はてなキーワード: キャッチとは
秋葉原ではキャッチのメイドに話しかけられたキモオタどもが勘違いして話し込もうとする。一応客の立場だから行くか行かないか悩むフリをしてできるだけ話を伸ばす。普段は女に声もかけられないのに秋葉原のメイド相手だと鼻の下を伸ばして頑張って話し込もうとする。メイドはメイドで自己評価低いやつ多いし、まあお互い幸せにやってくださいといった感じではあるので微笑ましく見ている。
あまり知らないといっても、
・走るチェックポイントは1塁~3塁
どちらかというとサッカーの方がドリブルでスルっといくのがかっこよくて好きだったので、
テレビで野球中継をやっていても、ボールが小さくて何がどーなってるのかさっぱりわからなくてつまらないと思っていた。
小5の春、転校した田舎の村では、地区ごとにある子供会という組織に小学生が強制的に参加させられることになっていた。
子供会では男子はソフトボール、女子はバレーボールの活動があり、当然のように強制参加だった。
チームの高学年の人数が少ないので、バットを持ったことすらないチビガリの俺も自動的にレギュラーにされる。
最初はキャッチボールの経験すらなかったので、グローブの付け方や使い方もわからなかったし、ボールを掴んで投げるという動作もものすごくぎこちなかった。
飛んでくるボールが怖くてキャッチできなかったので、キャッチボール練習は俺とペアになった子が俺に球拾いをさせるだけの作業になっていた。
さらに、コーチは野球好きな誰かのお父さんたちなんだけれど、その人たちは俺が野球の細かいルールをさっぱりわかってないことに気付いてなかった。
練習を見に来たお母さん方の中には、もしかして…と気づいていた方もいたらしいのだけれど、
コーチは「野球のルール知らん子供なんかおるわけあれへんがぃ!」「転校生やゆーても子供はみんなやっとるもんやろ」で流してしまっていたそうだ。
田舎の子たちはみんな小1から子供会ソフトボールに参加するので、高学年になってもルールを把握してない、という可能性を思いつかなかったのだろう。
結局一度も詳しいルールの説明をしてもらうことなく進んでしまい、あっという間にソフトボールの練習は俺にとって、
知らない怖いおじさんに怒鳴られながらルールのわからないスポーツを無理やりさせられる苦痛の時間になってしまった。
とりあえずヘタクソ枠ということになっていたっぽいライトが定位置になったが、
飛んでくるボールや勢いよく転がってくるボールがキャッチできないので、ライト=ホームランのボーナス状態になってしまう。
重点的にやらされたフライキャッチの練習ではグローブの使い方や落下点の予測が下手で見失ったり頭や顔でボールを受けたりしまくって、
どんどんボールが怖くなって落下点に近づくこともできなくなった。
打席に立ってみても、ストライクとボールの見極めなんかできるわけがなかったし、
怖くて飛び退って逃げるか、目をつぶってキャッチャーミットにボールが収まってからバットを振り始めるくらいのトロくささで、
たまーにバットにボールが当たったら、ボールの勢いに負けてその場で尻もちついてコケる有様だった。
キレたコーチに「やる気あんのか!?」と何度も怒鳴られるけど、残念ながらそんなものは最初からない。
なにがなんだかわからなくて、上達しようという意欲もこれっぽっちもわかず、痛い思いをしたくないから逃げるのだけが早くなった。
試合では、守備側が相手バッターを煽る掛け声をずっと上げ続けるように指導された。
「バッタービビッとる!ヘイヘイヘイ!」 言うのも言われるのも苦痛だった。
そのうち、練習の日になると腹痛を起こして下痢が止まらなくなることが多くなった。
小6の最後の村内大会の日、大会にはどうしても来いと言われたので仕方なしに行った。
いつものライトの守備位置につく。みんなは相変わらず相手打者を煽ってたけど、俺は口パクでごまかしていた。
