はてなキーワード: 美容室とは
司法書士やってんだけど、仕事以外で初対面の人や美容室なんかで「司法書士してます」みたいなこと言うと
ほぼ8割は「司法書士ってなんですか?」って聞いてくるけど、残り2割は「ああ、過払い返還請求のやつですね」って言われる。
次のセリフは「マンガで読みましたよw」って、おいおい。現実とマンガは別なんだが。某マンガは罪作りすぎる。
そもそも司法書士の業界で過払い返還請求やってるのは邪道扱い受けている。
そして一時期は年収億超えるような人もいたけど、今は返還請求一本で独立した司法書士が次々と看板下ろして
どこかの事務所で雇われ司法書士をやっている、というのがリアルな実態。
大体、過払い返還請求は相手がサラ金なりヤミ金なり、ろくな連中じゃないわけで、それなりのリスクはある。
いわゆる高度な専門性を有する分野だから、手を出せる人の方が少ない。
それにノウハウの塊なのに、将来的に必ずなくなる分野の仕事なので、まともな人は手を出す気も起きない。
しかも、弁護士の方がむしろ上手く立ち回れる(儲かる)部分もあるので、司法書士は安くこき使われるだけ。
結論を言えば、返還請求を専門やってる司法書士は、過去の栄光にすがるアホだけってこと。
自分は登記業務と成年後見人、あと行政書士の資格で請負う仕事で5:3:1(残りは特殊な依頼)の割合ってところ。
司法書士といえば、何と言っても登記業務。特に不動産登記。事実上、弁護士が手を出せない分野は登記業務だけだよ。
この街でカットとカラー、同時に上手にできる人に巡り合うのは無理なのかもしれないと気付いた。
表参道ほどではないけど、一応オサレタウンとして猫も歩けばレベルで小洒落た美容室がこの街にはたくさんある。
髪を弄るのが大好きな私は引っ越して来た時からとても楽しみにしてきた。
有名店、雰囲気のよさそうな店、老舗店、まあ頭は一つしか無いのでしらみつぶしとはいかないけど、何軒かは吟味して挑んできた。
でもダメだ。
この街にはカットもカラーも同時にまともにできる美容室はないんだろうか。
駅のこちら側を使う人間なら誰でも目にしたことがある老舗店。カットして、ストパして、ブリーチして、カラーして、トリートメントして…と行程が多かったのは認めるけど長い美容室経験の中でオーダーを一個飛ばされたのは初めてだった。老舗店だったからこそガッカリ。ついでにカットもダメ。
女性向けのソフトウルフをお願いしたら、なぜかショートカットができあがった。襟足部分どこいったん。
あとはこれが多い。どうリクエストしても今流行のAラインというか裾広がりのふんわりおかっぱスタイルしかできないんだろうか。
全く違うカットのイメージ画像を見せて二度もこのカットにされた。(別店舗)
Ω型というか首に沿うラインの末広がりな画像を見せて△型に仕上げられた時はこの人マジで大丈夫??と美容師としてより人間として心配になった。
半ばおまかせにした時、出て行くお客さんが全員△型で出て行く姿を見て、「あ〜…」と思ったら、案の定自分もその一人になった。これがこの店のテンプレなのか。
一昔前で言えば、顔のラインに沿ってシャギー入れとけばいいでしょ状態というか。
カラーも流行の色があれば、なぜかその色になっている。いやもうちょっと違うオーダーしたよね。
でも、やっとカラーに関してだけは理想の店を見つけました。通います。もちろん、カラーだけするために。カットは別の店にするべきだった△
*
引っ越しする前、まさか元住んでいた場所よりも美容室に縁がないとは思わなかった。
23区内、都心には近いけどオサレとは縁遠い街。長く住んでいたけど、その店に、そのスタイリストさんに出会ってからはずっとその店だった。
まー適当。
何度も指名でお願いしてるのに、毎回お仕事何されてるんですか?みたいなテンプレトーク平気でする。
こんなことあったんですよーってその話前にも聞いたことあるよ。
全員の顧客に毎回同じ話ししてるな?!って感じの適当さ。割とこまめに通ってたのにえぐいぞ!
