はてなキーワード: マンセーとは
【元請SI】
(04)ユーザー企業の業務やシステムについて深く知る事ができる(まぁ人によるが)
(07)確かに人や部署によってかなり違うのは本当
(08)大規模PJだとPM/PLじゃなくても巨大な範囲を担当するからプログラミングは確かにできない
(09)全体を見通す事が求められる
(10)システムの全体像を考えて決める立場になれる(アーキテクト的な)
(12)データベース設計(特に概念モデル/論理モデル)を主導する立場になれる
(13)上でも言っているが、かなりできるベテランも居れば何もできない若手も居る
(14)末端のプログラマーとは確かに対極に位置する…事が多い
(17)多重請負構造の中身を知らずに生きていける(人によるが)
(01)酷く言われているSIの特徴が色濃く出る
(02)自分の会社では仕事ができない(たいていは元請SIが用意するPJ室に出勤、または派遣/委任で元請の職場に行く)
(05)PM/PLという肩書きは実態とは異なり単なるベテランSEとしての仕事になる(真の意味でのPJコントロールは元請しかできない)
(08)顧客システムにべったりの業務エンジニアになるか、技術を活かしてPJを巡るか、何もできない人になるか
(10)大規模PJだとその一部分しか担務しないので全体像は掴めないまま
(12)PM/PLは下手をすると何もしない(元請レビューにはついていくが)
(13)人集めと管理が主な仕事であり、多重請負構造の中心的な役割を担っている
(01)自分の会社では仕事ができない(たいていは元請SIが用意するPJ室に出勤、または派遣/委任で元請の職場に行く)
(02)人材育成支援が無い(下手すると経歴を偽造される)
(03)自分の会社の名前はまず名乗れない(上位のSI企業の名前を名乗らされる)
(04)ユーザー企業や運用などの人たちと接することは、まず無い
(05)上流工程に参画する機会が圧倒的に少ない
(07)プログラミングはたいてい中小ITがやる事になる(スキルが高いと認められれば技術を武器にPJを渡り歩く)
(08)ベテランになってもSIの若手『現場監督』の指示で動かざるを得ない(そしてたいてい『現場監督』は何もできない)
(09)顧客システムにべったりの業務エンジニアになるか、技術を活かしてPJを巡るか、辞めていくか…
(10)どのPJであってもシステムの全体像はまず掴めないし掴もうとも思わない
(11)最も人手が増えるプログラミング工程などの実装工程のみを担務し、現場を転々とする場合も多い
(12)様々な現場で仕事ができるので、(下流工程の)スキルがつきやすい傾向があるが、個人差が激し過ぎる
(15)情報サービス産業の中で最も人口が多い(ある意味、主役である)
(16)本当の会社名を名乗れない(二度言う)
順不同。思い付くまま。
中小ITから上流工程を専門とするコンサルタントなどに転職できる人は本当にごく僅か。
元増田の記事消えてしまったが、結局あれはそういう出来なのか。
pixivで元となる二次創作の序文だけ読めるので、それは読んだんだが文章を読ませる力はあるように思えたし、グロテスクな描写がある割に読みやすくも感じた。
元ネタの小説のオマージュ、借用のおかげの部分もあるのかもしれないが。
一方で、その二次創作題材となるアニメとキャラクター自体が矛盾の塊、魅力の無さの権化みたいなキャラクターばかりが出てくるアニメ作品だから、SFと絡めてあの作品の二次創作を行うとしたら、その設定の矛盾点やキャラの魅力のなさへの皮肉と絡めて書くことができたら唸る作品が生まれたかもしれないと思った。
オマージュ、というよりパクリを用いているといえばその二次創作題材となるアニメも盗作問題で炎上した。未だに誰も反省の弁を口にしていない近年でも最悪のシリーズ作品だった。
