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はてなキーワード: 放射性物質とは

2018-08-05

anond:20180805173718

埃や灰に放射性物質汚染物が入るんだよ

それが水と混ざるという原理

2018-07-12

母国に誇りを持て

母国に誇りを持っているかと聞かれて持っていると答える日本人は3割いるかどうかだろう。

自分特に持ってる人間ではなかった。

しか母国に誇りを持つというのは実はとても大切なことなのだ最近になって思い始めている。

母国に誇りを持ってないやつは自虐的である

別に日本人に限った話ではない。

外人特に先進国東西関係なし)も多い。

そして彼らが自虐的母国を語ってる様は見てて痛い。

俺が彼らの国を褒めてあげても「いやいや我が国はこんないっぱい嫌な所があるんだよ」とか言われる。

もうね、知らんがなと、何こびへつらっとんねんと思ってしまう。

で、気づいた訳。ああ俺も日本ディスしてる時に話し相手外人にこう思われてたんだなって。

日本人同士なら良いんだよ。

原発ふっとばした犯罪国家をせいぜいディスりまくれば良い。

でも外人日本のこと話す時イチイチ自虐的になるのは「俺の国をどうぞいじめてください」

と言われたようで相手としては「俺がそんないじめっ子に見えんのか」とイラつくからやめた方が良い。


俺のおすすめするお手本は南米人。

彼らは自国に誇りを持っている。いや持ちすぎている。

おれんとこのここがスゴイ、アレがすごいとか言ってくるの。

半端な途上国の寄せ集めのくせにな。

うるせえんだよ分かってんだよ。いい国なんだろ今度そこ行ってやるよ。

そう思うのよ。でも悪い気はしない。


っていうか今原発どうなってんだよ。

なんかまだ放射性物質?垂れ流してんじゃないの。

もう完全アンダーコントロールなんとちゃうんか。

漫画東京核撃」で被爆者バットでたたく描写があったけど

その場にいる時点で自分放射性物質かぶっているのでは

何の意図があったんだろう

2018-04-09

日本理系というのは世界中放射性物質をまき散らした大犯罪人なのにその反省をまったくしてないところがほんと救えないなあと

2018-03-18

anond:20180318015822

じゃあ鼻血放射性物質証拠を用意してマスコミ野党に知らせないとな。

こんなところで日記書いてる場合じゃないな。

2018-02-21

日本人の死因はすべて放射性物質(釣りタイトル)

某所で本日お亡くなりになった俳優の死因について、放射性物質による細胞の老化が原因みたいな説明をとうとうと語る人がいた

急性心不全放射性物質の影響によるもの、という理解なのね

もう、これから死ぬすべての日本人の死因は放射性物質でいいんじゃね、と思うなどした

それだけ

2018-01-19

放っておいてくれ

放っておいてくれ、と最近よく思う。

細かく言うなら、よく知りもしないし、知る気もないことに口を出すぐらいなら、いくら怒ろうと悲しもうと、放っておいてくれ。

私は宮城県南部に住んでいた。内陸部だ。仙台に行くより福島に行く方が近かった。

当然、原発事故無関係はいられなかった。

原発事故における福島県内部と県外の被害のあり方はすこし違うように思える。

福島県内部は県内原発を抱えていたから、影響は当然大きく、放射性物質は「あるもの」として対策を打つところから始まった。

県外は違う。まず影響があるかないか政治が決める。見て見ぬ振りをするか、対策をするかだ。私の住んでいた地域農村部だった。放射性物質なんて、農作物商品価値にとっては致命的だ。

地域の人は、みんななかったことにしたがった。

みんな、と書いた。

それは違う。価値観が違う。

しか農作物のために、騒ぎ立てたくない人が圧倒的多数だった。

しかし、安全性をウリにしていた農家や、小さい子供を抱える母親は違った。

原発事故による最も大きい影響は、人間関係に及ぼされた。

家庭内で、職場で、自治会で、農協で、学校で、放射能に対するスタンスの違いは、深刻な対立を生んだ。

事故当初の線量は、小学校の砂の校庭で地上1.5mで約0.8μsv/hくらいだったと記憶している。これは5月頃のことだからヨウ素よりもセシウムの影響のほうが大きかったはずだ。畑や競技場はもう少し高かった。

ちなみに、現在除染基準は0.23μsv/hである

でも当時は、除染基準もっと高く、そして政府ただちに影響はないとしか言わなかった。

みんな葛藤があったと思う。

生計を立てるべく売りたい農作物保証されない安全内部被曝外部被曝の複合的な影響は?この山菜は食べていいのか?自分たちの今までの生活はどこへ行ったのか?この川魚を孫に食わせていいのか?

