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はてなキーワード: タウンワークとは

2024-10-22

anond:20241021220828

この辺なんか妙に話が噛み合ってなくてムズムズする。

昭和生まれの老人じゃあるまいしバイト探しに「短時間高収入」とか「スキマ時間」でわざわざググる奴なんていないだろ。

バイト探しで検索すればインディードやらタウンワークやらバイトルに繋がるからそこで地域とかで絞り込み検索普通じゃね。

で、その求人ページ開けばスキマ時間だの高収入だのの文言大手チェーンのバイト求人でも普通に書いてる。怪しいのは妙に時給が高い派遣作業系かな。

バイト対応方法は大きく3つあるよ

バイトって言うと急に生えてきたみたいだけど、戦前から違法労働としての日雇い労働存在しているよ。

昭和時代を生きた人なら、手配師に集められてなんか急に解体業務させられたりとか、グッドウィルに装備費引かれていきなり引っ越し屋の数合わせにぶち込まれたりしたことがあると思う。

このへん、基本的には法律問題ない作業なんだけど、たまに明らかにアウトだよなあみたいなことがあったりする。

分かりやすいのだと、入場券でホームに入って指定された新幹線の号車網棚に荷物載せてくる、とか。

そういう時、みんな割の良いのにあたったと思って深くは突っ込まない。(なぜ雇わせた奴にやらせるのか、とか)

こういう時代を生き抜いてきたものとして、闇バイト蔓延した原因は複数あると思ってる。

港湾労働の元締めの弱体化とか、グレーなのに突っ張る企業とか、普通詐欺師の手口なのにバックグラウンドちゃんとした有名人がやるからビジネススキームになってるやつとか。

まあ、基本的対処は3つある。それだけ覚えて帰ってくれ。

バイトだなと思ったら

なんか怪しいな、と思った段階で警察相談しよう。

#9110 に電話すると、各県警の相談窓口に繋がるようになってる。

平日昼間だけだけど、まあバイトで引っかかったなと思った時にそれ以上優先することは無いのでまず電話しよう。

相手プロなので「それは普通面接の無いコンビニバイトですね」みたいな回答が返ってくるかもしれないけど、その方がマシなので。

バイトかどうかの判定方法

基本的に無い。

社会人経験もない学生はもちろん、あまり詳しくない分野では歳いってても判らんことはある。

なので、「ホワイトリスト方式」として、誰もが知っている大手チェーン店もしくは地場スーパーみたいな創業が長いところに応募するのが良い。

マクドナルドに応募して闇バイトさせられることは無い。IKEAコストコで突然強盗に行くことになることもない。

しかしたらそのスーパーでは賞味期限切れのラベルをはがして新品に貼りなおす作業をさせられて、これってヤバイやつでは、みたいになることもあるけど、実刑を食らうことはまずない。

なので、自分で使ったこともない店や企業の、やったこともない業務を、未経験者歓迎とかで行ってはいけない。

そんなん、ほとんどのバイトが応募できなくなるじゃん!と思うかもしれない。そうだよ。

まずは自分の目で見て知っている企業経験を積んで、「ああ飲食バイトつってんのにこの時給と拘束時間は変だな」とか判断できるようになってからタイミーとか使うの。

年末年始年賀状配達バイトとか募集あったでしょ?ああい大企業からのお誘いに乗って、こんなクソみたいな労働環境で仕事してこれっぽっちかよ!みたいな経験を積むの。

ブラックバイトに当たるかもしれないけど、闇バイトに当たることは無い。

バイトに参加してしまったら

あらゆる事前準備は無駄になるよ。なぜならば対策されるから

なので、対応方法は次の順番

日本警察は(世間の評判に比べて)非常に優秀なので、素人犯罪は必ず露見してつかまります

当日顔を合わせて押し込み強盗に巻き込まれても、年寄殴って金を盗むとか、しなくていいから。

つうかね、強盗みたいなリスキー犯罪、やりたくないってヤツ連れて行って無理やり脅して数合わせするとか、絶対にしないから。あり得ないから。

問題になってるのは「強盗みたいなハイリスクローリターンなことを」「強盗したいやつマッチングして」「指示役の元で実行犯がやる」っていう頭悪くて治安も悪いのが増えてるから

から百歩譲って、近所の高級車と監視カメラ位置撮影して報告して回る窃盗団の下見に使われちゃっても、そのあとヤベエなって思った段階で警察電話したらそこで止まる。

見せしめ一家惨殺されたらニュースになるでしょ?そんなニュースバリューのあるネタ報道されないとかあり得ないから。

彼らは脅してあなたが怯えるから深みにはまるの。警察相談して、手を切る。即座に110番通報する。

割のいいバイトも割の悪いバイトも、そもそも知らないことをするな

よくわからん仕事を引き受けるな。これに尽きる。

そして#9110で警察相談しろ

あと、身の危険を感じたら躊躇なく110番通報しろ。(110番通報すると必ず警察官が対応してくれる/個人的には交番にかけこむのはおススメしない)

バイト区別なんかつかないの。バール持って他人様に殴りかかる前に、どのタイミングでも引き返せるの。

報復が怖い?んな末端の切り捨て要因いちいち焼き入れに回ってそれで捕まったら単なる阿呆からそんな馬鹿なことしないよ。

も一回繰り返すけど、チラシでも、リクルート雑誌でもタウンワークでもタイミーでも職安でも、知らない企業の知らない仕事をするな。今はそういう時代です。

2024-10-08

トーク力って臨場感をもって話せる人だと思う

会話で結論理由だけを話して終わり、と言う人がいる。

このような論理的コミュニケーション仕事ホウレンソウにおいては無駄なく、正しいコミュニケーションである。要領を得ない報告を好む上司は稀だろう。

 

一方で人生においては、しばしばトーク力があれば…という場面があるものだ。友人や異性との会話がもりあがらず冷や汗をかいたこともあれば、就活エピソードトークをせっかく練ったのに面接官の反応がイマイチで、フィードバックを貰ったら話がよく分からなかったと言われてしまったり…これらはトーク力に自信があれば防げた悲劇かもしれない。

論理的な話し方がダメと言うわけではなく、それに加えていくつかのテクニック必要に思う。

その一つがエピソードを交える力と、それを臨場感もって伝える能力だ。場面を切り取る力と言い換えてもいい。

例えば面接不動産営業志望動機を話すとしよう。

 

論理的な人なら「私は一生仕事に困らない人間になりたいと思いました。そこで、最も売るのが難しい商材の一つである不動産営業経験して己を鍛えたいと思ったのです」と答えるかもしれない。

 

