はてなキーワード: 逃げ恥とは
そういう事言いたいのなら、今日のブクマに上がってる記事くらい見てみればいいのに
http://b.hatena.ne.jp/entry/diamond.jp/articles/-/146893
「月額19.4万円」は、機会費用法から計算した「子どものいない専業主婦世帯において主婦が貰うべきフェアな対価」であり、夫がこの対価を支払うためには月の手取り収入がその2倍(38.8万円)は必要で、この年額465.6万円を手取り収入として得るためには、2017年現在、590.5万円の税引き前年収が必要なのだという。なるほど約600万円だ。
ドラマ(増田注・「逃げ恥」のこと)の設定を延長して主人公夫婦が未就学児童を持つ場合に、夫が専業主婦の妻に給料(月37万1336円)を支払うためには手取り年収で891万円、税引き前の年収は約1247万円必要だと是枝氏は試算している。
つまり子供がいない専業主婦なら夫は600万、未就学児童がいるなら1247万以上の収入がない限り
夫が家事育児の分担をしない場合は「夫は妻にフェアな対価を払っていない」事になるそうだよ。
んで、
是枝氏は別の前提条件で、夫の年収別に「妻が専業主婦の場合のフェアな夫の家事・育児分担割合」を求めており、年収400万円の場合は32.5%、600万円の場合で24.5%、800万円の場合は18.0%などと計算している
だそうだ。
妻が専業主婦である場合すらそうなんだから、共働きなら妻の方が多少収入が低かろうが夫が家事分担をするのは当然、と言う事になるが、
ブレイクのきっかけの逃げ恥は結婚をテーマにしたドラマだから、そういう記事はある意味分かりやすくテンプレ通りだった
それと比べて今年ブレイクした高橋一生の「何故モテ」記事の無理矢理っぽさといったら
確かにイケメンでもなければ(失礼)若くもないし、演じてるのもカルテットといい直虎といい
「片思いする面倒なこじらせ男」役ばかりだしで分かりにくいんだろうと思うけど
そもそも高橋一生のファンって彼と付き合いたいとかそういう類じゃなくて
腐女子の一部に自分の欲望と向き合えないタイプがいるとは思うけど
そもそも恋愛やエロを楽しむ人間は自分の欲望を反映しているはず、という決めつけが謎
こんな男が現実にいたら関わり合いたくもないし、自分じゃこんな恋愛したくもないと心底思ってるけど
いやそんなのはBLに限った話でもない、男女恋愛ものだって同じ
電車男(古)なんか典型例、あれが流行った時に何を勘違いしたか女性誌に「オタク男子と付き合う方法」なんて記事が出たけど一瞬で消えたもんだ(ウケなかったんだろう)
それは「他人事として見る分には面白いけど自分じゃあんな恋愛したくない」って女が大多数だったから、ってだけだろうし
それはサスペンスが好きでも自分が殺人事件に巻き込まれるのは勘弁、という人がいるのと同じ事だと思うんだけど
何故恋愛やエロに限っては、自分がそこに混じりたいと思ってるはずと決めつける人が後を絶たないのか
電車男ほどのキワモノでなくても、例えば去年流行った逃げ恥だって
別に自分じゃあんな結婚生活したくないけどムズキュンだ何だと言ってる女は沢山いただろうに
はてなや増田でもそんな分析しているのを見たけど、何故そうなるのか
せめて「平匡さん」が好かれるのは何故か、ってならまだ分かるんだけど。星野源はただ台本通りに演じただけだろうと
つか星野源という俳優と自分が恋愛したいかどうかと、彼が逃げ恥で演じた平匡さんというキャラクターと自分が恋愛したいかどうか、
更にそれと逃げ恥というドラマ(漫画)が好きかどうか、ってのはそれぞれ全く違う話だと思うんだけども
つか「別に個人的には星野源とも「平匡さん」とも恋愛したいとは思わないが逃げ恥は好き」と言う女性に対して
孤独で変態でこじらせてるっぽい、なんて極端な評価する人もいないよねえ
それともオタクの極端さが出てるだけ?
例えば逃げ恥なら、それが好きな男性=ガッキーが好き、しかいない気がする
男性の場合、他人同士の100%他人事の恋愛話を楽しむという感覚がなさそう
…というのは偏見か?
