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はてなキーワード: 原子炉建屋とは

2023-01-25

anond:20230124174857

・新しく作るのに必要予算が捻出できない

 原子炉だけでなくそれを囲む原子炉建屋や隣接設備を作らなきゃならないけど、そのための費用がかなり高い。

 あれらにはかなりの水準の耐震性を求められてるから、資材も結構する。

 電力会社では賄いきれないし恐らくは国も補助を出すだろうが世論的に捻出できるか?という話

国内製造できる会社が実質一社しかない

 現在存在するレベルデカさを製造できる会社が1〜2社(ほぼ1社)しかない

 前は3社だったが実質の事業撤退、今2社の筈だが依頼されるとなるとトップシェアの方だろう。

 だけど10レベル新規製造出来なかったんだから、そこらへんの経験値が若手に伝わってるのかという話もある

2020-02-25

安倍総理大臣2011年3月11日


 あのとき安倍首相だったら、原発放棄って決断ができず、ベントも注水すらもせずに、未曾有(みぞうゆう)の大惨事を招いたんじゃないかな。

 管とか小沢とか鳩山とかがゴミだったのは当然だけど、安倍首相じゃなかったというだけでマシだと思えてきた

2019-12-29

福島海洋排出韓国の100分の1」…文大統領データ突き付けた

https://japanese.joins.com/JArticle/260989

日本安倍晋三首相が24日に中国成都で開かれた韓日首脳会談文在寅ムン・ジェイン大統領に「福島第1原発から排出される水に含まれ放射性物質の量は韓国原発排水の100分の1以下だ」と話したと産経新聞が29日に報道した。

韓日関係筋の話として報じたもので、「福島第1原発事故後、韓国福島県の水産物をはじめとする日本産食品の輸入を禁止していることを念頭に、科学的な議論を行うよう求めた形だ。文氏は反論しなかったという」と伝えた。

新聞は「福島第1原発では現在原子炉建屋に流れ込む地下水を減らすために設置したサブドレン建屋近くの井戸から地下水をくみ上げ、浄化後、基準値を下回ることを確認した海洋排出している」とした。

産経日本政府の関連小委員会資料引用し、「2016年のサブドレンからトリチウム排出量は年間約1300億ベクレル。一方で韓国の主要原発である月城(ウォルソン)原発が16年に液体放出したトリチウムの量が約17兆ベクレルで、約130倍だった」とした。

安倍首相会談念頭に置いたのは、このデータ比較だったとみられる。

産経は「福島第1原発周辺海域や外洋の状況をめぐっては、国際原子力機関IAEA)が『放射性物質濃度は上昇しておらず、世界保健機関(WHO)の飲料水ガイドライン範囲内にある』と評価している」と主張した。

産経によると安倍首相は文大統領にこうしたIAEA評価をともに説明し、「科学的に冷静な議論が行われるべきだ」と訴えた。

新聞は「今年はバーレーンコンゴ民主共和国ブルネイ日本産食品の輸入規制措置撤廃欧州連合EU)も検査証明書対象地域・品目を縮小した」と指摘した上で、「韓国は輸入規制を緩和に動くどころか、逆に一部で放射性物質検査を強化した」とした。

2018-11-05

国連真実を指摘する記事が歪める福島真実

この記事

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidosatoru/20181104-00102874/

本論は啓蒙であるが、例示が正しくない。


まずは科学事実からということで、福島県放射能測定マップを見て欲しい。

http://fukushima-radioactivity.jp/pc/


2011年2018年マップを読めば

原発事故当時と比べて放射線量が高い地域は大幅に減少している

放射線量が高い地域もまだごく一部存在している

という2点が読み取れるだろう


リスクある原発の廃絶という目標」を言い訳にして前者を無視すること、あるいは「福島被災地域の復興という目標」を言い訳にして後者無視することはどちらも科学事実に反する間違った態度であると言わねばならない。


記事冒頭に挙げられた「年間20mSvを下回るがまだ線量の高い地域重要部分なのに記事では省略されている)に子供妊婦を帰還させるべきではないという国連特別報告者報告」と「被爆による疾患の増加は有意に見られず出生時異常の増加もないという予測を述べた原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)報告」は何ら矛盾するものではない。

石戸記者は前者は「被爆リスクは高い」後者は「被爆リスクは低い」だから矛盾すると雑な論理を展開しているが、前者と後者は同じ福島でも全然違う場所の話をしていると考えねばならない。

なぜなら後者放射能の高い地域から避難が(比較的)迅速に完了したことによる結果として健康被害がなかったという話であり、暗黙の前提として今後もわざわざ危険地域に入って過剰な放射線を浴びに行ったりはしないという考えによる予測であるからである。極端な例を考えれば、「福島安全になった」という雑な考えを持って事故の起きた原子炉建屋の中で長期間暮らしたりすれば当然健康被害が出ると考えられる。

