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2020-01-08

anond:20200108210811

とりあえず「発達障害 (地元地名)」で検索して出てきた心療内科精神科にかかってみてはどうよ

初診料・薬代含めて数千円くらいだし漠然と「発達障害」じゃなくてちゃんと細かく診断名つけてもらいなよ

親に金借りてさ

麻衣阿P@プロデューサーアイドルさんのツイートを読んだ

https://twitter.com/MaiaUmetani/status/1214483127445245952

大抵のアイドルはいつもニコニコしていて嫌われたくないよう貴方のことを否定しない

から何を言っても自分は許されてると思いがちな人も多いみたいだが

普通に気持ち悪いことを言われれば嫌うし引くし傷付く

そういう店に行けと思う

嫌われたくなければつまらない揚げ足を取らず寄り添えば良いのに


「「推し変しようかなー」とか言って脅しをかけてくるアイドルオタクやめろや」とぶちギレるアイドルプロデューサーの一連のツイートのうちのひとつ

主張の大方はなるほどそりゃそうだろうと思って読んでたのだけど、ひっかかるところが一点あった。

「構ってほしくて推し変をちらつかせてもアイドルは嫌うだけなので、そういう店に行け」とこの人は言っているわけだけど、“そういう店”ってつまりどういう店なのか。「気持ち悪いこと」を客が言っても、キャストは嫌ったり引いたり傷ついたりしないシステムの店とは。

多分だけど、この人は漠然キャバクラとかの水商売を想定してる気がする(もっと漠然と、「いかがわしい系の店」とかかも)。

でも悲しいかな、キャバクラ嬢がキモ客クソ客のLINE晒して笑い者にするのもよく見る光景になりました。まして「指名しようかなー別の娘にしようかなーどうしようかなー」なんてシーソーゲームをやってるつもりの客は普通にキャバ嬢も大嫌いだろう。アイドルに限らずね。

アイドル人間なら、水商売従事者も人間なのだから

まり推し変をにおわせるなどして他人気持ちコントロールしようとしたり、過剰なサービスを求めようとする人間の行く場所なんてどこにもないということ。アイドルキャバ嬢笑顔の下ではそんな奴のことを嫌って怖がって蔑んでる。他の業界のどんな職業人間だって。男だってだって。誰だって

残念無念。

あと、この人は多分“そういう店”や勤めてる人を、無意識にかどうか、下に見てることは伝わってくるね。これは助言だけど、よその業界のことをよく知らないままゴミ箱扱いしないほうがいい。

こういう物言いはどっかで跳ね返ってくる(現にこうやって言いがかりをつけてくる奴がわいてきたわけだし)。

「やたら物販で会話を粘ってくる…そういう店に行けばいいのに」だったらオッケーだった。

[] #82-9「壱弐参拝」

≪ 前

俺たちはコンビニに辿り着くと、粛々と目ぼしいものを買い物カゴに放り込む。

まり長居するのは危険だ。

手ぶらで冷やかしに入った人間が、数分後には強盗になっていた」というミームあまりにも有名である

それだけ最近コンビニは手広くて狡猾ってことだ。

財布の紐を緩める罠が、至る所に張り巡らされている。

兄貴福袋があるよ」

案の定、弟が引っかかった。

「いらん、いらん。こういうところの福袋は、体よく在庫処理したいのが狙いなんだよ」

「でも定価より断然お得だって書いてある」

「定価でいらないものは、安くてもいらないものなんだよ。そういうものを“お得”だとは言わない」

漠然とした消費者意識を、コンビニ容赦なく刈り取ってくる。

実際、コンビニは手軽さの割に強力だ。

食いもの日用品多種多様で、一定品質保証されている。

入用のサービスも大体が網羅されているときた。

今やコンビニに出来ないことはない。

……とまで言うのは大袈裟だが、同レベルで便利な量販店が他にないのは確かだ。

せいぜい他系列コンビニチェーンくらいだろう。

それほどまでに便利で、携帯端末と同じくらい人々の日常から切り離せない存在なんだ。

兄貴ハムカツ揚げたてだぜ」

「ここのは注文直後に二度揚げするから、いつも揚げたてだっての。というか、初詣の出店はいいのか?」

「だいじょーぶ、食える食える。それにコンビニ飯の方が安くて美味いし、どうしても食べたいわけじゃないし」

弟なんて正にそれで、価値観までコンビニ規格である

昔の偉い人は「コンビニ日常を席巻する」と言っていたが、それでもここまでだとは思っていなかっただろう。

…………

焼き鳥って、よほどのことがない限り買ったほうがいい食い物だと思う。近年は特にレベルが高くなってる」

「自宅で炭火焼き難易度が高いからな。そもそも木炭市場に出回ってないし」

「仕方ないだろう。一時期、集団自殺手段として社会現象になったからな」

俺たちは他愛のない話をしながら、少し遠回りをしてカジマたちのもとへ戻る。

もと来た道には、あの酔っ払い達がまだ十中八九いるからな。

「む……」

公園までもうすぐというところで、ふと俺たちは足を止めた。

初詣に行く予定の神社が見えたんだ。

意外だったのは、この時間帯にしては参拝客がチラホラ見えたことだった。

結構せっかちな人がいるんだな」

「まあ、年は越しているからな。早いに越したことはない、って考え方もある」

こりゃあ、初日の出の後に来てたら混みそうだぞ。

「……ひとつ提案だが、初日の出の前に、初詣を済ましておくのはどうだ?」

ウサクの提案に、俺たちは頷くまでもなかった。

みんな考えることは同じだ。

「よし、カジマとタイナイたちには、後で交代して行ってもらおう」

俺たちはレジ袋を揺らしながら、玉砂利を踏み鳴らして賽銭箱へと向かう。

「おい、提案したのは我だが、参道の通り方とか色々あるだろ」

「あるとは思うが、そんなコードを気にするほどの信仰心がない」

「そうそう、コードなんて無視するのが現代スタンダードだよ」

「だったら、もう参拝自体やめてしまえと思うが……」

次 ≫

2020-01-04

私と、FtM親友のはなし

私(シス女性ヘテロ)にはFtM親友がいる。これから、私から見たその親友について、彼と初めて出会ったときから順番に時系列で書いてみようと思う。

この記事を書こうと思ったのは、ツイッターネットには、ジェンダーについていろんな意見が飛び交っているけれど、LGBT(この言い方は性自認と肉体の問題であるトランスを性志向問題であるLGBと一緒くたにしていてあまり良い言い方ではないと思うが)の当事者ヘテロの人との関わりについて、ヘテロから書いた記事が少ないなあと思い、そういう視点からの話があったら何かしらの意義はあるかもしれないと思ったかである