それでも自分は話したがりの方ではないので、話の内容はどうでもよかった。
カットは普通。普通というかこういう髪型にしたいって言ったらそのままその通りにしてくれる。ザ・普通。というか今そういってないことが不思議でしょうがない。
カラーもいい。保ちがいい。今までカラーはコレくらいの日数で落ちるのが普通と思ってたけど、その方がすると全然保つ。不思議。保たせ方のコツも教わった。
部分カラーで地髪と色の差を付けようとした時は率先して「地髪、少しブラウン気味なんで真っ黒に染めます?」とか聞いてくれる。あれはほんといい仕上がりだった。
難癖つけるなら、ぶっ飛んだ色が常時店舗にないので一週間かそれ以上前に予約してカラー剤の取り寄せを毎回してもらわないとならなかったことかな。
他の部分も気が利く。前髪に癖があって部分ストパーかけないとホント辛いんだけど、なぜかこの街の美容室は掛けないでもこうしたら平気ですよ〜とか無責任なことをいう。
掛けた状態、掛けてない状態、両方知ってる自分が掛けてるべしって言ってるんだから掛けなきゃどうにもならんのですよ。
その方は毎回強めに掛けてくれた。その上髪の表面だけもストパー。そうすると髪全体にストパーしなくても髪が綺麗に見える。こういう掛け方があったのか!と心から感心した。
*
ほんとこの人口先は適当だよな〜、おしゃべりも美容室のうちと思ってる方だったら怒られるんじゃないの?と思ってたけど、スキルは誰よりも上だったと美容室難民になった今、改めて感謝でいっぱいです。
東北の田舎からトーキョードリームを求め都内のIT企業に勤め1年、
貞操観念が180度変わった。秋田の実家で家族に守られていた私は渋谷でヤリマンになりました。
どうしてこんなことになったんだろうとボンヤリ考えたけれど、
今まで大学や地元の友達・家族に補完されていた承認欲求が行き場を失い、
誰かに求められることを渇望するようになってしまったからだろうと思った。
美容室でトリートメントをしてもらって綺麗になった私を誰かに褒められたいとき、
tinderやpairsを開けば。すぐ優しくしてくれるそこそこイケメンがつかまる。
「自分を大切にしなよ」と周りに言われるけど、自分を愛しているからこそ、
自分を渇いた23歳にさせたくないからこそ、いろんなひととセックスしているんだ。
彼氏ほしいよ~~~~~~~
気分を変えてカットして、ちょっと髪色変えたりなんかしちゃったりなんかして
珍しく会社でも雰囲気変わったね~カワイイね~なんて褒められて浮かれてたわけ
浮かれてたからなのかな~ちょっとカラーリングのムラが気になっちゃってね
小心者だから普段あんまり言わないんだけど、美容室に電話して言っちゃったわけ、
そしたらさーその電話口の女もはぁ~そうなんですか~じゃあいつ来られます?ってノリで超軽いわけ
別に謝罪を要求してたわけでもないけどもうちょっとかしこまったすみませんの一言も無いの?
そうですかまぁそれはいいですけど……
別に急いでたわけでもないけどその日の内に来いって言うから行ったわけ
今日来いって言うから空いてるのかな?って思うじゃん?超混んでんすよ
すっげー待たされたわけ
待たされてやっとよろしくおねがいします~っつって美容師が来るから
「これこれここ~ここがムラになってるんすよ~」って一生懸命伝えてもあーはいはい根元だけ色違うから合わせますね~つって
根元だけ染めると思うじゃん?
根元の暗い色に合わされたんすよ!
もうめっちゃ暗い色っすよ!髪色変える前のクソ喪女に逆戻りっすよ!!!!!
どうして!!!どうしてこうなる~~~!!!!!意思疎通!!!!!!!!
アレっすかね~私がクソコミュ障だからこんな目に遭うんすかね~~~~
そもそも色ムラできたのって液入れてる途中で電話鳴って取りに行ってしばらく放置されたからではないんですかね!?!?!?!
も~もう一回リテイク言い渡してもいいかもしれないけど髪だって傷んでるし交通費も地味にかかるし
何より時間もかかるし面倒だよ
でも二度と行きません!!!!みたいなクレームの電話入れても向こうもあーそすか……みたいな感じだろうし
どうせホットペッパービューティー様のちからで客もバンバン掃いて捨てるほど来るんだろうし
口コミに辛口意見()書いてもいいけど特定されたらされたでまためんどくせぇし
正直もう行きたくないよ
行きたくないけど他のとこ行くなら普通にフルプライスで金払わないといけないし
喪女が!美容室に!頻繁に行くと思ってんのかよ!?!?!??!クソが!!!!!!!!!!!
アレですか?ホットペッパービューティーのクーポン使ったらサービスケチるみたいなやつですか?
も~~~~こんなところに愚痴垂れたって前の髪色は戻ってこないしもう一回染めたらダメージどんだけだよ
腹立つ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
皆様は今、手元に自由に使っていい10万円があったら何に使いますか?