だが人間、「なぜ、仕事に困らない人間になりたいのか?」と言うところが気になるものだ。

そこで、エピソードとして「私の両親は蕎麦屋を30年営んでいたのですが、ある日父が後天的蕎麦アレルギーにかかってしまい、畳まざるを得ませんでした。その時一家が苦労した体験から自分仕事に困らない人間になりたいと思ったのです」と言うような話をして説得力を高めることになる。

 

これでも十分だが、もう一押し欲しい。このエピソードには臨場感が足りないからだ。そこで、具体的に感情が伝わる場面を伝えるとより効果的になる。文章にすると目が滑ると思うが実際に喋られても気にしない程度の分量のはずだ。

 

「私には忘れられない思い出があります実家がお蕎麦屋さんを営んでいたのですが、父が突然蕎麦アレルギーにかかり潰れてしまいました。気丈にふるまっていた両親でしたが、潰れた2日後、私が夜中にトイレで起きたら、自分父親母親が薄暗いリビングタウンワークを観ながらめちゃくちゃ仕事探しをしていたんです。それを見て、今目の前の両親って蕎麦20~30年と携わってきてそこから蕎麦を取り上げられると、仕事も見つからないんだって、怖くなっちゃったんです。その時の恐怖心を覚えているからこそ、どんな環境でも仕事にだけは困らない人間になりたいと思って、不動産という難しい業界にあえてチャレンジしたいと思ったんです」

 

とにかく話を分かりやすくするために短く削るというのは逆効果になることがある。それより、多少長くなっても相手に具体的な場面を想像させるくらい細かい話し方をする方が伝わることもある。

 

上の話だと「お店が潰れた2日後」という日付、「夜中、トイレで起きた」という時間帯、「薄暗いリビング」で場所に加えて、薄暗いという形容詞から蛍光灯イメージできたと思う。そこに「タウンワーク」という固有名詞…と言う風に、めちゃくちゃ細かいワンシーンを伝えるためにいろいろな情報を駆使している。このバランスの巧緻がトーク力と言うものにつながるのだと思う。

 

これ文字だと全然伝わらねぇなぁ。

2024-04-04

起床後なにを思ったのかタウンワークで応募した求人あらためて確認したら多分興味ないなって選考メールに辞退のお返事した。めんご

ニトリって人手不足なんかな

バイトルタウンワーク求人出してて2ヶ月未満の短期ハードル下げて釣って長期に切り替えさせようみたいな意思を感じる

2024-01-27

anond:20240127173556

ン~

タウンワーク見てるんだけどその手の仕事って通勤圏内に有りそうでないんだよなこれが

参っちゃう

2024-01-24

空白12職歴無し無職だけど

タウンワークビルメンバイトが時給1500円で出てるわ

オフィスとか病院とかの点検業務の補佐や空調フィルター清掃やらその他清掃業務点検業務の補佐らしく

そこらの派遣の時給より断然高いがどんな落とし穴があるんだろうか

2023-09-19

警備員雑魚と一概に言うことはできないけど、タウンワークに載ってるようなセコムでもアルソックでもないよくわからない中小?の警備会社募集してる交通誘導員文句なく弱者だろう

そして世間一般警備員というときは狭義としてこの職種を指している。

警備員雑魚ですかという質問に一概には言えないとか言っちゃ奴はご飯論法の使い手でしかない

2023-06-05

田舎高校に通っていた頃の思い出


昔のことに整理がついた。いつもお世話になっているはてなで語りたい。

ちょっと長くなるけどごめん。ピュア気持ちが赤裸々に表現されているなんてことはないので安心してほしい。若かりし頃の日記を見ながら書いている。

かつては花の高校生だった。今はすっかりアラサーが身に付いている。

地元の小中学校卒業してからは、家からキロほど離れた高校に通っていた。進学理由は、そう、友達三人がその高校を志望していたから。制服もかわいかった。だから私も志望した。今思えばその程度の理由だけど、自分には大事なことだった。

偏差値が高い学校ではなくて、みんな専門学校かに行く感じの、ごく平凡な高校だった。同じクラス大学に進んだ子は5人もいない。そんな中で、晴れて高校生になった私は、コンビニアルバイトに挑戦することにした。同じクラス女子アルバイトをしている子は少なかった。早く大人になりたかったのもある。

七月の始めだった。近所のセブンイレブンに応募した。夏は暑くて元気が出ないから嫌いで、新しいことを始めたくはなかった。けど、上の友達の一人がどうしても同じお店がいい!! というので、一緒に挑んでみることにした。

60才ほどのお爺さんがオーナーで、二人一緒に面接を受けたのを憶えている。パイプ椅子に座って面接を受けた。それで、志望動機を聞かれて、私は「社会勉強したいです」と言った。お小遣いが欲しかったのが本当だけど、別に嘘はついていない。

友達のMちゃんは、「タウンページを見て応募しました!!」と言っていた。「タウンワークのこと?」とオーナーに問い返されて、隣の部屋の大学生達が大笑いしていた。ほかにも同じくらいの時期にアルバイトで入った子達がいた。



八月頃だった。働いていて、ある男性に気が付いたのは。

その人は、がっしりした体形で、作業服を着ていた。あまり汚れはない。夏頃は薄い緑の作業服で、冬になると白い作業服の下からワイシャツネクタイが覗いていた(作業服の下にワイシャツを着ている人がいるよね。わかるかな…? 建設コンサルタントみたいな)。黒いカバンを持っていて、手のひら大のキイロイトリストラップひとつ付いていた。

ある時だった。その人のレジを受けたのが何度目かの時だ。私がいるレジの前に来た時、「こんにちは」と声をかけてきた。その時、私はどうすればいいかからなかった。ひとまず「こんにちは」と返して、何点かの食料品バーコードを読み取っていった。

レジ袋を渡す際、少しだけ手が触れた。変な感じがして手を引っ込めた。

その後も、その人は週に1,2回は私のいるレジに来た。その度に、「こんにちは」や「こんばんは」と挨拶をする。私は黙ってることにしていた。挨拶は返さない。マニュアルにないのもあるけど、なんだか変な感じがした。

ほかのアルバイトの子は、みんな「落ち着いてる」とか「男らしい」とか言っていて、でも私にはわからなかった。嫌な人じゃないとは思っていた。

その人のことをMちゃんに話してみた。すると、Mちゃんも同じように挨拶されているとのこと。そういう人みたいだった。彼女は、ちゃんと男の人に挨拶を返していた。何度か見たことがある。Mちゃんと一緒のシフトになることは珍しかったけど、作業服男性(当時の苗字を取ってKさんにする)に「こんにちは」と挨拶されると、「こんにちはー!!」と元気に返していた。

