はてなキーワード: キー局とは
http://kanasoku.info/articles/82480.html の自己責任論一色のコメントにむちゃくちゃ腹が立ったので向こうの掲示板に書こうとしたら不適切ワードで弾かれたのでこっちに書く。
受験前の1,2年間夫婦不和問題絶頂の家で過ごした俺は最後の8ヶ月で学年トップクラス(まあ5位以内、県内模試なら8千人中200位前後)から順位が二桁中盤まで転がり落ちて、無事別居・引越。ランク落とした高校にはTOP3で入ったが、おとなしかった弟はヤンキー化。中学卒業ごろには族の勧誘が強くて入れられそうになってたぐらい。
俺も無事卒業までにはケツから3位。予備校はおろか参考書も買えない、先生の質も低くひたすら板書と暗記しろというクソ授業。聞けども聞けども解説しない。反抗的とすらレッテルを貼られる。
ちなみに俺はノート一切取らずに90点代をキープしてたタイプ。良い授業ならその授業だけで大体頭に入るタイプ。
あー点数で思い出した。満点のハズのテストに限って1 が 7 に見えるとか7がクに見えるとか5が"ち”に見えるとかいう理由で何回100点を取らせて貰えなかったとか。あれでもう学校教育と先生に絶望したね。あー正解しても意味ねーんだ、頑張って考えて正解出しても意味ねーんだだっていう。
それにたまに学年トップ取ると先生が悪態ついてくるんだぞ?ノートも取らない不真面目な奴がトップ取ったら、他の真面目な奴(必死に板書写して授業聞いてないけど予備校通ってる馬鹿ども)が順位とれなくて可哀想だろ?と。授業聞いて努力して点取れねぇ方が馬鹿だっつの。それ以来卒業まで赤点ギリギリしか取らないようにして過ごしてた。
別居先の借家には自分の部屋はないしエアコンもない、弟の先輩ヤンキーが家のなかをうろつく。別居先の近所は族のたまり場と県内No2 のヤクザ屋敷の近くで発砲事件が東京キー局のTVニュースで報道されるほどで、碌に眠れない。
担任にはおまえは絶対大学進学はおろか就職も絶対出来ないぞ!と脅されて学校サボって適当に私立受けて合格した報告した時のツラと言って見たらww
お前の数学教師のクセに公式・公理の暗記ばかりで証明や過程、応用すっ飛ばし杉なんだよ。だからお前の授業は聞いてなかったんだよ。教科書見れば書いておあるレベルだから意味ねーんだよ。
んでそんな環境を作った愛のない両親を見て10代のうちに結婚なんかするかと決めて30年。俺の誓いは果たした。ざまあみろクソ親ども。俺は長男だがお前らはかってに一人で死ね。俺ら兄弟の人生をぶっ壊した責任をとれ。
話がずれた。おまえらこの環境で中学〜高校と過ごして国公立・宮廷クラスいける勉強と精神・モラルが育つと思ってるのか?
俺の実話だぞ。おれも孤独死するだろうがな。こんな人生だったから未だになんで結婚して家庭持ちたいと思うのかが全く分からん。
あと、正直言うと弟の方が俺より不幸だったと思う。学力発揮する前にグレざるを得なかったからな。地頭は悪くないんだ。ただ環境が価値観をひねくれさせてしまった。
元日本マイクロソフトの古川享さんブログより。このブログかなり前から消えてるんだけど、復活の目処は無いのだろうか
http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!4256.entry
https://web.archive.org/web/20061105065656/http://furukawablog.spaces.live.com/blog/cns!156823E649BD3714!4256.entry
さて、この話をいつかはちゃんと記述しておかねばと常々思っていたのですが、それに取り掛かろうと思うと胸の古傷が疼くというか、平常心を保って書こうと思ってもキーボードを叩く手に自然と汗が滲んでくるのです。しっかり深呼吸をして、書きます。(またまた長文にて、失礼)
まず、1999年5月24日発表の郵政省資料「地上デジタルTV放送方式について電気通信技術審議会から答申」に記述のある以下の文章をご査読ください;
「また、昨年9月の暫定方式や既に答申がなされているBSデジタル放送方式、CSデジタル放送方式の技術的条件において、実証実験を必要とする映像の表示方法とされていた720p(有効走査線数720本の順次走査による映像表示方法)について実験を行った結果、その性能が確認されたこと等が併せて報告されました。 この中で、720pは技術的にHDTV放送と位置付けることが可能である、と結論付けられています。」(同上答申より引用)
関連記事は、日経産業新聞(1999年5月25日PP.3)、日本経済新聞(1999年5月25日PP.11)、電波新聞(1999年5月26日PP.2)などにも掲載されています。