「“恋ダンス”動画削除を」 星野源が所属するレコード会社が要請、9月以降は削除手続き
一世を風靡したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のEDテーマ「恋」を使用した恋ダンス動画が削除されるらしい。
日本人のみならずアメリカ大使館職員も動画投稿する程流行っていて、正に大ブーム!という感じだったけれども、どうやらドラマ放映期間だけビクターが「見逃して」いてくれただけで、ドラマが終わって約1年経った今、著作権を理由に動画の削除要請を行っていくとの事。
今回の騒動を見て、私が学生時代に感じた海外における日本ドラマ・アジアドラマ(特に韓国)の普及の仕方と著作権の問題についてちょっと述べさせてほしい。
小学3年生~高校卒業まで某東南アジアのインターナショナルスクールに通っていた。
住んでいたのはいわゆる発展途上国だったけれども、インターという事で生徒のほとんどが先進国出身、または発展途上国のエリート一家だった。(物価が安かったのでそこまで裕福でなくても先進国出身ならなんとかインターに通えた)一歩外に出ると発展途上国の一般的な人が通う市場なんかにも足を運べる環境。大学3年生でアメリカに交換留学もして、まあインター通っていたので英語は特に問題もなく現地の友達もでき、友達の国籍のばらつきとか考えて多分(欧米とかアジアだけに偏りすぎてはない目で)日本ドラマ愛好家について少しは語れると思う。
ただ、私はエンタメ関係の仕事をしている訳でもないし、著作権の専門家でもない。
インターに通っていたのだって10年程前。アメリカも4年前で今とは事情も違うかもしれないし、あくまで「学生だった頃の私」が感じた「海外から見たクールジャパンおよびアジアエンタメ」でしかない事は了承してほしい。あとネットでお隣の国の話題だすと荒れそうだけど、どっちが優れてる・劣ってるじゃなくて、お互い見習うとこあるよねって感じだって事を先に言っておきたいし、人種差別的なコメントをする人に対しては一切反応しません。(実際、韓国エンタメも面白いしね。最近だとコクソンよかったよ)
海外で日本のドラマを観る人って私から見ると3種類タイプがいて
①漫画・アニメが好きなのでその延長線で日本のドラマも観る
②アジア系なので、流行っている海外ドラマ(=欧米ドラマ)にイマイチ親近感を覚えられず同じアジア系のドラマとして日本ドラマに行きつく
③母国・海外問わず色んなドラマを観る
ここから見てわかる通り、入り口がアニメでもない限り海外の日本ドラマ愛好家って韓国ドラマのファン層と被っている。(詳しくない人以外だと東アジアひとくくり。日本人が白人を見て「アメリカ人!」っていうのと同じような感じ。)
そして、こういう人達がどこからアジア系ドラマに接触するかって言うとほとんどが違法DL、または違法DVD屋さん。
私の家の近くには違法DVDを売っている屋台があって、様々な国のドラマ・映画DVDが売っていた。特に買っていたわけでもないけれども近所のスーパーに向かう近道沿いだったのでたまに近くを通る。
某国に行ったすぐの頃はまだ日本のエンタメ産業に力があったので、面白いアジア系ドラマ=ジャパニーズみたいな認識だった。東アジア系ルックスである私達家族が屋台を通ると必ず「Japanese Dorama!」(日本人にもわかりやすいようにドラマを日本語発音してくれる笑)と声がかかる。
慣れてる店員さんだと日本人韓国人見分けて韓国人にはコリアンを勧めていたけれども基本はジャパニーズ。中韓のお客さんも日本のドラマが嫌いな人は少なかったし(少なくとも海外に出て来れるような教育レベルだと反日の人は少ない)、面白いから勧めておいて損はないだろ、的な感じ。この頃の日本ドラマだとフードファイトとかごくせんとか人気だったかな。あと古いけど中国系に東京ラブストーリーは鉄板だった。
(中華系は見分けるの難しかったみたいだったけど。そもそも北京語・広東語聞き分けるのが素人には難しいし、北京語話してたからと中国ドラマを勧めてみたら台湾人で機嫌を概してしまったとか、そもそも現地に馴染んだ華僑なので中華系ドラマに興味がないって人もいたので)
ところが一時期からこうしたお店でJapanese Doramaを勧められる事が一切なくなってしまう。時期としては多分冬のソナタがでてきた数年後くらいだったと思う。
別にその頃から急に日本ドラマの質が下がったとかじゃない。(冬のソナタ以降韓国ドラマの質が上がったっていうのはあると思うけど)
理由は明快で、その頃から日本のドラマのDVDの規制が激しくなって、DVDに焼くのが難しくなったから。
結果DVD屋さんのメイン商材は韓国ドラマ中心となっていった。
アジア系ドラマ観てみたいけど何から観ればいいのかわからないって人は、そういったDVD屋さんに行って店員さんにお勧めを聞くんだよね。
