はてなキーワード: 徹夜とは
初めての投稿。
ついさっき1週間くらい??かけて50話のアニメを見終わった。今日も徹夜してこの時間まで見てしまった。このまま寝ればまた夕方に起きてしまうと思うと、また1日を無駄にしたような気持ちになりとても辛い。最近4本くらい見てたので、計200話×25分くらい見たことになる。
もともと、意志が強い方ではない。ゲームにハマれば徹夜で朝までやってしまうし、友人たちと酒を飲んで話していると、いつまでもその空間にいたいと朝まで残ってしまう。今日のアニメだって、次の話が気になって月曜の夜から徹夜で全話見切ってしまった。毎日オナニーも朝晩3回はする。やめようと思っても自然とそうなってしまう。
最近、何をするにしても生産性のないことに時間を使うとその後とても大きな虚無感に襲われる。
生産性のないこと、というのは語弊があるかもしれない。友人と遊んだり、飲み会をしたり、そのまま朝まで過ごしたり。休日に昼過ぎまで寝てたり。こんな後はいつも憂鬱な気持ちになる。
なんでこんな無駄な時間を過ごしてしまったんだ、と思う。どれだけその一瞬一瞬は楽しくても。
やるべき課題があるからだろうか。やりたいと思うことがあるからだろうか。やりたいと宣言してしまったからだろうか。
いつの間にか自分が楽しめていた時間が全て無駄に感じるようになってしまった。
何か新しいことを学ばないといけない、何か問題を解かねばいけない、何か創作物を作らねばいけない。そんな「やらなくてはいけない」という気持ちに支配されて、それ以外のことを心から楽しめない。
少し休んだ方がいいのかもしれない、休みたい、と思うこともあるが、ではアニメを見たりゲームをしたり、友人と会って話したりすることは休むことではないのだろうか???
何もせず、ゆっくりと過ごせばいい。十分な睡眠をとり、一人で落ち着いた時間を過ごすべきだ、というかもしれない。十分すぎる睡眠をとればその分、起きてからとても憂鬱な気持ちになる。起きてから当然オナニーもするからその後また憂鬱な気持ちになる。
また他の人間に遅れをとった、もしきちんと活動していれば為せたことを何一つ為せなかった。そう思うと無為に過ごした自分が許せなくなる。
ちょっとだけ嬉しかったことがある。アニメを見終わった直後、時間と分を間違えて5000時間も時間を無駄にしてしまったと考えていたが、5000分=83時間ほどだった。あまり気にする必要もない時間に思えたので、その分他の時間を使って進捗を出せばいい。
前々からネットワークをちゃんとやっておきたくて、ちょうど勉強する良い機会だろうということでネットワークスペシャリストに申し込んでいた。
結局直前まで勉強できなかったのだけど、数日ぐらい前にやる気が出てきた。
その時に初めていろいろ確認して、午前が2つあることや、午後が記述であることを知った…。
そこからは対策サイトでひたすら過去問をやる。ここ3日ぐらいは本当にずっとやっていて、午前1/2とも7年分ぐらいやった。
問題は午後で、記述式なので難しい。単語を導出するような問題も出るので知識量も必要そう。午後2とか一問で120分もある。
ただ、読んで考えればわかるような問題もあったので半分弱ぐらいの点は取れそうだった。
午後2はやるだけで疲れるので午後1だけやることにした。結局5年分ぐらいは解いたはず。
間違えて昼寝してだいぶ夜遅くに起きたので、徹夜で受けに行くことにした。試験までに半日ぐらいあったので、↑の勉強をしていた。ここの付け焼き刃は午前分には役に立った気がする。
着席したら全然人いなくてびっくり。そういえば、合格率15%っていうのは受けに来てない人は数えないんですね。
まあ午前1は午前1。
午前2も午前2。
休憩時間40分しかないのでコンビニで飯食べるしかなかった。めちゃくちゃ眠かったのでレッドブル飲んだ。
思ったより簡単だった。一応全問解いた。問題1はまあわかるけど細かい単語がわからない、その他は暗記ゲーな場所が少ないこともあり、問題1よりは解けた。
これも事前に思っていたよりは簡単だった。
問題1をちらっとみたらSDNとか書いてあって圧が強かったので、はじめは問題2を解いた。OpenFlowとか構築したことないけど無線ぐらいならわかるだろうし。
しかし、全然単語問題がわからなかったので6割あるか微妙そうという感じだった。
問題1に戻ると、知識が特になくても解けるような問題であることに気づいた。読みさえすれば高度な専門知識がなくても解ける感じ。
結局問題2に20分ぐらい、問題1に90分ぐらい使って基本的に全部埋めて終了。これも7割ぐらいはあると思う。
徹夜というのもあって、とにかく疲れていた。
