「コメディ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: コメディとは

2024-11-01

平成史上最も重要テレビドラマ10

本当のオールタイムは選べなかったため平成に絞って俺もやる。テレビドラマは消えものアーカイブされにくいジャンルで、時代をここ35年に絞ってみても網羅できないという問題はある。そのため、俺の観ていない重要作の話をどんどんしてほしい。1脚本家1作品に絞った。俺はテレビドラマ脚本家のものだと思っている。

 

 

1.坂元裕二東京ラブストーリー平成3年(1991年) フジテレビ

トレンディドラマ代表作の1つにして、トレンディドラマの終末期の傑作。フジ月9」枠の代表作でもある。「東京では誰もがラブストーリー主人公になる」をキャッチコピーに掲げ、等身大若者たちの姿を描き出した。2010年以降の坂元裕二の影響なども考えランクイン。

 

 

2.野島伸司101回目のプロポーズ平成3年(1991年) フジテレビ

こちらもトレンディドラマの終末期の傑作であり、お世辞にも男前とは言えない武田鉄矢叫びは、"トレンディ"の終わりを印象付けた。TBS高校教師』でも、好きな野島作品に入れ替えてもらって構わない。90年代には確かに野島伸司時代があった。

 

 

3.三谷幸喜古畑任三郎平成6年(1994年) フジテレビ

田村正和亡き今も、再放送され、パロディされ、やたら話題になる三谷幸喜コメディホームドラマ恋愛ドラマなど、会話による人間関係機微などを守備範囲にしていたテレビドラマが、ストーリーダイナミズムによる面白さにシフトしていったのは、アメリカコメディから影響を受けた三谷幸喜の功績がある。個人的には『王様のレストラン』のほうが好み。

 

 

4.深沢正樹ほか『金田一少年の事件簿平成7年(1995年) 日本テレビ

他のタイトルに合わせて脚本家クレジットしたが、今作を選出したのは何といっても堤幸彦出世作ということにすぎる。『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』につながる斬新な演出は一時代を築いた。「土曜グランド劇場」に旧ジャニーズの若手が主演していくのもこの頃からで、後の『透明人間』『ごくせん』『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』などにつながっていく。

 

 

5.君塚良一踊る大捜査線平成9年(1997年) フジテレビ

テレビドラマ」というフォーマット映画館拡張した功罪ある作品テレビドラマメディアミックスの先駆けといえ、映画館はこれ以降テレビ局製作作品であふれることとなった。『踊る大捜査線 THE MOVIE』は未だに実写の日本映画歴代興行収入1位に燦然と輝いている。今秋新作が公開された。

 

 

6.岡田惠和ちゅらさん平成13年(2001年) NHK

21世紀最初朝ドラシリーズ化され、現在再放送されている。『ちゅらさん』が描いた疑似家族によるホームドラマはその後も『すいか』『11人もいる!』『逃げ恥』『カルテット』と平成ドラマの1つのパターンとなった。岡田惠和の功績は膨大な作品数の作品を書いていることで、彼がいなければこの時代テレビドラマシーンは空洞化していたかもしれない。

 

 

7.宮藤官九郎木更津キャッツアイ平成14年(2002年) TBS

クドカン物語自体面白さに注目されがちだが、彼の功績は、若者たちがダラダラ話すという「日常ドラマ」を描いて見せたことにある。彼の脚本は、小ネタギャグストーリーに連結してゆく。木更津という周縁の田舎共同体風景ドラマになるということは革命出来事だった。大きな物語を失った後のゼロ年代的転換。

 

 

8.遊川和彦女王の教室平成17年(2005年) 日本テレビ

遊川が成し得た功績は『女王の教室』の真夜(天海祐希)のような強い、誇張されたキャラクターによるドラマを成立させたこと。それは後の『家政婦のミタ』の大ヒットにもつながった。彼の過剰な演出賛否が分かれるが、常に時代と向きあい続けるための一つの方法論なのかもしれない。

 

 

9.山本むつみゲゲゲの女房平成22年(2010年) NHK

2000年代後半に停滞していた朝ドラ復権は間違いなくこのドラマからで、この作品がなければ『あまちゃんブームもその後の『ごちそうさん』や『あさが来た』『ひよっこ』などの良作、令和の『カムカムブリバディ』のヒットも存在していなかったと過言しておきたい。そういう意味ハッシュタグなどでのTwitterなどの賑わいにも一役買っている。朝ドラ復権は同時にその後のNHKドラマ復権意味していた。

 

 

10.八津弘幸半沢直樹平成25年(2013年) TBS

TBSドラマ復権ということでいうと後述の『JIN-仁-』を挙げてもよいのだが、その後池井戸潤ドラマの隆盛という意味でも半沢直樹を。いうまでもなく『VIVANT』へと繋がる日曜劇場系譜である。主演の堺雅人は『リーガル・ハイ』や『真田丸』という傑作でも存在感を示した。

 

 

 

次点

 

木皿泉すいか平成15年(2003年) 日本テレビ

本当は問答無用に最重要作として今作を挙げたかったのだけど、視聴率知名度を考えて日和ってしまった。今作は『ちゅらさん』で描かれた疑似家族によるドラマ、『木更津キャッツアイ』で書かれた日常のやり取りのドラマを深化させた。そこに大島弓子ファンタジーブレンドさせ、ドラマ物語対象を変えてしまった傑作。

 

坂元裕二それでも、生きてゆく平成23年(2011年) 日本テレビ

90年代10年代の坂元裕二を別人とするなら10選にねじ込んでしまいたい。10年代の坂元裕二作品は、テレビドラマが扱えるダイアローグレベルを一段上へと引き上げた。10話における瑛太風間俊介の会話は他に代わるもののない名シーンだと思う。現在ドラマシーンは、坂元裕二フォロワーで溢れている。

 

鎌田敏夫29歳のクリスマス平成6年(1994年) 日本テレビ

これだけトレンディドラマの話をしているのに、鎌田敏夫の名を漏らしてしまい、それは平成以前になってしまうので、それ以降から一作挙げるなら『29歳のクリスマス』を強く推したい。元祖『9ボーダー』。取り巻く環境は変わっても、年齢を巡る憂いは不変のものなんだと。

 

野沢尚眠れる森平成10年(1998年) フジテレビ

坂元裕二と並び、この時代天才をもう1人挙げるなら、野沢尚を挙げてしまおう。野沢の深いキャラクター造形はその後の作品に影響を与えた。彼が存在し続けたら、この選も変わっていただろう。またキムタクドラマも1本を挙げていないというのも偏っている。それだけこの時代の彼の存在は異常だったのだ。挙げるならこの作品を挙げたい。

 

北川悦吏子ロングバケーション平成8年(1996年) フジテレビ

あるいは今作か。トレンディドラマ2000年代の間には間違いなく北川悦吏子時代があった。北川悦吏子は近作が色々言われることもあるが、それは(例えばミスチルがそうであるように)強烈に時代と寝た人物にだけ得られる特権だ。そのため、俺は何があっても今後北川悦吏子擁護し続けていきたいと思う。

 

三木聡・ケラリーサンドロヴィッチら『時効警察平成16年(2006年) テレビ朝日

この10からは確実に存在していた深夜ドラマ文脈がごっそりと抜け落ちている。『孤独のグルメ』や『おっさんずラブ』に繋がっていくような深夜ドラマ系譜。『時効警察』はシティーボーイズ放送作家三木聡最高傑作である。近年では主演だったオダギリジョーが謎の力でそのパロディNHKドラマ映画化までさせているが、盛大にスベっている。

 

渡辺あやカーネーション平成23年(2011年) NHK

一部では「朝ドラ史上最高傑作」の呼び声もある今作。戦争もの・女の一代記としての朝ドラ岸和田の街に生まれ、生きて、老いて、死んでいく強いヒロイン渡辺あやは強烈な作家性を朝ドラにおいて発揮させ、それはこれ以降の朝ドラの指針が転換される契機にもなったのかもしれない。(だからこそ『純と愛』などが生まれしまったとも言える)

 

森下佳子JIN-仁-平成21年(2009年) TBS

坂元裕二岡田惠和宮藤官九郎遊川和彦木皿泉渡辺あやらの作品を挙げておいて、森下佳子名前を出さないわけにはいかない。構成力という点で彼女の右に出る者はいないのではないだろうか。森下佳子の手にかかれば、物語における伏線人生因果に映り、プロット運命へと変貌する。TBSドラマ復権きっかけとしても、今作を挙げておきたい。

 

野木亜紀子逃げるは恥だが役に立つ平成28年(2016年) TBS

野木亜紀子10から漏らしてしまったのは痛恨の極みであるが、令和の選が今後もし出来るなら1番に入る人であるのでご容赦いただきたい。社会的テーマをポップにテレビドラマ次元で取り扱い、ヒットさせてしまったのは見事。野木亜紀子はもともと原作もの実写化の手腕に定評があったが、『アンナチュラル』『MIU』とオリジナル作品もヒットさせている。

 

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

2024-10-29

スタートレック(全938話)史上、最も重要エピソード10選

anond:20241012181121

スタートレック現在正式名はスター・トレック)は50年の歴史があるうえに、1話完結のエピソードが多い。シリーズの入門ガイド意味もこめてやってみた。

はてな界隈スタートレック全話追っかけてる人は少ないだろうし、シリアスファンはてななんて見てないだろうから自分価値基準で好き勝手書かせてもらう。

すごく偏ってると思う人もいるだろう。私もそう思う。海外のこの手のランキングでは常連エピソードも入ってない。思うところがあれば、ぜひ書いてほしい。

なお、全938話は2024年9月末時点での話で、10月から『ローワー・デッキ』の新シーズンが始まったので話数はまた増えている。

アンドロイドのめざめ』 (The Offspring) 新スター・トレックTNG)第3シーズン16話 / 1990年

スタートレックSFドラマとして最も輝きを放つのは、銀河存在する人間以外の存在を通じて、人間とは何かを描くときだ。それはあらゆるSF作品共通の魅力でもあるが。

本作は人間に造られたアンドロイドデータが、自らの子孫を造ろうとする物語AIの子供との「ファーストコンタクト」を通じて、子供を持つということが、個人にとって、種にとってどういうことなのかが描かれる。

本作には、派手なアクションシーンもSFXもない。しかし、その物語は喜びとユーモア発見に満ち溢れ、重い悲劇として幕を閉じる。それは家族を描くキャラクター劇であり、SFであり、力強い人間ドラマだ。

最もスタートレックらしい一篇は何かと言われたらこれを推す。

ゴリラ惑星』 (The Galileo Seven) 宇宙大作戦TNG)第1シーズン13話 / 1967年

スタートレック立ち上げ最初の年に、スタートレックらしさというものを決定づけた重要な一篇。怪生物の住む惑星に不時着したクルー脱出するために取る行動を描く。

スタートレックの原型は西部劇(幌馬車劇)と言われるが、これはまさにインディアンに囲まれた幌馬車の設定を宇宙にしたもの

しかポイントは、主役がミスタースポックであるという点。感情がなく論理で動くヴァルカン人(と地球人ダブルである彼は、助かるために論理に従うか、あるいは……。

本作は異星人の視点人間感情と理性の葛藤を描き、このモチーフは以降繰り返されることとなる。また作品シャトルのセットを導入し、物語舞台を増やした一作でもある。

過去から来た新兵器』 (The Slaver Weapon) まんが宇宙大作戦TAS)第1シーズン14話 / 1973年

宇宙大作戦打ち切り後、少々品質を落としたアニメ継続となった本シリーズだが、名作はいくつかあった。しかし本エピソードちょっと違う視点で選出している。

これ、実はラリィ・ニーヴンというSF小説家が書いた『ノウン・スペース』というSF小説群のにある短編の一つを、そのまんま映像化しているのだ。出てくる異星人も借りてきたもの

ニーヴンを知る人も少なくなっただろうが、アシモフハインラインの後の世代で、ハード科学設定とエンタメとしての面白さを融合した作品を書き、SF界の潮流を作った人と言える。

本作は、スタートレック世界観が他作品をまるごと呑み込んでも成立しうる、緩く、包容力のあるものだと示した。ローワーデッキハチャメチャコメディスタイル可能になったのも、ある意味この作品のおかげ。

『恐怖のコンピューター M-5』 (The Ultimate Computer) 宇宙大作戦TOS)第2シーズン24話 / 1968年

宇宙大作戦にはTV史上初めて白人黒人とのキスシーンを描いた『キロナイドの魔力』という記念碑作品があるが、人種問題を深く描いた作品というと、こちらを推したい。

黒人天才科学者が自らの知能と感情を転写し開発した自動航行AI。それに船を委ね、演習に参加したエンタープライズだが、AIは次第に狂いだす。

本作のAIは自らの判断絶対の自信を持ち、誤りを認めようとしない。博士AI擁護し、次第に我を失っていく……と言うプロット

AIの恐怖を描いた先進性はともかく、本作が人種問題作品であることは、日本に生きる我々には少々理解が難しい。

この物語暗喩するのは、飛び抜けた能力社会から評価を受け、地位を得たマイノリティの苦しみだ。常に完璧を求められ、ひとつの失敗で社会から振り落とされてしまう、隠れた差別を描いている。

この複雑な問題1968年TVドラマに持ち込んだことこそ、評価されるべきだと思う。

『恐怖の宇宙時間連続体』(Cause And Effect) 新スタートレックTNG)第5シーズン18話 / 1992年

タイムループもの」といえば誰もが1作ぐらい頭に浮かぶだろう。映画『恋はデ・ジャ・ヴ』など様々な傑作がある。

しかし、それらの作品の多くは、「なぜ」タイムループが起きるのかを説明しない。なぜか寝て起きるとループしてたり、なぜか恋が成就するとループを抜けたり……。

スタトレ世界タイムループを描いた本作が優れているのは、その「なぜ」が明確に定義されており、それを解決することが物語目的になっている点だ。

突如として起こる反物質爆発で時空ループが生成されると、キャラ達は過去に戻される(都合よく前のループ記憶を保持したりしない)。

そこから毎回、艦のクルーたちは僅かな違和感から少しずつ状況を理解し、「なぜ」かを探り、回避するための答えに近づいていく。

ご都合主義的な「ふしぎな現象」はなく、戦うべき悪役もいない。ハードSF的な状況で、知力に頼ってロジカル物語を進めていく。しかしこれが最高に面白いのだ!

