「少女」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 少女とは

2016-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20161204165959

これ、アマゾンLO及びLOコミックス、あとムーグコミックスとか、ようするに「ロリ系」のエロマンガを扱わなくなったのを受けての延長上の話だよね。



なんだか悩ましい話で、俺はロリエロマンガ大好きだからネガティブ反応なんだけど、法的規制されてるわけじゃないのに販売業者が自主規制的に(多分ユーザからの指摘で)扱いをやめるのって結構つらい話な気がする。

ロリ系を買うのなんて当然ロリコンなわけであって、だからロリ系成人コンテンツに常々ついてまわる話で「なんの為に存在してるの?」「こういうのがあるから潜在的ロリコン喚起されて)ロリ犯罪が起きるんじゃないの?」ってテーゼがあって。

これは本当に、否定しがたい話なんだよね。

犯罪しない系ロリコン」の人にしてみれば、「俺は絶対実在ロリに手ぇ出したりしないから、せめて二次元欲望を満たさせてくれよ、ロリエロマンガとかでオナニーさせてくれよ」って話なんだけど、「ロリエロマンガを読んだことによって『なるほど実在ロリハイエースとかして犯せばいいんだ』って思う層」というのが存在するのかも知れない、というのは否定しがたい、不在を実証出来ない話なんだよ。



これ言うと他のセクマイの人に物凄い拒否反応されるんだけど、ロリコンってやっぱり「性的マイノリティ」なんだよね。

「いわゆる『セクマイ』」とは別物なんだけど、「性的嗜好という面において『少数者(マイノリティ)』である」というのは事実なんだよ。

性嗜好として、多数者ではないし、一般に認められがたい嗜好なのであるよ。



大多数の「ロリコン」は、「本当の正直な本音」として「チャンスさえあったら少女幼女セックスしたい」と思ってる。思ってるんだけど、「拉致誘拐略取して、強姦自主的同意なく、事実上無理矢理セックス)」とかは避けたくて、無理矢理(少女幼女を悲しませる、痛い思いをさせる、辛い思いをさせる、及び自分犯罪者になる、ということを)するくらいならオナニー我慢する、と思ってる。



世紀末荒野ならまだしも、現代社会で、先のことを考えずに「幼女少女セックスしたい・する!」と思うロリコンはごくごく少数だ、と思う。

2016-12-07

13歳ロシア人少女モデル仕事を受け来日するもギャラを支払われず借金だけ背負わされて逃げ帰る

13歳ロシア人少女モデル仕事を受け来日するもギャラを支払われず借金だけ背負わされて逃げ帰る

http://kaigai-matome.net/archives/35573912.html

アイドル(笑)も似たようなもんだろ

ってか13歳を一人で異国の地に送り込むとかやべーな

2016-12-06

The triumph of the nerds that love girls.

少女を愛するオタク勝利

2016-12-05

[]岩明均原作)・室井大資作画)「レイリ」

とき戦国

武田信玄の死後、勝頼が信長大敗した後

剣達者で死にたがりな少女がたどる運命を描く



面白い

原作岩明均ってのが絵柄、テンポその他で感じられる

作画力も申し分ない

まだはじまったばっかだけどとりあえず少女過去は語られたし、今後どうなるかが気になる

ヒストリエもも原作だけで作画誰かに任せたら・・・かいったら過激派に殺されるかな・・・

あとがき岩明均マンガ制作論とか作品に行き着いた経緯が少し語られててそれも面白かった

ぼかされまくり歴史に詳しくない人間にはなんのこっちゃって感じだったけど

岩明均が好きなら読む価値ありだわ

惜しむらくは一気読みしたいのになかなか続きがでなさそうってところかなあ・・・

なんかちょっとだけ既視感あるなと思ったらあずみだったけど、女で剣達者ってくらいしか共通点なかった

2016-12-04

日本死ねと言われたので死にます

……といって遺書を残して死にたい気分。

といっても、著名人でもない成人女性自殺などメディアで取り上げる事もないんだろうけれど。

いじめなどで子供自殺したニュースを聞いても、とりたてて悲しいとは思えないんだよね。

寧ろ十代のうちに死ねてよかったんじゃないかと思ってしまう。特に女の子場合には。

この国は子供自殺には大騒ぎするけれど、成人が自殺しても余程の例外以外気にも留めないし

いじめられる子が東大卒電通社員のような美少女だとも思えないし

結婚できない可能性も高そうだし

この国の、少女母親ではない女性に対する冷たさは異常だから

BBAと叩かれて生き続けるよりは惜しまれるうちに死ねて良かったんじゃないかと思ってしまう。

http://anond.hatelabo.jp/20161130090016

この世界の片隅にネタバレ含みます

元増田とは少し考え方が違いますが、選ばれなかった過去という話を明確に打ち出しているので、あり得たもうひとつ世界というのは重要な要素だと思います

原爆で母を失ったヨーコは母の左手を握っていたために助かりましたが、すずさんが「晴美ちゃんのことを左手で引いていたら…」と後悔する際に出てくる映像と重ねることができます。終盤にあの凄惨な親子のシーンを唐突に挿入する演出もかなり意図的ものと思います。そしてもしすずさんが左手で手をつないでいたなら、晴美は助かっていたのかもしれません。