ずっと欲しかった靴や洋服、鞄も買えます。時計も高級ブランドでもなければ買えます。
ぷらっと国内旅行にだって行けます。ミシュランガイドに載るような有名高級店のディナーだって食べられます。思いっきり趣味に没頭することも出来ます。
それを、たった一人の女と、たった二時間を過ごすためだけに使う人もいます。いわゆる高級風俗の頂点、ソープランドです。
私はかつて、そういった店で働いていた風俗嬢です。
短大を卒業後、自分のやりたいことをやるために(あと奨学金を返すために)時間も賃金も融通性の高いこの職種を迷わず選びました。
学生時代から、親の援助の一切ない一人暮らしをしていたこともあり、風俗へと進むのは自然な流れでした。最初は居酒屋のバイトで頑張っていたのですが、オープンラストで週6で入っても、生活はカツカツ、授業は休みがちになってしまったからです。
最初からソープだったわけではなく、どこにでもよくあるデリヘルです。10代というだけで、とくに技術もなくても指名が飛び込んできました。私は、本当に誰にでもできる簡単な仕事だと思ってました。初めて身体を使って働いたお金は、一枚一万円のストールを買いました。帰り道のデパートで。とてもほしいと思ってたわけじゃないけど、とにかく何か買い物がしてみたかったのです。
話が逸れたのでもとに戻します。卒業後、私は地元を離れる決断をし、どうせなら一番短い時間で一番お金がもらえる仕事がしたいな、とインターネットで風俗の求人検索をしました。
すると、一風変わったサイトに辿り着きました。どうやら、ソープ街が独自に立ち上げたサイトのようで、一般客向けのコンテンツがずらりと立ち並ぶなか、求人広告もあり、街中の案内所や喫茶店のレビュー記事らしきものもありました。求人を探していたはずなのに、思わずひとながめしてしまうほど。
その中でも、10日間で100万円を稼げるという、とんでもない求人広告を掲げているお店がありました。当時の私は、1日せいぜい稼げて3万円、普通なら2万いくかいかないかで、最悪0円で帰る日も月に2、3日はある並の風俗嬢でしたから、たったの10日間で100万円なんて想像もできませんでした。
仕事内容がきついのだろうと詳しく調べると、ソープランドには3種類あるらしく、生本番が基本の高級店、衛生器具着用もできる中級店、ヘルスとそんなに変わらない値段、時間で利用できる大衆店というカテゴライズで、どうも見た目の問題や店の内装の問題というよりは、生で本番ができるかできないかが大きな分かれ目になっているようでした。
私は悩みました。さすがに、ビルを飲めば妊娠しないとはいえ、様々な病気のリスクも高く不衛生になりやすい生本番を、許容してもいいのかと。もうとうに貞操観念などはなくなってましたが、それはさすがに畜生道が過ぎる気もしたのです。
でも、10日間で帰っていいですよというその広告は、とても魅力的でした。なんなら旅行に行くくらいの気持ちで行けばいいかと、私はとりあえず電話してみることにしました。年齢を告げると、じゃあ明日そちらにお伺いしますね、とあっさりと言われました。明日?私の住んでいる県とそちらは新幹線で5時間以上かかるのに?とびっくりする気持ちでいっぱいでしたが、とりあえず来てもらえるならそれに越したことはないので来て頂きました。
面接に来てくれたのは、朗らかなおじいさまといった印象のスキンヘッドの老人でした ダブルのスーツを着ていたし、カラーシャツだし、どこからどう見てもヤクザなのに、全然凄みも怖さもなく、優しい方だったのを覚えています。面接は喫茶店で世間話でもするみたいに行われました。事前にかなり下調べしていたので、仕事内容もツアー内容も頭に叩き込んでいました。初回は往復交通費まで出るとのことで、私はもう別に明日からでも行ってもいいかな?半月くらい家を空けるなんて、一人暮らしだしなんてことないなと思い、そのおじいさまに、「じゃあ、明日行きます」とお返事しました。すごくびっくりしてました。普通一週間は悩んで、それでも来ない子のほうが多いのに…と。ヤクザさんのびっくりした顔は今後の人生で二度と見れるかどうかなので、心に深く刻んでおこうと思いました。
そして、私は本当に軽く小旅行するような気持ちで、ソープ街へと旅立ちました。隣にはヤクザさん。そして海外に行くようなスーツケースを携えた冴えない私。どう考えてもミスマッチです。でも楽しかったです。ヤクザさんはずっとノートパソコンで何か作業をしていたので、私ものんびり過ごしました。グリーン車に乗るのなんて人生で初めてでした。道中の飲み物も食べ物も、全部ヤクザさん持ちでした。
そして街の最寄り駅に付き、お迎えの黒塗り高級車に荷物を詰め込み、いざ街へと向かいました。さすがにドキドキしてきました。ここまで怖い人は誰一人出てきませんが、多分全員本当は怖い人です。行った先にも怖い人しかいないと思うと、さすがにめげそうでしたが、あれだけグリーン車で好き放題食べた手前、一本くらいはこなさないと怒られそうで耐えました。
ほどなくして、店に到着。ちょうどお客様をお見送りする最中の嬢様とかち合ったのですが、唖然。お召し物がどこからどう見ても令嬢としか思えないきちんとしたスーツ。極上の笑顔、そして滲み出る気品。こんな女の人がスタンダードなのかよこの店、とんでもないところに来てしまったのか??と途端に自信がなくなりました。
でも、応接間に通された私は、さらに驚きの発言をされるのです。
「会長が2つ返事でOKしたので、最高級店で働きましょう。」