それでも地域住民の大多数は「風評被害」を生まないために沈黙を守るべきだとした。

見えないし匂いもないものをみんな気にしなくなった。

知ろうともしない人は、当事者意識すら持たなかった。

でもそうではない人もいた。

近所の人に、本当の理由を告げられぬまま、私たち引っ越した。自主避難だった。

あれからもうすぐ6年が経つ。

勘違いがないように言っておくが、もうおおよその農作物安全だ。

放射性物質ほとんど検出されていない(きのこ山菜はまだ基準値以上のものが出たりする。まれに)。

あのとき近所に住んでいた人たちがガンになったとか、そんな話も、幸い耳には届いていない。

けれど、あの時の私たち判断を、誰が責められるというのだろう。

WHO基準より遥かに高い、政府提示した当時の基準値

内部被曝のことまで考慮されない言説。

進まない除染、広がらない検査

6年。

その間にいろいろな言説を目にした。

ただ今、どうしても気になるのは、こういう地元葛藤を一切意に介さず、遠くの安全から声高にそして意気揚々と、口汚く意見してくる声だ。

放射脳風評被害が広まる?

ふざけるな。ふざけるなよ。

科学見地蔑ろにし、被曝を気にしすぎる人はたしかにいる。

それでもあの当時、何も信頼できるものがないあの状況で、我々がした判断は間違っていたか

結果論じゃないのか?

線量の落ち着いてきた今ならまだわかる。

けれど事故当時にすら、放射脳と、呼んではばからない奴はいた。そこらじゅうに。

あなた方は、私たち当事者の、その中の多数派意見に味方し、少数派を徹底的に叩きのめす。

それで正義のつもりになってるんだ。

あなた方は、私たち当事者が抱えざるを得なかった葛藤を知らないし、知ろうともしない。

下手をすると、放射線の影響や、過去の事例、現場がどれくらいの線量なのか、それすら知らずに、声が大きい当事者たちの味方をして気持ちよくなっている。

それなら何も言わないでいてくれ。

頼むから

地域共同体としての我々は、意見対立からズタズタに引き裂かれてしまった。

もしあなたたちがここに来て、本腰を据え、じっくりこの問題に取り組み、当事者の1人になってくれるなら、いくらでも意見を聞こう。

でも、そうじゃなかった。

非難の声はだいたい的外れだった。放射脳と叫ぶ声だけでなく、危険危険だと叫ぶ声もそうだった。何も知らないんだろうな、と思った。

これは一例だ。

絶対に許さない一例。

そしてその無責任乱暴な声は、落ち着くどころかどんどん声高になっているようにすら思う。

沖縄基地問題原発の再稼働問題、そして福島第一原発事故

辺境」に押し付けなければならない問題を扱うとき安全からモノを言うのはやめてくれ。

沖縄基地問題、反対派の抗議活動に、「県外の人間仕業地元民はみんな賛成しているのに、邪魔」とか、賛成派のインタビューに、「政権側の印象操作。反対派が大多数だ」とか、見ていてものすごく苦しくなる。

どちらもいるに決まってる。

そしてどちらが多数派からと言って、少数派を徹底的に叩いて排撃していい理由にはならないのだ。

部外者にはわからない、わかるはずのない葛藤がそこにはある。

再稼働問題もそうだ。「どうして対岸の都市が口出しをするんだ」とか、「援助金をもらっているか文句は言えない」とかもうやめてくれよ。

援助金が第一ではない人間もいる。

そもそも援助金がもらえる自治体けがリスクを負えばいいかもしれないが現実そうじゃなかった。

放射性物質自治体境界を越え風に乗り山に飛びそして海にも拡散されてゆくと、知らないのだろうか。

知らないだろうな。

だってあなたは、当事者意識を持っていないんだから

口出しするなら、せめて当事者意識を持ってくれ。

我々の葛藤を意にかけてくれ。

少数派だからといって口汚く罵るのはもうやめてくれ。

多数派応援をすることは絶対正義ではないとわかってくれ。

この世界水戸黄門ではない。善悪二元論は成立していないのだ。

残念ながら。

2017-12-24

放射能ガーに対して「環境食品にも放射性物質は含まれてる」って反論するなら電子タバコの蒸気(副流煙)の有害性を説く際にも車の排ガスとか通常生活環境中の有害物質と比べてほしいんだけど

反原発カルトみたいなアンフェアな測り方せずフェアに測れよ

2017-12-17

福島原発汚染水

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171215-228281.php

蒸発させたらだめなの?

蒸留してのこりカス放射性物質が凝縮されてすごいことになりそうだけど、体積はだいぶへるよね。

2017-12-10

anond:20171210124005

これは仮説。

しか放射性物質により病気が増えるという話が実例証明されてしまった。

一度でも不安に感じた事はない?知らないうちに静かに閉じていくよ

anond:20171210121315

わけわからん、なんでその人の病気の原因が放射性物質だって勝手判断してんの?