分岐ということで考えるならば、北條周作の求婚以前に水原哲とすずさんが結ばれていたら娘が産まれ、もしかしたら親子は広島被害を受けたかもしれません。

そして、おりんさんという人もすず=りんという名前から、すずさんのもうひとつのあり得た姿だったのかもと考えられます

また、もしかしたら兄要一も南洋で生き延びてワニのお嫁さんと暮らしていたかもしれません。

それらのあり得た世界が選ばれなかったのは時代や状況のせいで、またただの偶然にすぎません。そうやって無数の可能から偶然選んだひとつの結果をどう受け止め生きるのか、ということをこの作品は語っているのだと思いました。

そして最後にヨーコという(どこかの世界ですずさんの娘だったかもしれない・もしくは晴美のような)少女がすずさん・周作夫婦出会います

昔おりんさんが西瓜の赤いところをもらったように、すずさんから海苔巻きをもらって、無数の世界が重なり合います

この結末は、海苔を巻いた望遠鏡を覗いて眠ってしまったバケモノ、亡くした右手が描いた鬼イチヤンのおかげだったのかもしれないね、と考えるのはとても素敵なことだと思います

http://b.hatena.ne.jp/entry/311000091/comment/cloq

お前は俺か!?ってレベルでその通り。俺のドリームでのセルフイメージはまさに大槍ヒロインだったし、少女騎士団アイマス本のイメージだった。あん少女になって、あんちんこに挿されたいんだ。

2016-12-03

貧困労働問題について語られる時に女性のことはナチュラル無視して、男だけの問題にしたがる人が多過ぎるし。

そして女性問題について語られる時にも、若くない独身女性ナチュラル無視され、女性はこの世に「少女」か「母親しか存在しないかのような扱いを受ける

BuzzFeedの子宮頸がんの報道批判記事

情弱なのかBuzzFeed記事に書いたコメントが反映されなかったのでここに書きます

当初『子宮頸がんワクチン 副作用はある報道を境に「問題」になった』というタイトルで書かれた記事です。現在は、『子宮頸がんワクチン副作用問題」はなぜ起きた?』にタイトル変更されています

https://www.buzzfeed.com/satoruishido/hpv?utm_term=.flEdPDxLn#.ob1qdkYmE

以下、コメントに書こうとした内容。

 

2013年3月に何があったのか。津田さんは朝日新聞の1本の記事をあげる。

 

なぜかメディアが全ての発端のような書き方になっていますが、引用されている朝日新聞記事はこれですよね?

 

はてなブックマーク - 朝日新聞デジタル子宮頸がんワクチン重い副反応 中学生、長期通学不能に - 社会

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/national/update/0308/TKY201303070493.html (元記事リンク切れなのではてなブックマークのページ)

 

引用するなら、朝日新聞のいつの記事引用したのか具体的な日付まで入れるべきです。まともなメディア自称するならば。

 

で、この朝日新聞記事2013年3月8日です。

この前日の2013年3月7日に、杉並区議会で、子宮頸がんワクチンの「摂取副反応」として重い症状がでた少女がいるとの報告がなされ、区が補償する方針を示した事実があったので、それを朝日新聞取材したものがこの記事であるわけです。引用文面は、少女母親の訴える被害内容となります

 

そうした事実を書かずして、一部分だけを抜粋して「朝日新聞の1本の記事」が子宮頸がんワクチンネガティブ報道の「契機」とするのは、はっきり言って「デマ」の元です。BuzzFeedは、少なくとも、引用した朝日新聞記事の日付と、記事前後事実タイムテーブルにして記事に追記すべきと思います

 

また、2013年3月からワクチンに関するネガティブ中立報道が激増するのは、25日に子宮頸がんワクチンによって重い副作用を訴えている子供保護者らが被害の救済を求める団体を発足して会見を開いたからでしょう。発足会見は各メディアが一斉に報じました。こうして、ネガティブ中立報道が増えるのは、「被害」を訴える側が団体組織して情報発信を強化したからであって、問題の発端や契機として「朝日新聞の一本の記事」に集約できるものではないのではないかと思います

 

もちろん、「中立」と称して、科学的根拠のない子宮頸がんワクチンネガティブを報じるのはどうか、圧倒的にポジティブ効果のほうが大きいのにネガティブ面を同等に報じるのはどうか、といった問題提起は納得します。これはマスメディアが両論報道中立姿勢をどこまで守るべきかという問題です。

2016-12-02

この世界の片隅に」はドキュメンタリーかも知れない(ネタバレなし

評判が異様に高かったので観てきました。観終えて真っ先に思ったのは「えっ、どこが面白いの?」というたくさんの疑問でした(苦笑)

このお話は、戦前そして戦中に生きた「すず」という少女物語です。すずはちょっとぼーっとしていますが、いつも笑顔を絶やしません。そんなすずは昭和19年に見初められた見知らぬ男の人のとこへ嫁いでいきます。そして、どこで会ったかも覚えていない男の人の一家と暮らすことになりました。

こう書くと戦中の「暗いお話」で、昔の風習に流され嫁いでいった「不幸なお話」のようにも思えますが、ぜんぜんそんなことはありません。むしろ、戦中を必死に生きる人たちの中で、おとぼけすずの楽しい日常が描かれていきます。この作品コメディでもあるんですよ。なにせ自分が嫁いできた家の名字も知らなければ住所も分からないのです。途中何度も笑いそうになりました。

しかし、コメディからといってもクスってなる程度でそこまで強烈なものでもありません。基本はのんびりした主人公すずの、のんびりとした日常描写です。日常系アニメとか間延びし過ぎて苦手だし、大して笑えないコメディなんて観たくもないです。のんびり主人公日常なんて、そんなの映画にされたら堪らないよ! と思う暇もなく、気づいたらあっという間に120分が終わっていました。

……あれ? 何が起きてるの?