試合経過は覚えていないけれど、うちのチームは他のチームに比べると比較的高学年が多かったので、俺というお荷物がいてもある程度点は取っていたらしい。
最終回、打球がライトに飛んだ。なんのことはないフライだが、そこにいるのは今日もいつも通りやらかしまくっていた俺だった。
俺は一応ボールを追いかけようとして上を見上げて、眩しくて即座に見失ってフリーズした。
全然見えないのでとりあえず太陽を遮ろうと掲げたグローブの中に、ボスッという慣れない感触があった。
たまたまボールが落ちてきてグローブに入ったのだ。保護者席で歓声が上がった。
完全に偶然だったけれど、そのとき俺は、初めて試合でフライのキャッチに成功した。
そして、照れながらボールを2バウンドでピッチャーに投げ戻した後は、二度とボールが飛んでくることもなく試合が終わって、チームは優勝していた。
不良が更生したらやたら褒められるのと同じ理屈なのか、チームメイトやコーチからはやたらと褒められて、初めてちょっとだけ楽しいと思えた。
今ではなんとなく甲子園とかを見て、「わーがんばってるなーすごいなー」と思うくらいはできるようになった。
もしあの時偶然ボールをキャッチしていなかったら、今頃もっと野球が嫌いになっていただろうなと思うと、俺は運がよかったのかなーと思う。
うちの場合、当日はレントゲンとバリウム。検尿アンド検血。身長体重、目と耳と心電図というメニューです。
さらに、二日間の検便が義務ずけられているのですが、この検便が面倒くさいのですよ。
基本的な流れとしては、まず便器にうんこキャッチシートを敷きます。その上にうんこをし、糞採取棒でうんこをこねくりまわして程良い量のうんこを採取する。
まずね、うんこキャッチシート。これを敷いてから脱糞するわけですが、基本的にうんこするときはしっこも出るでしょう。
そうすると、うんこがしっこまみれになってしまうじゃないですか。
「こいつ、検便の前日にどんなプレイを楽しんでんねん…。」
まぁ、なんとかうんこキャッチシート問題をクリアーしたとしましょう。次に控えているのは糞採取棒です。
ぶりぶり出ましたよ、さぁ糞を採取だわーいわーい、その前にお尻をキレイにしなきゃね、ウォシュレットスイッチオーン!
「こいつ、検便前日にどんなプレイ楽しんでんねん…。」
アナル周り汚いまんまで糞採取するなんて信じられないでしょう、ありえないありえないないないわーお。
検便 。
それは祈り。
いや違う。
長年私の頭を悩ませてきたこの検便問題。
さすが、俺。解決しちゃったの。もうね、こういうのライフハックていうんですかね、ハッカーデビューですか、俺うふふ。
まず、普通に脱糞して下さい。服は脱いでも脱がなくてもいいですが、私は全裸でうんこする派ですよ。
うんこキャッチシート。ノンノン、いらないそれ。それは敷かずに取っておいて。あとで使うから。
はい、脱糞しました、と。うんこはキャッチされていないんだから水没してますね、当たり前。
さぁ、さぁ!
どうやって糞採取する?
どうする?
うーん?
肝心の糞は水没中です。この状態でキレイなうんこを採取する方法なんてないでしょう?
いーや。
まだまだ。取り敢えず、糞採取棒を手に持て。そこで考えろ。
適量!適量過ぎる量の糞が取れちゃう!
びっくり!吃驚!わーお!
これで解決。夫婦円満。
さて、おまけのライフハック。
ご存知の通り、私は便器が変わるとうんこが出来ないほどナイーブなんですけど。
健康診断はバリウム飲みますね。バリウム飲んだら下剤もらってすぐに白い糞を捻り出す必要があるわけですが、ナイーブなデブの私は家に帰らねばうんこ出来ないわけです。
バリウムうんこ。重たいです。流れないんです、底に溜まるんです底辺。
それを防ぐためには、脱糞時にクッションを敷いて流れやすくする必要があるのです。
うんこキャッチシートを敷いてうんこをすると、どんなに重たいバリウムうんこでも流すことが出来ます。
やってみ!