午前の答え合わせをしてみた結果、どちらも合格していそうで何より。正直試験後に心配になっていたのは午前だったので、これが大丈夫ならまあ受かってるんじゃないでしょうか。
午後は割と運ゲーだと思っていたけど、大体いつも暗記ゲーと日本語ゲーのバランスが上手く取れた問題セットになっているんですね。
いや、嘘。実体参照リストを見てたらいろんなラテン文字に結合できると知って使いたくなっただけ。
でもつらつら書いてたら同音異義語を多少緩和させて読みやすくなりそうなので、ローマ字書きするときに普及したらいいなあと思った。
数値文字参照 | 表示 | この増田での意味 |
---|---|---|
́ | ́ | 漢語、外来語を表す。 |
̊ | ̊ | 大和言葉を表す。 |
̄ | ̄ | 長音 |
̈ | ̈ | 単独で発音する。 |
アキュートを付ける。略語の場合には構成する語ごとに付ける。固有名詞は大文字。
1. 大和言葉同士で連濁が起こらず、且つ分かりづらい場合にリングを付けえる。3重以上の複合語で大きく分かれる箇所にリングを付けるとよい。
リング+トレマの併用例と併用しない例。
Śeigi no Ḿik̊ata no T́okutyō
Ákud̊ama no T́okutyō
「増田さん」って、言ったり聞いたりするときは一塊のフレーズとして聞くけど(もっと言えばテニヲハまで一塊)、読んだり書いたりするときは「増田」と「さん」に分けて理解するわけで、そういう目と耳とで矛盾する解釈をうまくアルファベットに落とし込めると読み書きしやすいローマ字になるのかな、と思った。
精神と時の部屋やカンヅメカンみたいな効果を持った不思議な機械の力で私の精神とゲーム機だけを加速させて5時間の間に50時間分のゲーム体験をしたい。
今だとたとえばDQ11とかP4とか一度やってみたいんだけど、そのために50時間も使う気はないんだ。
とはいえやりたい気持ちは確かに存在するのでこの方法によって解決したい。
『三日間有給を使って徹夜でやりこめばいい』と思う人もいるだろうけどそうじゃないんだ。
1万円するステーキが食いたいんだけど千円しか金は出したくないってのと何も変わらないもんな。
ああそうですよ私が間違ってる。
なんだろうなあ。
かっこいいオッサンや可愛い女の子と一緒に冒険したり、こつこつLV upを繰り返したい気持ちはあるのさ。
どこかで見たような話を稚拙なテキストでなぞるだけのシナリオなのに、BGMや演出による効果と自分がコントローラーを握り続けた事による感情移入のせいで大げさに感動しちまいたさ。
溜め込んだ回復アイテムをふんだんに使ってラスボスをボコボコにしたいさ。
でもそれに時間を使うのは勿体無いぞともう一人の自分が叫び続けてるんだ。
そんななかでダラダラゲームなんてやっても、時間の価値を知らなかった中学生の頃みたいには楽しめない。
ああそうだ。
結局はあの頃みたいに、人生をジャブジャブ使っている事に無関心なままで呑気に涎垂らしてコントローラーポチポチ押してたいのさ。
今はもう駄目だ。
たとえばゲームオーバーになった時の感覚が昔と今じゃぜんぜん違うんだ。
子供の頃はゲームオーバーになると、画面の中で自分が敗北したことにショックを受けていたもんさ。
でも今は違う。
ゲームオーバーになって最初に感じるのは、あちゃあクリアにかかる時間が増えちまったぞ、さ。
過程を楽しむ余裕が無くなってる。
テキストは最高速にしてスキップスレスレのスピードで読み進めてる。
WIKIを見てないときでも、ロールプレイガン無視の最強装備の事しか考えない。
ルート分岐の気配を感じたら一周目からWIKIをなぞるだけの作業の始まりさ。
ネタバレを見ることよりも、分岐失敗で周回回数が余計に増えることの方が怖いんだ。
なんだこれ。
もうゲームなんてやめちまえ。
年に数本遊ぶかどうか。
でもまた味わいたいんだ。
あの頃のゲームへの没入感を。
類稀なる音楽の才能を持った友達Aが大学をフェードアウトした。
さっきAのマンションに行って来て遠方から駆けつけた親御さんと話したけど、Aはずっと布団にうずくまってシャドウバースをやっていた。俺が話しかけてもウンともスンとも言わないし、親御さんが話しかけてようやく「あぁ」とか「うん」とか話すレベルで話にならん。あんな抜け殻みたいな人間は初めて見た。中学の友達に鬱になった奴がいたけれど、それとはまた違う。Aは呼吸とシャドウバースしかしていなかった。
ギターの類稀なる才能を持っていた。
ファンクが大好きで俺はAのギターが正直好きではなかったけれどその腕や才能には舌を巻いた。中学生の頃からギターを初めて、ずっとオリジナル曲を書いてきて一応腕には自信があったけれど、あらゆる意味でAには勝てないと思った。
