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はてなキーワード: 総論とは

2023-11-27

雑な医者叩きに思うこと

自分医師なので当事者で、以下、ポジショントークの要素があることは否めない。

医療費が嵩んで国が転覆しそうだから診療報酬を下げます。」これは、仕方ないかなと思う。自分だってもうこれ以上社保険料おさめたくないし。

ただその理由として挙げられてることは本当に実態としてそうなのか?開業医儲けすぎっていう印象をつくって、憎悪を煽ることで世論誘導を楽にしたいっていうある意味「雑な仕事」なんじゃないの?と強く思う。

そして、まんまと煽られているようにみえる、いわゆる「現役世代」のSNS投稿がそこそこ増えましたね。まぁ煽られてしまうのは仕方ない。官僚は優秀ですね。

どうも30-40代くらいの現役世代は、実感としてもっている社会保険料負担のきつさ(きついですよね…)と、このタイミング財務省の出してきたちょうどいいテンプレート(「開業医儲けすぎ!」)と、コロナで溜まった医師への反感(偉そうにご高説をのたまう医師がたしかに目立っていたように思うのでこれは同業ながら残念だった)から、このビッグウェーブに乗っているような印象をうける。

特に40代前後氷河期世代で、厳しい20代30代を才覚と運で生き残ってきた方々は、そもそも高齢者医療福祉の手厚さに思うところがあり(憎むべき世代間格差として)、かつ、年代的に自分自身病院の世話になることはかなり少なく、その親世代もまだ本格的な介護必要な状況になっていない人も多いだろうから、直接にも間接にも社会保険制度恩恵を実感していない、できていないんだよね。だからこそ舌鋒鋭くなる。

高齢者医療に使う金はもったいないというのは総論としてはそのとおりだなと思えるけど、各論ではとても難しい。誰かに言われて決めることでは本来はないんだよね。

では、あなたの親はどうする?30年40年後のあなた自身はどうする?ということを、具体的に考えることが、「現役世代」のこの問題への正しい向き合い方だと思うよ。

向き合わなかった政治家のせいで、そんなこと言ってられる時間はなくなっちゃったけどね…

2023-11-24

anond:20231124221336

別に総論否定しないけど、偏差値60以上の世界しか体験してない人間偏差値40の世界を見れてないから両方見れてる人間より体験が欠乏してるからだめやなとなるの?

2023-11-22

anond:20231122182536

総論は知らんがブクマカのご提案である希望しない」「他と一緒に突っ込んどけ」がアホかというのには完全同意

なんでアレに星が集まってんの?ブクマカって社会生活したことあるの?

2023-11-11

かまととぶる、とは? 用例:「かまととぶってんじゃねえよ」

発展:

カマトト仏典じゃねえよ」

語源

カマトトは鳥が羽を制御するために用いる骨の付け根にあるひし形の骨で鎌取と呼ばれる部分のことではないしそんな骨はない。

個人的経験

いままで生きてきて実際に「かまととぶってんじゃねえよ」という発話を聞いたことがない。

総論

小説物語の中で辛うじて使われているのを目撃したことがあるが、すでに死語に近い。

昭和のある時期にだけ使われていた言葉

補足・研究中の項目:

レッド・ブルとの関係性。

シャリア・ブルとの関係性。

シャトーブリアンとの関係性(グランシャトーレジャービル?)

おっぱいぷるんぷるん(地下室でナチの小男が激昂)

2023-11-10

anond:20231110175147

総論は賛成でも部分的に「ここどうなってんの?」は普通にありうるし、そんなことで信頼なくすかよ

普通に言われてるけど反対のための反対を繰り返したから信頼なくしたんだよ

anond:20231110174924

総論は賛成でも部分的に「ここどうなってんの?」は普通にありうる。おまえが考えを改めればいいだけの話。

2023-10-02

anond:20231002192947

そもそも、「知的障害とか境界ギリギリのやつ」に優しいはてなーが希少

はてウは、(自分以外の)個人利益よりも国家財界利益を尊ぶので、問答無用知的精神・発達障碍者に優しくない

はてサ総論擁護各論排斥なので、知的ボーダー女性相手性犯罪者だったり地方ではなく東京騒擾を起こしたりするような人たちには手のひらを返して、弱者を守るための施策がなされていないとか言う

ウでもサでもない日和見は、そういう人たちに優しくする動機づけが無い

2023-09-27

anond:20230927022328

民訴民法総則終わったら初めて良いよ。民事法の本質実体法か(大陸法的な考え)手続法か(英米法的な考え)って議論があるけど、両者は車の両輪から、並行してやった方が理解やすい。担保法とか債権総論とかかなり手続法に踏み込むしな。

