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はてなキーワード: パターナリズムとは

2022-11-26

anond:20221126231750

エロいけど二次元三次元人間は別の生き物。

例えば猫の写真可愛いけしからんっていう感覚と、二次元美少女露出衣装(二次元世界では普通)がけしからんっていうノリは、ほぼ同じ。

40代以上の人間にはその感覚を会得する機会が多分なかっただろうなとは思う。

から二次元美少女のあり方、立ち振舞いや生き様を、現実青少年の延長と捉えるのは強烈に違和感がある。

それこそ銃で殺し合うFPSゲームプレイ国民に許しているのは狂気の沙汰であり禁ずべきみたいなのと同じ。

娯楽文化のお決まりがある中の架空世界観と、現実区別がついてない。ちゃん区別をつけられる人間の理性をないものとしてる。

この表現を受け取る人にはそんな賢さはないだろうと、現実に悪影響が出る程度の知能しかないだろうと、馬鹿にしてるんだね。

そういう見下し由来の恐怖に支配されてパターナリズムを振りかざす流れってのはこういう所から出てきて、甘く見てると韓国の保健福祉部とか中国共産党みたいに「行き過ぎでは?」って域まで容易にエスカレートして干渉してくる。

日本牽制してかないと十分ああなる素地があるのが悲しいところ。

2022-10-07

https://www.asahi.com/articles/ASQB64661QB4UPQJ001.html

今のリベラルって左派ターナリストが大半じゃん

それなのに朝日パターナリズム否定してていいのかい

お得意の自分の〇〇は綺麗な〇〇ってやつか?

2022-09-24

氷河期弱者男性尊敬軽蔑まなざしで見る

歴史的革命をもたらす者って本人は猛反発にあってボロボロ朽ち果てていくけど死後結果的に本人の目指した時代がやってきたりするじゃないですか。

氷河期弱者男性にも同じものを感じるんだよね。

それまでの価値観だと異常者でしかなかった「家庭的にも社会的にも何も成していない男」が自由恋愛格差社会時代には普通に現れることを身をもって証明してくれた人たち。

特に当時オタクの持ち物だったインターネットガッツリ弱者男性マインドに寄せていったのは良くて、これで下の世代がかなり"教育"された。

おかげで今は「適当に生涯独身で生きます」と宣言しても表面上は「ま、いいんじゃない?」と返すのが正しい世の中になったし本心からそう思う人も多い。

氷河期弱者男性のおかげで今の俺たちがあるといっても過言…いや過言か。でもそこそこ貢献してくれたと思う。

ただ、そうやって彼らが(部分的に)作り上げた時代に…彼ら自身はいまいち適応できていないのが残念なところだ。

まず本人らの価値観更新されていないからいまだに妻子持ちの年収800万~年齢的には1200万あたりに「普通」のラインを置いているフシがあり妙に要求が高い。

しかパターナリズムが抜けていない場合が多くて影響を与えたはずの下の世代ともやたらと衝突を起こす。

なんといってもずっと針の筵だったから性根が腐りきってしまっているのが致命的で、もう属性がどうとかではなく普通に付き合いたくない人間になってしまった。

最初の話になぞらえると今は氷河期弱者男性にとって死後の世界、腐りながら彷徨う姿はゾンビのようなものから、せめて速やかに成仏してほしいものだ。

2022-09-22

日本語の原郷」についての論文、取り下げ勧告を受ける

去年、「日本語の原郷」についての論文(Robbeets et al. 2021)が話題になった。増田は専門外の素人ながら疑問を持ったのでツッコミを入れたんだけど(anond:20211121124146)、今年の6月に入って専門家集団から「あの論文は取り下げろ」という反論論文が出ていた(Tian et al. 2022)。といっても、プレプリントサーバのbioRxivに置いてあるだけで、学術誌に掲載されたわけではないんだけど、まあいずれどこかには載るよね多分。

そういうわけで、反論論文の内容を(素人なりに)紹介していくよ!

そもそも誰が書いたの?

ふええ……知らない人ばっかりだよぉ……

22人の共同著者による論文だけど、その多くは中国人研究者。ほかは数人のヨーロッパ人中国人研究者については全然からない。漢字で書かれれば一人か二人は名前を聞いたことがある人がいるかもしれないけど、ラテン文字で書かれているので誰が誰やらさっぱりなんだよな……

ヨーロッパ人研究者のうち、ラッセルグレイ氏は聞いたことがある。20年くらい前に『ネイチャー』に印欧語族起源に関するレター載せてた人だ(Gray and Atkinson 2003)。ホセ・アロンソ・デ・ラ・フエンテ氏は以前ロベーツ氏の著書に辛辣書評書いてた人で、去年の増田でも引用した。

