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2017-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20170321214825

猜疑心が強すぎるのでは。そういう乱れた場もあるのかもしれないが、

おそらく実際としては、現役コスプレの子たちの言っているような健全な場の方がはるかに多いのだと思う。

往々にして、外部の風評というのは特別醜悪な部分だけ抜き出し、誇張され、時に捏造されたものなので、

それをベースに現役の子たちに聞くと、その聞き方によっては自分たちを愚弄していると捉えられ、頑なに反発されるのは当たり前のことだ。それを隠蔽と受け止めてしまったのでは。

というより、そのコスプレイヤーたちもあなた友達だったくらいだから、概ねあなたと同じくらいの知性や倫理観世界で生きてきた人だ。あなたの憂慮するような事に遭遇したなら辞めていたはず。

続けているということはそういう乱れた層の人間とは遭遇していないか、したとしても距離を置いて、真っ当にやっているのだろうと汲んであげ、配慮した上で訊いてほしかった。

 

このような、内側の人と外側の人との乖離を、私も別の件で感じたことがある。

私自身、ラブライブという作品ファンで、その作品性に、キャラクターたちの関係性に、演じる人たちの熱意に、心動かされ感動することしきりだった。今も作品を大切に思っているし、ファンも大半は悪い人ではないと思っている。

なにしろ内容が、多様性を尊び、拙さにも寛容で、思いやりにあふれた優しい世界観でありながらパワフルなベンチャー精神鼓舞するような内容だからだ。

けれども、偏見の目でみられやす美少女ものかつアイドルものでもある。大ヒットしファンを大量に抱える中で、やはり外部の人からは「気持ち悪い」と思われる部分が、ことあるごとに抜き出され続けてきた。

全身にキャラバッチをつけた人や特攻服を来た人が徒党を組んで街を闊歩しているだとか、ファン聖地甘味処で騒いだだとか、あるいは殺人事件を犯した学生ファンだったとか。

そういう悪評に繋がりそうなことを、ネット暇人たちは目ざとくみつけてきて、そのたびに作品ファン呼称であった「ラブライバー」は、ネット上においては蔑称として認知されていった。

実際にそれ単体で迷惑を掛けているとは言い難い「痛ファッション」などについては、私自はいい歳のおっさんでありグッズ収集欲も見せびらかし欲もないとはいえ、

まりに叩かれるのが不憫で擁護していたりもした。もっと暖かい目で見られるくらいでいいとは思うのだが、やはり外部の人は弾圧対象にしたいくら気持ち悪がるものだ。

ネットを見ていると、非ファンの人が触れる情報は、そういう「ラブライバー」を揶揄するものばかりだから、「あの作品クズキモオタヤンキーの集まりなんだな」という印象になってしまっているだろう。

けれども、私が街や劇場などで目にし、触れてきたファン若者たちは、平均的な若者たちと大差なく、基本的礼儀正しく、親切で、真っ当なバランス感覚を持っている人が多かった(あとカップルが多すぎ)。

その乖離は、私が運良くファンの一員として内側に居たからこそ気づけたようなもの

もし2013年のあの時、偶然スクフェスDLせず、ネットに篭ってゆるいアニオタを続けていたら、ラブライバーにいい印象は持っていなかったと思う。

それほどまでに、「理解しがたい奴ら」への「嫌悪感」は容易に人の心へ侵入してくるものだと言うこと。

2ちゃんファンが集う板でも、「前は『ラブライバーwww』って見下してたけど…」という人はよく見かける。

けれどもそうした人は、ラブライバーdisで溢れているメジャーまとめブログコメ欄などには行かなくなるし、可視化されない。

結果として、他人醜態を嘲る卑小な感性の人々の持論ばかりが、ネットの総意になりやすい。

 

同じようなことは、もちろん他作品でもある。○国嫌悪だとか、著名な人、政治家芸能人経営者への態度でも起こりうる。

そういえば私はその前に、堀江貴文さんに関しても同じことを経験していた。

彼がなぜ罪に問われたのかについて興味をもって、ニートで暇はいくらでもあったので、日本司法経済についてWebコラムや本を読み漁った。

いろんな方面有識者の彼に対する見方総合した結果、彼は過剰に批判されていると私は判断した。

そして、むしろ彼の才能や考え方は尊敬に値するものが多いと感じてファンになった。もともと自分思想傾向が彼同様リバタリアンに近かったせいもあるだろう。

もちろん世間感覚とは真逆だ。いつまで経っても彼を「でも犯罪者でしょ」と思考停止して評する人が多いのは、息苦しいがどうしようもない。

ただ、彼が他と違うのは、今でも著名な大学に招かるなど、風評と切り離して是々非々評価する人たちからは求められていること。

彼に限らず、歯に衣着せぬ物言いをする人は、どうしたって悪印象を持たれ、する事なす事マイナス補正が掛けられる。

それでもやってる事が保守的職人キャラなら好かれることもあるが、破壊的急進的な行動様式の持ち主であれば、多くの日本人は嫌う。

でもそういう人も必要だし、正しく評価されるべきだ。

私は「叩かれまくっている人から良さを汲み取れるオレカッコイフェチ」になっているのかもしれない。

ほかにも、極論ばかりと叩かれる池田信夫だが、氏のブログ普通に勉強になることが多い。感化されて『資本主義自由』や丸山真男を読むようになったり。

一種中二病と笑わば笑え、それでも「安易に悪意に染まらない」心という得難いタレントを得たと自分では思っている。

 

話を戻すと、増田が難儀なのはコスプレ世界踏み込みそうなのが彼女だと言う所。

これが自分自身であれば、まだ傷つくのを恐れず飛び込んできちんと判断してやろう、という良い選択肢があるのだが、そうは行かない分、慎重になるのは分かる。

もし、増田があげた彼女のくだりが虚構で、コスプレへの嫌悪感を表明するための方便だったとしたら、この下衆がと罵倒してやりたい所だが、本当にそういう事なら、提案がある。

彼氏彼女の仲なのだから、二人そろってコスプレに参戦してみたらどうか。

彼女を守りつつ虫除けもできるし、彼女にとってもその方が嬉しいし楽しめるだろう。

コスプレ元ネタ作品を一緒に鑑賞する機会などもつくれるし、一石三鳥だ。

それをせずに、彼女コスプレ醜悪な部分ばかり語って忌避するように仕向けるのも手としてはある。

それも彼女保守的性格ならいいが、そうでなければ「了見の狭い男」と取られる可能性もある。

わざわざコスプレしている友人に裏を取りに行こうとしたあたり、後者を恐れているんじゃないかと思う。

それが頓挫した今、残された道はやぱり「二人一緒に」しかないのではと思う。

2017-03-21

石原を叩いて小池を持ち上げる滑稽さ

だいたい敵を作って大騒ぎする手法自体石原小池も変わりゃしないんだからさ。

両方肯定するか両方否定するかしかないと思うんだけどねえ。

石原石原ディーゼル規制の時に、煙の入ったペットボトル振り回して、

「これで何人も死んでる」とかさしたる根拠もなしに散々煽っただろうが。

自分が叩かれる側に回った時だけ科学的にどうとか言うんじゃないよ。

いい加減自民党割って出ただけで反体制英雄みたいに持ち上げるのやめたらいいのにね。

マスコミ都民も揃ってラノベヒロイン笑えないレベルのちょろさ。

何より一番救えないのは小池取り巻き石原のそれ以上に無能なこと。

小池劇場なんか長続きしないだろうし、してほしくもない。

2017-03-19

ひるね姫観た?

昨今の劇場アニメブームも落ち着いたかと思ったところに、先月公開した『劇場版SAO オーディナルスケール』がこれまた日本らしいエンタメ快作だった。伊藤智彦監督は、スポーツ紙にどうでも良いゴシップ解説してるだけの人じゃなかったんだと安心した。アインクラッド編以降のハーレムっぽい展開が好きになれなくて、監督代表作は『世紀末オカルト学院』(水瀬いのり新人)のデビュー作)と所在なげに言わなくて済むようになった。

それに引き換え神山健治の新作は、予告編をみてると、ヒロインの魅力が伝わってこないし、何より癪に障るのが主題歌の「デイドリームビリーバー」。

タイマーズやザ・モンキーズ神聖視するわけじゃないが、自分にとっては3度のCMソングは呆れるほどの商業主義権化みたいな存在劇場セブンイレブンCMで清志朗の歌声聴くたびに、おにぎりが上手いとか、鮮度管理がどうとか真面目にナレーション付けてる時点で、音楽に対してまともに向き合っているとは思えない。正気の沙汰じゃない。死者に鞭打っていると思わないのだろうか。期待値は下がる一方だった。


本当は『モアナと伝説の海』の字幕版を観たかったけれど、時間が合わなくて、何故か『結城友奈は勇者である。-鷲尾須美の章』と『ひるね姫 ワタシが知らない物語』を連続でみた。

偶然だったけれど、どちらも瀬戸内アニメだった。尾道舞台アニメはあるし、『この世界の片隅に』『うどんの国の金色毛鞠英語タイトル Poco's Udon World)』とか流行ってんのか?


鷲尾須美は、相変わらず結界封絶+エヴァ戦闘作画は良いけど、20年経っても日常パート戦闘パート整合性を考えることを放棄したセカイでおめでたいなという感じです、はい終了。

唯一良かったのは花守ゆみり演じる三ノ輪銀が予想を裏切ってきた。以下は声オタの戯れ事なので飛ばして良い。

(昨日もテレ東10時の『リルリルフェアリル妖精のドア~』第1期最終話直前の第58話「アンチューサの花言葉」で1年演じてきたりっぷ(花咲ゆみり)の集大成の泣きの演技がやばかった。三ノ輪銀は、デレマス佐藤心(しゅがーはぁと)や他の深夜アニメとは違って、完全にボーイッシュというかマニッシュな声だった。最近ポニキャン以外の作品が増えて推すのやめたのかと思ったけど、声オタなら劇場版はチェックしておくべき。)


それで本編のひるね姫。これは完全に申し訳ありませんでした。


予告編ミスリードだった。アレは一般向けにメカを見せずに毒を抜いてたと確信した。

途中3D映像が粗いところはあったけれど、現代日本2020年)をテーマにして、現実世界物語世界リンクさせる点、日本の各地を進むロードムービーな点、神山作品の特徴でもあるメカを動かして活躍させた点、そして何より自動運転というテーマですよ。


現代日本IT総崩れの中、日本が誇る最後希望である自動車メーカー(あと投資会社ソフトバンクくらい)の致命的な弱点である、オートパイロット表現することによって、嫌というくらい課題を突きつけてくる。あくまストーリー世代間や親子での話を軸に、オーソドックスにちゃんと動かしながら、ここまでロジカルストーリー映像表現できたのは神山監督ならでは。

個人的に『君の名は。』『この世界の片隅に』のあの暴力的な(ブルートフォース動画枚数によって、ロジカルよりも情動を刺激する感覚は確かに、日本的アニメ真骨頂ではあるけれど、そんなセンスオブワンダーにあまり頼ってほしくない。

そして主題歌デイドリームビリーバー」がちゃんと原曲と同じ意味作品に使われていて泣いた。

ヒロインの飾らない性格も本編見ると見方が変わる。


本当誰だよ。『ポッピンQ』並みだとか言ったやつ。

あれは最初予告編の想定から何一つ突き破らなかったよ。

(追記)

原画磯光雄かいたけど、確かに作画リソース勝負している感じじゃなかった。

あくま神山監督の画づくりというか、過去作品との演出比較で見る方が楽しい

2017-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20170318131509

君の名は面白くて劇場で数回見たけど、再放送話題で「そういや俺新海作品嫌いだったっけ」と思いだした。

2017-03-17

総集編アニメ映画を見に行く理由って何だ?

