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はてなキーワード: ケアとは

2014-07-17

http://anond.hatelabo.jp/20140717095214

そこは物事の発展の順番だよ

癌の治療法を多くの人が追及して、負担は大きいもののそれなりに意味のある治療確立されてきたからこそ、その上で精神的な問題が発生する

助かる可能性があるからこそ、迷いも負担も生じるんだ

希望絶望は表裏一体だよ

現状精神ケアが疎かになってしまっているのは現実だが、ただ発展の順序として追いついてないだけだと俺は思っている

他の増田が書いているように、様々な治療精神ケアを両立させる方向での研究もちゃんとされている

近藤誠のような言説はそれとは違って、癌治療法が確立する以前の、匙を投げるしか無かった時代のもの

まああの人も大概じーさんだから仕方ないと言えば仕方ないが、「それもアリだよね」と見逃すには、現実との解離が大きすぎる

 

あ、でも、近藤誠を信じちゃう人をバカ呼ばわりしても何の解決にもならないというのは賛成だ

そういう感情は、より良い研究原動力とするのが理想と思う

トンデモ批判あくまで的を言説の提言者本人に絞り、感情を排して淡々と行うべき

http://anond.hatelabo.jp/20140717110143

最近精神腫瘍学が注目されてきていたりしてケアしようと努力されているのは確か。

確立にはまだまだ程遠いけど意識されてない訳じゃあないんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20140717104715

別に近藤氏の主張がケアになっているとは微塵も思わないけど、氏のような輩につけ込まれないよう患者不安や不信を解消できてないのは事実だろうに。

ただでさえ癌の手術は侵襲度が高いのに、その後さら抗がん剤吐き気脱毛が起きたり免疫機能や止血機能が低下したりとか、そこまでやったところで必ずしも見通しは明るくない。

そういうのが分かっていて、進んで治療を受ける奴がどこにいるんだよ?

負担も手間も半端無くかかる治療に対する「冗談じゃねえ勘弁してくれよ」という不安や不信への対処って、きちんと確立しているのか?

http://anond.hatelabo.jp/20140717095214

嘘でも何でも甘言を囁いて患者を良い気分にさせるのは「感情に対するケア」ではないよ。

http://anond.hatelabo.jp/20140717094120

そのトンデモ理論フィットしてしま患者感情に対するケアとかが、全然疎かなまま来ていることが、今まで支持されている理由じゃねーの?

そもそも抗がん剤副作用ひとつ取っても、医療不信が根底にあることが見て取れるし、そこも全然改善してないよね。

「正しい知識が命を救う」は正論だけど、それだけでは救えない人がいるのが現実だろう。

http://anond.hatelabo.jp/20140717043113

男の弱さなんかケアしたって社会に対して何の寄与も無いじゃん

さゆえに自滅して死んでくれるならむしろ社会コストの低減になるし

2014-07-11

http://anond.hatelabo.jp/20140707201214

こういう自助努力は超大事

ADHDポイントは「衝動的」「飽きっぽい」「忘れっぽい」「計画性がない」に集約されるけど、それは自力ケアしないと誰も助けてくれない。

ブコメにあった「泥を啜って生きていくしかない」という感じにどうしてもなってしまうというか、あれに吹き上がるのがいかにも衝動的というか。

勿論放置すれば職場での立場はどんどん悪くなる。

上司や先輩から叱責されるだけでなく、同僚や後輩から無視されたりバカにされたりと、忌避的・冷笑的な扱いを受ける(誰も巻き込まれたくないからね)。

それを気にしないそぶりで開き直れば、ますます反感を買うし。

まあでもお役所とかだと、仕事できなくていつも怒られ通しでありながら、しぶとく居座る年配者もいるけどね。

気持ちの切替だけは上手なのか、怒られた次の瞬間にはニコニコしながらコーヒー出したりとか、すげえと思うわ。

2014-07-02

http://anond.hatelabo.jp/20140702210250

中立非武装って

それによっておきてくるリスク

どうやってケアすんの?

それとも「侵略された時や攻撃されたときは潔く死ぬぞ」

っていう、一周したバンザイアタックみたいな思想なの?

今後の日本はどこの勢力圏につくべきなのか

① アメリカ

いつも頼れるアメリカ兄貴のケツについていく作戦。むしろケツを開放する作戦かもしれない。

色々めんどくさいことはあるし、アメリカ様もなんかもうアレな人だけど

実績はソコソコ長く安定感あり。安部総理も基本この方向

ただ、安部ちゃんどこかしら反米臭もあるよね…

おそらく、安部ちゃんは当座はアメリカに媚を売りつつ

段階的に③に移行してく、オーセンティック右翼思想の持ち主だと思う。

中国

ついに目を覚ましたかもしれない獅子中国

世界最大の人口と巨大市場を有する…といわれてたが

最近なんかそうでもない空気人権とか法とかそういう概念はあまりない国家

アメリカに対抗できるスーパーパワーになるような気もするが、歴史と現状を見るとなんか転ぶ気もする。

東南アジア

え、それ中韓抜きの大東共栄圏じゃね?感のある東南アジア

人口は意外にいるし、これから市場としての期待感もある一方

腕力イマイチ無い。というかほとんど無い。中国への対抗馬としてみたいけど

頼りになるかどうかは微妙。こいつらを束ねて共和圏で覇権を目指すぜ!