Mちゃんは人気があった。はつらつとしたキャラクターの子だった。30才になった今でもかわいい。異性にモテる子で、小柄で明るくて元気だった。不細工ではない。本当にいい子だった。



八月の終わり頃だった。生まれて初めて美容院に行った。当時実家には、両親と私と弟がいたんだけど、毎回千円カットだった。弟はスポーツ刈りで、私は簡単なボブカットだった。Mちゃん小学校の時から美容院に連れて行ってもらっていて、うらやましいと思っていた。

で、私も晴れて、初めてもらったお給料美容院に行ってみた。当時の私は物を知らない子だった。美容院にかかる料金も知らなかった。恥ずかしくて友達に聞くこともできなかった……。

入口では綺麗な人がこっちに来て、「初めてですか?」と聞かれた。緊張しながら「カットお願いします。ブローなしで」と言った。Mちゃん受け売りだった。「シャンプーしますか?」と問い返されたので、「お願いします」と伝えた。

こうして私は、まるで違う人になったみたいなショートヘアを手に入れた。料金はシャンプー込みで五千円だった。

それで、次の土曜の昼にコンビニレジをしているとKさんがやってきた。彼の順番がくると、「ん!?」という声が店内に響いた(はずだ。さすがに記憶あいまい)。ちょっとびっくりした。

増田さん、髪切った?」

どうしようかと思った。まだ、親以外の誰からコメントをもらっていない。なんだか怖くなって、「はい……切りました」って小さい声で答えた。そうしたら、

「似合ってるね!!」

と、Kさんは言うのだ。自信満々の目つきで。

あの頃は、Kさん特殊な人だと思っていた。まだ16年しか生きてなかったけど、彼のような人を見たことはなかった。でもその時、理由がわかった気がした。彼を特殊だと感じた理由が。

瞳だ。力強かった。当時、私と同じクラス男子はもちろん、周りの大人や、教師でさえあんな瞳の人はいなかった。Kさん目力ダントツだった。

ありがとうございます…」

途切れ途切れだったと思う。恥ずかしいけど、嬉しかった。レジの中で私は小さくなっていた。心臓の音が大きくなってきて、震える手でKさんが選んだ商品を読み込んでいた。お釣りを返す時に、緊張のあまり10円玉を床に落としてしまった。急いで拾って、拭くのも忘れて返した。



土日のどちらかで、Kさん接客をすることが多かった。

別に、その人に会うためでは全くない。そんなことは全然ない。ただ、雇用契約書を交わす時のオーナーとの約束で、「平日は2日と、土日のどちらかにシフトに入る。お盆正月シフトに入る。試験間中休み」という約束を守っていただけ。

月に何度か、Kさんは話しかけてきた。他愛のない話で、10秒くらいで終わる。ほかの話しかけてくる男の人と違って、こちらが返しやすい問いかけや、共感を呼びかける言葉が多かった(雨が多いね、名札が曲がってる、ゴキブリ死体が落ちてる、会計金額が2000円ぴったりとか)。

和やかな日々が続いていた。学校勉強は難しくなかった。偏差値が高くないところだった。風紀が乱れているとか、そういうことはなかったけど。制服を着崩す人は少ないし、部活動をやってる人もたくさんいた。女の子可愛い、ということで有名な広島県東部公立高校だった。思い出話が多くなってごめん。こんな時しか話せる機会がないので許してほしい。

その年の冬だった。放課後にMちゃんから相談を受けた。夕日が教室を照らしている時間帯で、ほんのりとまぶしかった。Mちゃんと一緒にやっている文化部活動が終わった後だった。彼女自分の机に座っていて、私は自分椅子をそこに移動させていた。

Mちゃんカバンの中から取り出したのは、手紙だった。薄い青色封筒だったと記憶している。小さい便せん2枚に渡って手紙が添えられていた。

「これ、あの人からもらった」

とMちゃんが言った。Kさんのことだ。話を聞くと、一昨日の夜にKさんコンビニに買い物に来て、帰り際にMちゃんに渡したという。それで、Mちゃんは受け取った。

もやもやとしていた。何かが燃える感じが、ぶすぶすと胸の奥から込み上げてくる。あの時、私の表情は歪んでいたかもしれない。へんな感情だった。心臓から血管へと、血液が流れ出ている感じがわかって、心臓から流れ出たその血が体の中を巡っていった。そういう感覚があった。

増田さん。これどうすればいい?」

「あー、はいはい。うん。すごいね。知らんよ。好きにすれば」

気持ち言葉で表すとこうなった。

そのまま席を立って、教室を出て、靴箱まで下りるところの階段で涙が込み上げてきた。別にKさんのことが好きなわけじゃなかった。当時、私に「付き合ってよ」と告白してくる男子もいた。Kさんはただのお客さんだった。何の感情もない。本当だ。

今思うと、わかる。女として負けたのだ。Mちゃんに。だから気分がもやもやした。当時は「女としての負け」という考え方はなかった。でも、心の中で感じていたのは、まさにそれだった。

コンビニを休むようになった。それまでは試験間中しか休んでなかったけど、行く気がしなくなっていた。休んでいる間は、別に普通だった。学校は楽しかったし、部活は週に二回しかなかったし、それ以外の日はまっすぐ家に帰っていたし、稼いで貯めたお金好きな音楽漫画雑誌に使っていた。

美容院には通い続けていた。三ヶ月に一度。何度もお風呂で髪を洗っていると、セットしてもらった髪がシワシワになる。そうなったら行くことにしていた。周りのおしゃれな子に合わせて、大人の女性が読むような本も買った。



高二の梅雨時だった。Mちゃんコンビニを辞めると聞いたのは。マクドで、同じ中学出身のみんなで騒いでいる時にMちゃんがそんなことを言った。別に理由はないらしい。

そんなことはないはずだ。だって、冬頃からMちゃんは太りだしていた。以前はスラっとしてこぢんまりしていたのに、今ではすっかり丸くなっていた。お腹が出ていて、制服を着ていても目立つ。以前はハムスターだったのに、今はチンチラだった。

Mちゃんが「オーナーが困ってるよ」と私に言った。ほかにも欠員が出て苦しいらしい。もう何ヶ月も休んだし、そろそろ出てみることにした。

Kさんは、やっぱり週に何度か来店していた。冷凍食品ホットスナック炭酸水ビールを買っていく。最初は「久しぶりだね」と聞いてきたので、「はいお久しぶりです!」と作り笑いを返した。

昨年入った高校生は、みんな辞めていた。先輩の大学生やパートさんに聞いてみたけど、そんなものらしい。オーナーは「働くという行為に耐性がつく子が少ない」「もっと楽なアルバイトを探す子も多い」と愚痴をこぼしていた。