新規パートがあるとか、本編とは違う結末っていうのなら百歩譲って見に行くのも分かる。

けど殆ど一度見た物じゃん。中には新規パートすらない完全な総集編すらある。また見たいならBD買えよ。

大体アニメ12話を放映時間内にまとめるとかどだい無理があるでしょ。じゃあ前後編にしますってそれもどうかと思う。

ちなみに今まで見た総集編映画で酷かった物

小鳥遊六花・改劇場版 中二病でも恋がしたい!~」→開幕夢オチ。場面の繋ぎ方がとにかくクソ。初見の人じゃ話を理解できず、視聴済みならぶつぎりな繋ぎ方が気になってしょうがない。二期への繋ぎ

劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- DC」→終始イオナポエムナレーション。後半の新規パート"だけ"は良い。後編への繋ぎ

アクセル・ワールド INFINITE∞BURST」→テレビでやった話しか知らずに見たら、いきなり知らないキャラオンパレード。82分中半分がテレビ24話のぶつ切り編集ナレーションによる説明。それが終わると今度は原作既読しか楽しめない新規パートが始まる

本当はOVAで作ろうとしていたのを原作者意向劇場公開用にしたせいでああなったと今日知った。

オタク映画館SAOを見るよりモアナを見ろ

モアナ伝説の海、とにかく凄かった。

まりに凄すぎたので、とにかくこのホットな感動を伝えたいという衝動に突き動かされて今これを書いている。

もう本当に凄い。

クオリティという意味でもそうだし、面白さという意味でもそうであるし、何かもうこの映画の全てを総合して凄いとしか表現しようがない。

もう色々な人に出来る限り観に行って欲しいくらいに素晴らしい映画なのだが、その中でも特にオタク達に観に行って欲しいのだ、この映画を。

何故ならこの映画普段ディズニーアニメのメインターゲット層であるお子様達よりも、素敵なお姫様王子様とのラブストーリーに憧れる少女達よりも、大人になってもディズニーラブなお姉様方よりも、それらのどの層よりも、何より冒険と戦いと伝説勇者にいまだに憧れる馬鹿野郎共にこそ深々と心にぶっ刺さる熱い熱い熱い映画であるのだから

そう、この映画は大いに感動も出来るし、ハートフル気持ちにもなれるという普段ディズニー看板を全く偽ることなく、果てしなく広がる海を旅する冒険と、心を奮わせる激しい戦いと、熱き血潮と筋肉入れ墨をも同時に詰め込んだスーパーマッチョアクション巨編なのである


しかしこのまま熱く内容についても語り尽くしたいところではあるのだが、まだ公開して一週間も経っていない今そこまでネタバレしてしまうのは気が引けてしまう。

何よりこれを書いている目的はより多くの人にモアナを見て欲しいという気持ちからであるからして、そんな未視聴の人達から初見の感動を奪ってしまうのも忍びない。

なので、大筋のネタバレを避けつつ「モアナ伝説の海」という作品の魅力をいくつかピックアップして紹介していきたい。




1.ストーリーがいい

すでに巷では海のマッドマックスだのワイルドスピードだのと評判であるが、まずモアナは決してそんなインパクト重視な部分だけの映画ではないことを強く主張したい。

確かに途中から明らかにマッドマックスだし、終盤のセーリングバトルはまさしくワイルドスピードである

そういう面がモアナのわかりやすキャッチー面白であることは否定しないが、それらに劣らぬ魅力がそんな荒唐無稽描写を単なるパロディギャグで終わらせない骨太ストーリー展開にある。

序盤の展開を少しネタバレしてしまうことになるが、ここで軽くその一端を語らせて欲しい。



村長である両親や周囲の期待に応え、村を継ぐという自分の将来がすでに決まってしまっている少女モアナ

しかし同時に彼女は小さい頃から抱き続ける、海を越えて旅することへの憧れを捨てきれずにいた――。



ここまではディズニーでよくある抑圧されたプリンセスという構図であるが、モアナはここからが少し、いやかなりいつもと違う。



しかし、村長の娘として過ごす内に、彼女が暮らす島には徐々に異変が現れ始める。

・島の命が涸れていく――。

異変の原因は、今も口伝で伝わる神話の昔に起きたある伝説に原因があった。

伝説は嘘ではない。海へ出ることを夢見るモアナの唯一の味方である祖母は、島に危機が訪れた今こそ彼女真実を語る。

・島の先祖達の真なる歴史、そして島の中のとある場所封印された船達。そして幼少の頃より海に選ばれし者であった自分運命

・島に、いやこの世界全てに危機が迫る今こそ、少女は己の運命先祖から受け継いだ血に突き動かされて、封印された船を駆り、世界を救う旅へと出発する――!



これである。これがモアナの真の姿なのである

そう、もう完全に少年漫画なのだジャンプに連載されていても違和感がないほどに完全に少年漫画なのである

何だったら船をロボットに置き換えても通じる。

飄々とした老人が語る真実。選ばれし血筋運命。島に封印された兵器世界を救う旅に出る少女

まさしくロボットアニメ文法そのまんまである。そんな作品を見てみたいと思わないオタクがいるだろうか。

俺は見たい。そして実際に見た。凄い。この序盤以降も、もう本当に自分が望むままの血湧き肉躍る冒険活劇が繰り広げられるのである

そう、冒険活劇。まさしくモアナとはそれである

この時代ガッチリと、一分の隙も無く見事な、全く伝統的でブレることな王道を真っ直ぐ突き進む冒険活劇が見られるのだ。

それこそが、そんなストーリーこそがモアナ最大の魅力であると、自分はまず自信を持ってオススメしたい。




2.ラブストーリーじゃないバディものである

そして二つ目ポイントもそのストーリーに掛かってくる部分なのであるが、「この映画は全くラブストーリーではない」というところをそれとして挙げたい。

そうは言ってもディズニーで、一応プリンセス主人公なんだぜ? ラブストーリーじゃないなんてことあるの?、と思われるかもしれない。

しかし、安心して欲しい。

自分のようにモテない独身男が一人で観に行っても全く闇を抱えることがない程に、清々しいくらいにラブストーリー要素は一切ないのである。(一応カップリング的なものはあるが、あくまファンの受け取り方次第である)

前年度のディズニー映画ズートピア」も恋愛関係というよりはバディものに近い関係性であったが、モアナはそれよりも更にバディもの、なんだったら師弟もののような関係性となっている。

一応に一応を重ねて今作のプリンス立ち位置であるマウイというキャラクター存在するし、彼と二人でモアナは旅をすることになるのだが、映画全編通して二人の間には一切恋愛を匂わせるような心の交流存在しない。

しかしだからと言って二人の関係が薄いということは全くなく、冒険を通じてモアナという少女とマウイという英雄の間には友情のような、あるいは兄妹のような、あるいは師弟のような、固い固い絆が結ばれることになる。

そしてそこに恋愛というモチーフが一切入ってこないというのが、本当に爽やかで気持ちよく思えるのである

恋愛感情の一切無い男女のコンビというと「シュガーラッシュ」の例も存在するが、デフォルメの効いたキャラクター同士であるあちらよりも一人の人間としての形を色濃くデザインされた男女二人が恋には落ちないモアナはより珍しく映るだろう。

そしてそんな関係の二人だからこそ、シンプル恋愛だけでない複雑な魂の結びつきを感じる余地も生まれキャラクターとしての奥行きを生み出しているようにも感じられるのだ。

独身男の心を傷つけない優しさという点だけではなく、そういう作品的な深みを生んでいる意味としても、ラブストーリーでないということはかなりオススメ出来る点である個人的には考えている。




3.単純な悪役のいる物語ではない

これまたストーリーに掛かっているポイントであるが、個人的にもこのポイント独立したものとして強く推したかったので語らせて欲しい。

さて、ディズニー映画と言えば必ずわかりやすヴィラン(悪役)がいるというのが御約束である

時には極悪非道、時にはコミカルで憎めない、そんな多種多様ヴィランディズニー映画には登場するのだが、彼らはまた必ず物語最後には主人公達に打倒されるものでもある。

単純な小悪党というパターンも多いが、彼らは多かれ少なかれ作品内の歪みを体現した存在でもあり、彼らが単純に倒されるだけでいいのだろうかというモヤモヤを残していったりもする。

それをして作品に奥行きと考察余地を与えたり、現代における社会問題を反映させた構図としてみせたりするのがディズニー映画の一つの魅力ではある。

それは個人的にも長所ではあるとも思うのだが、やはり作品を見終えた後でいくらかの引っ掛かりや疑問を抱えたままになるし、それがあまり気持ちのいい感情ではないことも否定は出来ないだろう。

