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はてなキーワード: M2とは

2014-10-23

メールの返信の仕方を教わるM2

CCの使い方を覚えろと言われるM2

あっはい

2014-10-12

初めて同人誌をつくる

今度、思い立って、生まれて初めてコピー誌を2冊つくってイベントに出るので

まとめてみます

サイズ/数量/仕様

  • A4を中綴じしてA5の冊子仕様
  • 表紙は別紙
  • 2冊、10~15部ずつ刷る

原稿

このへん↓の漫画や文書などで、最終原稿PDFで表紙1ファイル原稿1ファイルの計2ファイル

http://anond.hatelabo.jp/20120807043616

(表紙、目次は、Inkskapeでさくっと作成

(1冊めの表紙アイディア出しは苦労しました。

 Googleで「同人 おしゃれ 表紙」など画像検索しましたが参考になるものなく断念、

 次は本の雑誌装丁特集の回など参考にしようとしつつ、

 最後最後は別のところに着地しました。

 2冊目の表紙は(時間もなく)10分くらいで作成。でもこっちの方が好きです。

 両方とも、フリー素材などは使いませんでしたが、フリーフォント(商用可)は使わせていただきました。フォント大事ですね))

 

PDF編集はこのフリーツール機能過不足なく素晴らしかったです。とてもお世話になりました。

 

[vector] pdf_as

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se491657.html

 

KINKO'Sで冊子印刷する方法を知っていたら、下記について迷わなかったと思います

  1. 面付け(KNKO'Sでやるなら→面付けしない)
  2. フッターにページ付与(同→付与しない)

面付けについてはかなり調べましたし、悩みました…(メモ縦書きは右綴じ、横書きは左綴じ)

以下がとても参考になりました。

 

[pixiv]【講座】クオリティの高いコピー本制作いろは

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=24704630

 

その他、Pixivを「コピー本 講座」キーワード検索した結果を一通り参考にしました。

 

要は、ふつうコピー用紙ではだめだということなど。

悩んで、最終的に購入したのは下記

 

http://www.nagatoya.com/contents/color_paper.html

http://www.sakaep.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=132

 

(買うときにまったく意識していなかったのですが、

 レーザー/インクジェット両用用紙だったのは

 自宅と持ち込み両方に使えてすごくよかった!)

印刷

キンコーズ自動製本コピー機利用につきます

 

http://privatter.net/p/212726

 

http://youtu.be/kQbONerXKhQ

 

http://youtu.be/YE1lJpHAmLo

 

原稿の面付け不要で、表紙も別紙にできて、本文用紙も持ち込み可能で、

ホッチキス止めまで自動でやってくれるという。

魔法のようでした。

  • フッターへのページ数付けは、このコピー機の設定で行いました(店員さんに教えてもらった。メニューの応用設定の中にあります。ページ数の開始を -1 にするのがポイントです。(表紙分からカウントされるので、既定設定だと、目次ページが 2 から始まってしまます))

かかった時間お金

期間は正味2週間。

時間は夜中の睡眠時間を削って捻出した時間で、正味20時間くらいでしょうか。

 

お金は下記

合計 約15,000円

イベント用覚書

過去数回一般参加した同人誌頒布イベント記憶をさぐりつつ、

Googleで「イベント テーブルクロス 同人」などを画像検索して、リストとモノを揃えました

■机周り

テーブルクロス

POPや冊子を立てるもの 2つ

POP

 …卓上2種掲出

 …クロスにスペース位置とサークル名掲出する紙を貼る

■当日準備

飲み物カロリーメイトおやつタオルごみ

サークルチケット

・つり銭

 つり銭入れ

 札入れ(封筒 1000円、5000円)

・筆記用具

 (シャーペン消しゴムボールペン、色ペン

カッターはさみ

ポストイット

養生テープ

マスキングテープ

両面テープ

・A4クリアファイル

・S字フック

最後

行ったことのあるイベントは下記

今回参加するのは行ったことのないイベントなので

雰囲気も楽しみです。

(気心のしれた友達も、観光気分で売り子側に誘ったので、

 参加について(トイレで離席するときなど)細かい心配もあまりなく)

 

売るほうは、1冊でも売れればいいかな…という気持ち。

(某サイト1000ブクマほどついたコンテンツを含む冊子ですが再録だし)

 

イベント参加の用意がすべてできた時点で、

なぜか、萌えの気持ちが浄化されてしまって

意気込む気持ちなどが無になりました…。

 

お金時間と手間はかかりますが、知識と経験がついて、面白いひとり遊びだったなーと。

すでに総括する気持ちに。

2014-08-17

ここ最近もやもやがたまってるので(もやもやしすぎて頭が働かなくてちゃんとした文章が構成できないけど)、はてダ使うの初めてではてな記法とか間違ってるかもだけど考えを整理するの兼ねてここで愚痴らせて

大学物理系にいるM2なんだけど、博士いくつもりで就活とかも全然してなかったのに今になって研究の行き詰まりがむっちゃ露呈してかなりやる気喪失してる

心当たりとしては

1. 自分能力研究必要レベルに明らかに達してない

2. そもそも自分は実はそんなに研究をやりたいわけじゃなかった

あたりで、ネットでいろいろブログとか検索してるとやっぱりこういうので悩んでる人多いんだね

1のほう、d:id:next49:20081019:p2とかd:id:next49:20081207:p1とか「なにこれ自分じゃんやば…」ってなってしまった

大学院入るときに分野をわりとがらっと変えたせいもあるけど、研究必要レベルにまだ基礎知識があんまり追いついてないのに「研究」をやらされるのでリンク先にあるような叱られまくり学生になってしまって辛い

このあたり2のほうとも絡んできて、その辺はd:id:next49:20090222:p2とかd:id:next49:20080205:p2がすごいしみる

自分物理あんまりわかってないので、指導教員が「これこれこういう方針でいってみては?」って提案してくれて、ほうほうそういうものなのね、ってそういう方向でやってみて、で結果をみせたら「この報告からは君が何をやろうとしているのかわからない、これによって君は一体何を主張したいの?」みたいに言われるとえー急にそんなはしごを外されても…ってなって、でもやっぱりそれじゃ研究する立場としてはダメすぎるよね。

本当に自分で「自然な疑問」を持って問いを立てる、っていうのが全然できない

なんというか、理系の人の大半が例えば法学での甲という学説と乙という学説の対立なんか別にどっちでもいいよ、って感じてるのと同じくらいに物理のあれこれに対してえー別にどっちでもいいよ、って感じててあんまり「これを明らかにしたいんだ!」っていう目的意識を持つのが難しい感じ

いやそんなんじゃなんで大学院行ったんだよって話だけど、一つには周りの人に「君は学業が優秀だから」っておだてられたのといまやってる分野が将来的にもっと盛り上がりそうだったから、っていうのでそもそも「この研究がやりたい!」って動機じゃあんまりなかったのかも。前者に関しては「優秀な人間だって勘違いしちゃったじゃない!」のあのマンガまんまだしだいたい分野変えた時点で少なくとも学部の頃での評価なんてなんの役にもたたなかった、後者に関しては物理でそんなのあるんかいな、って思うかもしれないけど詳しく書くと身バレしそうだし割愛

実際のところ院に入る前に「自分はこの分野に興味があるんだ!」って思ってたのは実は自己欺瞞(本当は別に研究するつもりもなかったけど、それじゃ大学院行く意味ないし適当理由付けとして)だったのかも

とにかく、このブコメhttp://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/next49/20080205/p2にあるような

研究対象にも研究すること自体に対しても興味がないから考えないのだと思う。どうでもいいと思うことについて人は頭を使わない。「正解」があるならもうそれでいいですって感じになるよな。」

っていうのはマジで心当たりありすぎる。ていうかそれをM2の今になって気づく脳タリン自分辟易するけど、それでもまだなんとか指導教員に自発的に「これこれこういうところが分かりません!」て質問できれば状況はマシだったのかも。


