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はてなキーワード: ブランクとは

2020-10-22

オンラインゲームパーティーでの人間関係エントリ、なんかよくわかる気がした

自分MMORPGに一時期どっぷりで、その後ちょいブランクの後にスマホ課金戦争ゲームにハマったが

ゲームであっても現実人間関係だよなあ、ということをつくづく実感する

2020-10-03

anond:20201003083130

えーブランクにしておいたほうが良いと思うけど

2020-09-21

最近将棋ウォーズが楽しい

元々将棋は6歳の頃からやってたんだけど、いつからか余程暇にならない限りは指さなくなっていた

ただ、昨今の将棋界の盛り上がりや、女流棋士将棋ウォーズ実況をやっているのを見て(香川さんが好き)、自分も始めてみた

長いブランクがあり最近の戦型は知らないが、ある程度の定跡は知っているし、終盤の寄せにも自信がある

実際、相手が1級までなら普通に勝てている(当時20級くらいのやつに負けたと落ち込ませてたらすまん)

逆に、段持ちには敵わないから、自分の実力も1級〜2級辺りなのだろう

現時点で2級まで来たけど、なんとか初段まで上がっていきたい

はてさて、ここから棋力を高めるためには……

今の自分は序盤でお互い陣形がしっかりできてからの開戦のやり方だとか、強い人の急戦に弱みがあるのかなぁ

なんかもっと楽しくなってきたぞ

2020-09-20

欠陥人間

普通人間に交じって、社会で生きているとすごく疲れる。

人間関係を築くことに人の何十倍ものエネルギーを使っている。

会話をするのだって言葉を選んで、会話が終わればいつも、反省自己嫌悪にさいなまれている。

いくら私が言葉に過敏でも、相手は知ったことではない。

好き勝手言葉を投げかけるだけ投げかけて、受け止めた人間が気にして心を痛めていることは知らない。

私を生んだ親ですら私を普通のことが普通にできる人間だと思っているからすごく疲れる。

普通に車を運転できると思っている。普通正社員として働けると思っている。普通恋愛できると思っている。普通結婚できるものだと思っている。なんでも普通にできると思っている。

車なんて誰だって運転してるんだから

普通ならどこだって働ける。

恋愛できないなんてつまらない人生だ。

結婚しないなんて面白くない人生だ。

こんなに普通のことが出来ないなんて片端なんじゃないの。

普通に見られるための努力を知らない人が多くてすごく疲れる。

経歴にブランクがあれば何か問題があると思われるから、今を手放すこともできない。

人よりもエネルギーを使うから、きっと人よりも休息が必要だけど、一度外れたら戻れなくなる。

誰でも自分意見が正しいと思っているから、いろんなことが理解されなくてすごく疲れる。

理解してくれなくてもいいから、否定しないでほしい。そっとしておいてほしい。

理解があるふりをして近寄って、自分をよく見せるために利用している人がたくさんいる。

バレてないと思ってるのかな。全部バレてるのに。

もう二度と人間に生まれたくないな。

2020-09-09

anond:20200907221550

子供小学校入るくらいまでは専業主婦やってくれ」とか当たり前のように頼んでいいことじゃないからな。

1年ならともかく数年ブランク作ったら相当な一芸がない限りキャリア終了だし, 家事とか子育てとか好きじゃない人にとっては懲役と同じだぞ。

懲役はいやだ」って言われたとき反論収入マウントというのも終わってるし、この程度のことでキレちゃうのは今後もっとやばい事件起きるから速やかに別れて治療を受けた方がいい。

なんか下の方でモジャモジャ偉そうなこと書いてるがそんな高尚なことを気にしてられる身分ではないと思う。

彼女が泣いてるのは言われたことに凹んでるからじゃなくて普通に人間だと思ってたやつがまるで話通じない上に腕力物事解決をはかる猿だったことが発覚したのがショックだったからだろ。

本人の生き方尊重しない彼女家族もクソ。

彼女は親の圧力にもホモソ全開な業界空気にもめげずにがんばってきたんだろうなあという気がする。

2020-09-01

ポエムTRPGMVPシステムについて

はーいポエム書きまーす。

こいつどうしても吐き出したかったのではてなアカウント取ったらしい。

サイコロフィクション系のルールによくあるラストMVPシステムが嫌いだ。

何度もそれ系のセッションをやって、その度に私は選ばれなかった。

何度やっても、私は誰の琴線にも触れない。

誰が見てもこの人がMVPだろうという状況なんて一度もなかったし、現に票は毎回割れたのに、綺麗に私だけが避けられてきた。

消極的プレイをしたわけでもない。少なくともそんなつもりはない。

一度セッションした人たちと二度とやらなくなるなどいうこともない。要するに何か重大なことをやらかしハブられたわけでもない。

それでも、面白いように、私は選ばれない。

それでも私はセッション面白いから最後にそれが待ち構えていると知りつつ参加してきた。 そして、MVPを皆が指し示す時、今日こそは選んでもらえるかなと期待し、そして絶望するのだ。