店員さんも商売なので持っている商品の中から勧めるしかない。ドラマを気にいってくれた人がいたらじゃあ同じ俳優さんがでてるこのドラマは…とか同じ雰囲気のドラマだったらこんなのもあるよって。
あるもの勝負なので売れるのは韓国ドラマ。人間やっぱり長く観てると愛着が湧いたりなじんできたリする訳で、普段から韓国ドラマを観てる人間はやっぱり日本のドラマよりもそっちを選んじゃう傾向がある。こうした人達が周りの友人に勧めて口コミで広がる。日本のドラマが売っていないので日本人及び純粋な日本ドラマファンはこうした屋台に行かなくなってさらに韓国ドラマが増えていく、というループ。
アジア系ドラマ専門の人以外も例えばハリウッド映画のDVDを探しに行ったらたまたま面白そうだったし(違法なので)安いからという理由で日本ドラマを観る機会がなくなっていく。
で、これって同じ現象がインターネットの違法DLでも起きていて。同時期から日本のドラマを追いかけるにはものすごい苦労をして違法UPされた動画に辿りつかなきゃいけなくなっていたらしい。私は運よく親戚がDVD録画したものを日本から送ってきたりしてくれていたが、そういうツテがなく、日本語ができない人は日本で放送された直後にファンが字幕を付け、数時間でそれが消される前に観るしかない。
そこまでして日本のドラマを観るか?ってなるとじゃあ韓国ドラマでいいやってなってしまう。特にさっき言った日本ドラマを観ている人間のタイプのうち②の人なんかは日本ドラマが好き!という訳でもなくアジア系ドラマで面白いのを探しているだけなので、探しやすい韓国のを…となる。
著作権的にどうなんだ?!って声がかかるのもわかるし、個人的に今オタクをやっていてブルーレイとか買っている私から見ても違法視聴は許されないと思う。
ただ実際、口コミでってマニアから始まるので、例え違法であっても露出が多いのって確かに有利だ。
こんな話がある。
私が学生の頃、涼宮ハルヒの憂鬱がインターのオタク仲間の間で流行っていた。確かその頃京都アニメーションかどこかの人が「海外でも受け入れられるとは思っていなかった」という旨の発言をしていたのを覚えている。萌えアニメが海外で流行った事はあまりなかったし、そもそも話の順を入れ替えて放送するっていうのも最初から原作ファンのみを狙い撃ちしていたかららしい。それが爆発的にヒットしたのは、その頃台頭してきたYoutubeでEDダンスが拡散され、オタク達がそれを真似た動画やパロった自作MADが話題になったから。(恋ダンスみたいだね!)今や海外のアニメファンの間でもKyo-aniって言えば通じる程のブランド力を持っているけれども、結局入口は(少なくとも私の周りでは)ネットでの違法視聴だったと思う。
今回の恋ダンス削除騒動を受けて高校までのインター生活+大学でのアメリカ留学で感じた「とにかく露出を増やす!」っていう点がやっぱり日本は遅れてるのかもしれないなって思ってしまった。The Melancholy of Suzumiya Haruhiみたいに恋ダンス経由で逃げ恥を知って、日本のドラマを観始める人だっているのになって。ビクターの言い分もわかるんだけど。
もちろん日本のエンタメ産業の人だってただ手をこまねいていただけではない。今はCrunchyrollで合法にアニメ配信をしたり民放も一週間以内だったらネットで番組が視聴できるようにしてたりする。でも結局その波に乗るのは韓国の方が上手かったかなって感じ。
アニメ除くと民法ドラマ・バラエティに英語字幕はついていないし、民放のネット配信って海外からだとアクセスできない事も多い。(韓国はArirangっていう英語字幕つきのケーブル番組とかある)
因みにアイドルとかでも同じ現象が起こっていて、アメリカで出会ったK-POPファンの友達は「昔はJ-POPを聞いていたけれどもYoutubeでフルであげてくれるとこが少なくてK-POPに移った。」と言っていた。今ほとんどの韓国アイドルが新曲をフルでネットにあげてるんだね…確認すると日本だとハロプロくらいかな…?LDHは日本の事務所の中ではかなり海外に目を向けてる感じはするけれどもやっぱりShort ver.しか上げていないし、坂道はMV集出してからShort ver.のみ。ジャニーズは基本的に全てアウト。例外的にAKBはフルで上げてるのもあるけど、あれは握手会ありきなのでカウントはしない方がいいのかもしれない。
あと、先に行っておくけどネットとか特にツイッターとかだと絵師の間で「欧米では文化にお金を払う土壌ができている!」みたいな事聞くけど、正直一般の人は正直そんな事全然ないよ。ちょっと前にイタリアのケーキ屋が「インスタで宣伝してやるからケーキを無料でよこせ!って客には何もだしません!」って表明して話題になってたの覚えてる方もいると思う。
個人レベルでも某アニメのDVDボックス欲しいっていうのに「え?ネットでただで観れるのに?」って返してきたの何人も欧米人いるからね。