舞台は艦のセットのみ、登場人物レギュラーのみというミニマル作品だが、スタートレックSF性、センス・オブ・ワンダー代表する1作だと思う。

『終わりなきはじまり』(What You Leave Behind) スタートレックディープスペースナインDS9)第7シーズン25-26話 / 1999年

スタートレックフランチャイズ化は、TNGによるリバイバルを経て実質このDS9から始まった。いままでと違ったスタトレを作ろうという意欲に富んでおり、非常に作家性の強いシリーズだ。

未知の世界を訪れる宇宙船でなく、未知の存在が訪れる宇宙ステーションを舞台とし、全7シーズンの後半では巨大な宇宙戦争を連作として描いた。最近の『ディスカバリー』などのシリーズも、本シリーズがなければ成立しなかった。

その総決算と言うべきこのシリーズ最終話は、単体で観るとなると評価が難しいが、173話の積み重ねの末の1話としてみると、ずっしりとしたものが心に残る。

DS9シリーズで初めて黒人俳優を主役とし、戦争犯罪植民地主義のもたらす被害ストレートに描き、舞台となる異星の宗教と重ね合わせることで人間信仰心をも題材にした。

更には、「これは一人の狂った黒人の観た夢なのではないか……」というメタレベル視点すら取り入れ、多様な視点と重層的な葛藤、その先にある善とは何かを描こうとした。

シリーズに長く付き合うことでもたらさせる重い感動を体験してほしい。

『遠隔起源説』(Distant Origin) スタートレックヴォイジャーVOY)第3シーズン23話 / 1997年

ヴォイジャーハードSF的な物語よりも、キャラクターの成長やモラルに焦点を当てた傑作が多いが、敢えてSF的なセンス・オブ・ワンダーに満ちた本作を推す。

ネタバレしてしまうが、これは「恐竜人類」の物語であり、「ガリレオ・ガリレイ」の物語だ。

遥か昔に宇宙に出て進化したある種の恐竜と、銀河の反対で出会ってしまった宇宙ヴォイジャー。それを、なんと恐竜人類側の視点で描く。

故郷の星に、自分たちとは異なる知的種族がいたという事実を知った科学者の知的興奮と、その発見社会から拒絶され、迫害される恐怖。

SFの根幹である科学のもの主題にし、人間科学関係性に向き合った、ひとつの到達点。深い感動をもたらしてくれる傑作だと思う。

『命と人生』(Life, itself) スター・トレックディスカバリーDIS) 第5シーズン10話 / 2024

スタートレックエンタープライズ』以降停止したTVシリーズを、配信に適した連続フォーマットで復活させ、『ピカード』などのシリーズの端緒になった『ディスカバリー』の最終話

連続劇で見せるスタトレにはまだ課題が多く、特にディスカバリーシーズン4,5、ピカードシーズン2などは間延びして物語の行先がわかりづらいという批判があった。

しかし、それらの連続劇も、最終話に来ると、そこまで迷走していたテーマが急にシャンと鮮明になり、ああ、なるほどこういうことだったのか、という感動をもたらす。

特にエピソードディスカバリーグランドフィナーレとなるだけあって、描かれるものも壮大だ。銀河知的生命発祥の謎を求めて行われるトレック(旅)である

しかしその結末、謎は解明されることはない。その代わりに提示されるのは、「真実を求めるトレック」とは何なのか、という命題だ。

それは生きること、そのものである

『The Devourer of All Things, Part II』(日本タイトル未定) スター・トレックプロディジー(PRO)第2シーズン10話 / 2024年

スター・ウォーズマーヴェル作品ガンダムのような複数作品ひとつ歴史を形作るシリーズの楽しみは、クロスオーバー、そして「設定の穴が埋まる瞬間」だろう。

子供向けのCGIアニメシリーズとして作られた最新作であるプロディジーは、この設定の穴埋めを、他のどんな作品よりも見事にやって見せた。

新スタートレックヴォイジャーディスカバリーピカードなどの実写作品の設定を少しずつ掬い上げ、時に大胆にプロットに取り込んで、独立して楽しめる作品になっている。

その頂点がこのエピソードだ。シリーズを通じてのマクガフィンであったヴォイジャーキャラクター、チャコテイの姿が見えた時は、その絵だけで感涙してしまった。

実にオタク的な楽しみだが、フランチャイズ作品に長く付き合ってきたものけが味わえる、究極の悦楽がここにある。

プロディジー日本語版は、2024年10月時点では製作されていない。英語版だけならNetflixで子アカウントを作り、基本言語を「English」」に設定することで観られる。

両性具有ジェナイ人』(The Outcast) 新スタートレックTNG)第5シーズン17話 / 1992年

はっきり言ってシナリオの全体的な完成度は高いとは言えない。その質についても、表現手法についても注文の付く作品であるしかしどうしても外すことができない一篇がこれ。

1960年代宇宙大作戦人種性別による差別のない理想世界を描いたスタートレックは、1990年代になりその理想のほころびを正直に描くように変化した。

本作で暗喩されるのは、性的マイノリティの直面する差別であり、同時に女性の権利でもある。

物語では、両性具有種族の星に生まれた「女性」が、女性であると言うだけで罪とされ、矯正を施されようとする。

それは90年代に入るまで見過ごされてきた同性愛者への差別と、「治療」という名の暴力告発である

矯正の場へと連れていかれる彼女最後に、法廷の場で叫ぶ。「私は女だ!」と。

自らの性を自らの物として誇れない、自由に語ることもできない、あらゆる属性の、抑圧された人々の叫びが、そこに込められている。

新スタートレック日本吹き替えは名優揃いで品質が高いが、これだけは英語版で観てほしい。その叫びは、魂の演技だ。


以上。すげー長くなっちゃいました。誰も読んでくれないかな。

今回入れていないランキング定番としては、タイムトラベルの古典的傑作『危険過去への旅』(TOS)や、エミー賞ノミネートされた世界もっと儚いロケット打ち上げシーンが見られる傑作『超時空惑星カターン』(TNG)がある。

SFらしさが感じられるエピソード中心なので、人気の高いボーグのような強大な敵との対決とか、クルー同士のファミリー劇的な人情エピソードはあまり入らなくなってしまった。

また、『エンタープライズ』(ENT)、『ローワーデッキ』(LD)、『ストレンジニュー・ワールド』(SNW)の作品も入らなかったが、もちろん傑作、快作はいくつもある。

ENTバルカン人の設定を完成させた『バルカン夜明け』3部作LDアニメならではの手法連邦バルカンクリンゴン若者たち生活を描き交錯させた『wej Duj』、SNWは過去作の設定を活かしつつ現実21世紀社会情勢を24世紀の世界へと繋いで見せた第1話ストレンジニュー・ワールド』や、アースラ・ル・グイン小説『オメラスから歩み去る人々』のオマージュである『苦しみの届かなぬ高さまで』を推す。

2024-10-26

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ25選(改訂版)

anond:20241012181121週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

↑を書いた増田です 適当に書いた増田がしばらく見ないうちにブクマめっちゃ伸びてて派生増田もめちゃくちゃ出ててビビった。ただのおじさんの与太話にいろいろ意見をくれてありがとう

みんなのコメントの中には恥ずかしながら読んでなかった作品もあったくらいで、今週はネカフェKindle50%還元セールでいろいろ読み返してました

選考基準について少し補足すると、ジャンプという雑誌の在り方への影響度がとにかく重要だと考えてます。売上とか人気とか社会的影響考慮はしてますが、あくまで付随する要素に過ぎません。

ブコメやXで結構言及されてたのを見て思ったのは、選評を雑に書きすぎて自分の考える重要性が伝わってないところが多かったのと、20選だとさすがに網羅出来てないなということ。もともと個人的メモ書き程度に書いたものだったのですが、色々な意見を取り入れた25選にして、一人一作縛りもなくして、選評ももうちょい見栄えするようリライトしてみました。これが現時点でのベストだと考えているので、もう異論は取り入れません。

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

月2回刊で始まった少年ジャンプ創刊号わず10万5000部しか出なかった。その9年前のサンデー創刊号が30万部、マガジン創刊号20万5000部だったことを考えると、その始まりが実に静かなものだったことがわかる。

そんな中、大家永井豪が描いたこ作品の絶大な人気がジャンプの売上に大きく貢献したことは言うまでもないが、それ以上に重要なのは、この時点で「読者が面白いと思うことなら何だってやる」という編集部方針は明確であったこである

過剰ともいえる性描写教職への徹底的な批判からなる本作は、当時の基準でも極めてラディカルで挑発的な作風であり、批判に晒され続けた。しかし、競争原理に基づき、常に読者の方を向いた雑誌を作るという編集部意向が、この作品を存続させた。後に「アンケート至上主義」という形で現代まで続くことになるジャンプの強固なアイデンティティは、本作の成功とともに形をなしたのである

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

頭文字D湾岸ミッドナイトのようなクルマ系のマンガが下火になったのは、若者が誰もスポーツカーに乗らなくなったことが原因のひとつであるという。頷けるところもあるが、じゃあ不良、ヤンキー番長と称されるような若者なんてもっと絶滅危惧種なのにどうして彼らをカッコいいものとして描くマンガは何作も出続けているんだ?東リべのような大ヒットも未だに出ているのに。

思うに、我々の脳には義理人情、泥臭さ、そして熱さを欲する部位が生まれつき備わっているのだ。そしてこうした要素を最も効果的に表現しうる分野が不良漫画であると見抜いたのは本宮ひろ志最初であった。

ストーリーは完全にご都合主義で、キャラクター一貫性もまるでない本作は、しかし「男の強さ」を描くという一点のみにおいて全くブレることはなかった。どんなに反社会的人間でも、腕っぷしと強靭精神と仲間への思いやりさえあればクールに映るという価値観は、フィクションにおいての(もはや誰も意識すらしなくなった)お約束として今なお残り続けている。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ジャンプ国民マンガ雑誌とみなされる要因はどこにあるだろうか?40年間一度も休載することなく駆け抜けた秋本治デビュー作は間違いなくその一つであろう。

当初は型破りな警察官両津勘吉ドタバタを描くコメディとして始まった本作は、その時代サブカルチャー政治経済情勢を積極的に取り込むことで、高度経済成長期以降の近代化していく日本風景を余すことなく取り込んだ作品となった。

浮世絵江戸庶民たちの風俗を映し出す史料であるように、こち亀が織りなす物語昭和から平成にかけての日本人の最大公約数的な心象風景を巧みに映し出した。いまや日本から失われつつある中流庶民日常を、我々は全200巻からなる亀有の小さな派出所日常にしみじみと感じ取るのだ。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

もともと硬派なボクシングマンガとして始まった本作は仁義兄弟愛をベースにした極めて現実的作風で、決して圧倒的な人気作とは言えなかった。しかし、あしたのジョー下位互換になるくらいなら無茶苦茶やってやる、という判断のもと路線変更し、過剰さと大袈裟さを極めたことで人気を博し、史上初の最終回巻頭カラーとして、ジャンプ史にその名を刻むこととなる

───という、教科書的な本作の功績だけが、本リストに入る理由ではない。重要なのは本作が男一匹ガキ大将(=根性と漢気)、侍ジャイアンツ(=超人能力)の要素を意識的に再生産していることである車田正美を源流として、ジャンプ的な文脈を後世の作品が重ね合わせることでより濃くしていく流れが明確になる。我々の知るジャンプは全て車田正美以後なのだ

5.コブラ 作:寺沢武一 1978年45号 - 1984年48号

時代作家に比べ、寺沢武一デビュー作の視座は群を抜いて高かった。スペースオペラ世界観から引用した本格的なSFアイデアの数々。高い等身で描かれ、まるで映画のようなポージングセリフ回しで魅せるセクシーな男女たち。幾度もの休載はさみつつも、本作はユーモアとカッコよさと強さをコブラという一人の男の中に共存させるという偉業を成し遂げた。

登場人物も読者も無垢10代の少年でなくてはならないという近視眼的な幻想と、ジャンプ作家絶対コンスタントに週刊連載をしなければならないという既成観念を、葉巻を加えた気障な宇宙海賊サイコガン──精神力をエネルギーに変えるアイデア寺沢が生み出したものだ──は易々と破壊したのである

6.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。いわゆる「友情努力勝利」という実際にはジャンプ編集部の誰も公言したことのないらしいパブリックイメージ単独で築き上げた。にもかかわらず、本作は国民作品とはみなされておらず、犯罪的なまでの過小評価に甘んじていると言わざるを得ない。マジでなんで?絵が下手だから嶋田SNSの使い方が下手だから

キン肉マンマンガとしてではなく文化的重要なのだと主張する類いの人間がいるが、そいつらの目と脳にはクソしか詰まっていない。ゆでたまごは絵の巧拙クオリティ関係しないことを証明し、あらゆる世代の男たちにマンガ熱狂する勇気を与え、信じがたいほど面白い作品を描いた。この作品を嫌う人たちもまず冷静になり、理解しようと試みるべきだ。

7.Dr.スランプ 作:鳥山明 1980年5・6号 - 1984年39号

鳥山明訃報を聞いた日、Kindleで買ったまま放置していたDr.スランプの1巻を読んでみた。久しぶりに読む本作はきっと悲しいほど古く感じるだろうと思っていたが、実際のところiPadの画面に映るペンギン村の住人達は今も新鮮味をもって感じられた。

本作は後にDBドラクエで知られることになる鳥山明がその才能の枝葉を伸ばし始めた作品である───と書けたらどれほど楽だったろう。枝葉どころかこの時点で大樹の幹である

言語以前の本能領域に鋭く迫り来る現実味を携えた絵は存在するが、そうした絵を毎週16ページのマンガで成立させる人間鳥山明以外には存在しなかった。頭の中にBlenderが入っているかのような立体的なデフォルメは、我々の住む現実世界とは違うところにもリアリティというもの存在しうることを示し、「マンガのための絵」であった劇画調を衰退させる最大の要因となった。

8.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

Jリーグ創立の流れを生み出したともされる本作がサッカーマンガ界に残した遺産はなにか?もしかたらこのような問いの設定自体が誤っているようにも思える。高すぎるキャラクターの頭身、大真面目に繰り出される荒唐無稽な技の数々が目をくらますかもしれないが、高橋陽一が一貫して表現たかったのはひたむきな少年たちが織りなす爽やかな青春であって、こうした要素は他作品にも見られるものだ。彼がサッカーという題材を選んだのは単に「野球マンガはありふれているから」という理由だ。本作は期せずしてサッカーマンガというジャンルの中心に祭り上げられたに過ぎないのだろう。

それでも、我々はこの巨星に感謝するほかない。この作品が無ければサッカーを始めていなかったであろう日本中、いや世界中の少年たちが、みな大空翼という一つのアイコンに夢中になっていたのだ。マイナースポーツひとつに過ぎなかったサッカーメジャークラスに引き上げ、軍国主義に基づく根性論を相対化し、ひたむきにボールを追いかける楽しさを私たちに初めて教えてくれたのはこの作品だったのだ。

9.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

元増田を書いたときブコメ欄は「ぼくのはじめてのジャンプ」にまつわる涙なしでは語れない思い出たちで溢れかえったわけだが、はてブに入り浸る層の平均年齢を考えれば当然のことである

自分のようなおじさんにとって涙なしでは語れない系マンガの筆頭に位置するのが北斗の拳である1980年代中盤というのは、親しみやすいポップ路線と男臭い劇画路線がちょうどクロスオーバーする時期であった。今のメインストリームがどっちかは言うまでもないが、自分にとっては線が太くてむさ苦しい絵柄こそが少年ジャンプ原風景だった。

強くてカッコいい大人の男が弱肉強食戦場で己の命を懸け闘う...そんなジャンプ初期から続く系統の最高到達点かつ袋小路が本作である。このようなマンガ流行時代は二度と来ないとわかっているからこそ、特別な輝きを放ち続けるのだ。

10.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

かわいい女の子を見るためにマンガを読む者と、そうでない者がいる。どちらがいい悪いということはないが、少なくとも創刊してしばらくのジャンプは前者に見向きもしない雑誌であったのは確かだ。うちには高橋留美子はいないんだよ、といった具合に。

