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はてなキーワード: カーテンとは

2020-01-09

初めて死が身近に思えたのは小学校2、3年生の頃だったと思う。出ていきなさいと親に言われ、どうすればいいのかわからなくなって。今から私は家を出る、外は寒いけれど仕方ない。でもそういう生き方をしていたら私は小さいし一人では生きていけないだろう。だから死ぬしかないんだと、泣きはらした目でぼんやりそう思った

同時に、ああ親は私を必要としていないのかもなと、おこがましく思ったのを覚えている。今考えればもちろんそんな意図で親は出ていけと言ったわけではないとは思う。だが妙に納得したのを覚えている

実際に自殺未遂を図ったのは中学校1年生の時。入学早々、桜を見ていた私を見た同級生たちに「向こうの世界にいる」と言われたことがきっかけだったかどうかはわからないが、気付いたらクラス中で私の存在がなかったことになっていた。話しかけられない、話しかけても無視。単純にそこは私の居場所ではなかった

一方だからと言って自宅が居場所だったかというとそうではない。常に誰もいない部屋。自分のために買い与えられたものほとんどなく、携帯電話パソコンもなく、どこにいても疎外感があった。

ここにいなくてもいいのかもしれない、そう思った私は、部屋のロールカーテンのチェーンで首を吊った。だが、完全に体重をかける前にロールカーテンが壊れることが怖くて自分の足で立ち上がった。だって新築だったのだ。

それから今でも2日に一度くらいの回数で「死にたい」と口にしてしまう。昔少女たちの死にたいは実は消えたいなのだ、具体的な死を指しているわけではないのだという一説を読んだことがあるが、私もおそらくそうだろう。ただ「消える」ということが不可能であることがわかっているから、実現可能そうな死にたいを口に出しているのかもしれない。まあ、死にたくなってもうすぐ20年、まだ死ねていないのだから実現可能性も何もあったこっちゃない

窓のない部屋

 バスが止まると、乗客たちは押し黙ったまま次々と降りて行く。車窓から見える煤けた家々の影に吸い込まれて行く彼らを眺めていると、いつの間にかバスの中には僕と運転手けがとり残されていた。分かるはずもないポルトガル語でなにかを伝えようとする運転手の表情を見て、ようやくここが終点のモシンボアプライアだということに気付いた。

モザンビーク共和国の最北部タンザニアとの国境に最も近い街、モシンボアプライアナンプーからミニバスに揺られること10時間、日も傾き始めた午後4時頃、やっとのことで到着した。

21世紀になった今でもまだ未開の森が残っているというモザンビーク北部。小さな村と村を辛うじて繋ぐ細い道路は言うまでもなく未舗装で、その上を走るトヨタハイエースミニバスは、重ねて言うまでもなくオフロード向きの車ではない。乗車定員をまるで無視したぎゅうぎゅう詰めの車内で、膝の上に拷問器具さながらの重たいバックパックを載せて、しか悪路を走る振動に耐えながらの10時間は、気の遠くなるような長い時間だった。

 あわてて荷物を引っ張って外に出ると、空になったバスはそそくさと何処かへ行ってしまった。降り立った場所バスターミナルなんて大層なものではなく、石造りの家々が建ち並ぶ小さな村の一角にポツンと広がった、ただの砂地の広場だった。広場の端に植えられたヤシの木の陰には何人かの女性や老人が座っていて、サトウキビバリボリ齧りながらこちらをじっと見ている。ああ、ここ数日と同じだ。

 モザンビーク最大の都市首都マプトは、南北に長い国土の一番南の端にある。南アフリカから陸路入国した時、最初に到着した街もマプトだった。首都首都なりに近代的なガラス張りの高層ビルが建っていたりもするのだけど、そこから北へ向かって縦断を始めると、車窓から見える景色がどんどん田舎に、自然に近づいていくのがそれはもう如実に分かる。白人観光客がいるのはせいぜいマプトの次の街のイニャンバネ辺りまで。国土のちょうど真ん中辺りを東西流れるザンベジ川を超えると舗装道路ほとんど無くなる。北部の街キルマーニを超えるともう公共交通機関が当てにならないので、道端にはヒッチハイクの代行をして日銭を稼ぐ子供達が居たりする。モシンボアの手前のペンバ辺りまでは、自分以外の酔狂バックパッカーを見かけることもあった。しかし、ここに来てついに異邦人自分だけになってしまったらしい。

 いわゆる発展途上国場合自分のような旅行者は、バスから降りるなり土産物押し売りホテルタクシー客引きにもみくちゃにされてうんざりするのが常だ。しかアフリカのこんな僻地まで来てしまうと、そもそも旅行者が訪れることなほとんどないはず。外国人慣れしていない土地人達も、突然バスから降りてきた肌の色の違う人間に驚きつつもどう対処したらいいかからないのだろう。一挙手一投足を全方位から遠巻きに観察されているような視線は、動物園パンダにでもなったかのような気分にさせてくれる。

惚けていても始まらない。まずは今晩の宿を確保して、それから英語の分かる人間を探さないと。ここまでの街で集めた情報によれば、モシンボアからは毎朝早くに国境行きのバスが一台出ているらしい。できれば明日の朝そいつに乗り込みたい。ここ数日、ATMもなければクレジットカードも使えないような場所を通ってきたせいで、手持ちの現金はもうほとんど尽きかけていた。今はできるだけ早く駒を進める必要がある。とにかく、話のわかる奴を探して情報を聞き出さないといけない。僕は檻から抜け出すようにしてその広場を後にした。

 重い荷物を背負って村の中へ入って行くと、ここでも同じように奇異の目を向けられる。それでも、こういう時は一度誰かにしかけてしまえば後は簡単だ。それをきっかけに周りで見ていた人たちも次々話に入ってきて、いつの間にか自分の周りは人だかりになっている。その中には英語を喋る奴が大抵一人くらいはいもので、今回もその中の一人、僕と同い年くらいの青年を見つけた。彼が言うには、自分兄貴が毎朝国境行きの車を運転しているとのこと。この村に来る外国人十中八九陸路タンザニアへ向かおうとしている奴だから、客になりそうな外国人がいると聞いてすっ飛んで来たらしい。村の奥、青年の指差す方向には一台のピックアップトラックが止まっていた。手を引かれ、群衆をかき分けながら近づいていくと、荷台に腰掛けた白いタンクトップの男がサトウキビバリボリ齧りながらこちらに視線を投げている。トラックの前まで来ると、男はサトウキビの食べかすを地面に吐き捨て、挨拶もそこそこに言った。

