またである。
定期的に日経新聞に載る「iPhone SE2発売か」のニュースみたいだ。
なんでも、別姓婚を希望するカップルは結婚しなければ良いと国会でヤジを飛ばしたらしい。
さらに、報道陣からその件についてのコメントを求められると無言で逃げているらしい。
なんじゃそら。
ところで、自分は2017年の衆院選を中国ブロック(岡山4区)で投票した。
なので、杉田がニュースで取り上げられるたび、自分も責められている気がして心がしんどくなる。
衆院選当時は今ほど杉田の悪名も広くは知られていなかった気がする。
それでも、なんとなく名前は知っていたし「こいつはないな」とは思っていたので、比例名簿に名前を見つけたときには「比例は自民以外で行こう!」と判断することはできた。
岡山4区は、与党候補の橋本岳と野党候補の柚木道義が毎回接戦を繰り広げる激戦区だ。
それまでの戦績はお互い2勝2敗。
正直どっちもあまり選びたくないなぁ……と思いつつ、かといって他候補に投票しても死票になるだけだし、悩んだ結果「僅差で橋本」という結論に至った(希望の党がらみで柚木の失点が大きすぎた)。
橋本vs柚木は、どうせ負けた方が比例で復活当選するし、どっちを選んでも結果は変わらないんだよな……悩んだところで無駄だったかもな……そんなことを考えながら帰路につく。
……ん?
……比例……復活……?
!!!!
ここで初めて、自分がとんでもないミスを犯していたことに気づいてしまう。
そう。衆院選の小選挙区は、落選しても比例に回ることがあるのだ。
橋本岳と柚木道義の対決は、この2人のどちらかを選択する投票に思える。
橋本vs柚木。その投票結果で変わるのは、比例候補の当落なのである。
——杉田水脈!!
もしあのとき柚木に投票をしていたとして、1票では結果は変わらなかったし、もし野党柚木が勝って与党橋本が比例に回ったところで、杉田水脈の比例当選は変わらなかった。
選挙制度についてもう少し自分に理解があれば、結果を変えることはできなくとも、杉田を議員にしたという業を背負わずに済んだわけで、非常に悔やまれる。
だけでなく、
ことを肝に銘じたい。
……比例上位の候補を落選させることの、いかに困難なことか。絶対に杉田を議員にするのだという自民党の強い意志を感じてならない。
地元じゃん。 そんときは、まあ俺も橋本にしたよ。だって柚木だって十分……とまではいわんが、七分ぐらいはあれだろうがよ。国民に行ったり無所属になったりなんやかんやころころ...