刑訴やるのは憲法終わってからの方が良いか普通にやれば刑法も一周した後になる。

2023-09-24

anond:20230924001845

総論としては「はあ、そうですか。勝手にしてください。」なんだけど、

多少かじった程度だとしても障がい児と関わる経験していた人間が、

純然たる優生思想に行きつくの、なかなか興味深いよな。

知り合いの障がい児の世話してた人も植松共感してたし、

綺麗事じゃなく実態を知ってる人って最後はこの結論に行きつくんだろうか。

2023-09-13

山道を日々走る俺が山道走行のコツについて述べる

https://anond.hatelabo.jp/20230912211531

こんな増田話題になっていますね!この増田に向けてと言う訳ではありあせんが、日常的に山道生活道路として走っているので、アドバイスしておきます

結論から言わせていただくと

以下解説しましょう。

車間距離短すぎだろ下手糞が

増田はこのように書いていますね。

こういうドライバーは後ろから追いつかれても絶対に譲らない。チンタラ走り続ける。制限速度で走る場合その速度をキープしてくれればまだマシなのだが、上り坂でアクセルを踏まず大減速して渋滞を作るし、下りではローギアに落とさずブレーキパカパカ踏んで減速するため傍から見ていても危なっかしい。カーブライン取りも甘く、インから入って外に膨らみ、曲がりきれずカーブ後半で急旋回する。同乗者はたまったもんじゃないだろう。車内はきっとゲロまみれだ。

こういった運転の細かい所まで観察でき、その影響をダイレクトに受けるようなレベルでは車間距離が短すぎます一般の平地に比べて、2倍から3倍くらい、車種がわかるかな?ぐらいの長い車間距離とりましょう。

そうする事によって、上り坂に入った直後の急減速や、下り坂でのカーブごとの減速などに追従出来るため、ストレスなく走る事ができます

山道カーブアップダウンが激しいことがありますし、カーブの先が全く見通しがないこともよくあります。そしてそれぞれの車や荷物をの状況などによっても挙動が変わってきます。その差を吸収するのが車間距離です。先に進んでいる車が自分の車と同じ挙動をすることはありません。とにかく車間距離とりましょう。仮に増田妄想が正しいとしても、事故に巻き込まれ可能性を減らす事ができます

もっと言うと、ライン取りの評論が出来るくらい近い車間距離は、山道でなくとも近すぎます場合によってはあおり運転解釈される場合もありますから、いつも車間距離を長くとりましょう。

すぐに追いついてしまう? それは単にスピードの出し過ぎです。流れに乗ってください(笑)

他人に譲れという前に貴様がまず時間を譲れ。周りはお前のママじゃねえんだよ

とにかく時間に余裕を持って行動することが大切です。そして増田相手自分に会わせて譲らないことが大切だとおっしゃっていますが、なかなか分かってもらうことは難しいです。

ドライバー感の譲り合いの精神大事ですね。身振り手振りやアイコンタクトなどによる非言語コミュニケーションかなり大事だと言うことが言われており、自動運転で難しいのがこの辺りだという研究結果も存在しています。ですから、その総論には賛成できます

ですが、それを相手に求めたからといって、貴方自身になにかよいことがあるのでしょうか?私は無いと思います

また、相手は、山道に不慣れだけれど、何か特別用事があってやむを得ず運転している場合があるかもしれません。と言いますか、山道を深夜走るのは、日常的にその時間通勤などで使う人でなけえば、大抵はそう言う人々です。コミュニケーションとは、相手の事を察することも含まれるわけですから、まずはそこから心がけてみてはいかがでしょうか。

それでもどうしてもイライラしてしまう、そんな増田お勧めなのが「自分時間を譲る」という方法です。路肩の安全なところに車を止めて、10分ほど時間をおいてから出発する「時間を譲る」考え方です。なあに、10分なんて、Youtubeで大好きなDQN動画でもみればあっという間です。

貴方スピードを出しているつもりかもしれませんが、実際には到着時間にしてみると、5分も差が無いことが殆どです。ですから、それだけズレていれば、貴方一方的に恨みを募らせている被害者に追いついてしまうことは無いと思います

まずは隗より始めよ!ですね。

これは運転に限らずです。どうしてもリズムがあわないと感じたら、相手に向かって呪詛を吐くよりも、自分がうまく譲る事を覚えましょう。

次の低速車が来てしまうかも? それは…そんなに低速車に当たるようなら、お祓いなどを検討された方がいいですね!
もちろん冗談です。まずは、低速車認定する閾値が低すぎるのではないか?と言う所を考えてみた方がいいかもしれません。常に心と時間と車間距離には余裕を持ちましょう。

山道生活道路。ここはテメエの遊び場じゃねえんだよ。大人しくスマホでポチポチゲーでもやってろや

趣味ドライブ!いいですねえ。昼間のドライブで、道の駅などを巡って美味しいものを食べて、温泉入って、地元お金をとしていただくことは大変うれしいです。助かります。でも、深夜の山道、ですか……?