それからKさんと話す頻度が増えていった。前よりも話すのが楽しくなっていた。Mちゃんが辞めて気分が楽になったのも正直ある。

その夏だった。一度、ファッションカラーというのをしてみたかった。夏休み限定で。完全に金髪にするんじゃなくて、線状にスッと部分的に染めるのをしてみたかった。

馴染みになった美容院に行って、当時流行っていたロングヘアの横髪の方に金色ラインを入れるのをやってもらった。後ろの毛先もちょっと染めた。

次の日、コンビニレジを受けているとKさんが入ってきた。土曜日で、ジーンズTシャツラフな格好だった気がする。

増田さん、今日どうしたの。金色じゃん」

はい。変えました」

「うん、うん。変わってるね」

「どーですか?」

「似合ってるね!」

この時、息がしにくくなって、左手を前に出して2,3回すばやく振った。小さい声で会計金額を告げて、お札を受け取って釣銭を取ろうとしたところで、また落としてしまった。お釣りを拾う時、休日だったので当たり前だけど、Kさんカバンを持ってないことに気が付いた。キイロイトリ(リラックマ…)のストラップを思い浮かべて彼の前に立った。

Mちゃん気持ちがわかったかもしれなかった。何も言わずにお釣りを返した。Kさんはほんのり笑っていた。2023年の今と違ってマスクをしていない。朗らかな笑顔だった。懐かしい。

でも、怖い時もあった。同じ年のことだったけど、私は中年のお客さんに怒られていた。声が聞き取りにくくて、タバコ選びに二度も失敗したからだ。Kさんレジの三番目に並ぼうとしていた。

ずっと怒られ続けていて、ようやく終わるかと思ったけど、やっぱりまだ続いていた。すると、Kさんが割って入ってきた。「すいません。あと二名ほど並んでるんですが」とフォローしてくれた。

でも、その中年のお客さんはキレてしまった。「兄さんは関係なかろうが。おい!!」とヒートアップしてた。「関係あるでしょ」とKさんが返していた。

かに店員もいなくて、話のやり合い(ほとんど平行線)が続いている中、いきなりだった。Kさんが「あぁ!!?」と怒鳴ったのだ。彼はおじさんにこんなことを言っていた。

「さっきからお前、つまらんことをグチグチグチグチと……俺はのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」

「……兄さん警察呼ぶよ」

「呼べ!!」

「……」

おじさんが退散すると、Kさんバツが悪そうにしていた。ほかの子応援に来たので、私は向こうのレジに行った。



もうすぐ高3になる頃だった。変化があったのは。

Kさん手紙をもらった。夜9時くらいで、お客さんもほかの店員も誰もいなかった。会計を終えた後で、「増田さん、増田さん」と声をかけてきて、カバンの中から手紙を取り出した。

何も言わずに受け取って、家に帰って読んでみた。以下内容。

増田さんはよく動いていてすごいと思う

・どんな人なのか知りたい、食事に行きたい

・今年中に引っ越すのでその前に

・興味があるならメールがほしい

・興味がない場合は返信はいらない

当時は彼氏がいた。初めての彼氏だった。同じ学校で、お調子タイプ男子だった。

そこまで好きではなかったけど、告白されて悪い気はしなかったし、嫌な人でもないから付き合っていた。クラスの中でも悪い立ち位置の子じゃなかったのもある。

ある夜、その彼氏Kさんとを心の中で比べてみた。別に、どちらがいいとか結論は出なかった。いや、見た目も中味もKさん圧勝なんだけど、今の彼を嫌いにはなれなかった。それで、交際中の人がいる以上は、Kさんに何も答えない方がいいなって思った。

もし仮にKさんと会ってみて、一緒にご飯を食べて、もし仮に告白とかされて、付き合いはじめたとしても・・・・・・すぐにフラれるだろうなって、ベッドの中で思った。

Kさん雰囲気が優しそうで、見た目も悪くない人だった。ほかのアルバイトの子も皆格好いいって言ってた。自分相手にされない、付き合ってもすぐに幻滅されると思った。



高3に上がってからも、これまでどおりKさんとの関係が続いた。私のいるレジに並んで、たまに会話をする。天気の話が多かった。あとは、私のメイクとか、髪型とかが変わった時は気づいてくれた。ほかのお客さんがいない時に限って会話をしていた(迷惑になるから?)。

当時、高校を出た後の進路は美容専門学校を考えていた。そこまで大した志じゃない。高校入学した頃は、見た目が『じゃが芋』だった私も、メイクファッションを覚えてだいぶましになっていた。『メインクーン』になっていた。

自分でいうのはどうかと思うけど、本当に私は変わったのだ。高1の時の写真と高3の時の写真を比べると、じゃが芋から進化した存在になっていた。別人みたいだった。

その年の秋になると、第一志望の専門学校に入るために、コンビニの隣にある地域集会所で毎日勉強していた。いつも親が仕事帰りに迎えにきてくれる。当然Kさんと会うことはできず、悶々とした気分になった。

入学試験ちょっと前だった。集会所を出て、お腹がすいていてコンビニに何かを買いに行こうとしていた。すると、ちょうどKさんがお店から出てきたところだった。自転車に乗ろうとしていて、コンビニ駐車場に入った私を呼び止めた。

お疲れ様です」と声をかけてきて、私も「お疲れ様です」と返した。「今日寒いね」には、「本当寒いですね」と返した。「元気そうでよかった」には、「はいめっちゃ元気です!」と返した。泣きそうだった。嬉しかった。

その時、Kさんが「増田さん。俺、今日最後なんだ」と手短かに言った。「今週末に引っ越す。今日コンビニ最後から。じゃあ、元気で」と、Kさん自転車に乗った。

私が「こちらこそ、ありがとうございました」って言うと、「増田さんはい社会人になると思う。もし、大人になってどこかで会うことがあったら何か奢る。約束な」って、自転車に乗って私の家とは反対方向に駆けていった。



あれから十年以上が経った。今は結婚二年目で、生活に慣れてきた頃だ。子どもはまだいない。そろそろ社会人として復帰しようかと考えている。コンビニで働こうか、それとも昔いた会社契約社員ポジションを探そうか思案している。

実は、あの別れの日から数年後にKさんに会うことがあった。当時の私は、美容専門学校卒業した後、都会の方で美容とは関係のない仕事に就いていた。求人情報誌への掲載営業で、とある喫茶店に出入りしてたんだけど、ある日そこでKさんサンドイッチを食べているのを見た。その時は、作業服じゃなくてスーツだった。後日聞いたところだと、会社からの出向で政令指定都市に赴任しているとのこと。