中途半端科学っぽく喋ってわかった気になってるとエセ科学に騙されるよ

福島産が安全でない理由

話は簡単。実害があるから

放射性物質を含む食材消化器官内に入ると、長期に渡って内部被曝する。結果、がんになる確率が高くなる。

ずっと安全という言葉懐疑的だった。しかし先日、関東某所に住む知人が病気罹患した。一度も地元から離れた事はなかった。私は関東でも比較的西の神奈川へと住処を移した。食べ物にも気を配った。そうしてあれから数年が過ぎた結果がこれだ。

結局、放射能汚染による被曝は免れなかったのだ。許容値を高く設定して、とにかく売らなければ経済が回らなかった。原子力から新たな自然エネルギーへの転換は行われなかった。国民馬鹿だった為だ。知人は放射能汚染所為だとは微塵も思っていないかも知れない。しかし、その報告は正に寝耳に水、青天の霹靂だった。私は絶対福島産は購入しない。あの日原子力発電所周囲の全てが汚染され、日本は変わったのだ。

2017-11-30

anond:20171130114653

それ以外の産地のものとどう違うんだよ

産地がどこであっても汚染危険性はあるだろ

福島を含め放射性物質が飛散した地域で産出したもの汚染可能性は高いってだけの話で

それ以外の地域だって汚染リスクは0じゃないぞ

2017-10-20

安倍晋三大罪

これで、震災時には菅直人に関するデマを流布して

知らんぷりだもんな。クズ議員辞職でも足らん。

福島の街を消滅させたクソ下痢ピー

2006年12月22日 内閣総理大臣 安倍晋三

巨大地震の発生に伴う安全機能喪失など原発危険から国民安全を守ることに

関する質問に対する答弁書

http://www.shugiin.go.jp/Internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a165256.htm

吉井英勝議員海外スウェーデン)では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが

日本大丈夫なのか」

安倍首相海外とは原発構造が違う。日本原発で同様の事態が発生するとは考えられない」

吉井議員「冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」

吉井議員「冷却に失敗し各燃料棒が焼損した(溶け落ちた)場合の想定をしているのか」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」

吉井議員原子炉破壊放射性物質拡散した場合被害予測を教えて欲しい」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」

吉井議員「総ての発電設備について、データ偽造が行われた期間と虚偽報告の経過を教えて欲しい」

安倍首相調査、整理等の作業が膨大なものになることから答えることは困難」

吉井議員「これだけデータ偽造が繰り返されているのに、なぜ国はそうしたことを

長期にわたって見逃してきたのか」

安倍首相質問意図が分からないので答えることが困難。

とにかくそうならないよう万全の態勢を整えている」

2017-09-04

今日、第二次朝鮮戦争の休戦協定が結ばれた。

開戦のきっかけは些細なものだった。

板門店の警備兵が南側亡命しようとした。彼を北朝鮮側一隊が連れ戻そうとし、そのまま銃撃戦となった。

この事件きっかけに、これまで居丈高姿勢を取り続けていたトランプ金正恩両者の応酬がもはや常軌を逸したものとなり、

次に発生した局地的な砲撃戦が開戦の合図となった。

この戦争で核は四回使用された。



アメリカはこの戦いで覇権国の地位から転落した。

西海岸復興と戦力再編のためにかかった費用天文学的数字で、焦土となった統一朝鮮勢力下に収めたものの完全に持て余している。

韓国文字通り火の海になった。火砲によりソウル消滅釜山仁川といった主要地域も壊滅的な被害を受けた。

統一朝鮮負担には各国から援助も出ているが、民族悲劇再現されてしまった。

日本放射性物質によるテロの標的になった。直接の死者2,000人。佐世保福岡横須賀東京は人が住めない土地になり、

大阪京都経済行政を分離する方向で調整が進められている。住む場所を追われるなど、影響を受けた人数は1000万人を超える。

韓国北朝鮮難民受け入れもあり、債務国に転落した。

債権を大量放出した影響でアメリカ経済を致命的に悪化させ、同盟を維持できないほど関係が冷え込んだ。

ロシアは核攻撃の影響でウラジオストク周辺が汚染された。

アメリカ補償を求めているが、交渉の進展はない。

中国東北部が核汚染され、大量の難民流入もあり財政的に破綻した。

アメリカが後退したいま第二列島線への進出を狙っているが、肝心の軍を維持できなくなりつつある。

人民解放軍による難民虐殺の噂も出ているが、共産党の強権でなんとか政権を維持している。

国際体制第一次世界大戦後のヴェルサイユ体制のようになった。

不安定で、いつ崩壊してもおかしくない危うい均衡を保っている。

真の勝者など誰もいない。

2017-08-29

核爆発から身を守る方法について

同僚がグアムにいくというので、自身知識再確認も含めて核爆発から身を守る方法について対応をまとめる。なお、私の知識は、「米陸軍サバイバル全書」の第23章「核・生物化学兵器から身を守る」のみであることに注意されたい。また、内容を転載するわけではなく自身咀嚼した内容になっているため誤りが含まれ可能性もあり、また核爆発後のサバイバルに関しては、そもそも火の起こし方や水の濾過方法など、前提となる知識があるため、核だけを考慮しても生き残れない。なので、興味を持った方は原典を読むのをおすすめする。