でもアスペルガーサバイバル術でよくある「質問されたとき理由で返すな、そういう時に相手が聞きたいのは理由ではなく謝罪だ!」みたいなのを高校生くらいのときにふんふんそういうものか、覚えとかなきゃってやってたせいか上で書いたみたいな状況で指導教員に「これはどういうことなの?」って聞かれてもむっちゃ身構えちゃうしそこであなたがそう考えた理由を教えて、って言われてもえーそういうこと今まで求められてなかったよー、ってやっぱりはしごを外された感しかない。最近はこういう質問なげられたときにしどろもどろになってろくな返事もできない自分にたいして指導教員もかなり呆れ顔になってるな、ってわかってしまうので精神的にけっこうきつい。

上のブコメリンク先とその追記先を読んで思ったのは、例えば就職面接コピペで知られる「1+1は何ですか?」っていう質問にたいして大学教員のほうとしては「私は1+1=2だと考えます。それには3つ理由があります。1つ目は…以上の理由により、1+1は2とかんがえるのが妥当だと私は主張します」って学生が答えるのを期待してるのかもしれないけど、自分が今まで生きてきて当たり前に求めらてた解答は「(1+1が何であることがこの人の期待してることだろう…)→(その答えを察して返事する)」だったし、ていうか研究室の一歩外にでれば今でも普通にそう振る舞うべき場面ばっかりじゃん。「気立てがいい」って要するにそういうことじゃん。


ほんとなんかもう、ただただ自分研究に向いてないってことが改めてわかったというだけの1年半だったし修士すら終わらせられる気がしない(修了要件学会発表を1回はしなきゃ、みたいなのがあるけどできる気がしない、未だにぜんぜん結果がでてない)、でも退路も立たれてどうしようもなくて大学いく電車の中ですら辛くて泣き出す始末、いままで期待していろいろサポートしてくれた家族にも申し訳なくて大学院無理そうですって言えないし、いまはすごく明日の月曜が来るのが嫌すぎてつらい

かといってここで逃げたら「自分で選んだ道すらまっとうできない」ダメ人間烙印はずっとついて回るし、親や教師の言うことがよく聞けるだけの聞き分けのいい子が大人たちの考える「正しい答え」をひたすら暗唱し続けた結果がこれだと思うと情けないと思う反面、しょせんは自分の頭で主体的に考えられない人間の末路にはお似合いだねっていう感じもするしもう一生誰かの言いなりになって言う事を聞くだけで生きていければな、っていう希望しかない

2014-08-08

3Dサンダーブレードに対する堀井さんの野望まとめ(第1部)

スペハリ前編

堀井氏:今は話はありませんが、いずれはやってみたいですね。とにかくまだやりたいことはいっぱいあるんですよ。「サンダーブレード」とか、欲しい人が256万人いたら、セガさんも大いに喜んでやらせてくれるんじゃないかと。

ソニック

奥成氏:セガタイトル3D立体視で復刻しようという中には、家庭用ゲームもやってみたいということもあったんですね。

それはM2さんや欧米セガスタッフとすべての3D復刻シリーズラインナップを決めていく中で「スペースハリアー」や「スーパーハングオン」を選んで、「サンダーブレード」を外し(笑)と、タイトルを選んでいく中で残っていった1本です。

ギャラクシーフォースll

堀井氏:「サンダーブレード」じゃないの?

奥成氏:ゲームセンターには、堀井さんの大好きな「サンダーブレード」も置いてあげました。

堀井氏:この筐体は大いなる野望の一歩です(笑)

堀井氏:画面の中央だけ注視すればよかったですしね。もし、この先もこのシリーズが続くとしたら、やることになるわけですよ(にっこり)。続けるつもりで「サンダーブレード」の支度をですね……。

堀井氏:いやー。「サンダーブレード」が完成のあかつきには、そんなことを言わせっぱなしにはしないんだけどなー。

ザ・スーパーll

堀井氏:立体視プログラムは、その微妙にあふれた時間あるかないかのところでも、「ロスタイム」とかいって新しく立体視化してたりしてましたからね。本当に。縦分割スクロール立体視化がここまでうまくいったので、別のゲームでもやりたいですね。「サンダーブレード」を実現できたら、その後にやってみたいゲームが出てきた。

ベアナックル

堀井氏:ちょっと待った! ということは、みなさんが山ほどタイトルを買ってくだされば、これは「サンダーブレード」を作れる流れなんだ。

堀井氏:そこ、黙るんだ。今日、俺1回も「サンダーブレード」って言わなかったから、「このネタもなしかなー?」って思ってたのに、満を持して言ったらこれですよ。

奥成氏:皆さんが欲しいタイトルが「サンダーブレード」かどうかは置いておいて……。

堀井氏:この後はみんなの反響が来まくって、「サンダーブレード」が出せてしまうと思うので、「サンダーブレード」が終わったら僕は「何を出したい」って言えばいいのかを考えておかなきゃならなくなりますね。よろしくお願いします。

出典は全てgamewatchのインタビューより。

3D スペースハリアー

http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/20121226_580214.html

3D ソニック・ザ・ヘッジホッグ

http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/20130515_599091.html

3D ギャラクシーフォースII

http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130724_608593.html

3D ザ・スーパー忍II

http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/20130807_610571.html

3D ベアナックル 怒りの鉄拳

http://game.watch.impress.co.jp/docs/interview/20130821_611840.html

第2部http://anond.hatelabo.jp/20140808231836

2014-01-24

教授が気にくわない

修論提出間際のM2です。

教授が気にくわないです

理由は以下。

贔屓、学生の好き嫌いが激しい

→僕は完全に嫌われてます

添削のお願いも提出順でなく、好きな学生の順番で帰ってくる。当然僕は最後

就活なめてる

就活とか興味ない

→僕の内定先とか批判

自分研究しか興味ない

自分研究分野以外はなんも教えられないから頑張ってのスタンス

3つ並べたけど、1個目の比重大きい

僕にも悪いとこあるけども

教授として仕事してほしいとも思う

この考えってゆとりの考えなのかなぁ

なんで嫌われてしまったのか

研究テーマ自分のやりたいことにしたから?

なんでもいいよって言ってたのになぁ

まぁ後の祭り

研究室の選び方から

2014-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20140123230445

テーマがそこまで面白くないからだと思う。

まあ、自分が良い研究者なら、その分野を切り開いていって、面白いところに到達できるのか。

と同じく修論締め切り前のM2

修士にもなってまだクズ

研究室にほぼ毎日泊まっている

でも泊まっているといってもたくさん寝ちゃう

朝5時まで頑張る→12時くらいまで寝る

というケースが多い

ただ家に帰るのが面倒なだけ(風呂学校シャワーか近くの銭湯

PCには向かうけど,やる気がでない

B4とかM2とかでスマブラやっちゃう

外には「修論で忙しい」「いっつも研究室いるし,泊まってる」

とか言ってるけど実際はこんなもん

まともに研究してないし,学会も行かないくらいのクズ

学会の話されるとつらい

理系科目は好きだけど,文系の楽さを考えるとめっちゃ魅力的

理系で後悔ないけど

修論はやりたくないよね

明日までに終わるかなぁ

2013-12-15

http://moznion.hatenablog.com/entry/2013/12/11/105932

ものすごく、よくわかる。

なお、俺も学費は自分で稼いでた。

 

自分は向いてないって、M2で思ったけど無理してDまで行った。

1浪2留しててここまできたらってのもあったし、他人と自分差別化するものが欲しかたからDに進学した。

D論書くのに異常に苦労したのは、元記事の人とほとんど同じ環境境遇だったから。

 

ニッチすぎて、評価方法確立されてないし、

どうにかこうにか定量評価して、査読論文出すと

「評価方法に疑問」

とか書かれるんだけど、唯一同じような研究してるMIT研究は定性評価しかしてないし…

最後は俺に何を求めてるんだよ感がすごくて、円形脱毛症になった。

 

俺がどうにか全うできたのは、俺に金くれてた会社社長ものすごいモチベーターで、俺が何をやっても全部肯定してくれてたからだと思う。

 

うちの研究室マジで元記事の人とほとんど同じ環境で、さらに人がボロボロ辞めて行くようなとこだった。

俺が在籍してた5年間で10人くらい辞めたんじゃないかな。

辞めた人の話はまぁいいとして。

生き残った人が口を揃えていうのは社会ヌルいってこと。

イキイキして仕事してるよ。マジで

 

あと少しだ。耐えろ。

その1年はもう割り切って楽しめ。

なんなら、査読論文なんか破いて捨てればいいんだよ!