きまぐれオレンジ☆ロード申し訳程度の超能力要素を除けば、一貫して思春期男女の甘酸っぱい三角関係に焦点を合わせ、かわいい女の子日常が描かれているだけだ。それのなにがすごいのか?別にすごくはない。ただ、エロくもなく大したギャグもなく荒唐無稽な展開もないふつうの男女の日常需要があることに、誰も気づいてない時代があったのだ。

まつもと泉は早くに体調を崩したこともあり、これ以降影響力ある作品を生み出すことはできないままこの世を去った。それでも、彼の鮮やかなトーン使い、歯が浮くようなセリフ回し、そして"かわいい女の子"以外に形容する言葉が見つからない鮎川まどかキャラデザを見返すたび、これをジャンプでやってくれてありがとう、と思わずはいられない。

11.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

鳥山明が死してなおこの先何度も繰り返される問いだろうが、ドラゴンボールよりもワンピナルトの方がどれほど優れているのだろうか?そしてその答えを誰もが知っているのは何故だろう?これらの問いに対してどんな議論がなされようともすべて的外れ無意味である。それはこの作品が頂点だからだ。

鳥嶋和彦意向により、本作はバカげた後付けの設定や引き伸ばしをせざるを得なかった。それでも、マンガ金銭を生み出す道具と見做す人間たちのあらゆる商業的な意図を超えて、本作はそれ以前、以降に掲載されたあらゆる作品を軽々と凌駕する金字塔となった。

11年に渡る孫悟空冒険をもって、鳥山明日本マンガ文化世界最高のものであるという事実を叩きつけ、自身手塚治虫赤塚不二夫つげ義春萩尾望都藤子F不二雄、高橋留美子と並び立つ歴史上最高のマンガ家の一人であることを証明したのである

12.聖闘士星矢 作:車田正美 1986年1・2号 - 1990年49号

車田正美リンかけ過去ジャンプ作品再生産を初めて試みたと述べたが、それを自分自身作品でやった人間も車田が最初であった。自身のやりたいことを詰め込んだ男坂が衝撃的なまでの不人気に終わった反省から、彼は自身の原点に立ち返りつつもよりスケールを拡大した再生産をやることを決めた。

彼はギリシャ神話宇宙子供向けと大人の女性向け、劇画プラモデルといった要素を交互に行き来しながら、自身が積み上げた様式美世界前人未踏領域まで押し上げた。聖闘士に同じ技は二度通用しないが、我々読者は何度でもこのパターンを欲してしまうのだ。

13.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

ある一定世代人間からは、ジョジョという作品はいつも巻末に掲載されている時代遅れな絵柄のつまら作品という評価が下されることがあり、そこには50%事実と、50%の誤った認識が含まれている。

荒木飛呂彦の絵柄が彼の見た目と同様あまり本質的な変化がないことについてはその通りだ。だがいくら彼より本誌での掲載順が上であろうと、革新性・才能・実験精神という点で彼より優れた人間果たして何人いただろう?

幽波紋と、理不尽能力値のインフレを伴わないバトル描写は、彼が残した功績の中で最大のものであるキャラクターが持つ能力を、作者の演出の道具として使うのではなく、自律したキャラクター同士の駆け引き領域に落とし込むことに成功したのだ。

我々はフィクションの中での整合性を厳しくジャッジすることに慣れっこになっているが、それに耐えうるものを初めて生み出したのは荒木だった。彼以降、マンガを読む行為は絵と吹き出し表現された作者の脳内世界をくみ取る作業ではなく、自律したキャラクターたちと同次元に立ちその思考を辿るものとなった。荒木は真の意味で我々をマンガ世界に誘ったのである

続き→anond:20241026155213

2024-10-25

りぼん史上、最も重要マンガ10

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選  https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

 

えーいきなりごめん。私はりぼんに詳しくない!

でも少女漫画誌別、最も重要漫画があまりにもあんまりだったのでこれよりはマシな選択肢を作ろうと思って書く。10点よりは30点を。選挙と同じだ。もっと詳しい人が上書きしてほしいし別マ少コミ10選も誰か書いてくれ。

 

・マキの口笛(牧美也子)1960-1963

バレエマンガ開祖。詳しくはバレエ漫画60年の遍歴60年代https://note.com/bearsxxx/n/na7ff9f1aa61eを読んで。

現在少女マンガスタイル水野英子わたなべまさこ牧美也子高橋真琴が作った。四人とも健在。

 

ひみつのアッコちゃん(赤塚不二夫)1962-1965、1968-1969

いたずらぼうずがとびだしたエッヘヘそれはだあれ…私は幼い頃'88年版のアニメを見ていた世代だ。「コンパクトが使えない」の回はハラハラした。今に続く魔法少女スタンダード確立アニメ魔法使いサリーの方が早いけどマンガはアッコちゃんの方が早い。

 

アラベスク(山岸凉子)1971-1973

不滅の金字塔ソ連亡命って時代だなあ…。これもバレエ漫画60年の遍歴70年代編を読んで。(人任せ…)山岸先生はこれで開眼したんだけど、それ以前の作品もどうかどうか単行本化して下さい!読みたいのに読めないよ。

 

・たそがれ時に見つけたの(陸奥A子)1975

でた!りぼんおとめちっく御三家!私はあんまりきじゃないんだけど…でも入れるしかないよね。フランス窓便り(田渕由美子)花ぶらんこゆれて…(太刀掛秀子)までは手が回らなかった。

 

砂の城(一条ゆかり)1977-1979、1980-1981

えーっ有閑倶楽部じゃないの?と言われそうだけど「りぼん一条ゆかり」としてはコメディよりロマンを取るべきじゃないかと思うのだ。悲恋にうっとりした後で作者コメントにムッとするまでがセット。

 

ときめきトゥナイト(池野恋)1982-1987、1988-1990、1991-1994

大ヒット作。私はアニメ知識しかないけど全然フィフティーフィフティーじゃないよね。古田喜昭は天才だと思う。クリィミーマミシュガーウェディングベルもこの人。

 

ちびまる子ちゃん(さくらももこ)1986-1996、2002-2016

私は「まる子ノストラダムス予言を気にする」の回がすごく好きで、お姉ちゃんの「ハズれることだってあるのよ そしたらあんたただのバカ大人として残りの人生すごすのよ」「1999年はどうなるかわからないけど明日テストができなきゃ怒られるのは100%確実でしょ」はとりあえずの座右の銘にしている。

 

天使なんかじゃない(矢沢あい)1991-1994

最後まで悩んだ一枠。これか星の瞳のシルエットママレード・ボーイかで悩んだ。結局後の作者の活躍ぶりを考慮して選んだ。それにママレード・ボーイ10選に選ぶのは倫理観邪魔をした。

 

神風怪盗ジャンヌ(種村有菜)1998-2000

やっぱりありなっちの絵は綺麗!それに尽きる。素行問題のある人だけどあの絵を見ると許してしまう。女版玉置浩二

 

絶叫学級(いしかわえみ)2008-2015

2015年からの続編含め、今のりぼんを二十年近く支えているホラーマンガ。集英社みらい文庫でのノベライズも40巻に及ぶ。りぼん認識90年代で止まっている人は絶叫学級とハニーレモンソーダを読むこと!

もし20選ならこれも

 

・5年ひばり組(巴里夫)1965-1969

パリおっとじゃないよ、ともえ・さとおだよ。わんぱく子供たちのノリがいい!再評価されるべきだと思う。

 

銀曜日のおとぎばなし(萩岩睦美)1983-1984

好き!好き!ポーかわいい!こういう世界観に憧れた。

 

星の瞳のシルエット(柊あおい)1985-1989

やっぱり10選に入れるべきだったかな〜。250万乙女バイブル柊あおい代表作は耳をすませばではなく星の瞳のシルエットだ。

 

・こいつら100%伝説(岡田あーみん)1989-1992

あーみん!あーみん!EじゃんGジャン最高じゃん。買うは一時の恥 買ったら一生の恥 ってこれはお父さんは心配症か。

 

ママレード・ボーイ(吉住渉)1992-1995

1話主人公の両親が離婚し父はボーイフレンドの母と再婚し母はボーイフレンドの父と再婚し6人で一つ屋根の下で暮らす話。これに限らず吉住渉マンガって倫理観がぶっこわれてるよね!

 

こどものおもちゃ(小花美穂)1994-1998

いっきドンピシャ世代アメリカ気分でテキサス!こっちは倫理教科書といってもいいくらちゃんとした話。

 

HIGH SCORE(津山ちなみ)1995-

まだやってんのかーい!なかよしわんころべえちゃおのこっちむいて!みい子、りぼんHIGH SCOREりぼんだけシュールだな。

 

GALS!(藤井みなほ)1999-2002

シカンのおむすびに出てくるかな?これも倫理的な話だよね。

 

・ハニーレモンソーダ(村田真優)2016-

今のりぼん看板。1300万部突破2021年実写映画化、2025年アニメ化決定!りぼんっ子のあなたはもちろん読んでるよね?

 

姫ちゃんのリボングッドモーニング・コール愛してるぜベイベ★★が選外になったのは心残り。あ、あとりぼん横山光輝なら魔法使いサリーよりおてんば天使だよ!

 

追記

姫ちゃんのリボンは入れたかった!水沢めぐみりぼん良心。でもネットりぼんの話になるとどうしても80年代90年代に偏ってしまうから古典や現役の人気作にも目を向けてほしくて年代をばらけました。

誤字訂正。

2024-10-24

コミック花いちもんめ史上重要マンガ、というかマンガ10

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

https://anond.hatelabo.jp/20241023115157コミックジャンボ筆者がこっちにも手を出す。ブクマでは「ペンギンクラブ」のリクエストが多かったけど個人的にあの雑誌は汎用エロマンガ誌のイメージが高すぎて特定10人を選べない。買ってまで読んでないので書けない、というのもあるので、もう1つ知っているこちらの雑誌10選を考える。

で、コミック花いちもんめだが、メディアックスから出ていたコンビニエロマンガ誌。1991年から1995年まで存在し、なぜか名前コミックゲイザーに変わり、その数号後にコミックライズに変わった。変わったのは名前だけでほとんど内容は変わらなかったが、たぶん何か大人の事情があったんだと思わなくもない。

たぶん「コミックジャンボ」よりは新しい時期だし、他誌で活躍している人もけっこう含まれている。

美衣 暁「LUNATIC NIGHT」

雑誌時代前半で同誌を一番引っ張っていたのがおそらくこの人。そして同時にこの雑誌が発刊されていた時期はあの「有害コミック騒動」真っ只中の時期に一致しており、おそらく雑誌で最も影響を受けた人だと思う。マンガは「バビル2世」を彷彿とさせる眷属女性3人に主人公が振り回されるエロコメSFで、正直内容よりもそのへんの元ネタからパロディのほうが面白い状態だった。いずれにせよ絡みのシーンで大股開きするとその周辺が修正で全部白消しされたのは買ってる方としても可愛そうだった。まさか消される前提で最初から描いてなかったなんてことないよね?(当該シーンだと半分くらい真っ白もあった)

カズマ G-Versionエルフの若奥様」

メディアミックスとして考えると前述よりもこっちのほうがヒットしたかもしれない。掲載作はRPGファンタジーベース夫婦エロコメ種族の差のせいで交わえない夫婦と、それを解決するための冒険譚というのはまあアイデアで(これが初出かどうかは知らないけれど)同誌内にアイデアフォロワーすらいた(後述)。

陽気婢「古くて新しい関係

別にこの雑誌が彼のデビューではないが、存在感を見せつけていた。表題作は連載ではなく読み切りだが、おそらく当時の彼の作風を最も表していると思えるのでここに挙げた。

猫島礼通りすがりの猫」

個人的には役に立たなかったが、おそらく一般的には人気だった作家勘違いしがちだが表題作別に猫耳ものではないし獣姦ものでもない。実のところ印象としてはコミックライズ以降タイ移住して現地の邦字雑誌に連載を持っていたことのほうが印象が強い。

がぁさん「シィナのファブリオ」

正直な話、彼を紹介するためにこのエントリを書いたと言ってもいい。この人もデビューがこの雑誌ではないけれど、長い事この雑誌を中心に活躍していた。竹本泉を思わせる画風であまりエロくない(コメディ寄りの)作品を連発した。表題作は森の中に1人住んでいる女魔法使いが本人の希望とは全く関係なくエロ絡みの依頼ばかり受けてその解決のために活躍しまくるという話で、R-18制限ながらマンガ図書館Zで読むことが可能。同サイトにある「恋の活造り」「なんぎな恋の物語」「愛の妙薬・恋の化学」もだいたいがコミック花いちもんめ(後継含む)が初出。

くら☆りっさ放課後には魔道師」

こういう雑誌でたいてい1つ2つはある非エロ作品枠を長い事務めていた。表題作学校召喚部という精霊召喚目的とした部活動で起きるゴタゴタを描いた作品で、途中から異世界でのファンタジー的展開を見せる。

江川広実

レズものマンガで有名、と思ったら女性だった。この人に限らず、コミック花いちもんめ作家女性であることが確認できる人が多い。昔からエロ関係女性作家は多かったという説はあったが、それが明確になっていったのがこの頃からなのかもしれない。

いとう直

コミック花いちもんめ出身というとこの人を入れないわけにはいかない。いちおうこの雑誌近辺の新人賞受賞作家で、不定期だが継続的に単発を掲載していた。

はら さける「さくら天女」

こういう名前だが女性表題作はそこそこの人気で、単行本化されたが、発売の直前に本人が肺炎で死亡してしまった。

林家ぱー(志弦)「表紙」

花いちもんめ」「ゲイザー」「ライズ」の表紙を長い事務めていた。ペンネームは途中で「ぱー」から「志弦」に変更になった。本編は描いていないのでここに挙げるべきではないのかもしれないが、ここを足がかりにして出世、という意味では代表格なので挙げた(正直小林かずみ和田エリカのどちらを10人目にするか迷って決められなくなって彼女が入った)。

2024-10-23

コミックジャンボ史上重要マンガ、というかマンガ10

どうせ「コミックジャンボ」って知らない人も多いと思うので冒頭で説明しておく。

1988年4月(号)から2002年12月(号)まで存在していた月刊誌月刊誌といっても中綴じで、まあ典型的コンビニエロマンガ誌。存在と言ってもこの時期に発刊、休刊したわけではなく、1988年3月号まではコミックJUMBO、2003年1月からはCOMICジャンボという名称存在している。ただまあ名称変更の前後で少し編集方針が変わっているらしいので前後誌は今回対象にしない。発行は桃園書房

で、まあエロマンガ誌なので大抵の作品読み切りor単話。そんなわけで紹介するのは重要マンガ、というよりはマンガ家ということになる。ここは了承してほしい。

河本ひろし「表紙」

たぶん「コミックジャンボ」で画像検索すると画質がみんな似ていることに気がつくと思う。これは、コミックLOの表紙をずっとたかみち担当しているように、コミックジャンボの表紙はずっと河本ひろし担当していたから。おそらく自分より少し若い人はこの絵柄に馴染みがある人もいるかもしれない。この後彼はボンボンあたりの児童誌で活躍しているので。ただ、エロマンガ誌でありながら表紙がせいぜい控えめなパンチラくらいしかない絵は慣れていない若者レジに持ち込むための言い訳として非常にありがたかった。下手したら裏表紙ダイヤルQ2広告のほうがエロかったかもしれない絵なので(コミックジャンボ裏表紙ダイヤルQ2広告があったかははっきりとは覚えていない。他の雑誌混同しているかもしれない)。