あんた、国境に行くんだろ。300メティカル明日の朝こいつの荷台に載せて連れてってやるよ。早朝三時にここに来な」

 なんとなく予感はしていたが、国境へ行く手段というのはバスや乗り合いタクシーの事ではないらしい。このトラックの荷台に乗って、荷物のついでに運んでもらうということなのだ。トラックの荷台には、明日の同乗者になるのであろうコーラの空き瓶が入ったケースや何が詰まっているのかわからない大きな頭陀袋が山と積まれているだけで、当然ながら座席のようなものは見当たらない。今日の移動もなかなか骨だったが、明日今日に劣らずタフな一日になりそうだ。

 運賃として提示された300メティカル日本円にしておよそ500円少々。交渉が前提になっているようなひどく高い金額でもないし、村を歩いて探し回っても他の交通手段があるとは思えない。500メティカルなら、あと一日くらいこのモシンボアに泊まってゆっくり骨を休める余裕ができる。聞く所によればこの男は毎日国境まで行っているようだし、出発を一日先延ばしにしてもさほど問題にはならないはずだが、でもこの時はそうしなかった。前へ前へと懸命に移動することに、ある種の快感のようなものを覚え始めていたのかも知れない。とにかく僕はこのトラック明日の朝、国境まで行く事に決めたのだ。

 握手を交わすと、男は表情を和らげて言った。

「寝る場所必要だろう。弟に宿まで案内させるから今夜はそこで休め。寝坊しても起こしに行ってやるから安心しろ

 男が目配せをすると青年は頷き、ついて来いと言って歩き始めた。もう一つの懸案だった宿の方も、彼らが世話してくれるらしい。それもそのはず、人や荷物国境まで運ぶ商売をしていれば、僕のような旅行者を載せる機会も幾度と無くあっただろう。そんな旅行者への宿の斡旋も、彼らの商売の一部なのだ

 青年背中を追って歩いていくと、少しずつ村の中心に近づいていくのがわかった。舗装された道幅の広い道路があらわれ、ガソリンスタンドや錆びたコカコーラ看板商店食堂などが民家に混じって見え始める。顔を少し上げると、視界の端にわずかに入るヤシの木や、朽ちて傾いた丸太電信柱の向こうに、どことなく湿った雨期の青空がいっぱいに広がるのが見える。

10分も歩かないうちに、僕らは一つの建物の前で立ち止まった。周りに見える民家や商店より少し大きい、ちょうど郊外コンビニくらいの大きさのその建物は、宿泊施設としてはやや小さく思える。水色のペンキで塗り染められた石の外壁には大きなひびが入り、風雨や土埃に晒されてくすんだ色になっていた。やれやれ想像通りのボロさである

「ここが宿だ。少し汚いけどこの村には宿はここしかない。悪いけど我慢してくれよな」

青年はそれだけ言うと、あっけにとられる僕をその場に置いて来た道を逃げるように帰っていった。僕が宿にいちゃもんをつける前に立ち去りたかったのだろうか。

入り口にかかる簾をくぐり、薄暗い室内にに踏み込む。簾に付いた鈴が音を立てると、奥のカウンターの向こう側から一人の老人がゆらりと立ち上がった。部屋が欲しいんだと大袈裟ジェスチャーを交えながら伝えると、彼は黙ったまま横の壁の一点を指差した。目をやると、石の壁に赤のペンキで直接文字が書かれているのに気付いた。

"Single 1200. Twin 1600."

シングルの部屋が日本円にしておよそ2000円ほど。いままで泊まってきた宿の中では一番高い金額だが、さて、どうするべきか。村にある宿がここだけだと言う青年言葉は、この宿の大きさから考えて恐らく嘘だろう。ここより安いという確証はないが、土地人間が使うゲストハウス位はどこの村にも幾つかあるものだ。しかし、重い荷物を再び背負って表を歩き回るのはやはり億劫だった。壁に書かれた赤いペンキの文字酸化してほとんど茶色くなっていた。いつからこの値段でやっているのかは知らないが、少なくとも僕を金持ち旅行者と見てふっかけているわけではないようだ。値段の交渉は望み薄だが、僕は試しに聞いてみた。

「もう少し安くはならないの?」

老人は困ったような、それでいて僕がそう言い出すのを知っていたかのような苦笑いを浮かべ、少しの間を置いて言った。

「窓のついてない部屋が一つあるが、そこなら600でいいよ」

なんと、意外なほどあっさり宿賃が半値になってしまった。一泊1000円なら上出来じゃないか。窓が無いというのは、まあ多少風通しと明るさに問題があるとは思うがこの際妥協してもいいだろう。どうせ明日は日が登る前にここを発つのから

「部屋を見せてくれる?」

僕が言うと、老人は鍵を引き出しから取り出し、カウンターを出て奥へ伸びる暗い廊下を歩き始めた。僕もその後を追った。

つのドアの前で立ち止まると、老人はドアノブに鍵を突き刺して、ガチャガチャ乱暴に鍵穴をほじくり始めた。なかなか開かないようだ。このボロさでおまけに窓の一つも付いていないときたら、本当に地下牢のような荒んだ部屋なのだろう。そんなことを考えながら、鍵と格闘する老人の背中を眺めていた。しばらくして鍵が開く。額に汗した老人は僕の方を向いて意味深な笑みを浮かべ、ドアを開いて見せた。

開け放たれたドアの前から覗いた部屋は、想像通りとても簡素ものだった。だが、想像していたより酷くもなかった。六畳程度の部屋のど真ん中にはセミダブルくらいの大きなベッドが石の床に直接置かれ、部屋の隅にはちゃちな木製の小さな椅子と机が、客室の体裁を取り繕う申し訳のようにちょこんと置かれている。そして、奥の壁の大きな窓からレースのカーテン越しに差し込む夕陽が、数少ない部屋の調度品と埃っぽい室内を舞う無数の塵を照らしていた。しかしこの部屋、さっきと少し話が違うんじゃないか

