はてなキーワード: 職業倫理とは
H3ロケット打ち上げ時の記者会見に出席していた共同通信の鎮目宰司記者の発言が炎上している。
増田は宇宙産業にも少しかかわりのある電機業界のエンジニアなので、周りの知人の反応も避難一色なのだが、はてなのブコメやTwitter の反応を読んでいると擁護派も一定数いるように見える。
「旧日本軍が敗北を転進と言い換えて現実から目をそらしたようなものじゃないか?」、「言葉遊びをしてMRJのようにプロジェクトの問題があっても見て見ぬふりをしているのではないか?」という辺りが主な擁護派の論調だろうか?
こういう意見にまじめに向き合わないのは、業界を少し知る人間として不誠実かなと思うので、なぜここまで炎上しているのかについて少し見解を書きたい。
捨て台詞として自分の意見を押し付けるのが社会常識としてあり得ないレベルで失礼だということ。WBCの日本代表メンバー発表の記者会見の場を想像してみてほしい。
取材に来た記者が、「代表選手が30人いて、どうしてピッチャーが15人もいるんですか?一般の草野球チームなら5人で十分です」なんて事を繰り返し言ったら、今回のH3どころじゃないレベルでスポーツ新聞やネットで叩かれまくるのは容易に想像つくだろうし、一般に共感されている部分である。
ここは宇宙業界に縁のない一般人目線からすると引っかかる所かもしれない。ロケットの打ち上げ成功/失敗の定義はロケットが宇宙空間に到達して、積荷を無事に届けられたかどうかというところで判断する。H3の全身であるH-IIAでも、SpaceXのFalcon9でもロシアのソユーズでもこの基準は変わらない。
(打ち上げ成功率が積荷となる衛星の保険料にも影響出るので基準は開発国やロケットの種別で恣意的に変えることはできない)
この辺の話でエンジニアがやたら噛みつくなという印象を持つ人もいるかもしれないが、なんていうか「かけ算順序問題」で理系出身者が絶対に納得しないのと同じで、定義が異なるものを分かりやすさや印象ベースのお気持ちでゴリ押しすることに対して、科学者•技術者としての職業倫理的に許し難いという根本的な嫌悪感があるのだ。
製造業だと製品の仕様書で適切な用語が使えなければプロジェクトは上手くいかないわけなので当然と言えば当然の話である。エンジニア達がこの問題に烈火の如く怒っている原因はここにあるわけなんですよ。
技術関係の仕事をしている人って、世間の無理解、特にマスコミ関係の扱いにフラストレーションを抱えてるん人って本当に多いと思うね。
WBCの日本代表メンバー発表の記者会見の場に野球のルールを知りませんっていう記者は絶対に送らないと思うんですよ。だけど、ノーベル賞受賞者とか宇宙開発関連だと平気で無知でリスペクトの無い記者を送り込んでしまう。
だから誤報を伝えたくない慎重な人ほどマスコミへの信頼が低くて、ちょっと前に話題になってたゲラチェック問題にしても意図が捻じ曲がらないかすごく気を使うことになってるんだと思うんです。
子供のクラスでコロナが蔓延し、子供も感染した。私も夫も濃厚接触者となり、出勤停止となった。
夫は出勤停止期間は有給消化で乗りきれることになったものの、朝からお布団の中で古典的リモ~トワ~ク(お客さんから電話で注文を受け、会社に電話をかけて発注をする)に励んでいる。有給とは。
私はバイトなので勿論休んだら無給。つらい。
コロナに感染・発症した子以外の家族のメンバーは今のところ全員ぴんぴんしている。これがワクチンぱわーなのか、今後更なる地獄が待っているのかは謎。感染した子(勿論ワクチン接種済み)はこれまでの人生の中で感染症にかかると何かと酷い目に遭いがちなので、免疫力が並み以下なのかもしれない。
オーナーが夕勤夜勤の求人を出したが応募者が全く来ないということで、シフトの穴埋めにコンビニ専門派遣バイトを雇っている。が、派遣の人達は神かゴミかくらいに個人の能力と職業倫理を持ってる人とそうでない人の差が激しい。どっちの人が来てくれるかはガチャのようなものだ。
派遣バイトの採用システムについてはオーナーが時々愚痴っぽく語るのを聴かされるのだけど、オーナーの方から求人枠と条件を設定し、そこへ派遣バイトの人達が入りたい枠にエントリーするシステムとなっている。エントリーがあるとオーナーが応募者に確認の電話をかけ、そこで応募者が働くことに同意したらシフト決定となるらしい。
