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はてなキーワード: 仮名とは

2023-01-17

氏名の読みが難しいくせに名刺に読み仮名ふってないやつ~~~~!

本当に迷惑なので今すぐふってくださいお願いします。

2022-12-27

送り仮名ぐらいさあ、例外なく決めてくれよな

「断る」と「関わる」で送り仮名違うのおかしいよ

あと「独り」の「り」とか「災い」の「い」とか要らんだろ

「女な」とかやってるようなもんだぞ

2022-12-26

中野正彦の昭和九十二年』を読まなくていい理由と回収理由(追記有)

前置き

前もって断っておくと、この文章自分が読んだ本をあしざまに貶すために書かれている。信じてもらえないかもしれないが、自分普段ならフィクション特に小説に対するネガティブ感想は書かないようにしている。新刊だとネガティブ感想が売上=作家収入ダイレクトに響きかねないかである他人収入に影響を与える覚悟はない。ただ、本作はもう書店に並ぶことがないのが確定しているので、その点は心配しなくていいだろうと判断したので、放流させてもらうことにした。

樋口毅宏が書いた『中野正彦の昭和九十二年』という小説がある。この本、本来なら12月19日発売だったのだけれど、イースト・プレスが発売日前に回収を決定したこと話題になった。以下、その際の回収理由である

https://www.eastpress.co.jp/information/detail/2034

その内容の表現手法個性から出版にあたりしっかりとした社内議論必要であると考えますしかし、今回刊行に至るプロセスにおいて社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断を得ることを行っておりませんでした。同時に刊行時においても契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧だということが発覚しましたので、社内協議の上、回収対応といたしました。

この回収理由、一読して意味がよくわからないと思う。法的見解の精査とはなんぞや? 契約書の締結とは? そういう疑問がわいたので、この記事を書いている増田書籍回収の報が出てすぐ書店に駆け込み、回収前に購入することができた。で、いざ読んでみて、「あーそういう意味ね……」と朧気ながら理由らしきものも推測することができたのだが……。

本題

先に言っておくと、回収騒ぎの責任100%版元にあり、その点において樋口毅宏氏に責任はない認識であるフィクションはなんでも書いていいかフィクションなのであって、版元はフィクション書き手である作家を守らなければならない立場だろう。誰が悪いにしろ、配本が始まってる段階で回収することに対して版元は作家に対して極めて不誠実である。というか回収の原因と思しききっかけがTwitterイースト・プレス社員が騒いだことっぽいのも最悪だ。最低限コンプライアンスは整えろ。大体フィクション記述ヘイトって騒ぐんじゃねえ。

編集者が抗議した件は→https://togetter.com/li/2008033

……が、そもそもこの本は絶対買わなくていい。作品記述ヘイトからではなく、単に小説として苦痛からである小説読んで「小説のていをなしていない」って感想が出てしまったの10年振りくらいだぞ。それくらいきつい。

正直、自分と同じ被害を誰にも受けてほしくないので、以下にきつい理由苦痛度・ドン引き度を添えて列挙しておく。

理由1. 純粋に、読んでいて苦痛である面白くない。(苦痛100、ドン引き度0)

中野正彦の昭和九十二年』は、安倍晋三を「お父様」と仰ぐネトウヨ青年主人公が、昭和92年=2017年2月11月にかけての日々を語るという構成になっている。

いきなりネタバレになるが、本文の殆どブログに書かれた内容を引用しているという体裁である(終盤で判明する)。なので、「実際にあったニュースに対して主人公意見開陳する」という構成になっているのだが、そのパートが長すぎて苦痛なのである。たとえば、連載時の本文を引用すると、以下のようなものである

https://twitter.com/byezoushigaya/status/1275385842286997505

6月8日 「驕るな! 安倍首相」現職文科幹部が本誌に激白 「不満を持っている人は大勢いる」

【緊急特集政権批判で“更迭釜山総領事私的会 話をご注進したのは誰だ? 読者調査では「前川喚問」 賛成 86% 内閣支持率2 2% (週刊文春)

青天の霹靂とはこのことか。

文春はいから反日に寝返ったのか。

これまで無条件で寄せてきた信頼がすべて音を立てて崩れ落ちた。記事を読むまでもない。まさか中韓による見えざる言論弾圧がここにも......?

わかった、編集長ハニートラップに嵌められてゲス不倫をしたネタで脅されているに違いない。

一刻も早く会社ごと共謀罪逮捕→お取り潰し。芥川賞直木賞安倍お父様と昵懇の見城徹譲渡すべき。幻冬舎で二大文学賞運営していけばいい。直木賞選考委員長はもちろん百田尚樹大先生選考委員長就任と同時にこれまでの全作品対象直木賞を獲得。芥川賞も同時受賞されるといい。

夢が広がる。希望が出てきた。

それよりきょうの菅官房長官定例会見で気になるところがあった。

東京新聞望月衣塑子とかい記者が、「前川さんだけでなく、複数告発が出ています。もう一度真摯にお考えになって、文書の公開、第三者による調査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」などと執拗質問を重ねていったのだ。事務方が何度も「同じ趣旨質問はやめて下さい」と頼んでいるにもかかわらず、「きちんとした回答をいただけていると思わないので繰り返し聞いています」と返した。

おかげで通常十分程度の会見は四〇分に及んだ。菅官房長官はおまえのようにヒマではないのだ。

もしこの間に北朝鮮からミサイルが飛んできたらどうするのだ?おまえひとりのアピールタイムのせいで日本崩壊したらどう責任を取るつもりなのか。

もっと空気を読め。他の新聞社テレビ局政治記者を見習え。一流大学卒業して、難関と呼ばれる大手マスコミに入り、自分意見は一切絡めず、官邸発言を一語一句正確に国民に届けることを至上としているではないか

ひとりだけジャーナリズムを発揮したつもりになって目立とう精神はやめろ。共謀罪が成立したら東京新聞は取り潰し。女だてらに記者をやる生意気な奴

これ自体ネトウヨ文章のよくできたパロディで、個人的にはそんなに違和感がない。

ただ、作中では毎日~2日置きにブログ更新している体裁になっているので、上記のような文章が約8ヶ月分、延々と続くのである。2-3ページとか4-50ページならまだいい。300ページある分のうち200ページだぞ。正直、きつい。きつすぎる。

あと、前述のとおり本文がブログ記載であることを終盤で明かしてるのは小説技法として失敗してると思う。事前に知っていた方が読者も読むときスタンスの置き所が安定する筈。自分は少なくとも知っていた方がすんなり読めたと思う。

理由2.主人公物語がない(苦痛度60、ドン引き度0)