でもセッション面白いから、やっぱり今日ダメだったかーと諦めてきた。

一度だけ、選んでもらえたことがある。

その時は相当舞い上がって、定期的に書いているリプレイで選んでもらっちゃったんだけど!とうきうきして書いた。

でもそれ以外の私が書くリプレイにはMVPシステムの話は出てこない。意図的に省いている。もちろんMVPシステム自体がないルールもあるけれども。

何故かは言わずもがな

蓄積ダメージがのしかかったのはつい先日のことだった。

MVPシステム搭載のルールで1日に2セッションをやった。

もちろん結果はお察し。そう。2回とも。2回ともだ。

他のプレイヤーが各々MVPで選ばれた分の経験値を入れている時に、何かがキレてしまった。

チャットを閉じた後に泣き、寝る時に泣き、夜が明けても通勤中に泣き、就業時間中に泣き、昼休みに泣き、帰り道で泣き、これを打っている時も泣いている。

落ち着いた、大丈夫だ、と思っても、このことを思い出すとまた際限なく泣いてしまう。

こんなことで、と思っても、涙が止まらない。

このシステムプレイヤーの善意を引き出すために設定されたものだと知った。

最終的にみんなに評価されると認識していれば、変なプレイはしないだろう、という牽制をこめたシステムなのだそうだ。

そんなシステム

人の善意を促すシステム

苦しめられているとか

もうこんなのどうしようもないじゃない

しかセッション中は本当に楽しんでいるのに

最後最後でそれをぶち壊しに来られるとか


こんな絶望があってたまる


私はもう二度とMVPシステムを搭載したルールでは遊ぶつもりはない。

MVPシステムのあるゲームで2つほどキャンペーンやってたけど、二度とやらない。というか、やれない。

MVP選択の度に恐怖に晒されるだろうし、仮に奇跡的に選んでもらえたとしてもおそらくもう喜べないだろう。

大体、そういう状況になった時に泣かずにいられるかまるで自信がない。

キャンペーンのうち1つは、一度時間切れでMVP選べなくて「次回までにMVP決めてきてね!」と言われたのが原因のひとつとなってその次回に適当理由をつけて休んだ。

そのセッションに関してはMVP選択されたかキャラシーに何ポイント入れておいてね、などという話は以降なかったので、おそらく「また」だったのだろう。

ほんと参加しなくてよかったと今になって思ったので、その頃からもうだいぶ限界だったと思われる。

ダイスロールで一喜一憂するのが好きだった。

誰かのロールに笑ったり、感心したり、感動したりするのが好きだった。

自分が言ったことで笑ったり楽しんでもらえるのが好きだった。

そんな交々をリプレイにして、面白かったって言ってもらえるのが好きだった。

そういう楽しい思い出がなかったことになる勢いで悲しい思いをしていること自体が、今一番つらい。

ブランク込みだけど一応学生時代から長い間TRPGプレイしてきて、こんなことで限界を迎えるとは思わなかった。

私は誰にも選ばれない。

誰にも選ばれない、という呪いを、自分自分にかけ続けるのだ。

2020-08-31

anond:20200830222134

たぶん単純に世代ギャップだろうなと思うよ、そういう幼児化とか大手がやってた時代に覚えがある

彼女らが結婚して子を持ち同じことを続けているんだろう

彼女らは性欲の形が異性愛にも適していた故に結婚出産という人生イベントが発生していて、同人女のなかでも性欲の形が異性愛に適さないかBLを書いてるタイプ人種から見ると気持ち悪く思う

出産などで同人文化でのブランクがあるのか単純に同じメンツでずっといるせいか自分同人文化に入った頃の感覚のままやってて今の常識とズレている

2020-08-30

そもそも結婚出産しないかもしれない人もそのうち辞めるものだと思われてキャリアを積めなかったのがひとつ目の問題

もうひとつは、正社員キャリアが一度途切れた後に、もう一度正社員キャリアに戻れないということ。これは今も変わってなくて、産んでからどうやって産む前と同等の地位に戻れるか、みたいなとこを闘ってる(戻れない場合を「マミトラックにのる」などという)。もし離職してたら、低賃金非正規しか得られない。

一方で、男性は「誰でも正社員キャリアが途切れ得る」という状態ではなかった。育児介護も妻がやる前提だったから。一方で、育児介護をしながらパートタイムで働く、という選択肢は今はあまりない。介護離職した人のセカンドキャリアとかね。

男女平等正社員中途採用の門戸を職歴ブランクのある人(たぶん主に女性)にも解放するということでもある。何が「正社員は大変だなー」だよ。現場非正規薄給のままマネジメントまでさせられてるなんてよくある話じゃん。ワープアなめんな。

あとは、介護職とか保育職とか伝統的に従事者に女性が多い職種賃金が抑えられている、というところがなんとかなればねー。それだけで賃金格差は結構マシになるんじゃないの。肉体労働感情労働しかも人の命を預かるっつーすごい大事仕事なのになんであんなに安いのか。

https://anond.hatelabo.jp/20200829112242

2020-08-19

anond:20200817094540

俺なら会社に素直に相談して、期限決めていったん辞めてみる

そんで1年か2年、やりたいことだけやってみる

んで結果が出なければ元の仕事に戻る

せいぜい1~2年のブランクで30代なら全然戻れると思う

2020-08-06

anond:20200806001842

ブランクがあると不安だけど案外すぐに勘を取り戻せるよ

2020-08-05

anond:20200729172706

お疲れ様でした。求めてるやつかはわからないけど自分体験も含めて書く。

轟沈条件が不確かだった(気がする)相当昔、自分もやってしまたことがあった。

巷では大破進撃しても大丈夫だったよーとか(たまたまだろう)、中破進撃だったのに沈んだ(多分見間違いだろう)とか色々言われてた頃。今は大破進撃ダメ絶対と言われているけど。