何より顔が良く、ギターの腕もあり、人を惹きつける魅力があるAは女によくモテた。
人としていいやつとは言えないし、バンドマンらしいクソ野郎だし、わがままで人を振り回すのが好きな奴だった。
歩くスター性のような男だった。
授業の感想のレポートを一緒に2日徹夜して丸々曲にし、提出した事もあった。
俺はなんとなくこいつはきっとギターで人生食って行くんだろうなと思っていた。
Aが学校に顔を出さなくなったのは1ヶ月前の事で、夏休みが明けてからのことだった。他の友達が心配して家を訪ねても家の電気は点いているけれど本人は出てこないという事が続いた。
クレジットカードの支払いが払えずサラ金から追われてるから玄関を開けないなんて噂もまことしやかに囁かれた。
親も教授も教務課も電話した。だけどAは一切レスポンスを寄こさなかった。
大学祭のライブが近づけば音楽に誘われて出てくるだろう、とも考えたけれどそれでも駄目だった。Aのいない大学祭は卵の無いチャーハンみたいだった。
大学祭が過ぎ、俺は痺れを切らしてAを心配していた&金を貸していた他の友達と教務課に乗り込み、Aの親御さんを越させる事に成功した。これが、昨日のこと。
今日、親御さんと少し話した。Aは大学にはもう二度と来ないらしい。お父さんも、お母さんもAに似てとても整った顔立ちをしていた。急いで来たのか2人ともラフな格好だった。服装もAに似ていた。
俺はAに貸していた現金1万7000円とブルースドライバーを親御さんから受け取り、その金でAとよく行った店で台湾ラーメンを食べて帰った。Aの車は何故か俺が引き受ける事になった。
Aがなんでこうなったかわからない。だれか詳しい人教えてくれ。Aはどういう病気なんだ。治るのか。
2ヶ月前にAがポムポムプリンをギターのボディに挟んで笑顔で弾いている写真を撮った。2ヶ月前までは普通だったんだ。
誰か教えてくれ Aを返してくれ
元々怠け者だったのであまり積極的な活動は出来ていなかったが、
もう少し頑張っていたら趣味が仕事に出来ていた気さえしてきて、すごく後悔している。
それが、仕事の不満と合わさって、仕事を辞めて趣味で生きていこうと思い始めていて、自分が、この考えのせいで死ぬのではないか、と思い始めた。
仕事始めたてで、一生懸命働いているものの、周りの人間が徹夜してまで仕事をやり遂げようとしている姿に物凄い違和感を抱いていて、
立場が上がるにつれて徹夜の量はかなり上がっているように見受けられるし、正直、徹夜ありきの姿が自分にとって気持ち悪く感じられる。
特にそこまで楽しくもない、むしろ生活の為くらいにしか思っていない仕事に対して心身を削りつくして働くのが意味が分からず、
この考えのせいで、仕事上で比較されて(他にも態度に出ているのだとは思う。)「責任感がない」ことを叱られている。
だが、自分には体力もそこまでないし、
ただ労働量が多いだけで他に不満がない仕事に対して、他者が見た時に責任感が無いと思わせるような行動をしていて
趣味を仕事にしたらもっと労働時間が増えるのは確実だし(仕事がもらえた場合の話だけど。)
何だかんだ言って、最近は辛くて、仕事にも趣味にも向き合えず、ただゲームとかしょうもないことに時間を費やしてしまっている。
その前に一度労基に確認して徹夜とかの労働環境に問題がないか確認して、その時にも自分が鬱病かもって話して、それと合わせてまず診療内科行って鬱病の診断もらって、次にハロワに鬱って事情相談して、って感じ
俺も活用したことないけど理屈上はいけるはずだから後は自分でぐぐってくれ適当に調べて
http://enrique5581.net/post-24988/
鬱の人は、この特定受給資格者として手続きを進めてくださいね。
選り好みは無いってのはわかってるんだ。
できるだけ引き受けなさいと教育されたし、そうするように心がけてる。
それに、スケジュールは聞かれても、他に人手がなければ強制的に仕事は突っ込まれるし、断りづらいしね。
やっぱり徹夜は良くないよね。でも、仕事があるなら徹夜や休日作業は当然です。それが責任ですと指導されてしまったし。
働き出したストレスというのもあるんだろうけど実際2ヶ月に1回は腹を壊したり
体壊すより心が壊れそうだ。
仕事が辛い。
この頃、特にやることが多くてモチベーションが下がっていたのだが、
先日、責任感が無いと叱責を受けた。
確かにモチベーションが下がってきていて、
他社員に確認事項を投げて、(考えることを減らして)他の作業を行ったり、
60分きっかり昼食と睡眠を取れるような休憩時間を作るということがあった。
ただ、しっかりその日やることはこなしていたつもりで、
持っている案件に対して把握漏れが多くて、他の社員さんにカバーしてもらう事は確かに多かったが、