時々掲載されているマンガ作風巨乳前提にしつつコメディタッチが多くて読みやすかった。

ものたりぬももだっち」

こちらも河本ひろし同様、児童誌でも活躍している。ただこちらは児童誌が先、というか、ゲームコミカライズで知られているかもしれない。一言で言って「みなづき由宇」と同一人物である。画風も巨乳前提ながら読みやすい。ちなみに星里もちるものたりぬアシスタントをしていたことがある。

ねぐら☆なお

正直、この人はコミックジャンボが主戦場ではなかったはず。それ以外の雑誌単行本で見ることのほうが多かった。少女マンガと思えるくらいの目の中の星が特徴的な人で、さらに彼を特徴づけていたのが「エロは和姦しか描かない」ということだった。しかコメディ的に逃げるのではなく徹底して和姦ということは実は当時けっこう特筆すべき特徴だったのだ。コミックジャンボ時期の絵はけっこうデッサンが崩れている(それはそれで味がある)のだけど、現在サイトを見るとかなり整っていて、続けるということの大事さを感じさせる。

有村しのぶ「てぃーんず・パラダイス

有間しのぶでも西村しのぶでもない。たぶん男性モデル体型のスラッとした女性を描く特徴のあるマンガ家で、リアルさはないのだけど周辺掲載巨乳マンガのためにむしろリアルに見えるという特徴があった。表題作高校新聞部舞台にした♂️1vs♀️2(or3)のエロコメで、エロシーンを除けば当時のラブコメとそれほど違いがないが、そのために「ラブコメにありそうでないこんな描写が」という意味で役に立った。「てぃーんず・パラダイス」そのものKindle Unlimitedで全て読むことが可能だが、何らかの事情再構成+タイトル変更されているので追いかけるのが難しい。「はいすくーる・スキャンダル」「てぃーんず・パラダイス」「あいつとスキャンダル」「放課後ランデブー」と読むと連載順に読める。なお作品大人気だったので続編として登場人物社会人にした「ぼくのアイジン」も連載された。これもKindle Unlimitedに収録されている。

わたなべわたる美奈子先生

巨乳で有名な人。あまり巨乳デフォルメが過ぎてむしろエロくないという画風かもしれないがやってることはエロである。おそらくコミックジャンボ方向性を最もわかっていた作家で、アニメ風のオタク絵でやることはちゃんとやるという展開は安心して使えた。おそらくコミックジャンボ掲載していたのが一番長い人。

つくしの真琴セクシャルバラエティ

かつて「サルでも描けるまんが教室」で「男向けのエロコメは回転寿司だ」と喝破されていたが、おそらく表題作がこの言葉念頭にあったかもしれないくらいに内容を表している。とは言えエロものエロい。ただ色シーンに少し前の劇画での描き方の残滓が見えるところを見ると、この雑誌エロ劇画誌とエロマンガ誌の橋渡しをしたと言えるのかもしれない。

てらおかみちお

陰影の少ない画風で、無理やり例えるなら浦沢直樹わたせせいぞう風に描いた感じ。古く見えるかもしれないが、バブル80年代後半にはこういう画風が一番オシャレだった。そういう意味では外せない人。

狼太郎

うるふ・たろう」と読む。画風としてはよく言えば当時の主流、わるく言えばありがちな絵で、ただ大事なのはそういうありがちな絵で他誌にはない絡みが描かれるのがコミックジャンボ醍醐味であったということだ。本人はバイク趣味があって、レーサータイプバイクを持ってよく夜中にツーリングしていたということを近況報告で描いていたが、今から思うとあれは宮崎勤のあれから来るオタクバッシングから逃避行動だったのかもしれない。

しのざき嶺「NIGHTMARE」

いちおう画風(特にデフォルメ時)としてはジャンボにありがちではあるのだけれど、ストーリーの陰惨さでは最もコミックジャンボ向きでない作家表題作逆恨みから始まる強姦からスタートする作品で、この後誘拐監禁ピアッシング奴隷契約、野外露出強制排泄、肛姦、獣姦近親相姦、多人数プレイSM雑誌ありがちなプレイをひと通り全てこなすというおすすめしないマンガ。作者はこのあとそっち系雑誌でいくつも同系統、もしくはさらに発展した作品を描いている。そもそもこの連載も途中で他誌に移籍している。

浅井裕Lovin'you

夫婦での共同ペンネーム。夫のほうはあさいもとゆき、と言えば思い出す人もいるかもしれない。「スパルタンX24周目では助けられる役のシルヴィアが襲ってくる」という情報マンガに描いた人だ。コロコロコミックでの連載のあと、共同名義にしてエロ進出した。正直、今回これを書くにあたって今年妻のほうが交通事故で亡くなったことを思い出さずにはいられない。Lovin’youマンガ図書館Zで無料で見られるのでそっちを見てほしい。

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

---

以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

---

きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

モーニング史上最も重要マンガ10

実際のところモーニングも以下のようにすでに10選の記事が出ている。

ので私が別に書くことはないかと思ったんだけど、まあ各作品書き手コメントしたような記事を求めてる人もいるようなので僭越ながら自分も書いてみることにした。まあネタ被ったっていいよね。たぶん

ちなみに自分は40台後半。雑誌としてモーニングを読み始めたのは社会人になってからだけど、それ以前から作品単位でならちらほら知ってた、って感じ。年齢的に古い作品がちょい多めなのは許してください。

1. 島耕作シリーズ弘兼憲史1983年課長)〜現在社外取締役

ツッコミを入れ続けられる作品だが、サラリーマン漫画代表作であり絶対的知名度を誇るのだから入れざるを得ない。

それになんだかんだ言いつつ、いまだについ読んでしまう変な魅力があることは否定できない。

長期連載で日本大企業ビジネスについて描かれているので、通して読むと日本におけるビジネスの移り変わりがよく分かるという点でも貴重な作品といえる。いま読むとバブル期の話とか非常に趣深い。

2. ハートカクテル(わたせせいぞう) 1983-1989

シャレオツカラフルイラストで紡がれるスマート大人恋愛ストーリーは、80年代日本のバブリーでトレンディ()空気をみごとにパッケージしていた。80年代という時代象徴するイラスト、というとわたせせいぞうイラストを挙げる人も多いだろう。ということで時代にとって重要作品として挙げておく。

3. クッキングパパうえやまとち) 1985-

実は私は熱心に読んでないんだが、長期連載としてモーニングを長く支えているし、料理系では高級なグルメを紹介する漫画多いなか、家庭的な料理レシピを紹介していく、という立ち位置結構珍しいのではという気はする。よくネタ切れしないな、と感心するし紹介されているレシピは実際ウマいという話なのですごい。

旦那が家庭で料理するってコンセプトも連載開始した1985年当時は珍しかったんではと思う。同じころ(86年)に家事が得意な男子主人公の「ツヨシしっかりしなさい」も連載されてるが、当時そういったブームがあったのか、それともクッキングパパがそのブームを火をつけたのか、どうなんだろう(知ってる人いたらコメントください)

4. 沈黙の艦隊かわぐちかいじ) 1988-1996

まあ、90年代前半ごろのモーニング代表作は島耕作とこれ、という感じだった。

日本の最新鋭の原子力潜水艦独立国を名乗るという突拍子もない話だが、緊張感のある戦闘シーン、やまとは核兵器を持っているかも、という疑念から繰り広げられる政治劇など、非常に見応えがある作品だった。90年代には架空戦記ブームのさきがけ、と評価されるのもうなずける。

沈黙の〇〇」とか「〇〇の艦隊」といったタイトルも当時流行ったのはこの作品の影響が濃かったと思われる。

5. OL進化論 1989年-休載

島耕作シリーズバリバリビジネスする系の社会人漫画代表なら、OL進化論はゆるゆるとした社会人ライフを描いた漫画代表作といえるだろう。日常系という言葉がまだない時代OL日常系4コマ。ゆるい空気感でありながら、よくネットで貼られる「がんばった報い」(人手不足なのにがんばって残業してたら人員補充してくれないよという話)のように、するどい視点が端々に見られてときどきドキッとさせられる。

6. ナニワ金融道(青木雄二) 1990-1996

読んだ人に借金の怖さを知らしめる金融漫画の名作。個人的には学校教頭先生かなんかが先物取引追証で追い詰められてく話が怖くて一生を出さんとこ・・・となったのをよく覚えている。闇金ウシジマくんカイジなど、金にシビア社会を描いた漫画のさきがけだといえよう。

漫画としては正直ヘタな絵だけど、話が面白ければそんなの気にならない、ということを教えてくれた作品でもある。

7.蒼天航路(作画王欣太原作原案:李學仁) 1994-2005

それまで吉川英治などの影響が強かった三国志キャライメージ一新した三国志ものの名作。

すくなくとも曹操イメージはこの作品を契機に、悪役という側面より英雄という側面が強調されることが多くなったのではないだろうか。後半ちょっと間延びした感があったのが惜しいが、初期の勢いと爽快感はとても良かった。

8.プラネテス幸村誠)1999-2004

宇宙もの、という観点で、宇宙兄弟とプラネテスどちらか迷った。どちらも名作で捨てがたいが、まあ幸村誠好きなのでこちらを。スペースデブリ問題を世に知らしめた、という点でも社会的影響はあったと思う。

単行本4巻と短いのも読みやすくてよい。その割に一話一話のエピソード密度が濃くて、割に主人公ハチマキの成長がしっかりと描かれているし、「愛」というテーマでよくまとまっている。短く締まった作品のお手本だなと思う。

9.へうげもの山田芳裕2005-2017

日本の歴史ものを一つ入れるなら、バガボンドとこれとどちらか・・・とこれまた迷ったところ。

戦国時代を「美」を主眼として紡いだところが目新しかったし、山田芳裕独特のダイナミックな表現がその主人公である古田織部の独特の「へうげた」美意識とうまくマッチしていたように思う。まあ御託はともかく描写がとにかく面白い。個人的には本能寺信長死ぬシーンに衝撃を受けた(未読の人は是非とも読んでほしい)。

10. GIANT KILLING作画ツジトモ原作原案綱本将也2007-

最近の連載作の代表として。個人的サッカー別に好きではないのだが、GIANT KILLINGは読んでしまう。

実際の試合でも弱小チームが強豪に勝利を収めたときジャイアントキリングって言うのを、この作品が出てからよく聞くようになった気がする。けど因果関係は知らない(自分意識するようになっただけかもしれない)

この作品監督とか選手を描くのももちろん、サポーターのことも丁寧に描いてるのがいいなと思う。

サッカーに興味の薄い自分にとって、サポーターの人たちがどういう人たちなのかよく分からなかったんだけど、なんとなくその心情が理解できるようになった。

あと達海の選手の盛り上げ方いいよね。この作品ビジネスマンに人気あるらしい(by Wikipedia)けど、まあマネージャー層の琴線にふれるのは分かる気がする。

---

以下選外だけど個人的趣味コメントしたいもの適当に。

GOLDEN LUCKY(榎本俊二) 1990-1996

奇才榎本俊二の初期の代表作。自分子どもの頃に親がこの漫画を「流行ってるらしい」となぜか買ってきたのだが、シュールの塊みたいな作品だったので当時小学生だった自分にはちょっと理解が追いつかなかった。かまくらネタだけ妙に心に残っている。シュールギャグ漫画のさきがけなのかな?と思ったが吉田戦車の「伝染るんです。」のほうがやや早いようだった。まあ歴史的重要なら詳しい方補足お願いします。

バガボンド作画井上雅彦 原作吉川英治)1998-2015以降休載

天才井上雅彦吉川英治の名作を漫画化するんだから面白くないわけない・・・んだが、作者による原作から独自アレンジが強く、だんだんほとんど別物になり、それと関連するのかは分からないが展開もなんだかグダっていってしまった。佐々木小次郎ろう者にして、巌流島までどう展開していくんだ?と気になっているのだが、そこに行き着く前に長い休載に入ってしまっている。とにもかくにも完結はさせてほしいものだがどうなるだろうか。

ツヨシしっかりしなさい永松潔)1986-1990

女ばかりの家庭で家事全般をこなす末っ子男子ツヨシの奮闘を描くコメディ

自分小学生のころ、ドラマにもなったしアニメにもなった大ヒット作なのだが、その後あまり顧みられてない気がする。

当時はアッシーとかミツグくんとか、女性献身的な「都合のいい」男性存在クローズアップされていた時代なので、女性上位の家庭を男子を支える、という設定が当時の世相に合ったのだろうか?

家事ができる男子がガサツな女子を支える、ってラブコメはいまもちらほらあるので、その源流にあたるのかもしれない。とはいえツヨシが支えているのはあくまで母と姉であって、恋人はしっかりしてた記憶だが。

サ道(タナカカツキ2016-不定期連載

この漫画サウナでは「ととのう」ことができる、というのを知ったのだけど、まさかその後サウナでととのうという行為がここまでブームになるとは思わなかった。。。漫画として楽しむというか、啓蒙本として読んでる感覚なので10選には入れなかったが、自分も実際サウナ入るようになったので、個人的バッチリ影響を受けた作品ではある。

---

きのう何食べた?とかチェーザレとかピアノの森とかのコメントも書きたかったが、疲れたのでこのへんにしとく。

モーニングあんまりガッツリ読んでるほうではないのだが、それでもいざ調べてみるとそういえばこういう作品もあったな、好きだなーというのが多くて、10個に絞るのはやっぱり難しいもんだなという感想です。

2024-10-18

育児ハックと言うにはしょぼい小バナシ集2

https://anond.hatelabo.jp/20241018010542

コレのつづき。

反応とか見て、気付いたことか含め書いてくよ。

・N=1の話は話半分で聞いとけ、書いたが、育児ハックが存在しない、というわけでない。

育児ハックを行う際、前提条件が個別に違うので、全員に共通ってのを1人の経験から出すのは難しいため、育児ハックには前提条件含め捉えることが大事、という話。

話半分で聞いとけ、のもう半分は育児ハックを行う上での前提条件だよ。

なので、前の記事では、小話もセットで付けときました。

前提条件が無いと、コレやりゃ出来るだろ、できないのはそっちの努力足りないんじゃない?感や、前提条件側に多大なポイントあるのにそこ書いてない時点でお前分かってないやろ、というが出てしまう(本人の意図関わらず)ので、反感を買ってしまうのだと思ってる。

育児ハックは、どんな状況か、どんな子どもか、など前提条件がセットでないと、信用が落ちがち。

本来ならハック全般に言えることなんだけど、育児ハックを求める人は育児精神をすり減った状態/経験があって読むものなので、ここらへんの反応がナイーブになってしまう。それを仕方ないな……と思えるかどうかも、大変さを身を持って体験した育児サバイバーなら理解できるはず。その理解の差が分断を生んでる気はしてる。)

・皆に使える共通育児ハックは存在しないのか?

