はてなキーワード: ヘルスとは
僕がからかったら、百万人がチョコレートは体重を減らすのだと勘違いした。その手法。
I Fooled Millions Into Thinking Chocolate Helps Weight Loss. Here's How.(John Bohannon)
(訳注:増田の新たな可能性。さあ英語ブクマ勢よ!添削し、正しい文を提示するのだ!)
「チョコレートで痩せる!」 こんな見出しが踊った。ドイツ人研究者チームが、毎日チョコバーを食べると低炭水化物ダイエットよりも10%も早く体重が落ちることを発見した。その記事は、ヨーロッパ最大の日刊紙のトップページを飾った。ジャーマンウイングス9525便墜落事故続報の真下にだ。それからそれは、インターネットの遥か彼方まで飛び火した。20を超える国と、半ダースもの言語に翻訳されてニュースになった。ワイドショーでも話題となった。それは最新のシェイプ6月号((訳注:つまり北米版「Tarzan」な))特集として、艶やかな印刷で現れた。(「何故あなたはチョコレートを毎日食べなければならないか」p128)研究では、チョコレートは体重減を加速させるだけでなく、コレステロールレベルを健康値にし、幸福度を増大させる効果があることも発見された。Bild(ドイツの新聞)の記事は、研究の筆頭著者であるIDH(the Institute of Diet and Health)リサーチ・ディレクターJohannes Bohannon博士の談話を引用した:「この手法の優れた点は……チョコレートはどこでも買える」
僕がJohannes Bohannon博士だ。まあ、実は本当の名前はジョンだし、僕はジャーナリストだ。僕は博士号はちゃんと持ってる。でもバクテリアの分子生物学ので、ヒトのじゃない。The Institute of Diet and Health((訳注:どう訳しても馬鹿っぽい……))?ウェブサイト以外には何も無いよ。
ささいな点を除けば、研究は100パーセント本物だ。同僚と僕は、ちゃんと実在するドイツ人被験者を雇った。僕たちは実際に臨床試験をしたし、被験者には色んなダイエット法を無作為に割り当てた。それに、統計的に有意な効果がチョコレートにはあるって報告は、実際のデータに基づいている。それは、実際の所、ダイエットの実地調査としては公平で典型的な研究だった。ひらたく言うと:それはヒドイ科学だった。 結果には意味が無いし、世界中の百万もの人々がメディアでがなり立てた健康の手法は、まったくもって根拠が無い。
僕らは、いかにしてやったか。
僕は、去年の12月にピーター・オネケンって名前のドイツのテレビリポーターに呼ばれた。彼と協力者のダイアナ・レーブルは、クズ科学ダイエット産業のドキュメンタリー番組に取り組んでいた。彼らは、ダイエットブームの背後にあるダメ科学入りのニュースが、どれほど簡単に作り出せるかのデモンストレーションを手伝って欲しいと言ってきた。そして、オネケンはとんでもないスタイルを望んだ:それを使って、ダイエット研究とメディア企業の腐敗を明らかにする。
呼び出し自体はそれほど驚かなかった。去年、僕は載せるのにお金を取る学会誌(オープンアクセスジャーナル)への囮作戦をやったからだ。アカデミック出版ビジネスの中で急成長中の、儲かる新しい分野だ。そういった出版社のうち何社が約束通り厳格なピア・レビューをするのか見つけるために、僕はバカバカしい欠点だらけの論文を送って、いくつ拒絶されるかカウントした。(答え:半分よりちょい少ない)
オネケンとレーブルは、全て揃えた:被験者を雇う為の数千ユーロ、研究する為のドイツ人の医者、それにこっちに都合の良いデータをこねくりまわす為の統計学者。オネケンは、僕の学会誌に対する囮と風刺の結果を聞いていたし、僕がどうやって出版させれば良いか知っていると考えていた。 唯一の問題は時間だった:この番組がドイツとフランスのTVで放映されるのが、晩春の予定だった(これは来週初放映)、だから実にたったの2,3ヶ月しかなかった。
どこかで出版できるか?たぶん。でも、その後は?僕はこれは正直失敗すると思った。僕ら科学ジャーナリストは、一般人よりは賢いだろうとの自負が有る。結局のところ、僕らは難解な科学の研究について、十分に説明できる程度には理解しておく必要があるわけだ。そして、科学的な素養を持たない記者でも、ほんのちょっとでもこのネタの為に裏取りしたら?本物の栄養学者でなくても、ちょっとした科学的素養を持つ誰かが相手なら? 彼らは、その研究がどんなにオカシクてモロいか気がつく。言うまでもないけど、ググってもJohannes Bohannonの名前も、彼の研究も、全然出てこなかった。ヘルス・サイエンスの記者連中は、ワンマイル先からでもこのごまかしを嗅ぎつけると思った。でも、できるだけ悲観的には聞こえないように、僕は言った。「これがどうなるか、、まあ見てみようよ」
オネケンとレーブルは、迅速だった。彼らはフェイスブックを使って、3週間のダイエットで誰にでも150ユーロを出すと言ってフランクフルトの被験者を募集した。ドキュメンタリー番組だってことはクリアに説明したけど、それ以上の詳細は伏せた。 寒い1月の朝、5人の男性と11人の女性が現れた。19歳~67歳だった。
この悪ふざけにノッた一般開業医、ギュンター・フランクが臨床試験を実施した。オネケンは、疑似科学ダイエットをこき下ろしたフランクの本を読んで、彼を推した。ダイエットサプリとしてビターチョコレートでテストしようというのは、彼のアイデアだ。なんで?と聞いたら、フランクは「自然食品」狂信者は気にいるだろうって言った。「ビターチョコレートは、マズイ。だから、体に良いハズだ」彼は言ったもんだ。「宗教に似てるのさ」
アンケートと血液テストで、被験者が摂食障害や糖尿病やその他の病気で無いことを確認した後、フランクは被験者たちを3つのグループに無作為に割り当てた。1つ目のグループには低炭水化物ダイエットを割り当てた。次のには、同じ低炭水化物ダイエットに加えて、毎日1.5オンス(42グラム)のダークチョコレートを。そして、残りのコントロールグループには、今のダイエット法を全く変えないように指示した。彼らは21日間、毎朝体重を測って、最後にアンケートと血液テストを行った。
オネケンは、ゴリゴリ数字を弄る為に友人で金融アナリストのアレックス・ドロステハールに頼った。週末に1樽ビールを差し入れた後……ビンゴ!低炭水化物ダイエットグループは5ポンド減量して、コントロールグループ(何もしてないグループ)の平均体重は、上下動ゼロになった。じゃあ、低炭水化物ダイエット&チョコレート組は?彼らは10パーセント早く痩せてた。かてて加えて、統計的に有意な差異として、チョコレートグループだけはコレステロール値と幸福度調査の値が良くなっていた。
何考えてるか判るよ。
この研究でチョコレートグループの体重減が早いのを見せたかったんじゃ-信頼しちゃダメじゃない?科学的じゃないんじゃない?