引用したような文章が続くのはまだいい。ただ、個人的にきついと思った理由がもう一つある。主人公の人となりがほとんど開陳されないのである

主人公中野正彦は、ピザ屋のバイトをして糊口をしのぐ男である。近所の既婚者女性不倫関係にある一方で限られた金で風俗通いをする日々を送っていたが、作品の冒頭で彼は沖縄基地運動をする男を暗殺する。ネットで知り合った「会長」に心酔し、彼から命じられたのだ。中野正彦は国を救うための次の指令を待って日々を過ごしている……。

こう書き出してみると、それなりに設定は盛られている。ただ、前半200ページのうち、その辺りの記述に費やされるのはおそらく30ページに満たない。そして、その描写があまりにも「薄い」。不倫風俗パートは実質タダのサービスシーン以上の意味が見いだせない。

何より、一番気になる「どうして彼がそのようなネトウヨにハマったのか」という部分が殆ど説明されないのである。たとえば、どんな生い立ちで、どういう家庭環境で、どういう趣味嗜好でどういう性格人物か、それが200ページかけてほとんど開陳されない。されたとしてもあまりにも薄っぺらい。

個人的趣味の話になるが、この手の「嫌悪されるような人物主人公にした小説」は、その人物共感させてこそそのグロテスクネトウヨ描写効果が生まれると思うんだよ。その「共感」がない。結果、「ただきつい文章を読まされる」だけになっている。せめてそこは「きつい文章を書いているような人物共感してしまう」くらいのことはしてほしかった。

理由3. 最低限の設定考証ができてない(苦痛度80、ドン引き度80)

正直、この本は200ページくらいから話が動くので読むなら終盤100ページでいいよ……と言いたいのだが、こっちはこっちできついのである。終盤の展開は以下のようなものである

せめて設定考証をしろ!!マグニチュード11.3は荒唐無稽だがまだいい、高さ50メートル津波千葉神奈川沿岸全滅もまだ許す。東京沿岸から20キロメートル地点まで津波が来たら中野も壊滅しとるわ!!!Googleマップをみろ!!!!! 

そこから先の被災生活描写はそれなりに読ませるものがあるのだが、この時点で小説としては〇〇の判定を下した。ググれば、あるいは校閲に出せばツッコミの入る内容を残すな。

理由4. 実名人物処刑される(苦痛10ドン引き20

ここまでが「小説として」きびしい理由である。ただ、それ以外にも、ここから個人的感覚で「ちょっとどうかなー」って思った部分を書いておく。この辺は多分回収理由にも関わってくるのでそこそこ大事話題でもある。

東京震災が起きたことで東京大パニックになって、大久保とかでは外国人、というか朝鮮人虐殺などの暴動が起きたりする。で、左派的な人達暴動によって処刑されたりするのね。その際に殺される人の名前実在人物なんですよ。「江川紹子」「タマガワトオル」「青木理」の3人は確実、それ以外にもいたかもしれないが読み飛ばしてるかもしれん。

これ自体別にやっちゃ駄目とか言うつもりはない。朝鮮人虐殺するような人は左派も吊す。それはそう。ただ、実在人物名出して作中で処刑させちゃうのには結構ビビった。政治思想がどうとかそういう話じゃなく、実在人物やぞ。それができるのがフィクションのいいところだけど、マジで殺したぞおいってなる。

理由5. なぜか一人だけ仮名になってる(苦痛度50、ドン引き100)

上記でわかるとおり、本作の特徴は実在人物名をガンガン出してくるところにある。安倍晋三をはじめとして、先に引用したところでも見城徹とか望月衣塑子とか出してるしね。

でも、本作の中で1人だけ仮名にされている人物がいる。田永クリニックを運営する田永克哉という人物である高須克弥やんけ! 実在人物名出して殺すまでやっといてそこは仮名にするのなんなんだよ!!!!!

実在人物を出して酷い展開を描く」が徹底されているなら好き嫌い作品の是非は置いといてその心意気は買ってやろうという気持ちにもなれたよ。でも高須克弥日和るのは流石になしだろ。いい加減にしろよ。

まとめと、推測される回収理由

これ以上続けると血管がキレそうなのでそろそろまとめるが、つまり中野正彦の昭和九十二年』には「①全体の2/3近くが薄っぺらく、読んでいて苦痛」「②ググればわかるレベルの設定考証ができてない」「③実名を出す態度が一貫してない」という3つの欠点があるわけである

正直、本件を問題にしたイースト・プレス編集者は失敗だったと思うよ。こんな小説として苦痛作品、つまらなさから世間から黙殺されて仕方ないレベルで、話題にするような対応にさせたのが良くない。単につまらないよ。というか話題になったから買って読んだの失敗だった。金の無駄。金返せ。あと作品自体ヘイトではない。作品の中にヘイト描写がたくさんあるのはたしかだけど、「フィクション描写としてのヘイト」と「作品の主張としてのヘイト」はわけて考えなきゃ駄目でしょ。

……で、ここまで整理したところで、あらためて回収理由の件に戻る。

「社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断」「契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧」ってあるけど、これ多分実在ニュースをめちゃくちゃ引用してること、実在人物が作中で殺されたり、ネトウヨ男の語りであしざまに貶されたり(例えば、山口敬之事件被害者の方とか)することへの法的リスクを精査できてなかったんじゃないかなと思う。

1箇所2箇所とかならまだいいけど、前述のとおり「ネトウヨ男の語り」って体裁実在人物をあしざまに書くパート200ページくらいあるんよ。これは推測だけど、

みたいな展開があったんじゃないかな……と勝手妄想してしまった。

なんというか、この本は回収されたことで本文にアクセスできずキャンセルカルチャー云々の話に回収されそうになっているのが結構つらいなと思うところで、プレスリリースのとおり実名人物出してフィクション書く時の炎上リスク全然精査してなかったって話だと思ったのである。信じるかしんじいかあなたしだいですが……。

あと、それはそれとして作品は本当につまらいから変に神格化されないでほしい。この増田は「2200円が本当に無駄だった、金返せ」「メルカリで数千円単位転売されているのが本当に勿体ない、100円でいい」という二つの気持ちから執筆されました。

ただ、本作は続編として「橋下徹首相になった二〇三九年の日本舞台に、弁護士主人公小林大助が、死刑囚中野正彦の再審弁護人として奮闘する」という展開の『小林大助の昭和一一四年』という構想が存在するらしい。本作の出来からするとあまり期待はできないのだが、気になるは気になるので出たら買って読んでみようかなとは思う。この増田は「読まずに批判をするな」のモットーの元運営されています