今となっては、720pや1080pのプログレッシブ方式はプラズマや液晶テレビとの親和性、映画やCGなどの映像制作に有利なバリアブル・ピッチによる撮影、パソコンによる編集や再生環境においてその優位性を疑う人は居ないと思うのですが...1998年からこの1999年5月24日までの間、この720pを日本の放送業界から抹殺しようとする「ありとあらゆる活動を展開した集団」がおり、その軋轢の中で多くの人が傷付き市場から去ることになったのでした。
私個人の主張、そしてマイクロソフトの立場は、1080iと720pどちらが良いか、どちらかひとつを採択するかではなく、仕様の中に1080iと720pを併記して頂きたいというものでした。 米国の放送方式はATSCによるHD放送に向けた放送の標準フォーマットとして早くから1080i、720p、480p、480iが規定されていました。50年以上前に発明されたテレビ放送が米国に合わせてNTSC方式を日本は採用し、ヨーロッパ・中国・ロシアなどがPAL方式を採用してきた背景からすれば、日米のテレビ方式がデジタル・ハイビジョン(HD放送)の時代になっても米国と同様の1080i及び720pを両方サポートするということは自然なことと思われました。日米間の互換性だけではなく、当時よりブラウン管チューブを使った重たいテレビ受像機は、急激な勢いでプラズマTVや液晶テレビに取って変わることは明らかであり、走査線が走り一本ずつの光るスダレを交互に表示して人間の眼の残像を利用してひとつの映像に重ね合わせるという飛び越し走査よりは、一つ一つのセルが自ら発光する、もしくは遮光をオン・オフして光源を反射もしくは直視し映像を表現するフラットパネルの時代には、プログレッシブ(順次)方式が有利と思われました。さらに、映像圧縮に採用されたMPEG2方式においては、1080iは22Mbpsでは最高品質の映像を表示するも、その転送レートを15Mbps以下まで落としてくると映像が破綻するという現象も既知のことでした。720pはMPEG2による映像圧縮でも15Mbpsでほぼ最高品質を達成し,12Mbpsでもほぼ実用の域を保ち、さらにMPEG2以外の圧縮方式MPEG4、H.264、WMV(現在のVC1)などを使えば8Mbpsから12MbpsでHD放送を伝送できるというのが、私たちの主張でした。
当時の私の主張をまとめると、「HD放送は1080iもしくは720pいずれでも撮影、記録、編集、伝送、受信、視聴できることとする。映像圧縮に関してはMPEG2に限らず、将来の斬新な圧縮技術を随時採択できることにする。コンテンツ保護技術や、個人の認証、課金技術は特定技術一つに限らず、複数の技術をそれぞれもしくは組み合わせて提供可能とする。放送と通信の融合(連携)サービスを記述するメタ言語はHTMLをベースに各種プラグインそしてXMLに対応する。XHTMLをベースにしたBMLはそのサブセットとして組み込む。」
それに対して、1080i擁護派は、「1080iが優れた方式で、議論の余地は無い、プログレッシブの話をするなら帰れ!!」(実際に砧の某研究所で当時の所長に言われた言葉ですが...今の所長さん(E並氏)はとても紳士ですので、私は尊敬しております。決して誤解のないように)郵政省の会合でも何度となく放送のプロ達に諭(さと)されたものです。「君はPC業界に都合の良い方向へ持っていこうとしてるんでしょ」「崇高な放送の世界を邪悪な世界に引き込もうとしている」と..多くの人が同席する会議の場で私は名指しで糾弾されたものです。
将来のデジタル放送の規格に720pは絶対入れないという強い意思とあらゆる活動は「1080iと720pを併記したらどうか」と主張する陣営を徹底的に痛めつけました。
当時、松下電器産業殿は720pの優位性を説きながらDVC Proをレリースされ、1080iと720pの両用機能を持った松下電器産業のHD D5という放送局用ビデオデッキは、AJ-HD2700やAJ-HD3700という型番で欧米の放送局でも沢山採用され、放送業界の権威あるエミー賞をDVC ProもHD D5も受賞されています。このD5というビデオデッキはNHK殿に納入する時、720pの機能が付いているなんてことがバレると殺されるので、本体に点在するボタンを11個以上押さないと、(つまり二人の人間の指を駆使してボタンを押さないと720pの機能はアクティブにならないように細工がしてあったそうです。)..まるで隠れキリシタンが隠し絵にキリスト像を描いていたような話でありますが..この類(たぐい)のプレッシャは日々激しいものになってきて、魔女狩りに駆り出された狂信的な信者が、誰彼となく次々と火あぶりに挙げるような行為が続いたのです。