うんこが出る。それはよい。だがかなり頻繁に出る。それはどうだろう。
それほど食べてないのに量的にかなり出てくるし、頻度がすさまじい。
1日2食で、かつ固形物より水分の摂取のほうが多いくらいなのに、これでもかというほどうんこが出る。
なんなら食事回数よりもうんこの回数のほうが多い。1日2食で少なくとも1日3回はうんこが出る。多い日には5回以上出る。錬金術か。
ちょろちょろ小出しにしているのではなく、毎回もりもり出る。
無論、私が何かにつけてうんこに行きたがる性の持ち主ということもない。つまり弱い便意をわざわざキャッチアップして排便につなげているわけではないということだ。
毎度イヤにしっかりとした便意である。霧にかかったようなぼやけた意識ではないのだ。確実に訴えかけてくるものがある。
少なくとも便秘の苦しみよりは遥かに良い。
しかし実際のところかなり困っている。
うんこが出る。それはよい。だがかなり頻繁に出る。それはどうだろう。
それほど食べてないのに量的にかなり出てくるし、頻度がすさまじい。
1日2食で、かつ固形物より水分の摂取のほうが多いくらいなのに、これでもかというほどうんこが出る。
なんなら食事回数よりもうんこの回数のほうが多い。1日2食で少なくとも1日3回はうんこが出る。多い日には5回以上出る。錬金術か。
ちょろちょろ小出しにしているのではなく、毎回もりもり出る。
無論、私が何かにつけてうんこに行きたがる性の持ち主ということもない。つまり弱い便意をわざわざキャッチアップして排便につなげているわけではないということだ。
毎度イヤにしっかりとした便意である。霧にかかったようなぼやけた意識ではないのだ。確実に訴えかけてくるものがある。
少なくとも便秘の苦しみよりは遥かに良い。
しかし実際のところかなり困っている。
小生の名はチャックカウパー。数ヶ月前までニートのだめ人間だった。
親父の跡取り息子として養鶏場を承継することとなったのが今年の3月。
採算度外視の平屋の養鶏場だから利益の割に相続税が高かったから最初は大変だった。
しかし、親父の代から交渉をしていたAピーという会社に鳥を卸すように
そうなると今度は童貞を捨てたくなるのが男のさが。
一刻も早く娼婦に会いたくて車内の道中、小生の体は小刻みに震えていた。
駅を出ると洗体というお店のキャッチにあったのでまずは体を綺麗にした。
おっぱいを密着させて洗体してきたので小生の紙パンツはテントを張った。
最高、爽快な気分で感無量だ。最澄、空海の保護者は桓武天皇だ。
洗体のギャルとは肌の張りが違うけどそれはそれでオッケーだった。
プレイの詳細については小生の性癖と名誉にもかかわる問題なので割愛させていただく。
包茎の小生でもソープを楽しむことが出来たのは養鶏場の運営で得た資金のおかげ。
お金に余裕がない時は包茎という事実をソープにいかないための言い訳にしていた。
お金を手にしてはじめてわかった。
女性の体もはじめてわかった。
の元増田です。
『思い当たるフシ』というやつをリストアップして持っていこうと思います。
既に検査が明日に迫っているものの、「増田に上げる」という目的意識でも持たないといつまでも先延ばしにしそうなので……。
【現在の状況】
■普段の生活で困っていること
■あまり困っているわけではないがADHDの特性に当てはまりそうだと思うこと
こんなところでしょうか。書き連ねてみるとひっどいものですね……。
ビット立ちました?違うんです、違うんです。
useless じゃなくて unusable です。
Webアプリ作ってるんですけどね。ええ、結構大きいやつです。
中身がレガシー過ぎてね、フロントだけでも作り変えようってなってて。
開発には大体1年くらいかけるんですけど、そのために技術選定しててね。
React、とても素敵なのはわかってるんです。自分でも作って試しました。
別にReactがどうってわけじゃないんです、Angularでもいいんです。
要するに今どきのフロントエンドJSフレームワークなんて、レガシーな現場に導入できないんです。
僕がいいと思って提案したって、そうか、それでいこうってなると思います。
けど、同じように理解している仲間、いないんですよ。そんな大役できるかっつの。対価皆無だぞ。
それから、新しい技術を導入したら向こう5年…いや3年は子守しなきゃならんのです。
今どき未来数年続くフレームワーク選ぶのもしんどいのに、そりゃねえだろと。
アプリをモダンにするのと同時に、開発者の意識も変えて、そもそも数年間身を預けていい
フレームワーク探すとか甘いこと言ってないで状況に応じて最適なものに鞍替えできる
くらいの構えが必要でしょって思うんですけど、いや他のメンバーも思ってる人いるけど、
思ってるだけだもん。
で、じゃあみんなを巻き込んで勉強会とかして意識高めてはりきっていこー!とか、
やるわけないじゃん。僕が技術を教えたところで、それ僕がいなくなったらどうすんの。
普段から界隈の情報キャッチして動向を見張るとか、いまさらできないっしょ?