一度枠が埋まったら、それをオーナーから一方的に断る事は原則出来ないそうで、応募者がやっぱり入れませんと連絡してきた場合のみキャンセル可能となるらしい。という事は、応募者が黙ってシフトをドタキャンしたらその枠は空いたままになってしまう。という、応募者がオーナーよりも圧倒的に有利なシステムになっている。
ただし、オーナーには応募者の最近の勤務状況をチェックする権限があって、よほど素行の悪い応募者のエントリーを断る権限はあるそう。でも大体はオーナーが泣かされる方になることが多いかな。
最近よく来る派遣バイトの女子がかなり極まったオタクであることがわかった。彼女が自らAさんに聞かれてもいないのに推しの話をぶわぁーっと浴びせ聞かせたからだ。
彼女がハマっているのは2.5次元俳優か駆け出しのアイドルグループかメン地下か何かであるらしく、ファンの動向が推しにも直で伝わるくらいファンと推しの距離が近いらしい。
Aさんは限界オタク女子さんからいわゆる「祭壇」の写真を見せてもらったらしいが、それは豪華なものだったらしい。Aさんもかなりのオタクだが、女オタクのオタ活には疎いのでかなり驚いたらしいけれど、私は女オタクのオタ活には疎くない方なので、「あー……」って感じだ。
ただ、そういうのは本人かその家族がすごいお金持ちで有り余る財力を存分に注ぎ込んでやっているものかとばかり思っていたので、ごくありふれた感じの心が繊細なせいでブラックな高卒労働には耐えられなくてフリーターになった人が、自分のバイト代の全てを注入して祭壇を作り上げているとは思わなかった。まああれか。金を遣う人は金のある人ではなく金を遣いたい人であるの法則か。
その、推しに貢ぎまくっている健気な限界オタク女子さんは精神が繊細に出来すぎているせいでオーナーの手を焼かせているらしい。なぜかというと、限界オタク女子さんはちょっと注意されただけでヘソを曲げ、無言のままめちゃめちゃ物に当たるからなのだそうだ。
出勤時間ギリギリセーフかアウトかで出勤しがちな限界オタク女子さんは、先日オーナーに注意された腹いせにオーナーの目の前でゴミ箱を蹴り飛ばしたそうな。それでも限界オタク女子さんは派遣バイトの中で神かゴミかといえば珍しき中立の人なので、あんまり変なことやってブラックリスト入りにはならないで欲しいのだが、はてさて。
なんかすごく胡乱な感じの60手前くらいの女性客が来店。なんていうか、話の通じない人特有の雰囲気をぷんぷんに醸していて怖い。こういう人って家族からはバカバカ言われてDVされていがちで、家族に大事にされないうさをコンビニに晴らしに来るんだよなあ、面倒くさい。
胡乱な感じの60手前くらいの女性客は、まずBitcash1万円ぶんを購入。なんか騙されてるか(子か配偶者に)脅されてるんじゃないかなという気配がしたけど、高齢者ってほど高齢者でもないので、オレオレ詐欺でないか確認することなく黙って会計した。
しばらくして、胡乱な感じの60手前くらいの女性客がまたレジに来た。冷凍の小籠包を一袋買って、
「これ温めて車まで持って来て。車種は×色の××で、すぐそこに停まってるから」
案の定、当然でしょ? って顔してコンビニ店員をアゴで遣う奴だった。こういうのに逆らうと面倒くさい事になるので嫌々言われた通りにしたが、もう二度と来ないで欲しいと思う。まあ悪いのはこういう奴そのものよりも、こいつをこんな風にした何かなのかもしれないが。
Aさんがたまに彼の母親の事を語る時には必ず「俺の母親はあり得ないほどの馬鹿なんですが」という枕詞のようなものを着けるのだが、その度に内心、世の中の息子の母親であり得ないほどの馬鹿じゃない母親なんていうものは滅多に存在しないんじゃないかなと思う。
だが、そんな「あり得ないほどの馬鹿である俺の母親」も、その「俺」が誰かと結婚した直後に限ってはたいてい「偉大なる母親」に大化けするのが面白いところで。
そんな事を考えつつ、Aさんの愚痴を聞いた。
そのブコメを書いた者なんだけども、100字の制限があるから基本的には医者は通報禁止
というちょっと歯に物の詰まった書き方で誤魔化しているところがあって。そもそもあんなに星がつくと思ってなかったし。
覚醒剤と無関係の疾患の治療中に覚醒剤使用が発覚した場合に警察に通報する行為については最高裁は適法と判断しています(最決H17.7.19刑集59-6-600)。
ただしこれには、そもそも最高裁がおかしいとする学説とか、当該事案と違って犯罪の守秘を前提として違法薬物中毒の治療を引き受けるような場合は守秘義務が優先する(つまり通報すると秘密漏示罪が成立する)とする学説とかがあります。最も権威ある逐条解説本である有斐閣「注釈刑法」は後者の説。