みたいなド右翼思想とも親和するし、「アジア共同体」みたいな思想とも親和するオモシロ存在

軍事力の弱さはともかく、金融的な弱さがわりと怖い。趣味通貨危機

EUみたいに全部くっつけると「でかいクソ」になってしまう可能性がわりとある

大戦日本が犯したミスの焼き直しになる可能性も。

スイスっぽく中立主義

独自武装して、どこともペッタリくっつかず存在感を出していくスタイル

どう考えても核武装及び軍拡必須要件になるので、右翼に人気の考え方と思いきや

何故か左派が熱烈支持している。よくわからない。

たぶん、ベトナムとかフィリピンが怒る。「一緒に中国けん制するんじゃなかったのかよ!」みたいな。

実はアメリカにも「日本はこの方向性でいいんじゃね、あいつら核武装させて自分で守らせようぜ」って声が時々あったりする。

④-軍事力

④のスタイルから軍事力の要素を差し引いた平和国家を目指すスタイル左派に人気。

可能ならそれはすごい。軍事費に金を割かなくていいので、夢のあるスタイル

問題は、「それ出来るのか?」ってこと。

実際、リスクケアを捨てて利益を取ろうぜ!という作戦なので

ギャンブラー向け。ハイリスクハイリターン商品

自殺を巡る

ある人が「自殺したいくらい苦痛である」という表明をした場合

まあここでは、そんなことをWebで書きこんでた場合くらいの事例でいくんだが、そういうときぼくらはそれをどれくらい助ければいいんだろうな。

この場合「ぼくら」というのは「ぼく」の複数形であるという意味が一個目で、「社会」っていうのが二個目の意味だとする。

まず前者なんだが、ぼく個人として、なにすりゃいいんだろう。

またなにをするにせよしないにせよ、どう感じればいいんだろうな。

自分の内側を見つめると、痛ましい、可愛そうだ、何とかしてやりたいものだという気持ちが存在する。のだが、その一方で、身勝手だ、卑怯だと感じる自分もいる。率直にいうと、脅迫をされたかのような不快感も感じる。

すごくざっくりいうと、感情的道徳責任を個人はどう負担すべきなんだろう? という話になる。

二個目の視点社会として、「自殺するような苦しみを抱えた人々がいてそれを減らす」というのは重要ミッションだ。社会機構健全さを保持するためにもぜひ必要だし、そんな暗い感情蔓延した社会は、たとえ自殺のものがないにせよ、治安悪化や消費マインドの低下など、あらゆる不都合が起きるだろう。経済合理性から見ても、「自殺するような苦しみを抱えた人々」を減らすのは正しい。

ただまあ、社会視点において「かわいそうだから」救うというのは、それは違うだろう。また、「そういう人々を減らす」のがミッションであって、ある特定個人のオリジナルな生を救うというのは、優先順位が低い。

(こういうことを言うと「留保のない生命を肯定できない差別主義者め!」とか左の人に集中砲火を受けるわけなのだが、社会ってのは個人個人を一人づつケアをしてまわれるほど繊細でもないし小回りも利かないものだよ)。

社会参加者としては、この話に対して、タッチできるパラメータはすごく少ない。1)金を出す(税金をはらう)、2)この問題対処優先度を決める(=税金予算配分の中の比率をきめる)、3)割り当てられた予算でとりうる政策からチョイスする、4)その執行監視する。こんなもんだ。

1は国民義務であり、3は効果がありそうなものを選び、4は日々の中で行うとして――2はどうなんだろう。

まりこちらの視点は、社会的政治的責任をどう負担するか? という話だ。

結論はないんだが、もやもやしたので脳内を整理してみた。

難しい問題だなあ。

女子手のひら返しっぷりが怖い

こんなところで吐き出さなときついくらい弱ったので書いておく。

付き合って1年弱の彼女がいるのだが、本日「もう無理」と事実上の離別宣告を受けました。理由を聞いても、わかっているだろうの一点張りしらねーよ。

最近仕事も忙しいなか、頻繁に会うようにしていたのにも関わらずのこの流れ。昨日まで仲良く一緒にごはん食べてたのに突然の豹変。なんなんだ。

そして先ほどかねてから遊んでいる年下の子からLINEで「増田さんは私に会いたいと思わないのですか?悲しい」との連絡を受ける。

会いたい気持ちは山々だがまず仕事が忙しい。飲み会だってたくさんある。そして彼女にも会う必要がある。ただしこっちの事情など言えるはずもなく対応に苦慮しています

今しがた無難な返事をしたところ大量の返信がきて、既読にするのも億劫だ。どうやら私の態度に不安を覚え連絡してきたようだ。

この同時に起こるはずのない二件が同時に起こってしまったのはなぜか。

それぞれと接点を持たせるようなヘマはしない。ロックをかけているので携帯を見られるようなこともない。

私のfacebookにもログインできまい。それぞれは完全に別のコミュニティなので接点はない。

だとしたらなんなんだ。

そもそも私はかねてから仲良くしていた女子最近知り合いに取られて腹が立っているのだ。

ライフポイントガンガン削られるのはあんま愉快ではない。

女子たちのこの見事なまでの手のひら返しは一体なんなんだ。

ここまでくると第三者の関与を疑ってしまますね。疑心暗鬼でしょうけども。

分断していたはずの情報がどこかで共有されていて、Second Half初日たる本日炎上するように仕向けられてたとかだと嫌だな。最悪の下半期だ。

あるいはこういうシナリオも考えられる。

わたしは最近彼女手料理をごちそうしたり、プレゼントを渡したりしていた。この行いが「わざとらしい」と受け取られた可能性はないだろうか。

浮気の罪悪感から妙にやさしくなる男性がいるとは聞く。しかし私は過去の失敗からそうしたイージーミスはしないので説得性にかける。

一方で年下の子からは、彼女にフルコミットしている私に対してのヘルスチェックと受け取った。自分のこともたまにはケアしてくれとの意思表示だろう。

だとしたらこんなに不幸なことはない。三つ巴で誰も得をしていないじゃないか。

ここをどうファシリテートするかが野郎の裁量ともいえますが、同時多発の炎上対応ってそこそこ体力使います

めんどくせーな、集団的自衛権よりも一夫多妻制が先でしょう、なんてね。

2014-06-29

野次られてた時に塩村議員が言ってた事

晩婚や不妊を「女性問題」として扱ってる事自体女性蔑視と違うんかい

晩婚・不妊は双方に要因があるし、悩みを抱えてるのはどちらも一緒だろ。

専業主婦孤立やすいと言うなら、現在推進中の女性活用等でも解決できるわけだし、

ケア対象女性に絞る理由としちゃ弱い。

2014-06-27

左翼天皇を!