当時は正直ショックを感じるほどその子艦娘艦これ愛着は持っていなかったよ。うわやってしまった、くらい。

流行り物とはいえ、取り返しのつかない轟沈システム自体話題ひとつだったなあと回想。

多忙でいつのまにか引退してしまったけど、去年なんとなく懐かしくなって復帰した。

流行ってるからじゃなく、ブランクありきでもどこまでゴリ押しできるかを楽しみ始めたか全然違う気持ちで遊んでたのね。もちろん大破進撃はしなかった。

でも、それからしばらくしてからの子を沈めてしまった。不注意だった。さっきまで中破だったのにあれなんで大破?え?と思ってるうちだった。

どうでもいいけど、自分眼鏡から読んでたら思い出してひやっとしてしまった。つらいよね。

なんか、昔よりもその時のほうがショックだったんだよな。なんてったってもう艦これ艦娘自分生活の一部になってたから。お察しします。

なんか長くて重たくなっちゃったけど、こちらは折り合いついたら楽しめるように戻っていった。ただなんで折り合いつけられたかはわからない。(コモン艦ですぐに再会できたからだろうか。。でもこの前までいたあの子じゃないんだよなと思いはした。蛇足)

梅雨イベはなんだかんだで今月中旬までだし、ボリューム報酬も良さげだし、一提督としてはそちらも楽しめるといいねと思いつつ。

2020-07-28

仕事営業やりたくない人の話。

営業職というぜったいやりたくないと思っていた職に就いての感想は「まじでしんどい」ということである

転職活動をしていざ入社したら営業しか新規開拓というとんでもな部署に配属されてしまった。

本当につらい。電話かけて断られて。アポ取ってうまく話せず。何が楽しいんだこの職業

営業としてやるべきことを考えることはした。報告書作成営業先のマップ作成。再アプローチ。情収集自分が考えうる営業としての業務をこなしてきた。ただやっぱり数字に対してかなり苦手意識がある。粗利?純利?原価?はて。そういったのはわかる人がやってくれ。数字転がしは苦手意識があって覚える気になれない。

これが営業をやりたくない理由だ。

あ~~~~~~~~~しんど。

つらくても一年やれとか時間無駄しか感じない。やりたくないことだしそもそも望んでいない。望んで飛び込んだ職種なら一生懸命やろうとかこれでスキルを身に着けていこうとか考えるのだろうけどおあいにく様一度も望んでなどいない。

まれたってやりたくない。そんな職種だ。向いてない。

新卒で向いてる向いてないの話がでるのはまぁわかる。いやそれでもだいぶわからんけど。

社会人歴14年のアラサーですよ???そんな次元もう超えてません????向いてるって今更気づくか?14年技術職やってきて(ごめん、うそちょっとブランクある)

今更営業向いてた!営業楽しい!なんて普通思うか?

私は思わん。会社ばかなの?ちょっとパソコンスキル()があるからって普通営業に入れる?しか営業部発足1年。

先輩は私が入社する1か月前に1人入社。言ってしまえば私も先輩もぺーぺーだ。(先輩も営業経験はあるらしいが仕事ぶりからしてベテランというほどではない)

唯一の救いは営業ノルマを課されていないことだ。

経験者にノルマ課してたら即日で辞めてる。

今辞めてないのはこの実績もない新人みたいな仕事しかできなくても中途採用程度には給料保証されている。

コロナ仕事も受注できていないが給料は毎月振り込まれている。コロナで職を失ったり賃金が下げられたりしている人からすれば恵まれていること恵まれていること。

加えてほぼ残業無し。というか仕事がなくて一日アポ1件電話しただけで終わる日もある。

仕事が終わらなくてサビ残しているような人からずれば天国のような環境だろう。それでも私はこの仕事死ぬほどしんどい

因みに今これを書いている隣で先輩は居眠りをしている。私はWordでひたすら自分の思いのたけを打ち込んでいる。これで給料もらえるのだから楽といわれても仕方ない。甘えだといわれるのも想像がつく。

それでも辞めたいし私はこの仕事をもう二度とやりたくない。

感情の赴くままに書いたので読みづらさはあるがこれが営業やりたくない人間営業やった時の感情の記録として書き留める。

とりあえず設計だと言って採用して営業に配属させた会社ホンマクソ。

2020-07-27

妻の話を聞くのが限界

40代男性結婚10+数年。

妻は妊娠出産の一時期は専業主婦をしていたものの、徐々に仕事に復帰し始めて、今はフルタイムで勤務している。最初の勤務先に復職しているのではなく、新たに就職し始めた感じ。とはいえ、もう全部合わせると5年以上のフルタイム勤務を続けている。

 

妻はもともと僕との会話で、延々と愚痴を話すような人間だった。それは付き合いたてのころもそうだし、結婚したての頃も、妊娠出産して専業主婦をしているころも、そしてもちろん今も。

愚痴の内容はその時期の彼女属性に基づくものになる。

 

結婚前は職場での立場の低さからくる給与仕事内容のバランスの悪さや、友人たちとのライフステージに対する焦燥感についてのもの、その矛先はしばし僕に向き、いつになったら態度をはっきりして結婚に向けて進めてくれるのか、一人暮らしはいい加減に疲れたし、家賃もったいないから、そろそろ一緒に住みたいみたいなことを毎日毎日電話で一日に30分以上話していた。休日に顔を合わせると一日中そういう話を僕にしていた。

その頃の僕は、前の彼女と別れた理由が「僕が彼女の話を聞かず、僕の愚痴ばかり話すこと」だったこともあって、自分が話すより相手が話してくれる楽さと頼られている心地よさに身をゆだねていた。

 

結婚してから愚痴は、仕事のものが一気に増えた。彼女転職先がひどいパワハラ職場で、いつも莫大なストレスを抱えていたからだった。かつ、仕事時間基本的孤独環境になりやすかったこともあり、同僚と共有するような感じになりにくかったこともあったようだ。