しかし、今回のモアナにはそれが一切存在しなかった(と、個人的には感じている)。

単純に歪みと闇を抱え、倒されるだけのヴィランというもの存在しないのである

確かにモアナ冒険の途中には、モアナ達を狙う敵達が登場したりはする。

しかし、いずれも己の信念、というよりは生き方に基づいて立ち塞がるのであり、憎み合う敵というよりは障害物に近いものとなっている。

そしてその全てが憎めなくてどこか面白い、魅力のあるキャラクター達となっているのだ。

からと言って、モアナという作品がそんなただ優しいだけの世界を描き、テーマ性の薄いものになっているのかというとそんなことも一切ない。

作品テーマ最後まで一本筋の通ったもの存在しているし、それは様々なことを深く考えさせられるものである

モアナを取り囲む世界も優しさに満ちていることは否定しないが、時にどうしようもない厳しさというのも十分に描かれている。

そして、この世界におけるこれまでのようなヴィラン体現する歪みというものは、モアナとマウイを含む全ての人物が己の心の中に持っているものとされている。

モアナとマウイは冒険を通じて自分の歪みと向き合うことでそれを打倒し、誰にも押しつけることなくそれを昇華する。

からこそ、明確なヴィラン存在しない物語というもの存在し得るのである

そして、そんな物語の迎える結末というものが、もう本当に、涙が出るほど清々しく、爽やかな気分にさせてくれるのだ。

何の引っ掛かりも疑問もなく、ただただ爽快感だけを残してモアナという作品は終わってくれるのである

単純なハッピーエンドではなく、みんながこれからも考え続けていかなければならない。確かにそういう作品大事だし、素晴らしいこともわかる。

しかし、たまにはここまで気持ちよく、優しい世界を描いた作品を讃えるのもいいではないか

さらに加えてこの作品プリンセスの不遇を描くに辺り、誰かしらや何かしらからの悪意が存在したりしないことも個人的には素晴らしいと思っている。

物語の序盤のモアナは抑圧された状況下にあることは確かなのだが、それは全て優しさと正当な理由があってのことなである

からこそ、モアナの旅立ちのシーンが本当に胸を打つものになっている。

そしてそれはプリンセスの生い立ちや状況だけでなく、マウイという存在や行く手を阻む様々な困難の全てに単純な意地悪や悪意だけで構成されているものがない。

そういった部分も、この作品の優しさと爽やかさと気持ちの良さを支えているように思う。

作為的な悪というもの存在しない点。それもまたこの作品における重要オススメポイントとさせていただきたい。




4.ディズニー渾身の映像

これについては今更自分のような者が語ることはないほど周知されていることだとは思うのだが、それでも今一度ここではモアナの魅力としてオススメさせて欲しい。

南洋の島々の楽園のような景色雰囲気

そして透き通るような美しさを持ちつつも精巧絵画のように鮮やかな色をも見せ、生き物のようにうねる、これがアニメーション可能なのかと驚愕しきりの海の表現

愛くるしくも時に凜々しいキャラクター達の活き活きとした表情と動き。

そして何より激しいアクション! グリグリと動きまくる格闘戦! ド迫力な神と英雄のバトル! 躍動する筋肉! 精緻美術設定によって作られた変態改造船舶

もう枚挙に暇がないし言葉も足りない程に美しくて活気に満ち溢れた、そして過激かつマッチョモアナ世界スクリーンの向こうには広がっているのだ。

なのでこれはもう是非ともディスク化を待たずに劇場へ足を運んで、ドデカスクリーンでこの映像美を拝んでいただきたい。

そのマッチョマッハアクションにはとてつもなく興奮することは間違いないし、そのあまりに美しい世界観に感動することもまた間違いがない。

特に予告編でも一部見ることが出来る夜の海を光る船団が行くシーンは本当に、本当に美しすぎて溜息が出るので絶対劇場で見て欲しい。

そして海のマッドマックスと呼ばれる所以たるシーンも併せて是非。いや、マジでスゲーのよ。




5.挿入歌の使い方が最高

これもまあ今更自分が語るようなことではないと思うのだが、それでもあまりに感動したので書かせて貰いたい。

とにかくこのモアナという作品劇中歌が強い。

劇中歌の強さで天下を取ったディズニー作品と言えば「アナと雪の女王」が記憶に新しいが、個人的にはモアナのそれはアナ雪に勝るとも劣らぬ力があると感じた。

その上で、更にアナ雪よりも強いモアナの要素として劇中歌が挿入されるタイミングがとにかく最高ということが個人的には挙げられると思っている。

アナ雪で一番有名かつ作品テーマソングともなっている「Let It Goであるが、実は劇中での使用は一度のみなのである

それもエルサが城から逃げ出して自身能力で氷の城を作り上げるという、映像的には圧巻の美しいシーンではあるのだがタイミングとしてはいまいちカタルシスを感じていいのか微妙な部分で使用される楽曲であった。

対してモアナにおけるメインテーマソングである「How Far I'll Go」は、作中で数回に渡って使用される。

そして、それは主人公であるモアナが悩む時、壁にぶつかった時に、己を慰めるように、あるいは鼓舞するかのように歌い上げるのだ。

この劇中歌の流れるタイミングと、ストーリー的なカタルシスの一致がとにかく素晴らしいのである。素晴らしいシンクロ具合を見せてくれるのだ。

そしてこのテーマソングが一度ならず幾度も使用されるというのもありがたい。

作中のシーンに合わせて幾つもの曲を書き下ろすディズニーにしては珍しいしそこを欠点に感じる人もいるかもしれないが、一つの曲を大事に使ってくれる今回の方が個人的にはより好みであった。

そして何より言うまでも無いこの「How Far I'll Go」という楽曲自体の素晴らしさ。

切なくも力強いこの曲のサビの部分は、何度も使用されてこの歌を覚えていくことで作品の後半に進む程により心を震わされ、感動させられる作りになっているように思える。

更にモアナ役の吹き替え声優である屋比久知奈さんの歌声もこれまた最高で、これがあってこそと思えるものであり、この歌声と曲が合わさる相乗効果は本当に言葉にならない。

そして無論、「How Far I'll Go」以外にもモアナには素晴らしい劇中歌の数々が存在しているし、それらの使い方も言うまでもなく素晴らしい。

特に「We Know The Way」という曲はこれまた複数回使用される曲なのだが、映像と力強いメロディーとを合わせて自分の中の冒険心というものをこれでもかとかき立てられる素晴らしい曲であった。

とまあ、とにかくモアナ劇中歌は「曲自体の素晴らしさ」、「それが使用されるタイミング」、「その曲を覚える程繰り返し使用してくれる演出」と三拍子揃ってとてつもない感動を与えてくれるものとなっているのだ。

そしてそれを劇場の迫力ある音響で堪能出来る至福といったらもう、是非とも映画館に足を運んで味わって貰いたい。それ程大きなオススメポイントである。というかモアナでも極上爆音上映とかないですかね……。




さて、以上が自分モアナという作品で素晴らしいと感じたポイントであり、オタク達にオススメするポイントである

いかがだろうか、正直書いてる内に止まらなくなって自分でもちょっと引くほど長くなってしまったが、それくらい情熱に任せて書いてしまえる程モアナという作品面白かったのだ。

なので、これを読んで少しでも食指を動かされた人には、本当に是非、すぐにでも劇場で観ていただきたい。

というか今すぐ観よう、今日レイトショーで観よう、明日レイトショーでもいい、休日は言うまでもなくモアナで予定を埋めよう。

自分もあと三回くらいは観るつもりである

誰に何を言われたからでも、観覧特典のような配布があるわけでも、ディズニーから金を貰ったからというわけでもない。

ただただあの優しくも熱い冒険世界をまた味わいに行きたいかである

そしてこれを読んでいる皆様にも、是非ともそれを味わっていただきたい。

純粋にそう願いながら、この文章をようやくここで終わらせることにしよう。

いや、やはり最後にもう一度。

オタクよ、モアナを観よう。絶対にハマるから





……


………


…………



……さて。おまけで、かなりネタバレになってしまうがもう一つのオススメポイントを書き残しておきたい。






6.特殊性


それは巨女巨女だ。

ディズニー渾身の映像クオリティで作られた巨女

巨女こそが女神の姿であり、自然であり、豊かな緑であり、巨女が島となり、大地となり、命を生む!

これこそまさしく地母神信仰の姿!!!

この映画は紛れもなく巨女信仰映画であり、子供達に巨女属性を幼い頃より刷り込ませ、更に一般的認知をも拡大せんとする目的で作られた映画であることは間違いがないだろう。

そう、巨女一般性癖!

みんなでモアナを観て巨女の素晴らしさを知ろう!

2017-03-14

映画ひるね姫』に振り落とされるな ネタバレなし気味

どうも

本日夕方 映画ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』の試写会に行ってきた

その感想を少し書こうと思う

日テレがプッシュしてるからってジブリサマーウォーズだと思うなよ

公式サイト

http://wwws.warnerbros.co.jp/hirunehime/


結果から言うとこの映画物語が進むにつれ

ひとりずつついていけなくなる人が増える

それはまるで徐々に勢いを増していく遠心分離機

必死にしがみついていても振り落とされてしまうかもしれない

序盤で振り落とされた人は1時間以上置いてけぼりになる

中盤でよくわからなくなる人、終盤でよくわからなくなる人

様々だろうが一度『ひるね姫から振り落とされると終わりだ

振り落とされた人の感想はおそらく「よくわからなかった」だろう

上映が終わった後の劇場雰囲気を見ると、振り落とされた人は

50~60%はいるだろう


どういう人がこの遠心分離機に振り落とされるのかできるだけネタバレ少なめで書こうと思う


①"SNS" "タブレット" "スマホ"といったモノが分からない人

物語理解する力がない人

③〇〇アニメが好きではない人

この順だ

①"SNS" "タブレット" "スマホ"といったモノが分からない人

物語にはこれらの言葉がたくさん出る、しかも序盤から

年寄り子供などは振り落とされるだろう

私の席の隣のおばあちゃんは上映開始30分ごろから

10分ごとに時計をチェックして帰りたそうそうだったのを覚えている

しかった


物語理解する力がない人

予告編からわかる通り夢と現実を行ったり来たりする

で、割と説明なしに「夢でこうだったか現実ではこう」みたいな感じで進む

後半になるにつれて顕著になり「夢でこうだったのに現実ではこうなの?」みたいな感じで進む

これは夢と現実がごっちゃになる演出ではない

主人公たちはすんなり理解して視聴者の一部はおいて行かれる

常に考え続ける必要がある


③〇〇アニメが好きではない人

この映画、終盤急に〇〇要素が出てくるのだ

視聴者は、ぽかーんとなる

なんで?え?長くね?は?

といった感情は喉で止めておこう

ホントびっくりする


ネタバレなしだとあまりかけないが

年寄り子供ほぼほぼダメ

女性は苦手の割合が高い

といったところだろう

この映画、悪い人は分かりやすく悪く書かれたり

ちょっとした小ボケはいったり、謎を残さないすっきりとしたエンドなど

素直な映画ではある

この映画色々な人に見てほしい

合わない人は多いだろうが、自分にぴったりはまったとき

自分のために作られた映画なんだ」と思ってあげてほしい

そして「この映画タイトルが『ひるね姫』ってなんなんだよ!」と思ってあげてほしい

私はとても面白いと思った

予告編全然違うけど

2017-03-10

劇場アニメ声優芸能人でいいと思った

先ほどラプンツェルが始まる前に高畑充希が登場して『ひるね姫』の宣伝をやってた。

江口洋介高橋英樹といった豪華声優陣も紹介されてたよ。

2015年視聴率10%を超えたラプンツェル宣伝してもらえるってすごくね?