実際にそれを仕事にしている人や趣味で漫画を描くような人だとその感覚理解してくれるけど、趣味で絵を描く(例えば同人誌を描くとか)ってのが割とアジア系に多いので日本人の他だと確率的に台湾・韓国人が多いかなって気はするけど。
何度も言うけど別に日本のエンタメコンテンツが弱いわけではない。「逃げ恥」始め今だって素晴らしいドラマ・映画が生み出され続けている。
中国人の友人は「日本ドラマ・映画の静かな感じはなかなか他の国ではだせない」と言ってるし、国内外問わず一番好きな映画は「桐島、部活やめるってよ」
アメリカ人の友人は「おくりびと」を絶賛していたし、フィリピン人の友人は「ホタルノヒカリ」の大ファンで一番好きな日本語は「ブチョー」。
でもこの人達って日本のエンタメ産業が強かった頃の日本のドラマを観て育っているからJapanese Doramaを観るという習慣ができている人々。上述した日本ドラマをよく見る外国人の中で②③の内、日本ドラマは面白いと知っているから、その中から自発的に面白いものお探してみようとした人々だ。で、入り口は違法視聴でもファンになった人達はきちんと公式のDVDなりサントラなりをネット販売を通じて買っている。
日本エンタメの露出が減っている中で、これから次の世代の日本ドラマファンをどう増やしていくのかってのはすごく問題になっていくと思う。この人達の何割かは母国のテレビ業界に入ってアジア系ドラマのバイヤーをするかもしれないし、Japanese Doramaを見ていた人なら放映権を買ってくれるかもしれない。
じゃあ①のアニメから入って日本ドラマも観るようになった人は?それはしばらく安泰なのではってなるけれども、冬のソナタ~今の韓国ドラマのレベルの上がり方を見てると、正直漫画なんかも追いつかれるんじゃないかなって思ってるんだよね。特に「紙の」漫画がどうしても重宝されがちな日本に対して、韓国漫画はWEBで攻めているという話も聞いた事あるし、割と面白いのもある。欧米人ってオタクとかエンタメ産業の人以外ネットで言われてる程文化にお金払わない。そうするとやっぱりただで読めるWEB漫画は強い。日本の漫画も最近はWEBで配信してるけど、それが「公式で」英語に訳されているか…もしないのならば非公式で訳されたものが黙認されているかってのはある。
どっちがいい悪いじゃなくて、お互い見習うところがあると思う。ただ、よく言われている事だけれども日本って宣伝が弱すぎるし、COOL JAPANとかいう前に、正直もう少しネットとかでの宣伝方法とか考えた方がいいんじゃないのかな。
終わり。
高校三年生の甥っ子が「進路めんどい」とうだうだしていた。「大学受験はかったるい」「専門学校でいっか」「とにかくどこでもいいから行け行け担任も親もうるさくて」。
なんでも聞いてくれるというお墨付きをいただいた私は傾聴に努めるけれど、心はふんわりと自分の中へと潜り込む。
自分の高校時代を思い返してみると確かに、あの頃は何をしたいかなんてさっぱりわからなかった。
姉(甥っ子の母)が優秀だったので何一つ問題なく高学歴ルートに入るのをなんとなく劣等感にまみれた目で見ていた。
周囲の目を気にしながらも、あの時なりにつくった理由(将来の夢?)を足かせに大学受験をしたことを覚えている。
妹は私よりずいぶんとハッキリとした夢を描いて一年後専門学校へ進学した。
弟は目的がなかったことと経済的余裕がないことを理由に高校卒業後働いた。
だから、大学と専門学校という最終学歴を持つこと、そして最終学歴を高校とすることのそれぞれの結果を家族内で見たことになる。
単にあるひとつのケースとして、だけれど。
大学は公立だったため学費は私立と比較すればかからなかったほうで、留年もせず卒業した私はその後一般企業に勤め、あまりのブラックさにうつ病を発症して退職、現在は専業主婦。病も軽度の時に救われたため、現在は幸せと言える。
妹は専門学校進学のために奨学金を借り、卒業後狭き門だった夢はそうそうに諦めてフリーターを続けるも奨学金返済が間に合わず実家に戻り、現在は実家の自営業を手伝う。彼女は彼女なりの幸せを模索しているみたい。
弟は飲食業のバイトを続けたのちに同社の社員に昇格、その後独立して自分の店を建てるもうまくいかずに店を閉め、その後はその経験をブログ執筆にあてて副業で稼ぎながら農家で修業中。彼も幸せ。
大学時代に学んだ授業は、驚くほど覚えていない。ただ、時間も惜しまず研究したこと、そこで出会った刺激的な仲間については今も良い糧となっている。全く別の業種についたが、あそこで出来上がったアイデンティティは大きい。
妹は専門学校時代を忌み嫌っている。理由は授業が入学前に説明されたものと違ったということと、専門学校自体の宣伝に自分の夢を搾取されたと感じたからだという。夢を叶えられなかったのは自分の才能がないからだ、と理解している。
弟はそんな私たちを横目で見て、一度お酒を飲み交わした際に「学費を払って何を学んでいるの?俺はお金稼ぎながらあほのように人生経験してるよ」と言ったことがあった。あの言葉は、忘れられない。