最近よく聞くのが、

左翼天皇に頼るだなんて!」

というもの

前の天皇誕生日に、天皇陛下自身が「憲法を遵守する立場」を明確にしたことで、左派右派(というか改憲ノリノリの安倍政権)を批判するための格好の材料を得た。

天皇を奉ずる右派が、天皇自身に諌められたわけで、左派がこの機に乗じないはずがない。

ところが、これを見て左翼でも右翼でもない(と自らを規定する)ひとは、違和感を抱かないではない。

左翼は……天皇とか嫌いでしょう? その天皇言葉に拠って右派批判するなんて。批判できるなら何でも利用するのか?

こういう次第である

しかしそうなんだろうか? これが長らく疑問だったので、頭が悪いなりに考えたこと(独自研究です)を書き記す。

a)ここでは左翼右翼を、彼らが拠って立つ「価値」に基づいて区別する。

まず、そもそも左だの右だのというのはフランス革命産業革命にともなう近代化から生じたものだと理解している。

そこから、早計に、左翼近代個人主義者で、右翼はそうではない、という理解が生じうるが、これはよくない。

(こういう理解から出発するかぎり、「左翼個人主義」は社会国家の危機に対抗する言説を持ちえないから

個人主義というのは近代必然的産物なのであって、左や右によって決まる「態度」ではない。

高度に産業が発達して、旧来の共同体が失われた世の中で、誰が個人主義者以外でありえるのか!

なので、左翼右翼を分けるのは、この個人主義に対して、何を対抗「価値」として奉ずるか、という点である

右であれば、これは過去伝統志向する。国家天皇王様、なんでもよく、ましてその伝統捏造されたものであっても、構わない。

とにかく、個を超えた強い価値が置かれる。

左は、では何か。フランス革命憲法を作った。人間市民権利についての法。

まりこれだろう。人権であり、憲法である。これは別に伝統に由来しない。これを守ろう守ろうと連呼するから保守的な態度に見えかねないが。

人権というのは、頑張って獲得されるべきもので、つねに守りつづけないといけないものである

したがって規範であるから、超越的だと言えなくもないが、これは個を超える価値ではない。

言い方が難しいが、個に根差し価値

じゃあ個人主義じゃないか? いやいや、人権を守るためには、社会的ケア必要ですからね。

しろ個人主義人間を孤立化させていくからこそ、憲法にもとづく保障必要になる。

もちろん以上の区別は、前提的なもので、これを逸脱するものはたくさんある。

特に共産主義左翼代表格みたいになっているが、あれは特殊理念を抱えているから、しばしば歴史邪魔者である

基本的にはこの、超越的な価値/内在的な価値という区別にたよる。

b)人権憲法という理念に即して考えるとき天皇制批判されるべきか?(歴史篇)

歴史的左翼天皇制批判してきたと思う。

最大の要因は、戦時中軍部天皇が結びついたという戦争犯罪の問題であって、

この記憶は多くの左翼にとって、天皇制軍国主義象徴に変えてしまったきらいがある。

また、第二次世界大戦以前には、天皇主権国家だった、ということも忘れてはいけない。

憲法は欽定のものと考えられていて、人権天皇大権のもとで制限されていた。

人権依拠する左翼にとって、これらの時代天皇制は、批判されなければいけなかった。

はいえ、戦前であっても、美濃部達吉天皇機関説のように、天皇国家機関と見做して、国民主権保障するような理念が通用していたかぎりでは、それほど批判すべきでもなかった。

しか大日本帝国憲法基本的天皇主権なので、天皇機関説法学世界における「通説」の域を出ず、軍部の台頭ですぐ覆されてしまった。

c)人権憲法という理念に即して考えるとき天皇制批判されるべきか?(現状篇)

はいえ、いまは日本国憲法国民主権は通説ではなく確定的事実である改憲するひとは時々ひどいことを言うが)。

そして天皇は、憲法において「国民象徴」という正当な地位保障されている。

だとしたら、なぜ天皇批判しなければいけないのか? 憲法を愛するかぎり、天皇を愛することは可能である

逆に、右翼からすれば、現行憲法下での天皇は疎ましい存在でありうる。

右翼は水平的な民主主義嫌悪するから、それに反する超越的な価値として天皇を求めるのに、

その天皇国民象徴如きであっては困るわけだ。

さいわい、右翼からすれば愛着対象皇族の個々人というよりその容れ物だから非国民天皇別に天皇国民じゃないけど)という非難だって胸を苦しませずにできる。

不幸なのは天皇一家であって、左翼右翼自分たちのことを条件付きでしか愛してくれない。

左は、現行憲法の枠内にいるかぎりで、右は、現行憲法の枠から抜け出るかぎりで。

c)結論。

こういう次第だから日本国憲法の枠内にある天皇陛下左翼が愛し、支援するということには、何の問題もない、と考える次第です。

2014-06-08

熟女好き

 まさか自分熟女好きになると思わなかったが、熟女が好きになった。不細工な若い女より1000倍いい。

  

① 太った熟女

 いわゆる一般のイメージする、かーちゃん?あたしんちみたいな?そういうおばさんは流石にオレは好きになれない。

 そういう所帯じみたおばさんではなく。

 「下腹部とか腰回りとかふとももとかにむっちり肉がついていて、寝心地が良い」こういう熟女。ある程度肌は綺麗というか。不潔なのはNG。ただ、ポンポンペチペチとおなかやふとももを叩いていると安心するような、ふっくらした感じ。

 このおなかやふとももで寝てると最高!時間を忘れるね!自閉症の子供がイルカとふれあうセラピーがあるらしいが。あれのパンダバージョンというか?