このどこからともなく湧き出てくる「好奇心」が動機でオフのときも
情報収集しちゃう習慣は、さすがに伝承できないよ。新卒採用が基本だし、その子たちだって
特定の人物にロックインするとか、どこぞのVBAおじさんかよ。
そこまで頑張ったって、給料増えないしね。事業に対して責任を負うような立場や年次でもない。
静かに沈みゆく大船にポカンと乗ってるやつらに熱心に語っている余裕はないんだ。
そんなことをするくらいなら、勢いのある別の船に乗り移ったほうがよいってなるじゃんよ。
子供の愚痴かよって感じですけど、ちょっと吐き出したくなってね。
意識変えていくべきところがあったら、ぜひともご指摘ください。
志望校そのものが、周りに引きずられるのは社会的地位を気にする人間の心理的な問題だけど、
レベルが高い大学に合格できるかどうかは、学習能力によるところが大きい。
(もちろん、富裕層においては金で大学に押し込めるのでこの限りではないが。)
また、勉強しさえすればいつかは合格するということを吹き込むのも本人のためにはならない。
例えば、4時間以内にフルマラソンを走破しなければならないという目標に対して
陸上部で今までずっとトレーニングしていた人と、35年間ひきこもっていた人、どっちがキャッチアップが楽かまで
考慮してアドバイスしないと絵に書いた餅になることも考慮しないといけない。
私も半年程前に経験したソープのぼったくりの経験を報告します。
ぼったくりに至る経緯を情報として記すことで今後の被害を減らせればと思い。
時期は2014年の夏頃でした。
テレビで新宿のゴールデン街の紹介をしていたのを見たのをキッカケに、
3軒ぐらい店をはしごして、良い気分になって駅へと向かっていた。
途中、歌舞伎町の横を通る。て
そこで「お兄さん、ソープいかがですか。今日はお客さんがいなくて困ってるんです」
とキャッチに遭う。
それまでゴールデン街で良い人に接していたせいか、最初は無視をしていたが、
ほかのどんな街でも、ぼったくりなんて無かったから甘く考えていた。
(歌舞伎町以外ではキャッチに応えるとほとんどが安くしてくれる)
私は気分が良かったし、話相手のつもりでキャッチと話した。
「ソープって高いんでしょ?歌舞伎町だったら、なおさらだよね」と。
対するキャッチは、「いや~今日は雨が降ったせいか、お客さんがさっぱりなんです。
女の子は待機してるし、こちらの儲けは無しで給料を払う分だけで良いんで。
60分1万円で良いです」と。
1万円と言っても安いかもしれないが、一度に払う額としては大金だ。
財布の中身も残り少ない。手持ちも少ない。
あまり風俗に行かない私は、相当良い子じゃない限りは断ろうと決めた。
・・あd
理系はてなーのみなさんは、MIRAIに関するさまざまな問題点の指摘をすでに目にしているだろう。
曰く、水素自動車に使われる水素は結局は電気で作るほかなく、その電気は化石燃料含めた既存の発電設備で作る。化石燃料をそのまま使う内燃機関車や、電気の段階でエネルギーを受け渡すEVより多段階のエネルギー変換をしているわけだから、そのぶんエネルギー効率が落ちている(実際、コストで比較するとHVやEVよりも燃費は悪い)。水素ステーションという社会的インフラ基盤を整備するコストも高い。液体ではなく気体を扱うわけだから設備にもそれだけ高い保安性能が要求される。1拠点で1億円かかると言われている。エネルギーロスがある技術に、多大な社会的投資が必要になる。
これらはすべて、MIRAIという車両の「川上」に属する問題だ。でも、MIRAI自体の問題について指摘した文章をあまり目にしていない。そこにこそ「MIRAI(FCV)には未来がない」ことの雄弁な証拠があるというのに。
なんでMIRAIには未来はないと思うのか。端的に、でかすぎ、重すぎなのだ。クラウンよりも5mm短くて横幅が15mmでかい。同サイズ以上。車重は2000kgオーバー。定員は4名で、後部座席の足元は前席下に入らない。トランクは狭小。これが、FCVに未来がないことの証拠だ。