映画館から出で最初に思った「どこが面白いの?」という感覚。にも関わらず、120分間片時も画面から目を離すこともなく、一瞬も他のことを考えもせず、映画に釘付けになった事実

これはなんだ? なんなんだ? そうだドキュメンタリーだ!

この作品に分かりやす物語性を期待すると「あれ、どこが面白いの?」という感想になってしまますが、これをドキュメンタリー視点から眺めるとガラりと評価が変わります

緻密なまでに調べ上げられた背景や情景。人物生活描写。昔のことの知識がないのに、自然と伝わってきますきっと当時の人達は本当にこうやって暮らしてたんだと。そして何より、生き生きとそこに存在するすずを初めとする登場人物たち。これは声優の演技でもあり、アニメとしての芝居の持つパワーでもあります

アニメ映画である限りすべては嘘であり、物語以前に、山も空も町並みも人物戦闘機もすべてが嘘なのです。そう全部嘘なのです。嘘なのに画面の隅々まで嘘が全くないのです。映画館座席に座り、上映が始まり終わるまでの120分。すずは本当に目の前に生きていたし、本当に瀬戸内風景がそこに映し出されていましたし、その間に戦争が始まり戦争が終わります

この圧倒的なまでのリアリティに支えられ、すずはその場に存在しているのです。

続き→http://nabe2.blog.abk.nu/0239

メテオメトセラ読了。とても良かった。

あらすじ的なもの

死神異名を持つ祖父を持つ少女・マチカはとぼけた不死身の男・レイン出会ったことにより賞金首として追われる羽目に陥った。

他方、不死の秘密を巡って謎の企業が暗躍し始める。

過去全ての転生記憶を持つライバル・ユカは、企業を操りレインとの再開を破滅的願望とともに待ち望んだ。

マチカはレインへの淡い思いに気づき、一度は別れた彼と出会うために企業ビルへと忍び込む。



感想

最初感想はノリが古臭い王道すぎる展開と不満たらたらでした。というよりも王道路線は話が進行してもさほど変わりません。

ドライブし始めるのは4~5巻からで、助走が3巻。そこまでにキャラの肉付けと設定が明かされます

さらに6巻以降はそれぞれの足りない部分を補う話として舵が切られ、終盤にはそれぞれが幸せになるために回収が行われます

なんだか普通物語のように聞こえるかもしれませんが、実際普通の話です。

アップテンポアクションシーンが多彩ですが、その割に暖かく穏やかな雰囲気が流れており、基本はキャラ漫画であることがわかります

基本構造は今ではそれほど見なくなった二元構造で、彼と彼女敵対勢力と味方の駆け引き、守るもの守られるもの、という一対一の関係性がメインです。

からさまなオマージュちょっとひどいレベル散見され、何が何か見てすぐに分かるレベルでたくさん真似ています



こう書くと酷評ですが、駄目な作品かといえばそうではありません。

人と人とが足りないものを持ち寄って信じて補い合う話、という意味では完全に成功していると思います

これだけ動きのある内容で読後感がほっこりしている、という漫画もあまりない気がしました。

一部を除いて極悪人がいても許されている感じも作者のやさしい哲学を反映していていい。

ベテランのはずですがローテンションではなく、作品通して情熱純粋性と人間に対する飽くなき信心があることが伝わります

シーン展開や人との再開など見れば見るほど既視感の塊であるにもかかわらず、むしろそれが和むという感じです。

この秘密古典的スラップスティック形式を必ず入れてくるからでしょうし、キャラの心情を大切にしているからかもしれません。

それゆえに作者のキャラ愛が先走ってモノローグコマ進行を止めている、と感じられる箇所が数か所ありました。

絵は1巻と最終巻ではかなり違い、時代に寄せてきていますクリーチャー描写が急に古くなったりと多少違和感もありますが。

疲れて擦り切れてしまった人におすすめできます。信じあう人間愛の物語です。



メモ

・それぞれが足りないものを埋める物語

・マチカは得たものを失わないために。

・ユカは感じられない愛を得るために。

・シャレムは本当の愛を与えるために。

2016-12-01

久美子に憧れるあすかと“ユーフォっぽさ” - TVアニメ響け!ユーフォニアム2』#9

#9観た。一期から伏線である田中あすかの瞳に世界はどう映ってるのか、彼女本音は何なのかというところに一応の決着がつく回だった。手放しで絶賛するほどではないものの、けっこう興味深いところもあったので書く。

 

田中あすかとは何だったのか

一言でいうと嘘つき。もうちょっと言うと過干渉を嫌い、それを笑顔ジョークによって躱す処世術は身につけたもの本音が外に漏れるぐらいまで一杯一杯になってる普通女の子だった。

「あの人のこと嫌いってわけじゃないの」

(中略)

