」という概念は何も9段の人物が考え出したものではなく、海外の生成AI議論、特にイラスト関連の議論では頻出の概念であり何らかの生成AI推進過激派の共通認識だが、一方で「共産化」は少なくとも増田は寡聞にして知らぬ。では、この「才能」の「民主化」とは何なのか? 恐らく国内で理解されている形では「極一部の『絵師』と呼ばれる特権階級が、生まれながらに持っている、『絵』を生成する技術」を「広く一般が使えるようにする」こと、だろう。
Financialization(金融化)という概念がある。1980年代から汎ゆるものを金銭的価値に換算する動きが加速し、万物が通貨によって交換できるようになる一方で、金融分野に加速度的に富が集中するようになってしまったとか、そんなような話だ。まあ安っぽいネオリベラリズム批判の一種と思って構わないが、このあらゆるものを金銭的価値と拡大の速度、加速度で考えるというプロ倫の延長線上にある思想は米国では広く一般に浸透している。
だから二次元業界も当然この金融化の対象として、森羅万象を四半期指標の伸びとして変換すべしという思想の中で解釈される。このものは素晴らしい、だから儲けを加速しなければならない、という自然な発想がある。二次元イラスト業界を金銭的な側面で発展させようという試みは、2010年代を通じて諸外国で繰り返されてきた。無断転載で客を集めた後、批判を浴びて版権元と交渉しようとした漫画村事件もその一部だし、同人誌の代理購入や転売が行われたり、無断翻訳グループや各種の転載サイトの有料サブスクが販売されたりとか、仮想通貨イラスト作家を巻き込む動きも見られたし、画像ファイルを集めて転売するとか、無料の3Dデータを改造して勝手に売るとか、あるいは無料で転載して名を上げるとか、色々な試みがあった。個々の作家に対してあなたの作品はもっとビッグな儲けに繋がる、価格を上げるべきだ、販売数を増やすべきだ、出版が難しければ顔だって繋ぐ、といったオファーが野放図に撃たれることもあった。
そのいずれにも日本の漫画業界、イラスト作家コミュニティは乗らなかった。日本は強固な「非営利の業界」を維持してきた。
日本人は日本の二次元業界が作り出すソフトパワーをまったく過小評価している。増田はある時、海外のイラストレーターが何だかのソフトの互換性問題で揉めている所を見たことがある。PSDはPhotoshopから出力されるとは限らない、俺はKritaを使っているし現場によってはCSPを使っているとか、どうだかだった。お前らはCSPが何のことか分かるか? Clip Studio Paintだ。増田にとってこれはちょっとした衝撃だった。まったくのサプライズド・ピカチュウだ。分かるか? 国産商用ソフトウェアがイラスト制作ソフトの世界的御三家の一角を固めていて、Adobeが三位なんだぞ。「日本にはジョブズが生まれない」?「日本製のソフトは通用しない」? いや、増田自身、普段はこれを言う方なのだが、それでもだ。かつてはbukkakeが世界一有名な日本語だとか、不名誉で恥ずかしいとか言われたものだが、今では所によってはblack company、mesugaki、menhera moveですら通じる(最後はどこかの初号機の貢献だ)。
そして、この継続的に世界に投射される存在感、その非営利思想(と、その裏でちゃんと行われているアニメやガチャゲー課金としての回収)は、思想的に原理主義的な低位のレイヤーにおいて、世界的に反発と軋轢を生み続けているのだ。
もう一つ説明すべきことがある。共産化とは何なのか? 帝政ロシア末期のそれにしろ、中国のそれにしろ、共産主義革命とは、力を持たない民衆が団結し、腐りきった既存の体制を打破し、特権階級が貪る既得権益を破壊し、人民に還元する、という建前で行われる営為だ。実際にはこの「特権階級」は中流層以下を指し、既得権益とは単に日常生活を指す、ということはまともな人間なら皆知っているだろう。高級な壺を割り水道を破壊し公共施設を打ち壊し電線を鋳潰し、全てを焼き払ってゴミにするのが共産化、共産主義革命である。社会を破壊して所有の概念を、いや「社会」と「モノ」という概念の終了を目指すのが共産主義である。