480pと720pの実験放送をやっていた日本テレビのSさんとKさんの受けた仕打ちは、某放送局のEB沢さんから直接日テレ社長のUJ家氏に電話をかけてこられて、「お宅の技術のトップの人間は、ウチに対抗して何かやっているようだけど、けしからん話だ。そんなことではデジタル・ハイビジョンの映像をウチから供給できなくなるけれど、それでも良いのかねぇ」と迫ったそうです。その結果Sさん、Kさんは当然将来取締役が約束されてもおかしくない何十年にも渡る業界に対する貢献がありながらいつのまにか表街道を去ってしまうことになりました。
テレビ朝日殿が新しいスタジオを作るにあたり、1080i/720pの両用ビデオ・スイッチャーを東芝から導入された時、某放送局のキツイお達しがテレ朝と東芝に飛び、720pの機能は殺して納入するようにとの指示が飛んだそうです。そして、BS-iのスタジオ導入で,1080iのカメラと720pのカメラを性能評価したという話を聞きつけて、「まさか720pのカメラを導入するなんてことはありませんね?」という問い合わせが某局から入ったそうです。
TBS殿も全く同様にメインスタジオへのHD機材導入にあたって1080iと720pの両用システムの導入計画は純粋な技術的観点の選択肢だけではなく、それ以外の見えない力に奔走されておられました。「魂の報道」を標榜するTBS殿の報道部門が、DVC Pro 720pを採択されたことが、唯一の救いと感じられました。
NAB98の会場にて明日から開場というまさに前日のこと、某放送局のY氏、会場を事前に巡回されJVC殿の会場にて1080iと720pの両用カメラを発見、JVC殿に対して「好ましくない表示は控えるようにと一括」結果としてNAB98の初日には無残にも綺麗にできた展示パネルの1080i/720pの文字列の720pの部分にはガムテープが張ってありました。
毎週のようにこのような話を耳にするにつけ、これは魔女狩りでも特高警察の検閲でもあるまいに…現代の話なのに本当にそんなことが起っているのだろうかと自分の耳を疑っていました。そしてそれが、とうとう我が身にも降りかかったのでした。
1998年のNABショウでマイクロソフトは初めて放送関連のコンベンションで技術展示をすることになりました(関連記事)。松下殿より当時500万円程したHD D5デッキをマイクロソフトは購入し、1080iと720pの映像を左右1対で比較デモ表示し、どのように優位性が表示されるか比較デモを予定していました。1080iの標準的な撮影は1440x1150の1080i標準ビデオカメラによる撮影結果を1920x1080の映像に計算しなおし(アップスケール)、それをスダレのような偶数・奇数のフィールドに振り分け送出するという方式を取っていました(現在のデジタル・ハイビジョン放送の標準撮影方法です。)。そして同じ映像を1280x720の720p標準カメラで撮影しD5デッキに録画した映像をそのまま720pで再生するというデモ内容でした。映像の再生には当時の最高品質のCRTスタジオ・モニター(8000ドルクラスのSONY製品を2台)をマイクロソフトの展示会場に用意しておりました。比較展示用デモ映像は同じスタジオ環境で撮影した1080iと720pのそれぞれの映像データをお持ちの松下電器産業殿からD5の録画テープをお借りして、初日のデモへ向けて全ての設営と映像チェックが終わった時のことです。某放送局の方が、マイクロソフトのブースを垣間見るや、とても渋い顔をしておられます。
私は夕方の6時過ぎに会場の設営も終わり、ホテルに戻ろうとしていたところ、松下殿から緊急の連絡が入り、展示に使っていたビデオテープを持って松下殿の技術担当役員のホテルの部屋まで来て欲しいとのこと..部屋に入るとその役員さんは、ベッドの上にあぐらをかいて、その両脇には15人を超そうという松下の方々が壁沿いに2列にずらりと並んで座っているではないですか..その姿はまるで、新入りの囚人(私)が牢名主の親分に「今日からお世話になります」と仁義を切るのかい、というような雰囲気でありました。
そしてその親分さんが言うには、「そのテープ黙って置いて、帰ってくれ」とのこと..「冗談じゃない、そんなことしたら明日の展示は何も映像が表示できないではないですか?何故そんな唐突な話をこの期に及んでされるのですか」と問いただしたところ、松下がマイクロソフトに協力して720pを推進するのはけしからんと、某放送局からお叱りを受けたと..それだけでも絶句の出来事なのに…「とにかく松下から映像を貸し出すなどとんでもない..即効撤収してくるように」との具体的な命令を受け私は必至に食い下がり、「その映像作品は全て松下殿の著作物であり、某放送局に文句を言われる筋のモノでは無いはずです。それを何故ゆえに引き上げなければならないのですか?」と伺えば..