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はてなキーワード: 都道府県とは

2019-12-06

新潟県はなぜ外向けのPRが下手なのかを考察する

こんにちは、生まれも育ちも新潟県民です。上越市出身で、ここ数年は新潟市に住んでいます

新潟県観光に来てくださった方々や、移住してきた方々は、口を揃えて「こんなに良いものがたくさんあるなんて知らなかった。もっと上手に全国へPRした方がいい」と言ってくださいます。ありがたいことであるとともに、住んでいる人間としても課題意識は持っていたいところです。

という綺麗事は口では言えるのですが、実際に住んでいると、自分たちはその「良いもの」を美味しく楽しく最大限に享受しておりまして、ぶっちゃけほとんど課題意識というものが湧き上がってきません。外から来た人たちと中にいる人たちにギャップがあるのです。

これは一体どういうことだろう、と考えてみたところ、現状を成立させうる力学についての仮説が自分の中に生まれたので、ちょっとメモしてみます

解決策の提案ではなく、なんとなく見えている世の中の姿(もしかしたら妄想も含む)を元に現状の追認をするだけの記事なので、あんまり生産的ではなさそうです。

文化が内側に閉じる傾向がある

県外の方々が仰るとおり、新潟には良いものがたくさんあります

パッと思いつくだけでもこれだけありました(新潟市に寄ってるので、他の地域を見れば)。私はラーメン枝豆ビールも大好きなので、天国です。ありがとう新潟。愛してる新潟

というわけで、県内にいる分には結構楽しいのです。

県民県内で美味しさや楽しさを地産地消できていますおそらく、ここに問題の切り口があります

文化産業が、良くも悪くも県内の人々の間で完結してしまっているように感じられるのです。どうしてこうなったのでしょうか。

私は、「人の動き」と「地理的条件」の2点に原因があるのではないかという仮説を立てました。

近代新潟県人口日本

今でこそ首都圏への人材流出問題になっていますが、明治期の新潟県国内でも有数の人口が多い都道府県でした。次の記事が詳しいです。

なぜ新潟石川が「人口日本一」だったのか? 都道府県人口推移から見る、日本近代化の歴史(1/4) | ねとらぼ調査

https://nlab.itmedia.co.jp/research/articles/1167/

「稲作を中心とした第一次産業」という分野において、越後平野柏崎平野高田平野の3つの広大な平野を擁する新潟県は、地理的な強みを持っています上記記事にもあるとおり、この強みと海運の拠点になったこから新潟県は賑わいました。

人がたくさんいるということは、多様な文化が生まれます。この頃の賑わいによって、新潟県には豊かな文化を育む土壌が生まれたのではないかと思われます

全方位に隔絶された陸路

さて、単に豊かな文化を持つだけであれば、それを元に隣県と交流していくうちに評判が広がっていったのでしょう。

しかし、残念なことに、新潟県は全方位を海と山に囲まれており、あまりカジュアルに隣県と交流することができません。

海運が盛んだったうちは問題なかったのかもしれませんが、時代の移り変わりで陸運が中心になっていく中で、新潟県が外部と交流する機会は少なくなっていったのでしょう。そりゃあ田中角栄先生も山をぶち抜いて県外への道を切り開こうとするわけです。

外との交流はないけど人と文化はある

そんなわけで、

という、現在まで繋がる新潟県の姿が形成されていったのではないかと思われます

その結果、文化地産地消する力学が、とても強く働いたのではないでしょうか。

旨い食べ物が作れたら、他所に持っていくのも大変なので自分たちで食べればいいのです。幸い、喜びを分かち合う隣人はたくさんいます

良い道具が作れたら、他所に売るのは商人に任せて、自分たちは隣人たちと切磋琢磨すればよいのです。わざわざ山を越えてくる職人も少ないので、狭い街の中でひたすらお互いを高め合うことになったのでしょう。

隣県や都会まで行ってイベントに参加するのは遠すぎて大変なので、自分たちでやろうとしたのでしょう。

こうして、県民県内で美味しさや楽しさを地産地消する新潟県が、生まれたのではないでしょうか。

じゃあ、これからはどうしたらいいんだ

わからん……もう俺たちの魂には文化地産地消が刻み込まれしまって、PRするというのがどういうことなのかわからなくなってしまった……

地理条件的にふらっと通り道に寄ってもらうことも難しいので、「新潟に行きたい」というモチベを持ってくれた人しか来ないんだろうなと思うと、やっぱり先にPRするしかないんだろうなというのはわかるんじゃが……

なんかもう、俺たち新潟県民が新潟を楽しんでいる姿をガンガン発信していったほうが、いっそ上手く回るんじゃないか

ちょっとまらないけど、これだけは言える。新潟県を一番楽しんでいるのは、新潟県民だ。からみんなも、気が向いたら、楽しみに来てくれ。旅行でも移住でもいい。楽しみに来てくれ。頼むぞ!