国連を全て一緒くたにしはいけないという指摘をする記者が、福島という地域を雑に一括りにして「安全」という評価を下してしまうのはとても残念なことである福島市も公的避難は行われていないし、会津などにいたってはそもそも風評被害しかない。国連と同じで福島も一つではないのだ。当たり前のことなのだが自分のことになると見落としてしまうのはよくあることであるが。


さて、問題放射線量による安全危険の線引きが実際何が適切であるかということだろう。実のところ放射線量安全危険の線引きは専門家にも難しい。

一応こんな記事を探してきたから暇なら読んでくれ。

http://tomioka-radiation.jp/2016/09/30/1msv_and_20msv.html

放射線普段から人間が浴びているという科学事実やその線量は例示しつつ、20mSvがどうなのかの名言は避けてるね。

今回国は国際的避難基準を元に20mSvを帰還の基準にできると考えているようだが、避難基準と帰還の基準は別なのでは?というのは誰もが考えつく指摘である

いや20mSv以下なら避難しなくてよいのでは?と反論が見られるかもしれないが、事故の混乱の中で住民を残らず強制的避難させる基準が高めになることは何ら不思議なことではない(そもそも隣の村が強制的非難させられてるのに自分たちは対象でないからといってのんきに住み続けてあまつさえ自主的に逃げ出す人を非難するのもどうかという気もするので基準より多くの地域で実際に避難が起こることは想定内であるべきであった)。

さっきの記事を読んだ人なら航空機乗務員目標である年間5mSvより大きな値を設定するのはおかしい(基準航空産業を不当に圧迫していると主張するようなもの)ではないかと感じる人も多いと思う。


「年間20mSv安全だと専門家は主張している」なる主張に反証を一つ上げておく。2011年時東大の教授だった小佐古敏荘氏のことを思い出して欲しい。彼は子供たちに年間20mSvまでの被爆を許容するという政府方針に涙ながらに抗議し、政府役職を辞任したのである記憶力の低い国民たちは覚えてないかもしれないが(皮肉)、当時は大きなニュースだったはずだ。

結局のところ年間何mSvまでなら安全かは専門家でさえも正確には誰もわかっていないし、小佐古氏の主張が正しいとは限らない。しかし、放射線量がまだ多めである地域子供たちを帰還させるという「人によっては泣いて嫌がること」を実施しようとするのは、まさに人権問題だと思うし、特別報告者が人権委員会話題にしようとしたこと自体は(それをそのまま結論にするのは安直であるとしても)まさにやるべき仕事だったと思う。これは決して石戸記者の指摘する福島に対する差別偏見という全く別の人権課題相殺されるべきものではない。

結論としては、国連権威(そんなもの本来最初からないのだが、国連世界政府ではないし、そもそも政府だってそんなに信頼してはいけない)を利用する人を非難し、国連への誤解を解くという目的を果たしながら、福島の一部に残る放射能問題専門家意見権威としてとり上げた上に都合の良いように解釈して自分の望む結末に捻じ曲げるという非常に残念な記事であった。



余談1:国連人権委員会について

今回の記事を見て、国連人権委員会特別報告者など要らないと単純な反応をした者が多くいた。特別報告者の報告をそのまま権威付けに使おうとする一部の反原発派の姿勢問題であったと思うが、国連人権委員会あるいは特別報告者というのは第三者委員会のようなものとして必要とされていると思う。原子力の専門家集団ほとんどが発電所建築専門家であり原子力ムラ(実際そんな村は存在しないので不当な呼称であると思うが)と貶されることもある。実際福島以前の基準やらかしていたわけで、専門家というのも常に当てになる存在ではない。(特に右派には)人権委員会日本関連での事実誤認事件が気になっている人もいるだろうが、人権委員会廃止を唱えることはロシア中国北朝鮮安全保障委員会ですら問題になるレベル)における人権侵害問題を軽視することにもつながると考えるべきだろう。


余談2:実際どの地域避難者を帰還させるべきかという政治判断問題についての個人的意見

もう一度2018年福島県放射能測定マップを見て欲しい

http://fukushima-radioactivity.jp/pc/

年間20mSvは一時間あたりに治すと2.3μSvである地図オレンジ色の点に相当する(こう考えてもかなり高いし、こんなごく少数の点に人を戻していったい何をしたいのだろう)。地図を見ればもうほとんどの地域が水色から白なのである。せめて半分の10mSvか四分の一の5mSvに設定すべきではないだろうか。帰還の完了を焦らずに住民安心という福祉政治的にも重要視すべきだと考える。

2017-04-27

福島第一原発4号機、超高濃度放射能拡散

 東京電力は15日、東日本巨大地震被災した福島第一原子力発電所4号機(福島県)の原子炉建屋内にある使用済み核燃料を一時貯蔵するプール付近で、同日午前9時38分頃に火災が発生、同日午前10時22分には毎時400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)の放射線量観測したと発表した。