「嫌いじゃないって言いましたけど、嫌いなんですよね、お母さんのこと」

あすかと久美子のやり取り。嘘を即座に看破され、その後もっともらしい言い訳を述べるが、内心は母親をそうとう嫌悪しており、それを体のいい言葉で取り繕っている――ということは直前の香織とのやり取りを見ても明らかだ。

https://i.gyazo.com/cce45435ce91ef4c1afafb65ed403306.png

https://i.gyazo.com/c73ef75ed14157800b37d979b5fa2c4a.png

この過干渉に対する露骨嫌悪は、パターナリスティック母親を想起してのものだろう。しかし香織が顔を上げるや笑顔になり、別れを見送りつつ「カワイイでしょ、香織って」と久美子に語りかける。直前の表情からすれば「ウザいでしょ、香織って」とでも言いそうなものなのにそう口にすることはない(みぞのぞの結末を目撃した我々は、一見すると仲の良い友人であってもそこに温度差があることはすでに承知しているはずだ)。

こういった本心とは裏腹なことを言う姿は他でも確認できる。

「もしかしたらあたし、あの曲を黄前ちゃんに否定してほしいのかもしれないな……。コテパンにしてほしいのかも……」

父親から贈られた曲を否定してほしいのかもと言いつつ、実際に思ってるのはその逆だ。ということは吹く前に「……本当に聴きたいと思ってる?」と不安げに確かめるところから察することができる。

そもそも久美子を家に呼んだのは、私利私欲に走った自分の苦しい胸の裡を誰かに話したかたからだ。そこからあすか特別なんかじゃなく、弱いところも持った普通少女だということが判る。

しろ特別なのはそんなあすかがハッとすることを折に触れて言う久美子のほうだ。

 

黄前久美子という特異点

特別あすか麗奈に比べれば普通といっていい久美子は、しかし実際のところ作中における特異点だ。それは1期から麗奈によってしばしば語られてきており、今話でも強く指摘された。

「久美子ってなんか引っかかるの。普通のフリしてどっか見透かされてるような、気づいてなさそうで気づいてるような……」

「なにそれ……」

「そして、いちばん痛いときポロッと言葉になって出てくる。……『本気で、全国行けると思ってたの?』」

「あれは……、あの時は……」

「だからなんか引っかかる。ギュッと捕まえてその皮はがしてやるって」

あすか先輩も……?」

「判らないけど」

あすかにも府大会の直前に「今日最後じゃないですよ。わたしたちは全国に行くんですから」と言って意味深笑顔を浮かべさせたり、「嫌いじゃないって言いましたけど、嫌いなんですよね、お母さんのこと」とか「あすか先輩がいつもと違うんですよ」などと言ってハッとさせる。

これは久美子の失言王(http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%A4%B1%E8%A8%80%E7%8E%8B)というキャラと密接に結びついている。1期の開幕では「本気で、全国行けると思ってたの?」と言って麗奈に睨まれ、吹部の新歓を聴いては「ダメだこりゃ……」と零し葉月に聞き咎められる。いずれも“失言キャラ”というキャラ立ての一環であると同時に、本人の意図によらないところであっても本質を思わず突いてしまうという側面にもなっている。そしてそれは1期#8で結実し、今話においてより大きな伏線の回収という形を描いた。思わず「おおう」と唸るところだ。

 

久美子に対するあすかの憧れ

「……本当に聴きたいと思ってる?」

はい!」

「ふふっ。黄前ちゃんはほんと、ユーフォっぽいね

「?」

「私、自分のことユーフォっぽくないってずっと思ってたんだ。だから黄前ちゃん見たときびっくりしたの。こんな……こんなにユーフォっぽい子がいるんだって

「……褒めてます?」

「褒めてるよ。だからからな、話きいてほしいって思ったのは」

ここであすかが吹いたのは父親から贈られたユーフォソロ曲だ。ユーフォだけで構成された、独りで吹ける、あすかのためだけの曲。ただ本質的ユーフォソロ向きの楽器ではないし、吹奏楽においてもペットのような花形にはなりえない。オーケストラにおけるチェロになぞらえられるように、オブリガードや伴奏などで曲に深みを与えるところで活躍する。ユーフォ集団の中でこそ輝ける楽器なのだ

久美子は楽器を習い始めた当初からユーフォ吹奏楽の一部分として捉え、楽しんできた。集団の中にあることを疑わず、まっすぐ素直に受け容れてきた。

あすかにとってユーフォ父親自分をつなぐ唯一の存在だ。みぞれにとってのオーボエのように大切な誰かとつながる唯一無二の手段。だから「私は遊びでやってるわけじゃない。独りで吹ければそれでいい」とさえ言う。そんなあすかにとって父親から贈られた曲は心の支えだったろう。だけどそれは同時に、父親に囚われているということでもある。あすか母親だけじゃなく父親からも囚われている。そんなずっと独りで吹いてきたあすかが久美子に聴いてもらうために吹くということは、大げさな言い方をすれば初めて誰かに聴いてもらうために吹いたと言えるのかもしれない。

https://i.gyazo.com/d7feee576db6903d3c5c9e15d8b3f22f.png

卒業するときあすかは久美子に父親ノートを託す(2期#1冒頭)。それは父親審査員を務める全国大会を経て完全にその呪縛から解き放たれたことを意味するのだろう。残る4話のうちにそこに至るまでのあれやこれやが画面いっぱいに描かれるはず。そう思うと終局に向けて動き出した『ユーフォ2』からますます目が離せない。

 

ユーフォ感想一覧

2016-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20161130090016

・毎回にお笑いオチにくるのは巻末目次後の掲載(「"巻末ほのぼのマンガ"というくくりで、」(ユリイカ2016年11月号P35、こうの))だった為。

妊娠騒動は、栄養不足と環境変化による月経不順とのこと(原作中巻P38。また同頁脚注にて「『戦時下月経症候群』は、勤労動員された女子に多く、ちょっとした社会問題だったようです。」とのこと)。