都会の人が地方に来て「こんな立派な道が何故山奥に?」と驚かれることがあるのですが、こういった道は、昔から街道筋にあることがほとんどです。そして、かつての産業を支えた道でもあるんですね。そして現在は、都市間をつなぐ役割高速道路に譲ったものの、その街道を支えた集落集落の間をつなぐ道として存在しているわけですね。

そして、地方部の場合は、その道一本しか無い場合もあります。この道が潰れたらもう出勤もできないし、救急車も通れないわけです。ですから、人々の生活を守るための道として存在しています

趣味が車、ドライブであるというのは否定しません。否定しませんが、深夜の山道珍走する行為は、そういったライフラインを無闇に危険さらしている用に思います。またただでさえ過疎化で維持コストが高まっているところで、生産性もなく走るだけと行ったフリーライダー行為は控えてほしいと考えています

少なくとも、そう言った存在に、地元の人たちは迷惑している、と言う事は表明しておきたいです。

スピード超過で事故るならテメエひとりで事故れ、他人強要すんなよカス

皆さんは、道路制限速度はどういった形で決まっているかご存じですか?

近年作られた道ですと、設備歩道が別けられて中央分離帯があるか、など)やカーブの有無などによって、設計速度というものがあり、そこから一定の係数をかけて最高速度が決まっています

例えば、新東名高速道Rは140km/h と言う設計速度で作らていますが、ついこの間まで100km/h でした。そう考えると、速度を超過しても安全である、それよりも流れが大事だ、と言う考え方は一理あるように思います。もしかしたら一部の状況ではそれが正しいと言える事があるかもしれません。

しかし、山道など昔からある道はどうでしょうか? 実は、こういった道は「過去の経緯」で、現在規制基準に比べると、高い制限速度になっているケースが多いのです。現在基準で当てはめると40km/h や30km/h になるべき所が、50とか60とかになったままになっていることがあります。例えば、トラックなどはその速度でカーブ突入すると、横転まであり得ると言うような急カーブ存在していることがありますが、制限速度はそのままです。これは、高速道路が整備されるまでは、そこを基幹輸送を担うトラックなどが走っていたことのなごりかもしれません。

そして、そんな山道でも、突然制限速度が厳しくなっている箇所がありますよね。あれは、そこで以前、重大な事故があった証拠です。山道はあまりお金をかけられません。道路を改良するより、速度規制を厳しくすることで対応しているのです。

そういった状況で、15km/h の超過ならつかまらない、といった「捕まらなければその速度で走って良い」と解釈するような動きをするとどうなるでしょうか?

しかしたら、増田はスーパーカーを持っていて、走れるかもしれません。しかトラックや、軽のハイトワゴンなどはどうでしょうか?

制限速度は守りましょう。どうしても自分は超過して良いと考えるようでも、他人にそれを強要するのはやめてください。それぞれ事情があるのです。少なくとも言える事は、早い速度で走って問題ない車を遅く走らせる事はできますが、逆はできないと言う事です。

まとめ:お前運転向いてねえわ

あおり運転で捕まった人間のうち、ほとんど「煽ったつもりはなかった」というそうです。もちろんしらばっくれている人もいるでしょうが、実際には本当に本人は煽っているつもりはないと思っているかもしれません。

また、そういう方ほど、ご自身運転に自信があり、車間距離などを短くとる傾向があるそうですから、それが端から見るとあおりに見えている、ということがあるでしょう。

山道では、特にそう言う事が起きやすい傾向がありますので、皆さんも注意してみてください。

さあ本日もご安全に!

2023-08-26

anond:20230826142503

こういう総論で語ろうとする奴って大抵議論に貢献する気ないんだよな。

この増田レッテル張り藁人形論法に慣れ過ぎていて、議論を成立させるつもりでいるとか言っても冗談でしょうって感じ。

2023-08-17

anond:20230817094740

客観的には、今の名前(夫姓)のままでいるべき理由はない。が、心情的に受け入れられない。

ここまで合意できた時点で親の側としては十分リベラルでしょ。

必要なのは「考え方を理解すること」であって、「新しい考え方に賛同し、その通りに行動する」ことではない。

理解感情は違っていいし、総論個別事象への対応も違っていい。それが多様性っていうもの

しろ増田

しかしここで、「世の中の大半は夫の姓にしているから、私たちもそうしよう」とするのは、女が姓を変えるもの!という男尊女卑的な価値観継承であり、あってはならないことです。

当然父の想いは尊重したいですが、それが男尊女卑的な思想実態に合わないイエ制度的な考え方を前提にしている以上、それを次世代に持ち込ませないのが私のやるべきことだとすら思えました。

のほうが危ういように見える。

これ、「夫の姓にする人間は後進的で野蛮だ!」と地続きの考えじゃない?

「こだわらない人間」と「こだわる人間」がいて、「こだわる人間」に合わせたくないってのは、「こだわらない」と言っている人間が別の何かにこだわっているんだよね。

なぜ、「姓の繋がりを大事にする人もいるよね」にできないの?それを「忌むべき考え」として切断処理しようとするの?

