2023-11-19

前職のブラック企業の衰退ぶりが会社採用サイトから垣間見れて嬉しい

新卒の時はリーマンショックの直後で、就職活動がとても厳しく、紆余曲折あった後に、従業員30人程度の製造業オーナー企業入社した。社長(当時60歳ぐらい)のワンマン経営で、コンプラ意識ゼロガバガバガバナンスだった。3年ほど働いたあと、退職した。退職意思を告げた日、同期も同じ日に退職を表明していてビビった。新卒入社した4人は、自分も含めて3年ほどの間に全員退職した。

退職してから時は流れ、早10年。3年に1回ほど、ふと思い出した時に、前職のホームページを見る。 

昨日何の気なしに見てみたら、従業員は18人に減っていた。それ自体事業所を減らしたのもあるだろうし、縮小する経営方針だとか、定年退職による自然減などの可能性もあるから特段おかしなことではないと思うが、驚いたのはその先だ。

度肝を抜かれたのが、会社ホームページ採用サイトによくある、先輩社員の紹介ページ。3年か前に見た時に表示されていた、私が在職していた時にもいた少し先輩の若手のホープ(出世頭?)と、私が退職してから入社したと思われる女性社員が消えていた。辞めたんだろう。

驚いたのはそれだけではない。先輩社員が7人紹介されていたのだが、全員がこの2年位内の入社ベンチャー企業でもないのに、18人中7人が入社2年以内って、ヤバくないか

更にびっくりしたのは、そのうちの一人のインタビューで、「若くてもやる気があれば任せてもらえる会社です。私は2年で工場長を任されました。」と書いてある。未経験入社して、入社2年で工場長!?!?理解が追いつかない。

他にも、「農業やりたいです!農学部出身です!この会社社長が何でもチャレンジさせてくれるということで入社を決めました!農業やります!」って奴もいた。前職、製造業だぞ??だ、大丈夫か…???

リクナビ新卒採用のページでは、採用予定人数6〜10名と書いてあった。社員数18人なのに…ヤバすぎる。

すっかり動揺してしまった私だが、これからもこの会社の行く末を見ていこうと決意した。

辞めてよかった。

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