2019-12-05

滋賀県公式サイトリニューアルの件のアレについて(議会編)

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000074-mai-sctch

このニュースがバズった後、ニュースにも出ていない問題議会で追及されていたので、滋賀県議会のページ(令和元年9月定例会議(第9号~第15号)-09月30日-04号)をもとに、一部読みやす編集してみた。

ウェブアクセシビリティ試験結果と公表

議員
8月1日新聞報道で、滋賀県ホームページ総務省各自治体に対応を求めているウェブアクセシビリティ試験結果が公表されていないとの指摘があり、専門家から検査結果が公表されていないのは目標クリアできていないからではないかとの疑問の声が上がっている、との報道がありました。これを受けて、県は3月28日リニューアルから5カ月おくれとなる8月28日に、ようやくアクセシビリティ試験結果をホームページ上に公開しました。(中略)このウェブアクセシビリティ試験について、これはい実施されましたか
知事室長
アクセシビリティ試験につきましては3月11日に開始をし、6月5日完了いたしております。まず公開する前の内部環境におきまして、つまり3月の時点で、対象とするページデータ抽出し、アクセシビリティ試験実施をいたしております。その際には、対象40ページ・全体4万件余りの項目のうち、一部の項目につきまして不適合となったため、改善を重ね、公開後も検査継続し、最終的には全て適合となったということで検査完了した。それが6月5日でございます
議員
(中略)3月31日にホームページの再構築の完了報告書受託業者から提出されております作業完了とあわせて、納品物・成果物としてこのウェブアクセシビリティ試験結果もあわせて提出する必要性があります。(中略)3月31日にウェブアクセシビリティ試験結果というものは出されていたんでしょうか。
知事室長
提出をされております3月31日に委託業者から成果物として試験結果を報告を受けた時点では、先ほども少し申し上げましたが、試験対象とした40ページの試験項目約4万件余りのうち、98.1%が適合、残りの1.9%が不適合という状況になってございます。その1.9%の不適合の内容といたしましては、注意書きの漏れでありますとか、あるいは添付ファイルグループ化することが望ましいという指摘などでありましたので、仕様書に基づきまして、見やすさなどを考慮し、一定の水準に達していると判断し、検収を行っているものでございます。その後、改善の上、継続して検査を行い、全ての項目で検査クリアしているということでございます
議員
ちょっと幾つかわからない点があるんですが。では、3月31日に提出されたものは、この(6月5日の)検査証明書とはまた異なるものを出されたということですか。
知事室長
3月31日に提出されておりますのはそれ(6月5日検査証明書)とは別のもので、委託業者から検査結果の報告という形で受けてございます。その後検査証明書につきましては、6月の時点で全部が適合した状態ときに改めて提出を受けているという状況でございます
議員
これとは別のものが提出されているというのもよくわからないんですが、であるならば、3月31日に出されたウェブアクセシビリティ試験結果をインターネットに公開するべきではないんですか。
知事室長
お答え申し上げます。今ほど申し上げました経過等につきまして、わかりやすいように、ホームページでの公開につきましては考えてまいりたいというふうに思います
議員
であるならば、この(6月5日の)検査証明書はいろいろ問題があるんですが。まず「検査実施期間:2019年3月1日〜2019年3月31日」と書いてあります。でも、今おっしゃったのは3月31日ではなく6月5日ですよね。(中略)また、それぞれ検査日時書いておりますけれども、(中略)ホームページというのは日々内容が更新されますので、どの時点でのページを検査対象としているのかというのを明確にするために、「Libra」というソフト抽出時点のソースコードを記録して、それがサーバーに保存されています。その内容を複数検査員で目視それからプログラム検査しながらそのページを検査しているんですが、(中略)実はこの(検査対象ページのURLとして記載された)「https:」、いわゆるSSL対応というのが3月28日時点では行われていませんでした。いつできたのかというと4月3日なんです。(中略)6月5日に県が受理しながら、3月31日に検査期間終了したかのような形に書いてますけど、この検査報告書でそのまま県は受理しているんですね。私もいろんな書類を県に提出しますけど、日付が間違ってたらチェックして返されます。でもこの間違った検査証明書を県はこのまま受理して、しかもこれが今ホームページ掲載されてます。「2018年度の検査結果、つまり3月31日までに検査を行いました、検査結果はAAでした」という形で。県もそのことをわかった上で意図的2018年のものとして掲載されている。(中略)矛盾するんですが、公室長、御説明をお願いいたします。
知事室長
業者から3月末の時点で一旦提出をされ、その後改善を重ね、全て適合した形で6月の時点でその証明書が発行され、そしてそれを県がホームページ掲載したというものでございます。この御質問検査証明書につきましては、検査機関により発行されたものでありますので、改めて確認をさせていただきました。その検査証明書検査実施期間につきましては、昨年度の再構築事業におきまして当初に検査を予定していた期間を掲載をしている。そして検査日時については、検査を開始した日時を記載をしたものであるということを確認しております
議員
はい、私も確認させていただきました。ここの検査責任者に直接確認をさせていただきました。「当初予定していた検査期間に作業が終わらなかった。結局完了したのは6月5日までかかってしまった」と。これ、(3月31日に検収された)ホームページの再構築業務に含まれ業務の一部です。見積もり額でいきますと80万円です。3月31日までに完了させなければならない業務完了していなかった。加えて言いますと、検査するだけでなしに、(中略)先ほど仰いました98.1%以外の部分の修正作業というのはそれ以降行っておられますが、それも本来3月31日までに完了しなければならない業務が、結果、完了していなかったということの裏づけとなるこの検査証明書だと思うんですが、公室長いかがですか。
知事室長
先ほど申し上げましたように、全体の項目のうち98.1%が適合、1.9%が不適合という状況でございました。この状況を受けまして、仕様書に基づき見やすさなどを考慮し、一定の水準に達しているもの判断し、検収を行っているというところでございます。その後におきましては、保守業務の中で改善をし、その上で検査を受け、全ての項目がクリアをされたということでございます
議員
議論が前へ進みませんので次行きますけど。(中略)前のホームページとき検査結果が以前はありましたが、リニューアルに伴いなくなってしまいました。これ、勝手に消してしまっていいんでしょうか。検査結果に限らず、今回リニューアルによって、この公文書とも言えるデジタルアーカイブ勝手に消されている部分がたくさんあるんですが、公室長、そのあたりの見解を伺います
知事室長
過去のものでありましても、やはりしっかりと公開すべきものというのはあるかというふうに存じますので、他の都道府県の事例なども参考にしながら、望ましい公開の仕方につきまして考えてまいりたいと存じます