 同日午前11時過ぎに記者会見した枝野官房長官は「身体に影響を及ぼす可能性があることは間違いない」と述べた。2号機では同日午前6時14分に大きな爆発があり、原子炉格納容器の下部にある圧力抑制室の圧力が低下した。原子炉付近の相次ぐ破損で核燃料が損傷し、大量の放射性物質漏れだした可能性がある。茨城栃木両県や都内などで、ごく微量の放射性物質が検出されている。政府東電は15日、事故対策統合本部を設置。菅首相は同日午前11時に記者会見し、同原発周辺の半径20~30キロメートル圏内住民約13万6000人に対し、屋内退避を求めた。

 東電などによると、原発周辺で同日午前10時22分に、高い放射線観測した。2号機と3号機の間で、毎時30ミリシーベルト(3万マイクロシーベルト)、3号機付近で同400ミリシーベルト(40万マイクロシーベルト)、4号機付近で、同100ミリシーベルト(10万マイクロシーベルト)で、枝野長官は「従来発表してきた『マイクロシーベルト』とは単位が違う。身体に影響を及ぼす可能性のある数値」と話した。

 400ミリシーベルトは、がんになる確率高まる100ミリシーベルトの4倍で、一般人が1年間に浴びていい放射線量日常生活医療目的を除く)の400倍にあたる。

 4号機の火災で、東電福島県と国に通報するとともに、自衛隊米軍に消火活動への協力を要請したが、同日午前11時ごろ自然に鎮火したのが確認された。

 東電によると、地震発生時に、4号機は定期検査運転を停止していたが、使用済み核燃料一時貯蔵プールの冷却水を、循環させる電源を失っていた。燃料棒の余熱で、通常40度程度の水温が85度にまで上昇し、水位が低下していた。専門家は、「プールの水位低下でむき出しになった燃料の被覆管と蒸気が反応し、水素が発生して、爆発火災に至った」(京都大原子炉実験所の今中哲二助教)と分析する。

 プールの中には、使用済み燃料棒783体が保管されていた。4号~6号機は定期検査中だったが、4号機の冷却機能が失われていた。使用済み核燃料は1~3号機にも約300~500体保管されている。

 同原発の南約100キロメートルにある茨城県東海村東京大学研究施設敷地内では午前7時45分頃、原子力災害対策特別措置法基準値に定められた毎時5マイクロシーベルトを超える放射線量観測した。

 東電によると、2号機で破損した圧力抑制室は、格納容器内の蒸気圧が高まった場合に、圧力を逃がして下げる機能を持つ。爆発によって、3気圧から1気圧に低下した。

 2号機の原子炉内は14日に著しい水位変動を繰り返して、燃料棒が2度にわたって完全に露出しており、一時的に空だき状態になっていたとみられる。

 原子炉の水位は改善傾向にあるが、燃料棒は午前6時30分現在、2・7メートル露出した状態になっている。格納容器本体圧力は7・3気圧で変化していない。

 圧力抑制室は放射性物質の混じった蒸気と水が入っており、原子炉建屋上部に生じたすき間から放射能を帯びた蒸気が流れ出た懸念がある。

 爆発直後には、同原発敷地周辺の放射線量が毎時969・5マイクロシーベルトを記録したため、原子炉への注水作業関係のない作業員らを退避させた。

 同原発の正門前では同日午前10時15分、一般人が1年間に浴びてもいい放射線量の8倍を超える毎時8837マイクロシーベルト観測した。

 計6基の原子炉がある同原発地震後、運転中の3基が自動停止し、1号機と3号機は水素爆発を起こして原子炉建屋が破損。1~3号機では原子炉内の核燃料棒露出した。

2011年3月15日13時50分 読売新聞

http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/102.html

2016-04-18

原発アンチパターン

悪い予想は、公言すると起こらない気がするので、厄払いも兼ねて書いてみる。

活断層直撃パターン

未知の活断層が近くにあり、運悪く直撃されて冷却系など致命的な部分が壊れて死ぬ

ここで女川原発を持ち出すのは、プレート型地震直下型地震地震動の差を知らないニワカ。

比較するなら、新潟県中越沖地震

なお、原子炉は死守したものの、お粗末な対応新潟県知事激怒。長期の稼働停止になった模様。

大規模地滑り沈没パターン

原発敷地地滑りが起き、重要設備が損傷または水没して死ぬ

基本的に(杭打ち偽装でなければ)原子炉建屋は地下の岩盤に杭を打ってあるので安定している。

しかし、表土が地滑りを起こし海に落ち込んだ時に付属施設などが耐えられるか不明

地滑り複合パターン

地滑りなどが多発して外部電源が2系統とも死ぬ

陸路地震で寸断され、運悪く台風空路海路も死んで時間切れ。

マーフィー神が猛威を振るう。

超お粗末パターン

すでにこれまでの地震制御棒が壊れて動かず止められなくて死ぬ

今すぐ止める必要はない(キリッ

これで枕を高くして寝れる。

 
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