お久しぶりです。元気でした?」と声をかけてみたけど、Kさんちょっと悩んだ様子だった。かくいう私もメイクが濃すぎたし、髪も長くなっていたから、気づくのに時間がかかったみたいだ。向こうも驚いてたっけ。やっぱり優しそうな雰囲気で、笑顔がまぶしかった。あの日約束どおり、後日ご飯をおごってもらった。

この日記を書こうと思ったきっかけは、早朝に旦那を送り出した後で、昔の自分を思い出したからだ。玄関で、旦那カバンに付いているぬいぐるみストラップを眺めていて、思うところがあった。

とりとめのない内容だったけど、以上になる。最後まで読んでくれた方がいたらうれしいな。

2023-04-29

ブラックバイト退職した話

退職当時つらつら書いていた日記と、いま思い出しながら書いている部分とが混ざっているので、少し読みづらいかもしれない。ごめん。

【お店のこと】

豆腐屋チェーン店関東各地にお店を構えているが、うちは大きい方。在籍人数は私とパートさん5人の計6人。ヘルプバイト君(よその店舗と掛け持ち)、社員さんが来てくれる。

【はじめに】

現場の人たちはとてもいい人ばかりであることは、まず初めに書いておきたい。仕事を辞める理由の上位には常に「人間関係」がランクインしているものだが、ここは本当に、人間関係だけは良かった。前職で右も左も怖い人に囲まれていた私は、本当に過ごしやすかった。

退職理由

ざっくり言うとブラックが加速したから。元から時給が15分刻みという労基法違反ではあったが、別にそこまで気にしていなかった。あと、何かもめとき労基法違反を盾にするつもりだったので、私としては相手の弱みを1個握ってるくらいの感覚(絶対ダメ)。

もっと詳しく話すと、人手不足スタッフの数は他の店舗に比べたら多いらしいが、ウチとしては足りない。まったく足りない。私は授業があるからそんなに入れないし、ほかのパートさんも親の介護子供用事等、忙しい。バイト君も掛け持ち先との兼ね合いがあるし、社員さんは元々自分担当店舗別に持っている。

「人を増やせ」「求人を出せ」とは常々言っていた。しかし、タウンワークマイナビ求人を出していた気配もなく、お店のポスター公式サイトのみ。ごく稀に来た新しい人は数日と持たず辞めていく。

追記

1/31からタウンワーク求人を載せたらしい。見たらホントに出てたけど、いつ行っても新しい人が入った気配がない。

2つ目。お弁当。これはちょっと先に説明したいことがある。

うちはお豆腐屋さんではあるけど、メインはお弁当念の為断っておくけどめちゃくちゃ美味しい。本社人間ゴミなだけで製品はめちゃくちゃ美味しいんです(唯一のアピールポイント)

そしてこのお弁当が、毎日30、40というなかなかのロットで入荷される。よく売れる種類のものは、気候によっては60とか。

売るのは別にいいんです、そういう仕事なので。

ただ、このお弁当たち、開店前にパックに紙を巻かなきゃいけない。それだけ? と思うかもしれないけど、数十個のお弁当に紙を巻いて、輪ゴムで止めて……気が狂うよ、実際やると。そもそも私ら、単純作業で雇われたんじゃないし。販売員です。

退職決意~退職まで】

退職を決意したのは年明けあたり。何がきっかけかと聞かれればうまく答えられない。多分、「人間関係がいいから」で続ける限界が来てきた。

会社規定退職する1か月前の申告が必要だったけど、私は1月14日に申告→1月末で退職という爆速退職をキメた。毎月15日に翌月のシフトを提出するので、 「そういえば来月シフトは?」と向こうから話を振ってくれればチキンでも退職を申告できると思ったからだ(さいあく)。

さて、チキンな私が想定していたのは、退職したい旨をリーダー格のパートさん(仮にAさんとしておく)に申告→退職というよくあるルートだった。

しかし、退職したい、と伝えると、一気に涙が溢れてきた。何なら今思い出しながら泣いてる。

Aさんは泣きながらぐだぐだと訴える私の話を、頷きながら聞いてくれた。1番シフトに入ってる人だったから、現場過酷さを1番味わってる人でもあったのだと思う。私がべそべそ泣いてる間にマネージャーチャットを送り、退職の旨を伝えてくれた。すごい。

次の出勤日、マネージャーから電話がかかってきた。「なんで辞めるねん(要約)」って話だった。

もう退職の決意が固まった私は、思ってたこと全部話した。紙を巻く作業の手間暇のこと、スタッフが足りなすぎること、人が来てもすぐやめる異常性……Aさんに話して落ち着いたと思ってた涙がまたぶり返してきた。

今でも一言一句わず覚えてるやり取りがある。思ってたこと全部話して、泣きながら「お店が回らなくなってからじゃないと、本社の人たちには分からないんですよ」と言った。マネージャーは、「何がですか?」と言った。嫌味とか怒ってるとかではなく、本当に分からなかったような言い方。

「分かりました、辞めます。もう本社のやり方にはついていけません」

そう言って電話を切って、そこからまた泣いた。ちなみにこの時間、お店の方はバイト君に任せ切りにしてしまっていた。ごめん。

すると、11月退職したパートさんが(仮にBさんとする)がやって来た。買い物ついでにバックヤードまで会いに来たらしい。

私が電話での出来事を話すと(お察しの通りめちゃくちゃ泣きながら)、「辞めた方がいいよ」と言ってくれた。

その日の夜にはLINEもくれた。「増田ちゃん就活で、人生の1番大事な時期にいる。無駄にしちゃダメ」という内容。

本当にまぁ、よくもここまで人間関係に恵まれものだと今書いてて思う。だからこそ、皆の良心につけこむ本社が嫌いだった。

さて、電話事件スタッフじゅうに衝撃を与えた。あの日以来出勤するごとに「電話どうだった?」と聞かれるので、Bさんが買い物ついでに他のスタッフに話したのだと思う。違ったらすいませんBさん。

まさか皆、マネージャーから「何がですか?」と返されると思ってなかったようで、これをきっかけに退職を考えるスタッフも出てくるほど。

そしてこの頃、Aさんがスーパーミラクル打開策を出してくる。

1月14日退職申告した私は、本来2月14日以降にしか退職できない。そこで、2月1日から急遽短期留学というあまりにもデカすぎる嘘を企てた。もちろん行ってませんよ、念の為

しかし、マネージャー確認する術も無いし、こちらに予定を教える義務もない。チャットで連絡すると、「分かりました」とだけ返ってきた。

こうして私は、めでたく爆速退職をキメたのであった。

スタッフ退職状況】

ここで私が退職した1月31日時点で把握している退職状況をまとめる。

11月末で退職済み→1人(Bさん)