だからその点も含め、皮肉を込めた作品にできていたら、二次創作の名作になったかもしれない。
まあざっと読んでも、エログロSFをおもしろおかしく混ぜてみても結局は単純にその出来の悪いアニメ作品とキャラクターへの盲目マンセー系百合パロディみたいなノリで終始しそうな気配がぷんぷんしたからどうにかして読んで見たいなんて気は起きなかった。
元がファンアンソロジー本への寄稿小説だからそんなもの載せられるわけがないのだろう。
その序文だけ読んでも察する所はあったが作者のTwitterや読者の感想を眺めてみるとやはりアニメのラブライブの影響を受けての礼賛的なテーマが込められているものなのだろう。だから残念ながら面白そうとは思えない。
それと、それらを見ていたら、やはり「君の名は。」「紫色のクオリア」に似ている的な言及が見られた。
最後にして最初のアイドル読了。もともとはラブライブの2次創作。紫色のクオリアとかみずは無間とか好きな人には絶対におすすめできるやつだ!— せにょ (@senyoltw) 2016年11月21日
「最後にして最初のアイドル」は「君の名は。」のように時空を超えた恋愛が描かれます。本当です、信じて下さい。この目が嘘を言っているように見えるか?— SF作家・草野原々 (@The_Gen_Gen) 2016年11月22日
『君の名は。』の百合バージョンを求めている方は「最後にして最初のアイドル」を読みましょう!— SF作家・草野原々 (@The_Gen_Gen) 2016年11月22日
自分は「紫色のクオリア」は超絶名作だと思っているが、それを先に知っているだけに「君の名は。」がストーリーや設定的に陳腐に感じられ、かといってもちろん萌えアニメ・キャラアニメ的な軽薄な派手なキャラ付けも弱いし、TSネタも使い古された薄味のものばかり、恋愛的エンタメ性すら弱いため、なかなかにつまらなく感じた。
まあ駄作ではないのだろうが、名作とはどう頑張っても呼べない。欠点が多く長所がそこらへんの深夜アニメと比べても少ないレベルであるが、不快になる作品ではなかったから人の好みや気分によっては良作と呼べるのかもしれない、という程度の感想だ。
ラブライブ!が好きな連中には「君の名は。」も絶賛できる輩が多い印象がある。どちらも辻褄がスカスカで、かといって爆発力的なエンタメ性や萌えなどがあるともいえない。強いて言うとラブライブの場合はライブシーンや楽曲、君の名はの場合は美麗作画で誤魔化しにかかっているがまともに見ていたら満足感に到底結びつかない。変な薬か宗教に浸かるでもしない限りは。
実際自分は君の名は。を見た時に自分はラブライブのことを思い出した。この辻褄の矛盾が気になる構成、辻褄云々を吹っ飛ばしてくれるエンタメ的なシーンを用意できない構成、それで誤魔化した気になってるのかと突っ込みたくなるふざけてキチガイダンスしだしたような寒い演出。そんなことに目をつぶりながら見続けても結局陳腐な話でサービスもなく終わり何もカタルシスが残らない作品。まあ君の名はそこまでは酷くないが、方向性としてはそういう面で似ていたし、あれが世間で人気だという点も含めて、こういうものこそが広くいいものだと思われる認識が広まるのは日本や世界の文化にとって危機的状況だと感じた。
人間の科学技術や知能の発展というのは人間の歴史が続く限りは永遠に続いていくと思われがちだがある時をピークに衰退に転じるという予測もある。手塚治虫の「火の鳥」でもそんな話があったように記憶するが、もしかしたら映像芸術、文化芸術の表現力や認識力において人間は既に衰退に転じてきたのではないか…なんて思えてきている。