追記したら文字数オーバーたから分離https://anond.hatelabo.jp/20221226211607

2022-12-21

anond:20221220223603

読み仮名カタカナ指定している

ひらがなのほうが入力楽だしひらがなでいいだろといつも思う

けど何か理由があるんだろうか

2022-12-16

パパ活アプリで実父に買われる悲劇

笠井美樹(仮名20歳)は、関東地方美大に通う現役大学生だ。

専攻は西洋美術史で、将来は学芸員ギャラリーキュレーターを目指している。

美樹の両親は、5年前に離婚をした。

父の浮気が原因だったため、離婚から数年は養育費が振り込まれていたのだが、

高校2年生の秋頃に、それまであった振り込みがピタリと止まった。

大学学費は非常に高く、また学芸員を目指すコース海外での美術研修材料費などの出費も多いため、

普通バイトでは学業との両立が難しい。

このため、美樹はパパ活生計を立てる道を選んだ。

ある日、いつもと同じようにパパ活アプリを開くと、一人の男性からメッセージが入っていた。

「泊まり10万円、半日場合は5万円払う」という内容だった。

決して高くはないが、安すぎる訳でもない。

順当な価格だったため、怪しむこともせずに美樹はすぐに、アプリから承諾の返信をした。

美樹は男性から指定されたカフェで、相手が来るのを待った。

約束時間から5分ほど過ぎた頃、カフェ入り口が開き、一人の男性が店に入ってきた。

美樹は、男性の正体を確かめるべく、相手の顔を凝視した。

美樹は驚きのあまり、全身の血の気が引いていくのがわかったという。

相手男性も、美樹を見て全身をこわばらせて絶句している。

待ち合わせの場所に現れたのは、5年前に家を出ていった実父、賢治(仮名・51歳)だった。

美樹が実父に会ったのは、母との離婚以来だった。

父は浮気相手再婚をし、2人の子供がいるという話を母から聞いていた。

父は大手企業で、それなりの役職に就いている。

このため「父親さえいれば、母も私も普通暮らしができたはずだ」と、悲しく惨めな気持ちで日々、父のことを恨んで生きてきた。

一生会わないだろうと思っていた父と、こんな形で再会するなんて。

美樹は震えを抑えきれず、大粒の涙がポタポタと、カフェテーブルに落ちた。

https://forzastyle.com/articles/-/65987

2022-12-04

そろそろ灘神影流の内部告発ありそうスね

Kさん仮名)「あれはただの児童虐待やろ」

夢乃仮名)と別れました。

応援してくれたみんなありがとう

5ヶ月という短い間でしたがとても楽しかったよ

ゆめのもありがとう

since 07.19〜12.03

2022-11-28

anond:20221128173235

  1. 電話ホテル宿泊予約を入れる。
  2. 宿泊日当日、チェックインしようとすると「増田様というお名前ではご予約が見当たりません」と言われる。
  3. 電話を入れた日時や応対したスタッフ名前などを伝え、もう一度よく調べて欲しいと訴える。
  4. 「確かにそういう名前スタッフはいるが、今日休みである。本人に尋ねることは出来ないが、こちらでもう一度確認してみる」という意味の返事。
  5. めちゃくちゃ待たされた後「読み仮名を"マスダ"様ではなく、間違って"アスダ"様で登録してあったため、当初ご予約がないとお伝えしてしまいました。今からお部屋へご案内致します」と言われる。
  6. 念のため、それは本当に我々の予約か?他のアスダさんという方のご予約ではないか?と確認
  7. 「間違いございません。こちらの手違いでした」と繰り返すので、じゃあそういうことで良いと案内された部屋に落ち着いた。
  8. 実はダヴォウブッキングで、先に予約した「アスダ」夫妻も部屋に到着。
  9. 仕方がないので、ルームサーヴィスでワインを頼む。酔った勢いスワッピング突入



俺ならこうだな

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1978600

これ読んで思い出したこと
鉄道関係ない。
しかも、もう20年くらい前の話。

  1. 電話ホテル宿泊予約を入れる。
  2. 宿泊日当日、チェックインしようとすると「増田様というお名前ではご予約が見当たりません」と言われる。
  3. 電話を入れた日時や応対したスタッフ名前などを伝え、もう一度よく調べて欲しいと訴える。
  4. 「確かにそういう名前スタッフはいるが、今日休みである。本人に尋ねることは出来ないが、こちらでもう一度確認してみる」という意味の返事。
  5. めちゃくちゃ待たされた後「読み仮名を"マスダ"様ではなく、間違って"アスダ"様で登録してあったため、当初ご予約がないとお伝えしてしまいました。今からお部屋へご案内致します」と言われる。
  6. 念のため、それは本当に我々の予約か?他のアスダさんという方のご予約ではないか?と確認
  7. 「間違いございません。こちらの手違いでした」と繰り返すので、じゃあそういうことで良いと案内された部屋に落ち着いた。

実際何か手違いはあったのだろうが、読み仮名登録間違いが原因というのは「うっそくせー!!」と思ったし、今でもそう思っている。
チェックイン前の客の中から似たような名前がないか調べるぐらいのことに、そんなに時間がかかるとは思えない。
もしくは、本当に登録間違いがあったとして、実はもっと重大なミスがあったとか。
でなければ、予約した部屋よりもグレードの高い部屋には案内されないだろう。
予約した部屋とは異なるという説明を受けた記憶はない。
宿泊料金は本来泊まる筈だった部屋の料金で、精算票にもそのグレードが記載されていた。
たまたま調整用の部屋がお高い部屋しかなかったのかもしれない。
完全にホテル側の落ち度だったので、黙って料金据え置きで泊まらせた。
そんなところじゃないだろうか?

余談だが、最初、部屋のグレードが異なることに気付いていなかった。
疲労と混乱の後で「予約電話したの夢でも妄想でもなかった!今夜の寝床確保!予定変更しなくて済んだ!」ということしか頭になかったのだ。
ホテル側も恐縮しきっていたし、別に責めるつもりはなかったので、こちから何か尋ねることもなかった。
帰宅後、写真を整理していて初めて気付いた。
夫婦二人の旅行だったが、揃って間抜けである

この流れで、陸運支局幽霊地番を巡って一揉めしたことを思い出した。
時間があるときにでも書き留めておくか。

2022-11-23

anond:20221123095249

「賃借」対照表って読み方が違うから100%誤変換ではないんだよ

そして「貸借」対照表って会計のド基礎だからちょっとでもまともな会計知識があったら間違えることはないんだよ

で、その会計知識があるなら間違えることがないもの知識がある人のように批判してるなかで間違えてるのが吹き上がる要因なんだろうね

ようは「にわか」叩きだと思う

あと「誤変換」っていう読み仮名うからありえない言い訳

一応だけど多分いろいろな企業webで間違ってるのは知識ないコーダー外人OCRに投げたの、ひっくるめて格安外注でザルチェックだろうから知識問題ではないと思う

2022-11-08

隣の部屋のグエン(仮名)がうるせえ!💢

管理会社は住人の通報放置してるっぽい

言葉も通じないし

どうすればいいんだ

2022-10-25

anond:20221025144932

「諒真(あきま)さん」はさすがに読めないと判断したのか読み仮名がついてるけど「海凛さん」にはついてないのなんでだろう。

なんとなく「まりん」かな…と思ったけどあってるのかな

女の子を責めるのが好きだ。

これは純度百の、惚気と備忘録である

女として生まれ約30年。その内の25年間くらいは一般的セクシャルを携えて生きていた。疑問や違和感もなく、特段、不幸を感じることもなく生きてきた。男性を好きになり、男性恋愛をし、ごく自然自分ヘテロなんだと思いながら、ヘテロとしての人生を歩んできた。