ここに、ダーティーでちょっとした科学の秘密がある:もし少人数に対して大量の物事を測定するなら、キミは「統計的な有意差」って結果をほぼ間違いなく手にすることができる。 この研究では、18種類も測った-体重、コレステロール値、ナトリウム値、血中タンパク値、睡眠品質、幸福感、ナドナド-たったの15人から。 (一人は落とした)この研究は、偽陽性のレシピで設計された。
計測対象を、くじ引きのクジだと考えて欲しい。クジはそれぞれ「有意な」結果を出すチャンスがあって、ストーリーを紡いで、メディアに売り込むための可能性を持ってる。もっとクジを買えば、たぶんもっと当たりやすくなった。上手くいくかは判らなかった-大見出しを賑わしたのは、チョコレートが眠りの質を良くするだったかも知れないし、血圧を下げるだったかも知れない-でも、最低ひとつは「統計的に有意な」結果が得られる可能性はかなり高いと判ってた。
ある結果が小さなp値を意味する、というフレーズを良く聞くかもしれない。このpと言う文字には言霊としての力があるんだが……まあ、ただのデータのSN比(信号対雑音比)という単位だ。 「有意」であるため閾値(カットオフ値)は、普通0.05だ。それは、5%の確率でその結果がランダムな影響かもしれないってことだ。 たくさんクジを買えば、偽陽性のチャンスを得る可能性は上がる。どれだけクジを買えば良い?
測定項目が18個あれば、p < 0.05となる「有意な」結果を得られるチャンスが60%を超えた。(測定項目は独立していなかったので、もっと高かったかも)このゲームは、僕らに有利に組み立てられた。
これをp-ハッキングと呼ぶ-0.05未満のpを出すために、実験手法とデータをこねくりまわす-そして、これは大きな問題だ。ほとんどの科学者は誠実だが、無意識にこれをやってる。彼らは結果が思い通りじゃなかったら、自分たちがしくじったと思い、「上手くいく」まで繰り返し実験をし、「異常値」を落とす。
ただ、p-ハッキングを避けようと注意したとしても、僕らの研究は(不幸なことに)被験者が少なく、コントロール出来ない要因に大きく影響を受けた。ひとつ例を挙げる:ある女性の体重は、月経サイクルで5ポンド(2.27キロ)も変動したが、これは低炭水化物ダイエットグループとチョコレートグループとの差よりもずっと大きい。これが、大量の人を対象にし、年齢や性別をバランスよくグループに取り入れる必要がある理由だ。(僕らは気にしなかった)
キミは、僕らの結果を解釈するのと同じくらい、紅茶を飲み終わった後のお茶っ葉の形を読んだほうが良い。(訳注:ハリポタにも出てくるが、茶殻を読む占いってのが有る)チョコレートは、体重減加速器かもしれないし、もしくはその反対かもしれない。キミは、ノンチョコレート低炭水化物ダイエットグループも、何もしてないグループも、同じくらい信用してはいけない。何もしてないグループの人達が何を食べたか、誰が知ってるんだ?僕らは聞かなかったけど。
幸運な事に、科学者達はこの問題に賢く対応している。いくつかの学会誌は、科学者たちのより良い習慣となるよう、p値の有意性をテストする段階にある。それに、もはや誰も研究対象の被験者を30人以下にはしない。りっぱな学会誌の編集者は、ピア・レビュアーに送る前に、即座に拒絶する。だけど、評判よりもお金のことを気にする学会誌も多い。
僕らの科学的なブレークスルーを、世界とシェアするタイミングだった。すぐに出版させなきゃいけなかったけど、ダメ科学だし、僕らはピア・レビューを完全にスキップする必要があった。 都合良く、手元にニセ学会誌のリストがあった。(これは僕のリスト、こっちは別のリスト)ちょっとタイトなスケジュールだったから、僕らは同時に論文を出した-「減量加速器としての高カカオ・チョコレート」-20の学会誌に。そして、幸運を祈りながら待った。
僕らの論文は、複数の学会誌に24時間以内に受け入れられた(アクセプトされた)。言うまでもないけど、僕らはピア・レビューに全く直面しなかった。熱烈なアプローチをしてきた、医学国際アーカイブ(the International Archives of Medicine)誌に、最終的には決めた。そこは、巨大出版社BioMedCentralによって運営されてるけど、最近オーナーが変わったばかりだった。出版社の新しいCEOであるカルロス・バスケスは、僕らの出した「傑出した原稿」をちょうど600ユーロで「我々の素晴らしい学会誌に直接掲載しよう」とJohannesにメールしてきた。(訳注:忘れてる頃だろうが、Johannes Bohannon博士はジョンの偽名だ)
アーカイブの編集者は「ジャーナルに提出されたすべての記事は、過酷な方法でレビューされる」と主張してたけど、僕らの論文はオネケンのクレジットカード決済が通ってから2週間以内に出版された。一文字も変更されなかったよ。
論文以外でも、ちょっと仕掛ける時間はあった。僕は、科学的なPRの仕事をしてる友達の友達を呼んだ。彼女は僕を通じて、見出しに載せるためのいくつか卑怯なトリックを使った。毎日僕が触れてるモノの別の側面を聞いて、ゾッとした。
コツは、信じられないほど怠惰なジャーナリズムを利用することだ。もしキミが正しく情報を紙面に反映できるなら、キミ自身がメディアに記事を書くのとほとんど同じくらい、中身を理解してるってことだ。事実、多くの記者たちが(文字通りの意味で)僕らのテキストをコピペしかしなかった。
僕のでっち上げたプレス・リリースをちょっと見て。全部入りだ。記者の専門語で:セクシーな導入部、判りやすくざっぱなグラフ、いくつかパンチの聞いた引用文、そして意外なオチ。さらに、すでに主要なポイントは詰め込んであるので、科学的な論文を読む必要が全く無い。 僕は正確さに特に注意した。記者連中を騙すというよりむしろ、論文についての完全に典型的なプレス・リリースで釣ることがゴールだったからだ。(当然、被験者の数や、グループ間の体重の差がすごく小さいことは書かなかった)