え??と首をかしげると、ヤクザさんはにっこり笑い、いくつかお店がある中でも、ここは中級、あなたは礼儀も正しいし受け答えもしっかりしているので、一番稼げるお部屋を差し上げますよ、と言うのです。
どう考えても今しがた出てきたお姉さまのほうが美しさは上なのに。受け答えなんてしっかりしてるつもりもなく、ただおとなしくしていただけなのに。ただ、私の意志で店は選べないようなので、仕方なくそこには従いました。
まず、髪型を変えるとのことで、近くの美容室に送り込まれました。見たこともないような高級な美容室で、何かちょろちょろとボーイさんが伝えると、私はなすがままされるがまま。2時間後には見たこともないような、それこそオスカー女優かよ!って思うような髪型に大変身。そのあとメイクの人がやってきて、やはりなすがままされるがまま。1時間後にはミスユニバースかよ!って突っ込みたくなるような顔に変身しました。これは本当に私なのか。
そしてスタジオへ直行。そこには、天使かよ!って突っ込みたくなるような純白のレースのビスチェ、ブラジャー、ガーターベルト、Tバックのフルセット。どう考えても全部で10万円くらいします。そして、昔浅野温子が着ていたみたいな、しかし古臭くはない白のピチピチのボディコンスーツ、しかし胸元は露わに空いてます。さらに言えば、何カラットなんだこれというダイヤらしき巨石が付いたネックレスとイヤリング、そしてミュール。それを着ろと言うのです。もう、袖に手を通すだけでガクガクでした。
撮影は店長が担当してくれました。手足の指の向き一つにまで指示をされ、私は全身が吊るかと思いました。グラビアアイドルは普段こんなことをやっているのか、画面の中ではニコニコ笑ってるけど笑えないぞこれ、きつい!って思ってたら店長にきついけど頑張って笑顔ね~と言われたので頑張って笑いました。一時間ほど、ポーズを変え場所を変え、服も脱いだり着たり。肩紐を外しそうで外さないポーズが一番きつかったです。重力はさすがに操れませんから。
そんなところで今日は終了。明日から3日間は丸一日研修だからね、休憩なしだから頑張ってね~と言われ、仮住まいとなるワンルームマンションに送り込まれました。ケータリングが充実していて、あのサイトで評価の高かったお弁当屋さんもおうちに呼べました。早速注文しました。信じられないくらいおいしかったです。
そんなこんなで爆睡。お迎えの車がくる30分前まで寝てました。
そして研修1日目、実際使う部屋を案内され、私はここに来て抜かれっぱなしの度肝をさらに抜かれました。
なんだここは、王室か。
部屋の半分が浴室で、見たこともないような大理石調の重厚な丸風呂に、絢爛豪華な蛇口。あれです、ライオンのお口。風呂の外は広い浴場になっていて、いわゆるすけべ椅子というもの、産婦人科でしか見たことがないような謎の椅子、そして美しく磨かれたマットがありました。
そのわりにはベッドがえらい質素で、ただのタオルを敷いた台でした。これは風営法上ちゃんと理由があってのことと後で知るのですが、ベッドだとアウトらしいですね。その他の装飾品はすごかったです。ランの花が普通に飾ってありました。あとベッドのまわりが全部鏡になってました。
先生という人がくるまでの間、私は冷蔵庫からりんごジュース(当然果汁100%)を飲みながらただただびびってました。これ、装飾品代だけで一人10万円とらないと元とれんのとちがうの…??と思いながら正座で座ってました。
そんなこんなで先生がいらっしゃいましたがびっくりです。だって、普通のご老人なんだもの!!どこにでもいそうな、ちょっと白髪混じりの顔のきついおばあちゃんの登場に、私はまたしても度肝を抜かれました。
おばあちゃんは、開口一番私にこう言いました。
「アンタ、運が悪かったね。あたしは他の先生と違って厳しいから、覚悟してやんなさいよ」
もう泣きそうでした。怖い。多分ここまできて一番怖い。しかも講習代で普通に財布買えるくらい取られてるから詐欺だったらどうしようとか、やっぱり一本こなさないと死ぬまで追いかけられるかもしれないとビクビクしながらとりあえず1日目は座学と部屋のセッティングを8時間かけてしました。
とりあえず、ここはこのソープ街の中でも屈指の高い店、嬢は与えられた2時間を女優として演じきること。どんなに接客が続こうと、髪の毛一本でも乱れてはいけない、下着は間違っても汚れたのは使い回しできない、自分の匂いは決してお客様に残さない、お客様を見下ろすことがないよう、常に膝で歩け、膝から下はないものだと思え。食べ物の匂いや性行為の跡は常に全部リセット。髪の毛一本濡れててもダメ。ただし、2時間の間はなりふり構わず望むことはなんでもやってあげなさい。自分の楽は捨てて、常にお客様に尽くしなさい。毎日経済新聞とニュースはチェックしなさい。頭の悪い嬢では務まらないから常に努力しなさい。稼いだお金の半分は、自分の身体と衣装に使いなさい、普通のOLの月収を1日で稼ぐというのは、そういう投資のためだ。できれば10日に一回美容室に行き、3日に一回はエステに行きなさい。外を歩くときはジャージやスウェットなんかではダメ、常に人に見られているという意識をもちなさい。どんなにみすぼらしい生活をしてきたとしても、ここでは良家のお嬢様の気持ちで振る舞いなさい。相手を立てることを忘れず、最後の一分まで気を抜くことなく、それが「2時間で10万円」という女の価値だ。
……聞いててクラクラしました。それができないなら帰れというのです。もう泣きそうでしたが講習代だけでも元をとらないと説教されて終わりです。私は出来る保証もないのに、はいと答えました。そこで1日は終了。明日までに渡されたマニュアルを隅々まで覚えることが課題でした。これはもうやるしかない。寝る直前までマニュアルを読み続けました。