犯罪の通報や証言は秘密漏示に該当するものの,司法作用への協力という公益も含むため,違法性阻却の可否が議論されている。
刑事訴訟法上の違法収集証拠排除が争われた事案であるものの,治療中に覚せい剤使用が判明した場合に患者の同意なく警察に通報することを適法とする裁決平17・7・19刑集59巻6号600頁がある。本件については,重症の患者が医療機関を訪問することを萎縮する恐れに鑑みて,無制限に違法性阻却を認めるものではないとの解説が行われている(山田耕司・最判解(平17)270頁,日本医師会・医師の職業倫理指針<改訂版>(2008)11頁)。しかし,個別事案ごとに具体的な利益衡量を行うとすると,医療関係者は秘密漏示で処罰されるリスクを負うことになる。患者の秘密の保護を優先して通報行為は違法性阻却されないと考える(福山・前掲288頁)のでないのであれば,犯罪の処罰という公益に協力する医療関係者には特段の事情がない限り違法性阻却を認めて秘密漏示による処罰のリスクから解放するという考え方もありえよう。
ただし,犯罪の守秘を前提として麻薬治療を引き受けるような場合については,守秘義務が優先するというべきである。犯罪の守秘を前提としているのも関わらず秘密を漏示する行為は医療関係者の円滑な利用を害する程度が大きいし,また,守秘を前提とした医療の利用さえ裏切られうるとなると,犯罪を行った者に医療を受ける機会を完全に失わせることになりかねないからである。
この辺の理解には、そもそも刑法の秘密漏示罪が医療・法律・宗教関係者に限定された身分犯である理由に対する理解が必要で、その理由というのは医療・法律・宗教関係者を利用する際には,個人は秘密を知られることを甘受せざるを得ないことから…守秘義務に刑事罰をつけることによって,そのような専門的職業を円滑に利用することを可能にしている
(前掲書314頁)こと。たとえば弁護士が警察に通報するようだと弁護士に法律相談なんかできないよねって話で、医者の治療を受けるのもそういうことなのです。
あと、通報しても秘密漏示罪にならない場合があるからといって、通報義務があるわけではない。
なので、前掲最高裁決定の射程を広めに見たとしても、通報する・しないは医師の裁量ではあるので、そういうときに病者の医療アクセスを考えて通報しないか、それとも治安維持のため通報するか、そこに各医師の思想信条とか世間の風潮とかが影響してくる。
個人的には、刑法が医療関係者に特に守秘義務を課した刑法134条の立法趣旨から考えていくのが筋だろうと思っているので、通報しない方が遵法的な態度ではなかろうかと思っています。
映画「Winny」の公式HPが発表されて話題になっていますね。
プロフェッショナルや定評のある職業で働く人々は、専門的な知識とスキルを身に付けている。
そしてその知識がどのように用いられなければならないかを倫理道徳的問題と捉え、それが職業倫理と呼ばれることになった。
この職業倫理によって他には出来ないその専門職にまつわる判断を下し、スキルを適用し、総合的な情報・知識に基づいた決定を下すことができるようになるのである。
医師であればその知識を使って人々を治療し、健康の維持、増進を図ることに努める。とある
ここで一つ記事を紹介しよう
ドジっ子巫女エンジニアがサーバーを止めた件と職業倫理 - いま作ってます。
https://fukken.hatenadiary.org/entry/20110522/1306066875
内容としては脆弱性のあるシステムをエンジニアの独断でシャットダウンをしたが、職業倫理として正しかったかどうか。というもの
記事の著者はこう書いている
例えばどっかの病院が経営判断で薬の代わりに砂糖玉を処方すると決めた時に、医師が「それは運営者の責任で、私は知らない」等と抜かして処方したらどうなるのか
技術者は技術的事項については社会的な責任を持つと自認すべきであるというまとめになっている。
最初の話に戻ると、Winnyを開発した金子氏は東大の研究所にてオペレーティングシステム、シミュレーション環境を研究していたソフトウェア開発者であり情報工学者だ。
自身の専門でもあるP2Pの技術を最大限に利用し、匿名性に特化した「最強の違法ファイル交換ソフト」を作成し公開した人間である。
アップロード機能を潰した拡張Winnyを使用し、大量に違法ファイル(当時はダウンロードは違法ではなかったが)をダウンロードしていたが、