この「才能の民主化」と「それは共産化である」という批判はこれらを踏まえて解釈されなければならない。
「民主化」による恩恵を得るのはお前らではない。「お前ら」というのはブクマカや増田のような言葉を持つ人間だけに限ったものではない。日本人ではない。ここまで書いてきたように、いま、諸外国には、日本(または中韓台を含む極東アジア)人は二次元イラスト業界で特権的な地位を得、極端なダンピングと異常な反成長主義を敷いている、という怒りがある。その怒りの文脈において、日本人は全て二次元の絵を生成し享受できる特権階級であり、才能の共産主義革命において虐殺される対象である。⑨段のパブコメを書いた「生まれつき手が震えて線が引けない」者など同情に値するわけがない。絵の金融化、イラスト市場の資本主義的成長を阻害してきた旧来体制を賛美する、唾棄すべき特権階級である。ポル・ポト政権の新国家建設の呼びかけに喜び勇んでカンボジアへ舞い戻り人民裁判に掛けられ次々と虐殺された出稼ぎ労働者たちそのものの姿だ。
そしてその方法として、生成AI推進派たちは、Danbooruに(善意で)集積されたイラストを圧縮汎化させ任意に混ぜ合わせ薄めて取り出せるようにする。そのデータを配布し有象無象が使えるようにする。LoRAにより「絵柄」の神秘性を破壊し再現できるようにする。それらすべてはコンピュータの利用を強制して非属人的に実行されることで金銭的価値に還元される。
だからあれは共産化なのだ。だから「生成AIを規制するならば二次創作も規制しろ」なのだ。つまるところ「生成AIによる才能の民主化」の指すものは、金銭的価値への還元を断固として受け入れない二次元イラスト市場の破壊そのものなのだ。文化庁の連中が考えているような「『民主化』による、日本国内の広く一般の者への価値の還元」は発生しない。民主化AIで生産性を飛躍的に向上させたクリエイターの活躍などない。ソ連にまともな戦闘機がなかったようなものだ。仮にこれが「還元」だとするならば、起こるのはちょうど紙を高濃度の過酸化水素水で炎とガスに分解するような「還元」だ。「パブコメの知能が低すぎて困る」とかボヤいている場合ではない。それほどの、あえていえば低知能のもの、が反対一色に染まってパブリックコメントを送ってきているとはどういうことか? 実害を被っているのに他ならないではないか。
この話のオチは、恐らく「生成AIによる才能の民主化」が実際にこのまま進んだとて、著作権法がAIウォッシング無罪を規定したとて、それは絵の価値が下がるという一過性の日本の純損失であって、別に日本的なイラスト創作文化への参入が海外享受者たちに認められるわけではないだろうことだ。Twitter上でも指摘されていたが、AIに点滅するカレットを与えられないから絵が造れないなどという者はいないのだ。完璧な絵をプロンプトで定義できると言うならばしてみるがいい。いや、Twitter上でもなんでもいい、人は文字が読めるのだから、完璧な絵の定義を書けばそれは作品なのだ。件の人物が長々とコメントを書き、そしてバズりを作り出したように。
飽きた。ここで投げる事にする。ナガノのくまを讃えよ。
勿論ロシアだって色々ヤバい国だけど、アメリカもそれに輪をかけてヤバい国だと思うぜ
朝鮮戦争やらベトナム戦争やらアフガンやら、世界中で代理戦争しまくり
昨今防衛費が年間で四兆円ほどの増額となった。五年間だと二十兆円。それらの防衛費によって日本はアメリカから兵器を買うことになるだろう。
当然このような日本の政策にはアメリカの官僚や政治家による示唆(という名の強制)が大いに含まれている。アメリカは中露に牽制するために日本を最前線基地にすると同時に、兵器を買わせることで国益をも手に入れているのだ。一石二鳥ってことだね!