「その中のヨーロッパのお城のシーンはARIB加盟各社がテスト映像として皆で利用するために松下が供出したもので、そのテスト映像をARIBの会員でもないマイクロソフトが勝手に使うのは如何なものか?」とのこと..私はさらに一歩も引かず交渉を続け…もしそれが現実になるのなら「明日の朝は急遽説明のパネルを書いて、某放送局の名前を実名で明らかにした上で、この名前の会社の不当な介入でマイクロソフトでは展示ができなくなりました」と張り出しますよとまで迫りましたが担当役員は首を立てに振りません。最期に私は「判りましたこのテープはここに置いて行きますが、夜中に誰かに盗まれたということにして私が犯人になりますから..盗難届けを出してください!!それでは如何でしょうか?」と交渉は3時間を越える押し問答となりました。
その結果最後に明らかにされた背景は、某放送局の方から松下の役員に語られた厳しい言葉でした。それは、「君、僕らは今年50億円くらい君の会社からモノ買う予定だよねぇ、そんな態度でいると、50億円のビジネス失うことになるよ、君ぃ!! それでも良いのだね!!!」というもので、担当役員は縮み上がってしまったのだそうです。技術担当の役員がマイクロソフトの展示に協力をした結果、50億円のビジネスを失うことになったら営業担当の役員との軋轢を生むことは必至であり、そこまでのリスクを負ってまでビデオテープをマイクロソフトに貸し出すわけにはいかないとの判断、私はビジネスの交渉でこんなに困り果てたことは一生に何度も無いというぐらい意気消沈しきっておりました。
夜10時にならんとするタイミングで、日本からシアトル経由でラスベガスに到着後、時差から回復する間も無く会場の設営を手伝っていた私はもうダウン寸前…そこで思いついた解決策は「判りました、このテープはお返ししましょう。その代わり今から新規に撮影を開始しますから、必要な機材と人を朝まで貸してください」と何とも無謀な提案を申し出たのでした。 NABのメイン会場からマイクロソフトの借りていたヒルトンホテルの部屋まで、HDカメラ(当時は100kg以上あったと思います)とD5のデッキを担いで深夜に部屋へ持ち込みスイッチャーや編集機もないままイッパツ撮りでデモ映像を仕上げなければなりません。私はそれまでにいくつかの放送スタジオに見学に行ったことはあるものの、映像プロデュースも撮影も全くのシロウトですので、カメラのライティング、撮影のオペレーションに付き合ってくれる人たち3人ほどに朝まで付き合ってもらいました。
途方に暮れて困ったことは、深夜の12時にラスベガスのホテルで撮影できる生素材など有りはしないのです。それも著作権、肖像権を侵害せず、HD映像の違いが際立って表現できる素材、なおかつ1080iより720pの方が綺麗に見えるという素材(多くは、風にそよぐ木々とか波打つ水面、キックされたサッカーボールなんてものが使われるのですが..残された時間に日中でロケハンに出かけることもできず、全てはラスベガス・ヒルトンの部屋で深夜、朝までの6時間以内に解決しなければなりません。
まず、深夜のルームサービスで果物の盛り込みを頼みました。そしてその果物の表面に霧を吹いて光るリンゴの表面に張り付く水滴なんてものを撮影しました。本格的なスタジオと違って光の回り方も映像のモニタを視ても、思ったような映像にはなりません。
夜も更けて3時を廻り4時にならんとした頃でしょうか、雑誌のカラーグラビアをメクりながら、この際著作権の許諾を無視して雑誌に写っている写真を撮影してしまおうか?こんな深夜にマトモに著作権の許諾などできる素材など有りはしないし、と途方に暮れていたところ、あるアイディアが湧き出てきました。「そうだ、ドル紙幣を撮影すれば手彫りのエッチングで表現された人間の顔やお札の文様はHD撮影すればビックリするほど細かい映像として撮影対象になるに違いない、誰でもそのパターンが何か理解できるはずだし、何よりもお札の縦横無尽に走っているストライプが際立って720pと1080iの違いを引き立ててくれるに違いない」と確信するに至ったのです。ドル紙幣をビデオ撮影しても肖像権や著作権を主張する人もあるまい、という点が一番大事なポイントだったのです。
壁に貼り付けた50ドル札(私の持っていたピン札はそれしかなかったので)にバッチリとライティングを施し、撮影した結果は「キタ、キタ、キターッ」という感じ!!カメラをパンして右へ左へ振りながらお札の表面を舐めるように撮影した720pの映像は細かい線の1本1本を明確に表示して、1080iの映像は実に見事にモアレ縞が出まくり画面にチリチリと汚い映像が糸を引きます。これでこの映像をそれぞれディスプレィに表示した上で、 Permalink | 記事への反応(0) | 11:32
うちの会社にアメリカの高校→イギリスの大学へ進学した女性が中途で入社してきた。