最初に断っておくが、私は「性別なんて結局関係なくて全ては人間同士の問題だ」といった浅はかな話を伝えたいわけではない。私の親友現在進行形社会トランスジェンダーの人々への不理解不寛容による様々な不利益を被っている。そのような不利益はなるべく早くこの世から無くすべきだし、そのためには多くの人々がジェンダーにまつわる問題自分事として、リアルに考えられるようになることが必要である。そのために、この記事が少しでも世の中のジェンダーにまつわる問題考える人の参考になったら幸いである。

↓以下自分語り↓

私(シス女性ヘテロ)にはFtM親友がいる。

彼とは中学出会ったけれど、初めて出会たこからしばらくは彼はまだ「彼女」として生きていた。お堅い私立女子校に入った割には少しやんちゃタイプで、4月早々の初めて一緒に帰った日に寄り道禁止校則を破って一人で新宿電車を降りようとした私に、彼女は「面白そう!」と言って付いてきてくれた。

一緒に帰ってる子がいるのに勝手に寄り道しようとするところから察せられると思うが、当時の私は集団行動がとにかく苦手だった。あと、謎のプロフィールカードを回して(書くのが地味にめんどくさい)、趣味とか性格とかをやたらと自己開示して同じ雰囲気の人同士で固まっていく、女子特有のあの謎の雰囲気にも全然なじめなくて、あんまり友達ができてなかった。彼女は一緒にいても無理に私のことを聞き出したり、自分のことを話したりもしなくて、そういうサッパリしたところがすごく楽で私たちはすぐに意気投合した。

毎日一緒に新宿で降りてその日のノリで無意味アルタとか世界堂とかを気が済むまで一緒にぶらついた。私は可愛いアクセとか服とかをよく買ったけど、彼女は最新のごついボールペンとか、銀粘土という私が知らない謎の粘土(それを使ってクロムハーツっぽいかっこいい系のシルバーアクセを作っていた)とかを買っていた。お金がない日はパックのジュースコンビニで買って地元駅のベンチで座ってずっとだらだらどうでもいいことを喋っていた。彼女も私もあんまり家に帰りたくないタイプだったので、無意味に夜の9時くらいまでベンチで喋っていた記憶とかあるけど、何をしゃべっていたのか全然思い出せない。多分最近やったおすすめゲームとかそういう他愛もないどうでもいい話をずっとしていたんだろうと思う。中二の頃は二人してゲーセン通いにハマって、大金をつぎ込んでハウスオブザデッドをラストまでクリアしたり(金の無駄すぎる)、夏休みを全てクイズマジックアカデミーに溶かしたりした。マジアカに関しては昔は1クレで2回遊べるような気前のいい設定のゲーセン結構あって、二人で交互にお金を出すと1000円もかからずに一日中遊べた。答えるジャンル彼女理系学問歴史担当で、私はアニメゲーム芸能担当だった。あと彼女クレーンゲームを一度やると取れるまで諦められないという悪癖があり、月のお小遣いを一瞬で溶かしてどうでもいい景品を取ったりしていた。いつだったか彼女クレーンで私のために戦国BASARA伊達政宗フィギュアを取ってプレゼントしてくれた時はすごくうれしかった。

中学二年生できっちり中二病になった私が突然ロリータに目覚めてピンクのフリフリドレスを着だしたときも、「似合ってるしいいんじゃね」の一言でそれ以上特に何も突っ込んでこなくて、その雑さがかえって楽でありがたかった。

とまあとにかくこんな感じで彼女と遊ぶのはとても楽しかったけれど、仲良くなるにつれてだんだんと、そして確信的に、私は彼女が他の「女の子」とはどこかが違うということを感じつつあった。何が違うのかはまだはっきりとはわからなかったけど、とにかく彼女は他の女の子と何かが決定的に違っていて、そして、違っているからこそこんなに気が合うんだろうなあと漠然と思っていた。

中学二年の終わりごろのある日、彼女が急に長かった髪をバッサリ切って学校にやってきた。私服服装も、ワンピースカーディガンみたいな感じからTシャツジーパンみたいな男の子っぽい服装に変えた。他の子は「すごい大胆にイメチェンしたね~!」とか言ってたけど、私は彼女のそれが「イメチェン」なんかじゃ絶対ないことが何となく分かっていた。自分性別についてとか、そういう話を彼女したことは無かったけど、その時は漠然と「多分彼女本来自分の姿に戻ろうとしてるいるんだろう」と思った。私がロリータを着だしたとき、「うちのお母さん宝塚とか好きだからさ、そういうの着て欲しそうにするんだけど、嫌なんだよね。」とポツリと言っていたことを、何となく思い出した。髪の毛は、お母さんはもったいないから切るのやめなよ!そんなに短くしたら男の子みたいだよ!って言って反対したらしいけど、自分勝手美容室に行って切ったと言っていた。「そっちのほうがしっくりくるじゃん!」って彼女に伝えた。

中三の頃から、お母さんとの折り合いが悪いとかで、彼女の元気がない日が多くなっていった。私はそういうことに無理に相談に乗ろうとするタイプじゃなかったし、彼女も多分それを望んでないだろうと思ったので、元気がない日はとりあえず一緒に遊んで、彼女が家に帰らずに済むようになるべく長い時間一緒にいるようにした。ジョナサンドリンクバーで追い出されるまで粘って、彼女が授業を休んだ分を一緒に勉強したりした(完璧に教えられるほど私が頭が良くなかったのは申し訳なかった)。一緒に夜遅くまでいると彼女携帯にお母さんからしょっちゅう電話がかかってきていたけど、そうなると彼女携帯の電源を切っていた。確か彼女携帯ストラップも何もついていない、青いシンプルソニーのやつだった。