そして、仕事ストレス八つ当たり的に僕に対して、「子供を作る気はあるのか」「いつまでこんな狭い家に住む気なのか」とか詰め寄り続けた。僕は仕事でかなり大きな問題を抱えていたが、それを妻に愚痴ことなく、休日マンションモデルルーム見学に何度となく歩き回った。あの時期、おそらく全部で20件はマンションを見たと思う。彼女はどこに住みたいとか具体的なイメージを持つことなく、僕がネットや分厚い情報誌(当時は電話帳くらいの住宅情報誌が毎週出ていた)を探しながらリストアップしたマンションに対し、この町は好きだけど、部屋が狭いとか、このマンションはすごく雰囲気がいいけど、街が嫌いとか、この地域は好きだし、マンションも好きだけど、駅から遠すぎて通勤イメージがつかないとか、ずっと文句を言い続けた。結果的には、最初から3番目に見たマンション半年近くたって完成目前のタイミングで再度見学をしたら、運よく出物の部屋があり、そこに決めた。

 

子ども結婚3年目でできた。3年目ならごく普通タイミングだと思うのだが、彼女は30代前半のうちに何とかほしかったらしく、最後の方は不妊外来にも通っていた。一度は僕も精液検査をしたのを覚えている。

子育てが始まると生活リズム完璧にしたい彼女は、僕が子どもの就寝時間に帰ってくるのをひどく嫌って、そういう時間帰宅するとものすごく不機嫌になった。そして、ママ友の家の話をしたりして、その夫の献身ぶりや子煩悩ぶりを延々と僕に愚痴った。僕は休日には子供とべったり過ごして、買い物や妻の食事の世話をしたり、妻を休ませるために子どもと二人でぶらぶらと散歩したりした。それでも妻の愚痴は止まらなかった。その愚痴の中には「子供は二人いないとかわいそう」という、一人っ子の僕に対して、何を本気で言ってるの、それ、みたいなことも含まれた。

とはいえ、数年後に子供はもう1人できた。子どもが二人になると子どもと家庭に関する愚痴は2倍かと思ったら3倍になった。僕の家事労働力は飛躍的にアップした。僕はたまたま休日子どもの体調が悪かったりすると僕が一人で病院に連れていくことも日常茶飯事だった。土曜日なら小児科でも父親だけで連れてくる家庭は少なくないだろうと思ったが、全然そんなことなく僕は母親たちに紛れて、子どもと待合室で絵本を読んだりしていた。それでも週末に登山キャンプだ、アクティティだと繰り出したりすることが苦手な僕は、妻から見ると子供との時間をさぼってる夫に見えていたようだ。そして、そういう体験を与えなかったことで、子どもたちがインドアになったと今でも思っている節がある。

 

の子どもが幼稚園に通い始めたタイミングで、徐々に妻は仕事に復帰し始めた。朝の幼稚園の送りは僕の仕事になる機会が増えた。幼稚園に送るとどうしても朝の出勤時間が数十分間に合わなくなり、それが毎日続くので、上司に白い目で見られた。僕は事情説明して了解をとったものの、やっぱり、それは時間ルーズイメージを作っており、若干査定に響いた(数年後にコアフレックスになったので、今の後輩たちは自由に送り迎えをしている)妻は子育て愚痴に加え、仕事愚痴が爆発的に増えた。仕事の内容的にブランクが足をいろいろ引っ張るらしく、しかも、年齢的にはかなり厳しい状況で新領域チャレンジすることもあり、その悩みは大きかったのは薄々わかるが、その愚痴を吐き出す先は僕一人だった。妻の職場環境や同僚などについて僕はひどく詳しくなったけど、たぶん妻は僕が今どんなことを仕事にしていて、どんな人と働いているのかは全く知らない。たぶん、会社辞めてもしばらくは気づかないんじゃないかな。

 

そして、新型コロナの猛威が世界を覆い始めた。

うちの会社リモートワークを導入し、僕の出勤回数は大きく減った。自宅で仕事をするようになると必然的家事の一部を僕が賄うようになる。僕が平日の夕飯をつくることも大きく増えた。もともとサポートしていた掃除洗濯も僕がやることが多くなった。

妻はリモートワークがしずらい職種なこともあり、出勤を続けている。4月ごろは日々減っていく通勤客と自分感染するかもしれない恐怖を毎日30分くらい愚痴っていた。それ以外にも職場愚痴を1時間程度、子どもたちに関する愚痴(主に一日中ごろごろしてるとか部屋が汚いとか)を1時間程度話している、その話はたいてい僕がしっかり怒らないからだという結論に収斂される。この辺の愚痴は今に至るまでずっと続いている。僕は本を読んだり、スマホを見たりしながら3割程度耳を傾けて聞いている。家事に関する愚痴が大きく減ったのが救いだ。まあ、部屋の掃除ちゃんとしてないとかあるけど。

 

考えてみると妻が日常生活で楽しかたこと、感動したこと面白かったことを聞いたことはこの5年はない。テレビ番組ストレス発散できるタイプならいいのだが、なんでもかんでもnot for meにしてしまうので、僕への愚痴に収斂してしまう。お前の大好きだった80年代90年代バラエティより今のほうが面白ものはるかに多いよ。ネット記事に心をざわつかせてるのに、子どもYouTuberの話をうのみにするのをバカにするのはダブルスタンダードだと思うんだがね。子どもボカロとかネット音楽を好きなのと、お前が90年代クラブポップが好きなのは何も変わらないといつになったら気づくのかね。