子どもはいないが、旦那とともに大阪に引っ越してきたので、仕事を探していたとのこと。
直近の仕事は、某キー局で海外ロケを行う時の現地コーディネーターの手配や段取りなどを
やっていたようで、そういう調整事も英語も苦手な私にとっては女神のような人間であった。
そんな彼女にも一つだけ気になることがあった。
それは日本人のことを「ドメスティックス」と呼ぶのことである。
いや、そこ、せめて「日本人と呼ぼうよ?」と心の中で思っていたのだけど、
段々と「ドメスティックス」が社内で感染して普通になってきた。
クレームが来ても
「あー、ドメスティックのクライアントだとやっかいだなぁ」とぼやいてみたり
引き合いが来ても
ナチュラルに言い出すようになってきた。
仕事が忙しくくって?と同僚に聞くと「ドメスティック・バイオレンス」が原因という。
えー、あの彼女もそんな風に見えないけど、大変だったんだねーと思っていたら、
なんでも「加害者側」なのでこれから裁判になるらしいとのこと。
それはさておき、この一件以降、その女性は「ドメス」と呼ばれるようになった。
地方の美術館に教科書に載ってるような有名芸術家の作品が収められてたりすることもあるけど、全国キー局のテレビを通じて「東京にないものは文化にあらず」で茶の間に洗脳されてる人が多いので、地元より東京のほうにしか目が向かず、そういう人たちは地元のコンテンツを全く知らずに東京に飛び出して地元をディスることになる。
2chまとめサイトの黄金期は既に終わったとみて間違いないだろう。かつてのまとめサイト群は、2ch上のおびただしい量の言論を切り貼りし、編集し、デコレーションすることで、「大衆に消費される」ことができるメディアとして完成させた。いわゆるネトウヨの隆盛も、まとめサイトの存在と無関係ではないだろう。
翻って今日、「ネット言論の商品化」は新たなステージに突入している。今や大衆が「まとめサイト」の読者になったのである。
例えば、「お笑いコンビの片割れが制服泥棒」というニュース。もちろん第一報は在京キー局や新聞だ。当然、これらのニュースはネットに波紋を呼び、Twitterで、2chで、様々な言葉が交わされる。「あいつ『覚醒』とか『フェラ』とかツイートしてるぞ」「芸歴より犯罪歴の方が長いのか」「相方が可哀想」などなど…。その日のうちにはハイエナのようにネットニュース各社が記事を書く。「○○逮捕ーネットの反応は」
さて、次の日のテレビのワイドショーはどうだろう。警察の発表、プロダクションの記者会見、芸能界への影響ーそれらが語られた後、必ず来るのは「さて、ネット上では…」。もちろん、既にネットの記事を見ている我々にとって、目新しい内容は何もない。それでも、視聴率が漸減する中、若者への訴求力を高めたいテレビ局はネットに触れることを辞めることは出来ない。
これを見たお茶の間の国民は、かつてまとめサイトで暇つぶしをしていた中学生と同じく、なるほど、おもしれーなーとテレビの画面をダダ見だ。かくして、ネット上での一部の人間のおしゃべりは、「ネットの意見」とタグ付けされて、立派に「世論」の仲間入りを果たす。なんと喜ばしいことではないか。ところが、ネットユーザーはそんな報道にも反論する。ここで我らが「はてな村」の登場である。無責任にも他人の言葉を引用するだけで何も有益なことを伝えないメディアに憤る。「生い立ちが原因なのではないか」「被害者の立場が置き去りにされている。芸能界の女性軽視だ」
そうしたフィードバックもまた、PVを稼ぎたいネットメディアにとっては記事のネタだし、テレビにとっても新たな取材材料になるのだ。都合の良いところだけ切り貼りされ、名無しの烙印を押されて再びそれらは国民に消費される。
こういった、情報のサーキュレーションは結局、ニートの妄想を暇な中学生に伝播させたまとめサイトと本質的には変わらないのだ。単に目立ちたいだけのネットユーザーの声を、社会の一側面として(しかし自分には関係ないものとして)消費するお茶の間の主婦。彼女らはまだ、自分が大多数のネットユーザーー語る言葉を持たず刺激的な言葉を求めて検索を繰り返すーと変わらないことに気づいていない。
先日の ザ・ボイス そこまで言うか!というラジオ番組で評論家の宮崎哲弥がこんな事を言っていた
実際にここで聞ける(15分辺りから)
http://www.1242.com/program/voice/
軽減税率の対象品目に加工品を含めるかという議論が続いているというニュースに対して
党税調と内閣が、あたかも何か3000億~8000億の綱引きで対立しているかのように見えますが
これを新聞の一面とかに書いている新聞社とかも全部グルです……
だって言ってるでしょこの番組でずーっと、3週間か4週間前から
もう、これ決まっていることですから!