高校生になると、彼女だんだん学校に来なくなる日が増えた。学校になじめないとかそういうことじゃなくて、多分、彼女が「彼女」でいることが限界を迎えつつあったんだと思う。たまに学校に来られる日はむしろ楽しそうにしていたし、学校はすごく楽しい全然嫌じゃないって言っていた。今にして思えば、女子校性別が一つの空間だったから、自分男の子に対する女の子だっていうことをことさらに考える必要が逆に無くて、彼女を苦しめる色んなものから解放される場所だったんだと思う。

けど、そういうことを彼女のお母さんはどうやら絶対にわかってくれないようだった。学校先生も「何でいじめもないのに来ないんだ」って感じだったし、周りの大人は誰もかもが、何か彼女根本的な何かを理解してなさそうだった。私もその時はまだはっきりと彼女の苦しみを理解できていたわけではないけど、ただの思春期の悩みとか親子関係もつれとかではないだろうことはぼんやりと感じていたし、そして多分、私が彼女のことを根本的に救うことは出来ないだろうということを感じていて、何とも言えない気持ちになっていた。私にできることはただ今までと変わらず仲良くすることだけだよな~と思って努めてそうしようとしていたけど、先生かに「〇〇さんと仲良くしてあげてね~」といかにも不登校の子ケア的な感じで言われるたびに、そんなことずっと昔からとっくにしとるわ!と白けた気持ちになった。

彼女は結局高二高三と結局ほとんど学校に来られなかった。私はアホなりに頑張って何とか大学合格したけど、彼女はそんな調子だったから、何とか卒業はできたけど当然現役で受験するのは無理で浪人することになって、春休みに会ったとき予備校に通うことにしたと言っていた。大学に入ってからは私も忙しかったし、彼女も親と一緒にいるのが限界一人暮らしを始めたりした関係で、初めて半年くらい会わない期間があった。その半年の間に、私は女子校を出て男という存在に実に小学校ぶりに接触し、この世界には男と女がいてそうやって社会が成り立っていることを久方ぶりに思い出した。何なら初めての彼氏まで出来た。

そんなある日、サークルの部室でスマブラでもみんなでやろっか~ってなったときに「ゲームとかやったことある?」って何気なく男の子に聞かれて、その瞬間、「ああ、「男の子」と「女の子」っていう、こういう感じの雰囲気、あったな」という感覚自分の中に鮮烈に蘇ってくるのを感じた。私は小学校の頃からゲームが大好きで結構いろいろなソフトを遊んでいたけど、女の子ゲームが好きな子小学校クラスに一人もいなかった。男の子が新作ゲームの話で盛り上がって「今日俺んちで一緒にやろうぜ!」って言ってるのを聞いて、混ぜて欲しいなあって思っていたけど、何故か言えなかった。そういう小さいころほのかに感じていた違和感とさみしさが心の中にバーッと思い出されてきた。小学生までの私はずっと一人でゲームしていてすごくさみしかったし、一緒に気兼ねなくゲームしてくれる友達がいればいいのにな~ってずっと思っていた。だから、男だからとか女だからとか考えずにとりあえず一緒にゲーセンに通って、アホほどマジアカやれたのが、あんなに楽しかったんだなあってことがようやくしっくりきたのだった。

夏の終わりころ、「引っ越し終わったから会おうよ」って連絡が来て、家に遊びに行って半年ぶりに会った。一人暮らし始めたてだという部屋はめちゃくちゃ殺風景で、唯一あるデカめな本棚河合塾とか駿台テキストに混ざって横光三国志とかジョジョかいろいろな漫画がたくさん詰まっていた。プレステがない事にちょっとがっかりしたが、「浪人してるので親に止められた」って言われてまあそりゃそうかって納得した。けれど、親に干渉されない空間で前よりだいぶ生き生きしているようで安心し、それからちょくちょくまた一緒に遊ぶようになった。

最近はよくそういう話もするけれど、どういうタイミング性同一性障害とか、FtMとか、そういう話を彼から聞くようになったかを私は何故かはっきり覚えていない。大学生になってからだというのは覚えているが、はっきりとしたカムアウト的なことを受けたのがいつだったか記憶あいまいなのである。もしかしたらそういうはっきりしたカムアウトも無くて、「男なんだよね~」「そっか、まあだろうね~」みたいな感じで、ダラダラ喋ってるときにノリで言われたのかもしれない。どのみち、私は大学に入って自分の中で「男」という概念を思い出した時点で、ああ、彼女はやっぱり完全に「男」だったなという確信を持っていた。肉体の上での性などどうでもよく、長年一緒にいて相手のことを知りつくした結果、彼女が「女」では絶対にないということが理性を超え出でて感覚レベルでしっくりくるものがあったのである性別というものは全くもって不思議ものだなあと思う。とにかく、大学生になってからは私の中では彼女だったあいつは完全に「彼」になった。もっとも、私は中学生のころからきっと、もともと彼のことを特別に彼「女」とも思っていなかったけれど。

けれど、「彼」として彼と一緒に過ごすようになってから、私は何回か彼のことを配慮のない言葉で傷つけてしまたことがある。例えば、「久々にプールでも一緒に行かない?」って何気なく誘ったとき。中高のときは家も近かったし、ゲームの合間にたまに区民プールに一緒に行って泳いだりしていたのだ。彼は泳ぎがとてもうまかった。けど彼は「水着が着られないから行けないよ。もうずっとプール行ってないな。」って、ちょっと悲しそうな顔をして答えた。私は、ああそうか、まだ一緒の更衣室で着替えていたあの時も、彼はずっと気まずい思いを抱えて過ごしていたんだなあと思って、そういうことにひっそりと苦しみながら誰にも言わずにずっと耐えていたことを思い、ものすごくつらい気持ちになると同時に、無神経に誘ってしまって申し訳なく思った。あとは、彼が中高の共通の友人の結婚式に出るのを断ったと聞いて、行けばいいのに!って言ってしまったとき。なんで行かないのって聞いたら、まだオペしていないから男物のスーツを着て行って浮きたくないし、何より「女子校時代の友人」って言われるのがつらいって言われて、ああそうかごめん…と思った。私の結婚式ドレスコード何でもOKで、「昔からの超マブダチ」みたいな感じでぼんやり紹介するから来てよって言ったら、それは行くわと言ってくれてうれしかった。