ネット育児情報を調べると怪しい情報が沢山出てくる。

N=1じゃ当てにならないならどうすんねん、ってのが前の記事で多くあった反応だったと思ってる。

N=1じゃない信頼できる情報なら良いんですよ、ということで、NHKのすくすくシリーズ情報がかなり良い。

司会のパパママ芸能人2人と、参観のパパママ子どもたち、育児専門家産婦人科小児科先生専門家2人。

参観のパパ・ママから質問や悩みに対して、芸能人意見だけでなく、多くの子どもや親を見てきた専門家2人がそれぞれ違う意見を言ってくれるのが良い。

https://www.nhk.jp/p/sukusuku/ts/DNYRMZW5Q1/

ただ今の時代ネットで調べられる方が便利なんだよね。

そもそも放送時間に合わせて観るのも、録画してみるのもだるすぎる。

すくすくシリーズ放送内容を書いてあるサイト、すくコムオススメ

気になることは、だいたいここで調べれば、比較的最新で、ちょうど良いバランス感の情報が良い感じに出てくる。

https://www.sukusuku.com/

個人的推し専門家大豆生田(おおまめうだ)先生

育児男性目線でありつつも、寄り添ったコメントくれるので、かなり参考になるんだよね。

https://www.sukusuku.com/contents/search?keyword=%E5%A4%A7%E8%B1%86%E7%94%9F%E7%94%B0

暇があったら覗いてみると良いかも。

子どもを育てる上で、一番大事なのは兎にも角にも、死なせないこと。あいつらマジで何やっても死にそうになるので、それを防ぐことが一番大事

ひと昔前、Anotherというホラーアニメがあったが、日常のなんてない行動で人が死ぬシーンは、ホラーを通り越してコメディだろ!というツッコミが入り、Anotherなら死んでた、というネットミームが生まれた。

アレがリアルで起きそうな現場に遭遇するのが子育てだったりする。

2番目は聞き分けが良く頭が良い子なのだが、その一方でとにかく好奇心を抑えることができずワンパクで運動神経も良かったので、何度も危機に遭遇した。

ポップコーンをノドに詰まらせて息ができなくなり上下逆さまにして無理やり取り出す、トイレに両足を突っ込んで入って遊ぶ、大人が手を伸ばして届く高さがある棚をボルダリングの要領でよじ登り天井近くまで登る、会社から電話がかかってきて数秒目を離した間にプール飛び込みうつ伏せでプールに浮く……数え切れない死にかけエピソードがある。

死にそうになってる→気づいて対処、のリードタイムが短くて、死ぬリスクが高いやつはできるだけ事前に潰す。その他気付いて対処やすいやつはある程度諦めないと、こっちが病むのでほどほどにしとく。

ピーナッツの豆類は気管に入って死ぬことがあるので絶対に注意。気管に詰まる系のやつは結構気づきにくい。その他口に入るサイズのもの全般注意だが、食べ物でない口に入るサイズのものは飲み込まず、飴のように口にいれたまま遊んでるので案外大丈夫だったりするので、あまり気を遣いすぎなくても大丈夫だったりする。でも、歩きはじめはやたら転ぶので、勢いで飲み込むリスクがあるから、やっぱり注意で。(ポップコーンはどこかでもらった小袋のやつを上の子が食べてるのをつまみ食いした時に起きた。完全に油断。)

本当にヤバい時119に連絡すると、救急の人が電話対処を教えてくれる。

対処後は、ケロッとしたいつも通りに戻るのだが、救急車は念のため家まで来てくれた。

血中酸素濃度など色々診断し、問題無いということで、すぐに帰っていった。

本当に申し訳ないのと、感謝しかない。

乳児の段階だと、うつ伏せで寝てたりすると、口などが塞がれてそのまま窒息死する、というのが昔からある。

うつ伏せの方がよく寝るので、仕方なくうつ伏せにしてしまうのだが、それを察知して対処するのはかなり難しい。

うちの子らは、もう諦めて定期的に様子をみてたのだが、保育士をしてる僕の母からベビーアラームなるものを教えてもらった。

保育所で使ってるらしいが、買うと一万円近くするので、買えないまま過ぎてしまった。

うちの子らは、気合いで乗り切ったが、プロも使ってるという点で機械解決するのもありなのかも。

バリケード子どもが出入りできなくするのを2番目までちゃんとやってたが、2番目のあまりのワンパクぶりに、3番目以降はもう諦め、バリケードは使わなかった。

結局のところ、危ないもの子どもに届かないようにしておけば、バリケードは無くてもそんなに困らなかった。

しろバリケードがあると、そこにお宝がある!!と勘違いをし、バリケード突破RTAが始まるので、どっちが良いのか分からなくなってしまった。

バリケードをしたい危ないもの代表格に階段はあるが、なんやかんや子どもはどんなに小さくても危機察知能力が多少はあるので、派手に登っても、危ない降り方はしないので、案外怪我とかはしない。したとしても数段踏み外すくらいで済む。どちらかというと、登った先で降りられずに泣いて騒ぎ、迎えに来い、とアピールすることの繰り返しが面倒か否かが問題だったりする。

テレビでもYouTubeでも何でも良いが、なんやかんやで動画子どもの機嫌を良くするのに非常に便利。子ども資質にもよるが、動画が無い環境だと、機嫌が良いとき子どもに誰かがついていないといけなくなる。

の子がいると良い、みたいな話がよく出るが、上の子動画と同じく機嫌が良い時に遊ぶ相手しかないので、機嫌が悪くなれば上の子関係なく親が世話しないと落ち着いてくれない。

逆に言えば、上の子動画の代わりになる娯楽ともいえる。

の子動画見せずに根気よく育てた家庭は、2人目以降滅茶苦茶、楽になりそう。

動画見せてる家庭は、言うほど変わらない。

1人目は図鑑を眺めるのが好きだった時期があり、それが続いていればなんとかなってたが、続かなかったので、動画の世話になった。結局のところ、子どもによる。

うちは、歩き始める頃から、ひとり1台タブレットを渡してる。

カバーラバーシリコンの衝撃に強いやつじゃないと、落下回数が多すぎてマジで壊れる。

機嫌が悪いとき意図的に机の物を落とす時があり、それで結構ガンガンやって、1台駄目にした。

スマホスタンドとかでタブレットを立てて見ていたが、子どもタッチの勢いが強かったりすると、変に倒れて揉めるので、近くのホームセンターで買った安めの書見台タブレットスタンドに使っている。

YouTubeを長く見てると、幼稚園に入る前後あたりからマイクラ動画自然と見るようになる。

前はヒカキンからマイクラを知ったが、最近はちろぴのからマイクラを知ってる気がする。

ヒカキン、どの子もあの声とあの顔に滅茶苦茶反応してたので、ヒカキンアンパンマンに近い存在なのではないか、と思い始めてる。

マイクラは年少から触り始めてできるようになる。

3Dゲームなので、視点の移動と、操作キャラの移動、などやることが地味に多く、最初プレイするにはマイクラはかなり難しいゲームなのだが、それ以上に好奇心や興味が勝り、結局年少の終わり頃にはクリエイティブモードでは自由自在に作れるようになる。

そうなると遊びの幅がぐっと広がり出すので驚く。

元々YouTube kids動画で、おもちゃを使ったごっこ遊び動画を見て、ある程度真似をするのだが、マイクラを覚えると、レゴやその他ブロックで、建物乗り物などを作る能力想像力が鍛えられ、ジオラマセットをブロック人形で作って遊ぶようになる。

ブロックごっこ遊びだけでなく、動画を元に色々な遊びを見つけて、自分でやりだす。

幼稚園で親子でブロック遊びをするイベントとかあると、単純に四角をつくる子どもが多い中、凄い立体物つくる子どもは、だいたいマイクラにハマってる子どもだったのである程度再現性はある気がしてる。

……ここまで書いて疲れてきたので、いったん区切り

毎度、書いてるうちに、オチ迷子になる。

子どもが泣くことに対して、親がある程度許容して上手くやってく話とか、風邪への立ち向かい方とか、色々書こうと思ったのだが、迷子のまま何書くか分からず力尽きてしまった。

やる気が出れば次もまた書こう

月刊増田」最重要漫画10

ハイスコアガール押切蓮介

初期増田代表する作品アーケードゲーム文化を濃密に描き、独特の恋愛模様を織り交ぜた異色作。オタク的な趣味嗜好と青春機微を見事に結びつけ、SNSでの共感を呼んだ。

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!谷川ニコ

非モテ」というネットスラングからまれ作品リアル空気感コミュニケーション不全の描写が、ネット世代の心を掴んだ。増田の読者層と主人公世界観が見事にシンクロした代表作。

うつヌケ(大森浩史)

ネット匿名掲示板話題となった体験記をコミカライズメンタルヘルスという重いテーマを、独特のタッチで描き切った意欲作。増田らしい「実話系」作品代表格。

人間のいない国(岩飛猫)

SNSでバズった設定を基にした作品ディストピア世界観と緻密な心理描写が特徴。「増田」的な物語の語り方を確立した重要作品

徒然チルドレン若林稔弥

学園モノの新機軸SNSメッセージアプリを介したコミュニケーション自然な形で物語組み込み現代青春を描いた秀作。

女子高生無駄かい(ビーノ)

ネットスラング若者文化を巧みに取り入れた学園コメディTwitterでの実況を意識したような展開と台詞回しが特徴的。増田ユーモア代表作。

メンヘラフレンズ(もげこ)

メンタルヘルス問題を独特の視点で描いた異色作。匿名ダイアリーのような告白調の語りと、シュールギャグを織り交ぜた増田らしい作風

異世界おじさん(殆ど死んでいる)

オタク文化ネット用語を駆使した異世界モノ。「おっさん視点ネタ考察の深さで、匿名掲示板発の物語としての新境地を開いた。

カッコウの許嫁(吉河美希

SNS時代の複雑な人間関係を描いた恋愛作品誤配や取り違えというネット小説的な設定を、リアル心理描写昇華させた秀作。

推しの子赤坂アカ×横槍メンゴ

アイドルカルチャーSNS時代の闇を描いた意欲作。匿名掲示板的な情報戦や、ネットでの炎上を巧みに物語に組み込んだ増田的傑作。

これらの作品は、ネット文化SNS時代人間模様、匿名掲示板発の独特な語り口、現代的なコミュニケーション機微など、「増田」的な要素を色濃く持つ作品として選定しました。作品それぞれが、インターネット時代における新しいマンガ表現可能性を示している点で重要です。

2024-10-17

コミックボンボン史上最も重要マンガ20

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

書いてる人は40前後

記憶があるのはVガンダム~電童最終回あたり。

前後世代とかはてな記法とか正確なタイトル調べとか年代順並べとかなんもやる気がないんで誰か書き直してほしい。

1.プラモ狂死郎

ガンダム野郎世代だけどあとから少し読んだ。

こんな日は家でプラモ作るにかぎるようなことを言ってて、ガンプラ作るオタク気持ちはだいたい昔も変わんないなとわかる。

2.ロックマン

毎回死ぬ思いして戦って日常パートもほぼなく戦うだけの人生か?

パンイチ少年が戦うとかまじめにやっとんのかというゲームに実は死闘だったというね。

3.メダロット

初期は文句なしにめちゃくちゃおしろい。

シリーズ進むにつれてキッズの読者を置いてけぼりにしていくほるまりんワールド

4.がんばれゴエモンシリーズ

エロ枠。

5.ウルトラ忍法帖



6.サイボーグクロちゃん

ギャグハードグロテスクで、コメディ多めなアトム

7.大泥棒JIN

子どもなんでわからんかったけどすごいものを見たと感じた。あとエロ

8.ロボットポンコッツ

主人公が海に潜ったときの胸の描き方がやたらエロくて、巨乳以外の性癖ヤバい。もしくは俺がヤバいだけだったかもしれん。

9.ロックマンX

突如70ページが掲載されてて、この密度!?と今なら思う。

10.おきらく忍伝ハンゾー


11.オーマイコンブ



12.機動武闘伝Gガンダム

ときた洸一版ガンダムの始まり

13.みなさーんボンバーマンですよ


14.もとやまかずき版マリオシリーズ


15.DANDANダンク


16.騎士ガンダム物語


17.ビストロレシピ

エロ。胸も見えてないのにエロい気がする?という納豆拘束悶絶という新たな性癖が生まれた。

18.戦う男 ウォーウォータンクス!

エロ

19.ウルトラマン超闘士激伝

ガシャポンコミカライズドラゴンボールウルトラマンでやってみた。

20.スパロボF

やりたい放題だった気がする。

2024-10-16

アフタヌーンから10作品選ぶとしたら

1. 「寄生獣」(岩明均

人間寄生生物との戦いを描いた哲学的SFホラー

2. 「ヴィンランド・サガ」(幸村誠

バイキング時代を背景に、復讐と成長を描く歴史ドラマ

3. 「無限の住人」(沙村広明

不死身の侍と少女復讐の旅を描く、スタイリッシュアクション

4. 「シドニアの騎士」(弐瓶勉

宇宙舞台に、人類と異形の敵との戦いを描いた壮大なSF

5. 「げんしけん」(木尾士目

オタク文化リアルに描いた大学サークル青春コメディ

6. 「おおきく振りかぶって」(ひぐちアサ

高校野球に焦点を当てた、緻密で感情豊かなスポーツ漫画

7. 「宝石の国」(市川春子

擬人化された宝石たちの運命と成長を描く美しいファンタジー

8. 「波よ聞いてくれ」(沙村広明

ラジオパーソナリティを中心に描かれる、個性的ユーモア溢れる日常劇。

9.ああっ女神さまっ」(藤島康介

冴えない青年と美しい女神との恋愛を描く、温かみのあるラブコメディ。

10. 「なるたる」(鬼頭莫宏

 一見可愛らしいファンタジーに見えるが、次第に暗く衝撃的な展開を迎えるSF人間の心の闇や成長を深く掘り下げる。


異論は認める

2024-10-15

anond:20241015112808

本質ポンコツなはずなのに、そのコメディ路線ハートウォーミング路線とか説教路線にいっちゃうからおかしなっちゃうんだろうな。

のび太」という名付けの時にママが感動するとかギャグしかない。

もうドラえもんが観られない

当方40代自分子どもの頃は大山ドラをよく見ていた。

今は自分の子どもがわさドラを見ている。

それを一緒に見ているのだけど、もうアニメ自体、受け入れられないなあと。

わさドラNGなのではない。ドラえもんという、アニメのものが。

具体例を挙げると、

・的確な道具を提示しないドラえもん

ストーリー上の困難(主にのび太が困っているとき)って、ほぼ、有名な道具のみで解決できる。どこでもドアとか透明マントもしもボックスで。もちろん、それやっちゃうと話にならないので、製作陣は苦心しているのはわかっている。問題解決のために来ているドラえもんが、解決してくれないところがコメディであり、見どころなのもわかっている。それでも、長いこと社会人やっているせいか、「そこでそれはないだろ」が多すぎてイライラしてしま

ジャイアン独裁ぶりと老獪ぶり

ドラえもんの9割は彼起点で話が進む。唯一無二の悪者であり、絶対王者。彼には、最大限の権限が与えられており、詐欺暴力、反則、暴君、なんでも許される。

そして、周りの友だちは、直接的には逆らわない。とくにのび太は安易に受け入れてドラえもんに委ねるし、スネ夫ものび太に押し付けるし。そのズルさって時に必要なんだけど、毎回やってたらただの責任のない人だなあと。

加えて、ジャイアンの「自分をわかっていないようでわかっている」という性格何だか腹が立って。彼の歌(料理も)は誰もが忌み嫌い、本人は世界一上手いと思っている、なんだけど、周りから拒否られていることは本人わかってるよね?歌や料理をやろうとすると、蜘蛛の子散らしたように周りが逃げていくし、歌聞いているときとか皆顔引き攣っているし。気づかないはずないんだけどなあと。

まあ、書いてて、本当にいちゃもんだし、自分ドラえもんで育ってるのだから、何を言ってんだという話なんだけど。

とはいえ、同じコンセプトのアニメを、長くやりすぎているんじゃないかなー。

端的に言えば、バリエーションが枯渇してる。

「この場面では、これが的確」の候補が既にいっぱいあるなか、新鮮味を保つために道具を量産しなければならず、的確さを損なっているし、

ジャイアンの歌を嫌がる群衆、の表現ワンパターン化しないよう、あらゆる表現にしているけど、少し陰湿で行動が読みにくい「怖さ」を備える人物になっている。さらに、「いじめ」につながる表現を極力排除しているフシはよくわかるし、なるべく手を出さないし、暴君ぶりも抑え気味になっているのだけど、それが却って彼の竹を割ったような性格が損なわれて、結局怖いし、近寄りがたい。

まあ、子どもたちにとってはそれが面白いので取り上げることはしないんだけど。

ただ、ドライブの時はDVDを車内で流すので、苦痛

anond:20241014232424

HAPPY!ちゃんとたたんだやろが!