気付いたことはちゃんとやっていた。それで納期が遅れるだとか、そういうことは無かった。
「仕事は死んでも離すな」の考えで、休日や徹夜に動いてくれる社員を、プロ意識が高く責任感がある存在として有り難がる社長の存在に違和感を覚えた。
私は自分がパンクしない程度の仕事を請け負っていたのだが、新人が選り好みするのは「無い」という空気だったり、
また、終電が差し迫ったからといって、残りの確認作業だけを投げて帰るというのはいけないらしい。
毎日4時間以上も残業をしていたら週の後半あまりの眠さに寝坊をしてしまいそうになるので、
今までは2〜3時間で済むようにしていたのだが、
叱責を受けてから、仕事の配分がそもそも増えて、今週は常に3時間以上残業の上、徹夜もあり、
休日といっても、毎週疲れて夕方まで寝ているような生活だったから、楽しみがあるわけではなかったが。
残業や休日労働が、立場が上がるごとに普通に行われている様子を見て「ああはなりたくないな」と思っていたが
そもそもの話、ほとんどの人間が休日仕事をしたり徹夜をする必要が生まれるのであれば、
プライベートの時間を割けないどころか、睡眠や食事、風呂の時間をほとんど割けない状況に
心身が参っている。
発端はハイク
http://h.hatena.ne.jp/aukusoe/316622392682823685
恥ずかしすぎる
恥ずかしすぎる
今もう顔が真っ赤か
こういうのは増田で解消するに限るけど
恥ずかしいことがあったらしい
https://anond.hatelabo.jp/20170909113251
そこでたまたま隣に座った女性と、やたらと意気投合して、朝の7時まで飲み歩いた。
さすがに、7時まではヘトヘトで、喉も痛いしで、今もまだヘトヘトです。
なんかこう、艶っぽいワンナイトラブ的なサムシングに関しては、もう顔が真っ赤になるぐらい恥ずかしい展開が待っていて、
いい歳してこういう展開に場慣れしていないことが、もう、この、その、あー。
いやもうね、そのね、忘れよう。
ここで女性と朝まで飲み明かしたあとエロいことと恥ずかしいことが起きたことを示唆している
http://b.hatena.ne.jp/entry/344691456/comment/aukusoe
手コキが入ってないでござるか!? いや、自分で手でしごくことと手コキは違うでござるか? 拙者女性経験があまり豊富では…… ないから、金曜の夜から土曜の朝まで飲んだ後コメダで一時間説教を食らうんだな。
いったいなんだなにがあったんだ
おい、aukusoe!
みているんだろ!
説明しないなら、女性を家に連れ込んだがコンドームなしでしようとして怒られたことにするぞ
それでもいいのか?
生ハメしようとして怒られたといってまわるぞ
昨日はひねもすアホみたいに寝ていた。今日も午前中ずっと寝ていたので、このまま帰宅するとまた惰眠を貪るおそれがある。とりあえず喫茶店にしけこんだところだ。
今は差し迫っていないだけで、すべきことは山積している。でも、尻尾に火が点かないと動かない。もう何度繰り返したことか。今週の発表にしてもそうだった。就職試験が終わって気が緩み、TSUTAYAで借りた映画を3本観た。それから発表の資料を探し始めたが、目当ての資料を見つけるまで3日かかった。一応、国会図書館には行ってコピーを取ってきた。それだけでよくやったと慢心し、碌に読みもしなかった。発表前日は毎度ながら徹夜を決め込んだが、だらだらとネットを漂うばかりで、結局明け方に寝落ち。あまりに進展の乏しい資料が完成したのは、発表2時間前だった。
タチが悪いのは、「それでも何とかなっている」ことだ。いっぺん立ち直れないほど痛い目に遭えば、変われるのか?わからん。進んで痛い目を見たいとも思わない。
次のビッグイベントまであと23日。中途半端な日数だ。この日数を数えて、俺は安心している。あっという間に3日前とかになるってわかってるのに。何とかなると思い込んでいる。実際、何とかなるのだろう。それが悔しい。慢心している自分を許せない。否、実は許している。タチが悪い。その上、誰かから赦されたいと思っている、わたし。タチが悪い。悔しい。
わかってるのか?
わかっている、はず。
という問いが浮かぶ、という逃避。
わかってる。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
まずは、あなた自身がプログラマーになって、見本を見せることが第1歩です。
その後受託系の会社に就職できたのだけど、人間関係がうまくいかなかったようで数ヶ月で辞めた。
鬱病気味になったみたい...。
どうやら、プログラミングという仕事の特徴について、あなたは理解していないようですね?