「いや…ご主人、僕が見たいのは半額の部屋の方なんだけど」

「ん? この部屋は600メティカルだが」

だって窓が付いてるじゃないか

僕がそう言うと、老人は黙って部屋へ入って行き、カーテンをめくる。そこにはあったのは確かに窓だった。窓だったが…窓にはガラスが入っていなかった。僕は思わず笑ってしまった。窓が付いていないというのがまさかこういう意味だったとは。明るくて風通しの良いこの部屋は、僕が覚悟していた牢獄の様な部屋よりよっぽどマシに見えた。しかし、中と外の境界を作るのが鍵の掛けようのない無い薄いカーテン一枚というのは、やはり安全面に問題ありすぎる。こんな部屋でおちおち寝ていたら命が幾つあっても足りないだろう。強盗マラリア、野犬、その他諸々の野生動物危険は数え出したらキリがない。半笑いでそんな事を考えていると、いつの間にか隣に来ていた老人に小突かれた。

「で、どうするんだ」

「…窓が付いている部屋も見たいな」

「だろうな」

ニヤリと笑みを浮かべた老人は静かに扉を閉めると、一つ隣の部屋の扉を開けて僕に見せてくれた。さっき見たのと一見全く同じ部屋だが、こっちのほうが心なしか手入れがされているように見える。中に入ってカーテンをめくってみると、くすんだガラスがしっかりと嵌めこまれた窓と網戸が見えた。

「1200メティカルだけど、いいよな?」

振り返ると、勝ち誇ったような笑みを浮かべた老人と目が合った。やれやれこちらの完敗である

「…いいよ。この部屋にする」

宿賃を渡し、僕は笑ってそう答えた。老人は僕の肩にポンと手を置いて、隣の部屋のとはまるで違う綺麗に磨かれた鍵を渡してくれた。やっぱり、あの部屋には最初から客を泊めるつもりなんてなかったのだろう。

明日の昼まで停電から電気はつかないよ。ロウソクが引き出しにあるから使うといい」

「一本いくらですか?」

サービスだよ」

僕が皮肉半分に聞いたことを知ってか知らずか、老人はどうだ気前がいいだろうと言わんばかりの誇らしげな笑みを見せ、ドアの外へ消えて行った。やり返してやった気にはまるでならなかった。

靴や荷物についた砂を振り払い、ベッドに寝転んだ。疲れ切った身体を動かす体力はとうに尽きていたが、不思議と気分は高揚していた。蓄積した疲労の中に滲む自虐的とも言える旅の充足感に気付いたのだった。

2020-01-07

anond:20200104002453

母がカーテンにこだわってるなら「カーテンをつけるとどんないいことがあるの?」って聞くかなあ。

1つ答えても「他には?」って聞いて全部言わせて、それが全部叶えば大丈夫?他に気になることない?って聞く。

予算工事期間も気にならないものまで全部聞き出した上で、カーテン以外のほうがよさそうなら「それがクリアできればカーテン以外でもいい?」って聞く。ダメならまだ要件があるはずだからさらに聞き出す。

たとえばだけど「廊下が暖かくなるのはもちろん、わたしピンクかわいい布を廊下にぶらさげたいの〜」って返事がくる可能性もあって、それならカーテン全然ありだと思うんだよね。

anond:20200104002453

絵が想像できなかったけど、きっと片側が窓になってる廊下なのかな。だったら窓に断熱用のプチプチとかウレタンボード貼ろう。カーテンより断然効果あるよ。

2020-01-04

anond:20200104002453

●お母さんはお父さんの体調が心配なんだね。やさしいね。でもお母さん自身も無理して一人で抱え込まないでね。いつでも相談してね。

カーテンはいい案だと思う。最近規格外でも安く作ってくれるようなネットのお店があるから調べてみるよ。予算希望生地規格を教えて。

●でももしかしたら、カーテン予算よりもっと手軽に寒さを解消できる案があるかもしれないねセンサーヒーターとか、ペアガラスとか。カーテンと同じような予算でできるとしたら、そういうのに興味はある?ほら、家造りの技術も昔に比べたら進化しているから、調べる価値はあるかもって思ったんだ。

●いずれにせよ、色々気回りして考えてくれてありがとう。離れて暮らしいるから、そういう悩みに気づけなくてごめんね。気軽に相談してね。他に何か困ってることはない?

なんだろう、今とてもモヤモヤしている

母の、家の廊下寒いからなんとかしたい、けどリフォームまでやる金はない

という話に付き合っていた

寒さ対策としてカーテンを付けるつもりだが、工務店に頼む場合規格外のものは高額になる、職人さんに工事してもらうようなものだとさらに高くなる…という

それを聞いていて自分は、寒さ対策としてカーテン以外の案もあるかもしれない、工務店相談してみては、と伝えた

母はカーテンにこだわり過ぎているように思えたし、餅は餅屋で専門家に聞くともっとうまい案があるかもしれないとの思いからだ

が、それが地雷だった

そんなことをしてみれば家ごと改築の提案になってしまうに決まっている、だいたい予算内に収めると言いながらだいたい足が出るものだ先日もそうだった、そもそもおまえは問題を分かっていない、家が寒いのではなく廊下なのだ父親老いて体も弱り部屋の出入りで大きな温度差になるのは決して良くない、父親が広い座敷に客を通した時に古くてデカイ火力の大きいストーブを使ったせいでフスマも障子も全部ダメしたことがあった、父親も年をとって日々の記憶曖昧で、他にもこんな失敗をして、そのくせ悪態をついて…

エンドレス反論とも愚痴もつかない言葉が続いた

もう私が口を挟む余地はなかったし、口を挟めば余計に母の機嫌を損ねて話も終わらなくなることは目に見えていた

うんうんそうだね分かる、と返せば良いのだなという事は察したが、そんなことをやれる器量は私にはなく、ただ黙って聞いていた

母は私が聞き疲れていることを察したようで、どうしようもないことを私に言い過ぎたね、と謝った

母の、家の廊下寒いという問題は、いろんな問題が絡まって解決が難しい

たまに帰省した私ごときが思いつきで提案するような事は、当事者である母はとっくに試しているし、それでもなお他の問題解決しないのだ

私ごときが偉そうに上から口をきくなどおこがましく、ただただ頷き母の日々の努力肯定し尽力を労い、笑って聞き流せば良かったんだろう…

それで良かったんだろう…

そう思いながらも、モヤモヤする

まず、解決に向かわない話の展開がスッキリしない、気持ち悪い

とはいえこれは普通のことだ、女性特有共感を求める話法なんだろう、気づかなかった私が悪い

そして次に、本当に解決できないのか、というところに自分が納得ができていない

本当に手はないんだろうか?