コメディうまいんだよ!

あとこの後浦沢直樹ちゃん物語をたたむことができなくなるのは余談として。

2024-10-13

anond:20241012181121

ボジョレーヌーボーとか、地下闘技場の最大トーナメントを思い起こすとにかくすごいやつら

好き。

以下、思うところ

1.ハレンチ学園

知らんけど、納得。マジンガーZのほうが親しみあるが(連載雑誌知らない)

見てないこれとマチ子先生の時は目覚めなかったが、後の月マガルナ先生の後の作品イクラ回が神だった。記憶がごちゃってる。双子のやつ。

月ジャンは瞳ダイアリー週ジャンだとバスタード二巻のシーンハリ。あたりで人生変わった(なんの話だ

2.男一匹ガキ大将

竜王の時に読んでて、大きなお風呂女性と入ってたシーンを何故か強烈に覚えている。

読んでない漫画だけど、勝手宮下あきら先生師匠だと思ってて(大師匠なのか)、納得してた。

流れ星銀牙も後続があれば入選してたと思う。画期的すぎた。

3.こち亀

異論が発生する余地がない

4.リンかけ

星矢だろとは思う。リンかけはスロで打ったこしかない。フォーマットが同じなら仕方ないと思う部分と、聖闘士星矢の設定部分などの後への影響(ブコメでもあったサムトー、天シュラ)考えたらやっぱり星矢か。ほとんどの男子(一部の腐女子)が星占い以外で星座に触れたし、あーゆー当てはめ系(ジョジョタロットとか)の元祖はどこだ?

5.キン肉マン

神。後期からリアタイしてた勢。唐突な特訓等男塾などと被ることも多いが、影響としてはこっちだなぁ。それはそれとして男塾も残したいが、入れ替え候補と比べると、フォロワーが……となるか。

6.キャプ翼(-さ)

異論はないねぇ。こないだ、最新作のネーム見て、泣いて笑って燃えてとチャンバしてしまった。ジャンプ外への影響が凄い。ブルーロック(他紙?)でFW人材戻せるか?

7.北斗

初代スロットしかったなぁ。あと北斗無双も。2部は読んでないかアイン知らなくて、ロッキー羽田好き勢。

ロッキーと言えば、師匠奇面組チェンソ(解説読んだら安易に外しがたいと思ってしまったが)外して、ギャグ2本で行きたさ

とんちんかんジャンプ系としては弱い(なぜならボンボンが最強だから

8.きまオレ

ラブコメなんてサンデーに任せとけば? とも思わないでもない。

入れるなら、桂さんのウィングマン電影少女とはいえ作品アニメも好きだったし、納得はできないが、反対投票あったら白票ぐらいの感じ。よくわからんから

よく知らんが、推しニセコイ好きだった。知人のショート好きがどこから始まるかで、本人はCBキュアブラック)と言い張ってるが、これとかみゆき、WM(ウィングマン)とかの可能性とかありあり。てんで性悪がなぁ……

9.ドラゴンボール

そりゃDrスランプと悩むだろうけど、リアタイしてなかったらこっち。

伝説のど真ん中。

10.ジョジョ

入るなぁ。

幽波紋スタンドからってのもよい着眼点だ。頂点ではないけど、色んなものの原点(後続作品の作者からしたら)ではあると思うし、そうじゃないなら、作品教えて欲しい。単一要素取り出したら色々あるんだろうけど、トータルパッケージとしたのが凄い

11.SLAM DUNK

好きだけど、ちょっとジャンプに飽き始めてた時期でもあるし、個人的にはほめたたえられすぎでは? とも思う。

作品としては、カメレオンジェイルの方が好き。

なんか、マイナー作好きなの後付けとか、古参ぶりとかネタとか言われるけど、熱さが違うんよ。いまだに、

烈火よりロケプリ、ハンタより幽白よりてんで。WMよりヴァンダー。ゴッドサイダーメタルKは微妙、短命漫画好き。最高峰魔神バリオンか、(後で思い出す)

12.るろ剣

大好きだし、支えたのもわかるけど、この作品が先発の集約って感じがする。ま、そういう意味では入れといてもよいか

13.セクシーコマンドー外伝

そだな。ジャガーのほうが好きだけど、こっちだな。

ギャグ枠でいえば、奇面組とんちんかん候補になると思うが、どちらも(さらに言えばこれも)ジャンプ(の未来を変える)的ではないか

それでいえばまだボーボボ

数ページの4コマを2作ぐらいでも載せとけば違ってたかもねぇ。どうしてもギャグってんなら……、ボーボボとほんまにめっちゃ悩むかな。

奇面組とんちんかん余所でもありそう。燃えるおにいさんが続いて流れが繋がってたらワンチャンとかも

14.遊☆戯☆王

完成度の評価わろた。これも初期のほうが好きだった。途中から読んでない(ジャンプの購読辞めたし)

15.ONE PIECE

完結して、どんなことになるのかわからんぐらいの巨大作品だよねぇ。

何度読み返しても60巻過ぎたあたりで完結待とうってなる

16.HUNTER

影響ない(特例すぎて)けど、レベルE推したい。好きなのは

てんで、幽白レベルEハンターの順だけど。

休んでもいい(文句わずに待つ)ってのを広めたのは偉いと思うし、凄い夫婦になったとか、腰大事にとか、世界を変えた人でもあると思う。

17.NARUTO

これと銀魂はなかなか読んでも進めなくて数巻で止まってる。

完結したらしい勢いでヒロアカ3度目で二桁巻行けたので、そのうち読めるようになるか?

18.DEATH NOTE

言われてみれば、こっち系はジャンプであれだが、ネウロは同じ人だっけ?(暗殺の方か)

面白い漫画だったが、ネウロ暗殺教室入れたい。バクマンなら大好きなので(バクマンはどっちだ)納得

ネウロ暗殺への道を拓いたとかならしゃーない

サスペンス主体としたマンガ

アウターゾーンメタルKも面白かったけど、なにかと繋がったわけではないからなー

全然関係ないけど、ワイルドハーフとか、GS美神(他紙)のシロ編とか好き。パトゴマとかも。

人化犬バディ探偵もの流行

19.鬼滅

異論ある人おらんだろうが、10年後どうなってるかな

アニメかいいもんを作って、視聴者多いとこに出すからそりゃ売れるもんは売れるんだろうけど、この方式ってどこまで通じるのか。

マガジンサンデーにも凄い作品いっぱいあったし、でも出会わない人が多くて……みたいなの、ちょっと感じてた。(チャンピオンは尖ってるから年代でも読む人選ぶのは薄々気づいた。そのかはり、ハマるとえぐい。そういう意味でも、ジャンプで慣らして、ジャンプを読ませてという戦略がずっと続いてるのか。なろうとかでのと同じだ。レべチけど)

20.チェンソーマン

フォロワーまれても人気で無さそう。

寄せた部分で人気って感じもするから。でもその核の部分を自分で広めたのか。今後要チェックやで!

追記

私は、小学校中学年(キン肉マンおわりかけ? ぐらい)から高校ぐらいまでジャンプ読んでてあとは単行本派。

入ってた新しめの作品は全部読んでて知ってたので、これ書く気になった。実はそんなに詳しくない人。

テニプリとかアイシ21とか読んでない。

以下、知らない作品には読んでないと書いときます

ブリーチ

入れるほどではないと思う。好きだけど。

銀魂

読んでない。(5巻ぐらいまでしか)行きつけのCGB(コスプレガールズバー)でカグヤ?の服着てる人が常に居た。

アニメブーストっていえば他の作品も該当しそうだけど

シティハンター→人気売上的にはあり、ただハードボイルドでもコメディでも上の作品複数あるように思う

HB(ハードボイルド)、コメディも上の作品はないが、数が少ないから影響が……というのはありそう。

悩むならキャッツアイかもだし、それも特筆すべき点がなさそう。影響的な意味

テニプリ

テニス人口の拡大とかはジャンプ関係ないので。ただキャプ翼が超えれなかった壁を安々と超えたところ。

ジョジョとか、キン肉マン(一応プロレス)との兼ね合い。他紙とかスポットとか、古きアニメではこっち系あったか

ハンタより幽白

働き方改革としては冨樫が最も偉大だと思う。好きなのはてんで(2~3回目)

ジョジョダービー編とか、ハンタGIとかと似たようなのだから、後から焼き直し、フォロアーてとこばっかなんだが、

読者信じて(編集に信じさせて)圧倒的好き勝手に話数使うのとかはほんと凄いと思う。対抗はアカギぐらい

リンかけより聖闘士星矢

リンかけ知らんから能力バトルのパイオニア感がわからん

三つ目とかほどオカルトではなく、真面目にってところのかけhあしなのかしら

Drスランプ

リアタイ勢じゃないかわからんアニメコミックス半分(中華料理屋とかで)しかだし

レースがとにかく好きだった

ひばりくん

ちょっとアニメ見たぐらいなので語れん

男塾

作品だが、後に続いてるかっていうと、パッと目にはなさそう。

男塾新規演出みたいなのもない?

民明書房もなにかのアップデートで……とか

個人的には超大好きだけど。チャンピオンなら当確かも?

2024-10-12

「本作のリアリティラインそこなんだ?」っていう話。

最近、『このクラスギャルはいない』っていうマンガで新キャラ出たんだけど、このキャラフィジカルおばけ。

どれくらいかっていうと、オリンピック世界記録を軽く塗り替えるレベル

「本作はそんなのが出てくる世界観だったんだな」って思って、読んでた時は少し戸惑った。

本作のコンセプトを要約すると「優等生たちが高校デビューのためにフィクションキャラクターを演じることから始まる青春コメディ」って感じになると思う。

話のノリ的にフィクション的なユルさがあるのは当初からあったけれども、その“ユルさ”がキャラクターのスペック面にもある漫画なんだなっていう。

本作を今後も読んでいく場合、もう少しリアリティラインを甘く見積もらないといけないな。

これは本作が良い悪いとかそういう次元の話ではなくて「甘いものを食べたくはあるが、それがどういったスイーツで、どれくらい甘くて、ボリュームがどれ位あるのかなどを見積もっておかないと後悔するぞ」的な個人の心構え的な感じ。


ちょっと話は変わるけれども、『チンチンデビルを追え!』とかも読む際の心構えを変えないといけない漫画だったな。

下ネタ主題漫画なのは承知の上なんだけれども、乳とか出てたときは「あ、普通にまろびでる方向性なんだ」って思ったし、最近エピソードでも「あ、そんなにモロ出していく感じなんだ」って思ったし。

激辛料理を頼んだ時に、スコヴィル値の幅が店によってバラバラすぎる問題」を彷彿とさせるというか。

「カラいとカラいといいながら水を飲むくらいなら、初めから激辛などと大言壮語を吐くな」って指摘も分かるんだけれども。

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20

◆再追記

anond:20241026155116←皆さんの意見を受けてリライトしました、よかったら読んでみてね

-----------------------------------------------------------

選考基準独断偏見で、作者一人につき一作まで

強いて言えば後世の作家への影響、社会的な影響を重視

ランキングではなく、連載開始順に並べただけです

忌憚なき意見、待ってるぜ

1.ハレンチ学園 作:永井豪 1968年創刊号 - 1972年41号

黎明期レジェンド枠。サービスエロジャンプマンガの大きな側面を担っていた事実否定できないし、そもそもこの作品の売上が無かったらジャンプが存続してたかも怪しいので入れざるを得ない。

2.男一匹ガキ大将 作:本宮ひろ志 1968年11号 - 1973年13号

黎明期レジェンド枠2。ジャンプ黎明期の売り上げを支えつつ、不良系マンガを一大ジャンルとして確立させた意味で実は物凄く偉大な作品。これが無かったらろくブルも東リべも存在しない。

3.こちら葛飾区亀有公園前派出所 作:秋本治 1976年42号 - 2016年42号

ギネス記録である40年にわたる長期連載、そしてサブカルチャー全般積極的に題材として取り入れたことで現代日本風俗文化を凝縮したような史料価値を持つ作品になった点を評価したい。

4.リングにかけろ 作:車田正美 1977年2号 - 1981年44号

黎明期レジェンド枠3。売り上げもさることながら、見開きを用いたド派手な演出の数々や、「荒唐無稽能力バトル」というジャンル確立させた点を評価したい。(このジャンルパイオニアアストロ球団なのだが、後進への影響はこちらが上かなと思う)

5.キン肉マン 作:ゆでたまご 1979年22号 - (週プレNEWSで連載中)

リングにかけろ確立したバトルマン路線を、当時の少年たちが大好きだったプロレスに絡めることでさらなる高みへ導いた作品。初めてのジャンプ黄金期を作った作品で、キン消しをはじめ一般社会への影響力もすごい。いわゆる「友情努力勝利」はほとんどキン肉マンで作り上げられたといっても過言ではない。

6.キャプテン翼 作:高橋陽一 1981年18号 - (キャプテン翼WORLDでネーム連載中)

勝利友情といったそれまでのスポーツマンガの王道を抑えつつも、キャッチー必殺技を取り入れ実際のスポーツ以上のエンタメ性を付与した。マンガ史全体としてはドカベンがこのジャンルパイオニアだけど、ジャンプで言えばキャプ翼がそれ。海外で人気が爆発したほぼ初めてのジャンプ作品という点も重要。この作品がなければメッシサッカーやってなかったかも。

7.北斗の拳 作:武論尊原作)、原哲夫作画1983年41号 - 1988年35号

80年代ジャンプ象徴といえる作品。創刊以来、ジャンプの主たる系統であった劇画タッチハードボイルドな男向けの作風の最高到達点。

8.きまぐれオレンジ☆ロード 作:まつもと泉 1984年15号 - 1987年42号

ラブコメから選ぶならこれ。決して革新的な要素があったとは言えないが、当時のジャンプが唯一苦手としていた王道ラブコメで人気を得たことが重要。ポップ路線を持ち込み、ジャンプ紙面の多様性はより進むことになる。

9.ドラゴンボール 作:鳥山明 1984年51号 - 1995年25号

90年代中盤のジャンプ黄金期を牽引した作品であり、連載が終了してなおもジャンプ日本マンガ文化の頂点に君臨する作品。急激な路線変更、無理やり感ある後付け設定と引き延ばしなど、負のジャンプらしさをも象徴している。