だけど、後ろ向きに決断するくらいなら絶対に卒業しろ。絶対だ。

前向きに、例えば海外研究室に行くとか、Facebook就職するとか、そういう前向きな決断の結果として卒業しないのはありだ!

 

 

http://eddgars.hatenablog.com/entry/2013/12/13/233000

こういう糞というには糞に申し訳ない、正論だと本人が思い込んじゃって、誰も傷つけてないとか、世の中のためになるとか言っちゃってる狂った記事を書くようなやつは、プレゼンテーションしてる最中に突然鼻血が止まらなくなって、恥ずかしい思いをした上に、机の角に小指ぶつけてしまえばいいと思う。

元記事の人のような、やる気のある人のモチベーションを保ちながらD進してもらって、日本未来を背負って立つことができる人材として育てられる環境こそが求められていることが理解できずに、承認欲求じゃ研究者にはなれないとかいうわけのわからない宗教みたいな言説をしたり顔でするところなんか、噴飯ものですよ。

 

そんなんだから優秀な人は海外いくか企業就職しちゃって、残りカスみたいなやつだけがそのままD進すんだよ。

そんなんだから科学技術立国とかいいながら、大学がアホみたいな政治の場になってんだよ!

ちゃんちゃらおかしい。

2013-10-28

不採用の理由」

http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/28249

同意

私はここ五年ほど大学院生のほうが多い工学系の研究室

先輩・同期・後輩の大学生院生就職戦線に旅立ってくのを見送ってきた立場人間であるが、

これまで二人ほど受けた企業の明確なアンチになった学生がいる。

「あのクソ企業」「あそこの製品は二度と買わない」って。

彼らは心情を吐露して回るお調子者だったので、潜在的にはもっといたんじゃないかな。

理由を聞けば、

「心血注いで書いたES」「恋をするかの如くする企業研究

「遠路はるばるの会社訪問」「何時間もの面接」の結果、

先のURLの通り、定型文のメール・紙切れ一通の不採用

惚れ(るように強いられ、そうし)た相手に無下にされるわけだ。

そりゃ無理もない。

心情の面を除いたって、そもそも大学院生の潜在的な時給はタダじゃない。

勿論、学生たちは学費を払って通ってきてるわけだが、

研究室やら学問全体から見りゃ就活時期のM2学生の貢献ってでかいのよ。

学部生を戦力としなきゃならんとこはB4だってそう。

そのために学生バイト代払ってる先生もいる。

そんな院生必要経費だけ渡して数日呼びだした挙句

いじめるだけいじめて返すとか勘弁してほしい。

願わくばもう少し就活生をいたわってやってくないかな。

もうバブルの時みたいに学生に日当を出せないのなら

せめて「不採用の理由」を含めた心遣いをしてやって欲しい。

企業さん自身の「将来有望なアンチ」を増やさないために。

2013-10-24

厨二病とか社二病とかよく言うけど

M2病とD2病は心の病で間違いない

2013-06-21

大学院になんて入らなければよかった

研究就活バランスのとり方が研究室のみんなと違って辛い、っていう話なんだけれど。

そもそもうちの大学院ではM1就活に魂をぶつけて、

M2内定をもらってグズグズだらしのない生活をしながらテキトー修論を書いてテキトーに修了、という事が多い。

タイトル矛盾するかもしれないけれど研究テーマだけはすごく興味も持ててやりたいことなんだ、これに僕は結構打ち込んでいる。

でも周りのみんなは研究なんてそっちのけで就活就活なんだよね。

あぁ、周りのみんなが馬鹿に見えて仕方がない。研究したいことがあったか大学院に入ったんじゃなかったの?

でも僕は就活なんて何もしていないし、就職しても何もやりたいことがない。

少なくとも馬鹿にしている周りのみんなは就活してるし、就職してやりたいこともはっきりしている。馬鹿なのに。

あぁ、本当の馬鹿なのは誰なのか。

2013-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20130619001747

自分も昔研究室にいて、そのM2のような感じの先輩だったから、反応するけど、

自分の好きな事だけやれれば」いいというのとは、少し違うと思うよ。

自信を持てていない可能性は?自己評価が低い可能性は?

そのM2の先輩たちには、自分たちよりもB4が優秀だと思えるんじゃない?

から自分たちが関わる必要もないと思っているんじゃない?

自分たちが何もしなくても、B4はやっていけるだろうって。

かつての先輩たちの用には振る舞えないだろうと思ってるんじゃないの?

関わっても盛り上げることなんてできないだろうと思ってるんじゃないの?

研究室にいても邪魔だろうと思いこんでいるから、研究室に来ないんじゃないの?

よく言うじゃん「無能な味方は有害だ」って。

自分自分のことを「無能」と判断しているから、わざと味方にならないんだよ。

味方になったって、迷惑掛けるだけだもの

2013-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20130307000535

周りに留学生がいなかったわけじゃないんで彼らの能力は否定しないけど

外国人留学生ジャーナル論文を三本投稿

日本人学生サークルリーダー

これって3本投稿していることから外国人留学生はD(採用募集が夏ならM2でもありえるかもしれないけど)

日本人学生学部でしょ?(これがMならご愁傷様としか言い様がないけど。)

留学生能力の優劣と院生学部生のアピールできる要素の違いを混同するのはどうかと。

まあ一般的に新卒枠でD取る余裕があって1つの席を学卒と院卒が争うなら余程がない限り日本人同士でも大学研究室で過ごす経験

自己専門性を把握していてそこを自己の強みとして主張できる分院生の方が圧倒的に取りたい人材に見えますよ。

2013-02-20

まあこの時期ありがちな修士論文終わらん系クズM2の戯言と思って見てくれ。

発表用のスライド作ってるんだが作成途中で自分の持っているデータを引っ張りだしてくるのがめちゃくちゃ面倒でしょうがない。

作成前に必要そうなものに見当つけてまとめておけば良かっただけの話だけども。

散在してるフォルダを手当たり次第開いてあっちからコピペしてこっちからデータ引っ張って…てやってるので集中力が分断されてイラつくというか。

まあ引っ張ってこれるだけのデータを作ってあるだけでも有難いと思わにゃいかんのだろうけどねー。

俺、これが終わったらデートしまくるんだ。

あと溜まってる本とかエロゲーとか消化しまくるんだ…

2013-02-17

会社説明会にて高学歴理系院生就活に危うさを感じた

[20130218追記]

タイトルがよくなかった。大学名をボカすために「高学歴理系院生」とした次第で、そのすべてには当てはまりません。自分が話した工学系・理学系の修士学生10数人のうち8,9割に危うさを感じただけで、一般性もなにもない。

同じような人が多いかなと言う憶測に基づいています

ブコメを読むと、理系は推薦使うから別にいいじゃん、と書いている方がいますが、最近は推薦でもコミュニケーション力重視を会社側が明言してるところ多いですよ。平気でたくさん落ちます

自分のとこの会社は推薦でも自由でも受けることはできるけれど、推薦でも最終面接合格合格率は3倍くらい。

あと自分スタンスについて説明しておく。OBの若手社員としてエントリーする学生を増やすことが目的。せいぜい今後の人事との面接で話すことになる志望動機をつくってもらう練習相手。なので自分会社にいい後輩が入って欲しいというのもなくはないけれど、後輩にいい就活をして欲しいというののほうが強いかも。よく面倒をみてた後輩たちも就活しているのでかぶっている、かも。

思い込みの見当外れブコメも多いけれど、けっこう手厳しいブコメが多くて反省

わかりやすい文章を書けるよう精進します。

概要

会社説明会で某地方国立大学生何人かと話して危うさを感じた。たぶん無い内定がまたたくさん現れる。なんとかできるのはいまのうちだけ、かも。

前提

先日、某地方国立大で催された会社の説明会に社員側として参加して学生たちと話をする機会があった。みんな理系で9割くらい修士で9割くらい男。

うちは業界では規模・売上・知名度とも国内トップ会社。もちろん、トップからいい会社というわけではないけれど、エンジニア採用も多い会社、とだけ説明しておく。

会社説明会をしてきたといっても自分は人事ではない。うちの会社の方針でエンジニア系の採用大学OB/OGが説明会をすることになっている。エントリー後はwebテストがあって、そのあとに人事や事業部の偉い人が面接していくという流れになる。今回は評価や面接はしなくて、あまり知られていない会社のことを説明して、多くの学生エントリーしてもらうことが目的