 とにかく、セックス安心感。アフターケア安心感セックスというと暴力的な感じがあるが、すんごいフワフワした中でセックスできる安心感がある。

  

② ガリガリの熟女

 ガリガリの熟女もまたいい。性格的に神経質でだけど生活のために表面を繕ってるおばさんが最高。

 声がタバコしわがれてたりしてるとなおいい。

 その人の一瞬、一瞬が生活のために切り貼りされた時間で。その時間を僕に突っ込んでる。人生の再起を図りたくても無情な時間の流れに身を任せるしかない弱者

 そういうセンチメンタル?中二?絶望感?そういうのが最高!

 話をしていてもたいてい深いところで包容力がある。この世の絶望をなめているので、話が非常に深い、世界を分かっているか自分の弱さを分かっている、そういう分別のある話ができる。ただわがままに過ごしているだけの若い子には絶対に無い話がでる。

 孫の話をし出すときに若干顔がゆるんだり、最高。

  

③ 絶望的なおばさん

 人生終わってるおばさんもまたいい。たいてい頭がおかしい。

 刺青、酒びたり、たぶんやくちゅうなんだろうなあ。みたいな感じ?頭の毛が合う度に減ってるような。

 最高だなあと感じる。

 この世に身を置いてるのが奇跡な様な、誰にも相手されないギリギリ人間にとどまってる人間を抱いてるってのが最高。

  

④ 中出しができる

 当然ながら、ダレに相手されない人が多いので、性病心配が無いw 子供?まあ、閉経してるとかなんとか言うかもしれないし、その、ゴニョゴニョ(想像にお任せ)。

 変態プレイもなんのその。全部やるよ。

 お金はらってさえくれる。ご飯も作ってくれる。料理で感じる人間性、セックス後の飯、これは若い子では味わえない。

 確実にその人の人生に絡んでいる感覚がここちいい。

 セックスの練習相手に最適。セックススポーツから定期的なトレーニング必要だが、そのための練習台になる。

職場空気を良くする人

あなた出会ったことがあるだろう。

空気感を良くする人。その人がいるとパッと雰囲気が明るくなるような人。みんなの表情を変え、居心地をよくさせる人。

私も今までいくつかの職場でそんな人に出会った。その人達に共通することはなにか、と考えてみる。

まずは笑顔。魅力ある表情で人を和ませ、周りの人にもその笑顔は伝染していく。

次に率先性。会話を率先して盛り上げる。だけどしょっちゅう話題の中心にいるわけではなく、自然とみんなに話題を振れる。「調和させる」力。

そして仕事ができること。仕事を早く進めるための知識と知恵を備えており、それを部下に指導する努力も怠らない。

私感では職場に一人いれば良い方といったレア存在だと思う。と同時に最も尊敬できる上司(人間)でもあった。

また退職なりでいなくなった時にその存在感を改めて思い知らされることも共通していた。

そして最も力点をおきたい共通点が、こういう人は総じて女性だったこと。全員とは当然言えないが、男性ならびに同棲である女性からも好かれる存在であった。やはり女性気遣いストレスケアで優れているのだろうか。女性社会進出は、少なくともこの点で、社会を良くする一要素だろう。

2014-06-03

日経新聞ブラック企業の手先か?

残業のし過ぎで過労死というニュースについて、何度となく報じられるが、

普通に見れば、そもそも残業がある事自体が異常な事で、

例えば営業時間が設けられてるとして、それに準じた営業がなされるものだけど、

お客様によって営業時間が異なる、これを認める企業があるから残業になってしまうわけで。

要はこのような客の都合で営業時間が左右されるような会社はいくら残業代が満額支給されるといっても

一日当たりの時間外労働が標準レベルを超えた場合は、ブラック企業と言わざるを得ない。

ましてや、殆ど会社残業代など出るはずもなくサービス残業なのだ

また、会社サービスを含む残業をすることが美徳であるとする風潮もいただけない。

終身雇用制度がなくなった今、会社愛着が持てない。あるいは不信感すら抱かれている状況下で

新入社員や中途社員へのフォローケアが全く為される事がないのは、結局残業を多くするだけであり、

結果的サービス残業をさせられるに至るのであるから、この辺りの社員教育は徹底しなければならない。

勿論入社後の社員教育は当然で最低でも3か月程度は見て貰わなければひとり立ちする事は不可能だ。

普通は1か月以内に研修を経て、各部署に配属されるものだが、終身雇用制度が無くなり雇用の流動化が図られた今となっては

教育する事自体無意味である上層部が判断している事もあるだろう。

そうなれば、教育不十分のままに配属され右も左も分からないまま仕事に就く訳だから効率的であるのは当然である

問題は、それらの責任の所在を新卒が「ゆとり」だからとか「努力ややる気が足りない」せいだと決め付ける一部の人間だろう。

彼らは自分たちの世代が受けてきた研修を顧みることなく、やたら俺の時代はこんなものじゃなかったとでっち上げ武勇伝を掲げては

新卒たちを詰っていくのである

その中で、日経ダイヤモンドなどの仕事関係新聞雑誌の類は、常に会社目線しか物事を見ることが適わず、時折頓珍漢なニュース提供してくれる。

若者の「クルマ離れ(免許を取らなくなっている事)」が深刻化しているのに、普免必須と謳う一部の企業自動車業界と手を組んでステルスマーケティングを通じて

若者に「クルマ」に興味を持ってもらおうと必死に記事を書いていたりするのであるから雇用ミスマッチなどが叫ばれる世の中で、新聞雑誌が前時代であるのは如何なものか。

問題はまだある。

就活生の実情と謳いながら、実際には苦労知らずのブルジョア学歴ならマーチ早慶宮廷といった大卒のみに着目したり、大企業の現状にしか興味がないわけであり、

一部の上流階級生活風景を捉えているに等しい。

こういった新聞雑誌というのは、高卒などの低学歴中小零細の実情についてあまりにも疎く、また関心がない。

これでは何のための就職記事なのだろうか。

ところで、ブラック企業後者のような人材を多く集めては奴隷化する事に躍起である

学歴不問を謳うのがそれで、ブラックの多くは人材募集に関して「不問」にしている箇所が多々見られる。

問題は、それを日経などは報じず、引く手あまたの業界特集という触れ込みでこういったブラック企業特有の「不問」事項も

自己流に解釈して、求人はたくさんあり、選好みするのは勿体ないといった記事をでっち上げるのである

何故「不問」なのかという事について、日経はあまり多くの事を語らないのがその証拠である

しかすると、日経などの新聞雑誌ブラック企業推進の手助けをしているのでは?と考えるものである

2014-06-01

結婚

25歳の男ですが、結婚について考えがまとまらないので書き出してみます

  