払った学費はなんだかんだで妹が一番大きいだろうか。
私は大学そのものに払ったお金よりもその他の交友関係に使った費用が大きかった。
夏休みの終わり、たくさんの高校三年生が、あるいはもっと若い学生たちが、進路に悩んでいるのだろう。
どの学校?偏差値は?親が言うからしょうがない、勉強めんどうくさい、これやりたい、あれやりたい。
ついこの前VALUの騒ぎを見て、あと今更ながら逃げ恥を見ていてぽつんと思ったことだが、やっぱりなんでも見返りがほしい。
なんでもだ。
というか、見返りを求めないで誰かの言いなりになって決めると不幸しか訪れない。
進学を選ばなければ自由な時間と労働から得る充実感、そして対価だろうか。
なんだか言葉で書けば書くほど薄っぺらくて、そんなもののために(というかそんなふわっとしたもののために)進路なんて決まるか、と思えてくる。
早く決めろ、どこでもいいから行け、という大人の意見は、まあ正しい部分もあるにはあるけれど鵜呑みにする必要はないと思う。
だからやってほしいことがある。ここからが高校三年生の甥っ子にも話したことだけれど。
まず、進学するなら学費を見てほしい。大学でも専門学校でも。それから、在学する年数も。
その上で、その学費と時間を投資して「何を買いたいのか」をハッキリ答えられるか確認してほしい。
その形は「夢(状態)」でもいいし、「将来の収入(物)」でもいいし、なんなら「たった一人の親友」とかでもいい。
つり合いのとれる見返りを自分で描いてほしい。
それがどうしてもできないんだったら、ちょっと高値張って無駄な買い物をすることになると思う。
それは、あとでわめいても、誰にも文句を言えないお買い物。
ちなみに財布が親だろうが、奨学金だろうが、自分ではない場合も確かめてほしい。
ということをつらつらと話した。
甥っ子は途中からうつむいて、「めんどーだよもー、ゆーちゅーばーになるー」と大声ではやしたてて言っている顔の表情は隠して見せなかった。
Amazonプライムに加入していると、Amazonプライムビデオというサービスが使える。
Amazonプライムで配信している映画、ドラマなどは見放題という、暇つぶしには最適なサービスだ。
そこに「バチェラージャパン」という独占配信番組があるのだが、先週末に放送が終了したので、感想を書いてみようと思う(盛大なネタバレあり)
「バチェラージャパン」はもともと海外で放送している同名の企画番組を日本に輸入したものらしい。
企画内容を端的に説明すると、バチェラーと呼ばれる超絶ハイスペックの独身男性一名が、
数十名の年齢も経歴もバラバラな女性たちと各地のリゾートやら保養地でイチャコラしながら、
毎週「ローズセレモニー」という儀式で脱落者を選び、最終的に残った一名と運命の婚約を果たすというものだ。
一応やらせなしのそのままの男女のドラマが繰り広げられるということで、いわゆるリアリティー番組と言われるジャンルとして喧伝していたらしい。
番組の内容的に、上品と言えるものではないので敬遠する人も多いと思うが、個人的には毎週楽しく見ていた。
番組の前半は恋愛番組というよりむしろ、女性同士の心理戦、サスペンス要素が強く、
場を仕切る女性や、泣き出す女性など、女性の内面に迫るのではなく、キャラの関係性を際立たせた構成で、
いや、こいつ番組の都合上残してるだろ、みたいなツッコミを入れながら見るのが楽しかった。
後半になるにつれ、当然と言えば当然だが残った女性一人一人の人格がフィーチャーされ、よりドラマ的な演出が増えていった。
しかしながら本人が本気で言っているのかわからないような、自分から落とされるような発言をしたりして、
駆け引きと言える場面もなく、正直言ってだんだん飽きてきてしまった。
最終的には、ゆるふわ系で22歳の高学歴女性が最後の一人となり、運命の女性としてバチェラーに選ばれる。
大方の予想も覆されることもなく、平和にシーズン1(シーズン2もあるらしい)は終わりを迎えた。
さて、そんなバチェラージャパンだったわけだが、非常に示唆に富む番組であったように思う。
超絶スペックの男性を多くの女性が奪い合う形式は、現代の婚活市場を正しくそのまま可視化しているし、
最終的に選ばれる女性が、若くて美しく、そして何より高学歴であったことは非常に現実的な結末であるように見えた。
(35歳のバチェラーはロリコンだ何だと非難を浴びているが、彼にとって極めて合理的な選択だったのだろう)
そして何よりバチェラージャパンが象徴的なのは、参加者の多くの女性が、一時的とはいえバチェラーに選ばれる経験をし、
その夢のような世界に身を置くことができる点だ。
(低スペックの男性が可視化されない=その場に存在しないことも極めて現実的である)
退場していく多くの女性たちが、その事に自覚的で、バチェラーに感謝を示し去っていくシーンが多くみられ、印象的であった。
そして現実でもそんな逆シンデレラのような状況に多くの女性が陥っている。