説明会のほかに、お昼を一緒に食べてざっくばらんに話をしたり、個別で相談/面談してきた。自分12,3人くらいの学生と話をすることができた。そこで感じたのだけれど、大学生就活けっこう危ない。

趣旨

このままじゃ内定とれない学生がたくさん出そうと思うので、後輩のためにアドバイスという意味も込めて書いてみる。直接言うのもあれだしブログで書くと名前会社がばれると面倒だし、学生ネット民多そうだったので匿名ダイアリーで失礼。

とは言っても、きちんとした採用活動の訓練を受けているわけではないので主観的な要素も多分にあると思う。補足や批判などあればお願いしたいし、共感できれば就活している学生に共有していただければ、と思う。

もし内容に、これおれのことじゃん、と思った方、勝手に使ってすみません就活がんばってください。よければ弊社にエントリーしてください。


今回あった学生のよくないところ
1.会話が下手。かといってなにか取り柄があるようには見えない。

この日に話した10数人のうち、8割くらいは人と話すのが不得手そうであった。会話に割り込む。ぼそぼそしゃべる。一方的に話し続ける。下を向いてしゃべる人すらいた。

別に勧誘したり説得したり説法したり商談したり((あとダーラボンのまねをしたり))と高度な話術を求めているわけではない。面接みたいに緊張する場所雰囲気でもなかったし、噛んだり整理されていなくてもいい。ただ自分のやっていることを話して欲しい。

エンジニア研究者志望ということなら、多少のコミュ障ぶりは目をつぶれる。話し方よりも内容だよ。ということで、どういう研究しているかであったり、なにか勉強していることがあるかと聞いてみた。けれど、まともな返事が少ない。せいぜいありきたりなサークル活動がんばっていましたレベル

内容がないし伝える技術もないと就活は苦戦しそう。

これだけ会話が下手な人が多いと、日本企業コミュニケーション力を重視するのもうなづける。

これまでは、技術力よりもコミュニケーション力を重視していて世界の競合と戦えるのかと苦々しく思っていたけれど、もしかしたらこれは正しい戦略なのかもしれない。日本学生には、人になにかを説明したり相手の質問を理解する力、いわゆるコミュニケーション力が足りない人が多く、たとえ技術力があったとしても発揮できない。((使う側の能力の問題では?という指摘もあるかもしれない。それはその通りで、使う側にそういう能力を持った人が少ないので採用しないと思われる))

一方で、自分主観的で狭い交友ではあるけれど、欧米の人は議論する能力がある人が多い。初等教育から高等教育までディベートや議論、質疑応答を訓練する機会が多いからかもしれない。その前提があるから欧米企業ではあえてコミュニケーション力を評価対象として大きく扱わないのではないか。とも考えられる。

2.理系高学歴なのに意外と論理的でない

社員学生が1対1か1対2くらいの個別面談では、会社の気になるところがあれば疑問を解消してもらうことと、実際の面接での話のネタにしてもらうくらいのスタンスだったのだけれど、学生からはあまり聞きたいことがないようだったのでこちらから質問していくことが多かった。

「どういう業界を志望しているのか。そのなかでこの業界、この会社を志望している理由は?」といったものと「大学でなにか打ち込んだことは?」((模範解答は「くさび」))というド定番

商社も志望してるんだね。もしよかったらその中でもどう考えているか聞かせてもらってもいい?」

「〜商事がいいかな、と思ってます。前に会った社員さんにフィーリング会う人がいて。〜物産ちょっと違うかな、と」

・・・(それって君の大学マジキチひとりとあったら君の大学ひとみんマジキチだと思うようなものだけど、サンプル数大丈夫か)」

社会インフラに携わりたくて、電力以外のインフラ志望です」

「なんで電力以外なの?」

「某原発見学に行ったとき現場のひとの態度が悪くてこれはないと思って」

「ほかのインフラはそういうことはないの?(なんでわざわざ電力以外とネガティブな言い方をするんだ・・))」

SIerを志望しているのはどうして?」

社会貢献したいから」

「ほかの業界でも社会貢献はしているよね。SIerならではの社会貢献ってなにか考えてる?」

・・・

「A社を考えています大企業はあんまり

「A社はい会社だとは思うけれど、ほかの大企業とはなにが違うの?(そもそもA社も東証一部上場大企業・・・)」

ものづくりがしたいと思っていて、企画から完成まで携われそうだから。」

「ほかの会社ではそういうことはできないの?」

「こまかい部分しか担当できなさそうで」

「A社にはその部分ごとの担当専門家はいないの??部分を担当する人がいないならよほど小さい製品か、相当の少数精鋭かだけれど」

「」

2月という就活の序盤で、業界が定まっていないのは当然だしかまわないのだけれど、先入観だけで判断していて、それを先入観と気付いていないのはけっこう危うい。

のものずばりな動機なんてなかなかないけれど、論文などで必要になる研究の背景とか目的と同じで、多少の味付けと詭弁はあってもそれなりに筋は通っているものを用意して欲しい。

しかすると、こういう志望動機を言うのは茶番だ、という指摘もあるかもしれない。それは自分も思う。

けれど、海外と違って経験無し能力不明でも採用され得る日本新卒採用ではそういうとこでしか差別化できない。((その是非は別問題。解雇規制もあるし会社にとっては良くないと思う))

海外に比べて、日本新卒市場は圧倒的に学生有利なのでもうちょっとチャンスを生かして欲しい。

会社の説明会で行ったのに、就活相談と言うよりもアドバイスと練習になってしまたかもしれない

3.危機感に欠けているひと多し

上記でだいたいわかると思うけれど、みんなあまり準備していない。楽天的というか自信過剰。無邪気に内定とれるものと思っているフシがある。先輩の惨状とか知らないのかもしれない。自分は違うとでも思っている?毎年々々、M2M1に「就活結構大変だから早いうちに準備して手広く受けた方がいいよ」と言ってM1は「自分はだいじょうぶ」と思って失敗するのを見聞きする気がする。

戸愚呂(弟)がひとにらみしたら消えるレベル

参考:セルゲームに学ぶ「再チャレンジ支援税制」:【2ch】ニュー速VIPブログ(`・ω・´)

こういうのもあった。

「ほかにどういうとこ見てるの?」

メーカーみていますパナソニックとか」

「え、経営状況悪いけどいいの・・?」

関西で働きたくて」

「え、けっこう東南アジア工場で勤務する人多いけれどいいの・・?」

ここで「いまは業績は悪いけれど、パナソニックのやっているスマートホームの事業はまだまだ可能性があって、自分研究のこういうところで貢献できる、おれならこうする」とか考えているなら別だけれど、そういうわけでもない。(自分就活していた数年前はすごい人気だったのを棚に上げています・・)


じゃあ学生はどうしたらいいか

とりあえず、どういう動機でもいいのでいきたい会社があれば、そこの面接官にこいつを欲しいと思わせるためにはどうしたらいいか考える必要があると思う。会社選びは難しいしどうしたって先入観まみれになるので動機が恣意的になるのはやむを得ない。

ここあたりのことについてはいろんなひとが書いているので省略。

むすび

もちろんちゃんと考えていて行動している学生もたくさんいる。すでにヨコモジのコンサルとか金融内定もらっていたり、エンジニアだとweb系のベンチャーインターンしていたりしている学生も少なくないようだ。

イケてる業界でもイケてる会社でもないからそういうイケてる学生が集まっていないだけじゃないか,大企業志向・安定志向学生ばかりじゃん、と言われればそれまでだけれど、会社説明会にわざわざ足を運んでくれた10数人の学生のうちの多くがこういう状態だったというのは暗澹たる気持ちにさせる。

