はてなキーワード: エッセイとは
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これ読んだ。ほーん、と思いながら読んでて、コメ欄のフルボッコでちょっと驚いた。
コメ欄では、性格に難ありそう・読者を意識してない、という批判的なコメントが多かった。「性格に難ありそう」は、他責思考でどうして俺がこんな目に会わなきゃいけないんだ、あんな奴らの同類になりたくない、というような言い訳が延々と続くところからそう思われるのだろう。「読者を意識してない」は、自分の思う正しい漫画以外を認めず、自分の作品こそが正しい、というようなスタンスからそう思われるのだろう。書き込みの多い白ハゲ漫画というコメントがあったがその通りだ。あと、コメントの花沢健吾の登場人物っぽい、という意見には物凄く頷ける。拗らせているような、卑屈なような、それでいて妙な自信のあるようなところが似てるんだろう。
個人的な感想としては、ラストの唐突さに違和感、風俗のシーンやエロフィギュアがしつこく何回も出てくるシーンが不愉快。自分の敵をブサイクに描くのは頂けない。エロを馬鹿にしてるのは、特に気にならなかった。(でも売れない漫画家が漫画の中で言うことじゃないだろ。エロ上がりの仕事仲間や編集相手に喧嘩売って何がしたいんだろう。)
才能はあるのに運が悪く、みたいな作者の描き方はちょっと引っかかった。
好きなもの描いてる人の漫画は上手い下手に関わらず輝いてるし(同人やエロはそれ)、何か欠けてるものはあっても面白ければ売れるし(諌山とかたつきとか)、需要があれば面白くなくても売れるし、読者的には才能至上主義の時代だと思うんだよな。考え方が時代に追いついていないように思える。
作者本人のTwitterを除いたら「俺のアンチは〜っていうけど」「なんか変なのに絡まれるようになってきた」というツイートが並んでてあっ…(察し)だった。人として好きになれない人のエッセイは売れないと思う。スルースキルないとか一番幻滅される奴。批判も甘んじて受け入れましょうや。Twitterで暴れてるのはいい年してみっともない。
増田で弱者男性漫画は流行らないか話題になってたけど、男だと自分の弱さを認められないから結局あんな感じの言い訳漫画になってしまうのかなあーとか思った。
30代半ば。女。剛毛。
髪の毛も体毛もとかく量が多く太く黒い。ヒゲもある。処理は特にこの時期、毎日。
量の多寡に関わらず、毛に悩む人は多いのでは。昔から女で集まると、孤独死と毛の話が必ず出る。
だから10年くらい前、20代半ばの頃か、ミュゼなどの手軽な脱毛サロンが出来始めた時、私は真っ先に駆け込んだ。ちょうど働き出してお金も自由に使えるようになったしね。
脱毛は毛周期に合わせて3ヶ月に1回。処理をした後つぎの予約を取るんだけど、3ヶ月も経てば急な予定が入ったり、生理周期が変わったりで(生理中は処理できない)予約を取り直すんだけど、それがまあ、とかく取れない。取れても3ヶ月後からさらに1ヶ月後とか。
店舗ごとの紙台帳管理だったし、店舗が少なかったから、今月はこっちの店舗で〜みたいなのがやりづらかった。
ちなみにその頃は脇とか腕とか脚とか、外に出る部分を綺麗にしたかった。
そうこうするうちに結婚、出産、育児と、脱毛どころではない日々に突入した。
赤子を風呂に入れながらの毛の処理は非常に難しく、「江古田ちゃん」作者が出産前に脱毛しておいてよかった!という育児エッセイを読んで、私もやっておけばよかったーと後悔した。
が、しかし子育て中に脱毛サロンに行く時間を確保するのはさらに難しい。
これ、自分が介護される時には毛がプラスされるんだよなー、と。
正直ツルツルの状態でも大の処理は大変だ。
私はVIO全てジャングル。奥深く、入り組んだところもジャングル。年老いてある程度衰えたとしても、国有林くらいは余裕で残るはず。
これで大人量の大が絡まった日には…。
申し訳なさすぎて、私はすぐにVIO脱毛の検討を始めた。正直あの痛みが粘膜に…と思うと物怖じするが、介護する人のことを思うと処理一択だ。
そこで調べていくうちに目にしたが、処理をしても、ホルモンバランスが変わるとまた生えてくることがある、とのことだった。
子どもはもう産まないのでその点では心配ないが、30も半ば。つぎのステップが見える。
まだ早いか?いやいや、ここ近年の年が経つ速さを考えれば、10年20年はあっという間だ。
せっかく処理してまた生えてはもったいない。だったら閉経を待ってから処理してもいいのでは…
そんな話をしたら友人(年上)は言った。
「逆だ!下の毛は早いうちにしないとダメだ。脱毛器は黒い色に反応する。すなわち、白髪には反応しないんだ!」
下の毛の、白髪!