CMSライセンス契約ライセンス料の支払

議員
県が行った座談会の中で、CMSライセンスについての質問が出たと聞いております。今回導入されたCMSライセンス契約はどのようになっているのか伺います
知事室長
CMSライセンスにつきましては、昨年度は再構築等業務委託契約、今年度は保守契約に基づきまして、委託業者から滋賀県提供するように定められているところでございます。このCMS著作権はもともと徳島県帰属しております現在ライセンス供与方法やそのライセンスを使ってCMSの利用・改修を行うことにつきまして、問題がないことを直接確認をいたしております
議員
それを書いた書面等は存在しませんか。
知事室長
ちょっと私の手元にはございません。あるのかないのかも少し私の段階ではわかりませんので、改めて確認をさせていただきます
議員
私が確認しました範囲では、ライセンス契約書という書類存在しないと聞いております。今公室長は「昨年度は再構築の中で、今年度は保守契約の中でライセンス契約を行っている」と仰いましたけれども、CMSに関するライセンス記述というのはどこにもございません。再度説明を求めます
知事室長
今、契約書・仕様書の中につきまして詳らかに全てを理解しているわけではございませんが、構築業務におきましてはCMS一般的に開発業務の中に含まれもの理解をしておりますし、保守業務見積もりの中にそのことは明記していると承知をしております
議員
私、確認しましたが、保守業務の中にも明記はされておりませんし、ソフトウェアに関しては明記されておりますけれども、そもそも過去の打ち合わせの段階の議事録を見ましても、ライセンスの話はどこにも出てこないんですね。先般の座談会で(話題に)出てきて、慌てて調べたらこライセンスの話が出てきた。じゃあ、これ一体ライセンス料って幾らなんですか。
知事室長
ライセンス料が幾らかということにつきましては、直接幾らと示すようなものはございません。先ほど申し上げましたように、業者徳島県との間で話がされているものでございます
議員
まり、本県においてそれは保守に含まれる、昨年度における再構築の金額に含まれるということなんですが、(中略)そういう状況であれば、これまでの打ち合わせ書類の中ですとか見積もりの中に、このライセンスというものが明確に書かれるべきなんですが、実態としては書いた書面も何も存在しない。業者との委託契約だけ。業者がいなくなれば、滋賀県ライセンス権利をどうやって主張するんですか。
知事室長
現在ライセンス活用方法等につきまして、先ほど申し上げましたように、著作権を有している徳島県に直接確認をし、問題ないということを確認をしておりますが、今ご指摘いただきましたような事態が生じたときにどうすべきであるかにつきましては、十分研究することが必要かというふうに存じます。しっかり研究してまいりたいと存じます
議員
契約プロセスもそうですし、その後のやりとりに関してもそうなんですが、非常に不透明な部分ですとか詰めの甘い部分ですとか納得のいかない部分、この(アクセシビリティ検査証明書に至っては全く意味がわかりませんし、今もこの状態ホームページ掲載されているんです。どういうつもりか知りませんけれども。

今後の対応

議員
今後の対応について、どのように考えているのか伺います
知事室長
県民の皆様からお寄せいただきました御意見専門家の助言を踏まえまして、まずは今年度におきまして、制度概要や各種申請などのいわゆるストック情報につきまして、時系列以外のよりわかりやすい表示方法検討するとともに、タイトルのつけ方や記事掲載場所掲載期間の設定などが統一されるよう、庁内で協議を進め、掲載に関するルールを定めてまいりたいと存じます。その上で、来年度にはストック情報等について時系列以外でのわかりやすい表示に改め、情報の探しやすさを向上させてまいります。また、スマートフォンでの閲覧、操作利便性を一層高めていくため、文字の大きさや行間の設定、メニューの配置など、ページのデザインをより見やすく、使いやすものにしてまいりたいと考えております
議員
今、大きく2つの要素があったと思います。まず前半部分で述べていただいたのは運用面で工夫しながら改善できる部分、後段の部分スマホ対応等々つきましてはシステムをさわると、そういった解釈をさせていただきました。ただ、いずれにしましても今仰った対応では、今後の対応改善できる部分と、なおかつ改善できずに課題が残り続ける部分それぞれ存在すると思いますが、その部分どう考えておられますか。
知事室長
現在の県のホームページをできる限りよりよいものにしていくため、今ほど申し上げましたように、今年度から来年度にかけまして、さら改善を図っていきたいと考えているところでございます。そのほかにも、もっと詳細な分析に基づく利用者目線に立った動線設定でありますとか、メニュー分類などに関する御意見があることは認識をしておりますし、この議会でもさまざまな観点で御指摘をいただいております。昨年度から進めました今回のリニューアルに際していただきましたさまざまな御意見をしっかりと受けとめ、先を見据えながら、ホームページの利用状況や世代ごとの情報入手動向等を可能な限り分析し、今後の再構築業務に生かしてまいりたいと存じます
議員
幾ら今のシステムを頑張っていじっていっても、解決しない問題解決しません。やっぱり構造上に欠陥がありますので、そこは努力で、あるいはお金を積んだところで改善できる話ではありません。(中略)今から新しいものをつくるとしても、1〜2年でできる話でもありませんし、かといって今のシステムは今後5Gがやってくる中で1020年使うシステムでもありません。であるならば(中略)今後の改善に向けて、明確なロードマップというものをお示しをいただきたいと思いますが、そのあたり、知事質問いたします。
知事
今の時点でロードマップを全てお示しすることはできません。まずは今年度から来年度にかけて改善をしっかり行います。その先に、今も議員から言葉として入れていただきましたが、5Gの時代の到来を見越して、より広報広聴のプラットフォームとして、例えば双方向通信をどのように可能にするのかといったようなことでありますとか、大体ホームページは5年に一度のペースで改修・改善をしてきているということもございますので、その先を見通した体制なり、また課題の整理をする必要があると考えております。そのため、庁内におきましても検討を行う仕組みを整え、専門家の方々の知恵等もおかりしながら、今回いただいた課題等もしっかりと議論を行いながら、入念に次に向けた準備を進めてまいりたいと存じます
議員
(中略)今、これ中途半端になっていますけど、この検査証明書の日付がおかし問題とか、まだこの場でクリアできてません。知事との政策協議会でほかの会派からも出てましたけれども、やはりわかった人を入れて第三者検証委員会なり立ち上げてしないと、非常に不透明な処理、不可解な処理が調べれば調べるほどたくさん出てまいります。(中略)そのあたりのお考えがあるのかどうか、再度、知事質問いたします。
知事
いただいたさまざまな課題等につきましては課題として受けとめて、改善のために取り組んでいきたいと思います