そしてトマ・ペラール氏は、日本では有名な研究者だ。彼は宮古島の北4キロに浮かぶ人口数十人の離島大神島方言について博士論文を書き、それが「母音あるいは声帯を震わせて出される音を含まない単語がある」という世界でも珍しい特徴を持った言語であることを明らかにした(Pellard 2009: 80–85;ペラール 2011: 28–29)。ペラール氏は母語フランス語だけでなく英語日本語でも論文や共著を発表していて(最近だとペラール 2021とか)、琉球諸語の言語復興についても発言しているので(ペラール 2013; 2015)、琉球諸語に関心を持って調べたことがあれば一度は名前を聞いたことがあるはずの人物だろう。

要するにこの反論論文には、そのへんの日本人よりはるか日本語に詳しい研究者が参加しているってこと。

言語的側面について

反論論文は、ロベーツ論文で挙げられている同根語(cognate words)が少なすぎると指摘する。

同根語というのは、「起源を同じくする単語」のことだ。ある言語から分かれた娘言語たちは、いずれも共通した同根語を(二次的に失ったのでなければ)持っているはずだ、というのが比較言語学の基本的な考え方だ(生物学でいう原始形質/祖先形質にあたる……と思う。多分)。もちろん、偶然の一致とか、言語場合借用語とかがあるので、言語学的な検討を行って「これは祖語から受け継がれた同根語である」というのを確定させて、それをもとに言語系統関係判断していく。

たとえば印欧語族だと、次のような対応関係が見いだせる(例はウィキペディアの「印欧語彙」のページから持ってきた)(*がはてな記法の一部と認識されちゃうっぽいので*で代用)。

-印欧祖語英語ラテン語サンスクリット語ハラ
pH₂tér-fatherpaterpitṛ́car
2dwóH₁twoduodvā́wu
ped-footpēspā́d-pe
*ék̂wos英語eohequusáśva-yuk

複数の語派(語族の下位区分)にわたって対応する語彙が存在することがわかると思う。これらの同根語が存在することで、「英語サンスクリット語は親戚なんだなぁ」というのがわかるわけだ(お墓に卒塔婆って置いてあるじゃん。あれに書いてあるのがサンスクリット語)(足で操作する機構を「ペダル」といったり歩行者デッキを「ペデストリアンデッキ」といったりするのは、英語のfootに対応するラテン語pēsから派生語なんだよね)(「父権主義」が「パターナリズム」になるのも、英語fatherに対応するラテン語がpaterだから。これがポルトガル語でpadreになり、そこから日本語に入って「ばてれん」になるわけですよ)。

ついでに日琉語族の表も示しておく(Vovin 2017)。基礎語彙において規則的に音韻対応しているのは、これらの一致が偶然ではなく日本語沖縄語が親戚であることの動かぬ証拠だ。

-標準語沖縄語(首里
これkorekuri
toritui
komekumi
場所tokorotukuru

しかしロベーツ論文は、ひとつ以上の語族でみられる同根語が317、2つ以上の語族でみられる同根語がわずか50、そして5つの語族で共有されている同根語はたったの2つに過ぎないという(Tian et al. 2022: 2)。思い出してほしいんだけど、ロベーツ論文テュルクモンゴルツングース朝鮮・日琉の計5語族が同一の起源を持つと主張しているのね。なのに5語族で共有されてる同根語はたったの2ってどういうこと? って話になるでしょ。全然トランスユーラシア語族」の証拠になってないじゃん。

っていうか、その50個の同根語リストの中には、ロベーツ氏自身が「これは借用語だよ☆」って書いてる単語が入ってるんだってさ。借用語は除くというのが比較言語学の基本なのに(借用語だと気づかずにリストアップしたならまだしも)借用語だとわかった上でリストアップするのヤバくない? そんなこと言ったら日本語英語の親戚になっちゃうよ? 大丈夫

反論論文の著者たちはこれに激おこぷんぷん丸になっていて、ロベーツ論文の「著者たちは彼ら自身歴史的言語比較原則無視し、証拠を彼らの必要にあわせて歪曲している」(Tian et al. 2022: 3)とまで断言している。そりゃ、借用語混じりのたった数十の同根語で「トランスユーラシア語族は、ありまぁす!」って言われたらそう言いたくもなるわな。

遺伝学・考古学的側面について

遺伝学的にも、ロベーツらの論文は「不当な仮定unjustified assumption)と、移民についてのありえそうな他の仮説を排除した選択モデリング」に基づいているとバッサリ。考古学証拠も「弱い」と切り捨てている。このへんは遺伝学や考古学に詳しいはてなー解説をお願いしたいところ。

結論

そして反論論文は、こう締めくくられている。

ロベーツ論文の結果を再現しようという我々の試みは[言語遺伝・考古の]3つすべての面で重要な不一致をみた。さらにいえば、ロベーツ論文はこれら3分野の研究成果を統合するために「三角測量」を用いたと主張するが、その「三角測量」とやらの手法定義記述もしていない。したがって、彼らの手法に従って3つの分野に関する訂正を組み合わせることも不可能だ。つまるところ、我々が行った3つのデータセットすべての再検討は、ロベーツ論文の主張を完全に崩壊させた。トランスユーラシア仮説は未実証である私たちはこの論文を取り下げるよう謹んで勧告する(Tian et al. 2022: 7)。