でも、良いプレス・リリースだけじゃ不十分だ。記者連中は、見出しに載せるなにか可愛い「アート」に飢えてる。
だから、オネケンとレーブルは、フリーランスのアーティストに依頼して、チョコレートと体重減少についてアコースティック・バラードとラップを作成させて、いくつかプロモーション・ビデオ・クリップを作った。(ほとんどどんなことでもインターネット上でやってもらえるってことが判るだろう)
オネケンはドイツ語のプレス・リリースを書き、ドイツの地方メディアに直接出した。記事の「専門的な」裏付けは、とても魅力的だ。たとえそれが嘘でも。そして、ドイツ語のプレスリリース爆撃はオーストリアでネットサービスから出て、イギリスでもニュースワイアー(訳注:海外にあるオンラインニュース配信サービス)の外に出た。品質管理なぞ無かった。それは記者連中に託されていた。
僕は、世界中で爆釣れしている中、自慢と嫌悪が混ざり合ったなんとも言えない気持ちになっていた。
餌に喰いついたと気がつく前に、デカイ魚を釣り上げていることすらあった。Bild(新聞社)は、急にこの記事を書いた-「チョコレートを食べてもスリムなまま!」-全然こっちに連絡無く。すぐに、デイリー・スター紙、アイリッシュ・エギザミナー紙、コスモポリタンのドイツ語版サイト、インド版のTimes紙、ドイツ版とインド版のハフィントン・ポスト、それにテキサスのテレビニュースとオーストラリアの朝のトークショー、に気がついた。
記者連中は、とんと僕にコンタクトしてこなかったけど、してきても投げやりな質問だけだった。「なぜチョコレートで減量が加速すると思いますか?読者に何かアドバイスは?」ほぼ誰からも被験者数については聞かれなかったし、誰も数は報道しなかった。誰一人として、他の研究者に聞いていなかった。他の研究者の引用は、無かった。
これらの刊行物は、大量の聴衆を操るけど、必ずしもジャーナリズムの美徳の鑑ってワケじゃない。だから、新しい見出しのためにちょっとしたデジタル撒き餌でも簡単に食いつくのは、別に驚くことじゃない。ベージビューを収穫して、次に行くだけ。でも、(恐らくは)厳格な地方局でも、同じように研究の穴を見つけることは出来なかった。
僕らの研究を伝えるシェイプ・マガジンの記事では-6月号の128ページを見てね-校正係(fact-checker)を雇っていたけど、でも他と同じようにやる気が無かった。校正は全部含めても、2,3の文の正しさと、僕の名前の綴りの確認だけ。校正範囲は、減量を促すチョコレートのカカオ含有量(81%)、2つのブランドの特定だけだった(食料品店とアマゾンで買える)。
いくつかは銃弾を避けた。ある男性向け健康情報誌の記者は、Eメールでそれほど厳密では無い質問をいくつかしてきた。彼女は、9月号の記事を予定していると言ってたので、僕らはその記事がどうなるかは全く判らない。
じゃあ、最も期待はずれだったのは?誰一人として、チョコレートミュージックビデオを使ってくれなかった。その代わり、みんなどことなくポルノチックなチョコレートを食べる女性のイメージを使った。たぶん、この音楽に僕らの生活の真実ってやつがにじみ出ているからだろう:
なんで気にする必要がある?必死に信用できる情報を求める人達は、ズラッと並んだダイエットガイダンスに戸惑ってる-塩は悪い、塩は良い、タンパク質は良い、タンパク質は悪い、脂質は悪い、脂質は良い-まるで天気みたいに変わる。
でも、科学は明らかにするよね、ね?今は、肥満を疫病のように言ってて、トップクラスの科学者達に資金が注入されてる。いずれ原因と治療法をクリアに答えてくれて、雑音は止む。
もしくは、そうじゃないかも。
公平に見て、十分な資金を持ち本当の減量科学の研究をしているところでは、混乱してて、結論を出せていない。非営利の栄養学推進機関(the Nutrition Science Initiative)共同設立者で外科医のピーター・アティアは嘆いている。例えば、女性の健康促進(the Women’s Health Initiative)-その種の調査で最大のものの一つ-で、ダイエットと健康についていくつかが明確になった。アティアは 「その結果は、混乱するものでした」と言う。「彼らは、10億ドルを費やしても、低脂肪ダイエットが良いか悪いか証明できなかった」アティアの非営利団体は、基本的な質問の答えを探すために、1.9億ドルを調達しようとしている。でも、肥満の科学に注意を向けるのはひどく難しい。彼は言う「あまりにも雑音が多すぎる」
キミは、僕みたいなのに感謝することが出来る。僕らジャーナリストは、日々のニュースという獣を養う必要があって、ダイエット科学は打ち出の小槌だ。読者は、赤ワインの効能やフルクトースの危険性について、十分な記事を読めない。一般的な関心事というだけでなく-それは、1日に最低3回は必要という決定に関連している-それは科学だ!僕らは、どんな報告でも、家から出る必要は無い。僕らは、メールボックスに届いた科学的なプレス・リリースを、デイリーニュースという小川にちょっと浸す。そして、ストックしといたスナップ写真を貼り付けたら、完成。
ダイエット科学の唯一の問題は、それが科学であるってことだ。キミは、科学の論文の読み方を知っている必要がある-さらにいえば、本当はやってみる必要もある。とても長い間、人々はゴシップみたいにこのインチキと同じプレスリリースに飛びついては流行を作ってきた。願わくば、この小さな実験が、記者連中や読者を、もっと疑り深くしてくれますように。