核爆発前・直後

当然ながら、核爆発直後に致命的となるエリアにいた場合、取れる対応殆ど無い。核爆発により引き起こされる障害

の3種類あるが、攻撃目標タイミング(火球が見えてからでは遅い)がわからない場合、取れる対応は少ないだろう。

ただし、もし、事前の警報があり少しでも対応が取れる場合には、掩蔽物に隠れることが重要である。これは、爆風や爆風により吹き飛ばされた物体を防ぎ、熱と光を遮断し、核爆発直後(1分間)の深刻な初期放射線を減らしてくれる可能性が高いからだ。隠れる場所は丈夫なコンクリート製の建築物がよいだろう。

ここまでで生きている場合

生き残った場合、5分以内に放射線を遮ることの出来るシェルター(追記:後述するがこれは核シェルターに限らない)に入ることが重要になる。これは、高レベルで初期ガンマ線を放射する放射性降下物から身を守るためであるシェルターに入るのと入らないのとでは被曝量が全く異なるのである原典でも強く書かれているので引用しておく。

目安として、5分以内にシェルターに入るのが生死を分けると知れ。早くシェルターをみつけること――これが絶対不可欠である

P.273

その後の行動スケジュール

核爆発後にどれくらい活動してよいかの目安については原典引用する。なお、数値には余裕を持たせているとのこと。

P.276

掩蔽性能、水分食料の備蓄を考えると、シェルターとしてホテルショッピングモール選択するのが最適なのではないかと思うが、人が集まると考えられるので、その分物資の減りが早いとも考えられる。難しい所である

残留放射能対策

さて、行動のタイムスケジュールがわかったが、その後生き延びていくための残留放射能対策を考えなければならない。残留放射能対策は、放射性下降物起因の体外放射能対策と体内放射能対策に分けられる。

体外放射能対策

体外放射能対策として留意すべき変数としては、

の3点があげられる。時間半減期距離距離による減衰、シールドシールド材による減衰、を考慮する。ただし、放射性下降物が広い範囲に降っている場合には距離による減衰は期待できない、などはある。動く車があれば距離も稼げる可能性があるが、移動により被曝する可能性もあるし、現実的に考えてシールド、つまり十分な性能を発揮するシェルターを確保することが取りうる最大の防御となるだろう。

コンクリート建築物以外にも、厚み1メートル以上の土砂で覆った地下式シェルターは放射性降下物に対して最高の防御になると書いてあるが、そんなものは当然無いだろうから、他に下記のようなものシェルターになると掲げられているので、次善の策を取っていきたい。

P.275

身近にあるものを考えると、マンホール簡単に空くのかどうか知らないけど、開けられればマンホールから地下に隠れるのが良いのかもしれない。(※追記:マンホールはそんなに簡単に開かないとのことです)その他シェルター地の選択と準備法などは原典に書かれているのでそちらを読むように。

また、シェルター内に放射性物質を持ち込まないようにシェルターに入る場合は、衣服を叩いたり振ったりして汚染を除去すること。髪の毛は沿ってしまうのが良いかもしれない。

体内放射能対策

続いて放射性降下物を体内に取り込まないようにするための対策。ちなみに汚染された飲食物や傷から体内に入ったもの問題になり、呼吸によって体内にはい放射性物質はさほど脅威にはならないとのこと。

水の調達

水の調達大前提、以下の点に留意するとして、

水の調達方法は以下の通り。

食料の調達

放射線障害について

まとめ

例えば放射線障害について知っておくことで、むやみにパニックに陥らなくて済むし、「これくらいなら…」といった正常性バイアスからも逃れることが出来る。正しい状況認識を持ち、落ち着いて全ての知識を動員し、工夫し、生き残りのために行動しなければならない。生き残ろう!

2017-07-17

ヒアリニュースにはうんざり

こんなもんがトップニュースかよ。

O-157とか2009年新型インフルエンザとかデング熱とか、ちょっと毛色は違うが震災直後の放射性物質の飛散とか、

好きだよねこういう騒ぎ。

視聴者が飽きたら報道もしねえ。

賭けてもいいけど、数カ月もすればヒアリがどこで見つかろうが見つかるまいが話題にもならなくなってるだろうよ。

アホらしい。

2017-07-13

埼玉県警東京電力共通性新潟県議会より)

https://anond.hatelabo.jp/20170531221941

以前柏崎刈羽原子力発電所再稼働に向け東電が提出する原子力規制委員会への申請書で、新潟県放射性物質放出への事前同意権が削除されたという話を長く報じた。

結局何が言いたいのか、という趣旨コメントも頂いた(すいません)。

最近でも新潟県議会でやりとりを行っている。

http://www.niigata-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=727

7月10日のやりとり、14:25- 20:30辺りを参照。参考までに質問者記事ttp://yosimotoseagreen.blog13.fc2.com/blog-entry-777.html