至らなかった。超、至らなかった。
髪の毛にちらほら白髪が混じれど、まだ下の毛の白髪はなかったから。
そうかー、VIO処理にはタイムリミットが…と思ったら、早々に処理する決心ができた。
やはり年上同性の情報は貴重だ。
40までに処理をしよう。
あの明るい部屋であけっぴろげるのかーと思うとやはり羞恥心はあるが、さらに先、さらに多くの人の目の触れる可能性があると考えるとここでどうにかせねばなるまい。
10年前のように、見えるところの毛をどうにかしたいと思っていた頃から、問題はどんどん内面にシフトしてきている。
VIO処理も大切だけど、オムツの処理をしてもらわずに済むような健康づくりも必要だよな、と、ハッピーセットを頬張る子どもを見ながら思う。
ブコメで男の生き方や毒親について書いた漫画はコミックエッセイにありそうだと「失踪日記」や「セックス依存症になりました。」を挙げてたし「子育て漫画は?」て人もいた。
自分は男の子育て漫画は結構読んでる方だと思う。子どもが生まれた時期にTwitterで流れた来たとよ田みのるや横山了一の漫画を読んだのがきっかけ。カラスヤサトシは昔から読んでたので子育て漫画も読んでいた。
男の子育て漫画は全体に明るいものが多く、子育ての大変さや男親としてのプレッシャーを描いたものは少ないように感じる。
それはギャグ漫画家が描く機会が多いからかも知れない。榎本俊二のカリスマ育児は子育ての大変さをコミカルに描いていて最高だった。
ストレートに子育ての違和感を書いてたのは夫婦ユニット・うめによる「ニブンノイクジ」で保育所の保護者会に父親が参加した時の疎外感を描いたくらいか。
本棚にある子育て漫画を眺めていたら、富士谷カツヒトの「打ち切り漫画家(28歳)、パパになる」を思い出した。
この作品は題名の通りの漫画である。28歳の漫画家・富士谷カツヒトは、連載を打ち切られたタイミングで妻が妊娠。
家計を支えるために大工に転職するも、うまくいかず。ネームを提出するも没になる。
うまくいかない仕事、無力な自分にさいまれながらも、生まれてきた子どもとの関係を通じて、少しづつ自信を取り戻していく物語である。
父親や義理の父との関係にも触れている。ちらっとだし、彼の両親は毒親ではないが、男親との微妙な距離感が描かれてると思う。
はじまってから物語の終盤近くまで、仕事がうまくいかない作者の姿がリアルに描かれている。
仕事をする難しさ、上司からの罵倒など、読んでいてその辛さに共感する部分は多々あるのだが、読んでいて胃が痛い。挟まれる妻の明るさ、子どもの成長の素晴らしさが救いになっているから読めるのだが、読むのが苦痛と感じてしまう。
「打ち切り漫画家~」はネットで連載していた時はそこそこ読まれているように見えたが、単行本が出ても書店では見なかった。
最初に上げた横山了一、とよ田みのるの子育て漫画も書店では見かけなかったし、男性が育児するようになって、Twitterで人気のように見えても、
子育て漫画は女性しか読まないのかな、ネットでは読んでも単行本まで買うのは少数派なのかな、などと思った。
元増田が書こうとしてるのは、男性同士のゆるい繋がりや日常の楽しさ、生きづらさなのかも知れないし、それなら人気が得られるのかも知れないが、
作品として出来が良くても、近い立場の読者としてその辛さに共感できても、売れなかった例もあるとは思う。
「動物心理学」は動物の学習、知覚、認知、生理機構といった諸形質の放散と収斂の原理と過程の解明を目指す心理学の一領域である。
心理学全体の中ではマイナーではあるが、国内の研究者の集まりである「動物心理学会」は、実は数少ない戦前から続く (1933年発足) 学会であったりもする (ただし、悲しいことに、動物心理学が学べる大学は減り続けている)。
だが、動物心理学を学びたいと思った学生が、何から手を取ればいいのか、あまり紹介の記事が世に出回ってない気がした。そこで、独断と偏見で、オススメの書籍を挙げてみた。番号はオススメ順とかではなく、特に意味はない。気になったものを読めば良いと思う。
(1) 動物たちは何を考えている? -動物心理学の挑戦- (技術評論社)
日本の動物心理学の主だった研究者たちが、動物心理学の代表的な研究について平易に語った本
(2) パピーニの比較心理学―行動の進化と発達 (北大路書房)
マウリシオ・R. パピーニ (著)
日本語で鈍器のような大きさでまとまっているのはこれくらいか?