恐らく序盤のシーンを超えていくと、上記の作品に似たエッセンスを用いた流れがやってくるのだろう。そうなると二番三番煎じかつ、元ネタがアイドル、しかもあのクソアイドルアニメということで説得力には期待ができない。
結局あの作品の大半を占める百合なら何でも喜ぶタイプのオタク、ラなら何でも喜ぶタイプのオタクが読まないと賛美するという方向に思考が結びつかない、ラブライブの二次創作に相応しい作品なのだろう…。
アイドルになりたい人は「最後にして最初のアイドル」を読みましょう。キラキラできます!— SF作家・草野原々 (@The_Gen_Gen) 2016年11月22日
『最後にして最初のアイドル』読んだ。なかなか感想が難しい。初めはアイドルでSFってどういうこと?って思ったが、今なら分かる、完全にSF小説だった。"アイドル"の概念に迫るアイドル創世記。締め括りも良く、これは周りにお薦めしたいhttps://t.co/3SKBmNU1BK— うきくさ先輩 (@Sphingobiumm) 2016年11月22日
アイドルになれるとかアイドルの概念がどうとか言っているが…三次元アイドルとは違って、理想を実現させられるはずの二次元アイドルという概念を三次元的現実やその事情と絡め貶めた設定を用いた、アンチ二次元アイドルの権化であるラブライブ!、そしてアンチ二次元アイドルの権化であるアニメ版矢澤にこが元ネタになっている点で作者や読者のアイドルという概念の捉え方や理想(のアイドル)の捉え方にも期待が出来ないどころか絶望的な不安しか感じられない。
百合は素晴らしいということを否定はしないが、結局のところ百合マンセーラブライブマンセーナントカSFマンセーを行う道具として片手間で作られたラブライブらしくラブライバーらしい小説が元なんだろうなあ…と想像を働かせてしまうのだった。
これに限らず、なんかの受賞作品といってもその賞自体の価値、審査自体の価値が危ういなんてのは珍しい話でない。
必ずまともな審査員しかいないコンテストなんて殆どどこにもない。ノーベル賞やアカデミー賞ですら賛否両論は珍しくない。
だからまともじゃなくていいなんてことではないが、どうしようもない人がどうしようもない作品を作っても何かが間違うと高く評価されるなんてこともあるかもしれないのだ。
今はピコ太郎の「PPAP」が流行している。しょうもないとまでは言わないが、素晴らしい含蓄がある歌詞と画期的で流麗な音楽に感動した…なんて到底言えないものだ。
しかし、どんな歌詞を込めてどんな演奏力ある楽器隊や歌唱力あるボーカルを擁して作られた他の殆どの日本の音楽よりも今は世界的に流行し評価されてしまっているのが現状だ。
だから、その最後で最初のなんとかみたいな駄作小説が賞をとれてしまうこと、ラブライブとかいう駄作アニメが売れたり賞をとれてしまうことなども含め、そういうのを見てると、ワンチャンどころでないチャンスが実は世の中誰の目の前にも転がってるのではないかと思う。
テンション上がっちゃった人達が発生してたので、わざわざ予告見に行っちゃった。
https://www.youtube.com/watch?v=kczb7IJJg0g
こんな見栄えがしない映画、君の名は。と同列に宣伝出来る訳ないだろw
【偏向報道】高評価のアニメ映画『この世界の片隅に』がマスコミからの圧力工作で潰される
http://togetter.com/li/1041183
この映画な、予告編だけで見る気が失せるんだわ。こんな暗い映画見たくない。
昭和の戦争は悲惨でした、昭和の人は人情深くて偉かったです、昔を思い出してまっとうに生きましょうってか?
説教臭すぎてヘドが出る。ジジババの自己正当化は聞き飽きたんだよ。
戦争の話が聞きたければ中東やアフリカの人呼んで、現代のリアルな話聞けばいいだろ。
もう二度と再現されない、過去の総力戦を振り返って、一般人にどんな良い事が有るんだ?