もしも、どれだけの被験者を対象としたか明らかにしない研究、「統計的に優位」と言うにも関わらずどれだけ影響が大きいか言わない大胆なダイエット法が発表されたら、キミは「なぜ?」と思うはずだ。でも、大抵の場合、僕ら(訳注:忘れた頃だろうが、科学ジャーナリスト)はやらない。 残念だけど、ジャーナリストは事実上、相互評価(ピア・レビュー)のシステムで動いてるからだ。そして、僕らが失敗すれば、世界はジャンクサイエンスで溢れかえる。
この悲喜劇にも、希望の光はあった。記者連中が僕らの「発見」を吐き出している間、多くの読者が思慮深く、疑い深かった。オンラインのコメントで、彼らは記者連中が聞くべきであった質問をポストした。
「なぜ、各個人のカロリーを計測していない?」ボディービルフォーラムで読者が質問した。「このドメイン(IDHのウェブサイトのモノ)は、3月に登録されてて、大量のブログやニュースは、この研究以外には触れていない(ググれ)。これは誰かが背後に居るぞ」ドイツの主要なオンラインマガジンの内の一つ、FOCAS Onlineの読者が言った。
また、先見性のある読者が、4月4日のデイリー・エクスプレスの記事にこうコメントした。「栄養学は毎日がエイプリルフール」。
更新:the International Archives of Medicineのウェブサイトからは取り除かれちゃったけど、ココで読めるよ。
(訳注:修正済みのためCorrectionは訳さず。あと、何箇所か言い回しが怪しいので、適宜修正するよ)
当方Mよりの男です。
いわゆるSMプレイって、鞭とかろうそくとか緊縛とかなんか痛そうで怖いじゃないですか。
S嬢の技量しだいでそんなに痛くないとかそういう話じゃなくて、もうザSM感が怖くてそもそも興奮できないんですよね。ガチな感じがムリ。
いや、ゆくゆくはそうなるかもみたいのはおいといて、もっと自然体の感じでふつうの女の子に罵られたり蹴られたり土下座させられたりヒールで踏まれたりしたいんです。
AVでいったらそういうのは結構あるんですけど、いざ体験となると結構むずかしい。
理想は彼女がそうであることなんですけど、まあ相性とか互いの信頼が必要なんで時間かかっちゃうじゃないですかどうしても。
かといってヘルスとかでも結局嬢との相性が大きすぎて、試行錯誤してるとかえって冷めちゃうんですよね。
ああ今日凌辱されたいなって時に、お金の力でサクッといい感じにいじめられたいんですけど、まったくどうするのがいいんでしょうね。
風俗店にはそれなりに行ったことがあったので完全に油断していた。
今後のための反省と失った金の供養を兼ねてここに記す。
友人と新宿で飲んで別れた後、なんとなく溜まっていたので歌舞伎町方面へ。
以前行った店に向かったが入り口が分かりづらくウロウロしていると客引きにつかまる。
ここで目当ての店名を告げると、さも店舗間のネットワークがある感じで空き状況を調べると言う。
(待っている間、最近AV女優がサービスする店があるんですよ、みたいな話をされ
フーンみたいに思っていたが、これすらも伏線であった)
連絡を取った結果、店が空いていないので系列店をあたるといい、すぐさまその店の店長という男がやってくる。
(今思えばこの「店長」というハッタリも実にそれらしい)
そこで女の子の写真を4枚出されたのでその場で選び、コース代で15,000を支払う。
その男に女の子を向かわせるので、とレンタルルームを指定され、向かうとやたら場末感のある店舗に。
(ちなみに歌舞伎町のLEE3ビル5F。店名は忘れた。しかもググっても出ない)
(ここまではよくある流れなので特に疑問に思っていなかった)
手持ちがなくなっていたので近くのコンビニでわざわざ下ろしてから再度向かう。
レンタルルームの中に通されると、これまで行ったレンタルルームの中でも最低なくらい狭く、クソみたいな設備の部屋。
ここでちょっと大丈夫かこの店、と思っていると案内役の女が入ってきて、
さっき料金を払ったにも関わらずコース料金の説明をし始める。
しかも、うちは高級デリヘルで女の子もAV女優クラスを用意しているので
普通のヘルスで45,000、本番アリなら60,000、何もしなくてもキャンセル料が50,000とかワケのわからない事を言い出し、
この時点であっコレあかんやつや、やっちまったあああああ!!と急激に後悔の渦に包まれる。
(ここでAV女優の店、みたいなくだりはまだ信じていたので、このコース説明に信憑性を感じてしまっていた)
今思えばこの時点で警察を呼ぶなりすればよかったのだが、
もう金とかどうでもいいのでこの場を切り抜けたい思いと、
どうせボられるなら抜くか、みたいなスケベ心もかろうじてまだあり、頭を抱えながらヘルスコースを選択する。
当然手持ちが足らないのでまたコンビニに行く。
しかもその途中で、忘れてたけど女の子の送迎代で+15,000かかるとか頭おかしいことを言い出す。
もう言いたい放題だな!しかしその時点では揉め事が怖すぎたので素直に金を下ろし、部屋に戻って女に渡す。
案内役の女は元ソープ嬢だそう。フーン。
なんかシャワーに行けと言われたのでこわごわ洗ってサッと戻り、待っていると嬢が入ってくる。
ここまで散々だったが、せめてプレイくらいはマシだろうとすがっていた願いがここで完全に打ち砕かれた。
しかも途中で案内役の女の後輩なんですよ〜とかぬかしだす。設定くらい守れよ!
(この時点でまだ希望を持っていたあたり、我ながらお花畑すぎた感は拭えない)
おもむろにローションを取り出し手コキをしだす丸い人。
ここまで打ちのめされるともはやせめて病気にならないように
何もしてほしくない!みたいな気持ちでいっぱいになる。
当然立つわけもない。
豚の人があれ〜立たないね〜他のことする?みたいな事を言い出すので、
他になんかできんの?と一応訊くと、ヘルスコースは手コキだけで、
それ以外は別料金かかるけど聞いてたよね?みたいな事をぬかす。
そんなもん一切聞かされてないわ!