「明らかに規制委のことなんだけど日本的あいまい発言を~」と言うあたり、クジラックス曖昧な言い方相応に応じたところを作文する埼玉県警に似ており、もうこういう国なんだと改めて感じた。防災局との認識共有も動画中で疑問視されているが、官庁としての新潟県庁の気風も課題となる。フェリー船の購入トラブルでは副知事の関与した度合いも焦点であったし、新潟日報こちらの県の検証委員会報道について「これ以上県職員責任を負わせたくない」ので泉田知事の追求を求める立場であった。

免振重要棟でも結構微妙かつ重要なやりとりをしているが、

泉田は国の法律拒否権を確保すべきという立場で、申請書への事前同意権重複記述はその代わりだった。米山安易にそういう行動をとっていない(悪く言うとアグレッシヴさが足りない)のは、原子力規制委員会とのやりとりに拘泥しすぎることで安全協定よりそちらが優位に立つと主張されないようにしたいということなのだ、と善意でとらえれば思った。免振重要棟についてもつまるところそういう上下関係を持ち出されないように、ということかと思う。

言い換えると、5月末に廣瀬氏が来訪したのは ※ 規制委の確認しない拒否権存在しない ※ ことにしたくて言質を取りに来たのである。当時、泉田撤退に追い込んだ新潟日報県内ローカルで実際に拒否権裏付けが減るのではと論じたことも傍証となる。委員会最近一見東電にやや厳しく映る挙動をしているのも同様である

まあ、それでどうすりゃ良いのよ、という話については、申し訳ないが答えられない。答えられないから書いている。

書いて、とにかく書いて整理したい。

2017-07-07

安倍昭恵スピリチュアリズム

以前ブログにも書いたのですが、

もしも私が放射能だったら・・・

人間のために一生懸命働いてきたのに、いきなり寄ってたかって悪者扱い・・・

悲しいだろうなあと思ってしまます

嫌われ者はいじけて大暴れするかも・・・

原発肯定しているわけではなく、自然エネルギーに移行していくべきだという考えです。

しかし、放射能自体が悪いわけではない。

悪いのは人間です。

私は放射能感謝気持ちを送りますありがとう・・・

意識の持ち方は大切です。

https://www.facebook.com/akieabe/posts/10150571917471779

 安倍昭恵2012年フェイスブックへの投稿話題になっている。

 スピリチュアリズムの悪いところが前面に出ている酷い文章だが、論理の飛躍が大きいせいか、誤解にもとづく非難賛同も多いようだ。とりあえずスピリチュアリズムとしての解釈を示してみたい。

悪の問題について

 安倍昭恵記事の最大の問題は、「人間」を一枚岩で捉えて「放射能(ここでは原発関連の放射性物質のこと、以下同じ)」に「一億総懺悔&総感謝」的に反省することで、現実社会問題被害と加害の関係等閑視することにある。とはいえ、ここで書きたいのはまた別のことで、「放射能自体が悪いわけではない。悪いのは人間です」という箇所についてだ。

 この解釈として、安倍昭恵の弟の松崎勲はこの記事におそらくは賛同の意を込めて「全ての自然物(現象)に対し、人間勝手価値観押し付けることは今すぐにやめるべき!!」とコメントしている。これは道徳的価値において人間物質関係を「非対称的」に捉える思考だ。善や悪という道徳的概念人間領域限定されていて、「善悪無記」の物質自然物)にそれを押し付けることはカテゴリーミステイクであるという発想だ。

 松崎勲と類似コメントは数多くある。しかし、これらは安倍昭恵思想根本的に誤解している。

 そもそも記事の前半の「もしも私が放射能だったら・・・」という想定が「対称性」の思考のものである。そしてスピリチュアリズムとは、人間とそれ以外(生物自然)を霊の次元において連続的・「対称的」に捉え、それらの霊の交わりを説く思想である。百歩譲って放射能人格化し、感情を想定するのは共感能力だけで可能だとしても、その感情にもとづいて現実になんらかの力が行使される(「嫌われ者はいじけて大暴れするかも・・・」)とまで想定するのは霊のはたらきを考慮に入れないと不可能だろう。

 このような「対称性」のスピリチュアリズム記事の後半にも貫徹されている。

 「放射能自体が悪いわけではない。悪いのは人間です」という箇所は、「人間善悪無記の放射能悪用した、すなわち人間社会にとって有害に用いた」という意味ですらない。安倍昭恵の関心は、人間社会のものにはなく、あくまで「人間」が放射能にどのような心情・態度を示し、どのようにスピリチュアルな交わりを実現するか、にある。つまり安倍昭恵糾弾する悪とは、前半で想定されていた、人間放射能を「人間のために一生懸命働いてきたのに、いきなり寄ってたかって悪者扱い」することの悪に他ならない。