(3) 鳥能力―小さな頭に秘められた驚異の能力 (化学同人)
渡辺 茂 (著)
筆致が軽やかで、ベッドの上で寝転がりながら読んでも十分に理解できる。書名通り鳥限定であるが、名著である。
(4) ハトがわかればヒトもわかる―比較認知科学への招待― (共立出版)
渡辺 茂 (著),
動物行動学の創始者のローレンツがいかに動物と向き合い、その行動を観察していたのかを記したエッセイ
ローレンツの論文は難解で読みづらいことで有名だが、一般向けの著書は対照的に驚くほどとっつきやすい
(6) タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源 (みすず書房)
哲学者である著者がダイビングでタコ・イカと接することを通じて彼らの生き方
タコとて侮るなかれ。動物心理学を志す者が覚えていてほしい動物との向き合い方がぎっしり詰まった一冊である。
(7) 動物心理学史―ダーウィンから行動主義まで (誠信書房)
R. ボークス (著)
動物心理学が、いかなる過程で独立した分野として成立したのかを述べた本
ダーウィン (著)
言わずと知れた、ダーウィンの古典である。いつ読んでも何かしら発見があるもので、それが古典が古典である所以なのだ。
余談だが、動物行動学の論文でダーウィンが扱った問題を再び取り上げるときは “Charles Darwin once said…” という殺し文句で始めることがある。
「脳」の起源と、その発生、さらには脊椎動物の脳のデザインがいかに生じたのかを、ホヤから霊長類研究者まで多彩な研究者が論じた本
図や動画が手に入るURLのQRコードがついてくる嬉しいおまけつき
(10) 感覚器の進化―原始動物からヒトへ水中から陸上 (ブルーバックス新書)
岩堀 修明 (著)
眼はいかにして出来上がったのか?感覚器 (視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚) が現生の形になった進化の道筋を解説した本
ユクスキュル (著), クリサート (著)
比較生理学の祖、ヤーコプ・フォン・ユクスキュルが豊かな想像力で動物の生理学的機序からその「環世界」について語った本
名著中の名著である
ヤーコプ・V・ユクスキュル
同著者が、生物の生きる、その固有な世界像について、当時の解剖学的知見と合わせてより詳しく解説した本
(13) あなたのなかのサル―霊長類学者が明かす「人間らしさ」の起源 (早川書房)
フランス・ドゥ・ヴァール (著)
ドゥ・ヴァールはかなり擬人主義的な研究者で、研究者によって評価が真っ二つに分かれる。動物心理学も一枚岩ではない。氏の著作に同意するかどうかは、自分をどのような立脚点に置きたいのかをはっきりさせる意味でも一度は目を通すと良いだろう。
スティーヴン ミズン (著)
人間の心はいかに生まれたか?スティーヴン・ミズンは「元は個別の用途に進化させた認知機能が、文脈を問わず適用できるようになった」認知的流動性により、高度に柔軟な我々の心が生じたと考える
内容は既にやや古いが、独創的な論考の面白さは色褪せない
佐藤 方哉 (著)
行動主義心理学のエッセンスが詰まった本。絶版なので図書館で探そう。
「行動主義」的なものの見方は、認知研究では棄却すべき対立仮説として扱われることが多い。しかし、実際にはその対立仮説は多くの場合単なる誤解であり、藁人形を叩いているに過ぎない。
箱田 裕司 , 都築 誉史 他
比較認知科学は、動物心理学の中でも、動物の認知機能を種間で比較し、その種差や共通性を描出する分野である。比較認知科学の実験では概念や手続きが認知心理学のものを援用することが多い
