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2024-02-19

伊東純也がフランスで干されない本当の理由

シロだという証拠を掴んでいる訳ではなく、「干した後、万が一シロだった場合リスクがある」からである

フランスは元々、性加害告発に冷淡な国

なぜフランスで「#MeToo 」への反対が起きたのか、という本が出版される程、フランスは性加害告発を冷淡に見る風潮が以前からあった。書評をググればわかる。

メンディ・ショック

バンジャマン・メンディという元フランス代表のサッカー選手が居る。彼は2021年8月に6件もの強姦容疑で起訴され、それを受けて当時の所属クラブであるイングランドマンチェスターシティから事実上追放された。しかし昨年1月に全て無罪判決が確定。

これを受けてメンディはサッカー界に復帰したが、マンチェスターシティには戻れず、母国フランスロリアンというクラブ移籍

そして、メンディはマンチェスターシティに対して2021年から2年間、無罪が確定するまで干された時期の給料を払えという裁判を起こした。これは未だ係争中。

伊東純也の所属クラブはメンディ・ショックの再来を恐れただけに過ぎない

日本代表伊東純也を外した理由は「スポンサーへの配慮」であり、スポンサー伊東純也を通じて浴びてしま風評被害リスクを恐れたためであった。

一方、スタッド・ランス伊東純也を外さな理由は「シロだった場合裁判を起こされ、風評と金銭の被害を被るリスク」を恐れたためである

彼の扱い方自体真逆だが、両者とも判断理由は「リスク回避」という意味本質は同じであることは覚えておくべきだろう。むやみに日本企業を下げたり、フランスを上げたりするのは近視眼的である

2024-02-07

どっかの国のサッカー協会みたいに、記事が出ただけで大スポンサー様に忖度して代表外しちゃうのはおかしい。 こんなの許していたら週刊誌のやりたい放題になっちゃう。

パートナーのみなさんへ配慮をしたのも事実です」

 3月に待つ北朝鮮代表との北中米W杯アジア2次予選をはじめとする、今後の伊東代表活動に対しても、田嶋会長は「これがどのように展開していくのか、にもよると思うので、JFAとしてしっかりと見極めていきたい」と明言を避けている。



 対照的スタッド・ランスは一貫した方針を貫いている。

 1日にクラブ公式HP上で、最初離脱を発表したJFAより早く声明掲載

女性への暴力問題を「無視することはできません。活動しない、あるいは沈黙を保つことも望んでいません」と位置づけた上で、

伊東側も同日に虚偽告訴容疑で“逆刑事告訴”した状況を踏まえながら、推定無罪原則に立った上で伊東に対して次のように言及している。

日本人ストライカー人間的な資質と振る舞いに対して、スタッド・ランスはこれまで一度も疑問視したことはありません。

(中略)いま現在に至るまで、私たち選手との連帯を示しています

同時に今後は真相の解明につながる具体的な証拠を待ち望むとともに、

いかなる法的な進展に対しても細心の注意を払いながら見守っていきます

 この声明の延長線上に伊東練習復帰がある。

 
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