女性側の思考への猜疑

 「年収600万」「イケメンが好き!」「ハゲとか絶対無理

 みたいな?多分これが本音なんだろうなと感じている。(男の、『二次元美少女パイパンロリ、オレだけを好きな美少女三次元カス』と同じくらいの意味の無い話ではないよね?)

 とすると、オレみたいなブサメンに片足突っ込んだ底辺フツメンくらいだともうトキメキとかは絶対ないんだろうなとは思う。

 イケメンが好きなら、絶対オレなんて見ないんだろう。ハゲが無理というなら正直髪に自信が無い。

 年収600万も、がんばれば30代後半には行けるかもしれないが、確率10%くらいだろうか。

 じゃあ、無理じゃん。と感じている。努力できるラインにも立てない。

  

 容姿を清潔にと言うが、だいたいスーツしか着てないし、美容院でセットシテもらってるがそれでも底辺フツメン

 電車に乗って、「ああ、これが世の平均点ですね、佐野史郎偏差値60くらいのレベルですね」って感じで、そういうフツメンって多分女は見向きもしないだろう。

  

 じゃあ、コミュニケーション?と思うのだが、いわゆるいじられキャラしかなれない自分としては厳しい。

 仕事でがんばっている、夢を持っているか?というのがまたときめくらしいが。いや、、、どうでしょ、、、。

 スキルをコツコツ積んではいるけど、がんばって並のレベルについて行けるけど、手を抜いたら2年以内に解雇でしょうね、程度の能力しかないので夢とか持てないってのがリアル

  

 でも逆に感じるのが、「女性結婚できないとヤバいのに、その条件で結婚できるの?」ということ。でも、ぶっちゃけ女ならセックスで釣れるんだろうなあ、余裕で彼氏くらいはいつでも作れるんだろうなあ。とは感じる。

 多分、それで釣れる男の中から結婚できそうな相手を探すのであって、セックス相手としても申し込みが無い自分には推し量れない世界なんだろうなあと感じる。

  

結婚への猜疑

 結婚に対してデメリット情報が氾濫している。メリット情報抽象的なものが多い。

 月の小遣い3万というのはまあ耐えられるかもしれない。

 しかし、エロ動画エロ漫画が見れない、オナホールダメとなると、これは辛いと思う。個室ビデオにでも行くのだろうか?

 休日に一日中ネトゲとかも多分ダメなんだろう。

 これはキツい。

 しかし、メリット普通にある。家族がいると社会保障なりローンなりが会社から支給されると聞く。

 また子供を養うにも奥さんがいないと厳しいだろと感じる。よつばとみたいにはいかないだろう。

 仮に独身子供がいたとしても、子供のためにお母さんがいないとまずいと思って必死婚活するだろうし。やっぱり子供を持ちたいなら奥さんが必須でしょう。

 がしかし、奥さんは多分オレを必要としないんだろうな、いらないんだろうなとは感じる。どー考えても人間性的に欲しい人間じゃ無い。

  

カノジョすら面倒くさい

 彼女、何回かいたけど別に好きでもなかった。

 なんとなく、

 飯を誘って→カラオケ行ったりして→ノリでセックスして→なんとなく付き合う。

 このストラテジーを試して、メールの仕方覚えたり、セックス経験積んだり、トークの仕方を練習したり。

 そういう練習台としての意識しかなかったと思う。

 『彼女の作り方』というゲーム自体面白かったのであって、『彼女』自身にはまったく興味が無かった。

 面倒くさいメール作り、面倒くさいデート、面倒くさい会話、面倒くさいセックス

 ただただ面倒くさかったが、「オレは世の平均的な遊びを攻略できるぞ」ということを確認したくてやっていた。

  

 当然、彼女もまったく美人だったりかわいいとかも無い。山瀬まみとか、みたいな、そういう感じのばっかりだった。

 彼女達は、なぜ付き合ってるのが楽しいかとか意見を言ってくれてたけど、その一つとして共感できなかった。むしろ、「その程度のことが楽しくて付き合ってるのか、くだらねえ」と感じていた。

 「いっしょに居て楽しい幸せをいっぱい共有できたら~」と言っていたが、そりゃそうだろ、こっちはあんたを楽しませるために肯定し続けて話聞き続けてやってるだけで作られた楽しみを享受させてやってるだけなんだから

  

レンタルでよくね

 ヘルスなら5万くらいでリアルではオレなんか見向きもしない美人セックスできる。

 会話の楽しみを得たいならスカイプ学生普通にいくらでも会話できる(面倒くさいとしか思わないが)。

 20後半の女性結婚とか意識しだしてだるいけど、20前半ならノーケア女性とつきあえる(レベル高い女はオレでは絶対無理だが)。

  

 セックスよりオナホネットオナニーを充実させる方が性衝動だけなら100%正しい。AVレベルの女とやれるなんて相当金積まないと無理だし結婚なんて100%無理。

 2次元美少女なんて高望みすらできないがAV女優レベル容姿の女と結婚できますっていうなら、その場で一生奴隷でも良いですっていうくらいに結婚はしたい。

 超絶美少女となら、二つ返事で結婚したいよ、みづなれいとか希志あいのや原サオリレベルの女ならどんな扱いされても一生つくせる自身あるよ。

  

 こう考えてしまうと、セックスとか精神的な充足とかはほぼレンタルで済ませる方法を考えた方が遙かに良いし、しか効果ものすごく出る。

  

しかし、世の親は皆結婚してるんだよなあ。

 当たり前だが、同級生の親は皆結婚していた(離婚とかシングルとかもあるけどさ)

 そう考えると、オレが結婚できないのはちょっと大丈夫なのか?とも感じる。

 結婚しないと生涯にわたるメンタル保全とかリスクあるんじゃないの?