とにかく女として見られることがつらいので、彼は大学生になってから名前漢字男の子っぽい名前に名乗り変えて(予備校事情説明して対応してもらったらしい)、高校を出てから基本的に男として過ごしていた。だから予備校で知り合った友人に私を紹介してくれたときも「高校友達だとだけ言っといて!どこの学校か聞かれたら適当ごまかすから」と私に言った。何でわざわざぼかすの?って聞いたら、女子校出身だってバレたくないから、ごめん!って言われて、なるほどそうか…と思い、私はよく分からない共学出身の人としてその彼の友人とよく遊ぶようになった(ちなみにその人はすごく理解のあるいい人だったので、最終的には彼がFtM女子校出身ということもきちんとカムアウトしてすっきり過ごせるようになった)。

とにかく、彼と友人として共に過ごしていく中で、私は世の中がいかトランスジェンダーに対して無関心で配慮が無いかということを、図らずも身に染みて思い知ることが出来た。私は元々ジェンダーに対してあまり意識が高くなかったけど、彼は大学に無事合格してからはそういうジェンダーにまつわる問題に取り組むサークルに入って、この社会が抱える色々な、特にトランスジェンダーに関する問題について、私に色々と教えてくれた。「病院保険証出してあれ?みたいになるときマジ困るんだよね~ここばっかりは女っていうよりしょうがないけどでもやっぱ嫌なんだよね~」みたいな、彼の身近な問題から分かりやす説明してくれて全然押しつけがましくないのが、彼らしくて良いなあとよく思う。

つい最近、彼が昔の話になったときに、「一度だけ学校先生に『自分は男なんだ』と相談したけど、その時『言ってる意味が分からない』と言われて否定されてすごくつらかった。それから中高の時にはそういうことを言えなくなってしまった。けど、お前に自分が男なんだってことを言ったとき、『やっぱそっか、私にとって〇〇は〇〇で男でも女でも変わらないけど、今度から男って思っとくわ!』とあっさり言われたのが、すごく気楽で救われた。自分性別について否定されるのはつらいけど、逆に気を遣われすぎるのもついから。」と彼に言われた。私はマジで思ったことをそのまま言っただけで意識してそう言ったわけではなかったけど、そう言ってもらえたのはすごくうれしかった。これからもずっと、大切な友人として、過ごせたらいいなあと思っているし、彼を取り巻くあらゆる不利益が一刻も早くなくなるよう祈り自分ができることをやっていきたいと思っている。

2020-01-03

anond:20200103180139

おまえ、バカだろ。

英語が出来れば年収いくらになれるの?」みたいな漠然とした質問をして意味のある答が得られるとでも思ってるのか?w

そういう質問をしている時点で「こいつ使えねーヤツだな」という評価確定だよww

2019-12-31

[] 86

 33人目、また傷つけたというか、せっかく楽しかったのに俺が台無しにした。

お互いにとってベストなところで切り上げることができない。

別れた後に半日くらい引きずるので、ダメージが痛すぎる。

相手のため、自分のために、リスク管理第一でいこう。

うまくいってる時ほど冷静に。利己的な考えに支配されている時ほど、相手気持ちに立つ。自分に都合の良いように考えない。

紳士的に振る舞う、言い換えれば自分が損するように振る舞うというのは、信念がないと無理だ。

相手を傷つけないようにという漠然としたものは、信念ではない。

俺は自分レベル以下の女の子相手には主導権を握れるようになった。力には責任が伴う。

テンプレナンパフローではない、自分フローを、自分の進め方を確立しよう。

自分のやることだし、自分もっと考えて振る舞わなければ。

2019-12-30

営業という仕事の優秀さのパラドックス

めっちゃ売れる商材を売ってる会社 A と、ぜんぜんパッとしない商材を売ってる B があるとして、

Aの商品なんてほうっておいたって売れそうなんだし、Aを売ってる営業さんはたいして優秀じゃなくてもつとまるってことなのかな。

Bの商品は売るにそうとうの営業力?や営業テクニック?が必要なんだろうから、Bを売ってる営業さんは優秀ってことなのかな。

もともと売れる商材を扱ってる A のほうが高い給料出せるわけで、そうすると A のほうが多くの人が働きたいから、当然優秀な営業も取りやすくなる。そういうわけでAのほうが優秀な営業が多くなる、みたいな因果関係がある?

増田仕事営業ではない。

今まで仕事上、いろんな会社営業さんと仕事してきたけど、明らかに給料高そうな会社営業さんが一概優秀かというとそうでもない気がしていて。

A社は優秀な営業採用できるけど、A者での成長って実はそれほどないんじゃないか、なのでA社に長くいる営業はしばしばダメな感じになっちゃう。逆にB社で鍛えられてA社に移った直後ぐらいの営業さんが最強なんじゃないか漠然とそんなことを考えた。

漠然とした夢

娘がプリキュアを見る年齢になり、父親枠で自分プリキュアを見るようになった。そうして過去作品もいくつか見るうちゴープリ見て思った。

夢って漠然としてて良いんだなーという

〜〜になりたいとか、〜〜で優勝したいとか、なんかそういう具体的じゃないといけないと思ってこの歳まできたけど、こういうのもっと早く教えて欲しかった。娘には伝わっているといいなーと思う。

2019-12-29

anond:20191229145837

そらそうだろうね

本気でやりたい!うぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!というよりも

なんとなく漠然とやりたいだからのぅ

2019-12-28

anond:20190626224519

183

183日目

目安の半分が終わった。

完全な企画倒れであり特に面白い要素もなく、誰も得していないような気がしてならないのだが、それでも漠然気持ちの整理はついた気がする

2019-12-26

anond:20191226141627

ウィッチャーはもともと小説じゃんw

世界観」とか「背景」とか漠然としすぎなんで何とも言えないよ。

たぶんおまえは「中世ヨーロッパらしいリアリティのあるディティール」みたいな話をしたいんだと思うが。

出生率が下がったのはお金がないから、とか嘘だろう?