プログラミングの特徴は、「コンピューターが相手なので、嘘やハッタリが一切通用しない」ということです。
人間相手なら、適当に指示を出したり、いい加減な対応でも何とかなるけど、コンピューター相手だと1mmも融通が利きません。
という3点が必要です。
警察に職務質問されて有名になった江添亮さんのブログ等を読んで、この方のようにネチネチと論理をこねくり回すのが好きなら、プログラマーに向いています。
(例)本の虫: 麻布十番で職務質問を受けた話 https://cpplover.blogspot.jp/2017/08/blog-post.html
プログラムというのは、小さな部品を組み合わせて、大きなシステムが作られています。
小さな部品がパズルのピースに相当して、大きなシステムがパズルの完成品です。
つまり、大きな問題を小さな問題に分解して、1つずつ順番に問題をつぶして行く姿勢が必要です。
があります。
命令型のプログラミング言語しか使えない人がプログラマーになると、テスト地獄に陥って、結果的に鬱病を発症しやすくなるだろうと危惧しています。
上述のように、パズルのピースを組み合わせてプログラムを作るには、「関数型」の作法を身に付けておくと良いでしょう。
関数型プログラミングを習得するために、今なら「Haskell」または「OCaml」というプログラミング言語をお勧めします。
HaskellやOCamlは、良い参考書がたくさんあるので、本屋に行って実物を確かめてください。
Haskellを学んでみて、パズルのピースを組み合わせる感覚が理解できたら、あなたはテスト地獄に苦しめられないプログラマーになれるでしょう。
もしも、Haskellが理解できないようだったら、残念ですがプログラマーには向いていないかもしれません。
(例外的に、あなたがマゾで、テスト地獄や残業、徹夜が楽しいと思える性格なら、Haskellが理解できなくても大丈夫かもしれません。)
Haskellの教材(英語)を紹介するので、参考までに読んでみてください。
http://learnyouahaskell.com/chapters
(このサイトの内容は、日本語の書籍「すごいHaskellたのしく学ぼう!」として出版されています。)
Haskellは、順番に学べば必ず理解できるようになっています。
もしも、Haskellが習得できなければ、大きな問題を小さな問題に分解して解決していく作業には不向きな性格かもしれないので、他の仕事も検討してはいかがでしょうか?
(人生は一度きり。時間の無駄にならないようにお気を付けください。)
あなたと友人が、無事Haskellを習得して、テスト地獄を乗り超えるスーパーハッカーになり、日本のIT産業を牽引されることに期待いたします。
(追記)
自分が作りたいプログラムすら作れない人が、他人が希望するプログラムを作るなんてできっこないからねw
(プログラマーが楽で簡単な仕事だと思ったら大間違いですよ?)
(追記 その2)
関数型プログラミングをマスターしておけば、OOPでも役に立つよ。(現実には、関数型もOOPも必要に応じて投入するし)
iOS→「プロトコル指向プログラミング」「RxSwift」、Android→「RxJava」辺りのキーワードでググってみて。
別に皮肉とか宗教戦争で煽ってるわけじゃなくて、自分も苦労して辿りついた口だから、今から始める人には遠回りして、余計な苦労を味わって欲しくない。
(追記 その3)
他の人が書いてたけど、1人でプログラミングするんじゃなくて、2人(ペアプログラミング)や3人以上(モブプログラミング)から始めたら良いかも。
Googleの「プロジェクト・アリストテレス」で、仕事の生産性を改善するには「心理的安全性」が重要と分かり、プログラミングの仕事もやり方が変わって来ています。
https://kuranuki.sonicgarden.jp/2017/01/psychological-safety.html
(追記 その4)
元記事が消えていたのでバックアップしておきます。(この投稿だけ読むと意味が分からなくなるため)
https://anond.hatelabo.jp/20170910205249
2017-09-10
■知り合いをプログラマにさせたいんだけど知恵を貸してくれ
プログラマって育休からの復帰しやすいだろうし、アルバイトよりは待遇いいし、勤怠ゆるいし、労力の割に楽ちんだと思うんだよね。
接客のバイトで消耗するくらいなら、プログラマになればいいと思っているのだが、その知り合いは自身のことをプログラミングを不向きと評価しているらしい。私は、プログラミングに限らず物事は時間をかければ習熟していくものだと思っているので、不向きではないと思うんだ。不向きというのは物理的に制限のある時だと思う。
その知り合いについて。
Vimはぎこちないけど使える。日常的にmacOSを使っていてターミナルの操作はできている。cd, ls あたりは理解している。
趣味を含めてアプリケーションを完成させた経験はないが、ifやfor文などの基本構文は理解している。数年前にプログラミングスクールのようなところに半年間通っていた。その後受託系の会社に就職できたのだけど、人間関係がうまくいかなかったようで数ヶ月で辞めた。鬱病気味になったみたい...。
何か成功体験があれば自然とのめり込んでと思うんだけどなかなかスイッチが入っていないみたい。
こちら側からは、プログラマーになれば?と直接は伝えてはなくて、素人でもプログラミングできましたみたいなネットの記事をシェアーしているくらい。(心理的リアクタンス避け)
知恵を貸して欲しい。
夏目漱石が自著で「向上心のないものばかだ」と言っていたけど真理だと思う。
私もオタクだけどそいつよりも、というか私の周りのオタクみんなそいつよりもしっかりしている。
髪くらいキチンとセットしろ。
せめて寝癖くらい整えろ。
歯を磨け。顔あらえ。寝癖も目ヤニもついてんだよ。
集まるメンツがオタクだけとはいえ普通の食事会の時にアニメのTシャツを着てくるな。
推しの色で全身をコーディネートするな。青が似合うのはお前の好きな声優だけで、それも顔とスタイルがいいから成り立ってんだよ。
彼女いない歴年齢を自慢げに語るな。
恥と思え。お前何歳だ。お前の周りのオタク私も含めてみんな結婚してるぞ。
100歩、いや1万歩譲ってお前がちゃんとしてるならいいわ。私から見てまともだなって思ってお前が望むなら1人や2人紹介のあてくらいあるよ。
私の周りで私通じて知り合った子達みんな長続きしてるからそのへんの街コンよりよっぽど効果あるよ。
それでお前はなんだ。どの面ほざいて「女は顔で選ぶ」とか抜かすんだ。
よく見たら素材はいいんじゃねえか。
性根はクソだけどな!!!