2日目、私は先生について浴場の実技研修を行いました……が、何かあるたびにビシバシたたかれる。やれ二本足で立ったとか、やれお尻を向けたとか、靴下の脱がせかたがなってないとか、お互い裸の1対1の真剣勝負です。
中でもきつかったのはマットです。まずそもそもまともに立つのですら困難なヌルヌルマットの上で、自由自在に動いて、最後はセックスを騎乗位でこなしお客様をいかせなければならないのです。普通に何度もマットから滑り落ちましたし、手順や体重のかけ方を間違えると即座にビンタが飛んでくるのでさすがに私、こっそり泣きました。温度も暑すぎず温すぎずを保つために、私は熱湯を使ってローション溶きをしなくてはいけなくて、火傷するんじゃないかと思いました。
ただ、これも6時間もやれば慣れるもので、何とかマット洗体の手順は間違えずに出来るようになりました。ここで二日目終了。
3日目は朝から筋肉痛でした。でももう怒られたくなくて必死でおばあちゃんの身体の上を何度も滑り、何度も身体を舐め、3時間後、これで最後だから確認テストやでと言われたラストプレイ、ふと気付きました。
寝るなよ!!こっちは真剣なんだよ!!講習代返せ!!とまでは思わなかったです。私も疲れるけど、こんなの教える方も疲れますよね、わかります。
そしていよいよマットの訓練がおわり、先生は私にこう言いました。
「もうあんたは、どこの店に行ってもナンバーが取れるよ。あたしの言ったことをサボらずきっちりやればね。お疲れ様。」
そう言って、頭をトントンと撫でてくれました。不覚にもぼろ泣きしました。人生で多分一番厳しい修行だったけど、多分一番為になる時間だった。私、引退してもう3年は過ぎましたが、今でも対価と報酬については本当に真剣になれる。自分のもらっている給料は、どんなに安くてもお客様がいてはじめてもらえるもの。暇だからって遊んだりサボってはいけないわけで、仕事にきている時間は精一杯やることが当たり前なのだと。当たり前のサービスを完璧にこなして初めて頂ける対価。当たり前の難しさ。でもそれだって習慣にすればなんてことなく、自分のものになるのです。
ある意味、そう言った点ではかの道を選択したのは悪くないのかも、って今でも思えるのはそういう点です。
なお、先生の言うとおりのことを出来ることからバカマジメにこなした結果、マジでナンバーはとれました。私は綺麗でもなく可愛くもないですが、空間がくれる魔法と、10万円の報酬に見合う接客を真面目にこなしただけで本当にとれました。
お客様とのやりとりも印象深いものが沢山ありますが、またしても長くなったのでまた今度。
では、最後にまた改めて質問を。
たまには羽目を外してこんな遊びも、悪くないですよ。
ぶっちゃけレズ風俗そのものが主題じゃないから、男でも読める。
つらい思いしている人間のタイプに相対的な評価(実はそれは相対的ではなく、結局自分が勝手につくった理想の絶対的な人間像)にたどり付けなくて苦しんでるパターンがある。
自分もそうで、田舎の一人親に迷惑かけたくない、自分と同じ学歴の人間は結構いい生活してる、幸いにもレベルの高い創作している仲の良い人間が多くて、それに辿りつけない自分。
誰もそれを強要したわけではないんだけど、自分がそうなれない、あるいはそうならなくてもいいのにどんどん自分が自分に対してかけてるプレッシャーが強くなって、どんな場面でも「この人生はクソだ、何も生み出してないし、これからもよくならない」という否定をかけてくる「内の自分」がどんどん強くなっていく。
これをつきつめていくと結局のところ承認欲求になる。
作ったものをほめられたい。大学も留年しなかった。不況だったのに就職浪人しなかった。変に休まず正社員でちゃんと労働してる(それなりに会社でも評価されてる。ただ給料はそれに対して増えないからただただ生きるのがつらい)。
でも誰もほめてくれない。自分が自分だけのために頑張るのはもうしんどくなってきた。
そんな時にこれを読めた。
作者の永田さんの場合はアレができない、コレができないというドロップアウトタイプのできごとがたくさんあったみたいだけど、自分の場合実家から出て一人暮らししてるから働かないと即死んでしまうからギリギリなんとかやってるわけで、なにかあるとすぐ自律神経ボロボロになって顔が赤みづいてむくむし、肌荒れも治らなかったりして、勝手にすごいシンパシー感じてしまった。
永田さんも書いてたけど人一倍寒さに弱い時期もあるあるすぎて本当に死ぬかと思った。寒い時期はずっと身体かこわばって全身筋肉痛が抜けなかった。
ただ僕と永田さんの一番の違いは自分の思考や経験プロセスを克明に振り返ってアウトプットしたところだ。
高校の頃いろいろあって「自分のことは自分でなんとかしなきゃダメだ。誰かに相談したって結局誰かが代行してくれるわけじゃないし、相談された方だって迷惑だ」みたいな意識がこびりついてしまって、それ以来自分の気持ちに対して向き合って周りに表現することが本当に苦手になってしまった。日記とか絶対書けない。自分が自分のためだけに読む文章とか絶対に書けない。(日記をつける行為そのものを否定してるわけではないぞ)
ただ自分はそういう相談されるのは大好きで、それは間違いなく「あ、この人は自分のことを信用してくれてるんだな」って思いたいから。個人への所属意識を少しでも持ちたいんたと思う。