増田大事にするのは「自分先進性を証明して古い人間断罪すること」ではなく「皆が幸せになる選択肢を考えること」だと思うので、「世間的な正しさ・先進性」とかは無視して、今の自分家族のことを考えてほしい。

先進的じゃなくても幸せな家庭なんていくらでもあるよ。世間自分を同一視せず、目の前の妻と両親に向き合おう。

2023-07-22

君生き感想宮崎監督、『名作』をありがとう!~

自分宮崎駿監督に対する身勝手な期待とか甘えを供養するために書く。今作品は期待半分、不安半分という気持ちだった。宣伝なしということだったし、宮崎駿監督作品を事前情報一切なしで視聴できる機会というのはおそらく最初最後であろうと思ったので、早バレ等も避けるために数日SNS断ちして初日に見に行った。ただ映画館に向かう足取りの中で最後感じていたのは恐怖感だった。子供のころにもののけ姫を見たときの衝撃を再び与えられて、おっさんになった今再度、人生観を揺るがされるかもしれないと―。

さて、いざ蓋を開けてみると、途中まではリアル物なのかファンタジーのどっちなの?というドキドキや不安感。方向性が確定したとき期待感MAXとなったが、それ以上膨らむことはなくしぼんでいった―。

総論

美術アニメーションの美しさは申し分ないが、ストーリー感情移入できない半端な作りと言ったところで、結局、いつもの宮崎監督後期作品という他ない。今、振り返ってみると監督キャリアハイとしての作品千と千尋の神隠しあたりになるのだろうが、その千と千尋も後半から、この半端さの片鱗がある。例えば終盤、千尋は豚の中に両親がいないことを見抜くが劇中にその説明はない。しかしながら説明不足ではあっても、千尋とハクとの心のふれあいみたいなものが十二分に描かれているから、感情的に押しきれている。手を離すシーンとか思い出しただけで泣けるわ。

しかしながら、君生きはストーリーっぽいもの感情の揺らぎみたいな表現はあるものの、説得力というか、それ自体根拠がはっきりと提示されないから、大抵の観客は感情移入できずに戸惑いを覚えると思う。例えば劇中で主人公自傷行為や継母の拒絶が描かれるが、その感情の根っこが分からないので観客は困る。自傷もっと構ってもらいたかったのかな?とか拒絶はやっぱり連れ子がうざかったのかな?とか想像はできるけど見てる側はそれを確定させる要素がないから、多分こうだろうとか理由を補完して見ていくしかない。つまり作品に気を遣う状態になるわけで、それは相当きつい。忖度要求されるが、圧倒的な感情の「分からせ」がない(※)。監督が一人で突っ走ってる。観客は置いてけぼり。かつて宮崎監督は、見終わったあとに2階から出てくる感覚になるような映画がいいとか言っていたような気がするが(ソース探したが見つからず)、君生きは観客が一生懸命2階への階段必死に探すものの見つけられないまま塔の中で迷子になり、最後パヤオけが悠然と2階から出てくるという感じだろうか(画・浜岡賢次想像してもらいたい)。

あとはヒロイン?3人は多すぎる。実母に継母に婆さんでしょ?詰め込み過ぎて破綻する典型。正直、継母は全部削除して、序盤で実母エピソード増やして、実母を探しに塔に行く形にして、最後、実母ときれいに別れてで多少は形になったろうにね。もっとシナリオ段階で練ればいいのに…もったいない

もう一つ、主人公が大叔父と話した後に、急にインコに囚われてるシーンになるが謎過ぎる。壁につながれた手が映ってからの下にパンしたときに、実母でも継母でもなくお前かーいってなったのが一番面白かったかもわからない。宮崎監督過去インディジョーンズの潜水艦移動を批判していたが( https://ei-gataro.hatenablog.jp/entry/20131030/p1 )、それと似たり寄ったりだろう。いくら異世界?だからといってワープしすぎである

※ 宮崎監督とも対談したことのある養老孟司は「バカの壁」において強制了解という語をつかった(p.41)。例えば数学においては前提と論理を共有しているのであれば同じ結論に達せざるを得ない。ある定理証明を正しく説明されたのであれば、その正しさを了解せざるを得ない。そういった強制力を強制了解と呼んだ。そうした強制力は感情においても成立する。例えば電車子供が騒いでるのをぼけっと放置している父親がいたとして、普通はそれを理解できないが、もし父親が「実は母親病院で亡くなって帰る所で、これからどうしていこうかと悩んでいたところなんです」と説明されれば、事情理解できるだろう。事情が分かれば感情了解できる。それは物語を受容する過程でも同じことが言えると思う。

なお、この流れで養老他人気持ち理解できることを重視すると同時に、「個性」信奉を批判する。そんなに個性大事かと。存分に「個性」を発揮している人は病院にいるという。白い壁に毎日、大便で名前を書く患者がいるらしい。芸術的にみればすごいかもわからないが、現実的には大変迷惑でたまらないだろうとのこと。奇しくも本作においては継母の美しい顔が鳥糞まみれになる描写があるのでそういう個性的なスカトロジー芸術理解を示す人はいるかもしれない。

自分映画

こうした一見てんでバラバラに見えるような物語の断片も、もしかしたら宮崎監督だけには分かるのかもしれない。スピルバーグだか有名監督が誰にも分らない映画つくるのはホームムービー撮ってるのと同じだ的なことを言っていた気がするが、もしかしたら本当に宮崎監督ホームムービーを撮ってしまったのかもしれない。自分けがわかる映画作品を作れるとしたら、映画監督としては最高の贅沢だろう。自分用の映画私小説と言われたらなるほどという気もする。今回、宣伝がなかったという点でも符号する。これはもはや天才にだけ許された所業なのかもしれない(現実に実行可能という意味で)。