 問題の箇所をわかりやすく言い換えると、「放射能といういじめられる方が悪いわけではない。悪いのはいじめる方の人間です」となる。これは紛れもなく「対称性」のスピリチュアリズムである。(いじめる方といじめられる方関係非対称的だ、と思われるかもしれないが、ここでいう「対称性」とは「入れ替え可能性」のこと。)

 要するに安倍昭恵はこの記事で一貫して霊の次元における「人間」と放射能の「対称性」を主張しているのである。したがって、スピリチュアルな感度のない弟の松崎勲の「全ての自然物(現象)に対し、人間勝手価値観押し付けることは今すぐにやめるべき!!」というコメント安倍昭恵への賛同どころか、アイロニーとなってしまっているのである

槇原敬之の「Appreciation」との比較

 安倍昭恵記事を読んで、槇原敬之2011年に発表した曲「Appreciation」(http://j-lyric.net/artist/a0005ff/l025b9d.html)を思い出した人は多いと思われる。この曲にあるのは「僕ら」の原発への態度の豹変反省し、感謝の大切さを唱える内省精神である。言うまでもなく、それは外部の現実から目を閉ざすことと表裏一体であり、発表当時に物議を醸したのも当然といえる。

 一方、安倍昭恵場合は、同じように「人間」の放射能への態度の豹変をなじり、放射能感謝を捧げるわけだが、槇原と違って単なる内省ではないところがポイントだ。安倍昭恵は「意識の持ち方は大切です」と文章を結んでいるが、ここにあるのは「(無意識を含む、思考欲望などの)意識は(霊のはたらきによって)現実化する」、つまり意識の持ち方こそすべて」という自己啓発と結びついた安直スピリチュアリズムに他ならない。安倍昭恵人間放射能感謝すると、それだけで放射能の霊が喜び、人間に良いはたらきをすると考えているのだ。

スピリチュアリズムから批判

 安倍昭恵スピリチュアリズムというレッテルを貼って終わるといかにも安易でつまらないので、最後スピリチュアリズムの内部から批判してみる。さしあたりスピリチュアル知識人として影響力のある中沢新一議論を援用する。上で用いた「対称性」という言葉中沢の大好きな概念であるが、中沢ならば安倍昭恵批判するに違いないかである。『日本の大転換』の冒頭の内容を可能なかぎり簡略化して述べてみよう。

 人間地球自然生態圏のうちに社会をつくりだし、生きてきた。地球の生態圏には、太陽からの(核融合の)エネルギー植物光合成によって媒介されて持ち込まれさら動植物の死骸の分解という何重もの媒介メカニズムによって化石燃料はつくられてきた。しかし、原子力は生態圏に太陽圏の(核分裂の)エネルギーを無媒介にもたらすものであるため、生態圏そのものを壊す危険性をもっている。

 中沢議論にもさまざまなツッコミどころがあるだろうが、ここでは措く。たとえば中沢原発一神教の神に比してもいるが、要するに、「対称性」の思考は生態圏のうちでのみ働くものであって、その外部の無媒介な導入である一神教の神・原発放射能には適用できないということである

 中沢議論にどれほど説得力を感じるかは人それぞれだろうが、少なくとも安倍昭恵のような「対称性」が大好きなスピリチュアリストならば、傾聴すべきではないだろうか。

原子力発電は生態圏内部の自然ではないのだから、それをあたか自然事物のように扱うことは許されない。……生態圏の自然太陽圏の『自然』を混同することほど、危険なことはない」(『日本の大転換』39頁)。

2017-05-31

新潟県東京電力による放射性物質放出事実上容認

http://anond.hatelabo.jp/20170530201529のつづき。

非常にモヤモヤしていたので、本日朝刊の新聞を買い、記事を開いてみた。

朝日のこの記事


あと毎日のこちらの記事ネットで読んだ。

修正するのは、水蒸気爆発などを防ぐ目的緊急時に動かすフィルター付きベント設備について『立地自治体了解の後に運用(を)開始するもの』などと記載した部分。ベント時に放出される蒸気には放射性物質が含まれるため、東電2013年、2基の審査申請する際、当時の泉田裕彦知事申請容認の条件として記載させたものだった。

しかし、この文言があると、一刻を争う事態でも県などの承認手続き必要になり、対策が後手に回りかねないことから規制委が『運用上、混乱を生じさせる』などと削除を求めていた。」

前述の通り、筆者は安全協定原子力規制委員会申請書の関係がおぼつかなかったが、これらの記事によれば安全協定文言申請書に移植させることで、国と県の対等性を担保していた。