要するにアルタイ語族2.0は失敗したってことっすね。ロベーツ氏は「民族主義的な議題を持つ人々にとっては、自分の言語と文化の起源が国境の向こうにあるということは不快な真実だが、すべての言語と文化、人間は混じりあっている」って言ってたらしいけど、まずはご自分の仮説がボロボロだという不快真実に向き合ってほしい。

こんなガバガバ論文を載っけちゃった『Nature』については、まあ……仕方ないところもあるのかな? ちょっとでも言語系統かに関心を持っている人なら「これアルタイ語族2.0じゃん」と気づける内容だけど、理系雑誌編集者にその目利きを求めるのも酷かな……査読者選ぼうにも誰がこの分野の権威かすらわからんだろうからな……ただし『トランスユーラシア語族ガイドブック』なんてものをホイホイ出版したオックスフォード大学出版会テメーはダメだ。お前んとこは人文系研究書いっぱい出してるんだからアルタイ語族2.0くらい見抜けるだろうが!

なお、ペラール氏のツイッター(@ThomasPellard)を見たら「そもそも論証の基盤になってる語彙の出典が書いてないやんけ。これスタロスチンが作ったデータベースからコピペじゃね? っていうかいくつかの言語対応表に載ってないから同根語を検討できないんだけど?」という趣旨ツッコミをしていた(https://twitter.com/ThomasPellard/status/1536288665936306176)。あっ……(察し)

そういえば

そろそろ凱旋門賞ですが、タイトルホルダーくん楽しみですね。天皇賞(春)宝塚記念圧勝劇(+お姉ちゃん)ですっかりファンになりました。ロンシャンでも逃げ切ってほしいですね。ただ背負ってる期待が大きすぎるドウデュースくんにも勝ってほしい……武豊凱旋門賞に勝たせるために生まれてきた馬になったら胸熱すぎるでしょ……

あと先日のセントウルステークスは感動で泣きそうになりました。桜花賞のころから推してたので……(ソングラインちゃん安田記念戴冠おめでとう。BCマイル頑張れ!)。スプリンターズステークスで今度こそ待望のG1制覇を成し遂げてほしいですね……

ユキノビジンは! 引けませんでした!(すり抜けで夏服メジロドーベルサクラチヨノオーが来たのでまあ良し)

追記

ペラールさんの解説動画見た方が分かりやすい。

https://www.youtube.com/watch?v=UgXq14ag85Q

anond:20220922081214

これ見落としてましたわ。教えてくれて感謝こちらの方がわかりやすいのでみんなペラール氏の解説動画を見てクレメンス

専門外って日本語起源についてってだけで、比較言語学で博士取られてませんか??

博士号って持ってないからわからないんですけど食べられるんですか? ご飯粒よりおいしいんですか?

ここでもいくつか紹介されているようにトマ・ペラール氏は日本語でもいろいろ書いているしTwitterやAcademia.eduなどでも積極的情報研究を公開していて我々素人にとってはとてもありがたいです

ペラール、ヴォヴィン、ローレンスの3氏は色々academia.eduに上げてくれてて助かりますよね。ところで素人はいったい……うごごご。

有り難い要約だけど、最後の「アルタイ語族2.0」だから胡散臭い、という部分はやや迂闊かと。当該論文はそうでなさそう、というだけで真に画期的論文によりアルタイ語族復権することは可能性としてはあるよね

もちろんそれはそうです。ちゃんとした比較言語学的な手法で「アルタイ語族」の存在実証できるのならそれは歓迎すべきことで、その可能性は残されています。ただ、これまで数百年にわたって研究が続けられてきて熱心な擁護者も大勢いるのにまだ確固たる同系の証拠が出てきてない、というのは相当に重い事実ですよね……。ロベーツ氏は「民族主義的な議題を持つ人々」のことを揶揄してますけど、日琉語族の分類というのはまさにその「自分たちの言語はどこから来たのか」というルーツ探しの情熱に取り憑かれた人たちがいっぱい研究して、それでもなお結論が出ていないテーマなわけで(cf. 日本語の起源 - Wikipedia)。

