はてなキーワード: 逃げ恥とは
Amazonプライムに加入していると、Amazonプライムビデオというサービスが使える。
Amazonプライムで配信している映画、ドラマなどは見放題という、暇つぶしには最適なサービスだ。
そこに「バチェラージャパン」という独占配信番組があるのだが、先週末に放送が終了したので、感想を書いてみようと思う(盛大なネタバレあり)
「バチェラージャパン」はもともと海外で放送している同名の企画番組を日本に輸入したものらしい。
企画内容を端的に説明すると、バチェラーと呼ばれる超絶ハイスペックの独身男性一名が、
数十名の年齢も経歴もバラバラな女性たちと各地のリゾートやら保養地でイチャコラしながら、
毎週「ローズセレモニー」という儀式で脱落者を選び、最終的に残った一名と運命の婚約を果たすというものだ。
一応やらせなしのそのままの男女のドラマが繰り広げられるということで、いわゆるリアリティー番組と言われるジャンルとして喧伝していたらしい。
番組の内容的に、上品と言えるものではないので敬遠する人も多いと思うが、個人的には毎週楽しく見ていた。
番組の前半は恋愛番組というよりむしろ、女性同士の心理戦、サスペンス要素が強く、
場を仕切る女性や、泣き出す女性など、女性の内面に迫るのではなく、キャラの関係性を際立たせた構成で、
いや、こいつ番組の都合上残してるだろ、みたいなツッコミを入れながら見るのが楽しかった。
後半になるにつれ、当然と言えば当然だが残った女性一人一人の人格がフィーチャーされ、よりドラマ的な演出が増えていった。
しかしながら本人が本気で言っているのかわからないような、自分から落とされるような発言をしたりして、
駆け引きと言える場面もなく、正直言ってだんだん飽きてきてしまった。
最終的には、ゆるふわ系で22歳の高学歴女性が最後の一人となり、運命の女性としてバチェラーに選ばれる。
大方の予想も覆されることもなく、平和にシーズン1(シーズン2もあるらしい)は終わりを迎えた。
さて、そんなバチェラージャパンだったわけだが、非常に示唆に富む番組であったように思う。
超絶スペックの男性を多くの女性が奪い合う形式は、現代の婚活市場を正しくそのまま可視化しているし、
最終的に選ばれる女性が、若くて美しく、そして何より高学歴であったことは非常に現実的な結末であるように見えた。
(35歳のバチェラーはロリコンだ何だと非難を浴びているが、彼にとって極めて合理的な選択だったのだろう)
そして何よりバチェラージャパンが象徴的なのは、参加者の多くの女性が、一時的とはいえバチェラーに選ばれる経験をし、
その夢のような世界に身を置くことができる点だ。
(低スペックの男性が可視化されない=その場に存在しないことも極めて現実的である)
退場していく多くの女性たちが、その事に自覚的で、バチェラーに感謝を示し去っていくシーンが多くみられ、印象的であった。
そして現実でもそんな逆シンデレラのような状況に多くの女性が陥っている。
そこから現実に向き合い、現実的な結婚をすることに大きなハードルがあることは、容易に想像がつくだろう。
もちろん、同窓生や身近な関係者の中から相手を見つけ、社会人数年目には結婚するという、極めて牧歌的な結婚を果たしている者も当然多い。
しかし、多くの男女はそのタイミングを逃し、いわゆる婚活市場と呼ばれる泥沼に足を突っ込まざるを得ない状況になっている。
(男性は多くの女性にとって自分が可視化されない現実に、女性は向上することのない生活水準にそれぞれ向き合わなければならない)
婚姻関係と出産が大きく結びついている日本では、この問題は避けては通れない。
低所得者の増加や育児環境の未整備など、社会的な要因も当然重要だが、根本的な男女間の価値観はやはり考える必要があるだろう。
そう、バチェラージャパンは、「逃げ恥」のような現代的な理想の恋愛を見せるのではなく、現代的な現実の恋愛を見せるという意味で、