しかも、この度日本政府はウクライナに対して7000億円以上の金銭支援することが確定した。大方の噂では、これはウクライナが支払うことのできない米国産兵器のレンドリースの支払いに充てられるとのことである。要するに支払い能力の無いウクライナの代わりに日本が支払ってるわけだね、アメリカの国益になるであろう金銭を。
いやー、アメリカという国は国力と技術力はあっても本当にクソ国家だなと思う。
やってることがアベコベなんだよね。アメリカは日本に同盟国(ポチ)でいてほしいと思ってるのに、バブル崩壊以来日本の財政をイジメる政策しか取っていない。日本は当然衰退していく一方で、このままだとアメリカの防波堤としての力を保ち続けることはおろか、アメリカに対する友好国であり続けることは難しいと言わざるを得ないだろう。
だってアメリカのやってることは、殆どの場合日本に対して金銭を巻き上げることでしかないからね。勿論、国防に役立ってくれてる側面はあるんだけど、そのアメリカの駐留費でさえ一部日本が支払ってるわけで、とにかくアメリカとの国交には金が掛かり過ぎる。本当に金が掛かり過ぎる。
例えば、米国債を日本は百兆円以上買わされて、しかもそれを好きに売ることもできない。つまりそれはアメリカに対する朝貢以外の何ものでもないわけだ。
これらの行動を見るに、日本がアメリカの対等な同盟国と見做されていないことは明らかである。そもそも、国内に外国の軍事基地がばかすか建ってる現状で、対等な同盟関係もクソも無いわけですけどね。
要するに、米国ははっきり言って、日本のことを大切にしていない。
それどころか、日本を敵に回すようなことばかりを行っている。
どういうことなんですかね。
購買力平価換算のgdpランキングでとっくに中国に抜かれ、インドにもじきに抜かれるであろうことが決まっている米国は、強力な同盟関係にある友好国の存在を必要としている筈である。それなのに、実際のところアメリカは友好国を味方につける努力を怠ってばかりいる。これは一体どういうことなのだろう。
一方で、現状購買力平価換算のgdpランキングで上位に位置しているインドと中国とロシアは仲良しグループを形成してさえいる。後アフガンのタリバン政権もサンクトペテルブルクの経済フォーラムにノコノコ参加してたのでロシアの味方です。あいつら陣営はとにかく味方を作る努力を怠らない。というか、歴史的経緯の関係上、反アメリカの御旗を掲げさえすれば自動的に同盟関係が締結されることになるので、アメリカよりもよっぽど低コストで味方を作ることができるわけである。それに引き換えアメリカの国交の現状は惨憺たるものとしか言いようがない。
歴史上欧米の植民地になったアフリカ諸国や、あるいは資源利権の対立や歴史的経緯によって敵対関係にある中東の殆どの国からは、アメリカは決して全幅の信頼をおける友好的な国とは思われていない。基本的には、いざとなれば他国の国民の命を犠牲にすることを厭わないジャイアン以下の存在としか思われていないと思う。多分。
EUだって一枚岩じゃない。ドイツは歴史的経緯の上でアメリカにボコられてるし、その後色々な経済的ないし政治的なくびきを掛けられたことから、米国については概ね恨み骨髄の内心を抱えていると見て間違いないだろう。年々ドイツの中国との貿易の割合は増大しており、今や六年連続でドイツの最大の貿易相手国は中国である。要はアメリカ依存からの脱却をドイツが図っているのは明白なのだ。
とにかく、アメリカという国は歴史的に味方よりも敵を作り過ぎている国なのである。アメリカというか、植民地を世界中にばかすか建ててた欧米諸国全体がそうなんだけど。そんなこんなで、南米の一部社会主義的傾向を持っている国々も基本的にアメリカのことを信用していない。アメリカ。バカ。バカ。アメリカ。バカ。
その上で昨今のアメリカの日本に対する仕打ちはあまりにもひどすぎる。味方を誰よりも必要としているはずのアメリカが、最も強力な同盟国である日本をいたぶり続けているという事実は、もはやパラノイアを抱えDV一辺倒になった廃人亭主の趣きを感じさせる。
多分だけどゆくゆくは日本が中国に吸収されることを、既に止められないことをアメリカは悟ってるんだろうな。日本と中国はアジア人として一応人種的連続性があり、親和性が一部高い部分もあるからね。
それで、日本がアメリカとの同盟関係から離脱すれば、恐らく韓国もなし崩しにアメリカの傘の下から抜け出ることになるだろう。もしそんな事態になれば、当然台湾だって現在あるようなアメリカの傘の下で独立を維持する国体が崩壊するのは目に見えている。要するに、台湾、北朝鮮、韓国、日本、中国といった極東アジアは恐らく最終的に一つの経済圏としてまとまりを迎えることになるであろう、という話である。だってもう止められないもんそれ、多分。止められないからこそ、アメリカは日本をいたぶり続けるばっかりで、ロクな支援もしようとしてないんでしょうよ。在韓米軍の撤退が秒読みなんていうニュースが五年くらい前にありましたけど、アメリカのアジアに対する影響力は色々な意味で低下しつつある。