日本日本語起源について野生の専門家増田意見を聞いてみたい

anond:20220922103201

増田はドシロートなんでなーんも独自見解は持ってないですが、古代ロマン的な観点からanond:20211121124146でも言及した大陸倭語仮説が面白そう(「大陸倭語」の存在はまだ定説にはなってないことに注意)。島嶼倭語(仮に「大陸倭語」の存在実証されない場合は日琉語)のUrheimatは五十嵐氏の指摘に沿えば近畿地方のあたり(多分四国ではない)。日琉語族列島半島にまたがって分布していて、そのうち大陸倭語が南進してきた朝鮮語族同化されたと考えると古代日本朝鮮半島との関わりに色々納得がいく(繰り返すように素人古代ロマンといくつかの論文に基づいて妄想したものです)。では仮に対馬海峡をまたいだ日琉語族存在実証されたとして、そのUrheimatは……どこでしょうね? なんもわからん

あ、トラバでやたらゲノム研究URL貼ってる人は、(もし同一人物なら)去年の議論血統言語系統混同したり(anond:20211121201022)、論文増田の内容を理解できてなかったりする(anond:20211121224311)ような人なので、マトモに相手する価値はないっすよ。一応ご忠告

参考文献

2022-09-16

anond:20220916113140

パターナリズムに陥りやすいところかなー。理屈けが宙に浮いて、もっとも強く行動を矯正させられる当事者達が置いてけぼりにされてしまう。支配階級処罰感情が強まるのに対して、処罰される側は何が起きているのかよくわからないまましょっぴかれていく。

2022-09-14

anond:20220914024226

パターナリズムに伴う干渉はされたくない。でも庇護は欲しい。正直自分は働かずに稼ぎは盗み取りたい。私からは何も与えないけど

こんな女たちが多数派のままなら、正直両性相互の支え合いに基づく関係など構築不可能になる

女性側が最適解に走るなら男性側の最適解である結婚を匂わせて子供を産ませたらバックレる」にこちらが走っても文句は言えまいよ

2022-09-04

anond:20220904195852

普通に男女平等価値観を持っている世代ほど、古臭いパターナリズム要求するフェミニズムに反発している」ってだけだと思うんだけど

夫→妻方向のパターナリズム見直しが進んでいるが、大人子供パターナリズムはなかなか見直しが進まない

例えば、こないだ増田でバズっていた未成年エロコンテンツに触れられず、自慰を悪だと感じてしま問題がその一例。

子供保護理由に、子供自身人権を妨げてはいけない。

そもそも、親という特定大人依存しないと生きていけない「家族」という形が、その温床なのかもしれない。

親に従わないこと=生きていけないこと、という無力感が、子供による大人への抵抗を妨げている。

だとすれば、集団育児子供人権という点から検討されるべきだと思う。

2022-07-21

長周新聞について調べたら面白かった

記者座談会 統一教会自民関係にメスを 反共右派として育てた為政者の罪 | 長周新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/24165

岡良様 on Twitter: "長周新聞・・・スゲェーな!"

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/oka1029ri/status/1549691233039446018

これらの記事が「真のジャーナリズム」とか「地方紙気概」とか絶賛されてて、

かに部分的には正論なんだけどちょっと怪しさがないか?と思ったので長周新聞について調べてみたよ。

 B 日本統一教会の原点は戦後反共産主義を掲げて岸信介を中心とした右翼連中でつくっていた「防共挺身隊」といわれ、岸信介出身地である熊毛地方には一定集団いたことが知られている。山口県戦後共産党トップだった野坂参三宮本顕治志賀義雄などもいて、それこそ彼らは田布施の隣である出身だったりもする。政治的には右も左も激しかったわけだが、その防共挺身隊岸信介パイプを持っていた韓国反共宗教団体である文鮮明統一教会ドッキングして、日本統一教会誕生したという。

こことか、岸信介日本における統一教会活動バックアップしてたとか自宅の土地統一教会アジトとして使わせてたとかいう話はこれまでに色々な媒体で見たけど、

岸信介自身が作った防共挺身隊韓国統一教会ドッキングして日本統一教会になった」って話は見た覚えがない。

岸信介統一教会と昵懇の仲だったどころか岸信介の作った組織が発展して統一教会になったんだよ!

なんて話が本当だったらすごいショッキングだし、他でも大きく取り上げられてると思うんだけど。これは何がソースなの?