ああ、自分が金を出すという解決はあるのか

でもきっとそういう話でもないんだろうな

2019-12-27

anond:20191227132336

布団と洗濯物をいれたものの、洗濯物を畳む場所がない。汚すぎる。

LDが未だに片付かない。紙ごみを何キロ縛ったかプリントなどの紙、本の確認の手間がかかりすぎで、新聞チラシ含めても40キロいかないだろう。

一昨年の教材なんて捨ててもいいのかもしれない。でも先一昨年までしか縛れなかった。散らばった残留確定した教材等々また確認しつつ戻し…ていてはごみ出しに行けぬ。夕食も用意せねば。せきがひどくなってきた。医者いかないと。無理だ。そうだ風呂も洗ってない。いや、夕食後でよかろう。だが掃除機をかけねば暖房もつけられぬ。

子供が腹痛で寝たため昼食は飛ばすことになったし寝室のカーテン洗えなかったから少し時間ができたにもかかわらず!!

anond:20191227150413

切断するような出力の場合サングラスもそうだけど、レーザーカーテンや、レーザー管理区域用保護具がある。

AliExpressで筐体なしで切断する機材売ってるけど、自分で囲ったほうがいい。

レーザー用ビューワーカードで主の軸は見えるけど、本番で出力上げるとレンズなどの反射や迷光があるので、基本どこにでも向いてると思ったほうがいい

今日やることやれるといいこと

やること

弁当1 洗濯3(寝室カーテンも) 食事3 風呂掃除 掃除機かけ(LD 廊下 階段 寝室 子供部屋) 子供部屋の散乱物の収束 LDの散乱の収束 

縛って車に入れた紙ごみを回収箱に出しに行く イブマツキヨで買う

今年最後ごみの回収に向け頑張る

   

やれるといいこと 

風は強いが布団干して寝室掃除 

下駄箱の掃除

病院に行く(自分)  

洗濯部屋の不要な服の袋詰め

洗濯部屋の掃除機かけ

まだ弁当洗濯機回し一回だけしか終わっとらん( ;∀;)呼吸が辛…

2019-12-21

精神科閉鎖病棟入院したときの話

うつおかしくなって自殺しようとしたとき

警察保護されて入院することになってしまった。

措置入院っていうやつで、自治体から強制から

医者がいいよって言うまで出してもらえない。

精神病院なので、もちろん閉鎖病棟。鍵がかけられていて、外に出られない。

ぶっちゃけ、悪い意味で、自殺したいという気持ちがなくなった。

まず、ほかの患者がヤバすぎた。

うつの人はほとんどいなかった。8割方統合失調症だった。

認知症か何かで意味のわからないことをブツブツいってるおばさん。

カーテンをめくって何してるか覗いてくるおじさん。

突然怒鳴りつけてくるおばさん。

全身に墨入れたおじいさん。たぶん元893

保護室という外から鍵のかけられた部屋では、「ここからだせー!!」って顔を窓に押し付けて怒鳴ってる奴もいた。

基本的に誰が暴れたりしてようがナースは我関せずで、通報すると「またかよ」って顔をしながら部屋に連れ帰って眠くなる注射を打って寝かしつけるだけ。

みんな、同じ病人同士なんだけど、頭がオカシイ同士だから

しょっちゅう凄まじい大喧嘩かになるし、

排泄がまともにできない人も含まれてるからトイレもすごく汚い。

犯罪歴があったり、大麻覚醒剤経験のある人が居たり、

話してて普段絶対知り合わないような人とLINEの交換をした。(退院後即、全員ブロックした)

たまーにまともな人もいるんだけど、突然なにもないところで大泣きしたり、やっぱり幻聴とかひどいんだろうなと思った。

聞いてる限りだと、家で面倒見きれないような人が長期間押し込められてるって感じだった。

当たり前だけど、措置入院患者医師許可がないと、

部屋に携帯の持ち込み、携帯の充電器の持ち込みなどの許可がおりない。

刃物NGはわかるけど、最初はコップと歯ブラシNGだった。

嘘でもなんでも良いから、元気で病気が治ったふりをして、医師の前では猫をかぶって入院して一週間で携帯を取り戻した。

措置入院の人は、自分意志では退院できないし、病棟から出ることが出来ない。

大体1ヶ月位で措置解除という手続きがあって、

任意入院という自分意志入院している形になり、

自宅外泊や外出をさせてみて、問題を起こさなかったら

退院許可が降りたら退院、という感じ。

どうやってこのやばい空間から抜け出すかだけを考えてたら、あっという間に退院にこぎつけた。

1ヶ月と3週間かな。

相変わらずうつだけど、もう閉鎖病棟には戻りたくない一心で、絶対自殺だけはしないって思ってる。

2019-12-07

anond:20191207005035

ちょっと広い部屋用の普通のLEDライトでいいからこまめにつけて消しな

ちょっとの晴れ間もカーテンあけてつかまえたほうがいい

放射冷却した朝なんかよくはれてる

寒い朝駅前のベンチで寝てる人がいた。

生きてるか心配になって顔を覗き込もうとしたけど、深くフードをかぶってて見えない。

すると横を歩いてるから声をかけられた。

日本一周なんて、あの彼すごいですね!