うちの旦那なんて良くてNON STYLEの井上だぞ馬鹿野郎。悪くいえばヒキガエルだよクソが。
でも優しいし時々男らしいし一緒にいてドキドキするし記念日とかは絶対に忘れないし私が辛い時にはいつも側にいてくれる最高のいい男なんだよ。
わかるか? 顔じゃないんだよ。
「『誰』に何をされた」じゃなくて「誰に『何』をされた」かが大事なんだよ。
酒の席だからって普通コスプレセックスの話なんて振る!?!?!?
これなら趣味をただ浪費するだけじゃなくて何かしらの形に出来るって思ってやってんの!!!!!
ガシャでウン万溶かすだけのお前とは違うの!!!!
私も溶かしたけどな!!!!!
ていうか既婚者にセックスの話題振る????いや既婚者じゃなくても初対面の相手にそれはどうかと思うけどさ。既婚者なら尚更ないよね。
完全に「コスプレイヤーはキャラの見た目をしたオナホ」としか思ってない。キモすぎ。
私も好きな相手となら嫌じゃないよ。プレイの1つだもん。1回だけ提案したよ。
「お前が徹夜して衣装作ってるの見てたら無理。汚しても俺洗濯とか裁縫できないし。お前が努力してるの知ってるし」って言ってくれるんだよ!!!!
全オタクに告ぐ。
お前の中で女を画一化するな。
お前が「俺は違う」って思うように「女も千差万別」なんだよ。
「女は顔で男を選ぶ」って言うけど男もそうだろうが。
井上なんて私を好きになった理由「同じ銘柄買ってたから」だぞ。じゃあタバコと結婚しろよバカ。
女を画一化して所詮女なんてって見下して「女はどうせ俺を選ばない」ってひねくれて最低限の身だしなみすら放棄するのはやめろ。
男としてより人としてありえない。
諦めてひねくれてどうせ俺なんかってなる前にまずは向上心を持て。
今はまだいいけどそのうち人生詰むぞ。
大学生の頃にインターネットで知り合った人と会いまくっていて、ネットで知り合った人の家に入り浸ってごはん食べさせてもらったりPCゲーム借りて一日中やったり、そんなどうしようもなくてしょーもない日々を過ごしていたことがある。
その時期に出会った同じ大学の同級生がいた。まるで双子の半身のように思える人だった。
同じ大学とはいえ広い大学で、学部が違ったのでインターネット上で初めて知り合った。大学三年生で、Twitterが流行りだした頃だった。相互フォローだった。初めて会った彼は人好きのする顔をしていた。人によってはイケメンと言う。案の定地元に付き合って長い彼女がいた。
ちょうど大学の歓迎祭の時期で、彼が出るというバンド演奏を見に行った。知らなかったけれど、好きな系統のアーティストのコピーバンドだった。ドラムを叩く彼のことを少し好きになった。バンドはドラムが一番格好いいと思う。大物の武器を持ったキャラクターが好きなのと同じ気持ちかもしれない。
だらだらとTwitterでリプライを交わした。だめな大学生だったので時間は無限にあった。タイムラインにはりついて深夜まで過ごしているといつも彼もツイートをしていた。みんなが寝静まって人の少なくなったタイムラインで、彼とリプライをつけずに会話した。夜更かしが好きなんだと彼が言う理由が同じだと良いなと思った。
彼は悪く言えば女々しい、女の子みたいな中身の男だった。インターネット上でもちょいちょい性別を間違われていた。逆にこっちは男に間違われてまくっていた。まるで世界はうまく回っていない。逆だったらよかったね、って言い合った。
だめなところが同じだった。まるで自分のようにどこまでも同じだった。自分に甘くて、そんな自分が嫌いで、だけれどもそれもひっくるめた自分のことが少しだけ好きだった。精神性が似通っているものだから、このころ、互いのことを双子と呼びあった。自分自身を慈しむようだけれど、だめなところも全ていとおしく感じていた。半身のように大切だと思っていた。
夜中に彼の家の近くまで散歩して牛丼屋に行ってふたりで牛丼を食べた。前にバンドで聴いたアーティストのCDを借りるという口実。CDを受け取ってから、夜更けの人気のない大通りの交差点で、車止めに腰掛けてだらだらと喋り続けた。借りた3枚のアルバムの、そこに入っていた曲だけをいまだにずっと聴いている。あまり音楽を聞かない人間だから、そのとき久しぶりに好きなアーティストが増えた。夜ってだけで楽しい。二人でこのまま時を過ごせたなら。そんな曲が入っていて、なんとなく重ね合わせてみたりもした。