くっさい自己満足とジジババに媚びて金もらう能無しが作った映画なんて見たくない。
ジジババが昔を懐かしんで見るのを止めはしないが、宣伝する価値が無いと感じたから宣伝されないんだよ。
そのくらいわかれよ。
君の名は。の予告PVも貼っとくから、ちっとは見比べてから言えや。
https://www.youtube.com/watch?v=k4xGqY5IDBE
追記
何かブコメで原作ファンと思われる人たちがテンション上がっちゃってるけど。
まずさ、予告編だけで判断するな本編見てから言えって人、本当のバカなの?
ナメクジ並の脳みそなのはお前だよ?予告編って何の為に有るのか考えろよ。
本編を見たくなるように作るのが予告編なの。その程度もわからないって頭沸いてるの?
そしてあの予告編は三丁目の夕日感アリアリだろ。「そういう層」を取り込もうとしているスケベ心すら感じられるわ。
特定の層にウケるかもしれない事は否定しないが、興行成績では君の名は。は当然の事、聲の形すら抜けないよ。
映画館であの予告流れるの見て、誰が見に行きたいと思うよ?少なくとも僕は説教臭いから見る気ゼロになるわ。
ちなみにこうの史代は夕凪の街を途中まで読んで投げた。劣化サザエさんみたいな作風が合わない。
少なくとも、この作品が一般ウケしない事はメディアの人には明らかで、だからこそ宣伝されないのだろうと腑に落ちる予告編だったよ。
特定の限られたサークル内で楽しむのは勝手だけど、陰謀論とかやめてくれませんかね。
原作ファンもエンターテイメント性の低さは自覚している様子で何よりです。
この映画が宣伝されない理由は、予告編のつまらなさと、内容の古臭さや説教臭さ、そして一般ウケ皆無な内容によるものです。
興行収入的には失敗に終わるでしょうから、マスコミの皆さんは無視した訳ですよ。
追記の追記
そもそもこのエントリーも、僕の個人的な意見ですから、僕の勝手であるのと同じようにね。
陰謀論を述べる人達が居て、そこまでのものなのか?と疑問に思ったのがはじまり。
その後予告編を見て、昭和をテーマにした古臭い映画だと感じた事をそのまま書きました。
「この作品は面白い、批判する者はクソ雑魚ナメクジだ、マスコミは宣伝するべきだ」というようなファンがついている作品だとわかって有用でした。
メジャー作品ならともかく、ドマイナー作品でこの調子では、内容も推して知るべしでしょう。
個人的に楽しむのは勝手だし、クラウドファンディングでお金集めて作るのも勝手だし、僕のエントリーに文句言うのも勝手ですけど
マスコミに宣伝するべきまで言っちゃうのはイッちゃってる感アリアリですよ。
熱心なファンの方々は、ブコメでも少しいらっしゃる大人の対応を学んだ方が良いんじゃないですかね?
原作好きだし、作者のファンだし、この映画も応援してるけど、エンターテイメント性が『君の名は。』と比べて低いことは認める。ただ説教臭さはないし、昭和賛美でもないし、トラウマ系でもないので安心してほしい。
もしもこのブコメみたいな意見が大半なら、僕は見に行ったと思うんですよね。
人ってそういうものでしょ。
11/15追記
何か別の増田のブコメで言及されてたけど、あれは僕じゃないです。
マーケティング予算が尽きて、匿名の釣り記事に頼るようになっちゃったのでしょうか?