言われて気付いたら、自転車に被さってる布に日本一周中みたいなこと書いてあった。

ええそうですね、でも寒いから心配ですね、あったかものでも差し入れしたほうがいいですかねえ。

見出す点が違いすぎたかもと不安に駆られると、お互いに愛想笑いを浮かべてる様に感じてしまって、カーテンを閉めるように赤の他人に戻った。

そこのコンビニコーヒーでも買うか。眠ってたようだから迷惑かな。でもな。ペットボトルお茶の方がいいかな。おにぎりも欲しいかな。将来社長になって雇ってくれるかも。でも行動力モンスターだったら少し苦手だな。

逡巡してるうちに結局そこにもカーテンを引いてしまって、コンビニ自分の分だけのお茶を買って、カーテンの音だけが耳に残った。

2019-12-05

猫が信じられない

から猫を飼うのがずっと夢だったから、実家を出て猫と暮らし始めてる今でもまだ家に猫がいる実感がない。

会社から帰るとニャオニャオすり寄って歓迎してくれる。

猫じゃらしくわえて足元にぽとんと落として、早く投げろって感じでニャオーンって鳴いて催促してくる。

朝は一番デレてきて、毎朝目覚ましより先に猫のゴロゴロいう音で目が覚める。たまにカーテン開けて朝日を直撃させてきたりもする。

今日は起きたらゴロゴロと一緒に目の前に猫のぽよんぽよんのお腹があった。つついたらウニウニャ言われた。

本当に猫と暮らしてる今が信じられない

夢みたい

2019-12-04

anond:20191204085141

100均に、「つっぱり棒」と「のれんカーテン)」売ってるよ。

ワンルームの間仕切りカーテンのれん)。100均ゴミ袋をつなげて吊

構想

玄関キッチン→6畳フローリング、みたいなタイプワンルーム賃貸

部屋が玄関につながっているから、冬場はエアコン暖気が逃げてしまい、寒い電気代が高くなる。

はじめAmazonの二千円弱ののれんを買おうと思ったけど、さらに安くできるはずと考えた。

手作りポリ袋のれん

見た目が悪いので、友達を家に呼ぶことがない独身者限定

追記(2019-12-08)

100円ショップ行ってきた。

2枚のアルミシートを、つっかえ棒の端に巻きつける。

それぞれの先端をゼムクリップで仮留めする。

アルミシート下部をはさんだゼムクリップに、さらに「重り」になるようなものを付ける。

1枚のゴミ袋をカッターかハサミで割いて、縦長のシートをつくりだす。

アルミシートの下部(下辺)に、ゴミ袋(縦長シートにしたやつ)をはりつける(アルミシート下部と床との隙間をふさぐため)

メリット

いちおう暖気を遮蔽する効果あり。予算は330円。ぜむクリップごみ袋あわせても500円以内。

デメリット

遮蔽空間あいだを移動するときが面倒くさい。

カーテン(2千円程度)を買って設置したほうが、移動がラク

結論

一時しのぎの対策としては十分使えた。

こちらからは以上です

2019-11-27

anond:20191127190000

乳袋 (ちちぶくろ)とは【ピクシブ百科事典】

乳袋とは、普通の材質の服を着ているはずなのにボディスーツのように布地がおっぱいに貼り着いて谷間や下乳、乳房全体の形が露わになっている様。転じて「まるで服におっぱいの形をした袋がついているようだ」という意味で作られた言葉である

(中略)

どうしてこうなった!?

結論から言ってしまうが、あまり現実的に描いてしまうと見栄えが悪くなるからである

(中略)

特に乳房の下に布は張り付かないため、乳頭部分から真下に布地が下がり、胴回りが膨らんで胴体が太いように錯覚させてしまう。

実際、胸の大きい人は、大き過ぎるが故に着られる服が少ないことが悩みとなっている。

(中略)

袋は失敗や間違いではなく、より不都合なく絵を見せるための技術の一つなのである(中には明らかな服の構造認識不足な絵もあるが)。

一方で不自然描写を好まない人はあえて、より現実的な乳テントや乳カーテン描写することもある。

2019-11-22

anond:20191122013434

2019-11-19

2018年10月日記

気付いたら日記を辞めていた。

辞めてから1年以上経って「そういえば辞めてしまったな」と気付き、ふわと宙に浮かぶ今まで書き上げてきた日記が、途端に愛おしく、このままインターネット上に残りつつ誰にも読まれいであろう我が子たちに対してやるせない気持ちが沸沸と湧き出てきたので、雑にコピーして増田ペーストすることにした。

以下は去年の10月の、辞めてしまった僕の日記です。

キーボードを打ちながら10月もう半分終わったのかと驚く。なにもやらずとも日々はとめどなく続く。大学は3年も後期なので全然忙しくなくてポツンポツンと入っている講義に出席しつつ空き時間は家で寝ていたり何もしなかったりレポートを書いたりしている。今日講義は2限目だけなので目を覚まして時計を見たら間に合っていなかった、休講ですね。そういう日もある。カーテンから見える空が青々としていていいなと思う。空が高いと涼しくて森林浴をしているみたいに身体が換気される感じだ。皮膚も夏用のシューズみたいに通気孔空いてたらもっと涼しいだろうなと思うけど洗うのだるくて不衛生になっちゃいそうか。夏にお世話になった実習先に支払うゴニョの代金を今日払おうと思ったのだけど結局大学行かないから払えないな。本当は月曜が支払期限なのだけどもう水曜だし、悪いことをしてしまったとか思うと体の芯がむず痒くなっていけない。やることねーとか思いつつ結局駅へ向かって大学行きの電車に乗りこむ。帰巣本能休日にやることないか会社行く趣味のない社員みたいだ。途中の駅で降りる。母校の最寄駅なのだけど別にセンチメンたらないし何も感じず適当に歩いた。昼なので飯を探しているのだ。近くに大盛りアッサリ系の中華そば店あったなとか節約しないといけないからチェーンのうどんでいいなとか思いつつ適当に歩いているとまぜそば看板が目に入る。