能力はあって、ちゃんと考えているけれど、それを面接なりで伝えられなくて落ちる学生が多いのはもったいない

小手先テクニックと言われれば否定はできないけれど、消えない幻は現実リア充のように振る舞って、リア充のようにみえるならばそれはリア充時間は短いけれど新卒就活をうまく利用して欲しい、な。

以上、散漫とした、主観的な文章で恐縮ですが、感じたことをぼかして書いてみました。

この記事は見る人が見たら誰が書いたか分かると思いますが、わかった方はこっそりしておいて欲しいです。

(ここまで書いてきた批判は、たぶん学生だった頃の自分にも当てはまっていた。無能なわりに自信があった自分の鼻っ柱を折ってくれた先輩に感謝たまたま内定とれたけれど、もうちょっとちゃんと就活しておけば良かったかなとは思う。)

2013-02-13

http://anond.hatelabo.jp/20130213193100

元増田と同じM2で、この一年は下の世代に教える立場だった。たしかにわからないところがあったら質問はして欲しい。

でも逆にググれば数秒で出るような本質的でない質問パワポで図を書く方法がわかりません〜とか)を連発するのは勘弁。大事質問も答える気が無くなってしまう…。

自分自身がゆとり教育もろな世代なんだが、ゆとり教育の子が何考えてるかわからないと散々言われた中で「なんですぐわかったふりするの?(≒人に聞かないの?)」というのがあった。

これがゆとり世代だけなのかはわからないけど、大学全入時代に入って試験勉強というものがかなり体系化されたせいも絡んでるんじゃないかと思ってる。参考書問題集が充実していて、それの使い方すらマニュアル化されてるきらいがある。自分自身で試行錯誤したり他人に聞くという手法よりもそっちの方が効率的勉強できるし、大学入試必要なのは結局点数だからこういう体系化されたやり方ばかりが使われるようになる。もちろん、その中で試行錯誤はするんだけど0からというのとは違う。

そして大学へ、大学院へ、社会へと進んだときに戸惑うんだと思う。それらで求められるのは、大学入試で求められることと違うから社会に出るにしたって同じ。いきなり「自分で考えろ」と言われるからうまく対応できなくて「これだからゆとり教育は…」とか言われるんだと思う。勝手だよなあ、と思ったりする。

2013-02-11

お願いですから他人の論文は正しく引用してください…

以前、「学生時代にやってきた研究内容は、後輩へも受け継がれてるよ」と、指導教員から教えていただいた。

それは嬉しいなあと思い、後輩たちの卒論修論を見たのだが、僕の論文に対しての引用内容が若干ずれていたり、文献の書き方(タイトルとかページとか)が正しくなかったりしたので少し泣けた。

特に卒論…)