ナウシカだったと思うが、興行的に大失敗とはならなかったこから次の作品を作るチケットを手に入れたみたいな監督インタビューがあった気がする。ジブリブランド確立するまではコケたら次はない状態であったろうから興行面は大変重視されたことだろう。つまり天才大衆に合わせてくれていたわけであるしかブランド確立された今となっては、大衆を気にすることなく好きな作品を作れるというわけであるジブリ体制を維持できなかった点には目をつむるとして)。だから今もしかしたら「天才が本当にやりたかたこと」を我々は目にしているのかもしれない。

過去パヤオ感性としてはもっとアニメーション表現に全振りしたかったのだろうが、それじゃあ興行的に成立しないから、ストーリーもしっかりさせていたというのが過去の名作への向き合い方だったのだろうか。我々、一般大衆天才現実的妥協のお陰で、(大衆的には)名作となる過去珠玉を見せてもらえていたということなのだろうか。凡人が天才ちょっと付き合ってもらったという感じ。天才ちょっと退屈していたのかもしれない。大衆は今の退屈を嘆くのではなく、昔、天才に付き合ってもらっていたということを感謝すべきなのかもしれない。

この作品のそういった諸々の分からなさに対してなんとか理解しようとする感想や、なんとか説明しようとする解説記事などが上がっているのを見かけるが、なんとも物悲しい。めっちゃ面白作品を骨までしゃぶりつくしたい!という渇望からまれてくる文章はいい。例えばもののけ姫においては「『もののけ姫』を描く、語る 」というムック本があったのだが、それには一ファンから文筆家まで様々な人々の作品に対するとてつもない熱量で溢れている。でも味のしない作品をなんとかして食えるようにしたいという動機から解説を書いたり、それに群がることの虚しさよ。宮崎監督から面白いはずなんてことはない。権威主義的だし、もうそれは諦めて次に行こうよ。これを知っていれば、本当は面白いんだよって本気で思っている人もいるかも知れない。でもそういう解説必要とすればするほど、その面白さが作品内で素直に伝わってないことの裏返しである野球大谷いくらいからって彼の(打者としての)ファールや三振をありがたがったりしないでしょ?今回の打席は残念だったねでいいじゃんね。(もちろん宮崎監督場合、次があるかは分らんが)

「問い」として捉える

さて、作品表題に立ち返ってみると、これは疑問形である作品としては名作とはとても言い難い。しかし聴衆に対する問いであると捉えたらどうであろうか。物語がてんで成立していないのに問いかけを見出すことができるのか?うーん正直、自分には無理。味がしないんだから問われたとも感じない。

しかし確かに思ったことがある。それは、大叔父のようなお爺さんに期待するんじゃなくて、自分が見たい作品があるのなら、他にそれを提供してくれる別の人を見つけるか、もしくは自分で作るべきだということ。初めから品質保証なんてものはなかった。自分勝手に期待して、勝手失望しているだけのことである

すでに名作はあるのに、なぜおかわりを望むのか

最後に話がそれるが、しかしながらなぜ我々大衆は次々と名作を望むのであろうか。新作を批判すると「じゃあ、過去の名作繰り返し見とけや!」って言われるかもしれない。そう言われるとちょっと答えに窮する。何度も見ればストーリーも覚え、感動も薄れてくる。やっぱり初見の衝撃に叶うものはないということだろうか。それを再び味わいたくて次の名作を追い求めているのかもしれない。キリがないし、わがままだなって思われるかもしれないが、正直人としての性としか言いようがなくないか?そこを内省しだしたら仙人になるしかない気がする。

あとは現実がつらいからね。時には金払ってちょっといい気分になりたい!ぐらい許してほしい。こっちは作者の高尚な構想にがんばってついていく苦行やマラソンじゃなくて、自動で楽しませてくれるジェットコースターに乗りたいの!

で、初見という点で最近思っていることは「私の体験」を大事にすることが重要なんじゃないかと思っている。ゲームでもなんでもあまりレビューを見ずに体験するように心がけている。あらかじめレビューを見て他の人が面白い!星4以上!と言っている作品なら、安定して面白いかもしれないが、半分ネタバレのようなものではないか

若い人にはタイパを優先しすぎて自己の視聴体験プレイ体験を損なっていないかと問いたい。面白さの保険料として自身体験・感動を売っていないか?と。おじさんおばさんは子供のころに自分図書館で本を表紙で選んで借りた体験とか、ネットもない時代ゲーム屋で「クソゲーかも知れんがままよ!」と覚悟してゲーム買った記憶とかを思い出してほしい。そういう多少、損するかもと思ってもクソ作品を引く勇気をもって、一対一で作品と向き合う、ぶつかってみるということを時々でもした方がいい気がする。だから、今回、作品に対しては残念だったが後悔はない。純度100%の自分感想を持てた。展覧会的な感じでいろんなアニメーションを見せてもらったという感触では数千円も損したという気もしない。今後もどんどん色んな作品に触れていきたいと思っている。例えばポノックの次作品ちょっと子供向けだろうけど、子供と一緒に見に行こうかなと思ってる。