はい

うまいけど量が少ない。800円とったくせに。

初めて入った店なのだけど入るやいなやちょっとすいませんと狭い店内を一度追い出される。入り口に設置してある食券機が壊れているみたいで店員ガチャガチャやりつつ無理っすねー注文は口頭でと言われ、カウンターの向かいにいる女性に何にしますと問われる。テストに例えると問題用紙が配られないままテストが始まる感じだ、もしくは虚の檻に向かって人参差し出す感じ。なにを、なにが…?ううっと戸惑って、まぜゴニョとかウーとか言ってたら上の麺が来た、いいですね。まぜそば食べたことないのだけどまぜそばなどと銘打っているのだからおそらく混ぜて召し上がるのだろうと丁寧に盛られた具をグチャグチャと掘っては上に掘っては上に混ぜていく。天地返しだこれ。グチャグチャのなにかをズーッとやっているとカウンターの向かい店員同士のささやきというかフフッとかいう笑が聴こえ頭が白くなる。僕たち誇り高きいじめられ経験者は笑い声の対象を常に自分だと捉えてしまバグを搭載しているので不便だ。人生ストーリーに応じてアップデートされないし。結局よく分からなかった麺を平らげてそそくさと退散した。よく分からんうちに丼の麺は無くなり満腹中枢は刺激されたので不本意というかやるせなく、近所のチェーンうどん店に入ろうかと逡巡したのだけどぼくは賢いのでやめた。帰宅するかと駅に向かっている途中で古本屋に吸い込まれたので100円小説コーナーを回りマンガとか本とか買った。

冬が来ると途端にダメになる

春夏秋はすごい元気。毎日笑顔。快食。快便。

でも冬がほんとダメ

休みの日は部屋の電気もつけない、カーテンも開けない、隙間から漏れた光で薄暗い部屋の中、

ベッドから出ずに毛布にくるまってる

何をするわけでもなく、目をつぶっていたり、開けたり、考え事が止まらいから疲れる


これどうしたらいいのかわからない

睡眠薬は手足がしびれるから飲みたくないなあ

2019-11-12

10年前のオタク

乳袋現実的じゃない、女と付き合った事の無い童貞妄想産物キモイ

現実あんな乳の形は出ないし、テント張ったみたいになるのが普通

乳袋奇形趣味で、抜けないしエロくない」

って言って乳袋愛好者と殺し合ってたんだけど、フェミさんが同じ感想を抱いて表現規制を行おうとしたので

オタクたちは乳袋を認めざるを得なくなった模様。最近は減ってきてたし、このままおとなしくしてれば淘汰されたものを……

2010年オタクたちの感想

http://vitaminabcdefg.blog6.fc2.com/blog-entry-764.html

2013年

http://blog.livedoor.jp/houkagoguide/archives/67945694.html

2018年

http://blog.livedoor.jp/a_load/archives/52542142.html

なおどうやっても乳カーテンだとか言われてキモオタまなざしからは逃れられないもようw

結局好き嫌い問題で、モノ化wとか裏付けの無い概念で語られても意味ないんだよなぁ

2019-11-11

anond:20191111220321

家族うつ病と診断されてわかったこ

・よく聞くと状況がおかしい。今までどうしてこの状況を一人で耐えてたのこの人。24時間戦えるつもりでいたの。

・でも本人は全然まだまだ戦えるとおもってる。「ただ体調が悪いのが続くだけ」。あんた一日14時間毎日毎日寝てるじゃん・・。

自分に対してものすごくのぞみが高いし未練がましい。ちょっとした思いつきで急にバイオリンを習い始めたいとか言い出す。起きていられないし外にも出られないのに。

バイオリンに限らず妙なとこで「荷物」を担ぎたがるので、客観的にみてあなた年代の平均の最も優秀な人でもそんなの全部担げないからおろせといって嫌がらせや嫌味じゃないと納得させるのに3年かかった、というか年相応のファッション・化粧グッズとかは逆に出かけやすくさせるために通販したあとモノがよければお小遣い増額制度にした(管理できずせっかくかったものもぐちゃっとおしこんだりなくしたりしやすいのだが部屋の整理を手伝ってシェルパのようにほぼ総ての生活を代行)

ゲームはめちゃくちゃやりたがるけど睡眠剤と相性が悪いのでルーターを落として睡眠剤と精神病薬を監視してのませ、睡眠はとにかくとらせる。これも時間かかった。

・いやがるのを2年かけて説得して朝カーテンを開けることを許可させたらわりと朝起きられる自分をとりもどしてきた。

・前半で動けないせいもあってめちゃデブって後半足腰にいっぱい故障をつくる。足元みてないでふらふらあるくからちょっとした段差で半月板だの足首だの。根本的に数ヶ月かかるんでこまる。

・でもそのほうがなんと世間理解は得やすいのである障害者手帳とか医療証とかドアトゥドア送迎とか車椅子マークとか。あっもう足治っちゃったから送迎できないの、逆に大丈夫かなあ、みたいな。

風呂はい自分ひとりで入れるようになるのだろうか。でもいつかは入るだろう。

コンピューターおばあちゃん

 「すると私は『自分人間だと思い込んでいるコンピュータープログラム』にされてしまったわけかい? 私の同意もなしに?」

 雲ひとつない秋の空。病室の窓は大きく開け放たれ、日射しが真っ白なカーテンと真っ白なシーツを眩いばかりにきらめかせていた。上体を起こしたおばあちゃん皮肉げな笑みはシーツからの照り返しを受けて奇妙に平坦に見える。どこかから風が子供たちの喧噪を運んできて短い沈黙を埋めた。楽しそうな叫び声、ボールを蹴る音。窓は開いているが虫が入ってくる気遣いはない──この世界に虫は存在しないからだ。そして声の主の子供たちも。おばあちゃんと僕と病室だけがこのシミュレーションの全てだった。

 「おばあちゃんプログラムなんかじゃない。ちゃんとした人間だよ。それに同意はあったんだ」

前半は僕の信念、後半は真っ赤な嘘。数十回に及ぶ失敗を経て、僕はこのステップ事実を述べることは得策ではないと学んでいた。

「今はまだ記憶が混乱しているだけだよ。そのうちに思い出せると思う。もちろん自分人間であることも、ね」

 新鮮な死体の脳を輪切りにして採取したデータから人格模倣AIを作り出す技術確立してから5年。既に数万人の死者がAIとしてこの世に舞い戻って社会活動(そして経済活動)を再開していたが、未解決問題が一つあった。AI自分自身を人間だと疑いなく認識できなければ──要するに自分は元の自己連続した存在だと心の底から信じることができなければ、そのAIはやがて必ず壊れるのだ。しかもこの自壊は伝染する。2年前の《大災害》は当時活動していた世界中のAIの半数を発狂機能停止に追い込み、ついでにほぼ同数の生きている人間までをも死に追いやった。そのため現在では、目覚めたAIは「自分人間である確信している」と客観的保証されない限り、隔離されたネットワークから外に出て行くことは許されなくなっている。病院医療ミスで亡くなったおばあちゃんを現世に連れ戻すために(したがってこの高額な費用病院持ちだ)、この病室での対話と説得は、法的にも倫理的にも現実的にも決して欠かすことのできないプロセスだった。