予想通り初登場低位置スタートでこのまま消えていきそうですね。
iTunesの配信も2500円とかアホな価格つけてるの、本当にマーケティング担当が居ないのだなと思います。
あまりに初動が悪いので、回収を焦った誰かが居るのでしょうね。
上映中に配信するくらいなら、ガンダムUC方式で劇場でもDVDやBlu-ray売ればいいのですよ。まぁそんな予算無いでしょうけど。
極狭いマニアの間で、せいぜい盛り上がって下さい。
年明けには誰も話題にすらしなくなっている事でしょう。
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20161020/1476918294
NYに住んでる者だが、日本で話題だったので先週末日曜日にタイムズスクエアのAMCで観てきた。
別に会場は終始いたってずっと静かだった。ゴジラが下に火を吐いたシーンは迫力があったが、それ以外はだれも興奮していなかった。アメリカ人は普通ちょっとでもアガるシーンがあればオーディエンスがすぐに反応する。手を叩いたり、大笑いしたり、Hooo!と叫んだり。特に公開初週の週末ではなおさらだ。それがほとんどなかった。最後申し訳程度に拍手がパチパチあったくらいだ。
後ろに座っていたアメリカ人二人組は明らかに終始失笑していたし、トイレに立った際に出会ったアメリカ人は「ゴジラ(第一形態)がなんだかweirdだね」くらいの感想だった。子供は「ママ、ゴジラが全然出てこなかったね」と言っていた。
個人的な感想としては「よくこんな3流の映画で日本全体盛り上がれるな」ということだった。まあ日本にしてはマシな作品を作ったということなんだろうが、それでもあの盛り上がり、持ち上げは異常だ。
まず演技が下手すぎる。最初のだらだら続いた閣僚内の会議のシーンは学芸会かと思った。あの防衛大臣みたいな女性の間抜けなしゃべり方や、菅直人チックな首相役のおっさんの過剰な決断力のなさの演出、こういうキャラがいた方が面白いんだろと言わんばかりの半沢直樹に出てたへこへこするおじさんのキャラ作り。ギャグ映画としてみていいのかシリアスな展開を表現したいのかさっぱりわからなかった。アニメキャラにしゃべらせらば違和感はないのだろうが、「そんなこと普通言わねーだろ」というセリフと大げさな演技オンパレードで、小難しい単語を連呼すれば緊迫感がでると思っている演出と相まって、チープさがすごかった。なんか映画観た後で批評を調べたらあのあたりの前半の会議のシーンを「リアリティのあるポリティカルサスペンス」などと形容しているようだが、失笑ものだ。。24やHouse of Cardsの政府内のやりとりなどと比べて欲しい。
そもそも、「国にとって重大事が起きた時の政治の決定力のなさ」を描きたいのかもしれないが、そんなの東日本大震災の時に見たばかりなのでなんの新しいメッセージもないし、見ていてちっとも面白くない。あれだけ前半時間を使って視聴者にストレスをためさせたくせに、全然それを映画後半のシナリオで解決させていない。閣僚たちが死ぬシーンももっとちゃんと描くべきだし、いっそ国会を木っ端微塵にすべきだった。主人公の矢口の立ち位置も中途半端で、これまでの決断力のない日本の政治システムを変えていく毅然とした態度があったかというとそうでもない。むしろ、矢口チームがギリギリまで粘ったが結局国連に核爆弾を落とされてしまった、東京は再び焼け野原になった、これを機に本当に日本は変わらなければいけない、という展開の方が、中途半端にゴジラを停止させてしまうよりメッセージ性が際立って良かっただろう。
あとCGがひどかった。第一形態のゴジラは敵の雑魚キャラかと思ったし、笑えた。街が壊されていくシーンのCGも、ボートとかCG感丸出しでチープさがすごかった。予算がないのだろうが、それならもっと夜のシーンを増やすとか、工夫できる余地があったはずだ。最終形態になって夜に大暴れするシーンは格好良かったから、もっとああいうシーンを増やすべきだった。血液凝固剤を使ってゴジラを止めるシーンでは、絶対にゴジラがまた振り切って動き出すと思ったが、なぜか米軍ミサイルなんかよりよっぽど威力のないであろう電車爆弾で都合よく倒れ、倒れたところに都合よく潰されず待ち構えていたポンプ車で放水開始し、それを都合よく口を開けたゴジラが都合よくチューチュー吸い続けて、結果止まってしまった。劇場全体が「えっ止まっちゃったよ」感でいっぱいだった。