アップロード機能を潰していたために著作権違反では逮捕されなかった。
焦った警察が著作権違反ほう助の罪で無理やり逮捕した件はややこしくなるのでここではおいておく。
少なくとも自身の専門技術を悪用し、このようなソフトを作成したことは完全に職業倫理に反している。
教師が教え子に手を出す。
ソフトウェアエンジニアから聞こえてくる声は「惜しい人を亡くした」「すごい技術者だ」「彼を失ったのは日本のITの死だ」等擁護の声ばかり。
聞いてあきれ返る
ちなみに先のブログ記事を書いた b:id:fukken 氏もWinnyのブックマークにこう残している
b:id:fukken Winnyがいいソフトだと殊更に主張するつもりはないが、最低限、最終的に裁判の結論は無罪(つまりWinnyの開発は罪ではない)になったという事は金子氏の名誉のためにもうちょっと広く知られて欲しい。 ★300
https://b.hatena.ne.jp/entry/4726311169854365091/comment/fukken
何が名誉だよ
植松じゃない方のやまゆり園の虐待のニュースとそのTwitterでの反応を見た。
虐待とかいじめとかのニュースへの反応って、被害者への同情や加害者への怒りとそれを起こした環境や社会の問題への言及の割合って7:3〜9:1くらいなイメージなんだけど、今回のたぶん1:9くらいなんじゃないかな?それ以下かもね。
一言「許されないが」「擁護するわけではないが」とくっつけて、(くっつけないのも多いけど)あとは職員側の苦労話や「重度知的障害を人間扱いしろなんて難しい」「仕方ない」「薄給激務が原因」「批判できない」「きれいごとを言うな」こういうのにいっぱいいいねがついてるわけ。
まあね、実際大変な仕事でしょそりゃ。
明らかに大変なんだし職員には危険手当的な報酬を含め給与はたくさん出したほうがいいと思うし、他害自害がある場合投薬や拘束も必要に応じて行われるのは仕方ないとも思うよ。
やった奴は最低だよ。そんなもん子供への虐待とかも一緒でしょ。原因があろうと、まず弱い立場のものへの暴力や尊厳を貶めるような行為に対してさ、社会は加害者を批判して弱い立場の被害者に寄り添わないとさ、ダメなんじゃないの。被害者に寄り添う前にみんなで言い訳してないか?庇ってないか?
殴って髪を剃って肛門に金属入れて何百回もスクワットさせたんだんだよね?多分こういう場での暴言なんかは数えきれないだろうね。
大変だしイライラするんで、我々も人間なんでって理由で子供にこれやる保育士がいたらめちゃくちゃ叩かれるでしょうよ。でも重度知的障害者なら仕方ない?職員に同情?マジで?
最悪腹の中ではどう思おうとさ、原因があろうとやったらもうそれはダメなのよ。介護や福祉にかかわる者として、社会人として、っていうか人として。もはや仕事してないじゃん。最低限の職業倫理にも反しちゃってるじゃん。被害者とご家族の苦しみはいかばかりか。
子供や年寄りへの虐待はね、みんなイメージも同情もできるわけ。
自分の親子供にあてはめて考えたり自分の来た道行く道だしね。でも重度知的障害者やその家族の気持ちまではイメージできないの。自分にとって彼らは人間じゃないから、関係ないから。それよりはまだ虐待する職員の方が自分に近いからイメージも同情もしやすいんだよね、地獄だね。
今、自分は人間であり彼らを人間でないと思ってるひとたち、自分や家族はこれから若年性の認知症や原因なく成人以降にも発症するような精神疾患に絶対ならないのか。つまり彼らと同じ状況に。自分の子供や、その子供は絶対に重度知的障害者にならないのか?100%ならないのか?
自らや大切な存在がそうなったとき、虐げられたとき同じことは言えるのか。職員だって人間だ、仕方ない、社会に原因がある、それこそがきれいごとになるんじゃないの?
経理が横領するのは前からちょいちょいあったけど、役所の職員が個人情報覗き見したり、警官が捜査情報を悪用したり、税務署職員が書類偽造して詐欺の片棒担いだり、警備員がATMの金を持ち逃げしたり、エアコンの取り付け業者が家の物を盗んだり…自分の職業上の立場を利用して私利私欲を満たそうとする系の犯罪が増えてる気がする。
前からあったけど報道されてなかっただけなのか、今まではバレてなかったのがチェックが厳しくなってバレるようになったのか、実際に増えてるのかわからないけど「それだけはやっちゃダメだろ」という最低限の職業倫理が成り立たなくなってきてる感がある。
