2020-01-24

杉田水脈当選させた

自民党杉田水脈がまたニュースを騒がせている。

またである

定期的に日経新聞に載る「iPhone SE2発売か」のニュースみたいだ。

なんでも、別姓婚を希望するカップル結婚しなければ良いと国会でヤジを飛ばしたらしい。

意味わからん

さらに、報道からその件についてのコメントを求められると無言で逃げているらしい。

なんじゃそら。

ネットでは非難轟々だが、当然のことと思う。

そして、そんなネットでの非難の中にはこんな言葉がある。

「こいつを当選させたバカはどこのどいつだよ」

ところで、自分2017年衆院選中国ブロック(岡山4区)で投票した。

まり、あの杉田水脈当選させた有権者の1人なのだ

——あいつを当選させたバカはここのこいつだよ!

なので、杉田ニュースで取り上げられるたび、自分も責められている気がして心がしんどくなる。

衆院選当時は今ほど杉田悪名も広くは知られていなかった気がする。

それでも、なんとなく名前は知っていたし「こいつはないな」とは思っていたので、比例名簿名前を見つけたときには「比例は自民以外で行こう!」と判断することはできた。

問題小選挙区である

岡山4区は、与党候補橋本岳野党候補柚木道義が毎回接戦を繰り広げる激戦区だ。

それまでの戦績はお互い2勝2敗。

選挙情勢では与党橋本が先行とされていた。

正直どっちもあまり選びたくないなぁ……と思いつつ、かといって他候補投票しても死票になるだけだし、悩んだ結果「僅差で橋本」という結論に至った(希望の党がらみで柚木の失点が大きすぎた)。

橋本vs柚木は、どうせ負けた方が比例で復活当選するし、どっちを選んでも結果は変わらないんだよな……悩んだところで無駄だったかもな……そんなことを考えながら帰路につく。

……ん?

……比例……復活……?

!!!

ここで初めて、自分がとんでもないミスを犯していたことに気づいてしまう。

そう。衆院選小選挙区は、落選しても比例に回ることがあるのだ。

橋本岳柚木道義の対決は、この2人のどちらかを選択する投票に思える。

じっさい、自分はそう考えて投票先を選んだ。

しかし、負けた方は結局比例で復活当選する。

であればこの投票橋本柚木二者択一ではない。

橋本vs柚木。その投票結果で変わるのは、比例候補当落なのである

——杉田水脈!!

結局、この選挙では与党橋本岳選挙当選

野党柚木道義比例復活当選

そしてご存じ杉田水脈も比例で当選した。

もしあのとき柚木投票をしていたとして、1票では結果は変わらなかったし、もし野党柚木が勝って与党橋本が比例に回ったところで、杉田水脈比例当選は変わらなかった。

しかしそれでも、自分投票は確実に杉田背中を押したのだ。

選挙制度についてもう少し自分理解があれば、結果を変えることはできなくとも、杉田議員にしたという業を背負わずに済んだわけで、非常に悔やまれる。

悲劇を繰り返さないためにも

だけでなく、

ことを肝に銘じたい。

……比例上位の候補落選させることの、いかに困難なことか。絶対杉田議員にするのだという自民党の強い意志を感じてならない。

  • 地元じゃん。 そんときは、まあ俺も橋本にしたよ。だって柚木だって十分……とまではいわんが、七分ぐらいはあれだろうがよ。国民に行ったり無所属になったりなんやかんやころころ...

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