それとは別だけれど、特別に、彼のことを思い出す曲がある。あの日彼が叩くドラムで聴いた曲。彼にとっては好きなアーティストの、演奏するくらいだからわりと好きな方の曲なのかもしれない。だけれどもきっと、たぶん、それだけなのだろうと思う。こっちが勝手に彼のことを思い出す曲だと思っているだけで、彼にとってはそうでないことが少しだけ悔しかった。
あのままふたりで甘く腐っていくような時間を過ごしていく選択もできたと思う。もう少しだけ人生に諦めがついていたら、そうしたかもしれない。大学三年生、やれるとしたらあの頃しかなかった。その最後の選択肢を選ばなかった。まだ彼には、地元に残してきた彼女がいた。
数年後、Twitterのアカウントを消してから疎遠になって以来久しぶりに会った彼は地元の彼女とはとっくに別れていて、知らない女の子ともうじき結婚するのだとビールを片手に話していた。それが数ヶ月前の話、だから確か本当にもうすぐ結婚式をするのだと言っていた気がする。
ありがとう、さようなら、おめでとう。いろいろ言いたいけれど綺麗にまとめるのもなんだか違う気がして複雑だったので、こっそりここに置いておく。
彼とつるんでいた時期のことを思い出すとあまりに大学生らしくエモく退廃的な日々で、思い出すほどにこうしてポエムが無限に出てくる。ともあれ、徹夜明けの朝みたいに、ろくでもない日々だった。
[PDF]関東大震災と文豪 - 成蹊大学図書館の展示から -
http://repository.seikei.ac.jp/dspace/bitstream/10928/526/1/kokubun-47_56-86.pdf
ブコメ経由で知った論文だが、あまり目立ってなかったので引用しておく。「関東大震災朝鮮人虐殺」とは別に朝鮮人だけが殺害されたわけではなくて、「朝鮮人と間違われる」などして多くの日本人や中国人も殺害されていることは覚えておきたい。
僕は善良なる市民である。しかし僕の所見によれば、菊池寛はこの資格に乏しい。…菊池と雑談を交換してゐた。…その内に僕は大火の原因は○○○○○○○○さうだと云つた。すると菊池は眉を挙げながら、「嘘だよ、君」と一喝した。…しかし次手にもう一度、何でも○○○○はボルシェヴィツキの手先ださうだと云つた。菊池は今度も眉を挙げると、「嘘さ、君、そんなことは」と叱りつけた。…
再び僕の所見によれば、善良なる市民と云ふものはボルシェヴィツキと○○○○との陰謀の存在を信ずるものである。もし萬一信じられぬ場合は、少くとも信じてゐるらしい顔つきを装はねばならぬものである。けれども野蛮なる菊池寛は信じもしなければ信じる真似もしない。これは完全に善良なる市民の資格を放棄したと見るべきである。善良なる市民たると同時に勇敢なる自警団の一員たる僕は菊池の為に惜まざるを得ない。
(〇〇は言論統制の時代に伏字にされた「不逞朝鮮人」などの言葉。これはデマに踊らされた「善良なる市民」への芥川龍之介ならではの皮肉の文章)
××を持つて、合言葉を使ふなどと云ふことは、大正の世にあるまじき事と思つてゐたが、震災後四五日の間は、私も××を手にして、合言葉を使つて、警戒に当つた。
あの震災に関聯して、今思い出しても日本人として堪らない気持ちのするのは、各地に起った例の鮮人騒ぎである。…とにかく鮮人に対して、あの時日本人の行ったことは、これは何とも弁解のしようのない野蛮至極のものであった。ああ云う場合、この国の人間には、野蛮人の血が流れているのではないかという気がする。…
「そんな莫迦な話があるものか。鮮人が地震を予知していたわけではあるまいし、何処で勢揃いし、何処からやって来るというのだ。…そんなことは絶対に考えられないよ。僕はこれから寝るから、ほんとうに鮮人が来たら起こしてくれ。」…と云って、人々を安心させるために、畳の上にひっくり返ったら、実際に眠ってしまった。
井戸に毒を入れるとか、爆弾を投げるとかさまざまな浮説が聞こえてくる。こんな場末の町へまでも荒らして歩くためには一体何千キロの毒薬、何万キロの爆弾が入るであろうか、そういう目の子勘定だけからでもじぶんにはその話は信ぜられなかった。
アラララ、と聞こえる高い叫び声は朝鮮語らしく聞こえる。竹刀でも激しく打ち合うような音も聞こえる。朝鮮人がこの大動乱に乗じて暴動を起こしたという筋書を疑う力もないから、空地の周囲の叫び声や、打ち合うもの音を、朝鮮人との戦いなのだ、と私は思っていた。…
