2019-06-21

生きづらい人向けの漫画を読んでの雑感

最近やたらはてなをにぎわせているので、いっちょかみしてみる。

生きづらい男性主人公漫画

僕の小規模な生活

まず思いついたのはこれ。いつもくだらない事でウジウジ悩んだり暗い事ばかり考えている福満しげゆきエッセイ漫画

初期の方は学校中退フリーター童貞漫画も売れない…とまさに「生きづらい男性」そのもの

だがこいつは後に美人の嫁さんと結婚し家を買い子供も2人できわかりやす社会的成功をおさめている。

ルサンチマン

印刷会社で働くさえないおっさん主人公。友人のすすめで「アンリアル」の世界での恋愛にのめり込んでいく。

これも最終的にはアンリアル世界美少女月子と、現実の同僚の女性長尾さんに惚れられ取り合われるようになる。

最後は親の後を継ぎ、現実世界で小さい弁当屋になる。

最後に、長尾さんの生んだ月子がお弁当屋さんに来て終わる。

最強伝説黒沢

建設会社で働くさえないおっさん黒沢主人公。良かれと思ってやったことが殆ど裏目に出たり、公園にいるだけで不審者と間違われたり、

職場でも後輩にコケにされていたりと、今でいう「KKO」の先駆け。

最後まで金を手に入れることも無く、唯一出てきたレギュラーの女キャラホームレスのおばあちゃん

作中では最終的にホームレス達のリーダーになって、暴走族集団をやっつけたりはするので、完璧に何もないという事はないが、

社会的には最後まで「KKO」だったのだろう。

続編では若い子に慕われたりしているのでそれは微妙

生きづらい女性主人公漫画

・凪のお暇

節約けが趣味のさえない事務員主人公が、仕事を辞めてボロアパートに住み始める話。

ドラマ化するので一応入れてみたけど、凪は「顔がかわいい」「巨乳」「20代」という最強カードを持っている。

元カレもいるし、アパートの隣に住んでいる男とも男女の関係になる。

引っ込み思案すぎる性格や、収入面では生きづらいのだろうけど…。

ガチで生きづらい女性から見ると「ふざけるな」と思われるのではないだろうか。

漫画としては面白いが、「生きづらい」人目線だと微妙ではないか

・その女、ジルバ

スーパー倉庫で働く冴えない独身40歳の新が主人公貯金もないと作品内でしっかり明記されている。

近所の「熟女バー」で働き、人生の大先輩のお婆様たちとかかわり、前向きになっていく。

プロフだけだとかなり「生きづらそう」だが、性格が穏やかで倉庫の仲間やバーの御婆様達とも仲がいい。

実家とも良好で、お正月などは家で両親や弟夫婦と仲良く過ごしている。

割と「生きづらい女性」が楽しく生きる答えに近い生活なように思える

最後まで結婚もしないし、何か大きな事を成し遂げるわけでもないけど、「居場所」を見つけられている。

・たそがれたか

社員食堂厨房で働く、暗い性格の45歳バツイチ女性主人公

ガチ生きづらい勢としては、一度でも結婚できて子供がいるんならいいだろ…と思うが、

たかこが人生を器用に渡っていくリア充には全く見えない。

息子ほどの年のバンド男の子にハマり、初めてライブに行ったり、お洒落をしたり、ギターを買ったりしている部分はとても良い。

が、なぜか途中から同じアパートに住む中学生男子を好きになり、最終的には告白までしてしまう。

これは読者の間でもかなり非難囂々だったようだ。当たり前のようにフラれた所だけは救い。

・SEX

男性向けは全員最初童貞だが(黒沢素人童貞)、女性向けは全員非処女

女性若い頃がモテピークな為、いい年して処女キャラリアリティが無くなるからだろうか。

男性黒沢以外は作中で童貞を脱する。

女性は凪のみ元カレや隣人とのSEX描写があるが、他二人は無し。

モテ描写

魅力的な異性に取り合いされる程モテたたくろー

最終的には美人結婚した福満

ヒロインがお婆ちゃん黒沢

元カレはまだ凪を引きずっているし、婚活パーティーにいけばモテモテの凪

熟女バー若者扱いされたりはするが、モテという感じではない新

元旦那若い女と再婚し、ショタにはこっぴどくフラれるたかこ。

はいわゆる「雑魚モテ」というやつだと作中で説明されるが、少なくとも元カ宇レはイケメンだし、恵まれている部類にしか見えない。

仕事

男性向けはみな薄給ぽい仕事をしているが、多分正社員

福満は漫画もそれなりには売れ、家も買っているので現代でいえば確実に勝ち組だろう。

黒沢は続編ではホームレスになる。

女性向けは凪は無職。新は正社員かはわからないが倉庫バーの掛け持ち。たかこは調理員。

一番金がありそうなのは福満だが、安定のしない自由業なので不安はあるだろう。

たかこは同居している母がアパート経営しているので、それなりに余裕はあるのではないだろうか。

・友人関係

男性向けだとたくろーは学生時代から友達とかなり仲が良さそうなので、そこは充実している。

福満は友達がいないという割には結構色んな人と遊んでいる非リアぶりっこおじさん

黒沢は多分、仕事以外の人間関係が無い

凪は元職場では気が弱い人としてちょっと見下されていたが、無職になった後ハロワ友達ができたり、隣の母子家庭と仲良くなったりする

新は倉庫でもバーでも友達がいて、さら実家とも関係が良好

たかこは友人描写皆無。さらには学生時代不登校だったというエピソードもある。

ガチ人生積んでる勢の感想としては、黒沢以外はなんだかんだ全員リア充じゃねえか〇ね!と言いたくなるエピソード結構ある。

女性の生きづらい系漫画は、意外と恋愛成就することを結末には持ってこない傾向があるように見受けられる。凪はどう転ぶかわからんが。

対して男性の生きづらい漫画は、結婚でひと段落したり、女(お婆ちゃん)を守る事で自尊心を高めようとしたり、女に執着するエピソードが多い。

一般的には女のほうが恋愛結婚に拘りそうなものだが、生きづらい界隈だと逆の傾向なのだろうか?

  • anond:20190621194529

    生きづらい界隈の女の生きづらさは共感の欠如。共感を欲しがっているのに、人と共感出来る感性を持ち合わせていなかったり、共感し合える繋がりを持たなかったり。前者の場合、そ...

    • anond:20190621195429

      マンガじゃないけど、コンビニ人間もそういう「普通の女性」と感覚が違って困ってる人が主人公だったな。 確かに女の場合はコミュ力や共感能力が鍵となりやすいのかもしれない。

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