10.ジョジョの奇妙な冒険 作:荒木飛呂彦 1987年1・2号 - (ウルトラジャンプで連載中)

国民作品として定着してきたのはここ数年って感じはするけど、現代異能バトルマンガはほぼ全てジョジョ3部の影響下にあると思うので入れざるを得ない。

11.SLAM DUNK 作:井上雄彦 1990年42号 - 1996年27号

バスケマンガ、いやスポーツマンガ史上の最高傑作勝利と成長の喜び、敗北と挫折の苦さがこれ以上なく詰まったタイムレスな名作。もし序盤の不良マンガ路線継続していたら日本バスケットボールの歴史は(恐らく悪い方に)大きく変わっていただろう。

12.るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 作:和月伸宏 1994年19号 - 1999年43号

特筆して後世への影響や売り上げがずば抜けている印象はないけど、DB幽白スラダン終了後ワンピナルトブリーチが現れるまでの柱としてジャンプ暗黒期を支えた世代代表として入れておきたい。

13.セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん 作:うすた京介 1995年52号 - 1997年40号

純粋ギャグから一作入れたかった。ナンセンスシュールさを主体としたギャグジャンプ誌上で成功させた最初マンガ下品さやエロさを排除した純粋面白さを追求した点が重要。その影響度は「マネもほどほどに...」という注意書きが当時の新人賞の要項に書かれるほどだったそう。

14.遊☆戯☆王 作:高橋和希 1996年42号 - 2004年15号

正直マンガ作品としての完成度は大したことない。だが集英社における映像媒体以外のメディアミックスとして最大の成功例であり、TCG日本に定着させた初めての作品であり、暗黒期の集英社(とコナミ)に莫大な富をもたらしたこと重要お金正義

15.ONE PIECE 作:尾田栄一郎 1997年34号 - 連載中

大河ドラマ的な作風であったり、連載中であったり、作画コストが高すぎたりで他作品へ与えた影響がまるで感じられない(マネしたくてもできない)点が評価を迷うポイント。それでもなんだかんだ国民マンガジャンプ看板地位は譲ってない。幼少期から温めた構想を週刊連載で30年かけてやる人間って歴史存在しないと思うので、そういう意味では既にマンガの枠を超えた注目度になりつつある。

16.HUNTER×HUNTER 作:冨樫義博 1998年14号 - 連載中

残酷で先の読めない展開、異常に複雑で難解な設定、それでいて少年マンガ的なシンプルな熱さを持ち合わせた稀有作品。「続きが気になるマンガ」を描かせたら冨樫以上の人間はいない。ハンタ最終回を読むまでは死ねない。

17.NARUTO 作:岸本斉史 1999年43号 - 2014年50号

まあ、国外で最も人気のあるジャンプマンガなので(適当)。

18.DEATH NOTE 作:大場つぐみ原作)、小畑健作画2004年1号 - 2006年24

サスペンス主体としたマンガとしてこれ以上ない完成度。ジャンプ作品を大別するとバトルものスポーツもの恋愛ものギャグもののどれかになるが、それ以外のジャンルで最も成功を収めた作品

19.鬼滅の刃 作:吾峠呼世晴 2016年11号 - 2020年24

ワンピース以降不在だった、圧倒的な看板力を持つマンガ趣味多様化出版不況といった逆風を跳ね返し、国民的な作品を生み出す力がマンガにまだあると示した功績がデカい。

20.チェンソーマン 作:藤本タツキ 2019年1号 - (ジャンプ+で連載中)

今のジャンプジャンルレス化している最大の要因はジャンプ+の影響であり、その代表格ともいえる藤本タツキを入れないわけにはいかない。まだそこまで顕在化してないけど、今後10年でタツフォロワー無限に産まれそうな予感がするので入れておく。

追記

一応30年くらい継続して毎週ジャンプ読んでます

ブコメでなんでこれ入ってないの?って言われた作品について

ブリーチ個人的にはリストに入れるべきか一番迷った作品るろ剣と入れ替えてもいいかも。売上的にも後世の影響的にも入っていいと思うけど、他の超長期連載作品と比べ終盤面白さを保ててなかったところがちょっとマイナス。実際掲載順もどんどん下がってたし

銀魂→人気売上的にはあり、メディアミックス成功度も高い。ただ銀魂がなかったと仮定した時のマンガ史的影響力があまり感じられないので外した

シティハンター→人気売上的にはあり、ただハードボイルドでもコメディでも上の作品複数あるように思う

テニプリ→正直候補に入れてなかったけど腐人気の拡大とテニス人口の拡大という意味ではたしかにアリだなと思った。入れ替えるならチェンソかデスノかな

ハンタより幽白→これ言うと公平性を欠いてると言われそうだが、俺は冨樫ジャンプ史上もっとも偉大なマンガであるという前提で全作品評価している。幽白は序盤の人情モノ路線打ち切り冨樫作家性が薄まっているように感じるため、より純度の高いハンタを選出。ただ未完に終わったなら幽白でもいいと思う

リンかけより聖闘士星矢→書いたように能力バトルマンガのパイオニア存在であることを重視した。1作家1作品縛りなければ入れてもいい

Drスランプ→1作家1作品縛りなければ入れてもいい

ひばりくん→もともとギャグマンガとして書かれた作品なので評価に迷う。入れ替えるならオレンジロードなんだけど、あえてオレンジロードを入れたのはジャンプギャグ要素を排した恋愛マンガをヒットさせたことによる後世への影響を重視したからなので...

はだしのゲンジャンプ掲載された期間が短すぎる

サーキットの狼ジャンプ史においてレース漫画存在感がさすがに薄すぎると思う、必然的に後世への影響力も低く評価せざるを得ない

ヒカルの碁小畑で選ぶなら流石にデスノかな

漫☆画太郎画太郎ギャグ面白いけど汎用性や他作家への影響に欠ける。なぜなら絵柄ありきで、良くも悪くもマネができないから。俺がうすたのギャグを高く評価する理由は、ストーリーににも絵柄にも下ネタにも頼らない純度の高さ(=マンガにおける笑いの一般化)にある

呪術→はっきり言って候補にも挙げてなかった。同世代チェンソ鬼滅より明確に格下だし、そもそもコンセプトがジェネリックハンタしかない以上このリストには入れられない。冨樫になくて芥見にはある面白さがあるとするならば俺とは感受性根本的に合わない

男塾→あれは劇画タッチとバトルものという過去メインストリームメタにしたギャグマンガなので、他作品の影響を大いに受けた側。このリストには入らない

2024-10-09

24年夏アニメの雑な感想

前回

https://anond.hatelabo.jp/20240708120148

異世界スーサイド・スクワッド

DCヴィラン達が異世界奮戦する。資源確保のために政府から送り込まれる、というのがアメリカンな感じがして良い。

正直、DC全然詳しくないので、ジョーカーとハーレイくらいしか登場人物が分からないのが残念。

インキャラ達が全員ヴィランであるため、破天荒な行動ばかりで楽しい

EDは彼らを送り込んだ長官がフィーチャーされていて、ちょっと面白い

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

ちょっとツンとした態度のアーリャが分からないと思ってロシア語でデレるけれど、主人公の政近は実はロシア語分かるので意味が筒抜け、という話。

この手の話はヒロイン恋愛感情があらかじめ視聴者提示されていると安心感があると思ってて(高木さん1話消しゴムとか)、そういう意味ではこの話も安心視聴者どころか、本人にも伝わってしまっているが。

ほのぼのすれ違いラブコメかと思いきや、生徒会活動生徒会選挙が話としては主軸で、結構ばちばちにやり合う。ただ、中盤の学生議会茶番感があってちょっと萎え

主人公は幼少期にロシア女の子と遊んでいたかロシア語が分かるんだけれど、その相手が誰か?という爆弾はすっかり放置されたまま一期は終了。二期でその辺やるかな?本命、姉のマーシャさんだけど、どうか。

俺は全てを【パリィ】する

様々な職業訓練を受けたけれど才能に恵まれなかった主人公ノールが、各職業の初期スキルだけで無双する話。特にタイトルにあるパリィが特徴的。

本人の自己評価が著しく低く、認識の誤りも微妙に正されないまま話が進む。

流石にドラゴン対峙したり、一国の軍隊相手にしたりすれば、改まりそうなものであるが……

各話タイトルが俺は○○をパリィする、になっていて、ちゃんと毎話、ノールの活躍が見られる。だいたいパリィでなんとかなるので、安心感がある

ラーメン赤猫

猫だけで営むラーメン店にブラック企業を辞めた珠子が雇われる。

猫が喋ったりすること自体はそんなに驚かれず普通のことらしい。良い世界だ。

結構、嫌な客がちょこちょこ出てくるので、その点は見る人を選ぶかも?ただ、長期に渡ってストレスがかかることはなく、周りの人や製麺虎のクリシュナがなんとかしてくれる。普段は気弱な虎のクリシュナちゃんかわいい

VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

タイトルが全てを説明してくれている。デビューしたもののいま一歩冴えなかったVTuber心音淡雪が、切り忘れ後、飲酒したうえで、同期配信見ながら下ネタかます、などしたら大バズする。

VTuber事務所舞台にしていて、登場Vは全て女性主人公ほか、女性好きのVが多く、百合要素あるけど、ガチ恋愛ものではない(と思う)。

live2d活用した配信画面や、許諾をとった定番配信ゲームなど、実際に配信を見てる気分になれる。個人的には最近にじさんじ見始めたので大分理解度上がった

しかのこのこのここしたんたん

中毒性の高いOPで放映前の話題をかっさらったアニメガールミーツシカカオスギャグちょっと百合

一応、シカ部という部活舞台にした謎部活ものなんだけれど、たぶんそこはどうでも良い。Don't think. feel.

実写の鹿を多用した演出に面食らうが、だんだん慣れてくる。慣れって怖ろしい。

最終回せんとくんが出てきたのはびっくり

エルフさんは痩せられない。

ぽっちゃり好き大歓喜人間界に来てフライドポテトにはまり、太ってしまったエルフの絵留札が人間サポートのもと、頑張って痩せる話。エルフ以外にも様々な種族が出てくるので、モン娘好きにも嬉しい。

何かと服が破け、肌が露わになる。AT-X規制なし版拝めるかと思ったが、そんなことはなかった。残念

新米オッサン冒険者、最強パーティ死ぬほど鍛えられて無敵になる。

タイトル通り。夢を諦めきれず冒険者を目指すアラサーギルド職員リックが、Sランクパーティ死ぬほど鍛えられ(実際、何回か死んで蘇生されてる)、冒険者を目指す。

物語修行終わって冒険者登録するところからなので、初手無双状態

最初期は自分が弱いと思い込んでいるけれど、こちらはすぐに認識是正され、そのうち手加減とか言い始める。

話的には闘技大会が最終的にはメイン。サブヒロインの成長とか、リーダーがなぜ主人公を育成していたかとか、熱い話が多くて良かった。あとOP串田アキラで、こちらも熱くて良かった

恋は双子で割り切れない

二卵性双生児の幼馴染み姉妹とのラブコメ

舞台の整え方が秀逸。主人公の純が双子とだらだら三角関係、ではなく、姉の琉実と付き合う→琉実が身を引く→妹の那織と付き合う→と思いきや実は付き合ってない、までやって初期設定完了。まぁ、そこからはだらだら三角関係だし、お前たちが俺の翼だとか言っちゃうわけだけど(言ってない)

純と那織を含め、文学とか映画とか造詣の深いキャラクターが多くて、そういった作品引用がたびたび出てくる。そういう会話劇みたいなのが好きだと楽しめるかも(逆に苦手だと無理かも)

攻め攻めな那織に対して、琉実は純情バスケ少女、頑張ってほしい。でも琉実は脳を破壊してくる。私は那織派です

疑似ハーレム

高校演劇部舞台大道具北浜先輩と、役者の後輩七倉の恋愛を描く。北浜先輩がハーレムかいいよねと言ったばかりに、七倉が一人何役かで、擬似的にハーレムにしてあげる話。なお、言うほどハーレム感はない。早見沙織の演技を楽しもう。

この手の話には珍しく途中で先輩が卒業して、大学生高校生のカップルになる。卒業前に廊下出会い再現をするシーンが良かった。

などと、思っていたら、最終回で急にアクセルふかして物語完結してた。馴れ初めから人生の転機まで見られて満足です

ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで

クラス丸ごと異世界転移主人公の灯河が与えられたのは使えないとされる状態異常スキルだった。クソ女神に高難易度ダンジョンに廃棄され、復讐を誓いながらも、なんとか生き残るすべを探す。

ありがちな追放側のざまぁ展開とかまでは行かず、仲間が揃って、重要っぽい人物に会ったところまで。

クリーチャーデザインがわりとキモくて良い。屋外とかで影の色に違和感があったけど、毎回だから演出かな?

2.5次元の誘惑(リリサ

三次元には興味のない奥村と、二次元キャラになりたいコスプレ女子リサラブコメ

露出通り高めのコスプレが好きな女子との高校生活とか羨ましすぎる。なぜ、自分はそういった青春を送れなかったのか。

ラブコメ要素ももちろん強いけど、わりとスポ根というか、ぶつかりながら分かり合っていく話が多い。あと、周りの大人が良い人たちすぎる。素晴らしい。

ハーレム要素も少しあり、幼馴染みとかトップレイヤーとかよりどりみどりだけれど、主人公にその気がないので、あまりそういう話にならない。というか、幼馴染み出番少なすぎて可愛そうだった。なむさん

転生したらスライムだった件 第3期

第3期の2クール目。今回は開国祭が物語の中心のため、わりと心穏やかに見ることができた。

勇者マサユキもギャグよりのキャラかなと思ったけど、最終回、急に不穏だったな。いいぞ、どんどんやれ。

クール会議するけど、前クールよりは控えめ?各国の要人とかたくさん出てくる。転スラも登場人物が多くて、把握難しい

ダンジョンの中のひと

原作既読。ひょんなことからダンジョンで働くことになったシーフのクレイダンジョン管理人ベルを中心とした作品。ほんのり百合

ベルキャラクターもあって、基本的にはほんわかした雰囲気コメディなんだけど、急にシビアな面が見えたりするのが面白い死生観の違う超常存在って言うと言い過ぎか。

クレイ自身も強いし、ベルは頭抜けた強さなので、荒事展開になっても安心して見ていられるのも良い。ダンジョン運営の意外な裏側を楽しむアニメ

負けヒロインが多すぎる!