1月半ばで退職済み→1人

1月末で退職→私1人

2月末で退職→2人(Aさん込み)

多分続ける→1人

考え中→1人

スタッフほぼ全員が退職。すごい。

4月追記

久々にお店に行ってみたら、「多分続ける」と「考え中」の人が出勤してた。続ける選択肢を取ったんだなと思いつつ雑談してたら、2月末で退職予定だった2人がまだ在籍しているらしい。マネージャーものすごく引き止められて、月4くらいのペースで入ってると。

そのうちの1人であるAさんから「お店来てくれたんだね!(要約)」というLINE帰宅後に来た。週1でもいいから復帰してくれないかと言われた。

在籍時代はとてもお世話になった人だけど、やはり復帰は出来ない。そう伝えると、「わかった、またお店に遊びに来てね」とだけ言ってくれた。本当に惜しい上司(厳密には違うけど)をなくしたと思った。

【おわりに】

2年以上勤めたバイト先を辞めるのはなかなか勇気が要った。しかし、退職したことも、ブラック環境に長く身を置いたことも、まったく後悔していない。

ただ、引き止められて退職を留まる、というのは本当にオススメしない。相手にとって「引き止めれば残ってもらえる」という成功体験を積ませてしまう。

辞める時は「辞めたい」ではなく「辞める」とはっきり言おう。

あと、「こんなことで辞めるな」と思った人は、ぜひ応募してみてほしい。気が狂うから

2023-03-14

anond:20230314210944

今は塾講バイト

できること→接客ちょっと英語汚物処理、立ち仕事、授業

できることがバイトレベルしかないのかよ。

タウンワークバニラでも見ろ。

2023-03-10

小学校時代からよく学校を休む子だった。

体が弱いのですぐ風邪を引く、肺炎インフルエンザに罹った事も一度や二度ではない。

そもそもまれた時から体が弱かったのか、小学校入学までに7~8回ほど命に関わる手術を受けたらしい。

自分にそんな記憶はないのだけど、母や歳の離れた兄弟の話を聞く限り恐らくそれは事実なんだろうな、と思う。

すぐに体を壊して学校を休む、というだけでなく家でTVゲームをやりたい、体育の授業を受けたくない、いじめられたくない、というほんの些細なからよく学校を休む子供だった。

そんな自分が好き好んで学校に行っていたのは、小学校から高校までの12年間で、同じクラスの子に恋をした中学校三年生の一年間だけだったと思う。

の子と同じ高校に行きたい、とその時は真剣に思っていたけれど、何せ学力テストでの全教科の合計が150点前後一教科平均で30点ほどしか取れない馬鹿だったので、好きな子と同じ学校には進めなかった。

この時点で自分は同学年の子と比べても頭が非常に悪い事を自覚しておくべきだったのかもしれない。最近言葉で言うとギリ健、いやもしかしたら本来なら特別支援学級に通った方が良い子供だったのかもしれない。

まあ、そんな馬鹿でも入れる高校となると自分名前が書けて小学生レベルの問題が解ければ入れるだけの所謂バカしか無かった。そう呼ぶのはそこで働いていた先生や、真面目な同級生たちには大変失礼だとは思うけれど。

そんな馬鹿でも入れて、小学生レベルの問題が解ければ入れるバカ高でも、自分は付いていけなかった。幾つか…簡単な、馬鹿でも取れる資格だけは取れたけど、勉強には付いていけず早く家に帰ってゲームしたい、と思っていた。

後輩の不良が怖くてトイレに行けず、先生相談して綺麗なトイレが使える近所のデパートまでの外出許可を貰っていた。三年間同じクラスだった同級生とも結局仲が良い友達は一人も居なかった。

隣の席の女子からは本当にこれ以上は無いというくらい嫌われていた。体育の時に近くの体育館までバスで外出するタイプ学校で、その席も固定で隣の女から本当これでもかと嫌悪感をぶつけられた。

そうなると、ただでさえ嫌いな体育がもう授業そのものより参加する段階から自分にとっては苦痛しか無かったので、体育のある曜日絶対に休むようにした。隣の席の女子もその事に満足していたのではないだろうか。

友達が一人も居ない、女子からは毛嫌いされている、勉強が出来ず授業態度が不真面目なので当然先生から好かれる訳もない。三年間通った学校卒業した時も、中学校の時と違い満足感や寂しさのような物は一切無かった。

ただ、唯一嬉しかったのは卒業式の後家族が外食に連れて行ってくれた事だった。そこまでの18年間の人生でも本当に家族には迷惑かけっぱなしだった。もし、自分が逆の立場だったらこんな奴すぐ見捨てていると思う。

高校卒業してからは…基本的にずっとニートを続けている。

中学校時代の友人がアルバイトに誘ってくれたり、新しく生まれた親類のために少しだけほんの少しだけバイトをした事もあったけど、長続きしなかった。バイトを即効で辞めたため、結局家族に大きな負担をかけただけだったと思う。

学習性無気力というのか、今度こそバイトを続けるぞ、と思って考えなしに行動しては痛い目に遭うという事をこれまで4回か5回ほど繰り返して、もうバイトしたくない、痛い目に遭うだけだな、と悟った気がする。

サポステ斡旋してもらう形で紹介してもらった食肉工場では、そこで支給されるエプロンナプキン?が体に合わなかったという事で、さあ働くぞ!と思って出勤するも、出勤初日から現場に入れずに泣きながら当日辞めた。

派遣会社派遣してもらった次の食肉工場では、一日目にサイズの合わない作業靴で親指を痛めたり、現場リーダーが口が利けない外国人のお爺ちゃん作業中にニヤニヤ笑いながら殴ってる所を初日に何時間も見せられた。

その派遣会社と結んだ契約なんて知った事か、ともう次の日からその現場に向かう事を拒否した。自分絶対現場に行かないという勇気が無かったので、親に代理電話をかけてもらった。凄く情けない大人だと思う。

その次、タウンワークで自宅の近場にあった倉庫での作業は一週間だけ続いた。大した面接も無く働かせてもらえる事になって本当にラッキーだと思ったし、そこで働いてる人達も親切そうで良かった、と初日は思った。

ただ、リーダー格的な頼りになるおじさんがある同僚一人を露骨に虐めていたり、最年長の仕事が出来るベテラン爺さんが自分仕事を全てやり直したり、凄く簡単仕事さえ自分にはスピーディーに、丁寧にこなせない事が分かった。

初日から足を棒のようにして7時間働いただけでもうくたくたになってしまった。それで時給が800円前後だと、もうここで働くのは自分には無理だなあ…と、前回の工場と比べれば天国のような環境にも関わらず7日で辞めてしまった。