長周新聞について | 長周新聞

https://www.chosyu-journal.jp/aboutus

要するに派閥抗争に敗れて日本共産党を除名された人が集まって作った日本共産党(左派)の機関紙

政局的には今はれい新選組推している模様。

気概はあるかもしれないけどこれを地方紙で括るのはちょっと無理があるなぁ。

共産党分派を許さない(民主集中制)ので思想意見割れたらどっちかが抜けるまで戦うしかないわけだけど、

日本共産党(左派)は徹底的に毛沢東を崇拝し中国共産党方針に従うべきという考えの派閥だったので、

日本共産党日本独自路線でやっていくべきだとする主流の自主独立路線とは相容れなかったみたいだね。

そんな感じで日本共産党(左派)はあまりにも毛沢東を崇拝していたため、

日本共産党は彼らを「毛沢東盲従集団」とか呼んで罵倒していたよ。こういう左翼罵倒ボキャブラリー好き。

毛沢東盲従集団福田一派の虚像実像

http://maoist.web.fc2.com/jcp/jcf000.htm

福田正義の経歴も面白くて、満州日新聞で記者やってたとき後藤新平の功績を称える伝記を書いて日帝中国侵略正当化に荷担していたんだけど、

それについてはひた隠しにして自分を「不屈の革命戦士」と売り込んでいたただのお追従野郎とか散々言われています

長周新聞創設者であり編集主幹であり日本共産党(左派)初代中央委員会議長である福田正義2001年に亡くなっているんだけど、

長周新聞ではその死後も彼を編集主幹として名を掲げているとのこと。

この辺がやっぱり日本共産党とは違い毛沢東主義を貫いている日本共産党(左派)っぽくて、個人崇拝が強めだよね。

日本共産党志位和夫がずっと選挙もなしに委員長に居座っててどうなんだとは言われているけど、そんな露骨個人崇拝をするようなことはないし。

そしたらリニューアル前の長周新聞Webサイト面白コンテンツがあるという情報があったのでWebアーカイブで見てみた。

2002年に行われた福田正義氏追悼記念集会特集ページで、スピーチとかの内容が記録されているよ。

中でもこれがすごい。

福田のおじちゃんに誓うこと

https://web.archive.org/web/20160304141021/http://www.h5.dion.ne.jp/~chosyu/himawari.htm

長周新聞長周新聞人民保育所という社員用の保育所を設けていて(それは偉いと思う)、

そこ出身の子供たちが「楽しかった、運動会!」「「運動会!」」みたいなのをやるパートがあったみたいだね。

 小六男・小六女 わたしたちのお父さん、お母さんは、

 小六男 貧困失業戦争もない、新しい社会を実現するために、

 小五女 新聞仕事をしています

 小六男 ひまわりは、一九七三年四月、長周新聞保育所としてつくられました。

     間

 小二男 ひまわりがなかったころ、

 中一男 赤ちゃんは、昼と夜、別のベビーホームにあずけられ、

 小五女 まだ仕事が残っているときは、段ボールで寝かされていた。

 中二女 だれもかまってあげられないので、赤ちゃんは、人の足音がするときだけ泣くようになった。

 中三男 家に帰るのはいつも夜中でも、朝早く家を出て、赤ちゃんもお母さんといっしょにがんばった。

 小五女 そんなとき福田のおじいちゃんが、

 小四男 子どもたちが病気をせず、のびのび生活できるように、

 中二女 お父さん、お母さんが安心して仕事ができるように、

 中二女 そして、子どもたちが将来、お父さん、お母さんのように、社会の発展のために役立つものになるようにと、

 中一男 ひまわりをつくってくれました。

 下学年 ひまわりは、今年で、二九年目です。

 中三男 ひまわり卒業したぼくたちの先輩は、おじいちゃんのあとを受けつぎ、

 小四男 長周新聞でがんばっています

 五年生 わたしたちも、先輩たちのようになるために、

 小六男 ひまわり毎日がんばっています

この「福田のおじいちゃん」への個人崇拝色の強さ!

かに保育所設立したのは福田正義だったのだろうけど、福田のおじいちゃんがまったく一人でやってくださったみたいな言い方なのがなんかすごい。

 小六男 一、勤労人民尊敬し、労働やたたかい、生き方に学ぼう!

 小六男 二、大きい子は小さい子を温かい心で指導しよう!

 小六女 三、女子男子に負けないくらい、がんばろう!

 小五女 四、学校の成績で仲間を差別せず、ひまわり目的で団結しよう!

 小五女 五、学童会や中学会で決まった方向を実行し、自分中心の考え方をなくそう!

 中一男 ぼくたちは、このスローガンのもとに、団結して生活しています

五番がかなり民主集中制っぽさがあって良い。

 小六男 福田のおじいちゃんはみんなの声を代表して、長周新聞をつくられました。

 小六男 自分の小さな幸せでなく、みんなの幸せのために、奮斗した。

 中二女 福田のおじいちゃんは、ひまわりにいつも心を寄せてくださいました。

 中二女 わたしたち学校の帰りにおじいちゃんにあって、「こんにちは」というと、ニコニコ笑ってあいさつをしてくださいました。

 小二女 長周四五周年のとき

 小四男 体が痛かったのに、

 小六女 わたしたちの出し物のときは、いちばん前で見てくださいました。

 中二女 そして、病気とたたかいながら、ウソをあばき、まちがっているものとは、断固たたかい、

 中一男 ぼくたちにほんとうの真実はなにかを教えてくれました。

 小六男 福田のおじいちゃんは、

 中三男 戦争のない、平和日本未来のために

 小六男・中二女・中三男 生涯、真実を貫いた。

 小六男・小六女・中一男・中二女 長周新聞は、強い!