そんなことがなぜ問題なのか。「初代の実験的販売車だからいいじゃないか。そのうち改善されていくだろう」。そうではない。たとえば初代プリウスはMIRAIより全長が600mm、横幅は100mm短く、車重は1200kg台で、定員5名だった。MIRAIより800kgも軽いのだ! 初代プリウスをあれだけコンパクトなパッケージにまとめたトヨタが、MIRAIでは会社の命運を賭けてもここまでのパッケージングしかできなかったということが、FCVの将来を暗示している。MIRAIはHVに比べても、積載している技術要素が多く、しかもそれぞれ小型軽量化するのが困難な技術的制約があるから、この大きさと重さになってしまっている。以下、それぞれの技術要素について言及する。
まずFCスタック、燃料電池部が重くてでかい。この重さと大きさでどうにか155psを確保した。2tを超える車重を動かすにはおっつかっつのレベルだ。しかも、その性能(重量出力比)を規定しているのが化学反応の領域なので、技術革新のペースが電子技術や機械技術よりも格段に遅い。これは燃料電池だけでなく、電池技術の一般的な命題として知られている。実用車として必要な出力を確保するには、大幅な小型化は難しいだろう。
高圧水素タンクも重くてでかい。でも、これ以上小さくすると650kmという内燃エンジン車の平均的航続距離を切ってしまう。タンク圧を上げればそれだけリスクが増す。現状でも水素自動車スタンドでは危険性を考慮し、専任オペレータがチャージしなければならない(=セルフ補充はできない)仕様なのだから、これ以上の高圧化の可能性はないだろう。そしてタンクの耐用年数は15年だ。しかも2年毎に定期点検が必要になり、一般の車検場では検査はできない。とてもエコだのサステナビリティだのを胸を張って主張できるような代物ではない。
水素ガスの供給系も重いしでかい。燃焼性の液体を発火プラグの直前で気化する内燃機関に比べて、気体を高圧タンクからスタックまで送り込むのだから、配管の気密性もポンプの性能も桁違いに保安基準が高く、それだけ重く大きくなる。これも技術的制約であり、簡単に解決できるようなものではない。ちなみにこの車には数ヵ所に水素ガスのガス漏れ検知装置がついている。
廃熱系も重くてでかい。水素自動車は水しか排出しない。つまり排ガス経由で廃熱を抜けない。しかし燃料電池部分はかなりの発熱を伴う。FCスタックで起きているのは、酸素と水素から電気と水と熱を作る反応だからだ。だからあの異形の巨大グリルが必要になり、その内部に大型のラジエーターが鎮座している。これも化学反応の特性に紐付けられた制約だから、技術革新で容易に克服できるものではない。
バッテリも、EVほどではないにしろ、それなりに重くてでかい。FCスタックだけでは柔軟な出力制御や回生はできない。だから大型の補助バッテリセルを積んでいる。FCスタック+モーター+バッテリというパワートレイン。これエンジン+モーター+バッテリとパラレルな、要はHV車と同じような構成なのだ。HV並みにパワートレインの構成が複雑で、構成部品も多い。しかも可燃性気体を扱うぶんだけ重く大きくなる。これは技術革新だけでどうにかできるような問題ではない。FCVという特定のテクノロジーの組み合わせによる、固有の限界、固有の制約というものがある。それがMIRAIの初期モデルの性能と価格を規定している。こう説明すれば、理系はてなーは直感的に「あっこれ、技術的に筋が悪いな」と感じるのではないだろうか。
だから値段も高い。補助金なしなら700万円オーバーだ。そこに、国民の皆様の血税が220万円注ぎ込まれて、やっと500万円程度になる。ちなみに初代プリウスは補助金なしで215万円だった。おわかりいただけただろうか。だからMIRAIには未来がないのだ。
2021年6月16日、ホンダ・クラリティFuel Cellの生産中止が発表された。ホンダ、FCV生産中止 販売低調で : 日本経済新聞 理由は販売低調。そりゃそうだ、高い(783万円)、でかい(全長4915mm・全幅1875mm)、買いにくい(リース専用)。2021年6月時点でも全国の水素ステーションの数は147箇所止まり。助成金たんまり乗せて官公庁と法人に買ってもらうしかマーケットがない。そもそもクルマとしてのユーティリティが乏しいFCVで、さらにあえてホンダ車を選ばなければならない自治体や企業はほとんどない。全世界での累計販売台数はわずか1900台だったそうだ。FCV全体を断念するわけではなくGM合弁でFCVは続けるということだが、あくまで保険的なムーブだろう。