日本が貧しくなってきてみんななりふり構わなくなったんだろうか。「バレなきゃ何やってもいい」「自分さえ良ければいい」みたいな露悪的なことを言うインフルエンサーに影響されてるのか。こうなるともう警官が不当検挙して賄賂を要求するような国になるまであと一歩だ。
コンビニバイト五年目に突入したが、バイト始めたてと今とで、自分の中で一番変わったなということは、結局のところこの店はオーナーの持ち物であるのだから、オーナーの意向が一番大事なのだ……場合によっては正義より倫理よりもオーナーが優先だ……と考えるようになったということだと思う。昔はもっと、世間一般の正しさとかコンビニバイトなりの職業倫理とか、効率のよい働き方とかに拘っていたのだが、今やすっかりオーナーのポチみたいな有様である。まあ、オーナーが面倒臭い性格ではありつつも基本的に小市民というか人畜無害というかそんな感じの人なので、こっちは安心して犬になっていられるのだと思う。金払いもまともだし。オーナーの言う通りに仕事をすると物凄く効率は悪いものの、それで誰かが怪我や病気をしたり死んだりするわけではない。
だが、昼勤のパートさん達は、オーナー命令に納得が行かない時はバチバチにオーナーと闘うらしいし、自分さえ良ければそれでいいなんて考え方はしないし、少しでも売上に貢献しようという気持ちを持っている。そういう人達が支えている店で、私ども夕勤・夜勤のメンバー(オーナーと一対一で働く機会が多い)がオーナーのポチをやってるのは、昼勤の人達のやる気にフリーライドしているだけなのでは? という気もするが。
昨日はAさんが休みのはずが21時出勤に変更されていたので、Aさんが来るまではオーナーとのシフトだった。いつも通り、オーナーは「レジ以外何もしなくていいです」と言って事務所に引っ込んでしまったので、私は手持ちぶさたでレジについていた。
可愛い幼児と可愛い赤ちゃんが何人か親に連れられて来店。夕方にコンビニに来る子供達のほとんどは凄まじく愛想がないのだが、今日来た幼児と赤ちゃん達は「ばいばーい」なんて手を振ってくれて、とても可愛かった。もちろん私も手を振り返した。とある赤ちゃんの場合、その子を抱っこした親の方も愛想のいい人で、「ほら、店員さんに手を振って~」と赤ちゃんに語りかけるので、私がミッ○ーマウスになった気分で手を振ってやったら、赤ちゃんも笑顔で手を振ってくれた。心が千々に乱れるほど可愛い。
19時55分になると、オーナーがもう帰りたいと言い出した。
というので、
「まあでも今日はもう来ないでしょ」
「今日はA君は21時に来るって言ってたから、きっと早くには来てくれなくてギリギリに来ると思うから、本当に1時間一人きりになっちゃう訳だよなー」
なんて珍しい事を言い出した! いつものパターンだとこういうときは「A君は21時に来るって言ってたけど、きっとA君のことだから20時半にはきてくれるよ」と言ってそそくさと帰ってしまうのである。
「トイレ掃除、今やっちゃえば後で世話ないよな。今ならお客さん少ないし、やっていいですよ」
なんつって、トイレ掃除をする時間を作ってくれまでした。一体どういう風の吹きまわしなのかと、ちょっと怖くなりつつ、おとなしくオーナー命令に従い、トイレ掃除をした。オーナーは私がレジに戻ったのと入れ替りに帰って行った。
Aさんは基本的に21時に入るといったら本当に21時になる寸前に出勤してきて始業1分前にタイムカードを押す。ところが今日は10分も前に出勤してきて、オーナーがもう帰ったと知るやすぐに制服に着替えてフロアに出てきた。オーナーがいつも勝手に「A君だからきっと早めに来てくれると思う!」と私などに期待を持たせておいて、自分はとっとと帰るという事を私がAさんに何度か話したら、Aさんは自主的に早めに出勤するようになったのかもしれない。
「今日は珍しい事に、オーナーはいつもの『A君なら30分早く来てくれると思うから』を言わなかったんですよ。『きっとA君はギリギリになって来ると思う』と言ってましたよ」
と私が言うと、Aさんは驚いていた。一体、何がオーナーを変えたのだろうか? 私の想像では、先日私が女子フリーターアルバイトさんに、オーナーが従業員にワンオペを頼む時に言うこと……「○○さんなら30分早く来てくれる」……を真に受けて他の従業員と喧嘩しないようにね、と言った事を女子フリーターアルバイトさんがそのままオーナーに言ったか、Dさんに愚痴ったらDさんがオーナーにそれを伝えたのではないだろうか?