もはや何度目か分からないくらいの後出しに目の前が真っ暗になる。
60分コースだったが、もはや一刻も早くここから抜け出したいという思いしかなく、
巨漢には早々にご退場頂き、何も盗まれたりしていない事を確認して、
ここは特に何もなく立ち去ることができた。
途中待合室に他の客の姿も見えたが、彼らも同じ末路を辿ったのだろうか。
ひとまず金銭面以外は無事に離脱できたので、歌舞伎町さ怖えと心底思いながら足早にその場を後にした。
せめて物件の写真でも撮っておこうと思ったのだが、携帯を人質に取られた際に
一応電源を切っていたので再起動に時間がかかり、記録することはできなかった。
以上が、ものの1時間程度で78,000もの金額を失ってしまった愚かな人間の記録である。
災厄が連続して降りかかり、かつ特にプラスになるような事がひとつもなかったため、かなり凹んだ。
離脱してからもしばらく福本漫画のようにぐにゃあ…と放心していたが、
このケースではもはや失ったものを取り返すことはできないだろうと考え、せめて世の中に記録を残すことにした。
教訓としては、客引きに一人でホイホイついていかないことと(複数人ならまだ別の動きができたかもしれない)
(金を払ってしまうと、その後どれだけ怪しい所に案内されたとしても、
既に手付金というサンクコストが発生してしまっているため、途中でトンズラに出づらい心理状態になってしまう)
後は他の事例を眺めた感じ、もしそういう窮地に陥ったらとりあえず警察呼んどけ、という事だろうか。
はてなの諸兄が同じ罠に嵌らない事を祈る。
同じくアメリカで子育てしたけど、予防接種の為に連れて行ったよ。
病院じゃなくてチルドレンズヘルスセンターだかなんだかそんな名前がついた所
(公営で、医者ではなく上級ナースがいて定期接種以外に簡単な病気なら無料で診てくれる)だけど。
アメリカは医療費馬鹿高だから、全員が病院で定期接種なんて無理だからね。
だから子供に対してはコストが安いナース使って公営でそういう施設運営していた。少なくとも私が住んでた所は。
あとうちはアメリカ連れて行った時点でもう二歳だったから乳児の医療制度は知らないけど
(つかアメリカでも二度目の接種は一か月後とか普通にあるけど、乳児だとしても一か月に一度健診とか本当にしてたの?
やりすぎじゃね?何か病気とかあったの?それとも良い保険だと保険通るの?)
幼児になったらそう頻繁に健診も無いし、インフルエンザのような季節性もあるし、全てのワクチンを健診のついでになんて無理だと思うけど。
私の知り合いも被害に遭ったのですが、相当歌舞伎町慣れしていた人だったので驚いてしまいました。
同じような被害者を増やさないためにも、ぼったくり対策や安全な夜遊びのためのことを書きたいと思います。
基本的には酔っぱらいを狙ってますので、うっかりと言うこともありますが、憶えていて損はないです。
当たり前だろうと言われるかもしれませんが、これを守っているつもりでも被害に遭うことはあります。
それと、知っているといってもメディア等で見たことがある、知り合いから話を聞いている程度ではなく、
以前に行ったことがあるお店以外は必ず無料案内所を通してください。
案内所は店を構えている、つまり逃げられないのでまずぼったくり店は取り扱いません。
(いわゆるプチボッタみたいな、会計ちょっとごまかすお店はあるかもしれませんが…)
風俗も店舗や受付があるので、終電後のキャッチに捕まる以外は心配ありません。
行きたいお店があったら「○○行きたいんだけど」と聞いてみてください(キャバクラの高級店はあまり扱ってないことがあります)
決まっていない場合は条件を伝えてください。(予算、店の雰囲気、女の子のタイプなど)
私はあまり風俗では利用したことないので、キャバクラ系の相場観は以下の通りです。
・高級店
6000円/60分
・1.5、2流店
5000円/60分
・その他
4000円/60分
もしくは5000円で時間が長い、ハウスドリンクグレードアップ、乾杯ドリンクサービスなど
お店によって場内指名無料など、サービスがある場合もあります。
案内所は初回料金なので、基本的には上記以外にはかかりません(いわゆる税サ込み)
女の子のドリンクや場内指名は別途かかります。そちらは料金+30%前後のTAXがかかることがほとんどです。
「自動延長制になってます」といわれた場合、「時間になったら教えてください」と事前に言いましょう。
言われなければ時間で声がけしてくれます。延長料金は正規料金になります。
セクキャバ(おっぱいパブ)は45分で大体上記の値段です。セクシー系は先払いなので安心感はあります。
ガールズバーはセット料金もっと安いですね。ただいろいろなお店があるのでなんとも。
キャバクラの場合、キャバキャバに載ってればまず安心だと思います。
一番危ないのは花道通り(旧コマ劇の奥の通り、交番や二郎などがある通り)です。
さくら通り、東通り付近も昔からぼったくりキャッチが多いですが、最近は区役所通りにぼったくり店があったりするので
案内所の外で案内所を名乗る人間には一応気を付けてください(呼び込みしてる人は除く)
行列ができてたりするのですが、そこでいかにもスタッフの体で「今混んでるんです」「系列ならすぐ入れます」とかいってきますが、ただのぼったくりです。
お店のサイトでも注意書きがされているくらいです。
ここの系列は「ロボットレストラン」「タンクガールズ」(ガールズバー)しかないと思います。
最近はぼったくりも無茶やり過ぎてますので、近いうちにキャッチはいなくなるのではといわれています。
セントラル(入り口にドンキがあるメインの通り)も大量の高性能防犯カメラを設置中です。
それと、深夜1時以降は基本的に営業禁止ですので、そういうお店は行かないという考えも必要だと思います。
深夜営業しててもぼったくりじゃないお店はありますが、あんまりいい娘いないですよ!