そこから現実に向き合い、現実的な結婚をすることに大きなハードルがあることは、容易に想像がつくだろう。
もちろん、同窓生や身近な関係者の中から相手を見つけ、社会人数年目には結婚するという、極めて牧歌的な結婚を果たしている者も当然多い。
しかし、多くの男女はそのタイミングを逃し、いわゆる婚活市場と呼ばれる泥沼に足を突っ込まざるを得ない状況になっている。
(男性は多くの女性にとって自分が可視化されない現実に、女性は向上することのない生活水準にそれぞれ向き合わなければならない)
婚姻関係と出産が大きく結びついている日本では、この問題は避けては通れない。
低所得者の増加や育児環境の未整備など、社会的な要因も当然重要だが、根本的な男女間の価値観はやはり考える必要があるだろう。
そう、バチェラージャパンは、「逃げ恥」のような現代的な理想の恋愛を見せるのではなく、現代的な現実の恋愛を見せるという意味で、
繰り返されているテーマであるがゆえに、2017年の生きたサンプルとして、バチェラージャパンを是非様々な方に見ていただきたいのである。(おわり)
『タラレバ』に『人は見た目〜』など、『逃げ恥』なんてクソ食らえってドラマが続く。
ぶっちゃけ世の女性にかけられた、ゆりちゃんが解こうとした呪いはあまりに強力で、たかだか1クール程度で消え去るものじゃないしな。
結局人は見た目が100パーセントなんだ。
年齢、化粧、体型、ファッション。
自分がどれだけ人を見た目で判断していたか、最近あることがきっかけで気付かされた。
ひまだったら読んでくれ。
きっかけは、友人(男)に「絶対合うから」って紹介されて渋々ある人に会ったことなんだけど。
が、そいつに「彼氏ほしい」なんて言ったことないし、なんでかごり押しされて心底意味わかんねーって思ってた。
けど、実際会ってみたら普通に「いい人」だった。
価値観も似てるし、性格もいいし、少しでも惹かれたことは認める。
が、彼はファッションに興味がなかった。
会った当日もグリーンレーベルで揃えた、みたいな無難な格好だった。
片や増田は春用にと買っておいた花の刺繍のブラウスにお気に入りの帽子なんてかぶっちゃって、
並んで歩くと、お互いがお互いの服のせいで浮くっていう不思議で最悪な状況ができあがった。
この時、一瞬だけタラレバの倫子と同じことしてないか自分って思ったんだ。
けどな、もう一人の自分が言うんだよ。
「お前は吉高由里子じゃないし、脚本家でもないし、そもそもKEYくんなんていねーのわかってっだろ」って。
(すぐにドラマと自分の人生重ねようとする癖いい加減やめたい)
話を元に戻す。
私は友人たちがどんな服を着ていても気にしない。
派手だろうが地味だろうが奇抜だろうが無難だろうが、みんな自分の好きな服を着ればいい。
自分が魅力に思っているのは中身だし。
そう思ってた。
けど、違った。
そもそも、自分の周りにはおしゃれに興味がある/気を使う人しかいなかったことに気がついた。
全身Supremeのスケボー馬鹿だったり、スニーカーオタクだったり、『ポパイ』の熱狂的信者(地方都市出身)だったり。
あと、たとえ最初ダサくても、おしゃれな人たちと一緒にいれば必然的におしゃれになるもんだと思う。
(※ただしその人たちと一緒にいたいと思った場合に限る)
おしゃれっていうのは進化なのかもしれない。
おしゃれな人っていうのは、色、丈、TPOとかの絶妙なバランスを汲み取れる人のことだと思う。
あることを知ってしまったら、もう知らなかった状態には戻れないように、
そのバランス感覚を身につけたら、もうダサい状態には戻れない。
そうやってダサい人がおしゃれになっていくのをたくさん見てきた。
もう一つ気がついたことがある。
おしゃれな人に面と向かって「おしゃれですね」って言わないし、頭いい人に「頭いいですね」とは言わない。
それ言われるってことは、たぶん「あなたとはそれ以外話すことがないんです」って言われてるのと同義だと思う。
(けど「かわいい」とかは言うね。「かわいいは正義」だもんね)
申し訳程度に彼は服を褒めてくれたけど、「いやおま絶対思ってないだろ」って顔で言われた。
たしかにいい人だったけど、自分は向こうにあわせて無難な格好しようとは思わないし、向こうをおしゃれにしようとも思わない。
つまり、向こうの色に染まりたい/こっちの色に染めたいと思うほど、好きにはなれなかったわけだ。
わがままかもしれないけど、恋人として自分の隣を歩くのは、間違ってもチャオパニックで買ったボーダーのロンTを着る人ではない。
(グリーンレーベルとか無難なブランドは、自分にとっては逆に地雷だったりするんだと学んだ)
友人は私がファッション好きだって知っていたはずなのに、なんでファッションに興味ない男なんてしょうかいしてきたんだろう。
(まあ同性でも「そいつが選ばなかった人」って思うと「んー」とはおもうけど…)
追記:
くっそ長いよ!くっそ長いよ!