ところが 、Aさんはきっとそれじゃないという。
「多分、バイトをワンオペさせるのはヤバいと思ったんですよ。最近、すき家でワンオペ中に死んだ人のことが話題になってるから」
だそう。なるほどー。けれども、あのオーナーが余所のフランチャイズの出来事を自分事のように考えて対策を練るだなんて、全くリアリティがないな……と一瞬思ったが、そういえば過去にオーナーの奥さんが仕事中に倒れて生死の境をさ迷ったことがあったのだった。その時は奥さんはワンオペではなかったからよかったものの、もし一人で店番をしていたら命がなかったかもしれない。
奥さんが倒れた後しばらくは、オーナーは従業員の健康も心配していたのだ。当店は若いアルバイト数人を除いたら皆アラフォー以上なので、いつ何があってもおかしくないから皆無理はしないように……とオーナーはその頃は言っていた。
という事があったので、オーナーもすき家のニュースに思うところがあったのではとAさんは言う。
「なるほど。確かに、夕方から入る私とBさんももう40代だし、勤務中に突然コロリと死ぬなんてこともあり得ますねー」
と私が言うと、Aさんは驚いていた。
「そんな! 40代っていってもアラフィフじゃなくてアラフォーでしょ!? そんな早いうちから死にそうになんかなるもんですか?」
「あーなるなる。だって私もう不整脈とお友達だもん。仕事から帰った後に夜更かししてゲームしまくってから寝て起きた朝とか、たまに、あれ? なんか胸の中が静かだぞ? って瞬間があって、119番するかどうか迷うもん」
救急に自分で電話して『お忙しいところすいません、今、私の心臓動いてないみたいなんで、ちょっと来てもらえますか?』って言ったら電話を受けた方は本気にしてくれるんだろうか? というのが目下のちょっとした悩みだよ。と言ったら、Aさんは、そういえば何年か前にレジ待ちをしていた30代くらいの女性客が急にしゃがみ込んでしまい、「今心臓がなんかばくばくしちゃって、動悸が止まらなくて……」といって暫くうずくまったままだったのが怖かったという。まあ30代半ばも過ぎれば、意外とそういう年代なのだ。
というか、Aさんだって昨日出勤して開口一番に「昨日、久しぶりに朝から晩までゲームしたらなんか疲れちゃって……」と言っていたじゃない。
ともあれ。おそらくすき家のニュースを受けて、コンビニでもシフトの見直しは当然求められると思われるので、本部から何かお達しがあるかもしれないし、なかったとしても当店では夜勤の人員を増やそうって話しになるかもしれない。
一読して、同性愛をめぐる主題の取り扱いの薄さが気になったのだが、筒井亮太の解題に指摘があった。
「[...]実のところ、サリヴァン個人のセクシュアリティの部分は、後続する類書(本書もその例外ではない)において巧妙に回避され、正面きって論じられることが少ない。その点を鋭く指摘したブレッシュナー(Blechner 2005)は、サリヴァンの病棟管理実践をはじめとするさまざまな着想の背景には彼個人の同性愛(とその社会的苦境)が大きく関わっていると言う。ゲイを公言しているブレッシュナーのもとには、サリヴァンが記述しているような患者が多く訪れており、患者たちは周囲の「ホモフォビア」によって傷つき苦しんでいた。その臨床経験も含めて、彼は、サリヴァンの対人関係論を理解する上で、性欲同や同性愛の側面を除外せず、考慮するように強く主張している」(313 f.)
訳者はこの点(巧妙に回避されていること)をどのようにとらえているのだろうと思った(「ゲイを公言しているブレッシュナー」という書きぶり・・・)。
Mark J. Blechnerの論文は、ウェブ上で入手でき、『精神病理学私記』を読み解くのに有益な情報がいくつかあり面白く読んだ。
The gay Harry Stack Sullivan: Interactions between his life, clinical work, and theory
http://www.wawhite.org/uploads/PDF/E1F_2%20Blechner_M_TGHSS.pdf
同性パートナー、Michael Allenによれば街娼であった、を養子としたことや、相互フェラチオ、いわゆる「69」への着目の背景、意味(サリヴァンの著作表紙にみられる陰陽図を模したような白と黒の馬の頭部の図柄)等の下りが特に興味深かった。
調べると訳者はTwitterのアカウントを運用している様子。明らかに個人が特定されうる投稿内容なのだが、同氏を含め特定可能な仕方でSNS運用する心理臨床家は、自己開示をめぐる職業倫理についてどのようにとらえているのだろう。
❷ 「田舎にはイオンとドンキしかない? ふざけるな!」 パァァン!!
❸ 化粧に興味を持った男性が「えっ男性なのに?」と言った女性販売員を平手打ち
❹「聖書に書かれてる天使を正確に表現すると、こんなに不気味なんですね」と言われたキリスト教信者が平手打ち
❺ 尊敬するフェミニストをバカにされたツイフェミが、オタク男性を平手打ち
❻ エスカレーターの真ん中に立っているのを「邪魔だ」と言われて、平手打ち
❽ ラーメン批評をバカにされたラーメン批評家が、ラーメン店店主を平手打ち
❾ イラストレーターが赤の他人にトレパクを指摘されて、平手打ち
❶❷ 出自へのアイデンティティ、❸ セクシャリティ、❹ 宗教、❺ 主義、❻ 正義、❼ 所属先、❽ プロフェッショナリズム、❾ 職業倫理、➓ 職業以外の倫理、⓫ 常習的趣味
さる12月1日に映画秘宝の編集部員たちが、ツイッター上で発表したリリースにサブカル界隈がにわかに盛り上がっている。
詳しくは原文を読んでもらいたいが、
(https://twitter.com/narana801/status/1466225876731789314)
今年の頭に元・秘宝編集長が、秘宝のアカウントからDMを送った事件について、映画秘宝の権利を持つオフィス秘宝・映画秘宝を刊行する双葉社が、その総括を誌面で行うことを許可しないことに怒り、そんな無責任な雑誌にはつきあいきれんと、退職を発表する内容だ。
この文面だけを読めば、なるほど、責任感にあふれた編集者たちだ。
それに比べて、オフィス秘宝は非正規の労働者の声を押さえつける極悪非道じゃないか!