それでは皆様、楽しい夜をお過ごしください。
女子高生とセックスしてもおとがめなしな表向きの時代も、女子高生は人気だったよ
中学生以下もおとがめなしだった時代もあって、やはり今より女子中学生は人気だったよ
地下に潜れば減るのは当たり前
制服泥棒も痴漢も、ただの「いたずら」、大したことではない、つーかネタだよネタwwな時代、
今より遥かにカジュアルに行われていたよ
(盗撮は携帯カメラが普及した今の方が多いか、昔のでかくて重いカメラは物理的に持ち歩くの大変だしね)
セクハラと言う言葉も無い時代、職場で女子社員の尻触るなんてごく普通の事だった
高いじゃん
同じ値段だとしたら女の質が低いじゃん
金出したくないだけだろ
ギリギリセーフが安心な人と、ギリギリアウトが興奮する人といるけども
よくある例で言うと、キャバ嬢の体触りたいとか、ヘルスで本番したいとかだろう
最初から目的を遂げれる店に行くのではなく、禁止されているギリギリしちゃだめなことを、なぜかしたいっていう習性が男にはある
そこで女子高生ですよ
付き合っちゃいけないギリギリの年齢が18歳
もし、女子高生とセックスしてもおとがめなしな表向きになったら、みんな中学生がよくなるに決まってる
盗撮や制服泥棒が、相手に迷惑かかるギリギリアウトのラインだからみんなやりたくなるわけでしょ
盗撮はおっけー、痴漢は禁止ってなったら一気に痴漢が増えるでしょう
痴漢まではセーフ、強姦だけ犯罪、ってなったら一気に強姦増えると思うよ
ただの記号を消費しているだけだと思う
風俗に行かない男って言うのはだいたい決まっていて
頑固で融通の利かない男が多い。
俺も、もちろんご多分に漏れず頑固で融通のきかない男だ。
そんな男は大抵、現代じゃ女から距離感をおかれて彼女が出来る事は少ない。
おれも童貞のまま30代を迎えた。
長い間の童貞は心に重大な歪みを作るらしく
30歳になった俺は女の近くに寄ると動悸が止まらない男になっていた。
「男同士でいってもな」とか「なんでいきなり誘うんだ」とか不思議に思ったけど
デリヘル譲を手配してくれたらしい。
まったく余計なお世話で、最初は拒否していた俺も、状況が分からずおたおたするデリヘル嬢と
3日間溜まったものを押さえきる事が出来ずついに折れてしまった。
全てが始めての事で感動の嵐だった。やってる最中は女に対する恐怖感も無くなった。
「女に持てない俺でも金さえ払えばこんな楽しい事が出来るのか」、俺の中で何かが変わった瞬間だった。
それから嵌まった。
余剰収入の殆どを風俗に使ったと思う。3年間貯金は増えなかった。
ピンサロ、デリヘル、セクキャバ、ヘルス、ソープ殆どの風俗を経験した。
さすがに1000万円分も女と色々やっていたら、女を満足させる方法も分かってくる。
ネーチャンたちから電話番号を渡され部屋に呼ばれる事も時々出て来た。
俺もついに女に慣れたのかとうれしくなった。
しかしそんなオネーチャンたちと5回以上あう事は無かった。
外で会うのは風俗でやるのと違って終わった後も女と同じ時間を延々と過ごす。
やってる時間を省いたらせいぜい30分ぐらい話してたら良い風俗と違い、
30分ぐらいなら精一杯誤摩化せば何とかなる。
でも女と数時間一緒にすごすのなんて無理だった。
緊張のあまり心臓が高鳴って挙動不審になる。女の方も釣られて挙動不審になる。
そしてだいたい五回ぐらいすると連絡が途絶える。
一千万以上使って結局俺は女に慣れる事なんて出来なかった。
風俗で女慣れと言う話も聞くが結局女には慣れないと思う。
少なくとも30まで童貞だった男は童貞マインドが根底に染み付いてる。
どうすれば女に慣れる事が出来たんだろう。
昨日もオネーチャンの家に泊まったが、メールの返事が来なくなった。
今まで1時間以内に返信してくれたのに。
多分今までのケースと同様もう返信は来ないだろう。
裏ワザで出会い喫茶というほぼ売春会場みたいなところ(相手は半分くらい素人)があるが、そこは3万くらい。
② ホテヘルでもやれる
ヘルスは建前上、口や手で、本番(セックス)は無しと言っているが、俺は10回以上行ってやれなかったことが無い。
もちろん、場所によるとも思うが、鶯谷とかはほぼ全部本番ある。
やれる奴もいるだろうが、ホボレアケース。ここは手コキまでとか、フェラまでとほぼ決まってる。セックスはほぼほぼ無理。
④ プレイの流れはだいたい決まってる
嬢が風呂を沸かす→シャワーでまず体を洗って、歯磨きさせられてうがいをする→風呂にいっしょに入るのでおっぱいやフェラ
→ベッドに移動→乳首なめ→全身を軽くキスしてくれる→フェラ→挿入(騎乗位から入ることが多い、色々体位を嬢が変える)
という感じ。手順は長いがやられてみればまたこのコースかーって感じ。
脱童貞にたいして妙な思い入れがあったために、脱童貞に踏ん切りをつけられないので、段階を踏んでしまった。
イメクラ(コスプレでフェラとか)→オナクラ(オナクラはかわいい娘が多いと聞いたから、じっさいは嘘)→外人デリヘル(トラウマ、クッソ匂いキツイ整形ババア)→ソープ(仕組みがわからずおさわりまで)→ちょんの間(大阪の裏風俗、脱童貞)
なぜこんなかかったかというと、『二次元フェチで、三次元の処女でかわいくて俺だけが好きなロリの美少女とセックスで脱童貞がしたい』って思ってたから。AV女優の容姿ですら二次元ルーチンの箸休め程度で、不細工だと思っていた。
AVに無理やり興味を持ち始めて、ようやく三次でオナニーできて、『まあ、AVトップレベルとか、クッソかわいい白人少女なら脱童貞してやってもいいかな』くらいになった。
その後、女と付き合う方法やセックスする方法などを読むが、雰囲気イケメンになれだの、恋人になれだの100%無理なものばかり。そうすると現実的なアドバイスである風俗がめにつく。
風俗で俺の貴重な童貞を捨てるなんてと思うが、とりあえず、フィギュアなどのギリギリ三次にぶっかけたりと思い悩む。
意を決して脱童貞チャンスの無いセーフティーなイメクラやオナクラに行くが、フェラも病気が怖いから断って、手コキとかしてもらうがまったく気持ちよくなく、オナホールを持ち込んでオナニーする感じが続く(本当にオナニークラブじゃねーかw)
そこそこ慣れてきて、でも三次女はやっぱり汚いから、かわいいだろうなと白人とやれる外人デリヘル、トラウマ。
絶対かわいい娘とやる方法はないかと探したら、「ちょんの間」ってのは女を見て選べるしクッソかわいいと知って、夏休みに大阪遠征を決意。
いざちょんの間行くと、納得の美少女と15分のプレイ時間だがやれた。嬢に「もう死ぬつもりで来た、最後に童貞卒業できてよかった」と泣きついた。でも今も死んでないけどさw