ですから、大手町の新聞社と竹橋の新聞社と信濃町の宗教団体が決めるわけです、これは
で如何に経済的に軽減税率なるものが不合理なものであったとしても
もうこれは政治的に、実行されるんです」
聞き手「4000億だ8000億だって言ってますけど新聞いれちゃったらまた更に……」
宮崎「でも新聞は確か200億円程度だから、200億円か300億円程度だから……
ですから、なので、ごちゃごちゃ言ったってしょうがないといえば、しょうがないんですけれど……
ある人がね、誰とはいえませんけど、大きな池だと沈みやすいでしょ、と
つまり、生鮮食料品と新聞だけだと、あまりにも新聞が目立っちゃうじゃないですか」
聞き手「4000億と200億だと、あれこの200億何!?ってことになりますよね」
宮崎「みたいな感じになるでしょ
しかも生鮮食料品っていうのはなんとなくこう、確固たる領域なんだけど、そこになんで新聞がくっついてるのって話になるでしょ」
加工品まで広げてしまうとなんとなくこう認められるんじゃないかな、こそっと入れても……」
聞き手「加工品までホントに全部含めると8000億どころか1兆2000億なんて話もあって、そうすると200億くらい、こうちょこっと置いとくか……」
これを聞いて随分思い切ったことを言うなという印象だった
ここまで言い切るのだから何か確証があるのだろうけど正直な所、半信半疑
ということで話の真実を確かめるため今日のニュースをチェックしてみることに
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20151210-OYT1T50057.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151210-00050057-yom-pol
新聞とは書いてないな…
http://www.asahi.com/articles/ASHD9747GHD9UTFK01B.html
http://www.asahi.com/articles/ASHD8725QHD8UTFK012.html
書いてない…
http://mainichi.jp/articles/20151210/k00/00e/010/166000c
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151210-00000003-mai-pol
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09H9R_Z01C15A2MM8000/
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS09HAY_Q5A211C1MM0000/
http://www.sankei.com/politics/news/151210/plt1512100019-n1.html
http://www.sankei.com/economy/news/151210/ecn1512100006-n1.html
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151210/k10010336041000.html
NHKも書いてない…
http://www.news24.jp/articles/2015/12/10/04317011.html
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00310812.html
フジテレビも書いてない…
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000064105.html
やっぱり新聞なんて書いてないな…
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/list/201512/CK2015121002000124.html
https://www.kobe-np.co.jp/news/zenkoku/compact/201512/0008635759.shtml
書いてないよ
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0211543.html
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/258414
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2655217.html
ん!?
>消費税の軽減税率をめぐり、自民党と公明党は、再来年の10%への増税当初から
>加工食品の全般と新聞の一部を軽減税率の対象にする方向で最終調整に入りました。
>必要となる財源は1兆円規模の方向です。
入ってるじゃん!!!
に対してTBSってキー局で唯一大手新聞社との関連が薄いんですよね
なんだこれ!?