僕はもう就職したし、業務内容も学生時代研究とは関係なくなってしまったのだが、それでも正しく書かれていないのは悲しくなる。

自分出身研究室は「先輩が面倒を見る」形式であったため、おそらく先輩(M1)がしっかり見れてないことが原因なのだろう。

以下は、「もしも、僕の出身研究室と同じように、M1B4指導するというスタイルのところがあったなら」という仮定で。

就職活動で忙しいのは凄く良く分かるけど、他人の論文を読んで、しっかり悪いところを指摘するのは大事仕事であることを分かって欲しいな。

他人の未完成論文客観的な目で見て、指摘を入れること自体、就職活動必要履歴書エントリーシート小論文執筆のヒントになるかもしれないのに。

少なくとも、他人の文を読むことで、一度自分の書いたものから離れることで気分転換にはなると思うんだよね。

そして、卒論修論執筆中のB4M2の人。

指導教員に見てもらえばいいやとか先輩に見てもらえばいいやとか思わずに、しっかり責任持って書いてください。

誰でも分かるようなミスは勘弁して下さい。

もう卒論修論シーズンは終わりだと思いますが、まだ間に合う人は、最低限文献のチェックとかもう一度してほしいな。

2013-02-07

http://anond.hatelabo.jp/20130207154429

読みました。5月に一度いけなくなったときに、

M2になってからそれを読んで

行動指針にして行こう、

気持ちを切り替えて研究しようとしてました。

ただ、こんな状態に戻ってしまい、

本当の意味で切り替えることが出来なかったのかなと思います

修士二年間

M2修士修論執筆中。

発表、最終提出まであと二週間。

内定地元企業にある。

形式上学府推薦。研究室?推薦に近いものでもある。

2か月研究室に顔を出していない。

担当教官とはメールのやり取りのみ。

修論のやり取りもメールのみ。

「直接議論するのが筋」と言われた。そりゃそうだ。

だけど、研究室に行けない。

「やる気ないやつ研究室に残らせない」とのことで

修論書いたら出すらしいが、

今までの自分研究の新規性やら

色々考えると出れないんじゃないかと考えた。

どうしてこうなったんだろう。

学部物理学科。

そこで知った分野を二年間ぐらい勉強しようと

研究室訪問研究室を探る。

そこで大規模な研究室を見つける。

そこに行くことを決める。

院試、一人だけ私服だったものの、一応合格

ここで落とされておけばよかったのかもしれない。

そして院入学

有機化学なんて高校化学、全学教育以来。

学部卒の引継ぎのタイトル

自分の中では頑張っていた。

しかし、ミーティングでは教官から「遅い」

「君は2~3他の人より進んでいるのになんでこんなに遅いの?」

ミーティングが怖くなった。

9月から11月

必修のインターン

8-17時というお客様待遇

戻ったら研究頑張ろうと教官とも連絡を取っていた。

そして研究室に戻る。

研究がなかなか進まない。

教えてくれる人もいない。

素子が作れず涙が出る。

就活時期に入る。

研究との両立が完全にできなくなった。

努力が足らなかったからかもしれない。

MTGでの発表後教官逆鱗に触れる。

同じグループにいた同期M2テーマを変え、別の人についた。

そのころから何かおかしくなった。

内定をもらい、推薦の企業に行くことにする。

その後、研究室に行けなくなってしまう。

二週間休みをもらった。

その時教官から「もし私のことが嫌ならテーマ変わってもいいから」

ただ、自分には変わるあてもなく、

そのまま続行する。

そして、9月学会ポスターセッション

教官からポスターの確認をしてもらう。

その後、別のD3PDからなんやこれwww」と意見をもらう。

自分の中で「教官にとって自分はどうでもいい目の上のたんこぶなんだな」と思い始める。

10月自分研究について研究室内での発表がある。

研究室内とはいえ70名以上の前での発表。

緊張しているどころじゃない。

もう自分自分でなくなっていた。

質問の集中砲火。

それから先は研究室内でぼーっとしていた。

精神的居づらさを感じてきた。

疲れていたのかもしれない。

そして12月

土曜に教官からメール

「お前M2なのになにぬくぬく休んでんだ?」

M2としての仕事果たせ」

完全におかしくなったのかもしれない。

研究室に1週間休む。

いろんな人と話して、行けば何とかなるからいきな。と言われる。

週末、サークル演奏会、飲みに行く。

しかし翌週、体が動かない。

教官心療内科に通っていること、

自分でもどうしたらいいかからないこと全てはいた。

どうにか顔を出すが、頭動かない、どうしようもない。

両親と相談し、今後のことを話すためにも実家に一週間ほど帰ってこいと言われ、

逃げるようにして帰る。

そして、一週間後戻る。

教官からの怒り。

「なにB4一生懸命頑張っているのに休んでんだよ」

研究室これないならもう家で修論書きなよ」

ミーティングとかでなくてもいいからさ」

「残すつもりもないか修論書いたら出すよ。」

正直その時は頭が真っ白になった。

そして、翌日、教官から

「そんな状態で修論書いても制度卒業できるかにも知れないけど

社会人としてやっていけるか心配」とメールが来る。

怖くて返信が出せなかった。

そして年明け一月。

実家に戻り、ストレスから切り離されたからか

精神的に安定していた。

自分自身、何とか卒業はしたいと思い、

論文執筆は今あるデータで進めている。

彼女から「良く研究室行けずに50pもそこまでまとめられるね」

といわれ、内心「こんなのデータまとめているだけで考察もないよ・・・

2月頭。担当教官からメール

「これから少しの間でも努力したほうがいいのでは」

研究室一回も来ないで修了するつもり?」ときた。

メールでのやり取りだけで修了できるならそれでお願いします」と伝えた。

「体調が戻っているのなら最後にもう一度考えてみたら」

そして今に至る。自宅に引きこもり修論、発表資料を執筆している。

引きこもりだ。

外には出れるし、朝早くも行動できる。

遊びにだって行けるし、映画も見れる。

しかし、何故か研究室はいけない。

研究室のことを考えてしまうと不安になる。

もう、行かなくても研究室から出すって言葉を信じて甘えている。

学府の同期が頑張っているのを見ると不安になる。

修士審査不合格ってネットで見ると不安になる。

不安になって動かなくなり、抜け出せなくなる。

こうなってしまったのは自分性格なのかな。

消極的で、一言一句気にしてしまい、そして怠け者。

人間関係に臆病。

一つ甘えてしまったらずるずる。

学部時代までは学校に行けなくなるなんてなかったのに。

ここで修了、内定すべてなくしてしまうかもしれないのに、

研究室に戻れない。

戻って努力できるかわかんない。

戻ってまたあんな状態になるかもしれない。

臆病だ。

社会人になれるのか、なってまっとうな生き方ができるのか

不安だ。

不安しかない。

追記

言葉足らずでした。

学部物理学

学府化学

2012-07-24

増田にふさわしくない話

内装再現してあるAFVプラモって無いかな。

1/35 アカデミー タイガー

   AFVクラブ T-34

   タミヤMM装甲車にも内部再現してあるの有るね。M2・M113や8輪・4輪装甲車とか。 

   海外のキットにも有ったかも。

1/48 バンダイ 機甲師団シリーズ

   ホビーボス T-34

1/76 ニットー 戦車シリーズ

   トランペッターM2もしてあったような。

他にないかな。組み上がったら殆ど見ないので廃れたのかな。

2012-07-16

http://anond.hatelabo.jp/20120422185333

私も院生時代あなたと同じような感じだった。別の側面から数年前にこんなことこんなことを書いたこともある。当時はトンチンカンなところで炎上させられてはてなの恐ろしさを思い知ったものだったが。

が、ここではその話を繰り返すのではなく、私のケースについて視点を変えて別の話をする。

まあ、私とあなたが似てるといっても、私の教官あなたのところほど放置型じゃなかったのだが、私の方が人間不信になっていて周囲の人間との間に壁を作ってしまった型だったかちょっと違う。

が、そんな私でも現在企業の中で一応研究職の真似事をして生きているので、一応当時のドツボからは脱却できたつもりだ。

そんな私からトラックバックで随分叩かれていてかわいそうだなと思ったのでちょっと擁護とアドバイス

ノウハウを知らないことは能力が低いことではない

 長くなりましたけど、B4達に私から出来るアドバイスとしては、

テーマよりも教員との相性等を重視したほうがいい」

「自発的に進める」

ぐらいです。

これは全くその通りなのだが、前者はまあよいとして後者が問題。

「自発的に進める」ということがどういうことなのか、B4当時のあなたが言われてわかる?そもそもどの程度のことをしたら「研究」として成立するのか、そのことすら理解できないでしょ。

何しろ、あなたの分野の主たる雑誌が何で、既知の手法が何なのか、そういった業界常識」を把握しないことにはその上に上積みなんてできないわけで。

問題は、B4なんてそういう「知るべきこと」が何なのかさえ知らないし、そういうことを知らないこと自体知らないわけで、そういうことは誰かが教えてあげないとダメ。変なプライド邪魔をしてB4あたりだとそういうことで教えを乞うことが恥だと思ったりするけど、違う。誰かが教えてあげなければ単に徒労を強いるだけということも世の中にはある。何でも自力解決するというのは賢いやり方ではない。そういうことを教えるのは「先達」の務めだ。

それが指導教官なのか先輩なのかは研究室によって違うから知らないけど、ともかくあなた場合にはそういうサイクルが働いていなかった。それは上の人の過失だと思う。

まり、上の人がやるべきことは、あなたが書いてるとおり

まさにこれ。特に「その方法を教える」が一番重要。こういうノウハウは「亀の甲より年の功」そのものだ。

世渡りが苦手なことも罪ではない。現時点では。

確かに、そういう孤立無援な状況で自力で巧くやれる人もいる。そのことを批判してるブコメトラバもあるようだ。

だが、世の中の人間はそういう人ばかりではない。そういうところで人間関係が器用であることは「できた方がよいこと」ではあっても、「大人なら誰もが備えているべき能力」というわけでもない。

だいたい、研究者は意外と「世渡り術」が要求される職業であるというのはその通りなのだけれども、その世渡り術」だって、かなりの程度は学んで身につけられるものだ。研究者としてのキャリアが0のB4がそれをできなかったのなら、それは必要なことを教えなかった上が悪いというだけのことだろう。

同輩から訊くことは得策とは限らない

あとこれは私の場合にあったことだが、余り様子がわからないうちに同輩の意見を聞かない方がいい。特に自分に自信をなくしてるうちは。

私の属していた専攻はけっこう色んな分野の研究室が混在していて、私の分野はその中でも一番理論系だった。理論系の研究というのは概して結果が出にくい。実験系の研究室では卒論の途中ぐらいで学会発表行けたりもする反面、私の研究室博士進学するM2修論提出後にようやくそんな機会を得られるという感じだった。

そんなとき、「自分は何の実績もないのに同輩や後輩は学会発表を重ねている。自分は負けている」などという風に勘違いして自分を責めてしまうとこれは単なる悪循環なので絶対にやらないこと。私は見事にこの悪循環にはまった(白状すると、一番上にリンクした増田を書いた時点でもまだ余り理解できていなかった)。そして、同輩から提供される情報なんて大抵は憶測込みの不確かなものだったりするのだ。

あなた指導教官が「研究者として」まともであるならば信じてついていくのがよい。疑問に思ったことはまず指導教官に聞いたり、研究室ゼミなどで他の人の意見をもらったりするのがよい。そうすれば修士までに「まとも」なレベルには必ずなれる。「まとも」ということは業界の様子がわかって、自分の興味に従って博士段階で研究テーマを選んだり、場合によっては指導教官を変えたりなど、そういう判断が一応できるようになるということだ。

もしそうでないのなら…、指導教官を変えることをお勧めする。

休学はできればしないほうがいい

残念ながら、健康のことや留年・休学にたいしては世の中は理不尽に冷たい。

卒業研究で患ったうつ病(らしきもの)はまだ度々ぶり返すし、

いっそ就職する前に休学でもして治しておこうかな。

なのでこれはお勧めできない。休学したら就職企業だろうとアカポスだろうと)の面接で理由を聞かれることになる。「病気療養」という時点で「健康に問題がある」と判断されるとこれは大きなマイナス。ましてメンタルというと二重苦だ。

実は私の大学は専攻によっては半分ぐらい留年するところで、それでもどこかで立ち直って普通にやっていたりするのだが、就職後、他大出身の同期が「留年なんかする奴は人間としておかしい」とか平然と言いはなっているのを耳にして愕然としたことがある。良いかいかはともかく、世間にはそういう人がいるものだ。そして企業の人事部の採用担当など、率直に言って結構アホの集まりであることも多い(そうでない会社もあると思う)し、採用先の部署と意識のギャップがかなりあったりもするものだ。

いや、就職のことだけではない。新しい人間関係ができたときにもこれは黙っていなければなかなか厄介になりうるし、何より障害になりうるのは結婚ときではないだろうか。

から留年せずに通院治療で治せるのなら絶対その方がいい。でないと一生スティグマを背負うよ。その覚悟がないならその決断お勧めできない。残念だけれどね。

http://anond.hatelabo.jp/20120422185333

努力が足らん」って自分を責めてるみたいだけど、元増田はちゃんと指導教官アプローチを試みていたわけだし、コミュニケーションが噛み合わなかった不幸かなあ。

気になったのは、「横のつながり」がどうだったのかな、ということ。他の研究室に行ったB4とは話さなかったの? B4論文輪講で、後から他の研究室の様子を知ったって書いてるけど、発表前に「お前の研究室では今どんなことやってる?」みたいな話をしなかったのかなあ。