・この件(妊娠騒動)は19年9月、原爆投下は20年8月、あの少女がすずの産んだ子供だとしたらまだ乳飲み子でなければおかしい。最遅で少女出会ったのが21年1月でいずれにせよまだ乳飲み子であったはず。

この無数に重なり合う世界の片隅に。

終盤唐突差しまれる、被爆したとおぼしき、右手がずたずたになって、左手少女と繋いで焼け野原を歩く女性



これは、すずだ、と。

これは、本当の、すずだ。

すずさんは、広島で、子供かばって、被爆したのだ。



普通に、当然のように、そう思った。



始めに言っておくんだけど、多分こういう解釈はあちこちで出てて、多分「原作読めば分かるけど、それはこうだよ」って否定されてると思う。実際、原作を読めばそれだけで氷解する、阿呆みたいな、とんちんかんな、暴走妄想なのだと思う。

別にそれでいい。

ただの、原作未読で、映画も一回しか見てない僕のモウソウだ。「トトロで、サツキとメイは実は死んでました」のたぐいの話だ。



ただ、僕には、そう見えてしまった、ということをメモっておきたかった。



終盤に唐突に現れる、焼け野原を歩く女性は、すずだ、と思った。

本当のすず。

現実のすず。

今、そうであるすず。



じゃあ今までのは全部夢だったのかな。すずの妄想だったのかな。彼女はとても夢見がちで、どこかぼんやりしているのだ。



でも、思い返すと、すずが妊娠したんじゃないか?ってなった時、医者から出てくる様子が映されたのみで、どうなったか結論が何も出てこない。

勘違いだったのか?

食べ過ぎとかか?

生理不順か?

それとも……流産した?



それは、劇中では語られてない。まるで、触れてはいけないことのように、一切触れられない。



世界はこの時、分岐していたのではないか



流産した世界と。



無事に月を重ね、広島に帰って出産し、育て、そして……そして原爆に遭い、子供かばい、右手を失い、ほどなく死に、ウジに、ハエたかられる世界と。



たとえば、お義父さんがすずと晴美を米軍機の銃撃からかばったあとに、ばったり倒れたまま起き上がらないシーンがある。直後、徹夜してたために爆睡しちゃったのだ、と笑い話になる。

たとえば、すずが海と軍艦を絵に描いてると、憲兵に目をつけられ、手帳は取り上げられ、家まで押しかけられて家族皆が詰問される。直後、このすずさんが間諜って、そんなあほな!と笑い話になる。



シリアスになると、直後にお笑いオチになる。



本当の未来は違ったのではないか。あの時、お義父さんは米軍機の銃撃で死んでいたのではないか憲兵に目をつけられたすずは、そのまま連行拷問の末、獄死したのではないか



そうなった未来をすずは、棄却し、そうでない未来選択し直していたのではないか



どうやって?

そりゃあ、右手で。

すずの想像力の源、生きる力、癒やしの力、生み出す力で。



から、晴美の事故を、やり直せなかった。一緒に右手を失ったから。もう、左手でいがんだ世界しか描けなくなったから。



から原爆も。



でも、じゃあ、あれは、一体なんなのか。原爆焼け野原で、「本当のすず」が連れていた少女は。その子と「すず」が出会い、引き取るのは。



どうともしようがない。合理的な上手い説明など思いつかない。ただ、いくつか思うのは、もう世界線というか、時空は入り乱れてるように思う。原爆エネルギーなのか、なんなのか。



すずは幻想右手を取り戻して、いがんだ左手風景は消えて、そして鬼いちゃんは南方で毛むくじゃらの化物になり、ワニの嫁さんをもらって、過去の人さらいとなって、すずと周作を出会わせる。

貧しい生家から裕福な家に奉公に出され、奉公から出奔し、草津の家で座敷童になり、遊郭に拾われ、遊女となった、(そして「今」は空襲で死んでしまった)ひとりぼっちのりんの隣に、すずの幻想右手は、自分の姿を描き入れる。



ならば、もうひとつ世界の流れの、原爆惨禍に遭ったすずは、そうならなかった世界の流れのすずに、自分の娘を託すぐらいの事は出来たのではないだろうか、と僕は思うんだ。



その程度の奇跡は、起こせてもいいんじゃないかと思うんだ。

2016-11-29

南国住み。

気がつくと雨期が終わりの気配を見せている。

 


焦点が、

激しい夕立のなか、とびきり可愛い少女Tシャツを脱ぎ捨てて、この辺りでは珍しい色白の肌を晒し、セミロングの髪が泥水に浸かるのも厭わず、私のために逆立ちをしたりタイルの上をスライディングしたりして、どう見ても1学齢くらいにしか見えないけど質問すると4学齢と応えるその限りなく直線に近い曲線を見ることができるのもしばらくおあずけかぁ、いや、今は何の変化も訪れていないそれを来年の雨期も見せてくれるのか、いやいや、いったい何歳までこの路線で行くのだろうか、 というところにシフトしてきていて、2,3回死ねばいいと自分でも思う。死んで生き返らなければいい。  

 

 