そんな自分が、ひょんなことをきっかけ(このきっかけの部分、途中まで書いてたけど長すぎるから割愛します!)に「女の子を責めたい」ってセクシャルを自認した。気づいたのは30歳になる手前くらい。

それに気づいてから「ネナベ」に手を染めるまでの期間は一瞬だった。最初は「なりきり」に手を出したけど、違う!だめだこれじゃない!相手自分のことを本当に男って思ってくれてた方が燃える!!と思って、すぐさま匿名チャットアプリ居住を移した。

匿名チャットは楽しかった。女の子とも男の子とも文字で楽しく話した。もちろん相手だってネカマやネナベかもしれない。それでも全然構わなかった。自分が男として発言できることが物凄く楽しかった。チャットえっちなこともいっぱいした。

でも、嘘は嘘だ。通話しようとかライン交換しようとか言われる度、様々な理由で断ってフェイドアウトするばかりだった。ボイス変換機能がある通話サービスはないのかって毎晩血眼になって探したし、「ネナベ、通話、バレない」で死ぬほどググったりもしてた。

ある時、一人の女の子に根負けして通話まで行った。「女にすごい間違われるから通話は嫌だったんだよね」と本気で嫌そうに言ってたら、なんとかいけた。そう、いけてしまったのである。で、今度は通話えっちすることに溺れた。通話チャットの比じゃない。良すぎる。月に20回くらいやりまくった。

の子には後々、女であることを明かしたんだけど「明かされるまで男だと思ってた」と言われた。いけるもんなんだな…と思ってしまった。思ってたよりいけるよ、ネナベのみんな!

で、その子とは別で、そうゆう自分の悪癖を全部晒してる女の子がいた。仮名を「つんちゃん」としよう。

つんちゃんにはネナベ秘話やネナベ裏話をたくさん聞いてもらってた。つんちゃんも「いいな〜私もかわいい女の子気持ちいいことしたい」とよく言ってたから、自分は当時つんちゃんのことをタチなんだと思ってた。

でも、違った。つんちゃんネコだったんだ。つんちゃん曰く「自分の見た目はかわいいと言うよりかっこいい部類だから」って理由で、今までの人生はタチ役を担うことがほとんどだったらしい。(ちなみに、つんちゃん自分と同じように、男女問わず恋愛をしてきた人だ)

でも、つんちゃんネコだったんだと知るのは、ずっと後の話なんだけど。

しばらくして自分は、別の場所から現れた女の子に猛アタックされた。それも、お互いの素性を知ってて、会ったこともある女の子に。

え、ネナベって嘘を吐かなくても女の子気持ちいいことできる世界線、あるの????え、マ?????

それで、めちゃくちゃ調子に乗ってしまった。その子の勢いに飲まれて、なんか付き合う手前の楽しいムーブを外部にも撒き散らかしてしまった。

そしたらつんちゃんが、青天の霹靂みたいに一気に崩れた。「元気になるまでちょっと諸々おやすみするね」って。泣きながら。

もうすっっっごいショックだ。だってつんちゃん楽しい話悲しい話は全部、いつだって自分が一番最初に知れると思ってたから!驕りだけど、自分つんちゃんは心の一番近い場所に居るんだって、感じてたから!

おやすみの間ずっと待ってる、寂しいなって思いながら、この寂しさだって抱きしめたまんま待ってる!」と伝えた。伝えまくった。自分が苦しかった時たくさん助けてもらった。みっともないところも汚いところもキモいところも、全部聞いてくれた。このまま言葉なく関係がなくなってしまうのは嫌だ!と、思った。

つんちゃんは、遠いところに住んでいる。だから、それまでずっと会ったことがなかった。匿名チャット遊びをしている頃から自分のことを慕ってくれてたにも関わらずだ。「会えるもんなら会いたいね」って、お互いずっと耳にタコができるくらい言ってた。

もつちゃんは、いろんなものに緩く首を絞められていて、なかなか自分意思で遠出したり外泊したりするのが難しい生活をしていた。

「会いたいと思うから苦しくなるんだ。会えないって思っちゃえばさ、いいんだよね。」いつも明るいつんちゃんが、崩れる前にそういえば、こんな言葉をこぼしてた。

つんちゃんが諸々をおやすみしている間もラインを送った。既読つくし返信も来る。連絡の全てが断絶された訳じゃないんだと思って、寂しいながらも安心した。だけど「おやすみするね。」の理由は、すぐには知ることができなかった。つんちゃんは「時効が来たら言うね」と言っていた。

「…もしかして」と思った。

もしかしてつんちゃんは、自分のことが好きなのかな。だとしたらうわぁぁぁ、え、うわぁぁぁ。

で、本人に通話の時、直接聞いてみた。「ねえ、つんちゃんはさ、恋愛気持ち自分のこと好きと思ってくれてるの?」って。

つんちゃんは、一番最初は「わかんない…」みたいなことを言ってた気がするけど、だんだん素直になってきて「あの時から周りの女の子が羨ましかった」とか「ずっと前からネトストみたいに見てた」とか「私の方が会いたいのにって、あの子に対して思ってた」とか、ぼろぼろ教えてくれた。え、えぇ〜〜〜〜。か、か、か、か、かわ〜〜〜。

かわいさにノックアウトされてしまって、ひゃーーー好きになってしまって、ひゃーーー両思いになりました。

で、周囲に割と明確な名言をした。自分好意を持った女の子が寄ってこないように&つんちゃんに言い寄ってくる男が現れないようにってことで。

それからちょっとして、今年初めてつんちゃんと会うことができた!!つんちゃんはあらゆる呪いを振り切って、片道6時間かけて、会いに来てくれたんだ!!!わぁ!!!