⑥ その後は風俗通いが大好きに
その後、セカンド童貞、サード童貞を次次とソープで切っていく。まあ普通だよ。
そのうち、セックスが難しいことを知る。腰とかなかなか触れないし、すぐちんこ抜けるし。それで、研究研究。
メリット→童貞特有の思い悩むことがある程度消える、女への幻想もあるていど冷めたものになっていく、女体にカドワサれず痴漢などもしなくなる、性欲の解消手段が増える、女としゃべるチャンスが増える
デメリット→童貞の時はもっと基地外じみた発想力があったんだけど、無くなったなそのバイタリティ。本当に残念。童貞特有の性への憧れやセックスの気持ちよさへの憧れがガラガラと崩れた。
ループする世界に意味をこじつけなくたって、ポストモダンが動物化しなくたって、何かで性欲を正当化する必要なんかなく、いつだって僕たちにはオナニーする権利はある。
F4Uの新作『好奇心は猫をもアレする』は、ひとたび開けば一気に理性なんて吹っ飛ばし、声に出して読みたい日本語と限りない法悦が襲い掛かる、そんなステキな作品である。
この一冊を開いて、一番初めのコマに書いてあるのは「ヘルス部だぁ!?」の一言である。変な部活ものがこの世の春を謳歌する現代において、逆に禁じ手なのではないか。
僕はこれから自分を打ちのめすであろうF4Uワールドへの期待に、床上手な処女のように打ち震えた。
手際よくぴゅっぴゅする導入を経て、「偏差値15学園」連作は開始される。ヒロインはレイプが横行する偏差値15学園において先述のヘルス部を立ち上げ、貯めたお金で塾に行くことを夢見る黒ギャルである。奇想である。どこへ行くんだこの話。その先は是非あなたの目で確かめてほしい。その果てで、あなたはきっと「偏差値」という単語の持つポテンシャルを知ることとなるだろう。
さてさて話はかわるが、読者諸賢もご存知の通りエロ漫画において女の子が行為に及ぶエクスキューズは数多く存在する。そして、どの「なぜ」を選ぶかには、作家性が色濃く現れる。
らぶらぶえっちがあり、無理やりからの快楽堕ちがあり、悪堕ちがあり。中には、極端に人口上の男女比が崩れ女は牝奴隷と化している、機械が人類の観察のために性行為を模するなど、世界の法則を歪めるレベルのエクスキューズでSFというジャンルに一歩も二歩も足を踏み入れた作品も少なくない。
『好奇心は猫をもアレする』では、凌辱系にしろらぶらぶ系にしろ、とにかく女がペニス(作中の言葉をひくなら“そう、それは――ちんぽと呼ぶには、あまりにもペニス”)を求めて堕ちてゆく。
エロ漫画ってそういうものでしょう、と紳士たるあなたは思うかもしれない。
しかしそこはF4Uの真骨頂、堂々たる男根で牝を盛らせ、攻撃的なまでに擬音を響かせながら堕としていく様は迫力すら感じられる。中出しした後に膣から溢れ出る精液からは生命が匂い立つ。
言葉で、絵柄で、セックスに至る過程を暴力的なまでに納得させられている。その独特な言語感覚に支えられた強烈なドライブ感に、F4Uの作家性があらわれている。
思うにF4Uの凄味は、可愛い女の子描写(頭身高め、ヤンキー、優等生、地味子、巨乳貧乳何でもアリ)、ダイナミックな構図作り(魅せるための体位作り!)だけではないのだろう。
それらに加えて、底抜けに力強いちんちん賛歌があるのではないか。どいつもこいつも血管の浮き出た逸物をビキビキイキり立たせ、牝を思うがままに喘がせている。
F4Uの描くちんちんは、物言わずともその在り様で雄弁に語る。早く挿入れたいと切なげに、女を牝に引きずり堕としたいと猛々しく。
「カラオーケストラ」では優等生らしいJKに自ら笑顔でチンポを求めることを強要して内側から精神を破壊し、「忘れ××もの」では処女からセックス中毒に堕とした元カノに真の絶頂を思い出させている。
F4Uの作るエピソードには、どれにもチンポへの畏敬の念が通底している。本作のカバー下でも、チンポ作画に関するこだわりを見せている。そのチンポへの飽くなき追求、はもはやちんちん賛歌の域にある。
これは私見なのだが、エロ漫画は可愛い女の子とちんちん賛歌の両輪で駆動する地獄車である。エロスとナルシシズムの幸福なマリアージュと言い換えてもいいだろう。
性的欲望を向けるに足りる対象と、欲望やその持ち主自身を肯定する象徴としての力強いペニス。特に後者は、露出された欲望を雄々しいもの・女性から欲望されるものそのものとして描いていることで、読者から理性を引き剥がすための後押しとなりうる。僕たちはヒロインたちに欲望を肯定され、ガチガチの男根の背中に自分を重ね、ひととき獣に戻る。男根によって世界に没入し世界と繋がり、猫をもアレしているのは、きっと僕たちだ。
理屈をこねまわすのは終わりだ。サタデーナイトはオナニーフィーバーとキャノン先生も言っている。
さあ諸君。知恵の実なんて吐き捨てよう。猫に戻ろう。めくるめく夜を始めよう。
というわけで返品しに行ったのだがその際のやりとりがあまりにあまりだったので記録してみる。
私が親は還暦すぎてもITに長けており、しかもいまだ社員として働いている。
数年前に骨折した折にiPadを渡してみたところ、これが非常に性にあったらしく
何度かAndroidやiphoneに変えるタイミングはあったのだが
そのたびにiPadがあったのでバッテリ交換プログラムを利用して
だが先日のiphone6 plusが相当お気に召したらしく
予約開始当日にdocomoショップで予約し、販売当日に受け取ることが出来た。
帰宅し、親の手元には美しい128GBのiphone6 plus。
確かにサイズ的にも両手で使うには丁度いいかもしれない。
(ちなみにiphone5sまではネイルが邪魔で以前のモデルはキーボードが叩きにくかったらしい。
ああ、やっぱりだ。大量のオプション。
聞いてみると
「初月無料のプログラムなので、気に入らなければ解約できますよー
とりあえずいれておきますねー」
と言われたらしい。
そもそもあんた免許もってないのにdドライブなんて入れてどうする…。
その他よくわからないマガジンやらビデオやらヘルスやら大量に入っていたオプションを
解約して解約して解約して解約して…。
大体終わったところでふとdocomoの紙袋の膨らみが目に入った。
中を見てみると1万4800円のシールが貼られた
これ、おまけにでももらったの? よかったねー。
「いや、なんかipadからデータをコピーするのに必要だからって
いっしょに購入させられたの。あと、データのバックアップには最適だっていうから。」
…は?
さすがにSDカードの同梱とかはiphoneだし無いだろうと思っていた自分に
これ、使う気…?