2016-11-28

海外ミステリ入門者だけど、次の一冊を教えてほしい

最近海外ミステリーを読み始めたのだけれど、面白いね。なので、お詳しい方々、おすすめ教えてください。

国内だと宮部みゆきとか伊坂幸太郎とか好き。東野圭吾米沢穂信はダメでした。

最近読んだやつの個人的評価を一応下に載せておきます

◆めちゃくちゃ面白かった

R・D・ウィングフィールドクリスマスのフロスト』

ロバート・マキャモン少年時代

ロアルド・ダールあなたに似た人』

ドン・ウィンズロウ『犬の力』

ダシール・ハメット『赤い収穫』

ジェームズエルロイLAコンフィデンシャル

面白かった

トム・ロブ・スミスチャイルド44

スコット・トゥロー推定無罪

ドン・ウィンズロウストリートキッズ

ドナルド・D・ウェストレイクホットロック

ジェフリー・ディーヴァーボーンコレクター

タンリィ・エリン特別料理

ケン・グリムウッド『リプレイ

◆まあまあ

ウイリアム・デアンドリア『ホッグ連続殺人

アガサ・クリスティそして誰もいなくなった

デニス・ルヘインミスティック・リバー

ビットゴードン『二流小説家

ピエールルメートル『その女アレックス

キャロル・オコンネルクリスマス少女は還る』

ジャックカーリー『百番目の男』

コーネル・ウールリッチ『喪服のランデブー

自分には合わなかった

トマス・ハリス羊たちの沈黙

パトリシアコーンウエル『検死官』

スチュワートウッズ警察署長

ロバート・パーカー『初秋』

ウンベルト・エーコ薔薇の名前

サラ・ウォーターズ『半身』

ミネット・ウォルターズ『女彫刻家

P・D・ジェイムズ『女に向かない職業

http://anond.hatelabo.jp/20161128091159

えーっと数理論理学知らないんで別の表現でお願いできませんかね。

頭の良い人はわかりやす説明できるもんです。



それとさ、やっぱあんたちがうよね。

そもそもAの意見に対して一部の定義だけ指摘して突っ込んでんだから

意見対立じゃなくそもそも意図をくんで突っ込んでないの。噛み合ってないのよ。

意図を組んで元増田残酷魔法少女モノがいやだ、という意見に対してものをいうならわからんでもない。

ところがid:masara092は突っ込む際にBを持ち出して区分のことを言ってて、これは全然意味ないのね。

まり元増田の述べる二元の質の違いを区分の違いに変換して重箱つついてるだけ。

質の違いがない記号に代入すれば対立に変換できるとか、そういう強引なこと言っても無駄だよ。



id:masara092 魔法少女魔女魔法使いの違い。昔ながらの変身魔法物は大人になるための魔法で、魔法少女少女であるための魔法。似てるようで全く別物。

あいっぱい星ついてるけど、これ重箱なんで。

元増田は性の話を消してるけど、詭弁気味に自分ブログで性の重要性を問うている。

これは普通に考えて大人への道程なので処女性が引き立つとかそういうことじゃない。

そこで初めてid:masara092ツッコミが出てくるわけだけど、今度は全く元増田の鬱展開と関係ないよね。

魔法少女なんてもういいですから。』ともあんまり関係がない。やっぱお前はずれてると思うよ。

ちなみに俺が一直線の文脈と言った話はここまで限定ちゃう意味は無いよね。

魔法少女魔女っ子が違う」「魔女っ子含めた文脈元増田にある」ではやっぱり意見が食い違ってくる。

反省点があるならそこだけじゃない?

別に俺の方は元増田の話と大きく逸脱してないし、092のツッコミがズレてんのは変わりがないし。



ちょっとソースが遠いので再掲載

http://anond.hatelabo.jp/20161125191537#NoTree

2016-11-27

萌豚から見るユーリ on ICE

僕は、アイマスをこよなく愛する萌豚である

765では千早、346では卯月と珠美と藍子が好きだ。

アニマス春香千早関係性がすごく好きである



そんな僕が今期見ていて好きなアニメ響け!ユーフォニアム2ユーリ on ICEである

この2作品はなんか見ててよく似てるなとおもう。

ユーフォだと真剣吹奏楽に取り組む少女たちが描かれ、百合っぽい描写がある。

ユーリだと真剣フィギュアスケートに取り組む少年たちが描かれ、BLっぽい描写がある。



でもなんか同性同士の絆みたいなものがいいなって感じられるのである

ユーフォだと前期の8話が好きだ。

麗奈と久美子が祭り喧騒から離れた山の上で2人だけの話をする場面。

あれは画面が綺麗すぎたのも相まって、釘付けになった。



ユーリの話をしようと思う。

そういえば斬新だなと思った点が、勝生勇利がもう世界レベルトップ選手だということ。

メンタル豆腐で自信が持てずにパッとしなかった彼が、コーチとの出会いでどんどん内面が引きずりだされてるのが面白い

ユーリ7話で良い演技をした主人公・勇利と喜ぶコーチヴィクトルキスしたのかハグかの判断視聴者に委ねるようなシーンがあった。

僕はあのシーンをホモくせえと思うことは意外にもなかった。

それは彼らが努力したことを視聴者として知っていると同時に、あれを喜びを表す手段として見ていたからだと思う。

から、グッときしまった。



ユーリ男子フィギュアでよかったなと思っていた。

だって女子フィギュアだったら多分違うところに目線がいくから

純粋フィギュアものとして楽しめたか微妙なのである

煩悩に基づく意見で非常に申し訳ない限りだが、、

でもそんなことはないのかもしれないと最近思った。

僕はユーフォを見ても、登場人物エロいとかそういう視点で見てないことに気づいた。(水着回以外)