本当は俺たちは十分に愛されず尊重されず世間体とか古びた風習かに振り回されて十分に生を謳歌しないまま歳を取ってしまっているから、子供を欲しがるほど余裕がないんだよな、そうだろう?自分をまず満足させないと次に引き継ぐものなんてないんだよ。そういう自分欲望の部分を抑圧させられてきたのが俺たちだからな。俺たちは自分勝手なんじゃないんだよ。そもそも自分勝手というものを知らずに漠然とした不満と抑圧を常に受けて生きてるんだ

2019-12-21

おかねがほしい

おかねがほしい。

というより何故お金にこんなにも執着するのだろう。

中ぐらいの家庭に生まれた。(自分が思う限り)不自由なく育てて貰った。奨学金は借りたが大学院まで出た。大きな企業研究職に就いている。平均以上の給料はあると思っている。

お金で嫌な思いをしたのは、兄弟が私学大学へ進学を決め、両親が頭を抱えていたとき奨学金書類を揃えていたとき20歳ぐらい、両親が揉めて離婚したときお金が原因の一部だった)。

漠然と、上流階級になりたい、と思うようになった。お金で苦労したくない。もし子どもができたら同じ思いをさせたくない。

大金持ちにはなれないかも知れないが、今は少しでも貯金をして、堅く資産運用もしている。早くお金のことを考えなくてもいいようになりたい。自分世代なら他にやるべき、考えるべきことがあると思う。

どうすれば、おかねがほしい、が無くなるのだろう。

2019-12-20

何者にもなれないと悟った日、私は女を買った。

これを書くべきかどうか私は悶々と悩んでいたし、だからこそ匿名での発表になってしまった。意気地無しですまん。

幼少から私は薄ぼんやり自分特別な何かになるんだと信じて疑わない子どもだったように思う。いや、子ども普通そういう夢想に耽るものなのかもしれないね

まあ、そんなどこにでもいる、世界で一人だけの特別子どもだった。

問題それからだった。その「特別自分妄想20を越えてもなお続いていた。

「私は絶対大成する」と漠然と思いながら一日中YouTubeを見て暮らす大学生、それが私だった。

そんな自分に嫌気がさしながらも、変わる努力のめんどくささから目を背け、怠惰に時を貪った。

結局かつての自分が思い描いた20歳の自分の要素は5%くらいしかなくて、夜な夜な泣きながらストゼロロング缶を飲んで東海オンエアを見た。

東海オンエアはいい、最高にくだらなくて最高に面白い時間を忘れ、今の自分の情けなさから逃れられる。

そして東海オンエアをずっとずっとずっと見た。見ていたらふと「あ、私って東海オンエアにはなれないんだな」と気が付いた。

気が付いた瞬間に目眩がして「酒飲みすぎたかなー」とか思いながら眠った。

そんできったねぇ自分の部屋で目を覚まして思った。「女買おう」と。

ちょっと前にレズ風俗レポでバズった漫画家がいることは、ここにたどり着いている人ならご存知だろう。私はあれを読んで以来ずっと女を買ってみたかたことを思い出した。

レズ風俗……は、やり尽くされてるしなぁ」別にレポを書いて投稿する気などサラサラないのにそんなことを思った。

普段は面倒な身支度が何故かスルスルと出来て、やりたいことをやるとはこういうことかと思いながら家を出た。

そして女を買った。ハピホテに詳細が載ってないようなしょっぼいラブホで、初対面のおっぱいを揉んで、初対面のおまんこを舐めた。

ラブホ代の倍くらいの値段の安い女だった。

お店に勤めている女じゃなくて、その辺に立っている女だったから選んだ。そういうリスクを冒したほうが楽しそうな気がした。

リスク楽しいが捕まりたくはないし、とりあえず身分証だけ見せてもらった。私の一つ歳上の女だった。

顔はイマイチ覚えていない。多分ブスではなかったと思う、ブスのおまんことか舐めたくないし。

おっぱいはおっきくて、おまんこはピンク色だった。ほとんどそれしか覚えていない。

行為が終わって一緒にシャワーを浴びたら、そこでまた触り合いっこをした。

気持ちよくはあったはずだが記憶にはない。というか全体に記憶が朧気なのだ。だからレポを書くつもりもなかった。

その後はホテル近くのコンビニで買ったストゼロを二人で飲んで、女に金を渡して一緒にホテルを出た。「結局女なんか買ってもなんにも変わんねぇじゃん」と思った。

ホテルから駅まで一緒に歩いた。何となく雑談をしながら歩いた。その女は大学生しかった。「私と同じだね」とか言った気がする。

会話にも疲れ、東海オンエアを見ようとYouTubeを開いた。

「え、東海オンエア好きなんですか?!」急にボリュームの上がった声は楽しそうで、ああこの女も普通に生きてる人間なんだなと思った。

思ったらなんか笑えた。

私もこの女も変わんねぇなと思った。

結局何者にもなれないまま生きていくのかと、変に悲しくなりながらバイバイと改札前で手を振った。

2019-12-19

結婚したい

女 31歳になった 一年付き合ってる1歳上の彼氏がいる

今の彼氏はとてもいい子で好きなので結婚したいし、その意志も伝えているんだけど、

彼氏自分仕事上の立場やとか収入が低いのを気にしていてもう少し時間がほしいっぽい

彼にもう少しってどれくらいで考えてることが実現できそう?って聞くとう〜〜んと頭を抱えてしま

わたしはいままで漠然しかなかった結婚願望が、「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなた結婚したいのです」になったので早く結婚したいなと思っている

プロポーズがありありなのもわかってるけど、で、できるなら、、できるならプロポーズをされたい、、

周りの年上年下友達男女問わず結婚していくのをみるとおめでとうと思いつつうらやましくて胸がキューっとなってしま

人と比べるものではないけどとても辛くなってきた

令和元年婚したかったな?

結婚てなんだ?わかんなくなってきた

社会的気持ち的になにか変わりますか?