anond:20191205151901

ぱっと思いつくだけでも鉄道都道府県細胞・工具とか?

サ終したブラウザゲームなら言葉(四字熟語とかイキった横文字)の擬人化もあった

あと神社擬人化して怒られて爆散したゲームも知ってる

anond:20181017230733

MLはなんかダサいよね。マクドナルドで使い始めた時ならともかくもう手垢が付きまくってる。

あとSなしでmediumっておかしいよね。だからこそのregular。まあ大半の日本人はそんなこと考えないんだけど。あくま中間という意味からね。佐藤可士和美学的に許せなかったのか、セブンイレブンガイドラインでアウトだったのかは分からないけど。

なんならスタバのヴェンティとかでもよかったんだと思う。ただ流石にわかりにくすぎる、真似が露骨すぎるという判断なんだろう。

元増田の言いたいことはわからんでもないよ。でもちょっといかぶりすぎでしょ。

スタバ市場を作ったところに圧倒的シェアを持つコンビニ大手が全店舗に導入したという点を無視しすぎ。

ただ確かにあの機械の分かりにくさはある程度はわざとなんだろうなと思うよ。おそらくは意図的店員とのコミュニケーションが発生するようにしている(それをより強固に採用しているのがローソン。あと吉野家も)。店員コミュニケーション取りたいという年寄りが多いんだ。おっさんとかも。家で会話がないからかな。そういう人らにちょうどいいんだよあの機械は。コミュニケーションを求めてない人は自力解決するしね。

コミュニケーションを取りたい人にその口実を与えると言えば最近JALが実にキモいアプリリリースした。全国都道府県スタンプラリーみたいなアプリなんだけど、搭乗実績でやるんじゃなくてCA出身地で集めるの。飛行機に乗った時にCAに声をかけて実績解除してもらうの。こんなあからさまにCAキャバ嬢みたいなことをやらせるとか、考えたやつほんとキモい

https://www.jal.co.jp/k-tai/appli/flight_fun/

わかるよ。もらえるとなったら集めたくなるからね。JALでもANAでもいいってときに、JALを選ぶ理由になる。行き先じゃなくて出身地にしてるところもポイントで、これなら同じ路線を何回も乗っても違う都道府県を集められるしね。でもほんとキモい

2019-12-04

anond:20191203002224

三重滋賀和歌山って関西だったの?無理くね?って思ったけどググったら違った。もう少し広いのか。

自分脳みそを思い出すと、

関西・・・大阪神戸京都しかイメージできなかった。

ていうか、都道府県をあまり覚えてない。どこに何県とか。

紀伊半島って大阪よりもっと遠くになかったっけ?ってイメージしてた。

広島って関西じゃないの?

そりゃあ欧米人韓国日本地理的な違い(位置)をよくわかってないのと同じだわな。

2019-12-01

特別免許」について

萩生田光一文科相11月28日までに、世界水準のアスリート引退後に体育などの教員として、学校現場活躍できる環境を整備する考えを明らかにした。アスリート向けの教員特別免許を導入し、教員資格を取得しやすくする構想

これについてのはてブでの反応。

アスリートだけに特別免許を与えるなんて!」って論調が目立つけど、ちょっと違う。教員特別免許というのは今もある制度なので、そこに誤解があるように思える。

教員免許というのは3種類。教職課程に通って取得する普通免許中学校免許しか持っていない人が小学校で教える、なんてとき教育委員会が発行する臨時免許。そして、第三の免許特別免許

特別免許というのは、学識経験があるけれど教員免許は持っていない、という人に対して免許を発行して、それで最先端知識子どもたちに教えてもらおう、という制度のこと。

例えば、博士号を持っているエンジニア理科工業教員として採用される、などと言うことを想定している。現在でも、この制度活用を前提に「教員免許を持っていなくても博士なら教員として採用します!」というような都道府県もある。

https://resemom.jp/article/2018/05/15/44538.html

ということで、文章リード文だけを見ると「アスリートのために特別免許という新制度を作る」というように見えるが、そうではない。

ただし、アスリートからと言って体育の教員にすることには自分も大反対である

2019-11-29

anond:20191127201601

デザ科ではないけど現役の芸大生です。

高校に行かないのはあまりおすすめしません。

絵だけ書いているのは分が悪いと思うためです。

反対に高校はかなりコスパのいい空間だと思っています

高校」という日本エンターテインメント界で「異世界」と並んで多用される空間に行かないだなんてもったいないです(最近FEも学園モノでしたよね)。

行った先でクラスメイト自分の知らない世界を教えてくれれば儲けものだし、毎日沢山の色々な人と会える場なので、人付き合いの経験値が稼ぎやすいです。

進学先が決まらないなら、偏差値の高いところへ行くことを勧めます

藝大は一般教養ほとんどやりません。

他の大学生哲学とかやっている間に、課題をこなさなければいけないため知識が不足、偏りがちです。(47都道府県全部言えない人もちらほらいるレベル。)

知識量は引き出しです。ファインアート系じゃなくてデザインなら人と共有できる知識感覚を持っておくことは重要だと思います

受験の段階でも他の受験生よりもモノを知っている方が強いと思っています

数学グラフを知って、流行りのデザインを知って、世界中の国の文化を知って、過去合格者の傾向を分析して、色彩学を学んで、世界中の話題ポスターの構図を勉強してと頭を使いましょう。

他の人が絵を書き続けるところで勝負するんだから、がむしゃらに絵を書くよりも自分だけの強みを磨いて賢く戦う方を勧めます

予備校に行って画力を伸ばして、デザインを目指す人たちの世界を知ることも大事だけれども、そこばっかりで狭い世界に閉じこもって絵を書き続けても良いことはあんまりないと思います

僕は図書館かによく行ってました。作家文章からイメージされることとか蓄えて問題に対する武器にしてました。

そもそもデザ科の入試サイズなら家でも十分かけます。(色彩構成モチーフなら割と日用品ばかりだし)

予備校で3時間描いて家につくのが10時だとしても、家に帰ってから時間くらい書いて2時前に寝るみたいな感じで1日6時間できるでしょう。

3年間予備校に通うにしても一日7時間しか描かないのは想定が甘い気がします。

後、スプツニ子さんが教員として入ったりとデザイン科も変わろうとしてます

油の入試では今年から面接が行われるようになりました。

最近芸大言語化能力を重視するようになっています

デザ科の入試面接はないですが、ゆくゆくは自分の描いたものがどういう理由でこういう形になったのか喋れないとマズイかもしれません。

そういう意味でも高校美術とかアートとかデザインに全く興味のない人との接点を増やして、どう考えてこう描いたのか話す機会を持っておくと良いかもしれません。

個人的には、デザイナーからデザイン科というのは少し違う気がします。

日本画みたいな繊細な世界や、油のような抽象世界の描き方を学ぶのもありだと思うし、立体がやりたいなら彫刻へ行ってもいいと思うし、ゲーム内の建物が好きで建築へ行ったって良いと思います。どこへいったら分からなくなったら先端でもいいんじゃないでしょうか。

藝大も最近スクエニの人が来て授業したり、任天堂の人が来てセミナーやってポートフォリオを見たりとゲーム系の業界とのつながりを強くしています

入った後はどうとでもなると思います

頑張ってください。現役で入ったら多分大学で待ってます

2019-11-28

現実の街データ使ったシムシティがしたい

何もない土地から建設するのばかりで、そろそろ現実の街データを使ったシムシティがやりたい。

都道府県とか市町村が出してる統計データなどをスクレイピングで集めてきてフォーマット変換して食わせれば、ワールド生成。

交通渋滞解消ゲーとして遊ぶもよし、ジャンクションジャンキーとして高速建てまくるもよし、災害シミュレーションしてもよし、ジオラマ作ってもよし。

一人称視点で街中歩いたり、他の人の作った街を散策できるといい。

現実ドローン飛ばせるところ限られてきてるので、住宅密集地でも空撮できるといい。できれば商店街のど真ん中を高速でカメラ回して映画っぽい動きを撮影できたりするといい。


2019-11-27

増田旅行する?

一生のうちに全都道府県まわるのと海外にもいくのどっちがいいんだろ。

印象薄い県は止まらなくでるけど

一番印象強い都道府県ってどこだろう

東京23区横浜大阪あたりは大差ない気がする

北海道沖縄も似たような感じだし

2019-11-21

[] 麻薬覚せい剤乱用防止運動

麻薬覚せい剤乱用防止運動(まやく・かくせいざいらんようぼうしうんどう)は、厚生労働省都道府県主催する

麻薬覚せい剤等の乱用防止を目的とした全国的キャンペーン

  

麻薬覚せい剤大麻シンナー違法ドラッグ(いわゆる脱法ドラッグ)等の薬物乱用による弊害を広く国民一般の方々に

正しく認識してもらい、国民が一体となってこれに立ち向かう態勢を作り、もって薬物乱用による弊害の根絶を期することを

目的としている。

  

実施期間

毎年10月1日から11月30日までの2ヶ月間。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E8%96%AC%E3%83%BB%E8%A6%9A%E3%81%9B%E3%81%84%E5%89%A4%E4%B9%B1%E7%94%A8%E9%98%B2%E6%AD%A2%E9%81%8B%E5%8B%95

2019-11-20

方向音痴って障害なの?

方向音痴というか空間認識?的なやつの障害ではないかと思ってる

どこにいってもすぐ迷子になってしま遅刻することも多い

電話で救助を求めることもあって、恥ずかしいやら申し訳ないやらで本当に困ってる

さっきも会社の近所のスーパーにいったんだけど、帰りに迷子になってしま絶望した

派遣先とかじゃないよ、勤続数年の会社ですよ?もう考えられないよ

なぜ迷ったのか思い出してみたんだけど、どうも自分は入った方向とは逆の方向に出るクセがあるらしいんだ

さっきの店の場合だと、左に曲がって入り口に入ったんだけど、そこから出るときに右に行くべきところを左に曲がってしまったらしいんだな

こんなんだからグーグルマップは手放せなくて、特に新しい場所歩きスマホといわれてもこそこそマップを見ながらじゃないと歩くこともできない

新宿池袋トンデモナイ!

これってなにかの障害なのかな・・・

以前にも日本都道府県位置を覚えられないという話を書いた気がするけど、これと関連しているのだろうか

なんか怖いので治したいんだけど、どうかなあ・・・

もうクスリでもなんでもいいんですけど

2019-11-19

anond:20191119200613

社会正義的に決して批判してはならない都道府県積極的批判してよい都道府県が定まっているんだよ。

残念ながら熊本県批判される領域指定されてしまっているんだ。

批判からみた宇崎ちゃん日赤炎上事件その3

日赤対応に関して

anond:20191117074959

予定を変えて日赤対応に関してー。

  1. 問題のある広告日赤がやる
  2. 批判側がそれが問題であると的確に批判する
  3. 日赤問題があるのに問題がないと誤認していたと認める

が、客観的事実です。

擁護派は

  1. 問題のない広告日赤がやる
  2. 批判側がそれが問題である的外れ批判する
  3. 日赤問題がないのに問題があると認める

と思いたいでしょうがそもそも日赤自体問題があったことを認めた時点で願望、あるいは妄想の類ですね♪

で現状の日赤対応に関して

異例です。

まず宇崎ちゃんと薬屋のコラボ紹介ページが消されています

なお冴えカノに関しては現在

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/kanagawa/2019/10/1026-fine.html

確認でき

はたらく細胞

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tokyo/2019/03/2-3.html

わた天も

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/kanagawa/2019/02/post-98.html

残ってます

オタク本当は献血興味ねーだろう、と思いたくなりますが、まったく話題になっていなかった

栃木献血ルームとまろに☆え〜るとの献血コラボのページも消えてます

https://twitter.com/ituki_sayaka/status/1192417173517389824?s=20

https://twitter.com/marronni_off/status/1192232625181618177?s=20

https://www.bs.jrc.or.jp/ktks/tochigi/2019/10/post-117.html

ただ、これは既に配布品が終了しているらしく、献血コラボウォッチャーとしても栃木献血ルームではこういうキャンペーンが終わったら掲示をとりやめてるのかもしれないので異例かはちょっと判断しかます

で、批判からも、「担当者が何がいいか何が悪いかわからない無能」という意見もありますが、そういう問題ではないかと思います

まず、宇崎ちゃんキャンペーン自体が異例です。

  1. 日赤広報キャンペーンは全国か、各都道府県毎なのに一都六県
  2. アニメイト応援キャンペーンを行う
  3. アニメ化もしてない漫画ラノベさらに2つ同時のタイミングで連動させて行われる

1に関しては、ここ数年、一都四県あるいは一都六県というのもありますが、各都道府県毎という原則からは外れています

2は以前神奈川県単独、あるいははたらく細胞の時もアニメイト応援キャンペーンをしてましたが、少なくとも例は多くないです

3に関しても、この二作品はそろそろアニメ化視野に入ってるくらいの人気作ではありますが、現状知る人ぞ知る作品と言わざるを得ません。

と色々、通常の日赤献血広報活動として見ると、異例な点があるので、もしかしたら担当者が今後気をつけるとかそういうレベルの話ではなく、意思決定のあり方などが検証されているのかもしれません。

まあ、問題があった場合、まっとうな組織としてはなんら不思議ではないですが。

なお、日赤広報に関するガイドライン作成しているのかもしれませんが、仮に第三者から意見を聞くとしたらちゃん問題だと気がつけた批判側の人間になるでしょうね。擁護からしたら業腹でしょうが

2019-11-15

とあるアニメ映画を見に行きたいが

住んでいる都道府県で上映していないことが分かり嘆いたら映画公式アカウントRTされてナン!?ってなってる

観に行きたいファンの声としてあまり何も考えずRTしたのかもしれないけど

もっとRTするべきツイートがあちこちにあるだろう

見に行きたいけど行けませーんなんて公式アカウントRTする必要ないだろう


まじめな話遠征して観に行くとしたら

まず無人駅じゃない大きな駅まで自転車で45分かけて行く(雨ならバス、400円くらい)

そこから上映館の最寄り駅まで片道3時間電車代4000円、飯食って時間潰して1時間くらいしたら上映始まって帰りも同じくらいの時間と金がかかる

かに監督のことは好きだしお金もそれなりに落としてるけど一番好きです!大大大大大ファン円盤は観賞用保存用布教用3本買ってます!なんて言うほどの熱心なファンってわけじゃなくて

映画1本のために悪いけどそこまでできないんだよ

ファンならそこまでやれ!!甘えるな!とかいうリプが今にも来るんじゃないかとヒヤヒヤしている

監督エゴサするタイプの人だから見てそうだしなあ

ファンネルからクソリプ来たら面倒だし元ツイート消そうかな……というかこれを書いたことにより特定されかねないし消すかな……あーあ……一応ファンだけど何でこんな……

障害者手帳バーガーが美味しそうな都道府県

東京は緑だからレタス代わりに見栄えが良い

神奈川は水色だから何の食材にも似てなくて無能

かには?

2019-11-14

anond:20191114011653

北海道情報大はよく知らないんだけど、もしかしたら世間の「高学歴基準」て自分都道府県にある大学のうち一校も採択されていない可能性もある?

これって、酷いよね。

ふるさとで頑張る道を選んだ時点で、仮にふるさとを、最大でも都道府県に設定する時、自動的高学歴ではないという判定を下されて蔑まるる可能性が出てくる。

何も東京あたりの大学に行くことばかりが優れている証拠になるわけじゃないのにね。。

リベラリアンなら理解してくれるかな。

2019-11-08

吉野家サイコパスなのかな?

今日久々に吉野家行ったら色々なこだわりを延々と店内放送説明していたのだけど、その途中で「もっと牛丼に肉質が適している○歳から○歳の牛を利用しています」みたいなことを言ってきた。

その瞬間に屠殺シーンが頭に浮かんで一切の食欲がなくなってお店をあとにしたのだけど、これを聞きながら「ほうほう。そうか。その年に生命を殺めて肉にするとうまいのかー!」って牛丼かっこめる人っている?

それとおたまの穴の数なんて知らんわ!47個!都道府県と一緒!お前らも憶えちまえ!

2019-11-07

anond:20191107193402

まるで他の都道府県政がまともみたいな言い草だな

オリンピック問題とか、誰か責任とってるか?

2019-11-01

今年で一番かわいそうな都道府県ってどこだろう

マラソン出来なくなったか東京都

水害で武蔵小杉がひどいことになった神奈川県かな?

2019-10-31

主にポスター擁護派の言論脆弱さについて

https://anond.hatelabo.jp/20191029132449 の補記


このまとめが私の言いたかたことに非常に近い。私自身が4ページ目で「線引き」という言葉安易に使ったのは失敗であった。後述するが、線引きは必ずしも必要ない。

まさしくそのとおりである。これは1ページ目に書いたとおり、赤十字には表現の自由があり、何を表現するかは赤十字判断をすればいい。最終的には、赤十字にとってのコストパフォーマンスにより決定されるであろうと考えている。


私は、表現自主規制を行う上で、法律上の「わいせつ性」を基準とすることは不適切であると考えている。

世の中にはいわゆる「成人指定」あるいは「R-18指定」という仕組みがあるが、これらの規制自主的に行われている。法的な「わいせつ物」はそもそも流通不可能であり、一般流通している「成人向け」コンテンツはすべて法的に「わいせつ物」ではない。では、どのようにして成人向けコンテンツレーティングが行われているかというと、業界団体による自主規制ルールによる。もちろん、各都道府県系には青少年健全育成条例のようなものがあり、レーティングゾーニング実施要求している。しかし、レーティング主体は、あくまでも表現者である業界団体側に委ねられている。言い換えると、現在日本においては、法的にわいせつであるかどうかを基準とした運用は、成人向けコンテンツに対してすら行われていない。

以上の理由より、私は、法律ベースラインと置く言説には説得力が乏しいと考えている。もちろん、「法律で認められているものOK」と強弁すること自体可能であるが、周囲の同意が得られるかどうかは別である私自身はむしろ、件のポスター擁護する上では、このような極端な言説を用いるのは悪手であると考えている。

これらのコメントは、現実的自主規制ルールについての言及である

男女共同参画視点から公的広報の手引」は、多くの機関にとって最低限満たすべき基準となるであろうが、一方で、非常に概念的な内容にとどまっており、個別表現に対する評価には使いづらいように思われる。そういう意味では、CEROレイティングは、個別表現評価する上では、より有用かもしれない。ここで重要となるのが、CERO(や映論やビデ論など)のレーティング基準は、これまでの議論社会的な情勢を踏まえて策定されており、ある程度の社会通念上の合意が得られたものとして運用されているということであるコメントには「落とし所など無い」という意見散見されたが、多くのコンテンツは、すでに「落とし所」すなわちレーティングに基づいて運用されている。そして、想像ではあるが、このようなレーティング基準の背後では、規制強化派と規制緩和派の綱引きが常に行われているのではないだろうか。

赤十字がどのようなレーティング基準採用するかは、赤十字自由であるしかし、「法的にわいせつ物でなければOK」といった基準採用しないであろうことは、かなりの確度をもって確実だと言えるであろう。

後半の指摘に注目されたい。いわゆる「レーティング基準」というほど明確なものではなくても、赤十字が内部的に表現基準を作ることは十分に有り得る(むしろ、すでにあるのではないかと思う)。このような内部基準は、過去の事例へのフィードバックを基に更新されていくであろうし、性的要素以外にも、ブランディング多様性への配慮なども含めて運用されていくだろう。そして、内部の表現基準曖昧定義されることも予想できる。「各要素を勘案して、不要性的に映らないようにすること」といった基準は、組織内部では問題なく運用される。担当部署感覚が共有されていればよいだけなので、肌の露出割合といった、客観的基準必要とされない。言ってしまえば、まさに「ムラの掟」ならぬ「日赤広報部の掟」があれば十分である

繰り返しになるが、このような内部基準は、表現の自由問題とは直接的に関係がない。赤十字には、当然ながら表現の自由存在する。しかし、赤十字が実際にどのような表現基準をつくり、どのような表現を外部に対して行うかは、赤十字裁量に委ねられている。表現の自由を前提として、それをどのように行使するかの話である

前述のような前提に立つ場合、この問題は「ポスター批判派 v.s.ポスター擁護派」の構図ではない。この問題は、「ポスター批判派 v.s. 赤十字」と「ポスター擁護派 v.s. 赤十字」という、個別の2つの問題である。両陣営とも、赤十字自分の好みに合う表現基準を設定するように、赤十字ロビイングをするだけである。ここで赤十字に対して「あなたには表現の自由がある」と言ったところで、赤十字からすればそのようなことは既に自明であろう。赤十字にとっては、自由を前提として、どのような配慮を行うべきかこそが課題であり、「表現の自由」や「法的なわいせつ物」の話を引き合いに出されたとしても、あまり参考にはなりそうもない。また、ポスター批判派の言論を「お気持ち」と揶揄したとしても、赤十字が「我々はなるべく多くの人の気持に寄り添いたい」と方針付ければそこまでである(そして、赤十字役割を考えれば、そうなる可能性はかなり高い)。「批判派は明確な基準を示せ」という意見も、赤十字には届かないであろう。赤十字立場は、「皆さんの意見を参考にして、基準自分たちで作ります」でしかないと予想されるからだ。

私自身は、ポスター擁護であるしかし、一方で、ポスター擁護派の言論が非常に脆弱であるという危機感を持っている。わいせつ性の有無や表現の自由銀の弾丸扱いしたり、「お気持ち」を軽んじる方向性は、現実世界において他者に響くであろうか。私にはあまりそう思えない。むしろ、そのような極端とも取られかねない言動は、単に無視されるか、悪印象とすらならないだろうか。もしも、わいせつ性の有無や表現の自由議論において有効武器であり、「お気持ち」を簡単に潰せるほどの威力があるのならば、ビールポスターから水着女性が消えたり、レーティングによる自主規制が行われているのは何故だろうか。私が、敬意をもって落とし所を(なるべく自分の好みになるように)模索するべきだと考えているのは、そういう理由である銀の弾丸を持たない以上、100%自分の思い通りにはならないだろうが、「お気持ち案件」などと言って対話を打ち切ってしまえば、最終的にこちらが譲歩する度合いはさらに大きくなるであろう。

繰り返すが、件のポスターの是非において、表現の自由はあまり関係がない。もし仮に、ポスター批判派の要求が、政府による規制を求めることを主体としているのであれば、話は別であるしかし、今回の議論に置いて、そのような意見ポスター批判からほとんど出ていないように観測される。


  • id:Ayrtonism 議論の出発点が食い違っている(批判派は、無秩序にあの手の絵がどんどん広まっていると考えているが擁護派は批判派によって自由が狭められていると思っている)ので、先にそっちを解消しないといけないと思う。

この視点はとても参考になった。確かに公共の場公的、あるいは公的に準ずる機関二次元キャラクターを用いるようになったのは最近のことである漫画アニメに馴染みのない人にとっては、自分が知っている世界が、なにか別のもの侵食されていると感じられるのかもしれない。とはいえ表現の自由を前提にすると、そのような状況を拒絶することは難しいように思われる。「あの手の絵」に過度に性的な要素が含まれていない場合二次元キャラクターであるというだけで拒絶することは難しいであろう。この部分は、なんとかして各自が折り合いをつける必要がありそうに思われる。

残酷ではあるが、あえて言うならば現時点で「声が集まっている」のはあなたの周囲だけなのかもしれない。実際に、私の妻に今回の件の感想を聞いてみたところ「別にこれぐらいいいのでは」というものであった。女性であっても、人によってはこのような反応である。他の人から見ると、あなた(達)の声は、まだ小さいのかもしれない。

しかし、どうか絶望しないで欲しい。私は、あなた立場を完全に理解することはできないし、今時点であなたのために提示できるものもない。それでも私は、あなたにとって、今回の件が重大な問題であることは理解するし、それを馬鹿にしようとは思わない。私にはあなたを助けることはできないかもしれないが、あなたが声を上げ続けることは尊重するし、あなたの仲間がどんどん増えてあなたの声が多くの人に届くといいなと思っている。もちろん、声を上げ続けること自体が容易でないし、辛いこともあると思う。大変ですが、お互いがんばりましょう。


一部はふざけているようにも見えるが、重要な指摘である性癖というのは個々人でバラバラであり、実際に私からすると極端に感じる性癖を持つ人もいるであろう。では、個々人で性癖バラバラであるから、手も黒タイツも、あれもこれも表現として認められない世界になるかというと、少なくとも現在日本においては、そうはならないであろう。これは単純に、社会通念上の合意簡単には得られないかである。これらのコメントは、「だれかの気持ちのために1つでも譲歩したら、結局はあれもこれも譲歩することになる」という危機感を述べているのだと考える。1ページ目で述べたとおり、このような危機感には一定妥当性がある。一方で、現在日本において、そのような自体が実際に発生するかというと、そのようなことも無さそうである。実際に、既に存在している様々な自主規制ルールは、多かれ少なかれ問題はあるにせよ、先鋭化することもなく、案外まともに運用されている。ルールを正常に保つためには、各陣営不断努力が求められるだろうが、極端に悲観する必要は無いと考えている。

補記が続くのかよ

https://anond.hatelabo.jp/20191031142026

2019-10-30

anond:20191030093450

北海道が「金は出さない」と言っていてもそれが通るかどうかが問題。都外のオリンピック会場は札幌以外は東京都が納得したうえで決めたものから都が金出すんだけど、都知事無視して決めておいて金だけ出せというのは無理だと思う。

道知事夕張市長時代は色々東京都に助けてもらったかも知らんけど、都道府県レベル首長になってしまったらいくら金持ち自治体と言われる東京都からって簡単に金出してもらえると思わないでほしい。東京都意思のない財布とか打出の小槌じゃないんだよ。

そもそもオリンピック自体いくら規模が大きくて国際的な影響が強いとはいえたかイベントであって生活必需品ではない。無限都民税金から支出していいもんではない。北海道民に限らず、経済効果だけあてにして必要経費を出さない他県の連中は、自分たちが図々しいという自覚を持ってほしい。

2019-10-27

anond:20191027132148

まるで群馬東京並みの満員電車があるみたいな言い方だな。

環境関係ないなら全都道府県電車内での痴漢発生比率は=になるはずなんだが、東京ダントツに多いのはなぜ?

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