2020-09-01

ポエムTRPGMVPシステムについて

はーいポエム書きまーす。

こいつどうしても吐き出したかったのではてなアカウント取ったらしい。

サイコロフィクション系のルールによくあるラストMVPシステムが嫌いだ。

何度もそれ系のセッションをやって、その度に私は選ばれなかった。

何度やっても、私は誰の琴線にも触れない。

誰が見てもこの人がMVPだろうという状況なんて一度もなかったし、現に票は毎回割れたのに、綺麗に私だけが避けられてきた。

消極的プレイをしたわけでもない。少なくともそんなつもりはない。

一度セッションした人たちと二度とやらなくなるなどいうこともない。要するに何か重大なことをやらかしハブられたわけでもない。

それでも、面白いように、私は選ばれない。

それでも私はセッション面白いから最後にそれが待ち構えていると知りつつ参加してきた。 そして、MVPを皆が指し示す時、今日こそは選んでもらえるかなと期待し、そして絶望するのだ。

でもセッション面白いから、やっぱり今日ダメだったかーと諦めてきた。

一度だけ、選んでもらえたことがある。

その時は相当舞い上がって、定期的に書いているリプレイで選んでもらっちゃったんだけど!とうきうきして書いた。

でもそれ以外の私が書くリプレイにはMVPシステムの話は出てこない。意図的に省いている。もちろんMVPシステム自体がないルールもあるけれども。

何故かは言わずもがな

蓄積ダメージがのしかかったのはつい先日のことだった。

MVPシステム搭載のルールで1日に2セッションをやった。

もちろん結果はお察し。そう。2回とも。2回ともだ。

他のプレイヤーが各々MVPで選ばれた分の経験値を入れている時に、何かがキレてしまった。

チャットを閉じた後に泣き、寝る時に泣き、夜が明けても通勤中に泣き、就業時間中に泣き、昼休みに泣き、帰り道で泣き、これを打っている時も泣いている。

落ち着いた、大丈夫だ、と思っても、このことを思い出すとまた際限なく泣いてしまう。

こんなことで、と思っても、涙が止まらない。

このシステムプレイヤーの善意を引き出すために設定されたものだと知った。

最終的にみんなに評価されると認識していれば、変なプレイはしないだろう、という牽制をこめたシステムなのだそうだ。

そんなシステム

人の善意を促すシステム

苦しめられているとか

もうこんなのどうしようもないじゃない

しかセッション中は本当に楽しんでいるのに

最後最後でそれをぶち壊しに来られるとか


こんな絶望があってたまる


私はもう二度とMVPシステムを搭載したルールでは遊ぶつもりはない。

MVPシステムのあるゲームで2つほどキャンペーンやってたけど、二度とやらない。というか、やれない。

MVP選択の度に恐怖に晒されるだろうし、仮に奇跡的に選んでもらえたとしてもおそらくもう喜べないだろう。

大体、そういう状況になった時に泣かずにいられるかまるで自信がない。

キャンペーンのうち1つは、一度時間切れでMVP選べなくて「次回までにMVP決めてきてね!」と言われたのが原因のひとつとなってその次回に適当理由をつけて休んだ。

そのセッションに関してはMVP選択されたかキャラシーに何ポイント入れておいてね、などという話は以降なかったので、おそらく「また」だったのだろう。

ほんと参加しなくてよかったと今になって思ったので、その頃からもうだいぶ限界だったと思われる。

ダイスロールで一喜一憂するのが好きだった。

誰かのロールに笑ったり、感心したり、感動したりするのが好きだった。

自分が言ったことで笑ったり楽しんでもらえるのが好きだった。

そんな交々をリプレイにして、面白かったって言ってもらえるのが好きだった。

そういう楽しい思い出がなかったことになる勢いで悲しい思いをしていること自体が、今一番つらい。

ブランク込みだけど一応学生時代から長い間TRPGプレイしてきて、こんなことで限界を迎えるとは思わなかった。

私は誰にも選ばれない。

誰にも選ばれない、という呪いを、自分自分にかけ続けるのだ。

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