各論

ゲド戦記を思い出した

視聴しながら、ぼんやり宮崎監督ゲド戦記作るとしたらこんな感じだろうなと思った。影との戦いでゲドは船で移動するし、ところどころの魔法感や大叔父大賢者になったゲドのイメージだなと感じた。大叔父のイケオジ度は過去最高かも分らんので一見価値はあると思う。

東映アニメ長靴をはいた猫』を思い出した

インコ大王を追いかける時に螺旋階段を落とされるシーンがあったが、長靴をはいた猫での魔王主人公たちとの大立ち回りを彷彿させた。この作品監督宮崎ではないが、そのクライマックス部分は大塚康生との二人で原画担当した箇所であり、とにかく面白い( https://www.ghibli.jp/shuppan/old/pickup/nagagutsu/ )。1969年作品なので絵のきれいさはどうしても現代作品には見劣りするがアニメーション面白さは今でも通用する。未見の人はぜひ見て欲しい。君生きよりよっぽど面白いと思う。で、君生きでは大王ラスボスっぽくでてくるが大した戦いもなく終わってしまうのであっけない。長靴をはいた猫でのアクションを思い出しただけに、「あ、これだけなのか・・・」という虚しさが半端なかった。念入りに階段落とさせたり、序盤で主人公の着替え丁寧に描写するぐらいならもっと面白カット増やした方が良かったろうにって思っちゃう

音楽

使いまわし多いし、特に盛り上がる曲もなし。3日で作りましたと言われても信じるレベル久石譲も「これぐらいの作品ならこれでいいや」って感じだったと思う。絶対名曲ストック持ってるだろうと思うが、映像側がそれを引き出せなかったというのは至極残念に思う。米津曲も悪くはないけど、作為ちょっと鼻についたかな。いつも何度でもみたいな作品とのマッチ感は正直ない。と言っても作品の味がしないのでどうしようもない気もする。そういう意味では米津もかわいそう。

2023-07-06

ジャニーズ問題で、被害者配慮して云々って言ってる奴らクソ偽善者じゃね?被害者って誰?