永田さんのその辺の心象は知らないけど、ダメな自分を客観視して、ましてそれを漫画にするというのはいろいろと考えるところがあったと思う。
それでもこうしてとても興味深い漫画を世に出して、こういうのが読みたかった人の手に届いたことは本当に素晴らしいことだと思う。
作中、具体的に本当それ!!!って共感したところがいくつかある。
・「とりあえず抱きしめられたい」
整体で人に触られると安らぐというのも本当に理解できるところで、なんなら美容室での軽いマッサージですらその効果があるくらい。
ただこの歳になるとこういうイベントマジで普段の生活にないですからね。
なにをやってもダメ(=自分の高すぎる理想に追いつかない)から、どんどん自分の評価が下がる。
ただこれによるマイナス効果というのは、逆に言えば身の回りをしっかりすればプラスになるという裏付けでもあって、最近は体重減らして既成品の服がピッタリ合うくらいの体型になるとかした。(ただそれにも金がかかるのでそれが厳しい)
永田さんはレズ風俗という手段をとって、レズ風俗に行くために自分磨きという投資に成功してる。
とにかく閉塞感まみれだった自分の生き方の一例が示されているみたいで、もちろん男だからレズ風俗は頼めないんだけど、ははあ、こういう気持ちはこうやって良くなることあるのかと思うと、読後感のすっきり感が半端なかった。
じゃあ普通に風俗行けば?というのはまたそれはちょっと違うけど、万一そういう機会があったら永田さんと似たような気持ちになってしまうと思う。ただそれはそれでバブみみたいな感じがしてキモいな~という感じがしてそれもそれでどうなんだろうという気持ちある。
性欲的な快楽じゃなくて精神的な快楽を得るための合法的な方法ってなんかないの?教えてはてなブックマーカーたち。
読み終わって「とにかくみんなもっと認めてくれ!!!!!!!!!!」という気持ちのアウトプットがすごいすんなり出せるようになった気がするので、今こうして殴り書きしてる。
あーーーーーーーーーーーーーーーーみんなもっと認めてくれーーーーーーーーーーーーーーーーーほめてくれーーーーーーーーーーー
光の差し方
部屋の間取り
道の写真
交友関係
移動方法
良く使うコンビニ、
美容室、
学校、
催し物、
旅行先
こういう情報を組み合わせればtwitterとgoogleとInstagramだけで大体の位置は特定できる
1人で気をつけても無駄。知り合いが1人いるだけで絶対にボロが出る
本名を隠しても無意味。お前の名前なんて同姓同名だらけで価値が無いんだよ
生活環境や交友関係のほうが特定されると厄介、死角は絶対にできる上に変えにくいから
Instagramに食事記録をつけるようなヤツと関わらないようにすればいい、
女と思われがちなネタだが男な。
半年前いろいろ外見を良くするために薄い努力してみたよ。本当に簡単なことをいくつかやっただけ。
そうしたら趣味の集まりでも、職場でも驚くほど周囲の反応違うのな。
男女とも話しかけてくれる率が全然違うし、女と初めていい雰囲気になったわ。
というかスゲー自然に彼女できたわ。26にして初めての彼女だわ。
しかも俺よりも相手の方が本気感出しててウケる。俺はこいつ踏み台にしてもっと良い女と付き合う予定。
他にもいい雰囲気の子がいる。もちろん一線は超えてないけどな。
ちょっと変わっただけでこの扱いの違いは異常。ある意味みんな精神病んでんじゃねーのってレベル。
世間の連中が狂ったみたいに外見を磨け外見を磨けって再三繰り返すのも納得だわ。
今までさんざん性格が悪いだの、そんな人格だから彼女できないだの、、、、
友人やら知人やらにありがたい説教もらってきたわ。でもそういうの関係なかった。
ようは見た目だった。しかも、顔の造作とかじゃなくて、バカみたいに流行通りのテンプレ服装着てるだけでいい。
もちろんちょっとは痩せた。3kgくらいかな。服着てるとぜんぜん見た目変わらんし。
髪は美容室じゃないけどオサレ風の床屋でお任せした。でもそういうのってたいした努力じゃないだろ。
逆に女に激しく突っ込みたいわ。
お前らそんだけ性格やら何やら面倒くさい要求しておきながら、この程度のイメチェンでコロッと対応変えるとかどんだけだよ。
悩んでるだけ損した。なーんだ。女って所詮はマニュアル通りのテンプレ男が好きなだけじゃん。
女には男には理解しがたい深くて複雑な精神性があるに違いないって思い込んで、色々と精神的な努力してきただけムダだったよ。
外見がちょっと良くなれば、同じ対応しても評価が180度違うんだから(笑)
童貞増田のみんなもさ、変に悩んでないで外見に金使おう。それだけで簡単に彼女なんかできる。
交際相手ができない理由って交友関係の貧しさという一点以外にほとんど有意な要素がないってどっかの論文で読んだ
交友関係が狭いか、ほぼ社会的に孤立している人はモテてないらしい。というか確率論かな
この「交友関係」には美容室とかキャバクラのような商売上のコミュニケーションも含まれているらしくて
より広くより多くのコミュニティに属すれば属するほど、交際相手ができやすい
無職が彼女作りにくいのは、経済力の問題より経済的な制約による交友関係の狭さが原因かもしれないってさ
(ヒモとかやれる男って金はないけどやたら行動範囲広そうだもんな)
あと、女性は交友関係の広い男性ほど魅力を感じやすいという話も読んだ記憶あるけど
街中の美容室に行くってことで
1日まるまる自由がもらえるって、意外とない。
つうことで、今日の一日を楽しむことにした。
昨晩、寝る前に下ごしらえ。