朝日前掲記事によれば、改めて約束保障する文書を持ち込ませ、検証委員会で取り上げて検討したうえで安全協定に盛り込むという。

申請書は協定から派生したものだが(事前了承を得る約束はここから始まる。朝日でも廣瀬社長は「安全協定に基づく承認をいただいてから使用するという点はいささかも変わらない」と言っている)、新潟日報記述等と照合した場合泉田知事は少なくとも安全協定による事前同意権確保だけでは不十分だと考えたことが解る。

新潟県はこの削除によっても、避難計画との整合性検証したうえで認めるという立場は変わらないと、これから検証するにも拘わらず言っている。

予防線を張っている。つまり、今後本格稼働する検証委員会泉田時代から変質している可能性が払しょくできない。安全協定による同意権が完全に喪失したとまでは断定できないが、著しく不利になったのではないか

何より、国の規制委で同意権が明記されなくなったということで、一方的東電放射能を飛散させた場合、国と国の後押しを受けた東電と対等に争えるのか。沖縄県翁長政権から見れば、国と地方訴訟合戦になった場合確実に国に負ける。

これは取り返しのつかない譲歩ではないのか。

2017-05-30

米山隆一フィルターベントを認めた?

(5/31追記。下記の泉田とのやりとりは申請書の話で正しかったようだ。安全協定とは別であっても、両方で基準を守らないと路線継承とは言えないという批判は成り立つ)

少し頭の体操に付き合ってほしい。正直私も事態が呑み込めず困惑しているので、・下記の協定申請書の関係を含め・うのみにしないでほしい。

本日東京電力廣瀬社長県庁を訪れ、放射性物質放出する原子炉ベントについて地元自治体了解なしに行えるということを米山知事が認めたという報道NHK朝日日テレフジ等のローカルニュースでなされた。

…ように見えており、ツイッター等で混乱があるが、ベント住民同意が不可欠という安全協定修正したというのではなく、

国の原子力規制委員会申請書の合格を得るため、ベントについての記述を国に提出する申請から削除したことに了承を得に来たというものである

下記共同記事では事実のみが伝えられている。

https://this.kiji.is/242114489435570181?c=39546741839462401

これについてhttp://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/1033797391.html NHKニュースによれば

知事は答えた。つまり規制委と東電の間の過程でいきなり新潟県に了承を持ち掛けられたので、「県からは口出しは出来ない」という表現になったということのようだ。

しかし、県内テレビではNHK民放ともにフィルターベントの事前地元了承を巡る安全協定での泉田裕彦・前知事廣瀬氏の激しい応酬が報じられており、この両文書本質的違いは触れられていない。

放射性汚泥の県外処理についても特にBSN新潟放送不公平報道をすでに行っている。

元々うさん臭さや信頼の無さにおいて、米山東電新潟日報を始めとする新潟県メディアに違いはない。従ってあっさりと再稼働を容認したことも県内報道からすると考えられるのだが、県としては意見をまだ定めていないだという情報もある。

NHKは「詳しくお伝えします」と毎度言ってきたが、こうした不信感全般が利用されていてもおかしくはない。

もちろん、法律行政制度面で、このとき対応瑕疵があり再稼働の突破口が開けてしまったのかもしれない。

県外メディア報道精度で、この話の全容が解る。そういう異様な空間だということを改めて伝えておきたい。

もっとも、規制委の判断のみしか歯止めがないような地域新潟県が見放した、という裏取りのためならば、これは申請書であってもあってはならない回答である

放射性汚泥に関しても泉田東電が引き取るべきという立場であり、要するに絶対的被曝基準が心の内で存在していたのだが、米山は(岩手県福島県から非難もあったせいか安全と認める他県で処理してもらうという結論になったようだ。

この点で安全基準を具体的に考えず、政治力学に頼るという在り方に危うさがないのか。安全協定修正がなかったとしてもここが難所だ。

2017-05-22

地元在住の福島県民の大半が放射能危険性を自覚したらどうなるか

退避する。ではすまないだろう。放射性物質存在する。地元を再建したいという気持ちも残る。

「お前たちも甲状腺がんになれ。子供と老人の命で私たちへの差別を贖え」という声が少なからず出るだろう。

危険性をシビア見積もる人々は、こうした声を自己責任論で一蹴せずに応答できるだろうか。

沖縄米軍基地について「引き取り論」(内地人間地元基地も誘致せず、反対と平和を唱えるのは欺瞞的だという主張)が存在するのに、放射性物質に同様の議論が起きないという保証はない。しかもこちらには撤去(なくす)という選択肢存在しない。

新潟日報は引き取り論を知っており、震災瓦礫にこれを当てはめたことが泉田おろしに加担する口実になってしまった(一番はレイシストをしばき隊シンパ幹部言動がすっぱ抜かれたことだが)。彼らは鳩山政権崩壊後に新潟普天間基地移設先になったときどう行動するか、参院選候補に訊いて回っているのだ。