ものすごく薄ら寒い気持ちになる。

もちろん総論では賛成だ。被害者には配慮しなければならない。

それはそうなんだけどさ、少なくともジャニーズデビューして売れた人間は、全員加害者から

はてなーでは、構造的な差別だとかい観念的な話をして悦に入る人がすぐ出てくるが、ジャニタレは全員、被害者であると同時に加害者だ。

ジャニタレ被害者であることを受け入れ、被害者になることにメリットがあると喧伝し、被害者の拡大再生産に貢献してきた奴らだ。

その結果、今のジャニーズがある。


ジャニーズ幹部になった木○、井○原、もう辞めたけど滝○、その他幹部じゃなくてもデビューして売れた人たち、

そいつらは全員、ジャニー喜多川の性加害を肯定し(自分が性加害に直接遭遇したかはさておき)受け入れた結果、今の地位にいるわけ。

ジャニー喜多川の性加害を肯定したら俺のようにデビューして成功できるぜってキャリアモデル体現し続けた奴らなんだよ。

もう何十年も前から性加害の話は知れ渡っており、当然そのことをジャニタレは知っており、何なら裁判ジャニー喜多川は認めちゃってるわけ。

藤島ジュリー景子は先日、本当に知らなかったとか嘘八百を並べ立てていたが、ジュリージャニタレも、知らないなんてありえない。

だって裁判やってただろ。自社の裁判知らないなんてありえないだろ。

それでも、ジャニーズを辞めもせず、告発もせず、もう少し大人になれば別の人に矛先が向くからと現状を追認してきた。

何なら、相談してきた後輩に、デビューしたければ受け入れろ、交通事故みたいなものから諦めろとか、「後輩のためを思って」実際に言っちゃってるかもしれない。

その結果、アイドルとしてありえないほどチヤホヤされ、地位と名声とお金を得て、成功者として良い思いをしているわけ。

それは思い込みでもなんでもない。

先日の誰だったか暴露記事でも、性加害を拒否した人間に、ジャニー喜多川は「ユー、ずるいでしょ」と言ったと。

まりジャニー喜多川は、性加害を受け入れることを前提に、デビュー成功提供してきたわけです。

性加害を受け入れずにデビュー成功だけの果実を貪るのは「ずるい」という感覚が、ジャニーズの中にはあったということです。


もちろんジャニー喜多川地獄に落ちるべき人間だけど、ジャニタレだってそれを受け入れた奴らだ。ぜんっぜん一方的被害者じゃない。

ありえないだろ。

2023-05-15

anond:20230511161451

うちの地元だと逆だなあ。

お前は優秀だから地元を出ろ、ここにいたら駄目だ、と教育して、都会に出したがるのが続いている。地元には大学が無いからかもしれないが。

その教育の成果として過疎化が進んでいる。

総論として少子化対策過疎化対策大事だねっていいながら、みんな自分の子どもや親族には、田舎にいちゃいけない、都会に出ろって言うんだよね。

高校生地元就職の僅かな人を除いて殆ど域外、7割は県外に出るという有様。家業がある人も出ちゃうんだぜ。笑うだろ。

から、できるだけ若い人をつなぎ止めようと、地元の素晴らしさを語るのは、そんなに悪い事じゃ無いんじゃないかなあと思うんだけど。

まぁやり方にもよるんだけどさ。

以下、誰も望んでない地元語り

地元、二十代の人口むちゃくちゃ少ない。大学出て就職のために帰ってくる人はそんなに多くない。

30代半ば以降になってUターンで帰ってくる人が結構いるので、人口分布面白いことになってる。IターンもそれなりにいるがUターンが多い。

で、独身者で帰ってくるのは殆どが男。独身若い女性物理的にいないため、出会いはない。婚姻率の低下とそれに伴う少子化が止まらない。

子育てのためにUターンしてくる人はかなりいる。

都会に行くのはもうとやかく言わない。

そのかわり、最近は、故郷との繋がりを切らさないようにしつっこく行動している。

自治体広報誌をせっせと郵送したり、年1回、地元だけで使える商品券と、通販でも使えるぞと特産品カタログを送ったり。近場の都市部で頻繁に地元民の集まりを開いたりしている模様。

年末年始には、都市部から地元帰郷するための補助金付き格安ツアー交通費2万円を、これを使うと往復3千円w)を用意するとか、涙ぐましい努力をしている。で、これらの財源は、そういう連中が納めたふるさと納税という。笑える。自家発電じゃん。

関係人口を増やすだって。でも関係人口地元労働力不足をなんとかできるか?ってできっこねーじゃん。どうするんだろうねこれ。でかい会社工場があるんだけど、工場労働以外の選択肢があまりない。選択肢は無いのに人が足りない。

まぁその結果Uターンが増えているのはよいことなんだけど、俺みたいな独身ばっかりUターンしてきてどうするんだろうね。最近無駄ソロキャンパー向けのキャンプ場ばかり増えている。おっさんの都を作りたいのかな。俺はそれでいいんだけど。

さらに定年後帰ってくるジジババも増えている。それを当てにしたサ高住ができたりしてて、今後介護医療ばかり負担増間違いなし。健保と介護保険爆上がり。このままだとたぶん滅ぶよこの町。

氷河期世代以降は都会からUターン組がマジョリティなので、もう昔の因習とかはあんまり感じられない。因習と一緒にお祭りなんかもなくなっちゃったけど。コロナ禍でそれはさらに顕著だ。

まぁ俺の周りのコミュニティだけだからそれを代表で語っていいかわからん

ただし女性も働いていないと、専業主婦やってると遊んでるとみられるのは、同じかもな。もちろん男性の方がそれは顕著だけども。

元々貧しい土地柄なので、昔から女性は働き者だった。女性が働かないと社会が維持できないのは、昔も今も同じ。

女性家事負担については、よその家のことは分からんのでなんともわからん

2023-05-10

anond:20230510060943

他人が心血注いで積み上げた成果を盗んでいいと思えるんだろう

少しでも努力した経験があるなら努力横取りなんて絶対できない

ワナビーにさえなれなかった努力エアプによる絵描き個性強盗

それがお絵かきAI問題なんですよ

総論同意する。

グーグル検索は? って聞いてくる人に対しては

検索エンジンはリーチさせる意味があると返してる。毎日努力して書いたブログなどにアクセスさせる切っ掛けを提供してる。横取ってなんていない。だから尊敬されてるんだよ。

しかし、AIイラスト原画リーチするには? …方法は無い。現時点の法律では。

はてブ男女差別志向があまりにも強すぎる

このブコメ欄みて愕然とした

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/wasanbong/status/1655726719305932800

和三盆💀 小説書き&育児創作フォロバさんはTwitterを使っています: 「【緊急のお知らせ】本日夜、なろうアカウント削除します。 2019年より続けていました創作活動ですが、妻に報告しましたところ、応援どころか活動休止アカウント削除を要求されました。 もちろん抵抗しましたが、受け入れざるを得ず……です。

に対して、支持のスター集めて上位ブコメになってるブコメ群な。

「やりすぎかもしれんが、育児趣味のひまが持てない妻の気持ちもわかる」と、アカウント削除要求した妻へ理解を示すブコメばかり。

 

これさ、男女逆にして、

「夫が激務で、帰宅から出勤までの間は家で食事して寝るだけで、趣味時間を持てない。そんな夫が、専業主婦パート時間に余裕があり創作活動に励む妻に対して、創作アカウント削除して趣味やめて家で家事に専念するように要求し、妻がその愚痴ツイートした」