アメリカはとにかく敵が多い癖して、積極的に味方を作る努力を怠ってきた国なのだ。お前ら本当に国体を見直せよと思う。というか日本に金を寄越せ。本当に同盟国という立場にあるなら、ウクライナに対して支援するのと同様に日本に対しても支援しろ。それができないというのなら、それはもはや同盟という関係とは呼べないんじゃねえかなあ。
小さい頃から日本のかわいいと言われる女優さんやアイドルにぐっとこなかった。
中学生くらいの時、ドラマか映画でサンドラ・オーをみてはじめてなんつーか、ぐっときた。
最近だといちばん好きなのが、ハンニバルのヘティエンヌ・パーク。
似ている顔の女性はわりといるけど、見た目だけじゃだめなんだよな。
ああいう顔の女性(目が細くて極東アジア人らしい顔でできれば眉毛が強そうなへの字)で、
それでいて、眉毛をくいっとあげたりひそめたり、顎をあげてこちらを挑戦的にみたりするような、
アメリカ人女性しぐさみたいな自信満々のあの感じがなくちゃならない。
考えてみたんだが日本では上記の見た目の女性はブスとされているから、
これがアメリカ、これが世界なんだよな。地球内民度最高地域極東アジア人で本当に良かった
アメリカ・ニューヨークのアパートで67歳のアジア系の女性を激しく罵りながら125回以上殴ったとしたとして男が逮捕された。背景にはアジア系に対するヘイトクライム=憎悪犯罪があるとみられている。
地元警察などによると11日夜、ニューヨークのアパートで42歳の男がアジア系女性(67)の頭や顔を125回以上殴り、7回踏みつけたあとに唾を吐きすててその場を立ち去った。女性は顔面を骨折したほか脳出血を起こすなど重傷だ。
男は犯行の直前、女性に「アジアの雌犬」と暴言を吐いていて、殺人未遂とヘイトクライム=憎悪犯罪の疑いで逮捕された。警察は逮捕後もあえて映像を公開していて、「非常に卑劣な行為で、絶対に許されない」などとコメントしている。(ANNニュース)
中国の人がかかわるオンラインミーティングみたいのに出席したところ、これ見よがしにマスクをせず複数人が同じ場所に在籍していて、中国では COVID-19 を抑え込んでいるというようなことをアピールしているように思われた。実際のところ市中では皆マスクをして生活しているようであり、それは「そのように言われてやっているパフォーマンス」に過ぎないのだろうが、とにかく「そういうパフォーマンスをしたほうがいい」と思っている人が多くいるのはわかる。
翻って日本のことを考えたときに「ワクチンなり封じ込めなりでCOVID-19を消滅させればあとは元通りの生活をするだけ」という考えはほぼコンセンサスなのではないかと思う。結局、「コロナ以前」へどこかで戻ろう、戻るべきと考えているのは、中国と同じだ。
一方で、ヨーロッパやアメリカでは「元通り」という気分にはなれないほど人が死にまくっている。多くの人が心に傷を負い、新型コロナ自体の影響力が小さくなったとしても、恒久的な変化を人心と社会は受けている。感染状況があまりに軽微であるため、おそらく、中国人、日本人、韓国人はその変化を理解しないだろう。もっと卑近な言い方をすれば欧米の空気を読まずに無神経な行動を取りまくるのではなかろうか。その結果、欧米の人々や社会は極東アジアにたいして反発するが、我々はおそらくそれを「差別」としてしか受け取らないのではないだろうか(実際そこには強烈な差別の要素も含まれるだろうから)。
「第一次世界大戦によるヨーロッパの空気の変化」を読めなかった日本がナチスに並ぶ第二次世界大戦のパブリックエネミーになったことが繰り返される可能性はそれなりにあるんじゃなかかろうか。
米国大統領選の開票が続いている。現時点だと、どうなるか本当に分からないし、結果の解釈をめぐってもめそうな予感しかしない。
それはさておき、日本の保守層ではどうもトランプを応援する人が多いようだ。正直、なんでトランプを支持するのかがよくわからない。
要するに、トランプが「反中国」だからということだと思うのだが、トランプの反中国なんて死ぬほどあてにならない。一貫した思想があるわけじゃないので、自分の得になるとおもえば、一瞬で中国フレンドリーになる。ウィグルの人権状況なんてミリも関心がない(これは暴露されてた)。
基本的に孤立主義者なので、国内でのポイントを稼ぐためにイスラエルとかイランには口やちょっかいを出したり、北朝鮮に手を出したりすることはあっても、極東アジアで何かあったときに軍事介入なんてまずしない。「外国での戦争になんでアメリカのカネを使うんだ」という話にしかならない。中国もそのあたりは分かっているので、トランプ再選は大歓迎。米国の国際的威信もダダ下がりなので、中国が自国の影響圏を拡大するのにはうってつけの大統領だといえる。ロシアも同様の理由でウェルカム。2016年の時には「選挙協力」までしてたわけで。嘘つきだし自分の政権の運営すらまともにできてないから、米国の国力自体が下がる可能性も高い。