※追記
話の発端である宮崎哲弥さんが呉智英さんと共に新刊を出すそうです
『知的唯仏論―マンガから知の最前線まで――ブッダの思想を現代に問う―』(新潮社)
はてなブログにはあんまりおもしろい人がいないだって?ブログがブログらしく面白くて何が悪いの?インターネットらしい面白さをキープしながら作り続けようと決めた時から僕は書籍化やはてなオフィス訪問は諦めました。いつか力(人気)任せに実現できればいいや…
いや、この人の言うとおり、ブロガーは書籍狙いするより電子書籍出し続けたり、アフィリエイトのノウハウ学んだほうが化ける人多いと思うよ?出版不況の癖に未だに高飛車な奴らに頼る必要はない
いや、自動車業界でも出版業界でもテレビでもマスコミでもそうだけど、あの人らって「若者の○○離れ」とか「○○不況」とか言われても一貫して責任押し付けたり、自分達がエリートだと思いあがってるじゃない?なんなんだろうね
だいたい専門的な面白さを重視するんだったら、特殊な体験や職業の人をインタビューすればいいじゃない。ちょっと変わった時間・キー局から離れるとアダルトな仕事の人にインタビューするみたいな安直さでさ。出版業界側が考える「個性」の想像力がその程度なくせに不況だ題材不足と言ってるから謎だよ
言いたくないけど、この編集者の女に言いたいのは「え?北条かやって学歴ロンダリングをしただけで実際の所そんなに頭も良くないし、特異な体験もしてないし、書く力もブログ関係者からみればそんな高くないけど書籍化してる」人じゃない?(はてなブログ関係で書籍化した人の一例)
いや、鶉まどかでも北条かやでもはてなでブログを書籍化した人達って、ありふれた色恋ネタを(コンパニオンやタレントができるレベルではないが)顔立ちがいいから書籍化してるだけ。広義に言えば岡田育もその部類。特殊な体験とか個性が欲しいんじゃなくて、ただわかりやすさが欲しいだけだろ?
編集者が欲しい個性に気づいてから、書籍的・ライター的(とりわけLIG的)な面白さを目指すのを辞めた。寄った勢いでonちゃんを蹴飛ばす大泉洋のような、黒魔術と恐れられてるけど、誰よりもシャイな椎名林檎のような面白さとは逆だもん
この話すると、心が荒むからやめよう。書籍云々の話はもういいです。ブログでストイックに面白いこと人はコンビニ店長やフミコフミオみたいに自分で電子書籍出してなんぼです。出版者の人が面白がるほどキャッチーな奴はネット的なコンテクストに自分を組み込めてないよ…
いわゆる「著者適正」ってやつですね。ただ、出版社はそれを「すでにあるものから流用しすぎ」だと思うのよね…。だからできるものがコアなファンから見て決まりすぎてつまらないというね…
ブログを書籍化することを構想し始めた時に同じこと考えたなぁ…。既存読者が面白くなるように作るためにどうしたらいいかさ…(この辺は本当に電子書籍作れたら詳しく語ってみたいけど、作る前に言うと説得力ないからやめとこう)
いんや、案外そうでもないさ。むしろ、内輪ウケよりも、外受けを狙ってるWordPress系ブロガーのほうが内容では刺さらない。編集とか題材とか世界観は刺さるけど。
僕もそう思うんですよね…。精力的なのは認めるけど、でっち上げたり、仕立てたり、相手に惚れるセンスや心がないなぁ…という編集者としての才能じみたものを感じないんですよ…だから腹が立つのかも知れないです
良くも悪くもサラリーマンですね…我がないから面白いらしきものを淡々と探せるのかと思う反面、こだわりが弱いからその人の話を聞いていてもわかりやすい面白さしか探してないし、自分がそれを盛り立てようという情熱もないんですよね…
むしろ、会社員としての編集者はバカで嗅覚が弱い方が無難にヒットするものだけを嗅ぎ当てられるから、楽かもね。超一流を目指すなら、こだわりとそのこだわりを押し通すずるさを求めたいところだけど
あーこれ、ありとあらゆるはてな民に僕が言いたいこと。「テメーが作れ。テメーがもり立てろ。お前がつまらないのはお前のせいだ。お前が現状に満足して盛り立てることも前に出ることもしないからだ」とは思ってます…はい
編集者って、作家の才能に寄生して生きてて、自分は会社に守られて、なんか変なの。よくブログかけるな。喧嘩になってもいいぐらい嫌いな編集者を見かけたら言ってみたいなぁ…。ダメな編集者にはそう感じてるからなおさら