で、今はM2でしょ。そしたら学会大会とかで、他大学院生とも交流のチャンスがあるよね。同分野の他研究室院生と、どういう感じで研究を進めてるか、話したりしない? 国内学会全国大会研究会で他の大学に行った時に、その大学の同じ分野の研究室の人に連絡取って見学させてもらったりとか (まあこれは分野によっては秘密主義のところもあるとは思うけど)。

教員との相性にしたって、いろんな教員を比べて見ないとわからないし、自分とこの教員とうまく噛み合わないのは自分アプローチがずれてるのか教員の方が偏屈なのか、そういうのだって他を見て比較しないと判断できないでしょう。

自発的に進めるといってもB4じゃ右も左もわからない。研究室内の縦の人間関係だけでなく、横の人間関係を広くとって視野を広げておくことは決定的に重要だと思うよ。

2012-06-25

ジャンクディベート】6-1の1の理由

一応、誰が誰に入れたのかを公開することには形式的問題があるかもしれませんので、

下記のような理由でマイナーボートをした人もいた。と認識しておいてください。

※全く関係ない人へ…本日(6/24)全日本学生新人ディベート大会が行われ、(http://www.coda.or.jp/)そこの決勝戦(7人ジャッジ)で審判しましたので、その判定理由の概要を示しています。論題は「日本死刑制度を廃止すべき」

略語…Aff:肯定側 M:メリット Neg:否定側 DM:デメリット

■議論整理

Aff.

M1 生命権(生存権?)の保護

スタンススタンスとして抜き出しておく必要があったのかどうかは謎だが、とりあえずこれ自体は反駁もなく、発生はしていて、残っている。ただし、犯罪を増やしてまで採用すべきメリットなのかどうかについては立論・反駁中でも示されておらず、そこまで強いインパクトではないであろうとの判断。他の人の生命が守れれば正当化されてしまうと自ら言っているので。

M2 誤判の回避

発生するはするけれど、多少の合理的な反駁や、(そんなわけないのだけれどdropされた)再審請求していれば執行されないとの反駁もあり、数としては非常に少ないという判断。

M3 殺人被害の防止

拡大自殺に関しては、Negが言うように死刑があろうがなかろうが周りを巻き込む人もいるだろうし、一方で「死刑になりたくてやった」という人の存在自体は否定されず、多少は残るだろうという判断。

★この反駁と立証の評価でジャッジの判断は結構分かれた。反駁を大きくとりこのメリットをほぼ発生しないとしたジャッジも複数

問題は後半で、犯罪が減ったところもある、というのは分かったが、それが拡大自殺だけを反映しているわけではないだろうとも思うものの、触れられていないので明示的にはとれず。また、後述するが、背景要因の検討もこの試合においては不十分。まあとにかく減っているところもある、とだけ。

惜しむらくはせっかく質疑で残忍化効果を匂わせたのにそれを使わなかったところ。

Neg.

DM

A 一般抑止 「死ぬのは怖い」-「ずっと閉じ込められるのは嫌だ」の差分がuniqueness。正直どれくらい大きいのかは不明だし数も不明。いなくもないだろうが、どっちも普通は嫌だし、Affの反駁にも返していないのであまり大きくはとれていない。

B 教育効果喪失

別に終身刑でも悪いこととは分かるであろう、という話を採用。上記の差分ともリンク。要は、その差分が大きいと思うか小さいと思うかはかなりジャッジ主観で分かれている。(数十年たたないと云々言っている割には、自ら後で出している資料は直後の増減を論じているというのも疑問)

C 抑止力低下

アーリックモデルに対して、社会的変数などが考慮されていないなど、これでもかというような反駁資料がつけられて、再反駁なかったので、このeviで実際に犯罪増えるとは言えない、という判断。

★このアーリックモデルに対する反駁のeviをこの試合の中でどの程度重視するか、単にこのカードへの返しとだけ考えるか、資料の立証責任レベルを上げるものと考えるかはジャッジで分かれ、投票割れにもつながる

D

誘拐→「そもそもあまり知られていないのに抑止になるのか、時代も古すぎる」をほぼ返さず、大きくはとらず。まあ、なくもない程度。

組織犯罪→塀の中から戻ってこれなければ、やはり元も子もないわけで、固有性不明。(なぜ親分に殺されるという話をしなかったんだろう) まあ、なくもない程度。

E 再犯の増加

特に反駁なかったが、結局Aの差分が効いてくるわけで、そこまでも大きくとれず。

S1 アメリカでは2倍に増えたらしい

ここはNeg.のアーリックモデルカードを援用して立証評価。要は、経済条件はどうだったのかとか移民が増えたのではないかとか、そういう背景を全く言わずに「そのへんの年から2倍に」と言われてもこの試合ではそこまで単純に取れない。そういうことも考慮すべきであるとAff.から示されている以上。

ただ、そこまで考えるべきかどうかはジャッジで分かれていて、結果から言うとそこまで援用しなかったジャッジが多数派。本当はAff.がちらっとでも言うべきであった。

S2 暴動が起きる

別に死刑囚じゃなくても諸外国ではよく暴動起きてるし…。質疑で応答した、期間が問題というのもよく分からない。それ以上の証明も深刻性言及もないし、立証不足。ていうかこれ発生過程じゃなくて全然別個のデメリットではないんだろうか。

深刻性は、まあそうですね、という判断。

比較

結局、犯罪が増えるのか減るのかディベーターが明示的に比較していないのでジャッジが考えざるを得ない。

犯罪が増える可能性があるスキームも、減る可能性があるスキームも両方わずかながら生き残っていて、しかも相反しないので、両方起きると考える。

とした場合、減るという資料も増えるという資料もあって、どっちも背景証明が不十分となると、現状とほぼ変わらないのではないか、と判断。

というわけでM3DMが相殺しているので、M1/2がうすーく残っているので肯定側vote

というマイナーボートの理由がありましたとさ。

2012-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20120422185333

じゃあ、俺も学生時代の思い出を書くよ

配属

しばらくは飼い殺し。ネズミ世話当番をこなす。

週一交代で輪番で英語論文を発表させられる。

その時は、研究室でやってるテーマとか材料論文検索に突っ込んで、ページ数少なそうなやつを発表してた。

あんまり考えてなかった。

遊軍扱い

突如院生に呼ばれる。こ汚い材料でこ汚い実験をしろと。

ネズミ注射する方法をみせられる。

院生が教えてくれたのはそれっきりだと思う。

実験の詳細は教官に説明される。

「なにを言ってるのかよくわからないだろうけど、この材料でこういうことをやれ。

2年前に卒業したやつの卒論の補完だから、その卒論と条件を揃えてやるように。」

どうやっていいかからない。モノの場所研究室ルールもわからない。

B4で似たような手技を使う先輩を捕まえて泣きつく。

その先輩、商業高校推薦で潜り込んだそうで、指数対数計算も出来ない。

左手で持って右手注射する、その話は院生に聞いた、あてにするのはやめてとりあえず試行錯誤

細々したルールを全無視して好き勝手やってると先輩たちから目の敵。

なにかモノを使うたびにルール抵触して怒られる毎日

しかし、実験法や知識は教えてくれず。

壁にぶつかったのをいいわけに、実験サボる

教官名言

仕事しろよ!学生の遊びじゃないんだぞ!」

先生、僕は学生です。

縁の下の力持ち?とは思われずひたすら奴隷

そんなこんな、色々と実験、というか半分はサンプルを野外から集めてきたり、それを精製したり調整したりという泥仕事が定着。

毎日教官院生から

「いついつまでに誰にこういうサンプルを作って渡せ」

という指示が飛ぶようになる。

割に合わない泥仕事ばかりだったが、研究室のどこでどういう実験が動いているのか全容がわかるようになる。

他の連中が渡されたサンプルで渡された操作をしてるのに比べたら、まあ勉強にはなったわな。

自由人

あるとき実験面白い結果が出る。

はいものの、面白い結果がでたところで、次になにをやっていいかからないのはやる前からわかってた。

教官狂喜するが

教官「で、次どうするか考えろ」

古今東西の文献を調べまくって、論文の束に付箋を貼りまくって、あーだこーだ説明。

教官わからん。でもお前がわかったならやれ」

その頃から自由にモノを買ったりするようになる。

たぶん院生よりも金を自由にしてた。

いつものように50万くらいのもの電話注文してたら、すっかり助教授教官と呼んでいたのはそいつ)に研究は任せ、会議や事務仕事などに引っ込んでいた教授に見つかり、高額なもの助教授相談して買うようにと言われる。