つんちゃん、白くて細くて体が全体的に薄っぺらいんだ。嗚呼めちゃくちゃ性癖だ。自分おっぱいが小さくて華奢な子がとても好きなんだ。

女の子を責めるのが好きだと言っといて、もしかしたら自分は実際には何もできないのかもしれない。いざ本物の女性の体を前にしたら「あ…」ってなるのかもしれない。

そうゆう一抹の不安もあったけど、全然、いらん心配だった。つんちゃんが濡れてることを直接自分の指で確かめて、こっちも最高にだらだらになった。

一回目に会った時は、ちゅーと、指でいかせるクリイキだけしかしなかった(諸事情で)。だから次に会う時は手マンクンニもしてみたい!童貞だけどいいか!?と本人に聞いてみた。つんちゃんは「えっちなお願いはなんでも聞いちゃうよ」と言ってくれた。や、やったあ。

で、つい先日、二回目の逢瀬を果たした!宣言通りクンニと手マンもしてみた。全部初めてだったけど、自分の中に欠片も嫌悪感が湧かなくて、興奮しかなくて、あー本当にマジで自分女の子の体で興奮するんだーと理解した。

クンニ、どんなんだろうと思ってたけどちょっとしょっぱいだけで何の匂いもしなかった!(綺麗にしてくれてたのかも)吸引のおもちゃちょっと興味あるって言ってたから、吸ったりもしてみた。気持ち良さそうにしてくれてた!と思う!

あと、初めての手マン大成功だった。冗談か?って思うくらい上手くいった。つんちゃん自分出会うまでナカイキしたことなかったんだって。なのに手マンで何回もいってくれた。嬉しいしかないです。指が気持ちいいところに当たる度「だめだめだめだめだめ」って言いながら、すぐいく。自分に呆気なくいかされてしまう、そんなつんちゃんに、馬鹿みたいに燃えた。

二泊三日の逢瀬だったんだけど、四回くらいやった。つんちゃんは多分累計で50回くらいいってたと思う。自分は、自分のナカイキにはこれっぽっちも興味がないので、射精の要領で最後だけ一緒にいく感じのスタイルを取った。

「一緒にいってもいい?」って聞くと必死でうんうんって頷いて「だいすき」って言ってくれる。嬉しい。棒がないか概念だけど、言葉魔法から「中に出していい?」「中出しでいってもいい?」って言いながら、自分性器をがしがし擦った。つんちゃんはその間、おもちゃセルフこんこんをする。自分の擦る速度に合わせてこんこんしてくれるから「速いのだめ」とか「いっちゃう、これいちゃう」とか、昂るセリフをいっぱい言ってくれた。嬉しかったし気持ち良かった。

女の子同士でやる、というより、自分は「男」になりきって女の子を責めるのがやっぱり好きみたいだ。つんちゃんもその辺に問題はないみたい。通話の時は「俺」って一人称を使うんだけど、実写だと現実自分の体が壁となって立ちはだかるから一人称迷子になってしまう。これが今の小さな悩み。(あだ名で呼ばれてるので、とりあえず現状は「◯◯(自分あだ名)も一緒にいきたいなー」みたいな方法を取ってる)

ハメ録りもした!後で一緒に聞き返したけど、百点満点をつけたいくらい最高の仕上がりだった。自分の声もまあ、聞きようによってはところどころ男に聞こえなくもない、かな〜?って感じ。自分の声に萎えちゃうかなと思ってたけど、つんちゃん気持ち良さそうな声がそれを遥かに凌駕してくれてたから大変に助かった。10分ちょいの、このハメ録りが、今一番抜けるおかずです。

はいつ会えるかな〜!今度はホテル行こうね、大きい声たくさん聞かせてね、いっぱい録ろうねって約束した。

あと、これは嫌じゃなかったらで良いんだけど、自分は「おもらし」が好きなので、もしできたらおもらししちゃうところ見たいな〜…とも言ってある。つんちゃんは「…うん、おもらしでも、なんでも…」と言ってくれている。や、や、やったぁ。

また会えるのが楽しみ。会えない間は最高のおかずと、通話で乗り切ります

世の中の、まだ陽の目を浴びてないサディスト側の皆さん!サディスト結構需要が高いと思うので、がんがん素を出してください!責められたくて、でも報われてない人間が多分この世にはたくさんいる気がします。

2022-10-18

宣浩(仮名)と別れました。

応援してくれたみんなありがとう

17年間という短い時間でしたがとても楽しかったよ

あつおありがとう

since 2006~2022

2022-10-17

anond:20221017121412

なんで旧仮名使ってんの?

納得できる理由説明してくれない?

2022-10-14

記宏(仮名)と別れました。

応援してくれたみんなありがとう

120分という短い時間でしたがとても楽しかったよ

ふみもありがとう

since 10.14〜10.14

2022-10-13

迅(仮名)と別れました。

応援してくれたみんなありがとう

3日間という短い間でしたがとても楽しかったよ

じんもありがとう

since2022.10.11〜2022.10.13

2022-10-11

死にかけた仔猫を拾って動物病院に連れて行った

これまでに2回、仔猫を拾って病院に連れて行ったことがある。

名前はまだない、と言っても、カルテと診察券を作らないとならないか名前がないと困ると言われて、その場でテキトー名前をつけた。

その2匹は今、その名前我が家にいる。

先日、また仔猫を拾ったが、栄養失調のガリガリのガビガビで、低体温症を起こしていた。

手遅れかも知れないと思いながら病院に連れていって、入院になった。

翌日、様子を見に行くと、グチャグチャだった目がパッチリ開いて、元気な鳴き声をあげるまでに回復していた。

「もう名前を付けて大丈夫ですよ」

医師言葉にハッとした。

の子の時は、名前がないと困るとは言われず、カルテも診察券も仮名保護猫扱いだった。

前の2匹の時、初診時に半ば強引に名前を付けさせられたのは、名前をつけることで飼い主としての自覚を促されたのだろうな。

2022-10-01

素麺の産地と風土記記述の話

素麺といえば、個人的には島原半島のものということになっている。これは単に、同地に私の知己の人がいるので、贈答品として頂戴して食べる機会が多いからに過ぎず、別に他の産地のもの品質的に劣ると思っている訳では無い。なお、頂くだけでなく、ちゃんと自腹で買うこともある。

最近では、女優満島ひかり南島原市公式PR動画に出演したことが、彼女の怪演技の甲斐もあって、ネットでも話題になっていた。ひょっとしたら、それを観たことがきっかけで島原手延べそうめんのことを知ったという人も、世の中には存在するかもしれない。

島原半島素麺作り産業については、以前に聞いた話だが、島原の乱によって人口が減少した際、江戸幕府肥前の国の外部から移住者を募り、その中に瀬戸内小豆島出身の人々がいたこから、彼らが島原半島素麺作りの技術を伝えたとのことであった。しかし、それはあくまでも民間伝承であって、確固とした史料が有る訳では無いとも聞いた。

史料の有無や民間伝承真実性は、専門家ではないか判断する由もないが、この小豆島由来説を何とは無しに信じている。それは、小豆島由来説が語られる際に、同時に「島原半島は、瀬戸内海と気候が似ているために、素麺作りに適している」と語られることにも一因があると思う。