福島県と繋がる阿賀野川(このことが東北電力新潟県管轄する理由となっている)は放射性汚泥を運んでいる。つまり、すでに流域の下越地方は厳正な意見採用すれば汚染されている。このことに現職の米山隆一基本的に関心を示していない。

新潟市は国の基準に則って処理を進めたが、既に危険ものを少しでも分散してリスク平等を実現することは同じ日本住民としての連帯感情を示すものと言える余地はないのか(もちろん、私自身はこれは皮肉も含んで言っている)。

話を戻す。「拉致原発も抱える新潟県民が何故、米軍基地を受け入れないのか」。こうした反基地活動家の声を、たびたび新潟日報が取り上げてきた。

ならばこの問いが可能か聞きたい。「がれき汚泥危険性や、原発の押しつけが差別だと解っているのに、なぜ放射性物質を受け入れないのか」と。前知事泉田裕彦言動を巡って、新潟県民と福島県民の間に同様の葛藤を見ることは可能なはずだ。

2017-04-27

福島第一原発4号機、超高濃度放射能拡散

 東京電力は15日、東日本巨大地震被災した福島第一原子力発電所4号機(福島県)の原子炉建屋内にある使用済み核燃料を一時貯蔵するプール付近で、同日午前9時38分頃に火災が発生、同日午前10時22分には毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の放射線量観測したと発表した。

 同日午前11時過ぎに記者会見した枝野官房長官は「身体に影響を及ぼす可能性があることは間違いない」と述べた。2号機では同日午前6時14分に大きな爆発があり、原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室の圧力が低下した。原子炉付近の相次ぐ破損で核燃料が損傷し、大量の放射性物質漏れだした可能性がある。茨城栃木両県や都内などで、ごく微量の放射性物質が検出されている。政府東電は15日、事故対策統合本部を設置。菅首相は同日午前11時に記者会見し、同原発周辺の半径20~30キロメートル圏内住民約13万6000人に対し、屋内退避を求めた。

 東電などによると、原発周辺で同日午前10時22分に、高い放射線観測した。2号機と3号機の間で、毎時30ミリシーベルト(3万マイクロシーベルト)、3号機付近で同400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)、4号機付近で、同100ミリシーベルト(10万マイクロシーベルト)で、枝野長官は「従来発表してきた『マイクロシーベルト』とは単位が違う。身体に影響を及ぼす可能性のある数値」と話した。

 400ミリシーベルトは、がんになる確率高まる100ミリシーベルトの4倍で、一般人が1年間に浴びていい放射線量日常生活医療目的を除く)の400倍にあたる。

 4号機の火災で、東電福島県と国に通報するとともに、自衛隊米軍に消火活動への協力を要請したが、同日午前11時ごろ自然に鎮火したのが確認された。

 東電によると、地震発生時に、4号機は定期検査運転を停止していたが、使用済み核燃料一時貯蔵プールの冷却水を、循環させる電源を失っていた。燃料棒の余熱で、通常40度程度の水温が85度にまで上昇し、水位が低下していた。専門家は、「プールの水位低下でむき出しになった燃料の被覆管と蒸気が反応し、水素が発生して、爆発火災に至った」(京都大原子炉実験所の今中哲二助教)と分析する。

 プールの中には、使用済み燃料棒783体が保管されていた。4号~6号機は定期検査中だったが、4号機の冷却機能が失われていた。使用済み核燃料は1~3号機にも約300~500体保管されている。

 同原発の南約100キロメートルにある茨城県東海村東京大学研究施設敷地内では午前7時45分頃、原子力災害対策特別措置法基準値に定められた毎時5マイクロシーベルトを超える放射線量観測した。

 東電によると、2号機で破損した圧力抑制室は、格納容器内の蒸気圧が高まった場合に、圧力を逃がして下げる機能を持つ。爆発によって、3気圧から1気圧に低下した。

 2号機の原子炉内は14日に著しい水位変動を繰り返して、燃料棒が2度にわたって完全に露出しており、一時的に空だき状態になっていたとみられる。

 原子炉の水位は改善傾向にあるが、燃料棒は午前6時30分現在、2・7メートル露出した状態になっている。格納容器本体圧力は7・3気圧で変化していない。

 圧力抑制室は放射性物質の混じった蒸気と水が入っており、原子炉建屋上部に生じたすき間から放射能を帯びた蒸気が流れ出た懸念がある。

 爆発直後には、同原発敷地周辺の放射線量が毎時969・5マイクロシーベルトを記録したため、原子炉への注水作業関係のない作業員らを退避させた。

 同原発の正門前では同日午前10時15分、一般人が1年間に浴びてもいい放射線量の8倍を超える毎時8837マイクロシーベルト観測した。

 計6基の原子炉がある同原発地震後、運転中の3基が自動停止し、1号機と3号機は水素爆発を起こして原子炉建屋が破損。1~3号機では原子炉内の核燃料棒露出した。

2011年3月15日13時50分 読売新聞

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/102.html

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