繰り返されているテーマであるがゆえに、2017年の生きたサンプルとして、バチェラージャパンを是非様々な方に見ていただきたいのである。(おわり)
『タラレバ』に『人は見た目〜』など、『逃げ恥』なんてクソ食らえってドラマが続く。
ぶっちゃけ世の女性にかけられた、ゆりちゃんが解こうとした呪いはあまりに強力で、たかだか1クール程度で消え去るものじゃないしな。
結局人は見た目が100パーセントなんだ。
年齢、化粧、体型、ファッション。
自分がどれだけ人を見た目で判断していたか、最近あることがきっかけで気付かされた。
ひまだったら読んでくれ。
きっかけは、友人(男)に「絶対合うから」って紹介されて渋々ある人に会ったことなんだけど。
が、そいつに「彼氏ほしい」なんて言ったことないし、なんでかごり押しされて心底意味わかんねーって思ってた。
けど、実際会ってみたら普通に「いい人」だった。
価値観も似てるし、性格もいいし、少しでも惹かれたことは認める。
が、彼はファッションに興味がなかった。
会った当日もグリーンレーベルで揃えた、みたいな無難な格好だった。
片や増田は春用にと買っておいた花の刺繍のブラウスにお気に入りの帽子なんてかぶっちゃって、
並んで歩くと、お互いがお互いの服のせいで浮くっていう不思議で最悪な状況ができあがった。
この時、一瞬だけタラレバの倫子と同じことしてないか自分って思ったんだ。
けどな、もう一人の自分が言うんだよ。
「お前は吉高由里子じゃないし、脚本家でもないし、そもそもKEYくんなんていねーのわかってっだろ」って。
(すぐにドラマと自分の人生重ねようとする癖いい加減やめたい)
話を元に戻す。
私は友人たちがどんな服を着ていても気にしない。
派手だろうが地味だろうが奇抜だろうが無難だろうが、みんな自分の好きな服を着ればいい。
自分が魅力に思っているのは中身だし。
そう思ってた。
けど、違った。
そもそも、自分の周りにはおしゃれに興味がある/気を使う人しかいなかったことに気がついた。
全身Supremeのスケボー馬鹿だったり、スニーカーオタクだったり、『ポパイ』の熱狂的信者(地方都市出身)だったり。
あと、たとえ最初ダサくても、おしゃれな人たちと一緒にいれば必然的におしゃれになるもんだと思う。
(※ただしその人たちと一緒にいたいと思った場合に限る)
おしゃれっていうのは進化なのかもしれない。
おしゃれな人っていうのは、色、丈、TPOとかの絶妙なバランスを汲み取れる人のことだと思う。
あることを知ってしまったら、もう知らなかった状態には戻れないように、
そのバランス感覚を身につけたら、もうダサい状態には戻れない。
そうやってダサい人がおしゃれになっていくのをたくさん見てきた。
もう一つ気がついたことがある。
おしゃれな人に面と向かって「おしゃれですね」って言わないし、頭いい人に「頭いいですね」とは言わない。
それ言われるってことは、たぶん「あなたとはそれ以外話すことがないんです」って言われてるのと同義だと思う。
(けど「かわいい」とかは言うね。「かわいいは正義」だもんね)
申し訳程度に彼は服を褒めてくれたけど、「いやおま絶対思ってないだろ」って顔で言われた。
たしかにいい人だったけど、自分は向こうにあわせて無難な格好しようとは思わないし、向こうをおしゃれにしようとも思わない。
つまり、向こうの色に染まりたい/こっちの色に染めたいと思うほど、好きにはなれなかったわけだ。
わがままかもしれないけど、恋人として自分の隣を歩くのは、間違ってもチャオパニックで買ったボーダーのロンTを着る人ではない。
(グリーンレーベルとか無難なブランドは、自分にとっては逆に地雷だったりするんだと学んだ)
友人は私がファッション好きだって知っていたはずなのに、なんでファッションに興味ない男なんてしょうかいしてきたんだろう。
(まあ同性でも「そいつが選ばなかった人」って思うと「んー」とはおもうけど…)
追記:
くっそ長いよ!くっそ長いよ!