もう足掛け15年程度は妻の愚痴を聞き続けているが、いつの間にか自分限界が来ているように思う。毎日家で仕事をしていても妻が帰ってくる時間憂鬱になる。妻が最初に何について愚痴るのかを考えると気が重くなる。妻と過ごす寝るまでの6時間程度をどうやってやり過ごそうかを考える。日々、やり過ごすだけで過ぎ去っていくように思う。新しいことは家でも仕事でも何もしていない気がする。家庭のある人、NetflixとかAmazonプライムとかどうやって見てるの? そんな自分のためにテレビを使う時間なんてどこにもないんだけど。というか、自分のために時間を確保するなんて、子どもができてから家の中では微塵もない。

僕は時々妻と結婚しなかったら、こういう愚痴時間を何に使っていたのかを考える。

2020-07-26

anond:20200726211757

解雇規制諸悪の根源

キャリアって日本では総合職新卒一括入社転職してない場合限定されちゃってる面がある。

転勤を断ると会社でのキャリアに傷がつくと思われてるのもそのせい。

転職してキャリアアップする人はいまだにかなり少数派。

その場合も前職との間にブランクはあってはいけないとか馬鹿馬鹿しい慣習がまだ残っている。

新卒カードだの終身雇用だの20世紀幻想払拭すれば、出産子育て後に復職する女性ハンディはかなり少なくなるはず。

2020-07-22

旦那優しい子なし専業主婦サイコー

めっちゃ自慢したいけど、親とか友達とかまわりの誰にも言えないからここで自慢するわ。

あ~~子なし専業主婦だけど、ほんっっと毎日最高にラク平和だわ~~~

旦那は優しくて大雑把だから家事適当でいいし、毎日洗濯ぐらいしかしてないわ~~

あとは人の金で漫画買ったり、新宿御苑散歩しに行ったり、デパ地下ケーキ買って食べるくらいしか予定がない~~最高~~~

社会と繋がってないし、勉強もしてないし、運動もしてないし、履歴書ブランク絶賛更新中だけど、もはやどうでもよくなってきた。

転勤族結婚する前は「成人した人間はサスティナブルな労働をし続けなけばならない」とか思ってて、

氷河期地獄就活を経て、22歳から29歳まで、ブラック気味な中小企業一生懸命働いて、

転職して給料あげたり、頑張りすぎて鬱になったりして苦しんでたけど、

いざドロップアウトして専業主婦というニートしてみたら、生きててまじでまじで平和だわ~

なんであんなに「せねばならない…」と必死に前向きに労働にあがき続けていたのか…あの頃の苦しみはなんだったのか・・・

別にそこまでになんなくても普通に働けてる人もいっぱいいるし(旦那などそういうタイプ)まじで労働向いてなかったんだな。

キャリアウーマンに憧れてたけど、周りを気にするタイプで向いてないし、ぽんこつは悲しいね

ま、全ては過去のことだし、いまは平和ラクチン。

旦那は32歳年収800万円の東大卒、安定な上場企業勤務だし、スポーツマンで顔も好きなタイプ絶対浮気しそうにないし、

酒もギャンブルもやらないし、金のかかる趣味もないし、仙人のように穏やかで私のこと好き(私も好き)だし、

仕事の都合上、朝食も夕食も外で食べてくるから、週末しか料理しなくていいし、

部屋が汚れてるの気にしないタイプから、むしろ私がしたいタイミング(3~4日に1回の掃除機)が先に来るし、

親戚づきあいゼロだし、ご近所づきあいゼロだし、すべての付き合いがゼロで、まじで、義務が、ほぼない。

お小遣いも毎月旦那と同額(3万円)もらってるし、なんならちょっと超えても甘やかされて許されてるし。

こんなに何もしない主婦なのに、朝も見送りの出迎えも寝ててしない、でもむしろちゃん睡眠とりなね」と甘やかされている。

仕事に関しても「まじでどっちでもい、欲しいものあるなら自分で稼いだら良いんじゃない?」だし、

遊ぶ金欲しさ仕事探して、でもめんどくさくなって「働きたくね~」とか言ってたら「なにもしなくて良いんだよ」だし、平和~~。

これ以上何もしなくていいって、何を想定しているんだ?

旦那家事料理も上手だねえ、とか言っててこれで満足らしいし(まじか、お手軽なやつだな)

わたし仕事は「栄養をとって睡眠をとって健康長生きしてね」だけらしいです。え~~~ラク~~~。

大した贅沢はできないけど、ショッピングモールで100時間カレー食べて、たまに服買って、

ジェラピケカフェクレープアイストッピングして休憩して、ぶらぶら都心散歩してみたり、

ネットフリックスして、ニンテンドースイッチで遊んで、寝たいときには寝て、

月に一度くらい夫婦でまわらないお寿司屋さんにデートしに行ったりして、

他の日々はな~んもないけど旦那と仲良く子供のように戯れて過ごしている。

幸せだな~~~~~あ~~~ラク平和~~~~さいこ~~~今の生活さいこ~~

ハッピーライフなんだけど、末永く幸せに過ごしたい、もう一生働きたくないでござる。





7月24日追記==================

ブコメなどたくさんありがとうございますしかも優しい人多い…!すごい。

ちなみにぽんこつなのもニートみたいなのも「私」に限ったことなので、「専業主婦」がってことじゃないです!書き方悪かったらごめんなさい。

あと「サイコサスペンスなら夫に肥育されている説」みたいなのセンス良すぎて笑いました。

信書こうと思ったのですが、こんなんなったよ~と報告したらおれも書こうかな!と夫がノリノリになってきたので追記してもらいました。

https://anond.hatelabo.jp/20200724090248

2020-07-20

anond:20200719182326

いや理由は夫に聞けよ。子供が欲しいと思いたいから他の人の理由を知りたいってこと?