http://anond.hatelabo.jp/20170110135358
離婚しよう、と言われた。
1年間の単身赴任の後、赴任先に妻子が合流した。
合流後、そろそろ2年になる。
妻は5時台に早起きして朝食と弁当を作り、洗濯のあとパートに出かける。よくやってくれている。
一番上の子の高校受験の関係で、夏までに妻の実家近くに戻ることにした。
ここまでは双方合意。
「働きたくないでござる」
(略)
まあ、つまり、あれだ。
偽装離婚を持ちかけられているわけだ。
目下の悩みは、こんな思考の人と添い遂げられる自信がなくなったので、
本気で離婚したいと思っていることだ。
養育費はそれなりに払う。
これね、単身赴任に戻って別居することには双方同意してるんだから、
妻にメリットがない。
確かに離婚したほうが安上がりではある
籍を抜きたい、別居したい、生活費はもらいたい、
偽装離婚でない場合、子どもが成人したら、その後の妻の生活費はありません。
今はいいけど子どもが成人になって手当がなくなったときに誰がこの離婚したばあさんをひきとることになるんだろう・・・。ババ抜きゲームになりそうな。
穏便に離婚したいだけだよね。
これ普通に離婚したいのだと思う。別居したら婚姻関係の破綻とみなされるし、そうなりゃ慰謝料請求も否決されるよ。浮気はともかく、増田に何も払わず別れたいってことじゃないかな。
やだなー
普通に離婚したら子どもが成人した後の生活費もらえないじゃないですかー(妻目線)
なるほど。
離婚を偽装してまで自治体や国からの補助金をせしめようという魂胆に対して
「添い遂げる自信がない」
と書きました。
よくやってくれている。 この上から目線。
5時起きで家事してパートまでやってる奥さんに「感謝している」ではなく「よくやってくれている」で、挙句の果てにバカ呼ばわりじゃあ、まあ、いろいろお察しします。
妻も増田に「よくやってくれている」というようなことを言います。
なんではてな村って、こういうこと言われるんですかね?
うるせーよバカ。
バカっていうやつがバカな案件っぽいなあ。これは奥さんにハメられてるんじゃないの?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
さーせん
別に弁当作れとは言ってない。他の共働き家庭みたいに仕出しとか出前とか、いろいろある。
洗濯だって住んでいるアパートにサービスついているんだからそっちに任せろ、と言っている。
ところで、子どもがいたら妻は家で専業主婦しろ、っていつの時代の価値観なんですかね。
仮に僕の稼ぎが2000万円あったとしても、
妻には働いてて欲しいと思いますけどね。
怪しい。なんかウラがありそう
妻が夫を騙しにかかっていると考えてしまうのは心が濁っているということだろうか。
濁ってますね…
実際は男連れ込んでって未来が見える
確かに間男がいそうですね。
実はもう一人養ってましたみたいな
めっちゃ頑張ってた5時おき3人子育ての母と悪だくみ母が同一人物とは思えないなぁとか思ってブコメ見たら間男の存在ほのめかされてて不覚にもなるほどと思った
ほんとにねえ。
はてなーこわいわ。
すぐ間男、間男って、お下品なアタマの出来ですよね、みなさん。
ドラマの見すぎなんじゃないの?
奥さん浮気してるぞ
そしたら増田に魅力がないっていうことだし、
そういうことする人を選んだ増田が、見る目がなかったということでもある。
仮にそういう事実があるとしたら、受け入れるしかないですよね。
ただそれは夫婦の問題だから、他人にとやかく言われることではなかろうと思います。
その人達はみんなパートナーの浮気を疑わなきゃいけないんですか?