神山健治アニメで200館スタートとか、日テレ芸能人声優感謝するしかないだろ。

南極チコチ大冒険ドラえもん)を見てきた。相当良かったという話

現在公開している大長編ドラえもん映画のび太の南極カチコチ大冒険」を見てきた。

ディザーポスター・チラシの感じからかなり期待感をそそられるものであり、南極という場所からH.Pラヴクラフト著の「狂気山脈にて」が想像させられた。

ここのところ年甲斐もなくクトゥルフ神話に興味を持っている自分は、この時点でかなり期待をしており、あまり見ることのなくなったドラえもん映画を久しぶりに劇場へ見に行った。

この映画は確かにクトゥルフ神話彷彿とさせた。クトゥルフっぽい敵、南極、捜索のシーン、旧支配者の存在まで出てくるし、ニャルラトホテプ解釈できるキャラクターも出てくる。

特に私が気になったのは、若干ネタバレになるが、ゲストキャラセリフである。この話、はのび太が「かき氷無限に食べたい」という無理難題をいうところから始まるのだが、今回のゲストキャラかき氷という文化がない世界の人であり、そもそも氷をメインで食べるということをしないため、かき氷の話を興味深く聞くのだが、それに対する反応として「あなた達なんでも食べるのね」という反応を返すシーンである

クトゥルフ神話日本であまり怖がらない(普及しなかった)説の一つとして、ラヴクラフト海産物が嫌いだったところから着想されたクトゥルフは、海・深海にいる生物得体の知れない怖いものであるという認識から来る恐ろしさも面をもっているとされており、日本は生で海産物を食べる習慣があるからというものがある。このセリフはこのメタファーなのではないかと考えられるのである

ただ今回のドラえもんクトゥルフ的な映画だったよ、だけではなくこの映画は、オリジナルドラえもん映画としてもかなり良かった。過去大長編オマージュをくどくないぐらいに入っているし、音楽もとても良いものであった。またメインの5人の誰かが喋るときに不自然に止まっているわけでない振る舞いや、特に最後のシーンの綺麗さは、自分好みであるという点で、とても良かった。アドベンチャーの部分はハラハラさせ、またわかりやす伏線を回収していく気持ちよさも良かった。

クトゥルフありきで見に行ったが、ドラえもんオリジナル大長編として名に恥じない名作だった。かなりおすすめなので、できたら映画館で無理ならレンタル特番でも見てほしい。

2017-03-04

推しがファンタジー志向おじさんで辛い

タイトルの通り。

好きな役者さんがいるのに、出ている作品は半分以上興味を持てない。

アラフォーにもなって2.5次元作品代表的な出演作と言っているのが痛々しいし、

興味のないコンテンツでも足しげく劇場に通う期間は時間お金無駄にしていると思う。

でも、そうやってどんな作品でも通って感想を伝えることで認知してもらえたり、

女性キャストにも必死で媚びて色々と融通してもらっていることには優越感。

最近観劇周りの人間関係も辛くなってきた。

女子グループ特有の感じが凄く苦手。

推しさんと私以外みんないなくなればいいのにな。

2017-02-28

停滞は長くは続かない

なぜなら見ていてもつまらいかである

この世は神々を観客とした劇場なのだ

マンネリをつづけて客を飽きさせるわけにはいかない

諸行無常万物流転の理はこのためにあるのである

この道理無視していつまでも同じことを繰り返す三文芝居は

打ち切りを食らって消え去るだけだ

2017-02-21

笑いのカイブツ読んだ

cakesの一週間無料購読で全部読んだ。

本当に「生きる才能」がないなと思った。ちょっと他人に気を遣うだけで楽になることは沢山あるのに、もっとまともな食事をしたらいいのに、全然できない。

劇場で偉い人に媚びへつらってる先輩作家とか、仕事をタダで丸投げしてくる先輩作家とかを嫌悪する気持ち理解できるしこの性格の人なら同化したくなくて馴染むことができないのは当然だと思うけれど。

バイト先で適当に働きすぎなんだもん。彼のバイト先が本業の人にとっては迷惑すぎる。すぐにバックれるし、常に寝不足だし、客商売なのにひどい顔付きらしいし。

こんなに人が嫌いなのにお笑いが好きなのは不思議だと何度も思った。でも途中で彼女ができて凄く素直に愛情表現してるし(フラれるけど)お母さんには愛されてるし(母子家庭貧乏大学に行けなかったけど)優しくしてくれた芸人さんなんかには凄く感謝してるし、挫折していった芸人のことをリスペクトしてるんだよね。根底には優しい気持ちがあるというか、とても人間味がある。

「生きづらい」「この世はコミュ強者以外には地獄」みたいな増田でも見るような人の気持ちが少しは理解できて、読んでよかった。

自分のような人間がこういう人達に言えることは何もないんだ。そっとしておくしかないんだね。(別に自分コミュ強者ではないが、ここまで不器用ではない。彼はお笑いに潔癖すぎ、突き詰めすぎでそうでない人にとっては存在自体が常に自分非難してるように感じられるのではないだろうか。)

オードリーラジオは聞いたことがないし伝説ハガキ職人存在全然知らなかったけど、途中に出てくる大喜利漫才台本面白かった。才能が表舞台で発揮できないのはとても残念。でも芸能界って旧弊っぷりがすごいもんね、知らんけども。

2017-02-15

舞台「孤島の鬼―咲きにほふ花は炎のやうに―」(ネタバレ注意)

とんでもない作品だった。とんでもない体験をした一週間であった。




まず先に言うと、本作品は『ミステリー演劇』だった。

それは原作推理小説カテゴリーされているからとか、原作者江戸川乱歩だからとか、そういう理由じゃない。

私はその解説、および回答を以下に記すのだけど、それは完全なるネタバレです。



もう知らなかった頃には戻ってこられない、作品を殺す系のネタバレ



なので、未観劇の方には本当に読むことを勧めません。

本作は素晴らしい完成度の傑作だし、舞台演劇でここまでのミステリーを作り上げるのは絶対に容易じゃない。

また、私はエグいほど容赦なくネタバレしていますので、正直自分ももう二度とミステリー演劇は鑑賞できない脳になってしまったのでは…と震えております。

(なので、読んでほしい気持ちがあって増田に書いているものの、観劇済みの方も生半可な気持ちではネタバレを読んでほしくない。六道の辻で迷い不幸だと感じている方にだけ、光が届けば良い。)

まり未観劇でネタバレを読むということは、人生の楽しみを自らの手で一つ潰すということ。尋常じゃない損失です。



本作はDVDの発売が決定しています。

公式DVD予約サイトhttp://www.shop-ep.net/east_park/shopping/a04020102/iid/0000000001746/

(発送日未定。予約は3月末まで)

めちゃくちゃ好評だったので、あなたの周りにも購入している人が居るはず。そして恐らく「見せてほしい」と頼めば喜ばれるはず。布教したくなるタイプの作品なのです。なので数ヵ月後DVDを鑑賞してから、是非また読みに来てください。



「数ヵ月なんて待てねーよ!」って方は、妥協点として2015年に他の演出家さんで上演されたものを見ることができます。

こちらは未観劇のためなんとも言えませんが、おそらく2015年版は絶対解けない「超ハードモードの『ミステリー演劇』」か、『ミステリーではない普通演劇』の可能性が高いと予想しています。でもまぁ全く観ないでネタバレ読むよりは絶対良い。

たぶんDVD売ってるし、3月になれば我らがdアニメストア殿が配信してくれます。

https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/CP/CP00000660

高いチケット買って劇場に行くか高いDVD買うかしか選択肢がなかった時代を生きてきた作品の取捨選択にすごい苦しんできた勢なので、dアニさん月額400円でこんだけ見れるとかマジ神過ぎ。最初目を疑った。(WOWOWさんにも感謝していますが、うちTV無いから見れないんですよ…そもそも家にあんま居ないし。お金なら払うのでスマホでもWOWOW見れるようにしてください。)



原作「孤島の鬼」を読むのも手ですが、本作はある意味では『原作本質を描いている』けど、ある意味原作とは全くの別物』です。だから舞台版のネタバレは、舞台版を観てから読んでほしい。



そして、せっかく未来の楽しみを潰してまでネタバレを読んでしまうのだから、その前に『ミステリー演劇』の推理に挑戦してほしい。

一人で解くのは超ハードだと思うので、できれば仲を深めたい方と一緒に。(私が今回の回答に至るのに協力してもらった友人の数は4人です。内1人は原作を読み込み一緒に推理してくれました。)

ぼっちの方も安心してください。本作はめちゃくちゃ面白かったので『2017年版の感想』も、ネットの海に転がっています。そこから辿り着くことも不可能じゃないはず。鮮度のいい印象論の良さも、一晩寝かせた感想の良さもあるので、いろいろ漁ってみてください。

あと私は推理した一週間の思考ログをほぼすべて残しているので、トリックがわかってからログを読み返してみたら翻弄されている自分がめちゃくちゃ面白かった(当時は睡眠不足神経衰弱で瀕死でしたけどね)。間違ってはいないけど騙されている。そんな楽しさもあるので、ぜひ推理に挑戦してみてください。

そして私がまだ解いていない謎の答えを見つけられたら、ぜひ教えていただきたい。



また、運良く本作を劇場でご覧になられた皆さま。感想はもう書き残しまたか

公式がwebでアンケート回収もしています。送ると抽選で非売品舞台写真もらえます。私もとても欲しい。

本作は、『感想を残す』ところまでを含めて作品です。せっかく運良く観劇できたのだから、140字で良いから書き残しておきましょう。

できれば思いの丈をすべて書き出しておくと良いです。『他者に感想を伝えようとした人だけが、謎解きの後に得られる感動』があります。(※個人の感想ですが!)

この感動を、本作品が本当に素晴らしい江戸川乱歩原作舞台化であったことを伝えたくて、読んだら作品を殺すことになるようなネタバレを恥を忍んで書いています。

私はソワレ観劇後、徹夜で翌昼に感想書き上げました。これが私の沼への一歩だった訳ですけれども、これを書き残しておいたお陰で、謎が解けた時に私の回答を出すことができました。

一度ネタバレを読んでしまうと、もう観劇で感じた感想書けなくなると思いますので、本当に一言で良いから感想書き残しておいてください。ついでだから公式アンケートに答えて非売品写真当てましょう。当たったら私にも見せてください。



最後に公式各位。

ネタバレにあたる部分は私の個人的ミステリー体験なので、これが公式解とは主張断言しません。

と言うか、理由なき見落しと、自分の能力ではどうしても咀嚼できなかった部分(言葉スムーズに脳に入ってこなくて読解しながら観劇することができなかった原作には無いシーン)があったので、私のネタバレは不完全です。他にも拾い損ねている箇所がポロポロ出てくる。逆転する可能性が大いにある、お粗末な推理

ですが、キャストの皆さまが最後までネタバレに配慮されていたのに、ネタバレを公開し誰かに読んでほしいと願うことが、浅間しいようにも感じています。

ネタバレ注意喚起に約2000字程裂きましたので、どうか堪忍してください。

p.s.オリジナルマグボトル購入しました。作中に赤い色が無かったのでデザインも綺麗だし購入したのですが…紐解いてみるとなかなか意味深なグッズですね。とても良い記念品になりました。




それでははじめます。



導入


無人の屋敷に風が吹き込む

暗転

まったく光のない深い暗闇から男性の声が聞こえる

「不幸ということが、私にもよくよく分って来ました。本当に不幸という字が使えるのは、私だけだと思います。遠くの方に世界とか日本かいものがあって、誰でもその中に住んでいるそうですが、私は生れてから、その世界日本というものを見たことがありません。これは不幸という字に、よくよくあてはまると思います」

暗転明け

無人だった屋敷に白髪の男性が立っており、書物を音読していた。

彼は自身について取り止めなく独り言つ。

彼……『私』を語り部とした、物語がはじまる。




まず本作の初見の私の感想と回答は、下記増田で参照できる。

http://anond.hatelabo.jp/20170206104211

ミステリーとして解いた今読み返すと相当ブッ飛んだ納得の仕方をしている。自分の妙さについて今までなんとなく感じていた部分が浮き彫りになりすぎである。こわい。

当時も気持ち的にスッキリはしたけども、<もやもやした原因が『認知を歪められている感覚』だったのに、「それは作者の願いだよ!」という犯人動機の『妄想』では、『論理的解決』にまったくなっていない>ので、悶々とはしていた。