 「お前の言いたいことは分かったよ。でもね、結局のところ今の私はただのプログラムデータなんだろう? コピーも削除も編集もできるただのデータなんだろう? そんなもの人間であるけがあるものかね」

「おばあちゃんが動いている基盤はとても厳重に保護されていて、コピーや削除はできないんだよ。暗号化されているから僕らは読むことも編集することもできない」

「まるで本質的じゃないね。じゃあ私を私たらしめているものは何かね? 私の魂のありか、この私が私であって他の何かではないこと──そして他の誰かが私にはなり得ないことはいったい何が保証するんだい?」

「512ビットハッシュ値……かなあ」

 これは失言だった。おばあちゃんは手を叩きながらおかしそうに笑い始めた。その笑い声がヒステリックに加速していく。そのおばあちゃんの頭の上には僕だけに見える不吉な赤黒いバーが浮かんでいる。これはおばあちゃん精神的な安定度を示すもので、緑は正常、赤は不安定。黒になると正気に戻れる見込みはなくなるため、そのおばあちゃんは慈悲深く自動的に終了される。僕はこれまでその光景を53回見てきたが、今日が54回目になった。一瞬のフリーズののち、おばあちゃんきらきらと輝く光の粒になって空中に散逸していくと(本当にくだらない演出だ。僕はいつか機会があったらこ演出を決めた奴を殺してやろうと決意していた)、僕は口汚く自分を罵りながらHMDを顔から乱暴にむしり取ってシャツの袖で汗と涙を拭った。おばあちゃんが目覚めた直後のスナップショットからこのセッションをもう一度やり直す時間はまだあったが、僕には休息が必要だった。

 僕はおばあちゃんを愛しているし、また家族と一緒に笑い合いたいと心から願っている。だからこそ毎日この「復活の間」──自分データに過ぎないと思い込んでいるAI対話を通じて自分人間だと納得してもらうための施設──に通い詰めているのだ。けれども最近は思う。果たして僕はおばあちゃん人間性を本当に尊重しているのだろうか、それとも玩具のように蹂躙しているのだろうか?

2019-10-30

安全にハ〇撮りプレイを楽しむ方法について伝授する

突然ですが、みなさん最近ハ〇撮りしてますか?

ある事件を境に「リベンジポルノ」なんていう言葉が生まれて多数の人に認知されてしまったせいで「ハ〇撮りができなくなった!しずらくなった!」という方は男女問わず非常に多いでしょう。

今回は、その方々向けに安全にハ〇撮りプレイを楽しむために気をつけた方が良い事をここに書きます

ちなみに、書いてる私はハ〇撮りプレイ大好きで撮るだけじゃなく撮られる方も好きです。

1.個人情報絶対流出させない

今までリベンジポルノとして認知されてきた画像動画ほとんどは個人情報割れしまっています

「この画像に映っている女性は〇〇県〇〇市の○○高校にいる女子高生だ!○○株式会社に勤めているOLだ!」って感じに。

リベンジポルノというのは撮られた側に被害があった場合のみリベンジポルノとして成立するので、撮られた側が被害認知し法的措置を取るまでのプロセスの中に「流出動画像と個人情報が完全に結び付いている」という状態必要になります

では、流出動画像と個人情報が結び付いていない場合はどうなのかというと、まず個人特定はほぼ不可能です。

仮に撮られた本人であったとしても似たような顔の人間は必ず居ますし、現在日本人だけでなくチャイニーズ系・台湾系・東南系のアジア人動画像も多数流出しています

その中から個人情報無しで個人特定するというのは無理です。

藁山の中から針を探すようなものですね。

ちなみに、リベンジポルノにあたるかあたらないかの境目は現在ハッキリしてません。

例えば、あなたあなたの友人がプールや海で水着姿で一緒に写真を撮ったとしましょう。

その画像インスタグラム等であなたの友人が勝手アップロードした場合、この行為流出に該当します。

しかし、映っている本人が「勝手に晒された!リベンジポルノだ!」と認知し訴えない限りはリベンジポルノとして成立しないようです。

なので、仮に流出危険性がある・間違えて流出してしまったという場合でも、撮られた本人が認知できないという状態であればリベンジポルノは成立しません。

撮る側・撮られる側はどちらも個人情報絶対ネット流出させないようにしてください。

自分本名出身大学や勤めている会社などの経歴はもちろんのこと、自分の顔が映っている写真アイコンに使うことは絶対にやめてください。

その情報ネットに落ちているだけで猿でも一瞬で特定することができます

2.顔の一部分を隠す

隠したらダメ目的がない限り、撮られる側は顔の一部分を必ず隠すようにしてください。

一部分が隠れるだけで特定することは非常に難しくなります

正直、薄い中途半端モザイクよりもアイマスクマスクを装着する方が効果的です。

相手が喜ぶなら撮らせてあげたいけどリベンジポルノ流出怖い・・・」という献身的な方は、アイマスクマスクを付けてはダメか聞いてみてください。

もしOKなら付けて撮影すれば大丈夫です。

万が一あなたが映っている動画像が流出することがあっても特定されることはほぼ無くなります

3.動画画像共有サイト使用しない

流出を避けたいのであれば、共有サイトは使わないほうが良いです。

特にパスワードを設定することが可能動画像を保存することができるクラウドアプリケーションも非常に危険です。(写〇袋、動画〇ンテナなど)