2019-12-17

学校司書仕事内容

https://koumu.in/articles/268

学校司書仕事には、一般的図書館で発生するような、資料の貸出・返却などカウンター業務リファレンス、棚に戻す配架業務などがあります。そしてさらに、児童学生対象とした学校司書ならではの業務が加わると考えてください。

カウンター業務

カウンターでは、貸出・返却の手続きはもちろん、生徒たちからの問い合わせに答えたり、資料検索をしたりする、いわゆるリファレンス業務があります

生徒たちは一般利用者と異なり、「自分は何のために、どのような資料必要なのか」が自分自身で整理できておらず、漠然としていることがあります。「夏休みの宿題として」「社会科の調べ学習必要」「レポートを書くための下調べ」「単純に興味がある分野だから」など、様々な理由図書館を訪ねてきます。いきなりパソコンに向かって検索するのではなく、きちんとインタビューをして「何のための資料しなのか?」を知ると、ぴったり合う資料提供できますよ。

また、学校先生たちも、授業で使う資料ネタ探しに来ることがあります

生徒や先生質問に的確に対応するため、どの教科書で、今はどんな内容を扱っているのか、どの先生がどんな課題を出しているのかを常に把握しておくことも大切です。日頃から先生たちともコミュニケーションを深めておきましょう。

資料管理

司書業務として、資料の購入・廃棄などの管理業務があります

予算の限りがあるので難しいことも思いますが、全学年の生徒が読めるような資料バランス良く棚にあるか常に把握して選書(購入する資料を選ぶ作業)をする必要があります。例えば、小学校1年生が読むような本ばかりでは、高学年の生徒は退屈して読むものがなくなってしまます。逆に漢字が多かったり、難しい言葉を使っている資料を、低学年の生徒は読めません。もちろん、自然科学歴史芸術、昔話、エッセイなど、各ジャンル資料がある程度そろっていることが望ましいです。教科担当先生がいればよく相談をして、購入する資料を決めるのが良いでしょう。

子どもたちが読む本にも流行があります。これをある程度把握して棚に揃えておくと、子どもたちが図書館に来るきっかけにもなりますとはいえ、昔から読み継がれている名作や古典の良さもあり、読む力がついてきた生徒にはぜひ勧めたいので、古くなっても廃棄資料に回らないよう十分に気をつける必要があります。どうしても状態が悪くなってしまった場合は、新品を購入可能確認してからが良いでしょう。

その他の業務

生徒たちが本に親しみ、図書館を利用するように、図書館外での能動的な活動必要になります

読み聞かせや読み語りは、読書が苦手な生徒にも物語世界体験してもらう機会になります民話などの内容を全て暗記して語って聞かせる「語り」など様々な形態があるので、自分に合った方法選択してください。

ブックトークという、1つのテーマに沿って本を紹介していく方法もあります物語に限らず様々な資料連続して紹介でき、生徒たちの好奇心をかき立てる効果があります

また、小学校高学年以上になれば、生徒たちがお互いに本を紹介することもできるようになっていきます代表的なのは課題の1冊を決めてその内容について語り合う「読書会」ですが、各メンバーおすすめの本を持ち寄ってプレゼンし合う「ビブリオバトル」も流行しており、生徒たちが読書を楽しむ場を企画提供する実行力が司書には求められています

また、「調べ学習」の図鑑などを使って調べ物をする需要も増えています百科事典の使い方や、辞書辞典の引き方をレクチャーする機会もあるので、スムーズにできるようになりましょう。

学校によっては、新刊案内や図書館だよりといった印刷物作成・配布する場合もあります図書室に来る習慣がない生徒たちも興味が持てる情報発信を心がけて行います

2019-12-14

気持ちは分かるがそこは本論じゃないと思う的な

いや気持ちはわかるんだけどさ、例えば

ラーメンが美味い!」ってツイッター漫画があったとして、それがなんか良いと思ってRTしたり、好意的コメントを寄せたりした時に、

いちいち「その漫画に添えられてる餃子は小さすぎる!お前はボッタクリ餃子肯定するのか!」とか長々文句を送られても困るんだよ。

そんなとこ細かく見て真面目に評論しようという意図で書いたコメントではないし、漠然と「上手な漫画だ!」って思っただけなんだよ……

これに限らず、漫画が「なんか良い」って漠然好意的に紹介したなんて、細かい点をしっかり見て全肯定するって意味ではないんだが、なぜ伝わらないときもあるのだろうか。

まあ、自分漫画描く人ではないし、一家言ある人からして不自然なこと言ってるときもあるのかもしれんけど、本論じゃないと思う点で騒がれると違和感がある。

諦めきれない

自分子供の頃から、心から愛する人と結ばれて子供も授かって一生幸せ暮らしたい、と憧れがあった。でも、もう30も超えて、漠然とそれはきっと無理なんだろうな〜と分かってきてしまった。でも諦めきれなくて足掻いて、婚活とかしてみたけど、辛いだけ。いっそ、新年からすっぱり諦めて趣味仕事に邁進したい。誰か、諦められるよう背中を押してください。

2019-12-13

社会ってすごいと思ってた

何か大っきい得体の知れない化物の集合体だと思ってた

この世界の色んなサービス

スーパーコンピュータみたいので全自動で処理されてて

本当に重大な事はエヴァに出てくるゼーレみたいなスーパー知能の人達が最終判断を下してるのかと思ってた

社会に出てまあまあ経ったけど

なんか昔思ってたより社会って人間だった

会社って

実態の無い何か大きなプロジェクト会議毎日してて

パソコンに向かって意味の無い数字を打ち込んで

紙を沢山コピーしてホチキスで留めたりを延々してるんだと漠然と思ってた

大きい会社ほどそうなんだと思ってた

でも会社もめちゃくちゃ人間だった

人間人間お話してお金のやり取りをしてる事に気付いた

なんか全部コンピュータだと漠然と思ってた

人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りょうどなりにちらちらするただの人である

本当にそうなんだなと思った

そしたら社会で生きるのがなんか怖くなくなった

  