親に「何でも良いからとにかく働け」と言われたり、自発的に何か贈り物を挙げたいという動機アルバイトを始めても早ければ当日、長くても一週間で辞めてしま人間である事が4~5回の経験で分かった。

アルバイトに出てもどうせすぐに辞めるし、辞める度に自分ではなく親が代わりに辞職を願い出て自分は隠れて震えている、という事を何度も繰り返してここ数年はもう簡単アルバイトに出ようとさえ思わなくなった

親は「とにかくアルバイトでも良いから何かしてみろ」と言うのだけど、実際にサポステタウンワークを利用して働こうとすると「よく考えろ。考えなしに動くな」と矛盾したような事を自分に言った、と思う。4~5回、それを繰り返した。

ここからは本当に恥ずかしい事なんだけれど、倉庫でのアルバイトを辞めた後親に「何でも良いからとにかく働け」と言われると、怒りのままに物を壊し親兄弟暴力を振るった事が数えた事は無いけれど数十回はあると思う。

自分より非力で、もう体力もない親や兄弟暴力を振るう事に、自分は何のブレーキも無かった。普通なら、自分家族にそんな事出来る筈ないだろうに、自分は出来てしまった。自分は、正常な人間では無いのだと思う。

心療内科精神科医先生自分発達障害だ、と正確に診断を受けたのはここ数年の事だった。それも、ADHDだけでなくややアスペルガーの気もあるらしい。通りで自分には空気が読めない訳だよなあ、とやっと理解出来た。

自分家庭内暴力も、自分より強い父が生きていた頃は母親兄弟に向かう事は無かったので、自分は「群れの中で自分より強い父」と言うブレーキが無ければ家族に全力暴力を振るえる動物なんだろう。人間と言うより、動物

最も、母親兄弟に向かなかっただけで飼っていた犬や猫には苛立っている時には八つ当たり暴力を振るうような人間だったので、それは今更なんだろうな、とこれまでの自分の行動を振り返って見てみると思う。

お祭り金魚を釣って来ても愛情を一切注がず、母親兄弟に世話をさせていた。兄弟が飼っていたリスの籠を蹴ってしまい、リスを恐怖させ早死にさせてしまった。動物への行い的に、もし地獄があるなら死後は地獄行きだろうか。

この自分精神的傾向は、父方の祖父にも、父にも、兄弟にもあるし、方向性は違うけれど、母も異常な所が無いとは言えない。ただ、社会適応出来た両親や兄弟と違って、自分けが落ちこぼれなのは、やはり原因がありそう。

新しく生まれた親類、つまり自分の甥姪もこの父方の精神性を受け継いでいるのだろうなと思うし、高齢出産という事もあり、もう今の段階で知的障害発達障害の傾向が見られるので、この先苦労するだろうな、と悲しくなる。

自分は今、母親不動産収入父親の遺族年金と両親が一生懸命貯めた貯金を食い潰して生きている。それが無くなるタイムリミットは…正直、分からない。数十年、は無理だと思う。

今でも母親に「早く働きに行け」と言われるとカッとなる。そう言われて働きに出た結果何度もすぐ辞めたし、もう長続きしない事が分かったから。カッとなっても暴力を振るわないよう、最近はもうしばらく口を利かない方向にしている。

そう言えば、10年以上前に一緒にアルバイトに誘ってくれた中学校時代の友人ともここ数年は連絡が取れなくなった。寂しい気持ちと、もう親族でない他人と付き合わなくても良いという楽な気持ちが入り混じっている。

頭が悪く、能力が低く、仕事は長続きせず、肉親や小動物暴力を振るう事に躊躇が無く、ただ無駄飯を食らって生きているだけの知的障害精神病の中年男。こんな自分は生きているべきではない、とここ数年思っている。

今は障碍者手帳申請したお陰で、発達障害者向けの薬を1割負担で貰えるが、飲むと体調が悪くなるので気が向いた時しか飲んでいない。母親口喧嘩になるとすぐに「その薬を飲め」と言うのもある。キチガイ用の薬と言う訳だ。

税金も、父親が無くなってからは一度も市に納めていない。ズルズルと延期しているけれど、恐らく自分死ぬまで一度も収める事は無いのではなかろうか。そもそも、何の税金かさえも分かりはしないし。

確定申告も、自分PCで遊び惚けている間に母親が全て書類を用意して手続きを頑張ってくれている事をつい先日知った。自分は、確定申告とはどういうことなのか、何を書き込めば良いのかという事も一切理解していない。

今の自分は、毎日無料アニメ無料漫画時間を潰して生きている。自分をすり減らして働いて生きるよりは幸せなんだろうな、とは思う。最近だとジャンププラスゼブラック、コミックDAYSヤンマガWEBが本当にお気に入りだ。

暇を潰せて生きているけど、こんな自分主観的にも客観的にもさっさと死んだ方が世のため家族のためだと思っている。早く死にたい、と言う度に母は悲しそうにするし何だか怒るけど。

自分死ぬ勇気はないけど、早く死にたい母親が死んだら、自分も後を追って早く死にたい。もし母親ボケたり要介護の体になっても、自分には介護をする自信が無いので、酷い話だけどそうなる前に、早く死んでほしい。

こういう身内のお荷物のような人間は、両親が死んだ後今度は兄弟寄生し更に狂暴化するという話をこの前ネットで見た。そうなる前に、狂暴化する前に、何らかの方法で、出来るだけ苦痛なく幸せ死ぬ事を、自分は望んでる。

そう言えば

文章が書ける人間知的障害ではない」という俗説をよく聞くけれど、

そういう人には「小学生低学年の知能でも文章は書ける」という事を分かってもらいたい。自分は、小学生の時から中年の今まで、頭の中がアップデートされていない自覚があるのだから

読み返したら誤字ばかりだった

2022-08-16

急募片思いを長持ちさせる方法

まだ高揚感のあるうちに、記録として残しておこうと思う。

バイト先の男の子のことを好きになってしまった。それからというもの片思いをどうにか長持ちさせる方法はないものかと、毎日考えている。

まず最初に、私はたぶん日本女子大生の中で一番恋愛下手だ。女子大生限定したのはなにも恋愛経験比較できるのが同年代友達しかいないというだけで、べつに限定しなくたって一番になれる自信がある。津々浦々から恋愛下手を名乗り出る老若男女を集めて競わせる大会があったとしたら、金かどうかはさておいて絶対メダルはもらえると思う。

それくらい、人に好意を伝えるのも苦手だし、向けられた好意を素直に受け取るのも苦手なのだ

大学女子大に通っている。

女子大でもインカレサークル入れば彼氏なんてすぐできるよ!という先輩からアドバイスにまんまと心を奪われ入学を決めたが、実際女子大に通いながらインカレ彼氏をゲットできるのはコミュ力と行動力がある一部の子だけで、大人数が苦手で、サークル新歓から帰って疲れて動けないような私には到底無理な話だということに、入学してから気づいた。手遅れである