中央部にある雲仙普賢岳高岩山(たかいわさん)、島原市のすぐそばに在る眉山(まゆやま)、これらを除けば開けた土地半島の大部分を占めるように見える。そのために、気候がカラリとしているように感じられる。これで「島原半島瀬戸内海に気候が似ている」と言われれば、一定説得力を感じて小豆島由来説も信じられる気持ちになる。特に海岸線の近くではそうである

この島原半島南部を訪れた時、島原鉄道を利用したのは、ずいぶん前のことになる。これは、諫早市半島北部東部南部を結ぶ、左右反転のC字形半島の外周沿いを走るローカル鉄道路線である。あった、と言うべきか。現在は、半島東部島原市までしか列車が走っておらず、島原市よりも南の地域は部分廃線となっている模様である

現在市町村合併によって南島原市の一部となっているが、旧名西有家町という町が半島南部には存在する。この町で島原鉄道の駅に私が降り立ったのは、別に観光などが目的という訳ではなく、不覚にも乗り物酔いになり、気分が悪くなって一休みしたかたかである

そうめんの町」という文字建物の壁に掲げられた無人駅舎のベンチに少し横になり、冷たいジュースを飲んで落ち着いたは良かったのだが、あいにく、次に乗り直す列車を一時間は待たねばならなかった。手持無沙汰の時間をつぶすため、駅の直ぐ傍にある神社へと行ってみることにした。境内へと登る階段は、文字通り駅舎の目と鼻の先にあり、その長さは数十メートル程と短かったが、勾配はかなり急であった。島原半島南側地帯には、海の近くで小高丘陵や崖になっているような場所が、幾つもある。この神社があるのも、そうした丘陵の一つであった。

別に有名な神社とかではなく、少し田舎ならば何処にでもあるような、何の変哲もないさな神社である境内へ登る階段を跨ぐ鳥居は、その神額に「天満宮」の文字があったから、主たる祭神菅原道真公で間違い無い。これは、グーグルストリートビューでも確認可能である確認した。技術革新、すごい。

よほど小さなところでない限り、神社は大抵、主祭神だけでなく配祀神も同居している。その天満宮で私は、時間だけはたっぷりあったので、主祭神配祀神のいずれの社殿にも平等に五円玉のお賽銭を捧げて「この後、乗り物酔いが酷くなりませんように」とゴニョゴニョ唱えながら参拝した。それを済ませると暇つぶしに、私以外には人の姿も無い境内を、気ままにぶらぶらしながら鳥居などを観察したりして過ごした。どの鳥居も、冠木・貫・木鼻に沢山の小石が降り積もっていた。素朴な民間習俗を今でも伝える地元民が、願い事の成就のために投げ上げたものであろう。

配祀神は、鳥居の神額に「大神」という文字があったと記憶している。「大神」は「オオミワ」と読むのであろうと思った。残念ながら、天下のグーグルストリートビューでも、この天満宮境内の中までは確認が出来ない。「大神」の社殿は、主祭神との差を感じさせない程度の大きさはあったように思う。

神社でオオミワといえば、その大元へ遡れば無論、奈良県三輪山であるが、その地は素麺との縁が有る。素麺祖先は、奈良時代に唐から伝来した食物・索餅(さくべい、見た目はチュロスに似ている)とする説が一般的である。これを模倣して作ることが、最初我が国で始められた場所が、他ならぬ三輪山の麓周辺なのだと言われている。「すべての道はローマに通ず」ならぬ、「全ての素麺三輪山へ通ず」といったところか。

それらのことを知った影響で「移住者から素麺作りの技術島原半島に伝えられたのに伴い、我が国内における素麺発祥の地・三輪山から神も一緒に来たりて、分祀されたものであろう」と考え、小豆島由来説を信じる気持ちも補強されたわけである

しかし、素麺伝来の機会や小豆島経由以外の理由でも、この地に「大神神社」が分祀される何らかの歴史的な要因があったような気がしてならなかった。結論から先に言えば、これは単なる私の勘違いだったのだが、兎も角そのような気がして記憶を手繰り寄せたところ、風土記の一つである肥前風土記』にある、次のような記述を思い出した。

景行天皇が、現在熊本県玉名の辺りに行幸した時、そこから有明海を挟んで島原半島の方を見て『あれは島か、それとも陸続きの地か』と疑問に思い、使いを送って調べさせた。すると、土着の神が、天皇の使いを出迎えて歓迎し、天皇に服属する意志を示したという。

この時に派遣された使いの名前を「大神宿禰」と、私は誤って記憶していた。この覚え間違いが、大神神社島原半島分祀される歴史的な要因があったような気になった原因であった。しか最近自分記憶を頼りに人魚の話やら南斗北斗の話やらを書き散らしたところ、ブコメ等で鋭い突っ込みを受けて大恥をかいたため、今回は手持ちの岩波書店日本古典文学大系版『風土記』を参照した。その結果、私の記憶違いに過ぎなかったことが判明したというわけである確認大事

残念ながら、天皇の使いの名前は「神大野宿禰」とあり、読み仮名も「かむおほののすくね」としてある。しかも「他に見えず系譜不明。ミワ(神)氏の支族ではあるまい」とまで注釈が付けられている。これでは、妄想を膨らませる余地も無い。

もしも「大神宿禰」という記述だったならば、その時は大変であった。きっと私は「もしかしたら、三輪山祭祀を司るミワの支族に連なる者が、古代島原半島を訪れていたのかもしれない。この縁によって、大神神社島原半島分祀されたのではないか」とか何とか、思う存分に妄想力を発揮していたことであろう。間違いを防止できたか安心しても良いはずなのだが、その気持ちよりもむしろ残念な気持ちが強い。それほど、自由妄想とは魅力的なものということである

さて、私は雲仙岳には登っていないが、その直ぐ近くの高岩山には、地元の人の案内で登ったことがある(この時は、まだ火砕流などの火山活動が沈静化したと認められておらず、雲仙岳登山が再開されていなかった)。登山ルートの途中にある樹林の中や山肌には、家屋ほどの大きさがある巨大な岩石がゴロゴロと有った。これほどの大きさの岩石群であれば、それらを見た昔の人々が、信仰の念を山や岩石に対して抱いても不思議は無いと実感した。その時の私は、或る種の神秘体験に近い精神状態にあったのかもしれない。高岩山に登って同じ光景を見た人にならば、私の実感にも同意してもらえるものと信じる。