 結婚できないってのは結婚したいと思える女性とつきあえない生物的な淘汰じゃないの?

 結婚してる奴らは人生の目的を果たした勝ち組なんじゃないの?

 そういう考えは常にある。

 常にあるから、なんらかの明確な答えが欲しくなるんだけど。

 若さに甘えて結論出さずに来たけど。

 25歳。

 焦るべきならば焦るべき年齢なんだろうと感じる。焦って効果は無いかもしれないが、なんらか自分が見えてない答えがあるのかもしれない。

 焦るべきか分からないことに焦っている。

2014-05-30

http://anond.hatelabo.jp/20140530141616

まずそこに老人たちが集まる目的がいると思う

病院目的になってるのは最初病気のためだったと思う。それがいつしか人が集まるから寄り合い所みたいになってしまった

中には薬をもらって飲んでればそれで安心するって人もいる(割りと多い)

多分、その漫画喫茶みたいなのがケアセンターとかなんだろうけど、あれも結局税金補填しなきゃ成り立たないんだよな。放っておいても大丈夫な人は来ないから(というかそのレベルで元気なら別の場所にいくから人件費がかかる。手間のかからない対老人施設って無理なんだよ。

2014-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20140528222041

そこまでしなくたって、万が一あなた性犯罪に遭ったとしても

ほとんどの人はあなたを気遣う言葉をかけることはあれども

お前のせいだなんていうことはないだろう。

不十分かもしれないけれども性犯罪を取り締まる法律があって

取り締まるために日々警察が動いていて

万が一性犯罪の被害に遭った人のケアの為の社会組織等もあるだろう?

万が一の可能性の更に最悪の結果を想定して絶望して生きるのは

とてもとても損な生き方だと思うよ。

2014-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20140527223431

トータルで見ればそういう人々をケアしない方が効率よく社会が回る間は、ケアされないでしょうね。

http://anond.hatelabo.jp/20140527212326

診断を受ければ必ず通院するものでも、必ず投薬を受けるものでもないでしょう。状況を鑑みて、その上でADHDという名前を告知した場合に本人に与える影響とのトレードオフ考慮すべきこと。「安易に告知すべきでない」と言っているのであって、絶対に告知すべきでないというのではないんだから

誰もケアしてくれない状況ならば、せめて本人は知っている必要があるだろうけど、社会適応に向けた十分なケアが受けられるのであれば、十代(くらい)の間は告知しないという選択肢検討すべきという話。

逆に明らかに告知すべきというのがどういう状況か考えてみると、誰もケアしてくれなくて当事者でなんとかするしかないとか、勉学で困っていない等の理由で本人に危機感がないとか(東大を出られたのに社会適応できないADHDもいる)、もうどうやっても社会適応は無理で年金視野に入れて人生設計していくしかないとか、逆に生計を立てるに十分な得意分野と能力があって、その方面をどんどん伸ばしていくことが明らかに好ましい時とかだろうか。

2014-05-18

http://anond.hatelabo.jp/20140518200144

なんて言って告るかにもよるよね。

『付き合ってください』なら相手に要求してるけど

『好きです』なら伝言だよね。

相手が迷惑かどうかなんて、知るかそんなもん!くらいな気持ちでいいんじゃない

自分を振った相手のメンタルケアなんて考えなくても良くないか?

2014-05-10

外資系企業グローバル開発本部のマネージャーです、キリッの友人

グローバル開発本部 商品開発部 マネージャー

経歴:入社よりナプキン一筋!もちろん、はだおもい導入当初から開発担当現在海外向け商品を含むファミニケア商品の開発に携わっている。

http://www.sofy.jp/products/hadaomoi/secret.html

2014-05-01

緊デジ、私的な総括 ~東北のある制作サイドから視点

緊デジ、私的な総括

http://www.pot.co.jp/default/20140501_150904493933661.html

大変興味深く読んだ。うちのことを書いているのかと思ったw



緊デジの話があったのはいつのころだったか。うちのような弱小制作会社にとってはとにかく大きな話だった。

そもそもなぜうちに問い合わせがあったのか今となってはそれもわからないが、改めて振り返る機会もなかったから、便乗して総括してみようと思う。


うちにとっての緊デジの結論は

・危うく倒産するところだった。というか話をそのまま鵜呑みにして"法律をしっかり守っていたら"多分倒産しただろう。さらに言えば、それが遠因となって倒産した福島会社は現にある。

・ようするに、こりごりだ。二度とやりたいとは思わない。

連絡をもらったのは確か2012年の年明けだ。

当時はまだ電子出版物を作るということしかからなかった。

うちにはそんなノウハウは全くなかったしやったこともなかったが、DTPだのWebだのができる会社だったら大丈夫とのことだった。

東北雇用を増やすという主旨を聞いてあぁなるほどなと思ったけれど、既に復興バブルが始まっていた当地においては申し訳ない気持ちがあったと同時に、「ま、お役所が考えることっぽいわな」と思ったものだった。

「覚えれば誰でもできる作業」ということだったから、そんなもの一時的雇用を作ったところでしょうがないじゃないか、と経営者ながら思ったものだ。

そういうことじゃないんだよ、復興っていうのは、とね。

話を聞けば聞くほど、「それ、うちで大丈夫かいな」と思うようになったのを覚えている。年商1億にも満たない我が社に割り当てられる冊数は相当なもので、緊デジだけで1億数千万以上の売上となる計算だった。