タイトル通り、負けヒロインヒロイン作品文芸部の温水のもとに続々と負けヒロインが集う青春部活もの

もちろん恋愛物ではあるんだけど、フラレたあとの思いの行く末みたいな感じで、温水がもてもてーみたいにはならない。妹には好意を寄せられてそうではある。

ヒロインたちが多種多様でわちゃわちゃ見てるだけでも楽しかった。破天荒保険医先生ちょっと好き

ファブ

2クール目。原作既読

変わらず手堅くアニメ化していて良い。ヒナコというか宇津保編は好きなシーン多くて嬉しい。

クリスマス会残して終了、惜しい。社長の人柄が見えるシーン見たかった。二期あるかな

逃げ上手の若君

性癖破壊若様1話目のインパクトが強すぎる。

歴史モノの常として、TLに史実バレが溢れかえるのは悲しい。せっかく歴史いから、新鮮な気持ちで楽しみたいのに。

登場キャラクターがみんな癖ありまくりなのが面白い

キン肉マン 完璧超人始祖編

キン肉マンの令和最新作。微妙世代ではないので、あまり詳しくないんだけれど、本編中で超人過去の経緯とか触れてくれる。初見にも優しい。

いわゆる正義超人はだいたい回復のため眠りについていてあまり出てこない。今期は悪魔超人完璧超人の対戦カードが多かった。

キン肉マン宮野真守で、ちょっと演技が過剰な感じするから、合う合わないはあるかも

黄昏アウトフォーカス

高校映画部を舞台にしたBL

1カップルの話かと思ったら群像劇でお得感。各カップルの話を集中してやってくれるから視聴者にも優しい。

高校男子からしっかり性欲があり、カップル成立したら即ベッドシーンだぜ、やったね。

最初の方にちょっとだけ、成人が未成年関係を持つ話があるから、苦手な人は避けると良いかも。がっつり、そういう話をするわけではないけど

0歳児スタートダッシュ物語

異世界転生した女子が赤子の頃から鍛えて、スタートダッシュを決める領地運営+精霊愛されチートなのかな?

5分枠のボイスコミック(?)、あんまり動かない。物語テンポは良いけど、実質1話2分くらいなので、1クールやっても通常アニメ1話分くらいなのが惜しいところ。本編はやっとヒーローが登場したくらいで終了。

気楽に見ることができるから細く長く続けて欲しかったけど、1クールで終わりっぽい。残念

伊藤潤二マニアック

伊藤潤二の名作ホラー漫画オムニバス形式アニメ化したもの。もともとホラー苦手であんまり見ないけど、最近ホラーアニメって対抗できるものが多いから、ただただ理不尽押し付けられるホラーは新鮮。

ぶつ切りな後味悪い話が多いけど、双一とかちょっとコメディテイストのあるものもあって癒し

魔導具師ダリヤうつむかない

水虫対策アニメ異世界転生したダリヤ現代知識も使いながら、魔導具師として生きていく。若干の婚約破棄要素もあり。

後半の作画崩壊がひどくて、ちょっとしかった。もったいないED疾走感が好き

真夜中ぱんチ

問題を起こしてグループ脱退したYouTuberの真咲がヴァンパイアのりぶと出会って、裏方として再起する話。

りぶが真咲に対して全力で性的に見ているのが良。あれだな、発情しているやべぇ女子を見るのが好きなんだな。

色々なキャラクターエピソード入れたけれど、使いきれなかった感ある。ちょっと残念。最後、真咲の動画復帰で終わるんだからもっとそこにフォーカスしても良かったように思う。登録者数100万人が目標として分かりやす過ぎたか

菜なれ花なれ

チア部でイップス発症して飛べなくなったかなたが、女子6人でグループを結成して、動画を通して応援していく。

ぱっと見きららっぽいが、PA worksだけあって、話はわりとシリアスめ。

これもキャラクター多くて話が発散していた印象。涼葉が最後アイドルになるって旅立ってたけど、その辺もエピソード薄くて、唐突感が強い

SHY

2期、東京奪還編。恥ずかしがり屋のヒーローシャイが人々の心の闇を利用するアマラリルクと戦う。

ヒーロー物だけれど、相手が心に傷を抱えているから、バトルもともかく、心に寄り添うところが重視されてる。東京結構な状況になってたけど、今後どうなるんだろうか。

1期からあるけど、Aパート終わりのアイキャッチAパートの主要キャラがそのままの流れ、感情で「SHY」って言う演出がかなり好き

狼と香辛料

2クール目。

相変わらずの綱渡り感で胃がきりきりする。この世界商人ハードモード過ぎないか

黄鉄鉱のエピソード終わってから、二人の間に流れる空気がより艶っぽくなって、そこは後方腕組みしてにやにやしてた。

かつて魔法少女と悪は敵対していた。

悪の参謀ミラと薄幸魔法少女白夜の敵同士による甘酸っぱいラブコメ

魔法少女についている御使い様が悪徳過ぎて、複雑な気持ちになる。逆に悪の組織の悪さは全然見えない。

原作完結済みということで、最後くっつくかと思ったけど、そんなこともなかった。早く結婚しろ

異世界失格

異世界太宰。愛人心中しようとした"先生"のもとにトラック突っ込み異世界転移、同じく転移しているであろう愛人さっちゃんを探して心中をすることが目的

何が起きても常にダウナー系の先生と周りのギャップ楽しい先生基本的にやる気なさげだけれども、物語を紡ぐことには真摯だし、締めるところは締める。そうありたいものです

杖と剣のウィストリア

魔法至上主義世界魔法の使えない主人公が……と書くとほぼマッシュルなんだけど、あちらがコメディに振ってるのに対して、ロマンス側に振ってる。

とにかく動きがすごい、戦闘ももちろん、ちょっとした演技が素晴らしい。

ウィルクライマックスの回転ロングカット多用したシーンはまじで良かったし、その後のエルフィが恥ずかしがるポイントも良かった。

幼馴染との約束という動機が明確で良いよね

よあそびぐらしっ!

僧侶枠。今回は男女。カメラマン挫折した円人の家に、モデルになった幼馴染の弥生が転がり込む。夜勤中に弥生が男を連れ込んでると思ったら……という話。プレミア版は見てないから明確には分からないけど、僧侶枠には珍しくおせっせするのに話数がかかる。

ラジオ風の総集編が結構良かった

先輩はおとこのこ

女装男子まことと、まこと女子だと思って告白した咲と、まことの幼馴染みでまことのことが好きな竜二の三角関係ラブコメ

各々が生き辛さを抱えていて、それとどう向き合ってくか、みたいな話で重くなりがちだけれど、コメディ要素も多くてそこまで落ち込まずに見られる。

まこと母親だけはかなり毒親っぽくてげんなりしていたけど、バックグラウンドを知ると、うーん、難しい。若干、納得してしまった。

続きは映画でらしい。映画かー

なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?

人間と他種族の抗争に人間勝利した世界から勝利してない世界転移?して他種族と戦いながら世界の謎に迫っていく話。

第一部完!みたいなとこで終わった。OPハイトーンが好き

続く

2024-10-06

anond:20241005173806

『355』(スリファイブファイブ[4]、The 355)は、2022年アメリカ合衆国スパイ映画テレサ・レベックサイモン・キンバーグが共同で執筆した脚本を、サイモン・キンバーグが監督した。出演はジェシカ・チャステインペネロペ・クルスなど。タイトル及び作中のスパイチーム名の「355」とは18世紀アメリカ独立戦争時代実在したパトリオット側の女性スパイエージェント355(英語版)にちなむ[5]。

ユニバーサル・ピクチャーズから2022年1月7日に公開。日本ではキノフィルム

 

『AVA/エヴァ』(Ava)は、2020年アメリカ合衆国アクションスリラー映画テイト・テイラー監督し、マシューニュートン英語版)が脚本執筆した。出演はジェシカ・チャステインジョン・マルコヴィッチコモンジーナ・デイヴィスコリン・ファレルヨアン・グリフィズジョアンチェンなど。女性暗殺者彼女を陥れた組織幹部との闘いを描いている[4]。

2020年7月2日ハンガリーで公開された後、本国米国では同年9月25日ヴァーティカルエンターテインメントの配給で公開された。

 

『ARGYLLE/アーガイル』(原題:Argylle)は、2024年イギリスアメリカ合衆国合作によるスパイコメディ映画

製作監督マシュー・ヴォーンで、ジェイソン・フックス(英語版)が脚本担当した。ヘンリー・カヴィルブライス・ダラス・ハワードサム・ロックウェルブライアン・クランストンキャサリン・オハラ、デュア・リパ、アリアナ・デボーズジョン・シナサミュエル・L・ジャクソンからなるアンサンブルキャストが出演している。

コードネーム U.N.C.L.E.アンクル)』(原題: The Man from U.N.C.L.E.)は、2015年英米合作スパイアクション映画

 

オペレーションフォーチュン』は、2023年アメリカ合衆国スパイ映画。本作は、ガイ・リッチーが共同脚本監督を務め、ジェイソンステイサムが主演する[1]。また、ステイサム以外にもオーブリープラザジョシュ・ハートネットケイリー・エルウィス、バグジーマローン(英語版)、ヒュー・グラントが出演する。

 

アメリカン・アサシン』(American Assassin)は、2017年アメリカ合衆国アクション映画監督マイケル・クエスタ、主演はディラン・オブライエンが務めた。本作はヴィンス・フリン2010年上梓した『American Assassin』を原作としている。

 

ケープタウン』(Zulu)は、2013年フランス南アフリカ共和国合作クライム映画原作はキャリル・フェレフランス語版)、監督ジェローム・サル、主演をオーランド・ブルームフォレスト・ウィテカーが務めた。

 

エンド・オブ・ホワイトハウス』 続編2本あり

 

ブリックレイヤー』(原題:The Bricklayer)は、2023年制作アメリカ合衆国アクション映画

元・FBIという経歴を持つ小説家ポールリンゼイが「ノア・ボイド」名義で発表した小説脅迫』(The Bricklayer)をレニー・ハーリン監督アーロン・エッカート主演で映画化[5]。

ラストスタンド』(原題: The Last Stand)は、キム・ジウン監督による2013年アメリカ合衆国アクション映画。『ターミネーター3』以来十年ぶりとなるアーノルド・シュワルツェネッガーの主演作品であり、韓国映画を今まで担当してきたキム・ジウンにとっては初めてのアメリカ映画でもある[4]。

ボーダーライン』(Sicario)は、2015年アメリカ合衆国アクションサスペンス映画監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ、主演はエミリー・ブラントが務める。原題のSicarioとはスペイン語で『殺し屋』の意。

*別監督による続編あり

 

2024-10-02

三大主人公ちゃん付けされてるマンガ

ジャングルの王者ターちゃん

サイボーグクロちゃん

ちびまる子ちゃん

あとひとつは?

この絶妙登場人物みんなに愛されてる感と「だからって自分で言うな」感がたまらん。特にターちゃん、それフルネームなの?

笑って泣けて大団円、というちょっと古き良き昭和な印象の名作コメディが多いように思う。あっでも平成敗残兵

あいいや。教えてくださいお願いします。

2024-09-29

anond:20240925221708

恋空くらいに突き抜けると死んでも笑えるコメディになるぞ。

ベイビーわるきゅーれと今回の総裁選共通点発見した。

9月27日、「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」が公開された。

https://babywalkure-nicedays.com/sp/

まず、映画自体は本当に面白かった。三作目にして最高傑作という声もあるし、俺もそう思う。

ただし、映画館でこの作品に対して深刻な懸念を感じずにはいられなかった。観に行った回はほぼ満席だったのだが、若い人たちが少なく、中年男性が最も多かったようにみえた。また俺もそうだからわかるんだが、そのほとんどは、毎年100本以上映画を観るようなオタクだったように思う。

日常×殺し屋というアニメ的な設定やキャラクターコメディタッチ台詞回し、そして素晴らしいアクションシーンは誰でも楽しめるような作品であるはずだ。しかし観客はおっさんばかりだ。

製作陣の意図は知らないが、これは本来若い人々に届けたかったのではないか。前二作はインディーズ感があったので、シネフィルが観客層であったことは仕方ないかもしれないが、今回は池松壮亮前田敦子といった人気俳優も迎えてるので、大衆向け映画としてのルックは備えてるはずだ。

ここで考えるのは、この映画大衆化を阻んでいるのは映画ファンのものなのではないかと思う。

現にTwitterで本作を検索すると、どうもプロアマ映画評論アカのお褒めの言葉ばかり流れてくる。ポジティブレビューが多いのは良いことだが、「小うるさい映画ファンでさえも評価する作品」という評判が支配的になると、年に数回しか劇場に足を運ばない一般人は敷居の高さを感じてしまうのではないかTwitter自体がもうおじさんおばさんの溜まり場ということかもしれないが)

実は今回の自民党総裁選でも似た事象が起きていたと俺は思う。1回目の投票トップであった高市早苗が、決戦投票石破茂に逆転敗北したが、俺はこれを彼女支持層であったように思う。Twitter上で高市支持を表明していた有名アカ極右が多く、彼女の人気はカルト的にもみえた。彼らは熱心に高市の素晴らしさについて訴えて来た。彼らからすると、純粋応援のためだったかもしれないが、他の層からすると過剰に写っていたと思う。彼らが良かれとして行ったことが、仇となった感は否めない。

話は戻るが、ではベイビーわるきゅーれが一般に支持されるために、我々映画ファンはどうしたら良いか。おそらくは発信のトーンを落とすことである。この映画は本当に素晴らしいし、沢山の人にみてほしいが、映画ファンが熱心であればあるほど、一般化は永久に果たされない。

とはいえ、全く発信が無くなると、そもそも発見すらされないので一見簡単なようで難しい課題である。果てさてどうしたものか。

2024-09-25

死者が出るラブコメ

タッチ」で主人公の弟が亡くなるのは有名だけど、男性向けラブコメ元祖と言われる「翔んだカップル」でも主人公同級生が2人も死ぬ

四月は君の嘘」や「君の膵臓を食べたい」のような不治の病モノもあるので、甘いイメージとは裏腹にラブコメはけっこう人が死んでいる。

めぞん一刻」のように恋敵が最初から死んでいるパターンもあるし、「姫ちゃんのリボン」では主人公姫ちゃんが死んでたな、そういえば。

 

ラブコメとはいえ登場人物が1人死ぬと、読者はまだ誰かが死ぬかもしれないという緊張感を持ちながら読み進めることになるので、ラブ&コメディ&デスでけっこう異様な読書体験である

2024-09-17

映画業界ってどうなるんだろうな

日本

1位 名探偵コナン 155億円

2位 ハイキュー 113億円

3位 SPY×FAMILY 63億円

4位 変な家 56億円

5位 ガンダム 48億円

6位 あの花 45億円

7位 ドラえもん 43億円

8位 ウィッシュ 36億円

9位 ゴールデンカムイ 29億円

10位 ウォンカとチョコレート工場のはじまり 23億円

 

1位 日本アニメ

2位 日本アニメ

3位 日本アニメ

4位 日本実写

5位 日本アニメ

6位 日本実写

7位 日本アニメ

8位 アメリカアニメ

9位 日本アニメ

10位 アメリカ実写

 

洋画TOPであるウォンカとチョコレート工場のはじまり知ってたか

わいは知らんかった

 

なお世界

1位 Inside Out 2

2位 Deadpool & Wolverine

3位 Despicable Me 4

4位 Dune: Part Two

5位 Godzilla x Kong: The New Empire

6位 Kung Fu Panda 4

7位 Bad Boys: Ride or Die

8位 Kingdom of the Planet of the Apes

9位 Twisters

10位 Alien: Romulus

 

1位 アニメディズニー

2位 ヒーローディズニー

3位 アニメユニバーサル・ピクチャーズ

4位 SF

5位 シリーズもの特撮

6位 アニメ

7位 アクションコメディ

8位 シリーズもの

9位 続編(パニック映画

10位 シリーズもの

 

とりあえず洋画実写がスランプってことだけわかる

これ、そろそろ若者が憧れる対象から役者がはずれていかいか?そんでアニメーターの地位がやや上がりそう

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん