2019-12-01

特別免許」について

萩生田光一文科相11月28日までに、世界水準のアスリート引退後に体育などの教員として、学校現場活躍できる環境を整備する考えを明らかにした。アスリート向けの教員特別免許を導入し、教員資格を取得しやすくする構想

これについてのはてブでの反応。

アスリートだけに特別免許を与えるなんて!」って論調が目立つけど、ちょっと違う。教員特別免許というのは今もある制度なので、そこに誤解があるように思える。

教員免許というのは3種類。教職課程に通って取得する普通免許中学校免許しか持っていない人が小学校で教える、なんてとき教育委員会が発行する臨時免許。そして、第三の免許特別免許

特別免許というのは、学識経験があるけれど教員免許は持っていない、という人に対して免許を発行して、それで最先端知識子どもたちに教えてもらおう、という制度のこと。

例えば、博士号を持っているエンジニア理科工業教員として採用される、などと言うことを想定している。現在でも、この制度活用を前提に「教員免許を持っていなくても博士なら教員として採用します!」というような都道府県もある。

https://resemom.jp/article/2018/05/15/44538.html

ということで、文章リード文だけを見ると「アスリートのために特別免許という新制度を作る」というように見えるが、そうではない。

ただし、アスリートからと言って体育の教員にすることには自分も大反対である

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