長周新聞は、強い!」の力強さに笑ってしまった。

こういうのを2002年にやってるっていうのもなかなか驚きだ。

これ見て思い出したのが何かというと、森友学園話題になったときに出た幼稚園の子供たちの映像だよね。

安倍首相、がんばれー!」「安保法制国会通過、よかったです!」ってやつ。

毛沢東主義・スターリン主義を貫徹すると何故か結局指導者の個人崇拝に行き着くの面白いなぁ。

法的根拠特にない安倍晋三国葬に反対するのは正論だと思うし私も同意するんだけど、

それ書いてる新聞めっちゃ指導者を崇拝する式典をやって子供たちにこういうのをやらせてたっていうのもなかなかだよ。

カルト宗教話題になってるときに見るとこういうのも別の形の「二世問題のような気もするなぁ。

 小六男 おじいちゃんに誓うこと

 小一女 わたしは、大きい子のいうことを聞きます。手伝いをがんばります

 小四男 自分のことだけでなく、人のことを先に考えて行動します。

 小五女 わたしは長周に入るために、自分からすすんで重いものを持ち、力をつけます。

 中一男 なんでも自分から率先して働き、だれとでも団結し、友だちをもっとつくります

 中三男 わたしたちは、おじいちゃんの遺志を受けついで、

 全員 かならず、平和社会を実現することを誓います

「小一女 わたしは、大きい子のいうことを聞きます。」のパターナリズム感!

全体的に目上の者の言うこと聞いて正しくあれみたいな感じがあるけど、

日本共産党(左派)は元から反米愛国主義を掲げていてナショナリズム色が強いから、やっぱりパターナリズム的な感じなんでしょうか。

子供たちの理想として「ジャーナリストになる」とかじゃなく「長周新聞に入る」が謳われているのもなんか二世問題っぽいね

そんで安倍晋三暗殺に紐づいて統一教会政治の関わりについての批判国葬への批判は概ね正論として、

長周新聞が他の問題についても正論を言ってるかというとそうでもないわけで。

https://twitter.com/lautream/status/1301343209751109632

ちょっと前の香港問題では「世界中国の味方!アメリカ孤立!」とか言って中国共産党を支持していたり、

ウクライナ戦争を1日でも早く止めるために日本政府は何をなすべきか」 ロシア研究者有志が声明発表 専門的見地から行動提起 | 長周新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.chosyu-journal.jp/shakai/23102

ウクライナ危機国際社会はどう向き合うべきか 緩衝国家日本も迫られる平和構築の課題 東京外国語大学教授伊勢崎賢治氏に聞く | 長周新聞

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.chosyu-journal.jp/kokusai/22976

ウクライナ戦争では「アメリカが悪い」とか「ミンスク合意が」とか「ロシア満州事変と同じことやってるんだから日本は先に自分過去反省しろ」とか言ってたよ。

まあなんというか、いろんな意味普通新聞ではないか普通新聞に書けないようなことも書けて、時々正論を言ったりもするけれど、

やっぱり普通新聞ではないかあんまここをソースになんか言うのもあれだなぁって感じですかね。

その辺の一般人はともかくこれを真のジャーナリズムとか言って持ち上げてる学者先生とか議員先生はもうちょっとソース選んだ方がいいと思います

ソーススプートニクとか、ソースはHanadaとか、ソース世界日報とか、そういう感じ。

ていうか長周新聞記事いいねしたりリツイートしたりしている共産党員のアカウントがいてすごい。

毛沢東盲従集団機関誌広報した罪で糾弾されない?

2022-07-14

anond:20220713233033

やっぱり結構パターナリズムになりますね。建前は寄附になるので実態を見て判断するために宗教監督庁みたいな所が必要でしょうか?

2022-07-07

https://archive.ph/j9vZB

「『法の下の平等』、約束してんだからちゃんやらせる」というのがどうして政策たり得ないんだか。どうして「詩」なんだか。

とんだパターナリズムじゃねえか。

2022-06-07

80年代には海外では見直されていた「生活習慣病」という考え方』

https://news.yahoo.co.jp/articles/5015da26607a03ab2fd804f94bd39019607c12f9?page=3

ーー先生が立て続けに、「生活習慣病」について書いた論文を読んで驚いたのは、当初、アメリカでは真逆の発想で導入されたという事実です。1950年代から60年代にかけて公民権運動が活発になった時に、自由主義思想の広がりと共に広がったと書かれていますね。

生活習慣病概念自由主義自己決定権意識と結びつくことで、自らの将来を自らの力で変えることができるという「健康アメリカンドリーム」として米国市民政府科学者の間で広く受け入れられたのである。(『糖尿病プラクティス』38巻2号)》

元々は、「生活習慣病」は、「専門家に縛られず、自分自分未来を切り開く」というアメリカンドリームだったんです。当時の発想としてはすごく良かったし、その考え自体は今後も活かすべきだと思います