て事例だったら、どう思うよ。

絶対に「やりすぎかもしれんが、夫の気持ちもわかる」なんてブコメスター集めて上位になんてならんだろ。

絶対に「モラハラ夫だ」「精神DVだ」「そんな夫捨てて早く別れてー」てブコメだらけになるだろ。

ツイート事例と俺の挙げた例、まったく同じだぞ。

というか、ツイート主は家で妻や子をほったらかして小説書いてるわけでなく、職場で家に帰らず小説書いてるわけでもなく、職場に向かう通勤時間で書いてるだけで、家事育児にまったくマイナスの影響を与えてない。

これで「やめろ」とアカウント削除させるの、完全にモラハラ以外のなにものでもないだろ。

これに「気持ちカルー」てブコメが多数ついて支持集めるの、完全に「やられたのが男で、やったのが女だから」ていうはてブお得意の「男に厳しく女に甘い」性差別思考からのもんだろ。

男女逆だったら絶対こんな反応になってない。

 

ほんっとはてブって、口先では総論で「男女平等ときれいごとを嘯くくせに、個別事例をつきつけられると途端に性差別主義者の本性を露わにするよな。

おまえらの愚かさって醜すぎるし、大嫌いだよ。

anond:20230509144955

学習モデルに対して権利侵害を疑う場合モデルリバースエンジニアリングライセンス利用規約で禁じられている場合にどう扱うかっていう問題があるのも大きいの書き忘れてた。

初めから訴訟起こす気なら逆訴訟込みで勝負仕掛けていい落とし所に持って行けるんだけどね

全体の総論としてこの議題纏めるのは急ぎすぎかな

2023-05-02

anond:20230502080920

それは総論についてだな

今回元増田が言っているのは具体的な法案について

で、LGBT理解増進法の具体的な法案については野党同意していない

2023-04-24

Aは猫である疎明方法1 登録証)。名前はまだ無い(同)。

陳述書)私は生れは見当がつきません 薄暗いじめめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶しています ここで始めて書生というものを見ました

ところで、書生とは人間中で一番どうあくな種族であり、時々我々をつかまえて煮て食うという話も聴かれている(疎2 麻生細吉『文化人類学総論1910年。講論社)。

陳述書)私はそういう話は知っていましたが、当時は何という考もなかったので、別段恐しいとも思いませんでした

2023-04-03

リベラルに心が折れた

リベラルって一言でいう自称もどうかと思うが、とにかく社会的構造から見ていく、差別を許さない、そういう意見共感して今までやってきた。

労働環境非正規雇用問題などもっと各論に立ち入ってほしいと思うこともあったけど、総論として扱われる反原発かにもなるべく理解を示してきたつもりだった。

今、世間では坂本龍一が亡くなって氏の芸術や経歴についていろいろ語られている。その裏の全く関係ないところで、私のリベラルに対する期待が、折れた。

https://twitter.com/kawai_kanyu/status/1642718374965968896

私もuber配達員をやっている。非正規だけでは稼げず一年半ぐらい前から。もう1500配達くらいになる。uber配達員にはさまざまな背景がある。uber配達員をやるネトウヨ もいるだろう。だがこの言い草はなんだろうか。まるでuberで働くことが何かの罰や、レッテルに値するような言動。「これはネトウヨ に対する批判であってuber関係ない、些細な巻き添え」みたいな擁護がありそうだが、そんなものには思えない。

この2、3年、ツイッター 上のリベラル言動に疑問を持つことが増えていた。それは別に理想現実のすれ違いとかそんなものではない。明らかにリベラル側も社会底辺地方人間露骨偏見を抱いていて、それを隠そうともしなくなってきていたのだと思う。そんな言動が、目に余ってきていた。

この手の人たちをなんと名づけるべきだろうか。

冷笑左翼リベラル」?いや、曲がってもこんな人々を左翼リベラルと呼ぶべきではないだろう。共産党社民党大会でこんなことを言う人がいればそれこそ除名されるだろう。

しかしこの手の人々が、堂々とリベラルとして振る舞っていて、身内で誰も批判しない。芸能人の失態にはすごく早く反応する人々も。

一体なんなのだろうか。なぜこんな発言が「いよッ、言ってやりました!」みたいに広まるのだろうか。石原慎太郎辺りの「ガツンと言ってやった」系差別発言(そして「あの人はああいうひとだから」と擁護される)とどう違うのか。

私はこれから自分なりに社会に向き合っていくし、少なくとも社会問題個人世代やある業界の素質に結びつけるようなことはしないように心がけたい。

だが、もうツイッターで見られるような、底辺と周縁と縁の下の力持ち無視した、瞬間風速ありきの、リベラルには関わりたくない。

「その程度で離れるなら、その程度の思想だった」と言いたいなら言えば良い。その程度の人がそこら中にいて、新しいことを始めるだろう。

2023-03-20

anond:20230315183353

そりゃまあ、治安改善するには、コストがかかったり、下手をすれば市民自由を損なうことになるから総論ですら賛成しにくいのはあるよね。

警察官を増やせば少なくない金ががかるし、刑事訴訟法などの手続きを簡略化すれば冤罪などのリスクは上がるし、監視カメラなどは市民プライバシー侵害する。

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