経営者としては究極の選択ではあった。

フレコミは「これを機に電子書籍制作体制を作れれば仕事が増えるしうちからも出しますよ」ということだったのだが、電子書籍未来が我々制作会社にとって大きな市場となるのかどうかなどまだわからなかったし、わからないもノウハウスキル時間と機会を投資するのは流れの速い昨今にあって経営上致命傷となりかねない。

はいえ、確実な売上が見込める特需が舞い込むということで、鼻息荒く「その売上増を何に投資するか」と巡らせたものだ。

これを機にMacを新調しようだとか、これを機に大手出版社さんとの取引を拡大させようだとか、この利益人材採用・育てようだとか。


さて、冷静にコスト計算してみる。InDesignは1本10万円としよう。パソコンもどう考えても足りん。

もちろんスペースも足りないから作業場所を確保しなければならない。採用コスト教育コスト馬鹿にならんだろう。

そして何よりも、その間受注を一部停止するわけだが、そんなリスキーな事はできるのか。

一体何人いればその売上を作れるのか。10人そこそこの我が社なのに、どう考えても数十人必要だ。

おまけに、全員が8時間労働とは限らない。

というか復興バブルが始まっていた当地において「最長でも1年ですよ」「別にスキルが付くわけじゃないですよ」などという仕事で人が集まるのだろうか。

最終的には下記のようになった。

パソコン・・・60台

Indesign・・・とりあえず15本(ほんとは60本必要だった。が、後述するがその投資は不可能だったため1ヶ月の期限付きの試用版で多くは乗り切った)

採用・・・30万円(媒体費用のみ。タウンワークとか)

事務所・・・オペレーション上、本社と離れた場所はいけないからたまたま空いていた同じビルの上階を借りた。短期で、という無茶な条件だったため、割増で掛かった。

机、椅子・・・60人分。

サーバ/HDD・・・50万円分くらい。

都合数百万か。

しかし、何より痛かった費用は、借り入れの金利と「支出を伴わないが確かに掛かる見えないコスト」だった。

見えないコストとは、例えば面接だ。

結局、述べ500人程度の応募があり、1通1通履歴書に目を通す。

面接集団で行ったが、それでもやはり1回2時間程度は掛かる(PCスキルの把握が必要だったため、テストも行ったから)。

これを何十回とこなす。人によって条件(働ける時間曜日)は違うし、できるだけ丁寧な説明を心掛けた。

そして教育だ。採用したとしても、最初から生産=売上を上げられるスキルなわけではない。

人によっては80時間程度の研修必要となった。この間は、いわば持ち出しだ。

管理コスト馬鹿にならない。毎日毎日名前も覚えていない人達の作業を記録し、適材適所で配していく。どうしてもタグがわからない人がいる。

どうしても長時間画面を見続けることができない人もいる。

そういう一人一人のメンテナンスケアをし、設備が最大限使われるようシフトを調整していくこれらの時間は、予定時間に含まれているわけではなかったから辛かった。

そして最大のコストリスクは、これらを管理するために人を配する事で起きる本業の受注減だ。

緊デジの話をもらったときは、もうすぐにでも始まりますよ、といった物言いだった。実際、研修に来いとのことで6~7人を東京派遣したりした。2泊。

これだけで30万のコストだ。

それが何回もあった。

仕様が変わりましただの、こないだのだけじゃわからなかったでしょだの。1億のため、と先行投資も飲んだ。

いずれにせよ、すぐに始まるというし急いで体制を整えるわけだ。

何事も急げばコストは上がる。

受注しそうだった本業の大型案件は断って緊デジを待つしかない。

が、発注は来ないのだ。待てど暮らせど来ないのだ。

「今月末には始まる」という台詞は春から秋まで毎月聞いたものだった。

そのくせ「貴社はしっかりと体制を整えているようだし、紹介したい発注元がある」などと予定冊数をどんどん増やす。来ないんだけどね。

つか、雇ってんだけども。どうすんのよ!つか、借りてんだけども。どうすんのよ!

制作会社である我々は、制作をしていない時間というのはただのコスト消費になる。

「すいませんまだ上の方で揉めてるみたいで発注できないんです」と言うのは簡単かもしれないが、止めていた受注が来月発生するわけではないし、1時間当たりにこなせる仕事量は決まっているから、来月挽回できるわけでもないのだ。

装置産業ではない。労働集約なのだから

これは今でも悪夢になってうなされるほど、本当にきつかった。

そして極めつけ「何が復興支援じゃ!」と思ったのは、支払いサイトだ。

今時、手形だ。

しか100日オーバーだ。

人件費は先に出て行く。何十人分もの人件費が。

納品の定義もどうかしてる。うちは作る。納品する。

でも、相手(出版社)がウンと言わないと納品にならないという。

まぁ、そうかもしれない。それが普通だろうとも思う。

が、弱小制作会社にそんな資金繰りを強いるのはどの辺が復興支援なんだ?と思った。

とっくに納品した電子書籍が、何ヶ月も先方の確認待ちになり、3ヶ月後にようやく納品と思ったら、その月の月末に手形が振り出され、換金は120日後とな。

要するに、最大で数十人分の人件費×9ヶ月程度のお金が先に必要ということだ。

社員10人の会社で、だ。

しゃーないから借りたさ。1億な。

月商300万足らずの我が社でよく借りられたもんだ。個人保障付けさせれらたけどな。

つか、個人保障意味あんのか。払えるわけないわけだが。

いずれにせよ、この金利だけでも相当堪えたよ。

なぜなら、最終的には1千万しか受注できなかったからだ。

「受注で」1千万強だ。粗利じゃないぜ?この受注額から人件費だの設備だの揃えるんだ。

何も生み出さな金利だけで150万飛んだだぜ?(笑)

1億数千万発注するっつーから借りた金。

つーから雇った人。っつーから借りた事務所。ツライね。

結局、私を人間不信にさせるほど困憊させたのは発注元の会社経産省だ。

揃えろと高圧的に言うものから、揃えたさ。何十人も。

毎日毎日「まだ仕事まらないんですか?」と雇った人達不安にさせながら。

この会社大丈夫か?と思われながら。

そのたびに答える「実はこの案件は緊デジといって、経済産業省助成事業なんです。だから何も心配要りませんよ」とな。

だが、それは間違いだったんだ。発注元(東京の超大手企業)が、なんと東北の地の

子会社で独自に募集して、自分達でやってたんだよ。

俺は目を疑ったね。復興支援からとか東北本社必要だとか言ってたけど、おまえら自分でやってんじゃん、と。

タウンワークデカデカ募集してやがる。

おい、それは本来私たちに出すと約束した仕事だったのではないか?