従って、認知心理学についてよく知るのが重要なのは至極当然なのだ
池内 昌彦 (監修, 翻訳), 伊藤 元己 (監修, 翻訳), 箸本 春樹 (監修, 翻訳), 道上 達男 (監修, 翻訳)
今日、科学の分野間の壁はますます小さくなり、生物学と動物心理学をことさらに区別する必要性も薄くなりつつある。
とはいえ、原書版は鈍器のように重たいので、エッセンシャル版の方が挫折しないと思われる。
泰羅 雅登 (監修, 翻訳), 中村 克樹 (監修, 翻訳)
同様の理由で、自身が神経科学を取り入れるか別に、神経科学についてもどこかで通っておいた方が良いかと思われる。
そもそも、「動物心理学に固有」な方法論というのは現代にはなく、近隣領域と連続的なつながりを持って成立しているのだ。
心理学の成り立ちに関して、コンパクトかつしっかりまとまった本
歴史を学ぶと、どこかで役に立つ。物理学者エルヴィン・シュレディンガーの言葉を引いておこう。
歴史は, あらゆる学問の中で最も基本的なものである。なぜなら、人間の持つ知識には、その成立条件や解決してきた問題や, 果たすべき機能が忘れ去られた場合, その学問的意義を失わないものは存在しないからである。
横澤 一彦 (著)
視覚に興味があるなら、読んでおいて損はない。
(21) メイザー学習と行動 (二瓶社)
ジェームズ・E. メイザー (著), James E. Mazur (原著), 磯 博行 (翻訳), 坂上 貴之 (翻訳), 川合 伸幸 (翻訳)
学習完全に理解したマンになりたい人が必ず読む本。学習完全に理解したマンになりたいなら読もう。
次に読む本としては『オペラント心理学入門―行動分析への道』も良い本である。
(22) 古典的条件づけの理論―パヴロフから連合学習研究の最先端まで
入門レベルでは「犬とベルと唾液」くらいにしか教わらない古典的条件づけが、いかに奥深く、理論的な探求に富んだ領域なのかが概観できる。例えるなら魔術書である。
(23) 感じる脳 情動と感情の脳科学 よみがえるスピノザ (ダイヤモンド社)
これも動物の研究者の本ではないが、ダマシオは身体性を重視する立場の認知神経科学の方向を作った一人だ。
ダマシオは多作で、『デカルトの誤り』『自己が心にやってくる』など、他の著書も面白い。
リチャード・ドーキンス (著)
進化学流布の急先鋒、ドーキンスの一般向け書籍。同氏がスリリングな筆致で進化について語る。
『利己的な遺伝子』の方が有名だが、オシャレさでは『盲目の時計職人』の方が上だ。
V・S・ラマチャンドラン (著), サンドラ・ブレイクスリー (著)
これの動物の研究者ではなく、ヒトの神経科学者の本であるが、大変面白い逸話がたくさん載っているので挙げた。
続編に『脳の中の幽霊再び』『脳の中の天使』も出ていて、どれも楽しく読める
鳥にも我々と同じように目・耳が二つ、舌が一つ、皮膚には触覚受容器が備わっている。しかし、世界の見え方はまるで違うことがわかっている。彼らの感覚世界について、鳥類学者が一般向けに語った本
鳥の代表的な認知研究について、各項目2p程度でまとまった入門書。どんな研究が、どのような方法で行われているのか、ざっと知るにはぴったりである。
ちょっと邦題が間抜けな感じがするが、原題は "Bird Brain: An Exploration of Avian Intelligence” である。
生物という視点から「心」がどのように形成されたのかを解説した本
まとめ方が独特だが、面白いことには間違いない
岡ノ谷 一夫 (著)
動物のコミュニケーションはヒトの「人間らしさ」について何を語るか?