毎日ピシッとしたスーツ着ていかにもできる風なリーマン

みんなやってる仕事本質あんまり変わらない気がしてきた

どうせ相手人間から

話せば大抵わかってくれるし

向こうも感情はあるし

なんか楽になった

なーんだ社会って全然臭い感じじゃん

自分の周り 延長線上じゃん

2019-12-12

漠然とした不安がある

将来が不安感情を整理したい。ただの自分語りです。

十数年前、就職氷河期人間大学卒業就職できず、フリーターでしばらくやってたんだけど並行して転職活動してたらようやく小さな事務所事務員として拾ってもらった。収入は大したことないけど職場を変えつつ同じ業種で仕事を続けられてて、今に至る。

その間にいったんは結婚したけど、こっちが未熟なせいか相手に愛想をつかされ離婚されてしまった。そのとき人生どん底だった。

そのあと何年かして、大学の頃から続けていた趣味関係で知り合った年下の人結婚して子どもをひとり授かり、なんとか保育園に入れられて仕事を続けることができた。

貯金はい自分のだけで700万くらい。自分の年齢と照らし合わせるとそこまで多いわけではないと思う。

夫は若いので結婚時にそんなに貯金がなかったけど、今のところそこそこの収入あって(ただしめちゃくちゃに忙しくしている)子どもにはお金で困ることがないように、というのは夫婦で一致している。

いつ働けなくなるかなんて誰にもわからないので出来る限り自分は働き続けてお金は貯めていきたい。

老後資金に2000万円いるとか言ってるけど、実際はもっと必要になるだろうと思って、漠然と焦っている。

子どもだっていまはそんなにかかってないけど、大きくなったらもっとお金がかかるだろう。

あと、一回離婚しているのでいつ夫が心変わりしても生きていけるように、働き続けたいというのはある。

今のところなんの資格ももってなくて、本当は手に職をつけたいんだけど、日々の仕事子育て家事忙殺されてて、勉強できてない。勉強するくせもできてない。

子どもももっと接したいし、一緒に成長していきたい気持ちもある。子どもはすごくかわいい最近言葉が通じるようになってきて、おしゃべりするのが楽しい仕事してると、そういう時間も限られる。その上自分勉強までするとなったら、体が壊れるんじゃないだろうか。

子どもを産んでからは死にたくない気持ちがいっそう強くなったから、健康でい続けるために、睡眠は確保したい。

から手をつけていいかからず、漠然不安である

多分私は女のまま男になりたかった

私は女なんだけど、性への考え方が男性に近いと思う。

例えば好きな男の人が出来たとして、付き合うとしたらその先殆ど確率で性行為が待っている。

この人の事は好きなのだが、この人に押し倒されて股を開いて突っ込まれて……という事を想像すると酷い拒否反応が出てしまう。

別に性嫌悪という事ではない。

そうではなくて「この人を押し倒して尻に突っ込んで犯してやりたい」と考えてしまうのだ。

前述の拒否反応は、例えるならば異性愛者の男性ゲイに抱く漠然とした恐怖心に近いのかもしれない。

自分が男側だと思っていたのに、突然女側の役割を持たされるかもしれないという地位を覆される恐怖。

ここでおかしいのは自分はもともと女性であるという事で、むしろ女側の立ち位置こそがデフォルトスタンダードだという事だ。相手も全くそのつもりだろう。

しか自分はそれに大きな拒絶を抱いてしまう。これに物凄く悩んでいる。

自分は夜な夜なAVを見てそういう雰囲気に浸る事もある。

でもこういう時も感情移入するのも女側ではなく男側だ。こんな風に犯されたい、ではなくこんな風に犯したいという感情を抱いてそれを見る。

から現実離れしたいかにも男を喜ばせる為のファンタジー演出も大好きだし、現実好きな人とは別にそれはそれとして見る。

逆に女性向けのAVというのもあるがああいうのは全く「抜けない」。女側の視点に寄り添って作られたものなのだから、逆を見てる自分に合わないのは当然でもある。

ただ男性向けでもフェラのシーンだけはやっぱり実物がないのでイマイチ響いてこなかったりする。

別にトランスジェンダーという訳ではないと思う。

自分は女だという確固たる性自認がある。性的話題さえ離れれば一般的女性が好きだと言われるようなものが好きだ。

可愛い洋服アクセサリースイーツも好きだ。少女漫画もカッコいい男性アイドルも好きで、よくいる女性のものになれる。

ただ昨今フェミ話題も多いがあの手の話題にも乗り切れない所がある。何故ならあの話題は「男が女を性的消費する」事が話の大前提からだ。

自分は男も女も性的消費したいし、しているのだから、まず議論に立つ前に話の前提に乗り切れていない。

セクシャルマイノリティで無いのだとしたら、こういう考え方で生きている私は一体何なのだろう。

もし何か既存名前があるなら教えて欲しい。

誰にも相談できなくて増田に書き出しているけれど、今はただ「そんな女はいない」「どうせ男でしょ」と存在のもの否定されるのが一番怖い。

考え方が普通じゃない事は自分が一番良く分かっている。でも居るのだ。居てしまったのだ。

考え方が違うせいで、なかなかに普通に生きるのがしんどいのだ。

いじめによる自殺は二流

芥川龍之介みたいな自殺が一流

取り除くことが可能理由自殺するのはダサい もっと漠然としててどうしようもない不安感とか倦怠感で自殺するのがカッコいい

2019-12-11

恋愛マスター増田

 彼女ができないできないと嘆くやつをよくみかけるがそういう奴らは美肌、オシャレ、積極性どれか1つでも気にかけたことはあるだろうか?答えは簡単。「全く無い」。ただ漠然と日々を過ごすだけで何も努力はしない。あっちから寄ってきてくれると思っている愚かな生き物だよ。顔がブスでも付き合ってるやつなんて腐るほどいる。逆に美男美女カップルなんて滅多に見ない。お前らにもチャンスはきっとある。諦めるな!行動にうつせ。