作り手側は演劇を魅せるプロだが、観客は演劇を観るプロだ。伊達や酔狂でやっているわけではない、こちとら真剣に観ている。

認知を歪められている感覚』なんて中途半端ものは見過ごせない。

ちゃんとトリックを暴きたかった。

そこからずるずると私は沼に嵌まっていき、推理のためにガチで眠れない一週間を過ごすことになる。



そもそも、舞台「孤島の鬼―咲きにほふ花は炎のやうに―」の何がミステリーなのか。

それは、本作品が叙述トリックを駆使し、とある真意』を隠しているということにある。



しかし私の目下の推理動機は、トリックを逆手に取った『簑浦も諸戸も幸せになれる最適解』にあった。どうしても二人を幸せにしたかった。

そのために以下のことを行った。

そしてひたすら二人が相思相愛ではないという可能性を潰し、相思相愛である可能性を見つけ出す作業




解説『簑浦も諸戸も幸せになれる最適解』①

箕浦の白髪

二人の愛の一番の障害は、箕浦の白髪化=「箕浦は同性愛を『生理的』に受け付けられない」という点。

これが諸戸が箕浦の前にあらわれることがなくなった原因だと思う。彼がどんなに誠意を尽くそうとも、これだけはどうにも覆すことができない。

しかし、実は原作では白髪化したタイミング=直接的な原因が諸戸に襲われたことのみだとは明記されていない。

そして舞台でも、実はめちゃくちゃぼやかされている。

冒頭、語り部である『私』が自身の体験した恐怖について語ろうとする。その時にまるでトラウマが呼び起こされるかのように喉元を掻く仕草をする。

後半井戸の奥、深い完全なる暗闇の中、水位が増して死の恐怖に襲われた時。『私』佐藤箕浦も、諸戸と石田箕浦と同じマイムを行って移動し、水位が増しだすと喉を掻いて苦しみ悶絶する。

これは、白髪化するほどの『生理的』な恐怖が、諸戸に襲われる前から強烈にあったという解釈にできる。

では逆に、諸戸に襲われた後の恐怖はどうだろう。助八さんの救助が来て、生死の恐怖は去った。丈五郎の恐怖も去った。では諸戸に犯される恐怖はなくなるか? 普通に考えれば、自分を襲ってきた相手が側に居るなんて恐怖しかない。第三者が居るから安心だなんて暢気になれる訳がない。(学術的根拠を略していることは恥じています)

箕浦は、諸戸に襲われた時にあれほど恐慌したのに、襲ってきた相手が側に居てもケロっとし過ぎなのである脱出できた時なんて笑いあっていたりする。

これらによって、「箕浦は同性愛を『生理的』に受け付けられない」ということを否定できる可能性が、十分にある。


同性愛への拒絶:あの夜まで

生理的』に受け付けられない訳じゃないのなら、箕浦の同性愛への拒絶はどこからくるのか。

実は学生時代の箕浦は、同性愛を拒絶していない。

諸戸が触れるままにさせ遊戯を楽しんでいたと言っているが、これってちょっとエッチではないですか? 私は『もてあそぶ』というよりも、遊廓でのお戯れみたいな印象の方が強かった。エロかった。

…脱線した。ともかく同性愛を否定する、拒絶する描写が無い。

ましてや「あつい手だね」というセリフは、諸戸と佐藤箕浦の両方が同時に口にする。

これは原作では諸戸が言い、簑浦も『私も同時に、火のような相手の掌を感じた』とある

あの夜、諸戸と箕浦は、本当は同じ気持ちであったのではないか。


同性愛への拒絶:あの夜から

しかし大人になった箕浦…いや『私』佐藤箕浦は、頻繁に同性愛を拒否する。

そして井戸の中、「今こそ、僕の願いを容れて、僕の愛を受けて」と請い願う諸戸を「あさましい!」とはね退ける『私』佐藤箕浦。

実はこのセリフ原作には無い。そして学生時代のあの夜は諸戸の方が言っていたセリフなのだ

「君は浅間しいと思うだろうね」と。

箕浦に『同性愛を持つ者は異人種』だと一番最初に植え付けたのは、他ならぬ諸戸であった。

そしてあの夜、「『私』は諸戸との関係はこれで終わったと思った」。

もし、もし諸戸が、自分で自分の気持ちを否定してしまわなければ、二人が結ばれていた可能性もあるのではないか?


『箕浦』の存在

あの夜の後、箕浦が大人になりSK商会に勤める場面から「過去の『私』」石田箕浦が登場する。

大人になった『私』佐藤箕浦は同性愛嫌悪感情を見せるが、石田箕浦は同性愛嫌悪していない。

諸戸が自分に恋していることを頭では理解しているが、そもそも同性愛をわかっていない。だから諸戸からの熱視線性愛アピール)をまったく感知できないし、諸戸からの接触に応えること・握手を求められた手を握り返すことができる。

スポットライトが当たらないところでの石田箕浦と諸戸は、まさしく「諸戸と簑浦は何か変だ」状態熱視線を送ったり触れようとしたり羞恥の色を見せたりする諸戸に、石田箕浦はまったく気付かない。A.T.フィールド固すぎ)

絶望的に脈ナシな究極のノンケ

原作の簑浦とはかなり印象が違うそう(私は一度推理完了するまで未読を貫く主義のため世論であるが)。

簑浦と箕浦、原作とは名前漢字が異なるし別人か? いや、そうじゃない。無意味な改変は絶対に起こらない。「虚偽の事柄を事実として書くことはアンフェア」だからだ。印象が違うなら、『変えた理由』と『変えても原作の簑浦を成立できる理由』がある。

石田箕浦が登場する前。佐藤箕浦が諸戸との関係は終わったと思ったあの夜。諸戸が泣きながら請うた内容は以下だ。

「君は分っていてくれるだろうね。分ってさえいてくれればいいのだよ。それ以上望むのは僕の無理かもしれないのだから 。だが、どうか僕から逃げないでくれたまえ。僕の話し相手になってくれたまえ。そして僕の友情だけなりとも受け入れてくてたまえ。僕が独りで想っている。せめてもそれだけの自由を僕に許してくれないだろうか。ねえ、簑浦くん、せめてそれだけの……」

諸戸が願った内容、これまんま石田箕浦じゃん……

石田箕浦は諸戸を友人として深く信頼しているし、井戸の中でなんて一緒に死ぬことすら受け入れている。諸戸の願いを、字面通りに叶えている。

しかし周知の通り、諸戸が心の内で望んでいたのは、彼の『死にもの狂いの恋』を受け入れてもらうことだった。


諸戸の望みと願い

諸戸は自身について怖れている描写が多々あった。それは自分の素性と性愛対象が『普通と違う』ことでもあったし、『父に命じられたから行っていたはずの不気味な研究にいつしか諸戸自身不思議な魅力を感じはじめていた』ことも大きいと思う。

強い劣等感を抱えた自意識と、強い罪悪感をもたらす超自我

我と我身を醜いと卑下すればするほど、美しいものを強烈に求め、美しくあるべきだという観念に囚われる。

諸戸の心の内の葛藤が『手記の秀ちゃんと吉ちゃん』そのものに見えた。諸戸の望み(イド)と願い(超自我)は大きく解離している。

箕浦が写し取ってしまった『同性愛を持つ者は異人種』という価値観、『親友という姿』は、諸戸が持つ美意識刷り込みだった。箕浦にとって諸戸は、本当に「美しい青年」だったのだ。


『私』と『箕浦』

石田箕浦は本当にクセのない、まっすぐな好青年だった。諸戸の理想とする『普通』がそこにあるように見えた。そして原作の簑浦とは印象が異なる存在

これはつまり、簑浦のイドと超自我のようなものが、『私』佐藤箕浦と石田箕浦に分かれて表現されているのではないか。一人の人間を二人で演じ、二つの存在(語り部の『私』と、簑浦のイド)を一人が演じているのではないか。

彼らの箕浦の分担は、紀州の孤島に着いてから大きく変動し反転してゆく。

井戸の中で諸戸に襲われ、完全に石田箕浦から佐藤箕浦に替わったのは、諸戸が望んだ存在が友人ではなく恋愛対象としての箕浦だったこと、そして諸戸の手によって「諸戸の理想とする『普通』」が壊されてしまったこと…『私』になった石田箕浦にも諸戸の姿は獣のようだと評されている。学生時代のあの夜に諸戸が否定をしてしまったこと、それの繰り返しだった。


『私』の恋心

そして秀ちゃんへの恋心を諸戸に恥ずかしいものと責められる場面。実はあれは原作だと簑浦のモノローグによる言い訳タイムとなっている。諸戸はそもそも丈五郎に捕まって、島に到着して以降会っていないというのだ。正確にセリフを覚えていないが、原作未読の私でも、最初に秀ちゃんから手紙を受け取ったシーンに諸戸が居ることに強い違和感を感じた(そして友人が原作では諸戸が居ないことを確認してくれた)。

よくよく考えれば変なのである。箕浦に恋慕を寄せる諸戸に責められる筋合いはない。初代に操を立てるなら諸戸の恋に応えることも恥ずべきことだし、諸戸に気を遣う必要だって本質的には無いのだ。(まるで『アイドル恋愛しちゃいけない』理論だ。)

ではなぜ超自我ポジションである石田箕浦ではなく、諸戸が責め立てるのか。

箕浦の美意識は諸戸の影響を強く受けているから諸戸の姿をしていたとも捉えられるが、それ以上に、常識的な葛藤だという以上に、箕浦の心の中に諸戸を慕う側面も幾ばくかあったから、秀ちゃんに恋する自分と、諸戸を慕う自分で対立したことを表現していないか。

佐藤箕浦はもちろん初代にも秀ちゃんにも惹かれているが、彼が箕浦のイドのポジションであるならば、諸戸のことも結構好きだった。(イドでなく単なる『私』なのだとしても、諸戸を見つめる視線に愛憎のような熱が込もっていたし、)諸戸との会話に深山木が入ってきたとき「早くないですか!?」と驚くのは二人の箕浦で、石田箕浦一人だけが言うと単純に時間が早かっただけに聞こえるが、佐藤箕浦も合わせて言うことで「諸戸との会話に邪魔をされた(もっと諸戸と話したかった)」かのような邪推ができてしまう。

海岸で諸戸を見付けるのも石田箕浦ではなく佐藤箕浦だ。

そして諸戸が握手のために差し出した手を『箕浦が握り返さなかった』時。諸戸は驚愕の表情で『私』を見る。見つける。実は、物語の始まりを告げる運命が廻りだすような音楽が流れて以降(犯人だと疑って諸戸の家を訪ねて以降)、諸戸が『私』を初めて見たのが、この『箕浦が握り返さなかった』時。

握り返さないのは、握り返すことに意味が生じてしまうから石田箕浦は諸戸の恋をまったく感知しない。そんな石田箕浦が握り返さないわけがない(実際に、諸戸に見つかってしまった『私』が顔を背けた瞬間、石田箕浦は手を握り返す)。つまり学生時代のあの箕浦が、心の中にまだ居たということ。

諸戸にとってはそりゃあ嬉しいことだろう。彼はそれ以降箕浦に話しかける時、佐藤箕浦を見てから石田箕浦を見る。ここからどんどん、『箕浦』の行動を表現するのが佐藤箕浦へ移行してゆく。