元が高校生向けの連続講義であったらしく、大学生なら誰でも読める。
おまけ
リチャード P. ファインマン
最近やたらはてなをにぎわせているので、いっちょかみしてみる。
まず思いついたのはこれ。いつもくだらない事でウジウジ悩んだり暗い事ばかり考えている福満しげゆきのエッセイ漫画。
初期の方は学校中退フリーター、童貞、漫画も売れない…とまさに「生きづらい男性」そのもの。
だがこいつは後に美人の嫁さんと結婚し家を買い子供も2人できわかりやすい社会的成功をおさめている。
印刷会社で働くさえないおっさんが主人公。友人のすすめで「アンリアル」の世界での恋愛にのめり込んでいく。
これも最終的にはアンリアルの世界の美少女月子と、現実の同僚の女性長尾さんに惚れられ取り合われるようになる。
建設会社で働くさえないおっさん黒沢が主人公。良かれと思ってやったことが殆ど裏目に出たり、公園にいるだけで不審者と間違われたり、
職場でも後輩にコケにされていたりと、今でいう「KKO」の先駆け。
最後まで金を手に入れることも無く、唯一出てきたレギュラーの女キャラはホームレスのおばあちゃん。
作中では最終的にホームレス達のリーダーになって、暴走族集団をやっつけたりはするので、完璧に何もないという事はないが、
・凪のお暇
節約だけが趣味のさえない事務員の主人公が、仕事を辞めてボロアパートに住み始める話。
ドラマ化するので一応入れてみたけど、凪は「顔がかわいい」「巨乳」「20代」という最強カードを持っている。
元カレもいるし、アパートの隣に住んでいる男とも男女の関係になる。
引っ込み思案すぎる性格や、収入面では生きづらいのだろうけど…。
ガチで生きづらい女性から見ると「ふざけるな」と思われるのではないだろうか。
漫画としては面白いが、「生きづらい」人目線だと微妙ではないか。
・その女、ジルバ。
スーパーの倉庫で働く冴えない独身40歳の新が主人公。貯金もないと作品内でしっかり明記されている。
近所の「熟女バー」で働き、人生の大先輩のお婆様たちとかかわり、前向きになっていく。
プロフだけだとかなり「生きづらそう」だが、性格が穏やかで倉庫の仲間やバーの御婆様達とも仲がいい。
実家とも良好で、お正月などは家で両親や弟夫婦と仲良く過ごしている。
割と「生きづらい女性」が楽しく生きる答えに近い生活なように思える
最後まで結婚もしないし、何か大きな事を成し遂げるわけでもないけど、「居場所」を見つけられている。
・たそがれたかこ
社員食堂の厨房で働く、暗い性格の45歳バツイチの女性が主人公。
ガチ生きづらい勢としては、一度でも結婚できて子供がいるんならいいだろ…と思うが、
息子ほどの年のバンドの男の子にハマり、初めてライブに行ったり、お洒落をしたり、ギターを買ったりしている部分はとても良い。
が、なぜか途中から同じアパートに住む中学生男子を好きになり、最終的には告白までしてしまう。
これは読者の間でもかなり非難囂々だったようだ。当たり前のようにフラれた所だけは救い。
・SEX
男性向けは全員最初は童貞だが(黒沢は素人童貞)、女性向けは全員非処女。
女性は若い頃がモテのピークな為、いい年して処女のキャラはリアリティが無くなるからだろうか。
女性は凪のみ元カレや隣人とのSEX描写があるが、他二人は無し。
魅力的な異性に取り合いされる程モテたたくろー
元カレはまだ凪を引きずっているし、婚活パーティーにいけばモテモテの凪
熟女バーで若者扱いされたりはするが、モテという感じではない新
元旦那は若い女と再婚し、ショタにはこっぴどくフラれるたかこ。
凪はいわゆる「雑魚モテ」というやつだと作中で説明されるが、少なくとも元カ宇レはイケメンだし、恵まれている部類にしか見えない。
・仕事
福満は漫画もそれなりには売れ、家も買っているので現代でいえば確実に勝ち組だろう。
女性向けは凪は無職。新は正社員かはわからないが倉庫とバーの掛け持ち。たかこは調理員。
一番金がありそうなのは福満だが、安定のしない自由業なので不安はあるだろう。
たかこは同居している母がアパートを経営しているので、それなりに余裕はあるのではないだろうか。