これ凄く重要な指摘だな

なるほど、「生活習慣病」という発想も、元々はそこまで悪いものではなかったんだね

パターナリズム(父権主義)に対する反抗の趣旨を含む概念だったと。

でも今は寧ろ逆だよなあ

医師という権威に縋って、医師の言う通りに糖質制限をし好きなものも食べられず、寧ろパターナリズムに全力で屈している

2022-05-25

anond:20220525122117

後者は確かにアホくさいけど

前者はパターナリズムなので昔から受け入れられている価値観です

2022-05-17

anond:20220517102856

お前がどう思うかはあんまり関係なくて、

この場合は、お前がお前の思っていることを善意から押し付けようとしていることが問題となる。

皆がどう思うかを考えようとしていない。

 

パターナリズムだよ。

家父長制の父部分がお前=母になっただけの状況。

それが望ましいですか、と言う話。

2022-05-16

anond:20220516160448

っつーかさあ、例えば40代おっさんにここまでパターナリズム振りかざしたりしねえじゃん

発達障害だろうが単なるバカだろうが、リベラルさんですらそいつ自業自得って気軽に突き放しちゃう

女のことばっかりこうやっていっつもスクランブルちゃうわけよあの人たち

もう女限定で30歳成人にでもしたらいいのに

2022-05-15

anond:20220515193450

かと思えばアメリカ宗教右派もびっくりの差別的言動も含めたパターナリズム的反ポルノをぶち上げたり

おま戦後人権議論は何だったんだって言いたくなるような主張も同じ人から出てきたりでもうわけわかめ

2022-05-09

anond:20220509102349

自然主義もそうだし

「子は親の所有物である」って一昔前のパターナリズムに則る分には、ガキの生殺与奪なんざある程度好きにして構わねえわけだから

己のアップデートぶりをイキる人間Windowsみたいな奴が結果的にそういう主張になっちゃうから笑えるんであって

2022-05-04

『性行同意年齢』『18禁』というパターナリズム

弱者』と見なした相手に本人の意思無視して強制的保護をすることをパターナリズムという。

労働者使用者(雇用する側の人)より弱い立場なのだから各種の労働法などで保護する』というのもパターナリズムである

医師専門家であり、患者はたいてい違うのだから患者医師の指示に黙って従うべきだ』というのもパターナリズムである

厳密には本人の能力や状況を考慮して個別判断するべきであるが、毎回それを審査するのはどう考えても不可能場合もある。だから前者については労働法規が規定されているが、後者についてはある程度はインフォームド・コンセントが求められるようになってきた。

同様に『あなたは○○歳だから行為をしたら性行為同意無効で、相手自動的強制性行罪とします』や『あなたは18歳未満なのでこの本は売れません』というのもパターナリズムである

この点についても、増田は“理想的には”本人の心身の成熟状況に応じて判断されるべきであると考える。

無論、現在ではそれは不可能だ。シビュラシステムでも出来たらまた別だが。だから次善の策として年齢で輪切りにしてパターナリズム的な保護をしている。

ただ、これはあくまで『パターナリズム的な保護』なのであり、『本人の意思無視し、自己決定権制限している』ということは意識した上で議論されるべきであろう。

2022-04-23

anond:20220423122017

自立志向女性が総じてフェミニスト対立するじゃん。

あれフェミニズムの立てる規範の中に不可避的に含まれる、「女性」を一つの表象に入れようとするパターナリズムに反発してるんだと思うんだよね。

フェミニズム vs フェミニスト」という構図

自立志向女性たち、めっちゃフェミニズムしてると思うんですけど

フェミニストを名乗る方々はお気に召さないんですよね。

フェミニズム vs フェミニスト」という構図がずっとあると思っています

実態としては後者パターナリズムしかないのだけれど。

2022-04-22

anond:20220422114847

ネットで吠えてる女性はよくその「寄り添う姿勢」を純粋に正しいことだと信じていそうな節があって、寄り添えるだけの想像力理解力のある自分ものすごく自負してる感じがあるが。

からするとそういう姿勢は、健全社会を構築する上で完全にポジティブものではなく、むしろ若干有害な要素になりえると懸念するものなんだよ。

誰かが寄り添わないとやっていけないような人間が発生している時点で、まずよろしくないわけ。

誰もが主体的自分自分のことをなんとかできるように育っていかなきゃならんわけで、寄り添いを肯定しすぎると世の中の小難しいことやセンシティブなことに向き合うだけの能力がない、白痴で温室栽培人間ばかりが増えていくことになる。

現代でもわりと新しい分野のこと、たとえば情報セキュリティだとか詐欺対策だとか、そういう分野では、寄り添っていくだけでなく啓発して自ら賢くなっていこうとする方向で集団を育てていかないと、手が回らなくなっていつかはにっちもさっちもいかなくなる。