一声かけに行くと

教官助教授)「お前がやってる研究必要なモノをお前より俺がわかると思ってるのか!」

同期の面倒を見ろとか後輩の面倒を見ろとか

教官増田くんは卒論ネタが3つも4つもあって余裕だから、同期の卒論をどうするか考えろ。」

要約すると、卒論テーマを与えようと思ったが思いつかなかったらしい。

俺は泥仕事過程で出たデータにちょいちょい足していけば、それっぽいストーリーがかける状態だったしで。

そのうちにどんどん増長していく。

今度配属されてくる後輩の面倒も一人見ろという。

同期のやつらも同じように後輩の面倒をみたりしていたが、手技を教えたりするだけだったんだが、俺の場合卒論ネタまで考えて与えろと。

やれと言われたので、やった。

そのうち愚痴の聞き役担当にもなり、ウン年前に卒業した院生博士論文であのデータが足りないとか、そういうまで。

なんか自分がすげぇやり手みたいに書いてるけど、教官の言ってることは半分くらいしかわからんかった。

どうも、その研究必要な基礎知識とか、ライバル論文は全部俺が読んでるという前提で話しているようで、

教官「あれ?あの論文読んでないんだっけ?ほらこれだ」

というノリ。

適当に相槌を打ってた。

卒業

教官「お前はネタが3つも4つもあるのに卒論は1つしか書かないなんて、残されたほうにもなってみろ!」

ということで卒業式の後に、卒論にしなかったネタをどうするか、誰かにデータを追加させてそいつ卒論にするとか、どうやって学会発表にもってくとか、そういう話をずっと。

就職してからも一ヵ月に一度くらい電話が来た。

相変わらず躁だったり欝だったり激しかった。

俺「先生、この間と言ってることが違うじゃないですか」

教官「おまえ、俺のことなんか信用できると思ってるのか?何年俺と付き合ってるんだ!」

しばらくして、その教官は死んだ。

自惚れではあるが、俺が院にいっていたら、死ななかったかもしれないと思ってる。

総括

放置でも、とにかく汗をかいて手を動かしていれば、B4,M2くらいまでならなんとかなる。

私はこうして卒研を失敗しました

 現在、某国立大学理系M2

修士修了してから書こうと思ってたけど、

なんだかまた研究というものがわからなくなりつつあるので。

B4としての1年間

 大学3年の年度末の研究室配属、私は晴れて志望のX研究室(イニシャルなどではない。念のため)に配属されることができた。

教員との相性や研究スタイルも考えず(というかどこも分野以外変わらないだろうと思っていたので)、

研究分野の興味だけで選んだ。

配属されてからしばらくは、ゼミもなく進捗報告もなく、ただX研の研究テーマで使うであろう器具をいじっていた。

 ところで、所属していた学科では

「英論文を一本読んで、発表(7月頃)する」という課題が課されていた。

その発表を3週間後に控えた頃、X研のB4にも論文が配られた。

この英論文を読む作業は「先行研究調査」だとか「survey」と呼ばれる「研究をする上で非常に重要な作業」で、

この課題はその練習のようなものだったのだろう。

しかし当時の私は「卒業必要単位を埋める作業」という認識しかなく、

院試邪魔」だとか「自分研究したわけでもないのに」と思っていた。

結果、モチベーションが保てず発表までに間に合わず、ひどい点数を取った。

 後で知ったことなのだが、他の研究室(の一例)では

「配属直後から」、「自分論文を選んで」、「各B4論文に対してゼミ中に研究室全体で」

取り組んでいたようだ(マンツーマンというところもあったらしい)。

ひどい点数を取ったのは自助努力が足らなかったかなのは認めるが、

論文を渡しただけでほったらかしにされるより、逐一指導される方が点数が高くなるのは火を見るよりも明らかだろう。

 院進学は、他大も視野に入れて探してたけどいまいち興味が沸くところがなかったので

X研にそのまま推薦で内部進学することにした。

(内部進学の推薦院試なんてないようなもので、受験料納めて適当な書類2枚作るだけで通った。)

 その後は12月まで、ひたすら器具をいじって過ごしていた。

相変わらずゼミや進捗報告は一切なかった先生と話をするのはたまに先生研究室に顔を出した時だけ。

途中不安になって研究テーマについて相談しに行ったこともあったが、

返ってくるのは決まってるんだかないんだかわからないような曖昧な答弁ばかり。

 そして中間発表を2週間後に控えた頃、漸く研究テーマが割り当てられた。

それからはもう必死だった。偏微分方程式の海と格闘する毎日

学科先生も一枚噛んだテーマだったのだが、

指導教員は「他学科先生から毎日指導できないよ」「質問はよく調べてからにして」というばかりで、

指導といえば発表練習に付き合ってダメ出しをするとか、テーマについての方向性意味を教わるぐらいだった。

なんかもう「頼れるのは自分だけ」って感じだった。

そうして迎えた中間発表は、今ひとつな結果に終わった。

 後日、指導教員に「キミ、このままじゃ院でやっていけないよ」と言われた。

いい歳をして泣いた。死にたくなった。

テーマが決まってからはがむしゃらにやってきたつもりだったのに。

こんなのがあと2年も続くなんてと思うと、

留年して進路選び直したほうがマシなんじゃないかとすら考えたけど、

この就職氷河期に1留のハンデ抱えて就職できるのかとか、

何より学費を出してくれる親に申し訳なくなってできなかった。

いっそ研究室がある3階から飛び降りたら楽になれるかなとか、

死ぬとまでは行かなくても誰か話を聞いてくれるかなとか思っていたけど、

留年以上に周りに迷惑がかかるor親不孝な気がして結局今もこうして生きてる。

後日、研究室コネバイト不採用の通知が来てますます凹んだ。

あの日の頃のことは、今こうして思い出して書いてる時も涙が出る。

 その後は研究を放り出したい気持ちを引きずりながら研究室に顔を出し、

きじゃくりながら卒論発表・提出までこぎつけ、無事卒業することが出来た。

卒業研究に失敗した理由

 何故卒研に失敗したのか。

それはやはり自分真剣味だとか努力だとか行動力が足りなかったのだろう。

いくら指導教員放置型だったとはいえ、

研究は自発的に進めるもの指導教員指導を待っていてはいけません。

指導教員はどの程度指導(干渉?)すべきか

 でも初めて研究する(のが大半)なB4に、「全部自分研究しろ」っていうのはちょっと酷じゃないか

太平洋のど真ん中に、地球地理も泳ぎ方もわからない人を放り出すようなもんだ。

せめて

ぐらいは必要なんじゃないか

  • 定期的に進捗状況を見る

までしてくれれば猶のことありがたかったけれど。

 ちなみに、自分が「研究テーマとして重要な要素(研究をすることの意味・新規性など)」「先行研究調査の重要性」を知ったのは

M1の中間発表で大やけどをしてからでした。

…これらは本来卒業研究の時点で身についてなきゃいけないことなんじゃないですかね…。

 発表練習だけは付き合っていただけたのは、

「外面を繕うぐらいは手伝ってやる」って意味だったのだろうか。

 ハイハイ甘えでしたね私が悪うござんした。

卒業研究をしているB4達に言いたいこと

 長くなりましたけど、B4達に私から出来るアドバイスとしては、

テーマよりも教員との相性等を重視したほうがいい」

「自発的に進める」

ぐらいです。

 自分は今でも「もっと充実した研究室生活を送りたかった」

「長い目で見ればやっぱり留年しておくべきだったのかな」と思っています

修士研究はうまく行ってないし、

卒業研究で患ったうつ病(らしきもの)はまだ度々ぶり返すし、

いっそ就職する前に休学でもして治しておこうかな。

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