子供に関する希望は、結婚前にすりあわせておくものだと思っていた。作る作らないで悩んでいるようだけれど、作って仕事を辞めるか、仕事を続けて離婚してあげるかの二択なのでは。

でも欲しがっているのは夫なのに、当然のように自分仕事を続ける気なのが謎だ。出産回復にかかる分だけ休んで復帰すれば、それほどブランクにならずに済むだろう。夫が仕事を辞めて、落ち着いたら時短勤務できる職種転職する。増田が養える稼ぎならそういう選択肢もあるよ。

障害リスク男性の年齢の方が大きく関係するらしいので、相手を探し直すなら早い方がいい。子供を作らず今のまま暮らすことはできないんじゃないかな。

anond:20200719113725

増田のいた派遣先の、主婦の人たちってどんな経歴なんだろう?

20ブランクあって前職はレジパートでしたって人じゃないんだろうな。若いときIT関係総合職出産退職か小1の壁で退職子供の手が離れたから昔とった杵柄でやってるんだろうな…。

私はスキルいか最低賃金入力事務にしがみつくしかないや。

2020-07-19

誰か、ガチ目の質問なんだが、職業訓練ってさ

社会生活訓練オンリーコースとかある?

プログラミングで食って生きたくてやってきたはずが、体壊して休んでいるうちにブランク空いちゃっって、もう第一線ではやっていけないなあ、でもコード書くんだったら他の人よりできるのになあ、って思ってしまう。そんなことは忘れてなんとか食いつなぐ道を探すべきなのだろうが、当時の風潮に甘えて社会生活おざなりにしてきた。こんな社会人としてのスキルを全く持っていない中年が入ってこられたら、迷惑だと思うんだよね…。社会人としてというか、人間同士のコミュニケーション自体おざなりにしてきた。そんなんでも当時はコードが書ける方が価値があった時代もあったんだ。

アメリカだと、年齢性別顔写真はむしろ提示されて落とすと差別と言われる可能性が高いから、書類選考段階では送ってこないで欲しいくらいらしいんだよねーいやなんか年齢がさーもうマネージメントとかやっていて欲しいアラフォーで、そんなんが下についたせいで若者がやりにくくなるなら死んだ方がマシっていうか。差別由来の年齢不考慮就職後の話がごっちゃになってし、誰に何をどうして欲しいのか分からない。

あー、なんか、なにをどこにどう相談したら良いのかも分からない。

今ホッテンの派遣の話では会話がおぼつかなくても問題ないって書いてあるけれど、本当に?

そのレベルなのに職種を選ぼうとしているのが駄目なんだろうが、もう他に何かできる気がしない。お金をもらうっていうのは他人利益になるってことじゃんんか…自分人間としての能力じゃ負担しかならない。利益出したいよ…だって普通に働いていたら自分の働きの三倍は会社利益を出さないといけないんでしょう。ああもう、そんな自分とはもう関係の無いはずのことばかりが足枷になる。

ごめん質問の形になっていないな…ぐちゃぐちゃだ。

2020-07-12

3月からずっと休業で、必要最低限な用事以外ではずっと家にいる

ぐうたら過ごして仕事ブランクを作ってしまうのも嫌なので、これまで生産的なことは継続してやってきたつもりなんだけど、少し疲れたのでこの一週間意図的に休んでみた

まりに退屈で死にそうだった

どうやら何かしらやっていないと病むようだ

6年くらい勤めた今の職場にも飽きてきたし、ここらで転職するのも手だと思うんだけど、なんだか怖い

遥か昔の学歴に縋るならMARCH理系院卒クラスではあるものの、自分は何もできない人間なんじゃないかって思ってしまう(事実そうなのかもしれないが)

人生を諦めて、実家寄生して、1000万の貯金をすり減らしながら細々とこの先生きていけば良いのか

どうしたら良いかなぁ

一人でいるデメリットは考えが変に凝り固まってしまうことだ

2020-06-19

塾でアルバイトをしていた頃の思い出

大学2年の夏から卒業するまでの2年半、塾でバイトをしていた。

菅直人似の塾長が一人でやってる個人経営の小さな学習塾で、中高生英語を教えたり電話番や事務作業をやったりしていた。特に仕事がなければ大学課題なり内職をやっていてOKという恐ろしくゆるい環境だった。

英語科のT先生長身で飄々とした雰囲気イケメンだった。掛け持ちで高校非常勤講師もやっていた。

学校と塾の掛け持ちって大変じゃないですかと聞いてみたら、「常勤先生はそうだろうけど、非常勤ならそうでもないよ。俺も必要最低限の仕事だけして切り上げてるし」とのことで、要領よくて羨ましいなと思った。

同時に「まぁでも学校先生より塾講師の方がずっと楽だねー。学校では英語の他に道徳も教えなきゃいけないからさ」とか言ってておいおいと思ったが、そのゆるさが生徒には人気だったし、何より教え方も抜群に上手かった。それにしても道徳って高校でも教えなきゃいけないのかと、先生という職業の大変さがしのばれた。彼くらい割り切っていなければやっていられないのかもしれないなと思った。

私とほぼ同時期にバイトを始めた英語科のY先生とは、同性で年も近く大学も同じということですぐに仲良くなった。Y先生クール系の美女サバサバして教え方も上手くて私の憧れだったのだが、致命的に男運がなかった。彼女の恋バナを聞く度、なんでこんなカッコいい先生がそんなダメ男とずるずる付き合ってるんだろうと不思議でならなかった。