ただ一生懸命に何かを求める、あがき続ける。

それこそが2作品共通した美しさ、なのだと思う。



ちなみにユーリで好きなキャラクター最後に書きたい。

・ピチットくん(タイ)…僕はずっと信じてたけどね!と真っ直ぐいいきって実現するところにしびれた。SNS狂で現代っ子ぽいのに正統派の爽やかさがある。見てて気持ちいいというか、清涼剤。

・グァンホンくん(中国)…ただただかわいかった。ぬいぐるみのシーンにやられた。内面は意外と男らしいのも好印象。そういえば公式サイトに「夢はハリウッドセレブ」と書いてた。人は見た目によらない笑

・南くん…スケート演技がキャラクターを表してて好き。勇利を崇拝するだけじゃなく、真っ直ぐに意見を言ったのがよかった。



書き出したけど、目がくりくりで、真っ直ぐでかわいいキャラクターに弱いみたいだ笑

あと共通してるのは比較的低い身長か?

見ていて応援したくなるキャラクター自分は好きなんだと思う。

から多分、駆け出しアイドルから始まるアイマスにも惹かれたのだと思う。

2016-11-26

それが正しいか間違ってるかはともかく

今のオタクの中に悪趣味リョナ暴力ものや、悲惨境遇にあるいたいけな少女が描かれた作品を好んで消費している層が多いのは事実

それが正しいか間違ってるかはともかくね

謎の組織存在から殺し合いを強制されているだけでこの平和に見える日本だって生きることは戦いだよ。

「響け!!ユーフォニアム2」「聲の形」「ViVid Strike!

最近の人気作だって毒親機能不戦家族にやたら卑屈な子供いじめストリートチルドレン

エンターテインメントってのは浮気されたり難病になったり、借金で大変な目に遭ったり、戦争家族が葉なら離れになったり不謹慎ものだよ。

少女からダメ女性からだめ、中年男が死ぬ話なら問題なしって元増田差別偏見が酷いね

http://anond.hatelabo.jp/20161125191537

10代のうら若き乙女が性の喜びを知る前に」

可愛いキャラスマフォソシャゲーで魔法少女候補者募集たかローティーンハイティーン少女比較的多かったけどちゃんと既婚者のプレイヤーから魔法少女になったキャラもおるやろ

偶々だよ、偶々

http://anond.hatelabo.jp/20161125191537

http://anond.hatelabo.jp/20161125102758

キッズアニメじゃなくて少年アニメでは?

少年向けは「息子(主人公)が父を乗り越える」が主テーマの一つである事が多いので

父親最初から死んでたり序盤で死んだり行方不明だったりにするのが定石

父親が乗り越える価値もないようなヘタレだったら話にならないし、

目標たりえる偉大な父がいつまでも身近にいたら乗り越えられないからね

(そういうキャラが実父ではなく父親的な立場他人、という設定の場合も多いが

その場合も実父がいたらキャラが被るので出てこない)



少女向けの場合はそもそも少女は父に興味がないので出てこない事が多い

アニメ場合男性製作者の自己投影っぽいのが出て来る事もあるが、漫画だと大抵作者が女性なせいかスルーされる印象

あさりちゃんに触れてる人がブコメにいるけど、あれの父親原作では全然存在感がないのに

アニメでは話が変えられて「立派な父」扱いにされてた事があった気がする)

性向けだと家族アニメが多く父親存在感あるのが普通

2016-11-25

http://anond.hatelabo.jp/20161125191537

id:masara092 魔法少女魔女魔法使いの違い。昔ながらの変身魔法物は大人になるための魔法で、魔法少女少女であるための魔法。似てるようで全く別物。

メルモもクリィーミーマミまどマギも、変身魔法少女を語る上では同じ一直線上に並べることができると思うけど。

この人重箱の隅つつきながら的はずれなこと度々いうね。

こうの史代の良さも分からはてブ原爆祈念館もムカつくという愚痴


見ても読んでもいない奴の雑多な愚痴自分語りなので
お好きな方と良識的な方はそっ閉じしてください。


縄と蟹の次に出たあれの周りの話をする。戦車でもなく。
まず原作者の話をする。それから反応と原爆の話。

一応こうの史代は読んだんだよ。「夕凪の町 桜の国」って本だけ。
良いには良いんだろうけど、あれ言うほどすごいか
マンガ全然読まない人生だったから正直わからん

あれなんで登場人物を上から写すコマが多いの?
「町の中で生きている一個人であることを強調するため?
だとしてもあれほど多用されるとかえって作品世界に入りづらかった。
一度同一化させた上で俯瞰を使うと逆に受け手が引き込まれる、というのは分かる。
でも同一化できないまま俯瞰連打だと本当に他人事しか見えない。

「桜の国」の回想で字や細く薄くなる部分も、
回想であることを視覚的に表現しているんだとしても
描写の細かさが普段コマと変わらないから単に見づらくしただけに見える。
トイカメラトイカメラ風加工アプリの違いっていうのかな。
それぐらい回想が鮮明な記憶だったから?だとしてもギャップは付けないと伝わらなくない?