ツイッターの世論は、弱者の側の編集部員達に「私も連帯します!」と、同情が集まっている。
だが読者として、この一年間秘宝の(あまりにもしょうもない)問題をウォッチしてきた身としては、編集部の言い分に信用がおけないというのが率直なところだ。
手身近に論点を整理したい。
発生した問題を対処したい編集部VSなあなあにして沈静化を図ろうとするオフィス秘宝&双葉社
の、2つの陣営のあいだで事態が進んでいるかのように思うかもしれない。
しかし、この秘宝の問題にはもう一つ、最も重要な働きをしたファクターがいる。
元編集部員の秋山と、町山智浩・柳下毅一郎・高橋ヨシキ・てらさわホークらライターたちだ。
詳しい経緯については元編集部員・秋山が書いたnoteの記事に譲るとして、
(『映画秘宝』1月26日発表「ご説明」文書の投稿経緯について|秋山直斗|note)
ポイントは、少なくとも事件当日に編集部員たちは、真相究明を行うこともせず、謝罪の発表に動くこともしていなかったことだ。
いまさら、事態の解明を行うべく尽力していたと編集部員たちが文書を発表したところで、その本気の度合いは非常に疑わしく感じてしまう。
加えて、どういう判断がなされたのか定かではないが、
私の目からは、もっとも真相究明に力を発揮した秋山という編集部員は、この一件でクビになっている。
さらに、町山智浩・柳下毅一郎・高橋ヨシキ・てらさわホークらライターは、誌面から排除された。
町山智浩がいうに「創刊編集長としていつもスペシャルサンクスに名前が載っていたが、前触れもなく外されていた」のだという。
編集部らの言い分としては、謝罪文書の公開にあたってパワハラが行われたというのが理由だったと、ツイッターで発言していた(元ツイートをたどるのが面倒なので、各々でしらべてほしい)。
パワハラといえば、今回の編集部たちのリリースも、非正規労働者である私たち弱者の声を押しつぶした、オフィス秘宝という構図を彼らは作ろうとしている。
だが、じゃあ、当時編集部員の秋山を、事件に乗じてクビにしたのは、この一連のなかでもっとも大きなパワハラじゃないのかと。
話はそれたが、この項の総括として、編集部以上に問題解決に力を注いでいたように思しき、元編集部員の秋山と・町山智浩・柳下毅一郎・高橋ヨシキ・てらさわホークらが、排除しておきながら「問題解決を行おうとする私たち」と嘯く編集部のことばには、非常に信用がおけない。
編集部員たちが公開したリリースだけを読むと、あれだけの事件を起こしておきながら、被害者にすら謝罪を行わない酷い連中だと誤解を与えることだろう。事実、ツイッターでは「弱者の声に耳に傾けないとは」などの糾弾も少なくない。
しかし、現実には、オフィス秘宝と双葉社はちゃんと被害者に謝罪をしている。
被害者の方が自ら、オフィス秘宝からの謝罪を受け入れた旨の和解の合意書を、ツイッターで公開しているのだ。
(https://twitter.com/TDIyNT0BAID9mI9/status/1459844778611273736)
もちろん一読者として、この事件の詳しい経緯の説明責任を果たしてほしいとは思うものの、編集部がリリースに書くところの「被害者に対して不誠実」というオフィス秘宝への攻撃は不当なように思う。
むしろ、慰謝料も支払い、当事者間においては誠実に解決がなされていたわけなのだから。
ここからは、編集部が発表したリリースから離れて、ここ最近の『映画秘宝』の誌面について話す。
元編集長を解任し、岡本が新編集長に就任してから、悪い意味でガラリと雑誌が変わった。
先に名前を挙げた、町山智浩・柳下毅一郎・高橋ヨシキ・てらさわホークらは、映画秘宝のスターライターだったこともあり、彼らを排除したことによって戦力が落ちるのは避けられないことだった。
じゃあ、どうなるのか。どんな人を呼んでくるのだろうか。期待半分、疑い半分で、リニューアル号を開いたときの衝撃ったらない。
どこのページを開いても、編集長の岡本が何かしらを書いている『映画岡本』へと変貌していたのだ。
決して文章が下手なわけではないが、編集長自ら書き手を見つける努力を放棄し、それどころかライターの食い扶持を奪って書くのは、編集者の職業倫理にもとるのではないか。
単発の記事なら百歩譲っていいとしよう。岡本編集長は、あろうことか、ホラー映画ライターのナマニクが連載してきた「未公開ホラー映画」枠を、一方的に打ち切り、そして全く同じ趣旨のページを自分でやり始めたのだ。
町山智浩・柳下毅一郎・高橋ヨシキ・てらさわホークら古参ライターを排除したのは、このように映画秘宝の実権を簒奪する目的だったのではないかと、つい邪推してしまう。
また、これはまったく定かではないが、編集部が全員出て行くという経緯を踏まえる、オフィス秘宝という経営体を巡っても、編集部たちはなんならかの介入をしていたと考えるのが現実的な線ではないだろうか。
書くのも疲れてきたのでまとめるが、以上のように、長年の読者としては編集部が出したリリースにまったく信用をおくことができないわけです。
古参ライターも消え、コアメンバーの編集スタッフが退職し、映画秘宝のアイデンティティはもうほとんど残ってないわけで、これから出てくるのは映画秘宝に似た何かにしかならないことでしょう。
焦土からのやり直しですね。
組織の代表・職業人として世の中へ意見や思想を発表・共有する、ビジネスで使うのであればバックグラウンドの開示は必要ですが
プライベートな活動と称しながら聞いてもいない所属・職業を積極公開してる人たちっていますよね?