・友人関係
男性向けだとたくろーは学生時代からの友達とかなり仲が良さそうなので、そこは充実している。
福満は友達がいないという割には結構色んな人と遊んでいる非リアぶりっこおじさん
凪は元職場では気が弱い人としてちょっと見下されていたが、無職になった後ハロワで友達ができたり、隣の母子家庭と仲良くなったりする
たかこは友人描写皆無。さらには学生時代は不登校だったというエピソードもある。
ガチ人生積んでる勢の感想としては、黒沢以外はなんだかんだ全員リア充じゃねえか〇ね!と言いたくなるエピソードも結構ある。
女性の生きづらい系漫画は、意外と恋愛が成就することを結末には持ってこない傾向があるように見受けられる。凪はどう転ぶかわからんが。
対して男性の生きづらい漫画は、結婚でひと段落したり、女(お婆ちゃん)を守る事で自尊心を高めようとしたり、女に執着するエピソードが多い。
KKOがKKOのままで成功しない物語→ただ現実を突きつけられて辛いだけ
多分女向けで例えるなら主人公が完全にブスでBBA(結婚経験無し)の物語になる
最強伝説黒沢や玉吉エッセイくらい上手くかかないと読んでもらえない
ロールモデルみたいなものも基本的に女の文化で男には需要がない
(社会的に成功すれば自尊心も女も金もついてくるってわかりきってるから)
だから
おっさん趣味JKもの→おっさんの辛さに目をそらしながらおっさん趣味を楽しむ
ってジャンルが発達したわけだ
三十路すぎの男だよ!
もともと池辺葵とかたそがれたかこも読んでたしそーゆー系好きな男ってのもあると思う
メタモルフォーゼの縁側も試読したら好きなタイプのマンガだった
バリバリの少年マンガからアフタヌーン系の斜に構えたマンガを経て力を抜いて読めるエッセイ手前のマンガにきたような感じだなー
またプリンセスメゾンを久しぶりに引っ張り出してきたわw
元増田さんが挙げた「たそがれたかこ」「違国日記」「凪のお暇」いずれも、親(特に母親)との微妙な軋轢が重要なポイントになっていますよね。
男性の生きづらさにも親子関係の影響は少なからずあると思うのですが、そういう葛藤を的確に描写したマンガはほとんどないように思います。
毒親について描いた実話ベースのコミックエッセイも、女性作者のものはたくさんありますが、男性作者のものは見かけません。(あったら知りたい)
偉大でもなければひどい虐待をするわけでもない、そういう意味で何者でもない親から、特に悪気があるわけでもないのにじわじわと蝕まれていく描写は、男性主人公の作品ではあまり出てきません。
(思いつくのは「きのう何食べた?」の主人公の母親くらい。ただし彼はゲイなのでヘテロの生きづらさとは異なるし、作者は女性)
マンガに限った話ではないですが、生きづらい男性が親子関係をどうとらえているのかを掘り下げて描写した作品が見てみたい気がします。
(生きづらいおっさんが主人公でその親も出てくる作品といえば「薫の秘話」がありましたが、生き方を模索するというのとはちょっと違いますね。そしてこれも主人公がゲイで作者は女性)
本来はデフォルメした人間(白ハゲ)を使って、自分の経験や思った事を簡易な漫画にしてツイッター等のSNSに投稿したもの全般を言う。そのため、その内容は千差万別で、ただのエッセイだったり、日記だったり、いい事を伝えたいだけだったり、自分の体験した生々しい事件をオブラートに包んだりしたものだったり、単なる自分語りだったりする。だが、中でも上記したような内容が見て取れる、あからさまな炎上を狙った(本人にその意図が無くとも第三者にそう見える)ような漫画に対して、怒りと侮蔑を込めて付けられた名称が白ハゲ漫画である。
https://dic.pixiv.net/a/%E7%99%BD%E3%83%8F%E3%82%B2%E6%BC%AB%E7%94%BB
かつてはBuzzfeedと組んでMetooの旗手と目されてた時期もあった。ところが彼女の過去の言動が掘り返された際の反論でやはり炎上、BuzzFeedも反応も対応せず、その後のMeTooは広がることなくすっかり尻すぼみ、それまでネットメディアとしてそこそこ評価が高かったBuzzFeedもだいぶ株を落とす事となった。
