メンテ明けの二日後から315プロダクションのプロデューサーとなった。課金をして、ライブに行き、アニメを観て、グッズを集め、円盤を買い、課金をした。いわゆる重課金である。モバだけで100万以上は使ったし、SideM全体にならいくらになるのだろう。
振り返ると、シンデレラの同僚に「男性アイドル版アイドルマスターが出たよ」と言われたことが315プロダクションに足を踏み入れたきっかけだった。同じモバゲーということもありそのまま始めたのである。
マイデスクにおけるアイドル同士の掛け合いが新鮮だった。レッスン時にパートナーアイドルが話してくれることも。恒常のRでさえもMM特訓をした(リリース当初は育成が渋かった。マニーもパートナーアイドルもまるで足りなかった)。絵アドはスーパーノヴァだけが飛び抜けていて、あとは古臭かったような気がするけれど、それでも担当ユニットが見つかったから。プロデューサーとしてがんばろうと思ったのだ。
でももう引退する。合同タイトルから当たり前のように外されている現状を考えると、アニメ化とアプリゲーム化発表の瞬間以上の盛り上がりが今後このジャンルにあるはずがないし。それに合同タイトルにSideMが入っていたとして、外からは散々叩かれただろうし、内部はどのアイドルが選抜されるかで荒れたことだろう。