幸か不幸か、大学での勉強があまりに楽しく、毎日が充実していたため、一年生のうちは恋愛というものから遠く離れた場所悠々自適に過ごすことができていた。

当たり前だが、自分コンプレックスが刺激されない毎日というのは本当に居心地が良いものである自分に自信はないくせに自己愛だけは一人前な私は、女子大という守られた世界で一生この生活を続けたいと、心から願っていた。

本当に願っていた。願っていたのに、やはり私は未熟で、脇が甘かった。

今年の4月、二年生に上がってすぐの頃、バイト先を変えた。それまではバイト仲間が女の子しかいないお弁当屋さんでバイトをしていたが、大学時間割の都合で働き続けることが難しくなり、ローソンで働くことになった。これが大誤算だった。

そもそもコンビニバイトという環境もっと警戒すべきだったと思う。

夕方は基本2人体制、狭い店内、近いレジ!恋に落ちてしまフラグが多い!多すぎる!いとも簡単想像のつくことなのに、働き始めてから、ましてや実際に恋に落ちてしまってから気付くなんて、私は本当にバカだと思う。こんなことになるなら、同じ時期にタウンワークバイト募集をしていた工場で働くべきだった。しかし、工場で働いたとて、素敵な工場長に恋をしてしま可能だって無きにしも非ずな訳で、これに関してはもう、運が悪かったということにしておこう。

ここまで読んでくれた人のために、「最初シフトが被った時はなんとも思ってなかった、しかし、優しくされて意識するようになってしまって,,,」というような、恋に落ちたきっかけのエピソードを書きたいのだが、生憎書けない。なぜかというと、本当に恥ずかしいけれど、初対面の時からガチガチ意識していたかである

初めてシフトが被ったとき彼は他の人の代打で急遽来ていたため、陽気なベトナム人と働くつもりで出勤した私は面食らってしまった。普通にかっこよくて見惚れたし、話すとドキドキした。その後数回ベトナム人代打でやってきた彼と働く日が何度かあり、いつの間にか代打ではなく通常のシフトが被るようになり、気づいたら好きだった。まとめると、陽気なベトナム人シフトを飛んだせいで私は恋に落ちてしまった訳である。最悪だ。

好きだと自覚して間もないころ、むしゃくしゃしてネットで「片思い」と検索してみた。するとびっくり、世の中の片思いに頭を悩ませている人々は、どうやら意中の相手とインスタのDMでやりとりしたり、夜中じゅうLINE通話したりしているようなのだ。もうそれは両想いではないのか!?しかし、そのような内容の文章が「片思い」というタイトルをつけられて悩み相談として投稿されていたため、私は撃沈してしまった。私のこれはもう片思いでもなんでもないのかもしれない。だってインスタも交換してないし、LINEしたことないし、相手について知ってることといえば、同い年ということと、大学名ぐらいである。脈がないにも程があるだろう。

どこが好き?と聞かれるとうまく答えられない。

まり男性と接点のない生活を送ってきたせいで、最初に見たものを親だと思い込むヒナ現象が起こっているのかもしれない。本当に情けない。それでも私は彼とシフトが被る日は、ドライアイから本当はつけると目がシパシパしてしまカラコンを装着し、髪を巻いてポニーテールをし、全力で鉄壁の前髪を作り、念入りに目の下の虚無の更地から涙袋を生み出す。少しでもかわいいと思われたいかである。もう開き直ることにした。

こんな不毛片思いがそう長くは続かないことも分かっているつもりだ。相手にいつ彼女ができるか分からないし、好きだということがバレて距離を置かれてしまうかもしれない。というか、バイトから相手がふらっと辞める可能性もある。それでも、彼に教えてもらった好きな映画タイトルを頭の中で何度も読み上げながら帰るような今の日々が、少しでも続いてほしい。それ以上はもう望まないから、この片思いをどうにか長持ちさせる方法を、今、必死に探している。

2022-07-14

広告塔から襲われたが理解できるのであれば

タウンワークに恨みをもったらまっちゃんを襲うのもまぁしょうがないよねってなるんかな。

巨人軍に恨みをもって長嶋茂雄ならまぁまだわかる。ミスターだし。長嶋茂雄だとわからん

ビジネスパートナーだとしても、まぁビジネスパートナーなんて狙ったってしょうもないやろ。客がムカついたからと言っても客の取引相手嫌がらせしてもしょーもない。

タウンワークまっちゃん巨人軍長嶋茂雄ビジネスパートナーを合体させたところで、0 + 0 + 0 としか思えないんだよね。

擁護とかじゃなくて純粋にわからんのだよ。0+0+0=100になる人がいるんでしょ。

広告塔とか関係があったという部外者が襲われることに理解を示せるって、自分ももしそれほどの強い殺意を持ったら、対象の周辺と近い属性の人は全員的になるかもしれないという意思表示と近いと思うんだ。

それがこれだけ多いってのが一番こわい。

2021-08-20

直接書かなくてもすぐに誰だか分かるやつ

こういうの他にもっとあれば知りたい

2021-05-30

anond:20210529122600

たまにしかない選挙への投票より

今すぐ確実に政権ダメージを与える方法があります

それはハロワ求職票を提出することです。

コロナ禍で今すぐ働く気が無くても求職登録しましょう

タウンワーク仕事を探すとしてもハロワにも登録しましょう

なぜならこの国の失業率ハローワーク求職登録している人の数で算出されるからです。

この失業率を上げなければ景気対策もされません

5月の失業率は6月末に発表され

この結果は7月初めの都議選に間違いなく影響します。

政治に不満がある方は明日までにハロワへ行けばよいと思います

2021-01-18

anond:20210118171514

大学を出ておくと、タウンワークに載ってないような求人にありつける場合がある。

2020-12-29

さて、増田たちは生まれしまたから生きるしか選択肢がないわけだ

タウンワークジョブアイデムの間に半額寿司を挟んで

2020-07-27

どっちの頭がおかしいのか

ゼクシィコラボマンガ婚姻届付録


「読者層は小学生なのに」

結婚強要してる」

「異性婚主義者

小学生にりBんを返せ」


タウンワークコラボマンガ履歴書付録が付いたら

働かない自由を訴えて同じように暴れるんですかね

2020-06-01

TDRとかUSJの再開日を当てよう

こないだタウンワーク見てたらUSJパレード補佐のバイトが載ってたから再開のつもりはあるんだなと思った

実際いつ開けるんだろうね

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