すれ違う二人

一度は友人として、諸戸と共に死ぬことも受け入れた箕浦。

しかしその結末を自らの手で潰す諸戸。

逃げながら箕浦は吼える。「死んでたまるか!」と。箕浦は白髪化するほどの生死の恐怖を体験したばかりだ。

諸戸に襲われるも未遂に終わり、命が助かることに深く絶望する諸戸。

井戸を出た二人は笑いあう。諸戸は箕浦が白髪化するほど生理的同性愛を受け付けないのだと認識したように、箕浦の白髪を見て泣いているように笑う。

そして箕浦の前に現れなくなった諸戸は、気持ちを遺して逝くことで最期にまた箕浦へ大きな傷を残す。




解説叙述トリックを駆使し隠された真意

先述の通り、私の推理動機叙述トリックを逆手に取った二人が相思相愛であったことの証明にある。

からくりが解ってみると、どうってことない・ただ上演されているものそのままに過ぎないのだけど、ここに辿り着くまで本当に一週間ひたすら睡眠時間を削って悩んだ。二回目に観劇した時などは、とにかく正確に推理するためにありのまま最前列からガン見してきたのに、どうあがいても悲恋という現実に心が折れそうになった。マジで。実は二回目に最前列観測した時よりも、初見H列サイドから観劇した時の方がイイ線いってたよな(納得の仕方はブッ飛んでるけど)と思う。

で、共に推理していた友人が先に原作叙述トリックに気付き、簑浦と諸戸のBLは成立しているという解を出してくれたので、二回目の絶望した記憶で観劇を終えるのもなんだし推理はやめて初見のつもりで観劇しようと思って向かったのが三回目の観劇。最後尾辺りの補助席。

しかし驚くほど新たな発見がまたどんどん出てきたうえ、深山木のセリフによって私は舞台も叙述トリックを使ったミステリーなのだ確信してしまう。

これは原作にもあるセリフらしいのだが、深山木がトリックについて思わせ振りなことを言うシーン。そのセリフが完全に『叙述トリック説明』になっていたのだ。聞いた瞬間、震えが走った。

本作がミステリーであると気付けるように、最初から以下の違和感と解法が提示されていた。

さて。ここで疑問に思われることがあるだろう。なぜ叙述トリックを使用しているのか? 隠したいものは何なのか?

この件について私は非常に貴重な体験をする。

本作の大好評っぷりと、推理に明け暮れ神経衰弱している私を心配して、友人が本作を観劇してくれた。三回目観劇の日、偶然スケジュールが合って友人2人(友人Aと友人Bとする)と一緒に観ることができた。終演後、私はわくわくしながら二人に感想を求めた。

友人A「箕浦殴りたい……不快過ぎて体調悪くなってきた……」(※意訳)

当時、箕浦殴りたい勢は最大勢力に感じた。過激箕浦擁護派も0ではないが、大多数が箕浦(おそらく『私』のみ)に不快感情を持っていた。冗談ではなくガチで友人Aが苦しそうにしており、私も初見後は物凄くモヤモヤしていて苦しみがよくわかるので、少しでも気が晴れないかと友人Aと対話することになる。



不快感を分解していく。

友人Aは非常に言いに難そうに、しかし押しかかる不快感から助かるため、意を決して打ち明けてくれる。

友人Aも不快の対象は『私』にあり、その根源を追ってゆくと友人自身が「『拒絶』されるのが本当に無理」だから、諸戸を拒絶しているのに側に居た『私』を悪だとした。

増田「拒絶することを『悪』だとするなら、今『拒絶を拒絶』している友人Aも悪だということになるでしょ? 友人Aは悪なの?」

結局友人Aには私の初見感想を読んでもらい、加えて私の心の闇()もひっかかった話をしたことで、とりあえず翌日出社できるレベルには不快感が晴れたと言ってもらえた。良かった。

さて、私は友人Aと対話して思った。「もしかして江戸川乱歩のやりたかったことってこれでは?」



感想を書いた方ならわかると思うのだが、感じたことや思ったことの根拠を話そうとすると、自身についての話、しかも心の闇()の部分を語らないとどうにも説明できなくなってしまう。

私も推理ログ含め大量に書き残したが、心の闇()を除いても、暗闇マジ怖い体験とか、無意識下の生理的拒絶は実在するよ体験とか(思えばこいつが二人の恋の一番の障害だった)、とにかくネガティブ体験談バンバン出てくる。

共に推理原作解読した友人も、舞台の感想を書こうとしたら闇にぶち当たって、書くのを控えようとしていた。(Permalink | トラックバック(0) | 22:47

デレマスデレステを細々とプレイしてます公式情報はそんなに追ってなくてやりたいときプレイしてるという感じです。

デレマスは初期からやっていますがあまりゲームとして面白くなくて気がむいたらぽちぽちやってました。推しでフロントを埋めたところで満足してしまいそこまでやってません。デレステは単純に音ゲーが好きなのと好きなアイドルが踊っているのをひたすら見たい、課金かわいい衣装の子がいたらやるくらいで半年に一回くらい。ライブパーティーみたいなイベントは数回くらい参加、好きなアイドルだったら取れたらいいなあという感覚で参加。アニメは推しがいないかあんまりみてない。ライブはいったことない。

どうやって応援したら声がつきますかね?

不満ではないです!!声ありと声なしで格差だ!差別だ!とかそういうのでなくて、(モバマスほぼ文章ベースだし)現状満足なんですが、単純にデレステやってて推しに声がなくて単純に寂しい。曲始まる前とかリザルト画面とか声出るじゃないですか!ルームに入ったりとかトレーニングしたりとか…それが無言で寂しいとかそんな感じです。で、どうやったら声がつくシステムなのかなーって思ったんですね。総選挙とかあるかもしれませんが、推してる子に一番直結してる応援方法がもしあるなら知りたいなと思った。

そもそも!推しが実装されて踊ってくれるって聞いてデレステはじめましたし、めちゃくちゃかわいいし、曲もいっぱいあるし、衣装も2つあるからかなり楽しいんですけど、ドレスショップが昨日実装されて思ったんですよね。声がついてイベントコミュに参加したり、CDがでて専用のMVが出来たり…それにユニットができれば、それもMVができるし衣装が増えるチャンスだし。

なんせまったりプレイして推しのかわいいところを見てるだけなのでいまのままでもいいんです。競争率たかなっちゃったりとかガチャ当たらないとかユニット全然組んでくれないとか中の人の設定がキャラに付加されるとか別次元の悩みも増えそうですからね。単純に声がついてる子のほうが色々なことをしてくれるし、話しの広がりが全然うから羨ましいなあ。

あいさんと翠ちゃんに色々やってもらいたい…という夢が広がります。ずっと追い続けてる方々はすごいと昨日思った次第です。どうやったら一番推しに貢献できるんだろう



追記(2017/02/15 17:49)


SNSなどで聞いたら角が立つというか、「新参め!こっちはずっと応援してるんだよ!」的なことになっちゃうかなと勝手タブー認定してここに書いてみたんですが色々知ることが出来ました。皆優しい!ありがとうございます


いまでもかわいいのに声ついてたらもっと盛り上がるしかわいいんだろうな~と考えたんですがそもそも、そんなに詳しくないのです。


・どんなユニットがあるか

・どの子が人気

・Pたちの中で通じているキャラクターニックネーム

・あのキャラとこのキャラは仲がいい

中の人はこんなかんじ


などなど・・・ビビときた子を推してて、コミュイベントなどを見てさらに好きになってる!と言うような状態です。最近では蓮実ちゃんが気になってますスカウトするたび魅力的な子ばっかりで楽しいです。3Dモデルカワイイし。ポニーテールが好きなのでポニーテールまみれにしたりとかしてます楽しい。むしろこのくらいの距離感からこそめちゃくちゃ楽しく過ごせているという部分もあるんじゃないかと!このまま深く知らないほうが楽しかったりして…!


トラックバックなどをみて人気投票のこととか動画Wikiのこと…コンビやペアの妄想など色々あるんですね。(あ!でもネタキャラにしちゃうとかは嫌かな~とかわがままいってみたり)それにCVがついてほしいっていうのはどのPも一緒ですよね。色んな応援方法があるのを知りました。

私は絵を描くのが趣味なのでそのあたりでも応援ができそうです!まずは推しの周りから色々調べてみようかな。

まり難しく考えなくて良かったのかもしれません。いままで通りまったり楽しく応援していこうと思います。めちゃくちゃモチベあがった!ありがとうございました!!


追記の追記(2017/02/16 8:37)

ブコメなど読んでてどうしても返信したかったのでこちらにサラッとかきます

デレステはもはや人気な子以外コミュイベント全然ないけど、あいさんと翠ちゃんがうちの事務所トップアイドル2大巨頭な脳内設定だから大丈夫(?)

・たしか脳内CV決まってるからイメージとちがうかも!あいさんはかっこいいし、翠ちゃんは可憐です。

・推し単体で考えてたのでこのキャラと組むと面白いと思うよっていうアドバイスっていいですね!

・推しって呼び方じゃなくてもしかして担当って呼び方ですかね!?

シンデレラ劇場読んでビビビッときたら、絵とかまんが描いてTwitterなどに流してみます

ブコメの皆さんが言ってるアイドルの子ユニット検索してみるとよく見る子でその子たちに声がついてないこんな世の中じゃ…ってなりました。

ミリマスも気になる。ほ!って言ってる子がかわいい。それと私の周りはやっぱりMマスをやってる人が多いのでそこも気になりますね。ポチポチゲーじゃないなにかになったらやってみます

2017-02-13

メディアミックスされた作品の楽しみ方

色んな媒体作品化された際、どういった順序で見るのが一番楽しめる(個人の感想です)のかを紹介。

 

アニメ漫画→あれば映画小説→あればドラマCD

 

何を根拠に並べているのかというと表現技法情報量について、だ。

原作小説場合であってもこの順番が恐らく一番楽しめる。

小説アニメだと原作との突き合わしによる矛盾とかが出てきてしまい、視聴の障害になりやすい(個人の感想です)。

これがアニメ小説だとアニメで語られなかったことやアニメとの相違点を素直に別作品として受け入れられる(個人の感想)。

よく原作組はアニメの出来にイチャモンや難癖を並べているのも、自分の中で膨らました小説イメージ再現されなかったかである

これがアニメ小説なら最初から別物であると割り切って門をくぐるので余計なぶつかり合いが無い。

からアニメ小説正義

 

その間に漫画があるのは、消化しやすいとか、アニメという絵が付いた媒体から音を無くして入り込む段階とかそんなところ。

ぶっちゃけ小説漫画順序はどっちでもいい。

 

映画位置重要で、予備知識がないと楽しめないものが多い。

本当は最後に持っていきたいところだが、映画現在公開されていくのが観に行く正義なのでやってほしい。

最低限アニメ観ておけば楽しめる構成にはなっているはず。

特に映画公開時期で話題が高騰しているので時間的制約からアニメ漫画くらいしか消化できないだろう。

ドラマCDは本編と関係ないサイドストリーが多いので一番予備知識いると思う。

なので最後に消化するのが一番よい。

 

 

というわけで2017年公開予定、弐瓶勉SFアクション漫画作品映画BLAME!」をよろしく!!!

http://blame.jp/

BLAME!小説ドラマCDがないか漫画だけで予習できるぞ!