ここでようやく本題なんだけど、そもそもなんでトランプのウソに騙されるのかという話。トランプ支持者も日本の右翼の多くも、基本的に対人的な不信感がベースにある。だからすぐに陰謀論を信じる。逆説的なんだが、対人不信感が強いからこそ、あっさり詐欺師に騙される。
社会心理学者の山岸敏男によると、対人的な不信感がベースにある人は、最初から他人を信じようとしないので、「誰が信じられる人で、誰が信じられないのか」という対人スキルを学ぶ機会がない。他方、信頼が最初の前提ある人は、実際に人を信じてみて痛い目にあったりするので、そういう対人スキルを磨きやすい。
やたらと猜疑心が強くて、すぐに陰謀論を唱える人が、トランプみたいな詐欺師にあっさり引っかかっているのをみると、山岸の説明がわりと腑に落ちる。
一回増田に書いたんだけど、なんか消してしまった。でもさっきTwitterを見ていたら、どうにももやっとする話を見、やっぱり残しておいた方がいいような気がした。そこでキャッシュから掘り出してきてちょっと修正した。
身バレしそうだけど、あまりに衝撃だったのでどこかに書き記したいという気持ちをどうしても抑えられない。
増田は今アメリカにいる。この前現地で日本人(「日本に住んで育った人たち」のエイリアスとして使わせてもらう)会があったので行ってきたのだが…驚きであった。なんと、アメリカの大学―それもいわゆるトップスクール―に通う、多くの日本人大学院生がいたのである。中には学部生もいた。アメリカのトップスクールに来るくらいなのだから、能力は折り紙付きである。大学院生のほぼ全員が東大の学部、人によっては修士をとった人ばかりであった。(注:トップスクールというのは有名大学を指す。アメリカだったらハーバードとかそういうとこです。)
『え、それの何が驚きなの?』という人も多かろう。むしろいいことじゃないか、と思うのも不思議ではない。しかし、はっきり言わせてもらう。これは驚きも驚き、とんでもない話である。そもそも日本は、ほかのアジアの国々と比べると、留学率、特にトップスクールたる東大や京大から外国に留学する学生の数は極端に少なかった。これは「国際化されていない」というように見えるかもしれないが、それはむしろ誤解である―国内の大学、東大や京大は世界トップレベルの教員や研究環境を備える、「国際的な大学」であったのだ。日本では、母国語で国際的に優れた教育が行えるため、そもそも学生は外に出るモチベーションがなかった。だから、よほど外国志向が強い人でない限り、わざわざ学位のために留学はしなかった。翻ってほかの極東アジアの国々―中国、韓国、台湾など―では、残念だけれどもトップスクールであっても東大に比べると教員の知名度ははるかに劣る。だからこそ学生、特にトップスクールの上位層はPhDをとりにこぞってアメリカへ行くし、何ならそもそも学部からアメリカ留学するのが普通のことなのであった。(こういうことを書くと増田がとんでもない差別主義者のように思われるかもしれないが、これは *事実* である。最も、最近はそれらの国の大学教員にもアメリカ帰りの人々は多く、状況はまた変わっているかもしれない)
増田が大学{,院}生だった頃、外国の大学に出願する人は多くても2, 3人だし、そもそも結局受験して通う人はほぼいなかった。上の代にも留学した人はほとんど聞いたことがなかった。高校生だった頃などそもそも選択肢にすらなかった。だから、日本でこのような相転移が起こったのはごく最近、言ってしまえばここ10年以内である。理由の一端は、もちろん基金や財団などの支援が拡充し、また各種情報にもアクセスしやすくなったということにあろう。しかし、これまで日本の研究力を担っていた団塊世代の教授が相次いで退官していき、それに代わる層が薄いこと。日本の大学をめぐる環境が極めて悪いこと。日本企業の国内での研究投資がどんどんなくなり、そもそも経営すら怪しい企業が増えていること。そして一方で官はどんどんと既得権益に厚い構造になってきたこと。これらが原因でないと、誰に言えるだろうか。今話題の大学入試「改革」は教育の裾野を破壊するものだといわれるけれど、山のてっぺんは、もう折れてしまっているのではないだろうか。
もちろん、増田はアメリカに来る学生を責めるとかそういうことが言いたいわけではない。そもそも増田自身も今アメリカにいるし、増田が学生だったらアメリカに行こうとするんじゃないかと思ってしまう。現状ではもはやそれは止めようもない。しかし、一方で、それでも日本には一流国に戻ってほしい、ポイントオブノーリターンはまだ先ではないかと願ってしまう。そして、今増田は何もできないけれど、この歯がゆい状況を多くの人に知ってほしい、望むらくは影響力のある人に届いて少しでも未来が変わってほしい、そう思ってしまうのだ。