 ちなみに俺はこのかた21年、彼女ができたことはないし童貞だ。

[] #81-7「AIムール」

≪ 前

リーダーに後ろから近づく。

まさかとは思っていたが、やっぱりだ。

至近距離で見てみると、その大きさがますます分かる。

アメフト選手相撲レスラーを足して、2で割らなかったような体躯だ。

もしも、ここで勢い良く振り向かれたり、抱えている荷物を落とされたりしたら大怪我は確実だろう。

客観的に見れば剣呑としているが、俺は気さくに話しかけた。

「やあ、調子はどう?」

「ん?……よもやワレに聞いているのか?」

リーダーは首だけ180度回転させ、こちらに顔を向けた。

俺の予感は確信に変わる。

「うぬ……マスダ、の長男

「そんな気はしてたけど、やっぱりムカイさんか」

「なぜ、こんなところにいるのだ?」

「それはこっちも聞きたいな」

漠然とは思っていたが、まさか本当にムカイさんだったとは。

…………

俺の知り合いだと分かるとクラスメートたちも会話に参加し始めた。

「怖くて近づけなかったとは、オマエラも薄情なヤツだな」

「ははは……ムカイさんに指摘されると、なおのこと申し訳なくなるね」

ムカイさんは戦闘用の兵器で、今は無き企業によって作られた。

AI戦闘用に作られているはずだが、感情表現は人並みに豊かだ。

現在武装解除され、『256』という会社が名義上ムカイさんを管理しているらしい。

しか実質的に放逐状態で、俺の家の斜向かい普通に生活している。

「ワレの戦闘プログラムをいじれる技術者が見つからなくてな。仕方なく、自ら“戦わない理由”を新たに規定することで抑えているのだ。そのせいで行動に大きなラグが生じてしまう」

「どれくらい?」

「平均0.2秒だ。以前は0.1もかからなかったというのに」

「いや、十分早いじゃん……」

「オマエラ基準で言われても慰めにすらならん。何をするにも戦闘プログラムと紐付けられているから、その度に処理が発生するんだぞ。この煩わしさはシェア不可能だ」

とはいえ現代社会に溶け込むためには色々と不便もあるらしい。

この『AIムール』で働いているのも、『256』に言い渡されて渋々やっているようだ。

「つまり、ムカイさんは派遣社員ってわけか」

なるほど、会社が未完全の状態にしては、アンドロイドだけ妙に揃いすぎていると思った。

足りない部分は、そうやって穴埋めしてたってわけか。

ムカイさんにチェックを必要としないのも、『AIムール』の管轄外かつ規格外からだ。

下手にいじれば改造行為にあたるため、コンプライアンス的にマズいのだろう。

ただ、未だ疑問も残る。

そんな派遣アンドロイドに、なぜ『AIムール』はリーダーを任せているのだろうか。

いや、なんとなく分かるような気もするが、その“可能性”はあまり考えたくない。

次 ≫

2019-12-10

[] #81-6「AIムール」

≪ 前

「エーゼロワン

はい、エーゼロワン、異常ありません」

はいはい、異常なし……っと」

翌日の仕事に慣れてきたこともあって、あっという間に終わった。

慣れが必要なほど難しいってわけでもないけれど、何もしない時間が増えてしまうのが厄介だ。

アンドロイドたちが黙々と作業をするシーンなんて数分見てれば飽きる。

「暇っすねえ~」

ハードワークよりはいいんじゃない?」

「そういう極端な対比は適切ではないな。それに、社員に碌な仕事を与えないのも一種パワハラだ」

とはいえ、俺たちは職場体験で来た学生からな。大した仕事は与えられないんだろう」

まあ、そうは言ってみたものの、何を体験させられているのかは自分でも良く分かっていないのだが。


「せめて暇をつぶせる場所があればいいんすけどね~」

社内はまだ工事中場所か、『関係者以外は立ち入り禁止』という札ばかりだ。

利用することはもちろん、覗くことすらできない状態だ。

AI職場から人間向きの施設優先順位が低いってことなのだろうか。

大企業の支社だから食堂の飯だけは少し期待していたのだが、まさか出前だとは思わなかった。

「初めて食べるけど、デリバリー中華ってレベル高いっすね」

普段は何を頼むの?」

「やっぱピザが最強っしょ。もう少し安くなってほしいとは思うけど」

「ああいデリバリーが高いのは、注文が殺到するのを防ぐためって側面もあるらしいぞ」

「ま、結局は費用対効果が~ところでしょ」

そんな調子から、昼飯時の会話もこんな感じだ。

この会社じゃなくてもできるような雑談ばかりである

昼飯を終えれば、また退屈な時間の始まりだ。

リーダーアンドロイドに、何か聞いてみたりしないんすか?」

からカジマは、それを凌ぐために思いつきの提案をしてきた。

「ええー……どうかな」

タイナイはスプーンを持つ手を止め、困惑の表情を浮かべる。

暇つぶしになるかどうか以前に、そもそもやりたくないって反応だ。

ちょっと怖いんだよね……」

リーダーは、他のアンドロイドたちから十数メートル離れた場所作業をしている。

遠くから見ても分かるほどに大きなボディで、人間には持てないであろう重さの荷物をいつも運んでいた。

どうにも近よりがたい雰囲気があったんだ。

「他のアンドロイドたちみたいに質問チェックしなくていいみたいだから、無理に関わる必要はないんじゃないか?」

「それが気になるんすよ。なんでリーダーのチェックはしなくていいのか……」

かに、俺もその点は気になっていた。

リーダーなのだから、むしろ優先的にチェックするべきアンドロイドのはずだ。

運搬作業ばかりで、他のアンドロイドを統率している様子もないのも気になる。

「よし、聞いてこよう」

俺はフォーチュン・クッキーを平らげると、おもむろに席を立った。

「ええ!? 大丈夫?」

問題ない。占いには『思いがけない出会いが、水の流れを変える』と書かれていた」

「それは、良いとも悪いとも取れる書き方じゃないか?」

「というか、マスダって占いとか信じないタイプだろ」

もちろん、フォーチュン・クッキー占いなんて信じちゃいない。

大丈夫だと感じたのは、危険だったら担当もこんな場所を任せないだろうという、常識的判断からきている。

それに漠然とだが、あのリーダーを見たときから、俺の中では「もしかして」って思いが燻っていたんだ。

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