私はこのときのことをおもい出すたびに、同じ長屋で親しくしていたひとりのおかみさんの言った言葉を同時におもい出す。…長屋のものが半壊のわが家のまわりに寄り合ったとき、ひとりが自分のゆうべの恐ろしかった経験を話し出した。話し手の彼女は、一晩中朝鮮人に追いかけられて逃げて歩いた、というのだ。それを聞いたとき、興行師のおかみさんは、利口にその話を訂正した。彼女はこう言ったのである。朝鮮人が暴動を起こしたなんていったって、ここは日本の土地なんだから、朝鮮人よりも日本人の数の方が多いにきまっている。
朝鮮人に追いかけられたとおもっていたのは、追われる朝鮮人のその前方にあんたがいたのだ。逃げて走る朝鮮人の前を、あんたは自分が追われるとおもって走っていたにすぎない、と。
私はこの訂正を聞いたとき、強いショックでうなずき、かねてのこの人への尊敬をいっそう強くした。…貧しい興行師のこの妻のような怜悧で正しい判断は、あの当時住民の多くは持ち得なかった。政府の流した蜚語は、大地震という自然の脅威におののいている住民の、異常な神経を煽った。
東京では朝鮮人が暴れ廻つてゐるといふやうな噂を聞く。が自分は信じなかつた。
松井田で、警官二三人に弥次馬十人余りで一人の朝鮮人を追ひかけるのを見た。
「殺した」直ぐ引返して来た一人が車窓の下でこんなにいつたが、余りに簡単すぎた。今もそれは半信半疑だ。…
丁度自分の前で、自転車で来た若者と刺子を着た若者とが落ち合ひ、二人は友達らしく立話を始めた。…
「―鮮人が裏へ廻つたてんで、直ぐ日本刀を持つて追ひかけると、それが鮮人でねえんだ」…「然しかう云ふ時でもなけりやあ、人間は殺せねえと思つたから、到頭やつちやつたよ」二人は笑つてゐる。
(汽車内で足を踏んだ踏まないの騒ぎが始まって)
喧嘩はしばらく続いていた。すると在郷軍人らしい方が、…突然座席へ突っ立ち上がった。
「諸君、こいつは鮮人だぞ。太い奴だ。こんな所へもぐり込んでやがって」…
…時どき脅えきったその男の声が聞こえた。しかも相手がおろおろすればするほど、みんなの疑いを増し興奮を烈しくするばかりだった。(その男は次の駅で引きずりおろされ)物凄いほど鉄拳の雨を浴びた。
私は思わず窓から首を出してこう叫んだ。側にいた二三の人もやはり同じようなことを怒鳴った。…こうして人の雪崩にもまれながら改札口の彼方にきえて行ったその日本人の後姿をいまだに忘れる事はできない。私には、一箇月ほどたった後に埼玉県下に於ける虐殺事件が公表された時、あの男も一緒に殺されたとしか思えなかった。そして無防御の少数者を多数の武器と力で得々として虐殺した勇敢にして忠実なる「大和魂」に対して、否、それまでにしなければ承知のできないほど無条件に興奮したがる「大和魂」に対して、心からの侮蔑と憎悪とを感じないわけにいかなかった。ことに、その蒙昧と卑劣と無節制とに対して。
急いで東京へ帰らうとして、先ず護身用のピストルを買つた。それを何かに包んで、ルツクザツクの奥深く納めた。…
学生の目には、車中の誰も彼もが○○に見えた。学生は車中の総ての人に荷物の検査を迫つた。
耕作君の袋の中にはピストルがある。…若し、それを見られたら、自分は殺されると思つた。
耕作君は終に立ち上がつて演説した。(荷物検査をするなら陸軍の出張所に行くように説得し、みんなの賛成を得る。)
耕作君はほつとした。
「実際、もうお終ひかと思つた」と、耕作君は幾度も言つた。
(震災の2日後に平沢が警察に連行され、その翌日、著者が石油と薪を運ぶ巡査と会った時の回想)
「石油と薪を積んで何処へ行くのです。」
「殺した人間を焼きに行くのだよ。」…
「昨夜は人殺しで徹夜までさせられちゃった。三百二十人も殺した。外国人が亀戸管内に視察に来るので、今日急いで焼いてしまうのだよ。」
「皆鮮人ですか。」
(そこで、著者はその死体のある場所を教えてもらい、そこへ向かう。)
自分は一眼見てその凄惨な有様に度肝をぬかれてしまった。自分の目はどす黒い血の色や、灰色の死人の顔を見て、一時にくらむような気がした。涙が出て仕方がなかった。…
「全体どういふ理由で自分はこんな目に…あんまり幸福でありすぎたからだらうか…然し自分の生活はそれほど幸福ではなかつた筈である…」
(同房の男は好きなもの一つ食べずに貯めこんだお金を火事場泥棒と間違えられて取り上げられてしまった。)
「あゝ口惜しい…。ほんとに好きなドラ焼き一つ喰はず辛抱したんだ。浅草から逃げて来る時も五銭の西瓜一切喰べるのをこらへて来たんだ。あゝ口惜しい…」彼はわんわん泣き叫んだ。
(そして、取り調べのないまま 4 日目を迎える。)