もう一方のトヨタ・MIRAIはどうなったかといえば、こちらも累計販売1万台・国内販売3700台と全く振るわない状況だったが、2020年12月にガラッと雰囲気の変わった2代目が出てきた。https://toyota.jp/mirai これが実にお見事なのだ。といっても「これなら売れる! FCVの時代が来た!」という意味ではない。5年前にこの増田で書いた諸問題をまったく解決できないまま、それでも「FCVには将来性がある」という幻想を維持するために、針の穴に糸を通すようなコントロールで商品企画をやり直し、それにある程度成功している、ということだ。
どういうことか。まずボディサイズだ。レクサスLSと同じGA-Lプラットフォームを採用して、全長4975mm・全幅1885mmに。ちなみに初代は全長4890mm・全幅1815mmだった。初代よりひとまわりデカくなっているのである! 価格は? 細かくグレードを刻んで710万円〜860万円。こちらも高くなっている! 高圧タンクはどうなった? なんと3本に増槽している。しかも1本は運転席の真横に据え付けられている。
全幅1885mmにして、巨大なフロアトンネルにも水素タンクを入れて、750〜850kmという航続距離を確保。全長4975mmにして、ゴルフバッグ3個分のトランクを確保。大径タイヤを採用して地上高を上げ、タンク寸法を拡大。とにかく、全体をデカくすることでどうにかした。「技術的課題を解決しないという解決をした」ともいえる。
一方でトヨタはさすがだなと思うのは、そういう「FCVの限界に気づかせないための、ほぼ唯一の正解ルート」を新型MIRAIでちゃんと選んでることだ。上司に「お前、FCVなんとかしろや」と言われた時に現場が練ってくる商品企画としては、ほぼ100点満点といえる。つまり、デカさと高さを「これはあくまで高級車、ラグジュアリーカーなんですよ〜」という建て付けにすることで、「要素技術的に小型化・低価格化が困難」という自家用FCVの致命的欠点を希釈したのである。
自家用FCVの「デカい・狭い・高い問題」を誤魔化せるのは、もともとボディサイズが大きいスポーツ寄りの大型セダンか大型SUVぐらいしかない。だがエコカーの上得意である自治体や法人はSUVを買わない。だからMIRAIは「レクサスLSみたいな、スポーツ寄りの大型セダン」になった。2代目MIRAIは、顔つきこそスポーツカーっぽいが、シルエット的にはギリギリ自治体・法人用のショーファードリブンカーにも富裕層向けのドライバーズサルーンにも見えるし、実際に両方のニーズをそこそこ満たせるように作ってある。辻褄は合ってる。
ショーファードリブン用途に供するために、狭い車内で後部左右席をめいっぱい広く取った。だから後部中央席は実用に向かない。あくまで「5人定員」というカタログスペックのためのエマージェンシーシートだ。これはファミリーカーなら大きな欠点だが、ショーファードリブンやドライバーズサルーンなら別に困らない。ほとんど使わないから。辻褄は合ってる。
後部中央席を実際に使わない想定なら、フロアトンネルを大きくしてそこに水素タンクを増槽してもいいよね、となる。結果として航続距離が伸び、600km→850kmになった。これで水素ステーション不足の問題をある程度緩和できている。辻褄は合ってる。
ガッチガチの制約条件の中で唯一の正答を導く論理パズルみたいなことになってて、しかもちゃんと正解してる。さすがトヨタ。だがこれは「やっぱりFCVで大衆乗用車(5人乗り+5ナンバー)を作るのは無理でした」という事実上の敗北宣言でもある。やはりMIRAIには未来がないのだ。
おそらくトヨタも、自家用FCVという路線にはもう勝ち目が薄いと認識していると思う。そこで繰り出してきたのが水素エンジンという隠し球。技術的にはそう目新しくなく、過去にも複数メーカーが販売している。ただカーボンオフセットが問題視される以前は既存のガソリン内燃車に比べて全く優位性がなかったし、そもそも世の中に水素燃料のサプライチェーンが存在していないから普及することもなかった。