ある日Y先生に「ね〜増田先生私もうどうしたらいいと思う?率直に聞かせて!」と言われたので「別れた方がいいと思います。Y先生にはもっといい男がいるはずです」と正直に答えた。すると「増田先生ってば普段はどっちかっていうとのんびりしてる方なのにこんなにすっぱり言ってくれるのやばいめっちゃ気持ちいい!」といまいちよく分からない感激をされた。

私はY先生には是非とも彼女に見合う素敵な男性幸せになってほしい一心だったのだが、アドバイス方向性があれで合っていたのか自信がない。その後Y先生彼氏と別れたのかどうかも知らない(なんとなく聞けずじまいだった)。

Kくんは柔道部稽古に打ち込むスポーツ少年だった。稽古にのめり込むあまり成績が下がってしまったとのことだったが、真面目で地頭はよく、教えたら教えただけ英語の成績は上がっていった。

Kくん真面目ですごくいい子ですねーと塾長に話したら、「いや〜あいつ家ではクソババーとか言って母ちゃん困らせてるんだってよ」と意外な一面を教えてもらった。「まあ男子中学生なんてみんなそんなもんだなー」と塾長はワッハッハと笑っていた。

それ以来、私の言うことにはみんな素直に従うKくんを見ていたらなんだかおかしくなってしまった。Kくんはまるで弟みたいな感じだった。一度、こっそり流行りの漫画を貸してくれたこともあった。2年の間に、いつの間にかすっかり背も追い越されていた。

もしこれが本当の弟だったなら、きっと私がクソババー呼ばわりされていたに違いないのだろうなと思った。

数カ月後Kくんの弟のUくんも教えることになった。彼は心臓ちょっとした病気を抱えていてその手術のため数ヶ月入院しており、一週間前に退院したばかりとのことだった。

最初の授業の日、手術とかプライベートなことにはあまり突っ込まれたくないかなと思い、そこには触れず当たり障りのない授業をした。授業後、塾長に呼び出された。「Uくんがね…」まずい、なにか粗相をしてしまっただろうかと身構えた。「Uくんがね、手術のこと聞いてほしかったって」「えっ」「先生がそこにノータッチで寂しかったんだってさ。次はちょっと話聞いてやってよ」

一週間後、2度目の授業で「Uくん入院してたんだって?手術大変だった?」と聞いてみた。途端にUくんの顔がぱっと明るくなった。彼はお兄ちゃんのKくんと比べるととても物静かな子だったが、私の言葉に確かに嬉しそうにうなずいていた。

ちなみにUくんはお兄ちゃん同様めちゃくちゃ優秀な生徒だった。あまりに手がかからなさすぎて彼のコマボーナスタイムみたいなもので、こんな生徒ばかりならどれだけ楽かと思っていた。

お世辞にも進学塾とは言えない塾だったのでやる気のある生徒は少なかったのだが、そんな中でもIちゃん学校での成績も優秀で、塾での授業が終わったあともずっと自習スペースで勉強しているような真面目な子だった。

Iちゃん真面目ですよね〜他の子もこれくらい勉強してくれればいいのにとY先生に言ったら、「でもあの子T先生と付き合ってるよね」と衝撃の事実を聞かされた。何で知ってるんですか?と聞いたら、彼女は「私も高校生の頃教師と付き合ってたから。あの感じは間違いないよ。うん、間違いない」と返されそれ以上IちゃんのこともY先生過去も追及できなかった。

かにT先生指導項目から道徳は抜け落ちていた。

夏期講習になると生徒たちはみんな私服で通塾してくるようになる。ある日私に参考書コピーを頼んできた女子生徒は、夏らしくとても可愛いワンピースを着ていた。「そのワンピース可愛いね。前も着てたよね?」と話しかけた。「前も?」とみるみるうちに彼女の顔が曇っていって、しまったと思ったが遅かった。ごめん、そういう訳じゃなくて、と取り繕う間もなく、彼女コピーを受け取るとすぐに行ってしまった。

その日は家に帰ってから自分コミュニケーションの下手くそさ加減にだいぶ落ち込んだ。

機械音痴塾長に代わって、彼が昔購入したまま放置していたパソコンセットアップを頼まれた。私の腰ほどまであるかいダンボール箱に詰め込まれた、小さな個人塾には明らかにオーバースペックデスクトップPCで、塾長はなんでこんなの買ったんだろうと思った。

教室セットアップをしていたら、女子生徒2人組が入ってきた。彼女たちはいわゆるギャルというやつで私とは対極にある人種であり、話したこともないのに一方的に苦手意識を持っていた。だが2人は私を見るなり「先生なにやってんの〜?あ〜なにこれ先生の筆箱かわい〜♥」ときゃぴきゃぴ盛り上がり、私の隣で仲良く自習を始めていた。

少し経った頃勉強に飽きたのか2人が話しかけてきた。「先生なんでそんなことやってんの?」「塾長に頼まれたんだよ」「え〜でもそういうのって男子仕事じゃーん!」「そうかな?」「普通そうだよ〜そーいうのは男子やらせなきゃ!」「でも先生こういうの結構好きなんだよねー」「そっか〜!」みたいな会話をした覚えがある。彼女らの屈託のなさが眩しかった。私も彼女らのように臆せず他人と明るく話せたならなあと思いながら、夜家までの坂道チャリで漕いだ。