件の神大野宿禰を出迎えたという土着の神は「高来津座(タカクツクラ)」と名乗ったと『肥前風土記』には記されている。日本古典文学大系注釈には「高来の峰(雲仙岳)を居所(座)とする神の意であろう」とある。この「クラ」というのは「イワクラ」などと同じく「カミの宿る座・場所」という意味であることに疑いは無いが、何が「クラ」であるかまでは断言されていない。しかし、高岩山への登山で巨大な岩石を見た経験から、おそらくは岩石もしくは山頂・山体そのものが、高来津座と名乗るカミの依代御神体だったのではないかと私は思う。もしそうであれば、三輪山神体山信仰類似しているので、面白いである。「タカク」に「高来」という字を当てたのは、単に高さを表現しただけでなく、天空の高みから山頂に降り来る垂直移動型のカミであったことの顕れであろうか。

このカミの名は、高来郡(たかきのこほり、たかくのこほり)の由来となり、市町村合併以前は、島原半島地名南高来郡(みなみたかきぐん)」として名残を留めていた。しかし、島原半島島原市雲仙市南島原市へと統合され、旧来の地名が無くなったことで、熱心な郷土史研究家などを除けば、いずれ遠からず名を忘れられるのかもしれない。

しかし、名は失われても、島原半島中央部の山に登山する人が絶えない限りは、高岩山に登った時の私が俄に古き神の気配を覚えたように、雲仙岳一帯の山岳や巨岩に対する素朴な信仰のものは、これからも人々の精神地下水脈として生き残っていくのではないだろうか。

【2022/10/10】続きを書いた。anond:20221010212603

2022-09-27

恋(仮名)と別れました。

応援してくれたみんなありがとう

9時間という短い時間でしたがとても楽しかったよ

れんもありがとう

since 9.27~9.27

小説などの描写イメージできない :追記あり

旧字で旧仮名使いの古い本を読むわけでもないのに、どうしても活字の本の中での描写が頭の中でイメージしきれない。

読めない本の種類としては圧倒的に小説が多い。

技術書解説書などは問題がない。

一番の問題は、風景などの視覚的な描写を頭の中でしっかり思い浮かべるのができてないことだと思う。

知識が足りてないという事もあるし、ひとつひとつのパーツは理解できてもそれを頭の中で映像化するのが難しいのだ。

例えば

私は墓地の手前にある苗畠の左側からはいって、両方に楓を植え付けた広い道を奥の方へ進んで行った。 するとその端れに見える茶店の中から先生らしい人がふいと出て来た。

夏目 漱石こころ」より

夏目漱石はかなり分かりやすい素直な文体作家だと思うけど、自分にはこういったちょっとした描写ですらイメージするのが難しく感じる。

墓地は思い描ける、苗畑は普通の畑とは違うのか?と不安になったのでググった画像で補完するがまあ大丈夫

楓、広い道、茶店、どれも単体では想像できるけど、問題はこの光景俯瞰で見えない、地図のように絵を描こうとしてもかけないのだ。

まず「左側」でつまづいて、苗畑と広い道の位置関係もわからない。

漫画ならこれらが全て背景絵として描かれてると思うので、なんの引っ掛かりも感じないだろうと思う。

小説だと光景を事細かに描写する必要もない場合もあるわけで、そういう時はある程度読者が好きにイメージすればよいんだけど、自分場合まり曖昧しかイメージできなくてその場面の全てがぼんやりしたものになってしまう。

小説自体は、場面ごとの描写がはっきりと頭の中で映像化できてなくても読み進めることはできる。

でも頭の中で映像化されていないとぼんやりした空間登場人物がそれぞれ現れるだけという味気ないものになる。

から頭の中で映像化できないことがとても歯がゆいのだ。

ミステリー小説なんかでトリックとして建物構造だとかが描写されてる時もだいたいよくわからない。

特に空間把握能力が著しく欠けているのかなとも思う、実際地図を読むのは下手だし方向音痴だし。

ただそれだけじゃなくてちょっとしたディテールとかも掴めない事が多いし、それが気になって中々先に進めなくなったりする。

小説の中で描かれる描写が、全部ちゃん自分の頭の中で思い浮かべることができたらどんなにいいだろうと思う。

でもどうしてもそれができなくて、結局集中しきれず最後まで読みきらないことが多い。

子供の頃からまり読書はしてこなかったし、漫画ばかり読んでいた。

今は漫画はたくさんあるから漫画でいいじゃんと開き直ってもいいんだけど、やっぱり小説もっと読み込めたら楽しいんだろうなと思う。

なにか特訓の方法などあるんだろうか?

小説挿絵を描く人ってどんな風にして描いてるんだろうか?


追記

コメント色々ありがたい。

一番驚いたのは「そこまでイメージする必要はないのでは」という意見が多いことだった。

みんな小説など読んでる時は頭の中である程度具体的にイメージしながら読んでるものだと思いこんでいた。

ただ、言われてみれば登場人物の顔はおぼろげなまま読んでるのにそこは気になってないとか、自分の中に矛盾もあることに気づいた。

ファンタジアではないかという意見もあり、初めて知った言葉だけどこれも興味深かった。

自分がアファンタジアかどうかは分からないが、記憶イメージとして思い出すことはできるので、そういうのとはちょっと違うのかもしれない。

2022-09-22

悠(仮名)と別れました。

応援してくれたみんなありがとう

50分という短い時間でしたがとても楽しかったよ

はるかありがとう

since 9.22~9.22

2022-09-19

依怙贔屓から派閥争いに発展してる

なんか最近、某少女漫画ファンの集いというか、ファン同士の派閥争いみたいなのの端っこに参加してまして。

自分から望んで首を突っ込んだわけじゃないんですけど、自称古参ファンを擁するAグループと、なんかいろいろ対立してるらしいBグループがあるらしく。

私は最近出戻って界隈をちょっとふらついてたほぼにわか(…にわかでいいんだよな?)なんですが、たまたまBグループの主要メンバーの一人に声をかけられてちょっと親しくなって、リーダー格の人ともFF関係になってちょっと仲良くしてもらってたんですけど。

そうやって親しくなった頃には既に2グループ対立しているというか、微妙にギクシャクし始めていた頃らしいんですよね。

因みに、ふらつき始めてすぐくらいにAグループの人からちょっとした接触はあったんですけど、プロフ欄にモヤッとする文言が並んでたしツイート内容が偏向思想?的な内容だったのでソッコーでブロックしたんです。

そんで、私が知らんところで2グループはかなり揉めているらしく、適当に「愚痴なら聞くよ」とBリーダーさんに言ってしまったもんで…なにかある毎に愚痴を聞いてて、派閥争いに耳だけ突っ込んでる状態になってるんです(笑)


同じ漫画家を愛するファン同士なんだから仲良くやりゃええやんって思うんですけど、どうにもそうはいかないらしく。

古参ファン擁するAグループとしては、自分達の方が昔から先生のことを応援しているしファンとしても格が上!って意識でいて、人数が多く和気藹々とやってるBグループが格上の自分達を蔑ろにして調子に乗っているように見えて気に入らないらしい。(たぶんね)