すごいがんばって勉強して書いたんだなあとは思うけど
マンガとしてあれがめちゃくちゃすごいとは思えなかった。
もっと手塚治虫とか読めばすごさが分かるのかな。
別のコマ伏線がどうとか時代考証がどうとか言われてもだからどうしたとしか思えない。
何が描かれてるかじゃなくて、どう描かれているかの話が俺には大事だ。

つか、同時に借りた高野文子絶対安全剃刀」の方がすごかった。
バカな俺でもすごさが分かった。観音様のやつヤバい。なにあの出だし。
おばあちゃん閉じこめたシーンとかも実に恐ろしかった。
こういうこと書くと高野文子ファン迷惑だろうけど。

んで、こういうこと書くと
感性の違いなのかな^^;」
「歳を取ったらわかってくることもあります(笑)
みたいなマウンティングゴリラズが出てくるわけじゃないですか。
そりゃあ信者死ねになるでしょう。
説明する気もなく「わかってる俺たちすごいな!」「流石だな兄者!」の内輪ネタ踏み台にするだけなんですから
この構図を作られると作者が一番不憫でしょう。


でだ。
こないだクラウドファイティングがどうとかい記事あがってたわけだ。
公開前の「宣伝が少ないのは情報操作!!!」もバカじゃねえのと思ってたけど。

「まるで理解できない感性。」
増田はもう見なくてもいい。その分俺がいくから。」
繊細チンピラって無敵だよね」
現実感テーマでもある作品現実感否定するって何見てたのよ」
自分エンドロールに載せてほしかったのかな」

こういう「すばらしい作品は骨の髄まで全肯定して崇め奉れ」とわめくボケナスどもは
作品それ自体に対しても有害だって気づかないもんかね?

そもそもクラウドファンディングなんて内輪ネタの延長線上だから気持ち悪いに決まってんだよ。
誰がどんな作品でそれをやろうと乗っかれなければ「くっさ」としか思えない。
それでも名作だったら、つまり運良く内輪に入れた人たちなら、それはとても気持ちいいだろう。

上にあげたクソボケブコメ群は「内輪ネタへの抵抗感」自体全否定している。
この作品が良いと思った人は出資者出資者への感謝を込めたスタッフロール内輪ネタまでかみしめなければならない、
というファシズムじみた押しつけが発生している。
映画は名作だった、でもクラウドファウンディングのノリにはついていけなかった」
こういう感想があっても良いだろ。
というか、そうでなきゃ作品それ自体評価できたことにならないだろうが!

つーかこのクラウドファンディングで作るって手法
作品制作者をきちんと切り分けて読解するのには向いてないと思うんだよ。
作る前から情をかきあつめたり、作品の外側でストーリーを作ったり。
監督渡航だってファンディスクというかボーナスステージみたいなもんじゃね?
本来作れなかった作品がこうして生まれるのは良いことだけど、
作品それ自体がきちんと読解しにくくなるっていうのは善し悪しなんじゃないかな。
まぁネタ原爆だったり元プリンスさんみたいなことになってる人だったりで
最初から作品の外側にストーリー盛るマンマンだった恐れもあるけど。ねえか。ないと信じたい。


そういえば、原爆関連の小説を書いた林京子に関して中上健次が「原爆ファシズム」という言葉を出していた。
あれはどうも中上と林が同人関係だかで知り合いだったからこそ言えた話らしくて
身内でのゆるいツッコミだったらしいけど。

今回のアレもそのパターンに見えて仕方がないんだよ。
悪いけど俺ボンクラこうの史代の良さがわからいから。

ここで一段落自分語りを挟むから流してくれ。
関東住みだけど原爆祈念館には数年前行ってきたんだ。
思ったのは、恐怖の力で反戦を訴えても別の恐怖に上書きされるだけだってこと。
なんでわざわざ部屋暗くしてお化け屋敷みたいなライトアップする必要あるの?
正しいことを伝えるためなら手段は選ばなくてもいいってことか?違うだろ。
沖縄ひめゆり防空壕の語り部も同じ理由反吐が出る。
大事ものこそ恐怖を使って教えるなよ。地道な理屈を通すべきなんだ。

もちろん「夕凪〜」はそうではなかったし、きっと「この世界〜」もそうなのだろう。
そういうスタンス応援したい。原作者監督も主演女優も。
でもそれを受け取る側が「正しいことを正しく言っているからすごい」だと
結局原爆ファシズム作ったのと同じ消費形態なっちゃうんじゃねえの?

何にしてもそうだけど「感動リテラシー」ってやつを身につけなきゃダメなんだよ。
強く感情を動かす何かが本当はどうであるかを見極める能力、っていうのかな。
ゲーセン少女SS覚えてるか?
あいものネタとして楽しみつつ深入りしない距離感
あるいはああいものに蹴りを入れてもかまわない、
とにかく内容や思想技術を切り分けて考えるリテラシーが一番必要なんだ。

というわけで、誰かマンガとして、映画として評価してくれ。
いい感じの解説あったらよろしく。ネタバレはむしろ大歓迎です。

しかしまあ、作品を作るって大変だよね。
こうやって見てもいない奴にウンコぶつけられたりするんだから
そこはごめんなさい。

2016-11-24

いま昔の宇多田ヒカルMVとかをみる

と、めちゃくちゃ「少女」だと感じる。

子供だった頃に見ていた彼女は、カッコいいお姉さんのカテゴリーだった。

大人になってみてみると、才能溢れる少女が、その才能を溢れさせている姿であると目に映る。

からまりにも身近に馴染みすぎていたので、登場が衝撃だったというおじさんたちの言葉にはピンときていなかったけれど、年をとったいまはちょっとだけ分かる気がする。