設備を整え、ありもしない仕事のために事務所を借り、結んだはずの労働契約反故にした私たちはどうなるだよ、と。

つか、雇用契約については結果的に嘘ついたことになったんだぜ?

ま、大手なんてこんなもんだろうと思ってたけど、現実はやっぱり厳しいね

で、経産省に問い合わせてみたさ。匿名で。責任者とやらに窮状を訴えてみたら「本当にごめんなさい、指示はしてるんですが」やら「ひどい話ですね、指導しておきます」やら、色々言ってはいたが、何も改善しなかった。

3回目の電話では、最後にこう言い放たれた。



仕事をするもしないも、貴社次第です。そんなに発注元が酷いというなら、緊デジをやらないという選択肢もあるのではないですか?」だとさ。



役人さんよ。民間はそういう力学じゃねーんだよ。やると約束したんだよ。

からやるんだよ。

例え今上手くいっていなくても、そう簡単に発注元に不義理はできないんだよ。

すみませんやっぱやめますとは言えないんだよ。

彼らだって困るし、彼らにも事情があったんだろうよ。

それはお互い様なのよ。

それに、緊デジ以外でも続くかもしれない関係でしょうよ。

人も雇ってんだよ。

仕事がどうしても作れなくて1度も出勤していない人も大勢いた。

その人達は、うちがキープしてなかったらきっとほかの仕事に就いていたろう。

そのお金で、何かを買っていたかもしれないし、遊びに行っていたかも知れない。

雇用ってそういうことなのよ。

それに、やめろったって、もう金は借りたし設備も買ったよ。

どうすんだよInDesign(笑) 

使わねーよこんなに。

そもそも社員分以上あんだしさ。今更やめられないよ。

社員に対してもそうだ。

デザインを覚えたての新入社員も含め「この仕事自体は何のスキルにもならないし経験にもならないかもしれない。でも我が社にとっては非常に大きな機会であり、ここで得た有形無形の利益できっとみんなにも色々還元できる」って言ったさ。

デザインがやりたくて入った社員には、さぞかし苦痛だったろう。

誰でもできる仕事PC作業という一括りにされて。デザイナーってのは仕事じゃないからさ。生き方からさ。

本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。

緊デジの担当者のうち一名は、これをきっかけに鬱になった。

こんな仕事がしたかったんじゃないんですと涙を流しながら辞めた社員もいる。

いずれにせよ、これら全ては経営者である私が見極めることができなかったことに起因する。

本当に申しわけないことをしたと今でも思う。


最後愚痴を。


設定された目標冊数=予算をこなすためだけに揃えられた日の目を見ないであろう本を復興の名の下に電子化する作業は本当に辛かった。

電子ブック屋でいくら探しても、私たちが作った電子書籍が出てこないのも辛い。

本を愛していたからこそ、「津波で流されてしまった本があります。二度とこうならないように」という理念賛同して最大限リスクを取ろうと思ったが、そんな理念はついぞ体感することはできなかった。

補助金が出るから、という理由で出版社電子化実験にさせられた本たちもまた、かわいそうだなと思ったものだ。

そして福島では、緊デジに乗って人を増やしすぎた会社が先日潰れた。

それまで3~4名だった会社が、緊デジを機に4~50人になったのだ。

そら、潰れるよ。

だって人はそう簡単に切れないもの


というわけで、時間だ。

地方の小さなさな制作会社がどのように緊デジに臨んだかを記してみた。

一部角が立つかもしれないからフィクションも織り交ぜてあるけれど。

2014-04-18

確かにひどい運転ではあったし示談でゴネられるのも嫌だが、顔も見せない謝罪挨拶にも来ない、で本当にいいのか?

夜中に十字路で地元警察が張っている→黄信号交差点車両突入警察に気付き急停止→ふたたび急発進→ふたたび急停止

というコンボを、すぐ前方車両若いドライバーに決められ、見事にカマ掘ったのが二年くらい前。

幸い相手に怪我はなかったものの、保険会社から

「こちらが交渉しまから相手とは交渉の場を持たないで下さい」みたいな事を言われた。

ああ、じゃあ首突っ込まない方がいいのかな、と思ったので放置して、自分車両修理代だけ払っておしまいにしていたのだが。

相手には事故直後の平謝りした際に名刺交換も済ませてるし、職種的にも人身事故とか起こすとニュースになるような職業ではある。

ヘタに職場来てゴネられたらクビが飛びかねない、だが謝りにいかないのもまずい、しか保険会社はああ言っているし…と逡巡しつつ二年が経過してしまった。

菓子折りの一つも持って行くべきかとも思ったけど、ヤブヘビも怖い。

で、結局は、「貴女への補償はすべて契約してる保険会社に一任しておりますので!」みたいな、米国的な対応をしてしまったようなものだ。

そういう対応をされた側からすれば、さぞ血も涙も無い加害者であるかのように感じられた事だろう。

結局は刑事事件にはならなかったし、相手もたまたま保険会社務めではあったけれども。

もうちょっとこう、あたたかみのあるアフターケアをしてもいいんじゃないか、するべきだったんじゃないだろうかと思う。

まあ人様の後方から自動車で吶喊しておいてあたたかみも何もあったもんじゃないが…。

どうするべきだったのかな。

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