なんでそんな意識でいるらしいかっていうと、Aグループ漫画家先生公式アカウントととても親しくしているし、公式さんもAグループを大恩あるファン達として接しているからのようです。

この公式アカウント問題なんですよね。


公式アカウント漫画家先生名前を冠して近況や発売情報などを発信していて、運営しているのはチーフアシスタント?という人らしい(チーフアシ兼先生旦那さんではないかとも言われているけれど真偽不明

この公式さん、Aグループものすごく贔屓している。中の人ものすごくAグループに肩入れしているっていうのは、外野の私からでもすぐにわかるほどなんですよ。

もう先生名前冠するのやめて中の人個人名でやってくれよって思うぐらいに、とにかくAグループに肩入れしてる(それが鬱陶しくてフォロー外しちゃった)


なんか、プレゼント企画とかやるじゃないですか。クイズ形式にして正解者にサイン入りグッズプレゼント~みたいなの。

それをこの公式さんもやってたんですけど、出題内容がマジで難しいし、コミックス読み込んだからって正解が載っているわけじゃない内容(先生お気に入りデザートは?みたいなのとか)が出題されてて、マジでなんじゃこりゃ?って感じで、私は回答するつもりもなくスルーしてたんですけども。

さすがに難しすぎると思ったのか、ヒントを出すって言うんですよ。まあ、そりゃそうだよね。正解者出なかったら何の為の企画だって話だし…

そのヒントはね、Aグループの開催するスペース(個人Twitter上で開けるwebラジオみたいな機能)で発表するんだって。ヒントどころか正解ポロリもある予定らしいよ。

…なんでだろうね?

なんで、他の多くの企画参加者が見てるだろう公式アカウント主催じゃなく、ただの1ファンが開くスペースでやるんだろうね?

こんなことされたら気づかないファンの人だっているだろうし、もしかしたら私みたいにAグループのことブロックしている人だっているかも知れないし…ファンなら誰でも参加できる企画の筈なのに、なんでこんなフィルターかけるようなことするんだろう…。

しかもね、そのAグループ主催の正解ポロリ含みスペースってね、Bグループが集まってスペース開いてる時間に被せて開催とかしてるんですよ。

これもう完全にAグループ人達の為のプレゼント企画じゃんって感じですよね。Aグループ人達にあげる為に企画立てたんじゃんって思いたくもなる。ひどいもんだ。

結局正解してプレゼントもらったのはAグループ人達みたいでしたしね。そういうことですよね。


こんなことされてたら対立もするってもんよ。

しかもね、Bグループが集まって定期開催してる『先生作品を語ろうスペース』で、Aグループ所属の最古参ファンにゃんこさん(仮名)への感謝言葉を読めって公式さんが押しつけてくることが多々ありましてね…。

なんの感謝だよって思うじゃないですか?

作品の連載を継続させてくれたことへの感謝」らしいんですよ。今も連載を続けていられるのは、にゃんこさんが編集部に嘆願してくれたからなんですって。


数年前、編集部から「今やっているシリーズで連載終了です」と言われたそうなんです。

チーフアシさん、打ち切り宣告を受けたことをにゃんこさんに伝えたそうです。もうすぐ連載が終わってしまうということにショックを受けたにゃんこさんは編集部に抗議の電凸かましたと。

にゃんこさんの煮えたぎる情熱が届いたのか、連載は無事に継続されることになり、新しいシリーズに移って現在も連載中です。よかったね。

から先生ファンはにゃんこさんへの感謝を忘れてはいけないそうなんです。連載継続立役者から


公式発表前の情報を、ファンペラペラと吹聴するんじゃねーよ!!


ついこの前もやってたけどね。発売日前の情報普通にTwitterで垂れ流してたけどね。

変な人だよね、公式さん。掲載誌発売後のネタバレ感想絶対にしちゃいけないことになってるんでしょう? 既に全国で発売されてて、普通に書店で手に取れる状態であっても、地方住みのにゃんこさんが単行本として手に取れるまでネタバレ禁止にしてるんだよね。本誌読んでないにゃんこさんの為に。

Wikipediaにすらまとめられてる情報とかでも、何故か「そのツイートネタバレなので消してください」とか凸って来るらしいし、本当に変な人だよね公式さん。

それなのに自分ペラペラと事前情報をあちこちで垂れ流してるんだね。「裏話ですが~(^v^)」じゃねーんだわ。そういうのは。

プレゼント企画では、発売日の1週間以上前サイン入りの最新刊をお届けしていたらしいし。そういうのはせめて発売日前日ぐらいに届くようにするもんじゃないのかい

そういえば、Bリーダーさんに突っかかってきたAグループメンバーブロックしたら、泣きつかれた公式さんが「ブロックを解除しなさい」って言ってきたって話も聞いたよ。ブロックするかしないかなんて個人問題だし、それに公式って立場から物申してくるってのも変な話だよね。どんだけAグループ大事にしてるのさ。ブロックされたのーって泣きついた方もすごいけど。

Bグループ所属の人が発起したハッシュタグ祭りみたいなのも、まるでAグループ主催しているかのようにツイートするし(企画の周知・宣伝に協力してくれているんだろうけど…)それに便乗してAグループもまるで自分達が企画しているかのような面してスペース開いてるし。


本当にもうあの人、『公式アカウント』名乗るのやめてくれないかな…

個人的にやらかしてるなら別にいいけど、先生名前を名乗っているわけで、先生の印象が悪くなるだけだよ。ファンも離れていくよ。(現に私もこの公式さんの行動の所為でもう冷めかけてる)

何人かレーベル編集部(にはご意見を送れるところがないので出版社自体のお問い合わせフォーム)に「あの公式アカウントをどうにかしてくれ」って送ってるらしいんだけど、アカウント運用先生個人にお任せしてるので編集部としてはノータッチです~ということらしいので、注意もしてもらえないらしい。

ここまで機密意識が低くて依怙贔屓体質で思いつきで適当に行動している人だと、そのうちもっとヤバイことやらかし炎上するんじゃねーか?とも思うんだけど、そこまで有名な作品ってわけでもないと思うから、小火にもならずに鎮火するんだろうなぁ…

先生迷惑かかるのはあんまり嬉しくないけど、あのチーフアシを野放しにしてるんだから同類なのかな?と気分が沈む。


と、まあ、私はBグループ人達寄りの立ち位置からAグループの態度にムカムカしてるって面もあるんだろうけど。

でも、やっぱり、公式さんがAグループをヨイショヨイショしてるのはおかしいと思う。そんなににゃんこさんの電凸が嬉しかったんだろうか…?

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