以下、アフィ張っておく。
どうせ、無理だろうが、もし、ここで稼げたら、
ワクワク、YYC,ハッピーメール、PCMAXと使ってみたが、
これは事実。ただ、残念な方も多い。
印象は悪くない。
PCMAX�b���S���т̘V�ܗD�Ǐo��}�b�`���O�T�C�g
参加人数が少ないのか、いまいち反応が悪い。
でも、捕まえられないことはない。
それを読むだけでも楽しい。
結局出会う段になって、うっかりメールのPポイントが足りなくなる。
上記、3サイトと比べて、なんか違う。
あきらかに桜っぽいのが多い気がする。
それがうざい。
でも、最近、エッチもご無沙汰で、悶々としていたのも事実だし、
運よく、「ホテル代だけでいいよ~」
っていう優しい人が現れたら、いいなぁ~
なんて、ことを思いながら寝る。
今回も向こうからお誘いが。
(゜-゜)
なんか怪しいなぁ・・・・
かなり悩んだが、お受けすることに。
で、会ったが。
残念だった。
身元ばれとかヤバい感じではなかったが、、、
とにかく喋る喋る、おばさん。
しかも喋ることが、政治問題だったり、核問題だったり、教育問題だったり。
まったく興味がなかったので、なんか萎えた。
正直、途中で、寝そうになってた、
あれダメとか、こうしてとか指示出しくらって、なんかその気になれなかった。
うん、相性が悪かったし、反応悪かった。
(もちろんゴムは付けました。)
で、早々に、出て、帰る。、
銭湯に行ってひとっぷろ浴びて、
帰ってきた。
そんなこんな、日記書いていたら、
娘と奥さんが帰ってきた。
いま、リビングで、わらわらやってる。
今日は手巻きずしだそうです。
おなかいっぱいだけど、また食べてねよう。
なんかげんなりなエッチだったけど、
お財布的には市場価格の半値くらいで、
エッチができたので、まあ良かったんだろう。
もう少しエッチ好きであればいいのだけど。。。
貧困層は欲求の我慢を虐げられることがほんと多い。
つくづくグチが出てしまう。
「頑張って働いても、報われないんだ。」
そんな風に思うことが多くなってきた。
はぁ。
エッチできないつらさも、もう少し世間の理解があってもいいと思う。
なんか、そうおもう。
なんてことを考えながら、今日はこの辺にしようと思う。
読みづらいだろうな。それと、、
きっと、かなり叩かれるんだろうなあ。。。
怖いけど。
登録しよう。
べつに今の仕事が楽しくて仕方ない訳でも、
ワーカーホリックってわけでもないが、
別にワクワクせず、喫緊でもない仕事なら、やらずに休めば良いじゃないかと、頭の別の部分も言うのだが
それなりに気を張ってる瞬間もない、ダラダラした時間を長く過ごしていると、体調が悪くなる。
今年のGWは遠出をしなかった。
それなりの歳でも初めてのことで、気になるので、検査診察の予定を入れているのが自分にとってGW最大のイベントだ。
それでも遠出せず、週末の検査診察まで、不安を覗き込んで一人で寝て待つにはGWは長過ぎる。
でも、元々人付き合いが上手くなかったので、友達の数か少ない。
そうこうしてるうちに、みんな結婚してしまって、気軽に会える歳でもなくなってしまった。
職場の人間関係は別に悪くないが、友達と呼べるほど心許せる同僚はいない。
微妙な体調の悪さと、頑張っても、年間で10万円も上がる事はまずない仕事の、愚痴の吐き方もわからない。
「こんな状況に陥って、どうしようもないな、
ここで愚痴なんか言えば、通りすがりの方が俺の不甲斐なさをご高説くださるぜ。自己責任だってな。
この資料も別に大した金にもならないだろ」と気持ちがささやく。
憂鬱だ。
「OK、その気持ちはわかったよ。でも憂鬱な気分の解決は今は出来ないだろ?
確かに大した金も、ワクワクするような人生の大変化も期待はできない。
でも、この勉強会自体は、やった方が、黙って人に言われた仕事してるよりはマシだって考えたろ?
なんか全体的にノリが昭和のオタクっぽいんだよね。そういう表面的な言葉遣いだけの問題じゃなくて。
人間関係の捉え方が一面的でギャルゲーの選択肢を選ぶかのように思っていそうなのと、その顛末を茶化して書こうと考える(しかも茶化し方のセンスがダサい)辺りに、精神的な子供っぽさを感じる。
彼女の方も中学生女子かよって感じだけど、増田の感性によるフィルタリングがあまりに強いから何とも言えない。
前にある意味似たような婚活増田に対して書いたエントリがあるんで貼っとく。
http://anond.hatelabo.jp/20160221060618
あとついでに2個目のエントリで一つ気になった点
閣下「見た目とかあまり気にしなくて、言われない限り直さない人なのかなと思いました」(新品や上質品ばかりで身を固めてると怒られる上にプライベートもない仕事だから、言われない限り気づきません閣下)
「見た目に気を使うかどうか」と言われて「新品・上質品」なんて発想がまず出てくるのがすげえオタっぽい。まず何より大事なのはサイジングなのでサイズが合った服を着ろ。それができればユニクロ無印でもよい。あとちゃんと洗濯してアイロンくらい掛けろ。中学生みたいなスニーカーも森の木こりみたいな革靴もやめろ。あと美容室くらい行け。眉毛くらいは自分で定期的に手入れしろ。
散髪屋の爺「らっしゃい、こないだ引っ越してきた○○さんトコのお孫さんか」(ニコォ)
小学生ボク「そ、そうです!」
散髪屋の爺「○○さん元気け?はいココ座って、ほな今日はどないしましょ?」
散髪屋の爺「ンアァ!?男やったらスポーツ刈りにせんかいィ!!」(バリカンヴィィィィィ!)