http://anond.hatelabo.jp/20170110135358
離婚しよう、と言われた。
1年間の単身赴任の後、赴任先に妻子が合流した。
合流後、そろそろ2年になる。
妻は5時台に早起きして朝食と弁当を作り、洗濯のあとパートに出かける。よくやってくれている。
一番上の子の高校受験の関係で、夏までに妻の実家近くに戻ることにした。
ここまでは双方合意。
「働きたくないでござる」
(略)
まあ、つまり、あれだ。
偽装離婚を持ちかけられているわけだ。
目下の悩みは、こんな思考の人と添い遂げられる自信がなくなったので、
本気で離婚したいと思っていることだ。
養育費はそれなりに払う。
これね、単身赴任に戻って別居することには双方同意してるんだから、
妻にメリットがない。
確かに離婚したほうが安上がりではある
籍を抜きたい、別居したい、生活費はもらいたい、
偽装離婚でない場合、子どもが成人したら、その後の妻の生活費はありません。
今はいいけど子どもが成人になって手当がなくなったときに誰がこの離婚したばあさんをひきとることになるんだろう・・・。ババ抜きゲームになりそうな。
穏便に離婚したいだけだよね。
これ普通に離婚したいのだと思う。別居したら婚姻関係の破綻とみなされるし、そうなりゃ慰謝料請求も否決されるよ。浮気はともかく、増田に何も払わず別れたいってことじゃないかな。
やだなー
普通に離婚したら子どもが成人した後の生活費もらえないじゃないですかー(妻目線)
なるほど。
離婚を偽装してまで自治体や国からの補助金をせしめようという魂胆に対して
「添い遂げる自信がない」
と書きました。
よくやってくれている。 この上から目線。
5時起きで家事してパートまでやってる奥さんに「感謝している」ではなく「よくやってくれている」で、挙句の果てにバカ呼ばわりじゃあ、まあ、いろいろお察しします。
妻も増田に「よくやってくれている」というようなことを言います。
なんではてな村って、こういうこと言われるんですかね?
うるせーよバカ。
バカっていうやつがバカな案件っぽいなあ。これは奥さんにハメられてるんじゃないの?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
さーせん
別に弁当作れとは言ってない。他の共働き家庭みたいに仕出しとか出前とか、いろいろある。
洗濯だって住んでいるアパートにサービスついているんだからそっちに任せろ、と言っている。
ところで、子どもがいたら妻は家で専業主婦しろ、っていつの時代の価値観なんですかね。
仮に僕の稼ぎが2000万円あったとしても、
妻には働いてて欲しいと思いますけどね。
怪しい。なんかウラがありそう
妻が夫を騙しにかかっていると考えてしまうのは心が濁っているということだろうか。
濁ってますね…
実際は男連れ込んでって未来が見える
確かに間男がいそうですね。
実はもう一人養ってましたみたいな
めっちゃ頑張ってた5時おき3人子育ての母と悪だくみ母が同一人物とは思えないなぁとか思ってブコメ見たら間男の存在ほのめかされてて不覚にもなるほどと思った
ほんとにねえ。
はてなーこわいわ。
すぐ間男、間男って、お下品なアタマの出来ですよね、みなさん。
ドラマの見すぎなんじゃないの?
奥さん浮気してるぞ
そしたら増田に魅力がないっていうことだし、
そういうことする人を選んだ増田が、見る目がなかったということでもある。
仮にそういう事実があるとしたら、受け入れるしかないですよね。
ただそれは夫婦の問題だから、他人にとやかく言われることではなかろうと思います。
その人達はみんなパートナーの浮気を疑わなきゃいけないんですか?
奥さんのほう、婚費が欲しいから偽装離婚を偽装してるだけで、普通に離婚したいように見えるのだけど。帰宅は年1回とかさ。男でもいるのか、よっぽど同居してたこの2年が辛かったのか。
増田は倫理を問題にしてるが、中三含む子どもらの意向や増田自身の子どもへの情についてが文面に全然出てこない辺りが引っかかる。増田家族は既に形骸化してるのでは。そして増田も形に拘ってるだけなのでは(邪推
生活費を払って年一回帰宅。養育費を払って年数回面会。普通に離婚以下じゃない?ま、少なくとも愛情のある相手に対する提案ではないね。
少なくとも僕は妻や子どもに愛情はありますよ、本筋じゃないから書かなかっただけで。
そういうことを考える人もおるやろね。
元記事の追記にも書きましたが入れ知恵してる不道徳な輩がいるんですよ。どうやら。
別れなさい
離婚する前に協議書作成しとかないと、あとで揉めるだけじゃないですかね
これ、偽装離婚とか奥さんから言われてるけど、普通の離婚で多額の養育費を払うも年1回子供に面会できる親権取れなかった父親じゃん…
この条件で協議成立するわけないじゃん
これ、、、すごいですね。
この発想はなかった。
ちょっとまってくれ、お前は自分の子供がバカなら捨てるのか?家族がバカだと思うなら捨てるんじゃなく面倒を見るべきなんじゃ。
子どもと妻は別でしょうよ。
一人前になるまでちゃんと面倒を見ます。
住む場所が離れるのはどうかと思う
上の子と妻だけ地元に戻り、下二人の面倒を僕が見てもいい、とも言っています。
釣りだといいなあ…他のブコメにもあるけど夫婦とも子供の心情も何も全く考えてない…悲しすぎる…でも本当にどうしようもなくて離婚する人以外はみんなこんな感じなのかもしれないと思うとまた悲しい…
受験を控えた子供の気持ちとか、この妻に育てられることをなんとも思わないあたり、夫側にもなにか問題がありそう。偽装離婚は妻側の建前だとする説も確かにと思える。
モラルがないだけで。
婚資じゃなくて婚費な。
よく読め。
コンフィじゃなくて婚費な。
よく読め。
結婚こわい
まんじゅう怖い怖い
うちは幸せだ
すばらしい。
仲良きことは美しき哉
多分これ奥様大変だったんじゃないの?3人、5時起き、パート、私学、赴任…等々。長年の積が増えると共に、同時進行で考えてたんじゃない?すり合わせうまく行くといいね。増田も頑張ってきたんでしょ?
「妻は5時台に早起きして朝食と弁当を作り、洗濯のあとパートに出かける。」単身赴任中に楽が出来たので一緒に暮らすのが辛くなったと見た。世の奥様は夫が単身赴任すると喜ぶと聞いた。
文面だけで判断すると協議離婚が良さそうな気はするけど…まずは働きたくないの本質を見極めよう。言葉のままの意味とは限らないので。答えは急がずに、最後は増田がどうしたか。
なるほど。。。
バカだ、というのは引っかかり、ここまで身を粉にしてやっているのに、限界がきたから、なりふり構わず状況を打開、あるいは緩和したいって話ではなかろうかねぇ。
奥さんの提案は増田側に一切のメリットが無いよね。穏便に離婚していいところ取りしたいって事なんだろうな。でもまあ毎朝5時起きして家事やって仕事に出て…ってのは嫌になるだろうね。
id:noribealive 奥様、疲れてんだねぇ…。くたくたなんだよ、きっと。そういう時って恐ろしくバカなこと思いついて、それが正しいことだって思い込むんだよね…。
ご指摘のとおりです。
子ども中心に考えよ。
子供に胸張れないことをよくやろうとするよなあ
子供は多分窮屈な思いをするぞ、とだけ
詳細は伏せますが妻の身内にそういう人が多いので
賢いじゃん
言うまでもないけど、偽装はダメ。例えるなら、「節税のつもりが、実は脱税でした」みたいに、全てを失うよ。奥様がバカでつらいと思うならさとしてほしい。国民全体に不利益が出て日本国がさらに歪むことに繋がる。
そうですね。
しかしながら
「悪いことだと認識していない相手に、それが悪いことだと教える」
そうですよね。
ご意見参考にして、「バカなこと」を辞めさせるように、もう一度妻と話し合ってみます。
叩かれましたが、客観的で的確なコメントもたくさんあって助かりました。
みなさんありがとうございました。
最近上京し、地下鉄で片道1時間程度の電車通勤をするようになった。
地下鉄は朝も夜もそれなりに人が多く、他人が使っているスマホ画面が目に入ってくる。
それが楽しい。
関西に住んでいた時も京都から彦根まで、片道1時間以上の通勤をしていた時があったが、だいたい新快速を利用していた為、転換式クロスシート(さっき調べた。こう呼ぶんですね。)という逃げ恥で言うところの平匡さんがみくりさんにキスした時のヤツが多かったため、座っている人が何をしてるかはせいぜい2名分しかわからない。
皆さんの用途は本当に人それぞれで、ゲームやLINE、Twitter、facebook、ニュースやまとめを読んでたりなどなど。
ゲームはパズドラやモンスト、ツムツムやLINEの指でなぞる何かなどが多いと感じるが、たまにかわいいSDキャラな女の子が超次元サッカーをやるゲームなど、知らないゲームのプレーを見る事が出来るのは楽しい。
女子高生がスクフェスやってたりすると、マジで流行ってるんだなーと感じるし、おばさんがiPad縦持ちであんすた?をやってたりするのは職人を感じる。
おじさんがマージャンや銃で暗殺するゲームをやっていたらなんか安心する。
アニメとか見てなさそうなお姉さんがソードアートオンラインを見ていたり。
Twitterは発言内容を検索してアカウントを特定したりも出来る。
逃げ恥の見すぎかよ
お父さんのほうが稼いでないのに、勝手に有給という名の遅刻早退をしているからお母さんより絶対時間余ってるのに、お父さんは一切家事をしない!
今まで全然気にしてなかったしこういうもんだと思ってたけど、逃げ恥とかに影響されて考えるようになり、すごく敏感になってしまった。あと普通に恋ダンスは覚えた。
お父さん、たまーに洗濯物畳んでいるけど、でも年に数回だよね。
お母さんが夜の8,9時まで働いて帰ってきて、バタバタとごはんを作っている横で優いる雑誌読んだり時代劇見たりしている。
バカバカしいなあ。
こんなバカなことってないよ。
だから結婚しても、家事を私ひとりでぜんぶ背負うなんて絶対やりたくない。私が買い出ししてごはん作って、食器洗いと洗濯は旦那がやるみたいなそういう分担がしたいよ。
私は、お母さんが今日も仕事して、風が強すぎて帰ってきちゃったよって笑って、また夕飯の買い物に出かけるのが何だか辛くてしょうがなかった。
1日中動き回ってその上また働かなきゃいけないの……
夕飯なんて適当でいいのに……そのへんのパンとかお惣菜で全然いいのにって。
じゃあお前が家事やれよってそういうんじゃなくて
お母さんがそれを当たり前としていることがいちばん恐ろしいの!
女の人は、たとえ外で働いていようが夫より稼いでようがぜんぶ家事をやらなくてはならないという堅固すぎる何かを彼女から感じるの!!