対人コミュニケーション問題とて基本的には同じことなんだよ。

本当に問題があると思ったら自分たちで声をあげるべきだし、上げられる環境であるべきで、何か腐敗していて声すらあげられない状況であるならそういう時はちゃんと介入していくけども。

そうでない限りはその人が声をあげなかったならその判断尊重するべきだし、外野がとやかく言ってしまうと自分たちのことに自分たちで責任を負う感覚がないまま自分のアタマで考える能力のない大人になってしまう。

女性歴史的に、すでに出来上がってる社会の中でなるべく争いを起こさないように生きていくことが生存戦略だったから、こぼれ落ちた人々に寄り添って、自分たちの中に取り込み正常化させていくことを男性よりも肯定的に捉えるかもしれないが、

男性のように安心して暮らせる社会闘争のなかで勝ち取って築き上げてきた遺伝子直感によるならば、獅子の子落としのような厳しさの有効性も理解しているわけ。だから男性というのは過度に干渉をしない。

干渉をしないことで、人々がたくましく生きられることを信じているんだよ。

こちらがそれを信じなかったら、そもそもたくましく生きられるような筋道すら存在できなくなってしまうだろう、パターナリズムに塗りつぶされて。

2022-04-21

朝日のオピニオン

女性だけ「〜年生まれ」を書かない扱いなの

男性読者が年齢でレッテルはるか配慮してるとかそういうあれなんだろか

ブルカのようなパターナリズムを感じる

2022-04-20

anond:20220420125602

弱者救済方針フェミニズムと言うのは定義がざっくりしすぎじゃね

ターナリズムかもしれんよ

一方、パターナリズム一種アンチフェミニズムがあろうかと思うが、これはミソジニー混同やす

2022-04-18

anond:20220418214727

はっきり言ってしまうと、それはインターネットに無学な人々、とりわけ女性が増えたからだ。

女性遺伝的に、同調圧力に弱い。物理的に強い対男性のみならず対女性においても、常に友好的で良好なコミュニティを築いていくことが、生命安全継承に資してきたからだ。理をぶつけることよりも和を最優先する性質がある。

から本来自由であるように思慮深くゆとりを持たせて設計されている社会システムの中にいても、些細な衝突も起こさないように独善的ローカルルールマナー、しきたり、儀式プロトコルみたいなものを次々に生んでしまう。

かつそれを増長させて歯止めが効かないレベルにまで先鋭化させてしまやすい。社会システムとして必要な猥雑さまでも刈り取ろうとする勢いだ。それは理に基づく訴えに見えて、内実は和の思考による歪み、贔屓を強く受けている。

男性のように、対立という事象に正面から向き合って物事をすりあわせていくアプローチ女性は苦手で、そもそも対立的な局面から逃げようとする。

そのために過度に自分たちを縛るルールを作り、それを正当な規律思い込み、広く他人にまで押し付けるようになっていく。

そうした同調圧力空気による支配は、未開な時代ほど色濃く、通りやすく、古代中世宗教などにもよく見られたし、島国としてある意味精神的な発達が遅れた日本人特にそうした「空気」に抗えない国民性を持つ。

このような状況を俯瞰的認識できていればいいのだが、無学な人間であるほど、過去宗教などが犯していったのと同類の過ちを、ネット上で再現してしまいがちだ。およそ「炎上」というものをドリブンしているのは、そうした過ちに対する意識が低い人間と言える。

ネット無名群衆は、近代の偉大な思想家たちの理性によって基盤が作られた自由主義社会の意義をたやすく踏みにじる。

古代人類のように人間集団心理に訴えかけて、理性やルールではなく、人情裁量によって現代社会の均衡を崩そうとしている。

しか当人たちは自覚がないどころか、より正しい「理性」を代弁し、より社会健全にしているという認識でいる。まさしく独裁国家のような思い上がりである

一度そういうムーブメントが起きてしまうと、それは国家レベルで誤った政策国民が後押ししてしまうことにすら繋がる。ここ十数年でもそれを感じさせる国際ニュース枚挙にいとまがない。

ミニスカートを履いて肌を露出たから娘を殺してしまイスラム原理主義の父のようなもので、己の主張が行き過ぎたパターナリズムを後押ししている可能性がないか、常に気をつけてほしいもである

SF現実になっていく場面を我々は何度も目にしてきたが、ディストピアまでもが現実化してほしいと心から願う人はそういないはずだ。

そのために必要なのは、情ではなく理を尊ぶ姿勢だ。

センセーショナルに流布される傷ついた誰かの心に寄り添う情の心ではなく、多様な境遇想像しどのような人も生きやすい均衡的なシステムや振る舞いを考える理の頭だ。

事前シミュレーション勝機なしと分かっていた太平洋戦争になぜ日本突入していったのか、そういう部分を理解できる人になら私の危機感が伝わるはずと思い長々と書かせてもらった。

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