その後、スカトロ趣味を公言するAV男優のしみけん氏と事実婚、その日々を漫画で綴ったエッセイでの迂闊な記述につっこみが入った後の弁解エントリーが、なぜかPC版のはてなブックマークトップページにずっと人気ブログエントリーとして晒され続けて約2か月が経過した。他に人気エントリーがない訳ではないのにこれだけがずっとトップというのはもはや晒しているといっても過言ではなく、はてな公認のサンドバッグと呼んでも差し支えはないだろう。
最近ではコミックエッセイの制作過程での編集の愚痴をこぼして新たな製作元を募集しており、日本でのMeToo運動を終わらせたその名前は伊達ではない。
売国先生を名乗る上皇明仁アイコンで下ネタや露骨な政治発言をするブックマーカーをはてなーならご存知であろう。
皇族の人権や位置づけ等いろいろなものをすっ飛ばしても他の人間の顔写真を使いネタをやるっていうのは趣味が悪いと思って運営に通報するも対応なし。
規約や過去の通報に関するエントリーを見ると、本人からの通報の際には対応をするらしい。
上皇明仁本人か宮内庁が自らはてなに通報しない限りは運営が対応しないなら皇族関係でのネタは実質やりたい放題、はてな公認のサンドバッグといっても間違いではなく、かのブックマーカーは咎められることなく他のブックマーカーから多くのスターをつけられている。
ツイッターなどの他のSNSだとガチな輩に目をつけられるし、はてなブックマークでやるというのは実に賢明で、政治家の画像を使用しても関係各所のクレームがなければ特に対応はしないようなので、自民嫌いの方は安倍首相の画像を用いて不謹慎なブックマークコメントするネタ垢でもつくったらスターを荒稼ぎできる事間違いなしである。その結果、どうなるかは知らないが。
極論すれば、ライターと刷った名刺を配り歩けば、その時点からライター。
とは言え、それで食っていけるかは別問題。
ネットから始めるのは、よほどの得意分野が無いと厳しいかも。例えば、中国のeコマース事情でも、全国のご当地アイドルでも、電子回路の設計でも、特定のテーマに詳しくて最新動向をネットで発信していれば、原稿の依頼も来るかもしれない。しかし、身辺雑記みたいなエッセイ書いてても、仕事に結び付けるのは難しいやね。
あと、発注側としては、紙の成果物ある人の方が、編集会議を通しやすいってのはある。よく、名刺代わりって言葉があるけど、名前の入る紙媒体に書くと、それを実績として次の売り込みに使いやすいんですよ。
ライターへの成り方としては、いきなり独立ってのは今の時代になかなか難しいと思う。業界の流儀も知らん訳だからね。まして今は出版不況。サラリーマン編集者としては、面白そうだけど実績の無いライターで賭けに出るよりも、無難なライターで手堅く失点を防ぎたいところ。
最初は、紙でもネットでも編集プロダクションに入ってから独立する人も多い。個人的に最近見てて思うのは、地方の新聞社からスタートするのもアリかな、と。大手紙に入れれば良いけど、そこまでの能力が無い場合、第二県紙以下の地域紙だと、案外簡単に入れる。(ただし給料も安い)
なんだかんだ言って、新聞社は、公的資料の使い方やファクトチェックなんかを一から教えて育ててくれる。ライターとして独立後も、発注側としては「元○○新聞記者」って経歴がある人には、基礎トレーニングは出来ているものとして仕事を頼みやすい。
あと、オールドメディア出身だと、政治経済のいわゆる硬派ものを書けるのが強み。
流行のスイーツだの芸能ゴシップをネット情報でまとめたコタツ記事だの軟派ネタは、未経験の新人でもとっつきやすいし量産しやすいけど、参入しやすいってのは体力仕事だから、すぐに若手に追い上げられる。
これが、衆院選インサイドとか、米中貿易問題で○○業界への影響は、みたいな政経ネタ書けると、取材経験=人脈が財産になるし、年取っても食っていける。このジャンルを取材執筆するフォーマットが身につけられるのはオールドメディアとか、経済分野だとアナリストとかなんだよね。