いやあなたのデータ、全部icloudにあるから同期できるでしょ。
旅行にいつもipadを持って行くので、基本的に動画・写真はipad経由でicloudに保存している。
「じゃ、どうしよう…」
いいよ私が言って返品してくるから。
直接来店してもらいたいというので、とりあえず時間を告げてその日は終了。
とりあえず店舗にて未開封の商品・領収書を提示し返品したい旨を伝える。
「販売対応した店員は本日お休みをいただいており、聞き取りをしたのですが
ご契約者様がipadをお持ちで、データの移行についてお悩みだったので
色々説明してこれをご購入いただいたので返品はできないのですが…」
そもそもこのストレージで移行できるのってほんのわずかだろうが
こんなのをなんで買わせたんだ。
「いえ、端末容量のこともありますし…」
そもそもipad使ってるんだからそのあたりの説明くらいはしたらどうだ。
それに、容量云々っていってるけどあんた
勝手に(いや、建前上説明はしてるらしいが)docomoクラウド50GBプランを契約させてるだろ。
「そうはおっしゃいましても…、私の方ではご返金はお受けかねますし
ご契約者様本人ではないので、ご説明いただかないと」
いやそれ以前に、不要なものを売りつけるのがどういうことだって話です。
だから返品をしてくださいな。
「うーん、これ以上は私のところでは無理ですので
https://www.nttdocomo.co.jp/support/cs/inquiry_phone/
ご意見・ご要望についてはお客様相談室にて承ります。お客様相談室
お問い合わせ先 0570-073-030(有料)1
受付時間 午前10時~午後6時(土曜・日曜・祝日、年末年始を除く)
1 携帯電話からは10円/20秒、固定電話からは10円/分(一部IP電話を除く)の通話料がかかります。
はぁ!? 有料!?
いくらなんでもふざけないでください。
「…少々お待ち下さい」
で、どうすればいいの?
説明はしてありますので…」
はあ、わかりました。
さすがは有料ダイヤル、すぐつながる。
いや実は、今ショップの窓口で、ここにかけろって言われたんです。
『そうですか、それではご契約者様の電話番号と契約者名をお願いします』
これこれこーこーです。あ、窓口に来てるのは代理人でほにゃららです。
『申し訳ございませんが、こちらでは問い合わせがわかりませんので
大変お手数をおかけしますが、ご説明いただいてもよろしいでしょうか…?』
はぁ!?
さっきの店員の発言はなんなのよ。
とりあえず再度説明する。これこれこーなんです。
『…すみませんが、窓口の者に替わっていただますでしょうか…?』
やたらと申し訳なさそうな声。
とりあえず店員に渡してみる。
さきほどまで何度も繰り返したステップをまたしても説明する店員。
しばしまた待機。
本気でこの電話をかけさせるつもりだったのかこの店員は。
色々と電話で話をする店員、ようやく私に受話器を戻す。
『申し訳ございません、本来はこのような件ではお客様からこちらにお電話していただくなんてあり得ないのですが
こちらの商品ですが、docomoとの契約ではなく、こちらの店舗、ひいては統括店舗の問題ですので
お客様にこのような形で電話をさせてしまい、申し訳ありません。
店舗責任者にはこちらから連絡しておきますので、お手数をおかけしますが
ですよね。電話契約を伴わない商品小売なのに、なんで本部に話をするのかわからなかったもん。
ご丁寧にありがとうございます。後はこっちの担当者と話をしますんで。
『ご面倒おかけして申し訳ありません』
というけで店員、どうなんですかそのあたり。
もういい加減押し問答は勘弁してください。
「と言われましても、担当者は説明しておりますし、ご契約者様には納得いただいてますので…」
いやだから、何回繰り返す気ですか。
「でしたら、ご契約者様本人と、担当者と両方でもう一度しっかりと話をしていただかないと
これ以上につきましてはご返答できません」
いや、だから何度繰り返す気ですか(2回目
「そうは言われましても…」
こちらは未使用品で、領収書もつけて、しっかりと店舗にまで出向いて
次の予定があああああ。
ただ、それは自分の予定なので関係ないからとりあえず穏便に穏便に…。
素数を数えて落ち着こう、1、2、3、4、5、…
(既に混乱しきっている)
ぷちっ
さっきから何度も奥に戻っては私を待たせてどういう気だ。
責任者がいるんでしょ?もういいアンタと話してもらちがあかない。
絶対自分でもやりたくなかった会話。
ここまで来ちゃうともはやただのクレーマーにしかならない可能性が。
折角おとなしく会話してきたのに。
そしてさらに数分…。
「どうしてもとおっしゃってもお客様はご契約者様当人ではないですし。」
ぶちぶちぶちぶち
もういい加減にしてくださいっ!
あんたらはゴミを押しつけてそうやって無駄に契約を取る気ですか!
そもそも追加されたプランだってもし契約解除を忘れてたらどうする気ですか!
ついでにいえばそもそもdocomoクラウドで利用できるものなんて限定されてるのわかってるでしょ!
なんでそれをよくもまあのうのうと言えたもんですね!
一応10年以上使ってるけどよくもまあ顧客に対してこんな対応が出来ますね!
もういいです、その商品はアンタのところで保管しておいてください。
「いえ、とりあえずお持ちいただきないと」
これをへたに持ち帰ったら納得したと誤解されそうです。
「でも、お持ち下さい」
「でも、お持ち下さい」
いいですか、いいですね、ありがとうございます。」
ふざけるな、これがまともな店舗のやることか
そんだけいうならもういい、一連の流れを消費者センターに話した上で
再度連絡をしやがれこのやろうと通達。
というわけでボールは向こうにある状況。
この結が話せる日はくるのかな。
だから契約に関してもどちらかというと独立系のショップに近いものがあるので
このような事象があるというのは聞いていたが
また、その店舗への連絡ものちほどしてくださるとおっしゃってたので
私的には直接docomoに対しては不満はありません。
ただ、末端・直営ではないとはいえドコモショップがここまで酷いとは。
こりゃあ人も離れるわけだ。
こんな状態ならもういよいよ廉価キャリアが強くなってきそう。
親の教育(ぁ)はしっかりしようと思った。
http://anond.hatelabo.jp/20140721002326
このあたりの意味することがわからなかったけど、鶯谷デッドボールという難あり女性を嬢として雇っているデリヘルのことを頭に入れておくと幸せになれるかもしれません。責任は持たないけど。
あとニューハーフヘルスといえども接客業の一種なのは間違いないので風俗に行くことになっても「※ただしイケメンに限る」というたぐいの選り好みはしないでくださいね。(はぁと)