散髪屋の爺「ンアァー!?なんでぞいや!ファー!!スポーツ刈りちゃうんかいや!!」(ヴィヴィヴィヴィィィィィ!!)
散髪屋の爺「男の子ゆーたらスポーツ刈りに決まっとるやろがい!!!動きやすいしのォ!!ボウズでもええぞ!!」(ヴィーンヴィヴィヴィーーン!)
小学生ボク「こ、このまま全体的にちょっと短くするだけで……坊ちゃん刈りで……!」
散髪屋の爺「よっしゃわかった!」
小学生ボク「(ほっ)」
散髪屋の爺「丸刈りでんな!!!」(ヴィンヴィンヴィィーーン!)
小学生ボク「イヤアァァァァアァァッ!!」
散髪屋の爺「ハァ……しゃーないのー!ったく、都会の子はオシャレでんなァ!!ガハハ!!」
村唯一の散髪屋で、しかも爺が同級生の祖父だったからあまり悪くも文句も言えず。
帰ってから泣きながら親に訴えて、次から母親の美容室に連れて行ってもらった。
上級生から「やーいやーいオンナ髪~」「オカマなんですかぁ?」と謎の煽りを受けた模様。
「え?オカマ?ちゃうちゃう!ちゃうちゃう!あ、チャウチャウちゃうんちゃう!?(ゲラゲラ)」
って全然堪えてなかったけど、今思うと危うくイジメになるとこだなコレ。
結局「生意気だ」って目つけられて、中学生になってから本格的にイジメられて大人が動く羽目になったけど、
本人は同じ調子でイジメられてることに気付かなくてノーダメージだったし、バリカンが克服できないぐらい弱いと見せかけて割とメンタル強いのかもしれん。
女子高生の前髪を切って、県の教育委員会も先生も何がしたいんですか。
新学期に慣れる暇もなく、始業式離任式赴任式入学式式式式の合間に「学年集会」があった。
まぁ二年も女子高生をやってたら想定の範囲内なんだけど。そこでまぁ受験生だからしゃきっとしなさい的な話を聞き流しつつ、話は最後の生活指導になった。「来週、服装検査があります。次回からは県の教育委員会の生活指導要項が変わったので、それに則ることになりました。では女子は~」ともう衝撃的な要項の数々。
・前髪は眉上、あるいはピンでとめる
一発目の眉上で私の思考は停止。
最近三戸なつめやら武井咲がしている、あれだ。男ウケ最悪に加え小顔の美人だけしか似合わない「オン眉」。さらに眉毛の自由が利かないド田舎女子高生にとって眉毛を隠す前髪はもう、命と言っても過言ではない。その前髪を眉毛よりも上で切り揃えろ、と。
さらに続ける事には、「その時だけピンでとめるなんてことが無いように。」校則を考えたわけでもない一介の教職員が、その校則の意味を考えたはずも無いような教職員が、あたしたち女子高生の退路を断ったのだ。
あたしの学校は進学校だしそこまで厳しくする必要もあるとは考えにくい。
もう、許される事態ではない。
そもそも、何故前髪を眉上で切りそろえる必要があるのか。目にかからない前髪を忠実に守ってきたのは、校則の言わんとすることを理解することができたからだし。(邪魔だし見苦しいし、学業の邪魔である)肩より長い髪を結ぶのも同じだ。
さらに言えば、カラコンや髪を染める事ピアスを開けるのが禁止されているのは不自然に自分を着飾ることになるからだとあたしは解釈している。
前髪を眉上で切り揃えたら成績が上がるのか、生活態度が良くなるのか、あるいは眉毛が隠れていると何らかの不都合があるのか。
ぼさぼさの眉毛が正直あたしは嫌いだし、その眉毛をいじらない代わりに隠していた。というか、そういう女子はもうごまんといるだろう。田舎であるあたしの県ですら。
そのぼさぼさで見苦しい眉毛を晒し上げるような校則の改悪である。
ほんとうにやるせない気持ちで、昨日美容室で髪を切ってきた。服装検査は明日。さよなら、あたしの前髪。大学生になったら迎えに行くね。
どうしても笑ってしまう。
こないだも堪え切れずに笑ってしまった。
時間短縮のためなんだろうけど、
数人の側近が大きいうちわで、
髪の毛を人様に乾かしてもらうって
みんな素知らぬ顔して受け入れてるけど
服もオシャレだし。
話もおもしろいし。
そんな人達が
何の取り柄も無いおっさんの髪の毛を
真顔でわしゃわしゃして、乾かしてくれることに、
現代では4〜5000円払うだけで受けられてる。