でもFCV普及が厳しくなった今、水素エンジン車は、既存自動車メーカーが手持ちの技術資源を使ってEV勢に対抗しうる希少な選択肢になる。内燃で培った基幹技術の多くを使い回せるので、今からでもイノベーションで先行するEV勢にキャッチアップしやすい。ミッション系ほか大手下請サプライヤーもそのまま連れて行ける。ガソリンに比べて重量エネルギー効率はかなり悪いが、お得意のHV機構と絡めれば何とか燃費も実用域まで持っていける可能性はある。官民を巻き込んだ水素ステーション全国展開というプロジェクトの延命もできる。モジュール化に不向きなので中長期ではEV勢に対してどうしても不利になっていくが、レガシーの技術を延命させて戦えるとこまで戦うというのも旧主派勢力の立派な戦略だ。3代目MIRAIは、出るとしたら普通の水素エンジンHV車に生まれ変わっているかもしれない。
(続きを書きました https://anond.hatelabo.jp/20210820195856
前も書いたが、地元(千葉)の友達と東京で飲もうとすると普通にキャッチの話聞き始めるから理解に苦しむ。別に東京に慣れてないわけじゃないと思うんだけど。
キャッチセールスを全面的に禁止して即効現行犯で取り締まれるようにしたらいいのに
地方によっては風俗のキャッチを禁止している条例もあるみたいだがそれも不十分だ
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・思わずお知り合いのhagexさんと意気投合してしまい記事に取り上げて頂きました。
はてな匿名ダイアリーで26万円ぼったくり被害を書いた人間は私の友人でした。hagex-day-info 2015-04-24
・あれ、なんかこれって…(滝汗
何も連絡を受けた覚えは…あの。まぁいいですけど。
この古川なにって人には何も…。
なんか書き方から流行りの「ネイティブアドのノンクレジット」臭がするのは気のせい?
「20分飲んで26万円」歌舞伎町で「ぼったくり」に遭ったーーこんなときの対策は?弁護士ドットコム 2015年5月5日(火)11時37分配信
「20分飲んで26万円」歌舞伎町で「ぼったくり」に遭ったーーこんなときの対策は?弁護士ドットコム 2015年5月5日(火)11時37分
以下、本編:
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居酒屋後、手近な店が待ちだったのでキャッチの話を聞く。(*1)
「今日は客が厳しいので60分4000円のところを3000円で」
と聞きまぁ良いかとついてゆく。
店内入ってきれいな店だな、あれ、客が居ないなとは思った。
「今日は客は俺たちだけ?」と聞いたら
「さっき団体がちょうどはけたところだ」とのこと。
じゃあ、しんみりするのもなんなので女子二人にも呑んでもらう。
すると、グラス4つ出てきて、
それを片方に継ぎ足して女子2人が乾杯してくる、あらら。(*2)
俺らは水割りなんだけど。
話しているうちにその継ぎ足しグラスを呑み干しおかわりを要求してくる。
「今日は手持ち一万しかないのでそれで払える範囲で打ち止めだからね」と念を押す。
話をそこそこに、構わずおかわり4つが出てきてまた片方に継ぎ足しそれをあおる女子。
グラスを持ってくるボーイに「頭一万超えたら教えて」と告げる。
話をそこそこに、構わずおかわり4つが出てきてまた片方に継ぎ足しそれをあおる女子。
まだ、入って20分も立ってないが、こりゃ財布が間に合わないなと
で、出てきた伝票が表題の件。
曰く、
入店チャージは3000円だと。セット料金は一人10万/60分ですよと。
うちは高級志向で売っているのでこの値段だと。最初に説明したと。
テーブルにある料金表にもそう書いてあると。
「呼び込みのニイちゃんから聞いた話と、あと何度か頭一万で
打ち止めを店員さんにお願いしたが」と言うもむなしい。
この展開だとニイちゃん呼んで目の前で詰めるんだろなと、それもヤだな。
「どうしました?住所はどこか?料金が?それだけではなんとも・・・」と
心許ない回答、通話は維持。
だいぶ歩いた。「ほんとに交番行くのか?」と思い110番通話は維持。
電話の向こうで「どうなりました?大丈夫ですか?」と言うがラチがあかない。
よし、これで値切りはできるかなと楽観した。
交番のドまん前で
「間違った請求はしていない呑んだ分だけ払ってもらう」の一点張り。
「払うか弁護士通すか、考えてくれ」と。
減額狙いでこちらも交番前なのでいろいろ言ってみる。
オーナーと名乗る男合流。
こっちでゴタゴタやっている間に3組、同じシチュエーションの人たちが
同じようにあーでもこーでもとやっては消えていった。