あとなにより全体的なプロットの未完成感がすごかった。例えば今年DisneyのZootopiaを見たが、最初から最後までの1シーンも無駄がない。最初に出てきたなんでもないシーンも、実は伏線で、映画の最後の方にきちんと回収され、いささか伝統工芸品かのような緻密な構成美を感じさせてくれる。対してシン・ゴジラは、「今のやり取り必要あった?」と思う部分だらけだ。教授の調査を記者みたいな人に依頼するシーンとか、必要か?そもそも教授の動機や背景など最後までよくわからずじまいだし、石原さとみ役の人物の背景の説明が弱いから感情移入できず、最初から最後まで終始全ての言動が突飛で違和感しかなかった。
本当に群体化・有翼化が危険視されるなら真っ先に考案されるのは誘導兵器と空爆を繰り返すことだろ。
航空機が迎撃されても無人機を最初に迎撃させて加熱させれば被害は抑えられる。
核を使ったらどうやっても核汚染が引き起こされるし何より歴史に汚点が付く。
どれだけ巨大な災害が現れたとしても国に対して核使用をあんな簡単にスイスイ決まる方が考えられない。
どんな指揮官でもというかリアルな指揮官であればあるほど通常兵器での攻撃で済ませるための作戦を必至に立案する。
そもそもゴジラに関して言えば日本しか被害にあってない状況で核使用が国連で通るのがまずフィクションなんだが。
通常兵器で効果が見込めたらあとは物量作戦というのはリアルであるならばどんな状況においても基本的な戦術・戦略。
それを刺激したら群体化・有翼化の可能性あるって言うが休眠中がまさにその群体化・有翼化進化のための準備期間だったらどうするんだよって話。
作中で一度ゴジラは体長をサイズアップするためと冷却機能向上のために海中で数日間帰っていった。
つまりゴジラが進化が早いと言っても大規模な進化をするにはそれだけの時間を有するということ。
尻尾に人間の体が出てきたのも休眠中群体化の準備をしていた可能性が大きい。
冷却のためだけなら致命傷を与えかねない外敵のいる地上で休眠状態に入る必要は全くない。
また海中に変えればいいだけだから。
以上のように例え群体化・有翼化したとしても取るべき戦術は物量作戦での熱暴走って変わらんのよね。
ゴジラ自体がそれに対しての答えを用意できなかったから群体化に切り替えようとしたんだろうけど
まさにそのための準備期間が休眠中だったわけ。
休眠してる間に新たな進化準備をしていた、という推察を一度大きな進化して帰ってきたゴジラという前例があるのに
誰も話の都合で推察しなかったのが子供だまし。
物量作戦を否定してヤシオリに話を持って行かせたいだけのこじつけでしかない。
じゃないと話つまらないもんな。日本主導じゃなくなるからニホンVSゴジラじゃなくなるし。
何度もいうけど進化の危険があるなら進化するためだけの時間をゴジラに与える方が愚策だし
その対処に日本しかまだ被害にあってないのにいきなり色々ぶっとばして核使用はご都合すぎる。
休眠に入ったから調査云々も、アメリカの空爆機が迎撃されてそのまま何も米軍が手を出さないのもフィクション。
攻撃中に攻撃対象の動きが止まったら普通作戦中なら総攻撃する。
元々空爆によって東京に被害出ることは織り込み済みだから止める意味もない。
レーザー撃ったからびっくりしてやめた、とか子供だまし、本当に子ども感覚。
角度変えて作戦続行する。
というオリジナリティの欠片もないことを書き込むギャグかなんかなんだろうか。
以下、そう思った点箇条書き。
・大の大人が会議中に巨大生物である発言と散々否定してたやつが映像だけでアッサリ受け入れるところ。
・総理が流されてるように見えて決断が早すぎる、まるで保身を考えてないフィクション政治家。