ちなみに新装版も発売されているがぶっちゃけ古い方がオススメだ。違いはちょっとした書き直しや表紙の書き直しだが旧版の方が味あっていいです。要らん。

電子書籍でも買えるしアマゾンでもコミック買えるだろう。

あと次の情報も要注意↓ 

2月16日(木) ”ツトムの日”に、『BLAME!劇場アニメ化記念「シドニアの騎士」一挙放送が決定!

シドニアの騎士は有名だろうが、BLAME!はまさに人を選ぶ作品だ。

この面白さを理解できるやつと酒を飲んで喧嘩して絶交する。ドン弐瓶勉ワールド

追記:

冲方丁によるノベライズ小川一水九岡望飛浩隆・酉島伝法・野﨑まどによるアンソロジー、という超豪華メンツによる小説版が待ってるぞ。>BLAME!

こんなとこで宣伝してんじゃねーよ馬鹿野郎

http://www.hayakawa-online.co.jp/new/2017-01-26-172157.html

これか!講談社早川書房!ああ!

2017-02-11

まんたんウェブ毎日新聞)は「劇場版アニメ」で統一らしい

警察みたいですまんね



大人ビブリオミステリが実写&アニメ映画化決定!『ビブリア古書堂の事件手帖シリーズ完結第7巻 2月25日発売!!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003047.000007006.html



元のプレスリリースが上記なんだけど「劇場(版)」の表記は一切ない(本文にも)



それなのにほら



ビブリア古書堂の事件手帖:人気ミステリー小説劇場版アニメ実写映画

http://mantan-web.jp/2017/02/10/20170210dog00m200011000c.html

ビブリア古書堂の事件手帖

人気ミステリー小説劇場版アニメ実写映画

http://mainichi.jp/articles/20170210/dyo/00m/200/006000c



他はリリースに準じてるのにまんたんウェブ表記自動化でもしてるんだろうか

というか他のリリース以外の記事とかでも全くブレがなくて凄いなと思う

劇場版アニメって書いてあったらまんたんウェブって分かるってくらいの徹底ぶり(提携先含む)



ビブリア古書堂の事件手帖]人気ミステリー小説劇場版アニメ実写映画

http://news.mynavi.jp/news/2017/02/10/301/



そもそも劇場版ってテレビでやってたのが映画化したって意味表記かと思ってた

その意味での表記ではまんたんウェブに限らず各媒体でブレが見られる

今の作りじゃ狭くて劇できないけどライブビューイングとか応援上映が代替なのかな?

2017-02-10

「良い私」と「悪い私」

出待ちに関する記事です。

出待ち否定派」の方は不快な思いをすると思うので、観覧しないことをお勧めします。


私は若手俳優が好きだ。

あの有名な「年に一度ライブをする」俳優集団の中にも好きな人がいるし、別の事務所にもいる。

でも浮気などではなくて、本当に純粋にみんな好きだ。

青田買い目的でも認知目的でもなんでもない。

もうひたすらキラキラしている人を見るのが好きなんだと思う。

芸能人のあの特有空気が好きで好きでたまらないんだと思う。

ただ、面食いではあるな、と思う。

でも、顔はタイプでなくとも演技に惹かれて応援している俳優さんもいる。

そう、私は例え小さな芽でもすごく惹かれたらすぐに応援したくなってしまうのだ。

良く言えば「視野が広いファン

悪く言えば「軽いファン

多分私は根っからオタク脳だから、少しでも惹かれたらすぐに推してしまうし、大きくなってもらいたいと思ったらお金は惜しげもなく使う性格だ。

でもちゃんとした親の元で暮らす高校生の私には水はできないし、真っ当なバイトで稼げるお金も僅かだ。

から舞台も行けて2回、遠征はほぼできない。

映画10回が限界だ。

から舞台イベントなど会えるものにはもう、全てをかけている。

瞬きするのももったいないし、ずっとその姿を見ていたい。

でも感想をちゃんと伝えたいから、泣く泣く全体的な雰囲気や他のキャストもしっかり見る。

けど物足りない。

もっと姿を見ていたかった、声が聞いていたかった、できれば目が合いたかった、そう考える。

からたまに出待ちをする。

私は迷惑自分勝手害悪ファンだ。

しっかり自覚している。

から毎回のように、前日や現場へ向かう途中や終わったあとも「出待ちをするか」でずっと悩む。

好きな人への負担、ちゃんと守っている方への罪悪感、マナールール

もっと近くで顔を見たい、話したい、直接感想を伝えたい。目が合いたい。

ずっとこの「良い私」と「悪い私」が喧嘩をする。

でも最近は「悪い私」の方が勝つ。

本当に最低だなって思う。

から出待ちには沢山顔を出したし、そこではいろいろな人やパターンを見てきた。

ファン平和から、みんな仲良くちゃんと列を作って一人一人対応してもらっている理想出待ち

俳優さん自体出待ちを嫌っているから、立ち止まらずにスタスタと行ってしまってカルガモ状態になる出待ち

しか出待ちがいなくて、その目当ての俳優さんからはもちろん、周りのスタッフさんや出演者さんにもニコニコとされ、しか名前入りサインを頂けた泣くほど嬉しくて思い出に残る出待ち

俳優さんが会場前で立ち止まってちゃんと一人一人と話した後、待ってましたとばかりにその俳優さんが帰るところを金魚のフンみたくくっ付いていって、しかもひたすら話しかける本当にひどい出待ち

これに関してはちゃんと会場前で話せばいいじゃないか

もしその俳優さんがその行為迷惑だと思っていない、なんて思っているなら本当にそいつらは脳内お花畑だと思う。

...愚痴になってしまった。

ちなみに私はこの金魚のフンに直接威嚇をされたことがある。

今でも結構トラウマで、その俳優さんの現場に行くのが怖くなった。

めげずに頑張っているけど、やっぱり出待ちファンヤバイしかいない。


そんな私が出待ちをする上で、これだけは気をつけていることがある。

ただでさえその俳優さんに迷惑をかけているのだから、すこしでもその迷惑を増やさない為に気をつけている事だ。

けどみんなそれを守れ、とは思わない。

やっぱり人それぞれだと思う。

だって私が「出待ちをするな」と言われても絶対にすると思うからだ。


一つ目は「直接プレゼントを渡さない」

確かに直接渡せててその俳優さんにお礼も言われるからファンとしてはしっかり受け取ってもらえた確認ができるし、なにより「この俳優さんにお金を出してプレゼントをあげる自分」に満足することができる。

でも俳優さんの荷物を増やすのが本当に思いやりのある行動なのだろうか。

(いや、出待ち自体が思いやりの欠片もない行動だけれど、ここでそれを出してもきりがないから今はやめておく。)

その舞台イベントが終わった後そのまま仲間とご飯屋さんに行くかもしれないし、元々持っている荷物が重いかもしれない。

そう考えたら渡すなんてこと、私には出来ない。

(...ちょっとでもここで自分良心が働いてくれたことに馬鹿な私は少し安心していたりする。

結局こういうのも自己満足なのだろうなぁ、と書きながら思ってしまった。)


二つ目は「入り待ち駅待ち尾行はしない」

これはもう当たり前だ。

やってる奴らを私は軽蔑している。

入り待ちは、集中しているのを妨げる行為だし、駅待ち尾行はもはやただのストーカー

度をいき過ぎた行為はなんかもう、人としてどうかと思うし、本当に嫌われそうだから私自身やりたくない。


三つ目は「会場に合わせて、待つ場所、話す場所を考える」

これも当たり前だと思っている。

お店の前や人が出入りする場所歩道通り道絶対に選ばない。

理由はその俳優さんに直接迷惑がかかるかもしれないから、だ。

「この俳優出待ちファンが酷いから、役にはぴったりなんだけど...仕方ない、使うのをやめよう」

「前回の出待ちが酷くて近所からクレームがきたから、ここの会場は貸せない」

こんなことが実際にあったらしい。

それを聞いた時、知らない俳優さんの話なのに本当に苦しくなった。

(噂だから確証はないが。)

その俳優さんの将来を出待ちする害悪ファンのせいで潰したくない。


四つ目は「空気を読む」

有名な俳優さんは必ず出待ちをしないことにしている。

これは一人がし始めたらきりがないからだ。

出待ち大量発生してその俳優さんが怪我でもしたらどうなるのか...考えたくもない。

そして、有名でなくてもその俳優さん目当ての出待ち10人程いたら、出待ち絶対にしない。

私なんかの為に時間を費やすより、早く帰って身体を休めてほしい、と思う。

(この良心が毎回働けば、私は出待ちなんてしない。)

あとは、次の日が千穐楽とか、二公演やった日もやめている。

そう考えると意外と出待ちをしてない日の方が多いかもしれない。


五つ目は「同担の人に威嚇されても平和に通す」

喧嘩をふっかけられても、嘘並べてニコニコして「知らなかったんです...ごめんなさい」で済ますようにしている。

なぜ同じ人が好きな者同士で争わなきゃいけないのか。

争いたい人の気持ちだけは分からないし、はっきり言って分かりたくもない。

そのことを知った俳優さんはどう思うのだろうか、そして今後はどうするのだろうか。

きっと出待ちをする方全ての人をそういう目で見るようになるのだろう。

だって自分を賭けて争われたくないはずだ。



別に認知されたいわけではないから、一列目のチケット...以前に転売チケット自体買ったことがない。

そして繋がりを求めてるわけでもない。

しろ裏は知りたくないから、友達になりたいとも付き合いたいとも思わない。

理想のまま、キラキラしていてほしいし、芸能人ファン関係がいい。

会うたびに緊張して声が震えていたいし、嬉しさのあまり泣いていたい。

そう考えているダメ害悪ファンなりの思いやりが、さっき書いた気をつけている事だ。

けど本当にその人が好きで応援しているのなら、前列チケの為に積む膨大なお金DVDやグッズ、雑誌の為に使い、舞台イベントにたくさん通って、劇場に愛のこもった手紙プレゼントを預けて、静かに帰宅し、感想手紙にしたため、その好きな人の魅力を周りに伝えるべきなのだ