卒業就職を期にバイトは辞めたが、とてもいい職場だった。辞める日、「増田先生辞めたとは思ってないからさ、いつでも来てよ。ほら、先生紹介の紙も貼ったままにしておくからさ」と壁を指し笑う塾長を見ながら、このおっさんまた調子のいいこと言ってんなーと思った。

先日、結婚の報告も兼ねて久しぶりに塾を訪ねた。数年のブランクを感じさせない気さくさで塾長は変わらず出迎えてくれた。

しかし私の紹介の紙は既になくなっていた。やっぱりなと笑ったが、そもそも他の先生達の紹介もなくなっていた。その代わり、壁には私が勤めていた頃の3倍くらいの量の「目指せ○○大合格」の紙がずらーっと貼ってあって、その一枚一枚に生徒たちの手書き抱負が書かれていた。

楽しい職場だった。特に塾長には本当にお世話になった。もっともっと勤めていたかった。

2020-06-14

物理数学の履修時期は常に1年すれ違っている

物理学は常に数学の発展と共に進歩してきた。

というより物理学から必要に駆られた要請によって新たな数学概念が切り開かれてきた。

したがって当然、物理を学ぶ際には現象のもの理解とその裏に潜む数学的内容の理解が両輪となるのだが、

なぜだか日本学校教育においては、この前提が上手く機能していない。

物理分野においてある現象を習ったその翌年に、ようやく数学分野において必要概念が登場するといった具合だ。

具体的には、以下のようなものがある。

まあ大学まで来ると履修順もある程度好きにできるのであくま一般的な例だが、それでも通常のシラバスでは上記時期に学ぶとされることが多い。

なぜこのようなことになっているのだろう?

はっきり言って物理が「公式の暗記ゲー」になっているのはほとんどこのすれ違いが要因だ。根本的に理解するための道具がないから、その結果だけを公式として先回りに輸入しているのだ。

単純に小学校低学年の段階で理科の履修時期を1年後送りにすれば済むと思うのだが、何か問題があるのだろうか?

(Appendix)

現行(今年度より順次終了)の指導要領は以下

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/1356249.htm

順次適用される新指導要領は以下

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/1384661.htm

ブクマ返し

かにそこで知識として触れることになっている。ちゃんとやるのは中1だが、そこは誤解を招く表現だった。申し訳ない。

それはない。上記リンク参照。勝手にやってる所はあるかも。

大学カリキュラムはさすがに学校ごと、個人ごとに差が大きく、必ず上記の通りと言うつもりはない。しかベクトル解析は通常1年次の微分積分学ではやらないと思う。

また一般的に、物理の履修が数学に先んじる傾向が大学でも続くという部分は、どの大学でもおおまかには認められると思う。

思ったより各校で工夫されているらしい。それ自体はとても好ましい。

だが基本は指導要領の通り教わっているものであり自分の教わり方が「例外的に素晴らしかった」ことは認識していただきたい。

教師判断で「工夫」しなければいけない状態はどうなのか?

必ずしも初学者発見順に沿って学習する必要はないと思っている。

今の体系の中で、最もわかりやすい順番に並べ直すべき。

それ自体反論はないが、であれば上記のように物理内で微積を導入するなどして必要数学を身に付けさせなければ意味がない。

たとえば等加速度運動二乗公式を暗記させる必要は一切ないはず。

そして具体例から抽象化までに1年のブランクは遠すぎる。

また、個人的には数学はそれ自体完結する学問だと思っているので、常に物理のために数学があるような受取り方になるとしたらちょっと良くない(個人美学だが)

直前に書いた通り、自分はこの考えを指示する。異論はない。

物理要請数学が切り開かれた」というのは、そういう一事実があると言いたかっただけで「全ての数学が」というように受け取らせるつもりはなかった。

ここも誤解を招く表現でしたね。

2020-05-26

anond:20200526192421

失業保険貯金で2年半ほどぶらぶらした後、このブランクがどのくらいのものか聞いてみたけど全然問題なしと言われたよ

それまでに10年以上の開発の経歴があったからかな

テスター案件をやったら開発案件が降ってこなくなった

都内SEです。

去年「某金融プロジェクトが超炎上助けてくれ!」って言うから炎上案件ヘルプに入った。

ジョインしたらテストテストテストドキュメント作成作成作成連続

システム開発スキルを積みたかった俺のキャリアパスには全く合ってなかったんだけど、しょうがなくやったよ。

反吐吐きながらね。開発に食い込めないかと狙ったけど、まあでかい案件だったし末端社員には回ってこないよね。

1年くらい経って解放された。

そして、次の案件相談会社としたんだけど、ここ1年テストばっかりやってたかテスターとして見込まれたみたいで

次もテスト案件だって。「開発系の案件がやりたいです!」って当然言ったよ。そしたら

「ここ1年テストしかしてなかったでしょ。そういう人には開発の案件は無理だよ」

だって

いやいやいや、その案件をやる前は普通に開発してたんだが。。。1年のブランクみたいなのを会社危惧してんだって

会社のいうこと聞いてテストやってたのに。。。テストしかやってこなかっただろって指摘されるって。。。

いや、分かるよ、分かる。そういう役目にしかいられなかった俺が悪いんだってさ。

はあ。。。。。でもやりきれなくない?

どしたらいいん?

2020-05-16

35歳で職歴ブランク10年以上ある人を採用した話

https://togetter.com/li/1513071

こんなの絶対気持ちいいよね。

自分の気まぐれで人の人生を救っちゃって。パパ活女の子破滅してくの見るのと同じくらい気持ちいいと思う。

おまけでTwitterに語って、めっちゃ褒めてもらえるし。

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