・第1形態のときからずっとそうだが、ゴジラの動きにスケール感がない、ちゃかちゃか玩具を動かしてるかのような挙動。これに巨大な印象を受けるのはこども。
・自衛隊を動かすための憲法、法律の足かせによるジレンマをどう解消するのかワクワクしてたら「超法規的措置」の一言。は?しばらく固まる(増ラ冷却成功!)。
・第1形態から冷却のため逃げるゴジラに海上から攻撃しなかったこと。避難が完了していない地帯を途中で通ったとしても海上で攻撃可能なタイミングはあったがお話の都合上逃げる道中はカット。
・古代生物が放射能を食って進化だの科学者が予見していた、とかこの辺りがノルマのためのパートでまるでワクワクしない。説明してるだけ。謎とか無い、折り紙?あ、そうくらいの興味。対策室の活躍も各方面が協力してくれました、だけ。各所に頭下げまくり作戦。機知も無い。あったか折り紙w
・海中に離脱していったゴジラが再び戻ってくることに対して海上で足止めする作戦が何もなかったこと。陸地での戦闘は被害が出るのは確実なので早期発見と海上での迎撃が作戦されないのはおかしい。
・第4形態を見て同種のゴジラだと即決。これにはゴジラ博士もびっくり。
・あんだけの熱量を長く地面に吐いて地盤沈下も起きない。表面だけを焼くステーキの鉄人。
・背びれビームがカッコいいというがちゃちなだけだった。そもそも背びれで打てるんなら口から撃つ意味ないし全身とさかでいいだろ、排熱はケツ穴からしろ。どんな判断だよ→究極の進化。尻尾からも出してまあ。
・続く
褒めるところ
・無人在来線爆弾は素直に良い。大きなものと大きなものを戦わせるのは男の子の娯楽だ。この点ここはパーフェクト。
・日本マンセーなノリに冷ややかな日本人というナショナリズムに乗り切れない負を背負う当事者視点
http://anond.hatelabo.jp/20160708004344
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」みたいなコミュ障でぼっちのままクラスの問題を影ながら解決して
結構前の投稿だけど知らない間に、予想以上のブコメ・トラバがついていて驚いた。
フィクション全般を否定しているように誤解されたのは俺の書き方が悪かったので反省。
まあどっちかというと、そういう作品をマンセーしてるやつが気持ち悪いってことなんだけど。
さざえさん等と誤解を招かないように、萌え系かつ日常系のアニメって前提で話をすると
気持ち悪いと感じた要因の一つが、視聴者層が異常に現実を恐れていそうで怖いという点。
一部の奴の声が目立つだけかもしれないが、シリアスな展開が出てきただけで過剰に脚本を否定したり、
男キャラの登場や、存在を匂わすセリフを全否定したり、自分の見る幻想が破壊されることを異常に恐れている感じがする。
アイドルやタレントに恋人がいることを嫌がる層も、幻想の破壊を過剰に恐れていて、破壊された時御門違いの怒り方をするという点で似てる。
それこそフィクションや偶像なのだから、都合の良さも悪さもまあフィクションだしな、と受容して楽しむ方法を見つければいいのにと思う。
外国人労働者を入れるしかないとか言ってるけど自国民の労働者すらまともに労基守って労使できてないし、外国人労働者に対してはそれ以上の奴隷扱いをして自国へ逃げ帰らせてしまうようなことしてるし、問題外なんだよなぁ。ましてや自由民主党は人権制限な憲法を草案にしてるわけでしょ?それ鎖国と等しいんじゃない?やりたいことと真逆の事してるよね?外国から誰もこないばかりか自国民も逃げ出していくんじゃないの?憲法を70年前に逆戻りさせたいのかなぁ。
70年間なにも「民主主義」とか「人権」「表現の自由」の本質について学んで、考えを改めてこなかったんだね、この国の政治認識って。ほんま中世ジャップランドだね。
自由民主党は人権を制限したくてたまらないみたいだし、党名から民主の名前は外したほうがいいんじゃないかなぁ。
民主党は自分が誰に支持されていて、何を推していくのか分かってないような不可解な振る舞いしてるし。
問題外だらけだよなぁ。