何か学びがあるかと期待したが収穫なし。(*4)
これ以上はもうネタがない。
「分かりました、お支払いすればいいですか、いくらですか?」と
警官に聞こえるように問いかける。
「さっき、4万もらってるのでのこり22万と400円ですね」
なんの反応もないので諦めてATMへ。
おろした20万(上限)+2万(クレジット)を再び交番前に持っていき、(*5)
警官の目の前で数えさせる。この写真が撮りたかったが間に合わず。
領収書は店に来れば出せると言うので諦めた。
彼らはあっという間に消えていった。悔し紛れに警官に
「いつもこんな感じですか?」と聞くと
たくさんあるのはそういうことか。気付かなかった。
◆2015/4/9追記:
その後を書きました。「新宿歌舞伎町で2人で20分呑んで260400円でした。」から一日後
コメ突込みへの回答:
**1: ほかの方のケースをいくつか読んで参りました。まさに「相席屋」に行こうとして「今日はどちら?相席屋ですか?いま、確認しますね。~電話確認~あーいま一時間待ちですねー、良かったら系列店でご紹介しますよ」というイントロで既にハメられてたんですね、猛省。 **2: ボーイ氏が持ってくる細いシャンパングラスそれぞれに1/3ぐらいしか液体は入ってなくて、それをニコイチにして飲む奇妙な光景でした。 **3: 同じ状況で粘った人のブログだったかで「警察は何もしてくれないではなく、ひとまず交番の前でならオイコラ言われなくて済む」とあり、確かにその恩恵は有難く感じました。 **4: 表現がヘンですが、その3組のそれぞれの取り組みからゴネれるキーワードなり挙動を拾えないかと黒服のチンピラトーク越しに伺っていました。皆さんの仰る通り、一連の体験から学ぶものは(汗略 **5: 遠い地元の友人の久しぶりの再会で案内した流れもあり、彼には本当に申し訳ないことをしたと思い、せめてここだけでも自腹が適当と。 **6: 「その後」に挙げてみました。
心中しようと思った。彼女と一緒に崖から飛び降りるつもりだった。
それは最後なのだからと思って有給休暇を貰った日のことだった。
心中するのは夜中と決めていたから、朝起きてやることなんて何もない。
おれはふと野球の試合を観たくなった。これと言って観たい理由なんて
なかったのだけれど、強いて言えば小中高と野球部に入って色々
練習を積んで来ていたからかもしれなかった。
それでおれたちは、どうせ死ぬまでの暇潰しと決め込んで近所の球場に
出掛けることにした。野球をやっていたと言ってもおれの役割は大体
レギュラーになることはどうしても出来なかった。
春が近づいて来る外野席は結構温かいのでおれたちは上着を脱いだ。
彼女の胸元に光っているペンダントが眩しかった。おれが買った安物だった。
彼女は野球のことなんて何も分からないので退屈そうだった。まあ、それを
抜きにしてもダラダラした退屈な試合だったと思う。おれも最初のうちは
「あの監督のサインは二塁打を打てという意味だ」とか出鱈目なことを
喋っていたのだけれど、それにも飽きて外野席のベンチの上で
野球部時代にはあまりいい思い出がない。ベンチウォーマーだったのは
さっき書いた通りだ。部活が厳しかったわけではない。むしろ緩い方だった。
何せ煙草の吸い方も酒の飲み方も高校時代に教わったようなものだったからだ。
二日酔いに悩まされながらグラウンドをひたすら走ったことを思い出す。
噴き出る汗が酒臭かった。この汗で一杯やれそうだと思ったくらい。
そう言えばそんな頃に彼女と知り合ったんだっけ。いい思い出のひとつだ。
突然、バッターの鳴らす金属バットの音が聞こえてきた。音の鋭さからして
ホームランだろう。打球は狙ったようにこちらに飛んで来る。
おれはそれを素手でキャッチした。掌に痛みが伝わって来る。
その時に思ったんだ。これが生きてるってことなのかと。この痛みが
生の実感なのだろう、と。そう考えたらもう少し生きていようという気になった。
だからというわけでもないのだろうけれど、おれたちは今でも死にたくなると
デーゲームを観に行くんだ。選手たちの試合の中に、おれが失ってしまった
ものが存在するような気がして。そしてそれを取り戻せそうな気がして。
彼女が作ったサンドウィッチを食べながら、相変わらずビールを呑みながら。
ちなみに、キャッチしたホームランボールはこっそり今でも玄関に飾ってある。