奥さんのほう、婚費が欲しいから偽装離婚を偽装してるだけで、普通に離婚したいように見えるのだけど。帰宅は年1回とかさ。男でもいるのか、よっぽど同居してたこの2年が辛かったのか。
増田は倫理を問題にしてるが、中三含む子どもらの意向や増田自身の子どもへの情についてが文面に全然出てこない辺りが引っかかる。増田家族は既に形骸化してるのでは。そして増田も形に拘ってるだけなのでは(邪推
生活費を払って年一回帰宅。養育費を払って年数回面会。普通に離婚以下じゃない?ま、少なくとも愛情のある相手に対する提案ではないね。
少なくとも僕は妻や子どもに愛情はありますよ、本筋じゃないから書かなかっただけで。
そういうことを考える人もおるやろね。
元記事の追記にも書きましたが入れ知恵してる不道徳な輩がいるんですよ。どうやら。
別れなさい
離婚する前に協議書作成しとかないと、あとで揉めるだけじゃないですかね
これ、偽装離婚とか奥さんから言われてるけど、普通の離婚で多額の養育費を払うも年1回子供に面会できる親権取れなかった父親じゃん…
この条件で協議成立するわけないじゃん
これ、、、すごいですね。
この発想はなかった。
ちょっとまってくれ、お前は自分の子供がバカなら捨てるのか?家族がバカだと思うなら捨てるんじゃなく面倒を見るべきなんじゃ。
子どもと妻は別でしょうよ。
一人前になるまでちゃんと面倒を見ます。
住む場所が離れるのはどうかと思う
上の子と妻だけ地元に戻り、下二人の面倒を僕が見てもいい、とも言っています。
釣りだといいなあ…他のブコメにもあるけど夫婦とも子供の心情も何も全く考えてない…悲しすぎる…でも本当にどうしようもなくて離婚する人以外はみんなこんな感じなのかもしれないと思うとまた悲しい…
受験を控えた子供の気持ちとか、この妻に育てられることをなんとも思わないあたり、夫側にもなにか問題がありそう。偽装離婚は妻側の建前だとする説も確かにと思える。
モラルがないだけで。
婚資じゃなくて婚費な。
よく読め。
コンフィじゃなくて婚費な。
よく読め。
結婚こわい
まんじゅう怖い怖い
うちは幸せだ
すばらしい。
仲良きことは美しき哉
多分これ奥様大変だったんじゃないの?3人、5時起き、パート、私学、赴任…等々。長年の積が増えると共に、同時進行で考えてたんじゃない?すり合わせうまく行くといいね。増田も頑張ってきたんでしょ?
「妻は5時台に早起きして朝食と弁当を作り、洗濯のあとパートに出かける。」単身赴任中に楽が出来たので一緒に暮らすのが辛くなったと見た。世の奥様は夫が単身赴任すると喜ぶと聞いた。
文面だけで判断すると協議離婚が良さそうな気はするけど…まずは働きたくないの本質を見極めよう。言葉のままの意味とは限らないので。答えは急がずに、最後は増田がどうしたか。
なるほど。。。
バカだ、というのは引っかかり、ここまで身を粉にしてやっているのに、限界がきたから、なりふり構わず状況を打開、あるいは緩和したいって話ではなかろうかねぇ。
奥さんの提案は増田側に一切のメリットが無いよね。穏便に離婚していいところ取りしたいって事なんだろうな。でもまあ毎朝5時起きして家事やって仕事に出て…ってのは嫌になるだろうね。
id:noribealive 奥様、疲れてんだねぇ…。くたくたなんだよ、きっと。そういう時って恐ろしくバカなこと思いついて、それが正しいことだって思い込むんだよね…。
ご指摘のとおりです。
子ども中心に考えよ。
子供に胸張れないことをよくやろうとするよなあ
子供は多分窮屈な思いをするぞ、とだけ
詳細は伏せますが妻の身内にそういう人が多いので
賢いじゃん
言うまでもないけど、偽装はダメ。例えるなら、「節税のつもりが、実は脱税でした」みたいに、全てを失うよ。奥様がバカでつらいと思うならさとしてほしい。国民全体に不利益が出て日本国がさらに歪むことに繋がる。
そうですね。
しかしながら
「悪いことだと認識していない相手に、それが悪いことだと教える」
そうですよね。
ご意見参考にして、「バカなこと」を辞めさせるように、もう一度妻と話し合ってみます。
叩かれましたが、客観的で的確なコメントもたくさんあって助かりました。
みなさんありがとうございました。