ごめん、「意地でも紙の本なんか頼まれるまで出してやるもんか」とあの記事を見て思いました。
問屋不要論じゃないんだけど、編集者も芸能プロデューサーもインターネットで他人の褌を見つけてはノーリスクで売り出すだけ売りだして捨てる中間搾取者。だから、敏腕でこっちと中長期付きあおうと言う気がある人じゃないかぎりは相手にしない方がいい。ニコニコの歌い手・ボカロ文化がすぼんだ理由
珍しくズィロの意見に同意。本当にすごい人はちゃんとはてなの中からでも拾いますとも。はい
こんどこそやめよう。腹が立つだけだ
よくまあ一つの記事読んだだけでこんだけ悪口言えるなあと感心する。
manameやコンビニ店長やフミコフミオは自分で電子書籍を出したことになっているらしい 。わかってないことをわかったことにしてしゃべると高確率で滑る。
アニメ放送のキー局なのに甲子園とか世界水泳を優先して放送を中止するのは止めて欲しい。
キー局の意味がないのと、融通の利かなさが視聴者ないしユーザーの声を全く無視している。
全然関係ない番組ながら、野球中継が入ってる中でなんでも鑑定団が放送される時は2番組体制で場を乗り切って見せた。
それと同じ事をやればいいはずなのに、同時中継を未だに拒む理由が分からない。
キー局なのに何週間もスポーツ中継に明け暮れて別の日に連続放送したり遅延放送する事も視聴者の意思を無視している。
テレビ局にとってアニメ放送が全く重要視されていない明らかな証拠だ。
それならば、キー局を他局に譲ればいいのではないか?
大々的にここがキー局だと宣伝するのであれば、最速放送を維持するのが当然であり、他局に最速を譲るのは道義的にどうかと思う。
中止にならないで延長2時間30分、つまり明け方5時前後に放送したアニメもあった。
そのひとつがうたわれるものだった。この作品はゴルフ中継により繰り下げ放送がなされたのだが、とにかく長い。
が、サンテレビ枠も負けてない。
サンテレビの魅力は阪神戦が如何に試合延長しようが、深夜0時になろうが放送終了は試合に合わせたものになるから、
当然後の番組はそれに合わせて遅延する。
今はどこもそれほど遅延はないと思う。
ただサンテレビやKBS京都は未だに延長分が放送繰り下げにつながって行く。
EPGがそれに合わせて繰り下げれば問題はないけど、そうもいかないのがビデオ録画という奴で確実にこの時間に繰り下げ録画
してくれる便利機能はないと思う。
それはともかく、ゴールデンでやればいいような音楽番組とか昼にやればいいようなドラマの再放送を深夜帯に持ってこないでほしい。
どうしても放送しないといけないのなら、いっそ3チャンネルも放送枠があるからそのうちのどれかにして、1チャンネル以上はアニメ本放送に繋げてほしいもの。
キー局アニメでいえばプリキュアとか仮面ライダーなどの戦隊ヒーロー物は同じくキー局の夏の高校野球に合わせて休止するのは止めてほしい。ずっと見続けてるのにキー局以外の放送局に先を越されるのは癪。
増田は「取材する意味あんの?伝える意味あんの?」って言ってて、トラックバックやコメで「そういう情報も大事だよ」「見てるよ」って答えが返ってきて、「本当にありがとう!」「この仕事やってて、少しは良かったと思えました!」で追記が終わってるけどさ、なんだかなぁ……
増田は「飽きた」って書いてるけど、その意味が、増田自身が「本当に伝えるべき事柄は他にもあるんじゃないだろうか?」って思ってるってことなら、それはそれで正解だと思うな。
私は、マスコミの本分は「権力を監視する」ってことだと思ってるんだけど、地方で権力を監視しようにも、今の日本じゃ大事なことはだいたい東京で決まるし、そもそも東京のテレビも新聞も、ちゃんと権力を監視してるとは言えないよね。
増田がテレビなのか新聞なのか知らんけど、地方のテレビ局はたぶん東京のキー局に逆らったことはできないだろうし、キー局が、権力に半分取り込まれてるような現状だと、増田が本当にやりたい(と、私が勝手に想像する)ようなことはいつまで経ってもできないだろうな。
私が言いたいのは、増田が毎日の仕事で「これ伝える意味あんの?」って思ってるのはいいとおもうけど、「そういう情報も大事だよ」って言われて、そこで満足しちゃうのは、なんか違うだろう、ってこと。
増田が毎日の仕事で「飽きた」って思っちゃうのは、増田を取り巻くメディアの状況におおきな原因があるからなんじゃないか、ってこと。