別のデバイス動画像を保存したい場合は、USBメモリ使用ネット介さず移すかケーブル等を用いてインポートしましょう。

居ないと思いますが、もし故意流出させたい場合は共有サイトゴリゴリ使ってください。

びっくりするほど簡単流出します。

4.リベンジポルノ動機を持たせない

1人で使用する・プレイとして楽しむ以外に、撮る側の目的の一つとして「相手の弱みを握りたい」というものがあります

相手に優位に立たれたくないという思いから、相手を揺さぶるための武器として撮影するというパターンですね。

リベンジポルノ動機に最も一番近いのが、この「相手の弱みを握りたい」という目的です。

そもそもリベンジポルノという行為相手社会的にKILLすることが可能ですが、その分だけ自分人生社会的に終わる危険性が非常に高いです。

リベンジポルノという行為はいわば諸刃の剣なのです。

リベンジポルノをすれば自分も終わる、でもそれでもいいか相手復讐したい」という強い動機がなければリベンジポルノをしようとは思いません。

なので、相手にその復讐心、動機を持たせないことが必要になります

動機を持たせないために、相手に酷い事をしない・言わない・相手を傷つけるような行為をしないでください。

相手と別れる際はなるべく円満に別れてください。

思春期の子供ならまだしもいい歳した大人ですら、交際相手と別れる時にライン等を即ブロックし連絡手段を断ったり、相手の話を一切聞かず自分意見のみを押し通して無理やり相手関係を切ろうとする方がいますが、そのような方が一番リベンジポルノ被害を受けやすいです。

リベンジポルノ動機根底にあるのは復讐心ですから、その復讐心を助長するような行為絶対にしてはいけません。

相手円満関係を築くことができれば、基本的動機は生まれないです。(場合によっては、別れた時に相手の事を配慮して撮影者が撮影した動画像を全て削除するケースもある)

万が一相手を傷つけたいという思いが出来たとして、その動機自分人生が終わることを天秤にかけた時、おそらくほとんどの人が自分人生を取るでしょう。

撮られた側は「自分人生を終わらせてまで相手社会的に抹〇したい」というラインを超えさせないことが非常に大切です。

そのラインさえ越えなければほぼ全てのリベンジポルノは防ぐことができます

あと流出に関する危険性ですが、流出に関しては上記ですでに防ぎ方を書いているので上記を徹底してもらえればおそらく流出危険性に関してもクリアできると思います

流出後の特定危険性も上記を徹底していればクリアできるでしょう。


最後

上記を徹底して守れば、ほとんどのリベンジポルノ流出は防ぐことが可能です。

イレギュラーが発生しない限り、基本的には安全にハ〇撮りを楽しむことができます

ハ〇撮りをしたい・ハ〇撮りをさせてもいいかからない・ハ〇撮りをさせたくないけど仕方なくさせたという人は参考にしてください。

リベンジポルノ・ハ〇撮り・流出と聞くと、性行為のものだと限定的に捉えて全て悪だと考えてしまう人が非常に多いですが、その考えは間違っており非常に危ないです。

上記でも触れていますが、ツイッターインスタグラムフェイスブック等のSNSを見れば、

下着姿・水着姿の男女が映っている画像動画がたくさん投稿されていたり、

名前を使って仕事活動をしているわけでもないのにアカウント名に本名記載し、

グーグル画像検索で調べれば一瞬で特定できてしまうほどハッキリ映った自分の顔をアイコン画像使用されている、

といった状況が確認できます

これらは被害が発生していないだけで、ほぼ全て流出と等しい行為です。

そして、毎日毎日数えきれないほどの動画画像アップロードされインターネット流出しています

リベンジポルノ」じゃないだけで「流出」は今も発生しておりインターネットに触れたことのあるほとんどの方が経験されていることなのです。

そして、「ハ〇撮り」というワードを聞くだけで過剰に反応される方が居られますが、

あなた特定の方と「ハ〇撮り」というプレイをしていなくても、あなたの裸や性行為中の姿が撮られている可能性はありますよ。

まさか自分盗撮・盗聴の被害に遭うはずなんかない!」と考えていないですよね?

もしそう考えている方がいるならその方は非常に危険視野が狭いです。

このご時世、隠しカメラ・盗聴器は安価簡単に入手することができますし、どこに隠しカメラ・盗聴器が潜んでいるかわかりません。

カーテンを開けっぱなしにしていたあなたの部屋、あなたが使った駅の構内・大学会社にあるトイレあなたが日頃通っているジムスーパー銭湯あなた特定相手行為に及んだ部屋・ラブホテルあなた宿泊したビジネスホテルetc...

どこに隠しカメラ・盗聴器があってもおかしくないんですよ。

しかしたらあなたは既に見知らぬ人間にどこかで撮影されており、その動画像はインターネットのどこかでアップロードされているかもしれません。

インターネットちょっと隠れたところで見知らぬ人間同士で売買されているかもしれません。

あなた特定人間と「ハ〇撮り」をしていなくても、見知らぬ人間からどこかで「撮影」されている可能性はあるのです。

「ハメ撮りが嫌だ、流出が怖い」と言い正しい倫理観を持って過剰に反応するのは良いことですが、その可能性があることはしっかり理解しておくべきです。

ではなぜ被害に遭わないのか?被害にあったとしても認知できないのか?ということですが、

個人情報流出・結びつきを未然に防いでいること」と「あなた動画像のみを探している特定人物がいないこと」が被害の発生を防ぎ被害認知を妨げています

極端に言うと、

グーグル検索で「あなた本名 エロ画像 エロ動画」や「あなた本名 ハ〇撮り」等で検索をする人がいないこと、検索してもアップロードされた物が出てこないこと

私たち盗撮・盗聴されていたとしても被害に遭わないようにしてくれているのです。

お金が欲しくて一般男性一般女性AVに出演したとしてもほとんどの方が特定されないのはこれが正常に働いているためでもあります

逆に言えば、「出演者個人情報」が割れており「出演者エッチな姿」が見たくて「出演者のことを詳しく知っている特定人物」が現れた時に、AVに出演した一般男性一般女性特定される危険性に脅かされるということです。

長くなりましたが、以上をもちましてこのダイアリーは終わります

ちなみに、撮られる側の心理としてはハ〇撮りを拒否して自分の気づいていないところで盗撮されるよりかも上記のことを徹底してあえて撮らせてそのブツを自ら管理した方が精神衛生上気持ちが楽です。

あと、撮らせることで自分欲望無理難題相手押し付けることができるというのも大きなアドバンテージです。(むしろそれ無しで撮らせるとかあり得ないし考えられない)

撮らせる側もメリットがないわけではないので、しっかり危ないラインを見極めながら安全プレイを楽しむとよいかと思います

ハ〇撮りも使いようによっては悪いものではないですよ。

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