そんなことはもうわかっているし、そう友人に言われたことだってある。


でも、大好きな人が向こうから話題を振ってくれたり、体調を心配してくれたりする。

名前はなんですか?」と聞いてくれて、サインを書いてくれる。

握手は「この人本当にいるんだ」と確認できるし、写真なんて手元に残る、誰も偽造ができない思い出になる。

そしてなんといっても「いつもありがとうございます!」と目を見て伝えてくれる。

その言葉で「私、ファンでいていいんだ。これからも沢山貢ぐね。」とやる気が出てくる。

もう世界が変わってしまう。


出待ちは一度踏み込んだらやめられない、麻薬のような世界

麻薬意味通り、最低な薬物だ。

手を出す人も依存になる人も全員同じ位クズだと思う。

手を出したことがない人は絶対に手を出さない方がいい。

私もいつの間にかその麻薬に取り憑かれて、頭に「悪い私」がしっかり居座ってしまたから。


からきっと、今後も私はひたすら周りと自分にこうやって「仕方ない」と言い訳をしながら、「悪い私」に負け続けるんだと思う。

映画館は今すぐ席と席の間に一蘭みたいな仕切りを作るべき

思い出したら腹が立ってきたから殴り書く。



映画館映画を観ることが好きでよく観にいくんだけど、時々金をドブに捨ててしまったと思うことがある。



内容の話ではなく、近隣の席に、上映中じっとできずにしょっちゅう身体を動かす人がいた時だ。

体を動かすこと自体別に問題ない。飲み物を飲むこともあれば、ポップコーン等も食べるだろうし、頬や腕が痒くなってしまうこともあるだろう。

けれど、病気レベル身体を動かす人がいると話は別となる。

足を組み換える、足を伸ばす、腕を組む、手を膝の上に置く、膝の上のコートを直す、頭を前後に動かす、シャツをまくる、まくったシャツを伸ばす、等など、上映中にこんなことを隣で1〜2分単位でされたら、とてもじゃないが映画に集中なんてできない。



一つひとつ動作は明確にマナー違反となるものではないのだろう。上映前のマナー啓蒙も、体を動かすなまで書いてあるものは見たことがない。



しかし、せっかく1800円を払って映画を観にきたのに、そういった人のせいで映画を楽しめず1800円をドブに捨ててしまうことは本当に悔しい。

こういう理由映画館での鑑賞を苦手としている人もいるのではないだろうか。(被害側はもちろんにしても、動いてしまう人にとっても)



劇場は今すぐ席と席の間に仕切りを設け、隣が見えないようにして欲しい。そのためなら、多少料金が上がっても構わない。

もしくは全スクリーンに、プレミアムシートの配置でも構わない。



家で観ろっていうかもしれないが、最新の映画を観ることができて、かつあのスクリーンとあの音響で観れるのは劇場しかない上、別にそういった人がいなければ快適に観れるのであれば問題はそこではない。



劇場には一刻も早く導入を検討してもらいたい。

2017-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20170208221036

小池都議会オラオラするための道具だから移転しちゃったらオラオラ出来ないじゃない

アホマスコミは見事に小池に踊らされて、今更引くに引けず、小池劇場を盛り上げるしか無い

民意豊洲移転反対ですって事にしておくしかない

政治テレビの影響を無視すりゃ移転した方がいいに決まってるが、政治テレビの影響は大きいよ

歴代総理の中で一番金銭感覚が優れてた元麻生総理を、漢字読めないってネタだけで落っことしたからね

テレビ局政治班連中がこの国を動かしてると言ってもいい

2017-01-29

2017年アニメ

はじめに

2017年アニメもそろそろ3話まで出揃ったと思うので、

見ているものと、個人的感想を少し。

一応見たもの継続してるので、ここにない中でおすすめあれば教えてほしいです。

雑食なのでなんでも見ると思う。

あと、あんまり今期のアニメ感想書いてるブログがないような気がする。

みんな書いて。見に行くから


2017年アニメ総評

ランクにそこまで意味はないが、他人にすすめるのはB帯くらいまでかなーという感じ。

S : リトルウィッチアカデミア

A : 小林さんちのメイドラゴン幼女戦記昭和元禄落語心中ACCA13区監察課、この素晴らしき世界に祝福を!2

B : 政宗くんのリベンジセイレン亜人ちゃんは語りたい、ガブリールドロップアウトクズの本懐


C : うらら迷路帖南鎌倉高校女子自転車部CHAOS;CHILD、Rerite 2ndシーズン

D : ハンドシェイカーけものフレンズ、OneRoom


いくつか

リトルウィッチアカデミア

これは人によって色々だと思いますが、

シンプルで真っ直ぐで豪快なストーリーは好きなのでてっぺんに置きました。

小難しい話もいいんですが、毎期1つくらいはこういうのあっていいと思う。

円盤購入枠です。


小林さんちのメイドラゴン

今期の日常枠。

可愛い、無害、可愛いカンナ可愛い

関係ないですが、グーグル日本語入力タイトル打つと

小林さん茅野愛衣ドラゴン」になるので日常枠だと思います

2話のトールカンナがじゃれてるシーンの爆発がかっこよくて何度も見てしまった。


幼女戦記

悠木碧劇場の子はほんとなんでも出来ますね。

ストーリー幼女が今後神様とどう関係していくかが気になるところです。

戦闘シーンもカッコイイのでそっちも期待してる。


ACCA13区監察課

まり話題になってないような気がするけど

かなり面白いなーと思ってます

登場人物みんな怪しく、何かを隠しているようで真相が気になる。

主人公立ち位置面白く、今後どういう風に立ち回っていくかも気になる。

一気に読んじゃう系ミステリー小説って感じで好きです。


■この素晴らしき世界に祝福を!2

作画について賛否あるやつ。

個人的にはちょっと崩しすぎかと思いますが、

ストーリー自体は1期と変わらず会話にスピード感あって面白いです。

ゆんゆん可愛いゆんゆん


■ガブリールドロップアウト

主人公の素行が悪すぎるのと、サターニャへのあたりがキツすぎるので

少し見てて辛い。


うらら迷路帖

キャラ可愛いし、無害な日常系だと思うけど

もう少し占って。


南鎌倉高校女子自転車部

Bにするか迷った。

ストーリー山谷なく、主人公引っ越してきて、友達出会い

自転車出会い自転車部を作って活動していくという感じ。

可もなく不可もなしなの時間があるなら是非見てみるといいと思う。


ハンドシェイカー

OSYARE


けものフレンズ

コレ見てると逆に通ぶれる

みたいな扱いをうけてるように感じます

ストーリー自体は悪くないと思います

出て来るフレンズみんないい子ですし、謎も多く結構続きが気になる。


■OneRoom

カントク絵が嫌いな訳ではないです。

このアニメに関してもカントク絵がそのまま活かされてると思いました。

が、同時に気味悪いです。不気味の谷ではないですが、

なにか本能的にゾワゾワするので個人的に無理でした。

2017-01-26

http://anond.hatelabo.jp/20170125222346

ほかの家庭は知らないけど、うちはだめだったね>時間

暇な時間がないわけじゃないんだが、家事とか子供風呂入れの合間とかの10分~20分ほど休める時間が細切れにある感じ。でもそんな短時間じゃ読める本なんて軽く読める新書くらいだし、映画なんて2時間くらいがっつり時間作らないと見れない。

今年はスターウォーズの新作は運よく年末仕事が速く終わって滑り込みで見れたけど(至福)、「シンゴジラ」は結局劇場で見れなかったし、「君の名は」は移動中の飛行機の中であったから見ようと思ったけど始まって20分くらいで息子二人がアンパンマンの歌を合唱し始めたのでそこで打ち切って後は見てない。そんなんばっかよ。。。「アイアムアヒーロー」とか「何者」とか見たかったなー。マーベルシリーズもあれだけすきだったのに「アベンジャーズ」を最後に完全に見る機会失ったわ。

代わりといっちゃあれだが「となりのトトロ」と「カーズ」、「トイストーリーシリーズはこの2,3年でもう100回以上は見てる気がする。「トトロ」にいたっては150回はいってるかも。。。一時期家に帰ったら毎晩テレビトトロ流れててデジャブ感すごかったわ。

2017-01-24

転売問題

もう語りつくされて、「転売問題にするなら八百屋も叩けよ」とか言われちゃう例のアレ

PSVRや任天堂スイッチ転売屋に行きわたっている。

バイオのためにVRを、ゼルダの為にスイッチを、定価で買ってはいるが、なんかもうダメな気がしてきた。


これの問題は、「転売で儲けることが許せない」とかそういう事ではないんだよな。

本来遊ぶ人に行くはずだった機材が、転売屋の手元に在庫され、「価値が下がるまで放出されない」点。

市場価値が下がってるとしたら、新規追加されるか、価値がなくなるかだ。

ハード屋は新規追加が難しいだろう。

だって、それなりの数を作っているのだ。

相当数を転売屋が抑えたからと言って追加生産して、売れませんでしたでは済まない。

ソフト屋はもっと難しい。

ハード向けのソフトを作っても、実際には持ってる人が想定よりも少ないわけで、利益が出ない。

新規ソフトがでなくなる。

PSVRはだんだんと値段が下がりつつあるようだ。

まりは、転売屋が利ザヤを得られるような価格帯で売れるほどの価値だと、市場判断していない。

定価なら買ったであろう人が、転売価格を見て買うのをやめる。

だってFFDQバカ売れした時ほどの、乗り遅れることが許されない様なムーブメントではないのだから


この、「新ハード発売」⇒「転売屋が抑える」⇒「市場でマスになれない」⇒「タイトルが振るわない」⇒「負けハードになる」みたいな、売り抜けた転売屋しか得しないサイクル。

どうにか出来んもんだろうか・・・

ハード屋は売るだけ赤字なはずだからプラットフォームとして認められ、サードパーティーから金巻き上げないと、早々に撤退ちゃうんだぜ。

バイオすげぇ面白れぇんだよ。

昨今の劇場路線をやめて、きちんと原点回帰しててさ。

VR持ってる人少ないから、あん話題にならんけどさ。


養殖の様に、育つまで待てないのか。

これじゃ共倒れだろ・・・

駿以外のジブリの絵

劇場アニメコクリコ坂を見たとき、画面に強い違和感があった。

その理由は、木造の人工物と普通樹木で絵のタッチが違うことだ。

木造の家や電柱看板写真と見まがうほど緻密に書き込まれているのに、

樹木のほうは葉の茂みがまるで水彩画のようにぼんやりと描かれているのだ。

絵のタッチが異なる家と庭木が混在する街並みが度々出てくるので、気が散って仕方が無かった。

 

アリエッティも酷かった。

全体を通じて植物生命感が無く、人物と背景が調和してない。

特に最後の川下りのシーンは、岸際の草たちが完全にイミテーションだった。

駿だったらこんな無神経な画面は絶対に許さないのではないか

 

片隅は家も植物も同じタッチで描かれていて目に心地よかった。

2017-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20170121130057

「去年の8月26日に『君の名は。』という映画劇場公開したのは貴様かー!」

「違う……オレはその頃『ガールズ&パンツァー劇場版』を極上爆音上映していたんだ!」

2017-01-20

http://anond.hatelabo.jp/20170120230619

そりゃあ、何も話をしていない相手のことを悪意的に混同してしまうことは、(性格によっては)仕方ないかもしれない。

本当は見たか見てないか、感動したかしてないか特に語らずに露悪的な発言だけ残していく売り豚の匿名の短文投稿をみて、好意的想像できないのと同じように。

でも俺は、あなたが俺と同じように体験していないからこそ、最初レスで俺は観に行った上で自分が見た世界空気感を伝えた。

自分自身として面白いと思ったし、劇場にはやはり若い子らが多くて、好評な様子だったことをね。

でもそれを折角語って、読んでもらった上で混同されたままだとしたら、話を聞いてくれてなかったんだな、読み取ろうとしてくれなかったんだな、と残念な気持ちになるってものだよ。

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