はてなキーワード: 背中とは
初めてメンズエステに行ったので記録として残しておく。
電話で当日予約を入れ、そこで指定された場所に時間通りに行った。わたしが住んでいる隣の市の駅前マンションの一室だった。わたしはセラピストの指定はしなかった。熟女店なので公式サイトを見るとほとんどのセラピストは40歳代なのだが、出勤表を見るとこの時間には30代の女性ひとりのみのようで、その方がわたしを出迎えてくれた。見た目は20代半ばでも通用しそうだった。化粧はそれほど派手ではないが髪を明るく染めていた。部屋は居住用の1Kで10帖ほどの部屋の床にマットが敷かれていた。片隅に置かれたクッションに座り施術の説明を受け、お金を払う。そのあとシャワーを浴びTバックの紙パンツに着替えた。
マットにうつ伏せになり膝下から施術を受ける。施術はオイルマッサージである。最も資格がないので表立って「マッサージ」と謳ってあるわけではない。女性の服装はボディコンのミニワンピースで、彼女はわたしの足首から下を太ももで挟み込むように座る。オイルを垂らしふくらはぎを撫ぜていく。左右のを終えると次は太ももだ。彼女はわたしのふくらはぎの上に座る。背中、肩のときは臀部に座り施術は行われた。仰向けになり同じように脛、太もも、腹と順に施術は進み、彼女は足の甲、脛、太もも、腰の順に座る場所を変える。彼女の履いている下着がもろに見えるが、見えていいものを履いているのだろう。ワンピースはおそらく洗濯のしやすいポリエステルか何かだろう。胸部のマッサージのときは彼女はわたしの頭の方に座った。ただ、頭部を太ももで挟んでくれることはなかった。
こういう店で抜きがあるのかどうか以前から気になっていたが、なかった。施術はそこで終わりである。あれば嬉しいがなければなくていい、という気持ちで行ったので不満はない。性的な要素は彼女の服装と体の密着である。肉体の質量を感じられたのが個人的には良かった。セラピストの性格は明るく、適度な会話も楽しめたのでそれも良かった。
背中のバインダーとシールドまで飛行機形態に盛り込むことでシルエットが大幅にちがうところになんとか着地させた。
ガンダムには大気圏突入というお約束のシチュエーションがあることを活かした。
そんなところだと思う。
ってツイッターに流れてきて、成程ツイッターもたまにいい言葉ながれるやんってなった。
多様性は自分の心の中にもって許す事で成立して、他人に押し付けた時点で、それは結局多様性の否定になってしまう。
素晴らしいと思うなら、自分で布教して、自分で作って、自分の背中で語れって事なのかな。
よく多様性として紹介される映画は、ズートピアとか、キャプテンマーベルとか、マーベル・ディズニー作品があるけど、結局活躍してるの黒人じゃん!女性やん!それの暗喩やん!ってなる事が多い。
実写版「キャッツ」とか、「異世界スマホ」とか、実写版「デビルマン」とか、pornhubで低評価が60%くらいになってる「一部の人」が好きな作品を見て「まぁ俺は無理だけど、好きな人もいるんじゃない?」
って思えることこそが多様性なのかもしんない。
でも結局この言葉を他人に押し付けた時点で、それは「自分にとって都合の良い多様性」の押し付けになってしまう事に留意したいよね。
無差別に人を刺したい。電車とか駅のホームでよく思う。目の前にいる人の背中に包丁を突き立てる妄想をしょっちゅうしている。
幸いまだ理性はあるので今のところ実行はせずにいられると思う。でもこんなことを考え続けているのが自分で嫌になる。
自傷行為もしている。これは他人に迷惑をかけるものではないからいいだろうと思っていたが、いつの間にか切ったことを人に言うようになってしまった。切るなら黙って切れと自分でも思う。が、抑えが効かない。
はやくこんなことやめたい。普通に元気になりたい。人を刺したいとか自分の腕を切りたいなんて思いつきもしないようになりたい。でもどうしたらいいかわからない。
彼女は2人いたと思う
1人は気位が高いというか、いい意味で冷めているというか、渇いているというか、ドライというか、とにかく気高に振る舞っていた
もう1人は酒に酔っている時と風邪をひいたときに現れて、好きな人に好かれないことを嘆いて涙で枕を濡らすような人だった
愛して止まない男がいるのに俺に抱かれる気持ちはわからなかったが、彼女の心と身体はばらばらなのだと思っていた
そう思いながら抱いていた
俺は恋人がいたけれど、だからといって何一つ悪いと思うことはなかった
俺もまた、心と身体がばらばらだったようだった
どうやらそれは真面目な話ではなく、会話の中で生まれたノリのようで、海の中で息を吐いたときに出てくる泡のように自然なものだったのだろうけれど、それでも彼女は飴を食べたりガムを噛んだりしてニコチンとタールから離れる努力をしていた
なのに禁煙しろだなんて、ムシのいい話だと、少なからず情が湧いてしまっていた俺は、そう思ったのを覚えている
ある金曜日、事の後に彼女はベイプの水蒸気を吐きながら俺にこう語った
「いつも会う前に思うんですよね、会ったら諦めきれるんだって」
温泉か台所か、あるいはシーシャカフェでしかお目にかかれないような量の水蒸気が彼女と俺を包んだ
「でも諦められないんですよ、不思議なことに。そしてまた会う前に会ったら諦めきれるからって思っちゃって。人間って学習したくないことはできないようにできてるんです」
泣いているのかどうかはよくわからなかった
彼女を呪って止まない例の男の顔を、俺は知らなかった
ヒトが学習できない生き物だというのは俺もよく知っていた
この時の恋人も、その前も、その前も、なんていうか生まれてからこれまでずっと、俺は同じような顔、髪型、背格好、性格の女と付き合っていた
エキゾチックな顔立ちで
髪の毛は肩くらいのロングボブにしていて
少しおしゃれさんで
160センチを少し越えるくらいの、少しムチッとしている
それでいて、連絡が途絶えると何度も電話をかけてくるような女と
湿っていたと思っていた彼女はそのあとこう呟いた
「ま、学習できている証拠があるとすれば、セックスのたびに精度が上がっているところくらいですかね」
あばらの浮いている華奢な体も
それらすべて美しいと感じる彼女だけれど、俺との間に色恋はなかった
お互い割り切って楽しんでいた
・
ただの先輩後輩だった俺たちを繋いだのは喫煙所
それでしかなかった
ある寒い日の「ウチは喫煙可物件ですよ」の一言がきっかけだった
2人でいると変な気を起こさずにいられない彼女に対して、(彼女の中ではきっと)俺も例外ではなく変な気を起こした
不思議と後悔しなかった
彼女の好きな人は、大阪の営業マンだと、初めての時に聞かされた
だから割り切れた
東京にいながら大阪の男を想えるような器があるくせに、違う男とひっきりなしに寝ることができる彼女だからこそ、割り切れた
・
彼女と会った回数がわからなくなったくらいに、俺は恋人に振られた
俺としては浮気のつもりはなかったけれど、あの子と寝たんでしょと言われた
まあその通りだったので、黙ってうんと言うしかなかった
少しわがままなところがかわいくて、シンプルに顔が好きで、いい子で、まあまあ好きだったけれど、ダメージは少なかった
それどころか、恋人(元)と彼女の間柄を心配する余裕すらあった
珍しいタイプの子だから、あんまり不仲にならない方が、恋人(元)のためにもいいのではないかと思ったのだが、わかりやすく不仲になっていた
恋人(元)が騒いでいるだけのようにも思えたけれど、それでも彼女は渇いた空気を絶やさず普通に振る舞っていた
・
その恋人(元)と別れて最初に会った彼女は、背中くらいまでの髪の毛をショートボブにしていた
別れてから1ヶ月ほど経っていた
これがまた違和感しかなかったけれど、不思議とめちゃくちゃに似合っていた
恋人(元)が、ショートが似合う女でロングが似合う女はなかなかいないんだ、だから私はこれ以上伸ばせない、そう話していたことがあったので、割と呆気にとられた
「やったね、いよいよ」
「ライターで毛先焦がしちゃって。めんどくさくなっちゃったから切ったんですよ」
と、オプションに火をつけた
ベイプは持っていないようだった
「そろそろ学習できる人間にならなきゃと思って。違う方向から攻めてみようかなって」
学習できる人間は、遠く離れたよくわからない人間への思いを捨てることなんて容易いと思うよ、と、言うことはしなかった
できなかった
「彼女ちゃん、いい女ですね。私の悪口言いふらさずに噛みしめてる」
「確信がなかったんじゃないですか? 根も葉もない、でも自分の中では間違いない。そういうときは黙って恨むのが吉だって知ってる賢い子だ」
それをいい女だと言える度胸は、俺にはなかった
そうか、いい女なのか
彼女が言うならそうかもしれない、と、漠然と思ったとき、少しずつ罪悪感が出てきた
「下ネタ?」
彼女が一本吸い終わったところで、注文したコーヒーとクリームソーダがきた
「振られるのなんか慣れてるんだけどね」
と言う俺に、彼女はにやりと笑った
また次も、ロングボブで中肉中背の、少しおしゃれさんで、少しわがままで、少し心配しすぎる女の子と付き合う気がした
彼女がいつまで大阪の男を好きでい続けるかも、わからなかったけれど
その日のベッドで彼女はまた泣いていた
彼女が泣かなくなるまでは、会い続ける気がした
とても気持ちの悪い文章だと、自分で読んで思った。ごめんなさい。
普通の会社で平凡に働いてる女で、会社の同僚とこうなるとは当時思ってもいなかった。
お互いの酒好きで飲みに行くようになり、だらだらと仕事や生活の四方山話をする頻度が上がり、一緒のベッドで寝るようになるのはそんなに時間がかからなかった。
部屋で酒を飲み、お互いの好きな音楽やPVを流し、アイスを食べたり食べさせたりしながら、くっつく。そして、セックスをする。
時折、眠ってる最中に手をつないで抱きしめてくるのが、温かくて愛らしかった。
いや、本当のところは綺麗な話ではなかった。
そんな大それた話でもないけれども、私がすでに結婚しており、こうすべきではない。とお互いに何度もやめようとした。
性欲を好きという言葉で包み込み合って後悔し、彼から時折拒まれ、私は連絡を止め、それぞれの日々を歩んでいた。何度もやめようとした。
はなはだしくも、また一緒にいることを選んでしまう。優しい地獄で、当事者にしかわからない謎の終わらなさがあった。
泥沼につかってる感覚が心地よかった。
裏切った人々への申し訳無さを考えると、口をつぐみたくなるものの、それを超えて求めてしまう関係性がそこにあった。
大体こうなることは予想がついていたからの関係だったとも言える。
自慰するたびに、肉体が気持ちよくなるその瞬間に、最後に彼とセックスしたときの顔、涙の溜まった目、背中の汗を鮮明に思い出す。
またである。
定期的に日経新聞に載る「iPhone SE2発売か」のニュースみたいだ。
なんでも、別姓婚を希望するカップルは結婚しなければ良いと国会でヤジを飛ばしたらしい。
さらに、報道陣からその件についてのコメントを求められると無言で逃げているらしい。
なんじゃそら。
ところで、自分は2017年の衆院選を中国ブロック(岡山4区)で投票した。
なので、杉田がニュースで取り上げられるたび、自分も責められている気がして心がしんどくなる。
衆院選当時は今ほど杉田の悪名も広くは知られていなかった気がする。
それでも、なんとなく名前は知っていたし「こいつはないな」とは思っていたので、比例名簿に名前を見つけたときには「比例は自民以外で行こう!」と判断することはできた。
岡山4区は、与党候補の橋本岳と野党候補の柚木道義が毎回接戦を繰り広げる激戦区だ。
それまでの戦績はお互い2勝2敗。
正直どっちもあまり選びたくないなぁ……と思いつつ、かといって他候補に投票しても死票になるだけだし、悩んだ結果「僅差で橋本」という結論に至った(希望の党がらみで柚木の失点が大きすぎた)。
橋本vs柚木は、どうせ負けた方が比例で復活当選するし、どっちを選んでも結果は変わらないんだよな……悩んだところで無駄だったかもな……そんなことを考えながら帰路につく。
……ん?
……比例……復活……?
!!!!
ここで初めて、自分がとんでもないミスを犯していたことに気づいてしまう。
そう。衆院選の小選挙区は、落選しても比例に回ることがあるのだ。
橋本岳と柚木道義の対決は、この2人のどちらかを選択する投票に思える。
橋本vs柚木。その投票結果で変わるのは、比例候補の当落なのである。
——杉田水脈!!
もしあのとき柚木に投票をしていたとして、1票では結果は変わらなかったし、もし野党柚木が勝って与党橋本が比例に回ったところで、杉田水脈の比例当選は変わらなかった。
選挙制度についてもう少し自分に理解があれば、結果を変えることはできなくとも、杉田を議員にしたという業を背負わずに済んだわけで、非常に悔やまれる。
だけでなく、
ことを肝に銘じたい。
……比例上位の候補を落選させることの、いかに困難なことか。絶対に杉田を議員にするのだという自民党の強い意志を感じてならない。
5年前くらいに500円で買って未だに使っているホチキスの有能さに今更気づいたのでちょっと自慢させてほしい。
ちなみに増田の利き手の握力は19kgです、もちろんフルパワーでお相手しますのでご心配なく…
パワフルなのに手のひらサイズ。なんかストッパーみたいなのがあるのでしまうときに口?がバカっと開いて場所を取る、ということがない。
背中の部分に芯が2セット収納できるスペースがある。急に芯が切れても安心。
芯の入れるところを閉じるのに無駄に1回ホチキスしなければいけないやつが多いが、これは普通に閉じれる。
今日はじめて気づいて感動しているところ。
いい買い物したなあ
当然ながら令和5年だよ
引用うまく出来ない
https://wis.max-ltd.co.jp/op/product_minor_category.html?middle_key=01&minor_key=03
ちょっと値上がりしてる気がする
メンテ明けの二日後から315プロダクションのプロデューサーとなった。課金をして、ライブに行き、アニメを観て、グッズを集め、円盤を買い、課金をした。いわゆる重課金である。モバだけで100万以上は使ったし、SideM全体にならいくらになるのだろう。
振り返ると、シンデレラの同僚に「男性アイドル版アイドルマスターが出たよ」と言われたことが315プロダクションに足を踏み入れたきっかけだった。同じモバゲーということもありそのまま始めたのである。
マイデスクにおけるアイドル同士の掛け合いが新鮮だった。レッスン時にパートナーアイドルが話してくれることも。恒常のRでさえもMM特訓をした(リリース当初は育成が渋かった。マニーもパートナーアイドルもまるで足りなかった)。絵アドはスーパーノヴァだけが飛び抜けていて、あとは古臭かったような気がするけれど、それでも担当ユニットが見つかったから。プロデューサーとしてがんばろうと思ったのだ。
でももう引退する。合同タイトルから当たり前のように外されている現状を考えると、アニメ化とアプリゲーム化発表の瞬間以上の盛り上がりが今後このジャンルにあるはずがないし。それに合同タイトルにSideMが入っていたとして、外からは散々叩かれただろうし、内部はどのアイドルが選抜されるかで荒れたことだろう。
軽い気持ちで昔のことを書いたら、当時の(主に本番禁止の件についての)げんなり感を思い出して、なんか疲れてしまった。
なので気晴らしにも少し書こうかなと思う。
どれも希望に応えるのは容易ではないけれども、一番厄介だと思ったのが、「普通のセックスでは出来ないことをしたい」に課金している人だった。
元を取りたいという気持ちがとりわけ大きいと感じた。→元が取れなかったと思えば文句を言うし、態度豹変しやすい。元を取ろうとして無茶をしてくるので、身体を傷付けられてしまう。
代表的な無茶が、指挿れとか手マンというやつで、本当に痛い、傷口から性病に罹患するリスク、大量出血したり最悪膣に孔を明けられてしまうなど、やる方はお手軽なのにヤられる方は、簡単に酷い目に遭う。
あとはフェラで喉を突くとか、顔射とか、彼女や奥さんには怒られるから出来ない、というのを、風俗特権だと思ってやりたがる。
けど、風俗嬢の身体は鉄で出来ている訳ではないので、無理は無理です。仕事だからある程度付き合うけど、痛くなったらやめないと。
こういったオプションは売春合法時代からあったことだけど、本番禁止の現代だとスペシャル感が増してしまうのだろうか。本番やらせないんだからそれくらいいいだろ!というノリでやられて怪我させられる……元も子もない……。
なんだか、とりあえず若いおなごとセックスしたいだけの人の方が健全なのでは?とも思えてしまう。といっても、とりあえず若いおなごとセックスしたいだけの人が指挿れしないかというと、そんなことはないのだが。
お客さんの方としては、挿入するのとしないのとで大違いなのだろうし、嬢としても挿入は性病リスク高いし妊娠のリスクもピル飲んでなければあるから、フィジカル的には大問題。
しかし、メンタル的には、そもそも素っ裸になっているし、素股は限りなく性交に近いので、何を今更感も、正直私にはあった。
素股とは……挿入せずに挿入っぽい刺激を与えてお客さんをイかす技。太腿、股間、お尻などを使う。私は、お尻を使った素股が一番嫌いだった。後ろに乗られる形になるので、背中を押えつけられて無理やり挿入されることがあるから。
そこまでやっておきながら、ただ「本番行為をしない」為に、自分の身を危険に晒してまで、あの手この手でお客さんを喜ばそうとするって、本末転倒感あるような。
しかし、仮に性病・妊娠問題がクリアしたとしても、挿入を日に何度もやるって疲れそうだし、膣は粘膜だもの、傷むことには違いないかなぁ。
ダルいといえば、挿入はしないものの性行為はするので、こちらとしても興奮する時もあったし、そうすると賢者タイムにも陥ることもあった。男ではないからか、虚しくなったり相手を邪険にしたくなりはしなかったけど、すごくダルくて起き上がるのが億劫、眠くて仕方ない、ということがあった。眠い時は何故だか幸せきぶん。
これは、ほんと何のことはなくて、ただプレイするだけで擦り傷が出来る。
シーツに擦れるのが原因。シーツの上を四つん這いしたり、腹這い、背中をずりずりしながら移動する、そんなたわいのない動作で傷がつく。
最も擦れるのが、素股のとき。自分がお客さんの上に乗って密着状態で素股をすると、膝とか肘とか、シーツに着いた部分の皮が剥ける。
ホテルや、お金持ちの人の家のシーツはパリッとし過ぎているせいで摩擦が痛い。庶民派なお宅のくたくたのシーツとか、カバーのかかっていないタオルケットや毛布の肌触りの優しさ。
デリヘル嬢は日に何度もシャワーを浴びたりお風呂に入るので、肌がカサカサになる。乾燥してひび割れかげんのお肌がシーツに擦れると、ずるずる剥ける。また、ホテルに派遣されることが多いんだけど、ホテルの客室はすごく乾燥している。これがまた肌に悪いし、摩擦力もUPさせるわけで。
ロリコンというか、ペド?そういう趣味のあるお客さんだったんだけど、当時はまだ児ポル所持が違法ではなかったので、本物の児ポ動画をその人は持っていた。で、一緒に観賞させられたんだけど、ただただ被写体の女の子が可哀想という感想しかない……。児ポ、罪が深すぎる。
しかも、観賞するときの私、毛糸で縛り上げられている状態。それから強要されたプレイは、ソフトSMの範疇で怪我とかはしないやつだけど、気持ち悪くて本気で泣いたし、あと少しで吐くところだった。よくBL漫画であるプレイなのだけど、同人誌読んでてそれが出てくると、あの夜を思い出して気分が悪くなってしまう。トラウマ。
優しい人だったけど、ブラックリスト入りした。
当たり障りのない話しかしなかったし、お客さんの仕事の話は聞かないことにしていたので、あまり話してもらわなかった。
けれど、珍しい職業の人や、業界の有名人、自宅が作業場の人は、仕事のことを語りたがった。へぇ、と思うけど、現実感無さすぎて、何かの参考になったりはしない、そんな話が多かった。
そんなことはない。対私となると豹変する人だったけど、他の嬢にとってはいい店長だったみたい。いくつかの店舗で勤めたけどここが一番勤め易い、店長優しいししっかりしてる、と言われていた。
私にとっては、嫉妬に狂いがちなヤバい人だった。でも、店長としての意地でギリ踏み留まっていた感じ。ドライバーさん達には社内恋愛禁止と言っていた手前。
店長には出会ったその日に「付き合って」と言われて「面倒臭いから嫌です。」と即答したのだけど、「じゃあ愛人でいいよ!」と言われて(私はいいと言っていない)、付き合っているのかいないのか微妙なラインのお付き合いをしていた。いろいろな面で感謝してる部分も、ある。
どうだろう。
格安店ではあった。当時の他のお店だと、一本2万3000円とかだったし。ただ、嬢の取り分が半分以上あるのは珍しいとも聞いた。
当時の普通のバイトでは、都会でも900円貰えてたどうかわからないくらいだった。私が田舎でウェイトレスやった時は、時給700円。工場の早朝勤務で810円とか。家庭教師や塾講師は2500円くらい貰えたらしいけど、準備や三者面談に時間を取られるのに講義時間ぶん(1~2時間)しか給料貰えなくて割に合わなさすぎる!と、経験者言っていた。
そういう時期の、デリヘルで時給8000円。(月末にはプールぶんがまとめて貰えたので、実質は時給9000円)
なお、この頃にはすでに「デリヘルはもう終わりだ」「デリヘルが儲かる時代はもう過ぎた」って言われていた。
但し、もう十数年前の話で、しかも短期間(2ヶ月半くらいかな)しかしていない。
大体お金の為に働いていた(当たり前。
私は他の嬢とあまり顔を会わせないようにされていたので、他の嬢に会ったのはほんの数回だけだったが、こんな人達がいた。
店長は中卒で数々のバイトを経てデリヘル経営者になった人。女子を押し倒すのが得意。気がついたら天井が見えて床に転がされているしどこも痛くない、すごい。そこだけは感心した。
ドライバーさん達は大抵昼は何か別の仕事をしている、普通の人達。皆車持ってる。ワゴンかミニバン。
こんな人達。
すごく、気疲れした。
約97%の鳥は生殖器を持たず、オスは体内に精巣を2つ持っており繁殖期になるとこの精巣は普段の100倍の大きさに膨らみます。そして交尾をする際には、総排出腔(直腸・排尿口・生殖口を兼ねた器官)を擦り合わせることで交尾を行いメスに精子を送ります。
カモやダチョウといった一部の鳥は生殖器を持っており、哺乳類と同じように交尾を行います。しかし生殖器を持つ鳥は哺乳類などとは違い、繁殖期以外は体内に格納されているため生殖器を持たない種類の鳥との区別は見た目だけでは分からないようです。
鳥の交尾は主に、オスがメスの背中に乗り総排出腔を擦り合わせることで精子をメスの体内に送ります。その際メスが動いてしまうと精子が上手く体内に入らないため、メスは精子を体内に入れ受精しやすくするために尾羽を横にずらして大人しくしています。
パートナーである場合にはこのようにメスもオスの精子を得るため、協力して交尾を行います。しかしパートナーではないオスが無理矢理メスと交尾をしようとした場合、メスは精子が自分の体内に入らないよう暴れるため交尾は失敗します。
2週間ほどあまりにも忙しく、もう数日続きそうだからこの土日は休出せずにみんなガッツリ休もうってことになって帰宅した深夜1時。気まぐれなヤツなんで様子見だなと思って家を出た今朝と同じ姿で、ハリネズミはベタッと四つん這いになっていた。カリカリに口をつけた様子はない。抱えあげてもたいして体を動かそうとせず、ペットシーツにどす黒い下血の跡を見つけた。特段痛がっている様子はないけれど息の仕方が明らかに弱々しく、朝イチで病院に行こうなって話しかけて寝ることにした。起きたら何事もなかったかのようにフガフガ言いながらカリカリを食べていそうで、でももしかしたらといろいろ想像ばかりして寝付けない。
少し酒を飲んでふと目が覚めたら8時。そうだ、アイツの具合はどうか、慌てて覗くと、背中が上下に動いていない。呼吸をしていないのがわかった。抱き上げると足が少しだけ垂れるだけ、何より暖かくなかった。どうにかなるわけでもないがとにかく病院に連れて行こうと思うものの、病院が開くまでまだ1時間あった。どう過ごしたか覚えていないが割と冷静だった。
ヤツを車に置いて動物病院の受付で「鼻炎はその後どうですか?」と言われ、小さな声で「それが亡くなったっぽいんです」と伝えるとすぐに連れてきてほしいと囁かれた。ヤツを預けた数分後初めて呼ばれる別室に通される。「残念ですが」と切り出された途端にこみ上げてきたものを大きく息を吸いこんで止めた。「お亡くなりになりました」という言葉をはっきり聞き取った瞬間にこらえる間もなく涙が溢れ出した。頭ではわかっていても獣医さんに、いや自分以外の誰でもいい、「死んだんだよ」と言ってもらうことで、ありもしない僅かな可能性がやはり全く無いことを納得したかったんだと思った。やっぱり死んだんだ、それ以外の事実がないことを飲み込んで、溢れる涙と引き換えに少し安堵した。
年末にエコー検査までして異常がなかったので、開腹しても死因が分かる可能性は低いという。この歳ですから天寿を全うしたとお考えになるのがいいですよと言われた。もちろんヤツのお腹に刃を入れるなんて考えられなかった。
いい歳した男が、なにかしゃべると言葉のかわりにまた涙が出てきそうになるのを必死にこらえながら、何とかお礼を伝えた。
受付で診察料はかからないと言われた。そういうものなのか。こういう時はどうお弔いするのがいいのかと訊くと、人に寄りますが、と受付台の裏からペット霊園併設のお寺のパンフレットを出してきてくれた。
小さなキャリーケースを助手席に乗せて、土曜日の空いた目黒通りを、やつの名前を大声で叫びながら家路に走らせた。運転席で一人になったときから止めどなく出てくる涙を拭きもせず、嗚咽を漏らしながら泣きじゃくった。TOKYO-FMから流れる曲の初めて聴く歌声が妙に心地よく、その野太いハスキーな声を聴きながら、もうこらえずに泣けるだけ泣こうと思った。
病気一つしないヤツだった。それが年末に鼻をプープー鳴らしだし、その鼻ピーがまたかわいくて、その動画を見せては何人もを笑顔にした。結局はただの鼻炎で薬ですぐ治ったのだが、当院でもあまり例がないくらいの長寿ですよと言われたときは、次の冬も迎えられるかな、としか考えなかった。
帰宅してお尻にこびりついた汚物や滲み出した体液をウェットティッシュで恐る恐る拭き取ってあげた。こんなことしたら嫌がって針を立てていたのに、四つん這いの姿勢のまま、もう体は硬くなり始めていた。暖かさのないヤツの体を触るのは少し怖く、でももうすぐ触れなくなるのは寂しく、ごめんなごめんなと言いながらウェットティッシュを何度も撫でつけた。お腹側はモフモフで、でもその奥のふにゃふにゃだった肉に柔らかさはなかった。針の方も毛並みに沿って目一杯撫でてあげた。
呆然としているとすぐに時間が過ぎた。まだやるべきことが残っていると我に返った。何を買ったときのものだろうか、ちょうどよい大きさの青い化粧箱を見つけた。いつものペットシーツを折りたたんで敷き、少し背中の針が当たるけどそっと蓋をかぶせた。小さな紙箱を助手席に乗せ、お寺で線香をあげ、一週間後の火葬を予約した。自宅では冷蔵庫に入れなくてはならないのが忍びなく、お寺の霊安室で預かってもらうことにした。仕切りの隣には大きな犬の背中に手を当てて「もうキリがないからいこうか」と言いながら立ち上がる様子のない老夫婦がいた。
日が暮れてヤツの気配のない家が耐えられなくて、ヤツを思い出す以外の時間が少しでも欲しくて、何かいつも通りのことをしようと映画館に出かけた。楽しみにしていた「ファーストマン」を観たが何も入ってこなかったし、疲れていたのか少し寝た。
心配だからと車を出してくれた友人と、近所の飲み屋で小さな骨壷をテーブルにのせて献杯した。
たまにしかあげなかった、ヤツの大好物だったセブンイレブンのゆで卵をまるごとひとつ火葬の引出しに一緒に入れたのだが、殻を剥き忘れたせいで大爆発して骨と殻がごちゃまぜの骨上げだった。アイツ最後の最後にビックリしただろなーと大笑いした。
そして悲しいけど、悲しいというより「ありがとう」だなと話した。今は寂しくて辛いけど、でも4年半一緒にいてくれた幸せのほうが勝る。ヤツがいなかった人生よりも、いてくれた人生のあれやこれやのほうが確実に良かった。俺の人生に現れてくれて、ありがとうしかないなと。
FMの曲は「T字路s」という二人組だと後で知った。あの日聴いた曲は配信に見当たらず、数年ぶりにCDを買った。
人から聞いてはいたもののペットロスがこんなにも大変なものかという数週間があって、人から聞いていた通り時間がなんとなくそれなりに癒やしてくれた。春になって、それでもヤツの寝床も、ヤツのカリカリのストックも、ヤツのキャリーも、そのままの場所にあった。
夏になってやっぱ二代目を迎えるか、みたいな話になって、秋になってやっぱ猫にするかって話が出てきて、冬になって猫が来た。
いずれまた辛い思いをするのはわかっているけれど、いてくれている時間の幸せのほうがそれに勝るのもまた、知っているから。
そろそろ命日が近い。
ヤツのカリカリは捨てた。
当たり前にそこにあったから気にならなかったヤツのキャリーと寝床も捨てようと思う。
骨壷の紐の先がほどけていた。猫の仕業だ。
猫を振り返ってまた少し笑う。