だから、タイトルの言葉をうっかり言ってしまったときの反応がまた怖かった。
「なんてことを言ってるの!!!」
って、それは言ってはいけないやつだぞお前みたいな、ヴォルデモート的なものに対するリアクションだったから……
あとお父さんが家事を手伝おうとしたときに「いい!いい!大丈夫だから!!」ってものすごい早さで防衛するし
これはどうやるの?って聞いても技術を全然教えてくれないのだ。結局奪うように皿洗いをすることにしているけど他は完全に母親の領域……どうする……
結婚しても嫌々ながら、でもすんなり家事を全て引き受けてしまいそうで、そしてパートナーや社会に対する怨恨を募らせていきそうなのでとても怖い。
というお話でした。
恋ダンス、逃げ恥。つまるとことガッキーのひたすら可愛いさを愛でるドラマだったと思っているのは、僕だけではないはず。
逃げ恥でも話題になっていたけど、主婦の家事労働の対価って話は、いつも片手落ちな気がして仕方がない。
なんでも年収192万円らしいが、これが高いか安いかは人それぞれだから、別にして、192万を主婦に払えって話しではないよね。
仮に夫婦二人で暮らす専業主婦が、この対価を受け取れるとしよう。
ではそれを払うのは誰か?当然、夫と考えがちだが、二人の生活の為の家事労働な訳だから、夫婦で払うわけだ。
さらに2人で暮らしてるわけだから、当然、生活費も折半という考え方になると思う。
ならば仮に月10万円として、年120万を折半にして、60万円の妻負担を引くと36万円が残る。
この時点で、月3万円のこずかいになるが、当然、将来に対する貯蓄もしたいところだ。
共有財産の貯蓄を月5万するとして、その半分の2万5千円。
そうすると残念ながら小遣いが5000円になってしまう。
これは別に小遣いが5000円で十分だと言うのではなく。
絶版だらけだけど今は電子書籍があるから全部読める。素晴らしいね。
とにかくオムニバスを活かしたムズキュンオンパレードになっており、
これをきっかけに作者は隔月誌読み切り→隔月誌連載→本誌掲載と出世したのも頷ける。
一番最初の姉弟の恋愛話がダメな人は本当にダメだと個人的には思うので、最初が微妙でも我慢して読んで欲しい。
1~4巻あたりまでが非常に面白い。
パート主婦・バリキャリ・フリーランス・未経験職への転職 と全く立場が異なる4人とそれらを取り巻く環境の話。
これだけ立場が異なる4人が集まればマウンティングも凄そうだけど、そういうものは一切無い。
主役はみくりと同様に「飛び抜けて容姿が可愛い訳でもない、特に優れている所もない、選ばれない女の子」で、
告白に「クーリング・オフ制度」を取り入れるなど、既に逃げ恥の片鱗が。
個人的に主人公がしょっちゅう髪型変えるのが可愛いけど分かりにくいだろうなあと思いながら読んでた。
読み切りなら
「いいドラマだったね」
「でもゆりちゃんのラストが納得いかなくない? 結局彼女の、劣等感とか、世間の目の苦しさはさ、イケメン年下に愛されることで解消しました〜って、それでいいの?」
「いや、あれはさ、むしろ“イケメン年下に色目つかってみっともない”っていう世間の偏見をゆりちゃん自身が内面化しちゃってたんだけど、でも、その呪いから解き放たれたって話じゃん」
「うーん、そっかぁ。確かに、ユリちゃん個人の選択としては尊重されるべきだし何も間違ってないとは思うんだよ。でも独身の私からすると、ユリちゃんは、ひとりで生きてても結構楽しいよ、っていうことを示してほしかったなって思うわけ」
「うん」
「ラストであっちもこっちもくっついて、結局、ツガイにならないと幸せになれないのかなあって、ちょっと思った」
「いやいや、ヒラマサさんはさ、ひとりでもふたりでも生きていくのはめんどくさい、それならふたりもあり、って言ってたじゃん。別にひとりを否定してるわけでなく、二人も選択肢としてありだよね、って」
「にしてはさ〜。ずっとひとりでいることを自分の意志で選択して、かっこよく生きるロールモデルがいなかったよ。あ、私たぶんそういうことが言いたいんだと思う。
ゆりちゃんにそのロールモデルを押し付けるのは確かに間違ってるかもしれないけど、いろんな人間のあり方を書いた逃げ恥が、独身の幸せを書いてくれなかったことが、残念なのかも」