一般的な社会人は組織に不利益を与えぬため、TwitterのようなSNSで私事の発信で所属組織や職業の開示はしません
茂木先生が事件に関係ないバックグラウンドを公開するのは何故?と思ってらっしゃるように
少なからぬ人たちが、大学教授や一部の国政関係者などの不必要なバックグラウンドの開示に疑問を感じています
本来Twitterはバックボーンを必要としない気分を共有をするツールです
わざわざ職業・所属名乗らずとも気分はつぶやけますよね?なぜわざわざ公開するのですか?それを見て何を思って欲しいのですか?
そしてそれをありがたがってフォローする人たち(おそらく先生の本読んじゃいない)に対しても同じ疑問を感じています
ここまで書けばフツーは言わんとしていることは伝わると思いますが、
世の中には嫌味の通じない人たちがいるので一応最後まで書いておきますね
事件などの被害者の方を報じるときに、いちいち職業を伝えるのもなぞの奇習。その方の人生と、その職業は関係ないと思う。新聞に限らず、日本のメディアは実質を考えずに思考停止の形式主義が目立つ。どうせかわらないと諦めているから書くことも減ったが、鬼束ちひろさんの件で久しぶりに思い出した。
午前7:25 · 2021年11月29日·Twitter Web App
https://twitter.com/kenichiromogi/status/1465084445623414789?s=21
いいえ。"権威主義的パーソナリティ"の誤りです。マスメディアに限定した話ではなく、茂木健一郎先生ご自身・そのフォロワー含めて、です
鬼束ちひろ氏は救急車を蹴飛ばした件に関しては被害者ではなく加害者です
▼関連増田:
- 茂木健一郎先生はDaiGo氏と仲良しなばかりか古市憲寿氏とも仲良し。茂木先生の脳科学に対する姿勢や職業倫理はひかめえめに言ってもかなり疑わしい(anond:20210825091159)
- 福沢諭吉が1万円札で無くなって心底良かったと思う (anond:20210911095702)
たとえばある種の専門職にのみ求められる職業倫理があったとして、それはその職業に就いている人ならば絶対に身につけていなければならない責任があるものだから、「俺は悪いことはしないから関係ない」で済まさずに講習などをきちんと受ける必要はあるよね。
とはいえ、現時点ではその専門職に就いていないのに、「職業選択の自由があり、あなたもその職に就く可能性があるのだから、同じように講習を受けるべき」というのも暴論だと思う。
しかし、「これからその専門職に就きたい。目指したい」と望むならば、事前に講習を受けておくくらいでちょうどいいと思う。
たとえシスヘテロであっても、「現時点で(異性の)恋人がいるのか」「可能な限り早く(異性の)恋人を作りたいと望んでいるのか」によって、求められる責任の大きさは変動するとは思う。
https://news.yahoo.co.jp/byline/haradatakayuki/20211102-00265891
呉座は人格的にあかんやつだったかもしれないが、能力的には問題がなかった。人間としてはともかく職業倫理に反したこともしていない
しかし女性様に逆らったことによりクビになった。めちゃくちゃ横暴だが、されだけ差別という罪が許されないということならそれ自体は受け入れなくもない
しかしカタタ多摩美氏がこのままのほほんと仕事を続けられるなら、女性はその程度のものだという女性差別の正当性の根拠になってしまう。すでに香山リカという例もあり、女性の精神科医は職業倫理的にアウトな発言をしても女性だから許されるということになってしまう。こうなったら、後続の女性の精神科医などもはや誰も信用されまい。日本精神科医連の方々は、彼女の職を奪わないまでも厳重注意し二度とこのような誹謗中傷記事を書かせないようにしなければならない。
別の視点から言えば、これは女性が優遇され男性が軽んじられる男性差別とも言える。